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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  ウルメイワシ  イワシ  

【北条湾】魚の習性や反射を利用したサビキ釣りについて

こんにちは。

釣行後に書くブログ記事に関して、出来るだけ細かく書いているつもりなのですが、自分でブログ記事を時折読み返した際に、「あぁ…ここをこう書けば良かったな…」などと後から気付き、説明不足だったな…と思うことがあります。

語弊のある言い方かもしれませんが、分かっている者からすると、分かっていない方が具体的にどこがどう分からないかが分からない…ということもあり、ブログ記事を後から読み返した時に、説明不足やものの言い回しなどの不備に気付くことが多々あります。

気付いた事を、補足的に毎回記事に起こしているわけではありませんが、これは大事だな…と思うことは補足記事を書かせて頂いております。

今回は、前回のブログ記事で触れました、掲題の魚の習性や反射を利用することに関して補足させて頂きます。

いよいよ冬になり、寒さも厳しくなってきており、釣りそのものに行くだけで厳しい状況かと思います。

そんな中、気合いを入れて釣りに行っても全く釣れないと、夏場に釣れない時より落胆する度合いが大きいかと思います。

このいろんな意味での厳しさ。

これは何も人間だけに限ったお話ではなく、海の中のイワシ類にとっても同じことなんです。

夏場の海水温が高い時期は、イワシ類達も生息する環境に余裕があり動きも活発で食欲も旺盛です。

これから更に海水温が下がると、外海に出て行かず、北条湾周辺に居付くイワシ類にとっては余裕を持てる環境というより、生活出来るギリギリの下限に近付いていき、様々なことに対して敏感…というか、神経質になってきます。

では、なぜギリギリのところでわざわざイワシ類は生活するのか…

外海の暖かい海域に出ていけば良いじゃないか…

こう思われると思いますが、これは周りに隠れるところも何もない外海より、湾内や障害物などがある浅瀬の方が圧倒的に捕食されるリスクが減るからです。

極論なんですが、例えるならば外海に出て一気にクジラに何百匹と一飲みにされるなら、北条湾内でイナダに追い駆けられてせいぜい数十匹が犠牲になる方が生き延びる確率が各段に上がります。

数年前までは、北条湾周辺もイワシ類が生息出来る下限の海水温を冬場は下回っていたので、秋以降順次イワシ類は生活出来る海水温の海域に出て行っていましたが、近年の海水温の上昇により真冬でもイワシ類が生活出来る海水温の下限ギリギリを下回らなくなったため通年を通して北条湾周辺で生活するようになりました。

ここまでは、ザックリとなぜ北条湾周辺に一年中イワシ類が居るのか…というお話でした。

ここからは、ではなぜイワシ類は城ケ島周辺などではなく、北条湾周辺に集中しているのか…

これは城ケ島周辺より圧倒的にイワシ類のエサが豊富だからです。

まずは下図をご覧下さい。

北条湾と狭塚川
北条湾と狭塚川


図の赤丸の部分ですが、北条湾に川が流れ込んでいると思います。

これは「狭塚川」という小さな川で、これが北条湾に流れ込むことによって、有機物なども豊富に流れ込みたくさんのプランクトンなどが集まります。

そして次にこちらの地図をご覧下さい。



いろいろ北条湾周辺や城ケ島周辺などを拡大してご覧頂きたいのですが、周辺海域で川が流れ込んでいるのは北条湾に流れ込んでいる狭塚川だけです。

そして、これも大事なポイントなんですが、北条湾はウナギの寝床のような細長い狭い湾で潮の流れが緩やかです。

これにより、イワシ類のエサが散り散りにならず湾内にたくさん溜まります。

更に地図を拡大して頂くと、城ケ島は相模湾と東京湾に面しており、少し行けば太平洋です。

銚子沖には暖かい海流の黒潮も流れており、漁場としては申し分ありません。

しかし、これは同時に非常に潮の流れが速いことを意味しており、城ケ島周辺で言えば潮通しが良いことになります。

海水温も高く、エサもたくさんある夏場はあまり細かく意識せずとも、城ケ島周辺でもイワシ類は釣れますが、条件がシビアになるとよりイワシ類が釣れる場所は限定的になってきます。

元々、イワシ類は潮通しが良過ぎる場所は嫌います。

理由としては…

①海水温が変化しやすい
②エサが散りやすい
③大型魚に狙われやすい

それでも、夏場は然程敏感にならずとも、絶対的なイワシ類の数もたくさんおり、エサも豊富なので問題ありませんが、冬場はそうはいきません。

こういったことから、イワシ類にとって生息していくための状況が厳しくなる冬場は、潮通しも悪く海水が滞留し海水温が安定し易く、且つ川が流れ込んでくることでエサがある北条湾に集中し易いのです。

ただ、川と海水が滞留し易い…という点で、北条湾のデメリットして雨があります。

冷たい雨がたくさん降ると、この潮の流れが悪いことが仇となり、他の海域より海水温が下がり易いというデメリットがあります。

私が釣りを始める時に、毎回必ず海水温を計りTwitterでお伝えしているのは、こういうことからです。

海水温が低過ぎると、イワシ類の活動は渋くなり当然食いも悪くなります。

最悪、北条湾からイワシ類の群れが出て行ってしまいます。

北条湾での冬場のサビキ釣りは、絶妙なバランスで成り立っているということが言えると思います。

ここまでは、なぜ北条湾にイワシ類が集中するのか…というお話でした。

ここからは、北条湾に集中したイワシ類を厳しい状況の中、どうやって釣り上げるか…をお話し致します。

前回のブログ記事(12/1釣行)でも触れましたが、真冬の地上が死ぬほど寒くても問題は海の中の状況なので、海の中の状況(潮回りや海水温等)が良ければ、夏場同様に簡単にサビキでイワシ類は釣れます。

しかし、冬場は先にも申し上げた通り、イワシ類が神経質になる要素がたくさんあります。

イナダやシーバス、冬場ですとヒラメなんかも北条湾周辺に寄って来ますので、これらのフィッシュイーターの大型魚。

釣りのお供のアオサギを始め、海鵜などの鳥も天敵です。

海水温の低下。

潮の動きが鈍い…など、夏場とは違い北条湾自体の環境が安定しないことが多いです。

当然、魚でも鳥でも天敵に追われている時は、イワシ類も飯なんか食ってる場合じゃありません。

他にもイワシ類の食いを渋くする要素は、小さいことも含めればかなりあります。

冬場は上記、例に挙げているだけでも、これらを全てクリアし、イワシ類が万全に釣れる状況が整う方が難しいと言えます。

ここから、いよいよ掲題の魚の習性や反射を利用したサビキ釣りのお話になります。

一言で言えば、ご飯を食べる気が無いイワシに針を食わせよう…ということです。

先に注意事項として申し上げておきますが、概ね習性はどの場所で釣れるイワシ類も変わりませんが、以下でお話しする光や色に関しては、釣りをする場所で変化することがあります。

概ね金系(黄色)か銀系(白色)に分かれますので、北条湾以外でお試しになる場合は、どちらの色にその釣り場のイワシ類が反応するか見極めた上で釣りをして下さい。

北条湾では銀系の色にイワシ類が良く反応します。

※私が使用しているサビキ仕掛けや、サビキ仕掛けによっての反応の違いについてはこの記事では割愛しますので、そちらは前回の記事をご覧下さい。

昼夜を問わず、北条湾でお使いになるサビキ仕掛けは銀色、白色を主に使用したサビキ仕掛けをお使い下さい。

ここからは、昼(朝マヅメ~夕マヅメまで)と夜(日没~朝マヅメまで)に分けてお話しをさせて頂きます。

まず昼ですが、アミコマセのアミは夜間、暗い海の中では蛍光の緑色に光ります。

しかし、日中は陽の光の方が強いので、この発色を利用することはほとんど出来ません。

一番意識して頂きたいのは、銀色の針がキラキラ光る反射。

次にコマセは原則的に撒かない。

なぜコマセを撒かない方が良いかと申しますと、トリックサビキであっても針に少量付いたアミコマセで十分撒き餌の効果は出ます。

必要以上に撒き餌を多用すると、アイゴ(毒魚)やフグ、ウミタナゴ、メジナ等の根魚が集まってしまい釣りにならなくなります。

海が澄んでいる場合は、タナを少しずつ深めに落としていく。

降雨後の釣行、または雨の中の釣行の場合もアタリが無ければタナは深めに落としていく。

集魚板やスキン等、トリックサビキの針以外の集魚グッズはなるべく使わない。

これは、夜間の釣りにも言えるのですが、冬場は特にイワシ類が神経質になっていることが多く少しでも警戒されるような物はなるべく使わない。

そして、昼間の釣りの場合、比較的大型魚が北条湾内に居ることは少なく、大型魚の影響で食いが渋くなることはあまりありませんので潮の動きを意識する。

潮の動き


上のキャプチャー画像の赤丸の時間帯、これがこの日の潮汐の中で活発に潮が動く時間帯です。

この時間帯が被るように釣りに行ったり、釣りをしていてこの時間帯に入った場合、小まめにトリックサビキにアミコマセを付けて投入するなど、意識して釣りをしてみて下さい。

今シーズンの冬はウルメイワシがメインで今今北条湾に寄っており、サイズも20cmクラスに近いものが釣れています。

サビキ仕掛けの針のサイズは最低5号以上の物をお使い下さい。

魚へのアピールはもちろんですが、針が小さ過ぎると針掛かりが甘くバラす頻度が高くなります。

良く針掛かりしにくく、バラすことが多い方で、針のサイズが大きく小さくした方が良い…と、誤解されている方がいますが、全く逆で針が小さいから針掛かりしにくくバラし易いんです。

極論8号くらいの針でも十分釣れます。

次に夜、街灯がある場所で釣りをされる場合は、概ね上記昼の釣りと大きく変わりません。

ただ、魚の視界的に昼より夜の方が当然見えにくいので、潮の動きに捉われず釣りをしている間は小まめにアミコマセを付け直した方が良いです。

掲題にありますように、イワシの習性や反射を利用する事を前提としておりますので、活性が高い低いは関係なくサビキ仕掛けの傍にイワシが来た時に思わず食い付くことを想定しています。

