前回の釣行記事は、前回、前々回の二釣行をまとめさせて頂きました。
と言いますのも、カタクチイワシの群れは北条湾から離れ、何も釣れず、釣行ごとで分けてお話しするほどボリュームもなかったので二釣行を一記事にまとめまさせて頂きました。
毎年のことではありますが、この時期は私の中では北条湾での釣りが大取のカタクチイワシがいなくなり、新たに去年産まれたサバっ子が北条湾内に入って来るのを待つ時期で、一年の釣りがリセットされるような時期です。
そういう意味では、「今年はどんな魚が釣れるかな…」など、ポジティブなことももちろん考えるのですが、実際に釣りに行きますと、この時期だからこその魚の気配を全く感じない静けさのようなものがあり、むしろ自宅でビール片手にいろいろ釣りのことを考えていた方が楽しいくらいで、自然相手のことなので仕方がないのですが、我が家の兄妹猫のご飯を釣ることも出来ず、もどかしさや何とも言えない寂しい気持ちになります。
北条湾内から、完全にカタクチイワシの群れが離れて約二週間…
この日の釣行で三週目です。
9割方何も釣れない…という雰囲気の釣りに出掛けるのも足取りは重いものです。
とは言え、通り一遍のことを繰り返し、何も策を講じなければ釣れるものも釣れません。
通り一変とは、私は未明から朝マヅメ、日の出に掛けて釣りをすることが多いです。
いつもの時間に釣りに行っても、カタクチイワシはもちろんのこと、他のサビキ釣りで釣れそうな小魚もいない、釣れないことは分かっています。
そういうことから、この日は私が普段釣りをしない時間帯に釣りに行くことにしました。
普段は日曜日の未明から釣りを始めるのですが、この日は土曜日の夕方、夕マヅメ、日没後1時間程度釣りをする感じで北条湾を目指しました。
土日の日中に車を運転することが大嫌いなんですが、北条湾に入り浸る以前は、ここまで頻度高く釣りに行かなかったので、釣りに行く時の行き帰り共に家内が車を運転してくれていたのですが、釣りに行く頻度が増し「私はアンタの運転手じゃない…」と喝が入り、現在は釣りに行く時は私が運転する約束になっています。
仕方がないので、土曜日の日中ですが私が車を運転し、北条湾には夕方の午後5時半過ぎに到着しました。
釣りを開始します。今日は明るい時間帯から、マヅメ時、夜間…でやってみます。前回の釣行でカタクチイワシは完全に北条湾を出たと思われますが、時間帯を変えてやってみます。気温22度、天候は晴れ、風は無風、海水温は17度です。海の状況的にはサバっ子などがいてもおかしくありませんが…w pic.twitter.com/VCtp87G4h7
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記@猫とウサギと釣りの【X】 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) April 13, 2024
釣り座を構えた場所から、真正面に夕陽を見ながら、寒くもなく暑くもなく、風もなく非常に静かで穏やかな時間が流れており、ゆったりと椅子に座りながら潮の匂を感じつつ、魚が釣れなくてもビールが飲めれば至福の時…そんな感じでした。
一通り釣りの準備も終わり、くまなく海を観察しますが、サビキ仕掛けの針でも釣るのが難しいくらいの、小さな何がしかの稚魚の群れは確認出来ますが、サビキ仕掛けで釣れそうな魚の気配はありませんでした。
余談ですが、今からGW明けくらいまで、北条湾岸壁にはヒジキが干してあります。
今の時期は岸壁にヒジキが干してあります。汚したり、踏むことのないようにお願いします。 pic.twitter.com/9dOmO8Z8KU
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汚したり、踏んだりせず、干したヒジキは朝方回収しますので、回収作業の邪魔にならないように車の駐車位置や、構える釣り座に配慮をお願いします。
