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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  ムツ  青魚  夜釣り  城ケ島  活餌  

【三崎港・北条湾】サバっ子・ムツっ子はまだ確認出来ませんでした(2023年3月19日)

こんにちは。

前回の釣行時に完治したと思っていた風邪がぶり返し、微熱続きの一週間を過ごしておりましたが、釣行直前の金曜日にとうとう熱が38度まで上昇。

仕事以外では身体を動かさず、食事は消化し易い物、身体を温めなるべく眠る…など、風邪対策の基本に徹するように過ごし、何とか釣行当日には風邪の症状を落ち着かせ釣りに行って来ました。



安定的に釣果が得られている時は、ここまでしなくても良いのですが、一週間もすれば劇的に海の状況が変わってしまうかもしれない今の時期は、仮に釣りはしなくとも海の様子は見に行きたい…こんな思いで時間を絞ってピンポイントで釣りをして来ました。

午前4時過ぎの満潮の時刻辺りから、日の出辺りまで約2時間釣りをしてみました。



前夜まで雨が降っており、ところどころまだ路面が濡れているような状況、且つ気温が低めの状況にも関わらず思いの外釣り人は多く、北条湾到着時に釣り座を選べる状況ではありませんでした。

いわき丸さんの後方に釣り座を構え、早速釣りの準備に取り掛かります。

体調も完璧とは言えず、短時間の調査的な釣行ということもあり、この日はサビキ釣りのみだけ行い様子を見ることにしました。

この子(猫)は、恐らく私達の車を覚えていて、どこかで見ているのだと思いますが、車を停め最初の釣り道具を車から降ろした途端に現れ、一緒に釣り座まで付いて来ました。



気持ち的にはたくさん釣って魚をお裾分けしてあげたいのですが、その気持ちとは裏腹に海を見るだけで前回の釣行時と同じ匂いがし、不気味なくらいに静かな北条湾が目の前にあり、全く魚の気配を感じません。

すまんな…

たぶん、今日も釣れないと思うんだ…

願いも虚しく予想通り全くアタリはありません。



大半の状況が予想通りでしたが、唯一予想に反していたのが海水温でした。

前日、それなりの雨量の雨が降り、三崎周辺の雨量、気温も小まめにチェックしており、最悪の場合は北条湾内の海水の温度は12度くらいに下がってしまうかな…下がってしまうと更にサバっ子、ムツっ子が入って来る(北条湾内に)のが遅くなるかもな…と思っていました。

先のツイート内にもありますが、実際に北条湾で海水の温度を計ってみると、前週よりも1度高い14度でした。

これは、恐らく城ケ島と本土の間の船道の海域に、それなりの暖かい海水が流れ込んで来ていると思われ、その影響があったと思います。

ここからは、私の妄想且つ想像上でのお話しなので、必ずそうなると確約は出来ず確証もありませんので、話半分で読み進めて下さい。

雨が降っても海水温が下がらなかった…

これは、実は物凄く良い状況で、雨が降り真水が北条湾内に流れ込むと、川からの水は有機物をたくさん運んでくれます。

これに植物プランクトンが集まり大量に発生(増殖)します。

その植物プランクトンを求めて、今度は動物プランクトンが集まります。

更にその動物プランクトンを求めて、イワシ類やサバの稚魚、アジ、ムツの稚魚などの小魚がたくさんやって来ます。

ただ、この魚達が集まるというサイクルは海の水よりも冷たい川の水が流れ込んでも著しく海水の温度が下がらないことが条件となります。

今の時期はこういった、全体的なバランスが取りにくい状況で、どれか一つが欠けていたりして、予想通りの展開にならないことが多いです。

青魚は稚魚であれば尚更のことですが、海水の温度変化、広義で言えば自分達がいる環境の変化が多い海域を嫌います。

人間でも同じことが言えると思いますが、経験値がなければ環境の変化が著しいことはストレスになると思います。

今週(3/19~3/26)は、本記事を執筆時点で3/21以降ずっと雨の予報が出ています。

恐らく天気予報自体は幾分変わると思いますが、雨が多い週になると思われます。

今後の展開の鍵を握るのは、この雨と北条湾内の海水温がどのくらい変化するか…ここがポイントになると思います。

サバっ子、ムツっ子の群れは勝手な予想では近い海域まで来ていると思っています。

小魚達にとって、北条湾の最大の魅力は湾の深部に川が流れ込んでいることから、有機物が多く運ばれ他の海域より圧倒的にプランクトンが豊富なことなんです。

北条湾は対岸との距離も近く、小魚達にとっては天敵となるフィッシュイーター達にも追い込まれ易い地形でリスクもかなり高い場所です。

それでも、毎年北条湾にイワシ類を始めとする青魚などが集結するのは、圧倒的にエサが豊富だからなんです。

今週(3/19~3/26)は、予報通りになりますと、ほぼ一週間雨続きになる可能性もあります。

かなりの雨量になることも予想され、あまりに多く川の水が流れ込むと先に申し上げましたように、北条湾内全体の海水の温度が下がり過ぎてしまい、サバっ子、ムツっ子が入って来ない可能性もありますが、これだけ雨が降れば相当数プランクトンは発生しますので、一度サバっ子、ムツっ子が北条湾内に入って来れば今シーズンのサビキ釣りのスタートと言って良いと思います。

暗い時間帯に北条湾に行き、北条湾内の海面にポツポツと小さな波紋が出来ていれば、ほぼ間違いなくサバっ子、ムツっ子、もしくは違う何がしかの魚の群れがたくさん入って来ていると見て間違いありません。

植物プランクトンは光合成をする必要があり、光を求めて海の表層(海面)付近に集まる習性があります。

夏場の未明に、サビキ釣りをしていて、製氷所の前や花暮岸壁では釣果が思わしくないのに、北条湾内では青魚が釣れるのは常夜灯の位置の問題で、常夜灯と海面が近いことからこの常夜灯の光に植物プランクトンが寄って来るため、北条湾内ではサビキ釣りが好調なことがあります。

当然、植物プランクトンを求めて集まる動物プランクトンも自ずと表層付近に集まり、それを食べるサバっ子、ムツっ子などの小魚も表層付近に集まりプランクトンを食べる際に出来るのが、あの海面に出来る小さな波紋です。

更に言えば、小魚達がプランクトンを食べるために表層付近に集まっているので、フィッシュイーターが近付いて来た時の水圧で出来る波が立ち易く、北条湾では海面を注視していると、どこにどんな魚が泳いでいるのかが分かるんです。

もっと言ってしまえば、大型の肉食魚の場合、どの方向からアタックしていて何の魚なのかも粗方分かります。

外海に面した海域などではなく、内海の湾内で波や海流が穏やかな場所だから分かると言えます。

こういったことから、泳がせ釣りなどでも、どの方向のどの辺りに活餌を泳がせておけば、フィッシュイーターの通り道に当たるのかが分かることからヒット率を上げることも出来ます。

語弊のある物言いになってしまいますが、今の時期のように小魚がいない北条湾でルアーや餌木を投げても釣れないことと同じです。

ターゲットとする魚の特性を知り、何をどうやって捕食し、仮に北条湾であれば何の小魚を狙ってフィッシュイーター達がやって来るのかを知らなければ釣れるはずがありません。

ルアーや餌木の色、北条湾には常夜灯がありますが、その光りに反射した時にどういう色の反射光が出るのか…動かし方、匂い、気象の状況、海水の濁り…と言い出すと切りがありませんが、最低でもターゲットが捕食しているエサがいるのかいないのかくらいは確認しませんと、まず釣れることはありません。

ここ数年は毎年魚の動きがコロコロ変わってしまうので、断言は出来ませんが、サバっ子、ムツっ子などの小魚が北条湾内に入って来れば、それに伴ってフィッシュイーター達も入って来る可能性は高いです。

