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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  エイ  アカエイ  ウルメイワシ  トウゴロウイワシ  青魚  泳がせ  

【三崎港・北条湾】泳がせ釣りで1.5mのアカエイ…サビキではウルメイワシが好調でした(2023年10月29日)

こんにちは。

この日は潮の動きがベストで、潮見表を見るだけでニヤついてしまう感じでした。



私もしがないサラリーマン故、気持ちでは釣りを優先したくとも、仕事を優先せざるを得ず、地味に仕事が忙しいことからブログの更新が遅れており申し訳ありません。

この記事を執筆している時点で、2023/11/3からの三連休、実際の釣行は11/3と11/5に釣りに行っております。

この三連休中の2回の釣行でかなり確信を持ったのですが、ちょうどこの日の釣行が境で新なフィッシュイーターも北条湾に寄っている可能性が極めて高くなりました。

その新たなフィッシュイーターについては、次回の釣行記事(11/3と11/5の合併号)で詳しくお話しさせて頂きますが、この日まではそれ以前と同じ状況だろうと思っており、未明は何も釣れない(ネンブツダイ以外)…マヅメ時からトウゴロウイワシウルメイワシ狙い、日の出後トウゴロウイワシを活餌に青物…の流れで釣りをしようと思っていました。

異変に気付くのは日の出以降なのですが、まずはこの日の釣行を振り返ってみたいと思います。

この日は午前3時頃北条湾に到着しました。

北条湾到着時点で前週とは打って変わって釣り人の多さに驚きます。

自分で釣ったわけでもなく、誰かが釣っているのを見たわけでもなく、あくまで私の憶測のレベルなのでこの日までは申し上げませんでしたが、この日の釣行以前からもしかすると北条湾内にカマスが入って来ている…と予想していました。

突然増えた釣り人の大半が、ウキ釣りで明らかにカマスを狙っており、ほぼカマスが北条湾内に入って来ているのは確実でしたが、上記で申し上げたように自分でも釣っておらず、誰かが釣っているのを見たわけではありませんが、ほぼ100%カマスはいると思いました。

どのタイミングでカマス釣りをやろうか、一応釣りに行く度に考えており、この日の釣り人の数の変化に、この日誰かが釣っているのを目視で確認出来たら次からカマス釣りをしよう…こう思いました。

潮の動きも良く、カマス釣りの準備をしてこなかったことを軽く後悔しつつ、周りの釣り人の様子を伺いながらいつも通り釣りを開始します。

当たり前のように、第一投目でヒットするのはこの方。



そろそろ、動画を一々撮影するのも面倒なので、ネンブツダイに限っては「ネH※」とか、略語でツイート(ポスト)するか悩むほどです。w

※ネンブツダイHITの略

そして、この日の釣りのお供は白混じりの茶トラ猫です。



最初の5匹くらいは、良い音をさせてネンブツダイをバリバリ食べてくれましたが、6匹目からお手々で押したり、猫パンチを炸裂。



すまんが、今は念仏しか釣れないんだ…我慢してくれ…などと思っていると、フッと気付いたのですが、カマスがトウゴロウイワシを襲っているナブラが出来ていないことに気が付きます。

ん??

カマスの群れが移動したか…??

にしても、やけに静かだな※…と思っていると、隣で釣りをされている方がカマスをGET!

※ナブラも出来ず、トウゴロウイワシも湧いてこない

おぉぉぉぉおお!やっぱ入ってんなカマス…

カマスの群れは北条湾を出始めていましたが、まだ完全には出ていなかったようです。

来週からカマスの準備も必須だな…などと思っていましが、どうもお話しを聞くと、9時間カマス狙いの釣りをして、ようやく1匹釣ったらしく、えっ!?そんな確率なの??とビックリしました。

これは、カマスをやるにしても、状況をもっと良く分析しないとやる意味がない…

釣った方の釣りの仕方を見ていて、特に問題もなくカマス釣りに慣れている人なんだな…と思いながら見ていました。

では、スレ、カマスの数??

