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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  北条湾  ムツ  カマス  カンパチ  イナダ  ヒラスズキ  泳がせ  活餌  

【三崎港・北条湾】2022年秋の北条湾での釣りの傾向と対策

こんにちは。

前回の釣行記事(2022/11/13釣行)の補足的になりますが、釣果から予測出来る今の北条湾での釣りの傾向と対策を簡単にまとめてみたいと思います。

今の北条湾は本当に予測不能なので、憶測的なお話しはせず、あくまで釣果実績から、アドバイス的に分析してみたいと思います。

まずはカマスです。

カマスは2022/10/12の釣行で初めて釣果を確認しました。

早くもカマスの群れ現る?(2022年10月12日)



カマスはオーソドックスな電気ウキでのウキ釣りで、エサはサンマの切り身(極小サンマ)を使いました。

極小のサンマの切り身


去年もカマスラッシュが終了しそうな頃は、カマスがかなりスレてしまい非常に食いが浅く※針掛かりさせるのが難しかったです。

※通常カマスはエサを一気に飲み込むようにかぶり付くのですが、釣り針を警戒し口先だけでかじるようなエサの食べ方をしているため、アタリがあっても針を咥えていないので針に掛かりませんでした。

今シーズン初の釣果を確認出来たこの日も、アタリはバンバンありましたが40分ほど釣りをして釣り上げられたのはこの1匹だけでした。

そこで、今シーズンは使う針を変えてみました。

カマス釣りに使用した釣り針


真ん中の2つの針(カマス・丸セイゴ)は、一般的にカマス狙いで釣りをする時の釣り針です。※

※釣り針のサイズの号数は去年のものも含まれているので無視して下さい。

カマスがスレており、食いが浅いので針を咥え易くするために、今シーズンはアナゴ、ウナギ針で釣りをしました。

良く見て頂くと針の違いがお分かり頂けると思いますが、カマス・セイゴ針はフトコロが広く胴が短いと思います。

カマスの口は、鳥のくちばしのように先に長く尖っているので、口全体が細いです。

スムーズにカマスの口の中に釣り針が入り易くするために、釣り針のフトコロが狭く胴が長いウナギ・アナゴ針を使用しました。

そして、アナゴ針は釣り針のチモトに蛍光の緑色の塗料が塗布してあると思います。

日中しか活動せず、夜間は砂の中に潜って寝る、まるで人間のような生活リズムの、ふざけた魚のベラなどは例外として、夜行性ではなくとも夜間も活動する魚は往々にして蛍光の緑色に良く反応します。

こういうことから、写真右側のアナゴ針を使ってみましたが、これは大外れでカマスに警戒され露骨にアタリがありませんでした。

写真左側のシンプルなうなぎ針が一番効果があり、今シーズン釣れたカマスは全てウナギ針で釣りました。

前回の釣行時点(2022/11/13)で、カマスの群れは確認出来ていませんが、海水温も問題なくカマスのエサとなる小魚も北条湾内にいますので、出戻り的にカマスの群れが再び北条湾へ戻って来る可能性はゼロではありません。

ちなみに前回の釣行記事でもお話し致しましたが、ルアーにはほとんど反応していませんでした。

カマスをエサ釣りで狙う場合の参考にして頂ければと思います。

オマケ的ですが、カマスが釣れていた時に、意外な外道でムツが釣れました。

かつてない30cmオーバーのムツをGET!(2022年10月23日)



ムツもカマスと時を同じくして北条湾を離れたと思われ、今の時点でムツの群れは確認出来ていません。

次は地味に熱いのがボラです。

前回の釣行時は50cm~70cmくらいのサイズと思われるボラが3度サビキ仕掛けに掛かりましたが、如何せんサビキ仕掛けで釣り上げられるサイズではないので、何れも糸が切れてしまいバラしてしまいました。

焼きも刺身も激ウマ!長潮の北条湾で脂ののった寒ボラをGET!(2022年11月3日)



かなりの頻度でボラは北条湾内に入って来ており、まともに狙えばそれなりのサイズのボラが釣れると思います。

今の時期のボラは寒ボラと言って、目が見えなくなるほど脂を溜め込み、食べても美味しく、溜め込む脂の影響で視力が低下するので釣り易いです。

目でエサを見付けて食べるのではなく、寒ボラはほぼ嗅覚だけでエサを食べます。

ボラは雑食性で、基本的に何でも食べますので、クロダイ用の撒き餌などを流用し狙ってみるのはアリだと思います。

実際に釣り針に付けるエサは、雑食性故に何でも良いので、逆に選定が難しいのですが、ボラは身体のサイズの割りに口が小さいので、オキアミであればMサイズ、アオイソメなどの虫餌を使う場合はあまり垂らさず短く切ること、サナギやマグロの赤身などでも釣れます。※

※何れのエサも北条湾でない場所も含まれますが釣果実績はあります。

次回の釣行時は、私もまともにボラを狙ってみようと思い、現在撒き餌、エサを何にするか思案中です。

ボラ釣りの結果は、追って改めてご報告させて頂きます。

ここからは大型のフィッシュイーターのお話しになります。

基本的に釣るための仕掛けとエサは同じなので、今シーズンの釣果実績の後にまとめてご説明致します。

ちなみに今からお話し致します、フィッシュイーターの類も、ルアーにはほとんど反応していません。

大満足の1匹・70cmのカンパチをGET!(2022年10月16日)



※ワラサとツイートしておりますが、正しくはカンパチです。

カンパチ・寒ボラに続き45cmのイナダをGET!(2022年11月6日)



前週のイナダに続きヒラスズキをGET!(2022年11月13日)



※セイゴ・フッコとツイートしておりますが、正しくはヒラスズキです。

これらは、何れもシンプルなエレベーター式の泳がせ釣りで釣りました。

先ほども申し上げましたが、ルアーにはほとんど反応しておらず、ルアーで釣っている人も見たことがありません。

これも純粋に今現在北条湾内に入ってくる、大型のフィッシュイーターがスレているからだと思われます。

エレベーター式の泳がせ釣りの仕掛けは以下の仕掛けです。

エレベーター式

エレベーター式の仕掛け


これに活餌を付けて泳がせておく釣りです。

活餌は生きた魚を買って行く方法と、現地で調達する方法があります。

活餌を買って行く場合については、私は活餌を買って釣りをしていないので、何の活餌が良いのか…などの実績がないのでコメントは控えさせて頂きます。

現地調達の場合は、今の北条湾で活餌に出来そうな小魚は、サビキ釣りでネンブツダイかトウゴロウイワシが釣れます。

他の青魚なども稀に釣れますが、青魚の群れはほとんど北条湾内に入って来ておらず、数釣りはかなり難しいと思います。

ネンブツダイを泳がせ釣りの活餌にした場合は、今シーズンは一度反応があっただけです。

何れのフィッシュイーターも、活餌はトウゴロウイワシを付けていた時に釣れました。

そして、このトウゴロウイワシですが、残念ながらトウゴロウイワシですらスレており、反応するサビキ仕掛けも限られています。

前回の釣行時まででの感触は、シンプルなトリックサビキとシラススキンのサビキ仕掛けに良く反応します。

実際に私が使っているトリックサビキのサビキ仕掛けがこちらです。

2022年4月17日釣行時に使用したサビキ仕掛け


このままでも、十分釣れますが、私はこのサビキ仕掛けのチモトに蛍光の緑色の塗料を塗布して使っています。

傾向塗料を塗布したサビキ仕掛け


こちらはシラススキンのサビキ仕掛けです。

2022年4月17日釣行時に使用したサビキ仕掛け


今シーズンの青魚はこのシラススキンのサビキ仕掛けにほとんど反応せず、ピンクスキンのサビキ仕掛けが有効なのですが、トウゴロウイワシはシラススキンのサビキ仕掛けに良く反応しています。

ピンクスキンのサビキ仕掛け


前回の釣行記事でもお話し致しましたが、今の北条湾は魚はいるのですが釣りにくい要素が五万とあり、かなり魚を釣ることが難しくなっています。※

※なぜ魚が釣りにくいのかはコチラの記事をご一読下さい。

ただ、魚はいますので、北条湾へご釣行の際の一助になれば幸いです。

実績がないので、文中ではお話ししませんでしたが、恐らくイカの類の群れが入って来ており、イカはネンブツダイを好んでアタックしているように見受けられます。

ボラ同様に、この辺も探りながら釣りをしていきますので、動きが有り次第都度ご報告させて頂きます。

ちなみに、ルアー同様にイカも餌木にはほとんど反応していません。

一発勝負的な釣行になり、ボウズになる確率が高いですが、北条湾へご釣行の際の参考にして頂ければと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  泳がせ  イナダ  青物  魚料理  トウゴロウイワシ  活餌  

【三崎港・北条湾】カンパチ・寒ボラに続き45cmのイナダをGET!(2022年11月6日)

こんにちは。

ここ1ヶ月ほど、カンパチ、寒ボラ、この日のイナダと、ある程度結果は出せていますが、何れの釣行時もメインの釣果がなければ悲惨な結果となっていたと思います。

【参考】
カンパチが釣れた記事
寒ボラが釣れた記事

例年にないくらいサビキ釣りも釣れず、去年好調だったカマスも今の北条湾にはいません。

様々な釣りで1年を通して一番魚が釣れる秋に、こんなに釣れない北条湾というのも、ここ10年ほどでは記憶にありません。

さすがの私も釣りに行く度に、今日こそボウズなのではないか…

冗談抜きでこういう不安に駆られながら毎回釣りに行っております。

早速この日の釣行の流れを見ていきたいと思いますが、この日は念仏祭りならまだしも、ネンブツダイも釣れない…という、ただただ寒く、心が折れそうな時間が数時間続きました。