日中の場合、視覚的には良く見えていますので、反射的に反応しても針だと分かると食ってこないので、どうしても活性が幾分でも上がるタイミングを狙うしかありません。

しかし、夜の場合視覚的に見えにくいので思わず食い付くことが多々あります。

街灯がある場合は、針の反射とアミコマセのアミが発する蛍光色を利用し釣るイメージです。

街灯がある場合は、昼同様撒き餌は控えた方が無難です。

ただ、北条湾に限っては鯛系の魚やメバルなどが夜間帯は釣れますので、オールマイティに釣りたい場合は撒き餌を使用するのはありかと思います。

次に街灯が無い場合ですが、街灯が無い場合は針が光りに反射する銀色の光はほぼ使えませんので、アミコマセのアミが自発的に発する蛍光の緑色の光を利用します。

そして、街灯が無い場合は撒き餌を使います。

ただ、撒き餌と言ってもアジパワーなどの粉物の撒き餌等や使わず、アミコマセのみを撒きます。

定期的にアミコマセを撒き、小まめにトリックサビキにもアミコマセを付けて下さい。

概ね要点はこんなところかと思います。

同じサビキ釣りでも、実は夏と冬では全く重きを置くポイントが違い、夏のサビキ釣りはエサ釣りに近く、冬のサビキ釣りはルアーや餌木の釣りに近い感じです。

どうしても冬場は様々な要素から、イワシ類の食いが渋くなります。

効率的に毎回釣果を出すためには、イワシ類が持つ光に反応する習性を利用して釣ります。

また、夜の釣りでの集魚灯はほとんど意味がありません。

同じ角度から、同じ光量で安定して光りが差している場合、イワシ類は警戒しませんが、短時間で光りに強弱があったり光軸(光りが差す角度)が変わる光は警戒し、逆に食いを悪くします。

少し違う言い方をしますと、道路の形状などで、車のヘッドライトが海面を照らしてしまう場所などはイワシ類が嫌うため釣れないことが多いです。

あとは夜間の場合は特にですが、大声での人の話し声などもアウトです。

光りや音は一定していればイワシ類も次第に慣れ問題ありませんが、強弱があるものに対しては非常に警戒します。

冬場のサビキでのイワシ釣りは、アミコマセの臭いで寄せて、アミや針の光に反応するイワシの習性を利用して釣る釣り…こんな感じです。

海の中で、ご自身がお使いになっているサビキ仕掛けが、どういう風にイワシに見えているのか…と想像しながら工夫をしてみて下さい。

イワシ類は、フグやカワハギなどのように同じ場所にヘリコプターのホバリングのように留まることは出来ず、常に泳いでいる魚です。

故に、動体視力や反射神経は他の魚より秀でており、光に対して瞬間的に反応する習性があります。

この習性を存分に活用します。

前回の釣行時に、同じ日のほぼ同じ時間帯に城ケ島側でサビキをされている方のツイートを目にしました。

私より早く現地入りしていたので、時折その方のツイートを拝見させて頂いていたのですが、結果私より遅くまで釣りをされてボウズでした。

難しく考える必要はなく、夏だろうが冬だろうがポイントを押さえてサビキ釣りをすれば簡単に釣れる釣りです。

冬場のサビキ釣りは読みにくく、釣りにくいことは確かです。

しかし、釣れてくれればイワシ類もそれなりに脂ものっており今の時期のウルメイワシは絶品です。

一度ポイントを理解し釣れれば、2月以降のイワシの産卵期に北条湾から一時期離れるタイミングを覗けば毎回行ってもまずボウズはありません。

参考にして頂ければ幸いです。

寒さに耐え、折角城ケ島くんだりまで釣りにいくわけです。

是非、冬のイワシを釣って美味しく食べて頂ければと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


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【城ヶ島・三崎港・北条湾】師走突入!冬の北条湾になっていました(2019年12月1日)

こんにちは。

いよいよ師走に入りましたね。

今年も残すところ一ヶ月を切りました。

パッと今年を振り返っても巨大台風、元号が平成から令和へ、そして天皇陛下のご即位。

個人的には、雅子様もいろいろありましたが、雅子様の表情がとても穏やかだったことが印象に残り、お元気になられた事を実感出来たことが喜ばしかったです。

そして、今週気になったのがこちらの記事。



水深こそ深いですが、陸地から然程離れていない場所での新種の発見。

こんな身近な場所でも、まだまだ解明されていないことがたくさんあるんだな…と、ロマンを感じつつ海はやはり神秘的だな…と思いました。

そして、この「スルガノオニビ」ですが、この魚の形を見て思い出したのが「ドンコ」という魚。

正式名称は「エゾイソアイナメ」というんですが、ヒゲの無いナマズのような姿をしており、見た目とは裏腹に食べると非常に美味しい魚なんですが、ここ最近釣った記憶が無いな…と思い出しました。

子供の頃、初めて釣って帰った時に、母親に「ちょっと触れない…」と言われ、料理の出来ない父親が会社の同僚に捌き方を聞き、見様見真似で味噌汁を作ってくれたのを覚えています。

昔はチョイ投げを始め、雑食な魚のため概ねどんな釣りでも簡単に釣れました。

城ヶ島や北条湾でも釣った記憶があります。

身は白身で非常に淡泊で、アイナメというと「ホッケ」をイメージすると思いますが、ホッケというより「鱈」に近い食感や味です。

鍋や味噌汁など、汁物に良く合う魚です。

エゾと名前に付くと、なんだか寒い地方で釣れる魚みたいですが、生息域は寒冷地に限られているわけではなく、東北から九州までいろんな場所で釣れる魚のようです。

数週間前のブログ記事で、アイナメが釣れなくなった…とお話し致しましたが、時期はそれと同時期でこのドンコの姿も見なくなりました。

新種の発見然り、こういった今まで釣れていた魚が釣れなくなったり、釣れなかった魚が釣れるようになったり、海の中は日々日進月歩の毎日なんだな…と改めて思いました。

そして、この週ですが、一週間を通してほぼ毎日雨。

気温も低く冷たい雨が降り続きました。

週中あたりでは、「今週末ももしかして雨?」と思うくらいずっと雨。

さすがに、前回の釣行が雨の中の釣行だったので、今週末も雨だったら釣りをお休みしようかな…と思っていました。

しかし、金曜日にいつものように週末の状況をツイートするため、天気予報を細かく見てみると…ウィークデイ以外の土日の天候は晴れ、もしくは曇り。



雨が降りそうな雰囲気は無く、風も比較的穏やかな感じです。

天気や潮回りには問題はありません。

ただ一つ気になっていたのは、月~金まで降り続いた冷たい雨。

雨が降った際の一回一回の雨量はたいしたことはありませんが、断続的に長い間降り続きました。

北条湾に限って言えば、何度も申し上げていますが、北条湾はウナギの寝床のような細長い地形の湾で、潮の流れが弱く海水が滞留しやすい地形です。

この週のようにほぼ一週間弱い降り方とはいえ、ずっと雨が降り続くという状況は、一番北条湾内の海水温を下げてしまう雨の降り方なんです。

前回の釣行時は、週末に雨が降り1度ほど、その前の週より海水温が下がりましたが、これが一時的なものか分かりませんでした。

また、イワシ類の動きも悪かったのですが、前回の釣行時はイナダかワカシと思われるフィッシュイーターの大型魚も北条湾内に入って来ており、これが原因でイワシ類の食いが渋かったのか、海水温の低下によるものなのかイマイチ断定出来ない状況でした。

断定出来なかった原因の一つは、イナダやワカシ共々、イワシ類も同じく全体的に活性が低く掴み切れない感じの動きだったためです。

皆様も恐らくほぼ同じかと思いますが、同じ釣り場に行く際は前回の魚の釣れ方やデータを元に、次の釣行時の戦略を立てると思います。

今シーズンの秋以降の傾向として、①イナダやワカシが例年より長い期間、且つ数多く北条湾に入って来ている、②明らかにイワシ類が北条湾以外にも餌場等を見付け生活範囲を広げている、大まかにこの二点が例年と顕著に違い、例年のようにウルメイワシなりマイワシなりが爆釣れにならない原因がどこにあるのかがハッキリしません。

例年も、もちろん今の時期は同じようにフィッシュイーターである大型魚のイナダやワカシ、シーバスなどが北条湾に毎夜入って来ていました。

活性高く小魚を追い回すこともありました。

例年ですと追い回されると一定時間は食いが止まるのですが、20~30分もすればまたイワシ類がサビキ仕掛けを食って来て、大型魚が近付いて来ない限り入れ食いなどになることが多々ありました。

しかし、今シーズンはイワシ類の群れはいて、大型魚に追い回されているわけではないのに食ってこない…

終始ダラダラした感じで、忘れた頃にアタリがあり、一匹釣れてまた忘れた頃に一匹釣れる…何とも締まりのないというか、イライラする感じで釣れることが多いです。

そして、先ほど申し上げました「前回の釣行時のデーターを積み重ねて次回の釣行時の戦略を考える…」…

これはこれで非常に大切なことなのですが、何かどこかでズレてしまって必要以上に何かに敏感になり過ぎ見失っているものがあるのではないか…

このままでは数が釣れない答えが出ないばかりか、釣れない傾向にどんどん傾いていく気がし、今回は一度リセットし初心に返ることにしました。

一つ言えるのは、先ほども申し上げましたが、今シーズンはイナダ、ワカシが北条湾に入って来る頻度が高く、今シーズンから使い始めたシラススキンのサビキ仕掛けにもイナダ、ワカシが食ってくることが多く、心のどっかにサビキでイナダを釣ってやろう…的な野心が芽生えており、そちらにかなり傾向していたように思います。

そんなこんなで、この週も土曜日がお休みだったのですが、土曜日はビール片手に家内を仕事に送り出し、初心に返ってイワシを釣るためのサビキ釣りに関して改めて考え準備をしました。