その後、気が付くとどんどん北条湾内に浮いていた、電気ウキの数が減っていきます。

あまりにカマスが釣れないので、皆さん気温がグッと下がる午前3時から午前4時の間にどんどん帰り始めました。

そして、午前3時半頃、今までより2時間ほど早くトウゴロウイワシサビキ仕掛けにヒットします。



これ、完全にカマスの群れが北条湾内から出たね…

潮の動き的には、午前5時過ぎの満潮での潮止まりに向けてガンガン潮が上がっているタイミングです。

魚の活性が上がって何らおかしくないタイミングです。

そして、それを象徴するようにミナミハタンポもヒットします。



見透かしたように、ピンク(ネンブツダイ)は嫌い、銀(トウゴロウイワシ)が良い…茶トラ猫に続いて釣りのお供のキジトラ猫が登場します。



この後はトウゴロウイワシはバンバン釣れるだろう…と高を括っていましが、新たなイーター登場で急にパタリとトウゴロウイワシが釣れなくなります。

確証をお示し出来る動画や画像がないので、あくまで私の憶測の域を出ませんが、恐らくイカの類が北条湾内に入って来ました。

トウゴロウイワシは釣れ続ける…こう読みましたが、イカのお蔭で急にトウゴロウイワシが釣れなくなります。

藤五郎爆釣れ!を疑わず、アホみたいに釣りのお供達にバンバン藤五郎をあげてしまったので、後の祭り状態で活餌がゼロに…w

イカ共めぇ…

かなりの至近距離でイカと思われるフィッシュイーターが地味にトウゴロウイワシを襲っています。

まぁ、良い…本命の青物が入って来るまで時間はある…そのうちイカも出て行くだろう…

イカのお蔭でサビキも全く無反応、ネンブツダイすら釣れません。

泳がせ釣りに至っては、サビキでトウゴロウイワシが全く釣れないのでお話しになりません。

泳がせ釣りの活餌を最後に交換して、そろそろ1時間が経過しようとしていたその時です…

泳がせ釣りの仕掛けを付けていた投げ竿が宙に舞い、竿立てごと海へ引きずり込まれていきます。

家内がそばにいたので、慌てて竿を掴みますが、今度は家内ごと海へ引きずり込まれそうになります。

なんだ??

なにがきた??

エイだろ??

分かんない…けど、私だと巻けないし落ちそう…と。

選手交代し、引きを直接感じた途端にエイアカエイ)だと確信します。

前回エイがヒットした時は、勘弁願いたい2mオーバー。

@194mac三崎港・北条湾】泳がせ釣りで青物を狙っていたら2mの巨大アカエイ#三崎港 #北条湾 #釣り #泳がせ #エイ#アカエイ ? Chigau, Soujyanai - Masayuki Suzuki


引きや重量感から2mはないものの、1m超えは確実。

家内がタモ?、ハサミ?と聞いてきました。

タモはお分かり頂けると思いますが、エイは非常に重いので1mを超えてくるとタモにも入らず、ギャフでもないと引き上げられず、致し方なく道糸を切ってリリースすることがあります。

そういう意味でハサミ…と家内は聞いてきましたが、いくら外道のエイであっても可能な限り釣り具は全て外してリリースしてあげたい…そんな思いからなんとか足下まで手繰り寄せます。

ようやくエイが浮いて来て…

タモ入れをしてくれる家内に…

なんとかタモにはいるだろ?

ヒレはペラペラだから頭入れてみ…

家内が何とかタモに入れ、引き上げようとしますが…

ダメ…上がんない…

タモの柄が折れそう…

なに??

柄が折れるぅ???

今までエイのお蔭で何本タモの柄が折れたことか…

現在使っているタモの柄も、エイで折れ新調して1年経ってません…

出せ!エイをタモから出せ!!

入れろって言ったじゃん…

出るわけないじゃん…

ここで再び選手交代。

タモを縦にし引き上げを試みますが、一歩間違うと自分が海に落ちそうな感じです。

エイのフォルムからもお分かり頂けると思いますが、タモに入れてから大暴れすることはほとんどないのですが、なんせとにかく重い。

なんとか引き上げますが、引き上げた時にはギャラリーの方もチラホラ…



ツイート(ポスト)内の会話でも、リプでも食べないのか…というご質問を頂きましたが、さすがにこのサイズですと、自宅の床で捌かねばなりません。

出るアラの量も半端ないですし、下手をすると一般ゴミではなく産廃になり兼ねません。w

そこまでしてエイを食べたいか…いや、勘弁願いたいです。

手頃なサイズが釣れた際は、一度は持ち帰りエイ料理をご紹介させて頂きます。

一応、エイをひっくり返し釣り針の除去を試みますが、あまりに深く飲み込んでおり釣り針の位置が確認出来ませんでした。

出来る限り、道糸を短く切り、今後このエイが食事は出来る状態にしてリリースしました

エイ自体は釣れると困りものですが、エイという魚は意外と好きなんです。

まんま、ステルス戦闘機で個人的には格好良く見えます。

恐らくこの形にも意味があり、水の抵抗を受けにくいとか、いろいろ理由がありこの形に進化しだんでしょうね。

エイとの格闘も終わり30分ほど経って、釣りのお供のニューフェイスが登場。



鼻にはチャップリンのようなヒゲの模様…

地味に黒色が足らず、八割れになり切れないキジシロ…

そして、何よりデカいケツ…

何となく残念な感じのニューフェイスです。w



ちなみに家内はチャップリンと呼んでいます。w

チャップリンがやって来た頃から、ネンブツダイが再び釣れ始め、次第にトウゴロウイワシも混じり始めます。

更に30分ほど経って、ようやくウルメイワシがアタり始めます。



ウルメイワシは20分ほどコンスタントに釣れ続け、次第に根魚が混じり始めます。







次第にウルメイワシの食いが渋くなり、トウゴロウイワシだけ活性高く食ってくるような状況になるのですが、突然トウゴロウイワシのアタリがパタリと無くなります。

潮の動きは下げ潮とはいえ、大潮でガンガン潮が動いている状況で、魚の活性が下がる要素があまりないようにも思えるのですが…

あまりに動きが地味過ぎて、気付くのに遅れましたが、フィッシュイーターが北条湾内へ入って来ていました。



どうして、フィッシュイーターにやる気がなかったのか、ハッキリとした理由は現時点では分かっていませんが、この日は終始泳いでいるだけで、アタックしている様子は見受けられませんでした。