この日は今の時期にカマスが釣れないことから、釣り人が幾分減ったので、午前2時頃北条湾に到着する感じで自宅を出発しました。

それでも釣り座が埋まるほどではありませんが、未明にも関わらず釣り人はそれなりにおり、釣り座は埋まりつつある感じでした。

当日の状況はこんな感じでした。



午前3時半頃の、満潮での潮止まり以降が勝負の時…と予想し取り急ぎサビキ釣りからスタートさせました。

風もほとんど無かったことから、北条湾内の海面には何がしかの小魚の群れが作る波紋が至る所に出来ており、活性は低いものの魚が湾内にいることは分かりました。

釣りを開始してしばらくは、フィッシュイーターの類の魚は確認出来ませんが、どうしたことかネンブツダイすら釣れません。

何となく違和感を感じながら釣りを続け、勝負の時とした午前3時半前、トウゴロウイワシが釣れ出します。



こりゃ…良い傾向だね…

ガンガン釣って泳がせ活餌を確保するか…

軽くテンションが上がりますが、数匹トウゴロウイワシは釣れましたが、後が続かず恒例のこの方達にバトンが渡されます。



そして、今度はウミタナゴがヒット。



ちなみに、ウミタナゴは以前兄妹猫に全力で拒否されたことから、早々に海へお帰り頂きました。

青魚、カマスが壊滅的に釣れないので、一応この日は虫餌(アオイソメ)でチョイ投げをやってみましたが、釣れたのはクロイシモチが2匹。



アオイソメなどの虫餌での釣りも、今の北条湾は全く釣れません。

以前は、今の時期などは落ちハゼなどが釣れ、良く天ぷらにして食べましたが、しばらくハゼの釣果も確認出来ていません。

そして、先ほどのウミタナゴが釣れた後が悲惨でした…

潮止まり…ということもあったと思いますが、サビキ釣りにネンブツダイすら食ってこなくなり、ここから約2時間半程度、サビキ仕掛けにアタリすらなく、全く何も釣れませんでした。

釣り開始当初釣れたトウゴロウイワシ活餌に、泳がせ釣りもやっていたのですが、とうとう泳がせ釣りの活餌が底をつきます。



釣ったトウゴロウイワシとネンブツダイは全て活餌に使ったので、手元に何の魚も残っておらず、ツイートの通りボウズに等しく、猫のご飯すらありません。

サビキもダメ…チョイ投げもダメ…泳がせ活餌も無し…

子供の頃から北条湾に釣りに来ていましたが、毎週入り浸るようになって10年少々…

こんなに釣れない秋の北条湾は見たことがなく、この日は万策尽きた感じで軽く途方に暮れてしまいました。

恐らくいないであろうことは分かっていましたが、再度の確認も含めて家内にカマス釣りをやってもらいました。

いくつか目ぼしいポイントを教え、40分~50分ほどカマス狙いでウキ釣りをしてもらいましたが、アタリは一度もなくカマスもムツもいませんでした。

自分がホームにしている釣り場で、魚が全く釣れなくなっていくのを見ている感じで、切ない気持ちになりながら、これからこの場所で何を狙って釣りをしようか…無駄に時間はあるのでしばらく考えていました。

ブログやTwitterで情報を発信するために北条湾に来ているわけではなく、それ以前に一人の釣り師として釣りに来ているので、こんなに釣れなくなるとは夢にも思わず、この日の未明のテンションの下がり方はかつてないほど下がりました。

空が薄っすら明るくなり始め、マヅメ時に突入します。

マヅメ時以降、サビキで何か釣れるのではないか…

淡い期待を持ちますが、空はどんどん明るくなっていきますが、一向にアタリはなく竿はピクリとも動きません。

泳がせ釣りも、恐らく活餌は逃げているか、死んでいるか、何れにせよエサとして役に立たない状態になっているであろうことは分かっていましたが、替える活餌がいないので悲しいですが放置せざるを得ません。

マヅメ時に突入するまでは、地味に北条湾内の海面に小魚の波紋が出来ていましたが、マヅメ時に突入しこれから…というタイミングで波紋も出来なくなります。

絶海の孤島に一人取り残されたような感覚で、ただただ海を眺めながら放心状態になっていきました。

すると、日の出の時刻の少し前になった頃、突然トウゴロウイワシが釣れ始めます。

家内が必至でトウゴロウイワシを釣ってくれ、私はどんどん活きの良い活餌を付け泳がせ釣りの状態を万全の状態にしました。

そして、恒例の…

よ…し…

俺の準備は万端だ…

いつでもこい!!

と、鼻息だけは荒くなりますが、肝心のフィッシュイーターがいません。

真面目な話ですが、フィッシュイーターがいないからトウゴロウイワシが釣れ始めたわけです。

家内も自分に与えられた使命…バリに、もう要らん…というくらいトウゴロウイワシをバンバン釣りまくりますが、とても帰宅してトウゴロウイワシを捌いて食べる気にはなれず、サイズの比較的大きなトウゴロウイワシを兄妹猫の朝食分だけ残し、サビキ釣りをストップしてもらいます。

この日の日の出の時刻は6:06でした。

釣果がないので帰宅後の「朝ご飯を何にするか…」、「6時半までやってダメなら帰ろう…」などと家内と話しており、地味に片付けを開始した時です。

突然、北条湾の入口の方で、物凄い音を立てながらかなり激しいナブラが出来始めます。

きたぞ!!

これ、逃したら本当にボウズだぞ!

藤五郎を釣ってくれ!

と、家内に頼み、私は3本出していた泳がせ釣りの活餌を全て活きの良いものに替えます。

恐らく、私達の足下にいたトウゴロウイワシの群れは、まだフィッシュイーターの存在に気付いておらず、家内がサビキ仕掛けを入れるとかなりの頻度で釣れました。

家内が「でも、入口の方しか回ってないよ…」と。

いや、大丈夫、トウゴロウイワシが足下にいるんだから、何れこっちにも回って来る…

すると、予想通りかなりの至近距離で、フィッシュイーターの魚影が見えるのではないか…というくらいの場所でナブラが連発します。

くる…絶対に食ってくる…

家内に「フィッシュイーターがもう一周してきた時に絶対食ってくる…泳がせの周りの物をどかしておいてくれ…あとタモの準備も…」と言ったその時…

一気に竿が持っていかれ、豪快に合わせます。

のったぁぁぁぁああ!!!

ん??

でも、なんか軽いぞ…

ん??

これ、何が掛かったんだ??

しかし、時折かなりの引きで縦横無尽に動き回るので…青物だよな…??

でも、軽い…??

10/16に釣った70cmのカンパチとの格闘が鮮明に残っていたせいか、かなり軽く感じられましたが、ヒットしたのは45cmほどのイナダでした。



こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、魚影を見た瞬間に思ったのが…

ちっさっ(小さい)と思ってしまいました。w

軽くは感じられましたが、やはり縦横無尽に走り回り、時折ガツン!とくるあの引きは、青物を釣るとクセになります。

シーバスや鯛とは違った面白さがあります。

冒頭でも同じようなお話しをしましたが、何れの釣行時も結果が出たのはたまたまであり、メインの釣果がなければかなり悲惨な釣果です。

12月の半ばも過ぎますと、いよいよ冬の釣りに突入していきますが、まだ11月中旬で十分秋の釣りを楽しめる時期です。

正直申し上げまして、今の北条湾での釣りはあまりお勧め出来ません。

私はバカの一つ覚えのように、毎週北条湾へ釣りに行っていますが、毎週釣りに行ける方ばかりではないと思います。

一か八かの運を天に任せた賭けのような釣行になる可能性が極めて高く、ご釣行される場合は普段よりも入念にいろんな釣り場の情報を収集し、釣りに行く場所を決めた方が無難です。

去年の今頃は、カマスも釣れていましたし、サビキで青魚も釣れていました。

ウキ釣りでカマスを釣りながら、サビキ釣りで青魚を釣り、トウゴロウイワシが釣れた際に泳がせでもやってみるか…的な感じで、狙う魚種の選択肢がたくさんあり、まさに秋の釣り…という感じでした。

明らかに対象の魚がいない…という状況でなければ、次回以降もカマスを含めたいろんな釣りを試してみますが、何か別の魚が北条湾内に入って来るまでは他の釣り場へのご釣行をお勧め致します。

この日の釣果はこんな感じになりました。

イナダ以外ですと…

2022年11月6日 北条湾釣行 釣果(イナダ以外)


まな板に並べて魚種を説明するまでもなく、写真自体を掲載するのが恥ずかしいような釣果です。

説明は不要かと思いますが、ネンブツダイとトウゴロウイワシです。

リリースした魚がウミタナゴとクロイシモチです。

ネンブツダイは数匹帰り際にリリースしましたが、ほぼこれが釣れた魚全てです。

イナダが釣れなければ、これだけ釣るのに4時間半以上時間を掛けたことになります。

そして、何とかGETしたイナダです。

2022年11月6日 北条湾釣行 釣果(イナダ)


サイズは45cmほどです。

兄妹猫の朝食は、ネンブツダイとトウゴロウイワシとイナダの頭(カシラ)を焼いてあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのネンブツダイ・トウゴロウイワシ・イナダの頭(カシラ)を焼いたもの


カンパチと寒ボラは兄妹猫達には脂が濃過ぎたせいか、反応はイマイチでしたがイナダですとそこまで脂感がないので食べるには食べてくれたのですが、量も幾分多かったせいか朝食は残しました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのネンブツダイ・トウゴロウイワシ・イナダの頭(カシラ)を焼いたもの


中落ちを取り終えた中骨を敢えて捨てずに取っておき、夕食時は追加で中骨周りの身を焼いてあげました。

妹猫の反応はイマイチでしたが、兄猫がなんとか食べてくれました。



人間用はと言いますと、丼物、刺身、焼きの3種類のイナダ料理を作ってみました。

まずは丼物ですが、イナダの中落ちと3日前に釣った寒ボラの刺身が地味に余っていたので、それらを叩いてタタキ丼にしました。

イナダの中落ち


魚をあまり上手く捌けない…という方にはお勧めで、どうしても中骨に身が残ってしまいますので、それをスプーンで剥ぎ取ります。

その剥ぎ取ったイナダの中落ちと寒ボラの刺身を一緒に叩きました。

イナダの中落ちと寒ボラのタタキ丼

イナダの中落ちと寒ボラのタタキ丼

イナダの中落ちと寒ボラのタタキ丼


次はお刺身ですが、オーソドックスなお刺身と、単に生野菜と和えただけですが、青じそドレッシングでイナダのカルパッチョを作ってみました。

まずはイナダのお刺身です。

イナダの刺身

イナダのお刺身

イナダの刺身


こちらはイナダのカルパッチョです。

イナダのカルパッチョ

イナダのカルパッチョ

イナダのカルパッチョ


最後に焼きですが、イナダの腹身の塩焼きとカマ焼きです。

こちらはイナダのカマ焼きです。

イナダのカマ焼き

イナダのカマ焼き

イナダのカマ焼き


こちらはイナダの腹身の塩焼きです。

イナダの腹身の塩焼き

イナダの腹身の塩焼き

イナダの腹身の塩焼き


そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2022年11月6日 北条湾定食


一度では食べ切れなかったので、夕食時に酒のつまみとして頂きました。

青物の若魚らしく、脂感は然程ありませんでしたが、身がプリプリで焼きも刺身も非常に美味しかったです。

最後になりますが、こちらはイナダを捌いた時の画で、この手の画像は苦手な方も多いので、ブログやTwitterに掲載するのは正直躊躇いもあるのですが、釣りにおいては非常に重要なことなので、今回はツイートさせて頂きました。



