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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  ウルメイワシ  アジ  マアジ  押し寿司  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】久しぶりの大潮の北条湾長時間釣行…惨敗www (2020年11月1日)

こんにちは。

早いものでこの日から11月です。

ついこの間まで、「サビキ釣りのメインシーズンの夏が待ち遠しい…」「コロナで釣りに行く…行くな…」なんてことを言っていた気がしますが、気が付いたら寒さとの闘いになる季節になってきました。

この週末も、若干気温が低めの予報が出ていましたが、土日共に天候は晴れ、風も終日比較的穏やかで、且つ11/2の月曜日を挟んで飛び石連休という状況に、また北条湾釣り人でごった返すことが容易に想像出来ます。

オマケに気象の条件だけでなく、土日で言えば両日とも潮回りは大潮です。

未明から明け方は冷え込みが多少厳しくなったとしても、絶好の釣り日和と言って良い状況です。



コロナ以前は、こういった絶好の釣り日和だと心が躍り早く釣りに行きたくなりましたが、最近は「ハァ…また場所取り合戦から始めんのか…」と少し憂鬱になります。

とは言え、やはり釣り座は重要ですし、極論を言えば釣り座一つでその時の釣果にも差が出ることもあります。

前回の釣行時より混雑が予想されるので、異例の土曜日の23時起床で釣りに行くことにしました。

大潮だし、サッサと釣ってサッサと帰れば良いしな…とこの時は思っていたのですが…

気合いを入れて異例の土曜日の23時に寝坊することなく起床します。

前日に大半の釣り道具は車に積み込んであったので、早々に自宅を出発。

まだ、電車が動いている時間帯ということもあり、何となく忙しない感じの道路にいつもの釣りに行く時とは違う違和感を感じながら北条湾を目指します。

横浜横須賀道路を走っていても、「なんかいつもより車が多い気が…」…

そりゃそうです、いつもより2時間も早いスタートですから、最近はあまり走ることのない土曜日の深夜の道路に走り辛さを感じながら北条湾へ到着します。

さすがにこの時間なら釣り座も空いてるでしょ…大潮だしサッサと釣ってサッサと帰るか…と北条湾へ入って行くと…

ハトが豆鉄砲を食らったような状態で、目が点になります。

北条湾へ到着したのは、日付が変わって日曜日の午前1時前。

当たり前ですが、午前0時台です。

この時間で既に釣り座はほぼ満杯。

オマケに車を停めるスペースすらない。

この日は、すぐに確保したい釣り座も無かったことから、いつものように北条湾周辺を様子見でグルりと一周しますが、過去の記憶を辿っても10月にこんなに釣り人が居る北条湾を見たことがありませんでした。

素で呆気に取られましたし、冗談抜きで帰ろうか悩みました。

私の連休は暦通りなので、月曜日は仕事ですが11/3はお休みです。

11/3の火曜日に出直すか…しばし悩みますが、折角来たし…大潮だし…やっぱり釣りをして帰るか…と、唯一空いていたダイブセンターの前に釣り座を構えます。

早速釣りの準備に取り掛かりますが、何だかいつもの大潮らしくなく北条湾内が異様に静かです。

フィッシュイーターが激しく青魚や小魚を追い回す様子もなく、青魚の群れの波や波紋が出来ているわけでもありません。

先ほどから申し上げておりますように、この日は大潮。

この大潮というところに安堵し過ぎており、かなり高を括っていました。

小一時間もすれば活性も1回くらいは上がるだろ…



勝手に楽勝ムードで釣りを始めますが…活性が上がるどころかほとんど魚の気配を感じません。

今日、大潮だよな…と、潮見表を再確認するくらい低い魚の活性。

あまりの活性の低さに、アタリも無いので家内が周りの釣り人達の様子を伺いに行きます。

すると、サビキ釣りをしていると思われる釣り人の大半は、道具を釣り座に置いたまま車で仮眠をしている…と。

私も釣りをしながら小まめに周りの様子を伺いましたが、魚を釣っているような人は皆無でした。

この日は先週から始めたチョイ投げもやっていたのですが、たまにエサを確認するために仕掛けを巻き上げると、針に付けたアオイソメがキレイに最初に付けた状態で戻ってきます。

全く魚やその他の生物がエサを弄った形跡はありません。

この日は大潮ということもあり、胴付き仕掛けにオキアミでボラやアジ、良型の何がしかの根魚なんかを狙う目的で1本竿を出していました。

こちらもチョイ投げ同様、時折エサの確認で仕掛けを巻き上げますが、「あれっ!?俺、オキアミをアロンアルファで針にくっ付けたっけ??」というくらい全くオキアミに変化がありません。

この辺から大潮だから…と高を括っていた余裕は完全に吹き飛び焦りが出てきます。

こりゃ…サビキ、青魚云々じゃなくて、全体的に恐ろしく活性が低いぞ…

当然、アタリは皆無なので、ひたすら海を観察し続けます。



時折、ごく小さな何がしかの群れが表層付近で出す波紋が出来ます。

しかし、波紋が出来る頻度も少なく、出来る波紋も本当に小さなもので、今後活性が上がるような感じではありません。



しばらくすると、何がしかの魚であろうフィッシュイーターが北条湾内の群れを追い回しているのに気が付きます。

しかし、こちらもそもそもフィッシュイーターの動きが鈍く、本気で追い駆けているように見えません。

群れの近くをただ単に通っただけだったりで、何がしかの群れがビックリして逃げているだけです。

大型魚も青魚も北条湾内には居るんです…居るんですが、根魚なども含めて全ての魚に、まるで魚的ロックダウン…今は食事は一切禁止…的な御触れでも出ているのか…みたいな感じです。

この魚の活性が低い状況とは裏腹に、未明にも関わらず釣り人が次から次へと来るわ来るわ、釣り座が空いていないと分かると他の釣り場に向かい、この車と人の出入りの激しさにも若干疲れ、大潮で瞬殺で釣って帰る予定も御破算になり、かなり気が抜けて私には珍しく諦めモードでスマホを弄っていると…突然ガツン!と大きなアタリがきます。

釣れたのはアジマアジ)です。



アタリも皆無の中、寒空の下にいるのも可哀そうなので、家内は車に避難していたのですが、ほんの10分弱ですが突然アジの活性が上がります。

この動画を撮影している間にも、もう1本の竿にアジが掛かっていました。

家内に応援を頼み、アジを針から外し、次を入れるとすぐにアタリがくる…おぉぉぉぉ!待った甲斐があった、これでアジ爆釣れ!か?などと思っていると、10分も経たないうちにさっきの入れ食いはなんだったんだ…と、今までと同じ静かな北条湾に戻ってしまいました。



この日の唯一の実績のアジ頼みで、アジが釣れたタナを執拗に狙いますが、とうとうフグが寄ってしまいます。



完全にアジのタナにフグが寄っているので、深めのタナにサビキ仕掛けを落とすとこいつしか釣れません。

フグしか釣れない状況がしばらく続きますが、そんな中でも青魚らしく群れの小さな波紋は定期的に出ていました。

そして、胴付き仕掛けにトドメのこの方達が一荷で…



今日はもうダメだな…帰ろうかな…と悩みましたが、ここのところの釣行では、釣り開始から早い段階でそれなりの釣果が得られていたので、短時間釣行ばかりで朝マヅメや日の出までの釣りをしばらくしていませんでした。

この日は午前5時半頃に満潮の潮止まりで、日の出の時刻が午前6時頃です。

潮的な動きで活性が上がるとすれば午前4時半くらいまでが一つのポイントかな…と思っていました。

それで上がらなければマヅメ時から日の出まで。

秋以降の北条湾でのサビキ釣りの傾向の一つに、マヅメ時から日の出に掛けて、ウルメイワシの群れが北条湾に入って来ることが多々あります。

予想通り、マヅメ時にウルメイワシの群れが北条湾に入って来たと思われ、ようやくウルメイワシが釣れ始めます。



アタリはありますが、食いが浅く中々針掛かりしません。

そして、アジ同様にものの15分ほどで再びアタリが無くなります。

この日は、まるで魚達に食事禁止令が出ているかのような、魚達は食事をする気はあるのですが、食べちゃダメだって言うから食べられないんだ…みたいな感じの魚の動きでした。

大潮…というと、どうしても=で良く釣れる…という印象を持ちますが、だからこそ良く覚えているのですが、大潮の場合でも小潮や長潮、若潮よりも酷い状況になることが稀にあります。

私は潮見表で潮回りを見る時に月齢まで細かく見ていないので、あまりいい加減なことも言えないのですが、この月齢(周期)が関係しているのではないか…と思っています。

恐らくこの日を含めた月齢(周期)の大潮や中潮の日は、だいたい同じような動きを魚達がしているのではないか…と思います。

ただ、その月齢がいくつの時で、なぜそういう動きを魚がするのか…までは今のところ分かりませんが、外れの大潮の周期…とでも言うんでしょうか…

そして、この周期の時は、何日も魚達も食事をしないわけにはいきませんので、必ずどこかのタイミングで食事はするのですが、その活性が上がっている時間帯が異常に短いんです。

酷いと5分程度、長くても20分程度の活性の上がり方をして、それが数時間置きにチョコチョコある感じだと思います。

結果的に、この日は長時間釣りをしていた割に釣れた魚の数は、ブログ記事のタイトル通り、まさに惨敗と言って良い数です。

この日は状況を判断するために、敢えて日の出まで釣りをしましたが、正直申し上げて疲れただけで、アジが釣れた後、この後釣りを続けても無駄だろう…という最初の予想が当たっていました。

とはいえ、目の前で波紋が出来たり、フグやゴンズイなどであっても釣れると、もしやの期待をしてしまいますが…

今回は取り留めのないご報告になってしまいましたが、どういう大潮だと釣れないのか、またその大潮の時はなぜ今回のような動きを魚がするのかが分かっていないので、私の今までの勘的なお話しになってしまってすみません。

私はこの日のような大潮の日を「釣れない大潮」と勝手に呼んでいるのですが、そういう大潮の日があることを頭の片隅にでも置いといて頂ければと思います。

大潮は必ず釣れるわけではない…と。

青魚が居ないわけでもありません。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年11月1日 北条湾釣行 釣果


サイズ的にはまぁまぁなんですが、如何せん数が釣れませんでした。

こちらは釣れた魚種です。

2020年11月1日 北条湾釣行 釣れた魚種


上がアジ(マアジ)で下がウルメイワシです。

このウルメイワシは25cm弱あり、かなり脂がのっていました。

当初、アジが3匹だけしか釣れていなかった時は、全て我が家の兄妹猫の朝食にしようと思っていたのですが、ウルメイワシが釣れたことで、やはりアジと大きいウルメイワシは人間が食べよう…ということになり、粘ってあと数匹ウルメイワシを釣りたかったのですがダメでした。

仕方がないので、この日の我が家の兄妹猫の朝食は猫缶で量増しをし、焼いたウルメイワシを1匹ずつあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


あと3匹で良いので、ウルメイワシが釣れてくれれば猫缶の量増しは必要なかったのですが…

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


猫缶も含めこの日も残さず食べてくれました。



兄猫は催促を良くするのですが、ここまでうるさい催促は釣った魚を焼いた時だけなんです。



普段の猫缶の時のご飯ではここまで騒ぎません。

やはり、美味いんだと思います。

そして人間用はと言いますと、何とか押し寿司を1本作ることが出来ました。

ウルメイワシとアジの押し寿司


キレイにちょうど1本分の身が取れました。

アジもそれなりに脂はのり始めていますが、ウルメイワシは激ウマですね。

人間で言う内蔵脂肪的な脂を腸にたくさん溜めていました。

身も甘く非常に美味しかったです。

こちらはこの日のライブ配信動画ですが、無駄に長く釣れている場面はほとんどありません。

一応貼っておきますので、宜しければご覧下さい。



こちらは帰る時の北条湾の様子ですが、とにかく釣り人の数が尋常じゃありません。



前回のブログ記事でもお話し致しましたが、私は釣りから帰る途中の釣具店で、次週の釣り道具を購入しているのですが、先週はサビキ仕掛けがほとんどなく、そのお話しをさせて頂いたのですが、この日はナント!とうとうアミコマセのブロック(1キロ)が完売…

ちなみに帰りに寄っている釣具店は上州屋の鶴ヶ峰店です。

上州屋ですからね…それなりにストックはあるはずですが、ハッキリ言って今までアミコマセのブロックが売り切れ…なんて一度もありませんでした。

コロナ禍で釣りをする人が増えた…と耳にし、実際に北条湾でも釣り人の多さは実感していますが、ハッキリ言って異常と言って良い状態かと思います。

数年前は、10月ともなれば北条湾で釣りをする人などほとんどおらず、私と家内だけ…なんてことは良くありました。

釣りをする人が増えること自体は特に何も思いませんが、急激に変化が起こると何事もつきものなのがトラブルです。

北条湾は特にですが、駐車場があるわけでもなく、釣り座の面積に対して車を停めるスペースが圧倒的に足りません。

無用なトラブルに巻き込まれないよう、また起こさないよう十分ご注意下さい。

それでなくても世知辛い世の中です。

わざわざ釣りに行って、嫌な気分になって帰る必要はないと思います。

次週は小潮と潮回り的にはイマイチですが、頑張って釣りに行きたいと思います。

週を追う事に気温も下がっており、未明から明け方は一気に冷え込みます。

防寒対策は万全にしご釣行下さい。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】長潮の北条湾釣行・興味深い釣果となりました(2020年10月11日)

こんにちは。

この週は、週始めから台風14号が週末に関東に近付く予報が出ており、日を追う事に雨風も強くなり、週中の予報などを見るとドンピシャで土日に関東直撃コースだったので、早々に日曜日の釣行は諦めていました。

毎週金曜日に、その週末の天気や潮の動向をお伝えしておりますツイートも、この週は台風で釣りに行ける状況ではないと思っていたのでツイート致しませんでした。

ただ、万に一の可能性はあるので、一応土曜日の午後改めて天気予報を確認し、行けるようなら釣りに行くか…くらいで構えておりました。

週中から降り続く雨…場所によっては土砂崩れなども発生し、TVのニュースなどを観ているととても、釣り…という雰囲気ではありません。

土曜日の昼前に、釣りに行く気はゼロの状態で、念のため天気予報を詳しく確認します。

すると…「ハァ??」という進路を台風が辿っていることに気が付きます。

台風14号の進路


なんだ?忘れ物でもしたのか?

まるで、台風自身が台風の発生地点を目指し帰って行くかのような進路を辿っていました。



て…ことは…釣り?行ける?

慌てて天気や潮を改めて調べます。

釣りに行けるかも…ということでテンションMAXで鼻息荒くネットで天気などを検索。

しかし、台風が忘れ物を取りに帰ったといっても、そこは一応台風。

雨の可能性は低くなりましたが、強風だけは収まる気配がありません。

2020年10月11日 天気


ん…こればかりは致し方無しか…雨が降らないだけでもマシと思うか…と、潮を調べてみると…

2020年10月11日 潮見表


そうです…台風に気を取られていて忘れていましたが、日曜日の潮周りは長潮でした。

強風な上に長潮…この状況なら前回のような釣り座に困る状況にはならないものの、そもそも釣れるか分かりません。

やっぱ釣りに行くのは止めておくかな…4日間も雨が降り続き、かなりの量の真水が北条湾に流入していることも予想されます。

オマケに活性の上がりにくい長潮な上に強風。

9/18の釣行では、強風の中無理をして釣りに行き、思い切り撃沈されています。

午前1時起床で北条湾に出向き、風速9mと格闘しながら釣りをし、得た釣果は我が家の兄妹猫の朝食のみ…という惨憺たる結果に終わりました。

そして、前回の釣行時は釣り人の多さで釣り座が確保出来ず、30分ほど様子見の釣りをし、早々に帰路に着きましたが、後にブログやTwitterに頂いた釣果報告では、明け方辺りからマイワシ爆釣れ…という報告を多数頂きました。

俺もマイワシを釣りたい…

この一念だけで、ダメ元で釣りに行くことを決定します。

釣りに行く時間はいつも通り午前1時起床で予定します。

しかし、今回はそもそも強風で海も荒れ、潮回りも一番悪い状況、オマケに大量の降雨直後、どれを取っても釣れる要素はほぼ皆無なので、釣竿も私と家内の1本ずつとし、荷物は必要最小限で出掛けました。

北条湾に向かう途中の横浜横須賀道路でも、車が風に煽られ風の強さがヒシヒシと伝わってきます。

三浦縦貫道を降りると、今度は強風で飛ばされた木々が道路に散乱。

視覚でも身体でもとにかく風の強さを感じながら北条湾に到着します。

北条湾に到着すると、前回の釣り人の多さは何だったんだ…というくらい釣り人がいません。(当たり前ですが…w)

到着時は、製氷所の前に3組ほど釣り人がおり、私を含めて4組しかいませんでした。

悪いことは重なるもので、この悪条件下の中、よりによってこの日は北条湾の街灯が全て消灯。

真っ暗の中、いつものようにいわき丸さんの後方に釣り座を構えて釣りの準備に取り掛かります。



気温18度で風速は7mほどです。

普通に寒く、何とか釣れる要素を必死に探しますが、強風の風切り音がまるで帰れコールに聞こえてきそうな状況です。

私が使っている竿受けは、竿受けの仕様が南風(城ケ島側から吹く風)ではガッチリ竿をホールドしてくれるのですが、北風(山側から吹き下ろす風)の場合は非常にバランスを崩しやすく、良く強風で竿が飛ばされ海に落ちてしまいます。

これを家内に説明し、釣りを開始してもらうと…

第一投目でいきなり竿を飛ばされ海へ落とします。

お前…人の話、聞いてるか??

釣れる要素も見付けられないまま、状況はどんどん悪化の一途を辿る中で、味方に後方から援護射撃ではなく射殺された気分です。

何とか竿を救出し、家内に釣りを再開してもらうと、今度は真っ暗な中、竿を地面に置き何やらゴソゴソやっています。

竿を海に落とした次はなんだ?仕掛けでも絡まったか?

近付いて行くと…

ナント!良型のアジを釣り上げていました。



良いね!良いサイズだよ!

私も準備を整え釣りに参戦しますが、とにかく風が強く竿を置き竿にすることが出来ません。

長潮とは思えないくらいアジの活性は高く、サビキ仕掛けを投入するとすぐさまアタってくるのですが、とにかく風が強く竿が煽られ思うように合わせられません。

街灯が点いておらず、真っ暗なこともあり、アジが釣れても手際良く針から外せず、イラつくくらい非効率な釣りが続きました。

50分ほど、このアジの活性の高さは続きましたが、とにかく針掛かりさせるのが難しく、バラしが多かったです。



パタリとアジのアタリが止まりますが、あともう少し数を釣りたかったので粘っていると、今度はカタクチイワシがヒットします。



ハッキリ言ってアタリは全く分かりませんでした。

竿を上げたら付いていた…w

一歩間違えれば、真っ暗なのでコマセを付けて、再び海に投入していた…そんな感じです。w

あれだけ食ってきていたアジのアタリは一向になく、更に粘っていると今度はウルメイワシがヒットします。



その後、タナを上下させ探りますが、アジのアタリは皆無。

海底スレスレまで落とすと、魚の名前が判別出来ない、あまり北条湾では見たことのない魚が釣れます。



キントキダイの一種かな…ということはすぐに分かったのですが、正確な名称が分からなかったのでツイートでは申し上げませんでしたが、その後のツイートでもお話ししておりますが、恐らくチカメキントキという深海魚です。

当然、この日釣れたチカメキントキは幼魚です。



色合いなどはアカネキントキに酷似していましたが、鰭の具合からチカメキントキだと思われます。

恐らくこのチカメキントキは、ここ数日の強風で海が荒れ続けたので北条湾へ避難して来たものと思われます。

私は以前にお話しさせて頂いたことがありますが、仕事で魚市場に出入りしていたことがあるので、キントキダイ系の成魚は何度も見たことがありますが、その幼魚になるとやはり瞬時に判別は難しいです。

ちなみに「キントキ(金時)」とは、「赤(赤色)」を意味しており、成魚になると水深100m~400mくらいの深海で生活をします。

近いところですと、駿河湾などでは良く釣れ、良く獲れる魚です。

味は金目鯛などと良く似ています。

金目鯛などよりは市場での流通量が少ないので、やや値段は高めです。

個人的には、成魚の刺身がお勧めです。

そして、このチカメキントキが釣れた後は、完全にアタリも無くなったので、条件的にも粘っても無駄だと思われ、この日はここで納竿としました。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年10月11日 北条湾釣行 釣果


もう少し数が釣れて欲しかったですが、長潮で7mの強風の中ではまずまずかなと思いました。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2020年10月11日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からアジ、ウルメイワシ、カタクチイワシ(シコイワシ)、チカメキントキです。

チカメキントキに関しましては、先ほど申し上げましたように海が荒れたことで北条湾に避難していたと思われます。

また、北条湾で釣れたことに関して、近年の海水温の上昇とはあまり関係はないと思われます。

元々、キントキダイ系の魚は北~南まで分布の幅が広いです。

ただ、その中でもチカメキントキが一番北まで生息範囲を広げていると言われています。

そして、この日の注目はアジなんですが、先日頂いたコメントに返信した中で、10月は当たりの日に当たれば良型のアジが釣れます…と返信させて頂いたのですが、この日はその予想がドンピシャでした。

この日は結果的にはウルメイワシもカタクチイワシも釣れ、北条湾内にイワシ類の群れが居たと思われます。

これだけの強風で海が荒れ、潮回りも長潮とあっては通常では釣れなくて当たり前なんですが、なぜか北条湾ではそういった気象や潮の条件云々より、降雨時、または降雨後にアジとムツは食いが良くなることが多々あります。

