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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  ゴンズイ  メバル  夜釣り  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】北条湾のイワシの数が増えつつあると思います(2020年2月11日)

こんにちは。

この日は2/8の釣行後のブログの記事でお伝えしておりましたように、2日開けて短期間で次の釣りに行って来ました。

予報では、天気こそ問題無いものの、風も強く気温が低い予報で、極寒の中での釣りがほぼ確定しており、正直釣りに行こうか迷いました。



しかし、釣果として表れないので、イマイチ実感しにくいのですが、今今の北条湾は非常に微妙な状況で、海の中の状況は日々刻々と変化していると思っています。

例年ですと、4月の終わり辺りからサバっ子が釣れ出し、その2~3週間後辺りからイワシや他の青魚も混じり始め、その年の本格的なサビキ釣りのシーズンインになります。

前回前々回のブログ記事で、イワシ達の行動が1ヶ月ほど前倒しされている…という趣旨のお話しをさせて頂きましたが、本格的なサビキ釣りのシーズンインに向けての考察や準備なども、例年ですと3月以降、梅や桜など春を告げる花々の開花の便りを聞きながら行っていた感じです。

例年ですと2月の終わりから1ヶ月ほど、北条湾にあれほど居たイワシ達が1匹も釣れない…という状況になり、3週間~5週間ほどするとサバっ子が釣れ始める…こんな流れです。

そしてこの1ヶ月の間は全く釣れない…これは産卵をする個体も、産卵をしない個体も例年ですとほぼ同じ時期に一旦外海に出ていたと思われます。

去年の4月に初めて卵を抱えたままのイワシ類を釣り上げました。

1年の中で、1ヶ月だけ外海に出る理由は産卵をするためだけだと思っていました。

しかし、去年からのイワシ達の行動や状況を見るに、どうも産卵のためだけではない…そもそもこれも何度もお話ししておりますが、イワシ類は生後2年目の個体から産卵をするので、生後1年目の個体までなぜ一緒に外海に出るのか…

産卵はしなくても、同じ時期に外海に出るということは、産卵に付随する何がしかの行動に関わるから同じ時期に外海に出るのではないか…と思っていました。

と、まぁ、ざっくりとこんな感じのことを今まで思っていたのですが、今年のイワシ達の動きを見ていると、的が大きく外れているみたいです。

産卵する個体と産卵しない個体が同じ時期に外海に出ていたのは、たまたまであって特に大きな意味はない…

今シーズンに関して言いますと、恐らく12月からまず「産卵する個体」が外海に出始めました。

これにより、北条湾内にいるイワシ類の数が大きく減ります。

当然、釣りにくくなり、思うように釣果を得ることが出来なくなります。

イワシ達が、少し例年より時期が早いけど、外海に出たな…と思ったが、鳥達の行動など北条湾での状況的にまだイワシ類が北条湾内にいるいのではないか…と思い始めます。

そして、日中は北条湾以外の海域へ出て、夜間になると北条湾内に戻って来るを繰り返していた…

産卵を控えた個体が戻り始め、産卵に関わらない個体が外海へ出て行き、今今は最後に出て行ったイワシ達が戻り始めている…

こういう感じなので、今シーズンは北条湾から全てのイワシ類が居なくなることはなく、数を減らしつつ一定数のイワシ達が入れ替わり外海へ旅に出ていたのではないか…と思います。

冗談抜きで、最近はイワシにGPSでも付けてどこを行ったり来たりしているのか調べたいくらいです。

海水温との兼ね合いもあり、海水温が最低でも常時15度以上にならないと難しいと思いますが、今シーズンは例年より1ヶ月ほど早い3月下旬から4月上旬辺りで北条湾でのサビキ釣りの本格的なシーズンインに入る可能性もあると思います。

そして、今回期間を開けずに釣りに行ったのは、前回釣果としてカタクチイワシ(シコイワシ)1匹という惨憺たる釣果でしたが、日を追う事にイワシ達の数が増えているように感じました。

いろいろ状況に変化が起こり易い時期は、1週間開くとガラッと前回の釣行時と海が変わってしまっている事が多々あります。

そういうことから、数日後に同じ場所で同じ釣りをしたらどうなるか試して来ました。

この日は私の普段通りの釣りの時間帯、未明から明け方の時間帯で釣りに行きました。

午前1時起床予定でしたが、軽く30分ほど寝坊し北条湾を目指します。

自宅を出る時から風は強く、気温も低いことから玄関を開けた瞬間に心が折れ掛かります。

釣れなくても良いから状況を見に行こう…こんな感じで重い足に鞭を打ち自宅を出発。

後に、この「釣れなくて良い…」というふざけた心構えでこの日は失敗しますが、とにかく寒く足が重かったです。

特に問題も無く、スイスイと走り北条湾へ到着。

北条湾の海面に出来ているさざ波の動きが早いこと、早いこと。

車に当たる風から出る風切り音。

状況的に、何を取っても「極寒」の二文字しか浮かびません。

製氷所の前に、前回の釣行時にも停泊していた大型船が未だ停泊中で、ほとんど釣り人はいないだろうな…と思いながら様子見で北条湾周辺をグルりと一周します。

釣り人は居なくて当たり前の状況ですが、私を含めて到着時には3組しかいませんでした。



暑がりな私が凍える状況なので、家内には最初の準備だけ手伝ってもらい終始車の中で待機してもらいます。

この日は竿受けに置いた磯竿には全てサビキ仕掛けをセットしました。

しかし、5m~6mほどの強風に時折竿受けから竿が飛ばされる状況でした。

強風と格闘しながら撒き餌を作りますが、海水温が13度だったので汲んだばかりの海水で撒き餌を練りますが、一瞬で冷水に。

手がかじかみながら、撒き餌を練り、他の竿の仕掛けもセットし海の様子を見ていると、早速釣りを邪魔するヤツが登場します。

釣りのお供の茶トラ猫


ニャーニャー鳴きながら、竿受けの竿にスリスリし竿を海へ落とします。



仕方がないので、タコ釣り用に準備して来た豆アジをお裾分けすると…



今度は、若干凍っているのが気に入らないのか、猫パンチをし出し一人で豆アジで遊び始めます。

お前がいると、いろいろ見張らなきゃいけないから車に入れないじゃんか…

風が弱まることはなく、当然アタリなど分からないのですが、サビキ仕掛けをセットしていた竿が何となく不自然な動きをしていました。

念のため巻き上げると…



何ともミニサイズなメバルが掛かっていました。

当然、ニャンが見逃すわけはなく、メバル目掛けて猛ダッシュ。

メバルもそうなんですが、サビキ仕掛けにニャンが絡むと大変なことになります。

家内にニャンを見張ってもらい取り敢えず動画だけ撮ってリリースしようと思っていたら…

一瞬の隙を付いて、強烈な猫パンチをメバルにおみまい…

復活したら逃がすつもりでしたが、復活することはなかったので、このメバルは我が家の兄妹猫の朝食となります。

ニャンは引き続き豆アジで遊び出し、私は海を観察していると…

強風にも関わらず、明らかに魚のアタリだと分かる強めのアタリがチョイ投げの竿に。

ニャンが遊んでいる豆アジのように、半分凍っていた私の心に火が灯ります。



しかし、釣れたの夜釣りのお供のゴンズイ

急速冷凍で私の心も再び凍り始めます。

気が付くと、遊んでいた豆アジを放置し、ニャンはどこかへ消えていました。

私も車の中へ避難ししばし休憩をしていました。

この日は月がほぼ満月で、写真だと分かりにくいんですが、かなり月明りが明るく、月の明かりがキレイに海面に反射していました。



最初はキレイだな…と思い、写真を撮って眺めていたんですが、湾中央部になにやら不自然な海面がありました。

強風で海面の波の状況は写真の通りです。

この日の風は南風(城ケ島・北条湾の入り口方面から吹く風)ではなく、山側から北条湾に吹き下ろす風向きの風でした。

等間隔で波が立ち、それがひたすら連続する状況です。

この写真には残念ながら写っていないのですが、時折北条湾の中央部に波がほぼ無い、波が穏やかなエリアが出現し、出来ては少しすると消え、また出来ると場所が変わりながら出来ていました。

ん??と気付き、あれはなんだ?ゴミが浮いてんのか?