トウゴロウイワシは普段より少し深めのタナを足早に泳ぐ感じで、深めのタナを少し速いスピードで整列して泳いでいる時は、まさに北条湾内全体に緊張感が走っているような状況で、フィッシュイーターがアタックこそしてこないものの、トウゴロウイワシなどの小魚の視界には入る範囲を泳いでおり※、小魚達は自分達が食事をしている場合ではない時の動きなんです。

※フィッシュイーターの魚体が大きい可能性もあります

チャップリンが登場した時に、しこたまトウゴロウイワシは釣り、活餌のストックは十分ありました。



警戒するトウゴロウイワシの群れ…地味にナブラを作るフィッシュイーター…

相変わらずフィッシュイーターの動きにやる気は感じられず、潜望鏡深度で定速で航行する潜水艦のようでした。

状況的に、フィッシュイーターが泳がせ釣りの活餌を食ってくる可能性が極めて少ないですが、目の前にいるのは分かっており帰路に着くことを躊躇っていました。

しかし、家にはブログのタイトルにもありますウサギと猫が朝ご飯を待っています。



粘るにも、時間に限界があり、この日は頃合いを見て納竿としました。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2023年10月29日 北条湾釣行 釣果


こちらはこの日釣れた魚種です。

2023年10月29日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からウルメイワシ、トウゴロウイワシ、ウミタナゴです。

ウルメイワシが22cmほど、トウゴロウイワシは20cmほどです。

ミナミハタンポとメジナ(グレ)は、サイズも然程大きくなく元気いっぱいだったので、海へお帰り頂きました。

兄妹猫の朝食は、トウゴロウイワシとウミタナゴを焼いてあげました。



寄る魚の種類や、細かい魚の動きなど、毎年微妙にいろんなことが地味に変化していくのですが、今シーズンは決して悪いことではないのですが、北条湾内のエサが豊富なようで見た目でも分かるほどトウゴロウイワシが大きく成長し太っています。

例年ですと、我が家の兄妹猫が一年の中でも釣って来た魚を一番安定して食べてくれる時期なんですが、その安定の藤五郎…の神話が崩れ始めています。



妹猫は根魚の磯臭さや脂の濃い魚が苦手で、サバっ子や20cm未満のイワシ類、そして例年まではここにトウゴロウイワシが加わっていたのですが、今シーズンはそのトウゴロウイワシに脂がのり過ぎていて、大サイズのトウゴロウイワシになると食べてくれません。

兄妹猫の夕食は、比較的小さいサイズのトウゴロウイワシと、それなりに数が釣れたウルメイワシを焼いてあげました。



妹猫が残した朝食もまぜてありますが、20cm以下のトウゴロウイワシとウルメイワシですと、普通に食べてくれるんです。

トウゴロウイワシもウルメイワシもキレイに20cmというのが一つの基準で、そんなに変わるか?と実際に私達も実食してみたんですが、さすが猫!という感じで、確かに20cmを越えると人間の感覚ですと若干ですが、脂にしつこさを感じます。

調味料を一切使わず身を食べるとしつこい感じを覚えますが、逆にこれに少し醤油を垂らすとご飯が進む感じの脂感です。

もちろん猫にも個体差があり、どの猫も全てがこうではありませんが、ある意味身を食べただけで、何センチのトウゴロウイワシとウルメイワシなのかを正確に当てていることになります。

今回は釣りのお供もたくさん集まってくれたことなどから、調子に乗りトウゴロウイワシをバンバン釣ってしまったので、当日の朝夕のご飯だけでは処理し切れず、釣行翌日の月曜日の夕食もトウゴロウイワシを焼いたものとなりました。



釣りとはあまり関係ないお話しで恐縮なんですが、ツイート(ポスト)内のトウゴロウイワシを良くご覧頂くと、サイズが大きく見えると思います。

その通りで、器に乗っているトウゴロウイワシは最大で20cmほど、小さいもので19cmほどなんです。

上記の話の流れでいきますと、これも拒否されてもおかしくありません。

前日の夕食時はほぼ完食に近かったですが、地味に兄妹揃ってご飯を残したので、それをまとめて取り置いておきました。

それと写真の焼いたトウゴロウイワシを混ぜたのですが、何の問題もなく完食してくれました。

フッと思ったのですが、釣行当日の夕食も同じなんですが、一度トウゴロウイワシを冷凍しています。

つまり、ある意味鮮度抜群の釣りたてのトウゴロウイワシは、釣りに行った当日の朝だけなんです。

一度冷凍し、解凍する際に水分と一緒に風味や脂も一緒に落ちているのも、兄妹猫が拒否するしないに関係しているんだろうな…と思いました。

人間的な表現ですと、味が落ちる…とか言いますが、これが猫的にはちょうど良い感じになっているのかもしれません。



人間用の魚料理は、ウルメイワシのすりゴマ和えとタタキ丼を作ってみました。

ウルメイワシのすりゴマ和え

ウルメイワシのすりゴマ和え

ウルメイワシのすりゴマ和え


ゴマと青魚は相性が良いのでお勧めです。

ウルメイワシのタタキ丼

ウルメイワシのタタキ丼

ウルメイワシのタタキ丼


タタキ丼は一見しますと、何だか小汚いカスのようなものが散らばっていますが、実はこれ焼いたウルメイワシの身と生のウルメイワシの身を一緒に叩いたタタキ丼なんです。

先ほど、兄妹猫のご飯のお話しの際に、トウゴロウイワシとウルメイワシの身の食べ比べをしました…とお話し致しましたが、その際に実食するために普段は兄妹猫にはお裾分けしない、大サイズのウルメイワシも焼いて食べ比べ、残った焼いたウルメイワシの身を使っています。