アジは非常に神経質な魚なので、4日間降り続けた雨で、北条湾内の塩分濃度が下がったり、真水と海水で分離する層が出来たりすると食いが非常に渋くなります。

この日の場合、大量の雨(真水)が降ったとはいえ、強風で海が煽られ良い感じで北条湾内の海水がシャッフルされたものと思われます。

ここからは一個人の私の勝手な憶測です。

アジは元々神経質です。

ムツは元々深海魚なので、体格の割りに非常に大きな目を持っています。

北条湾は通常であれば、海水が淀み易い地形をしているので、非常に濁りにくく海が澄み易いです。

こうなると、神経質であったり、大きな目を持っていると、サビキ仕掛けなど通常自分達(アジやムツ)が食べているエサとの少しの違いも見分けられ、サビキ仕掛けのそばまで寄って来ても食い付きが悪くなります。

イワシやサバなどは、常に泳いでいる魚ですので、光の反射などに反応し瞬間的にエサ(針)を咥えます。

これは、逆に海が澄んでいた方が反射光などは遠方にも届き易く、活性が高い状態であればイワシやサバは良く針掛かりします。

一方、アジやムツは常に泳いでいる魚ではないので、反射的にエサに食い付くというより、臭いなどに誘われサビキ仕掛けのそばまでやって来て、サビキ針がエサだと思えば食い付きます。

この場合、海に多少の濁りがあったり、この日のように街灯も無く真っ暗ですと、アミコマセは夜間海中では蛍光の緑色を発色しますので、アジやムツはエサだと思い易いと言えると思います。

では、なぜこの日は1匹ずつとはいえ、ウルメイワシやカタクチイワシが釣れ、イワシ類の群れは北条湾内に居たと思われるのに、イワシ類はアジのように食ってこなかったのか…

これはアジやムツが神経質なのに対して、イワシ類やサバは臆病だからだと思われます。

飼っている犬や猫が雷の音に対して恐怖心を抱くのと同じで、この日のように強風で海が荒れ、平時の状態に海がない場合は、食事は控えとにかく安全と思う場所に身を隠すことを優先するからだと思われます。

アジやムツも同じとも言えますが、イワシは特にですが死ぬまで捕食される側の魚で常に敵に狙われながら一生を終えます。

こういったことも関係あるのではないか…と個人的には思っています。

理屈は一旦おいておいたとしても、北条湾では降雨時や降雨直後などにアジやムツが良く釣れる傾向があります。

更にこの日釣れたアジは、釣果の写真でお分かり頂けた方は、かなりのサビキストと拝察致しますが、実は2種類のアジが釣れています。

釣れた魚種…をご紹介した文でも、いつもであれば「アジ(マアジ)」と記載していますが、今回は「アジ」としか記載していません。

実はこの日釣れたアジは「マアジ」と「マルアジ」が釣れています。

マアジとマルアジの違い


上がマアジで下がマルアジです。

見た目ではマアジは金色に発色し、マルアジは青色に発色します。

体形もマアジは体高が高いの対して、マルアジは細長い体系をしています。

アジ特有の特徴の体側にあるゼイゴ(線のような鱗)も、マアジは背ビレ付近で急にカーブしているのに対し、マルアジはそのカーブが緩やかです。

マアジとマルアジの違い


そして最大の違いは、マルアジは尾の付け根に小さなトゲのような鰭があります。

マアジとマルアジの違い


見にくい場合は、画像を拡大してご覧下さい。(画像をクリック(タップ)すると最大サイズで表示されます)

楊枝で立てているのが、マルアジのトゲのような鰭です。

ちなみにマアジにはありません。

マアジとマルアジの違い


釣ったばかりですと、色合いで判断するのは難しいかもしれませんが、マルアジはアオアジとも呼ばれ金色(黄金色)に発色しないので良く分かります。

更に、マアジとマルアジは身の色や肉質にも若干違いがあります。

マアジとマルアジの違い


右の二枚がマアジで、左の二枚がマルアジです。

マアジの方が血合いの部分が多く身に締りがあります。

一方、マルアジは身が水っぽく血合いの部分が少ないです。

北条湾では、マルアジは毎年回って来るわけではありませんが、過去にも回って来た年がありました。

過去の例ですと、ムロアジやシマアジが回って来たこともあります。

例年ですと、10月頃にマアジの良型のサイズが概ね毎年釣れるのですが、今シーズンはマルアジも回って来ています。

最近好調のマイワシ同様に、北条湾へ釣行された場合はマアジ、マルアジのアジ釣りも楽しんでみて下さい。

そして、この日の我が家の兄妹猫の朝食は、前例が無いくらいに豪勢になりました。

ナント!チカメキントキとウルメイワシ、カタクチイワシ、マルアジのほぐし身です。

我が家の兄妹猫の朝食はチカメキントキ・ウルメイワシ・カタクチイワシ・マルアジのほぐし身


これは美味いですよ、間違いないです。w

我が家の兄妹猫の朝食はチカメキントキ・ウルメイワシ・カタクチイワシ・マルアジのほぐし身


チカメキントキの身をほぐしている時に、少しつまみ食いしましたが、本当に美味いです。

あと5匹、いやあと4匹で良いので良型のどちらかのアジが釣れてくれれば、チカメキントキは人間用になったのですが…

兄猫は相変わらず、妹猫にガンを飛ばされてますが、お皿に付いた小さな身もキレイに舐め取る食べっぷりでした。



さすがにこの日は手前味噌で恐縮ですが、「お前ら…俺に拾われて良かったな…」と心の中で思いました。w

そして、この日の人間用はと言いますと…

先日、実家で娘に会い「今、マイワシがいっぱい釣れるんだよ…」と話したら、押し寿司を作れ…と。

その話をした後は、釣り座が無い…そして、この日の釣果もマイワシではなくアジがメインとなり、運悪くまだマイワシの押し寿司は作れていないのですが、折角押し寿司を作る木枠を買ったので、マアジとマルアジの押し寿司を作ってみました。

押し寿司を作る木枠


マルアジは刺身系で食べるようでしたら、先ほども申し上げましたが、身がマアジより緩いので釣った後はすぐにクーラーなどで冷やし、調理中も氷水で冷やすことをお勧め致します。

マアジとマルアジの押し寿司


冷蔵庫に大葉があったので、大葉と一緒に作りましたが、文句なく絶品です。

マアジとマルアジですと、やはりマアジの方が味は上ですかね…

しかし、やはりそこは釣りたて、マルアジはマルアジで非常に美味しかったです。

この日の釣果で、写真の皿がもう一皿作れた感じです。

釣れた魚種もほぼ一種類な上に、料理の品数も一品なので、この日の北条湾定食はお休み致しました。

平時の時に北条湾に行ってみないと、今後もマイワシの釣果が好調なままかは分かりませんが、実績として今シーズンの秋の北条湾でのサビキ釣りは、イワシ類、アジ類共に非常に好調です。

早く次の釣りに行きたくて仕方がありません。w

来週は土日共に大潮です。

潮回り的には期待出来ます。

こちらはこの日のライブ配信動画ですが、如何せん北条湾の街灯が消えていたので暗くてほとんど分かりません。

一応、リンクは貼っておきますので、宜しければご覧下さい。



最後になりますが、コロナ禍の影響で釣りをする人が増えたことや、横浜港などでもアジや青魚の釣果が好調なこともあり、サビキ仕掛けの品薄状態が異常な感じで続いています。

私は毎回同じサビキ仕掛けが無くなる頃を見計らって20枚~30枚とまとめて注文して買っているのですが、8月2日に注文して納品されたのが、この週の土曜日の10月10日でした。

品薄状態のサビキ仕掛け


注文から納品までほぼ2ヶ月要してます。

メインでお使いのサビキ仕掛けが品薄な場合、まとめ買いをお勧め致します。

最初の納品までは時間を要するかもしれませんが、サビキ仕掛けは腐るものではないので、一度買っておけばいざ釣りに行く時にサビキ仕掛けが手に入らない…ということをなくなると思います。

特にサビキ釣りの場合、仕掛けが絡まり易くサビキ仕掛けの数を使ってしまう場合も多々あると思います。

次回は穏やかな状況中で釣りが出来ることを切に願っております。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】若潮でしたが依然マイワシ好調です!(2020年9月13日)

こんにちは。

この週は暑いとはいえ、ようやく幾分か気温が下がり始め、少しは秋の気配も感じられる週でした。

とくにかく暑かった今年の夏ですが、今年の冬はエルニーニョ現象の発生も示唆されており、秋が深まると一気に寒冬となり例年よりも寒い冬がやってくるかもしれません。



そんな中、この週もいつものように日曜日の未明に北条湾サビキ釣りに行って来ました。

この週は土曜日が終日雨の予報で、土曜日は長潮、日曜日は若潮と潮回りもちょうど入れ替わるタイミングに当たり、状況的には久しぶりにかなり厳しい状況でした。



条件的にはあまりない悪条件下ですが、前週の釣行ではかつてあまり見たことのないマイワシの大群が押し寄せ、マイワシ入れ食い爆釣れ!となりました。

サイズも大きく、スーパーなどで売っているマイワシに見劣りしない大きさで、お刺身を十分に堪能出来ました。

先にも申し上げた通り、この日は条件的には厳しかったですが、純粋に「あぁぁ…あのマイワシの刺身がもう一度食べたい…」

釣りに行く労力や魚を捌く手間など関係無しに、ただただ純粋に前回釣ったマイワシがもう一度食べたい…こんな思いだけで釣りに行きました。

年々その傾向は強くなってきていますが、雨が降れば豪雨、海水温も安定しないことなどから、前週に〇〇爆釣れ!入れ食い!という状況でも、翌週に行くと群れの「む」の字もおらず、前週のあの大群はなんだったんだ…という感じの事が多々あります。

オマケに、この日は前日の土曜日が豪雨ではないものの、雨の予報。

これが更に悪い方向に作用しなければ良いけど…それだけが心配でした。

この日もいつものように午前1時起床で、特に寝坊することもなく淡々と釣り道具を車に積み込み北条湾を目指します。

前夜まで雨が降っており、まだ道路の路面が濡れている状態でしたが、自宅を出発する前に見た雨雲レーダーでは神奈川県に掛かる雨雲は一切無く雨の心配はありません。

保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路と走る車の数も少なく軽快に飛ばします。

横浜横須賀道路の衣笠インターから三浦縦貫道に入りトンネルを抜けると…

少し離れた先に1台の車が走っています。

特に先行車がいるのはおかしなことではないのですが、何だか随分速度が遅い気が…

料金所手前で追い付き、「やけに遅いな…」と思うものの、まぁ、料金所だからお金の用意でもしてんのかな…と後に続きます。

料金所を抜け再び追い付くと…

道に迷っているのか時速30キロ強で走行…



ちなみに法定速度は60キロです。

道路の継ぎ目を渡る時のタイヤの音を聞いて頂くとダダン!とかの高速で走行している時の音ではなく、ダンダンと低速で乗り越えているような音がすると思います。

日曜日の真夜中…深夜2時…

先行車と私以外に走る車はいません…

釣り用に使っている家内の車は軽自動車なので通行料金は260円…

たかが260円…されど260円…

有料道路なのに速度は30キロ…

さすがに勘弁して欲しかったです。

まぁ、これで現地到着が1時間も2時間も遅れるわけではないのですがね…w

そんなハプニング?もありながら北条湾へ到着します。

いつものようにグルりと北条湾周辺を様子見で一周しますが、北条湾へ来る時の道の空き具合とは裏腹にこの日は北条湾に到着したのが午前2時半過ぎでしたが、製氷所周辺は既に釣り人がたくさんおり、ほぼほぼ釣り座は埋まっている感じでした。

以前、好んで釣り座を構えていた、いわき丸さんの前方辺りまでキレイに一定間隔で釣り人が釣り座を構えており、いわき丸さんの後方以降しか釣り座は空いていませんでした。

この日も最近好んで釣り座を構えている、いわき丸さんの後方に釣り座を構えます。

早速釣りの準備に取り掛かり、準備をしながら海の様子を伺いますが、恐らくイカと思われるフィッシュイーターが足下でアタックを繰り返しています。



足下に何がしかの青魚の大群が悠々と泳いでいるのですが、その群れに向かってしきりにアタックを繰り返していました。

動画内でボシャやピチャという音が入っていると思いますが、青魚の群れがイカに不意打ちをくらいビックリして海面から飛び出してしまった時の音です。

この日は先にも申し上げました通り、潮回りは若潮で潮の動き自体は鈍いです。

魚の釣れる良い条件があまり無い中、北条湾到着時はフィッシュイーターに青魚の群れが追われている…

更にもう一つ釣れない条件が増えました。

唯一良い条件と言えるのが、前日の雨でかなり気温も下がったのですが、北条湾へ流入※する川の真水も温度が低かったと思われます。

※北条湾は湾の深部に狭塚川という川が流れ込んでいます。

これの影響だと思われますが、海水温が前週より2度ほど下がりこの日は25度。



これは青魚にとっては一番活動が活発になる海水温です。

釣りの準備も終わり釣りを開始しますが、依然イカが足下でガンガン青魚の群れを追い回しています。

青魚の群れは気持ち悪いくらいの数の大群で泳いでいますが、この時のようにもの凄い数の青魚が足下を泳いでいても天敵に狙われている時はほとんどサビキ仕掛けには食って来ません。

釣りを開始した時の状況を少し整理しますと、まずこの日の潮回りは若潮です。

若潮の時は、もちろん潮汐はあるのですが、潮位に変化のある潮汐の時間帯でも、長い時間を掛けてゆっくり潮が動くため、魚達の活性が上がりにくく、上がったとしても上がっているのか上がっていないのか分かりにくい状況になり易いです。

そして、上記で申し上げましたように、釣り開始時にフィッシュイーターが青魚の群れを追い回しています。

仮にこの時に青魚の活性が上がっていたとしても、青魚自身が自らの食事を優先して自らが食べられてしまうのでは本末転倒ですので、当たり前ですが自らの食事よりも天敵から逃げることを優先します。

こういうことから、まず表層付近にいる魚の群れはサビキ仕掛けに食ってくることはありません。

ということは、あとは深めのタナにいる青魚を狙うしかありません。

しかし、これも深いタナにもフィッシュイーターがいる場合はお手上げですが、追う側は追うターゲットの逃げ場を無くしたいので、徐々に表層付近に青魚の群れごと浮いてきます。

もしくは、より狭い場所に追い込もうとします。

追う側にとって、深いタナでアタックするということは、追われる側に逃げ場を与えることになり、追う側にとってはデメリットしかないので、時間が多少掛かってもほぼ表層付近に浮いてきます。

こういうことから、釣り開始直後にこの日のように、海の中の状況を掴みにくい時は、まず深めのタナから攻めてみて下さい。

極論ですが、オモリが海底に着くくらいから始めて問題ないです。

2回~3回同じ場所にサビキ仕掛けを落としてアタリが無い場合は、その時お使いのサビキ仕掛けの長さの半分くらいのタナを上げ、また同じことを繰り返し表層付近までサビキ仕掛けを上げていきます。

表層付近に近付いたらまた最初から同じことを繰り返します。

アタリがあった場合は、そのタナに集中してサビキ仕掛けを落として下さい。

アタリが無い場合は、フィッシュイーターが足下から居なくなるまで続けてみて下さい。

この日は先ほどの動画のような状況で、完全に青魚の群れが表層付近に追い込まれていたので、恐らく深いタナにはフィッシュイーターはいないだろう…と最初から深めのタナに落とします。

ドンピシャで二投目でアジがきます。



二投目でアジがヒットするということは、釣りを開始した時点で青魚の活性は少なくても低くはありません。

続けて深めのタナを攻めていると、立て続けにヒットします。

まずはカタボシイワシです。



続いてウルメイワシ



ウルメイワシが釣れるということは、表層付近を大群でフィッシュイーターに追い回されていたのは、その姿形から恐らくウルメイワシの群れだと思われます。

そして、しばらく地味に一定間隔で釣れ続ける状況が続きます。

しかし、釣りに行く何日も前から期待していたマイワシは一向にヒットしません。

時折、釣れた瞬間に「おっ!!マイワシか!」と思う魚は全てカタボシイワシ

釣果的にもまだ寂しい感じの中、アタリも少なくなり「おいおい…このまま活性が下がって終了ってことはないよね…?」と思っていると…

強制終了させようとするヤツがヒットします。

激おこのクサフグです。



フグなりの精一杯の抵抗です。

そして、フグの祟りか、フグが釣れてから15分ほどですが、突然あれだけ派手に追い回してフィッシュイーターも居なくなり、魚の気配も完全に消えます。

当然アタリもピタリと止まりました。

うぉぉぉぉぉぉ…マジか…

マイワシどころか、若潮的な寂しい釣果で惨敗?

なんだかな…と、少し諦めムードになり掛けていたその時です…

竿先が海中に潜るくらい一気に真下に持っていく大きなアタリが!

おぉぉぉ!なんだ!!

待ち焦がれたマイワシがヒットします。



前週はかつてない感じのマイワシの寄り方でしたが、北条湾でのいつものマイワシの釣れ方ですと、マイワシは回遊範囲が広いので数を釣るのが難しいです。

続けて釣れてくれないと、前週のような釣果には結び付きません。

心配しながら早く次のアタリがきてくれ…と待っていると、この日は次が続いてくれました。



10分ほどですが、マイワシしか釣れない状況が続きます。

よーし!きたね!美味そうだね!!

その後もこのままマイワシ爆釣れ!が続くかと思いましたが、上記のツイート後更に10分ほどマイワシが釣れましたが、その後はほとんど釣れませんでした。



そして、ツイートにもありますが、入れ替わるようにウルメイワシが湧き始めます。

この時点ではイカは恐らく北条湾内から出て行ったと思われ、若干食いは渋いものの順調にウルメイワシが釣れ続けます。



この動画はフィッシュイーターがいなくなってから、純粋にウルメイワシが湧いている時のものです。

通常であれば、これだけ湧けば入れ食いになってもおかしくないのですが、若潮とあってなのかこの日は食いが非常に渋かったです。

かなりの数の大群だったので、どこかのタイミングで入れ食いになったかもしれませんが、どんどん食いが渋くなっていったので、もう少しマイワシの釣果が欲しかったですが、全体的に見ると捌くのが面倒な数を超えていたので、この日はここで納竿としました。

そして、この日は前日の土曜日が雨だったからなのか分かりませんが、GWやお盆休みバリに午前4時前あたりからもの凄い数の釣り人が押し寄せました。



このツイートは撤収時に撮影したものですが、釣り座が空いていない、車の駐車スペースがない、こういった時はどうしても釣りは早い者勝ちです。

無理に狭いスペースに駐車したり、狭い場所に割って入って釣り座を確保するなどは、無用なトラブルの元にもなります。

城ヶ島や三崎港周辺を探せば、北条湾同様に釣りが出来る場所はあります。

折角釣りに行って嫌な気分なるのもバカバカしいです。

駐車も釣り座も場所がない場合は他の釣り場を探すことをお勧め致します。

こちらは帰路の道中のドラレコの映像ですが、北条湾から延伸された三浦縦貫道に向かう途中、三崎街道(R134・県道26号線)の初声小学校入口交差点の右折信号が以前から気になっていたんですが、恐ろしく青の時間が短いんです。w



後々改善されるか、私は未明や早朝にしか通らないので、もしかすると日中は信号のタイミングが変わるのかもしれませんが、この短さだと、そもそも右折信号を設ける意味があるのか…という感じです。w

この時も右折レーンに入り右折直前までは50キロ以上のスピード進入しているのですが、あのタイミングで黄色に変わってしまいます。

右折信号が短いのが分かっているので、若干オーバースピードで進入して行ってあの感じです。

万が一、管轄の警察署の関係者の方がご覧頂きましたら、右折の青信号の時間を伸ばして頂ける事をご検討頂けますと幸いです。w

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年9月13日 北条湾釣行 釣果


こちらはこの日釣れた魚種です。

2020年9月13日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からマイワシ、カタボシイワシ、ウルメイワシ、アジ(マアジ)です。

ここで、最近北条湾で釣れるマイワシとアジについて少しお話しさせて頂きたいのですが、まずマイワシですが、体側に斑点の無いマイワシが釣れています。

マイワシは全てのマイワシの体側に斑点があるわけではなく、斑点が無い個体もいます。

体側に斑点があるマイワシと無いマイワシ


更に言えば斑点が二列になっているものなどもいますが、この斑点のある無しなどの違いが、なぜそうなるのかは詳しいことは分かっていません。

マイワシは斑点があるものが正常で、無いものは突然変異とかでもなく、斑点が無いマイワシという魚なんですが、厳密に言うとマイワシの中で更に種類が分かれるのかもしれません。

ただ、一つ言えるのは斑点がある個体と無い個体の場合、同じマイワシでも元々は別の場所で生活していた個体なんだと思います。

現に、今まで北条湾で釣れるマイワシの大半は体側に斑点があるものばかりでした。

ブログを書いていて、家内と話しをし、翌々考えると去年は何匹が釣ったことがあることを思い出しました。

何れにせよ、カタボシイワシ同様にここ数年で斑点の無いマイワシの個体が釣れるようになってきたということは、恐らく斑点の無いマイワシは元々南方で主に生活をしていた個体で、近年の海水温の上昇で北上してきたのではないかと思います。

特に味に違いなどはなく、至って両方共同じように調理して食べられますが、小さなことですが毎年釣れる魚の変化が目まぐるしいスピードで変化していると思います。

手で持つとカタボシイワシはゴツゴツとしているので、実際に釣り上げればすぐ分かりますが、斑点の無いマイワシは非常にカタボシイワシに似ていますので、釣った際は間違えないようにご注意下さい。

