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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
猫とウサギと釣りのブログ
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  台風  台風19号  台風一過  

台風19号の通過後に考えられる北条湾の状況

こんにちは。

台風19号が通過し、現在10/13(日)の午前5時です。

風雨も収まり、近所の様子を伺いに近くのコンビニに行って来ましたが、特に大きな異変もなく、あると言えばコンビニの商品が異常に品切れになっていることくらいです。

外に出て、昨夜の風雨がウソのように静かな状況に、沸々と釣りに行きたい気持ちが込み上がってきて、少しずつ状況を確認し、何とか行ける要素を探そうとしましたが…

道路状況を確認し、「こりゃ、ダメだな…」と素直に諦めました。



私が北条湾に向かう時に走る高速道路だけ先に通行止めを解除してくれるわけでもなく、ここまで全線通行止めですと通行止め解除に1日は掛かるでしょうし、下手をすれば明日まで掛かるかもしれません。

無駄にソワソワし、目がさえるというか、覚醒するというか、釣りに行けないことは頭で理解しつつも、上がってくるテンションを抑えきれないような、気持ちだけは釣りに行っているような感覚で、台風通過後の北条湾がどうなっており、それに対してどう対処すれば良いか、考えられることを列挙し作戦を考えていました。

フッと、「そうだ、これを酒を飲みながら、自分の頭の中だけで考えてニヤニヤしているなら文字に起こしては…」

そしてテキストに箇条書きに書き出します。

ん??

テキストに書くならブログに書いては…

万に一つでも皆さんのお役に立つかもしれないし…

ということで、簡単にですが、考えられる状況、それに対する対策を簡単にまとめてみたいと思います。

①海水温

ここ数週間、本ブログでも再三お伝えしておりますが、北条湾の海水温が安定せず上がったり下がったりを繰り返していますが、私が住んでおります横浜でも、台風19号の通過でかなりの雨が降りました。

当然、三浦方面でも相当な量の雨が降っており、北条湾の深部に流れ込んでおります狭塚川も、然程大きな川ではありませんが、かなりの量の雨水が北条湾に流れ込んだと思われます。

北条湾は大きな湾でない上に、ウナギの寝床のような細長い地形をしており、狭塚川から見て細長い北条湾を通りようやく北条湾の出口に到達すると、今度は目の前にドーン!と城ケ島があります。

例えば、相模湾のほぼ中央部に流れ込んでいる相模川。

相模川は大きな川で、上流にはいくつかダムもあり、川を流れる水の量は相当なものです。

更に台風などで大雨になれば想像に難しくない大量の水が相模湾に流れ込みます。

しかし、河口の平塚港付近には遮るものがなく、相模湾の向こうはいきなり太平洋…という状況です。

こういう状況ですと、真水と海水は混ざり易く、河川などから流れ込む真水の影響で海水温が下がるのは限定的な範囲で広範囲に影響をあまり及ぼしません。

しかし、北条湾のように細長い湾で流れも緩く、潮の流れを受けにくい環境ですと、台風の風が収まってしまうと北条湾内で海水と真水が分離したり、大量の真水の冷たい温度の影響を受け易く、北条湾の海中の環境が激変する可能性があります。

これらから考えられることは…

・真水や汽水域を嫌う魚が北条湾内から出て行く

トウゴロウイワシは別としまして、近々で好調なウルメイワシ、マイワシは真水は元より、塩分濃度が低い海域を嫌います。

海水と真水ですと、真水の方が軽いのでイワシ類の釣れるタナが深くなる可能性があります。

最悪、北条湾内から一時的に出て行ってしまい、しばらく釣れなくなる可能性もあります。

考えられる逆の現象はと言いますと、海水温が下がりハゼ(落ちハゼ)など比較的汽水域でも平気な魚達が北条湾内に入ってくる可能性があります。(特に産卵期の魚種)

また、ウミタナゴやメバルなど、比較的海水温が低いと活発になる魚種の活性が上がる可能性があります。

②荒れた外海

通常はあまり岸に寄らない魚でも、海が荒れると比較的波が穏やかな入り江や湾に避難することが往々にしてあります。

通常、1日過ぎてしまうと普段の自らの生息域に戻ってしまいますが、北条湾の場合所謂フィッシュイーターなどの大型魚の場合、エサとなる魚が湾内に居れば長居する可能性もあり、海が荒れた後の数日は思わぬ大物も期待出来ると思います。

③海の濁り

海全体があらわれる(荒れて濁る)上に、北条湾の場合、湾深部の狭塚川にも濁った水が混じりそれが北条湾に流れ込むので海が濁る可能性が高いです。

こうなると、寄っている魚、あるは海水温の低下などで活性が上がった魚、ほぼ全ての魚で針掛かりは良くなります。

投げであり、サビキであり、ルアー、疑似餌の釣りもほぼ全て魚自体の活性が上がれば針掛かりは良くなり非常に釣り易い状況になります。

④海底の変化

北条湾は決して水深が深い湾ではないので、強風や高潮レベルの波でも海底の地形や状況が変わってしまう可能性もあります。

基本的には砂地なので、荒れて海底の砂が大きく巻き上がるなどは有り得ますが、この場合は波が穏やかになれば沈殿し元に戻ります。

護岸が壊れたり等、大きな損傷を受け、人の手を入れて大きな変化を与えるようなことになりますと、その後場合によっては魚が全く釣れなくなってしまうこともあり得ます。

一つの例が、小田原の早川港ですが、大規模な護岸工事をした後、魚が全く釣れなくなってしまいました。

こういう例の一つの原因が、人工物で潮の流れを変えてしまうことにあります。

一見すると、然程影響が無いように見えても、海の中の潮の流れは意外と繊細で、川のように上から下へ単に流れているだけはないので、少しの障害物で大きく流れが変わってしまいます。

まぁ、この海底の話は、可能性としてはかなり低い確率ですが、実際に台風が過ぎてから北条湾に行っていないので、行ってみて大きく護岸が壊れていたりするとこうなる可能性がありますよ…という感じで。

そして、恐らく明日(10/14)の北条湾は確実に海に濁りがあると思います。

この記事を読んでおられる方で、明日(10/14)北条湾にサビキ釣りに行く…という方がおられましたら、普段は撒き餌は逆効果だから撒くな…と申し上げてきましたが、明日は撒き餌を使った方が良いです。

何故かと申しますと、通常の北条湾は非常に海がキレイで透明度も高く、湾内にイワシ類が入って来ている場合、一定周期で回遊しているため、撒き餌を撒かずとも足元に群れが寄って来ますので、逆に撒き餌を撒くと外道を寄せてしまい釣りにならなくなるから撒くな…と申し上げています。

しかし、今回のようにほぼほぼ確実に濁りが強いであろう場合は、イワシ類達が視覚的にサビキ針の反射や好む光りの色、アミコマセを認識しにくいので、嗅覚に頼ります。

これは昼夜問わず、濁りが無くなるまで有効です。

明日(10/14)にご釣行される場合は、凝った撒き餌でなくて構いませんので釣り始めにバンバン撒き餌を撒いてから釣りを始めるとイワシ類が足元に寄り易くなります。(当然外道も寄ってしまいますが…)

Twitterでは話し切れないので、ブログに書きましたが、ザックリとこんな感じかと思います。

明日(10/14)は大潮なので、台風の影響が吉と出るか、凶と出るか、非常に分かり易い結果になると思います。

一つ一つの影響は小さくとも、積み重なって魚が北条湾から出てしまえば釣れませんし、逆にその影響で北条湾にたくさんの魚が集まれば良く釣れると思います。

現実的には、10/13(日)の午後になっても横浜横須賀道路が通行止めのままなのが気になります。



横浜横須賀道路は山間部を切り開いて作った道路なので、土砂崩れや倒木など復旧に時間が掛かる状況で通行止めなのか気になります。

ちなみに、我が家の二つある生活道路の一つも倒木で通行止めになっています。



下道でえっちらおっちら北条湾まで行くのも…ね…と考え中です。

最後になりますが、横須賀、三浦方面ではありませんが、川崎の東扇島付近は台風の影響がかなりあったようです。

台風第19号の被害による東扇島西公園の一時閉鎖について

東扇島の西公園はしばらく釣りが出来ないようです。

貨物船まで沈没したようです。



北条湾のみならず、ご釣行される場合は釣り場の情報収集をしてから、安全にご釣行下さい。

また、ご釣行、釣果を報告させて頂きます。

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  ウルメイワシ  トウゴロウイワシ  ボライワシ  魚料理  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】好調な秋のウルメイワシ・今シーズンは釣れるサイズがバラバラ(2019年10月6日)

こんにちは。

10月に入り、高気圧の影響で季節外れの夏日はありましたが、朝晩はだいぶ秋を感じる陽気になりました。

早いもので今年も残すところあと3ヶ月。

つい先日、「早く真夏の本格的なサビキ釣りのシーズンがきて欲しい…」などと、ブログでお話ししていたような気がしますが、すっかり秋めいてきました。

この日は10月最初の釣行だったわけですが、消費税増税後最初の釣行でもありました。

まぁ、あまり増税と釣りは関係ありませんが、首都高や横浜横須賀道路などは増税後概ね通行料金が10円ほど値上げされていますが、城ケ島三崎港北条湾に向かう時に通ります、三浦縦貫道の通行料金は据え置きで、増税前と同じ金額でした。

そして、今回の消費税増税と言えばなんと言ってもキャッシュレス。

私もスマホ決済アプリなどを入れ、本格的にキャッシュレス化致しましたが、「えっ?今更…」という記事を見付け、最初はスルーしたのですが、逆に言うと今このご時世にたぶん二度と無いであろうキャンペーンだったのでTwitterでツイートしました。



完全なる新規で、車両の買い替えなどでETC車載器が新しくなる場合などは対象外のようですが、車載器購入の補助をしてくれるそうです。

そもそも北条湾三崎港城ケ島方面へ良く行かれる方は、近くにお住まいの方以外は横浜横須賀道路は最低でも通ると思いますし、ETCを取り付けていない方はほとんどいないかもしれませんが、万が一ETC車載器の初めての取付を検討している方がいらっしゃいましたらご一読頂ければと思います。

ETCもだいぶ普及していることから、ETCの取付に関するキャンペーンは、もしかしたら二度とないかもしれません。

冒頭から釣りと関係無いお話ですみません。

この日の釣りの話に移ります。

この週は一週間を通してずっと気になっていたのが北条湾の海水温。

約1か月前、夏場のサビキ釣りの本格的なシーズンも終わり、週を追うごとに順調に海水温が下がってきて、21度まで下がりました。

トウゴロウイワシも釣れ始め、いよいよ翌週は10度台突入で、釣れる魚種も減り寂しくなるけど冬の北条湾へ向かっていくんだな…と思っていました。

ところが、その翌週に釣りに行ってみると、10度台突入どころか海水温が2度上がり23度に。

更にその翌週はまたまた海水温が上がり25度に…

その25度の週が先週なのですが、北条湾にいる魚達の方が異常な海水温の上昇に翻弄されているというか、戸惑っているというような印象すら受けました。

3週間で海水温が4度上がることってまずありません。

私事で恐縮なのですが、私は20年ほど前、所謂「近海物」と呼ばれるイワシやアジなどの鮮魚を運ぶ仕事をしていました。

その年、その年で豊漁、不漁があり、当然不漁の年は値段が跳ねます。

そして、豊漁、不漁の原因として漁師や市場関係者が必ず言っていたのが、黒潮が房総半島沖のどの辺を通るかで変わってくる…ということでした。

これは、カツオ漁にも同じことが言えます。

当時も今ほどではなくとも、良く娘を連れて釣りに行っていました。

当時はそこまで海水温や黒潮の流れを意識したことはなく、何となく聞いていただけでしたが、北条湾で越冬するマイワシが居ることを知りフッと思い出し、ここ数年黒潮の動きにも注目しています。