と思いましたが、よくよく考えると、風の向きに倣ってそのエリアが出現しているなら、たぶんゴミです。

しかし、ずっと観察していると規則性がなく、風向きに逆らった場所に次々に出来ることもありました。

あの動きはゴミじゃないね…魚だね…

不自然なエリアは縦2m~3m、横1m以上の範囲で出来ていました。

これが1匹の魚ですと、とんでもなく巨大な魚です。

仮に強引に1匹の魚と考えると、エイという可能性はゼロではありませんが、基本的にエイは海の表層付近を長い時間泳ぎ続けることはあまりありません。

そして、これは目視で確認したわけではないので、確証は持てませんがイワシ類の群れが普段よりも密度が高い状態で集まっていたのではないか…と思いました。

ツイートにもありますように、この現象が起こる少し前にボラと思われる魚が何度も海面からジャンプしていました。

これに反応して、普段より高い密度で表層付近に集まり、所謂浮遊しているゴミのような状態になったことで、イワシ類がいる場所の波が立ちにくくなり、波が穏やかな場所が出来ていたのではないか…と思いました。

結果的にこの日は、残念ながらイワシの釣果はありませんでしたが、サビキ仕掛けにもかなりサイズの大きなイワシ類、少なくとも青魚系の魚が掛かっていた痕跡がありました。

強風で、車から薄暗い状況の中で竿先を眺めていても、アタリなど分かるわけがありませんが、冒頭で申し上げました、この日の釣りに対しての心構えで失敗したのがこのことです。

いくら強風とはいえ、普通にサビキ仕掛けを海中に垂らしているだけで、サビキ仕掛け自体に捩れが生じた状態で絡まることは考えにくいです。

2回ほど同じ状況があったのですが、サビキ仕掛けは捩れてガッツリ絡まり使い物にならない状態でした。

この状況は針掛かりした時に大きなアクションをする魚で、かなり走る類の魚の仕業です。

絡まった仕掛けをほぐすことは難しかったので、念のため針の数を確認しましたが、両方とも針が1本ずつロストしていました。

ハリスが切れて逃げたと思われます。

本ブログでの何度かお話ししておりますが、アクションが大きく針掛かりするとサビキ仕掛けが絡まり易い青魚系としてサッパが一番最初に思い浮かびます。

サッパは針掛かりすると横へ走ります。

かなりのスピードで左右に走るので、海中で弛んだサビキ仕掛けが捩れて絡まり易いんです。

しかし、ここのところサッパの釣果は確認出来ていないので、あと考えられるとすればウルメイワシです。

ウルメイワシもサイズが20cmを超えると、かなりの勢いで下に潜ります。

ウルメイワシは上下に走るので、やはりサビキ仕掛けが絡まり易いのですが、サビキ仕掛けが絡まる確率から言うとサッパの方が確立は高いです。

釣果が確認出来ているカタクチイワシ(シコイワシ)はどうかと言いますと、引きそのものが弱くサイズも小さいのでサビキ仕掛けが絡まることもあまり無く、今回のサビキ仕掛けを絡ませた犯人ではないと思われます。

しっかり竿の傍で竿を見ていれば、アタリにも気付き釣り上げられたかもしれませんが、手を抜き車から眺めていたので気付きませんでした。

でも、寒かったんです…すみません…w

そして、最後にこちらなんですが、これはここ数ヶ月日の出後の北条湾で良く見られる光景です。



日の出以降、ここ数ヶ月は北条湾の海面に多くの鳥がやって来ます。

この動画に映っている鳥は、海鵜、カモメ、トンビです。

潜水艦の潜望鏡のような黒い鳥が海鵜です。

白い海面に浮いている鳥がカモメです。

急降下して来て飛び去る茶色の鳥がトンビです。

この鳥達が海にやって来ること自体は何もおかしなことではありません。

例年も姿を見せていました。

しかし、例年は海鵜は日の出と共に城ケ島方面に飛んで行き、トンビは高い位置から下を見ているだけ、カモメもトンビ同様の行動が多かったです。

北条湾ではトンビが海面を狙って急降下することも稀で、海鵜が何羽も現れてみんなで一斉に潜水し魚を獲ることもありませんでした。

何度かチャレンジしたのですが、海鵜が潜水し魚を捕えて海面から顔を出すところを撮りたかったのですが、上手くいきませんでした。

この動画で、終わりの方で海鵜が三羽等間隔で並んで同じ方向へ泳ぎ出そうとしていると思います。

全ての海鵜が同じ行動をするわけではなく、単独で潜水し魚を捕まえる個体もいますが、この動画のように三羽で協力し合って群れを追い込む行動も見られます。

人間がする追い込み漁に似た方法で、魚の群れを囲むように隊列を組み、一斉に潜り魚の群れを追い込み捕まえます。

この動画で言いますと、画面右方向に何がしかの魚の群れがおり、それを海鵜、カモメ、トンビそれぞれ狙っているところです。

この海鵜達も、この後一羽は確実に何がしかの魚を捕まえ浮上して来ました。

しつこいくらいお話ししておりますが、こういったことからもほぼ確実に今今の北条湾には、恐らくイワシ類の群れが毎夜集まって来ていると思います。

そして、明け方になると、理由は解明出来ておりませんが、イワシ類の群れが北条湾の中央部に集まり、どこかのタイミングで北条湾から出て行き、暗くなるとまた北条湾に戻って来る…を繰り返していると思います。

イワシ達が食事をするしないが関係ない鳥達にとっては、格好の餌場となっていますが、エサを食わせて釣る釣りをする私達にとっては魚はいるのに釣れない…という何とももどかしい状況になっています。

今回サビキ仕掛けが捩れてバラした魚も、状況から推察するに恐らくウルメイワシかと思っています。

一つ一つは小さく些細なことなのですが、日を追う事にアタリの回数が増えたり、魚影(群れ)を確認出来たり、飛来する鳥の数が増えたり、日を追う事にイワシ達の数も増えてきていると思います。※

※外海から戻って来ている

一つのポイントは海水温だと私は思っており、イワシ達も海水温が15度以上になれば、夜間の逃げ場として北条湾に入って来ることもなくなり、北条湾に常駐する個体(群れ)も出てくると思っています。

今今の北条湾のイワシ達は、昼間餌場を目指して出て行きますが、そこは海水温も北条湾より高く、エサも豊富、しかし夜間は隠れる場所などが無く、捕食者(外敵)から狙われ易く危険な場所なんだと思います。

わざわざ海水温が低い場所に戻ってくる必要はなく、元々イワシは常に泳いでいる習性があるので、条件が揃っていれば移動する必要はありません。

海水温が上がってくれば、自ずとイワシ達の活性も上がり、そこにエサがあれば食ってくるようになります。

海水温は地上の気温の影響はあまり受けず、海流や北条湾に限って言えば川から流れ込んで来る真水の影響を一番受けます。

いつ海水温が上がるかは予想がつきません。

故、現地に行って計るのが一番手っ取り早いです。

Twitterにリプなども頂きましたが、正直私も寒いだけで釣果が得られず、心が折れそうな時があります。

しかし、現地でお声掛け頂いたり、Twitterやブログにコメントを頂いたり、お問い合わせを頂いたり、皆様から頂く「声」で少しはお役に立てているかな…と励みになっております。

