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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられたキジトラ(キジシロ)猫と、子猫を育てたウサギの親子の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(たまに自動車関連の記事あり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  魚料理  トウゴロウイワシ  北条湾  夜釣り  カタクチイワシ  ウルメイワシ  

【城ヶ島・三崎港】いよいよ北条湾内が秋になってきたようです(2018年9月23日)

こんにちは。

今週も先週に続き三連休。

今週は特に私は4日しか出勤しなかったので、気持ち的にゆっくり過ごすことが出来た一週間でした。

天気はあいにく雨の日が多く、憂鬱な日を過ごした方もいらっしゃるかもしれませんが、この冷たい雨がだいぶ海の中を秋にしてくれたようです。

Twitterでも、一年で一番多くの魚種が釣れる時期…とお伝えしましたが、海水温が下がってくると産卵モードに入る魚、越冬などのため爆食いモードに入る魚等々、魚達もそれぞれ理由は違えどとにかく食いが良くなり、普段浅瀬に姿を現さない魚達も岸近くに寄って来て釣り易くなります。

コスパ的には良くありませんが、この時期は現地ですぐに釣り方を変更出来るようにルアーやエギ、虫餌(パワーイソメ)、オキアミ等々は常に持ち歩き、現地の海の状況、魚の寄り具合などに合わせて柔軟に対応出来るように準備しておくと思わぬ大物をGET!出来るかもしれません。

先週も今週も、釣りの神様が味方をしてくれているかのように、連休中は比較的風も落ち着き、雨も降らない予報となっており、4日しか仕事に行かなかった私は一週間を通して釣りモードで過ごしておりました。




たまには土曜日の夕マヅメでも狙ってみようかな…サビキは一旦お休みしてエギでアオリイカ、ルアーや活餌でフッコ、シーバス…ということも頭を過ったのですが、風が強いことや、中潮で狙うとなると満潮後の下げ潮時、いつもの日曜日であれば同じ下げ潮時の釣りとなるものの、大潮に変わるので、いつも通り日曜日の未明に釣りに行くことにしました。




秋の大潮の未明…またまた裏切られるのが分かっていながら、前夜は早く寝ようと準備をするものの、秋の釣りに関することをビール片手にググり出したら止まらなくなり、寝る予定時刻の18時を大きく過ぎ、結局床に就いたのは21時。

寝坊こそしませんでしたが、起きてもしばらくボーッとしており、中々釣りの準備が進みませんでした。

そんなスローペースなスタートとなりましたが、午前2時半頃自宅を出発。

午前3時半前に現地に到着するも、この日の北条湾は街灯は点いているものの係留されている船が多く、先週同様連休とあってか釣り人が多かったです。

釣り場所が空いていないか、ゆっくり車を走らせ確認するものの、先週以上に釣り人がひしめいており「ありゃ…今日こそ釣る場所がないぞ…」と、北条湾の周りを車で2周。

先週よりも更に北条湾の深部に釣り座を構えることにしました。




写真ですと、釣り場が空いているように見えるのですが、竿で場所取りをしてあり、釣り人の方は恐らく車の中で休憩中のようでした。

そして、この日はいつも期待を裏切られる大潮。

釣りの準備をしながら、海面に目を凝らしますが、大潮らしからぬ静かな海が目の前に。

1m~2mほどの風が吹いていたので、海面にはさざ波が立っていましたが、小さな魚が何か大型魚に追われている様子もなく、またイワシ等の青魚の群れが元気良く泳ぎ回っている様子もありません。

「またか…なんで大潮だといつもこうなんだろう…」と考えながら釣りを開始します。

この時にちょっと思ったのですが、元々私は北条湾に入り浸る前は城ヶ島側でずっと釣りをしていました。

ホームとしていたのが城ケ島岸壁。

現在海上釣堀がある一帯です。

ここで釣りをしていた頃は、概ねその日の潮回りで魚の動きも読めました。

仮に今の時期の大潮の夜間帯なんかですと、フッコやシーバス、アオリイカなどが小魚を元気良く追い回し、「あぁ、あそこに何か大きな魚が泳いでいるな…」と感じたものでした。

先週釣れたボラなども、海面から勢いよくバッシャンバッシャン飛び跳ねている光景なども良く目にしました。

海上釣堀が登場した頃から、泊り組が多くなり場所の確保も難しく、また海上に生け簀が多く係留され投げ釣りやルアーでも、生け簀を係留しているロープに引っ掛かったり、釣りの種類も制限されるようになったため、北条湾へ場所を移しました。

同じ海で隔てられた対岸でこんなに魚の動きが変わるもんかな…と、未だに腹落ちしませんが、現に大潮だと北条湾内が静かなことが本当に多いです。

あまり考えにくいのですが、大潮だと北条湾内にいる大型魚やアオリイカなどが城ケ島側に移動しているのかな…などとこの日は思いました。

そもそも、小魚達は湾内のような波が穏やかで、北条湾のように川が流れ込んできているプランクトンなどが豊富な場所を好むので、本来であれば逆に北条湾内に大型魚やアオリイカが入ってくることが自然なんですが…如何せん動きが毎回逆なので本当に不思議です。

と、裏切られると分かっていた期待を容赦なく打ち砕かれ、活餌で使う投げ竿とアオリイカ用に用意したエギと竿は早々に車に戻し、取り敢えずサビキ釣りを開始します。

あぁ…アオリイカのイカそうめんはおあずけか…とサビキ仕掛けを海に投入すると…




こちらは大潮らしく、カタクチイワシ(シコイワシ)が入れ食い状態に。

ただ、寄っている群れのサイズが小さく10cm~12cmほど。

釣れないよりは良いですが、もう少し大きいサイズの何かが釣れないかな…と思っていたら、15cmほどの銀色に光るイワシらしき魚が釣れます。

おぉぉお!マイワシ?




と思ったら、私の中では秋を告げる魚、トウゴロウイワシです。

去年は冬の間、居付いたマイワシがずっと釣れ続けましたが、マイワシが居付かない年はこのトウゴロウイワシが釣れ出すとサビキ釣りのシーズンが終わりを告げていました。

週を重ねるごとに、イワシ類の釣れる数が減り、トウゴロウイワシの釣れる数が増え、次第にトウゴロウイワシしか釣れなくなり、最終的にはトウゴロウイワシも釣れなくなりシーズンが終わります。

今年はサビキ釣りが終わる気配は、今のところ感じないのであまり気にしていませんが…

ここでいつも通りであれば、釣りのお供のニャンがどこかに居るはずなので、魚も順調に釣れていることもあり、家内が探しに行きました。

すると、誰かに魚を貰っている様子はなく、遠くから海を見つめ道路の端に座っているニャンを見付け声を掛けると家内の後を付いて来ました。




これで役者は揃ったので、サビキに専念します。

すると、今度はニャン用に…と言わんばかりにサッパが釣れます。




サッパは食べて食べられないことは無いのですが、如何せん小骨が多く調理しにくい上に「これは美味い!」というほどでもないので、私はいつもリリースするかニャンにあげています。

釣りを開始してから小一時間ほど経った頃、だんだん食いが渋くなってきます。

自分達が食べる分はそれなりに釣れたので帰ろうかな…と思ったのですが、ニャンがまだ食べる気満々。

まぁ、連休で明日もお休みなのでたまには長く釣りをするか…と、釣れない中粘ります。

すると、群れが入れ替わったように15cmほどのウルメイワシが釣れ始めます。




ニャンにしてみれば、今日の一番のご馳走かもしれません。

小さいカタクチイワシ、骨骨しいトウゴウロウイワシ、小骨だらけのサッパ、これらに比べたらやはりウルメイワシは美味いと思います。

次第にウルメイワシの食いも渋くなり、ビールを1本開けてしまったのでビールを飲んだら帰るよ…とニャンに宣言し、片付けをしながら釣りを続けていると…




締めでオマケのウミタナゴが…

ガッツリ数釣りが出来たわけではありませんでしたが、いつもより魚種も多く釣れ、この辺も秋を感じる釣りとなりました。

海水温も意識して触ってみましたが、だいぶ温度が低くなっています。

気温も湿度も下がり、釣り場を取り巻く様々な環境もだいぶ秋めいてきたと感じました。

そろそろ虫餌で投げ釣りをすると落ちハゼ、落ちギスが釣れるかもしれません。

ただ、北条湾内ですと、本当に釣れる時期は二週間程度。

北条湾周辺も通年を通してキスは釣れるんですが、キスを狙うのであれば製氷所の前、城ケ島大橋下側から投げないと釣れません。

過去の実績からですと、マダイなんかも虫餌の投げ釣りで釣れますが、北条湾内で投げ釣りをする場合、置き竿にしてしまうと釣れません。

ヒトデの餌食になるだけで、持ち竿で小まめに仕掛けを動かす必要があります。

また、船を係留するためのロープが海底に点在するため、思ったより根掛かりの多い場所です。

釣れる確率と、持ち竿で釣らなければいけない手間、根掛かりのリスク、これを考えると北条湾内で投げ釣りは今の秋の時期以外はあまりお勧め致しません。

また、今日釣れたトウゴロウイワシは後ほど詳しくお話致しますが、非常にエサ持ちが良いです。

活餌で何か狙うのであればトウゴロウイワシを使うのもありです。

ただ、魚達も美味しい魚は知っており、仮にトウゴロウイワシとウルメイワシを活餌に釣ると各段にウルメイワシの方が食いが良いです。

活餌にするイワシ類の数が釣れない…サビキ釣りと平行で釣りをするので頻繁に活餌を換えられない…こんな時にトウゴロウイワシを使うと良いと思います。

活餌で真剣に大型魚を狙うのであれば、やはりマイワシやウルメイワシ、次にサバ、最後にトウゴロウイワシ…という感じでしょうか。

悲しいことにこの順番が魚が弱りやすい順番でもあります。

大潮で何で大型魚などがいないか…ここばかり言っていても仕方ないので、現実的なお話をしますと中潮、小潮の干満問わず潮が動いている時が、北条湾内で大型魚やアオリイカを一番目撃します。