そして、たまに見て活用させて頂いているサイトがありまして、「黒潮予測&黒潮親潮ウォッチ」。

毎週欠かさず必ず見ている…というわけではありませんが、ここ数年、海水温に異変を感じた時などに参考にさせて頂いています。

20年以上前、黒潮がどの辺りを通ると豊漁で、どの辺りを通ると不漁だったのかは分かりませんが、いろいろ調べてみると、城ケ島周辺や北条湾などで海水温の上昇を素人の私達でも実感出来る変化が起こる以前は、もっと陸地から離れた場所を黒潮が流れていたようです。

そして、20年前の豊漁、不漁は単純にその年の黒潮の流れ方(流れる位置や蛇行具合)で決まっていたようです。

そもそもカツオやイワシなどの回遊魚の青魚は、暖流である黒潮の影響を多分に受け回遊して生活をしています。

一昔前の…というか、北条湾限定のお話しになってしまうかもしれませんが、所謂サビキ釣りが夏の釣りだった頃…というか夏しか釣れなかった頃は、暖かい海流の黒潮にのって房総半島や三浦半島周辺に晩冬から初春にイワシ達はやってきます。

そして、産卵をし稚魚達は穏やかな内海や岸近くの入り江や湾内で成長します。

海水温の下がり始める初秋まで岸近くで生活し、海水温が下がり始めると外海に出て暖かい海域で冬を越します。

これを繰り返すと、本来は毎年毎年岸近くで釣れるイワシの個体は入れ替わり、翌年の夏などに釣れるイワシは前年の夏に釣れたイワシと違う個体(群れ)が釣れます。

また、その年の黒潮の流れる位置で、どこの岸に辿り着くかも変わり、去年はイワシが釣れたけど、釣れない年も発生します。

関東近海の場合、地形的にも流れ着き易い場所は限られるので、そう毎年大きな影響はないかもしれませんが。

そして、ここからは先ほどご紹介した黒潮予測&黒潮親潮ウォッチのサイトをご覧頂くとお分かり頂けると思いますが、黒潮そのものの本流というかメインの流れは著しく蛇行し、沿岸部の近くを流れているわけではなく、沿岸部の海水温が高いことが分かると思います。

黒潮の蛇行などが主たる原因で、北条湾周辺の海水温が高いというより、海全体の海水温が毎年上昇しており、三浦半島沖には暖かい海流の黒潮が壁のように流れているため、その内側にある三浦半島周辺の海水温が下がりにくい状況にあるのではないかな…と思いました。

本来であれば秋になり、冬に向けて気温が下がり冷たい雨が降り、それら地上や気象現象で徐々に下がる海水温が、全体的な海水温の上昇で下がり切らない…下がりにくい?状況にあり、少しでも海水温が上がる要素があると、海水温を下げる要素があっさり負けてしまい、すぐにまた海水温が上がってしまう…こんな状態にあるのかな…と思います。

そして、そうなってくるとイワシ達のような本来回遊魚である青魚も、穏やかな岸近くで一年中自分達が過ごせる環境が整ってしまうので、わざわざ黒潮周辺の外海へ行く必要もない…人間で言えば冷暖房完備で、食事もあり、出産出来、子育ても出来る環境が整っている状況なので、無駄に住家を変える必要が無くなってしまった…こんな感じなのかな…と思います。

少々海水温についてのお話が長くなりましたが、北条湾の例年になかった再び海水温が上昇したことがずっと頭にあり、この週はそればかり気になっていました。

そしてこの日ですが、この週に海水温が下がる要因として、金曜日に主に午前中ですが神奈川ではかなりの雨量の雨が降りました。

気温も然程高くなく、非常に風も強く、この辺りがどう影響するか気になっていました。



また、土曜日の日中は夏日でしたが、夕方以降気温が下がり、日曜日はこの時期らしい気温になります。

釣りに行く当日の状況がすぐに海に影響を及ぼすことはないのですが、再び海水温が上昇するのか、現状維持か、はたまた下がるのか非常に興味がありました。

この日はいつもの日曜日の未明に、午前1時起床で釣りに行きました。

北条湾に向かう道中も、久しぶりに車のエアコンを切り、窓を軽く開けるだけ向かうことが出来ました。

余談ですが、私が釣り用に使っている車は家内の軽自動車なので、夏場のエアコン全開状態で高速走行はかなりガソリンを食うので涼しくなってくれると助かります。

エアコンのコンプレッサーが回ってないだけで燃費が各段に良くなります。

そんな、涼しいというより軽く肌寒い中、北条湾に到着。



ここのところ、釣り座に困ることが多かったのですが、この日は到着時は釣り人の数もまばらで非常に静かな感じの北条湾でした。

北条湾の対岸で釣り?をしている人の話し声がキレイに聞き取れるくらい静かな状況で、ゆったりした気持ちで釣りの準備に取り掛かります。

そして、一番気になっていた海水温を計ります。

先週に比べて1度下がったとはいえ、未だに24度。

何度か計り直しますが、結果は24度に変わりはありませんでした。

この日は、ある程度の釣りに対応出来るように、普段はあまり準備しないのですが、チョイ投げから大物狙いのぶっ込み、オキアミで胴付き仕掛け、活餌でのぶっ込み、これはシャレで準備しましたが、ソーダガツオやカンパチ、シマアジなんかにも対応出来る投げサビキと、かなりの釣り具を準備していきました。

ただ、仕掛けやエサは準備したのですが、前日家内とある程度の釣りの準備を終え、二人でビールを飲み始めた後、我が家のバカ猫兄妹が何を血迷ったのか兄妹2匹で大運動会を開催し、サビキ釣りで使用している磯竿に激しく激突。

そして、磯竿の先端をへし折り、2人で酒を飲んでしまったので新しい竿を買いにも行けず、急遽竿の修理をするハプニングが…w

そんなハプニングも前日にはありましたが、静かな状況の中、釣りの準備をしつつ、海の様子を伺っていると、小潮ということで青魚の動きは鈍いだろうな…と覚悟はしていましたが、それにしても海が静か過ぎる…

海の透明度も高く、大型魚を含め全くもって魚の気配がしない…

久しぶりに釣り人の数も少なく、静かに釣りが出来そうな状況は良いのですが、海の中まで静かなのは…

この日は海水温の状況や、海の状況に合わせて釣り方を変えようと思っていたので、早めの午前1時起床で釣りに来たのですが、マヅメ時まではまだ時間があるし…と、ゆっくり釣りの準備をしつつ様子を伺っていました。

釣り開始から10分、家内の竿にアタリがきます。

出鼻を思い切りくじくような魚が釣れます。



トウゴロウイワシです。

とは言うものの、この日は本当に魚の気配が無かったので、トウゴロウイワシでも「一応魚は湾内にいるんだな…」と然程テンションは下がらず続けて様子を伺います。

そして、胴付き仕掛けにアオイソを付けて垂らしておいた竿に小さなアタリが。



スズメダイの稚魚です。

勿論、この子はリリースしますが、スズメダイは暖かい海水温を好む魚です。

30年以上前、私が子供の頃は神奈川周辺の海ではあまり釣れなかった魚です。

これも海水温の上昇に伴い、南から生息域が広がってきた証だと思います。

そして、釣り開始から40分ほど。

ようやくウルメイワシが釣れ始めます。



これを皮切りに、入れ食いにはならずとも、それなりのペースでウルメイワシが釣れ続けます。



そして、ダラダラとした感じの釣れ方でしたが、この日は約1時間程ウルメイワシの活性が高い状態が続きました。



パタリとキレイに食いが止まります。

時折アタるのはトウゴロウイワシのみになります。

先週、先々週辺りから気になっていたのですが、本ブログで何度かお話ししております、北条湾の釣れ方(魚の活性の上がり方)ですが、以前からお話ししております、潮止まりを基準に前後2時間が青魚の活性が上がり易い説の状況になりつつあると思います。

今年の夏場は、この説ではなく一般的に釣れると言われるタイミングの、干満問わず潮が一番動くタイミングで食ってきました。

青魚の活性が上がり易い時間帯


キャプチャー画像の青丸の時間帯が潮が一番動くタイミングで、一般的に一番魚の活性が上がり易く、今シーズンの夏はこの時間帯に食ってくることが多かったです。

しかし、北条湾での釣れ方の特徴に、なぜかこの時間帯ではなく、キャプチャー画像の赤丸の辺りの時間帯で、干満問わず潮止まりの時間を基準に前後の2時間の間に活性が上がることが多く、これはここ5~6年変わっていません。

ここ3週間ほどは、この兆候が見られ、特にこの日は潮止まりの時間も活性は下がらず、通しで約1時間程活性が高い状態が続きました。

夏場でもこの傾向が見られる年もあるのですが、ほぼ必ずと言って良いくらい晩秋から晩春まではこのタイミングに活性が高くなることが多いです。

ただ、所謂フィッシュイーターなどの大型魚が北条湾内に居ると食ってきません。

そして、この日は海が澄んでいることが一番の要因だと思われますが、スキン付きのサビキ仕掛けが壊滅的にウルメイワシに嫌われました。



ツイート内の「食いが浅い」というのは、海が澄んでいるなどで青魚達にサビキ仕掛けの針が見えてしまっており、勢い良く針を食ってこない状態を言います。

竿を手持ちで釣りをすると良く分かるのですが、一瞬「ブルッ」と針を咥えるのですが、瞬時に針を離してしまい針掛かりしない状況です。

こういう時は、スキン付きのサビキ仕掛けは非常に不利で、空針のトリックサビキの方が有効です。

後ほど貼る、この日のライブ配信動画をご覧頂くと画面右側の家内の方が忙しなく動いており、家内の竿に良くウルメイワシが掛かっているのがお分かり頂けると思います。

家内のサビキ仕掛けは銀色の針のトリックサビキで、私のサビキ仕掛けは白色のシラスに似せたシラススキンが付いているサビキ仕掛けを使っていました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2019年10月6日 釣果


最大で15cmほどで、これはデカイ!これは美味そう!という感じのウルメイワシは釣れず、非常に地味な感じの釣果となりました。

2019年10月6日 釣れた魚種


説明は不要かと思いますが、こちらはこの日釣れた魚種で上がトウゴロウイワシ、下がウルメイワシです。

そして、こちらはこの日釣れたウルメイワシの最大サイズと最小サイズです。

ウルメイワシのサイズの違い


これは今年の冬に向けての最大の特徴ですが、去年までは今の時期ですと北条湾で越冬する群れがほぼほぼ決まってきており、北条湾に居付かない群れは徐々に外海に出て行っていました。