次はアジなんですが、釣れた魚種の写真のアジをご覧頂くと、この日(1ヶ月ほど前から)釣れたアジは以前北条湾で良く釣れたアジより体高が低いんです。

そして、若干黄色味(金色)が弱く青味掛かっています。

この色の違いだけを見るとマルアジ?と思ったのですが、ぜんご(稜鱗)の形や尾鰭の前にある小さな鰭(棘)が無いのでマルアジではなくマアジだと思います。

マルアジはアジ特有の体側にあるぜんご(稜鱗)の形状が直線的であり、上記しましたように尾鰭の付け根に小さな鰭(棘)があります。

そして、マアジにも二種類のマアジがおり、体高が高いマアジは回遊しないマアジで、釣れる場所の近海に居付いているマアジです。

今回釣れたマアジのように体高が低いマアジは回遊するマアジで時期を過ぎると釣れなくなります。

その他にも、マアジに似たアジですとキアジやクロアジなどがいます。

さすがにシマアジやムロアジは釣れれば違いはすぐに分かると思いますが、たかがアジされどアジでも結構種類がおり、本来は釣れるポイントが北条湾のような場所では釣れないので、今までは岸からサビキ釣り…などではお目に掛かれませんでしたが、近年の海水温の上昇などの海洋環境の変化で、今後は釣れることがあるかもしれません。

北条湾で良くアジを釣られていた方は、1ヶ月~2ヶ月ほど前まで釣れていたアジと、今今北条湾で釣れているアジの形が明らかに違うのがお分かり頂けると思います。

サイズも小さくなり、体高が低いです。

詳細に分類出来ないレベルで、同じ種類の魚でも住む環境などで微妙な違いがあります。

これを掘り下げて見ていくと、如何に早いスピードで海の中の状況が変化しており、釣りという観点で見ますと、今まで釣れなかった魚が如何に北条湾に寄って来ているかがお分かり頂けると思います。

ここ数年は毎年大なり小なり必ず今まで釣れなかった魚が釣れています。※

※逆もしかりで今まで釣れていた魚が釣れなくなっています。

こういった点も北条湾でのサビキ釣りの楽しみに加えて頂けますと、よりサビキ釣りの奥深さもお分かり頂け、サビキ釣り自体をお楽しみ頂けると思います。

少々話が逸れましたが、この日の我が家の兄妹猫の朝食は、一気にグレードが上がりマイワシとウルメイワシを丸のまま焼いたものです。

兄妹猫の朝食は釣りたてのマイワシとウルメイワシを焼いたもの


斑点の無いマイワシは斑点のあるマイワシより、若干サイズが小さいものが釣れているので、その中でもより小さい頭から丸ごと食べられそうなサイズのものを焼いてあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのマイワシとウルメイワシを焼いたもの


この日はいつになく催促が激しく、魚を焼いているグリルに猫パンチを炸裂させ、もう少しで火傷をするところでした。



それだけ美味いんだと思いますが、最近は魚を焼く時は要注意です。w

この日はマイワシの釣果がもう少し欲しかったですが、良い感じで魚種も豊富に釣れたので人間用は4品作ることが出来ました。

カタボシイワシはフライにしました。

背開きでカタボシイワシを卸します。

背開きにしたカタボシイワシ


頭を落とし、腸と中骨を取り除きます。

それに衣付けて、腹骨が残っているので普段揚げ物を作る時よりも、若干低めの温度でじっくり揚げていきます。

カタボシイワシのフライ


カタボシイワシのフライの完成です。

カタボシイワシは骨骨しいですが、身が絞まっており、若干生臭さがある魚なので刺身より煮物や焼き、揚げ物などにする方が美味しく頂けると思います。

次はアジとウルメイワシの南蛮漬けです。

まずはアジとウルメイワシの腸を取り除きます。

腸を取り除いたアジとウルメイワシ


これに小麦粉をまんべんなく付け油で揚げていきます。

釣れたアジとウルメイワシの大きさで油で揚げる時間は調節して下さい。

油で揚げてもアジやウルメイワシの頭が柔らかくなりそうもない場合は切り落として下さい。

小麦粉で揚げたアジとウルメイワシ


南蛮漬けの漬けダレを、酢:1/2カップ、砂糖:大さじ2、醤油:大さじ1、塩:小さじ2/3、水:4/1カップくらいの割合で作ります。

漬ける魚の数でタレの量は調節して下さい。

油で揚げたアジとウルメイワシを南蛮漬けの漬けダレに浸します。

浸けダレにアジとウルメイワシを浸す


時折、漬けている魚の向きを変え、両面をしっかり漬けダレに浸せばOKです。

時間は約10分くらいで大丈夫です。

漬けダレと一緒に付け合わせにする野菜(ニンジンやタマネギ・この日は青ネギを漬けました)を一緒に漬けると盛り付ける時に彩りも良くなります。

そして、完成したアジとウルメイワシの南蛮漬けがこちらです。

アジとウルメイワシの南蛮漬け


私はあまり酢の物が得意ではなく、家内がたまに買ってくるスーパーの総菜のアジの南蛮漬けはつまんでも1~2個程度なのですが、手前味噌で恐縮ですが激ウマです。w

釣った魚の料理に、アジが釣れても南蛮漬けがメニューに出て来なかったのも、そもそも酢の物が得意ではなかったからなのですが、次回以降恐らくたまに作ると思います。

釣りたてだとこんなに変わるものか…と改めて思いました。

次はマイワシの活け造りです。

この日釣れた最大サイズのものを数匹活け造りにしてみました。

マイワシの活け造り


少しずつ脂ものり始めているようで、25cmくらいのものは本当に甘味があり美味しいです。

こちらも激ウマでした。

最後は、前回とほぼ同じメニューで恐縮なのですが、やはり刺身が一番だと思うので、マイワシのタタキ丼を作りました。

マイワシのタタキ丼


この日は青じそとネギを一緒に叩き、酢飯の上に盛り付けましたが、何度食べても激ウマです。

釣りに行った労力と魚を捌く手間を掛けて良かったな…と思える一品ですね。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2020年9月13日 北条湾定食


品数もそれなりに出来て良かったと思います。

総括としましては、この日は前回の釣行時のように、数時間マイワシが入れ食いになることはありませんでしたが、例年よりは確実に長い時間北条湾内に留まっていると思います。

このタイミングを逃さず釣ればスーパーで売っているマイワシに見劣りしないサイズのマイワシが数釣れます。

食べることもそうですが、何と言ってもマイワシは他のイワシ類に比べて引きが強いです。

釣りそのものもかなり楽しめます。

恐らくもうしばらく、9月中はマイワシが好調な状態が続くのではないか…と予想しています。

ただ、マイワシは海水温や濁りなど、海の中の変化に他のイワシ類に比べて非常に敏感です。

この辺に変化が出てしまうと、北条湾内に入って来なくなる可能性は十分にあります。

あくまで私が住んでいる(横浜市旭区)地域の話ですが、かなりサビキ仕掛けが品薄の状態が続いています。

本ブログをご覧頂いていて、北条湾でマイワシが釣れない…という方がいらっしゃいましたら、サビキ仕掛けなどについても本ブログで解説させて頂いております。

そちらの記事なども、宜しければ参考にして頂き、ピンポイントで同じサビキ仕掛けではなくとも、それに近いサビキ仕掛けをお選び頂きチャレンジしてみて下さい。

マイワシはいろいろと神経質な上に、回遊範囲が広いので寄った時に一気に数を釣らないと中々大量に釣れません。

そのタイミングを逃さず、たくさん釣って美味しく食べて頂ければと思います。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

若潮らしく入れ食いとかにならずとも、コンスタントに一定間隔で釣れているのがお分かり頂けるかと思います。

あとは、普段より人通りが多く、かなり混み合っていたことなどもお分かり頂けるかと思います。

宜しければご覧下さい。



次回は4連休な上に、潮回りも良いタイミングなのですが、若干所用があり連休中に釣りに行けるか今のところハッキリしていません。

マイワシが寄っていることもあり、個人的には所用より釣りを優先したいくらいなのですが、今回ばかりはそうもいかない用事なので…

なるべく、どこかのタイミングで釣りに行き、レポートさせて頂きたいと思っております。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】朝マヅメに湧くカタクチイワシ…入れ食いでした(2020年8月13日)

こんにちは。

いよいよお盆突入ですね、皆様如何お過ごしでしょうか。

8/13からのお盆の4連休、この4日間で2回くらい釣りに行きたいな…と漠然と考えていました。

週間予報などで、お盆の4連休の天気や風をチェックしますが、これまた雨の心配も無さそうで風も比較的穏やかな日が続く予報です。

「毎週末、こんな天気が続けば釣りもし易いんだけどな…」

風を含めた天候は、釣りにとっては非常に理想的なんですが、4連休中の潮回りが最悪です。



潮回りのサイクルの末端の時期が、ちょうどドンピシャでお盆休みと被ります。

大潮、中潮、小潮はその時の月齢※によって日数に違いはありますが数日続きます。

※新月の時を零として計算した日数。

潮回りの変わり目の長潮、若潮は1回の潮回りのサイクルで1日ずつしかありません。

よりによってその1日ずつしかない長潮、若潮の日がお盆休みのど真ん中です。

潮の潮汐(潮の満ち引き)の大小は、太陽と地球と月の位置で変わります。

厳密に言うと少し違いますが、長潮が潮回りのサイクルの最終日、若潮が潮回りのサイクルの初日…という風に考えて頂いて、釣りに関しては問題ありません。

長潮は潮回りのサイクルが、若潮から始まり、大潮、中潮など太陽と月の引力の影響を最も受ける周期後、小潮となり徐々に太陽と月の引力の影響受けなくなる一番末端の潮回りです。

長潮はほとんど太陽と月の引力の影響を受けず、潮汐の変化もほぼ無く、潮回りの中では一番魚の活性が上がりにくい潮回りです。

長潮で一度リセットされ、今度は徐々に太陽と月の引力の影響を受ける周期に入る初日が若潮です。

「潮が若返る」という意味から「若潮」と呼ばれます。

若潮は、若潮の日になった午前0時に突然潮汐の変化が大きい状況になるかというと、当然そんなことはなく、あくまで徐々に…なので、概ね1日の中で2回ある潮止まりのタイミングの2回目の潮止まり以降は潮汐に変化が出ることが多く、若潮の日は2回目の潮止まり以降は魚の活性が上がり易くなることが多く、若潮の日の釣行はこのタイミング以降を狙って釣りに行かれることをお勧め致します。

若潮の翌日以降は大潮や中潮と潮汐の変化が大きく、魚の活性が上がり易い日がしばらく続きます。

約2週間に1回くらいのサイクルでしかやって来ない、潮も動きにくく魚の活性の上がるタイミングも読みにくい状況の日が、今年のお盆休みはドンピシャで当たってしまいました。

とはいえ、じゃぁ、お盆休みをズラすか…というわけにもいかず、取り敢えず長潮を避けるために、2回釣りに行く予定の1回目は、お盆休み初日の小潮の日に行って来ました。

私は前日は普通に仕事だったので、出来ればお盆休み2日目以降で行きたかったのですが、天気は変わることがあっても、潮回りだけは変わらないので仕方ありません。

いつものように午前1時起床で、午前5:36の干潮での潮止まりまで、且つ午前4:30頃の朝マヅメを狙ってこの日は釣りに行きました。

前回8/10(月)の釣行時の激混み具合は車の停めるスペースが無く、頓珍漢な場所に車を停めて地元に方に怒鳴られる方もおり、連休+コロナ禍で釣り人が多いことも予想され、釣り座等が気になりながら北条湾を目指しました。

そんな中、この日は8/10に開通した、三浦縦貫道の延伸部分の道路もどんな感じになったのか楽しみでした。



実際に走ってみると、延伸された現時点での終点から、R134の「初声小学校入口」という交差点までが、思いの外距離があり一瞬「こんなに距離があるのでは夜中だと時間的にはあまり変わらないかな…」と北条湾へ向かう未明はそう思いましたが、帰路である程度車も走っている状況で通ってみると、やはり圧倒的に信号の数が少ないことで今までより10分程度は早く横浜横須賀道路には乗れると思いました。



ただ、従来の三浦縦貫道の終点の林インターから「初声小学校入口」までショートカット出来るようになったのは良いのですが、帰路で横浜横須賀道路に向かう際のR134の「初声小学校入口」交差点の右折信号がビックリするくらい青の時間が短いんです。

日中も信号のタイミングが同じならこの場所は逆に渋滞しそうです。

土日祝祭日などの渋滞が解消される場所と、逆に渋滞が出来てしまう場所は今のところ見えていませんが、総体的に感じたのはR134と県道26号線が分かれる「引橋」の交差点の先まで延伸しないと慢性的な渋滞解消には至らず、ただ渋滞する場所が変わるだけのような気もします。

個人的には夜中や明け方しか通らないので、現状のままでも有難いとは思いますが…

キレイな新しい道路を走り、気分も新たに北条湾へ向かい、今までは自宅から北条湾まで40分ほど掛かっていましたが、この日は30分ほどで到着します。

いつものように北条湾へ入って行き、様子見でグルりと北条湾周辺を一周します。

製氷所付近の釣り座はそれなりに混み合っていましたが、想像していたほど釣り人はおらず、最近定番のいわき丸さんの後方にこの日も釣り座を構えます。

到着時は本当に「THE・無風」で、ここまで風が無い北条湾はかなり久しぶりな気がしました。

海もベタ凪で、海面の様子は非常に良く分かります。

早速釣りの準備に取り掛かりますが、準備をしながら海を眺めれば眺めるほど、風が無くベタ凪の海面が魚の活性の低さを物語っていました。



魚影こそ見えませんが、時折海面に波紋が出来、魚種までは分からずとも青魚の群れが北条湾内に居るのは分かります。

そして、何がしかのフィッシュイーターが居るのも分かります。

フィッシュイーターが居るから今日は食いが渋くなるな…とかではなく、両者ともに非常に動きが鈍い…

鈍いというか、やる気を感じない動きというか、無理矢理嫌々やらされている…みたいな雰囲気です。

のらりくらりと追うフィッシュイーター…

のらりくらりと逃げる青魚…

そんなにやる気が無いなら、動かなきゃ良いじゃん…と言いたくなるような動きです。

潮見表をご覧頂くとお分かり頂けると思いますが、潮汐も緩くのんべんだらりと動く感じの潮の動きです。

こりゃ、今日はいつ湧くか分からないし、下手すりゃ活性が上がらないかもな…と思いつつも、ここ最近の傾向からマヅメ時は少し期待出来るかな…という感じで気長に待つことにします。

しかし、そんな思いとは裏腹に2投目でアタリがきます。

ん??なんだ?

竿を上げて見ると、今日は釣れないから帰りましょう…と言われたような気分にしてくれるクサフグです。



嫌な予感…とか、テンションが…とか、そういう感じではなく、悪条件の中釣りに来なければ良かったかな…と根本的なところから後悔し始めます。

いや…今日こそボウズに近くなるかな…まぁ、でもこの状況ならブログをご覧頂いている皆様も理解してくれるだろう…

釣って帰って、料理をして食べる…そんなことは全てすっ飛ばし、釣り開始直後からブログの記事での言い訳を考え始めます。

目の前に魚が居るのは分かるのですが、釣れる気がしない…この日は釣り開始直後の海からそんな雰囲気しか感じませんでした。

前日は普通に仕事で若干寝不足なことや疲れもあり、かなり真剣に早く帰ることを考え始めると、ポツポツとアタリが出始めます。

まずはサバがヒットします。



続いてアジ



更にウルメイワシがきます。



しかし、サイズがイマイチな上に、この日は後が続きません。

こんな中途半端なサイズがチョロチョロ釣れてもな…

釣れないよりはマシですが、何となくテンションが上がりません。

オマケに無風で釣りはし易いですが、とにかく蒸し暑い。



超暑がりな私にはかなり厳しい湿度です。

釣り開始当初から、北条湾内にイカが入っていることは分かっていましたが、イカの動きは最初は非常に鈍かったのですが、若干イカの動きが活発になります。



しかし、イカの動きも青魚の動きも何かがおかしい…

活性が低くてサビキ仕掛けに食って来ないのとは何かが違う…そんなことに気付きます。



ツイートにワカシとありますが、確かにワカシサイズのフィッシュイーターもいましたが、もっと大きなサイズの大型魚が恐らくイカを狙っていたと思われます。

イカは若干活性が上がって青魚を追い回していたのではなく、この日はイカ自体が狙われていたのではないかと思います。

後にトド※レベルのボラも確認し、この日はかなりの数のイカや大型魚が北条湾内に入っていたと思われます。

※各地で呼び名は若干違いますが、関東では概ねオボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドと呼び名が変わります。最大でボラは80cmくらいまで成長しますが、50cm以上のものをトドと呼びます。「トド」は、これ以上大きくならない…ということから、結局行きつくところ…などを意味する「とどのつまり」の語源だと言われています。

イカが追われていることや、ボラを確認したことで幾分この日の青魚の不可解な行動が理解出来ました。

てことは、少しタナを落としてみるか…

海の中の状況がある程度読め、もしかしたら青魚の活性はそれなりに高いのでは…?と思い、3本全ての竿のサビキ仕掛けを一ヒロから半ヒロ※ほど深いタナに落としてみます。

※一ヒロは大人が両手の伸ばした長さ。

まさにドンピシャ。

予想通り、深いタナにサビキ仕掛けを落としたらガンガン食ってきます。

これに気付く20分~30分くらい前は、表層付近にはイカや何がしかの大型魚がおり、比較的深いタナにボラの群れがいたと思われ、上下で挟まれ完全に青魚の群れは散り散りになっていたと思われます。

確かに家内の竿に普通に竿先がクンクンと下に下がるアタリがあり、普通に青魚だと思った家内が竿持ち上げ竿を立てた瞬間物凄い勢いで一気に下に持っていかれ、不意を突かれた家内は成す術なく一瞬でハリスを切られました。

何がしかの大型魚が深いタナにいることは分かっていましたが、恐らくこの時食ってきたのがボラであり、目視でボラを確認した時は表層付近にボラが浮いてきた時で、青魚達は全て深いタナに逃げたと思われます。

その後、ボラは日の出頃まで表層付近を泳ぎ続け時折ジャンプしていました。

この日は海面上では分かりにくかっただけで、かなりの数、種類のフィッシュイーターや大型魚が北条湾内に入って来ており、複合的にフィッシュイーターや大型魚の影響を受けていたため、青魚の活性は決して低くはないもののサビキ仕掛けに食ってこなかったと思われます。

サビキ仕掛けを深めに落とし、それなりにアタリが出てきてほどなくしてマヅメ時を迎えます。

徐々に北条湾内からフィッシュイーターや大型魚が出て行き、入れ替わるようにカタクチイワシの群れが北条湾に入って来ました。

最初は湾中央部に集結し岸には近寄って来ません。



10分も経たないうちに、カタクチイワシの数がどんどん増え、足元でもの凄い数のカタクチイワシが湧き始めます。



こうなればアホでも釣れる状況になります。

湧いている魚種が判明します。



こうなると放って置いてもこうなります。



前回同様、この日もマヅメ時から日の出までの30分ほどで一気に釣った感じです。

久しぶりにメバルの釣果も確認出来ました。



結果的にカタクチイワシが湧く前に、サビキ仕掛けのタナを落とすことで、ある程度釣れていたこともあり、撤収時はまだカタクチイワシは入れ食い状態でしたが、日の出を迎えたので予定通り撤収しました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年8月13日 北条湾釣行 釣果


ぶっちゃけ、前回(8/10)の釣行後のカタクチイワシの天ぷらが食べ切れておらず、あまりアホみたいに数を釣っても大人2人と猫2匹では限界があるのでかなり釣る数をセーブしました。

釣ろうと思えば、もっと釣れる状況でした。

そして、こちらはこの日釣れた魚種です。

2020年8月13日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からサバ(マサバ)、ウルメイワシアジ(マアジ)、カタクチイワシ(シコイワシ)です。

前回よりサバは釣れましたが、この日もゴマサバの釣果は確認出来ず、ゴマサバは完全に北条湾から離れ、マサバに関しても数は徐々に減っていると感じました。

恐らく8月中に大半のマサバも北条湾を離れると思われます。

前回の釣行後から、「小サバ処理部隊」の任を解かれた我が家の兄妹猫の朝食ですが、今回はウルメイワシ中心にカタクチイワシと共に、丸のまま焼いてあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシとカタクチイワシを焼いたもの


腸も取り除かず、焼いたカタクチイワシとウルメイワシを適当な大きさに手でちぎってあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシとカタクチイワシを焼いたもの


やはり、サバよりイワシ系の方が美味しいのか、妹猫は立ったまま、兄猫はガッツき過ぎて「エホッ!」とむせてました。



食べる勢いも、明らかにサバより早い…というか、ガッツきます。

見ているだけで、やっぱ美味いんだろうな…と感じます。

そして、人間用はと言いますと、今回は家内のリクエストがあったので、20cm弱のサイズのウルメイワシとサバはタタキにしました。

サバとウルメイワシを三枚に卸します。

三枚に卸したサバとウルメイワシ


三枚に卸したサバとウルメイワシを適当な大きさに切り、ネギと一緒に叩きます。

ネギと魚の身が程よく合わさったら必要以上に叩かず粗目の状態でも骨は気になりません。(腹骨は取り除きます)

酢飯の上に盛り付けて、サバとウルメイワシのタタキ丼の完成です。

サバとウルメイワシのタタキ丼


サバの生食は自己責任でお願いしたいですが、そろそろサバも太り始めたので程良く脂がのっており絶品です。

次はカタクチイワシと10cn強のサイズのウルメイワシですが、こちらは今回は頭から丸ごとフライにしました。

と、その前に、今今北条湾で釣れるカタクチイワシですが、ほぼ全ての個体が卵か白子を持っています。

こちらは卵を持った個体(メス)です。

卵を持ったカタクチイワシ


そしてこちらは白子を持った個体(オス)です。

白子を持ったカタクチイワシ


そもそもイワシ類の生態や産卵場所を含む、産卵関連の事柄について、まだ良く分かっていないことが多くあります。

特に産卵場所に関しては、各地域、地域で条件などはある程度解明されているものの、場所に関してはほとんど特定出来ていません。

近年、関東近海でシラス漁の不漁が叫ばれていますが、シラスが獲れない=シラス(カタクチイワシの稚魚)が減少ではありません。

海水温の上昇や、黒潮の蛇行等々、海の中の状況の変化に伴い、今まで産卵していた場所で産卵しなくなった…ということだと思います。

もちろん、10年ほど前は子持ちのイワシ類が沿岸で釣れることはありませんでした。

ここ数年、私が勝手に呼んでいるイワシ御三家(マイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシ)が卵を持って北条湾へやって来るようになりました。