特にアオリイカに関しましては、新子と呼ばれる今年産まれたアオリイカが入ってきていると釣り易いです。

是非、9月、10月中はいろんな釣りが出来るように準備をし、現地到着時に大型魚やアオリイカの雰囲気を感じたら挑戦してみて下さい。

秋ならではの賑やかな釣りを楽しんでもらえたらと思います。

さて、この日の釣果はこんな感じです。

2018年9月23日 釣果


帰って来て気付いたのですが、ビールが進み過ぎてニャンにお裾分けし過ぎたかもしれません。

クーラーボックスを開けたら予想以上に魚の数が減っていました。w

2018年9月23日 魚種


上からウミタナゴ、トウゴロウイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシ(シコイワシ)です。

ウミタナゴはサイズが微妙だったのでリリースしようと思ったのですが、自宅のニャンが意外とウミタナゴは食べたので持ち帰りました。

ウミタナゴの素焼き(猫用)


この日もウミタナゴは素焼きにして我が家のニャンの朝食に。

カタクチイワシは悩んだんですが、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシですと一番身が柔らかく足も早い(腐りやすい)です。

揚げ物以外で何か出来ない考えたのですが、サイズ的に一番美味しく食べられるのはやはり唐揚げかな…と。

10cm強のサイズで無理矢理刺身にしても、ハッキリ言って捨てる部位の方が多く勿体ない…

ただ、単に唐揚げだと面白くないので「カタクチイワシの唐揚げ丼」にしました。

まずはカタクチイワシの腸を取り除き、普通に頭から丸ごと唐揚げにしていきます。

カタクチイワシの唐揚げ


唐揚げに、擦りゴマ、刻み葱を和えます。

擦りゴマ

擦りゴマとネギとカタクチイワシの唐揚げ


擦ったゴマと微塵切りにしたネギをビニール袋に入れ、ある程度冷ましたカタクチイワシの唐揚げを一緒に入れて混ぜ合わせます。

混ぜ合わせたものを温かいご飯の上に盛り付けます。

カタクチイワシの唐揚げ丼


真ん中に乗っているのは、余っていた北寄貝のサラダなんですが、マヨネーズ、タルタルソース的な物を添えるとより美味しく頂けます。

ちなみに私はマヨラーではありません。w

マヨネーズ系が苦手な方は、マヨ系無しでも十分美味しく頂けます。

ゴマは必ず擦って下さい。

一番のポイントは擦りゴマなので。

そして最後はトウゴロウイワシとウルメイワシです。

ウルメイワシは皆さん良くご存じかと思います。

マイワシほどでないにせよ、最近はスーパーなどでも目にすることもあり、ちょっと凝った乾物屋に行くとウルメ節なども売っています。

そして当たり前ですが、ウルメイワシは青魚でイワシの仲間です。

一方…

トウゴロウイワシは…

実はこのお魚、イワシという名前は付いていますが、青魚でも無ければ、イワシの親戚でもなく、似非イワシなんです。

ちなみに分類的に見ますと…

棘鰭上目スメグマモルフ系トウゴロウイワシ亜系トウゴロウイワシ目トウゴロウイワシ科ギンイソイワシ属。

トウゴロウイワシが連発していますが、そもそもイワシをなぜ名乗る??

と、昔から思っていましたが、恐らく姿が似ているからなんだと思います。

触ると一目瞭然でとても硬い鱗にしっかりとした骨格。

触った感触がとても美味しくなさそうです。

そして捌いても一目瞭然。

ウルメイワシとトウゴロウイワシ


同じサイズのウルメイワシとトウゴロウイワシを捌いてみました。

左がウルメイワシ、右がトウゴロウイワシです。

ウルメイワシが赤身なのに対して、トウゴロウイワシは白身です。

これを見ると、何となく味も想像出来るかと思いますが、赤身のウルメイワシは脂感があって甘味があるのに対して、白身のトウゴロウイワシは脂感は無く淡泊でボラやスズキ、イサキなど味に似ています。

イワシじゃないのにイワシを名乗るな…という軽い不満があるだけで、別にトウゴロウイワシを否定はしません。w

実はイワシから想像する味とはほど遠いのですが、トウゴロウイワシはトウゴロウイワシで美味しいです。

また、トウゴロウイワシも先週のボラ同様、骨格がしっかりしており身も固いので魚を捌く練習にはもってこいです。

中々、塩焼きに出来るサイズが釣れませんが、焼いたり、煮たりする料理がトウゴロウイワシは合っていると思います。

今回はウルメイワシとトウゴロウイワシで分けて料理するのも面倒なので、両方ともフライにしました。

ウルメイワシとトウゴロウイワシのフライ


トウゴロウイワシは骨が硬いので中骨は取り除き、ウルメイワシは骨が柔らかいので中骨を残してあります。

分かりにくいかもしれませんが、反っているフライがウルメイワシ。

平たくなっているフライがトウゴロウイワシです。

一緒にフライにしてしまうと、やはり脂感があって旨みがあるウルメイワシの方が美味しく感じてしまいます。

お好みにもよるとは思いますが。

しかし、そんな似非イワシのトウゴロウイワシですが、こうすると意外や意外、マクドナルドのあるメニューに酷似します。

トウゴロウイワシのフィレオフィッシュ


もう、お分かりだと思いますが、フィレオフィッシュです。

青魚のフライをパンに挟んでも美味しいのですが、このトウゴロウイワシだと淡泊な白身なのでフィレオフィッシュの味に近くなります。

「パパが釣った魚でフィレオフィッシュを作ってあげるよ…」なんてお子様に言ったら、父の株も上がるかもしれません。w

是非、お試し下さい。

この日釣った感じですと、もっと大きなサイズのトウゴロウイワシも目にしました。

トウゴロウイワシは北条湾では秋の今の時期しか釣れません。

是非、釣れた際にはお試し下さい。

いよいよ釣果もかなり秋めいてきました。

豊富な魚種が釣れるということは、食欲の秋ではありませんが、いろんな味も楽しめます。

まさに釣って楽しい、食べて美味しい釣りかと思います。

そろそろ活餌で何か大物を釣りたいところです。

来週は中潮です。

何が釣れるか今から楽しみです。

また、ご報告させて頂きます。

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テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  魚料理  北条湾  マイワシ  夜釣り  ボラ  トド  

【城ヶ島・三崎港】簡単に釣れる北条湾の意外な高級魚?(2018年9月16日)

こんにちは。

Twitterをリアルにご覧頂いていた方はお分かりかと思いますが、この日はいろいろ想定外のことが起きたり予想が大外れだったり大変な釣行となりました。

この週は当初天気予報では、金曜日辺りから30度超えの猛暑…という予報だったのですが、週中辺りの予報は一転して気温が低い雨の予報に。

土曜日から三連休ということもあり、ゆっくり釣りをしたいな…と計画を練るも、雨の予報がどんどん後ろにズレていき、「もしかしたら日曜日も雨かも?」みたいな予報なり、いつ行くか決められずにいました。

三連休の潮周りは土曜日が中潮、日月は小潮と良くも悪くもなく無難な感じです。







雨さえ降らなければ、三連休中ほぼ無風に近い状態で釣りが出来そうな感じです。

結局、雨が降らないことを祈り、いつもの日曜日の未明、午前3時前の満潮後の上げ潮時を狙って釣りに行くことにしました。

良い意味で天気予報が外れ、この週一週間は気温が低い日が多く、これでいくらかでも海水温が下がってくれていると面白いな…などと思いながら一路城ケ島三崎港北条湾へ。

車に釣り道具を積み込もうと家のドアを開けると、雨音がしていなかったので確認していなかったのですが、ついさっきまで雨が降っていた状況で車も道路もビショビショ。

かろうじて雨は降っていないものの、雲の流れも速く今にも雨が降り出しそうな空模様。

慌てて雨雲レーダーを確認すると、取り急ぎ向こう数時間は雨雲が城ケ島周辺には来ないようなので、釣り道具を積み込み予定通りに自宅を出発しました。

横浜横須賀道路の逗子インター付近でなんと雨が…

まぁ、この辺は山間部なので仕方ないのですが、どこまで天気予報が当たらないんだよ…今週は…と、現地に着いたら土砂降りとか勘弁して欲しいな…などと思いながら車を走らせます。

