この日は12月とは思えない暖かさで、幾分釣り座の確保が難しくなるかもしれない…という予想から、午前3時頃から釣りを始めました。
釣りを開始します。気温11度、天候は晴れ、風は無風、海水温は16度です。完全なベタ凪でフィッシュイーターの気配はありません。寒くもなく12月の半ばとは思えない陽気です。釣り人は幾分多めで釣り座は埋まっていませんが、車の駐車スペースがない感じです。日の出辺りまでやってみます。 pic.twitter.com/rtAIPsNYfb
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ポストにもありますが、風がないことも相まって気温が11度と、とても12月とは思えない陽気で年末がすぐそこまできていることを忘れてしまうほど寒さを感じませんでした。
ベタ凪の海面には、恐らくトウゴロウイワシと思われる魚が作る波紋がいくつも出来ており、フィッシュイーターの気配はありませんでした。
車から釣り道具を降ろし始めると、早速釣りのお供達がやって来ました。
準備中からご覧の感じです。w pic.twitter.com/M9cDFZIfq3
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続々と集結し無言の圧を掛けられます。w
続々と集結してきました。w pic.twitter.com/2ATytUFYin
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釣りを開始すると、既に四方を囲まれていました。w
とうとう囲まれました。w pic.twitter.com/biXs3J0wPk
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そして、釣りを開始し最初に魚が釣れた時の今シーズンの決め台詞「ネンブツダイからスタートです」…ではなく、この日は最初に釣れた魚はカタクチイワシ(シコイワシ)でした。
もうネンブツダイ以外の魚からのスタートは、いつぶりか忘れてしまいましたが、今日はカタクチイワシからスタートです。 pic.twitter.com/q9fjKdtlJJ
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ベタ凪の北条湾内の海面に、無数の波紋を作っているのは、トウゴロウイワシではなくカタクチイワシでした。
カタクチイワシに混じり、トウゴロウイワシも釣れ始めます。
トウゴロウイワシがきました。 pic.twitter.com/n8BvyXRr3r
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この時点で、釣りを開始して20分ほど経過しており、今シーズンの流れからいきますと、釣りを始めて20分の間に1匹もネンブツダイが釣れない…こんなことは今シーズンはなく、「何かがおかしいぞ…」と思い始めます。
そしてカタクチイワシが入れ食いに近い状態になっていきます。
ネンブツダイが全く釣れず、カタクチイワシが入れ食いに近いです。 pic.twitter.com/MG1yTEBYl5
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釣りのお供達も、似非イワシのトウゴロウイワシではなく、一応本物のイワシであるカタクチイワシの味を覚えてしまったので、今後はトウゴロウイワシ、ネンブツダイは食べてくれないかもしれません。
この日は北条湾の釣りのお供大集結で、北条湾のボス「チャップリン※」も登場します。
※鼻先にチャップリンのヒゲのような模様があるので勝手に命名しました。w
ボスも登場です。w pic.twitter.com/vdjvw4MlR0
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チャップリンが登場した時点で、釣りを開始して1時間半ほど経過していましたが、1匹もネンブツダイが釣れません。
トウゴロウイワシもカタクチイワシの勢力に押されるかの如く、圧倒的にカタクチイワシが釣れ続けます。
カタクチイワシは、イワシ御三家※の中で最も低い海水の温度に耐えられ、トウゴロウイワシもカタクチイワシと同程度の海水の温度に耐えられます。
※マイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシ
近年、冬場の北条湾にはカタクチイワシとトウゴロウイワシの群れが長期に渡り居付いていることが多く、この群れを追って各フィッシュイーターがやって来ることが多いです。
結果としてこの日は1匹も釣れなかったネンブツダイですが、この日の海水の温度は16度でした。
ネンブツダイは海水の温度が下がって来ると、水深がある程度深い(10m程度)砂地の藻場や岩礁地帯の海底に移動し群れを形成します。
冬場は岸近くから深場に移動する魚なんですが、16度という海水の温度は微妙で、水温の影響で深場に移動したのか、可能性としては低いですが、ネンブツダイを主に狙うフィッシュイーターがいて、ネンブツダイだけ釣れなかったのか…この辺が微妙なところです。
次回釣りをしてみて、この日と同じくネンブツダイが釣れないのであれば、群れが深場に移動し恐らく来年の春以降、海水の温度が上がってくる頃までは釣れないと思われます。
次回の釣行で、再びネンブツダイが釣れるようであれば、フィッシュイーターの種類は分かりませんがネンブツダイを狙って襲うフィッシュイーターがいたと見て良いと思います。
今シーズンは何度まで海水の温度が下がるか分かりませんが、一つのターニングポイントは海水の温度が14度以下、確実なのが12度以下まで下がると、トウゴロウイワシもカタクチイワシも北条湾から離れてしまう可能性が高く、こうなってしまうと当然フィッシュイーター達もやってこないので、何も釣れない釣り場になってしまう…ということも有り得ます。
去年の今頃は、改めて振り返っても、良く釣れない釣りに行っていたな…と自分でも関心してしまうくらいまともな魚が釣れませんでした。
■2022年12月の釣行記事
しかし、ネンブツダイは釣れているんです。
この日ネンブツダイが釣れないことに違和感を覚えたのは、ネンブツダイが深場に移動する要素がない…ということでした。
海水の温度もそこまで低くない…
ネンブツダイのエサとなるプランクトンもいる…
今シーズンは、ネンブツダイを活餌に泳がせておくと、例年では活餌のネンブツダイが力尽き、アカエイの餌食になる以外はほとんどネンブツダイが襲われることがありませんでしたが、かなりの確率でネンブツダイがアバウトに齧られることが多発しています。
そこで、上記の可能性は低いですが、ネンブツダイを集中的に狙うフィッシュイーターが存在するのではないか…こういう一抹の思いがずっとありました。
ただ、ネンブツダイが齧られることがあっても、1匹も釣れなかった…ということもなく、この日はネンブツダイが1匹も釣れなかったので、群れが移動したのではないか…こういう思いも捨て切れません。
次回の釣行では、この辺はしっかり確認して来ようと思っています。
チャップリン登場から更に40分ほど経過し、ウルメイワシがヒットします。
ウルメイワシがきました。 pic.twitter.com/PYTVdiaPBp
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久しぶりに良型のメバルもヒットします。
メバルがきました。 pic.twitter.com/0wHJnLvysG
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続けてカタボシイワシもヒットします。
カタボシイワシがきました。 pic.twitter.com/isW7eeyzRo
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カタボシイワシに関しては、比較的暖かい海水を好みますので、尚更ネンブツダイが北条湾から離れた…ということに疑問が残ります。
この日は終始カタクチイワシは好調でしたが、出来ることなら我が家の兄妹猫にもカタクチイワシを食べさせてあげたい…トウゴロウイワシ優先で釣りのお供達にお裾分けをしますが…
そんな似非イワシは要らん…と拒否され、釣りのお供が多過ぎて完全に釣りの邪魔になっていましたが、とうとうコマセまで食べられる始末です。
この子はコマセが好きなんです。w pic.twitter.com/mtaRq3b2fY
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釣りのお供達も中々寝床へ帰らず、この日は釣ったカタクチイワシの下手をすれば3/2は釣りのお供達の胃袋に収まりました。w