イワシ類は基本的には近海では産卵せず、外海で産卵するので産卵の時は北条湾を離れると思いますが、これもハッキリは言い切れません。

当たり前の話ですが、魚を含む動物達は、過去の行動様式に捉われず、自分達が生活する環境の変化に柔軟に対応していかなければ生き残れません。

それだけ、環境の変化が目まぐるしいとも言えると思いますが、近年は過去の経験則が全く役に立たず、驚くようなことが毎年何がしか起こります。

今シーズンなどでは、過去に例が無いほどムツが北条湾に長居しました。

カタボシイワシが通年を通して、定期的に産卵をしに北条湾へやって来ます。

時期にズレはあるものの、所謂イワシ御三家のイワシ達が卵を持って産卵前に北条湾へやってきます。

産卵をしたり、産卵をする前に体力を付けるために多くの魚達が北条湾へやって来ることは、それだけ北条湾は魚達にとって格好の良い餌場なんだと思います。

もしかすると、今回のカタクチイワシも、実は産卵場所が北条湾のすぐ近くの海域で、そのうち岸から網でシラスがすくえる…なんて日も来るかもしれません。

何れにせよ、魚達から見て、魅力的な場所であるからこそ、多くの種類の魚が集まり、結果的に多くの種類の魚を釣ることが出来ていると思います。

これから先も、どんな魚が集まり、どんな魚が釣れるか、個人的には非常に楽しみであり、ワクワクします。

そして、カタクチイワシとウルメイワシのフライですが、こんな感じになりました。

ウルメイワシとカタクチイワシのフライ


腸だけ取り除き、頭から丸ごとフライにしました。

今回はお盆休みということもあり、このフライをパンに挟んで、カタクチイワシとウルメイワシのフィレオサンドも作ってみました。

ウルメイワシとカタクチイワシのフィレオサンド


私も家内もパンが好きなので、たまに作るのですが、お子様には喜んで頂けるメニューの一つで、頭から丸ごとフライにしてありますので、カルシウム不足も補えるかと思います。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2020年8月13日 北条湾定食


少々パンがアンバランスですが、そこはご容赦下さい。w

カタクチイワシはいつ産卵するのか、産卵後はどこへ行くのか…で大きく変わってしまいますが、しばらくは北条湾におりマヅメ時を中心に狙えるかと思います。

私は毎回未明に釣りをすることが多く、私自身が完全な日中にほとんど釣りをしないので、あまりいい加減なことも言えませんが、日の出後から日没まででもカタクチイワシが湧くと思います。

産卵前で体力を付けるために、かなりの数の群れで一気に爆食いします。

湧けばほぼ入れ食いになると思いますので、たくさん釣って美味しく召し上がって頂ければと思います。

また、カタクチイワシは釣れた魚種をご紹介しております写真を見てもお分かり頂ける通り、身体のサイズの割りにかなり口が大きな魚です。

サビキ仕掛けの針は、最低でも5号以上のものをお使い下さい。

あまり針のサイズが小さいと針掛かりしにくく、バラし易くなります。

残りのお盆休み中にあと1回は釣りに行きたいと思っていますが、いつ行くかは検討中です。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

明け方のマヅメ時に、どのくらいの明るさで入れ食いになってくるのか等、お分かり頂けると思います。

宜しければご覧下さい。



次回は、ここのところお盆休みで普段以上に釣りに行けているので、北条湾内にイカが入って来ていたら、活餌でイカも試してみようと思っています。

イカ以外のフィッシュイーターが入って来ていても、活餌で狙ってみたいと思います。

皆様にフィッシュイーターの釣果もご報告出来るよう頑張ります。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】カタボシイワシ再到来!BIGなマイワシもGET!(2020年7月19日)

こんにちは。

もうかれこれ数週間、あまり位置が変わらずずっと停滞している前線による雨で、前々回(7/12)の釣行は海の濁りや大量の真水の流入に翻弄され、予想も外れミスも連発し、かなり悲惨な釣果となってしまいました。

7/14(火)に上司より連絡があり、コロナの影響で7/15(水)が急遽仕事がお休みになりました。

土日祝祭日休みの私にはあまりない平日のお休み。

これは7/12(日)のリベンジをせねばなるまい…と、久しぶりのボッチ釣行釣りに行きました。

しかし、ピンポイントで潮の動きがほとんど無い、長潮の潮回りでリベンジなるか…というところでしたが、何とかリベンジに成功し、次回釣行予定の7/19(日)の大潮での釣行を待ち遠しく待っていました。

週末から週明けに掛けての、どこかのタイミングで梅雨明けになるかも…的な天気予報もあり、ようやく前線もどこかへ移動し、雨や風の影響を受けながらの釣りから解放されるな…と喜ぶのも束の間、梅雨明けは週明け以降の予報に変わります。

オマケに、釣行予定の日曜日は梅雨明け前の最後の雨になる…的なことを天気予報が言い始めます。

約3週間、ほぼ1日の中のどこかで必ず雨が降るような、完全に傘が手放せない日が続き、いい加減ウンザリしていました。

何とか釣りに行く日曜日の未明は雨が降らないで欲しい…そんなことを祈りながら、梅雨明け前の最後の雨を念頭に、念には念を入れ雨対策をします。

今までは、多少雨が降り続こうが、北条湾サビキ釣りをする際に、特に雨対策はしたことがありませんでした。

雨量の多い雨が降って濁りなどが出ることはあっても、そこまで酷い濁りにはならず、釣りをする際にタナに気を付けたり、釣り座を変える程度で、特に釣果に大きな差は出なかったためです。

しかし、今年は違いました。

去年などは、巨大台風で水害があちこちで起こりましたが、今年は前線が停滞することで水害が発生しました。

そして、この前線が日本列島に沿うような形で停滞し、関東圏にもそれなりにまとまった雨を降らせました。

関東での台風の場合、巨大であっても長くても2日もあれば、台風自体が去って行くか、勢力が弱まり温帯低気圧などに変わり、最後は消滅してしまいます。

インパクトとしては、やはり台風の方があり、印象にも残り易いですが、厄介なのは今年の前線が停滞する方が厄介だと思います。

同じ場所に数週間前線が停滞し、次から次へ雨雲が発生し雨を降らせ続けます。

7/12(日)の釣果が悲惨だった時の北条湾など、海は濁りというレベルではなくほぼ泥水。



小さなバケツに海水を汲んでも、バケツの底が見えないくらいの濁りです。

更に大量の雨水が北条湾へ流入したことにより、北条湾内の塩分濃度がかなり下がり低塩分状態が続く上に、表層付近では真水と海水が分離していたと思われます。

7/12(日)の釣行時は、いわき丸さんの後方に私は釣り座を構えていましたが、ちょうどいわき丸さんの漁船の辺りを境に、それより北条湾の深部側には、ほとんど青魚の群れが回遊していませんでした。

厳密に言うと、回遊していなかったのではなく、塩分濃度が低過ぎたり、海水温が低過ぎて行けなかったのだと思います。

こうなってくると、今まで北条湾でやっていた釣り方では、もう太刀打ち出来ません。

7/12(日)の釣りからの帰りの道中、いろいろ対策を考えてみました。

そして、その考えた対策を、7/15(水)の釣行時とこの日の釣行で試しましたので、後ほど詳しくご説明致します。

少々この日の釣行と関係ない話が長くなってしまいましたが、雨の降り方が100年に一度…とか、50年に一度などの表現を使うレベルで、今年だけのお話ではなく、今後は毎年梅雨と台風の時期は、雨対策をしたサビキ釣りをしていかなけば釣果に結び付けられないだろうな…と思いました。

この日の釣りの話に入ります。

釣りに行く予定は、いつもの日曜日の未明を予定しておりましたが、天気や風が何とも微妙な感じです。



これは、その週の週末の潮や天気の状況をお伝えしておりますツイートですが、金曜日に毎回ツイートしており、日曜日の釣行時までには天気がガラッと変わってしまうこともあります。

案の定、数時間置きにどんどん予報が変わり、天気が雨になったり曇りになったり、風が強くなったり弱くなったりを繰り返していました。

釣りに行く前夜、就寝前に確認した際は、日曜日の午前3時頃は雨の予報となっていましたが、小雨の予報で風も4mほどだったので、釣りに行く事を決定し床に就きます。

そして、この日一番懸念されたのが、金曜日から土曜日のお昼頃までそれなりの雨量で降り続いた雨。

金曜日以前も、毎日1日の中のどこかで雨が降っており、そこにきてのほぼ1日半以上続いた雨。

この影響が、北条湾にどう出ているか一番気掛かりでした。

いつものように午前1時起床で自宅を出発。

自宅を出る時に、最後に確認した天気予報ですと、午前3時頃が曇り、午前6時頃には雨が降る予報でした。

この日の未明の潮止まりは午前2:51の満潮の潮止まりです。

午前3時から日の出の午前4時半頃までを勝負の時間と決め、一路北条湾を目指します。

午前2時半過ぎに北条湾に到着。

様子見で北条湾周辺をグルりと一周しますが、あまり天気が良くない割りにはかなりの数の釣り人がいました。

釣り座にもあまり余裕が無かったので、この日はいわき丸さんの後方に釣り座を構えます。

そして、普段は釣りの準備をする前にはやらないのですが、この日は釣り道具を降ろす前にバケツに海水を汲み、濁り具合を確認します。

7/12(日)の釣行時のような泥水とまではいかないものの、北条湾にしてはかなり濁りがあります。

そして、次は海水の温度を計ります。

雨により大量の雨水が北条湾内に流れ込むと、一時的に北条湾内の海水温が極端に下がることがあります。

これも魚の動きを鈍くする要素で、濁りが強く海水温が20度を下回っていたら、もう少し製氷所寄りに釣り座を移動しようと思っていました。



海水温は雨水の影響を然程受けていないのか21度。

これで、この場所で釣りをすることを確定し、車から釣り道具を降ろし釣りの準備に取り掛かります。

この日は大潮なので、通常であれば表層付近に青魚の群れが集まり、海面に波紋などが出来ていてもおかしくありません。

しかし、この日は濁りや大量に流入した雨水の影響か、表層付近には魚の気配を感じません。

釣りの準備をしながら海の中を覗き込むと、やや深めの層に何やらかなり大きなサイズの魚の群れが泳いでいるのが分かりました。

食ってくるかは分からないけど…魚はいる…

家内の竿を準備し釣りを開始してもらいます。

すると、第一投目からサバがヒット。



活性は低くないけど、さっき見た魚影はこいつじゃない…

さっきのデカイ魚はなんだ?

取り敢えず、私の竿も準備し、竿の世話は家内に任せてライブ配信や「釣りを開始します…」のツイートの準備に取り掛かります。

すると家内が一人で何やら竿持ってウロウロしています。

良く見ると、かなり竿がしなっており何かが掛かっています。

慌てて近寄ると結構デカそう…

タモいるか?

たぶん平気…

一気に引き抜き釣り上げたのがこちら。

なんと梅雨前に北条湾を離れたカタボシイワシが再到来!



こいつか…さっきの群れの正体は…

カタボシイワシは20cm以下ですと、サッパに良く似た魚で小骨が多く薄べったい魚なので、あまり嬉しくないですが、この日のカタボシイワシは30cm級。

元々身は美味しい魚なので、家内にジャンジャン釣れ…と一言残し再び諸々の準備に戻ります。

3本の竿に翻弄されながら、良いペースでカタボシイワシサバを釣り上げていました。

準備も終わり釣りに加わろうと家内の所に行くと…

家内の竿にアタリが!

勢い良く合わせます…が…

スポンッ!と海中からサビキ仕掛けが飛び出し、宙を舞っています。

カタボシイワシだと思って大きく合わせたら、お呼びでないクサフグでした。



フグは海にお帰り頂き、次にヒットしたのがアジ



アジはカタボシイワシとサバに飽きた家内が、かなり深めのタナにサビキ仕掛けを落としたらきました。

この日は正味40分くらいでしたが、入れ食いになりそんな中で一番驚いたのがこのマイワシ



結果として釣れたのは2匹でしたが、何と言ってもサイズが30cm弱。

本来、このサイズのマイワシですと、もう少し太っているのですが、北条湾で釣れるマイワシはなぜか痩せている個体が多いんです。

釣り上げた瞬間は、あまりに細長くて何の魚か一瞬判別出来ませんでした。

この日は午前3時過ぎから40分ほど入れ食い状態が続きました。



パタリとアタリが無くなり、帰ろうか悩み始めます。

本当は、マヅメ時にウルメイワシやカマス、もっと言えばワカシなんかが来ないか、釣りを続けたかったのですが、当初の天気予報ではこの後雨の予報な上に、この日は釣れた魚のサイズが大きいものが多く、これ以上釣っても帰宅後に魚を捌くのが大変なので撤収することにしました。

そして、大量の雨水(真水)が北条湾に流入した際や、濁りが酷い時の対策ですが、以下のサビキ仕掛けを検証してみました。

濁りが酷い時に有効なサビキ仕掛け

濁りが酷い時に有効なサビキ仕掛け


シラススキンのサビキ仕掛けは、以前から北条湾で通常時のサビキ釣りでも使っておりますが、今回はサバ皮のサビキ仕掛けも使ってみました。

このサバ皮のサビキ仕掛けは、サバ皮はどうでも良くて、これに青魚はほとんど反応しません。

重要なのは、サバ皮と一緒に付いている細いラメ入りのビニールです。

余談なのですが、私は以前自動車の鈑金塗装をやっていたことがあって、パールやラメの入った塗装の場合、パールやラメを吹き付ける角度で反射する色が変わったり、どういう風に反射するか変わったりします。

キャンディーという塗装方法があって、これも目の粗いラメを吹き付け、クリアを何度かに分けて厚めに吹き付けることで、ラメが立体的に見えたりする塗装方法です。

サビキ釣りでの、反射に関しての考えやアイディアは、実は塗装からきています。

魚になったつもりで、どの角度からどういう色の、どのくらいの強さの反射に一番反応するか試し、効果のあったものを更に検証したりしています。

今回、この数週間停滞した前線のお蔭で、かつてないほど北条湾が濁りました。

また、大量の雨水で塩分濃度の不安定な状態が続きました。

一時的に大量に雨水が北条湾に流入しても、北条湾は流れが緩やかとはいえ、沼ではないので毎日大小あれど最低でも潮汐による湾内の海水の流れが発生します。

しかし、その時々の潮回りでたくさんの海水が動く日もあれば、動きがほとんどない時もあります。

たくさん海水が動く日に、大量の雨水が流入しても然程影響は受けないかもしれませんが、海水の動きがほとんどない時に大量の雨水が流入すれば影響は大きくなります。

塩水と真水は放って置くと分離します。

当然、海でも同じことが起こるのですが、大小あれど常に海水は動いています。

これにより、何れは混ざり合うのですが、流入する雨水の量と潮汐などで動く海水の動きが毎日一定で同じではありません。

その時々の組み合わせで影響がほとんど無い日もあれば、何日も続いてしまう日もあります。

これを北条湾の海面を見て、今現在どういう状況にあるか判別するのはほぼ不可能です。

そういった場合、青魚達はどの層を回遊しているか分かりません。

先ほどご紹介したサバ皮のサビキ仕掛けは通常のトリックサビキの仕掛けよりも1.5倍くらい仕掛け全体が長いです。

これにより、少しでも広い層を探ることが出来ます。

また、今回の前線が停滞している中で一番濁りが強かった日の場合、既に紹介していたサビキ仕掛けの反射では反射光が弱いと思いました。

本来であれば、サバ皮やスキンなど余計な物が付いていないサビキ仕掛けの方が、魚達にも警戒されず釣り易いのですが、海の中の状況が悪い場合、魚の習性や反射を利用しないと釣果には結び付きません。※

※魚の習性や反射を利用する釣りの詳細はこちらをご覧下さい。

そして、今回ご紹介したサバ皮のサビキ仕掛けを試してみましたが、一定の効果がありました。

後ほど貼るライブ配信の動画をご覧頂くと、この日は3本竿を出しており、向かって一番右の家内が使っていた竿のサビキ仕掛けはサバ皮。

真ん中の私がメインで使っている竿のサビキ仕掛けはシラススキン。

向かって一番左の赤い竿のサビキ仕掛けはサバ皮の仕掛けを使いました。

シラススキンはやや食いが弱く、サバ皮のサビキ仕掛け2本の竿に一番食ってきました。

ただ、サバ皮のサビキ仕掛けは、海が澄んでいる時は、この日のような効果は得られないと思われます。

理由としては、サバ皮自体が北条湾の青魚には警戒され易い色であることや、ラメの反射が海が澄んでいると強過ぎる可能性があります。

濁りや真水対策以外で、シラススキンやサバ皮のサビキ仕掛けの利点としては、先ほども申し上げましたが、サビキ仕掛け全体が長いので、針と針の間隔が空いています。

概ね、25cm以上の魚を釣る場合、針掛かりしている針以外に魚が引っ掛かりにくいという利点があります。

トリックサビキなどの針と針の間隔が狭い仕掛けですと、釣り上げる際に針掛かりしている針以外に魚の腹や尾が引っ掛かり、魚が暴れサビキ仕掛けがグチャグチャになってしまうことがあると思います。

そういったトラブルは起こりにくくなります。

サバ皮のサビキ仕掛けは悪条件用…とでもして頂き、常に2つくらいストックしておくとより釣果に結び付けやすいかと思います。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年7月19日 北条湾釣行 釣果


サイズもそこそこで魚の引きを存分に楽しめました。

カタボシイワシは竿と竿の間隔が狭いと横に走るのでお祭りし易い魚ですが、良く走るのでこのサイズですとかなり引きも楽しめます。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2020年7月19日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からカタボシイワシ、マイワシ、マサバ、マアジです。

この日もサバは小サバから25cmオーバーまで釣れましたが、またゴマサバの釣果はありませんでした。

雨の日や降雨後はゴマサバは釣れないことが多いです。

恐らく、マサバよりも海水の塩分濃度に敏感なんだと思います。

北条湾の海水の塩分濃度が下がり、一時的に北条湾を離れている可能性があります。

数週間前からですが、春先からいたサバの群れと違うサバの群れが北条湾に寄っているようで、今現在は北条湾でサビキ釣りをすると下は10cm、上は25cmオーバーなどサイズがとにかくバラバラです。

ぶっちゃけ、20cm以下のサバですと、サバは頭や中骨も堅いので、イワシ類のように頭や骨も丸ごと唐揚げやフライに出来ず、食べるとなるとやはり取り除かなければなりません。

だからといってリリースしたところで死んでしまうことが多いです。

そんなこんなで、この日から我が家の兄妹猫は、「小サバ処理部隊」の隊員として任務に就いてもらうことになりました。

焼きサバ


釣れ過ぎた場合は、冷凍庫にストックしておきます。

焼きサバのほぐし身


なくなるまで、原則ご飯は「サバ」です。w



本人達は喜んで任務を遂行してくれているようなので良かったです。

人間用は、一念発起し久しぶりにお刺身尽くしにしました。

まずは、アジマイワシです。

アジとマイワシのお刺身


アジもだいぶ成長してきており、マイワシに関してはスーパーで売っている少ししつこい感じの脂感はなく、丁度良い脂ののりで絶品でした。

アジとマイワシのお刺身


お分かりかと思いますが、左がマイワシ、右がアジの刺身です。

そして、カタボシイワシと25cmほどのサイズのサバは一緒にタタキにしました。

カタボシイワシを捌いたら、卵と白子を釣った全ての個体が持っていました。

※魚の内臓等が苦手な方は画像をクリックしないで下さい。(拡大されます)

カタボシイワシの卵
カタボシイワシの卵

カタボシイワシの白子
カタボシイワシの白子


カタボシイワシは産卵のために北条湾に入って来ているようです。

カタボシイワシは一度春先に産卵をし、北条湾を出て行ったので来年までもう寄らないかと思っていましたが、また別の群れが産卵で寄って来たようです。

冬から春に掛けての産卵は、本当はサッパの産卵期なんですがね…

カタボシイワシの産卵期は、秋から冬、少し早いような気がします。

これも海水温の上昇も影響していると思われます。。

大潮や中潮の日に一斉に産卵、放精を行います。

ニシンの産卵、放精のように海が白くなるかは分かりませんが、近々で大潮の未明に北条湾に行かれたら注意して見て下さい。

このカタボシイワシの卵と白子はアルミホイルの上で軽く火を通して頂きます。

カタボシイワシの卵と白子
カタボシイワシの卵と白子


この珍味は釣り師ならでは特権です。

酒のつまみに最高です。

カタボシイワシとサバのタタキですが、どちらも三枚に卸します。

三枚の卸したサバ
三枚に卸したサバ

三枚に卸したカタボシイワシ
三枚に卸したカタボシイワシ


カタボシイワシは身が堅く、サッパリした感じです。

一方、サバは若干水っぽく、脂感がある感じです。

一緒に叩くと良く合います。

※サバを生食する際は自己責任でお願いします。

個人的には気になりませんが、サバもカタボシイワシも若干生臭さがあります。

生魚が苦手な方などは、味噌を混ぜて一緒に叩いてナメロウ風、擂った生姜を一緒に叩いたり、アクセントを付けると臭みが気にならなくなります。

また、今現在北条湾で釣れるカタボシイワシは産卵期の個体で、サイズが成魚サイズで30cmくらいあります。

このサイズですと、元々小骨が多い上に骨もしっかりとしていて堅いので、普通にお刺身にする場合は骨切りをしっかりとし、そうでない場合は個人的にはタタキにするのが無難かと思います。