そして、釣りに行った日曜日の未明の潮止まりは午前1:19の干潮の潮止まりです。

この後、潮位の変化も大きく朝マヅメを始め、日の出までグングン潮が上がってくる潮回りです。

若干気温が低い事を覗けば、天候や風、潮共に文句無し。

これぞ、初心に返って釣りをしてみるにはピッタリの状況…と、この日も午前1時起床で釣りに行く事にします。

さすがに気温が10度を下回ると、目が覚めても気合いを入れないと布団から出られず、軽く二度寝しそうになりますが、何とか布団から脱出。

淡々と釣りの準備をし自宅を出発します。

気温が10度を下回る日曜日の深夜。

当たり前ですが、走っている車はトラックやタクシーなどの商用車ばかり。

スイスイ走り40分ほどで北条湾に到着します。

いつものようにダイブセンターの所を曲がり北条湾の岸壁に入ると…こちらも当たり前ですがガラガラ。

夏場の未明から車を停めるスペースにも苦慮した同じ場所とは思えないほどの釣り人の少なさ。

気温の低さもあってか、何となく寂しさも感じるくらいです。

ただ、前回は雨でしたが、今回は天気が安定していることからか、若干前回よりは釣り人は多めでした。

お気に入りのいわき丸さんの前の釣り座は、既に他の釣り人の方が釣りをされていたので、この日はいわき丸さんの後方に釣り座を構えます。



そして、早速釣りの準備を開始します。

竿受けをセットしながら海の様子を伺うと、早速足下にシーバスが数匹…

活性は然程高くありませんでしたが、ツイートにもありますように50cm~70cmほどのシーバスが3匹ほど泳いでいました。

そして、気になっていた海水温を計ります。

ツイートの写真にありますように、この日の海水温は16度。

前回18度、前々回が19度です。

約三週間で一気に3度下がりました。

これだけを端的に見ますと、先にも申し上げましたが、この週がほぼ一週間雨だったことの影響で海水温が下がったように見えますが、恐らく違います。

前々回の海水温が19度の日は、まだトウゴロウイワシが北条湾内におり、イナダ、ワカシも北条湾内にいました。

前回の海水温が18度の時は、トウゴロウイワシはおらず、イナダ、ワカシはいました。

今回の海水温が16度の日は、トウゴロウイワシもイナダ、ワカシも北条湾内にはおらず、シーバスがいました。

前回、前々回の時も北条湾内にシーバスらしき魚もいましたが、数はいても1~2匹程度です。

北条湾の一つの傾向として、トウゴロウイワシとイナダ、ワカシはほぼ同じ時期に北条湾内に入って来なくなります。

イナダ、ワカシは死ぬほどトウゴロウイワシが好き…ということはなく、恐らく生息する海水温の下限が似通っているのだと思います。

トウゴロウイワシとイナダ、ワカシがほぼ同じ時期に寄り付かなくなる…ということは、いくら雨が続いたとはいえ海水温が元に戻る(高くなる)要素があれば、一週間を通してずっと同じ低い海水温のままになるのは考えにくく、海水温の下がる幅は若干広いとはいえ、これは雨の影響ではなく必然的に海水温が下がりトウゴロウイワシやイナダ、ワカシが居なくなったと思われます。

トウゴロウイワシやイナダ、ワカシが北条湾内に入って来なくなると、フィッシュイーターの大型魚と言えば、シーバス、捕食される側の魚と言えばウルメイワシかマイワシ…こんな感じになり、サビキでもその他の釣りでも釣れる魚がある程度限られてきます。

更に海水温が下がり、正月あたりになってくるとシーバスも徐々に姿を見せなくなり、北条湾に居るのはイワシ類のみ…こんな感じになり、2月あたりになると生後2年目以降のイワシ類は産卵の準備のため一旦北条湾を離れます。

早い個体ですと、3月には北条湾に再び戻って来ます。

そして、今シーズン初めて確認したのが、抱卵したままの個体がたくさん戻ってきました。

これは一昨年までは確認出来なかったことです。

近年、相模湾などでもシラス漁が不漁というニュースを目にしますが、恐らく海水温の上昇などからイワシ類の産卵場所も変化しているのだと思います。

そして、今シーズンは恐らく城ケ島近海で産卵していると思われます。

大型魚がイナダ、ワカシからシーバスに入れ替わり、忘れかけていた冬の北条湾の感覚を今一度取り戻し、この日はとにかくサビキ釣りに集中すべく準備をします。

準備をしながら、更に海の様子を伺うと、何がしかの青魚らしき魚の群れは確認出来ました。

これで役者は揃った感じです。

そして、ここから話すことが無くなるくらい、この日は初心に返った事が功を奏します。

まずは家内のサビキ仕掛けからセットします。

家内の竿の準備が終わり、自分の竿の準備に取り掛かろうとしたその時。

家内の第一投目からウルメイワシがヒットします。



釣りの準備の兼ね合いから、ツイートのタイムスタンプなどは実際に釣れた時間ではありませんが、釣り開始直後から次々ヒットします。

そして、ナント!この時期に北条湾では珍しいアジまでヒットします。



更に珍しいカタクチイワシシコイワシ)までヒット!



明け方にはメバルがヒットします。



先に申し上げました、初心に返る…これで何をしたかと申しますと、サビキ仕掛けをシラススキンから長年実績のあるサビキ仕掛けに戻しました。

家内の竿には以下のサビキ仕掛け。

青魚に有効なサビキ仕掛け


私のメイン(長い)の竿はこちらのサビキ仕掛け。

白いスキンのサビキ仕掛け


私のもう一本の竿にはこちらのサビキ仕掛け。

アジに有効なサビキ仕掛け


写真を見てお分かり頂けると思いますが、私のメインの竿のサビキ仕掛けは今シーズンから使い出したシラススキンのサビキ仕掛けです。

家内の竿のサビキ仕掛けは通年を通して、北条湾では一番安定的に効果が出ているサビキ仕掛けです。

私のもう一つの竿のサビキ仕掛けは、一番長く愛用しており、オールマイティな魚に有効なサビキ仕掛けです。

そして、この日は私の竿に使用したシラススキンのサビキ仕掛けは壊滅的に釣れず、結果1匹も釣り上げることが出来ませんでした。

シラススキンのサビキ仕掛けの場合、針のサイズのバリエーションが豊富なので、私は大きいサイズの針の仕掛けを常備し、小さいサイズの魚を釣りたくない時などに多用しています。

北条湾に居付いている青魚、特にイワシ類は銀色、白色、青色に良く反応します。

その色を一番再現してくれているのが、家内の竿に使用したサビキ仕掛けで、北条湾では通年を通し、また食いが渋く状況的に厳しい釣りでも一番結果を出してくれている仕掛けです。

私のもう一つの竿に使用したサビキ仕掛けは、北条湾に限らずあらゆる場所でオールマイティに結果を出してくれているサビキ仕掛けで、北条湾に限って言えばアジや根魚(メバルやウミタナゴなど)に有効です。

この日の結果としては、家内の竿に大半のウルメイワシが掛かり、私のもう一つの竿のサビキ仕掛けにはアジとメバルが掛かりました。

シラススキンのサビキ仕掛けに関しては、この日は雨の後にも関わらずかなり北条湾が澄んでいたことも影響したと思います。

この日はイワシ類を釣るには特に悪い条件ではありませんでしたが、海が澄んでいたり、大型魚が湾内に居たり、イワシ類にとっては神経質になる要素はありました。

こういう状況の時は、イワシ類もお腹は減るのでアミコマセなどの臭いにつられてサビキ仕掛けのそばまではやって来ます。

しかし、針に怪しいもの(スキンなど)付いていたり、自分の好みではない色(反射)を発したり、少しでもおかしい…と魚側が思うと針を食ってきません。

では、こういう時はどうすれば良いのか…

イワシ類の習性を利用して針を食わせるしかありません。

イワシ類は蛍光の緑色、銀色のものが反射する白色に特に反射的に反応します。

蛍光の緑色は、アミコマセは夜間海中に沈めると蛍光の緑色を発するのでイワシ類は反応します。

この日家内の竿に使用していたサビキ仕掛けは、銀色と白色のものしか仕掛けに使用していません。

トリックサビキなので、この仕掛けをアミコマセの中を潜らせ海中に投入すると、イワシ類から見た場合、蛍光の緑色を常時発している物体が時折キラキラ白色に光る…こんな感じなのでサビキ仕掛けの傍に来た際に咄嗟に反射的に針を咥えてしまうんです。

少し違う言い方をしますと、イワシ類は「おっ!あそこにエサがあるぜ!」と認識してサビキ仕掛けの近くまで寄って来て、「おっ!エサだ!エサだ!」と食べているわけではなく、習性的に反応してしまう色だから反射的に針を食ってしまう…こんな感じです。

活性が高く、海にも濁りがあるなど、入れ食い状態などの時は、シラススキンのサビキ仕掛けも有効ですが、活性も低く、大型魚が傍にいたり、海が澄んでいるなどの時は、シラススキンに限らず、エサに似せたスキンが仇となり逆効果に働く場合があります。

そもそもサビキ釣りのメインシーズンは夏であり、冬場にやる釣りではありません。

一つ一つは小さな事でも、それが積み重なることでやはり冬場のサビキ釣りは状況的に厳しくなることが多々あります。

夏場のように、そこにイワシ類の群れが居れば必ず釣れるわけではなく、釣り方を工夫しないと釣果に結び付きません。

今回、先に申し上げました、初心に返るの一番のポイントは魚の習性を利用した釣りをして結果を出そう…ということを改めて一から考えて釣りに行きました。

上記、三つのサビキ仕掛けをご紹介しましたが、状況に合わせてお使い頂ければ、何れも北条湾でそれなりの釣果を出し、各々特色のあるサビキ釣りを楽しめるサビキ仕掛けだと思います。

宜しければ、参考にしてみて下さい。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2019年12月1日 釣果


魚種、数共にイマイチですが、この日の北条湾の状況からすると、釣れただけ良かったかな…と思います。

2019年12月1日 釣れた魚種


釣れた魚種も華やかさが無いですが、上がアジマアジ)で下がウルメイワシです。

そして、この日の我が家の兄妹猫の朝食ですが、トウゴロウイワシが釣れなくなった事でグレードアップし、この日はウルメイワシを焼いたもの。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


やはり猫でも魚の味は分かるようで、焼いている間もトウゴロウイワシの時には無かった鳴き声で催促されました。

汚いコンロで恐縮ですが、この写真は兄妹猫のご飯用のウルメイワシを焼いているところなんですが、一番小さいサイズを5匹ほどチョイスしたのですが、最初は水分かと思いましたが焼いていてどんどん脂が滴り非常に良い匂いがしました。