北条湾のボス、チャップリンです。全体的にデカいんですが、ケツが特にデカくプリプリしてて可愛いんです。w pic.twitter.com/CLsMGUpHAW
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カタクチイワシも良く釣れ、釣りのお供の5匹の猫達と戯れながら、風も無く終始ベタ凪の海面に小魚が作る波紋が出来、派手なナブラを作るフィッシュイーターも姿を現わすこともなく、何とも平穏、平和な空気が流れており、明け方にビール片手に穏やかな時間を過ごすことが出来ました。
少し早いですが撤収します。ベタ凪の海面にゆったりとカタクチイワシとトウゴロウイワシが作る波紋が出来、何とも穏やか且つ平和な感じで、イーターも登場しないので帰ります。メインはやはり泳がせなんですが、久しぶりにサビキ釣りを堪能した感じです。皆様の大漁を祈っております。
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この日の釣果はこんな感じになりました。
こちらはこの日釣れた魚種です。
左の一番上、ご説明は不要かと思いますが、メバルで30cmほど、真ん中がウルメイワシで20cmほど、一番下がカタボシイワシ、右にいってトウゴロウイワシ、カタクチイワシです。
カタクチイワシだけは終始コンスタントに釣れ、釣りのお供達も満足してくれたと思います。
ネンブツダイは要確認ですが、この日は圧倒的にトウゴロウイワシよりカタクチイワシの群れの数が多く、少しずつ北条湾内に入って来る魚が入れ替わり始めたかもしれません。
前回の釣行で釣れたマイワシはこの日は釣れず、ウルメイワシに関しましては徐々に北条湾内に入って来る群れの数が減っているように見受けられました。
総体的にこの日は魚の活性は然程低くなく、食いが渋いという印象は受けませんでした。
恐らく、マイワシの群れもウルメイワシが釣れた辺りで、北条湾内に入って来たと思われますが、たまたま釣れなかっただけだと思います。
我が家の兄妹猫の朝食はトウゴロウイワシとカタクチイワシを焼いてあげました。
我が家の兄妹猫の朝食はトウゴロウイワシとカタクチイワシを焼いてあげました。今日はネンブツダイは1匹も釣れず、トウゴロウイワシも人間用に2匹取り置きましたがこれで全てです。あまりのカタクチイワシの数に、トウゴロウイワシもネンブツダイも圧倒されているようでした。 pic.twitter.com/pPAsYh5Rtf
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徐々に兄妹猫の食事も、トウゴロウイワシからカタクチイワシに比率が高くなりモリモリ食べてくれるようになっています。
今日も特にハプニングなどもなく淡々とご飯を食べているだけですが、妹猫は人間で言う感情が顔に出るタイプで分かり易いんですが、カタクチイワシでも似非イワシの藤五郎ではなく、本物のイワシが入っていると兄猫を凌ぐ勢いであっという間に食べ終わりました。whttps://t.co/dh0AAJ5DIF pic.twitter.com/t2rQ8ZrJHV
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変わって兄妹猫の夕食ですが、ポストにもありますが久しぶりに本物のイワシ、カタクチイワシのみとなりました。
兄妹猫の夕食ですが、かなり久しぶりに藤五郎無し!シコとはいえ似非イワシ無しの本物のイワシのみの食事になりました。これも久しぶりだったんですが、藤五郎を焼いていても一切鳴かなかった兄猫が終始鳴きっぱなし。確かに焼いている時の匂いが違うのですが、覚えているんですね。w pic.twitter.com/E77g26g3qD
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トウゴロウイワシとカタクチイワシですと、見た目は細長い魚で似ていると言えば似ているのですが、トウゴロウイワシはボライワシとも言われボラの仲間、カタクチイワシは本物のイワシの仲間です。
実際に食べ比べると分かるのですが、やはり身の旨味と言いますか、味がカタクチイワシの方が濃いんですよね。