堅い骨が多いことを除けば、身は非常に美味しい魚です。

焼き魚、煮付けなどにも良く合う魚です。

今回は大人三人前くらいタタキが出来てしまったので、まずは酢飯に盛ってタタキ丼を作りました。

サバとカタボシイワシのタタキ丼


手前味噌で恐縮ですが、激ウマです。

カタボシイワシは確かに堅い骨が多いのですが、あまりミンチ状になるまで叩かなくても、写真の感じで身の形が残るくらいでも骨は気になりません。

そして、こちらは普通にサバとカタボシイワシのタタキです。

サバとカタボシイワシのタタキ


これをつみれのように丸めてつみれ鍋や、それを揚げたり、平たく伸ばしてハンバーグなどいろんな料理で美味しく頂けます。

カタボシイワシが釣れたら、是非やってみて下さい。

久しぶりの北条湾定食はこちらです。

2020年7月19日 北条湾定食


刺身尽くしの定食となりました。

サバとカタボシイワシのタタキは、家内がどんぶりで丼にして一杯、私が二杯食べても少し余りました。

梅雨明け後、雨が落ち着けば、あれこれ考えながら北条湾でサビキ釣りをしなくても、普通に釣れるようになると思います。

雨が続く間は、お使いになるサビキ仕掛けや海の状況で当たり外れが大きくなると思います。

近々での釣行記事を参考にして頂ければと思います。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

弾丸釣行とまではいかなくとも、釣り自体は正味40分ほど、準備や片付けを入れてちょうど1時間程度の釣行となりました。

比較的、最初から最後まで魚が釣れている画が多いと思います。

宜しければご覧下さい。

次回は7/23(木)から4連休です。

何れの日も潮回りは中潮と悪くありません。

個人的には、どこかのタイミングで2回くらい釣りに行ければと思っています。

連休までには梅雨明けして欲しいと切に願っています。

カタボシイワシは産卵が終わると一斉に北条湾から出て行き、パタリと釣れなくなります。

もしかすると、連休までいないかもしれません。

近々で釣行予定の方は是非狙って釣って食べてみて下さい。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】久しぶりのボッチ釣行で前日のリベンジ!(2020年6月29日)

こんにちは。

この釣行の前日(2020年6月28日)、天気予報が大外れで濡れるわ、釣れないわの惨憺たる釣行のリベンジに早速行って来ました。

私は基本的に土日、祝祭日休みなので、平日に釣りに行くことがほとんどありません。

月曜日の未明に釣りに行くなんて、いつ行ったか記憶に無いくらいです。

雪辱を晴らすために行くわけですから、当然事前に普段よりも気合いを入れて天気を確認。

釣りに行く時間帯はいつもと同じ未明の時間帯。

平日なので、朝の通勤ラッシュ前には帰宅するつもりで、釣行の計画を立てました。

釣りをする予定の時間帯は、三浦半島周辺に前線や低気圧はなく、今度こそ間違いなく晴れるはずです。

前線や低気圧が無いので風も穏やかな予報です。

恐らく、釣り人も少なく、ここのところ人でごった返していた北条湾ではなく、人がいない静かな環境で釣りが出来るであろう…と、たまの平日の釣行に期待します。

潮回りは前日(2020年6月28日)に続き小潮。

天気や風は前日より格段に良い状況になりましたが、前日に降った雨の量が多いことと、小潮という潮回りであまり潮が動かないことが気になっていました。

寝坊することもなく、いつも通り午前1時に起床。

前日から大半の釣り道具は車に積みっぱなしにしてあったので、大した準備をすることもなく自宅を出発します。

さすがに月曜日の未明。

多くの人が朝を迎えれば仕事なわけですから、どこの道路もガラガラ。

これから他人が仕事だ…という時に、釣りに向かっていることが、何だか少し得したような気分になりながら北条湾を目指します。

いつもより15分ほど早く北条湾に到着します。

様子見で北条湾をグルりと一周しますが、様子など伺わなくても、釣り人は私以外に一組しかおらず、どこでもお好きな所でどうぞ状態。

コロナ以前の冬場の釣行を思い出すくらい釣り人がいません。

「いや~なんか人がいないと気持ちが落ち着くな~」などと思いながら、この日は久しぶりにいわき丸さんの前方に釣り座を構えます。



人もおらず、風もほぼ無風、北条湾に波もなく、まるで沼のような状態で、不気味ささえ感じる雰囲気です。

この日は、当然家内は仕事なので、久しぶりのボッチ釣行。

当たり前ですが、全ての準備を一人でやらなければなりません。

まぁ、昨日より数が釣れて、二三品魚料理が作れれば良いからゆっくり釣りをするかな…

などと、思いながら釣りの準備をしていると…

北条湾の海面を良く見ると、北条湾を埋め尽くすようにあちらこちらで波紋が出来ています。

大型魚やボラがいる気配はなく、恐らく波紋を出しているヤツらは小サバの群れです。

竿を普段通り3本出そうとしていましたが、万が一第一投目から入れ食い…とかになると、今日はボッチなのでとてもじゃありませんが、捌き切れません。

急遽、竿を2本に変更し準備をします。

ライブ配信や釣りを開始します…のツイートをし、いよいよアミコマセを付けて本格的に釣りを開始します。

海面の至る所に出来る波紋が物語るように、いきなり小サバがヒットし、入れ食いとまではいかないにせよ、次々とヒットします。



続けてアジがヒットします。



少し時間を置いて今度はムツ



ムツに関しては、この日は結果的に4匹釣れるのですが、まだ北条湾から離れていないのが不思議です。

例年ですと、今の時期はほとんど釣れず、釣れるサイズも15cmほどが最大で、この日釣れた20cm弱というのはあまり釣れません。

これも海水温の上昇や黒潮の蛇行など、海の中の変化によるものなのかな…と思いました。

20cmサイズのムツと言えば、すでに水深50m~100mくらいの深場に移動していておかしくないサイズです。

最終的にムツは60cmくらいになる魚なのですが、成長と共に深い水深の場所に移動し、700m級の深海にも潜ります。

とても、美味しい魚なので、北条湾で釣れてくれること自体は嬉しいのですが、年々魚達の生息海域の変化が早くなってきているように感じます。

去年からのお話ですと、カタボシイワシなんかも以前は北条湾では釣れない魚でした。

海水温の上昇と共に、生息海域が年々北上しているものと思われます。

すみません、また話が脱線しました。

この日の釣行の話に戻ります。

この後も、一定間隔で釣れ続け、ボッチ釣行ということもあり、ツイートも出来なければ、水も飲めない、タバコも吸えない…釣り開始当初に想像していた、ゆっくりした釣り…はどこ吹く風で一人忙しなく魚達に翻弄されます。

後ほど貼るライブ配信動画をご覧頂ければ、私が一人忙しなく魚に弄ばれている姿がご覧頂けます。

空針のサビキ仕掛けを海に落としておいてもそれに食ってくる状況です。

とはいえ、この日の潮回りは小潮で、潮回りとしてはあまり良い状況ではありません。

むしろ、入れ食いでないにしろ、この活性の上がり方がラッキーな状況で、いつパタリとアタリが止まってもおかしくありません。

釣れる時に釣らなければ…という思いと、喉が渇いた…タバコも吸いたい…腰も痛い…と葛藤の末、少し休憩することにします。



案の定、休憩後にサバの食いが渋くなります。

海面を見ると波紋も無くなり、ツイートは致しませんでしたが、時折釣れるサバアジムツに混じりクサフグが釣れ始めます。

海面の波紋が無くなり、表層付近にクサフグが集まり始めたようで、サビキ仕掛けの上から3本の針にクサフグが掛かります。

逆に小サバは下から2本の針に掛かります。

こういう状況であれば、サビキ仕掛けを落とすタナを深くすれば良いのですが、一人で複数本の竿を出す場合、今の時期(釣れる青魚が20cmクラス)は竿と竿の間隔を広めに開けないと、小サバが掛かった際に横に走られると隣のサビキ仕掛けとお祭りをしてしまいます。

サビキ仕掛けもぶっちゃけ安くないですし、一匹のサバに三本の竿のサビキ仕掛けをグチャグチャにされたこともあります。

ボッチ釣行の痛いところですが、この日はクサフグが釣れるのを覚悟の上で、サビキ仕掛けのタナは深くしませんでした。

そうこうしていると、俄かにタナは深めのままでサバの活性が上がります。

渋滞を避ける意味もあり、5時頃には自宅に戻りたかったので、このまま釣りを続ければもっと釣果は上がったと思いますが、この日はここで撤収することにしました。

二日続けての釣りということや、この日はボッチだったのでかなり腰が痛くなりました。w

これは撤収時の動画ですが、このくらい人がいないと非常に釣りがし易いんですがね…w



そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年6月29日 北条湾釣行 釣果


サバが丸々太っているのは、いつもと同じなんですが、やはりこの日驚いたのはムツですかね。

昨日(2020年6月28日)の釣行時のブログ記事でも触れましたが、ムツは雨の日や降雨後に非常に釣れやすいのですが、サイズや未だに釣れることが気になります。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2020年6月29日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からサバ(マサバ)、アジマアジ)、ムツです。

そして、帰宅後に気付いたのですが、この日もサバはマサバしか釣れませんでした。

あまり意識したことが無かったのですが、前回マサバしか釣れなかった時は2020年6月14日の釣行時です。

2020年6月14日も終日ではありませんが、天気は前日から雨なんです。

もしかすると、マサバよりゴマサバの方が真水(塩分濃度の濃淡)に敏感に反応するのかもしれません。

翌週の2020年6月21日の釣行時は、今まで通りゴマサバの釣果が確認出来ています。

そして、直近で雨も降っておらず、当日の天気も晴れです。

この日は先ほど申し上げた通り、深いタナは攻めなかったので分かりませんが、雨が降って真水が北条湾に大量に流れ込むと、極端に深い層に潜るか、一時的に北条湾を出て避けていると思われます。

ウンチクに近い話で、今のところマサバ、ゴマサバ共にサイズに大きな違いもなく、小サバレベルですとマサバ、ゴマサバでそこまで味に違いもないので、釣れればどっちでも良いと言えば、どっちでも良いのですが…w

一つ言えることは、青魚はほぼ全般の魚が汽水域を嫌います。

見た目ではあまり分かりませんが、北条湾という湾は非常に雨の影響で釣果に差が出る釣り場です。

ただ、その雨水が流れ込むお蔭で、青魚達の豊富なエサがあり、それを求めて常に青魚がやって来る場所でもあります。

釣りに行かれる日の直近で雨が降ったり、当日が雨であったりする場合は、こういったウンチク的な要素が非常に役に立つと思います。

雨の日に有効な仕掛けは…どのくらいの雨量だと、どのくらいのタナまで潜るのか…

大変恐縮ではありますが、ここについて話し始めると非常に長くなってしまうので、興味を持って頂けるようでしたら、どこかのタイミングで必ずお話ししておりますので、ブログ内をサーフしてみて下さい。

そして、我が家の兄妹猫の朝食は、最近ド定番の焼きサバのほぐし身です。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼きサバのほぐし身


以前、たくさんサバが釣れた時に、実家の長老猫、ハルばあさん用に持って行ってあげたら、思いの外好評だったので、今回は実家の猫と娘の家の猫にもお裾分け。



このハルばあさんは猫缶は一切食べず、ドライフードも銀のスプーンしか食べないという、ふざけたグルメ猫なんですが、焼きサバは好評なようです。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼きサバのほぐし身


この日も朝方私が帰って来たので、朝ご飯は焼きサバだと分かったらしく、グリルの前で待ち伏せし、早くよこせとうるさかったです。



実家の長老グルメ猫にもお墨付きを頂いた、北条湾産焼きサバのほぐし身、何回食べても美味いようです。

ペロリとたいらげました。

そして、人間用ですが、当初は帰宅後すぐに刺身系にしてしまおうと思っていたのですが、疲労と腰痛ですぐに捌かず数時間冷蔵庫に置いてしまったので、サバがかなり色落ちしてしまい、見た目も悪い上に身が少し緩くなってしまったので、時期的には少々ズレていますが、サバはつみれ鍋を作ってみました。

まず、サバは刺身にする時と同様に三枚に卸します。

三枚に卸した身の皮は剥ぎ、腹骨は気になるようなら取り除いて下さい。

次にフードプロセッサーにサバの身と、お好みでネギや擦った生姜を入れます。

小サバのつみれ鍋


フードプロセッサーでサバの身をミンチ状にします。

小サバのつみれ鍋


ミンチ状になった身を、今度は適当な大きさに丸めます。

小サバのつみれ鍋


お好みで、お好きな野菜やキノコなどと一緒に鍋で火が通るまで煮込みます。

個人的には、水炊きのような感じで煮て、味ぽんを付けて食べるのが好きなので、私は鍋に入れるのは水だけで煮込みますが、味噌ベースにしたり、おでん出汁で煮込んだりしても美味しいです。

小サバは、成魚のサバほど、身に臭みが無いので比較的どんな味の鍋にも合います。

サバを捌く際に、ヌメリはキチンと取った方が良いです。

ヌメリが残っていると生臭くなります。

そして、出来上がりはこんな感じです。

小サバのつみれ鍋


小サバのつみれ鍋です。

今回はエリンギと水菜を一緒に煮込みましたが、エリンギからも出汁は出ますし、釣りたてということもあり小サバからも結構出汁が出ます。

火が通ったら、塩で味を調えるだけでも美味しく頂けます。※

※小サバのつみれ鍋の残り汁と、残ったエリンギでこの後炊き込みご飯を作りましたが、非常に美味しかったです。

次はアジとムツですが、こちらは刺身系で「アジとムツのタタキの擂りゴマ和え」です。

私は良く擂りゴマと釣った魚を和えて刺身で食べるのですが、青魚はもちろんのこと、このアジとムツとゴマが非常に良く合います。

口に運ぶまでは「THE・ゴマ」なんですが、口に入れるとアジとムツの風味が全然ゴマに負けないんです。

ゴマというと、かなり自己主張の強い食べ物…という印象がありますが、アジとムツの風味もゴマに負けないのですが、この組み合わせがかなりベストマッチなんです。

作り方は至って簡単です。

アジとムツは刺身にする要領で三枚に卸し、タタキといってもミンチ状になるまで叩かず、ブツ切りくらいにします。

そして、和えるゴマは擂り鉢で擂ります。

アジとムツのタタキの擦りゴマ和え


適量のゴマを擂り鉢に入れます。

ゴマ感をしっかり出し、ゴマゴマした方良い方はガッツリ、ゴマの形が無くなるまでしっかり擂って下さい。

アジとムツのタタキの擦りゴマ和え


私はゴマの粒が少し残るくらいで擂るのを止めています。

そして、ブツ切りにしたアジとムツの身を擂ったゴマの中に投入します。

アジとムツのタタキの擦りゴマ和え


しっかりゴマと身が絡むように和えていきます。

まんべんなくアジとムツの身にゴマが付いたら、お皿に盛り付けて完成です。

アジとムツのタタキの擦りゴマ和え


アジとムツのタタキの擂りゴマ和えです。

食べる時に、醤油を少し垂らして食べて下さい。

手前味噌で恐縮ですが、絶品です。

是非、青魚やムツが釣れた際にお試し頂きたいと思います。

そして、恒例の本日の北条湾定食はこちら。

本日の北条湾定食


いくらか定食感が出たかな…と思っています。w

なんとか、格好が付く感じでリベンジ出来て良かったです。w

次回はもう早いもので7月ですね。

その7月最初の週末は土日共に大潮です。

まだ梅雨明け宣言は出ていないので、天気がどうなるか心配ですが、潮回りは申し分ありません。

最後になりますが、こちらがこの日のライブ配信動画です。

前日(2020年6月28日)のように雨の中、車内から撮影したわけではないのでピンボケはありません。

久しぶりのボッチ釣行で、坊主のオッサンがあっち行ったり、こっち行ったり忙しなく翻弄されています。

宜しければ、ご覧下さい。



次回も頑張って北条湾にサビキ釣りに行きたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

釣行時リアルタイム更新・釣り用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】天気予報大外れ!土砂降りの中での北条湾釣行(2020年6月28日)

こんにちは。

この日はブログのタイトルにありますように、天気予報が大外れ。



これは、いつもの金曜日にその週末の天気や風、潮の状況などをお伝えしておりますツイートですが、金曜日の時点で日曜日の未明の予報は晴れで風速は2mほどとなっています。

金曜日のツイート後、高を括って「潮回りは小潮だけど、今週も余裕かな…」などと安易に考えていました。

するとどうでしょう…

土曜日のニュースで日曜日は午前中を中心に雨が降るかも…的なことを言っています。

まぁ、雨と言っても日の出以降に降るのかな…などと思って、今一度天気予報を確認すると…

おいおい…金曜日の予報はなんだったの?

変わり過ぎだろ…とツッコミを入れたくなるくらい、未明の3時は雨、6時は大雨、その後も強い雨が降り続く予報になっていました。

以降、数時間置きに小まめに天気予報をチェックしますが、数時間ごとに雨になったり曇りになったり天気も風も予報がコロコロ変わり落ち着きません。

こりゃ、ギリギリまでコロコロ変わるだろうし、行ってみないと分かんないね…と、この日は天気予報を当てにするのを止めました。

結局、そんなこんなでいつも通り、日曜日の午前1時起床で釣りに行くことにします。

床に就くまでは、何とか曇りで天気も持ち応えてくれていました。

午前4時半頃まで持ってくれよ…と祈りながら仮眠を取ります。

寝坊することなく午前1時に起床。

起きてすぐに外を確認。

おぉおお!まだ雨は降ってないな、そのまま明け方まで持ってくれよ…と祈りながらダッシュで準備を整え自宅を出発しようと玄関を出たその時…

ポツリ、ポツリと雨が…

しかも雨粒がデカイ。

何という意地悪なタイミング。

車内で家内に雨雲レーダーを確認してもらうと、内陸は雨雲が既に掛かっており、今後も雨雲が掛かり続ける予報ですが、三浦半島は30分もすれば雨雲が抜ける予報でした。

これなら、北条湾に着いた頃は丁度雨が降ってないかもな…と、アクセルを踏む足にも力が入ります。

六ッ川を過ぎた辺りで雨も止み、「良いね、その調子で雨よ降らないでくれよ…」と祈りながら北条湾へ向かいますが、衣笠インターの辺りで大粒の雨が…

結局、北条湾へ着くまで雨が止むことはなく到着します。

雨粒は大きいのですが、土砂降りではないのでカッパを羽織れば何とか釣りは出来そうな感じでした。

この日はいわき丸さんの後方に釣り座を構え釣りを開始します。



天気のせいもあってか、この日は久しぶりに釣り人も少なく釣り座にも余裕がありました。

あの金曜日の天気予報はなんだったんだ…と軽くキレ気味で釣りの準備を開始します。

準備をしている間にどんどん強まる雨…

一通り準備をし、落ち着いて釣りが出来る状況になった頃は、もうほとんど本降りです。

そんなバタバタな状況でも、時折海を観察していたのですが、この日は大型魚の気配もなく、雨などの日には良く姿を現すボラの姿も見えません。

海面には大粒の雨が落ち、小さな波紋が無数に出来ており、青魚などの様子はほとんど伺えません。

ここ1ヶ月ほどは目にしなかった、静かな魚の気配を全く感じない大雨の北条湾が目に前に…

取り敢えず、いつものように竿を3本セットし、タナは普段と同じ表層付近を狙ってみます。

釣り開始10分ほどでやや小さなアタリがあります。

サバアジのアタリではありません。

ん??なんだ?ムツか?

この日最初にGET!したのは、食いが渋い時など、釣れない日を象徴するクサフグです。



降りしきる雨の中、一番出会いたくないヤツです。w

ここで少しフグが釣れてしまう時の状況をご説明させて頂きたいのですが、皆様も水族館などで、さかなクンが大好きなハコフグやハリセンボンなどが泳いでいるところをご覧になったことがあると思います。

フグ全般に言えることですが、泳ぎが上手な魚には見えませんよね?