今シーズンの北条湾でのサビキ釣りのシーズンインも目の前に迫っていると思います…というか、思いたいです。w

今しばらく、釣果の乏しい釣行記にお付き合い頂ければと思います。

釣りのお供のニャンに猫パンチをくらいお亡くなりになったので、持ち帰ったメバルですが…

メバルの姿焼き


なんとも悲しい…というか恥ずかしいサイズです。

サイズがサイズなので、頑張りましたが取れたほぐし身も寂しい感じです。

猫と住んでいて、釣りをするなら、猫缶に頼らず自分で釣った魚でお腹を満たしてあげたいですが…ごめんなさい。w

メバルのほぐし身


兄猫は特に焼き魚が好きなので、この日も少ないメバルの身からガツガツ食べてくれました。



次回の週末は土日共に小潮と潮回りはあまり期待出来ません。

そして、天気も週間天気で雨なんですよね…

これだけを見ますと、小潮で雨で寒い…普通に考えれば釣りは中止なのですが、個人的にはあと一つ試したい環境が雨の日、もしくは降雨直後。

海水温が更に下がる可能性はあるのですが、いくらかでも海が濁る可能性と川から流れ込んでくるもので、イワシ達の動きに何か変化があるか見たいんです。

更に言えば、シーバスなどのフィッシュイーターの大型魚なども姿を現すか…

この辺りが見てみたいです。

ただ、行く前から弱気な発言で恐縮ですが、どうもこの日の釣行でニャンの相手をするのに外にいることが多く、完全に芯まで身体を冷やしたから風邪をひいたみたいです。

身体と状況を勘案し、頑張りたいと思います。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

最後の方で映像が乱れてしまっていますが、釣りのお供のニャンが豆アジで猫パンチを炸裂させながら一人サッカーをやっているのはご覧頂けると思います。

宜しければご覧下さい。



春が待ち遠しいです。

風邪を思い切りひいたヤツに言われたくないと思いますが、ご釣行時には防寒対策を万全にし無理はなさらず安全にご釣行下さい。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】例年より早いですがイワシ(青魚)の群れは北条湾を離れたと思います(2020年1月12日)

こんにちは。

年明けから、忙しなく釣りに行っておりましたが、年末年始の連休も終わり生活もいつも通りに戻り一週間経ちました。

去年の12月以降顕著でしたが、例年には無い動きをイワシを始め、北条湾へ回ってくる青魚達がしていました。

釣りは自然相手のことですので、寸分違わず毎年同じ…ということ自体が有り得ませんが、それにしても去年の春以降のサビキ釣りのシーズンイン後は、今まででは考えられない青魚達の動きがありました。

夏前は産卵前の個体がたくさん釣れました。

通常イワシ類は、産卵期に入ると外海の暖かい海域に出て行き、そこで産卵しまた岸近くに戻って来ます。

それが去年は産卵期に入り、一旦北条湾を離れた個体が産卵をする前に、お腹に卵を抱えたまま再び北条湾へ戻って来ました。

また、釣れる各種のイワシ類の個体も、例年よりサイズが大きく太っている個体が多く、身や脂の色にも変化があり北条湾周辺海域に豊富に彼らのエサがあったと思われ、行動範囲も広がっていると思われます。

釣りとは少し違いますが、台風などの大型化も実際に被災しなかった私なども、かなり実感することがたくさんありました。

死を軽く意識したり、今まで経験したことがない恐怖を感じるほどの風雨を経験したのも記憶に新しいところです。

これら例年にない魚や台風などの状況の変化も、一言で言えばそれだけ海水温が高くなっているということが原因の一つとしてあると思います。

この週、少し気になった記事がこちらなんですが、これも地球の温暖化や海水温の上昇が原因の一つとなっています。



そして、去年の12月に顕著だったイワシ類の行動ですが、北条湾内にイワシ類の群れはいるのにサビキ針に食ってくることがほとんどなく、且つ北条湾の中央部に群れが集中することが多かったです。

元々、今までメインで釣れていたウルメイワシを始め、イワシの仲間は夜行性ではありません。

ただ、イワシの仲間は常に泳いでいる魚で、眠ったり休んだりする時も泳いでいます。

夜間など暗い時にイワシ類が釣れるのは、エサを認識して食ってくるというより、キラキラ光る光の反射に反応する習性を利用して釣っています。

今シーズンの冬のイワシ類は、北条湾内で生活しているというより、避難場所として湾内に入って来ておりエサへの執着が薄く休むために来ていた…という印象が強いです。

つまり、外敵から身を守るために暗くなると北条湾内にやって来て、陽が昇ると北条湾以外の餌場へ向かう…

現に、夜間に湾中央部に群れは確認出来るが、足元に寄って来ることはなく、湾の中央部をグルグル回りマヅメ時以降に群れが居なくなることが多かったです。

毎年、北条湾でマイワシに始まり、イワシ類が越冬するようになったおよそ6年くらい前※から一昨年あたりまでは、北条湾内の海水温が15度~16度くらいになると、イワシ類は北条湾からほとんど出ることなく産卵期まで北条湾内に留まっていました。

※6年前以前も稀に「居付きのイワシ」と言ってマイワシが北条湾内に真冬に居付くことはありました。

これは、流れも緩く潮流の影響を比較的受けにくい湾内は海水温が安定し易いためです。

この頃は、状況によってはイワシ類が生活出来る海水温の下限ギリギリまで海水温が下がることがあり、余計シビアに北条湾から出ることはありませんでした。

北条湾から出てしまうと、潮の流れも早く潮流や海流の影響を受けやすく、海水温が不安定になってしまうためです。

そして、イワシ類は北条湾から出ずに数ヶ月を過ごすので、当然北条湾内にあるエサのみで越冬します。

故、「居付きのイワシ=痩せている」という感じで、6年ほど前真冬の北条湾で、まだ私と家内しかサビキ釣りをしていないような頃に釣れたマイワシは、非常に痩せており、釣り上げた瞬間はサッパと間違えるほどでした。

それから数年、毎年同じようなサイクルで産卵期を除きほぼ通年を通して、北条湾で一年中サビキでイワシ釣りが楽しめる状況が続きました。

年を追うごとに、当初はマイワシしか釣れなかった状況から、ウルメイワシやカタクチイワシ(シコイワシ)、アジなども真冬でも釣れるようになっていきます。

マイワシは他の青魚より、生活出来る海水温の下限が2度ほど低く、真冬に北条湾でマイワシが越冬し始めた当初、他の青魚が居なかったのはこの2度の温度差にあると思います。

当初はマイワシしか耐えられなかったんだと思います。

徐々に越冬する青魚の種類が増えていったということが、北条湾、城ケ島近海の海水温が一年を通して全体的に高くなった証だと思われます。

そして、去年はとうとうイワシ達の生態のサイクルにも海水温が高くなったことの影響が顕著になります。

それが、先ほど申し上げた卵を持ったままの個体が釣れたこと。

イワシ達は魚です。

当たり前の話ですが、海(水)の中でなければ生きていけません。

私達人間も、仮に今住んでいる場所の酸素が少なく空気が汚くなれば、もっとキレイな空気の場所に引っ越さざるを得ません。

イワシ達にとって「海水」は私達にとっての「空気」と同じで、その温度や汚れ具合には非常に敏感になり、多大な影響を受けます。

私達人間も同じですが、子孫を残す行為は一大イベントです。

彼らイワシ達は、生後1年目の個体は子孫を残す一大イベントは行わず、生後2年目になると産卵をします。

そして、この生態のサイクルを行う上で、一つの基準になっているのが海水の温度です。

釣りに行ったこの日の北条湾の状況はこんな感じです。



海水温を始め、表面上のデータに特に釣れない要素は見当たりません。

つまり、北条湾の外の海水温が例年になく高くなっており、越冬するために北条湾を頼っているわけではなく、完全に避難場所や休憩所の感覚で、且つ海水温が高いことで全体的な行動範囲が広がっており、群れが散り散りになり北条湾内へ入ってくるイワシ類の数が例年より減っているということです。

そして、北条湾以外の海域の海水温が高いということは、産卵を促すタイミングに影響を及ぼしてもおかしくありません。

この日は北条湾に到着し、車を降りた瞬間に「あぁ…いないね…魚」という雰囲気がムンムンに伝わってくる感じでしたが、海の状況から伝わってくるものもあるのですが、一番違和感を覚えたのは鳥。



特に釣りのお供のアオサギです。

この日はどこを探してもいない…

鳴き声も聞こえない…

※後に朝マヅメあたりで一度飛んで来ますが、北条湾上空を鳴きながら数回旋回し山の方へ帰って行きました。

冬場に入り、イワシ類の回遊頻度も下がり、思うように魚が獲れず、ここ数週間は毎回私のそばへやって来ていました。

大外れの釣り納めの暴風の中でも近くにいました。

しかし、この日は一向に姿を現しません。

アオサギ達にとってイワシ類の群れがいるかいないかは、日々の食事ですので死活問題です。

当然、魚が居ない北条湾でバカ面こいて待っているほど、アオサギもバカではありません。

その鳥達が全くいない…ということは、魚が獲れないから別の餌場へ行っているということです。

鳥もさることながら、この日は風がほとんど無かったので釣り自体はし易いのですが、ベタ凪の海面に魚の気配は全く感じず、時折不気味な沼のような雰囲気を出す北条湾が目の前にありました。