北条湾に近付き、雨も降っておらず風もほぼ無風。

「ヨシヨシ!サッサとマイワシ釣って帰るか~」と北条湾入って行くと…

「出た…街灯が点いてない…」




ゆっくり釣りをしようと思っていたのに、そこには真っ暗な北条湾が…

「これなら三連休だし日の出を狙ってくれば良かった…」と軽く気落ちしながら釣り場を探します。

暗いながら、いつもより一隻多く船が係留されているのが確認出来ます。

街灯が無く真っ暗なので、どこに釣り人がいるのか分かりません。

車をゆっくり走らせながら空いている場所を探すと、三連休とあってかいつもより釣り人が多い上に、係留されている船も多くいつも釣っている場所より更に北条湾深部に釣り座を構えることにしました。

「まぁ、路面もビショビショだしいつものニャンも来ないだろうから、ここでサッサと釣って帰るか…」と釣りを開始します。

真っ暗で対岸の街灯が、無風が故に完全にベタ凪の海面に照らし出されなんとも言えない雰囲気を醸し出していました。

街灯がある時よりも、光の反射で海面の不自然な小さな波が良く見えます。

時折、小さな小魚が大型魚に追われて海面から飛び跳ねます。

「イワシOK!フッコOK!」

午前3時を回り潮が動き始めると、この追いかけっこが更に激しさを増します。

どうやら大型魚は1匹ではなく数匹居るようで、あちらこちらで小魚を追い回し至る所で小魚が海面から飛び跳ねたり小さなナブラが出来ていました。

そんな、目の前に魚が居るのが分かっている状況で、釣り開始から30分が経過します。

竿はピクリとも動きません。

「まぁ、あと20~30分くらいしたらくるかな…」と、自分で自分に言い聞かせますが、目の前の海の変化とあと20~30分の根拠に大きな矛盾をバリバリに感じます。

この辺で「やっぱ、街灯が消えているからだな…」と、自分の中で腹落ちしますが、ここで小さなアジが釣れます。




ここでもしやの期待が再燃しますが、この後はまたピクリとも動かない竿が目の前に。

この時点で日の出までは約2時間。

仕方ないので腹を括り、明日もお休みなので夜明けまで釣りをすることに決めます。

釣れない原因は街灯なのか確認しよう…と。

以前から、このブログでも北条湾は海面を照らす街灯があるから夜間帯でも釣れる…とお話しさせて頂いておりますが、この日の釣れない原因が本当に街灯なのかは分かりません。

しかし、この日は干潮で潮の動きが一旦止まり、上げ潮に転じてからその潮の動きに同調するように魚達の動きが活発になっているのが海の様子からヒシヒシと伝わってきます。

時間が経つに連れ、大型魚の追い駆け方が素早くなり、追われていないマイワシと思われる群れも活発に泳いでいるのが目視で確認出来ます。

しかし、一向にサビキ仕掛けには見向きもしない。

恐らくマイワシと思われる群れの活性は上がっており、アミコマセの臭いには反応しています。

故に足元にマイワシと思われる群れは寄って来て、湧くような状況になっている。

しかし、光に反応する習性を利用する光、つまりサビキ仕掛けの針を反射させる光がありません。

アミコマセは元々、緑色の蛍光色に発光します。

海の中に投げ入れると、緑色に発光するのでマイワシと思われる群れは、その臭いと光を頼りに食い付いて来ます。

この日は全体的に魚の活性は上がっていても、入れ食いになるほどではなく、魚達には仕掛けが見えてしまっていたのだと思います。




現に、活性は上がっているよな…と感じていたまだ暗い時間にも1匹ですがマイワシは釣れました。

足元にいる群れは間違いなくマイワシで、しかもこのマイワシはしっかりと口に針が掛かっていました。

如何せん暗いので、マイワシ達がサビキ仕掛けを避けて泳いでいるのかまでは確認出来ませんでしたが、ほぼこの考察で間違いないかな…などと思いながら待つこと約1時間。

ようやく空が少し明るくなってきました。

そこから更に待つこと20分。

だいぶ足元も明るくなり、いよいよ朝マヅメです。

この時間まで釣りをしたのも久しぶりで、片手に持っていったビールを置き気合いを入れて一気に釣るか…と思った矢先、一気に竿がしなります。

「おっ!きたな!」

暗くて動画や写真は撮らなかったのですが、この日2匹目のマイワシをGET!

そしてサビキ仕掛けをコマセの中に潜らせ、再びマイワシを狙います。

そうするとすぐにアタリが!

「ん??なんか違うぞ?なんだこの食い上げのアタリは?」

※食い上げ=魚が仕掛けを上方向に持ち上げウキが横に寝てしまったり、竿先がピンと真っ直ぐになってしまうアタリのこと。

マイワシでも食い上げのアタリはあるのですが、数秒間ずっと食いあげていることはありません。

「あれ?仕掛けが切れた?オモリが外れた?」

竿を立てると一気に下に持って行きます。

「うわぁ、嫌な予感…ボラ??」

浮いてきた魚影を見るとドデカいボラが…

夜中にバッシャンバッシャン跳ねてたのは君ね…

仕方ないので家内にタモを持ってきてもらい釣り上げました。




50cmくらいあろうかというボラトド)です。

ボラも出世魚でハク、スバシリ、オボコ、イナ、ボラトド(関東)と名前が変わります。

30~40cmのものを「ボラ」、それ以上のサイズのものを「トド」と呼びます。

あまりお目に掛かりませんが、60cm級のものを「オオトド」などと呼びます。

さて、恒例の話が逸れますが、ボラは実は意外と高級魚なんです。

外海などで獲れるボラは市場の競りなどにも掛けられ、少ないながらも流通しています。

高度経済成長期などが特に酷かったのですが、河川や海洋汚染が酷くなったことで、ボラは臭い、寄生虫がいる…などの印象が付いてしまい、釣り人には嫌われる存在となってしまいました。

それにはボラの習性が大きく関係しており、元々汽水域でも生きていける魚で河口などで目にしたことがある方も多いと思います。

食事も雑食で何でも食べます。

エサの食べ方が淡水魚の鯉に似ており、砂や泥を狙ったエサと一緒に食べてしまいます。

エサ以外の大半は鰓から吐き出すのですが、この食事の仕方が以前河川や海が汚れていた時代はボラの身の臭いの原因となり、特に釣りをする人達からは嫌われる存在となってしまいました。

しかし、ボラはカラスミに代表されるように昔から日本人に意外と馴染みの深い魚です。

カラスミなどは、日本近海物で質の良いものはキロ2万円するものもあります。

ボラの産卵期は10月~冬場に掛けてです。

今の時期から外海にいたボラが産卵と越冬のために岸近くに寄って来て爆食いします。

そして、その爆食いのお蔭で脂肪を溜め込み目に脂肪が付いてしまい視力が落ちて釣りやすくなります。

今の時期のボラは生きた小魚も食べます。

この時期は稀にシーバスをルアーで狙っているとボラがヒットすることもあります。

春先から夏に掛けて釣れるボラは、岸近くや河口付近に居付いているボラなので、場所によっては身に臭みがあったり寄生虫がいる可能性は否定出来ません。

しかし、秋から冬に掛けて釣れるボラは産卵のために外海から岸近くに寄って来た個体なので身に臭みもなく、産卵のための爆食いで脂ものっており、運が良ければボラの卵も楽しめます。

一概に言い切るのは難しいのですが、一年中岸近くや河口付近で過ごすボラは痩せており、頭が大きく、身体に傷が多いです。

北条湾に限って言えば、一年中ボラが湾内にいることはほとんどないので、今の時期に釣れるボラはほぼ外海から産卵のために戻ってきたボラです。

ボラを食べることに抵抗がある方は、ボラが釣れた場所を良く分析してみて下さい。

・河川が流入している場所か
・貨物船や大型客船が頻繁に往来する場所か
・近くに工業地帯があるか
・潮通しが悪い場所か
・海底が泥、もしくはヘドロか

概ね、こういった条件下の海でなければ身に臭みはほとんどありません。

あとは、ボラを食べる時期を秋から冬に限定する。

ほとんどのボラは春先から外海に出て行き、秋口にまた岸近くに戻って来ます。

今の時期ですと、ボラを狙って釣る人もいます。

そのくらい卵を始め、身も白身で刺身から焼き、煮付け、揚げどんな料理にしても美味しいです。

サビキ釣りをしていると、この時期は必ず外道でボラが掛かります。

ハリスも細く、針も小さいサビキ仕掛けで50cm級のボラを釣ること自体も魚との駆け引きも楽しめて釣って良し!食べて良し!かと思います。

そして面白いのが、いざボラを狙って釣ろうと思うとこれが意外と釣れないんです。w

前述した通りボラは雑食です。

仮に北条湾内にいるボラを狙って釣ろうとします。

そもそも釣りに行って毎回北条湾内にボラが回遊して来ているか分かりません。

湾内にボラがいたとして、いざ狙います。

最初にブチ当たる壁がボラを釣る「エサ」です。

何でも食べるということは、どんなエサでも釣れる…これが問題なんです。

居付いている魚の場合、その釣り場の特徴からある程度は魚が好むエサを絞り込めるのですが、産卵や越冬のためだけに岸近くに寄ってくるボラの場合その個体個体で当然エサの好みも違い、効率良く釣るためのエサに行き付くまで非常に時間が掛かります。