個人的には今の時期にヒジキを干すので、そのヒジキが干してあると余計に魚が釣れない時期であることを実感してしまいます。w
心のどこかで、私も家内も魚が釣れない…という先入観があったせいか、非常に穏やかな北条湾岸壁の雰囲気に影響され、10年一昔前、北条湾に入り浸る切っ掛けにもなった、真冬にマイワシ爆釣れ!の話で盛り上がっていると、竿が折れるのではないかというくらいの強烈なアタリがあります。
青魚も寄っていない今の時期に、強烈なアタリ…
折れそうな竿を見ながら掛かったのは根魚だと確信します。
案の定掛かったのはウミタナゴ。
ウミタナゴがきました。サイズは悪くないんですが、妹猫が根魚は食べてくれないんですよね… pic.twitter.com/F8xF1sg22j
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最初に釣れた個体は、動画ですと子持ちかの判断は難しいかもしれませんが、動画でもお分かり頂けるであろうくらい、お腹がパンパンのウミタナゴもヒットします。
見た目で子持ちと一発で分かるウミタナゴがきました。 pic.twitter.com/u6Oev6Wg9I
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コマセを嗅ぎ付けたようで、容赦なく根魚のオンパレード。
メバルがきました。この子は海へお帰り頂きました。 pic.twitter.com/OxYXNqeUGO
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この日はメバルもそこそこ釣れたのですが、全てサイズが15cm程度でメバルは全てリリースしました。
メバルは非常に成長の遅い魚で、30cmほどに成長するのに10年掛かると言われています。
小さいメバルは釣れても出来るだけリリースして頂ければと思います。
釣れた魚の順番がテレコになっていますが、この日の釣果は1匹だけでしたが、非常に驚いたことが、ナント!アジが釣れたんです。
ビックリですね…小アジがきました。 pic.twitter.com/NGR8CZAhDi
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去年、北条湾では非常にアジが好調でマメアジくらいのサイズから20cmほどに成長し、初秋頃までコンスタントに釣れました。
これもかつてはなかったことで、15cmほどのアジがサビキ釣りのメインシーズンである夏場の短期間に釣れる…ということが多く、去年の印象は非常に強く残っています。
この日釣れたアジは14cm~15cmほどで、マメアジではなく小アジくらいのサイズでした。
そして、一番驚いたことが、時期的にサバっ子、ムツっ子が先に釣れ出すはずなのに、サバっ子、ムツっ子よりも先にアジが釣れたことです。
アジが好調だった去年でも、サバっ子、ムツっ子が釣れ出し、1週間遅れくらいでアジが釣れ出しました。
アジはイワシ、サバに比べますと非常に神経質な魚で、岸壁上での音、強い光、人間の影など、こういったことでも釣りにくくなってしまう魚です。
また、イワシ、サバと違い常に泳いでいる魚ではなく、条件が整っており潮の動きなどの影響がなければあまり移動する魚ではありません。
更に、イワシ、サバよりの一階層深い水深にいることが多く、夏場のサビキ釣りのメインシーズンの時などは、魚の活性が上がりアジを釣りたくてサビキ仕掛けを深く落とそうとすると、アジの水深に届く前にイワシ、サバが掛かってしまう…ということもあります。
一つの群れの魚の数も、イワシ、サバよりは少なく、神経質であることなどもあり、どうしてもイワシ、サバよりは釣りにくい魚です。
この日は1匹しか釣れなかったのですが、先ほどアジの釣果のポストのリンクを貼りましたが、ポスト時のタイムスタンプをご覧頂きたいのですが、アジは釣れてすぐに撮影しポストしました。