この日は諸々のフィッシュイーターの動きの影響もあり、ウルメイワシがコンスタントに釣れていた時間は20分ほどでしたが、入れ食いとまではいかずとも、途切れることなく20分程度は釣れ続け、ゴマ和え、タタキ丼、兄妹猫へのお裾分けが出来るくらいの数は釣れました。

ただ、今北条湾に集まる魚はフィッシュイーター然り、サビキ釣りで釣れる魚達も含め、ネンブツダイ、トウゴロウイワシ以外の魚は全てスレが酷いと思った方が無難です。

魚はいますが、非常に釣りにくいです。

スレ過ぎていて、これだ!という有効な手立てがなく、私はサビキ仕掛けの竿は私2本、家内2本の計算で計4本出しており、全ての竿に付けてあるサビキ仕掛けが違います。

過去に実績のあったサビキ仕掛けばかりではなく、新しいもので北条湾で使えそうなサビキ仕掛けは積極的に使用していますが、その時その時で食ってくるサビキ仕掛けの傾向が全く異なり、規則性がなくイマイチ絞り込めていません。

その中でも一番スレを感じるのがイカの類とカマスです。

実際に次回の釣行からカマス釣りは本格的に始め、都度釣行記事でご報告致しますが、一昨年のカマスラッシュの時はカマスもスレておらず誰でも釣れる感じでした。

去年は幾分スレていましたが、ある程度の数カマスが寄っていたので、少々釣りにくい…程度でしたが、今シーズンは数も少ない上にスレも酷く、極論を申し上げますとカマスはいますが、やるだけ無駄…という状況です。

私自身が本腰を入れてまだカマス釣りはしておりませんので、この辺の詳細は次回以降の記事で詳報させて頂きます。

イカに関しては、たまに餌木やヤエンで狙って釣りをしていますが、どちらもガン無視な上に、イカ狙いの釣りをしている人もほとんど見掛けません。

それでも、泳がせの活餌がイカに襲われた状態で戻って来ることもあり、現にイカの類はいると思いますが、9時間、10時間釣りをして1杯釣れるか釣れないか…正直申し上げて、同じ三崎周辺でも北条湾ではない場所での釣りをお勧めします。

もっと言えば、北条湾以外でも同じ三崎港周辺であれば、スレている可能性は高く、実績がある釣り場に行かれることをお勧め致します。

冒頭で簡単にお話し致しましたが、この記事を執筆している時点で11/3、11/5の釣行を終えております。

この日の釣行の2回前、前々回の釣行時に些か異変を感じており、その時は各フィッシュイーターが何がしかの理由で北条湾を離れ始めた…と予測し、確証が得られていないため、Twitter(X)やブログでその点について何もお話ししませんでした。

しかし、この日の時点で、その予想とは真逆のことが起きている…これだけは確信出来ました。

何の魚が集まり始め、どういったことが起きているのかは次回の記事で詳報させて頂きますが、何れの魚も数が少なくスレが酷い…これは間違いなく、多魚種の魚が集まり始めていることも確かですが、今シーズンの冬の北条湾での釣りはターゲットを絞り、しっかりとその魚と向き合わないと釣りに行くだけ無駄…という、当たり外れの多い釣行になると思います。

当然、私も例外ではなく、たくさん魚が寄っているのに釣るのが難しい…どこまで結果を出せるか不安でもある一方で、釣り師としてはこの上なく燃える状況に早く釣りに行きたくて仕方がありません。

昔使っていた釣り道具を引っ張り出してきたり、昔やっていた釣り方を改めて確認したり、スマホを持ってもPCを開いても釣り、釣り、釣り…

仕事柄、海の傍を走ることが多いので、車を運転すれば釣り、釣り、釣り…

寝ても覚めても釣り、釣り、釣り…

今回の記事は、いろいろ次回に答えを引っ張るような内容になってしまいすみませんが、その日の釣行を時系列的にTwitter(X)のツイート(ポスト)に注釈を加えるような構成になっていることから、申し訳ございませんが、次回の釣行記事は今暫くお時間を下さい。

なる早で次の記事を書きます。

また、ご報告させて頂きます。

2023年10月29日午前8時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年10月29日午前8時頃の花暮岸壁周辺の様子

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  エイ  アカエイ  アジ  サバ  泳がせ  ネンブツダイ  

【三崎港・北条湾】今シーズン1枚目・全然嬉しくないあの大型魚がヒット!(2023年5月14日)

こんにちは。

この日は気象の状況、海の状況共に釣れる要素を探すことが難しいような状況でした。

潮回り(潮汐)は潮の動きがほとんどない長潮、気象の状況は風が強い上に、釣行時間に雨が降る予報、釣行前日までも雨がそれなりに降っており、北条湾内の海水温が下がっていないか気になっていました。