今週(3/19~3/26)は、雨量と海水温は要チェックで、一つのターニングポイントになると思っています。

こちらは本記事執筆時の海水温の状況です。

2023年3月19日 海水温


このまま少しずつ上昇に転じてくれれば尚良しです。

また、今の時期は鳥達の動きも一つの判断材料になります。

こちらは今シーズンまだ北条湾周辺にカタクチイワシとトウゴロウイワシの群れがいた頃の海鵜の大群です。



こちらはこの日撮影したものですが、北条湾の深部に集まっていたカモの群れです。



ツイートにもありますが、海鵜は海中に潜って魚を追い駆け捕食し、主に魚を食べていますが、カモは海鵜とは違い雑食性、且つ海鵜のように海中で機敏に泳げませんので、魚を食べていたわけではないかもしれませんが、何がしかの小魚がいた可能性はあります。

釣れ出すとあっという間に1年が過ぎていき、先手で対策をしているつもりが実は後手に回っていたりと、毎年今の時期は後手にならないように前年度の釣行を振り返りつつ今後の予想をしているのですが、今年ももうすぐシーズンインかと思うと待ち遠しくなります。

次回は明後日、2023/3/21に釣行を予定しております。

今週(3/19~3/26)は動きがあるのではないか…

かなりの角度で期待しておりますので、体調を万全にし臨みたいと思います。

最後になりますが、前回の釣行記事Twitterでご紹介させて頂きました、三浦縦貫道路での「ワンストップ型ETC」の社会実験についてですが、私は2023/3/13に会員登録をし今回は通行出来るものと思っていましたが、通行出来ませんでした。



そして、こんなものを渡されました。

三浦縦貫道路 「ワンストップ型ETC」


料金所の料金の収受員の手元に、既にこんな案内が大量にあること自体どうなんだ…

いくら実験とは言っても、鼻から上手くいかないことが前提なのか…

事前に検証とかやらないのか…

これらを含めて、またご報告させて頂きます。

2023年3月19日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年3月19日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】嵐の前の静けさ…?不気味なくらい魚の気配を感じませんでした(2023年3月12日)

こんにちは。

前週の釣行予定日に風邪を引いてしまい釣りに行けず、約2週間ぶりの釣行となりましたが、前週釣りに行っていたとしても、この日と同じ結果になったと思います。

と言いますのも、前々週、2月の最終週の釣行時に、カタクチイワシ、トウゴロウイワシの群れが確実に北条湾周辺から離れ始めており、その3日前の天皇誕生日(2/23)の日に釣れたクロアナゴは奇跡的に運良く釣れただけで、活餌に使っていたトウゴロウイワシ、カタクチイワシは約3時間釣りをして合計で7匹しか釣れず、この辺りでもすでに小魚達が北条湾周辺から離れ始めていたと思われます。

そしてこの日は、そこから約3週間時間が空き、いよいよ全ての小魚達が北条湾周辺から離れ、魚が全くいない状況となりました。

この流れは、時期的には多少前後したとしても、毎年同じ流れで、言い方を変えますと春のサビキ釣りのスタートとも言える状況です。

釣りに行って魚が1匹も釣れないという状況は、決して喜べる状況ではありませんが、確実に次へのステップを歩んでいる証でもあり、何も釣れない期間もあと少しだと思います。

ここ数年の流れ的には、3月、4月辺りからサバっ子、ムツっ子が釣れ始め、夏になりイワシ類などの青魚も加わりサビキ釣りを楽しませてくれた後、秋はその小魚達を活餌に泳がせ釣りで青物、晩秋にカマス…などの流れがセオリーになりつつあります。

居付きのイワシが登場した10年ほど前は、北条湾などマイナーな釣り場で、釣りをする人などほとんどおらず、特に晩秋から梅雨の時期までは、釣りをしているのは私と家内だけ…などという状況はザラでや鳥などの釣りのお供達とゆったりと釣りを楽しんでおりました。

海水温の上昇など、環境の変化も相まってあれよあれよと魚が釣れる釣り場へと変化し、昨今では通年を通して誰かが釣りをしている釣り場になり、釣り人もさることながら釣れる魚種の数も増え賑わいを見せる釣りスポットとなりましたが、そんな賑わいを見せる釣り場の北条湾が、1年の中で唯一不気味さを感じるくらい魚の気配を感じない時期が今の時期です。

秋の青物ラッシュの時期など、日々興奮する釣りを楽しみ、ここ数年は毎年秋にはイナダ、ワラサ、カンパチなどの青物、ヒラスズキなど必ずそれなりの大物をGETしておりますが、同じ釣り場なのか疑ってしまうほど魚の気配を今の時期は感じません。

そして、この日の釣果はクサフグ1匹と、本当に魚がいないのですが、どれだけ今の時期は魚がいないのか…

今後の展開はどうなっていくのか…

この辺をデータなどを踏まえて少しお話しさせて頂きます。

早い年ですと、3月の中旬、まさにこの日辺りからサバっ子などが釣れ始める年もありますが、今シーズンは若干例年よりも海水温が低めで推移しているように見受けられます。

こちらは、前回風邪でダウンし釣りに行けなかった時の海水温のデータです。



こちらは今回の釣行直前のデータです。



例年ですと、今の時期は14度~16度辺りを行ったり来たりすることが多いですが、1度程度ではありますが、例年に比べると低めの水温で推移しているように見受けられます。

アジ、サバ、イワシ類などの青魚は、各々の種で適温とされる水温に差はありますが、近々の釣行時の海水温ですと若干低い感じです。

当然小魚が寄ってくれなければ、泳がせ釣りなどでターゲットにするフィッシュイーター達も寄りません。

前回の釣行から2週間時間が空いてしまったことや、この日の潮や気象の状況はまたとないくらい状況が良かったことから、完全に潮の動きに合わせ、最低でも午前2時頃から釣りが始められるように自宅を出発しました。

未明の時間帯は前々回の釣行時に釣ったアナゴ類やマゴチなど、マヅメ時から日の出辺りまでは青魚などの小魚、仮に小魚の群れがいれば、それを求めてやって来るフィッシュイーター、この辺の魚達の動きをつぶさに観察するべく、私には珍しく4時間ほど釣りをするつもりでおりました。

一応、釣りに行く前の予想では、何も釣れない釣行…となることを予想していました。

例年の魚達の動き、低い海水温、前々回の釣行時に70cmのクロアナゴがヒットしたものの、フェードアウトするかのように徐々に釣れなくなっていったカタクチイワシとトウゴロウイワシ、この辺の状況から判断するとこの日は完全にカタクチイワシとトウゴロウイワシの群れは、北条湾周辺から離れ何も釣れなくてもおかしくない…この流れが一番確率は高いと思っていましたが、少々気になることもあり、出来ることは全て試してみた感じです。

一番気になっていたのは、前々回の釣行時に釣れたクロアナゴです。

立派な白子を持っており、完全にクロアナゴ達の恋の季節が始まっていました。

一般的に言われるクロアナゴ(アナゴ類)の産卵期は梅雨から夏辺りで、今の時期に産卵の準備が整っているということは考えにくいことなのですが、実際に捌いてみると立派な白子を持っていました。

北条湾周辺では産卵期などになると、稀にアナゴやマゴチは釣れますが、頻繁に釣れる魚でもなくあまりお目に掛かれない魚です。

白子を持っていた…これが非常に重要で、産卵の準備を整えたオスのクロアナゴが1匹だけフラッと北条湾に遊びに来る…こんなことは有り得ず、何がしかの要因でクロアナゴ達が産卵し易い環境が整い、それなりの数のクロアナゴがいてもおかしくありませんし、いる…と考える方が自然です。

そうなると、生態が似ているマアナゴやマゴチなどもいてもおかしくありません。

ただ、何れの魚も一番腑に落ちないことが、海水温です。

何れの魚も好む海水の温度が、もっと高く一般的には18度~22度くらいの海水の温度を好むと言われています。

合点のいかない部分もあるのですが、やはり自分の目で見た現実が一番信用出来ますし、どういうことが起こっているのか解明する鍵にもなります。

そして、この日の1回の釣行だけで、クロアナゴの謎が解明出来る結果を得られるとも思っていませんが、上記で申し上げた通り魚を釣る上での好条件が整っていたので、時間で区切って狙う魚を変え釣りをしてみました。



パーフェクトではありませんが、潮の動きも月齢も良い状況でした。

海の様子を見ているだけで、魚がいないことは伝わってきましたが、釣りをする上での状況が整っているからこそ、狙う魚を絞って釣りをして、本当に何も釣れずアタリすらなければ、確実に魚がいないということになります。