サイズの割りに脂ののり具合にも毎回驚きますが、こりゃ美味いよね…と改めて思いました。

ウルメイワシから滴る脂


トウゴロウイワシは骨が硬いこともあるとは思いますが、食事をする時間もウルメイワシはトウゴロウイワシの半分ほどでまさにあっと言う間でした。



匂い等もさることながら、兄妹猫の食べっぷりが美味しさを物語っていました。

そして、肝心の人間用はと言いますと、比較的小さいサイズのウルメイワシはウルメイワシとワサビ菜のサラダにしてみました。

まずウルメイワシを三枚に卸します。

片栗粉を付けて焼くので、腹身の部分の腹骨や皮は取り除かなくて大丈夫です。

三枚に卸したウルメイワシ


三枚に卸したら、これに片栗粉をまぶし、フライパンに多めにオリーブオイルと入れ軽く焦げ目が付くまで強火で焼いていきます。

オリーブオイルとイワシの相性は抜群なので、まぶした片栗粉全体にオリーブオイルを浸み込ませた方が美味しいです。

焼き上がりはこんな感じです。

片栗粉をまぶして焼いたウルメイワシ


これと適当な大きさにちぎったワサビ菜と和えていきます。

最後にポン酢を掛けて出来上がり。

ウルメイワシとワサビ菜のサラダ


ウルメイワシとワサビ菜のサラダの完成です。

魚種が少ないので、料理の幅がイマイチ広がりませんでしたが、大きなサイズのウルメイワシとアジは海苔巻きにしてみました。

まずはウルメイワシを三枚に卸します。

こちらは、生で頂くので腹骨も皮も取り除きます。

三枚に卸したウルメイワシ


そして、巻きすの上にラップを敷き、その上に海苔、ご飯※、大葉(青じそ)、ウルメイワシとアジの切り身をのせて巻いていきます。

※ご飯はお好みで酢飯でも白米でも構いません。

ウルメイワシの海苔巻き


ラップで巻くと海苔巻きを切り分ける時に切り易くなります。

海苔巻きを切り分けてお皿に盛り付ければ完成です。

ウルメイワシとアジの海苔巻きです。

ウルメイワシの海苔巻き


今回は一本は酢飯、もう一本はただの白米で巻いてみましたが、どちらも非常に美味しかったです。

次回も同じものを作りたいと思うくらい絶品でした。

そして、勝手に恒例にしております、今回の北条湾定食はこちら。

2019年12月1日 北条湾定食


今回もなんとか形に出来ました。

来週は土曜日が若潮、日曜日が中潮と潮回りだけで言うと日曜日が良さそうです。

冬場はサビキ釣りの本来のシーズンではないので、釣りにくいことが多々あります。

しかし、当たれば簡単に真冬でも釣りたてのイワシを堪能出来ますし、何と言ってもサビキ釣りは余計なコストを掛けず簡単に誰でも楽しめる釣りかと思います。

来週も頑張って釣りに行きたいと思います。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

特にこれ!というものが今回はありませんが、釣れている間隔などはご確認頂けると思います。

宜しければご覧下さい。



また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】サビキ釣りなのに鯛尽くしな釣行となりました(2019年11月24日)

こんにちは。

徐々に冬に近付いており、この週の金曜日などは日中の気温が10度に届かない日もあり、釣りをするにも本格的に寒さ対策をしなければならない時期に入って参りました。

私は未明に釣りに行くことが多いので、未明から朝マヅメに向かってグングン気温が下がっていく中、アタリも無く釣れないと何とも惨めな気持ちになります。

そんな身体や心への寒さ対策をしなければならない中、釣りキチには心温まるハッピーなニュースがこの週は入ってきました。



2020年1月着工…一瞬、だいぶ先なように思えましたが、翌々考えると、年明けの1月着工。

つまり二ヶ月強で工事が始まります。

とはいえ、規模の大きな工事なので、完成は2027年頃を目処にしているようです。

場所的には、現在利用出来なくなっている本牧海釣り公園の先端から垂直に埋め立てていくイメージです。

本牧ふ頭はA埠頭、B埠頭、C埠頭、D埠頭とあり、今回埋め立てる場所は本牧D埠頭の先端(D突堤)になり、現在横浜シンボルタワーがある辺りです。

完成までにはまだ時間が掛かりますが、今年の巨大台風で周辺の海釣り施設が一部解放や未だ利用出来ない所もあり、少しでも早い完成が待たれるところです。

そんな嬉しいニュースがあったこの週ですが、週末は天気がスッキリしない雨を中心とした予報。



潮回り的には、土日共に中潮で問題ありませんが、土日共にほぼ終日雨と言って良い予報です。

土曜日に至っては、気温も低めで風も強い。

この週末はカレンダー通りの二連休だったので、出来れば土曜日に釣りに行きたかったのですが、低めの気温と風、そしてトドメの雨で土曜日の釣行は諦めました。

なぜ土曜日に釣りに行きたかったのかと申しますと、雨量はそれほど多くないとはいえ金曜日の冷たい雨、そして土曜日も金曜日ほど気温が低くないとはいえ気温が低めの中のほぼ終日雨。

しつこいくらいに申し上げておりますが、北条湾は湾の最深部に川が流れ込んでおり、ウナギの寝床のような細長い地形の湾です。

海水が淀み易く、湾内の潮の流れも早くないことから、冷たい長雨が降ると一気に海水温が下がってしまうことがあります。

こうなると、北条湾内のイワシ類達は冷たい海水を嫌い湾内から出て行ってしまいます。

これが、去年までなら一時的に海水温が下がっても、数時間から数日で北条湾内の海水温が元に戻ればほとんどの群れは戻ってきましたし、出ていかない群れも水深の深めの場所に避難して海水温が上がるのを待っていました。

ところが、今年の秋以降顕著なのが、海水温の変化や大型魚の襲来があると、例年に無かった行動なのですが、あっさり北条湾内から出て行ってしまいます。

これは、北条湾周辺の他の海域の水温も徐々に上がってきたため、北条湾以外の餌場や逃げ場所があることを物語っていると思います。

結果的に、北条湾や三崎港城ケ島周辺に、今現在でも外海に出て行かず居付いているイワシ類の数は例年と然程変わらないのに、群れが散り散りになり北条湾に居付いている群れの数が減ってしまっていると思います。

気温が下がった方が、何となくイワシ類も釣れないんじゃないか…

恐らく、こうお思いの方が多いと思いますが、去年までは全く逆で、イワシ類達が北条湾以外に行く所が無いので、言ってしまえば生け簀にサビキ仕掛けを入れて釣りをしているのと同じで、10月中旬くらいの海水温が下がり始めた頃から、活性の上がるタイミングを狙っていけば、30分ほどしか釣りをしない弾丸釣行が多かったんです。

こういった海水温であったり、大型魚であったり、とにかくイワシ類が嫌う状況になり易い週末だったため、釣りをしたい…というよりは雨による海水温の変化や、大型魚の寄り付き具合を早く確認したく、本当は土曜日に釣りに行きたかったんですが…

さすがに冷たい雨、強風…状況的に釣りにならないことが想定される中、バカ面こいてビショビショに濡れて悲惨な釣果…

これは避けたい…ということで、この週もいつもと同じ日曜日に釣りに行くことにしました。

土曜日の午後には、晴れ間も少しあり、夕方以降も然程気温が下がらず、徐々に気温が上がってきているのを肌で感じました。

しかし、弱まらない風、再び降り始めた雨、これがどうなるか…少しでも落ち着いてくれることを祈りながら床に就きます。

釣りに行った日曜日は、午前3:09が満潮の潮止まり。

この潮止まり以降から朝マヅメを狙い、少し余裕を持って午前1時起床で釣りの準備をし自宅を出発。

雨の日曜日のせいか、普段より車も少なく、保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路などを走っていても大半が商用車しかいません。

スイスイと走り、予定より早めに北条湾付近に到着。

さすがに、この雨の中釣り座に困ることはないだろう…と、この日は北条湾へ行く前に城ケ島へ渡りトイレを済ませます。

時間的にも潮止まりまでまだ余裕があったので、久しぶりに城ケ島側の釣り場を見てみますが、釣り人は疎らでほとんどいないと言って良い状況です。

北条湾へ到着すると、案の定釣り人はほとんどおらず、お好きなところでどうぞ状態。

前述の通り、釣り人がほとんど居ないので、久しぶりにお気に入りのいわき丸さんの前の釣り座が空いていました。

この日はここに釣り座を構え降りしきる雨の中、釣りの準備を開始します。

雨の中、私は釣りはやらん…という家内の無言の抵抗に合いながら、粛々と釣りの準備を続けます。

準備をしながら海の様子を伺おうとしますが、この日は花暮岸壁に停泊していた大型の漁船の船首、船尾から勢いよく水が排水されていて、その排水音で細かい魚の気配の音がかき消されてイマイチ様子を掴み切れません。



海水温は想像していたほど下がっておらず、前週より1度低い18度。

1度くらいの変化は、普通に雨が降っても起こることなので、然程気にせず釣りを開始します。

アタリも無く、引き続き海の様子を伺っていますが、何やら海の中から海面に向けて魚の群れが上がって来ては再び潜って行く…を繰り返していました。



恐らく、冷たい長雨のせいで、海の表層付近の海水温が下がり、ウルメイワシの群れが深い層に逃げていたのを大型魚が下から突き上げていたようです。

これはサビキ釣りにとっては一番最悪なパターン。

しかも、この日はトウゴロウイワシの群れが北条湾から離れたのか、見渡せど1匹もいません。

降りしきる雨…

絶望的な目の前の海…

車中でスマホを弄る家内…

全てに見放されたような感じで、一気にテンションが急降下。

そして、サビキで魚が釣れない事をご丁寧に告げに来てくれた釣りのお供がやって来ます。



釣りのお供のアオサギです。

北条湾に釣りに行かれたことがある方でしたら、夜間帯や未明に「ギャーギャー」と汚い鳴き声で鳴きながら飛んでいる鳥を見たことがあるかと思います。

それがアオサギなんですが、アオサギはほぼ毎日北条湾で魚を獲って食べています。

主に、少し小さめの個体と大きい個体の二羽います。

彼らは普段は自ら海の表層付近を泳ぐ魚を獲って食べています。

その二羽のアオサギは私に慣れていることは事実なのですが、釣りに行く度毎回寄って来るわけではありません。

そして、このアオサギが寄って来ることが物語っているのは相反する二つのパターンの時なんです。

一つは、イワシ類を始めとし、海の表層付近に魚は寄って来るものの、魚の活性が高過ぎて(動きが素早過ぎて)上手に自ら魚を捕まえられない時。

もう一つは、表層付近に魚が全くいないので、魚を獲りようがない時。

前週の釣行時のように、トウゴロウイワシが表層付近を泳いでいる時などは、アオサギが私の傍へ寄って来ることはありません。

この日は後者で、原因は何にせよ、表層付近に全く魚がいないことを物語っています。

アオサギは私なんかより北条湾のことは知り尽くしていて、基本的には人間の力に頼りません。

海水温も適度で、イワシ類の活性が高ければ、活発にエサを追い駆け、その過程で表層付近にも魚は姿を現します。

普段はそのタイミングで食事をしています。

しかしどう見ても、この日は魚の活性が高いとは言えず、アオサギ的に見ても魚が獲れない=魚が釣れないことを物語っていました。

雨が降る中、全てに見放され、アオサギに煽られ、アタリを待ちますが竿先が動くことはありませんでした。

そんな中、見たくない決定的な状況を目にします。



足元をサイズの違う大型魚が泳いでいるのを目撃します。

恐らく、ワカシとイナダだと思われますが、活餌にする魚も釣れず、ただただ呆然と数匹の大型魚が泳ぐ姿を眺めていました。

もうこなると壊滅的にサビキは釣れません。

今シーズンのパターンからすると、キレイにイナダやワカシは朝マヅメまで北条湾内に居ます。

陽が昇り切る頃、北条湾から出て行くのが最近のパターンです。

サビキ釣りが絶望的になった今、気力を振り絞り最後の頼みのチョイ投げに全身全霊を注ごう…と、チョイ投げの竿を巻き上げてみます。

ややっ!重い!もしや!