釣りに行っても無駄足になる要素満載でしたが、釣りに行かなければ魚が釣れることはありません。

無駄足覚悟、ダメ元で釣りに行くのですが、状況が悪ければ悪いほど魚の動きも読みにくく、普段より幾分早めの午前3時頃より釣りが始められるように自宅を出発。

北条湾に向かう道中、軽く雨に降られますが、北条湾到着時は雨は止んでいました。

しかし、午前3時以降にそれなりの雨量の雨が降る雨雲が北条湾周辺を通過する予報が出ており、雨が降る前にダッシュで釣りの準備に取り掛かりました。

何とか雨が降り出す前に釣りの準備も終わり、ずっときになっていた海水温を計ってみると…

海水温を計った時点で釣り終了の鐘が鳴ってもおかしくない、ナント!15度。

前回(前週)よりも一気に4度も下がっており、明らかに直前まで降り続けた雨の影響で川から流れ込む真水の量の多さを物語っていました。



こりゃ、厳しいね…

恐らく釣れん…

事前のデータに、更にプラスαで釣れない要素が積み上げられました。

下手すると、ネンブツダイも釣れんかもしれんね…

などと、家内と話しながら釣りを始めると、今度はトドメの雨が降り出します。

しかも、雨粒も大きく結構な雨量です。

如何にも雨雲通過中…的な雨の降り方で、短時間でザッと降っては止み、降っては止みを繰り返します。

気温は16度ですが、数日降り続いた雨の影響もあり、また雨雲も絶賛通過中。

湿度が地味に高く、上下カッパを着ると暑がりな私は地味に額に汗が…

釣れる要素もなく、風雨も地味に強く、まさにアラフィフのおっさんの一人罰ゲーム状態。

この日は雨が降り出してテンションが上がらない中、本当に帰ろうか悩み、念のため雨雲レーダーなど、気象の状況を確認すると…

これまた釣りの神様の意地悪で、30分もすれば雨雲は通り過ぎる予報になっていました。

30分…であれば、雨宿りをしつつ雨雲が通過するのを待つか…

車のリアゲートを屋根代わりに雨雲の通過を待ちながら釣りを続けました。

そうこうしているうちに、雨も弱まり釣りに専念出来そうな状況になった時、「これだけ地面がビショビショじゃ釣りのお供は来ないだろうな…どっかで雨宿りしているだろうな…」と思っていると、私の車の下に何やら怪しい影が…

ん??

あれは…

ナント!釣りのお供が雨宿りしていたのは私の車の下。

車の下からずっと私達の方を見ていました。

完全に雨が止みますが、まだ地面はビショビショです。

すると、右手左手、右足左足に付く水を足をプルプル振って飛ばしながらゆっくり私達の所へやってきました。

釣りのお供のキジトラ猫が登場した途端、「魚は寄せておいたから早く釣ってくれ…」と言わんばかりに、ネンブツダイが突然釣れ出します。



釣りのお供の指示通りに、ネンブツダイを釣って釣れたネンブツダイの大半はこの方の胃袋の中へ。



しばらく念仏ラッシュが続きましたが、その後アジが混じり始めます。



釣れ方としては、長潮らしく魚の活性は低くコンスタント…という流れではなく、時折釣れるという感じで、何とも締りのない釣れ方でした。

ネンブツダイもアジの食いも一旦止まり、今日はここまでか…と思っていると、今度はフグラッシュです。



テンションも上がらず、釣りをしようというモチベーションがどんどん下がっていきます。

しかし、本来猫が嫌う地面が濡れた状態にも関わらず、ずっと釣りのお供がそばから離れません。

現在良く遊びに来てくれる釣りのお供のキジトラ猫は、恐らく1歳~3歳くらいの若い猫だと思われ、とにかく食欲が半端ないです。

フグしか釣れない間も、ずっと魚をくれるのを健気に待っています。

この日は、この釣りのお供がそばに居てくれたお蔭で、朝まで釣りを続けられたと言っても過言ではありませんでした。

フグラッシュも終了し、再びネンブツダイ、アジが釣れ出すと、この日はこの1匹だけでしたがサバっ子がヒットします。



この時点で午前6時くらいで、非常に時間が経つのが遅く感じるダラダラした釣れ方で、ある程度は釣りのお供のお腹も満たされたので、帰り支度を始めようとしていました。

長潮という状況だけでも釣りにくいのに、トドメの海水温の低下は致命的でこれ以上北条湾内で釣りをしても、ほぼ100%この後劇的に釣れ出す…ということはなく、日の出まで様子を見たので6時半には撤収しようと思っていました。

釣りのお供が登場し、ネンブツダイが最初に釣れた時に、実はダメ元でネンブツダイを活餌に泳がせ釣りをしていました。

終始フィッシュイーターの気配は皆無で、サビキ釣りもご覧の感じです。

泳がせ釣りに使っている竿は、普段であれば大型の魚が掛かった際に、竿を持って行かれないようにロープを括り付けてあります。

釣れる要素が限りなくゼロに近い上に、雨で地面が濡れていることから、この日は泳がせ釣りの竿にロープを付けていませんでした。

それだけ私が釣れると思っていないと同時に、帰り支度を始めようとしていた時は、半ば泳がせ釣りをしていること自体忘れていました。

すると…

私はライブ配信が止まっていたので、ライブ配信を再開する作業を車の中でしていました。

ガシャン!