これはこれで面白味もありますが、サビキ釣りをされていれば何れ必ずボラがヒットします。

これを逃さず釣り上げ、釣り上げた際は是非食べてみて下さい。

そして今までボラを釣って食べたことが無い方に事前に必ず準備した方が良い物が二つあります。

一つはタモ網。

これはボラでなくても、以外と何が掛かるか分からないサビキ釣りを長くやられている方は既にお持ちかもしれませんが、お持ちで無い方は次回釣りに行かれる際にはお持ちい頂いた方が無難です。

もう一つは出刃包丁。

これはケチらず良く切れる包丁をご購入下さい。

今回釣れた50cm級のトドレベルですと、普通の包丁(牛刀など)では切れません。

一番無難なのは、出刃、牛刀共に釣り用に良く切れる包丁をセットで用意することをお勧め致します。

また、ボラは真正面から見ると三角形をしており、身の厚い魚です。

身体の構造も分かり易く、骨もしっかりとしており、魚を捌く練習には持って来いの魚です。

これから寒くなるまで、またはマイワシが釣れなくなるまで、サビキ釣りに行く際は是非ボラも狙って釣って食べてみて下さい。

では、話をこの日の釣りの話に戻します。

概ねの考察通り、夜が明けてきたらマイワシが釣れ始めましたが、如何せんボラ(トド)が釣れてしまったので急遽帰ることに。

釣りのお供のニャンもこの日は姿を見せなかったので、急いで帰り支度を始めます。

偉そうに皆さまにいろいろ講釈を垂れている割に、実は私は大きな魚が釣れた際に入れて帰るクーラーボックスを持って釣りに行っていません。w

クーラーボックス


このサイズのクーラーボックスを二つ持って行き、片方はビール用、もう片方は釣れたイワシ達を入れる用に使っております。

車が狭いことや、毎回大物が釣れるわけではないので…と、ちょっとサボってます。w

しかし、釣れてしまった場合どうするのか…

ボラの輸送方法


今回はビニール袋にボラをブチ込み、仕方ないので釣りで履く長靴に入れて持ち帰りました。

ビニール袋にも入りきらなかったので、ちょっとハミ出てますが…w

ちなみに、この方法はあまりお勧め致しません。

特にボラに限っては、身の臭い云々の前にボラそのものがかなり生臭いです。

すくい上げたタモにも臭いが付くほどで、このように魚が出た状態ですと帰りの車中がたいへんなことになります。

この日も4つのドア全ての窓を少し開けた状態で走って帰りました。

このサイズになると、鱗一枚も1cm以上あるので剥ぐのも一苦労ですが、この独特の生臭さも鱗を剥いでしまえば、ほとんど消えます。

大半の魚は身体を守る意味合いからも、体表をヌメリで覆っています。

このヌメリがボラの場合臭いので、鱗と一緒に剥いでしまえば臭いません。

以前は、釣れた現地で血抜きと一緒に鱗を剥いでいました。

どうしても臭いが気になる場合は、現地である程度のところまで処理しておくと良いかと思います。

そしてこの日の釣果は…

と言うほどでもないのですが、こんな感じです。

2018年9月16日 釣果


ここでちょっとボラの話から、マイワシの話にシフトしたいのですが、この写真ですとボラに圧倒されてマイワシが分かりにくいですが、二匹のマイワシに体格差があるのがお分かり頂けるでしょうか。

釣れた二匹のマイワシ


最初からこっちの写真で話せよ…って感じですが、これ同じマイワシなんです。

上のマイワシは釣った瞬間はウルメイワシだと思いました。

見てお分かり頂けるように、著しく肉付きが違いますよね?

二匹しかいませんが、敢えて握り寿司にしてみました。

マイワシの握り寿司


左側が写真上の太っているマイワシの握り寿司です。

右側が写真下の痩せているマイワシの握り寿司です。

もうお分かりだと思いますが、脂のノリが全然違います。

捌いていても、太っている方は身が柔らかく脂が染み出てくる感じです。

逆に痩せている方は、トウゴロウイワシやサヨリかと思うほど身が硬く脂感が全くありません。

不味くはありませんが、食べても痩せている方は身が締まっている感じで脂感が全くない、太っている方は脂ものっていて甘味すら感じる脂感。

先週釣れたマイワシは痩せている方です。

先週も相当数のマイワシの群れが北条湾内にいましたが、数を釣ってご報告出来なくて残念なんですがこの太ったマイワシは先週とはまた別のマイワシの群れだと思われます。

また、北条湾内に入ってくる前にいた海域が、双方の群れで全く異なるとこにいたと思われます。

マイワシが行動する範囲内で、こんなにエサの貧富に差があることに驚きました。

このようにどんどん外海から魚達が北条湾内に寄って来てくれているということは、今年の秋のサビキ釣りは面白くなりそうです。

ここ数日は気温も低く、地上でも秋を感じることが出来ましたが、どんどん海の中も秋めいてきていると思います。

そしてボラは今回は「焼き」でいきました。

まずは二枚に卸します。

二枚に卸したボラ(トド)


ちなみに、ここまでするのに出刃包丁は必須です。

魚は切れない包丁で頑張ると、身がボロボロになる上に必ず手を切ります。

包丁だけは良く切れる包丁をお使い下さい。

半身はお刺身に…ブログの絵的にも…などと思っていたのですが、家内と我が家のニャンから全て焼きにしろ…という指令が下り焼くことにしました。

中骨の無い半身は塩焼きにしました。

ボラ(トド)の塩焼き


身が柔らか過ぎて崩れてしまいましたが、思っていたより脂がのっていてとても美味しかったです。

これから海水温が下がってくると、もっとボラは脂肪を溜め込みます。

もっと脂がのるかと思うと楽しみです。



そして、このボラの塩焼きを我が家のニャンにもお裾分け。

中骨付きの半身はみりん干しにしました。

ボラ(トド)のみりん干し


醤油:1、みりん:1、酒:1の割合である程度ボラの身が浸るくらいまでみりん干しの元を入れます。

ボラ(トド)のみりん干し


表面の色が変わり、みりん干しの元が染みたらバッドなどの上に出し、汁気を切ります。

この状態で半日~一日ほど陰干しをします。

お好みによりますが、あまりみりん干しの元に漬け込み過ぎますと、せっかくのボラの風味も完全に消え味が濃くなり過ぎますので適度な感じで。

ボラ(トド)のみりん干し


そして焼き上がりがこちら。

中骨の周りの身(中落ち)や、腹身、この辺の脂がみりんと醤油と良くマッチしていて非常に美味しかったです。

大人でもかなりの食べ応えで、このボラ(トド)一匹で何食か分を賄えました。

ボラは特に関東では、前述した通り臭くて汚いイメージをお持ちの方も多いかと思います。

魚の習性を良く知り、美味しく食べられる時期に食べると本当に美味しい魚です。

また、釣り方も難しくなく、サビキ釣りのついでに釣れる大型魚です。

日中でもボラは釣れますが、ボラは潮の動きより朝マヅメ、夕マヅメが一番釣り易く、日中と夜間ですと夜間の方が釣り易いです。

サビキ釣りに行って、何か大きな魚がバッシャンバッシャン飛び跳ねていたら、それは概ねボラです。

海水温が下がり、冬に近付けば近付くほどボラは脂がのって美味しくなります。

是非みなさんも釣って食べてみて下さい。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港】今までと違うマイワシの群れが回って来ました(2018年9月9日)

こんにちは。

早くも9月の第二週目の日曜日です。

40を超え、老眼も年々酷くなり、ヨリモドシに糸を通すことがかなり困難になってきており、日々オッサン度を増していく中、これもオッサンになっていく証なのか、時間が経つのが早く感じて仕方ありません。