ほぼほぼ釣れた時間だとお考え頂いて問題ないのですが、この日の日没の時刻は18:12です。
ポストした時間は18:09です。
水平線に陽が沈み、横向きの光はまだあるので空全体は暗くはありませんが、上から降り注ぐような光はありませんので、海の中は地上よりも暗くなっています。
アジは夜行性ではなく、釣り場で釣れる時間帯や釣れ方はマチマチです。
北条湾に於いては、所謂薄暗い時間のマヅメ時(朝夕共に)に釣れることが多く、日中よりも夜間や未明の方が良く釣れます。
漁業関係者の方などを含めますと、北条湾岸壁は日中は人の気配がある方です
。
スレ以前の問題で、アジが神経質な魚だからということで、日中に1匹も釣れない…ということはないと思いますが、非常に釣りにくいのは確かです。
北条湾の良いところが豊富なプランクトンなんですが、なぜ他の釣り場より圧倒的にプランクトンが豊富なのかは、申し訳御座いませんが、何度も同じ話をしておりここの話をし始めますと記事が長くなってしまいますので、今回は割愛させて頂きますが、ブログ内検索等で「植物プランクトン 川」や「植物プランクトン 豊富」などで検索しヒットした記事をご覧頂ければと思います。
北条湾は夜間でも常夜灯や街灯が岸壁の傍にあり、この光が海面に届いています。
この光に植物プランクトンが光合成をするために集まり、それを求めて動物プランクトン、そして小魚達が集まる…簡単に申し上げますとこういう流れで、夜行性ではないアジもこのプランクトンを求めているので暗い時間帯でも釣ることが出来ます。
この日は結果として、アジの釣果は1匹でしたが、アジが単独で行動し1匹だけのアジが私達が釣りをしていたサビキ仕掛けを食ってきた…こういうことは間違いなく有り得ず、それなりの数の群れがいたと思われます。
1匹しか釣れなかった原因の一つとして、たまたまアジの活性が上がったタイミングでフィッシュイーターが北条湾内に入って来たと思われます。
陽が落ちたらパタリとアタリがなくなりました…
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ウミタナゴ然り、メバル然り、アジ然り…突然気配を消すように全くアタリがなくなり違和感を覚えます。
潮の動きとしては、中潮で上げ潮、且つ今が一番潮の動きが良いタイミングなんですが、全くアタリがなくなりました。何か違和感を感じますね…
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この時点で、目視でフィッシュイーターの類の気配は感じられず、しばらく様子を見ることにしました。
なんかイーターの類がいますね…恐らく今日はこれ以上やってもサビキでは釣れませんね…
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この時点でも、まだ表面的には確信を持てるフィッシュイーターの動きは確認出来ていませんが、明らかに日没前と日没後の魚の動きが変わり違和感バリバリで、しばらく観察していれば必ず確信を持てる動きが出る…こう思いこの後魚は釣れないと思いましたが、ビール片手にひたすら海面を見続けました。
イーター出て行く…サビキで釣れそうな魚が浮いて来た…潮の動きが鈍くなる…サビキで釣れそうな魚の活性下がる←今ココ…海面にやる気のない波紋が出来始めましたね…
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一度だけでしたが、海面にバシュ!というような、下から上にいる獲物を襲う時の波が出来ました。
このアタックをしたのは、恐らくイカの類で、それであれば合点もいきました。
イカはアジが大好物なので、アジの群れを追ってマヅメ時以降に北条湾内に入って来たものと思われます。
ただ、数はそれほど多くなく、ポストにもありますように30分ほどで北条湾内から出たものと思われます。