と、竿立てと竿が倒れる音が聞こえてきます。

なんだ…??

あぁぁ、風で倒れたのか…

そう思い、何の気なしに家内の方を見ると、竿を持ち合わせています。

ん??

魚??

何かヒットしたのか??

慌てて車から飛び出し、家内と交代します。

残念ながら、竿を持った瞬間にヒットした魚は分かりました。

以下の動画で、大物との駆け引きの一部始終がご覧頂けます。※

※私がライブ配信をしている時にご覧頂くと最新のライブ配信が表示されます。



ちなみに、この時間になっても釣りのお供は帰らず、ライブ配信の動画に映っています。w

走ることもなく、ただただ重く、強い引き…

忘れかけていた泳がせ釣りの活餌が力尽き、底に沈んでしまいそれを食ってきたものと思われます。

ヒットしたのは、尾まで入れると2mはあろうかというアカエイです。



去年アカエイのお蔭でタモ網の柄が3本折れました。

外道であるエイであっても、出来るだけ釣り針は外してリリースしてあげたいと思い、毎回なるべくタモですくい一度陸揚げして、引っ掛かっている釣り具は全て外してからリリースしており、エイを含めた他の大型の魚用も兼ねて現在は3種類のタモを持ち歩いているのですが、今回ばかりはタモではお話になりませんでした。

ギャフなど、魚自体を何かに引っ掛けて引き上げないとまず上げることは不可能でした。

さすがにギャフは持ち合わせていません。

船で沖合の堤防や島などに渡してもらったり、お金を払って確実に大物がヒットする釣りではなく、あくまで陸っぱりからの釣りですのでギャフまでは用意していません。w

魚のスレについて、前回の釣行記事でお話しさせて頂いたのですが、そのスレ対策と強化を目的に、泳がせ釣りの仕掛けを市販のものではなく自作することにしました。

そして、今回からその自作の泳がせ釣りの仕掛け第一弾を使ったのですが、想定以上の強度があることが分かり、それはそれでエイがヒットしてくれて良かったと思っています。

泳がせ釣りの仕掛けの強化…つまり強度も大事なんですが、やはりなんと言っても一番はスレ対策なので、スレに有効と判断出来ましたら、詳細をお話しさせて頂きます。

強度を持たせるだけであれば、基本は全ての糸を太くすれば良いのですが、それをやり過ぎると今度は糸が魚に見えてしまいスレに対しての対策になりません。

ある程度の強度は持たせつつ、魚にバレない仕掛けを試行錯誤中ですので、今しばらくお時間を下さい。

釣れない要素満載の釣行でしたが、最悪な状況の日に何も釣れないよりはマシかな…などと思いました。

翌日は筋肉痛、帰路の車内でも左手でビールを持つと腕がプルプルしてました。

今シーズンに入ってから、泳がせ釣りでの釣果はこれで2匹目ですが、最初がクロアナゴ…次がこれ…釣りの神様も意地が悪いです。w

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



お腹いっぱいになったのは、釣りのお供のキジトラ猫だけです。w

当然、人間用の魚料理はありません。

兄妹猫の朝食がかなり怪しい感じになってしまいました。



兄猫の新たな待ちのスタイルもそうなんですが、妹猫が嫌がらせのように焦げたアジの尾だけを残したのには、飼い主として爆笑でした。

何とか5月中に泳がせ釣りで1本上げたいのですが…思うようにいきません。w

まぁ、それが自然相手の釣りの醍醐味でもあるのですが…

この日のように、ここまで悪条件が重なることも珍しいので、当たり前ですが次回はもっと状況的には良いです。

潮回りは大潮、潮の動くタイミングが若干微妙ですが、個人的にはサビキ釣りを含め期待しています。

また、ご報告させて頂きます。

2023年5月14日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年5月14日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  エイ  アカエイ  釣り納め  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】ある意味北条湾らしい釣り納めでした(令和元年12月31日)

こんにちは。

今年は正月休みに入った後の釣行で、釣り納めに相応しい釣果が得られなかった事や、冬の北条湾のイワシの活性が上がる傾向が読み切れていないことなどから12/31の大晦日ではありますが、令和元年の釣り納めに行って来ました。

特に前回の記事でもお話し致しましたが、今年の冬のイワシ類の活性が上がるタイミングについては、確実な基準や条件などその傾向がほとんど分からず、今年で北条湾に毎週通い詰めて6年になる私も、勘を頼りに釣りに行っていたというのが正直なところです。

魚の活性が上がる要素はたくさんある上に、その魚種魚種によって何に一番影響されるのかも違い、中々簡単に解明し予測することは、やると意外と想像している以上に難しいものです。

どうしてこの暮れの押し迫った年末に、その傾向を読むために忙しなく釣りに行ったのかと申しますと、大潮、中潮、小潮、長潮、若潮の潮回りのサイクルは太陽、月、地球の位置関係によって10日から半月くらいのサイクルで回っており、キレイに一週間で翌週に同じ潮回りになることはありません。