午前3時頃から午前5時前までは魚(サンマ)の切り身を使って、アナゴ、コチ系を狙って探ってみました。

サビキ釣りに関しては、釣り開始直後から納竿までやっていましたが、アタリが無くても小まめにアミコマセを付け替え丁寧に釣りをしてみました。

万が一、サビキ釣りで活餌に出来そうな魚が釣れれば、泳がせ釣りをやってみようと思っていましたが、この日サビキ釣りで釣れたのはクサフグのみ。



結果として、この日の釣りでは目ぼしい動きも見られず、少なくともサビキで狙える系の魚の群れは何もいませんでした。

ということは、当然のことながらフィッシュイーターの類の魚もいませんし、現にそれらしい魚影や波なども確認出来ず、終始非常に静かな北条湾で釣り糸を垂らしているだけでした。

ある意味、想定の範囲の状況で、この状況がいつまで続くかは分かりませんが、サバっ子、ムツっ子が釣れ出すまでは何も釣れない北条湾…という状況が続くと思われます。

余程のことがない限り、通年を通して週に1回のペースで北条湾に釣りに行き続けている私ですが、さすがの私も今の時期は何の魚を狙って、どんな釣りをするか非常に迷います。

次週は火曜日が祭日なので、日曜に続いて立て続けに釣りに行きたい気持ちはあるのですが、この状況では行ったところで無駄足になる確率が非常に高く迷うところです。

この日は新・釣りのお供のキジトラも久しぶりに遊びに来てくれましたが、魚が釣れないのであげる魚がありません。





当然のことながら、我が家の兄妹の朝食もありません。

更に当然のことながら、人間用の魚料理もありません。

何も釣れない釣行でしたが、感覚的なお話しなので「なぜ??」と聞かれると、明確にこうだからこう…と説明出来ないのですが、この日のこの不気味なくらいに魚の気配を感じない感覚…

ここ数年は、通年を通して何がしかの魚が釣れる釣り場となってきた北条湾ですが、サバっ子、ムツっ子が釣れ出す直前、毎年必ずこの不気味な感覚を感じるんです。

いつ釣れ出すか…ということは、さすがに断定的に申し上げられないのですが、どんなに時間が掛かっても1ヶ月以内には釣れ出す気がします。

早ければ、次回の釣行で釣れるかもしれません。

ある意味、私の中ではこの全く魚の気配を感じない不気味な感覚が、一つの魚が釣れ出すバロメーターになっており、今北条湾に釣りに行っても何も釣れないかもしれませんが、不思議とワクワクしてくるんです。

もう近い…

すぐそこまで来てる…

あとは海水温次第かな…

などと考えており、いよいよ今年のサビキ釣りが始まるぞ…と構えると言いましょうか、その先の展開は今年はどうなっていくのか…

今年は暮れまでにどんな魚が釣れるかな…

毎年、青物のヒット率がどんどん上がってきており、今まで3回針掛かりさせるも、何れも釣り上げられていないキハダ(キハダマグロ)…

今年こそは釣りたい…

こういったことを常に考えてしまう時期でもあり、ワクワクが止まらず釣りに行きたくて仕方がない時期なんです。

と、妄想の話ばかりしていても切りがないので、近々でサバっ子、ムツっ子は釣れ出すと思います。

そして、ここ数年はお目に掛かっていないのですが、サバっ子、ムツっ子が釣れ出すと、バチ抜けの時期はシーバスが寄って来ることが多かったです。

サビキ釣りに関しては、サバっ子、ムツっ子以外にどんな魚種が寄って来るのかは、ここ数年は毎年変わってしまっており、正直申し上げてその時になってみないと分からない…というところが本音です。

今後の展開の予想としては、まずはサバっ子、ムツっ子が釣れないと始まらず、それ以外の青魚の寄り具合、また各魚のスレ具合、この辺を注視しつつ狙う魚を絞って釣りをすることをお勧めします。

コロナ禍になり、本当に釣り人が増えここまで影響が出るものか…と、私も正直なところ驚きを隠せませんが、毎年たくさんの魚が寄って来るのは間違いないのですが、とくかくスレが酷く釣りにくいんです。

Twitterやブログをご覧頂き、アドバイス的なことを実践して頂いても、思うように釣果が上がらなかった…という方もいらっしゃるかもしれません。

なるべく釣果を出せるようにお話ししているつもりで、言い訳をするつもりはありませんが、その時々の魚の状況などを見て、サビキの仕掛けを変えてみたり、泳がせ釣りでも活餌に掛ける針の位置を変えてみたり、現地の状況を見てからの微調整が必要になってきています。

海水の濁り具合、潮の流れ、潮汐、気象の状況、海水温…上げれば切りがないのですが、こういったことも考慮し作戦を練る必要があります。

スレが酷いからこそ、狙う魚はせめて絞り、それに特化した出来る限りの準備を整えて釣りに臨まれた方が無難です。

ビギナーの方向けに情報発信をしているつもりですが、魚のスレばかりはどうにもならず、また対策を講じるとなるとある程度の経験値も必要なことから、1回の釣行でドンピシャ!というわけにはいきませんが、闇雲に釣りに行くのではなく事前準備は整えて臨まれて下さい。

また、ご報告させて頂きたいと思います。

最後になりますが、三浦縦貫道のETC導入に向けての社会実験が始まります。



ただ、導入に向けた社会実験の段階ですので、使用出来るETCカードに制限があったり、会員登録する必要などがあり既存のETCシステムをそのまま使えるわけではありませんので、ご利用になる場合はツイート内のリンク先で詳細をご確認下さい。

私は毎週通るので、既に登録しました。

宜しければご確認下さい。

次回は潮回りは中潮と悪くありませんが、潮が動く時間が微妙な感じです。

また、ご報告させて頂きます。

2023年3月12日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年3月12日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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風邪でダウンしておりましたが毎週の釣行を再開致します

こんにちは。

ウマシカ(馬鹿)は風邪を引かない…

インフルエンザのワクチンも、子供の頃に打って以来、いつ打ったか覚えていないくらい風邪など引くことがなかった私ですが、数年ぶりに風邪でダウンしました。



先天性の内臓疾患があり、開腹手術を2度行い、肝切除もし猫アレルギーなのに猫と住んでおり、トドメは喘息持ち…ややこしくかなり面倒臭いヤツなんですが、風邪だけは不思議とほとんど引いたことがありませんでしたが、歳の影響か今回ばかりは完全にダウンしました。

長いようで二週間などあっという間で、前回釣りに行った時は、日中もまだ寒くまさに冬という感じでしたが、今はすっかり早咲きの桜なども咲き始め、春の息吹を感じるようになりました。

今の時期の釣りと言えば、思うように魚が釣れず一年の中で一番魚が釣りにくい時期でもありますが、安定して釣果が得られる時期より、むしろ今のように魚は釣れないけれど、刻々と海の中も春に向かっている時に、足繁く釣り場に通い現地の海を観察することで、チャンスである釣り期を逃さないように事前準備をしなければいけない時です。

明日(2023/3/12)より、毎週1回の釣行を再開させて頂きますが、3月最初、約2週間ぶりの釣りということで、楽しみや期待よりも少々怖いくらいの不安な気持ちでおります。

と言いますのも、本当に今の時期は下手をすれば数日で海の状況が劇的に変わってしまう時期なんです。

一般的には海の中の状況は、地上よりも1ヶ月遅れで変わってくると言われますが、ここ数年はむしろ海の中の方が一足先を行っているような状況も見受けられ、過去のデータや経験則が全く当てにならない年もあります。

不安と期待が入り混じり、落ち着きなく時間を過ごしております。

有意義な情報かどうかは受け手の皆さまのご判断ですが、これからもリアルタイム且つありのままの情報発信を続けて参りますので、よろしくお願い致します。

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【三崎港・北条湾】カタクチイワシ・トウゴロウイワシの群れは離れてしまったのか…(2023年2月26日)