当然、クサフグも例外ではなく、泳ぎは上手ではありません。

本気を出すと、見た目以上の速さで泳ぎますが、当然のことながら青魚のような素早い動きは出来ません。

また、エサ取り名人…の異名を持つくらい、同じ場所にヘリコプターがホバリングしているかのような状態で留まり、おちょぼ口でチョコチョとエサを齧り取ります。

泳ぎが上手でない魚が、おちょぼ口で時間を掛けてエサを食べられる状況…

もうお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、そうです、そこには青魚の群れは居ないということを表しているんです。

青魚は大群で、且つ常に泳ぎながら口を開けてプランクトンなどのエサを捕食します。

青魚の活性が高く、たくさんの青魚の群れがサビキ仕掛けのそばを回遊している時は、フグや根魚(ウミタナゴやメバル、メジナ、アイゴなど)はコマセの臭いにつられてそばまで来ますが、サビキ仕掛けには近付かず一定の距離を保って遠巻きからおこぼれに与ります。

フグが釣れてしまうということは、動きも遅く、食事にも時間が掛かるフグがゆっくりお食事タイムを堪能出来る余裕がある…つまり大群で一気に押し寄せる青魚の群れがそこにはいないということです。

では、なぜこの日は普段青魚が釣れるタナに青魚が居なかったのか…

①土砂降りの降り方の大雨。
②潮汐がほとんどない小潮。

大きな理由としてはこの二点です。

本ブログを良くご覧頂いております方は、同じような内容の繰り返しになってしまいますが、①については北条湾の地形はウナギの寝床のような細長い地形をしており、潮流や潮汐の影響を受けにくく北条湾内の海水が滞留し易いという特徴があります。

雨の降り方が弱くても、長い間雨が降り続いたり、この日のように土砂降りの雨が降っている最中、もしくは降雨直後は表層付近の塩分濃度が一時的に薄くなり、汽水域などを嫌う青魚の群れが散ったり、塩分濃度が濃い深場に潜ったりします。

②に関しましては、土砂降りの雨の中、この日は最悪な条件が重なりましたが、潮回りが小潮で潮の動きが鈍いということは、まず青魚の活性が上がりません。

次に潮汐が弱いので、北条湾内が沼のような状況になり、海水と真水(雨)が混ざりにくく、最悪海水と真水の層が出来てしまいます。

この日は、実は中々ここまで悪い条件が重なることはない…というくらい悪い条件が重なっていました。

釣りをする時間帯の中に、潮止まりのタイミングもありました。

潮回りが小潮とはいえ、その中でも潮が動くタイミングと動かないタイミングが当然あります。

潮止まり付近は、徐々に潮の動きが鈍くなり最終的に潮の動きが止まり、潮止まり後、徐々に潮が動き始めます。

小潮の中でも、更に潮の動きが鈍いタイミングで釣りをしていました。

アミコマセを一摘み海に投げ入れると、ほぼ真っ直ぐ下に落ちていく時は潮の動きがほとんどない時です。

投げ入れたアミコマセが、北条湾に向かって左側(北条湾の出口方向)に流されていく時は潮が動いている時です。

北条湾では満潮時(上げ潮)は、北条湾の深部に向かって押し込むような形で潮が満ちていきます。

北条湾の中央部は、北条湾の深部に向かって(北条湾に向かって右側)流れ、最終的にその力が左右に分散されるので、干満問わず足下では基本的に北条湾の出口方向(北条湾に向かって左側)に向かう流れが起こります。

干潮時(引き潮)は力もへったくれもなく、単純に北条湾全体の海水が引っ張られるので、北条湾の出口方向(北条湾に向かって左側)に向かって流れます。※

※大潮や強風、大量の雨などの影響で流れ方が変わる場合があります。

海面に浮いている浮遊物などでも良いですが、潮の流れ(潮汐)があるかないかを確かめる際は撒き餌やアミコマセを投げ入れた時に流されるか流されないかを良く観察して下さい。

潮の流れは無いよりあった方が当然魚の活性は上がり易いです。

ただ、あまり魚の活性が上がらない…と言われる小潮以下(長潮、若潮も含め)であっても、1d24hで考えて、魚達は大潮になるまで活性は上がらず何も食べないのか…というと、当然そんなことはありません。

小潮の場合は活性が上がっても、極短時間であったり、ダラダラと食いが渋い状態がずっと続いたり、大潮など時のように分かり易い感じで活性が上がらないというだけで、1d24hのうちのどこかで釣れるタイミングは必ずあります。

しかし、24h北条湾に張り付きずっと釣りを続けることは不可能なので、そのタイミングで釣りに行ければラッキーということです。

今回の釣行の場合、これを私は見事に全て外した…という感じです。

上記申し上げましたフグが釣れてしまうことや、コマセを海面に落として潮の流れを確認する…などは、この日のように大雨の中釣りを続けるのか、休憩を挟むのか、撤収するのか…などの判断材料の一つとして頂ければと思います。

こればかりは、事前に調べることは難しく、北条湾に行かないと確認出来ないことですので。

この日の釣行の話に戻ります。

最初に掛かった魚がクサフグという幸先悪いスタートでしたが、これでこの層には青魚はおらず、やはり雨の影響で深いタナに潜っていることが分かったので、全ての竿のタナを普段サビキ仕掛けを落としているタナより一ヒロ(大人が両手を広げた長さ)ほど深く落としてみます。

クサフグが釣れてから15分ほど経って、ガツン!と真下に潜るアタリが!



アジということで、若干テンションが上がりましたが、如何せん雨が弱まるどころかどんどん強くなります。



私はかなり暑がりで、この日は湿度が高くTシャツ一枚でも軽くおでこに汗が滲むような状況のところ、カッパに長靴、頭にはタオルを巻き、その上に帽子という完全防備で釣りをしないとビショビショなるくらい雨が本降りに。

釣りに集中すると忘れてしまいますが、時折我に返ると軽く頭が痛く気持ち悪い…

ん??もしや熱中症??

しかし、カッパを脱ぐわけにはいかないので、水を飲んで凌ぎます。

アジが釣れて10分ほど、今度はサバがきます。



サイズは前週よりも更に上がって丸々太っていました。

これはこれでテンションは上がるのですが、とにもかくにも食いが渋過ぎる…

概ね10分に1匹魚が釣れる感じなんですが、仮にこのペースで釣れ続けたとしても1時間で6匹しか釣れません。

暑さとどんどん強まる雨、非常に食いが渋い釣れ方…

心が折れ掛かり、撤収しようかな…と思っていた時…ムツがきます。



まだ北条湾に居たんだな…と純粋に思いながら幾分やる気が出ますが、容赦無い雨でいよいよカッパが役に立たなくなってきます。



幸いなことに、雨とは裏腹に風は到着時よりどんどん弱まりほぼ無風になったのですが、カッパが役に立たなくなってきたところで撤収を決めます。

この日は、釣りをする時間帯にこれだけの雨が降ることが分かっていれば、釣行自体を止めたと思いますし、ここ3週間ほど釣果も好調でサバのサイズも週を追う事にアップしていたことなどから釣りをしましたが、久しぶりに天気予報を始め全て外した感じの釣行でした。

ブログを書いている今、午前中の雨がウソのように晴れてきましたが、明日もお休みなのでリベンジするか迷っています。w

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年6月28日 北条湾釣行 釣果


雨の中1時間半ほど頑張りましたが、いやはや情けない釣果です。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2020年6月28日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からサバ(マサバ)、アジムツです。

例年ですと、そろそろムツは北条湾から出て行ってもおかしくないのですが、まだ一部の群れが残っているようです。

正確な理由は今のところ良く分からないのですが、ムツは雨の日や降雨直後に良く釣れます。

汽水域が得意であるとか、何がしかの雨(真水)との関係があると思いますが、露骨に雨の日に良く釣れます。

去年は、台風接近の中釣りに行ったことがあったのですが、その日はムツしか釣れませんでした。

釣れた魚の数がかなり寂しいので、人間と猫にどうやって振り分けて、どういう料理にするか散々悩んだのですが、一番大きなサイズのサバを1匹ずつ我が家の兄妹猫にはお裾分けしました。

サバの成長が今シーズンは本当に早く、週を追う事に明らかに大きくなっており、20cmオーバーはザラに釣れます。

この日は20cmオーバーのサバを1匹ずつ兄妹猫にあげたのですが、猫1匹の1回の食事にサバ1匹で丁度良い感じでした。

サイズもさることながら、丸々と太っていてこの日のサバは本当に脂がのっていました。



焼いていて、本当に良い匂いがして、猫達も待ちきれない様子でしたが、私達も焼ける匂いに食欲がそそられました。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼きサバのほぐし身


成魚であったり、秋口のサバとは違い、まだサバの子供であることは否めないので、どうしても脂感よりパサパサ感の方が通常は強いのですが、ホクホクとした食感に良い感じで脂感があり猫にあげるのは少々勿体ない気もしました。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼きサバのほぐし身


最近は、さすがに覚えたのか、私達が朝二人で帰って来ると、この焼きサバのほぐし身がもらえると分かっているようで、まだ何も準備していない時から早くよこせとうるさくなってしまいました。



画面左の妹猫は好き嫌いが激しく、猫缶なども嫌いな缶詰だと一口も食べない…とか、あるのですが、このサバのほぐし身だけは兄猫には絶対あげないオーラを放ちながら毎回完食します。

そして、人間用は久しぶりに握り寿司を作ってみました。

北条湾握り


左の二貫がサバ、真ん中の一貫はムツ、右の二貫がアジです。

恒例の北条湾定食を作るほど数が釣れなかったので、今回は「北条湾握り」とでもしておいて下さい。w

ここにイワシ類が入ると、結構様になる北条湾握りになると思いますが、如何せんまだアジなどもサイズが微妙な上にイワシ類が北条湾に寄り切っていないようなので、今しばらくお時間を下さい。

手前味噌で恐縮ですが、どの握り寿司も優劣を付け難くマジで美味しかったです。

数が釣れなかったわりには、形に出来たかなと思います。

最後になりますが、この日は風がほぼ無かったので釣りをしました。



サビキ釣りは特にですが、雨より風が強い方が事故にも繋がり易く危険です。

サビキ釣りは仕掛けに付いている針の数が多い上に、使う竿が磯竿がメインで長さもあり風の影響を受け易いです。

風が強い日は無理な釣行は避けた方が無難です。

そして、こちらはこの日のライブ配信動画です。

さすがの大雨だったので、車内から撮影していたのですが、窓に付く水滴にピントが合ってしまい見にくいですが、宜しければご覧下さい。



来週は土日共に大潮と潮回り的には問題ありません。

大型魚なども北条湾内に入って来て、サバも入れ食い…など、久しぶりに海を見ているだけで興奮するような活気ある北条湾になってくれることを期待しています。

明日(2020/6/29)…まだ若干迷っていますが、家内は仕事なので久しぶりのボッチ釣行でリベンジしようと思っています。※

翌日(2020年6月29日)リベンジして参りました。

釣りに行く時間帯はいつもの未明です。

宜しければ、Twitterをチェックしてみて下さい。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】もうサバっ子とは呼ばないで!今シーズンはサバの成長が早い気がします(2020年6月21日)

こんにちは。

いよいよ県を跨いでの移動の自粛も解除となり、渋滞や混雑が予想される週末。

いつものように北条湾サビキ釣りに行きました。

週中も高速道路の交通情報などで、朝夕の通勤時間帯の渋滞がいくらか出始め、少しずつコロナ騒動以前に戻りつつあるんだな…と実感しながら過ごしていました。

自粛警察の方々のパトロールも、経済活動の再開具合を見てか、私の各SNSへの職務質問的なリプライも各段に減りました。

普段通り、日曜日の未明に釣りに行ったのですが、前日の土曜日のニュースで観光地や行楽地に人がドッと押し寄せているニュースを見て「明日も確実に混むだろうな…」と漠然と思っていました。

私はズーラシアという横浜の動物園の近くに住んでいるのですが、家内からメールで中原街道がズーラシア渋滞で凄いことになってる…と。

まぁ、今まで何か月も学校は休み、外に出て思い切り遊ぶことも出来ず、子供達もそりゃ遊びたいよね…と、翌日の釣りも、天候、潮ともにまたとない好条件なので、混み合うこと覚悟で気合いが入ります。



ん…この状況で釣れない…ということはまず有り得ない…

明日は釣り座の確保が一番の課題だな…と、普段にも増して寝坊厳禁!

しかし、気合いが入れば入るほど冴える目。

結局眠くならず、床に就いたのが22時。

遅く寝た割には、意外とスッキリ起きることが出来、3時間ほど仮眠しいざ北条湾を目指します。

自宅のそばにショットバーがあるのですが、ここ数ヶ月コロナの影響だと思いますが、お店を閉めていました。

しかし、この日は久しぶりに営業しており、これまた店内が溢れんばかりの客で賑わっていました。

深夜2時過ぎに、いきなり人でごった返す状況を目にします。

いや~こりゃ、マジで釣り座が無いかもな…

出鼻をくじかれ、何となく嫌な空気を感じながら北条湾を目指します。

各制限も解除され、天気も良く、出歩くことを懸念する要素が無い中、予想通り保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路とコロナ以前の車の数に戻りつつあり、久しぶりに夜中にも関わらず走りにくい状況。

進めば、進むほど、人の動きを感じることが多く、釣りの神様がとうとう「今日は行ったって釣り座なんか空いてねぇぞ…」と耳元で囁き始めます。

だいぶ北条湾へ向かう道中で不安を煽られ北条湾に到着します。

坂を下り、北条湾にドン付く交差点を左折。

すると、前週同様なんか暗い…

花暮岸壁も真っ暗です。

ん??今日は暗くなる要素なんか何もないはず…



嫌な予感は的中で、2週続けて北条湾の街灯が消灯。

なんだ…また真っ暗か…

とブツブツ言いながら様子見で北条湾を一周しますが…

上の動画では、真っ暗なので釣り人までは見えませんが、駐車している車の数からご想像頂きたいですが、到着時に既に釣り座はほぼ埋まっている感じです。

街灯が点いていればまだしも、こうも真っ暗な状況であまり隣近所と距離が取れない場所に釣り座を構えるのもなんだしな…などと考えていると、いつも北条湾に係留されている久五郎丸という漁船の後ろが空いていました。

この場所は、地元の方が車を停めるスペースの真後ろにあたり、竿の取り回しがしにくいので、あまり好んでこの場所で釣りはしないのですが、この日は仕方ありません。

ここに釣り座を構えて準備に取り掛かります。

前週同様、真っ暗なので対岸の道の街灯が、北条湾の海面を照らし反射する光で海面の状況が良く分かります。



オマケに風はほぼ無風。

波もなく、まるで沼のような海面が一面に広がっています。

さ~て、サバの様子はどうだ?

活性は高いか?

サビキ入れたら入れ食いか?

どうだ?んん??

釣り座も何とか確保し、一安心しながら釣れることしか頭になく、余裕をブチかまして、まだ竿も出していないのに、30分くらいで帰るかな…などと鼻歌が出そうな勢いで調子にのっていると…

釣りの準備をしながら、何度海面を見ても波紋も出来なければ、表層付近をサバっ子が泳いでいる様子も見当たりません。

なに??

この潮回りと、この天気でまさか釣れないってことはないよね?

家内の竿だけ準備し、しばらく目を凝らし海面を眺め続けていると…

時折、一部分だけでワッと湧くように波が出来、瞬時に消えます。

それが湾内のあちらこちらで起こっていました。

これ…追われてるよね?(大型魚に)

しかし、アタックしている様子はなく、至って静かです。

大型魚が活性高くアタックしていれば、大型魚なり青魚なりが海面から飛び出したり、もっと激しい波が出来ます。

しかし、サバっ子と思われる青魚が立てる波も、ちょっとビックリして海面から顔が出ちゃいました…みたいな小さな波です。

しばらく観察していると、とうとう大型魚らしき魚が目の前を泳いで行きました。



ツイートにもありますように、活性高く小魚を追い回すこともなく、ただただ静かに泳いでいるだけ。

映画のジョーズで出てくるサメが、海面から背びれを出して静かに近付いてくるシーン…そんな感じです。

街灯が点いていれば魚種が判別出来たかもしれないレベルで、表層付近で背ビレを畳んで静かに泳いでいる…この日は大型魚に関しては終始こんな泳ぎ方で北条湾内をグルグル回っていました。

そしてこの大型魚、恐らくシーバスではありません。

且つ、魚体のサイズが60cmくらいはあったと思われます。

これは、泳ぎ方や立つ波からほぼ間違いないと思います。

大型魚を発見してから、10分ほどするとポツリポツリとサバっ子がアタり始めます。



ここで、この日の釣れ方の特徴をご説明しておきたいのですが、すみません…少々長くなるかもしれません。

まず、先ほど申し上げましたように、北条湾に到着後、家内の竿だけ準備し、違和感を覚えた北条湾の様子を私はしばらく観察していました。

家内の竿には、釣りスタート時に必ず付けるサビキ仕掛けはこちらです。

青魚に有効なサビキ仕掛け


このサビキ仕掛けの特徴は、余計なものがほとんど付いておらず、針は全て銀針です。

北条湾では通年を通して、一番釣果が上がり易く安定した釣果を出すサビキ仕掛けです。

今回も最初に準備した際に、家内の竿にはこのサビキ仕掛けを取り付けました。

そして、私はいつも長さの違う竿を2本、釣りを開始する際に準備します。

5.4mの長い竿の方にはこちらのサビキ仕掛けを使います。

白いスキンのサビキ仕掛け


このサビキ仕掛けは、シラスに似せた白色のスキンが付いています。

北条湾で釣れる青魚は、銀色の針や金具が反射する白色の光に良く反応します。

また、シラスに似せたスキンなので、ワカシやセイゴなどが小魚と勘違いして稀にヒットします。

マヅメ時などには特に有効で、過去に何度かワカシやセイゴ、ボラ(トド)などを釣り上げました。

また、他のサビキ仕掛けより、針のサイズのわりにハリスが太いことも特徴です。

故、多少大きなサイズの魚でも、なんとか持ち堪えてくれます。

そして、もう1本の3.6mの竿にはこちらのサビキ仕掛けを使います。

アジに有効なサビキ仕掛け


このサビキ仕掛けの特徴は、金針、銀針が交互に付いています。

また、チモトに蛍光の緑色の塗料が塗布してあります。

ハリスも短く、釣れた魚が他の針に絡みにくいという特徴もあります。

今回の釣れ方の特徴の主役はこのサビキ仕掛けなんです。



そして、前週の記事で蛍光の緑色に光るイカか何かの幼生のお話を致しました。



この何がしかの子供達が、海面を覆い尽し刺激を与えられると光る現象は1年の中で1~2週間程度しかなく、長くても3週間です。

1週間に1回のペースで釣りに行く私ですと、1年を通して1回見るか見ないかというレベルです。

1年という括りで見ますと、非常に短期なお話なんですが、この海面が緑色に光る現象が起きている時は、通常北条湾では白色の反射光や銀針が有効とお話ししておりますが、この時だけは蛍光の緑色に青魚達が極端に敏感になることがあります。

この日は、街灯が消えており、余計に海中ではこの緑色が映えたんだと思います。

私が北条湾の観察を終え、自分の竿を準備し上記のサビキ仕掛けを投入した途端、その竿にしかサバっ子が掛からない状況がしばらく続きました。

途中で、家内の竿にも同じサビキ仕掛けを付け替えて釣りをしましたが、私が使用している5.4mの竿のシラススキンのサビキ仕掛けはそのまま使い続けましたが、釣れる頻度は歴然でした。

また、今回の主役のこのサビキ仕掛けは通年を通してアジには非常に有効です。

アジは夜行性ではないのですが、他の青魚に比べ神経質な魚です。

釣れるタナもサバなどより深めで、日中より夜間帯の方が釣り易いです。

アジがサバやイワシより釣りにくいという理由の一つに、アジは海中で止まる(留まる)ことが出来ます。

サバやイワシ類は常に泳いでいる魚で、泳ぎながら口を開きプランクトンなどを捕食します。

一方、アジはヘリコプターがホバリングするように、同じ場所に留まることが出来ます。

故、サビキ仕掛けのそばに来ても、サバやイワシのように突進してくるのではなく、近寄って良く吟味し食べるか食べないかを決めることが出来ます。

サバやイワシ類の場合、ある意味ブレーキが壊れた車みたいなもので、サビキ仕掛けの直前で「ヤベッ!エサじゃなくて針だし!」と気付いても回避し切れず針掛かりしてしまうということがあります。

この違いも釣り易いか釣りにくいかの理由の一つです。

また、アジはサバやイワシ類より雑食性で、比較的何でも食べます。

プランクトンはもちろんですが、エビやカニ、イソメ類など種類も多いのですが、その中のエサに概ね共通しているのが、そのエサが蛍光の緑色に光る物質を持っています。

一つの例で言いますと、投げ釣りなどでおなじみのアオイソメ。

針に付けて、アオイソメの身をちぎった時に、アオイソメの体内から緑色の体液が出ると思います。

この体液は夜間海中で見ると、蛍光の緑色に光り、アオイソメ自体に海中で刺激を与えると薄っすらアオイソメ自体が緑色に光ります。

アジに関しましては、臭いのみならず目で見てエサを捕食しますので、北条湾でサビキ釣りをする際に何本か竿を出されるようであれば、蛍光の緑色を何がしかの形であしらったサビキ仕掛けをお使いになるとアジも釣り易くなると思います。

緑色に反応しますよ~というツイート内にありますように、サビキ仕掛けを繋ぐヨリモドシの上に蛍光の緑色のビーズなどを付けるだけでも効果はあります。

先程申し上げましたように、今シーズンはもう海面が光る状況も終わってしまうと思いますが、頭の片隅にでも置いといて頂ければと思います。

この日の釣行の話に戻ります。

サバっ子が入れ食いに近い状態になってから20分ほど経ち、薄っすら空が明るくなり始めた頃、アジも混じり始めます。



前回の釣行時に、稀なサイズのムツっ子が釣れましたが、この日は釣れませんでした。

いよいよ、ムツに関しては北条湾を離れたかもしれません。

また、来年北条湾に帰って来てくれることを祈ります。

そして、これはこの日の撤収時(午前5時頃)に撮影したものですが、県を跨いでの移動の自粛も解除され、いよいよ釣り人の数も北条湾でのサビキ釣りのメインシーズン突入といった感じです。



午前4時過ぎくらいから、ひっきりなしに北条湾に車が入って来ました。

ご自身が出したゴミはお持ち帰り頂き、限りあるスペースですので、釣り座は譲り合いサビキ釣りを楽しんで頂ければと思っています。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年6月21日 北条湾釣行 釣果