サイズも15cmほどのものしか釣れず、魚種もほぼウルメイワシとマイワシに限定されていました。

しかし、今年はとにかくサイズがバラバラ。

同じウルメイワシでも、大なり小なり群れを作る時は、ほぼ同じ年に生まれた同じサイズのウルメイワシ同士で群れを作り回遊します。

生後2年目から産卵をし、生後の年数で好む海水温が若干違い、本来であれば回遊する海域、つまり生活する拠点が異なります。

記事の冒頭でもお話ししましたように、この異常な海水温の高さが一つの要因となり、これだけサイズの違うウルメイワシが北条湾に寄っていると思われます。

また、今年はその海水温の高さから北条湾のみに留まらず、城ケ島近海に行動範囲を広げることが出来ており、その週その週で北条湾に寄る群れが入れ代わり立ち代わり変わっているのではないかと思います。

少し違う言い方をすると、去年まではウルメイワシやマイワシが活動出来る海水温の下限ギリギリだったため、水温の安定している北条湾から極力出ることなく生活していたように思われます。

今後、仮に北条湾周辺の海水温が去年同様にウルメイワシやマイワシが生活出来る下限ギリギリまで下がると、今の状況はまた変わると思います。

いろんな群れが北条湾に寄り、魚影が濃いことは良いことですが、この日のサイズの群れですと少々調理が面倒だな…と思いました。

まぁ、贅沢な悩みです。

今まで楽々刺身に出来るサイズがたくさん釣れたということでもありますので。

そして、肝心の料理ですが、我が家の兄妹猫の朝食はミンチ系のお魚ハンバーグが続いたので、普通にウルメイワシを焼いたものにしました。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼きウルメ


兄猫は本当にせっかちで、アッという間にたいらげ妹猫のウルメイワシを狙っていました。



この日は妹猫の猫パンチはくらいませんでした。w

そして、人間用はと言いますと…

釣りの帰りの道中、ずっと考えていたのですが、所謂「映え」を意識した料理にすると、サイズもバラバラな上に全体的に小さいので、手間が掛かるので「映え」は捨て、簡単に作れて自分が食べたいものにしました。

※どうでも良いですが、私はとにかく無駄なことが嫌いで無駄に釣り道具にお金を掛けるのも嫌い、釣りをする時間も無駄に長いのは嫌い、調理をするのも無駄に手間を掛けるのが嫌いなんです。w

まずは10cm~12cmのウルメイワシは頭から丸ごと唐揚げにしました。

まずはウルメイワシの腸を取り除きます。

腸を取り除いたウルメイワシ


あとは唐揚げ粉をまぶし油で揚げれば完成です。

ウルメイワシの唐揚げ


このくらいのサイズは身も骨も全てが柔らかく、ビールに良く合い何度食べても美味しいです。

そして、それ以外のウルメイワシは梅煮にしました。

まずは下処理として、腸を取り除き、頭と尾を切り落とします。

下処理をしたウルメイワシ


これを中骨まで火が通り易い大きさにブツ切りにし、圧力鍋にウルメイワシの身が浸るくらいの水を入れ、醤油:2、みりん:1、酒:1、の割合で調味料を入れ、お好みで生姜のスライスを数枚、そして肝心の梅干しを入れます。

全て入れたら、圧力鍋で圧力が掛かった状態で約15分ほど煮ます。

釣ったばかりのイワシ類は意外と身がしっかりとしていて、思うほど煮崩れしませんので骨に火が通りホロホロになるように長めに圧力を掛けた方が無難です。

ウルメイワシの梅煮


梅干しと生姜でサッパリとした感じで非常に美味しかったです。

最後は、この日はサイズが小さいものは片っ端からリリースしましたが、成魚に近いサイズのトウゴロウイワシを数匹持ち帰りました。

当初は、我が家の猫のご飯にするつもりでしたが、鬱陶しく思う時もあるトウゴロウイワシですが、実は白身で非常に美味しい魚です。

帰宅し、白米がちょうど終わっており、食べるならこれから炊かなければいけない状況だったので、急遽予定を変更。

トウゴロウイワシを一緒に炊き込んでしまえ…名付けて「五郎飯」。

腸を取り除いたトウゴロウイワシ


トウゴロウイワシを捌くと良くお分かり頂けるのですが、腸がキレイに分かれ易い?んです。

ピンセットとかを使わずに、胃や腸、心臓、肝臓などを分別し易い?剥がれ易い?感じなので、捌いている時の思い付きなのですが、所謂「肝」肝臓だけ残してみました。

まぁ、これを残したからといって劇的に何かが変わり、あん肝(あんこうの肝臓)のような存在感は出ないと思いますが、気持ちの問題で。

そして、これを洗ったお米の上に敷き詰めます。

お米の上にトウゴロウイワシを並べます


普段、普通に白米を炊く時より気持ち多目に水を入れ炊いていきます。

炊き上がったら、トウゴロウイワシの身をほぐしご飯と混ぜ合わせます。

トウゴロウイワシの炊き込みご飯


トウゴロウイワシの炊き込みご飯、別に名付けなくても良いのですが、名付けて「五郎飯」の完成です。

これを作っている時に、今行われておりますラグビーのワールドカップの話題をTVでやっており、解説で「五郎丸歩」さんが出ており、「五郎丸」から「五郎飯」が思い付きました。

どうでも良いですね…w

そして、五郎飯から出た、トウゴロウイワシのアラ(粗)はしっかりと翌日の我が家の兄妹猫のご飯となります。

少しでも、釣れてくれた魚達に敬意を払って、捨てることなく頂こうと思います。

ふざけて作った「五郎飯」。

これが意外とヒットでした。

元々、クセが無く淡泊な白身の魚なので、非常に美味しかったです。

ほんのり香るトウゴロウイワシの風味に、白米の味を邪魔することない白身が良く合っていました。

前回のウルメイワシの「漬け」ほどの驚きはありませんでしたが、思い付きで咄嗟に作った割には意外なマッチでした。

是非、お試し頂きたいと思います。

この日のライブ配信動画です。

活性が高かった時間帯などがお分かり頂けるかと思います。

宜しければ、ご覧下さい。



来週は3連休な上に、連休3日間何れも大潮です。

そろそろ夜間帯や未明は寒さ対策が必要になってきますが、日中は天気が悪くなければ釣りには丁度良い時期かと思います。

ここ数週間は、釣れるイワシ類が小ぶりですが、記事内でもお話し致しましたように、近海にはまだ群れはおり何れまた北条湾に寄ると思われます。

海水温が高いことは、良いことばかりではありませんが、釣りという点だけで見ますと、一年中美味しいイワシ類が釣れることは嬉しいことです。

来週も頑張って釣りに行きたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】大潮の夕マヅメ…期待しましたが非常に食いが渋かったです(2019年9月28日)

こんにちは。

9月もいよいよ終わりですね。

少しずつ秋も深まる中、10月からは消費税増税という嬉しくないイベントが待っています。

そこに追い打ちをかけるガソリンの高値…

ハァ…(*´Д`)

という溜息しか出ない週でしたが、週末が近付くにつれ、いつものように釣りの事を考えると嫌な事も吹き飛ぶ感じでした。

この週も、週中で台風発生のニュースが飛び込んできますが、どうやら台風が日本列島に接近するのは翌週になってから。

ということは、週末の雨はないだろう…と、高を括っていましたが、いつもの金曜日にその週末の北条湾の状況をお伝えするツイートで、土曜日と日曜日の掌を返したような晴天と雨の予報を目にします。

いつものように日曜日の未明に釣りに行こうと思っていましたが、予報を見ると関東南部はかなりの確率で雨。



先週は暑がりな私でも、未明は肌寒くジャージを上下で着ないと寒い感じでした。

横にいる家内と天気予報を見て、「どうスッかな…日曜は雨だけど、そんなに降らない感じだな…」と、いつものルーティンで日曜日の未明に釣りに行きたい私は、軽く家内にジャブを入れますが…全くもってガン無視な上に雨なら私は車に居るから…という強烈なオーラを発します。

仰る(発するオーラ)事はご最もで、わざわざ雨だと分かっているのに、その時に釣りに行く必要もない…

オマケに私はこの週は土曜日が休みの週で、どうせ朝から酒を飲んでいるだけ。

そんなことから、土曜日の夕マヅメを狙い釣りに行くことが決定。

かなりどうでも良いのですが、家内は本当は土曜日の夕方に釣りに行き、日曜日はゆっくりしたいタイプ。

私は、土曜日の夕方に動くと、道はサンデードライバーばかりで走りにくく、時間によっては渋滞も発生しチャッチャと行ってチャッチャと帰れないのが嫌なので夜中(未明)に動きたいタイプです。

今回は日曜日が雨の予報ということもあって土曜日に釣りに行くことを決めます。

私も覚悟を決めて、走りにくい土曜日の午後に北条湾を目指します。

出鼻をくじかれるように、保土ヶ谷バイパスにのるといきなり渋滞。

と、渋滞にハマりながらフッと思ったのが…

なんか、いつもの土曜より混んでる気が…

増税前のお買い物でお出掛け?

いやいや、もしや明日の天気が悪いから晴れている土曜日に行楽地を目指してる?

そう思うと、急に北条湾に釣り座が無いのでは…と、気付いてしまい、鼻息荒くハンドルを握ります。

しかし、鼻息荒くハンドルを握ろうが、押そうが、回そうが渋滞が解消するわけもなく、ダラダラと走りながら北条湾へ到着します。

想像していた最悪の事態とまではいかないものの、やはり普段の土曜日よりは釣り人が多い感じで、主要な釣り座は空いていませんでした。

だから土曜の午後は嫌なんだよ…と心の中でブツブツ文句を言いながら釣り座を探しますが、ここだ!という場所がありません。

車を降りてブラブラ探すと…

「ん??いわき丸の前が空いてるぞ…」

この場所が空いている時は、概ね係留ロープが邪魔で釣りが出来ない状況の時。

近付くと、やはり四方八方に係留ロープが張られています。

しかし、いわき丸を真ん中に3隻の漁船が係留されていますが、3隻とも船首が右の方(北条湾の中央の方向)を向いています。

この体制で係留されている時は、北条湾中央部から伸びている係留ロープで船を係留しているので、岸側の係留ロープをかわせば、船が岸に近付くことはなく釣りが出来るんです。

係留ロープの張られ方


釣り座に困って、いわき丸さんの周辺で釣りをする場合、上記写真のように船の船首に右側(湾中央部)から張られた係留ロープが張ってあり、且つそのロープが効いている(張っている)状態であれば、波や風で船が岸に接岸するほど寄ってきません。