魚は同じ種の魚でも、住む海域によって食べているものが異なります。

さすがにイワシレベルの青魚などはそこまでしませんが、フィッシュイーターの類の魚は釣って捌く際に必ず胃の内容物を私は確認します。

釣りに行かれる釣り場で釣れる、特にフィッシュイーターの類の魚は、その釣り場付近でどんなものをエサとして捕食しているのか知ることは、釣りをする上で非常に重要で、それを知って釣りをするのと、知らずに闇雲に憶測で釣りをするのでは、釣れる確率は各段に変わってきます。

深海や洞窟など、特殊な環境で生活している魚以外は、魚は基本的に目が良く色の判別は猫より出来ています。

どういった色の何を捕食しているのか知ることで、仮にルアーで釣りをする場合のルアーの選定の参考にもなりますし、泳がせ釣りの場合などはピンポイントでフィッシュイーターが捕食しているエサを付ければ、言うまでもなく釣れる確率は上がります。

少し違う視点でのお話しになりますが、今回釣ったイナダはトウゴロウイワシ以外は胃に何も入っていませんでした。

仮に北条湾内にイワシ類がいたとすれば、イワシ類を捕食※していてもおかしくないのですが、トウゴロウイワシしか胃に入っていなかった…ということは、北条湾内にイワシ類がいなかった…ということです。

※基本的に今の時期の魚は越冬のためにたくさんエサを食べますので、少しでも高カロリーのエサを好んで食べます。

ちなみに、10/16に釣ったカンパチの胃には何も入っておらず、恐らく北条湾内に入って来て、いきなり活餌に掛かってしまったものと思われます。

更にちなみになんですが、11/3に釣れた寒ボラの胃には、ギッシリとアミコマセが詰まっていました。

ボラは今の時期は、越冬のために爆食いをし、且つ普段食べているものより高カロリーのエサを求めます。

海藻や藻などを食べることに特化した器官を持っており、主に海藻や藻を食べているのですが、今の時期はカロリーが高い食べ物を求めることが多く、サビキ仕掛けに食ってくることがあります。

次こそはボウズなのではないか…

今シーズンの秋の北条湾での釣りは、かつてないほど厳しい状況ですが、出来るだけ皆様に良いご報告が出来るように頑張ってきます。

次回は中潮と潮回りは悪くありません。

また、ご報告させて頂きます。

2022年11月6日午前7時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年11月6日午前7時半頃の花暮岸壁周辺の様子

※ライブ配信動画のリンクにつきましては、イナダが釣れた時にライブ配信が止まっており、イナダが釣れた時以外に特に見どころもなく、釣行時間が長いこともあり、申し訳御座いませんが今回も割愛させて頂きます。

ライブ配信動画ご覧頂く場合は、お手数ですがTwitterのタイムラインからご覧下さい。

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  北条湾  イナダ  泳がせ  ぶっ込み  エレベーター  活餌  ワラサ  青魚  

【三崎港・北条湾】海水温から分かる今シーズンの青物の動向

こんにちは。

今シーズンの北条湾では、例年のようにサビキ釣りで狙える青魚が居付かず、「居付きのイワシ」終了の鐘が鳴っていますが、これは依然東京湾の海水温が高く、東京湾内に未だに青魚が集中していると思われます。

同じ釣り場(北条湾)に私はずっと通い続けておりますが、海水温の上昇などの影響から、毎年毎年四季折々違う顔を見せてくれることは、それはそれで一釣りキチとしては楽しみの一つにもなりつつあります。

「今年の冬はどうなってしまうのだろう…」という、釣れない不安もありますが、逆に今年の冬はどんな魚が回ってくるのかな…という期待する気持ちも最近では大きくなっています。

そんな状況の中、今シーズンはまたまた予想外な展開になっており、例年より多くの青物※が北条湾内に入って来ています。

※青物=ブリ、カンパチ、ヒラマサ、サワラ、サバなど背が深緑色の中大型の肉食性の魚のこと。

北条湾では毎年一定期間、一定数の青物は回って来るのですが、今シーズンはかなりの数の青物がトウゴロウイワシの群れを追って日々食うか食われるかの死闘を繰り広げています。

ここのところ、この青物についていくつか記事を書かせて頂いておりますが、例年青物が回って来ても一々記事を書くことはしていませんでしたが、今シーズンは是非ビギナーの方にチャレンジして頂きたく記事を書いています。

と言いますのも、ビギナーの方でも簡単にワカシ、イナダを狙えるだけの「数」の群れが北条湾内に入って来ているからです。

通常青物をまともに狙うとなると、外海に面した場所(堤防等々)に釣りに行き、それなりの道具も揃えて大物を狙います。

〇〇新堤などの、陸続きではない外海に面した防波堤に船で渡り釣りをすることもあります。

それなりに経験を積み、道具もお金を掛けて揃えるなど、私のように突っ掛けにジャージでサビキ釣りに行くオッサンがやる釣りではなく、またそう簡単に釣れる魚でもありません。

しかし、今シーズンは前述した通り、かなりの数の青物の群れが北条湾周辺海域に集結しており、突っ掛けにジャージのオッサンが二週続けてイナダをGET出来ました。





イナダの釣り方は以下のリンク先をご覧頂きたいですが、皆様は私のようにアホみたいに毎週釣りに行けるほど暇ではないと思いますので、この記事では去年の海水温の推移と今シーズンの海水温を比較し、いつ頃まで青物が北条湾内に留まるか予想してみたいと思います。

トウゴロウイワシの泳がせ釣りでワカシ・イナダを釣ろう!

ワカシ、イナダはご存じの方も多いと思いますが、出世魚のブリの幼魚でワカシ⇒イナダ⇒ワラサ⇒ブリと成長具合で呼び名が変わる魚です。

そのワカシ、イナダの群れが現在北条湾内に入って来ています。

このワカシ、イナダの適温をされる海水の温度は15℃~21℃くらいです。

この温度は適温とは言うものの、ワカシ、イナダが生活出来る上下限の数値で、低いよりは高い方が当然活発に活動し、エサも良く食べます。

また、これはどの魚にも言えることなのですが、短期間で海水の温度が乱高下する環境はあまり好まれません。

去年の今頃の海水温はと言いますと…

※リンク先は釣行時のツイートです。

2020年10月18日釣行時の海水温
2020年10月25日釣行時の海水温
2020年11月8日釣行時の海水温
2020年11月15日釣行時の海水温
2020年11月22日釣行時の海水温

10/18⇒19℃
10/25⇒20℃
11/8⇒20℃
11/15⇒17℃
11/20⇒20℃

そして、今年の同時期はと言いますと…

2021年10月17日釣行時の海水温
2021年10月24日釣行時の海水温
2021年11月3日釣行時の海水温
2021年11月7日釣行時の海水温
2021年11月14日釣行時の海水温

10/17⇒22.5℃
10/24⇒21℃
11/3⇒20℃
11/7⇒21℃
11/14⇒19℃

グラフにするとこんな感じです。※

※赤い線が2021年、青い線が2020年です。

海水温の推移


数字やグラフで表すと、差異が1℃~4℃程度しか変わらないので、大差無いように見えますが、魚にとって海水温は人間で言う気温と同じですので、安定して暖かい方が当然過ごし易く動きが活発になります。

また、去年の海水温の方が変化が激しく、ワカシ、イナダの適温ギリギリのラインを行ったり来たりしているのがお分かり頂けると思います。

こういう状況ですと、北条湾だけにワカシ、イナダのエサがいるわけではありませんので、より海水温が安定している場所、且つエサがいる場所にどんどんワカシ、イナダは移動してしまいます。

寝魚のように、同じ場所に居続け住処を持つ魚ではなく、ワカシ、イナダは回遊魚で暖かい海流と共にエサを追って移動する魚です。

非常にこの海水の温度というのは重要で、ワカシ、イナダが過ごし易い環境であるかが、最初の第一歩となります。

過ごし易い環境であるならば、次はエサが豊富にあるか…がポイントです。

現在の北条湾では、トウゴロウイワシの群れがたくさん入って来ています。

北条湾は湾の深部に川が流れ込んでいることなどから、プランクトンが他の釣り場よりも豊富におり、このプランクトンを求めてトウゴロウイワシがやって来ます。

また、トウゴロウイワシは10℃台前半の低い海水温にも耐えることが出来るため、ワカシ、イナダよりも先に環境的な問題で北条湾を離れることは無いと思われることから、現在のように北条湾内の海水温が安定している限りワカシ、イナダの群れは北条湾内にトウゴロウイワシを求めて繰り返し入って来ると思われます。

今シーズン、北条湾内の海水温がなぜ安定しているのかは、コチラの記事をご覧下さい。

あくまで自然相手のことなので、確約することは出来ませんが、今の状況を鑑みますと恐らく12月の半ばまではワカシ、イナダが狙えるのではないか…と思っております。

ワカシ、イナダの話と離れてしまいますが、異変という点では、今シーズンはアオリカをまだ見ていません。

例年ですと、北条湾内に入って来てもおかしくないのですが…

この記事を書いている時点では、かつて見たことがないくらいに青物が北条湾内に入って来ており、ワカシ、イナダ以外の青物、また活餌泳がせ釣りで、今シーズンはマゴチもヒットしています。

トウゴロウイワシを活餌にマゴチをGET!(2021年11月3日)



これだけたくさんのフィッシュイーターが北条湾内に集結することも珍しく、ビギナーの方にとっては大物をGETするまたとないチャンスかと思います。

北条湾は足場のしっかりしており、夜間は街灯が点いていることが多く、城ケ島の裏磯など場所を良く知らないと危険な釣り場ではないので是非、青物釣りにチャレンジしてみて下さい。

また、ご報告させて頂きます。

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【三崎港・北条湾】トウゴロウイワシの泳がせ釣りでワカシ・イナダを釣ろう!