どうでも良いのですが、私はプロフの写真にある通り目が悪くメガネを掛けています。

目が悪い私の場合、老眼で近くの物が見えない時は老眼鏡を掛けるのではなく、普段掛けているメガネを外します。

そうするとピントが合います。

肉体的な衰えを感じると、嫌でも歳を取ったことを実感します。

私の老眼の話なんかどうでも良いのですが、まだまだ日中の気温は30度近く上がりますが、夜はだいぶ過ごしやすくなってきたように感じます。

猛暑、猛暑と騒がれた今年の夏ですが、少しずつ秋になりつつあるのかな…などと感じられる釣行でした。

この日は午前4時頃満潮になり潮の動きが止まる潮回りでした。

潮の動きが止まるその1~2時間前を狙って釣りに行きました。




土日共に終日風が強く、風が弱まるのを選んで釣りに行ける状況ではありません。

というより、私の場合土曜日から日曜日に日付が変わった、日曜日の未明から明け方を狙って行くことが多く、この時間帯が著しく潮や天候、気象条件などが悪くなければその時間帯に釣りに行っています。

移動時間帯に車の数も少なく、また釣りのお供の猫も午前3時~4時くらいに姿を現すので、釣りのために時間を決めているというより猫や移動の都合で時間を決めています。

しかし、全ての釣り(釣り場)で潮や時間を無視して釣りに行っているわけではなく、以前入り浸っていた観音崎などですと、逆に潮の動きにピンポイントで合わせて釣りに行きます。

以前にも同じようなお話を致しましたが、ここ北条湾は潮の動きに魚が影響されない…というか、一般的な潮の動きと魚の活性が上がるタイミングの規則性みたいなものが通用しません。

この日も潮回りは大潮です。

長年釣りをしていると、どうしても大潮=大漁みたいな図式が頭の中に浮かび、どこかソワソワしてしまいます。

まぁ、もしかしたら大潮であるが故、月の引力の影響を私が受けていて、私自身の活性が上がっているだけなのかもしれませんが…w

そしてこの日は午前1時起床で、釣り道具を車に積み込みいざ出発。

自宅付近は少し路面が濡れている程度でしたが、保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路と三浦方面に行けば行くほど路面が濡れている…ではなく、ビショビショの状態。

ついさっきまで雨が明らかに降っていた状態で、予報では雨は降らないはずだったのですが、今年の雨は突然降って突然止み、降ると土砂降りが多く、雨は勘弁して欲しいな…と思いながら一路城ケ島三崎港北条湾へ。

途中、スマホで雨雲レーダーを確認すると、城ケ島近海に一塊の雨雲が。

雨雲が西に行ってくれれば城ヶ島周辺には雨が降らない…

少しでも北西に行くとドンピシャで城ケ島上空に雨雲が…

みたいないやらしい位置に雨雲がありました。

しかも、雨雲が城ケ島周辺を通り過ぎる時間帯と私が釣りをしたい時間帯がドンピシャ。

現地に到着時は取り敢えず雨は降っていませんでした。

しかし、路面がビショビショで雨が上がったばかりな上に、またいつ降るか分からない雲行き。

道具を必要最低限だけ車から降ろし釣りの準備を開始します。

風が3~4mほど吹いており、予報よりは弱いものの釣り易い状況ではありませんでした。

大潮ということもあり、フッコ等々の活餌で狙える何か大型魚が北条湾内に入って来ていないか確認しましたが、残念ながらこの日も大型魚は確認出来ませんでした。

この日は普段より釣り人が多めで、たまたま私がいつも釣りをする釣り場が空いていただけで、もう少し遅ければ釣り場にも困るような感じでした。

釣り場の地面もビショビショで、恐らく釣りのお供の猫も姿を現さないであろう状況の中、相変わらず雨が降る可能性もありサッサと釣ってサッサと帰ろうと釣りを開始します。




この日の北条湾は雨の影響か普段より水が濁っており、足元を良く見ても海の中の様子が伺えませんでした。

「まぁ、先週同様ウルメあたりがチョロチョロっと釣れたら帰るか…」

などと思っていたら、ウルメイワシではないガツン!という大きなアタリが。

なんだ?またセイゴ?

竿を上げる際も結構良い感じで横に走ります。

釣り上げると、何やら平らで薄い銀色の魚が…

サッパ??




正体はマイワシです。

明らかに先週まで釣れていた群れではないマイワシの群れが北条湾内に入って来ているようで、全てが15cm以上、中には20cm超えのものも釣れました。

続けて同サイズのマイワシが2匹釣れ、その後はウルメイワシも混じり始めます。




しかし、この日も何度もお話しておりますように、大潮なのに先週の小潮の時より食いが渋い…

先週は5分に1回アタリがある感じでしたが、この日は10分に1回アタリがあるかないか。

この日特に竿先だけが少し動くアタリ、つまり魚がサビキ仕掛け目がけて泳いで来て、直前で仕掛けを回避し魚の身体の一部が仕掛けに触れ竿先が動くアタリばかり。

しかも、海は濁っており魚からすると、仕掛けが見にくい状況でもこんな感じです。

これも何度も申し上げておりますが、今年は大潮時に食いが渋い状況が特に多いです。

むしろ小潮の時の方が入れ食いになったりします。

なぜなのかは分からないのですが…

そして、この後も食いが渋いなりにマイワシが釣れるのですが、不思議な現象に気付きました。

釣れたマイワシの口に一度もサビキ針が掛かっていないんです。

サビキ釣りの場合、往々にして口以外に針が掛かって釣れることはあるのですが、釣れたマイワシ全て、しかもこのサイズで一度も口に針が掛かっていないというのはかなり珍しいと思います。

アミコマセの臭いにつられて寄っては来るのですが、サビキ仕掛けの前でスルーしようとして誤って針に身体が引っ掛かってしまい釣れてしまった…こんな感じだと思います。

これから分かるのは、一応アミコマセやサビキ針に反応はしているのですが食いは渋い…

本当に大潮なのに良く分かりません。

また、後ほど料理のお話の際にも触れますが、この日釣れたマイワシはビックリするくらい痩せており脂は全くのっていません。

釣れた瞬間にサッパと見間違えるほど痩せており、現在釣れているウルメイワシも痩せていることから、今年の城ケ島近海はイワシ類のエサが少ないのかな…と思いました。

食いが渋い…や、痩せている…など、否定というか良くないお話ばかりでしたが、一つだけ希望を持てるようなことを感じたのが、去年北条湾で冬を過ごしたマイワシは確かにこのサイズが秋口から釣れていました。

徐々にマイワシの群れが増えていき、冬になるつれてウルメイワシやカタクチイワシなど、サビキで釣れていた青魚達が外海に出て行く中、マイワシだけが北条湾に残り続け最終的に越冬し、今年の2月に外海に出て行きました。

去年と同じように居付いてくれれば、今年も冬にサビキでマイワシ釣りが出来るかもしれません。

そして、例の如くこの日の釣りの話から脱線します。

でも、いつものくだらないお話ではないので、今回はお付き合い下さい。w

これは北条湾で釣れるイワシ類に限った話ではないのですが、概ね15cm以上のイワシ類が釣れると稀に下図の写真のような等脚類(とうきゃくるい)の、フナムシの触覚が無い虫みたいなものがイワシ類の身体に張り付いていることがありませんか?

ウオノエ科 イワシノコバン
イワシノコバン


ウオノエ科に属する通称「イワシノコバン」という寄生虫の一種です。

夜間や薄暗い時に釣り上げ、イワシを握ったら張り付いていて「ギョッ」とした経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

見た目や、寄生虫というとなんだか釣ったイワシ類を食べたくなくなるかもしれませんが、仮にですがこのイワシノコバン自体を人間が食べてしまっても特に問題ありません。

好き好んで食べる方はいないと思いますが、そもそもイワシノコバンはイワシ類の魚に寄生しイワシの体液を吸って生きています。

釣れたイワシに張り付いていたら、コチバサミやペンチなどでイワシから剥がしてイワシは持ち帰り食べられます。

イワシノコバン自体を素手で触っても、毒があったり噛みつくわけではないので素手で剥がしても問題ありません。

私はコチバサミで挟んで剥がしますが、家内などは容赦なく素手で掴んでサクサク剥がしていきます。w

イワシノコバンを剥がした痕
イワシノコバンを剥がした痕


上の写真のイワシの傷跡がイワシノコバンが張り付いていた痕です。

釣ったイワシにイワシノコバンは張り付いていなくとも、こういった傷跡が付いたイワシを釣った経験がある方もいらっしゃるかと思います。

主にマイワシに多く寄生している場合が多く、稀にウルメイワシに寄生しているものもいます。

見た目はともかく、非常に危険な生物とかではなく、寄生されているイワシ達もそれほど大きな影響は受けていないようで、寄生されていても元気に泳いでいます。

スーパーで売っているマイワシにこういった傷跡が無かったり、イワシノコバンが張り付いているのを見ないのは、そもそも漁で獲るマイワシは陸地から離れた外海で獲れたものが多く、陸地近くの沿岸にイワシが寄って来て寄生されてしまうからです。