1/3の日に、2020年釣り始めに行き、寂しい釣果でしたがアジが2匹釣れました。

恐らくこの辺りを境に、イワシ類の群れは産卵のために北条湾を離れたものと思われます。

この産卵については、どこへ向かうのか、何の基準のどんなタイミングで一斉に北条湾を離れるのか、なぜ産卵をしない1年目の個体の群れまで一緒にいなくなるのか、などについては良く分かっておりません。

6年ほど前にマイワシが北条湾で越冬するようになった年に、腰越(江ノ島)でシラス漁が大不漁という状況から見ても、イワシ類の産卵場所などに変化があることは間違いないと思われますが、今年などは卵を抱えたまま北条湾に戻って来ている…且つ、北条湾自体の海水温に変化はないのに、なぜ産卵期に一時的に外海に出て行くのかなぞです。

何れにせよ、例年より1ヶ月ほど早いですが、恐らくイワシ類は北条湾から離れたため、しばらく北条湾でサビキ釣りの釣果は厳しい状況になったかと思われます。

そして、イワシを始めとした青魚のサビキ釣りにはあまり大きな影響は及ぼしませんが、海水温の上昇という点でもう一つお話ししますと、北条湾を始めとした三浦半島近海でウニの大量発生と、冬でも海水温が高いことでウニの食欲が落ちず海藻を食べ尽して起こる「磯焼け」が酷い状況になっています。

例年ですと、サビキでイワシ類の釣果が乏しくなってくる今の時期ですと、根魚がそこそこ釣れ釣果に彩りを添えてくれ、そのお蔭でなんとか形になったりもしていました。

しかし、今シーズンはほとんど根魚(ウミタナゴやメバル、メジナなど)が釣れません。

これも、磯焼けによる海藻等が無くなってしまう現象からきている影響だと思われます。

また、そのウニ問題が表面化する前年あたりから、落ちハゼ、落ちギスが秋に釣れなくなりました。

産卵期のハゼやキスが釣れなくなった…というのも、海藻などが無くなってしまったことにより、産卵に適した場所が減ってしまったことによるものではないかと思っています。

これは根拠はないのですが、仮に今回の釣行で確認した状況が、イワシ類が産卵のために北条湾を離れていたとすれば、もしかすると例年より早くイワシ類が北条湾に戻ってくる可能性はあります。

先ほど申し上げましたが、今シーズンは卵を持ったイワシ類が釣れました。

イワシ類が産卵期に北条湾など近海から離れ、外海に出ていくのは産卵場所が外海だからというわけではなく、他に理由があるとすれば、海水温が一つの行動指針になっていると思われ、そうするとイワシ類の生態のサイクルが前倒しなる可能性もあります。

例年ですと、イワシ類が北条湾から離れたことが分かると、北条湾に入り浸りの釣りを止め、違う釣り場に出掛けたりしていたのですが、どうしようか迷っています。

先ほど申し上げた、再びイワシ類が釣れ始めるタイミングが例年より早まる可能性もあり、釣れないのを覚悟で冬の北条湾へ通い続けるか…

でも、そうすると、毎回Twitter上に40半ばのオッサンの一人我慢大会をお伝えする羽目になるし…などと、只今検討中です。

仮に一人我慢大会なら、釣りはサビキに拘らず、普段やらない釣りなどをご紹介出来ればと思っています。

この日は釣り人も少なかったのですが、寒空の中少し癒してくれたのが釣りのお供の茶トラ猫。



恐らく半野良で、まだ完全な成猫ではないと思います。

お腹が減っていたのか、ゴンズイを滅茶苦茶欲しがりますが…さすがに毒針があるのであげるわけにはいきません。



そして、とうとう釣り餌のアミコマセを食べ始めます。※

※少量なら問題ありませんが、エビは猫にはあまり宜しくありませんので大量に食べさせないで下さい。



余談ですが、私の中で産卵でイワシ類が北条湾から離れると、シーズンの終わり、再び北条湾へ戻って来て釣れ始めるとシーズンの開始とカウントしています。

一応、この日で2019年のサビキ釣りのシーズンは終わりということになります。

釣りを開始します…のツイートにもありますが、この日はサビキ釣りをしている人は私以外には誰もいませんでした。

この状況も、イワシ類がもう寄って来ていないんだな…と感じました。

「お疲れさまでした…」という感じで、少し寂しさもありますが、いろいろ気付きも多く、今シーズンは釣りを通して例年に無いくらい地球の温暖化や海水温の上昇を非常に実感するシーズンでした。

釣り場が変わることはあるかもしれませんが、基本的に今まで同様に毎週釣りに行きます。

こちらは、この日のライブ配信動画です。

釣りのお供のニャンくらいしか見どころがありませんが、宜しければご覧下さい。



また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】令和元年釣り納めのはずが…(令和元年12月29日)

こんには。

年の瀬も押し迫り、令和元年も残すところあと3日という12/29のこの日、いつものように北条湾サビキ釣りに行って来ました。

北条湾で真冬にサビキ釣りイワシが釣れるようになってから約6年ほどになります。

その年、その年で釣れ方や、魚のサイズの違い等、様々な変化があり、近年良く耳にする「地球温暖化」や「海水温の上昇」が、すぐ目の前の近いところでも起こっていることを実感しつつ、釣りだけで言いますと来年はどんな変化があるのかな…と楽しみの一つにもなっています。

特に令和元年の今年は、真冬に北条湾に居付くイワシを見続けて6年目でした。

年初より、サビキ釣りを楽しむ…というより、北条湾に居付くイワシの研究に近い状態で釣りを続けてきました。

ブログTwitterは、もちろんご覧頂いております皆様に有意義な情報をお伝えする意味もありますが、いつでも過去を振り返ることが出来るように、備忘録的な意味合いも大きくなっておりました。

そして、令和元年の釣り納め…と思い、私の冬休み初日の12/29に釣りに行くことにしました。

今年は北条湾で真冬にイワシが居付き越冬するようになってから、最も多く様々な変化があった年でした。

一番驚いたことは春先から子持ちのイワシがたくさん釣れたこと。

通常、イワシはお腹に卵を持ち、産卵間近の個体は暖かい沖の海域を目指し、産卵後にまた岸近くに戻って来ます。

これが卵を抱えたまま北条湾居座りました。

そして、更に驚いたのが、主なイワシ類のマイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシ(シコイワシ)の三種全てで確認出来たことです。

子持ちイワシの本ブログ記事の抜粋

近年、シラス漁が不漁というニュースを目にしますが、「そりゃ、獲れないよね…」という感じです。

そもそもの子持ちのイワシ類の回遊ルートが変わり、オマケに子持ちのイワシが岸から釣れてしまうわけですから。

他にもいろいろ例年との違いや、本来のイワシの習性に反することなど、小さいことまで挙げれば切りがありませんが、驚きの連続でした。

そして、近々で困っているのが、条件は整っているにも関わらず、イワシ類が食ってこない食いの渋さです。

これも、去年を始め例年には無かったことです。

冬場はどうしても、サビキでイワシ類が釣れると言っても、夏場と同じようにはいかず、厳しい状況になり易いのですが、ほぼ完璧…というような好条件の中でも食ってこないことが今シーズンの冬は多く見受けられます。

大型連休などでないと、私は仕事の都合上未明に釣りに行くいつもの時間帯を変えることが難しく、これですと朝マヅメ後から夕マヅメ前までの陽が出ている時間帯の状況が今まで分かりませんでした。

大人しく、いつもの時間帯に釣りに行って令和元年の釣り納めをしても良かったのですが、若干先ほど申し上げた研究心に火が付き、自分が釣りをほとんどしない時間帯の北条湾の様子とイワシの動きが見たい…と思い、最悪ボウズ覚悟でこの日は朝マヅメから日の出以降の時間帯で釣りをすることにしました。



釣りに行った12/29は天候は問題無いのですが、低い気温と若干強い風が気になりました。

この日の日の出は午前6:48。

1時間前から薄っすら空が明るくなり出すとして、少し余裕を見て現地に5時到着予定で釣りの準備をし自宅を出発します。

冬休みの初日、帰省ラッシュで東名は混むだろうけど、横浜横須賀道路は関係ないだろう…と、楽観視して車を走らせます。

自宅を出た直後の道、保土ヶ谷バイパスと普段の日曜日よりも更に静かな明け方に、車を軽快に飛ばします。

時折、年末お約束の酔っ払いが道路にいる程度で、非常に静かな明け方です。

そして、横浜横須賀道路に入ると、先ほどのガラガラの保土ヶ谷バイパスとは打って変わってサンデードライバーの嵐で非常に走りにくい…

そして、なぜかヤケに目に付く「わ」ナンバー。※

※レンタカーです。

「ん??なんで??こんなに車がいるの??」

家内も「やけに車が多いね…」と。

そんな中、走る続けていると、どうも私と同じ方角を目指している感じが…

降りるインターもほとんどの車が衣笠インターで降り、向かう先は三浦縦貫道。

なんで??同じ??