こんにちは。

※トウゴロウイワシを活餌にマゴチを釣った記事はこちらです。

この記事を書いている時点で、北条湾でのサビキ釣りは壊滅的に釣れないのですが、その代わりと言っては何ですが、例年にないくらいに青物(大型の青魚の幼魚)を中心にたくさんのフィッシュイーターが北条湾内に入って来ています。

大きな要因の一つとしては、例年と暖流の流れ方が変わっていることが原因だと思われますが、その辺の詳細はこちらの記事をご覧下さい。

今シーズンの冬に向けて北条湾で釣れる魚の動向について

北条湾内に入って来ているフィッシュイーターの類の魚は青物の割合が多く、更にその中でもワカシ、イナダの数が群を抜いています。

この記事を書いております直近では、二週続けてイナダをGETすることが出来ました。





元々、サビキ釣りについていろいろ情報を発信させて頂いておりましたので、そのサビキ釣りから派生した形でワカシ、イナダを狙う際のポイントを少しお話しさせて下さい。

まず、道具についてですが、本格的に青物を狙おうとすれば、いくらでも揃えた方が良い道具はあり、ハッキリ言って切りがありません。

あくまでサビキ釣りの延長線上で、ワカシ、イナダを狙う…極力サビキ釣りに使っている道具で、新たに追加で道具をなるべく買わないで済む流れでお話しを進めさせて頂きます。

始めにリールについては、スピニングリールであれば小型のものでも大丈夫です。

ただ、道糸だけは6号以上のサイズの糸に巻き直して下さい。

逆に道糸を6号にしてもサビキ釣りにはそのまま使えます。

むしろ、北条湾に於いては、シラススキンのサビキ仕掛けなどを使うと20cmオーバーのサバ類、セイゴ、メッキ、シマアジなどが過去の釣果実績としてありますので、逆に好都合かもしれません。

竿も大半の方が磯竿をお使いだと思いますが、磯竿でも特に大きな問題はありません。

釣り入門セット的な、チョイ投げ用の竿でも何とかなります。

ちなみ、リールこそ中型のスピニングリールですが、私はこれで1m近いアカエイと50cmほどのイナダを釣ったことがあります。

竿自体はもうかれこれ20年くらい使っており、恥ずかしながらガイドが錆びていますが…w

チョイ投げ用の竿


タモ網をお持ちでない場合は、これは必須です。

現地でワカシやイナダがヒットした時に、隣近所の釣り人に借りる…という手もありますが、ヒットした時に必ず周りに釣り人がいるかは分かりません。

基本的には最低限自分一人で完結出来るように、足らない道具は買い足すことをお勧め致します。

次に仕掛けですが、いろいろな釣り方、仕掛けがありますが、先ほどのツイートのイナダを釣った時の仕掛けをご紹介させて頂きます。

所謂「泳がせ釣り」という活餌を使った釣りで、使う活餌はサビキ釣りでトウゴロウイワシを狙います。

仕掛けはぶっ込みの「エレベーター式」という仕掛けを使います。

ぶっ込みというのは、基本的には投げ釣りなのですが、キスなどを釣る時のようにアタリが無ければリールを巻き仕掛けを動かすことをせず、投げっぱなし、つまりぶっ込んだままアタリを待つ釣り方です。

エレベーター式

エレベーター式の仕掛け


捨てオモリタイプの仕掛けで、イメージとしては胴付き仕掛け※みたいな感じです。

※仕掛けの一番下にオモリが付いている仕掛け。

裏面の解説図をご覧頂くと、竿先の辺りで道糸にスナップ付きのヨリモドシを付けるような絵がありますが、この仕掛けは針を付けないで、まずオモリだけの状態でポイントに投げ入れます。

そして、活餌を針に付けたら、投げ込んだ竿の道糸にスナップ付きのヨリモドシを付け、活餌を海中に投下します。

あとはハリスと道糸が絡まないように、竿を持って少し岸から離れたところに活餌を放せばOKです。

裏面の解説図の赤の矢印のように、自由に活餌が動くことが出来るので、ワカシ、イナダから見た時に固定された針に活餌を付けている時よりも、自然な感じで活餌が泳ぐことが出来るので食いが良くなります。

ただ、この仕掛けのデメリットとしては、針が固定されておらず、フリーの状態なのでアタリがありワカシ、イナダが活餌に食い付いた後、重さを感じたら大きく合わせ確実に針掛かりさせる必要があります。

アタリがあった瞬間など、合わせるタイミングを間違えると、ワカシ、イナダが活餌を離してしまうので、焦らずじっくり確実に食い付いた後にしっかりと合わせ、しっかりと針に掛けないとバレてしまいます。

自動合わせの仕掛けやルアーのように食い付いただけで針掛かりするような釣り方ではないので、焦らずに竿が持って行かれるくらい大きく魚が動いた時に力いっぱい必ず合わせて下さい。

次は一番肝心な活餌についてです。

この記事を書いている時点で、北条湾ではワカシ、イナダを狙うために使える活餌はトウゴロウイワシが一番無難です。

イワシ類よりも弱りにくく、実際にワカシ、イナダはトウゴロウイワシの群れを追って北条湾の中に入って来ます。

ネンブツダイも釣れますが、こちらはトウゴロウイワシよりも弱りにくく、活餌にはもってこいなんですが、やはりトウゴロウイワシよりは食いが渋くなります。

活餌に針を掛ける部位ですが、鼻掛けや背掛けなどいろいろな針の掛け方があるのですが、使う仕掛けがぶっ込みエレベーター式の仕掛けということで、この仕掛けの利点を活かすにはやはり一番活餌が弱りにくい針の掛け方の「鼻掛け」という方法で針を活餌に掛けます。

そして、トウゴロウイワシを活餌にする際の難点が、トウゴロウイワシの口は上顎に下顎が収納されるような形をしており、口を開いて針を口の中に入れるのが難しいです。

トウゴロウイワシの口


写真の指の爪の辺りが下顎で、これが折れて上顎の内側に収納される感じで閉じます。

また、この口を開いた時に透けて見える飛び出す部位に針を刺すと、トウゴロウイワシが暴れた時などに切れて針が外れ活餌が逃げてしまいます。

更に難点なのが、多くの魚がエラを抑えると口を開くのですが、トウゴロウイワシはエラを抑えても口を開きません。

針先を上唇と下唇の境目に入れ、口を開き上手い具合に針を口の中に入れ針を掛けなければなりません。

手際良くやらないと、どんどん活餌が弱ってしまうのでコツを掴むまでは練習が必要かと思います。

こちらはトウゴロウイワシに針を掛ける際の動画です。

動画の最初の方で針先で口を開いているのがお分かり頂けるかと思います。※

※使っている仕掛けはエレベーター式の仕掛けではありません。



こちらは更に動画をカットしたものですが、トウゴロウイワシに針を通している場所に注目して下さい。

先ほど、口回りの透けて見える部位に針を掛けても口が切れてしまう…と申し上げましたが、逆に口の奥(頭・目の方)よりに掛け過ぎると、トウゴロウイワシの脳や神経にダメージを与えてしまいすぐに死んでしまうので、この動画くらいの場所に針を通すようにして下さい。

柔らか過ぎず、堅過ぎず適度に「ブス」という感触がある部位です。




また、キチンと口を開かずに、下顎と上顎を一緒に針を掛けてしまうと、トウゴロウイワシが海中で呼吸が出来なくなり死んでしまいます。

最初はモタつき上手くいかず、活餌がすぐに弱ってしまうかもしれませんが、小まめに活餌を替えることで対応してみて下さい。

活餌が死ぬと、当たり前ですが海底付近に沈みます。

北条湾はエイ(アカエイ)のメッカで、活餌が弱ったり死んだりして海底に沈むと確実にエイがヒットしてしまいます。



エイは魚体の割りには重量が凄いので、磯竿など柔らかい竿ですと折れてしまう可能性があります。

活餌の状態は小まめに確認することをお勧め致します。

最後になりますが、釣りをする時間帯ですが、昼夜はあまり関係ありません。

フィッシュイーターの類の魚を狙うとなると…夜間…というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、日中でも魚の活性が上がれば食ってきます。

肝要なのは、潮の動きには敏感に反応し影響を受けますので、潮回りや潮汐の時間帯を考慮し釣りをされることをお勧め致します。

私も今今の北条湾のサビキ釣りが壊滅的に釣れないので、ワカシ、イナダを始めとするフィッシュイーターを狙って遊んでおりますが、再びサビキ釣りでの釣果が上がり始めれば以前の釣りに戻ると思います。

イワシ類は釣れませんが、例年にないくらい多くのフィッシュイーターが北条湾に集結しています。

ダメ元でワカシ、イナダあたりを狙ってみては如何でしょうか。

また、ご報告させて頂きます。

■近々のフィッシュイーターの実績(魚種名のリンク先はその魚を釣った釣行記事です)

メッキ(ギンガメアジ)
マゴチ
イナダ①
イナダ②

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【三崎港・北条湾】長潮の北条湾でエイ!エイ!エイ!なんとかイナダをGET!(2021年11月14日)

こんにちは。

ここ1ヶ月ほどは、メッキ(ギンガメアジ)から始まり、マゴチイナダと3週連続でそれなりの釣果に恵まれました。

そして、この日はこの好調な釣果が無ければ、釣りに行く気にならないであろう…くらい釣りをする上での条件が最悪でした。

この日の潮周りは長潮。

若潮ならまだしも、長潮です。

大潮※から始まり、中潮、小潮、長潮、若潮、と当然大潮が一番大きく潮が動き魚も活発に活動します。

※大潮がない周期もあります。

その字の如く小潮になるにつれ、潮の動きは小さくなり、魚の活性が上がりにくくなります。

潮回りの種類の順番で言いますと一番最後にくる若潮は、半分小潮、半分大潮(中潮)みたいな潮の動きをし、潮回りの周期が一周回って、潮が若返る…という意味で若潮です。

一方、長潮はと言いますと、相撲で例えるなら一番上が当然横綱ですが、関取でもない力士養成員の序の口くらいです。

小潮にもなれず…という感じです。

干満問わず、潮が動いている時間帯に海を見ていても、潮が引いているのか満ちているのか判断するのが難しいくらい潮に動きがありません。

こうなると、活性高く入れ食い!みたいな状況にはまずなりません。

ただ、魚達も前日の小潮から長潮の日を飛ばして、翌日の若潮の潮が動くタイミングまで全く食事をしないか…というとそういうことはありません。

例え潮の動きが鈍い長潮でも、必ず魚の活性が上がるタイミングがあります。

しかし、これがいつどういうタイミングで、どのくらいの時間活性が上がるのかを予想するのはかなり難しく、経験を積むしかないんですが、これを見誤ると悲惨な釣行になります。