お使いになる竿を出した際に、船体や他のロープに接触しない間隔が保てるのであれば釣りをすることは可能です。

係留ロープの張られ方

係留ロープの張られ方

係留ロープの張られ方


上記の写真のような感じで、係留ロープや船体との接触を避け釣りが出来ます。

係留ロープの張り方は、その時その時で変わります。

北条湾到着時に釣り座が無くて、船の周りしか空いていない場合は、係留ロープの張り方を良く観察し、波や風で船体がどう動くか予想し、問題が無ければ釣りは出来ます。

一時的に船が風や波の影響を受けて、岸から離れている場合もあります。

上記のように釣りをされる場合は、船の動きを良く観察し安全に釣りをして下さい。

後ほど貼る、この日のライブ配信動画をご覧頂くと、この日はこの状態でも船を気にすることなく釣りが出来ていることがお分かり頂けると思います。

時折、波で動いた船に引っ張られた係留ロープに私がつまずいているくらいです。w

そんなこんなでなんとか釣り座を確保し釣りを開始します。



先週の記事でも簡単にお話ししましたが、今シーズンの秋は海水温が安定しません。

一度21度まで下がった海水温が、再び上昇し先週は23度、そしてこの日は25度。

これは近年なかったことです。

そして、後ほど動画を貼りますが、この日は先週釣れなかったトウゴロウイワシが釣れます。

トウゴロウイワシは、本来この日の海水温の25度ですと、海水温が高過ぎてこの海域を嫌います。

先週海水温が23度に上昇し、一度は北条湾の海水温を嫌い湾を離れましたが、もしかすると北条湾、というより城ケ島近海の水温がもっと高い、もしくはほぼ同じ海水温で仕方なく戻って来た…こんな印象を受けました。

出るに出られない…行く場所が無い…こんな感じですかね…

と、経験則などから私なりに推測したのですが、今年の秋の北条湾の海水温の不安定な状況を始め、ここ6年くらいが特に顕著なのですが、二度と同じような状況の年が無く毎年例年に無かったことが多々起こります。

海水温で言えば、この時期に通常より海水温が下がってしまうことは良くあり、原因としても長雨や気温が低い日の強風など、ハッキリした原因を含め理解出来るのですが、一週間単位で2度ずつも海水温が上がってしまうということはかなり理解し難く、正直言って原因が何なのか、これが今後どういう影響を及ぼすのか現時点では分かりません。

以前、本ブログの記事でも軽くお話し致しましたが、トウゴロウイワシは元々海水温を含む海の中の変化に敏感で、概ね20度~23度くらいの海水温を好み、比較的塩分濃度の低い汽水域などを好みます。

故、一年の中でも海水温が20度~23度くらいになる秋のこの時期にしか北条湾には現れませんでした。

来週末はもう10月です。

9月の最終週に海水温が25度…冷静に考えて頂かなくとも有り得ない海水温の高さです。

本来であれば10度台に下がっていてもおかしくありません。

異常と言って過言ではない海水温の高さで、かなり私達の身近なところで海水温の上昇、地球温暖化が進んできている証だと思います。

そりゃ、台風も強い勢力のまま日本列島に近付き、巨大化するわけだよ…こんな感じです。

前振りが長くてすみません。

この日の釣りの話に戻ります。

高過ぎる海水温にやや驚きながら釣りを開始します。

この日は満潮の潮止まりが16:52。

日没が17:31。

この約30分の夕マヅメに全てを賭けました。

大潮ということもあり、期待に胸を膨らませ、鼻息荒くその時を待ちます。

そろそろ潮止まりかな…という時に家内の竿がしなります。

おっ!少し予想より早いけど、マイワシか?ウルメイワシか?と期待して覗き込むと…



お呼びでないトウゴロウイワシです。

北条湾到着時に海の様子を観察してもトウゴロウイワシらしい群れは確認出来ず、25度という海水温の高さからこの日は北条湾にはトウゴロウイワシは寄っていないと思っていました。

少し驚くと同時に、またこいつらと格闘しながら釣りをするのか…と、軽くテンションが下がります。

そしてちょうど潮止まりのその時、今度はウルメイワシがヒット!



少し予想より早いけど、この調子でサッサと釣ってサッサと帰るぞ…とテンションが上がりますが、良く見るとウルメイワシのサイズが非常に小さい…

明らかにまた違う個体の群れが北条湾に入って来ており、中には10cmほどのサイズで釣り上げた瞬間はアユっ子※と間違えるほどのサイズも釣れました。

※アユの稚魚。アユは稚魚の時期を川の河口などで過ごし大きくなるにつれて川を遡上していきます。近年は分かりませんが、私の子供の頃は小田原の早川港や相模川の河口付近の馬入橋周辺などではサビキ釣りで釣れるのですが、原則的にアユの稚魚は持ち帰ってはいけません。釣れた場合は速やかにリリースして下さい。

今今の海水温の変化で少し気付いたのですが、ここ5~6年ほどで毎年冬に何がしかのイワシ類が北条湾で越冬するようになり、この北条湾で越冬する個体は生まれて2年目の翌春に初めての産卵を控えた個体が北条湾で越冬しているのではないか…と思いました。

イワシ類は寿命が約5~6年ほどで、生まれて2年目から産卵をします。

成魚のサイズは25cmほどで、概ね19度~25度くらいの海水温の海域を好み回遊します。(カタクチイワシは若干違います)

この日釣れた10cmほどのサイズのウルメイワシは恐らく今年の初春に生まれた個体で、23度~25度くらいの比較的暖かい海域を好み、例年であれば今の時期の北条湾は19度~22度くらいの海水温なので外海の暖かい海域に移っていたのではないかと思います。

それが今年は城ケ島周辺の海水温が比較的高いので、未だにこの海域に留まっているのではないか…と思いました。

一度産卵を経験した、成魚に近い個体(20cm~25cm)も本来ならば海水温が下がるにつれ外海に出ていくのだと思いますが、今年は上記海水温が高いが故に未だに城ケ島周辺にいるのではないかと思います。

という仮説を立てたくなるくらい、この日釣れたウルメイワシのサイズにはバラつきがあり、釣りをしながらどう調理しようか悩むくらいでした。

ちなみに去年の同じ頃は、概ね15cmほどのウルメイワシが釣れていました。(サイズはほぼ均一でした)

そして、もう一つ海水温が高いことを物語っているのが、今年は撒き餌作戦を展開中にも関わらず、ウミタナゴが釣れないんです。

去年の今頃は、撒き餌を撒かずとも、釣りに行けば必ずと言って良いほど1匹は釣れたウミタナゴが釣れません。

海水温が下がってきたことを実感させてくれる魚がほとんど今年は釣れません。(実際に海水温が下がっていないので当たり前ですが…w)

数年前、真冬に北条湾でマイワシが入れ食いで、中々溶けないアミコマセのブロックと格闘しながら釣りをした時は、真冬の北条湾なんて釣り人はおらず、私と家内だけで釣りをしていたこともあり、例年に無いその状況に興奮を覚えたものですが、あれから6年…

冬でもイワシ類が釣れることは良しとして、興奮するというより、若干冗談抜きで海水温の上昇や温暖化の影響で起こる自然現象の脅威の方が気になり始めています。

また、話が逸れました、すみません。

潮止まりを過ぎ、この時が一番活性が高かったのですが、サッパがきます。



このサッパが釣れた頃を皮切りに、約15分ほど入れ食いに近い状況になります。

しかし、この日は活性が高いといえる状況はこの15分だけでした。

大潮のマヅメ時と、釣りの条件としてはかなり良い状況が整っていましたが、らしくない釣れ方でした。

結局、この日はここからどんどんトーンダウンし最後はフェードアウトみたいな感じで、大潮と期待して来た釣りとしては物足り無さを感じました。

ウルメイワシのサイズはバラバラで、もう少し揃わないかな…と思いましたが、アタリがあるのはたまにトウゴロウイワシのアタリのみとなり、撤収しようと時間を見ると…

そうです、いつもの未明の釣行ではないので、道路が絶賛渋滞中…



ハァ…(*´Д`)

これがあるから嫌なんだよな…土曜日の夕方の釣りは…と、心の中でブツブツ文句を言いながら、渋滞がある程度解消されるまで釣りを続けます。

そして、完全にイワシ類のアタリは無くなり、釣れるのはトウゴロウイワシのみ。



まぁ良い…前回我が家の兄妹猫に好評だったお魚ハンバーグをこのトウゴロウイワシで作るか…と、諦めて釣りをしていると…

とうとうトウゴロウイワシにも見捨てられます。



ついにフグ(クサフグ)が寄ってきてしまいます。

ちなみにフグが釣れてしまう時は、そこにはイワシ類の群れは完全に居ない、もしくは寄らないと思って間違いないです。

どういうことかと言いますと、見た目でお分かり頂けると思いますが、フグは機敏な動きが出来ません。

撒き餌を撒いたり、サビキ釣りをしているとエサのアミコマセや撒き餌の臭いに誘われて近くまではフグも寄って来ますが、イワシ類やその他の青魚等、群れで動きも機敏な魚達が活性高くサビキ仕掛け付近に寄っている時は、フグは遠巻きにおこぼれにありついているだけで、決してメインの場所(撒き餌が撒かれた場所やエサの付いているサビキ仕掛け付近)には寄り付きません。

完全に動きの早い魚達がいなくなり、フグの動きで誰にも邪魔されない状況になると、メインの場所に寄って来ます。

仮に隣の釣り人はイワシ等を釣っているのに自分はフグしか釣れない…

あまりこういう状況もありませんが、仮にこういう状況の場合は、ご自身がお使いのサビキ仕掛けやエサ、集魚板等の集魚グッズなど、イワシ類が嫌う何かがあります。

サビキ仕掛けの針の色、スキンの付いたサビキ仕掛けをお使いの場合、スキンの形やスキンの色、集魚板の場合、集魚板が反射した時に出る色、蛍光ビーズのような集魚グッズの場合、発光する色などが原因であることが考えられます。

以下に簡単に北条湾に限って有効な色や発光色をまとめておきます。

①針=銀色
②スキン=透明もしくは銀色、青色
③集魚板=ホログラムが無いただの銀色
④集魚グッズ(蛍光色)=緑色

これはかなりの確率で自信を持って言えますが、上記を意識して頂ければある程度潮回り等の釣りの条件が厳しい時でもボウズはまずありません。(北条湾内にイワシ類が居ない場合を除く)

手前味噌で大変恐縮ですが、Twitterやブログをご覧頂いております方はお分かりかと思いますが、ほぼ毎週北条湾に釣りに行っていますが、釣果がボウズだった内容のブログを書いたことは無いと思います。

ズルをしているわけでもなく、一日の中で釣りをしている時間は違えど、皆様と同じ北条湾で概ね2時間釣りをした結果をブログでご報告しています。

時折、実際に使っているサビキ仕掛けをご紹介させて頂くこともありますが、私の完コピよりポイントだけお伝えし、ご自身で多少アレンジして結果が出た方が、そのプロセスも含めサビキ釣りを楽しめると思っています。

もし、釣果や釣り方についてお悩みの方がいらっしゃいましたら、上記ポイントを押さえた上で仕掛けやエサ、グッズなどを選び試行錯誤してみて下さい。

そして、渋滞解消を待つこと40分…

40分ありゃ、明け方なら家に着いてんな…と軽く心の中で文句を言いつつ、渋滞の赤印のマークもどんどん短くなっていくので撤収することにします。



軽く新桜ヶ丘⇔狩場間の渋滞にハマりながら無事帰宅。

ブログのタイトルにあります、猫とウサギのウサギは当たり前ですが、お魚を食べないのであまり釣りの記事に登場しませんが、この日はウサギも猫も夕飯時に私達が居ないので、ウサギ達だけに軽くご飯をあげて自宅を出て来ました。



※本文の記事の内容とウサギの動画は関係ありませんが、一応我が家のウサギ達です。

ご飯をもらっていない兄妹猫は大騒ぎであろう…

大人しく待っていてくれたのですが、クーラーボックスの周りをウロウロと早くご飯をよこせアピール。

そして、この日の釣果はこんな感じです。

2019年9月28日 釣果


大半がウルメイワシなのですが、この日は本当にサイズがバラバラでした。

2019年9月28日 釣れた魚種


こちらは釣れた魚種ですが、上からウルメイワシ、サッパ、トウゴロウイワシです。

ウルメイワシとサッパは共に18cmほどです。

全体的に「これはデカイ!」という感じのサイズのものはこの日は釣れませんでした。

そして、待たせてしまった兄妹猫の夕食は、先週に続きウルメイワシ、トウゴロウイワシ、サッパをミンチにしてお魚ハンバーグを作りました。

ミンチにしてお魚ハンバーグを作ります


これをミンチにしたのですが、軽くしくじったのがサッパはボラ同様体表のヌメリや鱗が非常に生臭いのですが、甘く考えこれを一気にミンチにしました。

焼く時に、当たり前ですがハンバーグの形に軽く丸めます。

強烈な生臭さが丸一日に手から取れませんでした。w

次回は作り方を工夫したいと思います。

三魚種のミンチのお魚ハンバーグ


その強烈な生臭さですが、もしかしたら焼いても残るかな…と思いましたが、焼くと一切生臭さは感じず、むしろ焼いた魚の肉の良い匂いがしました。



お腹が空いていたこともあるかもしれませんが、この日も食べっぷりは良くキレイにたいらげました。

そして、人間用はと言いますと、本当にサイズがバラバラでどう調理しようか悩みました。

パッ!とこれだ!という料理が思い付かず家内に何が食べたいか聞いてみます。

どんな料理が良い?