そして、釣れたのは…

※節足動物や釣りの生エサのイソメ、ゴカイ系が苦手な方は画像を拡大しないで下さい。



ウミケムシです。

まだ、ゴンズイなら一応魚ですが、この期に及んでウミケムシとは…

怒りを通り越し、ただただ脱力。

帽子とカッパから滴る雨が余計に惨めさを際立てます。

ちなみに、最初はクセで動画を撮って投稿しようとしましたが、動画を見てあまりにキモイので画像にしました。

わざわざそんなキモイもん投稿しなくて良いだろ!とお叱りを受けそうですが、実はこのウミケムシ、毒を持っているんです。

昼夜を問わず、投げ釣りなど主にイソメやゴカイ系のエサを使った釣りで釣れますが、見た目からこのウミケムシをいきなり鷲掴みにする方はいないと思いますが、素手で絶対に触らないで下さい。

腹側の太い毛ではなく、背中側の細い毛に毒があります。

そして、その毒毛はかなり長いです。

コチバサミやペンチ等で釣り針を外す際にも、毒毛が長いので誤って刺されてしまうこともあります。

また、軍手などでは隙間から簡単に毒毛が通ってしまいます。

あまり無理に釣り針を外そうとせず、最悪はハリスを切って針は付けたまま海へ返して下さい。

間違っても釣り場(地上)には放置しないで下さい。

他の釣り人や、鳥や猫などの自然界の動物に被害が及ぶ可能性もありますので、生きていようが死んでいようが海へ返して下さい。※

※これは他の毒針や毒毛などを持った魚なども同様です。

そして、このウミケムシが釣れたあたりでは家内も釣りに参加してくれていたのですが、私同様家内も大型魚が小魚を追い回しているのを目撃しています。

降りしきる雨、動かない竿、気温は然程低くないとはいえ、流れる空気は非常に寒く、たまにはボウズでした…チャンチャンで帰ろうかな…天気が回復する見込みもないし…と考え始めた時…



ようやくそれなりのサイズのウルメイワシがヒットします。

おーし!きたか!

ここから朝マヅメまでガンガン釣れてちょうだい!

と、思うものの、後が全く続きません。

これは…

釣果はウルメイワシ1匹でした…は、ボウズでした…より逆に恥ずかしいのでは…

このままウルメイワシ1匹だったらアオサギに…と思うものの、あまりの釣れなさにアオサギにも見放され、既にどこかへ飛んで行ってしまっていました。

では、我が家の兄妹猫に半分ずつ分けて朝食に…

城ヶ島くんだりまで釣りに行って、猫のエサ用のウルメイワシを1匹…

これは、顔から火が出そうなくらい恥ずかしいのでは…

この日は、この時点でなんだか釣れる気が全くしませんでした。

一つ一つの要素は大して大きな事ではないのですが、若干海水温が低い、ウルメイワシの群れはいるけど数が多くない、大型魚が数匹湾内に入って来ている…

時間が経つにつれ、少しずつウルメイワシの群れが湾内から出て行っているのも分かりました。

きっと、朝マヅメまでガッツリ大型魚はウルメイワシを追い回します。

そして、朝マヅメあたりで一気にアタックします。

これが、今シーズンの傾向なのですが、これをやられると明け方北条湾内がもぬけの殻になってしまうことが多いんです。

大型魚も明け方いなくなりますが、同時にイワシ類も居なくなってしまう…

あともう一声言うならば、今シーズンは日の出以降、北条湾内に小魚がたくさんいると、大型魚と入れ替わるように「海鵜」が良く現れます。

自然界の中でも、北条湾に今の時期に小魚が居ることが知れ渡ったのかな…なんて思う今シーズンです。

そして、悪い事は重なるもので、そんな時にサビキ仕掛けを付けていた一つの竿のリールが動かなくなります。

トドメは風が強まり竿受けに置いてある竿が飛ばされそうに。

だいぶ帰る方向に傾きかけていたその時。

チョイ投げの竿がズズズッ…と引きずられます。

これは間違いなく魚のアタリ!

大きく合わせると、こ気味良いグイグイ引く感触が。

最低でも絶対ウミケムシではない!

でもゴンズイの可能もある…

そんな事を考えながら巻き上げ釣れたのは…



マダイ稚鯛チャリコ)です。

近々では一番サイズも大きく、引きも強かったです。

陸っぱり(おかっぱり)から、昔は様々な投げでの鯛釣りにハマりましたが、鯛系の魚のあの力強い引きにハマりました。

すばしっこく泳ぐのではなく、まるで鯛と綱引きをしているような力強い引きがたまりません。

小さいですが、引き方はやはり鯛でした。

これでテンションも若干上がり、気持ちを持ち直しなんとか形にしようと、ダメ元でサビキ釣りに奮闘しますが、思うようには釣れてくれません。

雨も弱まりなんとか釣ろうと奮闘していると、その努力をあざ笑うかのように大型魚が暴れ始めます。



日の出の時刻まであと約30分。

状況が劇的に変化し、急にウルメイワシが爆釣れ…ということは100%無いのは分かっていましたが、日の出までも残り時間もあと僅か。

諦めて釣りをしなければ、そもそも釣れるはずはない。

あと1匹で良いからウルメイワシよ…釣れてくれ…と願っていると…

ガツン!と、竿先が一気に海中に潜るほどの大きなアタリが!

前回サビキ仕掛けにイナダが掛かり、竿を持っていかれそうになったのを彷彿とさせるような大きなアタリが。

慌てて竿を掴み引き上げようとすると、まずウルメイワシでは絶対にない、なんだ?ワカシ?いや、ワカシの割りには走らない…イナダほど大きくもない…なんだ?

すると、だんだん大好きな感触が手にジワジワ伝わってきます。

この力強い引きは鯛?

念のため、家内にタモを用意してもらいます。

そして、浮かんできたのは銀色の魚影。

やはり鯛系の魚です。

そして釣れたのは…



ヘダイ(平鯛)です。

シロチヌとも呼ばれ、一昔前は東海以南で良く釣れる魚で関東近海ではあまり釣れませんでしたが、海水温の上昇などの影響もあってか、近年では関東近海でも良く釣れているようです。

マダイやクロダイより体高が高く、銀色の体色に背ビレ付近に黄色の点があるのが特徴です。

少々余談なのですが、サビキ仕掛けでそれなりの大きなサイズの魚が掛かってしまった時の釣り上げ方ですが、ワカシなどの魚体が細長い魚は元気な内は縦横無尽に走ります。

ある程度体力を消耗させ、上方向に魚が走った時に一気に引き上げればタモ無しでも釣り上げることが出来ます。

一方、鯛系の魚の場合、下に潜る傾向が強く岩の根などの障害物の近くに潜ろうとします。

障害物の近くに潜られないようにコントロールし体力を消耗させ、ある程度浮いてきたらタモを使うほどの大きさではなくても、鯛系の魚は極力タモを使って釣り上げた方が無難です。

これは、細長い魚体の魚は急に頭を反転させることが出来ませんが、鯛系の魚体の魚は急に頭を反転させることが出来、その小刻みな動きにプラスして力もあるので、頭を急に反転させた時にハリスが切れてしまうことが多いです。

あまり、サイズが大きくないから引き抜けるだろ…と油断するとバラすことが多いです。

後ほど貼る、この日のライブ配信の動画でも、今回のヘダイも家内にタモですくってもらっています。

今シーズンは8月の初旬にサビキでワカシを釣りましたが、この時はタモを使わず釣り上げました。

サビキ仕掛けは針も小さく、ハリスも細いので釣り上げる時は鯛系の魚に限らず、タモをお使いになることをお勧め致します。

マダイ、ヘダイと思わぬ釣果に嬉しさもありましたが、思うようにウルメイワシが釣れず、来週以降がどうなるのか…という不安が残る釣行となりました。

そんな、なんともスッキリしないこの日の釣果はこんな感じです。

2019年11月24日 釣果


無駄の無い釣果…と言えば聞こえは良いですが、やはり数的にはかなり寂しい感じです。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2019年11月24日 釣れた魚種


上からヘダイ(平鯛)、マダイ稚鯛チャリコ)、ウルメイワシです。

寂しい釣果の中、唯一の良い事と言えば、この日釣れたウルメイワシは何れも20cm級で丸々太っていました。

これが数釣れてくれると嬉しいんですが…

そして、この日の我が家の兄妹猫の朝食は…

トウゴロウイワシが釣れなかったのでナシ…ではなくあるのですが…

当初、家内が「今日はトウゴロウイワシが釣れなかったから、ウルメイワシをあげよう…」と寝惚けたことを言い出し、サイズも良くこんなに丸々太ってるのに猫じゃなくて人間が刺身で食べます!と却下し、刺身で三枚に卸した後のウルメイワシの「アラ」を全て焼いてあげることにしました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシのアラを焼いたもの


先ほどの、無駄の無い釣果ではありませんが、この日はこの通り刺身にしたウルメイワシのアラを全て兄妹猫に焼いてあげたので、他の魚料理を含め捨てたのは腸のみ。

猫と人間で無駄なく釣った魚を食べました。



最初は「ごめんな…釣れなかったから魚のアラなんかで…」と思ったのですが、ウルメイワシの腹骨を取り除いた時の腹身など、結構美味しそうな部位もあり、意外と美味いんじゃない?などと思っていたら、やはりトウゴロウイワシを焼いたものより美味しいようで食い付きが非常に良かったです。