当然※ボウズも有り得ます。

※ボウズ=1匹も釣れないこと。

そんな長潮のこの日の釣行ですが、予報では天気には恵まれる…はずでした…w



金曜日の時点では、風も比較的穏やかで気象の状況的には問題ありませんでした。

潮見表のグラフで見ると、いくらかでも潮位にも変化があり、潮が動くように思われるのですが、これが実際海に行くとほとんど動かないことが分かります。

釣りをするのは日の出まで…と決め、潮回りが長潮であることなどから、普段より30分ほど早く起床し午前1時過ぎに自宅を出発。

自宅を出る直前に天気予報と雨雲レーダーを確認しますが、雨の心配は無さそうでした。

天気予報
天気予報

雨雲レーダー
雨雲レーダー


普段の日曜日の未明よりは若干車は少なめでスイスイと走り40分ほどで北条湾へ到着します。

しきりに土日の未明から明け方に掛けては気温が下がる…という予報が出ていたせいか、潮回りが長潮のせいかは分かりませんが、北条湾到着時に北条湾岸壁の北条湾側で釣りをしていたのは1組だけでした。

釣り座は空きまくっており、お好きな所でどうぞ状態なので、この日はいわき丸さんの後方に釣り座を構えました。

釣りの準備のため、車から荷物を降ろしていると、その1組の釣り人が帰って行きました。

ここのところの釣果が好調で、気持ち的には幾分ノッているとはいえ、これから釣りの準備を始めよう…という時に帰られると、あぁ…やっぱり長潮で潮が動かないから釣れないんだろうな…と現実を叩き付けられます。

天気予報に裏切られた第一弾がここから始まり、予報では風速は1mほどのはずなのに、思い切り2m~3mくらいの風が吹いていました。

幸いにも南風だったので、風速の割りには寒さは感じませんでしたが、やはり風があればそれなりに寒いです。



今シーズンの未明のサビキ釣りは壊滅的に釣れないので、サビキ釣りに期待はしていませんでしたが、活餌を使ってぶっ込みの食わせ(飲ませ)やエレベーター式の釣りをしようと思っていたので、早速家内に活餌トウゴロウイワシを釣ってくれ…とサビキ釣りを開始してもらいます。



第一投目でいきなりトウゴロウイワシが釣れますが、この後立て続けに2匹釣れ(合計3匹)、ここから長く寒い何も出来ない時間が続きます。

トウゴロウイワシが3匹釣れた後、長潮を物語るようにトウゴロウイワシもパタリと釣れなくなり、活餌すらGET出来ない状況が続きます。

海を見ても魚のいない釣り堀に釣り糸を垂らし、ただただ眺めているようで、何の魚の気配も全く感じません。

この日から、食わせ(飲ませ)※のぶっ込みの竿を家内に担当してもらい、家内にぶっ込みデビューしてもらいました。

※飲ませ・食わせ=主にマゴチやヒラメなどを活餌や死にエサで狙う時の釣り方で、概ね仕掛けは親針と孫針の二つがついています。(孫針がない仕掛けもあります)

すると、その竿にアタリがありますが、ハリスが切れバラします。



今シーズンは実際にマゴチの釣果も確認出来、その他の状況などを勘案してもかなりの数のマゴチが北条湾内に入っていると思われ、今までは北条湾で食わせ(飲ませ)の釣りをするとエイ(アカエイ)しか釣れないのでやりませんでしたが、この日はエイ覚悟で食わせ(飲ませ)の釣りをしました。

マゴチが釣れた釣行記事

この日は上記の食わせ(飲ませ)の竿を1本、エレベーター式の竿を2本出し、最初に釣れた3匹のトウゴロウイワシは各竿に1匹ずつ付け、食わせ(飲ませ)の竿で何がしかの魚をバラしたのでもう替えの活餌がいません。

必死にトウゴロウイワシを釣ろうと頑張りますが、一向にアタリはなく何も出来ない時間が刻々と過ぎていきます。

クソ…

餌がないんじゃさすがに何も出来ん…

釣れないであろう…と心の中では思っていても、必死にトウゴロウイワシを釣ろうと頑張りますが、そうは問屋が卸しません。

本当ならエレベーター式のぶっ込みのエサも替えたいんだよな…

そろそろトウゴロウイワシが力尽きると思うし…

と思っていると、嫌な予感は的中。

竿立てがぶっ飛ぶ勢いで豪快に竿を持っていかれ、見事にアカエイがヒット。



やっぱな…

大きな魚は魚なんですが、嬉しい感情は全く湧かず、トウゴロウイワシも釣れず、さすがにテンションが下がります。

とはいえ、こいつに罪はないので、重くて大変なんですがひっくり返してキチンと針を取り除いてから海へお帰り頂きました。



すると、少しだけテンションが上がることが…



大型の青魚の幼魚と思われる魚が足下付近を泳いで行きます。

ただ、活性は低くアタックをする気配はなく、ゆっくりと泳いでいるだけですが、それでも湾内にいると思うと些かテンションは上がります。



風も一向に弱まらず、トウゴロウイワシも釣れず、もどかしい時間だけがどんどん過ぎていきます。

ようやくサビキ仕掛けの竿にアタリがあります。

おっ!藤五郎か?

なんだ?

何が釣れた?



活餌にもならず…溜息しか出ません。

ボラにまで笑われてるようです。



こうなったら仕方ない…

奥の手だ…と…作戦を変更します。

サビキ仕掛けを深めのタナに落とし、ネンブツダイを狙う作戦に変更。

ネンブツダイは弱りにくく活餌にはもってこいなんですが、やはりトウゴロウイワシと比べると食いが渋くなります。

しかし、贅沢は言っていられません。

ネンブツダイを釣ってくれ!と家内にも頼み全てのサビキ仕掛けのタナを深くします。

すると…



ハッキリした理由は分かりませんが、恐らく先程申し上げた大型の青魚の幼魚が、活性は低くともそれなりの数の群れで北条湾内に入って来たことにより、水深の深い場所へ逃げていたと思われます。

トウゴロウイワシは雨などによる影響で北条湾では海水が滞留し易いため、塩分濃度が下がることがありますが、そういった変化にも強く、低い水温の海水でも問題ないので、あまりタナが変わることがありません。

この日は、ほぼベタ底くらいのタナで釣れました。

ようやく活餌をGETし、先の展望が見え始めた頃、勘弁して欲しいヤツが釣れます。



この日二度目のエイ(アカエイ)がヒット。

とにかくエイは重いので、巻き上げる時も一苦労です。

オマケにこのエイは尾まで入れると1m近くあり重さが半端なく、こやつのお蔭で新調したばかりのタモ網の柄がボッキリ折れる始末。

頼むぜ…ホントに…

覚悟していたとはいえ、1日に2回は会いたくないね…

ちなみにこれがアカエイの毒針です。



この個体はこのサイズの割りには完全体で、キレイな尾と毒針を持っていました。

以外とエイは尾が千切れている個体が多く、尾が千切れる場所にもよりますが、最大の武器である毒針を失っている個体が多いです。

エイは海中から引き上げても、派手に暴れたりはせず、比較的大人しいですが怒って尾を振り回すことがあります。

この個体のように、キレイに尾が残っていると、その重さからついつい尾を掴みたくなりますが、この毒針には細心の注意が必要です。

ちなみにこやつもひっくり返して、釣り針を外してから海へお帰り頂きました。

エイ2匹と格闘し、かなりヘロヘロでしたが、ようやく活餌のトウゴロウイワシがコンスタントに釣れ、ある程度安定してぶっ込みを出来る状況が整いました。

時刻も丁度マヅメ時。

良い感じに空が明るくなり始め、最後の一勝負に打って出ようと鼻息荒く、気合いも十分。

アニマル浜口が私に降臨し、心の中で「気合いだ!気合いだ!気合いだ!」と叫びながらトウゴロウイワシの活餌を全て交換。

さぁ!これから!

という時に…



ツイートにも軽く本音の愚痴が漏れていますが、本当に腹が立ちました。w

雨の予報なんか微塵も言ってなかったじゃねぇか…

冒頭の天気予報の状況で、雨を予想する方はあまりいないと思います。

天気予報を信じ、私も家内もカッパを持って来ていませんでした。

カッパを車内に積みっぱなしにしていると、どうしても車内が臭うので釣りの度に雨が予想される時だけ持って行っています。

最初は、私も家内も日の出まであと数十分だからカッパ無しで頑張ろう…と思っていましたが、雨足がどんどん強くなります。

取り敢えず、濡れるとまずい道具類だけ車に戻し、車のリアゲートを上げて雨宿りをしながらどうするか悩んでいました。

状況的にはフィッシュイーターの類がアタックしている様子もなく、恐らくその場にいた釣り人の多くの方達は、今日はもう釣れないであろう…という感じだったと思います。

サビキは壊滅的に釣れない…未明の時間帯に活餌で釣りをしてもエイしか掛からない…

これが分かっていながらなぜ午前1時過ぎに自宅を出て、未明にわざわざエイを2匹釣ってでも早く釣りに出掛けたか…

冒頭で軽く触れましたが、潮がほとんど動かない長潮でも、必ずどこかで魚達のお食事タイムはあります。

例えお食事タイムが5分、10分であってもです。

後ほど貼るライブ配信動画をご覧頂くと、かなりの雨量でカッパがなければビショビショになる感じの雨です。

それでもこの日は雨を理由に帰ろうとはしませんでした。

ここのところ釣果は好調で、どこかのタイミングで必ずフィッシュイーターの類の魚が北条湾内で食事をしています。

海水温の状況などを考慮しても、この日もどこかのタイミングで食事をしに来てもおかしくはありません。

必ず食事をしに来る…

私は長潮ではあったものの、必ず食事をしに来る…と思って釣りをしており、長潮であるからこそ、この日はエイと格闘してでも、私にしては比較的長い時間釣りをしていたのは、未明からの魚の動きをくまなく観察するためでした。

そして、この日は急な雨が降ってきた段階で、まだフィッシュイーターの類の魚が食事をしに来ていませんでした。

日の出、もしくはフィッシュイーターの類の魚が食事をしに来たのを見届けて帰ろう…と思っていました。

すると…

予想はドンピシャ。

後ほど貼るライブ配信動画のタイムスタンプが「3:24:54」のあたりで、かなりの雨量の雨が降っていて窓越しの撮影になっており、少々見にくいですが、画面左側の竿立てに立ててある竿が一気に持っていかれます。