9月から10月半ば辺りまでは、一番イワシ類が釣れる時期です。

イワシノコバンが付いているだけで、せっかく釣れたイワシを捨ててしまうのは勿体ないので、イワシノコバンが張り付いているイワシが釣れた場合は、イワシノコバンを剥がして持ち帰っては如何でしょうか。

また、ウオノエ科の寄生虫は鯛などの大型魚の鰓の中などに寄生するものもいます。

釣りなどで自分で獲った魚を捌かない限り、あまり目にすることは無いかもしれませんが、スーパーで売っている魚の鰓の中などにも普通に居たりします。

見る機会が無いだけで、意外と身近な寄生虫です。

ちなみに、釣りのお供のニャンにはイワシノコバン付きでイワシをお裾分けしていますが、ニャンが体調を崩したことはありません。

ウオノエ科 wiki

イワシノコバン おさかな図鑑

さて、話をこの日の釣りの話に戻します。w

この日はアジも釣れたのですが、如何せん10cmほどのアジ




アジも成長が遅いと言うより、大サイズのアジが回って来ていないように思います。

例年ですと、マイワシが釣れ始める前には大サイズのアジが釣れ始めていたのですが…

アジに関しては来週以降に期待したいと思います。

そして、午前4時前、潮の動きも止まりアタリも無くなり帰るかな…と帰り支度をしようとしたその時…




地面も濡れており、今日は姿を見せないと思っていた釣りのお供のニャンが登場。

仕方がないので、アタリが無い中もう少し釣りを続けることに。

しかし、そこはこっちの都合に魚達は合わせてくれません。

待てど暮らせどアタリは無し…

仕方がないので1匹だけ釣れた10cmほどのアジを皮切りに、ウルメイワシをメインに、一度クーラーボックスに入れたイワシ達を海水の中に戻します。

このニャンはグルメ?なのか、氷等で冷やした冷たい魚は食べないんです。

仕方がないので、常温に戻すために海水の中に。w

粘っても釣れないので、持ち帰る予定だったイワシ類をニャンにお裾分け。

ニャンのお腹が満たされるほどあげると、自分達の分が無くなるので適度なところで終了しこの日はこれにて撤収。




そしてこの日の釣果…というか、持ち帰った魚はこんな感じです。

2018年9月9日 釣果


当初、ウルメイワシもマイワシと同じくらいいたのですが、全てニャンに…w

そして、この日の料理の前にこちらの写真をご覧頂きたいのですが…

捌いたマイワシ


背開きにして捌いたマイワシなんですが、真ん中がお腹の部分です。

内臓などが苦手な方は写真を拡大しないで頂きたいですが、分かりにくいですが真ん中の白い部分が胃袋なんです。

入れ食い状態や、活性が上がっている時に釣ったマイワシは大半がこの胃袋にパンパンにアミコマセが詰まっています。

この日のマイワシは全てこんな感じで、ほとんど胃袋にアミコマセが入っていませんでした。

つまり、アミコマセをほとんど食べていないんです。

アミコマセの臭いや、サビキ仕掛けの針の光の反射などで、本能的にと言いますか、反射的にサビキ仕掛けに反応し針に掛かってしまい最終的に釣られてしまった…こんな感じです。

私が釣りをしていた時間帯はマイワシの活性は上がっていなかったということです。

※ウルメイワシの胃袋には多少アミコマセが入っていました。

ここで重要なのは、マイワシの活性が上がっていなかったことではなく、要はお食事タイムでもないのにいくら反射的に針のそばに寄って来たとはいえ、エサを食べる気がないのにこの数が釣れたこと。

つまり、実際にはかなりの数のマイワシが北条湾内に入って来ている可能性が高い…ということです。

この日の釣れ方自体は少々残念な釣れ方ですが、来週以降に繋がるかもしれません。

そしてこの日の料理ですが、ウルメイワシとマイワシでナメロウおにぎり、マイワシのフライを作ってみました。

まずナメロウおにぎりです。

ナメロウおにぎりの下準備


ナメロウは元々サンマ漁師の漁師メシです。

三枚に卸したウルメイワシとマイワシの身と、味噌適量、ネギ適量をを一緒に包丁で叩きます。

食感を楽しみたい場合はあまり叩き過ぎず味噌を全体回すように包丁で混ぜて下さい。

ネギトロのように魚の脂や風味を楽しみたい場合は良く叩いて下さい。

ナメロウ


イワシの身と味噌とネギを叩いて完成したナメロウがこちら。

これをおにぎりの具として使います。

ナメロウおにぎり


温かいお米と味噌、イワシの風味がマッチして本当に美味しいです。

そして、かなり久しぶりのマイワシのフライです。

背開きにしたマイワシ


マイワシは頭を落とし背開きにします。

これは好みですが、中骨は取り除かなくても少し長めに油で揚げれば問題なく食べられます。

今回はマイワシ自体が痩せていたこともあり、中骨は取り除かずそもままフライにしました。

ちなみに、マイワシを捌いていても脂感が全く無く、ウルメイワシの方が脂がありました。

マイワシのフライ


出来上がりがこちら。

この日のマイワシは、サイズ的には刺身とかにしたい感じですが、如何せん脂がないのでフライにしてちょうど良い感じでした。

総括としては、魚の釣れ方や魚種などは秋めいてきていると思いますが、釣れる青魚が全体的に小さかったり、痩せていたりと城ケ島近海に青魚が好むエサが無いように感じます。

少し心配なのが、海水温の下がり方やエサの分布如何によっては例年通りの場所に青魚が現れなかったり、急に釣れなくなる可能性もあります。

これから活餌での大型魚の釣り、時期的には短いですが虫餌で落ちギス、落ちハゼも面白くなってくる時期です。

毎回同じ場所で同じ魚しか釣れないより、毎週行く度に変化がある方が断然面白いです。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港】またまたサビキでセイゴがヒット!これも何かの異変?(2018年9月2日)

こんにちは。

早いもので今年も8ヶ月が過ぎ、いよいよ9月に入りました。

とは言うものの、未だ暑さは続き秋を感じることは少ないですが。

また、今年は台風が異常に多いですね。

原因はやはり海水温の高さ。

釣り用に運用しておりますTwitterは、本来はあまりリンク付きの投稿はしたくなかったのですが、海に釣りに行く都合上どうしても台風の情報は無視出来ず致し方なく現在は台風情報をツイートしています。

幸いなことに、神奈川県では台風による被害は然程出ていませんが、これから秋に掛けて太平洋高気圧や偏西風、海水温などの様々な要素如何によっては神奈川や東京を直撃する大型の台風も出てくるかもしれません。

皆様も台風の情報には十分ご注意下さい。

太平洋の遠く離れた海の話…ではなく、これだけ台風が多く発生するということは、繰り返しになりますが、例年より海水温が高いということです。

それが連鎖的に大小影響し合って私達が釣りに行っている城ケ島近海などにも変化を及ぼします。

専門家ではないので、全てを解説し予測することは出来ませんが、個人的には災害という観点からは危機感を強く持とうと意識付けを行うと共に、釣りという観点では楽しんでいる節もあります。

去年釣れていた魚が釣れなくなるのは残念なんですが、それと入れ替わるように今まで釣れなかった魚が釣れることがあります。

釣堀のように毎回行って同じ魚ばかり釣るのではなく、同じ仕掛けで同じエサでも意外な魚が釣れる…このサプライズをここ数年は楽しんでいます。

そしてこの日も、先々週同様にサビキ仕掛けでセイゴが釣れました。

サビキで釣れたセイゴ


※先々週より一回りほど大きかったです。

いろいろ調べると、先週の記事にも書きましたが、サビキセイゴ自体が釣れることは稀ではないようですが、恐らく今まではこの時期にセイゴ北条湾の中に入ってくることがあまり無かったのではないか…と思いました。

そもそも例年ですと、この時期は12cm~15cm、中には20cmにせまるサイズのウルメイワシ、カタクチイワシ、マイワシが主で釣れます。

他に印象に残っているのは秋口ですと、カマス、サヨリなんかが釣れた記憶があります。

稀に秋口までサバが釣れる年がありましたが、この時期に釣れるサバは25cmくらいのサイズに成長しているものが多く、食べ応え十分な感じです。

そして、なぜ今年はセイゴ北条湾内に居るのか…ですが、先週までの記事でも何度か触れましたが、今年はイワシ類の成長が遅いんです。

上記のサイズのものも釣れますが、全体的にサイズが小さく中には10cm以下のサイズも釣れます。

春からGW辺りに釣れるサバっ子みたいなウルメイワシ、カタクチイワシもいます。

元々セイゴ(スズキ)は雑食で何でも食べます。

城ヶ島や北条湾に入り浸る前は、良く観音崎でぶっ込み(エサはアオイソメの1匹掛け)でフッコを狙っていました。

雑食なので当然アミコマセも食べるのですが、一番の要因として考えられるのは10cm未満のイワシ類の稚魚が今年は北条湾内に居るので、それを追い駆けて北条湾内にかなりの数のセイゴが居るのではないかと思います。