どう考えても釣りじゃないしな…と考えていると…

そうか!三崎港で朝一とかやってねぇか!

家内にネットで調べてもらうとやってました。

三崎まぐろ祭ビッグセール

いつもより私も釣りに行く時間を遅らせ午前5時北条湾着で予定を組み自宅を出発。

三崎まぐろ祭ビッグセールの開始時刻は午前5時から。

見事にドンピシャ。

そんな予想外のハプニングで走りにくい中北条湾に到着します。



願いも虚しく、北条湾は2m~3mほどの風が吹いており、気温は8度ですが体感温度は4度~5度くらいに感じます。

ただ、海水温はここ数週間安定しており前週と同じ17度。

地上がいくら寒かろうが、肝要なのは海水温です。

海水温が著しく下がっていなければ、問題は一つクリアです。

釣り人の数も、年末だからもう少し少ないかな…と思っていましたが、ここ数週間の日曜日の未明の釣り人の数より若干多い感じで、釣り座に関しては年末年始で大型船が帰港しているにも関わらず、お好きな所でどうぞ状態。

本当は、いわき丸さんの後方で釣りをしようと思っていたのですが、先に申し上げた大型船がいわき丸さんの後方に停泊していたので、この日はいわき丸さんの前に釣り座を構えます。

午前7:37の満潮の潮止まりまで、丁度あと2時間というタイミングで、釣りを始めた時は上げ潮で潮が動いている時間帯です。

海水温OK、潮OK、天気も問題なく晴れで予報でも雨が降る様子はありません。

この日は何となく私も年末年始の雰囲気を感じており、実際に冬休み初日でどこか気が緩む感じがあり、釣り自体も到着時に目立って釣れない要素が見当たらないことから、朝マヅメあたりでいくらか釣れるだろう…それで釣り納めで大丈夫だな…などと高を括っていました。

家内も今年最後の釣りだと思ってか、体感温度4度程度でも嫌な顔をすることもなく、自らどんどん釣りをしていました。

サビキ釣りの仕掛けを全ての竿にセットし、チョイ投げの竿のセッティングも終了。

撒き餌を作って撒くかどうしようか悩んでいたその時。

家内の竿に予定通りウルメイワシがヒットします。



よーし!でかした!

その調子で20匹くらい釣ったら帰ろう、今日は寒いし…と家内に告げると続けてウルメイワシを釣り上げます。

良いね!良いね!

一年の締めだからね、寒いから早く帰りたいけど、ある程度釣らないとね。

などと、心の中で思い、この後全く釣れなくなることなど私も家内も、この時点では予想しませんでした。

2匹目のウルメイワシ以降、少し時間を置きウミタナゴが釣れます。



そして、更に少し時間を置き、こんどはチョイ投げゴンズイ



このゴンズイを皮切りに悪夢の3時間がスタートします。

アタリは皆無、澄んだ海に魚は居ない、止まない風に上がらない気温、身体も心もただただ寒い…

ついて出る言葉は…

「おぉぉぉぉお、さみーな…」。

ゴンズイが釣れた後、少しずつ空が明るくなり夜が明けてきます。

徐々に海の様子もハッキリ見え始め、ウルメイワシどころか根魚の姿もなく魚の気配を全く感じない北条湾が目の前に現れます。

ゴンズイが釣れた後、20分ほどしてアタリがピタリと止まったことが分かり、急いで撒き餌を作り撒き続けましたが、魚が寄って来ることはありませんでした。

冒頭でお話し致しましたが、北条湾で真冬にイワシがサビキで釣れるようになり6年ほど経ちます。※

※6年より前にも、北条湾にイワシが居付くことは稀にあったようです。

そして、6年目の今年まで、真冬のシビアな状況の中、イワシ達が活性高く活発になる要素や基準が何であるかというのが毎年違います。

ある年は、昼夜問わず潮の動きであったり、ある年は潮の動きは関係なく昼は釣れず、夜間かマヅメ時に限られていたり、そして去年良く声高にお伝えしておりました、潮止まりの前後2時間説というのがありまして、去年は昼夜、潮の動きの干満は問わず「潮止まりを基準に前後2時間」の間に必ず1回入れ食いになるタイミングがあり、そもそも本来その日の潮汐で一番潮が大きく動くタイミングでは釣れない…という元来言われておりました、イワシの習性や釣りで釣れる潮の動きやタイミングというのを否定するかのような状況が去年でした。

今シーズンに関しては、結局年末のこの時期まで、皆様に「このタイミングです!」と断言出来ずにきてしまいました。

一応、同じ北条湾という釣り場で、同じ釣り方で、同じ魚を狙って釣りをしてきており、毎週北条湾に通い続けて6年になり、それなりの経験やデータを積み上げてきたつもりですが、今シーズンは未だ完全に解明出来ておりません。

上記は今シーズンずっと気になっていたことでしたが、この日は本当に大人しく釣り納めをして、年明けの休みで様々な時間帯で釣りをしてみて調べてみようと思っていましたが、粘って釣りをしていていくつか気付くことがあったので、釣れないことは分かっていましたが、しばらく釣りを続けました。

今シーズンの冬の傾向を解明出来たわけではないので、こうだからこう…という落し所があるわけではないのですが、この日気になった、気付いたことを順にお話しさせて頂きます。

この日は先にも申し上げた通り、風が2m~3mほどの風速で吹いており、海面にはさざ波が立っていました。

故、詳細に海面の状況を窺い知ることは出来なかったのですが、時折風で出来る波と違う不自然な波の動きが、北条湾中央部あたりで出来ていることに気付いていました。

ただ、この波が浮遊物や係留ロープなようなものなど、魚以外で出来ている可能性もあり何となく注視していました。

すると、その不自然な波が出来る数メートル離れた場所から海鵜がヒョッコリ海面に顔を出しました。

良く見ると、イワシに似た魚を咥え、その後も注視していると何度もイワシに似た魚を咥え海面に出ては飲み込み、また潜るを繰り返していました。

ほどなくして、海鵜の姿が見えなくなると、今度はカモメとトンビ。

急降下して足でやはりイワシに似た魚を掴んで飛び去りました。

少なくともこの日は、間違いなくある程度の規模のウルメイワシの群れが北条湾中央部に集結していました。

ウルメイワシの群れはなぜか岸近くに寄ることはなく、北条湾中央部をゆっくり比較的小さな範囲を回遊していたと思われます。

ただ残念なことに、エサを食ってくる様子はありませんでした。

こちらの動画をご覧頂きたいのですが、これは去年(2018年)の同じ時期に撮影したものです。



冬場は北条湾の中央部にイワシの群れが集まり、岸近くに寄らないことが多々あります。

この日、ウルメイワシと思われる群れが北条湾の中央部に集まっていたこと自体はおかしなことではなく、例年でも有り得たことなんです。

そして、例年ですとその年のイワシの行動で、エサを食ってくる条件が整っていれば、上の動画のようにトリックサビキをイワシの群れのそばにただ投げ入れ、ゆっくり巻いてくればサビキの針に反応し釣れていました。※

※岸からトリックサビキの空針でシャクリで釣るのと同じ原理です。

この日も潮止まり直前とはいえ、上げ潮で潮が動いている状況、且つ動画と同じ日の出後に同じ方法で同じ仕掛けでトリックサビキを何度か投げてみましたが、食ってくることはありませんでした。