しかし…

しかし…なんです…

2匹目のエイのお蔭でタモ網の柄が折れています…

しかも、潮の状況は干潮…

絶対届かない…

魚の走り方からヒットしているのは何がしかの大型の青魚の幼魚だと思われます。

縦横無尽に泳ぎ回り、時折見える体側の色などからも間違いありません。

しかし、タモが届かない…

すると、釣りの神様は私を見放していませんでした。

ナント!スーパーマン登場です。

今までお会いしたこともなく、お名前も存じ上げませんが、男性の方が家内に替わってタモですくって下さいました。

タモ網の折れた柄を全開に伸ばして、ギリギリ海面に届くか届かないか…

家内の身長は150cmほど。

地面に寝そべっても海中にタモ網を入れることは不可能。

かと言ってタモ無しで抜けば、ほぼ100%バラします。

本当に助かりました、ありがとうございます。

この場を借りまして、改めて御礼申し上げます。

そして、釣れたはイナダでした。



この日は、活性が上がった時間はほんの10分ほどでした。

この後、当然片付けをするのですが、片付けている途中でイナダの群れは北条湾から出て行ったと思われます。

これは人それぞれだと思いますが、この10分という極短い時間のために数時間海を観察してまで釣りをすることは、考えようによっては時間の無駄でアホらしいですが…

そこは釣りキチ、条件が悪くなれば、なるほど燃えるんですよね。

大潮で活性が高く、激しくフィッシュイーターが小魚を追い回している時に大物をGETする時よりも、何倍も興奮します。

この日のように悪条件下で結果を出せると非常に嬉しく思います。

そして、こちらは今日から「ぶっ込み」デビューをした家内に活餌の付け方を指南しているところなんですが、アジやサバ、イワシ類は特に説明しなくても良いかと思いますが、今今北条湾に於いてサビキ釣りで小魚を釣って活餌にする…となるトウゴロウイワシしかいません。

このトウゴロウイワシは口に少し特徴があり、鯉の口に似ているのですが、下顎が上顎の中に収納されるような形をしており、その下顎を上手く手前に引き出し、上顎の鼻っ面に針を掛けなければなりません。



一見すると、唇が分かりにくく、万が一下顎と上顎を一緒に針に掛けてしまうと、トウゴロウイワシは海中で呼吸が出来なくなりすぐに死んでしまいます。

食わせ(飲ませ)の釣りをする場合は、動画のように身体にも針を掛けるので、弱り易く死ぬことが前提で針を付けるのでたいして問題はありませんが、イナダを釣ったぶっ込みのエレベーター式の仕掛けなどの場合は、活餌が元気良く泳いでくれないと意味がないので活餌の針掛けは非常に重要になってきます。

そして、いつも解説しております一番効果があったサビキ仕掛けにつきましては、この日はサビキ仕掛けでたいした釣果もなかったので、今回は割愛させて頂きました。

今週はこんな記事もありました。



水温だけではありませんが、どういう魚を、どういう釣り方で釣るのかをまず明確にすることが釣れる釣り師への第一歩かと思います。

それによって全てが変わってきます。

釣りをする時間帯であったり、道具、エサ等々、ターゲットを明確にすることが一番最初にやるべきことかと思います。

闇雲に釣りに行っていても、ビギナーズラックはあったとしても、継続して結果を出すのは難しいと思います。

また、ターゲットにする魚の習性を知ることも大事です。

好むエサ、反応する色、活発に活動する時間帯など。

今シーズンの北条湾でのサビキ釣りは、しつこいようですが、今のところ壊滅的に釣れません。

幸いにも北条湾内の海水温が今のところ安定しており、多くのフィッシュイーターが北条湾内に入って来ています。

サビキ釣りから派生して、サビキ釣りで釣った魚をエサにして、更に大きな青魚を釣ってみては如何でしょうか。

そして、この日の釣果は言うまでもなくイナダのみです。

2021年11月14日 北条湾釣行 釣果(イナダ)


サイズは45cmほどです。

活餌用にストックしておいて、死んでしまったトウゴロウイワシも数匹持ち帰りました。

この日の兄妹猫の朝食は前回と同じく、トウゴロウイワシとイナダのアラです。

ご飯を作る前から妹猫はバリバリに警戒していました。w



イナダのアラはカマを切り落とした後の頭(かしら)を焼いてあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのトウゴロウイワシとイナダのアラ


トウゴロウイワシは一旦置いといて、イナダのアラは普通に美味いんですけどね…

兄妹猫の朝食は釣りたてのトウゴロウイワシとイナダのアラ


当然、人間の美味いと猫の美味いは違うとは思いますが…w

兄妹猫の朝食は釣りたてのトウゴロウイワシとイナダのアラ


あの警戒っぷりですからね…

当然こうなりました。w



最後はいつものようにお兄ちゃんが完食。

人間用は前回と同じで恐縮ですが、「一度で二度美味しいイナダ丼」にしました。

半身はお刺身にし、残りの半身は焼きで。

三枚に卸したイナダの身


個人的には、このサイズの魚の場合は、中骨から横(側面)に向かってある血合い骨は骨抜きで抜いています。

少しでも身を無駄にしないためにも、このサイズですと比較的簡単に骨が抜けます。

イナダの塩焼き


焼いたカマの身は本当にプリプリしていて美味いです。

この刺身と焼いた身を大根サラダなどと一緒に混ぜ合わせます。

大型の青魚の幼魚は、成魚よりどうしても脂が少なく、血抜きをしても身に独特の生臭さが残ってしまいます。

これが苦手という方も多いと思います。

これを意外と緩和してくれるのが、味ぽん(ポン酢)+生ワサビです。

生ワサビ


味ぽん(ポン酢)に市販のチューブのワサビでも良いのですが、チューブのワサビはワサビの風味より辛味が強いので、あまり量を入れることが出来ません。

生ワサビは逆で、風味が強く辛味が少ないので結構な量のワサビを入れても辛くありません。

ワサビの鼻を抜ける清涼な感じと、ポン酢の酸味が青魚特有の生臭さを緩和してくれ、ポン酢と焼いたイナダの身の相性もバッチリです。

今回は大葉があったので、更にサッパリとさせるために大葉の微塵切りもトッピングしました。

一度で二度美味しいイナダ丼
一度で二度美味しいイナダ丼


「生」と「焼き」それぞれの美味さが一度で味わえます。

ワカシやイナダなど、大型の青魚の幼魚などを釣った際にお試し下さい。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2021年11月14日 北条湾定食


こちらはこの日のライブ配信動画です。

動画のタイムスタンプが「3:24:54」辺りで画面左側の竿立てに立ててある竿が一気に持っていかれます。

2021年11月14日 北条湾釣行 ライブ配信動画

宜しければご覧下さい。

以下のリンクは、今シーズンの冬の北条湾で釣れる魚の動向を簡単にまとめてみました。

こちらも宜しければご一読下さい。

今シーズンの冬に向けて北条湾で釣れる魚の動向について

次回は土日共に大潮と、潮回り的にはバッチリです。

今から活性高くフィッシュイーターが小魚を追い回す画が頭に浮かびます。

ここまできたら、何週連続でイナダをGET!出来るか試そうか…そんなことも思ってしまいます。

また、ご報告させて頂きます。

前回(2021/11/7)の釣行記事で、ぶっ込みの食わせ(飲ませ)の仕掛けとエレベーター式の仕掛けの解説をしております。(現在使用しており、マゴチ、イナダ共に釣った実績のある仕掛け)

こちらも宜しければ、ご一読下さい。

リベンジ成功!マゴチに続きトウゴロウイワシを活餌にイナダをGET!(2021年11月7日)

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  魚料理  イナダ  ぶっ込み  活餌  マルアジ  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】リベンジ成功!マゴチに続きトウゴロウイワシを活餌にイナダをGET!(2021年11月7日)

こんにちは。

前回の釣行ではマゴチの釣果はあったものの、キハダマグロと思われる大型魚をバラし、上手くタモ網ですくえなかった家内にガチ切れする様子を、Twitterのライブ配信で全世界に生中継してしまうという失態をしました。

たまたま釣り座近くの漁船の船上のライトが煌々と点いており、バラした大型魚を私も家内もハッキリと魚影を見ており、帰宅してから何の魚だったのかGoogle先生に聞いてみました。

楕円形の魚体…そして特徴ある長い胸ビレ…私も家内も「やっぱりキハダが一番しっくりくるよな…」…でも…

製氷所の前や花暮岸壁ならまだ分かりますが、北条湾のような潮通しの悪い内湾にキハダが入って来るのか…

かつてそんなことがあっただろうか…

きっと見間違いで、似た何か違う魚だろう…ということで落ち着きますが、ブログにコメントを頂きました。

私達以外にもキハダマグロと思われる魚を見た方がいるということは、9割方バラした魚はキハダマグロであったんだろう…と半信半疑だったものが確信に変わりました。

こう思うと、余計に悔しさが込み上げてきて、極論を言うと仕事を辞めてでも釣りに行きたくて仕方ありませんでした。

幸いにも大型魚をバラしたのが、11/3(水)の祭日だったので、野球のピッチャーの登板間隔ではありませんが、中2日で再び釣りに行くことが出来、時間的にも然程間を開けずリベンジに出掛けられました。



風が若干気になるものの、天気も良くそれほど気温も低くなく、潮回りも中潮とまずまずの条件です。

サビキ釣りですと、弾丸釣行のような、前回の釣果の傾向などからピンポイントで時間帯を絞って釣りに行けますが、フィッシュイーターの類を狙うとなるとさすがにそういうわけにはいきません。

この日は未明から明け方に掛けて潮が満ちていく状況で、直近の潮止まりは前日の深夜の午後11:52です。

この潮止まりの時間から北条湾に張り付かなくても良いと思いますが、満潮に向かって潮が動いている間の魚の動きを観察し対策を練ることが一番重要になってきます。

どこぞの刑事ドラマのセリフではありませんが、「魚は自宅で泳いでいるんじゃない…北条湾で泳いでいるんだ…」ということです。

ある程度の予測は出来、私のように頻度高く北条湾に通い詰めていても、やはり現地でその時々の魚の動きを見ることが一番重要で、そこから具体的なその日の釣り方の対策を講じることが釣果に結び付きます。