台風から始めり、いきなりピンポイントで北条湾の話に落ちていく…軽く話に無理がありましたが、こういったことも地球温暖化の影響の一つなのかな…と漠然と思いました。

そして、先週は久しぶりにフナムシを見た…とお話ししましたが、今日気付いた事として今年はネンブツダイが釣れません。(私だけかもしれませんが…)

そもそも外道なので釣れなくても良いのですが、ここまでお目に掛からないの珍しいかな…と思いました。

さて、またまた前置きが長くなりましたが、この日の釣行のお話をさせて頂きます。w

この日は午前3時前の干潮後を狙って行きました。




予報で風は問題無さそうだったのですが、雨が降る予報になっていたので雨だけが心配でした。

横浜横須賀道路を抜け、三浦縦貫道に入ると路面がビショビショ。

「うわぁ~マジか…この先雨だったらどうしよう…」と思いながら車を走らせると、所々で路面は濡れているものの、雨は止んでいました。

幸いにも現地到着時も雨は止んでおり、北条湾自体は雨が降った痕跡はありませんでした。

3時過ぎの到着を目指していましたが、30分ほど早く到着。

車を停め、いつものように海の様子を伺うと、何かあったのか…と思うくらい釣り人がいません。

まるで真冬の北条湾のようで、係留されている船も無く、風も然程強くなく、雨も降っていないのに全然人が居ない。

あまりの人の居なさに少々気味悪く感じましたが、いつもの場所に釣り座を構え釣りの準備を開始しました。

潮も止まっており、魚の群れも確認出来ないため、潮が動き出すまでは釣れないと踏んでゆっくり釣りの準備をしていました。

すると、背後から視線を感じます…

北条湾の茶トラ猫

北条湾の茶トラ猫

北条湾の茶トラ猫


いつも釣り座を構える近くにこの方が既にスタンバイ。

釣りの準備を開始すると、シレッと寄って来ました。

「今日は早過ぎるし、まだ潮が動いてないからすぐに釣れないよ」と話し掛けながら釣りを開始。

案の定、ピクリとも竿が動きません。

「まぁ、30分は釣れないな…」と踏んで、私は家内の軽自動車のエンジンオイルの交換を開始。(なぜそこでやる?って感じですがw)

15分ほどでオイル交換を終え戻ると…

竿にアタリが…

釣れたのはウルメイワシです。

そして、すぐに竿を投入するとまたウルメイワシが…

まだ活性が上がる時間ではない上に、釣れ方がおかしい…

実は2回とも釣り針が目に引っ掛かって釣れていました。

釣れる…というより引っ掛かる…ような釣れ方、つまり口ではなく頭や目の辺り、身体に針が引っ掛かるような釣れ方の時は活性が上がる前兆で、しかも群れている数が多いということです。

※全く活性が上がる予兆が無い場合はアミコマセもスルーしてただ泳いでいるだけなので仕掛けの傍に寄って来ません。

通常イワシ類は回遊しており常に泳いでいます。

アミコマセの臭いにつられてサビキ仕掛けの近くまで寄ってくるのですが、活性が低い時は仕掛けの直近で仕掛けを避けて泳いでいます。

群れの数が多く、密度が高いと避け切れず針に引っ掛かってしまう…こういう釣れ方(引っ掛かり方)は逆に入れ食いの時にも良く見られます。

何れにせよ、目視で確認出来なくても、足元に相当数の群れが寄っている証拠で、魚の活性が上がりお食事タイムに突入すると一気に入れ食いになる可能性が高いです。

なんだかんだ普通に釣れ始めるまでに、釣り開始から30分以上掛かり、入れ食い一歩手前くらいのペースで釣れ続けます。

この日は私より先に釣り場でニャンが待っていた上に、釣れ始めるまで時間も掛かってしまったのでニャン優先でウルメイワシをお裾分け。




順調にウルメイワシが釣れ続ける中、明らかにウルメイワシでないガツン!というアタリが。

先々週に続きセイゴです。




結局この日は実際に釣り場に居たのは1時間半ほどいましたが、釣れている時間は40分ほど。

ただ、帰る切っ掛けは風がかなり強くなってきたためで、釣りを続ければまだまだ釣れたと思います。




この日は熱帯夜からも解放され、湿度も低く風もあったことから軽く肌寒い感じで少し秋の気配を感じました。

そしてこの日の釣果はこんな感じです。

2018年9月1日 釣果


ニャンに3/2ほどお裾分けをしたので、実際に釣れた数はこの倍以上です。

魚種としましては、セイゴ以外はウルメイワシのみでした。

サイズ的にはだいぶ成長し太ってきましたが、やはり例年よりは小ぶりな印象を受けます。

そしてこの日の料理はこんな感じにしました。

セイゴの塩焼き


セイゴはオーソドックスに塩焼きにしました。

先々週は刺身にしましたが、元々白身で淡泊な魚な上にセイゴサイズですと脂も然程のっていないので、刺身より塩焼きの方が個人的には美味しく感じました。

ウルメイワシのフライ


ウルメイワシは変わり映えが無く、またまた頭から丸ごとフライですみません。

好物であることと、このサイズですと一番無駄なく食べられるので。

9月に入り、どの辺りで日中も秋を感じられるようになるのか分かりませんが、それが一つのポイントとなり釣れる魚や釣れ方も変わってくると予想しています。

今年も真冬でもマイワシが釣れるか…

また、海が秋めいてきますと時期的なもので、時期を過ぎると釣れなくなりますが、落ちハゼ、落ちギスも北条湾内で釣れます。

チョイ投げの釣りの準備もしていくと面白いかと思います。

サビキももちろんなんですが、投げてはキス、ハゼ、泳がせ釣りではシーバス、過去の実績としてはオキアミでクロダイ、マハタなども釣れました。

今年はどんな魚が釣れてくれるか楽しみです。

来週は土日共に大潮です。

私も次回以降サビキ以外の釣りの準備もして行こうと思っています。

また、私はいつも釣りをしても2時間程度なのですが、9月の中旬以降はもう少し長く釣りをしてみようと思います。

今週は今年最強と言われている台風21号に十分ご注意下さい。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港】釣れる魚種は秋めいてきましたが…如何せんサイズが…(2018年8月26日)

こんにちは。

まず初めに、先週の記事の補足をさせて下さい。

先週の記事で、サビキでセイゴ(スズキの稚魚)が釣れるのは稀…的なニュアンスで記事を書いておりますが、地域によってはセイゴをサビキで専門的に狙って釣る地域もあるようです。

ブログの記事を書いてから、フッと気になり調べてみました。

知識が薄く申し訳ありません。

撒きエビでフッコやスズキを狙う釣りは知っていたのですが、サビキで専門的に狙うのは知りませんでした。

また、神奈川県内でも各所でたまに外道的な感じでサビキでセイゴは釣れているようです。

更に更に…身内からもツッコミが…w

一ヶ月ほど前、私の隣で娘さんと釣りをされていたお父さんが、恐らくサビキでセイゴを釣っていたようです。

家内が一部始終を見ていて、お父さんが娘さんに「スズキさん釣れちゃった!」と言いながらセイゴらしき銀色の魚を見せていたようです。

北条湾でも普通に釣れるようです。w

30年近く釣りをしていて、サビキでセイゴを釣ったのが2回目なもので、「稀」的な表現をしました。

以後、ブログにて書かせて頂く情報は、より注意を払って参りますので、今後ともよろしくお願い致します。

さて、この日の釣行ですが、大潮ということもあり少し期待を持ち、日曜日の午前4時過ぎの満潮前を狙って釣りに行きました。




と、一般的には、やはり大潮のように潮位に変化がある満月の夜は、釣れることが多いので、どうしても潮回りが大潮だとソワソワしてしまうんですが、以前からお話させて頂いておりますように、この北条湾は一般的な規則性みたいなものが通用せず相変わらず釣れる、釣れないが読みにくいのですが、期待して現地に向かいました。

この週も平日は強風な日が多く、予報では土曜日は終日8m近い風が吹く予報でした。

何とか日曜日は落ち着く予報となっていましたが、この日は風が特に心配でした。

現地に着くと、心配とは裏腹に風は1mほどで、ほぼ無風と言っても良い状況。

風が無いのは釣り的には有難いのですが、車から出た瞬間風が欲しくなりました。

というのも、湿度が物凄く高く、立っているだけで額から汗が滲み出る感じ…

気温も深夜にも関わらす28度近くあり、まさに熱帯夜。




気温一つとっても、やはり異常気象という言葉が当てはまる感じで、子供の頃夜釣りに行って気温が28度とか記憶にありません。

そもそも子供の頃は「熱中症」という言葉自体あまり聞いた記憶が無く、ひと夏でこんなに熱中症で亡くなる方がいるというのも聞いたことがありませんでした。

死を意識させるような気温で、安全な日中の過ごし方をニュースで注意喚起する光景も記憶になく、やはり異常気象というか地球自体が暖かくなっているんだな…という認識は持たざるを得ません。