こんにちは。

リアルタイムな情報のご提供を謳っているにも関わらず、若干仕事もプライベートもバタバタしており、ブログの更新が大幅に遅れてしまいすみません。

この日の釣行の3日前が天皇誕生日で祝日だったため、間を空けず立て続けに釣り行き、3日前に70cmのクロアナゴをGETし、些か興奮冷めやらぬまま釣りに行きました。

地味に気温が低く、風は強めの予報だったため、久しぶりに寒い中での釣りを覚悟していました。

午前3時頃から釣りが始められるように自宅を出発しました。

今シーズンは、ある意味運が良かったのですが、気温が氷点下になるような日は風がない日が多く、あまり「極寒」という状況での釣りはなかったのですが、この日は全てが微妙…

気温も微妙に低い…

風も微妙に強い…

そして、予報通りになれば釣りをしている間は風が穏やかになることはない…

予定通りに北条湾に到着し、釣りの準備を開始します。



風がそれなりに吹いており、海面にさざ波が出来てしまっているので、海の中の様子がほとんど分かりません。

ここ5年くらいの傾向ですと、前年の秋から年を越し1月、2月辺りまでは何がしかの魚が北条湾周辺におり、なんだかんだそれなりに魚が釣れるのですが、いよいよ厳しい寒さから解放され春めいてきたな…と感じる3月、4月が1年の中で一番厳しく、本ブログのアーカイブなどをご覧頂いてもお分かり頂けますが、本当に何も釣れない釣りが続きます。

いよいよその3月に入る直前の釣行です。

カタクチイワシやトウゴロウイワシの群れが、北条湾周辺から離れてしまった後何を釣ろうか…

そんな事も考えながら、この日は釣りに臨みました。

前回釣れたクロアナゴ(70cm)。

大手を振って喜べる魚でもないのですが、何も釣れないよりはマシです。

そして、このクロアナゴは白子を持っており※、恐らく産卵のために北条湾周辺の海域にやって来たと思っています。

※クロアナゴの産卵期や生態などの詳細は、前回の釣行記事をご覧下さい。

産卵が目的でクロアナゴが北条湾周辺にやって来たのであれば、オス、メス合わせてそれなりの数のクロアナゴが集結していてもおかしくありません。

アナゴ類やコチ類は、生態も似ており好む生息環境も似ています。

一昔前は、アナゴ類、コチ類は北条湾では釣れない…と言われていましたが、ここ数年は釣果実績もあり釣れる数こそ少ないですが、全く釣れない魚ではなくなってきました。

また、青物などのようにイワシ類などの生きた小魚を主食にしておらず、仮にサビキ釣りで小魚が釣れなくなっても、アナゴ、コチが北条湾周辺に居さえすれば死にエサや虫餌でも狙える魚です。

ただ、厄介なのが北条湾周辺で死にエサを使うと、ダイナンウミヘビやアカエイの恰好の餌食になります。





この面倒臭い魚が釣れてしまうのが嫌で、あまり率先して死にエサを使って釣りをしないのですが、選択肢がないのであれば仕方がありません。

時期的にはいつサビキ釣りで何も魚が釣れなくなってもおかしくありません。

これらを踏まえて、この日は釣りをしました。

釣りを開始して15分ほど、立て続けにカタクチイワシがヒットします。



この日は海の雰囲気的に、カタクチイワシもトウゴロウイワシも死ぬほどいて、バンバン釣れるという状況ではなく、むしろたまたま釣れた…感が伝わってくる釣れ方です。

この日は泳がせ釣りの仕掛けを付けた竿を3本出し、何とかカタクチイワシを3匹釣り全ての竿に活餌として付けました。



ここから寒さとの闘いが始まります。

地味に気温が低く、地味に風が強い…

どんどん身体の熱が奪われ、身体の芯から冷えていきます。

あまりの体感温度の低さに、さすがに家内は車の中に避難させました。

風が強くアタリが分かりにくいのも事実ですが、無数に小魚がいて活性高く食ってくる…全くこんな状況ではなく、1匹も魚がいない釣り堀で釣りをしているような感じでした。



ついて出る言葉も弱音しか出なくなっていきます。

そんな中、ハッキリとしたアタリがあり、申し訳程度にウミタナゴがヒットします。



波が立っていて、海の中の様子が分からないとはいえ、魚がいないことがヒシヒシと伝わってきます。



潮回り(潮汐)は小潮で、そもそもあまり潮が動かないのですが、それでも一番潮が動く時間帯の午前4時~午前5までの1時間限定で、家内にキビナゴ(死にエサ)をエサにアナゴ、マゴチ狙いで探ってもらいました。

結論から言いますと、反応は全くなくエサのキビナゴが底を突いたので、その時点で死にエサでの釣りは終了しました。

再び家内は車内に避難してもらい、海の様子を伺いますが、あまりの体感温度の低さに心が折れ掛かり、帰ろうか悩みましたが、せっかくここまで我慢したのだからどうしてサビキ釣りで何も釣れないのか、その答えを見つけて帰ろう…そのくらいの収穫は欲しい…



あと30分ほどで完全に明るくなります。



前回の釣行時は、フィッシュイーターの影響で小魚が釣れなかっただけで、カタクチイワシやトウゴロウイワシの群れが海面に作る波紋が至る所に出来ていました。※

※この時のフィッシュイーターは、魚種の特定までは出来ませんでしたが、イカの類ではなく魚のフィッシュイーターがおり、数は少なく活性はあまり高くありませんでした。

しかし、海から伝わってくる感触は…魚がいない気がする…

こう思いながら、いよいよ日の出を迎えます。

海の中の様子が分かる程度まで明るくなり、北条湾側の岸壁、製氷所の前、くまなく歩いて見て回りましたが、嫌な予感は的中…

カタクチイワシやトウゴロウイワシと思われる群れは確認出来ませんでした。

その代わりと言っては何ですが、サビキ釣りでも釣れないレベルの、数センチの小さな小魚の群れがたくさんいました。



これじゃね…

何時間サビキ釣りをしたって釣れないわな…

釣れなかった理由がハッキリと分かったことは良かったのですが、同時にサバっ子が釣れ出すGW辺りまで何を釣ろう…

どういった釣りをするか…

こんなことを考えながら、釣りの片付けをしていました。

片付けも終わり、家内と車に乗り込もうとしたその時です。

城ヶ島方面から黒い鳥の大群が飛んで来ました。



どこに行くんだろうな…と、家内と話しをしていると、見る見るこちらに近寄って来ます。

えっ!?

ここ??

北条湾に来んの??



小学生の頃、城ケ島や三崎港に釣りに行く時は、当然車は運転出来ませんので電車、バス、徒歩で釣りに来ていました。

その時に何となく発見したのが、「ウミウ展望台」。



城ヶ島に海鵜の生息地があることは知っていましたが、昔は陽が昇ると相模湾方面か太平洋方面(千葉)に群れで飛んで行くことが多く、現在は稀にTwitterなどに海鳥達の動画を投稿していますが、海鵜が城ケ島を超えて本土側(北条湾・三崎港)に飛んで来るようになったのは、ここ数年の話なんです。

こちらの動画でも海鵜が北条湾内にいるのがお分かり頂けると思いますが、この後花暮岸壁に私達が移動している間に、城ケ島大橋から通り矢周辺の海域に海鵜達が移動し、しきりに海に潜っていたので何らかの小魚を獲っていたものと思われます。



この海鵜の大群を見るまでは、カタクチイワシやトウゴロウイワシは北条湾周辺から離れたのではないか…と思っていました。

カラスやハト、近隣の山に住み付いていると思われますが、北条湾ですとアオサギなども良く見掛けます。

こういった、一般的な鳥ではなく所謂「海鳥」、海鵜やカモメなどの行動は魚がいる場所を特定する一つの指標になります。

この日の海鵜の大群が最初に降り立ったのは北条湾内でしたが、そこでは海に潜らず通り矢周辺の海域に移動しそこで海に潜り始めました。

城ヶ島大橋より西側の海域に何らかの小魚の群れがいたものと思われます。

そして、その小魚も先ほどの動画のサビキ釣りで釣れないレベルの小魚ではなく、最低でも20cmほどのサイズの小魚の群れかと思います。

先ほどのサビキでも釣れないレベルのサイズの小魚ですと、海鵜の体格からしますと獲って食べるにしてはあまりに非効率で、海鵜は獲物としては見ていないと思います。

全体的な数は減りつつあり、たまたまこの日は私が釣りをした場所にカタクチイワシやトウゴロウイワシの群れが寄って来なかっただけで、完全にカタクチイワシやトウゴロウイワシの群れが北条湾周辺から離れたわけではないのではないか…と思いました。