とは言うものの、私はあまり長時間の釣行が好きではないので、この日は普段より1時間ほど早い午前1時に自宅を出発。

去年の今頃は、マイワシ祭りでそれこそ短時間での弾丸釣行で、チョチョッと行ってササッと釣ってサッサと帰り、マイワシの刺身でビールを飲む日々を過ごしておりましたが、今シーズンの北条湾は壊滅的に未明のサビキ釣りは釣れません。

それでも、この辺は別記事で今シーズンの傾向を詳報させて頂きたいですが、トウゴロウイワシの群れを追って例年よりも多くのフィッシュイーター達が毎夜の如く北条湾内に入って来ているので、それが唯一の救いです。

本来私はサビキ釣りがメインで、大型魚を狙う釣りは二次的にやっていましたが、まともにサビキ釣りをやってもネンブツダイかトウゴロウイワシしか釣れないので、大型魚を狙うしかありません。

ルアーなどでフィッシュイーターの類を釣る釣りをしないのは、一応ビギナーの方向けにサビキ釣りを紹介してきたこともあり、あくまでサビキ釣りから派生しての活餌での泳がせ釣り…というところに拘っております。

活餌での泳がせ釣りの方が釣れるからではありません。

起床し天気を改めて確認すると…

11月7日 天気予報


近々でもありましたが、就寝直前と起床後で天気がガラリと変わっていました。

11月7日 雨雲レーダー


雨とか聞いてないし…

カッパを車に追加で積み込み自宅を出発します。

しかし、この日は条件が悪くなっても行く気満々。

槍が降っても釣りに行く…鼻息荒く気合いも十分。

淡々と走りいつも通り40分ほどで北条湾に到着します。

雨雲レーダーでは、ちょうど北条湾に到着する頃雨が降ってくる予報になっており、横浜横須賀道路の衣笠インター辺りで雨に降られましたが、幸いなことに北条湾到着時は雨は降っていませんでした。

ここのところ、先ほども申し上げた通り、未明の北条湾では壊滅的にサビキ釣りではまともな魚が釣れないので、そういったこともあってか釣り人もまばらで余裕を持って釣り座を確保することが出来ました。

早速釣りの準備に取り掛かりますが、私の気合いややる気とは裏腹に、湾内にいるとは思いましたが、トウゴロウイワシの気配も感じず北条湾が非常に静かです。

もちろんフィッシュイーターの気配もありません。



2m~3mほどの風が吹いており、海面にさざ波が立っていたため、海中の様子が分かりにくいとはいえ、非常に静かです。

参ったな…

釣りたくても魚がいないんじゃね…

しかし、チャンスの頻度は低くとも、「その時」がくるのを信じ粛々と準備を進めます。

無駄に熱く高まろうとするテンションを、極めて冷静に冷やしくくれるヤツからスタートです。



活餌にもならんしな…

お前も痛いだけなんだから針を食うなよ…

しばらくすると、一応コイツが居てくれないと今日の釣りは成立しないので良かったことは良かったのですが、やはり釣り上げた時はテンションが下がります。



トウゴロウイワシが釣れ始めて数匹確保した頃、フィッシュイーターが登場しますが、非常に活性は低くアタックする様子もなく、ただ悠々と湾内を泳いでいました。

フィッシュイーターもそうなんですが、この日はトウゴロウイワシの活性も低く、時折ポツポツと釣れる感じでした。

先ほども申し上げましたが、私は一応サビキ釣りをメインとしており、ここのところメッキ(ギンガメアジ)の釣果以降、まともな釣果が得られていない上に、トウゴロウイワシの活性も低いことから私には珍しいのですが、この日は撒き餌を使用してみました。

即座に撒き餌の効果が表れることはあまりありませんが、この日の予定では数時間釣りをするので朝マヅメ辺りで効果が出てくれればな…という感じです。

そうこうしているうちに、少しずつですがフィッシュイーターが動きを見せ始めます。



泳ぐスピードが徐々に速くなり、アタックこそしていないものの、明らかにトウゴロウイワシの群れを追い駆け始めます。

徐々に活性が上がってきたフィッシュイーターとは裏腹に、相変わらずサビキ釣りは壊滅的に釣れません。



こちらがメインなので、これはこれで困るのですが、本当に今シーズンはサビキ釣りで狙う魚が湾内にいません。

サビキ釣りに関しては、依然東京湾内の各釣り場(横須賀・本牧・大黒・東扇島など)の方が釣果が上がっているようです。

すると、トウゴロウイワシを活餌にしたぶっ込みのエレベーター式の仕掛けにアタリがあります。



少し整理しておきますと、この日はトウゴロウイワシをエサにして「ぶっ込みのエレベーター式」の仕掛けと「飲ませ(食わせ)」という仕掛けを使って、所謂投げ釣りをしていました。

投げ釣りと言っても遠投するわけではなく、北条湾の中央付近から足下の間にちょこっと軽く投げ込んでおく投げ釣りです。

投げる距離や雰囲気はチョイ投げ的な感じです。

こちらはエレベーター式の仕掛けです。

エレベーター式


捨てオモリ式の仕掛けで、一番下にオモリがあり、オモリは字の如く根掛かりなどでオモリをロストしてもハリスは切れません…というもので、針とハリスは道糸にスナップ付きのヨリモドシで付いており遊動式になっています。

トウゴロウイワシが元気良く泳いでいる時は、活餌が比較的に自由に泳げるので弱りにくく、且つフィッシュイーターから見ても違和感のある動きをしないのが特徴です。

デメリットとしては、ハリスが固定されておらず遊動式なので合わせるタイミングを間違え易いです。

竿を持って即座に合わせず、重さ、手応えを感じたら力いっぱい合わせます。

こちらは食わせ・飲ませと一般的に言われる仕掛けで、親針と孫針2つの針が付いており、活餌や死にエサなどの口に親針、魚体に孫針を引っ掛けて、エサを丸飲みしない、出来ない魚を確実に針掛かりさせる仕掛けです。

マゴチ用の仕掛け


当然、針を付けられて活餌は自由も奪われる上に、身体にも針を刺されるのですぐに弱ります。

この日はこの2つの仕掛けを使ってトウゴロウイワシをエサにしてマゴチ系(飲ませ・食わせ)、青物系(エレベーター)のフィッシュイーターを狙っていました。

そして、この日飲ませ・食わせの仕掛けにヒットしたのがエイ(アカエイ)です。



完全に尾が根元で千切れており、本来エイの武器である尾の付け根にある毒針のあるトゲも無くなっていました。

こちらはエイをひっくり返した画です。



目は身体の上部にあり、口が身体の下にあります。

エイは口の周りにある特殊な器官でエサを感じ取り食べています。

この姿形を見てもお分かり頂けると思いますが、視覚に頼ってエサを食べておらず、エイはエサだと思うと丸ごとかぶり付きます。(丸飲み)

この日は飲ませ・食わせの仕掛けで、前回釣果のあったマゴチを狙っていたのですが、北条湾でマゴチを狙うと仕掛けとしてはどうしても飲ませ・食わせ系の仕掛けになり、最大のデメリットがエイがヒットしてしまうことです。

エイ以外にもウミヘビ(ダイナンウミヘビ)などが釣れてしまい、マゴチが釣れるより、外道ばかり釣れることが多いです。

そんな中、今シーズンはかなりの数のマゴチが北条湾内に入っており、先ほどのエレベーター式の仕掛けのトウゴロウイワシが食い千切られていたツイートは、マゴチがかじった痕です。

これは、活餌として付けていたトウゴロウイワシが弱り、海底に沈んだところをマゴチに襲われています。

なぜ言い切れるのか?と言いますと、エイは先ほどお話ししたように感覚でエサを食べているので丸飲みです。

青魚がかじったんじゃないの?と思いますが、そもそも青魚には小魚を噛み千切るほどの歯はほとんどなく、仮にかぶり付いて噛み千切ろうとすれば、トウゴロウイワシの口が先に切れてしまいツイートのようにエラ付近からキレイに千切れることは有り得ません。

一方マゴチはと言いますと、元々エサを丸飲みしないので、マゴチ用の仕掛けにはバラし防止の孫針が付いており、また口全体にはありませんが、エサを食い千切るための歯を持っています。

前回マゴチが釣れた時に歯の写真を撮り忘れ、画像を勝手に貼ることが出来ないのでリンクを貼っておきます。

マゴチの歯

北条湾で活餌を使って釣りをし、針に活餌の頭や口などの一部が残った状態で噛み千切られた場合、犯人はほぼ100%マゴチだと思って問題ありません。

100%繋がりで言いますと、マゴチを狙って飲ませ・食わせの仕掛けを使いますと、ほぼ100%エイ(アカエイ)がヒットしますので、エイ覚悟で釣りをされた方が無難です。

北条湾にどんだけいんだ!と言いたくなるくらい確実に釣れます。

トウゴロウイワシを活餌に、この日は2つの仕掛けでそれぞれ青物、マゴチを狙ったのですが、上手くいかないものでマゴチを狙った仕掛けにエイ…

青物を狙った仕掛けにマゴチの痕跡…

フィッシュイーターの活性が上がり始め、このような頓珍漢な感じでアタリが炸裂し始めます。

午前5時を過ぎ、そろそろ空が明るくなってくるかな…という頃、ようやくサビキ仕掛けにアタリがあります。

今までのトウゴロウイワシのビョンビョンという軽い感じのアタリではなく、一気に真下に持っていく感じで竿先が勢い良く海中に沈みます。



薄暗かったのでツイートでは「マアジ」とお伝えしていますが、正しくは「マルアジ」でした。

マルアジについては後ほど詳しくお話し致します。

そして、然程間を置かず、再び勢い良く竿先が海中に持っていかれます。

今度は20cmオーバーのマサバです。



徐々に北条湾内全体が活気を帯びてきて、アジ、サバ共にこの後続いてくれないかな…と思っておりましたが、残念ながら後は続きませんでした。

雨が強くなり始め、フィッシュイーター達も北条湾を出たり入ったりを繰り返し、少し諦めムードが漂い始めます。



20分間隔くらいで何度も出たり入ったりを繰り返しました。



そして、フィッシュイーターが再び北条湾に戻ってくると、以前にも増して活性は高くあちらこちらで激しくトウゴロウイワシの群れを追い回します。

すると…

後ほど貼る「ライブ配信②」の動画のタイムスタンプが「1:34:05」あたりで、雨が降っており窓越しの動画で少々見にくいですが、画面右側のぶっ込みのエレベーター式の仕掛けを付けた竿が一気に持って行かれます。