サバっ子の成長が例年より早い気がします。

この日は20cmオーバーも釣れ、「サバっ子」から「小サバ」くらいに格上げになった感じです。

しかも、かなり丸々と太った個体が多かったです。

そして、こちらは釣れた魚種です。

2020年6月21日 北条湾釣行 釣れた魚種


上から、ゴマサバマサバ、アジです。

前回の釣行で、ゴマサバが1匹も釣れず何か異変でもあったのかと思いましたが、その時たまたま釣れなかっただけだったようです。

まだ、ゴマサバマサバ共にサイズに若干の相違がありますが、最大サイズはどちらともほぼ同じで、同じように成長していると思われます。

毎年必ずではないのですが、ムツが釣れなくなり夏本番までの間に、北条湾には良くカマス、サヨリが入って来ることがあります。

カマスは夜間帯からマヅメ時、サヨリは日中に釣れることが多いです。

ただ、カマス、サヨリは岸近くに中々寄り付きません。

北条湾の中央部を回遊することが多く、岸で足元にサビキ仕掛けを落としていると中々釣れません。

そこで、マヅメ時などは、6/7の釣行時の記事でご紹介しました、トリックサビキをそのまま投げる「投げサビキ」を時間がある時にでも試してみて下さい。



この動画で釣れているのは、カマスやサヨリではありませんが、要領としてこういう感じの釣り方です。

そして、今シーズンは大型魚にアタックされた傷を持っている個体が多いと思います。



毎年、この時期はサバでもイワシでもアタックされた際に傷付いた傷を持つ個体が一定数はいるのですが、割合が高い気がします。

恐らく、それだけ多種多様な大型魚が頻度高く北条湾に入って来ているのではないかと思います。

また、これは目視で確認したわけではないので、あまりいい加減なことも言えませんが、今シーズンはシーバス以外の大型魚が多く入って来ていると思われます。

ボラやシーバスは例年と同じように見かけますが、ボラやシーバスじゃない大型魚も良く見掛けます。

目視で確認しているわけではないので、あまり魚種について言及は避けたいところなのですが、泳ぎ方や波の出来方、アタックの仕方などから、青魚系の大型魚、ワカシやイナダ、カンパチあたりが入って来ているのかな…と個人的には予測しています。

この日はヒットすることはありませんでしたが、大型魚らしき魚が北条湾内にいる時は、私も小まめに活餌を付けて投げ込んでいます。

こちらもサビキ釣りと併せて結果をご報告出来るように頑張ります。

そして、変わり映えもなく、しばらく同じメニューが続くと思われる、我が家の兄妹猫の朝食は、前回同様焼きサバのほぐし身です。

我が家の兄妹猫の朝食は焼きサバのほぐし身


この日のサバは、日本的な朝食のイメージの鮭の切り身を焼いたものと、味噌汁、ご飯みたいな、人間の朝食のおかずでもイケるんじゃない?と思うくらいのサイズになってきました。

サイズももとより、この一週間で一気に太り掴むと、美味そう…と思うくらい丸々と太っていました。

我が家の兄妹猫の朝食は焼きサバのほぐし身


この時期の稚魚にしては珍しく、脂感もあり焼いていて本当に良い匂いがしました。



そして、人間用は、私はサビキで釣った青魚のフライが大好物なんですが、いよいよフライに出来るサイズになったので迷うことなくフライに。

背開きにしたアジとサバ


まずは、サバとアジを背開きで三枚に卸していきます。

中骨は取り除き、これに衣を付けて油で揚げていきます。

サバとアジのフライ


頭から丸ごとフライや唐揚げにするわけではなく、中骨も取り除いてあるので本当に軽く火が通ればOKです。

衣に薄く色が付いたら取り出して下さい。

稚魚な上に、釣りたてで身に水分を多く含んでいるので、軽く火を通すだけの方がふっくらモチモチで美味しいです。

あまり火を通し過ぎると、身の水分が飛んでしまいパサパサになる上に風味も薄くなってしまいます。

この食感と味は、釣りたての稚魚だから出来る味です。

軽く盛り付けるとこんな感じです。

サバとアジのフライ


お子様には人気のメニューになると思います。

そして、フライを作った際に良く作るのが、フィレオサンドです。

サバとアジのフィレオサンド


今回はアジが2匹だけ釣れたので、そのアジとサバで一つずつ作ってみました。

サビキは数が釣れますので、一度全部フライにして食べ、残ったフライはパンに挟むのもありだと思います。

こちらもお子様には喜んで頂けるメニューかと思います。

個人的には、マックのフィレオフィッシュよりも美味しいと思っています。

最後に20cmオーバーのゴマサバはタタキにしました。

ここで一つお願いですが、私は自分で釣ったサバはマサバ、ゴマサバ共に生で食べます。

しかし、サバは寄生虫が寄生し易い上に足が早い(腐り易い)魚です。

生で召し上がる時は、自己責任でお願いします。

ただ、今まで岸から釣ったサバに寄生虫がいたことは、約40年釣りをしていますが無いことも事実です。

魚を捌いて寄生虫が出来てきたことは何度もありますが、概ねスーパーや鮮魚店で買って来た鱈やサバです。

また、今今北条湾で釣るサバは最大でも20cm台です。

このサイズの魚を捌いて、仮に寄生虫がいればすぐに分かります。

誤って寄生虫ごと食べてしまうということはほぼ有り得ません。

帰宅後に釣ったサバを生で食べる場合は、釣ってバケツなどに常温で放置せず、氷水ですぐに冷やした方が鮮度が落ちにくいです。

クーラーにロックアイスなどを入れ、そこに氷が半分浸かるくらいの海水を入れます。

真水ではなく海水です。

海水を冷やした氷水に浸けておくと、色落ちがしにくく身も緩くなりにくいです。

真水ですと、身は緩くなりにくいですが、色落ちしてしまいます。

海に釣りに行っているので、海水は目の前にただでいくらでもあります。

足の早い青魚を夏場に冷やす場合は、海水の氷水で冷やした方が無難です。

そして、サバのタタキですが、まずは三枚に卸します。

三枚に卸したサバ


刺身にする場合、包丁を入れるギリギリまで氷水で冷やしておくと身が緩くならず調理し易いです。

そして、三枚に卸したサバを今度は適当な大きさにブツ切りにします。

そこに、今回は大葉とネギを混ぜて一緒に叩きます。

薬味の大葉とネギ


今回は冷蔵庫に大葉があったので、この組み合わせにしましたが、ネギと生姜、ネギと味噌でナメロウ風など、組み合わせはいろいろあります。

そして、出来上がった「サバのタタキ丼」です。

サバのタタキ丼


この丼を作って、料理の名前を途中で何も言わず、出来がって出す際に「はい、アニサキス丼」と言って家内に出したら「〇ね、お前が食べろ…」と言われました。

ちなみに、完食した家内は、ブログを書いている時点では元気です。w

そして、シャレで毎回お伝えしております、今回の「北条湾定食」はこちら。

2020年6月21日 北条湾定食


なんとか、今回は前回お約束した通り、刺身系の料理を追加することが出来ました。

今回は、北条湾が混み合っていたことや、街灯が全て消灯していたことなどから、ライブ配信は行いませんでした。

次回は何とかお届け出来るように頑張ります。

最後になりますが、完全な真夏になると暑さで動きが鈍るのですが、今の時期の北条湾で未明や夜間帯で釣りをすると、蚊みたいな小さな虫が飛んでいると思います。

蚊もいるのですが、その飛び回っている小さな虫の大半が「ヌカカ」というハエの仲間の虫です。



これが非常に厄介で、刺されると人によっては痒みではなく痛みが続きます。

刺されると言っても、厳密に言うと蚊のように皮膚に針を突きさすのではなく、ヌカカの場合は皮膚を噛みちぎって出血させます。

家内は皮膚が比較的弱く、ヌカカに刺されると赤く腫れ、場合によっては痒みではなく痛みが出ます。

腫れも中々引かずしばらく続きます。

更に厄介なのが、市販の虫よけスプレーはあまり効果がありません。

そんな中、私より家内の方が刺される頻度が明らかに高いんです。

臭いそうな雰囲気から言えば、オッサン街道まっしぐらの私の方が臭いそうなんですが、刺されません。

じゃぁ、ヌカカはオヤジ臭が苦手なのか…それも違うと思うんですが、上記のヤフーの記事のコメント欄にもありますが、私は非常に暑がりで、夏場は良く清涼感のあるシーブリーズのようなボディーローションを良く付けます。

現在愛用しているローション
現在愛用しているローション


これからの時期は特に明け方急激に湿度が高くなることがあるので尚更付けます。

確証は何もなく、現実的な状況だけのお話ですが、シトラス系の匂いをヌカカは嫌うのかな…と思っています。

もし、今今ヌカカでお困りの方がいましたら、一度お試し下さい。

比率で言いますと、家内が5カ所刺されたとすれば、私は1カ所くらいの違いです。

また、ヌカカとは違いますが、こんな記事もありました。



宜しければ、ご一読下さい。

このペースでサバっ子が成長すると、来週はかなり良い型のサバが釣れると思います。

ビールが止まらなくなる、サバっ子のフライが揚げ放題です。w

今年は、少し本腰を入れて北条湾内に入ってくる大型魚を狙ってみたいと思っています。

来週は土日共に小潮と、潮回りはイマイチですが、頑張って釣りに行きたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】青魚御三家北条湾で揃い踏み!(2020年6月7日)

こんにちは。

緊急事態宣言解除から約2週間が経ちました。

前回のブログ記事にも書かせて頂きましたが、しばらくの間はその週、その週の状況を見て釣りに行くか判断したいと思っています。

そんなことから、この週も鼻息荒く釣りに行く日を待っていた…というわけではなく、週末が近付き釣りに行こうか迷っておりました。

潮周りや海の状況、天候や風などを調べますと、日曜日は風が若干強いものの、潮周りは土日共に大潮と、釣りという観点だけで見ますと非常に釣りキチの心をくすぐる状況です。



問題のコロナ関連はと言いますと、北九州の方でクラスターが発生していたようですが、神奈川を始め東京など首都圏エリアでは大きな動きはありません。

こういった状況も鑑みまして、この週も釣りに行く事にしました。

前週、約1か月ぶりに北条湾へ釣りに行き、北条湾の様子もある程度分かったので、行くと決まってからは鼻息荒く釣り道具のチェックをし準備に取り掛かります。

すると、なんだか釣り糸がいつもより見にくい…というか見えない…

ん??

部屋が暗いか…

部屋の電気を点けようとすると、既に全ての照明が煌々と点いています。

老眼か…と思いましたが、老眼も今に始まったことではないのですが、明らかにピントが合いません。



冷静に考えると、インターネット、PCやスマホの普及で一昔前より明らかに字も書かなくなり、ヨリモドシに糸を通し結ぶレベルの指先での細かい作業はほとんどしなくなったんだな…と改めて実感。

例え週に1回とはいえ、意外とこれが老眼対策というと大袈裟ですが、目の訓練になっていたのかもしれないなと思いました。

釣りに1ヶ月行かなかったことでの、以外な弊害に気付きながら淡々と釣りの準備を進めます。

そして、いつものように寝坊することなく午前1時に起床。

土曜日の夕方から日曜日の明け方までは大気の状態が不安定で、雨雲が発達し易い状況にあり、雨が降らないことを祈りながら自宅を出発。

この日は北条湾へ向かう道中も前週よりはいくらか一般車も走っており、少しずつではありますが、人出も以前に戻りつつあるんだなと感じました。

前週は、緊急事態宣言解除後初の北条湾釣行で、度肝を抜かれるほどの釣り人の数でしたが、この日もそれを覚悟で車を飛ばします。

三浦縦貫道からR134に降り、途中の釣具店も前週は営業している店と閉まっている店がありましたが、この日は道中全ての釣具店が営業していました。

そんなこんなで北条湾に到着。

様子見で北条湾周辺を車で一周しますが、この日は釣り人の数はそれなりにいましたが、前週ほどの数ではなく、まぁまぁ今の時期の北条湾かな…という感じでした。

ただ、普段北条湾や三崎、城ケ島に釣りに来ない方が多く来られている印象を受けました。

どこにどういう釣り場があり、そこでどういう釣りをすると何が釣れるのかを分かっていない方…普段来られない方なので当然のことなのですが、同じ車が何度も北条湾に入って来ては出て行き…を繰り返したり、一度撤収したのに再び戻って来て釣りを始めたり…という方を多く見掛けました。

また、これは前週も同じ状況だったのですが、前回のブログ記事に書いたり、Twitterに投稿したりすると自粛警察の方に逮捕される可能性があったので書きませんでしたが、ぶっちゃけ他県ナンバーだらけです。

これが良いとか悪いとかは敢えて控えさせて頂きますが、個人的にはそこまで気になりません。

ちなみに他県ナンバー狩りとかは個人的には信じられない行動です。

国道や高速道路の電光掲示板の、コロナ関連の注意喚起の文言も「県を跨いでの移動自粛!」のような強い口調の文言から「県を跨いでの移動は控えましょう」のような物腰の柔らかい文言に変わっていました。

そして、この日は釣り座が空いていなかったわけではないのですが、敢えて前回と同様にダイブセンターの前に釣り座を構えました。



ツイート内にあります、立ち入り禁止のプレートの写真は前回の釣行時に撮影したものであり、この日は徒歩で前回の釣行時に貼ってあった場所を確認しましたが、全て撤去されていました。

当たり前ですが、「釣りをして良いからやりなさい!」という看板などはありませんが、岸壁への立ち入りの制限、釣り禁止などの看板等は一切ありませんでした。

曖昧な表現はご容赦頂きたいですが、Twitterやブログをご覧頂いております方々が全て神奈川県内にお住まいの方とは限りません。

これは北条湾に釣りに行くことを奨励しているわけではないということを一言申し上げさせて頂いた上で、現地の雰囲気としては他県だから云々とか、釣りなんかしにくんじゃねぇ…のような雰囲気はありません。

この日は前回より釣りをしている時間が長引き、いつも北条湾を散歩している方など、漁業関係者などの方以外の地元の方も多く見ましたが、釣りをしている我々を気にする様子などもなく、コロナ以前の至って普通の休日の北条湾の朝でした。

地元の方々への配慮は最大限して頂きたいと思いますが、特に過剰に反応する必要もなくむしろ釣りに行った際にお土産を購入したり、ガソリンスタンドで給油したり、コンビニで軽食を買ったり、地元経済の活性化に少しでも繋がることをしてあげた方が良いのではないか…と、個人的には思っています。

散々語っておいて丸投げ感たっぷりで大変恐縮ですが、釣りに行くかは自己責任でお願い致します。

いつも前振りが長くて申し訳ありません。

娘にも話が長い…といつも怒られます。

では、この日の釣行の話に戻ります。

この日も前回同様、幸先良く家内が第一投目でサバっ子を釣り上げます。



そして、この後パタリとアタリが止まります。

止まると言っても、次の魚が釣れるまで20分ほどなのですが、今回はこの後貼り付けるツイートのタイムスタンプにご注目頂きながら読み進めて下さい。

この日の日の出の時刻は4:26です。

この日は北条湾内にはボラはおろか、大型魚は入って来ていませんでした。

青魚の群れが居れば、リラックスした状態で回遊しているはずです。

この日は理由は分かりませんでしたが、サバっ子の釣れる層が普段より半ヒロ(一ヒロ=大人が両手を広げた長さ)ほど深かったせいか、青魚の群れを肉眼で確認出来ませんでした。

しかし、確実に青魚の群れがいることは分かっていました。

なぜ、目で見えず、アタリも無いのに青魚の群れがいるのが分かるかと申しますと…

サビキ仕掛けの針に付いたアミコマセ
画像①

サビキ仕掛けの針に付いたアミコマセ
画像②


画像①と②を良くご覧頂きたいのですが、これはトリックサビキをアミコマセのブロックの中を潜らせ、サビキ仕掛けを海中に垂らし20分ほどして引き上げた時に撮影した、トリックサビキの針の写真です。

風が強かろうが、サビキ仕掛けに全く魚が寄っていない時は、全ての針ではありませんが、このように針にアミコマセが付いた状態で残ります。

この日はアタリこそありませんでしたが、同じようにトリックサビキをアミコマセのブロックの中を潜らせ海中に投入すると、5分も経たないうちにサビキ仕掛けの針のアミは全てキレイに洗い流したように無くなります。

同じアタリが無い状況でも、針の状態を見ると青魚がサビキ仕掛けのすぐ近くまで寄っているのか、魚が全くいないのか一目瞭然なんです。

この日のように、アタリは皆無だけどサビキ仕掛けのアミは無くなる場合は、何がしかの理由で食いが渋く、サビキ仕掛けの直前まで青魚は寄ってくるけど、針には食い付かずギリギリのところでスルーされている状態なんです。

所謂、青魚の活性が低い状態です。

釣りを開始して、第一投目とかで釣れると、何となく青魚の活性も高く、今日は爆釣れ!とか思ってしまうのですが、実はこの日は私達が釣りを始めた時は青魚の活性は低い状態で、たまたま第一投目でヒットしてしまっただけということです。

そして、先ほどTwitterのタイムスタンプを注視して欲しい…と申し上げましたが、釣りを開始してから日の出までおよそ1時間です。

日の出の50分~40分くらい前から空が薄っすら明るくなり、所謂朝マヅメに突入していきます。

朝夕共に、日の出、日没付近の薄暗い状況をマヅメ時と言い、サビキ釣りに限らず、釣りでは魚が釣れるタイミングの一つです。

この後、魚が釣れていく時系列とマヅメ時の状況を想像しながらお読み頂ければと思います。

少しこの日のポイントを整理しますと…

①青魚の群れはいるのに食いが渋かった
②フィッシュイーターの大型魚がこの日は湾内にいなかった
③釣り開始時は大潮の上げ潮時だった

①は当然、青魚が居なければ魚は釣れません。

②は、青魚にとって捕食する側の敵がいないので緊張状態になくリラックスした状態だったということです。



捕食する側の敵に追い回されている時は、どんなに活性が上がる条件が整っていてもまず逃げることが優先されるので、青魚としてはメシなんか食ってる場合ではありません。

③は潮回り的には一番活性が上がっておかしくない条件です。

そして、以前から私は北条湾特有の青魚の活性の上がり方として、干満問わず潮止まりの前後2時間の間に活性が上がり易い…という説を唱えております。

2018年12月30日 潮見表


この画像はこの日の潮見表ではありませんが、画像の潮見表で言いますと赤丸の辺りが活性が上がり易いです。

一般的には画像の背景が薄く白くなっている時間帯の、潮位の変化が一番あるタイミングで活性が上がり易いと言われていますが、北条湾の場合はこのタイミングよりも赤丸のタイミングの方が青魚の活性が上がり易いです。

この日は、大型魚がいないかったということが、青魚達の「素」の動きを見るにはとても良い条件で且つ大潮で、青魚達の活性が上がるスイッチが入れば瞬時に動きが変わると予想していました。

そして、日の出の40分ほど前、豆アジがヒットします。



そして、これを切っ掛けに青魚のスイッチが入ります。

サバっ子もほぼ同時に入れ食い状態になります。

後ほど貼る、ライブ配信動画をご覧頂くとお分かり頂けると思いますが、私と家内でサビキ仕掛けの竿を3本出しているのですが、2人で3本の竿が捌ききれなくなり、徐々に竿の数を減らし最後には1本にするくらい入れ食いになります。(釣れ過ぎてしまうという意味もあります)

釣れるタイミングのお話の、干満問わず潮止まりを基準に2時間説…は、潮止まりの2時間前から活性が高くなり、潮止まり後2時間は釣れ続けるということではなく、この前後2時間の間のどこかで活性が上がり易いですよ…というお話です。

また、その時々の潮回りの状況、海水温、天候、外敵がいるかなど、他の要素も絡んできますので、一概にこうだからこう…とも言い難いものがあります。

活性が上がっている時間も、長いと潮止まりを通り越し、数時間入れ食い状態が続くこともあれば、10分ほどで終わってしまうこともあります。

あくまで一つの目安としてお考え頂ければと思います。

「釣りを開始します」のツイート内の写真に、北条湾の岸壁を映したものがあると思います。

隣りの釣り座の方は、釣り道具を簡単に片付け車で仮眠されていましたが、恐らく土曜日の夜間帯から釣りを始めて釣れなかったんだと思います。

結局、私が撤収するまで起きてきませんでしたが、仮に休日を24hで考えた時に、闇雲に釣りに行っても同じ場所で小一時間でガッツリ釣る人も居れば、数時間釣っても釣れない人もいます。

「Time is money」ではありませんが、なるべくピンポイントで釣りに行き、時間を無駄にせずたくさん釣って釣りをお楽しみ頂ければと思っています。

そして、そろそろ撤収しようかな…と思い始めた時、この日は豆アジとは言え、アジの釣果も確認出来ました。

例年ですと、ウルメイワシも寄っていてもおかしくありません。

十分サバっ子も釣れたので、竿を1本だけ残しトリックサビキを遠投してみました。

すると、こちらも予想がドンピシャ。

やはり、ウルメイワシも北条湾に寄っていました。



今年産まれた1年目の個体だと思われます。

前回の釣行でも足元ではウルメイワシは釣れませんでした。

恐らく、北条湾の中央部を回遊しており岸にあまり寄り付いて来ないんだと思います。

去年や一昨年が顕著だったのですが、この時期のウルメイワシは日の出以降に北条湾へ入って来ることが多く、日の出後に入れ食いになることがありました。

未明や夜間帯にウルメイワシの群れがいても、湾の中央部を回遊していることが多く、遠巻きに魚影を確認しても釣れないことも多々ありました。

そこで、湾内に大型魚もいないことから、湾の中央部に何か他の青魚はいないかな…と、トリックサビキを遠投してみることにしました。

私は勝手に「投げサビキ」と呼んでいますが、一般的な投げサビキは飛ばしウキなどを付けて、スキンや疑似餌の付いたサビキ仕掛け、コマセカゴやコマセ網にアミコマセを詰めて投げ込む釣りのことを言います。