今の時期はトウゴロウイワシもカタクチイワシもそれなりに脂を溜め込んでいるのですが、サイズが大きく脂がのっているトウゴロウイワシは、極論を言いますとラードだけ食べているような感じでかなり脂がしつこく感じます。
この辺が妹猫は特に脂ののったトウゴロウイワシを嫌う理由かと思います。
猫なりに味が分かっているんだろうな…と思います。
そして、その味の違いが分かっている様子がこちらなんですが、咄嗟に撮影したので画的には何を映しているのか分かりませんが、トウゴロウイワシを焼いていても兄猫はニャーの一声も上げないのですが、イワシ御三家の中でも一番不人気なカタクチイワシであってもアジなどを含め、青魚が混じると終始鳴きっぱなしになるんです。
ご飯が入っている器を撮影した時に、あまりに近寄り鳴くので咄嗟に撮影したんですが、こんな調子でカタクチイワシを焼き始めてから、食べるまでずっと鳴きっぱなしなんです。トウゴロウイワシを焼いても「ニャー」の一声も出ませんが…whttps://t.co/La8hc6GnuV pic.twitter.com/UuR7jjCsfF
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妹猫は頑張ってトウゴロウイワシ…基本的には青魚しか食べてくれないのですが、兄猫は何とかメバルやメジナなどの根魚も食べてくれるのですが、根魚系の魚を焼いていてもやはり鳴くことはありません。
焼いている時の匂いで分かるんだと思います。
兄妹猫の食事シーンを良くご覧頂いております方はすぐにお分かり頂けると思いますが、食事がトウゴロウイワシの時とカタクチイワシだとこうも違うのか…てな感じです。兄猫のチラ見ではなくガン見。一番驚いたのは、兄猫退散後妹猫が再び残りをチェックしに来たことでした。whttps://t.co/iBHtFnKsI5 pic.twitter.com/k1DHKvXiDW
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妹猫もなんですが、特に兄猫は鳴きっぱなしになるだけあって、速攻で食べ終わり食べるスピードがトウゴロウイワシの時とは雲泥の差です。
肉片一つ残さず、キレイに完食してくれると、飼い主としては釣って来た甲斐があります。
人間用の魚料理ですが、如何せん数が釣れなかったので大した魚料理を作れませんでしたが、メバルは煮付け、トウゴロウイワシ、カタボシイワシ、ウルメイワシで握り寿司、たくさん釣れたカタクチイワシは兄妹猫と分け合い余った分をフリッターにしてみました。
煮付けを作ろうとメバルを捌いたのですが、この日釣れたメバルは産卵の準備に入っていました。
メバルはこのピンク色の袋のようなものの中に卵を産み、オスと交尾をし、卵を孵化させ最終的にメバルの赤ちゃんを産む卵胎生の魚です。ウミタナゴ、カサゴ、エイなども同じです。ちなみに今日のメバルはまだ袋の中に卵は産んでいませんでした。 pic.twitter.com/121soS5ymW
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ポストにもありますが、メバルはこのピンク色の袋の中に卵を産み、卵から孵った赤ちゃんメバルを産みます。
この日釣れたメバルは、まだ卵は産んでおらず袋だけがありました。
メバルはとても成長の遅い魚で、この日釣れたメバルは30cmほどでしたが、このサイズになるのに9年~10年掛かります。
強制は出来ず、あくまでお願いになりますが、メバルは20cm程度に成長するまで5年~6年くらい掛かります。
釣りとは関係ない例えで恐縮ですが、小学1年生の子供が小学6年生になる間に20cmしか成長しない、出来ない魚なんです。
マイワシやウルメイワシは1年で15cm~20cm程度に成長しますが、メバルは成長がとても遅いので、言い方を変えますとそれなりのサイズ(大型)のメバルの数が少ないとも言えます。
こういうことから、良型のメバルを釣ることは釣りの楽しみの一つでもありますが、他の魚と比べるといつまで経っても大きくならず、小さいメバルが良く釣れます。
出来れば、20cm以下のメバルはリリースしてあげて頂ければと思います。
30cmを越えてくると、先述しました通り10年近く生きている個体で、メバル界でも老魚の位置づけで食べると非常に美味しいです。