状況が次第に厳しくなってきているのは間違いありませんが、フィッシュイーター達が狙う小魚の群れが完全にいなくなったわけではなく、釣りをする場所次第になってきていると思われます。

ただ、現時点では三崎港周辺にイカの類、北条湾周辺は恐らく魚のフィッシュイーターですが、数は少なくイカは別として魚のフィッシュイーターは泳がせ釣りなどで狙うにしても、釣果に結び付けるのはかなり厳しいと感じています。※

※魚のフィッシュイーターに関しましては、数は恐らく数匹、そして姿を現わしたり現わさなかったり、時間帯もマチマチで規則性がなく掴みどころがない感じです。

そして、この日の釣果ですが…本当に写真を掲載するのが恥ずかしいですが、こんな感じです。w

2023年2月26日 北条湾釣行 釣果


最終的には、活餌(カタクチイワシ)は3本の竿で2回付け替え、持ち帰ったカタクチイワシが2匹、トータルでカタクチイワシは約3時間釣りをして8匹しか釣れませんでした。

当たり前ですが、人間用の魚料理はなく、全て兄妹猫の朝食となったわけですが、量的にも厳しくアンチ根魚の兄妹猫にまさに根魚の割合の方が多い…

体感温度も今シーズンで一番寒く、釣果もかなり寒く、挙句の果て猫にまで釣って来た魚を拒否されたら…

何とか根魚の風味を消し、青魚の風味を引き出せないか…

かなり強引ですが、猫缶風にとろみを付けたらどうか…



ツイートにもありますように、カタクチイワシの頭(カシラ)二つで出んのか?出汁??状態です。

それなりに煮詰め、何となく青魚っぽい匂いがするかな…程度でしたが、そこは猫の嗅覚を信じとろみを付けてあげました。

最悪の反応も想像しながら恐る恐るあげてみましたが、これまた意外と好評!



兄猫はサッサと食べ終わり妹猫が残すのを待ちますが、ナント!妹猫はお皿に張り付いた身を爪で剥がしてまで食べていました。

そこまで食べ尽されれば当然何も残っていません。

兄猫はガッカリしていました。w

冷静に考えれば、焼くより煮た方が風味は増しますからね。

次回以降も自家製猫缶にチャレンジしてみようと思います。

まさに、この釣行の次回の釣行予定日(2023/3/5)にこの記事を書いているのですが、仕事やプライベートが忙しかったこともありブログの更新が遅れてしまいすみません。

そして、どうやらこの日の釣行で風邪を引いてしまったらしく、この釣行後の1週間はずっと微熱続きで仕事をしており、幾分回復したものの、釣りに行って身体を冷やすと余計に悪化しそうなことから、2023/3/5の釣行はお休みさせて頂きます。



夏場のサビキ釣りや、ここ数年の晩秋からの青物ラッシュなど、安定して釣果が出ている時は良いのですが、本来今の時期のように魚を釣ることが難しく、釣果に結び付けにくい時こそ、小まめに現地の様子を確認し、いろいろ対処法を考えた方が良いのですが、体調が思わしくない時に無理をして釣りに行っても、全てが中途半端になる可能性が高いので、まずは風邪を治す事に専念致します。

次回の釣行まで2週間空いてしまうので、劇的に海の状況が変わってしまっているかもしれませんが、次回は2023/3/12の釣行を予定しております。

潮回りは中潮で、潮の動きも良い感じです。

風邪を治し、3月最初の釣行になりますので、気合いを入れて頑張りたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2023年2月26日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年2月26日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

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テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  北条湾  サビキ  クロアナゴ  アナゴ  泳がせ  活餌  夜釣り  魚料理  

【三崎港・北条湾】活餌の確保に難ありでしたが何とか70cmのクロアナゴをGET!(2023年2月23日)

こんにちは。

2023年2月19日(日)は、さすがの私でも釣りを断念せざるを得ないほどの強風で、釣りに於いては時として雨より風の方が危険度が高くなることから、釣りに行くことを諦めました。



しかし、この週は木曜日が祝日。

2023年2月23日(木)の天皇誕生日にリベンジ釣行を予定しましたが、今度は風は然程強くないものの未明に冷たい雨の予報。



前回の釣行時(2023年2月12日)に、青物とは違うフィッシュイーターの気配を感じ、この魚が何の魚なのか知りたく釣りに行きたくて仕方がない時に気象の状況が整いません。



逸る気持ちとは裏腹に、何とももどかしい気持ちでこの日は午前0時に起床しました。

これで釣りに行くか行かないかを決める…

天気予報をくまなくチェックしますが、どんだけ俺を釣りに行かせたくないんだ…と言わんばかりに、雨雲レーダーをチェックするとピンポイントで城ケ島周辺だけに雨雲が掛かっています。

もう良い…

濡れることは覚悟しよう…

問題は風だ…

と、風速をいくつかの予報サイトで確認しますが、何れのサイトでも釣りをする上では問題にならない程度の風速でした。

午前1時過ぎに自宅を出発します。

保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路と走り続けると港南台の辺りから土砂降りの雨。

もう…なんなんだよ…そんなに俺に釣りをさせたくないのか…

三浦縦貫道を降りても雨足は強いまま。

完全にずぶ濡れでの釣りを覚悟していましたが、三浦消防署がある引橋の交差点を過ぎると、今までの大雨がウソのように雨が止みます。

突然…

どうしたんですか??

釣りの神様??

僕、今日海に落ちたりしないですよね?

と、急な状況の好転を疑いたくなるような展開になります。

そのまま北条湾に到着しますが、北条湾岸壁はついさっきまで雨が降っていました状態で路面はビショビショです。



この状況の好転に気を良くし、ルンルン♪で釣りの準備に取り掛かります。

釣りの準備をしながら海面を見渡すと、小魚が作る無数の波紋が海面に出来ており、恐らくトウゴロウイワシかカタクチイワシと思われる魚の群れがたくさんいることが一目瞭然でした。

良いね…この展開…

なんか釣れる気がするね…この流れは…

テンション上げ上げで家内に活餌を確保するべく、サビキ釣りから始めてもらいます。

すると、第一投目からカタクチイワシがヒットします。



シコ(カタクチイワシ)はニャンのご飯するから適当で、活餌にするからトウゴロウイワシを釣ってくれ…と家内に頼みますが…

この1匹以降、1時間以上何も釣れない時間が続きます。

虚しく泳がせ釣りの準備をした竿が、エサ無しでぶっ込んであります。

エサが付いていなければ、どう逆立ちをしたところで絶対釣れません。

海面には釣り開始直後から無数の波紋。

小魚がいるのは確実です。

これ、表面的には分からないけど、絶対いるね…フィッシュイーター…

現地で活餌を確保して~の泳がせ釣りの一番最悪なパターンです。

エサとする小魚もいる…

フィッシュイーターもいる…

けど、フィッシュイーターの影響で、小魚達が戦々恐々とし食事どころではないのでサビキ仕掛けを食ってこない…

釣りをする私はただただ指を咥えて見てるだけ…

はぁ…

釣りの神様…そういうことですか…

海には落ちないけど、目の前に魚がいるのに釣らせてもらえない…

こういう展開ですか…

頻度高くサビキ仕掛けにアミコマセを付けて海中に投入しますが、ピクリとも竿先は動きません。

1時間以上、家内と二人何とか活餌を確保しようと頑張りますが、全く釣れません。

釣り開始から1時間と少し経った頃、立て続けにカタクチイワシが2匹釣れました。

活餌にするのであれば、エサ持ちの良いトウゴロウイワシが良いのですが、ここまで釣れないとそんな贅沢は言ってられません。

取り急ぎ、釣れた2匹のカタクチイワシを活餌泳がせ釣りをスタートさせました。

カタクチイワシも、この2匹以降全く釣れず、家内が魚が全然釣れないし今のうちにトイレに行って来る…と、城ケ島内のトイレに向かいました。

ん…

過去に何度もあるけど、こういう時に何かヒットしたりするんだよね…

まぁ、でも今日はそれはないか…

全然釣れないしな…

などと思いましたが、冷静に考えれば潮の動きが鈍かったり、状況的に魚の活性が上がらず釣れないわけではなく、フィッシュイーターの影響で小魚が釣れないだけであり、魚全体の活性は高いはずです。

潮回り(潮汐)は中潮、満潮に向けて上げ潮でガンガン潮が動いている時間帯です。

そして、この悪い予想が的中。

たまたまブログをご覧頂いている方にお声掛け頂き、近況などの話をしている最中に、泳がせ釣りの竿にアタリがあります。

様子を見つつ、一気に持っていった時に大きく合わせ、「よし!のった!!」

十分手応えはあり、重量感もありますが、動きがなんの魚なのかイマイチ分かりにくい…

とにかく重い…

ん??