イカの類がいなくなると、次第に地味に小魚達の気配を感じましたが、如何せん活性が低過ぎてサビキ仕掛けに反応することはありませんでした。
ポスト内にあります「やる気のない波紋…」明らかに、サビキで狙えるサイズの小魚の群れの波紋ですが、アジの波紋ではありませんでした…というか、アジは基本的に表層付近を泳ぎながらプランクトンを食べることはなく、神経質なことから一々自分の回遊深度から上方向のエサ(プランクトンやアミコマセ)を狙って食べるような動きをします。
これも、先ほど申し上げた、イワシ、サバのように常に泳いでいなければならない魚ではないことから、動きとしては根魚などに近いエサの捕食の仕方をします。
こういうことに照らしますと、先述しましたやる気のない波紋を作った犯人は、表層付近を悠々と泳いで、海面スレスレを泳ぐことで出来る波紋が出来ていました。
つまり、アジの波紋ではないので、アジ以外の小魚も寄っている可能性があります。
前回、前々回の釣行共に何も釣れず、Xでも何をポストして良いのやら悩み、ブログの記事のネタもないことからガセネタをお話ししているわけではなく、私はこの記事を書いている時点で鼻息荒く釣りに行きたくて仕方がありません。
次回の釣行で、アジ入れ食い!爆釣れ!はないかもしれませんが、今後サビキ釣りで釣れるであろう魚の気配を感じることが出来ただけで、興奮してしまいます。
仮にアジを活餌に泳がせ釣り…でも、アジのサイズも活餌にするのにちょうど良いサイズです。
夢が広がる感じで、毎日次回の釣行はどんな釣りをしようか、作戦を立てているだけで楽しい感じです。
いよいよきたな…そんな感じです。
この日の釣果はこんな感じになりました。
ウミタナゴとはいえ、このサイズになりますと、引きも強く釣っていてもそこそこ楽しめました。
こちらは釣れた魚種です。
釣れたアジは1匹でしたが、これが意味することが非常に大きく、私の心は高鳴るばかりです。w
そしてウミタナゴは6匹釣れたのですが、5匹が子持ちで、まさに子を産む直前といった感じで、見た目で分かるくらいお腹がパンパンでした。
ウミタナゴは体内で卵を孵化させ、子を産む魚です。メバルや私の宿敵アカエイなども同様です。写真左が「輸卵管」の中にウミタナゴの子がいる状態で、輸卵管を割ると右のい写真のように子が出てきます。絶品!でもありませんが、ウミタナゴの子を食べることが出来るのも、釣り師の特権かと思います。 pic.twitter.com/ikivpaMas4
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ウミタナゴは卵を産まず、ポスト内でもお話ししておりますが、輸卵管(ゆらんかん)という器官の中で卵を孵化させ子供を産む魚です。
鳥類や哺乳類に近く、人間の女性も同じ名前の器官を持っています。※
※鳥類、人間では出産、産卵に関してのプロセスはことなります。
ポスト内の写真左側が輸卵管の中にウミタナゴの子がいる状態で、輸卵管を割ると写真右側のように子が出てきます。
見た目的にはなんだか生臭そうですが、無味無臭で特にこれと言った臭いはありません。
敢えて言うのであれば、若干甘い匂いがしますが、ほとんど分かりません。
もちろん、人間が生で食べても問題ありません。
今回は、ウミタナゴがそれなりのサイズであり、子持ちだったことから持ち帰りましたが、我が家の妹猫は根魚が苦手なんです。
北条湾ではメジナ、カサゴ、メバル、ウミタナゴなどの根魚が良く釣れますが、時期にもよりますが妹猫は一口も食べてくれない時もあります。
ちなみに、兄猫は根魚でも問題なく食べてくれるので、最悪は兄猫に全て食べてもらうか…と、久しぶりに兄妹猫の食事は子持ちのウミタナゴを焼いてあげました。
兄猫は根魚を食べてはくれるのですが、やはり青魚の時のような反応はなく至って静かに待つことが多いのですが、この日はナント!終始鳴きっぱなし!