Twitterに投稿はしていませんが、この週のニュースで気になった記事の一つにトラフグの水揚げに関するニュースがありました。

今まではトラフグと言えば、関西以南が産地で関東以北ではほとんど捕れない魚でした。

しかし、今年は特に関西以南で不漁で、関東以北で豊漁、オマケに東北にはフグの調理師が少なく、フグの調理師免許に関しても各都道府県が管轄しており実技試験がある場合と講習だけで取得出来る場合があり、これを一本化する話まで出ていました。

フグに関する知識や技量が日本全国でバラバラになってしまい、最終的にフグ料理のイメージや評判が悪くならないようにするためだとか。

こういった事を考えますと、リアルに釣りをしていて釣れる魚、釣れない魚に変化が出てきても当たり前ですし、過去のデータや情報が当てにならなくても仕方がないのかな…とより考えさせられました。

すみません…いつも通りこの日の釣りと全く関係ない方向に向かっていますが、もう少しお付き合い下さい。

この日現地に到着して、いつも通りまず海の様子を伺ったのですが、そこで今年初めて見た生き物がいました。

それは…

「フナムシ」です。

去年の夏前から北条湾に入り浸り、冬を越して今に至っています。

去年の夏はフナムシが居たのを覚えています。

当然、冬は居なくなり、春先に見たかな…という曖昧な感じです。

夏場にサビキ釣りをしていると、アミコマセが痛み黒ずんでくると大抵フナムシが長い触覚を動かしながら寄って来ます。

いつもの光景なんですが、今日フナムシを見るまで今年は見ていなかったことに初めて気付きました。

私の自宅は近くに川があり、裏には寺もあり、自宅周辺は大きな木々に覆われています。

軽く自然の中に家がある感じで、台湾リスやアライグマ、タヌキなどいろんな動物や虫も良く見掛けます。

フナムシを見たことでかなり意識したのですが、セミの声が例年より小さい(少ない)、蚊がいない、ムカデも見ていない、クワガタ、カブトムシも今年は見ていない等、夏場に毎年見ていた生き物に今年は会っていないことにも気付きました。

そしてこのブログを書いているまさに今…今年初めて蚊に刺された気がします…しかも二箇所。w

冷静に回りを見渡すと、自分の身近なところでこれだけ変化があるということは、海の中にも変化があって当然かな…と思いました。

ただ、それがどういう形で現れるのかは分かりませんが、楽しみでもあり不安でもある…そんな感じです。

長々とすみません。

本題に戻ります。

この日は現地に到着したのは午前2時前。

ブログのコメント欄に土日で?お祭りがあり車も多く、係留されている船も多い…と事前に情報を頂きました。(貴重な情報ありがとうございます)

実際に行ってみると、頂いた情報通り、係留されている船も多く駐車している車もいつもより多かったです。

一瞬、「うわぁ、釣り出来ないか?」と思いましたが、良く見ると釣り人は普段より少ない感じでした。

係留されている船が大きな船が多く、釣りをする場所が無い…という感じでした。

北条湾の難点の一つが大型船が停泊してしまうと、一瞬にして釣りをする場所が無くなってしまうことです。

当然、釣りをするための施設ではないので仕方がないのですが。

いつも釣りをしている場所は既に他の釣り人の方が釣りをしていたので、いつもより奥まった場所に釣り座を構えました。

釣り的には問題は無かったのですが、いつものニャンが登場するルートから若干外れており、ニャンが気付かないのではないか…という心配がありましたが、予想通り気付かなかったようで、帰り掛けに気付きましたがこの日は別の釣り人の方からお裾分けをもらっていました。

ということで、今回はニャンのネタは登場しません。w

若干波はあるものの、静かな海が月明りに照らされ、竿先が一気にしなり大物が釣れるんじゃないか…なんだかそんな事を予感させるような雰囲気の中、釣りを開始しました。




そして、これも北条湾では良くあることなのですが、大潮で風も穏やか、満月が海を照らし幻想的な雰囲気の中、期待に胸を膨らませると…

釣れない…

なんで??

今日の状況で何がいけないの??

入れ食いのはずでしょ??

と、海に文句を言いたくなるような、少しあった小さな不安が見事に的中!

釣りを開始してから十数分。

静かな海面に魚の気配もない…

足元にも群れは確認出来ない…

「始まったよ…大潮で潮が動いているのになぜ釣れない?」

と、心の中でブツブツ言っていると竿先がしなりました。

「おっ!きた!」




最初にきたのはカタクチイワシ(シコイワシ)です。

続いてウルメイワシもヒット!




この後、食いは渋いものの等間隔で釣れ続けます。

これも今年の傾向と言っても良いと思うのですが、潮回り(潮の種類)は関係ないんです。(以前から北条湾はこういう傾向が若干ありましたが)

今年はよりこの傾向が強い気がします。

また、これは私が行く時だけかもしれませんが、今年の夏は海から魚が湧いてくるような、そこら中でビシャビシャ跳ねるような入れ食いに遭遇していません。

潮の周期は29.5日で女性の生理の周期と同じ(釣りと関係ないですが)なのですが、当然これは月との関係からこの周期になります。

一ヶ月の中で、大潮の干満問わず潮が動いている時に釣りに行けば、最低1回くらいは入れ食いに遭遇してもおかしくありません。

所謂、爆食い的な釣れ方が今年は無い気がします。

全体的に寄っている青魚の元気が無い…そんな印象を受けます。

そういった事と関係があるのかは分かりませんが、先週の記事でもお話ししましたがウルメイワシカタクチイワシ共に成長が遅く、特にウルメイワシは痩せています。

例年ですと、今の時期は丸々と太っていておかしくありません。

後ほど、写真を掲載致しますが、カタクチイワシはだいぶ成長してきましたが、ウルメイワシはまだ小さいです。

あと考えられるとすれば、気温が高過ぎることで海水の温度も例年より高めで動きが鈍っている…

この辺の予想が当たっていれば、今年の秋以降は例年より少し長い期間ウルメイワシが釣れるかもしれません。

そしてこの日の釣果はこんな感じです。

2018年8月26日 釣果


魚種はこの日はウルメイワシとカタクチイワシのみです。

釣りをしていた時間は約1時間です。

サイズとしては、全体的に先週より1cmほど大きいように思います。

先週はややフライにするには小さい感じでしたが、この日は頭から丸ごとフライにするのに丁度良いサイズでした。

ということで、この日の料理は全て頭から丸ごとフライにしました。

腸を取り除いたウルメイワシとカタクチイワシ


腸を取り除いたウルメイワシとカタクチイワシです。

何度かお話ししておりますが、このサイズですと1匹1匹腸を取り除くのが面倒臭いですが、サビキで釣った魚はアミコマセを大量に食べている場合が多いです。

キチンと腸は取り除くことをお勧め致します。

釣り上げた際に、いきなりクーラーボックスに入れず、しばらくバケツ等で泳がせておくと自然と鱗が剥がれて調理しやすくなります。

ただ、今は夏場ですので長時間バケツに入れておくと魚が傷んでしまいます。

魚の動きが止まったら早めにクーラーボックスに入れて下さい。

魚が傷んでしまうと、調理する際に身がボロボロに柔らかくなってしまい調理しにくくなります。

特にイワシ類を捌く場合は良く切れる包丁をお使い下さい。

切れない包丁でイワシ類を捌くと、身が崩れやすく最悪指を切る原因にもなります。

そして、腸を取り除いたウルメイワシとカタクチイワシに衣を付けて揚げていきます。

出来上がりがこちら。

ウルメイワシとカタクチイワシの丸ごとフライ


青魚と油は本当に良く合います。

パンに挟んでも美味しく頂けます。

中骨や頭もこのサイズでしたら気になりません。

頭から丸ごと食べることでカルシウムを始め、青魚特有の栄養素も無駄なく採れます。

私は自分がその日食べる分だけ釣れれば良い感じで、数釣りはしないので爆釣れしなくても良いのですが、なんだか元気が無い北条湾に少し寂しさみたいなものを感じています。

長期予報を見ると、この異常な暑さは9月も続くようですが、早く秋めいてきて欲しいと個人的には思います。

数は釣れなくても良いですが、種類は豊富に釣りたいです。

そろそろ例年ですとマイワシも回って来ると思います。(少しずつ釣れ始めています)

勝手に北条湾で釣れるマイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシを「イワシ御三家」と呼んでいますが、この御三家のお刺身を食べたい今日この頃です。

来週は小潮ですが、ここのところ小潮の方が食いが良いです。

ウルメイワシ、カタクチイワシ以外が釣れるように頑張りたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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Koichi Otsuka

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生から30数年…本当は船釣りをしたいのに船酔いが激しく断念。自分に与えられたフィールドは陸しかないと神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。釣行先は気分によって変わります。予めご了承下さい。
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