もしやエイ??



いや…エイにしては若干走るな…

マゴチ??

いや…マゴチにしては頭を振らないな…

なんだ、この重くて地味に走る魚は…

ん??

もしやダイナンウミヘビ…



どんどん嫌な予感だけが募り、どうせ面倒臭い魚が掛かったんだろうな…

などと、テンションが下がり始めた時、ようやく魚の姿が見え始めます。

あぁぁぁ…

細長い…

ウミヘビだ…(ダイナンウミヘビ)

ダイナンウミヘビは口に鋭い歯がある上に、かなり暴れ回る魚で掴もうとしてもヌメリも凄く針を外すのが困難な魚です。

オマケに細長い魚特有の腕に巻き付いてきたりするので、致し方なくいつもハリスを切ってリリースしています。

今回もダイナンウミヘビだと思い、竿を持ちながらハサミを探していると、ダイナンウミヘビにも胸鰭はあるのですが、かなり小さくあまり目立たないはずの胸鰭が大きく、白く反射していました。

ん??

これは…

アナゴ??

家内が車でトイレに行ってしまったため、車内にタモがあるのでタモがありません。

お声掛け頂いた方にタモをお借りし釣れたのが、70cm強のクロアナゴでした。



この場を借りまして、改めてタモをお借りしたばかりか、タモ入れまでお手伝い頂きありがとうございました。

本当に助かりました。

ここ数年は釣っておらず、また釣っている人を見たことがありませんが、以前は梅雨前後の時期になりますと北条湾では稀にマアナゴが釣れました。

北条湾でマアナゴは釣ったことはありますが、クロアナゴを釣ったのは初めてでした。

クロアナゴは肉食魚ですが、そのフォルムからもお分かり頂ける通り、元気一杯の青魚を追い駆けて捕食するわけではなく、弱った小魚や甲殻類などの動きの遅い生き物、死んだ魚なども食べる腐肉食性の魚です。

比較的潮通しの良い場所を好み、投げでの夜釣りなどでも良く釣れ、虫餌でも釣れます。

成魚は1.5mほどにもなる大型の魚です。

夜行性でもあり、日中は岩礁などの物陰に隠れジッとしており、暗くなると海底のエサを探して泳ぎ回ります。

この日釣れたクロアナゴも、先述の通り活餌にするカタクチイワシやトウゴロウイワシが釣れなかったことから、かなり長い時間活餌を付けっぱなしにしていたので、弱った活餌が海底に沈みそれを見付けて食ってきたと思われます。

私は過去に何度かクロアナゴは釣ったことがあり、最大のもので1.2mのクロアナゴを釣りましたが、正直申し上げてただ重いだけで「エキサイティングな魚との格闘!」という感じではなく、面白味で言えば40cm~50cmくらいの青物を釣った時の方が興奮します。

十数年前に、観音崎をホームとして遠投での投げ釣りでマダイ、尺ギスを狙っていた頃は、クロアナゴを始めアナゴ類は良く外道で釣れました。

水温の問題や北条湾は深部に川が流れ込んでいることなどからだと思いますが、北条湾ではアナゴ、マゴチは釣れない…と言う地元の方が一昔前は多かったのですが、ここ数年はマゴチの釣果実績もあり、今回のクロアナゴしかりこの辺の魚達にも変化が出始めていると思います。

※2021年に釣ったマゴチ。



魚種は変わりますが、徐々に通年を通して泳がせ釣りが楽しめる釣り場になってきているように感じています。

このクロアナゴが釣れた時点で、兄妹猫の朝食用の魚はカタクチイワシ1匹だけでした。

人間用は釣れましたが、我が家のニャン達のご飯が…

申し訳程度にトウゴロウイワシも釣れますが…



その後、1時間ほど粘って釣りをしましたが、結局このあとトウゴロウイワシが1匹、カタクチイワシが2匹だけしか釣れず、フィッシュイーターの動きだけが活発になり、ますます小魚は食事どころではなくなり釣れる気配もないので、この日は日の出前に撤収することにしました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2023年2月23日 北条湾釣行 釣果


クロアナゴが釣れなかったらゾットする釣果です。w

ただ、言い方を変えますと、トウゴロウイワシが1匹、カタクチイワシが6匹、そのうちカタクチイワシは3匹活餌に使い、持ち帰った魚が写真の通りなのですが、非常に効率の良い釣り方でそれはそれで気持ちの良い釣行でした。

魚種はご説明するまでもないと思いますが、写真手前のカタクチイワシが20cmほどです。

そして、恒例の我が家の兄妹猫のご飯シリーズはサラッと流し、今回の釣行記事はここからが本番ですが、肝心のクロアナゴの調理や食べ方についてお話しさせて頂こうと思います。



ツイートでも申し上げておりますが、クロアナゴ自体は決して不味い魚ではありません。

クロアナゴに限らず、アナゴの旬は梅雨~夏と言われることが多いですが、これは産卵期なので爆食いをすることなどからそういわれることが多いですが、どの魚種でもそうですがやはり海水の温度が下がり冬を乗り切るために各々の魚種が脂を溜める今の時期はどんな魚を食べても美味しい時期です。



ネット上にあるいろんな魚の情報もだいぶ現実とはズレてききている…

決して、各々のサイトがウソを書いているわけではないのですが、一般論での話が主になっていて実際には海水の温度変化などにより相当なタイムラグが生じていると感じています。

上記で申し上げましたように、アナゴ類の産卵期は一般的には夏前(梅雨)~夏と言われています。

しかし、この日釣れたクロアナゴは白子を持っていました。



仮に夏前に産卵…という流れであれば、あまりに産卵(交尾)の準備が早過ぎます。

産卵期が徐々に早まってきていると考える方が自然です。

こうなってくると、釣り期や魚の味も変わってきます。

そういうこともあり、釣れたのはたまたまなんですが、今回はクロアナゴについてお話しさせて頂きます。

我が家の兄妹猫の朝食なんですが、釣果が釣果だったこともあり、アナゴのアラを使わないとさすがに猫2匹の一食分の食事も厳しい感じでした。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのカタクチイワシ・トウゴロウイワシ・クロアナゴのアラを焼いたもの


先ほどのツイートにもありますが、本当に脂が凄かったです。

つまみ食いをしましたが、クロアナゴの頭(カシラ)、肩肉、頬肉が美味かったです。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのカタクチイワシ・トウゴロウイワシ・クロアナゴのアラを焼いたもの


こちらはクロアナゴのアラにカタクチイワシ、トウゴロウイワシが混じったものです。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのカタクチイワシ・トウゴロウイワシ・クロアナゴのアラを焼いたもの


そして、こちらはクロアナゴのほぐし身のみなんですが、見た目からは想像しにくいくらいキレイな白身なんです。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのカタクチイワシ・トウゴロウイワシ・クロアナゴのアラを焼いたもの


いざ食事ですが…



予想とは裏腹に兄妹揃ってとても好評でした。

兄猫はクロアナゴを捌いている時からまとわりつく感じでした。

焼いている時は終始鳴きっぱなし。

食事を始めれば、食いしん坊全開でなぜか妹猫のご飯から食べようとする始末。

焦る気持ちが先行し過ぎて、むしろ自分のご飯を食べるのが遅れる感じでした。

最後は妹猫のお皿と自分のお皿をしきりに行ったり来たり。

猫的には美味かったんだと思います。

余談なんですが、ここで一つ分かることが、長くTwitterやブログをご覧頂いている方は、我が家の兄妹猫がアンチ念仏(ネンブツダイ)、アンチ根魚(メバルやウミタナゴ)なことはご承知頂いていると思います。