まるでハサミで切ったようにキレイにハリスが切れており、悔しかったのですが、そのハリスの切れ方からどんだけデカいんだ…と興奮を禁じ得ませんでした。

そして、この後もフィッシュイーターが北条湾を出たり入ったりを繰り返します。

この日はかなりの数のフィッシュイーターが北条湾に集結しており、トウゴロウイワシの群れが北条湾から出たり入ったりを繰り返し、それを追いかけていたものと思われます。

目の前で繰り広げられる、食うか食われるかの死闘は、釣れなくても見ているだけで本当に迫力があります。

ハリスが切れたアタリの後、変化もなく刻々と時間だけが過ぎていきます。

魚全体の活性は相変わらず高いのですが、トウゴロウイワシも追われている状況で、自分の食事などしている場合ではなく、活餌用のトウゴロウイワシのストックが底を突き始めます。

もう少し粘りたいけど…肝心の活餌が…という時に、「帰れ…」と背中を押すヤツが釣れます。



ハァ…溜息しか出ません。

釣りを続けたいけどエサがない…

取り敢えず、アイゴが寄ってしまってはサビキ釣りをしていてもまず釣れませんので、少しずつサビキ釣りをしていた竿を片付け始めます。

夜も明け、そろそろマゴチも無理かな…と飲ませ・食わせの仕掛けの竿も片付けます。

一向に活餌を付けたエレベーター式の仕掛けに反応はなく、活餌のトウゴロウイワシもあと2匹。

ちょうど、エレベーター式の仕掛けを付けた竿も2本。

よし!この2匹と活餌を付け替えて、頃合いを見て帰るか…と最後の望みを託そうと活餌を付け替えていると…先に活餌を付け替えた竿が一気に持って行かれます。



45cm強のイナダです。

前回バラしたキハダマグロよりは遥かに小さいですが、それでも中々楽しませてくれました。

キハダマグロの時は本当に余裕がありませんでした。

いつ糸が切れるか…自分が持っていかれるんじゃないか…竿が折れるのでは…

優に70cmは超えていましたし、それを水面ギリギリでキープしたり、家内がタモ入れに失敗しても当然だと後に思いましたし、その時に出来ることはやってダメだったんだからな…と熱が冷めると冷静にいろいろ思いました。

そして、この日はイナダでしたが、恐らくこのキハダマグロはこのブログを書いている時点では確実に北条湾の中に入って来ていました。

この日は未明から徐々にフィッシュイーターの活性が上がり始めました。

キハダマグロがいる…と実感したのは、夜が明け始めた頃でしたが、トウゴロウイワシの群れの逃げ方に特徴があり、下から上に付き上げるようにアタックしていたのがイナダの群れ、直線的に泳ぎその直線に泳ぐ何かからトウゴロウイワシの群れが左右に海面から飛び出しながら逃げていた、その何かがキハダマグロだったと思われます。

上から見ただけですので、キハダマグロだとは言い切れませんが、明らかにイナダサイズではない青物が物凄い速さでトウゴロウイワシの群れに突進していました。

今シーズンはまだチャンスはあると思います。

何とか今シーズン中にキハダマグロを釣りたい…と最後の片付けをしながら強く思いました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2021年11月7日 北条湾釣行 釣果


同じフレーム内に納まらなかったのでイナダは別で。

こちらは釣れて持ち帰った魚種です。

2021年11月7日 北条湾釣行 釣れて持ち帰った魚種


上からサバ(マサバ)、アジ(マルアジ)、トウゴロウイワシ(ボライワシ)です。

トウゴロウイワシは活餌用としてストックしておいた中で、死んでしまったものを持ち帰りました。

そして、番外編のイナダです。

2021年11月7日 北条湾釣行 釣果(イナダ)


サイズは45cm強です。

そして、サビキの釣果として釣れたアジについてですが、去年の今頃も釣れたのですが、このアジはマアジではなくマルアジです。

若干マルアジの方がマアジよりも体高が低く細長いです。

色味もマアジ独特の黄色味(金色)が薄く、どちらかというと青味が強いです。

最大の特徴は背ビレ(第二背ビレ)で、第二背ビレの切れ目にトゲのような突起したヒレがあります。

マルアジ


更にマアジにも第二背ビレはありますが、マルアジは第三背ビレと言っても良いような背ビレが、第二背ビレの後に続き、ほぼ尾の付け根まで背ビレがあります。

マルアジ


肉質や食感、味などはマアジと大差はありませんが、若干マルアジの方が水っぽいです。

この日一番効果があったサビキ仕掛けはコチラです。



私が好んで使用しておりますサビキ仕掛けが本当に品薄で、ようやく注文していたリアルシラスのサビキ仕掛けの入荷の連絡があったのですが、実に注文してから3ヶ月です。

ネット通販でも、残り5枚…とかで、そこに送料が500円とか掛かります。

酷いショップになると、送料が掛かる上に、通常の実店舗の釣具店で1枚400円くらいで売っているサビキ仕掛けが、1枚1,500円とかで売っているショップもあります。

サビキ仕掛けで翻弄されるのもアホらしいので、今回は実店舗で在庫としてあり売っている仕掛けを自分で少々カスタマイズして使いました。

この日はツイート内にあるサビキ仕掛けと、入荷に3ヶ月掛かったリアルシラスを使いましたが、トウゴロウイワシ、ネンブツダイを含めマルアジが釣れたのがツイート内のカスタマイズしたサビキ仕掛けです。

マサバが釣れたのはリアルシラスですが、全体的にリアルシラスにはあまり反応がありませんでした。

この日の我が家の兄妹猫の朝食は…

妹猫も喜んでくれるかな…と期待したんですが…

我が家の兄妹猫の朝食はトウゴロウイワシとイナダのアラを焼いたもの


イナダのアラと持ち帰ったトウゴロウイワシを焼いてあげ、少々可哀そうですがお兄ちゃんは何でも食べるのでトウゴロウイワシが中心で、妹猫にはイナダのみにしたのですが…

我が家の兄妹猫の朝食はトウゴロウイワシとイナダのアラを焼いたもの


妹猫のお皿はピンク色の入れ物ですが、人間が食べても美味しそうで、前回のマゴチに続き身をほぐしている家内がつまみ食いをして「美味い!」と叫んでいたのに…



妹猫は匂いを嗅いで早々に寝室に撤収。

結局この日もお兄ちゃんが全てたいらげました。w

人間用はと言いますと、アジ、サバはサイズ的には20cmほどありましたが、何と言っても1匹ずつしか釣れなかったのでネタ的に続いていて恐縮ですが、押し寿司にしました。

マルアジとマサバの押し寿司

マルアジとマサバの押し寿司

マルアジとマサバの押し寿司


イナダは無駄無く食べることを優先しました。

半身は刺身で、残りはそれぞれ焼きにしました。

捌いたイナダ

捌いたイナダ

捌いたイナダ


カマ焼き、塩焼き、そのままでも十分ですが、それなりに脂ものっており、ポン酢で食べるとご飯がススム感じです。

イナダのカマ焼き

イナダのカマ焼き

イナダのカマ焼き


塩を少し振るだけで十分でした。

イナダの塩焼き

イナダの塩焼き

イナダの塩焼き


お刺身は半身とはいえ、量は文句無しでした。

イナダのお刺身

イナダのお刺身

イナダのお刺身


大人二人で十分な量です。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2021年11月7日 北条湾定食


こちらは、この日のライブ配信動画です。

2021年11月7日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2021年11月7日 北条湾釣行 ライブ配信動画②

ライブ配信動画②の、動画のタイムスタンプが「1:34:05」あたりで、最初のバラしがご覧頂けます。

この最初のバラしの時に掛かったのは、恐らくキハダマグロだったのではないかと思っています。

竿が引っ張られるスピードが明らかにこの日釣れたイナダとは違いました。

私はアタリが分かるように付けておく鈴などは、仕掛けを巻き上げる度に音が出てうるさいので付けていません。

魚が掛かったのが分かるように、敢えて竿立てが倒れるようにしており、また竿自体はリールにフックを引っ掛けてロープで括ってあります。

仮に竿が海へ落ちてもロープを手繰って竿は引き上げられるようにしているのですが、竿立ての倒れ方、竿が引っ張られるスピードが明らかに違いました。

イナダが掛かった時の動画のタイムスタンプは「2:00:52」あたりです。

ちなみに一応貼ってあるだけで、ライブ配信①にみどころはほとんどありません。w

次回は土曜日が小潮、日曜日が長潮と潮回りの周期の末端で一番潮が動かない状況です。

釣り的には最悪の状況ですが、行かないと釣れるものも釣れないのでたぶん釣りには行きますが、釣果は期待出来ないかもしれません。

今シーズンは秋以降のサビキ釣りは釣果が本当に思わしくなく、その代わりではないのですが、大型の青物に関しては例年にないくらい北条湾の中へ入って来ています。

その傾向をまとめようと思っているのですが、この記事で書くとエライ長い記事になってしまうので別記事でなるべく早くお伝え出来ればと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

※2021年11月8日追記

この釣行で釣れたイナダですが、意外とボリュームがあり家内と二人で1日では食べ切れませんでした。

刺身も焼きも中途半端に残ってしまったので、それを合わせて「一度で二度美味しいイナダ丼」を作ってみました。

刺身は良い感じに寝かせた状態になっていました。

一度で二度美味しいイナダ丼


焼いたイナダは暖めずそのまま使います。

一度で二度美味しいイナダ丼


豪快に大きくほぐします。

刺身、ほぐし身を魚に合いそうな適当な野菜と混ぜます。

一度で二度美味しいイナダ丼


混ぜたものを普通に炊いた白米の上に盛り付け、今回は味ぽんを使いましたが、味ポンにワサビを溶かしたタレを掛けます。

何も味が付いていない刺身、ほぐし身、野菜なので少し酸味と辛味があるとご飯がススムと思います。

お好みで生の卵の黄身をトッピングして出来上がりです。

一度で二度美味しいイナダ丼

一度で二度美味しいイナダ丼

一度で二度美味しいイナダ丼


同じ魚の「生」と「焼き」を同時に味わえる贅沢な一品かと思います。

宜しければお試し下さい。

今シーズンの冬に向けて北条湾で釣れる魚の動向について

2021年11月7日 午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子です。
2021年11月7日 午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子です。

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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