只今、絶賛兄妹猫の夕飯を作り中です。w pic.twitter.com/OUTFfPU307
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釣行が土曜日の午後からでしたので、兄妹猫の土曜日の夕食はウミタナゴだったのですが、動画の撮影をミスってしまったので動画は割愛させて頂きます。
妹猫が嫌いな根魚です。騒いでいるのは兄猫のみ。申し訳程度に青魚のアジがいますが…たかが知れてます。w ウミタナゴの子って独特の甘い匂いがします。人間的に食欲をそそる感じではなく、自然界の甘い匂いです。昆虫が好む樹液ような感じです。食べてくれるか…whttps://t.co/bvPBil6cGy pic.twitter.com/BSs8LLmcfe
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心配を余所に、少々驚きましたが、妹猫が何の躊躇もなくほぼ完食してくれました。
本人(兄妹猫)達の年齢や子持ちの時期のウミタナゴということもあるのかもしれませんが、好物の青魚を食べる時のように淡々と完食してくれました。
翌日の日曜日の朝食もウミタナゴを焼いてあげました。
根魚ガン無視の妹猫が、昨日の夕食はほぼ完食。釣りをしている時から、妹猫は食べてくれないだろうな…と思っていたので驚きと同時に、やはり釣って来た魚を美味そうに食べてくれると嬉しいものですね。何れも子持ちで器の左側にある目が見えるものがウミタナゴの子です。https://t.co/JUbUZwlvYr pic.twitter.com/evNfAivAUL
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記@猫とウサギと釣りの【X】 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) April 14, 2024
ポスト内の写真右、銀色の目が付いているものがウミタナゴの子供です。
日曜日の朝食も子持ちのウミタナゴなんですが、妹猫はあれだけ根魚嫌いだったので、些か食べてくれないのでは…という不安はありましたが、普通に食べてくれました。ウミタナゴは元々淡泊な魚なんですが、産卵期ということで幾分ある脂感が良いのかもしれません。https://t.co/3aaP2Vl1sB pic.twitter.com/QlrVCPtXdc
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産卵期というのは、当たり前の話ですが時期的なものですので、兄妹猫に頻繁にウミタナゴの子をあげたことはなく、もしかするとウミタナゴの子を食べてくれないかな…と思ったのですが、こちらも心配を余所に完食してくれました。
そして、人間用の魚料理ですが、ウミタナゴの子が一番良い時期、出産直前ということで普段はウミタナゴではあまり作らない、ウミタナゴのタタキを作ってみました。
産卵期のウミタナゴのタタキ
今回は繰り返しになりますが、ウミタナゴの「子」を主役にしたかったので、敢えて刺身系にしました。
作っておいて、こんなことを言いますと、お叱りを受けそうですが、個人的にはウミタナゴは煮付けが一番美味しいかと思います。
次に焼き、刺身は…という感じで、魚体自体も薄く、身を取るのも一苦労ですし、刺身にしたからといって独特の風味や味があるわけでもなく、淡泊な魚なので尚のこと刺身以外の魚料理が宜しいかと思います。
今回は写真のように、ウミタナゴの身をタタキ、その上に生のウミタナゴの子をトッピングしましたが、生臭さや磯臭さもなく※コリコリとしたウミタナゴの子は、釣り師だから味わえる特権かと思います。
※ウミタナゴは釣った時期、生息している環境で磯臭さが出ることがあります。
正直申し上げまして、今シーズンは2024/1/3の釣り始めの釣行で、サビキ釣りで60cmオーバーの歳なしのクロダイを釣り、この釣果自体がサビキ釣りで釣ったことももちろんですが、完全にまぐれの釣果で以降目ぼしい釣果に恵まれず、3ヶ月以上過ぎ釣りに行くモチベーションはかつてないくらい最悪でした。
特に気象の状況が良くないと、心のどこかで「釣りに行ってもどうせ釣れないだろうしな…」という気持ちがあり、毎回重い腰を上げるように釣りに行っていました。
たった1匹ですが、この日アジが釣れたということは、現時点では数は少ないかもしれませんが、今後アジの群れが増えることも考えられますし、長くてもあと3週間もすればサバっ子、ムツっ子も北条湾内に入って来ると思われます。
ブログを書いている時点で鼻息も荒く、次回の釣行が楽しみでなりません。
今シーズンはどんな魚が釣れるのか…
サビキ釣りからの泳がせ釣り…シーズンイン間近ですので、宜しければX、ブログを小まめにチェックして頂ければと思います。
また、ご報告させて頂きます。
・2024年4月13日午後8時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
・2024年4月13日午後8時半頃の花暮岸壁周辺の様子
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