そして、この日もう一つ気になったのが、青魚、根魚等含めた北条湾にいる魚のほとんどが同じタイミングで活性が上がったり、下がったりしていること。

例年、特に去年ですとこのタイミングが合うことはあまりありませんでした。

青魚の方が活性が上がっている時間は短く、非常にシビアな状況で上がることが多かったです。

しかし、今シーズンはこのタイミングがまるで音に合わせて踊っているかのようにピタリと合うことが多いです。

現にこの日も、ウルメイワシ、ウミタナゴゴンズイが立て続けに釣れ、その後どの魚も全く反応が無くなりました。

根魚に至っては姿も消してしまいました。

一般的に釣りでは、根魚の活性が上がり易いタイミングや状況が、魚が釣れるタイミングと言われており、青魚に関してはこれとは違い若干読みにくい傾向にあります。

そして、この日私が釣りをしていた時間帯は以下の潮見表の時間帯です。

2019年12月29日 潮見表


キャプチャー画像の赤丸の時間帯です。

この潮見表で言いますと、白っぽく色が薄い時間帯が潮汐の変化も大きく、潮の動きが活発で一般的に魚の活性が上がり易い時間帯です。

これが、先ほどの根魚の活性が上がり易い時間帯で、北条湾では、青魚に関しては今まであまりこの時間帯に捉われることはありませんでした。

言い方を変えますと、潮の動きにあまり連動することが無かったので、釣れる、釣れないが読みにくかったのですが…

しかし、今年はこの根魚のタイミングに極めて合っているような気がしています。

少しおさらいになってしまいますが、客観的にこの日の海の状況を整理しますと、中潮で私が釣りに行ったタイミングは上げ潮の潮止まり前。

海水温も17度で、イワシ類は活発に動ける海水温です。

これだけ見ますと、なぜ釣れなかったのか分かりません。

そして、注目して頂きたいのが、先ほどのキャプチャー画像の赤丸の部分で、私が釣りを始めた時間帯です。

ちょうど、色が白っぽく薄くなっている時間が終了する直前に釣りを開始しました。

若干のズレはありますので、その終了直前で活性が下がる、切り替えのタイミングで最後に立て続けに釣り開始直後は釣れた…

こんな印象をこの日は持ちました。

タイトルにありますように、本来は釣り納めのつもりでしたが、12/31にこれらを踏まえて実験的な釣りに行き、それを令和元年の釣り納めにしたいと思っています。

ややいつもの時間帯になってしまいますが、以下のキャプチャー画像の赤丸の時間帯で釣りをしてみたいと思います。

2019年12月31日 潮見表


これでハッキリとするかは分かりませんが、何がしかの傾向は掴めると思います。

如何せん、自然相手ですので、寸分違わず毎回全く同じ状況はなく、これにより絞り込みに時間がいつも掛かってしまいます。

出来れば年明けに、同じ潮の動きの陽が出ている時間帯に釣りが出来れば、昼夜を踏まえた今シーズンのウルメイワシの行動の傾向が幾分明らかになるかもしれません。

釣果も冬の釣りは厳しくなりますが、実際に釣りをする人間も物理的に寒く厳しい状況で釣りをします。

少しでも効率的に釣果を得られるような情報を皆様にお伝え出来ればと思っています。

そして、文中からもお察し頂けると思いますが、惨憺たるこの日の釣果はこんな感じです。

2019年12月29日 釣果


撃沈…という言葉が良く似合う絵面です。

そして、説明は不要かもしれませんが、こちらはこの日釣れた魚種です。

2019年12月29日 釣れた魚種


上がウルメイワシ、下がウミタナゴです。

この日はTwitterのツイートにもありますように、釣りに行く時間がいつもよりも遅いため、必然的に帰りが遅くなるので釣りに出発する前に普段通りに我が家の兄妹猫には朝食をあげました。

釣った魚は朝おやつ的にあげたのですが、もしかするとあまりお腹が空いてないかな…と思ったのですが、ペロリとたいらげました。

たぶん、この日は人間用の魚料理よりも猫用の方が美味しかったかもしれません。

おやつの内容は、人間用にお刺身にしたウルメイワシのアラを焼いたものと、焼いたウミタナゴのほぐし身です。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシのアラを焼いたものと焼いたウミタナゴのほぐし身


ほぐし身にしてから、ウミタナゴは人間が食べれば良かったかな…と若干思いました。w



アッという間でした。

人間用はと言いますと、如何せんウルメイワシ2匹ですからね…

選択肢もあまりなく、海苔巻きにしました。

前回は三枚に卸した半身をそのまま巻きましたが、今回は若干ウルメイワシの身が少ないこともあり、タタキにしたものを巻きました。

まずは三枚に卸し、ネギと身を叩きます。

三枚に卸したウルメイワシの身とネギ


普通にタタキを作る要領でウルメイワシの身とネギを叩きます。

ウルメイワシのタタキ


叩いた身を、巻きす、ラップ、白米(酢飯)、具(ウルメイワシのタタキと今回は卵焼き)の順でのせ、しっかりと巻いていきます。

巻きすと海苔の間にラップを敷いて巻くと、切る時に海苔巻きが崩れにくいです。

ウルメイワシの海苔巻き


ウルメイワシの海苔巻きの完成です。

当初、ウルメイワシの身の量が少ないので卵焼きを一緒に巻こうと思ったのですが、何も味付けせずに焼いた卵焼きとウルメイワシのタタキ、醤油、ワサビのコラボが以外にマッチし非常に美味しかったです。

卵焼きに何も味を付けなかったことで、よりウルメイワシの甘さが際立った感じがしました。

そして、最後に前回の記事でウルメイワシの脂の色についてお話しをさせて頂きました。

サーモンピンクをしている個体が釣れることがあり、恐らく食べているエサが例年と違うかもしれない…と。

そのお話の中で、腹身がオレンジ色をしている個体がいる…とお話ししたのですが、前回釣れたウルメイワシにはたまたまオレンジ色の腹身の個体がいませんでした。

今回、2匹しか釣れなかったのですが、そのうちの1匹がやや腹身がオレンジ色掛かっていたので写真を撮っておきました。

オレンジ色をしたウルメイワシの腹身


もっとハッキリとオレンジ色をしている個体がいるので、それが釣れた際改めて撮影致しますが、ややオレンジ色をしているのがお分かり頂けますかね。

ウルメイワシの脂の色や食べているエサについてはこちらの記事をご覧下さい。

今シーズンは秋以降、中々思うようにイワシ類の数が釣れておりませんが、良い事と言えば釣れればウルメイワシはサイズが大きく、特に脂ののりが最高です。

次回、と言っても明後日ですが、令和元年を気持ちよく締めくくれるように頑張って釣りに行きたいと思います。

この日はライブ配信をしているデバイスの充電ミスから、ライブ配信動画が二つになってしまった上に、先にお伝えしましたように釣果は悲惨な状況なので釣れている映像はほとんどありません。

自分で言うのも何ですが、見ても面白くないかもしれません。

一応、この日の釣行の状況はご覧頂けると思いますので、念のため貼っておきます。

ライブ配信①


ライブ配信②


大晦日に皆様に良いご報告が出来るように頑張ります。

また、ご報告させて頂きます。

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  ウルメイワシ  トウゴロウイワシ  オオモンハタ  ゴンズイ  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】大潮なのに静まり返った北条湾…釣果は如何に?(2019年11月10日)

こんにちは。

釣りに行った11/10は天皇陛下の御即位をお祝いする「祝賀御列の儀」のパレードも予定されておりましたが、滞りなく無事に終了したようでなによりです。

また、この週は日本列島に接近こそしないものの、史上最大級まで発達した台風も発生しました。



発生直後、ニュースで流れた段階では920hPaと然程大型ではないものの、太平洋を北上しながら一時は900hPa近くまで発達し日本列島付近に来なくて良かったな…と心底思いました。

今後も台風は発生するかもしれませんが、今の時期の台風が関東付近に近付くことはほとんどなく、あまり台風情報に敏感にならなくても良いと思いますが、来年もほぼ確実に大型化した台風が日本列島及び関東にやってくると思います。