刺身

聞いた私がバカでした…

刺身にするのが面倒臭いサイズだから聞いたのに…

仕方なく、リクエストもあったので取り敢えず刺身に出来るサイズをチョイスし、丼物を作るには数が足らないので「漬け」を作ることにしました。

まずはいつも通りウルメイワシを三枚に卸します。

三枚に卸したウルメイワシの身


これを適当な大きさに切り、醤油に漬け込みます。

ウルメイワシの切り身を醤油に漬け込みます


マグロとかの身の厚い切り身を漬け込むのではないので、漬け込み過ぎるとしょっぱくなってしまうのでご注意下さい。

この日はおよそ10分弱漬け込みました。

ウルメイワシの漬け


余った醤油を良く切って、お皿に盛り付ければ完成です。

ウルメイワシの「漬け」です。

切り身の量などから、思い付きで作りましたが、これが絶品でした。

マグロの赤身とかでは感じない、ウルメイワシの身の甘味が非常に少し濃い目の醤油とマッチして想像以上の美味さに私も家内も驚きました。

なんて言うんでしょう、醤油のしょっぱさがウルメイワシの身の甘さを非常に引き立ててくれる感じでした。

身も薄く、小さいのでウルメイワシの風味が飛んでしまい、醤油醤油するかな…と思っていましたが、全くそんなことはなく、こんなにしっかりウルメイワシの風味が残り自己主張するとは思いませんでした。

是非、お試し頂きたいと思います。

そして、夜も更け、まだ大量にある中途半端なサイズのウルメイワシ…

悩んだ結果、全て焼いてほぐし身を作ることにしました。

私はそぼろや魚のほぐし身をご飯にかけて食べるのが好きなので、作り置きしておけば良いかな…と。

グリルに片っ端からウルメイワシを並べられるだけ並べ、どんどんウルメイワシを焼いていきます。

私は「焼き」担当。

家内は「ほぐし」担当でひたすら焼いてウルメイワシの身をほぐします。

ウルメイワシのほぐし身


釣りをして帰って来て、土曜の深夜に二人でひたすらウルメイワシを焼き、ほぐし、疲労感がこのやっつけ仕事ぶりに出ていますが、一応残ったウルメイワシの身を全てほぐしました。

これを温かいご飯と混ぜ合わせ頂きます。

ウルメイワシご飯


まぁ、料理の名前は何でも良いのですが、ウルメイワシご飯とでもしておきましょうか。

ほぐし方はやっつけ仕事でしたが、釣りたてのウルメイワシのほぐし身と温かいご飯は良く合い、食べた時には頑張って釣って、頑張ってほぐした甲斐があったな…と思いました。

ちなみに、ほぐし身を作った時に出たウルメイワシのアラ(粗)。

ウルメイワシのアラ(粗)


これも捨てることなく、翌日以降の兄妹猫のご飯になります。

そして、魚料理とは若干違うお話しなんですが、以下の写真はこの日釣れたウルメイワシで、この写真のように傷を負ったばかりのウルメイワシがこの日は何匹か釣れました。

かじられたウルメイワシ

かじられたウルメイワシ


まさにバッチリなタイミングでTwitterでもイカ類に関して、北条湾内で確認出来たか…というお問い合わせを頂きました。



※お問い合わせはツイートのスレッド内にあります。

確かな魚影が確認出来なかったので、Twitterでもブログでもお話ししなかったのですが、海水温が再び上昇し始めた先々週あたりから、暗くなると何がしかの大型魚が湾内に入って来ていると感じていました。

それも、日によってはかなりの数が居たと思われます。

この日は大潮の割りには食いが渋く、所謂「湧く」状況にはならず、以前のブログでも何度かお話ししておりますが、大型魚が湾内に入って来ていると、本来イワシ類の活性が高い状況になる条件が整っていても、大型魚が湾内から出て行かないとイワシ類は食ってこない(釣れない)とお話ししました。

この日も何がしかの小魚の群れが下から大型魚に突き上げられ、逃げ場を失い海面から飛び出す場面を何度も見ました。

所謂フィッシュイーター側はイワシ類ほど海水温に敏感ではありませんが、北条湾内にエサとなる魚がたくさん居れば寄って来ます。

今今の北条湾は例年より多くの種類の捕食される側の魚がたくさんいると思われます。

サビキ釣りの釣果が好調な時は、活餌で一本竿を投げておくと思わぬ大物が釣れるかもしれません。

そして、もう一つこの日はありまして、まず以下の写真をご覧下さい。

腹身がオレンジ色に変色したウルメイワシ


こちらは腹身の部分を良くご覧頂きたいのですが、オレンジ色に変色しています。

そして、体長が12cmほどのウルメイワシに集中していました。

恐らく、12cmほどの個体の群れが、北条湾以外の場所でエビなどの甲殻類の類のエサを大量に食べているのかもしれません。

どういった場所で、どういうものを食べているかまでは分かりませんが…

短期間で北条湾を行ったり来たり出来る場所に、ウルメイワシの餌場があるということと、甲殻類を食べているという仮説が当たっていれば、冬場のウルメイワシの味が変わってくる可能性がある、また海水温との兼ね合いもありますが、今のようなサイズのバラバラの個体の群れがたくさん今年の冬は北条湾周辺で越冬する可能性がある…つまり、極論を言えば夏場と変わらない釣果が真冬でも期待出来る可能性があります。

しつこく繰り返してすみませんが、この海の変化も悪いことばかりではありませんが、大手を振って喜べることばかりでもありません。

気候変動がもたらす異常気象なども留意しつつ、それによる釣りでの恩恵も受けていきたいと思います。

そして、最後になりますが、この日の釣りの帰りにも事故を目撃しました。

夜間で且つ高速なことから分かりにくいですが、レクサスのLSがかなりの潰れっぷりでした。

状況から勘案するに、追い越し車線側に前方の視界を遮るトラックなりがおり、左側からまくろうとしたら、ツイート内の動画で前方で停まっているトラックに走行しながら追突した…こんな感じだと思います。

ブログをご覧頂いております皆様は、この追突する側のような間抜けなヤツはいらっしゃらないと思いますが、こういった事故に巻き込まれる可能性はゼロではありません。

昨今、巷で熱い煽り運転ですが、これだけ煽り運転が騒がれ、警察の取り締まりも厳しい中、煽られようが、煽ろうがどちらであってもトラブルになること自体がアホらしいと私は思います。

煽られながら、頑なにどかないとかのバカげた抵抗はせず、素直にどき後続車を先に行かせれば済むことだと思います。

折角の休日に足を運んで釣りをするのであれば、道中の不毛なトラブルや事故でその日の釣行が台無しにならないように、私も含め皆様も安全にご釣行頂ければと思っております。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

釣り座を構えた場所や、係留ロープを気にせずに釣りをしている様子がお分かり頂けると思います。

宜しければご覧下さい。



来週は小潮と潮回りはイマイチですが、頑張って釣りに行きたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】骨骨しい魚は入れ替わりましたがウルメ・マイワシは依然好調!(2019年9月22日)

こんにちは。

秋分の日を前に、だいぶ日中でも過ごし易くなってきたこの週。

気温もさることながら、湿度の低さが個人的にはかなり秋を実感出来る一週間でした。

過ごし易い陽気はとても良いことなのですが、先週に続き今週も三連休。

先週のように、また北条湾釣り人でごった返すのではないか…そんな懸念がずっと頭の中にありました。

ただ、先週とは違い関東には直接影響は及ぼさないものの、日本の南にはまたまた巨大な台風。

そして関東付近には前線と、三連休の天気予報はイマイチな感じです。

これで人出も少しは抑えられるかな…そんなことも同時に頭の中にありました。

一応、先週のように北条湾が人でごった返した場合でも、なんとか釣り座は確保出来るように…と、この日も午前1時起床で北条湾へ向かいます。



長いこと北条湾釣りで通っていますが、初めて渋滞する北条湾を先週は目にしました。

前日の土曜日に可能な限り釣りの準備をし車へ荷物を積み込みます。

そして寝坊することなく、午前1時に起床。

どうしても、先週の人でごった返した印象が抜けず、少し焦り気味で残りの準備をし自宅を出発。

保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路と進んで行くと、なんだかいつもより車が少ない気が…

三連休の中日だから?天気予報が悪いから?

そんな拍子抜けする感じの道を軽快に飛ばし、一路北条湾を目指します。

R134に降りてもやはり車が少ない気が…

いやいや…油断は禁物…と軽く構えながら北条湾に到着しますが、気構えする気苦労は無駄骨に終わり、そこにはいつもの静かな北条湾がありました。



※ツイート内の海水温ですが、18度とありますが正しくは23度です。

私が釣りをする北条湾側に、この日は普段より一隻多く漁船が係留されており、釣り座としてはダイブセンターの前になってしまいましたが、北条湾到着時には製氷所の前にもまだ釣り座に余裕があり、なんだか夏場や先週のような、釣りをしている様子を見ているだけで忙しなさが伝わってくるような雰囲気は無く、久しぶりに静かな北条湾でした。

様子見で北条湾側から製氷所の前をグルりと回りダイブセンターの前に釣り座を構えます。

釣りの準備をしていると、風は若干吹いているものの静かな北条湾が目の前に…

ん??

静かな北条湾??

何かが足らない…

何かが違う…

おっ!!

トウゴロウイワシがいない!