この我が家の兄妹猫が嫌がる魚の共通点は、身の味が濃い魚なんです。

人間にとっては人にもよりますが、美味い…と感じる旨味でもあるんですが、我が家の猫は苦手なんですが…

同じような白身のクロアナゴ…

実際に食べると良く分かりますが、極論を言いますと味がない淡泊な白身なんです。

我が家の猫達にとってはその味や臭みがないのが良かった…

しかし、人間の場合、味が薄い…旨味がない…

これが大味と言われたり、あまり美味しくない魚…と言われてしまう理由の一つです。

いよいよ人間用のクロアナゴの魚料理ですが、敢えて定番のアナゴ料理を今回は作りました。

アナゴと言えばどうしても付いて回る印象が蒲焼、寿司ネタ、天ぷらなどが思い浮かぶと思います。

まずは蒲焼ですが、腹身(お腹)から尾までの間の身で作ってみました。

クロアナゴの蒲焼

クロアナゴの蒲焼

クロアナゴの蒲焼


腹身の部分は天ぷらにしてみました。

クロアナゴの天ぷら

クロアナゴの天ぷら

クロアナゴの天ぷら


パッと見、そのまま美味しく頂けそうですが、蒲焼は骨切りをして焼きました。

蒲焼を作る際は、これはクロアナゴに限った魚の話ではないのですが、鮮度が良い魚は身に水分が多く含まれているため、出汁などを吸いにくいのでヌメリを取り除いた後に多めに塩を身に塗り込み浸透圧で水分を抜くか、蒲焼のタレを多めに作り30分ほど漬け込んでおくと焼く際に軽くタレを塗りながら焼くだけで上手くクロアナゴに味が付きます。

天ぷらに関しましては、蒲焼同様に骨切りをし少し弱めの火で長めに油で揚げてみました。

上記で申し上げました、新鮮な魚は身に水分が多い…これを利用し長く油で揚げることにより、クロアナゴの骨がどの程度柔らかくなるか実験をしてみました。

結果として、理想通りには柔らかくならず、血合い骨の部分で二つに割り、骨を手で取り除いて食べました。

家内には魚料理を作る前から、クロアナゴの骨については説明し、最悪食べにくかった際は骨を取り除いて食べて欲しい旨伝えてあり、蒲焼は平気だけど天ぷらはキツイわ…という回答でした。

ここまでのお話しと、ネットでGoogle先生に「クロアナゴ…」と聞いてみると、とにかく骨、骨、骨…1にも3にも骨…

そうなんです、マアナゴやウナギとの一番の違いはこの「骨」なんです。

ただ、骨と言ってもサッパやコノシロ、カタボシイワシなどのように身体全体を覆う骨がたくさんあるわけではなく、基本的な骨格は一般的な「THE・魚」の骨格と変わりません。

一般的な魚の場合、各部位の骨ですと中骨、腹骨、血合い骨、そこに頭の周りの各骨、各ヒレの骨があります。

サッパやコノシロ、カタボシイワシなどの場合この骨にプラスして身体全体を覆うように小骨がたくさんあり、この小骨も一緒に食べる想定で魚を捌き料理しないと、可食部が恐ろしく減るか骨抜きなどの手間が恐ろしく掛かることになります。

クロアナゴの場合は、この身体全体を覆うような小骨はありません。

クロアナゴは大味…

こういう話も良く耳にすると思います。

これもマアナゴやウナギとの違いなんですが、魚のサイズの割りに骨も皮も身も硬いんです。

クロアナゴの場合、骨切りで何とか対処出来るサイズは頑張って40cm、30cmくらいかと思います。

今回のように70cmを越え、1m近いクロアナゴになりますと、骨がちょっとした武器にも使えるのではないか…というくらいしっかりとした骨があります。

こちらは、今回のクロアナゴを捌いた際の動画です。

Twitterでは、ファイルのサイズの都合上アップ出来なかったので、今回はYouTubeにアップさせて頂きましたが、ポイントは目打ちをしないで捌いている点と、捌いている時のボキボキという音に注目して見てみて下さい。



目打ちについてですが、アナゴやウナギを専門で狙って釣りをしている方は別として、サビキ釣りでイワシを釣るように簡単にいつでも釣れる魚でもなく、且つフォルムも独特なことから他の魚を捌くようにはいきません。

アナゴ、ウナギ、ウツボ…など長い魚を捌く場合、「目打ち※」といって頭をまな板に固定するために千枚通しやピックツールのようなもので頭(主に目)を刺して固定することを言います。

※釣りや魚を捌く際の用語で一般的には切手などの小穴が連続して空いてもののことを言います。(目打)

クロアナゴはマアナゴやウナギよりも体表を覆うヌメリの粘りが強く、このヌメリも調理をする際の難点にもなるのですが、40cm以下ですとやはり目打ちをした方が安全に捌けると思いますが、今回釣れた70cmくらいのサイズになりますとこのヌメリを逆手に取って目打ちをしなくても簡単にクロアナゴを捌くことが出来ます。

目打ちをしないでクロアナゴを捌く場合は、釣った瞬間からポイントがあるのですがクロアナゴをなるべく水に濡らさないことです。

さすがにジップロックには入らないので、今回私は45リットルのポリ袋を使いましたが、釣れたクロアナゴをまずポリ袋に入れ、もう一枚同じサイズのポリ袋にロックアイスを入れ、直接クロアナゴに氷が触れないように持ち帰りました。

帰宅後、クロアナゴを洗う前にまずテーブルにまな板を二枚並べ三枚に卸します。

クロアナゴのヌメリの粘着力はかなり強力で、水に濡らさなければ目打ちをしなくても軽く手で押さえるだけで滑りません。

ちなみに私はアナゴやウナギは何度も釣ったことがあり、私はこの手の魚を捌く際の道具は持っていますが、ある日突然想定外で釣れてしまった…という方も多いと思います。

イレギュラーであれ、意外と簡単に釣れる魚でもありますが、実際に釣れた時は嬉しさもありつつ…さて、どうしよう…となることが多いと思います。

初めて釣った際に、なるべく困らず出来るだけ美味しく食べて頂ければと思い、敢えて今回は専用の道具も使わず、皆様が一般的に思い浮かべそうなアナゴ料理にしてみました。

動画のように背開きにしたら、裏返して今度は中骨を切り落とします。

ワンポイントアドバイス的ですが、軍手をはめているので分かりにくいかもしれませんが、クロアナゴを捌いている時の動画内で、クロアナゴを押さえている左手の中指で包丁の刃先の感覚を感じながら、どのくらい包丁を持つ手に力を入れて切るか決めています。

皮一枚くらいのところに包丁の刃先を感じながら切ると、キレイに背開きにすることが出来ます。

中骨を切り落とし、背開きでの三枚卸しが完成したら、大量の塩をクロアナゴの皮に塗りヌメリがなくなるまで、流水で洗い流します。

ここまでで下処理は完成です。

あとは、どういう料理にするか…

ここからは、骨の処理がメインのお話しになります。

画像を勝手に拝借するわけにもいかないので、以下のリンク先はある方のTwitterのツイートのリンクですが、そちらのリンクの右下の写真、長い魚の骨格をご覧になり、本記事にお戻り頂ければと思います。

クロアナゴの骨格ではないと思いますが、非常に骨の配置が似ておりクロアナゴもこういった骨の構造になっていることを頭に入れて下さい。

リンクはコチラからどうぞ。

厳密に言いますと、頭の骨格の下顎の後ろにお腹周りの骨、腹骨が本来あるのですが、これは皆さんもご存じの通りで、魚を捌くことに慣れていない方が見落とし易い骨が、中骨から横に伸びている骨、これを「血合い骨」と言い、大小あれど一般的に「魚」に分類される動物には必ずあります。