地震などと違い、台風は確実にやって来るので、避難場所の確認や備蓄など出来る備えをしっかりやらなければと改めて思いました。

そんな今年の大型台風の影響を受けてしまった川崎の東扇島西公園。

先日、東扇島に所用があり、行ったついでに様子を見て来ました。



ウッドウォーク(ボードウォーク)の部分は、まだ補修工事が行われている箇所がありましたが、それ以外は元通りになっており、以前とほぼ変わらず釣りが出来るようになっていました。

また、これも台風の影響によるものですが、川崎港沖で貨物船が沈没しました。

沈没した貨物船の引き上げの目処は経っていないようですが、燃料用の重油を60t積載したまま沈没しており、少しずつその重油が漏れ出しているようです。

周辺の釣り場で釣りをされる際は、ご留意頂ければと思います。

詳細がニュース記事になっていたのでツイートしたのですが、下記ツイート内にはサムネイルは一つですが記事のリンクは二つありますので、ご一読頂く場合は両方お読み頂ければと思います。



日本人の感覚で言うと考えられないのですが、貨物船の沈没に関しては船主が意外と簡単に沈没後の処理を放棄し、沈没したままになってしまうことが多いんです。

新興国や途上国の船籍の船主は特に多いです。

積載されている重油や、沈没している船の燃料(恐らく軽油)が大量に漏れ出し、近海を著しく汚染するようなことや他の船舶の航行に支障が出るようなことがあれば、市の港湾局(川崎)や神奈川県、国などがある程度の対策は講じると思いますが、どこまでの規模でどういう対策をするかは分かりません。

海の中の生物や、鳥など自然にも多大な影響を及ぼします。

個人的には、こういうところに税金を使って欲しいな…と思いますが、簡単に沈没した船を引き上げてしまえば、日本で沈没しても無視しておけばどうせ日本で引き上げるさ…となっても困りますし、まさにジレンマです。

さて、そんなこんなな一週間でしたが、釣りに行ったこの週末は、潮見表を見ているだけでニヤニヤしてしまうくらい稀に見る良い潮の動き方の潮回りでした。



概ね一日二回ある干満の潮止まり。

この前後の潮位の変化が二回とも非常に大きく潮が動く潮回り。

これは土日共に、いつ釣りに行っても釣れるだろう的な、まさに潮見表を見ているだけで酒が飲めるような状況です。

11/4の月曜日が祭日、そしてこの週も私は土曜日がお休みだったので4日間だけ仕事に行き、土曜日は朝から釣り具を弄りながら家内を仕事に送り出し、潮見表を眺めながらサビキでマイワシ大漁!チョイ投げでマダイがヒット!活餌でイナダがヒット!の三連発のイメージトレーニングに励んでいました。

トレーニングも終盤に差し掛かると、魚を〆る時の刃物が紛失、または錆びで酷いことになっているのにフッと気付きました。

今週は釣れるよ!釣れちゃうからこれはマズイね…と、早速仕事帰りに刃物類を新調して来てもらうために家内にメール。

家内が帰宅後、YouTubeの釣り番組で活餌でイナダやカンパチを釣る番組を見て、イメージトレーニングの第二部を開催。

お酒もかなり回ってきて、このままイメージトレーニングを続けていると、興奮して眠れず前回のように一睡もしないで釣りに行く羽目になるので、強制的にイメージトレーニングを終了し、締めにNHKでブラタモリを観て就寝します。

この日は兄妹猫も大人しく一緒に寝てくれたので、変な時間に起きることもなく午前1時に起床。

軽く飲み過ぎ、目覚めが良くありませんでしたが、イメージトレーニングのお蔭で徐々にテンションが上がり自宅を出発する頃には興奮状態になります。

さすがに先週のように釣り座に困ることはないだろう…と、思いますが、万が一…ということがあります。

小走り程度の急ぎ具合で、イメージトレーニングの第三部を頭の中で一人で開催し北条湾を目指します。

走る車の数は普段の日曜の深夜程度で、比較的少ない感じです。

そして、北条湾に到着しダイブセンターの所を曲がり混み具合は如何に…

個人的には最高の潮回りで興奮していましたが、拍子抜けするくらい釣り人がいない…

なんだ、全然人いないじゃん…

軽くホッとしながら車を降りますが、非常に寒い。

若干風があったとはいえ、寒い。

ついこの間まで、Tシャツに突っ掛けで汗をかきながら釣りをしていたのがウソみたい…

未明から明け方は特に完全な防寒対策が必要な時期になってきました。



風はありましたが、天候は晴れており夜空を見上げると、キレイに星が良く見え寒さだけでなく冬が近付いて来ていることを実感しました。

そんな寒空の中、釣りの準備をしながら海を眺めていると、イメージトレーニングと違う静かな北条湾が前の前にあります。

さざ波が立つ海面を見ていると、何か小魚がいるのは分かるのですが、活性が高いとは言い難い状況。

いや、あの、ほら、今日は大潮だし、みんな、もっと元気良くバシャバシャ泳ごうよ…

出鼻をくじかれた感じで、フィッシュイーターの大型魚の気配もありません。

もっと、ガンガン追い駆けて良いんだよ?

まぁ、居ないので追い駆けようがありませんが…

テンションが下がるというより、何とも言えない不安に駆られながら釣りを開始します。

この日は、家内にはまず活餌のエサとなる魚を釣ってもらわないといけないのでサビキから開始してもらいます。

すると、こちらは順調に活餌用にトウゴロウイワシがすぐにヒット!



良いね、良いね、活餌のストックをたくさん釣ってよ。

活餌のぶっ込みもセットし、チョイ投げもセット。

あとはイメージトレーニング通りの釣りを期待し待ちます。

余談ですが、今の時期は活餌を入れておくバケツの海水は小まめに取り換えて下さい。

この日は気温が13度。

海水温は19度です。

これから冬に掛けては無風の日はありまり無い上に、気温がどんどん下がっていきます。

特に夜間帯や未明、明け方は日差しが無いのでバケツの中の海水がどんどん冷やされます。

サッパやトウゴロウイワシ、ネンブツダイなどは比較的エサ持ちも良く弱りにくいですが、イワシ類を活餌に使う場合は特にバケツの中の海水の温度が低くなるとすぐに弱り死んでしまいます。

ヒーターなどを使ってバケツの中の海水の温度を調節している方もいますが、ヒーター等をご使用にならない場合は時折バケツの中に手を入れ冷たいと感じたらすぐに交換して下さい。

釣りの話に戻ります。

トウゴロウイワシはコンスタントに釣れ続けますが、もう活餌は要らん…という状況になっても釣れるのはトウゴロウイワシばかり…

そして、一向に盛り上がりを見せない目の前の北条湾

軽く不安になり潮見表と時間を確認すると、ちょうど上げ潮の潮止まりのタイミング。

まぁ、潮が動き出せば活性が上がるだろう…

15分…30分…

待てど暮らせど一向に変わる気配の無い雰囲気。

イメージトレーニングという妄想の呪縛から解き放たれ、だんだん目の前にある大潮なのに釣れる気配の無い海の現実を見始めます。



そして、潮止まりから40分ほど経過した時です。

チョイ投げの竿が一気に海へ引きずり込まれそうになり、慌てて竿を掴みます。

これだよ!これ!

イメージトレーニングのイメージ通りじゃん!

何かが確実にのっている感触に、頭の中ではマダイヒット!の画しかありません。

そして釣れたのはこちら。



あのさ…

今日は大潮じゃないの?

なんで、こんなに静かなの?