そうです。

先週まで二週続けて大群で押し寄せていたトウゴロウイワシの群れが全くいません。

恐らくトウゴロウイワシの群れは北条湾から離れたと思われます。

先週、先々週とまるで池の鯉がエサを求めて集まっているかの如く、目の前にウヨウヨいたトウゴロウイワシが全く居ないと逆に寂しさも感じる雰囲気でした。

9月もそろそろ一ヶ月経ちますが、今年の秋の北条湾は非常に海水温が安定しない印象を持っています。

規模の大きい台風や低気圧、雨量の多い雨など、海の中の状況に変化をもたらす出来事が多い事は事実ですが、それにしても海水温が安定しません。

夏から秋にかけて気温がアップダウンすることは往々にしてありますが、海水温がここまでアップダウンするのは珍しいと思います。

トウゴロウイワシは海水温が高くてもダメ、低くてもダメで、比較的汽水域を好み、寿命は2年程度。

似非イワシのトウゴロウイワシですが、本物のイワシよりも海水温を始め、海の中の変化に非常に敏感な魚です。

これは憶測の域を出ませんが、一度は21度あたりまで海水温が下がりましたが、この日の海水温は23度。

再び海水温が上昇したことで、トウゴロウイワシが北条湾から出て行ったのではないかと思っています。

海水温が20度~21度くらいに下がると、また北条湾へ現れる可能性はあります。

まぁ、どうしてもトウゴロウイワシを釣りたい!という魚でもないので、このままで次に釣れるのは来年でも良いのですが…w

そして拍子抜けというか、トウゴロウイワシが居ないので、北条湾が静か過ぎてなんだか釣れない空気が流れそうになる中、黙々と釣りの準備を開始します。

家内と二人分のサビキ仕掛けをセットし、先週稚鯛(マダイの稚魚)が釣れたので久しぶりにアオイソ(アオイソメ)の一匹掛けでぶっ込みを…とこの日は投げ竿2本を準備してきました。

久しぶりということもあり、鼻息荒く準備に取り掛かります。

さぁ~て、エサエサ…

私:あれ??アオイソは?

家内:あっ!忘れた…

私:・・・・

え…と、この竿の立場は…

ぶっ込み釣りの投げ竿


エサが無いのでぶっ込むことなく、ぶっ込み釣りは終了します。

仕方ないので、この日はサビキ釣りに専念することに。

釣り開始のツイート内の潮見表をご覧頂くとお分かり頂けると思いますが、この日は3:50が下げ潮の潮止まりです。

その後の上げ潮時を狙い、この日は4:00からが勝負とその時を待ちます。

しかし、その時を待たずにポツポツアタリが出始めウルメイワシが釣れます。



この日のウルメイワシは全体的にサイズが小さく、先週釣れた20cmサイズの個体と違う群れが寄っていたと思われます。

そして、ちょうど潮止まりの頃、この日初のマイワシが釣れます。



この日は小潮という潮回りの影響もあってか、群れやイワシ類の魚影は目視で確認出来ず、食いも非常に渋い状況が続きました。

時折、ウルメイワシマイワシがヒットする…という感じでなんとか釣れ続けます。

この日のマイワシは、先週同様のサイズのものも釣れましたが、やはり幾分小さいサイズも釣れました。

やはり、海水温のアップダウンにより、その週その週で寄る個体の群れが変化している可能性があります。

そして、ここ数週間、秋ということでいろいろな魚種が寄っている可能性もあり、普段あまり使わない撒き餌を毎回試しているのですが、この日はその効果かな…という魚が釣れます。

まずはアジ



この時期の北条湾ではかなり珍しいです。

この時期の北条湾にアジが居ないことはないと思いますが、全体的な数が圧倒的に少なく、中々お目に掛かれません。

サイズもそこそこで引きも強く、釣れたのは結果的にこの1匹だけでしたが、中々楽しめました。

そして、撒き餌の効果かな…の第二弾の魚はサッパ



こちらもサイズは22cmほどと、完全にサッパとしては成魚で引きも強く楽しめました。

骨骨しい魚同士、トウゴロウイワシとサッパが入れ替わったようでした。

サッパもこのくらいのサイズですと、それなりに食べる身もあり、引きも強く釣っても食べても楽しめると思います。

サッパはこの時期の北条湾でも釣れるのですが、やはり全体的な数は少なく、且つこのサイズになるともっと数が少ないので幾分撒き餌の効果はあったかな…と思っています。

そこで、撒き餌なのですが、毎回違う組み合わせで粉と生タイプのものを混ぜて使っていましたが、お値段的にも手頃で且つ効果が一番あるかな…と思っているのがこの組み合わせです。

撒き餌の組み合わせ


私は釣りをしても最長で3時間程度。

この日も釣りをしていた時間は2時間です。(理想は30分の弾丸釣行ですw)

平均2時間の釣りで使い切れ、効果があり、且つお値段がリーズナブルかと思っています。

今は撒き餌一つとっても種類もたくさんあり、説明を読んでも何がどう魚に効き、釣果に影響するのか良く分からないものも多いかと思います。

ちなみに撒き餌については、先週の記事で詳しくお話しさせて頂いておりますので、宜しければコチラをご覧下さい。

良く分からないけど、何となく買って撒き餌を使っている…

そんな方がいらっしゃいましたら、一度お試し下さい。

この日、撒き餌の効果があったかな…と思ったのは、アジやサッパが釣れただけではなく、食いが渋く、海も澄んでおり、小潮という潮回り、こういった事を勘案致しますと、イワシ類を寄せることにも一定の効果はあったのかな…と思っています。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2019年9月22日 釣果


サッパがかなりの存在感を放っていますが、アジマイワシもそれなりのサイズでした。

そして、こちらはこの日釣れた魚種です。

2019年9月22日 釣れた魚種


上からサッパ、アジマアジ)、マイワシウルメイワシです。

そして、サイズ的に微妙なウルメイワシが多く、どう調理するか悩んだのですが…今回は我が家の兄妹猫にウルメイワシでウルメハンバーグを作ってあげることにしました。

いつも丸(1匹)のウルメイワシを焼いたものばかりなので。

猫用ウルメハンバーグ


ミンチにしたウルメイワシを適当な大きさに丸め焼いていきます。

ミンチの色が黒いのは腸や皮等、全て一緒にミンチにしたからです。

猫用ウルメハンバーグ


猫用なので調味料や油は一切使わず素焼きで焼いていきます。

猫用ウルメハンバーグ


焼き上がったら、食べやすい大きさに軽くほぐします。



一匹の魚を焼くのとは違い、やはりミンチにすると魚を焼いている時の匂いが強いのか、いつになくニャーニャー鳴き続け早くよこせとせがまれました。

食べやすいし、そりゃ美味いよね…と私も思いましたが、いつもならご飯を残す妹猫もマイペースながら完食してくれました。

食べっぷりが今までで一番良かったので、また作ってあげようと思います。

そして人間用はと言いますと、まずはサッパから。

中々持ち応えがあり、サッパにしては身もあるのでサッパサラダを作ってみました。

まずはサッパを三枚に卸します。

三枚に卸したサッパの身


これに片栗粉をまぶして、フライパンにオリーブオイルをしき焼いていきます。

軽く焦げ目が付くくらい両面を焼き、適当な大きさに切り分けスライスしたたまねぎと一緒にポン酢で頂きます。

サッパサラダ


オリーブオイルとも良く合い、サッパだけにサッパリした感じでとても美味しかったです。

次は一匹だけ釣れたアジ。

サイズもそこそこだったことから、素人なので見栄えはしませんがお造りを作ってみました。

アジのお造り


なんとか雰囲気は出たかな?という感じですが、意外と脂がのっており美味しかったです。

そして、最後はマイワシとウルメイワシですが、非常に美味しい料理なんですが、所謂「映え」的に汚く見えてしまうので、たまにしか作りませんが、ネタも尽きてきたので久しぶりにナメロウにしました。

まずはマイワシとウルメイワシを三枚に卸します。

三枚に卸したウルメイワシとマイワシ


マイワシとウルメイワシを三枚に卸したら、ネギと味噌と一緒に叩きます。

味噌も加える上に、叩けば叩くほど美しい身の形はなくなり、所謂ミンチ状態になるので見た目的にイマイチになりますが、タタキはとにかく叩いた方が食べた時に美味しいです。

ネギと味噌と一緒に叩きます


叩くとただのハンバーグのタネみたいになってしまいますが、このくらい叩きしっかりと味噌とネギと混ぜ合わせると一層美味しくなります。

マイワシとウルメイワシのナメロウ


これに少し醤油を付けて食べると絶品です。

これをチョコチョコつまみながらビールを頂くと、いつまでも飲めそうな感じです。

当然、おつまみだけではなく、ご飯にも良く合います。

白米にのせたナメロウ


これはただの白米にのせたものですが、酢飯で食べても美味しいです。

個人的には味噌を混ぜてあるので、温かい白米にのせて少し醤油を垂らして食べるのが好きです。

この日釣れたマイワシ、ウルメイワシの数で約大人二人分は作れます。

釣りたての新鮮なイワシで作るナメロウは絶品です。

宜しければお試し下さい。

来週は土日共に大潮と、潮回りは全く問題ありません。

そして、この日のライブ配信動画です。

宜しければご覧下さい。



そして、この日の釣りの帰りにも横浜横須賀道路でオートバイと乗用車の事故が起きていました。



車の運転も釣りも、ゆとりを持って、一歩引くくらいの感じがちょうど良いと思います。

安全に気持ち良く釣りして頂ければと思います。

ここからは【釣行記番外編】です。

この日の釣りで、前週に予告まで告知しておきながら、エサを忘れて出来なかったぶっ込み釣り。

ぶっ込み釣り自体は次週再チャレンジすれば良いのですが、問題は生きている虫餌のアオイソメ。

仕事場が海の傍なので、仕事に行く時に逃がしてあげれば良いかな…とも思ったのですが、正直一年中、且つここ数年は毎週北条湾にサビキ釣りに行っています。

嫌だと思ったり、不満があるわけではないのですが、些か飽きも出て来ており、然程遠くないどこかへアオイソメを使った釣りに行こうかな…と思い、北条湾に釣りに行った翌日に掘割川の河口、根岸湾の新磯子町付近にハゼを狙って釣りに行って来ました。



場所は下記地図を拡大して頂くと表示されるローソンの前です。



雨が降ったり止んだりで、ようやく雨が止んだかと思ったら急に湿度と気温が上がり、不快な陽気でしたが少し釣りをして来ました。

仕事では良く行く場所なのですが、実は根岸、磯子近辺で釣りをするのは初めてで、掘割川や八幡橋というと、秋のハゼ釣りのイメージが非常に強いです。

釣果としてはハゼは釣れず、かなり久しぶりに釣りましたが、ヒイラギ1匹という残念な感じでした。



一応、ライブ配信の動画も撮ったのですが、釣り終盤の方で小学校低学年くらいの男の子が話し掛けてきます。



この男の子のご家族が釣ったのが、シロギスとアジということでしたので、実際に釣りをしてみた感じや聞いたお話的に、この辺りも例年よりは海水温が高く、まだハゼがあまり浅瀬に寄っていないのかな…という印象を受けました。

※ハゼは「落ちハゼ」と言って秋になり海水温が下がってくると、産卵のために浅瀬にやって来ます。

ちなみに北条湾でも秋には落ちハゼが釣れます。

本当は北条湾の釣行でも試したかったのですが、前述の通りエサであるアオイソメを自宅に忘れたので出来ませんでしたが…w

所謂、神奈川の京浜工業地帯。

まさにこの日に釣りに行った新磯子町もそのエリアですが、川崎の東扇島から大黒、本牧、金沢の幸浦辺りまで、交通の便も良くコンビニなどもどこにでもあり、釣り易く便利な釣り場なのですが、如何せんどうも私はこのエリアのヘドロ臭が苦手で中々足が向きません。