仕事の都合上、私は一週間に1回程度釣りに行くのが限度であり、正月休みなどの連休でないと、1日2日の短い間隔で続けて釣りに行くことが難しいです。

海の魚の行動傾向を知る上で、この潮の動きを外して考えることは出来ず、根本的なところにまず潮(潮汐)の動きの影響があり、その上に暗い時間帯、明るい時間帯、薄暗い時間帯、海水温、潮通し、河川の有無(汽水域)、海底の地形等々が肉付けされ、更にそこに各々の魚の習性などが絡み魚種魚種の魚の動きが決まっていきます。

まずはとにもかくにも潮の動きが一番重要です。

そして、先にも申し上げました通り、潮回りのサイクルはキレイに一週間単位で回っておらず、通常は一週間後は全く異なる潮の動きになってしまいます。

つまり、短いスパンで、潮の動きが似通っている時に、明暗の違いや潮の動きが違うタイミングで、同じ道具で同じエサで、同じ場所で釣りをして魚の活性の上がり方を比較するしか、魚の活性が上がる傾向を読むことが出来ないのですが、仕事をしている都合上中々時間が許してくれません。

12/29と12/31jの潮汐の違い


上の画像は12/29と、釣り納めの12/31の潮見表を並べたものです。

一日を通して見ると、ほとんど同じ潮の動き方をしているのがお分かり頂けるかと思います。

赤丸の時間帯は、それぞれ実際に釣りをしていた時間帯です。

これが、一週間後と比較するとこんな感じになります。

12/29と1/5の潮見表


歴然と違うことがお分かり頂けると思います。

仮にこれで同じ時間帯に釣りに行ったとして、釣果に違いが出ても、その違いの根拠はなんだったのか…というのは中々断言出来る状況ではないと思います。

こういうことから、暮れの押し迫ったこのタイミングで忙しなく釣りに行き、何とか今シーズンの冬の北条湾のイワシ類の動きを読みたかったのですが、潮の動きが似通っていても、あまりの荒天に比較出来る状況ではありませんでした。



12/29の時点で潮云々ではなく、そもそも釣りに行けるのか…という雰囲気が出ていました。



12/30になると、ピンポイントで私が釣りに行こうと思っていた未明だけ風速2mと「おっ!釣りの神降臨?」という予報になります。

その後も、時間があれば天気予報を見ますが、風速が強くなっていたり弱まったりを繰り返し、結局風速は何mなんだ…と全く予想出来ない状況が続きます。

この日は先ほどの潮見表の赤丸の時間帯、3:30頃から釣りを始めようと思っていたので、午前1時半起床で自宅を出発します。

現地に着いて理解出来るのですが、自宅を出ると「荒天…?」の予報がウソのように風は全く無く無風。

おぉぉぉぉお!釣りの神が味方をしてくれたか…これならそれなりの釣り納めが出来るかな…と、期待に胸を膨らませ北条湾を目指します。

前回とは打って変わって大晦日の未明、「毎日、このくらい人がいなければ仕事も生活もし易いのにな…」と勝手なことを思うくらい人も車もいません。

保土ヶ谷バイパスも横浜横須賀道路も、三浦縦貫道も、R134も全く車がいない。

アホみたいにぶっ飛んだわけではありませんが、久しぶりに自宅から北条湾まで40分を切る勢いで軽快に走ります。

そして、R134と県道26号線がぶつかる交差点、「引橋」辺りに差し掛かると…

今まで無かった小枝や葉っぱ、ビニール袋などが道路に散乱しています。

ん??なんだ??風が強い??

北条湾到着直前に、釣りの神はお帰りになり、急に風が強くなり、良く見ると街路樹などの枝が大きく揺れているのが分かりました。

マジか…

木の揺れ方から見て、風速は4m~5mというレベルではない…

何となく車内の家内を見ると、いつもであればコックリコックリ船を漕いでいてもおかしくないのですが、目がガン開きで「まさか釣りするって言わないよな…」という無言の圧を感じます。

さすがの私も2日前に釣りに来ていることもあり、若干心が折れ掛かります。

とりあえず、ここまで来たので北条湾までは行ってみよう…と走り続け、北条湾に到着。

係留されている船が勢い良く岸にぶつかり軋む音、窓を閉めている車内でも聞こえる風切り音、飛び交うゴミ…

一応、様子見で北条湾を一周しますが、釣り人らしき人が3名ほどいましたが、釣りをしている…というより釣竿を持たされて何かの罰ゲームをしているような状況。

久しぶりに身の危険を感じるような強風でした。

車から降りて、なぜ自宅の内陸は風が無かったのかが分かります。



気温18度…南風だったんです。

関東圏は北風ですと、山から振り下ろされるようになるので、内陸であってもモロに風を受けますが、海から吹いて来る南風の場合、内陸だと風が弱まる傾向があります。

釣りの神も降臨し、天気予報は外れたかな…と思いましたが、そうは問屋が卸してくれませんでした。

「せっかく来たから少し釣りするか…」

間髪入れずに家内が…

「はぁ??釣りが出来る状況じゃないじゃん!」

普段釣りをしているような場所で釣りが出来る状況ではないので、この日は年末年始で帰港している大型船の真後ろに釣り座を構えます。

足場が悪いですが、少しでも風の影響を受けないことを優先しました。

道具もバケツとエサのアミコマセ以外出さずに、釣りを開始します。

そして、こんな日でも恒例の便意が…

私:お、お、おい、ちょっと、トイレ行って来るから竿持ってて。

家内:…

ブンむくれで飛ばされないように竿を掴みます。

トイレから戻ると…

「私は今日は釣りはやらん!!」

と、一言残し車の中へ消えて行きました。



まぁ、でも気持ちは分かります。

その後、一人荒れる海を眺めながら釣りをしますが、この日はさすがに海が荒れ過ぎ。

もう少し風速も弱く、北条湾のような湾の深部は波が穏やかであれば、海が荒れていることで静かな湾内に逃げ込んだ魚が釣れることはありますが、これだけ湾内が荒れるとまず風が弱まるまでは釣れません。