大型魚の気配も無く、もう活餌は要らん…というのに釣れ続けるトウゴロウイワシ…

あまりのアタリの無さ…

たまに釣れるのはトウゴロウイワシ…

先週から潮回りが良かったことから、この日の釣りはかなり楽しみにし、期待しまくりでした。

その期待度の反動は大きく、まるでブラックホールの中に大量のガスが吸い込まれて行くかのように私のやる気が消え失せていきます。

そして、追い打ちを掛けるような風と気温。

常時3~4mほどの風が吹いており、身体と心を冷やし心が折れ掛かります。

もう今日は「大潮だったのでたくさん猫のエサを釣りに行きました…」で良いかな…

すると、淡々とサビキ釣りを続けていた家内の竿にウルメイワシがヒット。



普段であれば、ここでテンションが上がるのですが、サイズが微妙な上にこの後釣れ続けるか分かりません。

このサイズじゃ料理も面倒なだけだしな…

かなり帰る方向に傾いていたその時。

魚影は結果的に確認出来ませんでしたが、大型魚が小魚を追い回し始めます。

これこそ釣れるか分かりませんが、大型魚に追い駆けられ小魚が逃げる様はやはり迫力があります。

気持ちを切り替え、もう少し粘ってみることにします。



当然、大型魚が北条湾内に入って来てしまったので、ここでサビキのアタリはパタリと無くなります。

散々釣れてストックされていたトウゴロウイワシを、活きの良いものに小まめに変え大型魚を狙いますが、この日はヒットすることはありませんでした。

大型魚の気配が消えしばらくすると、再びトウゴロウイワシがアタり始めます。



ハァ…(*´Д`)

またトウゴロウイワシか…

と思っていると、久しぶりに良型のウルメイワシがアタり始めます。



このサイズなら良いかな…と、ウルメイワシのアタリが無くなるまで釣りをすることにします。

それなりにウルメイワシも釣れ、この日もシラススキンのサビキ仕掛けをそのまま投げて手繰り寄せてみました。

すると、何とも可愛いオオモンハタの稚魚が。



これはさすがにリリースしましたが、今シーズンの秋以降のサビキ釣りで、このシラススキンのサビキ仕掛けは元々サビキで釣れる青魚以外にもかなり有効なんだなと思いました。

先週はマダイ(稚鯛・チャリコ)が釣れましたし。

このオオモンハタが釣れた辺りでこの日は納竿としました。

この日のこの釣れ方、というか今シーズンの特徴とも言えるのですが、今シーズンは先週釣れたけど、今週釣れない…など毎週毎にサビキ釣りで釣れる魚が入れ替わることが非常に多いです。

この日も魚全体の活性が低かったわけではなく、単に北条湾内にイワシ類を始めとし魚の群れが居なかっただけ…こんな印象を受けました。

これはどういうことかと言いますと、数年前真冬に北条湾でマイワシ爆釣れの時などは、ギリギリ北条湾内の海水温がイワシ達が生活出来る下限の温度を維持出来ており、北条湾から出ると潮通しも良く海水温が下がってしまい、半ば北条湾に取り残された状態だったんだと思います。

そして、たまたま北条湾内で越冬出来る環境が整っており、無事春を迎えることが出来た…

その翌年は、北条湾内の環境がもっとイワシ達にとって快適なものになり、種類も増え越冬した。

少しずつ海水温が上昇し越冬する環境も整い、且つ行動範囲も広くなってきて、居付く魚の種類も増えた。⇐これが去年までです。

今シーズンは更に海水温が上がったことで、北条湾以外にも居付く場所が出来た…それがどの場所で、いくつあるのかは現時点では分かりませんが、その北条湾以外の場所と北条湾を行ったり来たりしているのではないか…と思います。

北条湾に居付くイワシ達にとってネックになるのが、城ケ島大橋の下の船道※です。

※船道(フネミチ)=所謂船が通ることを前提とした海域で、人工的に海底を深く掘り下げてある場合などもあり、一般的には水深は深く潮の流れも速い場所。

ここは、水深が深い割りに幅が狭く、文字通り潮通しが良く、流れが速いです。

こういう場所は、海水温が変化し易く、イワシ達にとって好ましくない場所です。(潮通しが良いことは悪いことではありません)

この船道周辺の海水温も年々上がってきており、今シーズンは北条湾内に留まることなくいくつかの餌場を回遊しているのではないかと思います。

これを良く捉えれば、例年に無く豊富な種類の青魚が北条湾周辺で越冬し釣れる可能性がある。

悪く捉えれば、北条湾以外にも生活の場を持ってしまうことで、北条湾での釣れる釣れないの当たり外れが大きくなる。

こんな感じではないかと思いました。

こう思った一番の理由は、この日何回かに分けてフィッシュイーターの大型魚が北条湾内に入って来ました。

例年ですと、大型魚が入って来ても、イワシ類の群れが北条湾内から逃げるために出て行くことは無く、北条湾内で大型魚が居なくなるのをひたすら我慢して待つことが多かったです。

ところが、この日は大型魚が居なくなり、しばらくしてウルメイワシの群れが入って来ました。

マヅメ時に、もう一度大型魚が入って来ると、ウルメイワシの群れは北条湾から出て行ってしまいました。

この日は明らかにウルメイワシの群れは北条湾に入って来て出て行きました。

結果的に、この日は魚の活性が低かったわけではなく、普段釣れるイワシ類達の群れが北条湾に寄り付かなかっただけだと思います。

年々海水温が上昇し、魚の動きも変わり、様々な種類の魚が寄りたくさん釣れるのは良いことですが、釣れる釣れないの差も激しくなり、またそれを読むことも難しくなってきていると思います。

数時間で10分、15分の釣れるタイミングを逃さないようにしないといけないレベルにあると思います。

来週も土日共に中潮と、この日ほどの良い潮の動き方ではありませんが、決して悪くありません。

もう少し考察を続け、皆様に納得いく説明が出来るように頑張りたいと思います。

さて、そんな北条湾に振り回されたこの日の釣果はこんな感じになりました。

2019年11月10日 釣果


トウゴロウイワシは活餌に使っていたので、実際にはもっと釣れました。

この日はトウゴロウイワシとウルメイワシしか釣れなかったので、ご説明する必要もないかと思いますが、一応釣れた魚種です。

2019年11月10日 釣れた魚種


一応、上がウルメイワシ、下がトウゴロウイワシです。

そして、この日はサイズの小さなトウゴロウイワシも釣れたので、小さいものだけ選んで切り分けることなく、野良の猫のようにバリバリ食べて欲しいな…と思い、素焼きにしたトウゴロウイワシを丸のまま我が家の兄妹猫にあげたのですが…

兄妹猫の朝食は釣りたてのトウゴロウイワシを焼いたもの


元保護猫なので、赤ちゃんの時は母猫と一緒に野良でしたが、すっかり家猫になってしまい少々食べにくそうでした。



肝心の人間用はと言いますと、ウルメイワシの大きなサイズはやはりお刺身に。

ウルメイワシのお刺身


北条湾のウルメイワシなりに、やはりこの時期になると脂がのってきており、今回のウルメイワシは今シーズン釣れた中で一番甘味がありました。

非常に美味しかったです。

そして、残りの小さいサイズのウルメイワシと、折角たくさん釣れたので全てのトウゴロウイワシを猫のご飯も勿体ないので、大きいサイズのトウゴロウイワシで天丼を作ってみました。

まずは頭を落とし、腸を取り除き、背開きにします。(中骨は取り除きます)

背開きにしたトウゴロウイワシとウルメイワシ


左がウルメイワシ、右がトウゴロウイワシです。

これに衣を付けて油で揚げていきます。

トウゴロウイワシとウルメイワシの天ぷらです。

トウゴロウイワシとウルメイワシの天ぷら


今回は天丼にするので、どんぶりにご飯を盛り、軽く麺つゆをご飯に掛けます。

麺つゆをご飯にかける


麺つゆを掛けたご飯の上に、先ほど揚げたトウゴロウイワシとウルメイワシをのせ、軽く岩塩を降り掛けて頂きます。

トウゴロウイワシとウルメイワシの天丼です。

トウゴロウイワシとウルメイワシの天丼


そして、最近勝手に恒例にしている「北条湾定食」ですが、今回はこんな感じになりました。

2019年11月10日 北条湾定食


この日は釣り開始直後はどうなることかと思いましたが、終わってみれば何とか形にすることが出来ました。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

寒さに耐えてるオッサンの画しか映っていませんが、宜しければご覧下さい。

日の出以降、海鵜が小魚を追い回している様子がご覧頂けるかと思います。



来週は先ほど申し上げた通り、土日共に中潮と潮回りは悪くありません。

あとは天候と風ですが、だいぶ冬も近付き日中でも寒い季節になってきました。

ご釣行の際は、防寒対策をしっかりとし、風邪などひかぬよう安全にご釣行下さい。

また、ご報告させて頂きます。

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生から30数年…(そろそろ40年w)本当は船釣りをしたいのに船酔いが激しく断念。自分に与えられたフィールドは陸しかないと神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。釣行先は気分によって変わります。予めご了承下さい。(猫についてはTV当に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目となっております)
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