このエリアに良く行かれる方は臭いに慣れてしまっているのもあるかもしれませんが、普段行かない私が行くと風が吹くと特に強くなる臭いが気になりました。

人工の構造物が多く、干潟や砂浜が無いので海の浄化作用が働かず、且つ潮の流れも弱いので、どうしても海底に沈殿したものがヘドロ化し堆積してしまうので仕方ないのですが…

今回の新磯子町は初めて行きましたが、川崎や大黒、本牧、幸浦、金沢八景、横須賀、観音崎ときて三浦、こう上から下りてくると、金沢八景辺りからヘドロ臭はなくなり、所謂海の臭いと言われる磯の香りがし始めます。

実際に行って頂くと良くお分かり頂けますが、金沢八景から干潟や砂浜が所々に点在し始めます。

チョイ投げとかで良いので、上記の場所で釣りをし、臭いを意識して、仕掛けを巻き上げた時にオモリなどに付いてくる砂や海底の沈殿物をご覧頂くと、如何に砂浜や干潟が海(湾)にとって重要な役割を果たしているか良く分かります。

干潟というと諫早湾が有名ですが、あの湾も大きな北条湾のような地形をしています。

諫早湾と北条湾では規模が全然違いますが、諫早湾もどちらかというと細長い地形をしており、本来ならその湾の最深部に干潟がありました。

干潟があったその手前を人工の門で遮りました。

そうすると、流れの無いため池のようになってしまい、海の浄化機能は失われてしまいます。

以前、南本牧で青潮が発生している…とツイートしました。



この青潮は、実は日本全国で東京湾でしか発生しません。

それだけ、東京湾の各エリアにはヘドロが厚く堆積している場所が多いということです。

※青潮や赤潮に関しての詳細はコチラの記事をご覧下さい。

誤解して頂きたくないのは、釣り場の良し悪しをお話ししているわけではなく、ご自身が釣りをする場所の海の中も理解して頂くと、そこに住む魚の特徴や釣り方、釣果への影響、そして釣った魚を調理し食べるのであれば調理方法や味などへの理解も更に深まると思います。

機会があれば、また行って観察してみたいと思います。

久しぶりに北条湾のサビキ釣りから離れ、釣果は散々でしたが新鮮な釣りが楽しめました。

また、ご報告させて頂きます。

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  魚料理  ウルメイワシ  マイワシ    稚鯛  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】トウゴロウイワシ湧く北条湾・他のイワシの釣果は如何に…(2019年9月15日)

こんにちは。

冒頭から話が逸れ恐縮ですが、先週の釣行後にやって来た台風15号。

さすが上陸した台風としては史上最大(上陸時の勢力)規模。

生まれて初めて台風の直撃で恐怖や死を意識しました。

自宅に吹き付ける風の音が今まで聞いたことのない轟音。

私の自宅は高台の森を切り開いたような場所に立っており、折れた木々が家の外壁や窓の当たり、かなりの雨量にも関わらず雨音は全く聞こえず聞いたことの無い風の音と、折れた木々が外壁や窓に打ち付けられる音しか聞こえませんでした。

大黒はどのくらい被害が出たのか分かりませんが、本牧などは完全に海釣り施設が破壊されました。



そして、この日一番驚いたことは北条湾に到着した時には、既に釣り座が完全に埋まっており、未明にも関わらず人人人…

私も20年以上北条湾釣りに行っていますが、こんなに人が居る北条湾は記憶にありません。

北条湾岸壁の道路の両サイドにギッシリ停められた車。

そこにきて、係留されている船も普段より多少多い感じでした。



釣りをしていても、次から次へとひっきりなしに北条湾へ入って来る車…

明け方に近付けば近付くほど、場所取りに急いでいるのか結構なスピードで勢い良く入って来ます。



こちらは、ここ最近私が帰った後、日中に合わせて釣りに来られる方の参考に少しでもなればと帰り際の北条湾の様子をツイートしているものですが、車の数と釣り人の数が異常だというのがお分かり頂けるかと思います。

後ほど貼る、ライブ配信動画などでも、とにかく絶え間なく車が走る音が入っていると思います。

北条湾到着時は家内と「やけに釣り人が多いな…三連休だからかな?」などと話していたのですが、次第に理由がそれだけではないんじゃないのか…と思うようになりました。

恐らく、本牧でもあったように普段釣りに行っている釣り場が、台風の影響で釣りが出来ない状況にあり、そのあぶれた釣り人達が北条湾に押し寄せていたのではないか…と思いました。

人が多くごった返している釣り場ではマナーを守り、譲り合う事がとても大切ですが、サビキ釣りは特に針の数が多い仕掛けを使います。

狭い場所に無理矢理割って入って釣りをすると思わぬ事故にも繋がります。

残念ながら釣りは早い者勝ちです。

狭いな…と少しでも思う場合は、諦めて違う釣り場を探すことをお勧め致します。

事故には繋がらなくとも、折角休日に楽しく釣りをしに来ても、嫌な気分で帰宅する羽目になることもあり得ます。

こういった気遣いもマナーの一つだと私は思います。

冒頭から若干話が逸れ、且つ長くなってすみません。

この日の釣りのお話しをさせて頂きます。

結果オーライだったのですが、この日も三連休の中日という事で、午前1時起床で北条湾へ向かいました。

保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路…と順調に飛ばしますが、後から思えば普段の日曜の未明の割りには確かに走っている車の数は多かった気がします。

そして、これも後から気付いたのですが、城ケ島に近付くにつれ変な所にハザードを点けて停まり、道を探しているのかな?と思うような車や、スピードが遅くこちらも道を探しながら走っているのかな?と思う車に何台か遭遇しました。

こういった事を総合的にみると、報道されていないだけで神奈川県内の各釣り場もダメージを受けている所が結構あるのかもな…と思いました。

順調に走り北条湾に到着します。

そして、冒頭の車&人だらけの北条湾を目にし、思わず「なんじゃこりゃ?」と声が漏れます。

家内も「凄い人、釣る場所が完全に無いね…違う場所にするの?」と。

取り敢えず様子見で北条湾側から製氷所の前をグルりと一周しますが、海側のガードパイプに沿ってキレイに駐車されており、車を停める場所さえありません。

たまには島(城ケ島)に渡るかな…と思ったのですが、こういう時だからこそここ(北条湾)で釣りをする意味があるかな…と思い直し最後の手段に出ます。※

※北条湾で私が釣りをしなければ北条湾の様子はお伝え出来ないので。

北条湾でどうにもならない時に良く釣りをする釣り座なんですが、この場所は足元、頭上にたくさんの係留ロープがあり頭をぶつけたり、足元にたくさんある係留ロープで転びそうになる場所なのでお勧め出来ない釣り座です。

北条湾の釣り座


写真を撮ってくれば良かったのですが、撮り忘れたのでライブ配信動画のキャプチャーで見にくくて恐縮ですが、北条湾岸壁に入りまさにダイブセンターの真ん前の右端の岸壁です。

この大型船は定期的にこの場所に停泊するのですが、停泊していなければもちろん大型船が停泊している場所で釣りをします。

しかし、この日のように人も係留されている船も多く、釣り座が空いていない場合に私はこの場所で釣りをするのですが、釣りをしている間に何度も係留ロープ(厳密にはワイヤー)に頭をぶつけ、地面に置いてある係留ロープに足を取られ転びそうになります。

特に夜間帯は街灯があるとはいえ、暗がりですので余計に危険です。

故、あまりお勧めは出来ません。

お伝えしたい事としては、北条湾に行かれたことがある方なら位置関係はお分かり頂けると思いますが、この場所はかなり北条湾の深部です。

サビキ釣りで釣果を出すには、やはり北条湾の入口付近や製氷所の前のように潮通しが良い場所の方が釣れるのではないか…ということではない…という事と、この日のような状況(釣り場が人でごった返している時)の場合、隣近所に他の釣り人が来ない…静かに釣りが出来るという事です。

ただ、しつこいですが、嫌な位置に係留ロープがあるので、一々係留ロープの下を潜らなければならない上に、竿の取り回しが大変です。

係留ロープを避けなければならないので、竿先をぶつけて折ってしまったり、サビキ仕掛けが絡まったり、釣った魚を上手く掴めず逃がしてしまったり…と、写真をご覧頂ければお分かり頂けると思いますが、とにかく釣りにくい釣り座です。

万が一、この場所で釣りをする場合は、十分に係留ロープにご注意下さい。

そんなこんなで、非常に釣りにくい釣り座で釣りを開始します。

到着時、弱い風(1m~2mほど)が時折吹く感じで、北条湾の海面はベタ凪状態。

至るところに波紋が出来、時折海面から魚が飛び跳ねていました。

目の前にも薄っすらと見えるのですが、たくさんの魚の群れが泳いでいました。

んん…これがマイワシウルメイワシなら今日こそ弾丸釣行で30分で帰れるのに…

既にあまりの釣り人の多さで若干テンションが下がり気味で、軽く心が帰宅し始めていました。

そんな、心が既に帰宅し始めているのに恒例の便意が…

急いで家内の竿のセッティングをし、車に乗り込みます。

車を出す時、家内が何やら銀色の魚を釣り上げていたのが目に入ります。

トイレに向かう道中、トイレ中にも何が釣れたのか連絡がきません。

狙っている魚や嬉しい魚が釣れると、「〇〇が釣れたよ。」とメールをくれるのですが、待てど暮らせどメールはこない…

トイレから戻ると、嫌な予感が的中でバンバン釣れているのはトウゴロウイワシ…



「はぁ…今日もトウゴロウと格闘か…」と意気消沈。

この日は釣りをする時間帯が大潮の上げ潮時。

釣りで一般的に一番魚の活性が上がり釣り易いと言われる状況です。

この日はそこに期待したのですが、活性高く活発なヤツはトウゴロウイワシでした。

トホホ…な感じで釣りがスタートします。

どうせ今サビキやってもトウゴロウイワシしかこないしな…と、家内がトウゴロウイワシ以外を釣るまで他のことをしよう…と、トウゴロウイワシを活餌にぶっ込みをセット。

次に最近、海の中も秋めいてきたので、主な目的としては青魚以外の魚を寄せるために撒き餌を撒いています。

この撒き餌を作り始めます。

ちなみに、今この時期の撒き餌はメリット、デメリットがあるので、もし撒き餌をされるのであれば留意して頂ければと思います。

また、撒き餌はクロダイやグレ(メジナ)などを釣る時に使う、凝ったものでなくて大丈夫です。

比較的安価で使い切りタイプの一番小さい粉の撒き餌と、カゴ釣りなどで使うアミの形がハッキリ残っている、カゴに直接注入するタイプのアミコマセを一緒に混ぜ合わせます。

なぜ粉の撒き餌のみでなくて、アミコマセも使うのかと申しますと、粉の撒き餌のみだと海中でバラけた後潮に流され易く沈みにくいため、仮に臭いで魚が寄って来てもその場に留まりにくいためです。

アミコマセを入れることによって、粉の撒き餌よりはアミコマセは重いので真下に沈み易く、且つ捕食する対象となるアミがあるので魚が視覚的にアミを追うことにより、その場に留まり易くなります。