そして、人間用の魚料理はと言いますと、まずはマダイはサイズ的にも無駄無く美味しく食べられるので、今回も鯛めしにしました。

研いだお米の上に鯛をのせる


まずは研いだお米の上に腸を取り除いたマダイをのせ、普段白米を炊く時よりも多めの水で炊いていきます。

そして、炊き上がりがこちら。

炊き上がった鯛めし


炊き上がったら、マダイの身をほぐしお米と混ぜ合わせます。

お茶碗に盛れば「鯛めし」の完成です。

鯛めし


ほんのり香り、ほんのりお米にマダイの風味があり、やはり小さくても鯛でした。

非常に美味しかったです。

そして、次はウルメイワシのお刺身です。

ウルメイワシのお刺身


ここのところ毎週お話ししているかもしれませんが、今の時期のウルメイワシは絶品です。

しつこくない脂感と甘味が最高で、週を追う事に甘味が増していると思います。

そして、最後にヘダイですが、今回は開きにしてみました。

背開きにしたヘダイ(表)


ヘダイを背開きにします。

こちらは表側。

裏側はこんな感じです。

背開きにしたヘダイ(裏)


背ビレの脇から包丁を入れ、中骨の上に包丁の刃を沿わせる感じで開きます。

今回は、軽く1時間程度干す…というより水切りをしましたが、一番美味しいのは一夜干しにし、一晩干してから焼いて食べると旨みも凝縮し美味しいと思います。

元々、ヘダイはマダイにも劣らない味で、クロダイよりも身に臭みがなく旨みが多い魚です。

ヘダイが釣れたら、一夜干しや今回の鯛めしの要領で炊き込んで食べてみて下さい。

その辺の居酒屋のつまみが食べられなくなると思います。w

そして、開きを焼いたものがこちら。

ヘダイの開き


焼いていても滴る脂が焼ける匂いがたまりませんでした。

今回は捌いて1時間程度で焼いてしまったので、若干水っぽかったですが、一晩干して水気を飛ばせば絶品だと思います。

今の時期は空気も乾燥しているので、干物を作るには最適です。

是非、お試し下さい。

そして、最近勝手に恒例にしている、本日の北条湾定食はこちら。

2019年11月24日 北条湾定食


もう少し、品数が欲しいところですが…

来週はいよいよ師走…12月に突入しますね。

今年も北条湾でイワシ類が越冬してくれ、お正月休みを楽しませてくれるか心配なところです。

潮回りは中潮と悪くありません。

二週続けて数が釣れていないので、来週は何とか賑やかな釣果のご報告がしたいと思っています。

そして、この日のライブ配信動画です。

如何にアタリが無かったか…や、ヘダイが釣れた時などの映像をご覧頂けると思います。

宜しければ、ご覧下さい。



また、ご報告させて頂きます。

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【北条湾】釣りをする場所で釣れる魚について

こんにちは。

ここ一ヶ月ほど、釣りに行く度にイナダらしきフィッシュイーターの大型魚を目にしており、釣りに行きたくて仕方ない今日この頃です。

Twitterですと、文字数に制限があるため、今回もブログに簡単に書かせて頂きたいと思いますが、前回の釣りは久しぶりのぼっち釣行な上に、細かい事を入れますと結構ブログの記事でお伝えしたい、お伝えしておいた方が良いことがありまして、前回の記事で書き切れなかった事をまとめさせて頂きたいと思います。

前回の釣行時に、ブログをご覧頂いている方にお声掛け頂いたのですが、その方とお話していて書いた方が良いかな…と思ったのが、サビキ仕掛けについてです。

何度か、細かくサビキ仕掛けについては記事にさせて頂いておりますが、改めて簡単にまとめますと、闇雲に今今私が使っているサビキ仕掛けをお使い頂いても、必ず釣果に繋がるわけではありません。

まずは、愛用しております3つのサビキ仕掛けの写真を貼りますので、これを元に順にお話を進めさせて頂きます。

アジに有効なサビキ仕掛け
【1】


白いスキンのサビキ仕掛け
【2】


青魚に有効なサビキ仕掛け
【3】


北条湾に限ったお話をさせて頂きますと…

①狙う魚
②潮の動くタイミング
③天候
④海水温
釣りをする場所(釣り座を構える場所)
釣りをする時間帯

この6項目を意識してサビキ仕掛けを選んで頂ければと思います。

まずは、何の魚を釣りたいか…

直近一ヶ月の私の釣果実績の中で言いますと、マイワシウルメイワシアジなどが釣れていますが、取り急ぎこの三魚種に関してお話しさせて頂きます。

マイワシを狙うのであれば、潮の動くタイミングは潮止まりの前後2時間くらい、天候は雨の場合のみタナは深め、海水温は13度以上、釣り座は製氷所より北条湾の奥、釣りをする時間は日中より夜間帯や未明(マヅメ時含む)、これに【3】もしくは【2】のサビキ仕掛けが有効です。

ウルメイワシを狙うのであれば、潮は動いている時間帯なら問題ありません。

天候はマイワシ同様、雨の場合のみタナが深くなる傾向があります。

海水温は15度を下回ると厳しい感じです。

釣り座は、マイワシ同様製氷所より北条湾の奥、釣りをする時間帯はマヅメ時からマイワシとは逆に日中の方が釣果が上がっており、完全な夜間帯は非常に釣りにくいです。

サビキ仕掛けに関しては、マイワシ同様【2】と【3】が有効です。

アジに関しては、潮は動いていれば問題ありません。

天候も、天候如何でタナは変わらず、元々釣れるタナが深めです。

海水温はウルメイワシに近く、15~16度がミニマムでそれ以上でないと厳しいです。

釣り座は、マイワシ、ウルメイワシとは逆に製氷所の角周辺が一番良いです。

マイワシやウルメイワシよりも、若干潮通しの良い場所を好みますので、北条湾の奥より出口付近が一番サイズも大きなものが上がっています。

釣りをする時間帯は、アジは夜行性というわけではないのですが、夜間帯や未明、マヅメ時の方が日中よりは釣果が上がっています。

サビキ仕掛けに関しては、【1】と【3】が有効で、サビキ仕掛けの針にスキンなどが付いていないトリックサビキが一番食いが良いです。

次はフィッシュイーターの大型魚も含めてのお話になりますが、北条湾では特に今の時期は製氷所の前でイワシ類はほとんど釣れません。

イワシ類を狙うのであれば、製氷所の角からいわき丸さん周辺までが一番釣果が確認出来ています。

逆にフィッシュイーターの大型魚ですと、今の時期ですとヒラメ、カンパチなどは製氷所の前でないと厳しいです。

イナダやシーバスは北条湾の奥にも入って来ます。

魚影が濃いというのが、一番の理由なのですが、たかが北条湾、されど北条湾で、あまり大きな湾でもなく、釣り場としても広大ではありませんが、実は「湾」というのがポイントで、製氷所の前と北条湾内では潮の流れも全く違いますし、製氷所の前のように潮通しが良い場所は海水温が変化しやすく、そういった状況から寄り付く魚も全く異なります。

このあたりのポイントを加味して、北条湾での釣りをお楽しみ頂ければと思います。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】活性の低い北条湾・数はイマイチでしたが魚種は豊富に釣れました(2019年11月17日)

こんにちは。

日中でも気温が低くなり、いよいよ冬ですね。

真冬に北条湾でイワシ類が釣れるようになり数年経ちますが、海水温の上昇によるものなんだろうな…と改めて思わせるような記事が今週はありました。



サクラエビ自体の生態がいろいろ解明されていないこともあり、諸説ありますが、通常時に生活している水深が150m~300mとかなり海の深い場所で生活しているエビだということは分かっています。

今まで静岡の駿河湾で主に獲れていたサクラエビですが、駿河湾はかなり水深の深い湾です。

近年、駿河湾でサクラエビ漁が不漁のニュースが頻繁に流れていました。

駿河湾に流れ込んでいる河川の汚染などが原因だと言われていましたが、不漁の原因のどの仮説も確証を得るに至っておらず現在まできていますが、隣の神奈川県の相模湾でサクラエビが獲れるようになったというニュースがありました。

汚染などが原因で、サクラエビが駿河湾で生活しにくくなって相模湾に行ったのか…単に相模湾でサクラエビが生活出来る状態になってサクラエビが相模湾へ生活の範囲を広げたのかは分かりませんが、一つの要因として通年を通しての海水温の上昇がサクラエビの漁場の変化に現れていると思います。

全く釣れない…や、異常に釣れる…ということではありませんが、私が瞬間的にパッと思い付く魚でも、スズメダイとアイナメ。

スズメダイは私が子供の頃(約40年ほど前)は、神奈川近海ではあまり釣れる魚ではありませんでした。

スズメダイは暖かい海域を好む魚で、40年ほど前は東海以南で良く釣れる魚で、神奈川近海ではほとんど見たことがありませんでした。

しかし、今では北条湾でも日中などに岸壁のヘリなどを良く観察していると、至る所で当たり前のように泳いでいます。

そして、もう一つはアイナメ。

同じく40年ほど前は、秋以降になると(観音崎などのように通年を通して釣れる場所もありました)チョイ投げやブラクリなどで簡単に釣れる魚の代表格でしたが、近年はほとんど釣った記憶がありません。※

※最近はサビキ釣りを通年でしているということもありますが。

アイナメはスズメダイとは逆に冷たい海域を好みます。

岩礁地帯や岩場、テトラポッドの周りなど姿を隠せる場所を好み海水温が下がる秋以降は、食欲も旺盛になることから良く釣れ、食べても美味しい魚でした。

ニュース記事のサクラエビもそうですが、北条湾のイワシも、その他の魚達も、やはり海水温の上昇ににより年々生活海域に変化が起こっていると改めて思いました。

私達、釣り人にとっては同じ場所に釣りに行っていても、その年その年で違う魚を釣ることが出来、バラエティに富んだ釣りを楽しむことが出来るので良いことですが、漁師の方達にとっては少々困った問題だと思います。

さて、この日の釣行ですが、この日はいつも一緒に釣りに行っている家内が国家資格の試験があったので、かなり久しぶりにぼっち釣行となりました。

釣り場や帰りの車中での楽しみのビールはお預け。

この週は天候等、特に懸念することもなく、また潮的には前回同様非常に釣れる潮の動きでしたが、前回の空振りもあるので過度な期待はせず、午前1時起床で淡々と準備をします。