その投げサビキではなく、何も付けないトリックサビキをただ遠投するだけです。

普通、あまりこういった釣り方をトリックサビキではしないと思いますが、足元で思うように釣果が得られない時や、足元で釣れる魚に飽きた時などにお試し下さい。



この動画内では魚は釣れていないのですが、釣り方としてはこんな感じです。

トリックサビキをただ投げてある程度仕掛けが沈んだら竿を上に持ち上げ釣り糸を巻く…を繰り返すだけです。

過去にはワカシやボラが掛かって大慌てをしたこともあります。w

ちなみにこの経験から、私流投げサビキに使うサビキ仕掛けのハリスは1号以上のものを使っています。

青魚だと思って合わせたら、いきなり尋常じゃない引きで持って行かれるので、間違いなく糸が細いと一発で切れてしまいますので。

そして、撤収しようと最後の竿を片付けていたら…



皆さん、竿を片付ける時は、恐らく仕掛けを海中に入れたまま竿を畳んでいくと思いますが、それにサバっ子がヒットです。

この日はこんな感じで入れ食いでした。

何でもありですね…w

そして、前回入れ食いに近かったカタボシイワシですが、この日は全くいませんでした。

もう少し北条湾に居てくれるかな…と思っていましたが、恐らく産卵が終わり北条湾から離れたのではないかと思います。

また、この日はムツも釣れませんでしたが、ムツは単にこの日釣れなかっただけで、もう少し北条湾に居ると思います。

概ね、梅雨が明ける少し前、6月の中旬から下旬に掛けて釣れなくなると思われます。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年6月7日 北条湾釣行 釣果


サバっ子に関しては、片付け中に釣れるレベルなので、この日は粘ればもっとたくさん釣れたと思います。

2020年6月7日 北条湾釣行 釣れた魚種


こちらは釣れた魚種ですが、上からマサバ、ゴマサバ、アジ、ウルメイワシです。

写真の魚は撮影用に同じくらいのサイズのものを並べましたが、今年はマサバの方が成長が早いようです。

マサバの方が大きな個体が釣れます。

そして、サビキ釣りのシーズンインで楽しく釣れるのは良いのですが、この時期一番困るのが釣れる魚のサイズがバラバラな上に微妙なので、調理が面倒臭い…

この日も頭から丸ごと…は油でじっくり揚げても厳しいサイズが多く、大きなサバを我が家の兄妹猫の朝食にしました。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼きサバ


小さくてもサバ。

焼くと非常に良い匂いがするんですが、このサイズをチマチマほぐして食べるのもね…となり、だいたい兄妹猫の朝食になってしまいます。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼きサバのほぐし身


この日も猫缶での量増しはせず、サバのほぐし身だけの朝食になりました。



この日もキレイに完食してくれました。

美味いんだと思います。

そして、人間用はアジが想像以上に小さかったので、何の捻りも無く恐縮ですが、全て頭から丸ごと唐揚げにしたのですが、一抹の不安が残ったサバは、やはり頭が気になり食べる時に頭は取り除きました。

サバっ子と豆アジの唐揚げ


1週、1週サバっ子も成長し、今年は何だか成長の度合いが早いようにも見受けられます。

今回、兄妹猫の朝食にしたサイズは、来週はそこそこのサイズになっている可能性もあり、来週はサバが釣れれば炊き込みご飯にでもしようと思っています。

今週は気になったニュース記事があり、宜しければ皆様にもご覧頂ければと思います。



概ね、茨城から福島沖で黒潮を親潮がぶつかり、その周辺が好漁場となります。

親潮が弱いことで、具体的にどういった影響が出るのかは分かりませんが、今年もサンマ漁の不漁などは予想されると思います。

次はこちらなんですが…



コロナ禍でマジで止めて欲しいです…w



生活様式も急激に変化し、レジャーなどの在り方も問われるようになり、どことなく神経質になりがちな昨今ですが、自粛警察のように過剰に反応したからといってコロナが終息するわけではないと個人的には思っています。

あまり過度に神経質になり過ぎず、適度に息抜きも必要だと思います。

来週は土日共に小潮と、潮回り的にはあまり良くありません。

様々なことを勘案し週末の状況を見て、釣りに行くかは判断したいと思います。

こちらは、この日のライブ配信動画です。

私流投げサビキや入れ食いの状況、どのくらいの薄暗さ(マヅメ時)で活性が高くなったかなどはお分かり頂けると思います。

宜しければご覧下さい。



釣れないよりは、サバでも釣れた方が良いのですが、もう少しイワシ類が釣りたいですね。

また、ご報告させて頂きます。

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  アジ  マアジ  2020  釣り始め  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】2020年新春釣り始めはアジからスタート(2020年1月3日)

新年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い申し上げます。

こんにちは。

皆様、2020年オリンピックイヤーの新年は如何お過ごしでしょうか。

2019年の釣り納めが、イマイチ納得いく釣行が出来なかったことから、2020年の釣り始めは気合いを入れて釣りに行って来ました。

Twitterブログをご覧頂いております皆様は、既にお分かりかと思いますが、本年も24h365dで釣り三昧の「釣りキチ」街道まっしぐらでいきたいと思います。

2019年の釣りの納めが、ある意味ホームにしている「北条湾」という釣り場では、北条湾で良く釣れる巨大エイと格闘して終わる…という北条湾らしい締めでしたが、やはり釣果としてはイマイチな感じの締めでした。

2020年の釣り始めで挽回したく、鼻息荒くいつ釣り始めをするか検討しますが、これがまた新年早々から潮回りが最悪。

元旦から小潮。

そして、冬休み最終日に向けてどんどん潮の動きが鈍くなる潮回りです。

軽く嫌な予感がしますが、これまた自然相手のことなので仕方ありません。

私は年始の正月休みは1/1~1/5まで。

突出して「この日だ!!」という状況の日が無いので、消去法で釣りに行く日を決めることにしました。

まず、1/4と1/5は長潮、若潮と潮汐の変化がほとんどなく、非常に潮の動きが鈍い潮回りなのでこの2日間は釣りに行かない事が決定。

1/1は大晦日からの除夜の鐘、初日の出、初詣等で夜間や未明、明け方などに人出が予想されるので、元旦の釣り始めも却下。

そして、残る1/2と1/3。

潮周りはあまり期待出来ない小潮。



潮の動き方はほぼ同じなので、今回はいくらかでも風の弱い1/3に釣り始めに行くことを決めます。

去年の12月中旬あたりから、北条湾周辺に居付いているイワシ類が例年に無い動きを見せ始めました。

潮の動きや海水温、天候など、一見すると特に食いが渋くなるような要素が無いのに全く食ってこない…

北条湾の中央部に群れが終結し、極狭い範囲を回遊し岸に寄り付かない…

夜間帯や未明は食いは渋くとも北条湾内にイワシ類の群れがいるのに、例年とは違い朝マヅメあたりから北条湾から出て行ってしまうことがある…

おおまかに今シーズンの冬の北条湾に現れるイワシ類の解明されていない謎ですが、去年からの宿題を引き継いだまま2020年の釣り始めに挑みました。

釣り納めの本ブログ記事でも、今シーズンのイワシ類の行動傾向について触れましたが、年が明け北条湾での冬のシーズンの釣りも残り僅かとなり、今シーズン中に解明出来るか若干微妙になってきました。

しかし、焦ったところで仕方がないので、毎回毎回釣りに行った際にヒントになる要素を探すしかありません。

そして、今回は未明の午前3:32の干潮の潮止まり以降を狙い釣りに行くことにしました。

午前1時半起床で釣りに行きますが、若干正月休みの飲み疲れで身体が怠く、寝坊こそしないものの中々目が覚めません。

まぁ、急ぐ旅でもないし良いか…と、ダラダラと準備をし予定より20分ほど遅れて自宅を出発。

新年早々の1/3の未明、車も人もほとんどおらずスイスイと走り、遅れて出発した20分を取り戻してくれる感じで走ります。

予報通り風はほぼ無風で、北条湾へ近付くにつれ同じ道なのか…と疑ってしまうくらい静かで穏やかな状況です。

人も車も少なく、風も無く静か…釣り始めにはもってこいの状況です。

そんなことを考えながら北条湾へ到着します。

気温が低いことを除けば、天気も晴れ、風は無風と絶好の釣り始め日和とあってか、正月の未明の割りには釣り人が多い気がしましたが、釣り座を取り合うほどではなく目の前にはベタ凪の北条湾がありました。



この日はいわき丸さんの後方に、いつも係留されている九五郎丸という漁船が係留されていなかったので、そこに釣り座を構えて釣りの準備に取り掛かります。

非常に人に慣れている、恐らく半野良の新入りの釣りのお供が出迎えてくれました。



釣りの準備をしていると、ベタ凪の海面に時折波紋が出来ていました。

動きは鈍いですが、おそらくイワシ類の群れが泳いでいたと思われます。

ここ数週間、海水温は17度~18度でした。

そしてこの日の海水温は16度。

この16度という温度は特段低いわけではなく、ここ数年で言えば例年通りです。

むしろ、ここ数週間の17度~18度が高過ぎるくらいです。

恐らく暖かい海流の流れが何がしかの理由で弱まったものと思われます。

これは、海流全体の流れる量が減った(流れる勢いが弱まった)場合もあれば、気象条件(強風など)などで一時的に流れの向きが変わっている場合もあり、今後再び海水温が高い傾向に戻る可能性はあります。

サビキでイワシ類を含め、青魚を狙う…という点では、海水温が高いことにこしたことはありません。

1度でも高い方が、青魚の活性は上がり易くなり活発に動き、エサにも良く反応するようになります。

こういうことから、ここ数週間で見ればいきなり2度も海水温が下がったわけですが、特に気にすることもなく釣りを開始します。

そして、この日は釣り開始後30分~40分であることに気付きます。

少々下世話なお話で恐縮なのですが、厳密にこの日のタイムスタンプを申し上げますと、釣りを開始します…のツイートは恒例の便意を催し用を足している時にツイートしました。

この日の干潮の潮止まりは3:32で、トイレに行く前に全ての釣竿の仕掛けはセッティングし、実際に釣りを開始したのは3:30頃です。

セッティングが終わり、釣り場に家内を残しトイレに向かいます。

比較的近い花暮岸壁のトイレが和式なので、私は毎回城ケ島側のトイレに行くのですが、城ケ島側の様子などをふらっと確認したりして、なんだかんだトイレに行くと20分~30分掛かります。

戻って来ると、ナント!家内がアジを釣っていました。



サイズも18cmほどと良型で新年早々縁起が良いね…と喜ぶのも束の間、この日はベタ凪だったので良く分かったのですが、釣りの準備をしている時に出来ていた波紋が完全に無くなり、恐らくイワシ類と思われる群れが居なくなっていました。

当初は「ん?どっか回遊しに行ったか?」と思いました。

これが、潮が動き出し活性が上がり動きが活発になったことで、北条湾内を回遊しているなら問題ないのですが、恐らくこの日は私がトイレに行っている間の30分、つまり潮止まりから上げ潮で潮が動き出したタイミングで北条湾内からイワシ類の群れは出て行ったと思われます。

風が無く、波が穏やかという状態は、状況を良く観察するにはまたとないチャンスで、この日は釘付けで目を凝らしました。

私がトイレに行っている30分の間に家内がアジを釣ったということは、これは潮が動き出したことを物語っています。

アジはイワシ類よりも神経質で、潮の動きや海水温に敏感に反応し、条件が整わないと食ってきません。

且つ、この日は大晦日にあれだけの強風に海が煽られたにも関わらず、非常に海の透明度が高く澄んでいました。

この海が澄んでいる状況も、アジを釣るには条件的には悪いことで、海が澄んでいると針への食い付きが悪くなります。

こういうことから言えるのは、イワシ類を含め魚の活性は低くなかった…ということが言えます。

そして、アジを釣ってほどなくして、釣りのお供第二弾が現れます。



以前からお話ししていますように、アオサギは北条湾内に活性高くイワシ類の群れが居て、自ら魚を獲れる状況ですと私達人間の力を借りようとはしません。

アオサギが私の元へやって来る時は、何がしかの理由でイワシ類の群れは北条湾内に居るけど、海面付近に上がってこないことから自ら魚を獲れない…もしくは、北条湾内にイワシ類の群れが居ないから魚を獲れない時なんです。

私と家内が北条湾に到着した時、このアオサギは既に湾内におり、時折いつもの「ギャーギャー」と独特の汚い鳴き声を上げながら飛び回っていました。

その時は私も目視で確認しておりますように、北条湾内にイワシ類と思われる群れはいました。

アオサギもその群れを追い、自ら捕らえようと飛び回っていたと思われます。

ところが、私がトイレに行ったタイミング、つまり上げ潮で潮が動き出したあたりでイワシ類の群れが北条湾内から出て行ってしまいます。

アオサギも狙う魚が居なくなり、自ら魚を獲れない状況を悟り私達も元へ飛んで来たと思われます。

ツイートにもある通り、可哀そうな言い方なんですが、疫病神なんです、このアオサギは。w

この日は小潮とあって、全体的な潮の動きは鈍く、魚全体の活性は低くはありませんでしたが、活発というほど活性は高くありませんでした。



そして、なぜかは解明出来ていないのですが、今シーズン独特のイワシ類の行動傾向として、①干満問わず潮が動き出すと北条湾から出て行くことがある、②潮が動いていなくとも朝マヅメあたりで北条湾内から出て行くか湾中央部に群れが集結する、この2点は傾向としてあるように思います。

他にも、例年に無いことと言えば、日の出直後に鳥達が北条湾に集まる傾向があります。

例年、日の出直後にトンビ、カモメ、海鵜が集結し北条湾の中央部で魚を捕まえる様子はあまり見られませんでした。※

※全く無いということではなく、三種の鳥が毎回来ることはありませんでした。

ところが、今シーズン、特に去年の12月に入ってからが顕著でしたが、朝マヅメから日の出になり、カラスなども含め鳥達が活動を開始する明るさになってくると真っ先にトンビ、カモメ、海鵜が北条湾中央部に集結し、トンビ、カモメは上空を旋回し海鵜は海の中に頻りに潜ります。

そして、この日露骨だったのが、いつものようにトンビ、カモメ、海鵜がやって来たのですが、この日は20分しないで全ての鳥が北条湾の中央部から居なくなり、別の場所に飛び立って行きました。

もうお分かりだと思いますが、獲る魚が居なかったんだと思います。

現に私が海面を見ていても、魚の群れがいると思われるような不自然な波なども見られず、ただただ静かな北条湾でした。

この鳥の行動から言えるのは、ほぼ毎日だと思いますが、日の出直後に北条湾の中央部にイワシ類の群れが集結している頻度が極めて高いんだと思います。

鳥達にとっては格好の餌場となっているため、今シーズンは他の餌場に行く前に必ず来るものと思われます。

鳥達も日の出と共に遊びに行くわけではなく、エサを獲りに行きます。

いくつかある餌場の中で一番プライオリティが高く、最優先で来る場所に今シーズンはなっていると思われます。

今までの状況を整理しますと、ある程度今シーズンのイワシ類の行動が見えてきましたが、肝心の釣るための対策がイマイチ確立出来ていません。

イワシ類の動きとしましては、以前から「私の憶測の範囲で…」という前置きをした上でお話しさせて頂いてきましたが、今シーズンのイワシ類、また青魚の群れはやはり北条湾と違う場所を行ったり来たりしていると思われます。

恐らく、日の出以降、日没までは北条湾以外の、城ケ島近海の餌場に行っている可能性があります。

そして、日没近くになり北条湾に戻って来て暗い夜間帯を過ごし、またそれを繰り返す…

例年ですと、北条湾から出てしまうと、昼夜を問わず海水温が低過ぎて、そもそも自分達イワシ類が生活出来る海水温の下限を下回ってしまうため、ある程度の時期になり海水温が下がってくると大半のイワシ類の群れは北条湾から出ることが無かったため、生け簀や釣堀で釣りをしている状況になり、真冬でも爆釣れ入れ食いになっていた…と思われます。

それが今シーズンは例年より更に海水温が上がり、北条湾の外でも暮らせる環境が整い、日中は北条湾より安全且つ効率良く餌にあり付ける場所に行っていると思われます。

回遊魚の習性としては、暗い時間帯に浅瀬の狭い場所に身を寄せて過ごすことはおかしなことではありません。

深海魚や夜行性の魚のように、暗がりでも物が良く見えるように目などが突出して発達しているわけではないので、この行動自体は自然なことです。

また、度々本ブログの今シーズンの記事でもお話ししておりますが、今シーズン釣れるウルメイワシは例年に無く太っており、腹身や脂の色が例年に無い色※をしています。

※身や脂の色、捕食していると思われるエサについてはリンク先をご参照下さい

これも、北条湾より豊富にエサがある場所で、例年に無くたくさん食事をしていると言えます。

少々、補足させて頂きますが、この一連の行動は必ずしも日の出、日没が全ての基準ではなく、そこに潮の動きや海水温、天候(特に強風などで海が荒れている場合)など様々な要素が絡みイワシ類は行動します。

行動に若干のタイムラグや、北条湾から出て行かない場合もあると思います。

総体的に今シーズンのイワシ類の動きを見ると、こうではないか…というお話ですので、予めご了承下さい。

そして、対策的なお話なんですが、これが今のところ「これだ!」というものが無いのが現状です。

条件が整っていて、目の前にイワシ類の群れがいるのが分かっている時でも、やはり例年より食いが渋く針掛かりしにくいです。

一つ言えるのは行動範囲が広がったので、北条湾内に入ってくるイワシ類の数が減っている…ということは言えると思います。

釣りをする竿の本数を増やす…や、撒き餌を根魚が寄ってしまうのを覚悟で撒く…など、物理的な対策になってしまいます。

「策」ではなく「案」はたくさん出てくるのですが、如何せん実績が無いものを闇雲にお伝えするわけにもいかず、今しばらくお待ち下さい。

そして、この日は釣果としてアジ2匹という数的にかなり悲しい釣果だったのですが、アジはイワシ類より高い海水温を好む魚です。

且つ潮通しが良く、イワシ類よりタナも深い場所を好みます。

そのアジ、しかも18cmクラスが釣れるということは、これまた北条湾のみならず城ケ島近海の海水温の高さを物語っていると思います。

また、これは余談チックなお話ですが、以下のニュースアプリのキャプチャー画像。

海水温の高さを物語る記事


その土地のリアルな海水温が載っている記事というのはあまり無いので思わずキャプチャーを撮ったのですが、和歌山県の話の記事なんですが、海水温が16度とあります。

北条湾の海水温が和歌山県と変わらない、もしくは上回ることがある…ということ自体、かなりの海水温の上昇具合かと思います。

しかも、北条湾が一時的に高くなっているわけではないので。

漁業などでの異例の豊漁、不漁、台風の巨大化等、納得出来る話です。

海水温の上昇で受ける恩恵を上手に受けつつ、それによる弊害に対してもしっかり対策をしなければいけないな…と、釣り始めのこの日改めて思いました。

そして、この日の釣果ですが、既にお話し致しました通り、アジ2匹という数的にかなり寂しい釣果となりました。

2020年1月3日 釣果


魚種的には最近はウルメイワシばかりだった上に、まさかアジがくるとは思っていなかったので、新春釣り始めということもありなんだか得をしたような気分になりました。

ただ、逆立ちをしても釣れた魚が2匹なことに変わりはなく、「これをどうやって猫2匹と、最低人間一人分のご飯を作ろうか…」無い脳みそをフル回転させ考えた結果がこちら。

まず、正月だし人間用は刺身系で、我が家の兄妹猫はアジのアラを焼くことにしました。※

※ほとんどいつも通りですみません…w

兄妹猫の朝食は釣りたてのアジのアラを焼いたもの


イワシよりアジは骨がしっかりしているので、イワシ同様にそのままあげると骨が喉などに刺さる可能性もあるので、今回はアジの頭は開いてしっかり焼き、中骨は軽く叩いてほぐしました。



改めて中々贅沢な食事だな…と思いました。

我が家は特別広い家でもなく、猫に使ってあげるお金にも限りがあるので、こういうところで今年も少しでも贅沢をさせてあげられればと思います。

そして、人間用は正月料理の余りも使い、アジのお刺身丼を作ってみました。

三枚に卸したアジの身をタタキを作る要領で簡単に叩きます。

アジのタタキを作ります


タタキにしたアジや正月料理の残りを酢飯の上に盛り付けて完成です。

アジのお刺身丼です。

アジのお刺身丼


そして、軽く雑煮を添えて2020年釣り始めの北条湾定食はこちらです。

2020年1月3日 北条湾定食


アジのサイズがそれなりだったので、釣果は2匹ですが何とか形に出来ました。

この日のアジの釣果が2匹だったのは、潮回りが小潮とあまり動かなかった事や、海が澄み過ぎていてかなり透明度が高かったことなどが影響したと思われます。

アジはイワシ類ほどの頻度で回遊はせず、且つ群れで行動しますので、1匹釣れれば同じタナでしばらく釣れます。

イワシ類のように海に目を凝らし群れを探し、回って来た時に一気に釣る…というよりは、撒き餌を撒き寄せてじっくり釣る釣りですので、1匹釣れたら同じタナでしばらく粘ってみて下さい。

こちらはこの日のライブ配信の動画です。

釣果はお話しした通りなので、あまり見ても面白くないかもしれませんが、お時間があるようであれば日の出付近での鳥の鳴き声などを注目して聞いてみて下さい。

範囲や数は分からないかもしれませんが、良く聞くとたくさんの種類の鳥が飛び交っているのがお分かり頂けると思います。



研究心に火が付いている事や、釣り始めの釣果の数がイマイチな事から、1/5に早速リベンジするか検討中です。

ただ、如何せん潮回りが若潮な上に風が若干強めなんですよね…

ほぼほぼ釣れないのが分かっているのに、また身体の芯まで冷えるのか…と、現在行くかどうするか悩んでいます。

一週間と少し待てば、成人の日の連休。

しかも、大潮、中潮、中潮と潮周りは問題ありません。

本年も釣りキチぶりを存分に発揮、少しでも皆様のお役に立てるよう頑張って釣りに行きたいと思っております。

改めて、今年もよろしくお願い致します。

また、ご報告させて頂きます。

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■本当は船釣りをしたいのに船酔いが激しく断念。自分に与えられたフィールドは陸しかないと神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります■下記Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目となっております
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