先ほどのクロアナゴを捌いている動画で、捌いている時に「ボキ」という音が入っていると思いますが、これが腹骨と血合い骨を切っている音です。

この血合い骨が厄介で、体側の真ん中辺りに横一列にあり、魚が長ければ長いほど切って取り除くことが難しく、下手をすると食べる部分がほとんどなくなってしまいます。

そして、クロアナゴが嫌われ者になる一番の理由がこの血合い骨と言っても過言ではなく、イワシ類などは血合い骨があるのかないのか分からないレベルですが、クロアナゴはこの血合い骨がとても太く立派なんです。

恐らく、細長い身体で機敏に動き回り、身体を維持するためにとても重要な骨なんだと思います。

去年の晩秋に釣ったカンパチも同じ70cmほどでした。

長さは同じでも、クロアナゴとカンパチでは体高が全く異なります。

通常、カンパチなどの血合い骨は、三枚に卸した後、血合い骨の部分だけを、身ごと包丁で切り落とします。

カンパチなどは体高が高いので、血合い骨のある部位を包丁で切り落としても十分に食べる身は残ります。

しかし…

クロアナゴは…

体高が低いので血合い骨の部分を切り落としてしまうと、かなり食べる身は減ってしまいます。

そうなると、どうしても血合い骨は付けたまま何とかしようと誰しもが思うのですが、これで一番簡単なことが骨切りなんですが、クロアナゴのサイズが大きくなればなるほど、骨切りをしても思い切り骨が気になり、結論として取るしかない…となり、今度は毛抜きで抜いたり…1mサイズのクロアナゴの血合い骨を毛抜きで抜く…ハッキリ言ってやってられませんよね。

次にクロアナゴが釣れた際は、私が作るクロアナゴ料理をご紹介させて頂こうと思っていますが、ポイントは「腹」と「尾」で分けて考えることです。

嫌われ者だの、骨が太く堅いだの、今まではクロアナゴをボロカスに言ってきましたが、同じアナゴでも唯一クロアナゴの良い点は太く肉厚なところです。

腹と尾で分ける…

クロアナゴのお腹周りは、骨切りとかの骨を誤魔化す手法ではなく、物理的に骨を取り除くことをお勧め致します。

腹骨以降の尾側の部分は骨切りなどでも対処出来ます。

クロアナゴであってもやはり蒲焼が良い…という場合は、先述しました通り、腹身以降、尾側の身を丁寧に骨切りししっかりと下味を付けて弱めの火でじっくり焦げ目が付くくらい焼けば然程骨は気にならずに食べられます。

また、鮮度の良い魚は身に水分が多いこともさることながら、皮などを焼くと非常に縮みます。

特にクロアナゴの皮は厚く硬いので、通常の蒲焼よりも多めに串を刺し、しっかり皮を広げて焼いた方が皮もパリっとします。

個人的に尾側の身でお勧めな料理は天ぷらや唐揚げです。

骨切りをしっかりとし、幾分低めの温度の油でじっくり揚げることで、更に骨が気にならなくなります。

先ほど、兄妹猫のご飯の際の写真からもお分かり頂けると思いますが、クロアナゴの身はマアナゴに比べてやや硬いですが、基本的には白身で淡泊です。

油との相性も良いのでお勧めです。

腹側の身は、調理し易い大きさにブツ切りにし、血合い骨は少々面倒ですが毛抜きで抜き、腹骨は削ぎ落しアナゴ煮や天ぷら、唐揚げ、圧力鍋で煮込むのもありだと思います。

身が硬いので荷崩れしにくいです。

やはり血合い骨を抜くのは面倒だ…

と言う方は、白焼きがお勧めです。

先ほどの兄妹猫の食事のお話しの際の、クロアナゴのアラを焼いている動画からもお分かり頂けると思いますが、腹身の部分は特に脂がのっているので美味です。

ちなみに蒸しアナゴも白焼き同様にお勧めです。

シンプルに蒸しただけですが、蒲焼のタレを付けて食べても、個人的にはポン酢やワサビ醤油を付けて食べるのもお勧めです。

「焼き」や「蒸し」の場合は、最悪骨はそのまま調理し、食べる際に取り除いても宜しいかと思います。

クロアナゴはお刺身でも食べられますが、ここまでお話ししました通り、とにかく骨が問題になる魚ですので、刺身にするのはかなり難しいと思います。

魚の刺身が好きで、今まで本ブログでも釣った魚を散々刺身にしてきましたが、正直申し上げてクロアナゴは刺身にしようと思いません。w

今回のクロアナゴについては、まさに骨との闘いなんですが、骨の処理が面倒で上手くいかず、結果として食べた時に骨が気になり不味い…という印象を持ってしまっている方もいらっしゃると思います。

クロアナゴの名誉のためにも、決して不味い魚ではないので、クロアナゴが釣れた際は覚悟を決めて調理し、美味しく召し上がって頂ければと思います。

この日のクロアナゴはカタクチイワシを活餌に、泳がせ釣りで釣れましたが、虫餌でもクロアナゴは簡単に釣れます。

基本的に夜行性なので、日中釣れることは稀で、釣りをする時間は夜間や未明の方が有利ですが、先述しました通りこの日釣れたクロアナゴは白子を持っていました。

一般的に言われているクロアナゴの産卵期よりだいぶ早いのですが、恐らく産卵のために浅瀬にやってきて爆食いをしているのではないか…と見ています。

脂ののり方からなどからも、産卵に向けての準備と考える方が自然です。

虫餌での投げ釣りの場合は、流線型、もしくはウナギ針などの釣り針の胴の部分が長い針に虫餌(イソメなど)を1匹掛けにすると食いが良くなります。

クロアナゴの食事の仕方はアバウトで、口に入るものは丸飲みにします。



虫餌の垂らしの部分を敢えて長くすることで、クロアナゴへのアピールにもなります。

また、針のチモトに緑色の蛍光色を発するビーズなどを付けると食いが良くなります。

これは、イソメ系の虫餌は体液が蛍光の緑色に発色する物質が含まれているため、暗がりですと露骨に緑色に光るためです。

クロアナゴの場合、マヅメ時はあまり関係無く、暗い時且つ干満問わず潮が動いている時に活発にエサを探します。

大潮の日などの日中でも、潮が動いている時に釣れることがあります。

釣りのスタイルは探る必要はあまり無く、所謂「ぶっ込み」で待ちのスタイルで釣りをします。

目安は30分に1回程度エサの状況を確認しながら、投げては待つ…を繰り返します。

クロアナゴに限らず、アナゴ類、ウナギ類は潮回り(潮汐)の影響をモロに受け、大潮、中潮の日が断然食いが良くなります。

この日も潮回り(潮汐)は中潮、釣れたタイミングも潮が良く動いている時間帯でした。

クロアナゴが釣れたタイミング


そして、クロアナゴに限らずですが、アナゴ類は潮通しの良い場所を好みます。

北条湾で言えば製氷所の前などが狙い目なのですが、現在は大型の漁船が停泊していることや、今シーズンは城ケ島大橋周辺から製氷所の前、北条湾の入口付近で潮目が出来ておりその日その日で違いはありますが、極端に潮の流れが速い時がありあまり投げ釣り、泳がせ釣りに向きません。

花暮岸壁での釣りが無難かと思います。

青物などのようにエキサイティングなファイトもせず、ずしりと重いだけで調理も面倒臭い…

何かと嫌われてしまう要素が多いクロアナゴですが、釣れた際には是非参考にしてみて下さい。

繰り返しになりますが、この日釣れたクロアナゴは白子を持っていたことや、この日の釣りをしていて感じたことなどから、もしかすると今シーズンはあと1匹くらいアナゴ系が釣れるかな…という気もしています。

今度アナゴ系が釣れた際は、お勧めの調理法で、お勧めの魚料理をご紹介させて頂きます。

と、申し上げておきながら、次回は小潮とアナゴ系を狙うには少々厳しい潮回りですが、魚種の判別までは出来ませんでしたが、イカではない魚のフィッシュイーターもこの日はいたと思われます。

この日はサビキ釣りが厳しかったので、そもそも活餌が上手いこと用意出来ず苦戦しましたが、次回もサビキ釣りから気合いを入れて、新たなフィッシュイーターを皆様にお見せ出来るように頑張ります。

また、ご報告させて頂きます。

2023年2月23日午前6時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年2月23日午前6時頃の花暮岸壁周辺の様子

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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