長年家内と釣りに行っていると、意図的に分けているわけではありませんが、自然と準備などで役割分担が出来てしまっています。

普段家内が準備している物を忘れないようにだけ注意し、自宅を出発。

ごく普通の日曜日の未明の道路…という感じで、車も少なく軽快に飛ばし北条湾を目指します。

県道26号線を城ケ島方面に左折し、あと少しで北条湾という時に、恒例のいつもの便意が…

「うぅぅぅ…先にトイレか場所取りか…」

やはり、そこはいくら人の気配を感じないとはいえ、心境としては釣り座を確保しゆっくり用を足したい…

ということで、先に北条湾で釣り座を確保することに。

ダイブセンターの所を曲がり釣り人の数は…

先にトイレに行っても良かったな…と思うくらい釣り人はいません。

さすがに寒くなってきたせいか、週を追うごとに未明の釣り人の数は少なくなってきていると感じました。



この日は先ほども申し上げましたが、前回同様潮回り的には文句なく、中潮な上に午前1:22の干潮の潮止まり以降非常に潮位に変化がある上げ潮のタイミング。

一般的には魚の活性も上がり、気温は寒くとも熱気に包まれた活気ある北条湾になっていてもおかしくありませんが、「おや?今日は長潮(一番潮が動かない潮回り)ですか?」と聞きたくなるような、非常に静かな北条湾が目の前に。

釣り人も少なく、北条湾周辺を通る車も少ない。

やや風はあるものの、轟音を立てるほどの風速でもない。

規則正しく海面にさざ波が立ち、魚の気配も感じない。

クソ…先にトイレに行けば良かった…

と思うものの、先に場所取りに来てしまったので、軽く内股になりながらダッシュで釣りの準備を開始します。

取り急ぎ、サビキ仕掛けとチョイ投げをセットし、頭の中に西部警察のオープニングの音楽が流れながら超ダッシュでトイレを目指してアクセル全開。

和式のトイレがイマイチ苦手なもので鼻暮岸壁には行かず、トイレはいつも城ケ島側まで行くのですが、夜中の3時前なのに凄い確率で大の方が使用中…

あぁぁぁぁぁ…

仕方ないので、障害者用のトイレを借りて用を済ませます。

危機を乗り越え、気持ちを新たにこの日の北条湾を観察します。



北条湾に到着した時、やけに暖かいな…と感じたのですが、気温を計ってみると13度。

内陸にある自宅付近はこの日は10度でした。

自宅より、北条湾の方が暖かい…こうなってくると個人的にはいよいよ冬だな…と実感します。

そして、この日の海水温も先週に続き19度。

海水温が下がったわけではないので、トウゴロウイワシあたりが居てもおかしくないのにな…としばし観察していると、何やらパチャパチャ、パチャパチャと水の音がします。

目を凝らし良く見ていると…

何やら小魚が海面ギリギリの所を大群で泳ぐ姿が…

足元に来た時に薄ら魚影が見えたのですが、おそらくワカシかイナダらしき大型魚がゆっくり泳いでいました。

この時の大型魚は活性高く小魚を追い回すのではなく、ただただゆっくり北条湾内を泳いでいるだけ。

アタックしてこないとはいえ、小魚達にとっては近付かれるだけでやはり反応します。

一番話にならない状況です。

まだ、大型魚が活性高くアタックしていたりすれば、活餌で大型魚そのものも狙えますが、肝心の大型魚はお食事をする気はゼロ。

そして、その大型魚が居るお蔭でトウゴロウイワシを始め、仮にイワシ類が居たとしても、とても飯なんか食ってる場合じゃないのでまずサビキ仕掛けは食ってきません。



完全に魚の気配がなく、全くアタリが無いなら、逆にスッキリ諦められるのですが、一応大小魚影は見ているので魚が居ることは分かっています。

しかし、釣れないことも分かっています。

魚は居るのに釣れず、無駄な時間だけが刻々と過ぎていく…

後ほど貼るライブ配信動画でも、配信開始後からしばらく椅子に座りほとんど何もしない私が映っていると思います。

蛇の生殺しというか、スッキリしない、なんかモヤモヤがある感じで、いつになったら食ってくんだ…と苛立つような時間だけが過ぎていきます。

15分ほどすると、大型魚が回遊して来なくなり、トウゴロウイワシがアタり始めます。



大型魚が活性高く小魚を追い回しアタックしているなら、すぐさま活餌でぶっ込みますが、活性が低いので取り敢えず様子を見ることにします。



ツイートにもありますように、北条湾はエイが入ってきますので、活餌で大型魚を狙う場合は、注意しようがないのですが注意というか留意して下さい。

私も去年1本、今年も1本竿を持って行かれています。

個人的には、北条湾の状況を見て、ワカシやイナダ、カンパチ、シーバスなどのフィッシュイーターの大型魚が北条湾内に入って来ており、且つ活性高く小魚を追い回していない時や、北条湾内に大型魚が確認出来ない場合は活餌でのぶっ込みはやらないようにしています。



そして、若干ですが、全体的に活性が上がってきます。

このタイミングで活餌のぶっ込みをセット。

そして、トウゴロウイワシだけでなく、ウルメイワシもアタり始めます。



ただ、この日は終始ウルメイワシの食いも渋く、タナも深めでした。

次にお呼びでないヤツの活性も高くなります。



チョイ投げに全然嬉しくないゴンズイの一荷が…

この時は、チョイ投げの竿が一気に引きずられ、合わせると非常に重くこ気味良いグイグイ引く感触がありました。

これが鯛であればそこそこのサイズなはず…

しかし、ゴンズイ…

しかも一荷…

はぁ…(*´Д`)

家内が居ないとこの惨憺たる状況…俺は運を持っていないのかな…

この日は幸いなことに、気温は然程低くなかったのでそこまで落ちませんでしたが、徐々にテンションが下がっていきます。

ウルメイワシの食いも渋く、忘れた頃に1匹釣れる…こんな感じです。

テンションを上げる要素を見つけられず、スマホを弄りながら椅子に座っていると…

ガツン!

と一気に下に持っていく大きなアタリが!

これはトウゴロウイワシじゃない…



なんとアジ

去年の今の時期より今年は海水温が19度と高めですが、例年ですとこの時期には既にお目に掛かれないアジのヒットにテンションが上がり始めます。

よーし!この調子でガンガンいこうぜ!

と、チョイ投げの仕掛けもエサを付け替えリフレッシュしようと巻き上げようとすると…

何やら全く動かないけど重い…

なんだ?海底のゴミでも引っ掛けたか…?

上がってきたのはこちら。



なんと!タコ!(イイダコ

暗がりな上に、タコ自体が興奮しており、本来の体色ではないので、ツイート時点では「タコ」としかお伝えしませんでしたが、帰宅後良くみたらイイダコでした。

イイダコに関しては文末で詳しくお話させて頂きます。

釣り上げた時に、恐らくイイダコではないかなと思ったのですが、上記体色以外にもこの日釣れたこのイイダコは、イイダコの割りにかなりサイズが大きいかったので確認しました。

イイダコは概ね、胴体(所謂頭の部分※)が10cmほどのものが主に釣れます。

※タコの「頭」と呼ばれている部分は厳密には胴体です。

これは15cm強あり、イイダコにしては大きいサイズになります。

そして、まさかの珍客にテンションも上がりましたが、この後が続きません。



待てど暮らせど上がらない魚の活性。

大型魚は元より、トウゴロウイワシしかり、ウルメイワシしかり、ダラダラと釣れる感じでこの日は終始活性は低かったです。



このツイートのあたりで、久しぶりのぼっち釣行だし、帰ろうか悩みます。

しかし、この日はアジやイイダコなどは釣れましたが、あまりに全体の釣果の数が乏しい…

いくらなんでももう少し数が欲しいな…と釣りを続けることにします。

結局、思ったような釣果は得られず、日の出の時刻も迫り、チョイ投げのエサのアオイソも残りあと2匹。

ちょうど良いので、残りのアオイソ2匹を付けて最後に投げてそれで終わりにしよう…と、最後の一投を投げ込んだら…



最後の最後にマダイ(稚鯛・チャリコ)がヒット!

若干小さいのでリリースしようと思っていたのですが、ガッツリ針を飲み込まれてしまい死んでしまったので持ち帰ることにしました。

ツイートの時系列と前後してしまうのですが、この日は以下のツイートする前に有り得ないはハプニングがありました。



ちょうどマヅメ時くらいを境に、北条湾内に居たフィッシュイーターの大型魚がワカシかイナダっぽい魚から、シーバスに入れ替わります。

ワカシやイナダ、カンパチが小魚を追い回す時は、横方向に追い回すより、真下から一気に上に向かって追い回し、自らの魚体は海面から出ることはほとんどありません。

一方、シーバスの場合横や斜め下からターゲットに向かって行き、場合によっては自らの魚体が海面から出ます。

これは、実際に北条湾で大型魚が小魚を追い回している姿を見て頂くと一目瞭然です。

ちなみに、ワカシやイナダ、カンパチの追い駆け方と「海鵜」の追い駆け方は非常に似ています。

陽が昇ってから、ワカシやイナダ、カンパチが小魚を追い回すような感じで、小魚達が逃げ回っている場合は概ね海鵜が追い回しています。

良く観察していると、ヒョッコリ海面に黒い長い首を持った鳥が姿を現します。

それが海鵜です。

マヅメ時など、海面スレスレを低空飛行して餌場に飛んで行く姿を見たことがある方もいらっしゃるかと思います。

少々前置きが長くなりましたが、有り得ないハプニングとは、今シーズン三度目なんですがイナダがサビキ仕掛けにこの日も掛かってしまいました。

音だけになってしまうんですが、後ほど貼るライブ配信動画の「2時間16分00秒(2:16:00)」のタイムスタンプ時に、まるで釣竿を地面に叩き付けたような「ガシャーン」という音が入っています。

その後、私がタモを持ってウロウロし、更にその後しばらく画面に姿を現さなくなるのですが、この時何が起きていたのかと申しますと、竿受けに置いてあった竿が一気に弾き飛ばされ、海に落ちます。

竿をすくい上げようとタモを持って行くのですが、イナダが掛かった竿は一旦グングン沖に持って行かれます。

しかし、イナダが掛かった針を外そうと反転し、岸よりに竿が流れてきます。

何とか活餌を付けたぶっ込みの仕掛けを竿に絡ませ手繰り寄せます。

この時、まだイナダは針から外れておらず掛かっていたのですが、実は落ちた竿は前回もイナダがサビキ仕掛けに掛かってしまい持って行かれた竿の代替えの竿。

くのぅぅぅぅぅ…1ヶ月に1本ずつ竿なんか買ってられるか!