このアミコマセに関しては、サビキ針に付けたり、コマセカゴやコマセ網に入れるブロックのアミコマセでも問題ありませんが、チューブやパックで売っているアミコマセの方が魚が好む臭いの成分が入っているので、どちらかと言えばチューブやパックの小さいものを混ぜるとより効果は出ると思います。

そしてメリット、デメリットですが、メリットとしてはイワシ類の留まらず、たくさんの魚が寄ってきます。

ただ、当然喜ばしくない魚も寄って来てしまいます。

先週から北条湾に登場しましたトウゴロウイワシしかり、日中などですと北条湾ではアイゴ(毒魚)なども群れで寄ってしまいます。

この時期だからのメリットとしては、秋口から初冬にかけては冬に産卵する魚達は越冬と産卵に備えて浅瀬にやってきて、非常に良くエサを食べます。

故に、普段あまりサビキ釣りで釣れない魚が釣れる可能性が高くなります。

次はメリットというより、釣り方の問題になるかもしれませんが、今の時期の北条湾はとにかくトウゴロウイワシがたくさん寄って来ます。

撒き餌を撒くと当然トウゴロウイワシも寄ってしまうのですが、トウゴロウイワシ以外の青魚、マイワシウルメイワシを効率的に寄せて釣るためです。

夏場に撒き餌はしなくて良い…というお話を本ブログで何度かお話しさせて頂いておりますが、夏場に撒き餌はデメリットしかないから撒くなという理由は、北条湾内を回遊している魚はサビキで狙う青魚しかほぼいないからです。

こういう時に撒き餌を使うと、逆に寄って欲しくない根魚や毒魚、フグなどを寄せてしまい自ら釣りにくい状況を作ってしまうからです。

今の時期は圧倒的にトウゴロウイワシの数が多く、今今釣れているマイワシウルメイワシの数の方が少ないため、トウゴロウイワシが寄ってしまうことを前提に、マイワシウルメイワシも足元に寄せて効率良く釣ろう…ということです。

それ+秋ならではの魚が寄ってくれればラッキー的な感じです。

撒き餌についてはこのくらいにしまして、この日の釣りの話に戻ります。

撒き餌も作り終わり、私も釣りに参加します。

しかし、やはり釣れるのはトウゴロウイワシ…

大潮だと期待して来てみれば、異常な釣り人の数…そしてトウゴロウイワシの大群…今日はハズレかな…

何となく嫌な空気が漂い始め、トウゴロウイワシしか釣れなかったらどうスッかな…と、縁起でもないことを考え始めたその時…

待ちに待ったマイワシが釣れます。



取り敢えずマイワシの群れがいることは確かなのでホッと一安心。



そして、この日も念のためのマイワシの証の体側の斑点の写真をツイートします。

一安心したのも束の間、後が続きません。



アタリは入れ食いとはいかないまでもコンスタントにあります。

しかし、釣れるのはトウゴロウイワシばかり…

この日は満潮の潮止まりの時間が5:11。

日の出の時刻が5:23。

どんなに遅くても5時前には帰る予定でした。

大潮というだけで、余裕をブチかまし楽観視していましたが、かなりシャレにならなくなってきます。

そして、薄っすら夜が明け始め、マヅメ時入った頃今までとは違う竿のしなり方でアタり始めます。

ほんの15分程度ですが、トウゴロウイワシはどこに行った?と思うくらい、マイワシがバンバン釣れます。

いや~これでなんとか形になったかな…と思っていると、今度はウルメイワシがアタり始めます。



潮止まりまでのほんの数分でしたが、一気にウルメイワシが最後の最後でアタってきました。

そして、食いも止まり、この日は釣り終盤が慌ただしかったので、中々ありつけませんでしたが、ビールを頂くことに。



すると家内の竿になにやらビョンビョンと小さなアタリが…



釣れたのは稚鯛

動画を撮ったらリリースしようと思っていたのですが、ガッツリ針を飲み込んでしまってなるべく傷つけないように針を外したのですが、残念なことに死んでしまったので持ち帰ることにしました。

稚魚という括りでは、この日はカタクチイワシの稚魚もたくさん釣れました。※

※カタクチイワシの稚魚は全てリリースしました。



この時期に北条湾でカタクチイワシの稚魚を見るのは初めてです。

こういったことはある意味新鮮で、驚きもあるので面白くワクワクする感覚も覚えますが、これも地球の温暖化や海水温の上昇などの気候変動によって起こっていることなのかな…と、一抹の不安というか懸念する感覚も同時に覚えます。

言ってしまえば、今回の史上最大(上陸時の勢力)の台風15号も原点は同じことのように思います。

そして、今回の釣果はこんな感じです。

2019年9月15日 釣果


写真で見ると些か寂しい釣果のように見えますが、実は今回の釣果が私としてはとてもベストな感じなんです。

ウルメイワシ、マイワシ共にサイズは20cmクラスで、自分達が食べるのに丁度良い数で無駄の無い釣果。

私も昔は数を釣ることが好きでした。(特に子供の頃)

しかし、長いこと釣りをしていると数を釣ることは誰にでも出来ますが、突き詰めていくと厳しい条件下で如何に結果を出すことが難しく、しかしそこに面白さがあると今は思っています。

自然相手なので余計にそこに魅力を感じています。

目の前にたくさんの魚がいるのが分かっているのに釣れない…

まるで魚に「あっかんべー😜」と言われているような時こそ「絶対に釣ってやろう…」と燃えます。

そして、この日釣れた魚種はこちらです。

2019年9月15日 釣れた魚種


あまり説明は要らないかと思いますが、一応上からマイワシ、ウルメイワシ、トウゴロウイワシ、稚鯛(マダイ)です。

本当にこの稚鯛はリリースしたかったです。

余談ですが、この稚鯛、写真を良くご覧頂くと中骨が体の中央辺りから下に曲がってしまっている奇形なんです。

この日釣れた稚鯛※:1は養殖ではないと思いますが、養殖のマダイは奇形のマダイが一定の割合で出てしまい、その奇形のマダイは「めつき」と言って一般市場に流通しています。※:2

※:1稀に養殖池から逃げ出した鯛が釣れることがあります。

※:2天然物、釣りのマダイでは奇形の鯛はあまり流通しません。

養殖網などに激突し目が潰れてしまったものや、鰭や身体の一部が変形してしまったものなど、見た目的に悪く、所謂尾頭付きの鯛として売れないものは安価で流通しスーパーなどでは「さく」※として売られています。

※切り身にした状態

この稚鯛が奇形な原因は不明ですが、鯛は奇形であろうと廃棄することはなく、基本的には全て流通(売られます)します。※

※鯛だけではありませんが。

日本人にとってはそれくらい特別な存在なのが鯛なんだと思います。※

※多少値が張っても鯛は売れるんだと思います。

稚魚とはいえ、鯛の釣果が確認出来たので、次回は私の最も得意とするぶっ込みでマダイでも狙ってみようかと思います。

不本意ですが、今回の稚鯛は死んでしまったので、あまり鯛を食べる機会が無いであろう我が家の兄妹猫の朝食しました。

今回の兄妹猫の朝食は種類豊富に3魚種を焼いたもの。

兄妹猫の朝食は釣りたての稚鯛(マダイ)とウルメイワシとトウゴロウイワシを焼いたもの


稚鯛(マダイ)とウルメイワシとトウゴロウイワシです。

少し妹猫が味の違い?に戸惑うような仕草を見せましたが、最終的に完食してくれました。



小さくても鯛とはいえ、如何せんあのサイズを2匹に分けたので、どこまで鯛感を感じてくれたか分かりませんが、焼いた後の匂いは鯛でした。

そして、肝心の人間はと言いますと、トウゴロウイワシは天ぷらに。

ちなみにトウゴロウイワシはかなりの数を釣りました。

主に15cm(成魚)くらいのものだけ持ち帰りました。

※トウゴロウイワシに関しては先週の記事で詳しくお話しさせて頂いておりますので、宜しければコチラをご覧下さい。

まずは、背開きでトウゴロウイワシを三枚に卸します。

背開きで三枚に卸したトウゴロウイワシ


小さくてもトウゴロウイワシは鱗も頭も骨もしっかりしているのでキチンと取り除きます。

それに天ぷら粉を付けて油で揚げます。

トウゴロウイワシの天ぷら


トウゴロウイワシはイワシを名乗っていてもイワシの仲間ではなく、身が白身で淡泊なので天ぷらなども良く合います。

岩塩等(塩)で食べて頂くと、トウゴロウイワシの美味しさがお分かり頂けると思います。

そして、似非イワシのトウゴロウイワシではなく、本物のイワシ、ウルメイワシとマイワシは擦りゴマと和えて丼物にしました。

まずはマイワシ、ウルメイワシ共に三枚に卸します。

三枚に卸したマイワシとウルメイワシの身


三枚に卸した身を適当な大きさにブツ切りにし、擦ったゴマと和えます。

ウルメイワシの身とマイワシの身を擂りゴマと和えます


いつもであれば、ここで温かい白米にのせて醤油を掛けて頂くのですが、今回は我が家のウサギ用のキャベツが大量にあったので、キャベツの千切りをトッピング。

千切りのキャベツにゴマ油を掛けます


千切りのキャベツにゴマ油をかけまんべんなく混ぜ合わせます。

擂ったゴマもゴマ油も、とにかく青魚とゴマの相性は抜群です。

今回はこのゴマ油と混ぜたキャベツを白米の上に敷き、その上に擦ったゴマと和えたウルメイワシとマイワシの身をのせます。

マイワシとウルメイワシの擂りゴマ和え丼


名付けて「ウルメイワシとマイワシの擦りゴマ和え丼」の完成です。

これに醤油を適量かけて頂きます。

毎回本ブログで、ゴマ系の料理を作ると「やかましい!」と言われそうなくらい一押ししておりますが、本当に青魚とゴマの相性は抜群です。

是非、お試し頂きたいと思います。

来週は小潮から長潮に変わるタイミングが週末で、潮回り的にはイマイチながらもまた三連休です。

台風15号の影響で、神奈川県内の各釣り場で釣りが出来ない状況も発生しており、この日のように混雑するかもしれません。

この日の私の釣り座の位置関係がお分かり頂ければ、尚の事ご理解頂けると思いますが、北条湾に限ってのサビキ釣りではあまり釣り座で釣果に大きな影響が出ることはあまりありません。

サビキ釣りだけをするのであれば、釣り易さや安全性を優先し無理な状況での釣りは避けた方が無難かと思います。

北条湾の対岸の花暮岸壁でも似通った釣果が上がっていると思います。

釣り人が集中し易い状態ですので、無理はなさらずにご釣行下さい。

この日のライブ配信の動画です。

釣り座の特定やどれだけ釣りにくいか、釣れている間隔などお分かり頂けるかと思います。

何度も私が係留ロープ(ワイヤー)に坊主頭をぶつけているのもお分かり頂けると思います。w

宜しければご覧下さい。



また、ご報告させて頂きます。

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Koichi Otsuka

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生から30数年…(そろそろ40年w)本当は船釣りをしたいのに船酔いが激しく断念。自分に与えられたフィールドは陸しかないと神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。釣行先は気分によって変わります。予めご了承下さい。(猫についてはTV当に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目となっております)
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