一方、20cm以下のメバルですと、そこまで味も濃くなく磯臭さが目立つ感じであまり美味とは言えません。
北条湾も一時期磯焼けが酷かった数年は、メバルはおろかメジナ、ウミタナゴ、カサゴ、鯛系の魚など根魚などの魚が全く釣れなくなった時期がありました。
ここ数年は、チョイ投げなどの釣りをしても、アマモや藻が仕掛けに絡んで上がってくるなど、磯焼けからの回復の兆しも見え、ここ数年で再びこういった根魚達がサビキ釣りの外道として釣れるようになりました。
海洋資源保護の観点からも、釣れた魚は闇雲に何でも持ち帰らず、小さい魚はリリースして頂けますと幸いです。
産卵前のメバルですので、それなりに脂がのっていました。
メバルの煮付け
カタクチイワシのフリッターは頭を落とし、腸(はらわた)を取り除き、片栗粉を卵だけで溶いた衣で揚げました。
これをタルタルソースで頂きます。
カタクチイワシのフリッター
そして握り寿司ですが、素人が握ったものなので不格好なのはご容赦下さい。
トウゴロウイワシ・カタボシイワシ・ウルメイワシの握り寿司
白身がトウゴロウイワシ、身の表面に飾り包丁が入っているのがカタボシイワシ、それ以外の四貫がウルメイワシです。
先述しました通り、トウゴロウイワシはボラの仲間、カタボシイワシはサッパの仲間で、イワシを名乗っていますが何れもイワシの仲間ではなく青魚でもありません。
トウゴロウイワシもカタボシイワシも、夏場など魚の身自体に脂が少ない時期は、あまり刺身で食べるのはお勧めしません。
旨味も少なく独特の生臭さが強調されてしまいますので、夏場などはフライや天ぷらなど火を通したり、揚げ物で食べるのがお勧めです。
カタボシイワシだけ飾り包丁を入れてあるのは、カタボシイワシはサッパの仲間であることから、小骨が多く骨がしっかりとしているので、血合い骨を骨切りするために入れてあります。
血合い骨をピンセットや骨抜きなどで、1本1本抜いても良いのですが、そもそもサイズが20cm程度ですので身がボロボロになってしまい見た目も悪くなります。
簡単に骨切りするだけで、ほとんど骨は気にならなくなります。
師走ということで、簡単に秋以降の北条湾での釣りを総括しますと、いくら多くの魚が集まっているとはいえ、結果としてそれが弊害となり魚が釣りにくい状況が生まれてしまっているということは、今シーズンは近年稀に見る外れ年でした。
仮にトウゴロウイワシとカタクチイワシの群れが入れ替わり、サビキ釣りで釣れる魚が変わったとしても、小魚がいる以上何がしかのフィッシュイーターは北条湾周辺に寄って来るとは思われますが、何の魚が寄り、どの釣り座でどのくらい釣れるかは今のところ分かっていません。
暖冬=海水の温度も下がらない…ということはなく、地上の気温と海水の温度は全く別物ですので、今後海水の温度がどこまで下がるかでも、今後のサビキ釣り、泳がせ釣りの状況は各段に変わってしまいます。
年末から来年の1月の中旬くらいまでには、北条湾内、北条湾周辺の小魚の群れがある程度入れ替わると思っています。
その状況如何によっては、来年のGW辺り、サバっ子が釣れ出すまでは釣れない釣り場になる可能性もゼロではありません。
私も今シーズンの秋以降の釣りは、毎回綱渡り状態で何とか形に出来ていますが、いつ兄妹猫のご飯分しか釣れない…最悪ボウズ…こうなってもおかしくないと思っています。
魚の動きが読みにくく、不安定な状況は総じて変わっていませんので、現時点での北条湾への釣行はあまりお勧めしません。
年内に釣り納めを含め、あと数回は釣りに行くつもりでおります。
ブログの更新が実際の釣行とズレておりますが、X(旧Twitter)ではリアルタイムな情報をお届け出来ると思いますので、直近の北条湾の情報などはそちらでチェックして頂ければと思います。
また、ご報告させて頂きます。
・2023年12月10日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
・2023年12月10日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子
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この記事は「Yahoo! JAPAN」掲載記事です。
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