と、イナダを釣り上げることよりも、竿を救出することを優先させ、後先考えずぶっ込みの仕掛けを絡ませたので、仮にイナダを釣り上げるなら、4.5mの磯竿と3.9mの投げ竿を同時に右手で持ち、且つイナダと格闘し、更に左手でタモを操らなければいけないという、物理的に不可能な状況だったので魚影は確認出来ましたが、釣り上げることは出来ませんでした。

これを最後にこの日はワカシ、イナダの姿を見ることはありませんでした。

良いことか、悪いことかは一旦置いといて、シラススキンというサビキ仕掛けは、今シーズンになってから気になり使ってみました。

白いスキンのサビキ仕掛け
シラススキンのサビキ仕掛け


写真のシラススキンの針のサイズは6号ですが、このシリーズはMAXのサイズで8号の針のサイズの仕掛けがあります。

10月下旬頃から、トウゴロウイワシ対策や、サイズの小さなウルメイワシが釣れないように敢えてMAXのサイズの8号のシラススキンのサビキ仕掛けを使っています。

そのお蔭で、何れの魚も小さいサイズの魚は釣れにくくなり、しっかりと食ってきて釣れる魚がそれなりのサイズになったことは良いのですが、弊害というか、8号のシラススキンのサビキ仕掛けを使うようになってイナダが食ってきてしまう事態が発生しています。

当然、針のサイズが大きいので、スキンのシラスも大きくなるのですが、イナダは完全に小魚だと思って食ってくるのだと思います。

以前、一度シラススキンのサビキ仕掛けを明け方、遠投して巻いてくる時にイナダが掛かったことがありました。

この時は写真の6号の針のサイズのシラススキンのサビキ仕掛けだったのですが、5分ほど格闘しましたが掛かった瞬間からハリスが持たない…という印象を持ちました。

一度、8号のシラススキンのサビキ仕掛けで、イナダと格闘してみたいですが、恐らく厳しいかな…と思っています。

ブログをご覧頂いたりして、シラススキンのサビキ仕掛けをお使いの方がおりましたら、夜間帯や未明、朝夕のマヅメ時にサビキ釣りをする場合は、ワカシやイナダには有効で食ってくることがあることをご留意頂ければと思います。

そんなハプニングがあった、久しぶりのぼっち釣行の釣果はこんな感じになりました。

2019年11月17日 釣果


数的には非常に寂しい感じになりました。

2019年11月17日 釣れた魚種


こちらはこの日釣れた魚種ですが、左上からマダイ(稚鯛・チャリコ)、アジ(マアジ)、ウルメイワシ、トウゴロウイワシ、そして説明は不要かと思いますが、右がイイダコです。

数は寂しいですが、釣れた種類としては中々面白い感じになったかと思います。

そして、いつもの兄妹猫の朝食は最近固定化されつつあるトウゴロウイワシを焼いたもの。

兄妹猫の朝食は釣りたてのトウゴロウイワシを焼いたもの


この日はぼっち釣行で、自宅にいた家内が普段通りに朝ご飯をあげてしまったので、おやつ的になってしまったのですが…



案の定、妹猫はお腹いっぱいだから要らん…と。

食いしん坊の兄猫だけ食べてくれました。

そして、人間用の料理はと言いますと、マダイとイイダコは一緒に炊き込むことにしました。

名付けて「タイタコご飯」とでもしておきます。



そして、タコについてですが、実はタコは非常に種類が多いです。

その中で、一般的に釣りで釣れるタコは、マダコ、イイダコ、ミズダコ、場所によってはヒョウモンダコなどです。

マダコは茶褐色、イイダコは茶色、ミズダコは赤色、ヒョウモンダコは赤色の体色に斑点(斑紋)があります。

ただ、これはタコ自体が落ち着いている時の一般的な体色で、興奮したり、住んでいる海域の環境で体色は変化します。

ぶっちゃけ、あまり体色は当てにならないです。

マダコは体表が比較的ツルツルしており、ミズダコは肌が荒れている人のような体表で赤味が強いです。

ヒョウモンダコは大きさがイイダコと良く似ており、イイダコと間違えて噛まれることがあります。

また、ヒョウモンダコは毒を持っており、噛まれると最悪死に至ることもあります。

ヒョウモンダコは良く見ると、興奮しても消えない斑点(斑紋)が身体全体にあります。

そして、イイダコにも斑点(斑紋)がありますが、イイダコを正面から見た時に目の少し下、足の付け根に左右均等に大きな斑点(斑紋)が二つしかありません。

イイダコの斑点(斑紋)


写真の斑点(斑紋)は、釣り上げたばかりなどイイダコが興奮状態にあると消えてしまうことがあります。

肝要なのは、ヒョウモンダコかそうでないかを釣り上げた時は確認するようにして下さい。

あとはタコが死んだ後や、落ち着いた状態の時に細かく観察し種類を判別するようにして下さい。

一般的に釣りで釣れるタコは、ヒョウモンダコ以外は食べられます。

コチバサミなどを使い、素手では触らず針等を外しクーラーボックスなどへ入れて下さい。

産卵期に岸壁にへばり付いていたりするのは大半がマダコです。

チョイ投げなど、投げ釣りや底を探る釣りで良く釣れる比較的サイズの小さいタコは大半がイイダコです。

ここからはイイダコが釣れた時の捌き方を簡単にご説明させて頂きます。

※グロテスクな画像もありますので、苦手な方は読み進めないで下さい。

タコは慣れてしまうと、魚を捌くよりもずっと簡単です。

まずは、一般的に言われる頭。

頭と言われますが、実際はタコの胴体です。

この胴体の中に、タコの内臓があります。

イイダコの場合、腸や目、口(口ばし)などを取り除かず、そのまま茹でたり蒸したりして食べますが、今回のイイダコのように胴体が15cmにもなると、目や口ばしは最低でも取り除いた方が無難です。

まず腸の取り除きかたですが、胴体を中指で押しひっくり返します。

イイダコの胴体をひっくり返す


タコの内臓は胴体と筋で繋がっているので、内臓を指で押しながら邪魔な筋をハサミで切っていきます。

ベロっとひっくり返したら、口ばしと繋がっている部分を切り落とします。

※イイダコが小さく胴体に指が入らない場合は割り箸などで押してひっくり返して下さい。

イイダコの内臓とクチバシを切り離す


そして内蔵と繋がっている、全ての筋を切り離し内蔵を取り除きます。

次に目です。

目は目の周りを指で押すと、目玉が飛び出すので簡単に取り除けます。

イイダコの目を取り除く


軽く目の周りを押すとピョンと飛び出します。

そして、最後にイイダコを逆さにし、足の内側の付け根にあるイイダコの口、口ばしの周りをハサミで切り取っていき硬い部分を全て取り除いて下さい。

タコは当たり前ですが、骨が無いので包丁で捌くよりもハサミで捌いた方が捌き易いです。

そして、これは余談ですが、イイダコの産卵期は今くらいの時期から夏前までが産卵期です。

この日釣れたイイダコは、イイダコ的にはかなり大きい方なのでもしかしたら…と思っていたら、やはり持っていました、卵を。

イイダコの卵


黒い部分は内蔵で、その下の粒々した黄色み掛かったものがイイダコの卵です。

※卵は左右対称に反対側にもう一つあります。

このイイダコの卵は、実はイイダコ的にはかなり大きく、一般的なイイダコの場合米粒大ほどの大きさしかありません。

ここからはこの日の人間用の料理の話に戻ります。

イイダコの内臓等を取り除いたら、あとは食べ易い大きさにブツ切りにします。

イイダコとマダイのタイタコご飯


お米を研いで、その上にマダイとブツ切りにしたイイダコをのせます。

ちなみに、マダイの上に二つのせてあるのがイイダコの卵です。

これに、普段白米を炊く時よりも多めの水を入れ炊き上げます。

そして炊き上がりがこちら。

炊き上がったタイタコご飯


マダイの身をほぐし、イイダコとお米と混ぜ合わせ、お茶碗に盛れば「タイタコご飯」の完成です。

イイダコとマダイのタイタコご飯


タイタコご飯を炊いている時の匂いが既に絶品でした。

味も文句無しで、タコの風味の中にほんのり邪魔しない程度でマダイの風味があり、軽く塩を振るだけでおかず無しでガンガン食べられる感じでした。

そして、ウルメイワシの小さいサイズと1匹だけ釣れたアジはフライにしました。

まずは、背開きで三枚に卸し中骨を取り除きます。

背開きにしたウルメイワシ


これに衣付けて油で揚げていきます。

中骨を取り除いてあるので、軽く衣がキツネ色になれば問題ありません。

ウルメイワシのフライ


ウルメイワシとアジのフライの完成です。

ちなみに手前の右側の若干幅広のフライがアジです。

そして、残りの大きいサイズのウルメイワシは今の時期が一番美味しいウルメイワシのお刺身に。

ウルメイワシの刺身


正直言って、マイワシは釣りたいですが、今の時期ですとマイワシよりウルメイワシの方が刺身はダントツに美味いです。

ちょうど良い脂感で非常に甘味が強いんです。

そして、恒例のこの日の「北条湾定食」はこちら。

2019年11月17日の北条湾定食


釣果としては数が物足りなかったですが、幸いなことに種類が釣れてくれたので何とか形にすることが出来ました。

しかし、意外なシラススキンの効果にここ数週間は驚いていますが、ここまできたらサビキでイナダを釣り上げてやろうかな…なんてことも考え始めました。

イナダが掛かった隣の活餌の竿には一度たりとも反応がなく、よりによってサビキに食ってくるとは…

そして、これが今シーズンはもう三回目。

来週もこの日と同じ、土日共に中潮と悪くありません。

一週間、何か策を考えてみたいと思います。

そして、この日のライブ配信動画です。



上記、ブログ記事の文中でもお話し致しましたが、サビキ仕掛けにイナダが掛かった瞬間が音のみですが、お聞き頂けると思います。

タイムスタンプは「2時間16分00秒(2:16:00)」あたりです。

宜しければご覧下さい。

来週も頑張って釣りに行きたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生から30数年…(そろそろ40年w)本当は船釣りをしたいのに船酔いが激しく断念。自分に与えられたフィールドは陸しかないと神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。釣行先は気分によって変わります。予めご了承下さい。(猫についてはTV当に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目となっております)
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