ただ、この日は大晦日で令和元年最終日、一応ダメ元でせっかく北条湾まで来た、気温が18度と高く寒くなかった…こんなことから、当初決めていた時間の6:40頃の日の出あたりまでは釣りをしてみようと思っていました。

悪条件下でも、やる事をやらなければそもそも釣れるものも釣れません。

ダメだと分かっていますが、サビキもチョイ投げも小まめにエサを付け替えます。

去年(2018年)の釣り納めは確か、天気も良くてそれなりに釣れたんだよな…

まぁ、自然相手で人間の思うようにならないとこがまた面白いんだけどな…

なんてことをボーッと考えていると…

チョイ投げの竿が大きく動きます。

どう考えても風の影響じゃない…これが魚なら結構デカイかも…と思いながら力いっぱい合わせます。

確実に何かがのり、小気味良い…とかいうレベルではなく、ずしりと重くグイグイ持って行きます。

後ほど貼る、ライブ配信動画①の方の「1:06:30」のタイムスタンプあたりでヒットするのですが、そもそも竿が釣り入門的に釣具店で売っている安い竿な上に、10年以上前に買った代物。

根元からいつ、バチコーンと折れてもおかしくない。

家内にタモを持って来てもらうのですが、竿が限界点を超えておりこれ以上曲がらないというところまで曲がっているので、傍から見ていると根掛かりしているように見え「本当に魚掛かってんの?根掛かり?」と言う始末。

しばらく格闘の後、ようやく魚が疲れてきて徐々に浮いてきます。

岸近くに来て、今度は必至に船の下に潜ろうとします。

しかし、ここで船の下に潜られれば私の負け。

限界点を超えた竿を労わりながら、大物と格闘し何とか足下まで手繰寄せ姿を見せた魚は…



北条湾名物、巨大なエイ(赤エイ)。

一応、こちらは画像ですが、北条湾は街灯があるので手元にライト類を置いていなかったので動画像共に見にくくてすみません。



タモに入らなかったので、リリースする前にこういう形で撮影しました。

私が常備しているタモ網の直系は60cmほどなのですが、ゆうにエイの横幅で60cmは超えており、恐らく横幅は80cm、頭から尾鰭で1mはあったんじゃないかと思います。

ちなみに、今回良く耐えてくれた釣り入門セットの竿はこちらです。

チョイ投げ用の竿


今シーズンはマダイやヘダイの釣果に貢献してくれました。

以前にお話ししたか記憶が曖昧なのですが、北条湾はエイがたくさんいます。

春、夏、秋などに北条湾に入ってくる大型魚を、サビキで釣れる青魚などの活餌で狙う場合は良くエイがヒットしてしまうのでご注意下さい。

また、梅雨前など、アナゴやマゴチ狙いで冷凍のキビナゴをエサにして、ぶっ込みで釣りをされる方がいらっしゃいますが、これは格好のエイの標的になります。

キビナゴを使うな…ということではなく、エイがいる事を留意し釣りをして下さい。

エイは非常にパワフルなので、ヒットすると竿を持っていかれることが多々あります。

ルアーなどにもエイは反応し食ってきますが、ご覧の通りの魚体なのでどうしても死んだ魚やイカ、タコなどの身、虫餌、小型魚の活餌などを使って釣りをする場合は特に留意して釣りをすることをお勧め致します。

エイと格闘している途中で、平べったい魚の引きだということは分かり、心の中で8割エイだ…と思いましたが、なんかの間違いでヒラメだったらな…いや、カレイでも良いや…などと思いながら手繰り寄せましたが、結果は予想通りエイでした。

食べられる魚をやはり釣りたかったですが、1m超えのエイを釣り入門の竿で仕留められたことや、エイとはいえ、あのエキサイティングな魚との格闘は楽しかったですし、良かったと思います。

北条湾で大物を狙うと必ず付いて回る外道のエイ。

ある意味、北条湾名物で、少し違う北条湾らしい釣り納めとなりました。

そして、さすがに撤収する頃は釣り人はおろか、普段散歩をしている地元の方などもおらず、全く人がいない北条湾でした。



こちらはこの日のライブ配信動画です。

ライブ配信動画①の「1:06:30」のタイムスタンプあたりでエイがヒットします。

宜しければご覧下さい。

ライブ配信動画①


ライブ配信動画②


令和元年のこの年も、ブログTwitterをご覧頂きありがとうございました。

来年も、皆様の少しでもお役に立てる情報をお伝えしていきたいと思っております。

新春の北条湾での釣り始めは、いつ行くかは決めておりませんが、数日以内に行くと思います。

皆様、良いお年をお迎え下さい。

そして、来年もよろしくお願い申し上げます。

また、ご報告させて頂きます。

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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