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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 魚料理  観音崎  夜釣り  ベラ  キュウセンベラ  ササノハベラ  

【観音崎】釣れなくなってしまった陸釣りの近況報告&絶品のベラ料理(2018年11月4日)

こんにちは。

この週の前日(11/3)の北条湾の釣行記事はこちらから

ここ2年ほど、城ケ島・三崎港周辺の特に北条湾に私は入り浸っておりますが、そもそも数年前は観音崎をホームの釣り場としておりました。

虫餌(主にアオイソメ)で遠投を得意とし、マダイ、シロギス、カレイ、アイナメ、シーバスなどを狙って釣っていました。

しかし、3~4年前突然釣れなくなってしまいます。

当時は、夜釣りでも日中の釣りでも、行って3~4時間も釣りをしていればそれなりの釣果は得られ、ボウズということはほとんど無くたいぶ楽しませてもらっていました。

定期的に現在でも、時折様子を伺いに行っているのですが、残念ながら往年の良く釣れた観音崎はこの日もありませんでした。

釣りに行かれたことがある方はすぐにお分かり頂けると思いますが、観音崎は浅瀬の岩場に所々砂地がある岩礁地帯です。

ウキで釣るには浅過ぎたり、投げて釣るには岩が多かったり、ハッキリ言って釣り易い場所ではありません。

しかし、その釣りにくさとは裏腹に魚影は濃く極端に遠投しなくても、大物が狙えビギナーズラックなども生まれやすく、観音崎で釣りをして釣りにハマっていった方も多く知っております。

観音崎が釣れなくなったと感じ始め、足が遠のいてからそろそろ3年が経とうとしています。

人が多く、賑わっていると、適切な表現ではありませんが、「ウザい」と思うこともあります。

しかし、その逆で「ウザい」と思うくらい賑わっていた場所に人が居なくなると、これまた何と寂しい雰囲気を醸し出すものか…と切に感じる釣行となりました。

先にも申し上げましたが、遠浅で岩礁地帯が続く観音崎

見た目より釣りをする場所が少ないです。

概ね、釣りをされる方は観音崎のバス停(ロータリー)付近、もしくはバス停前の駐車場に車を停めると思います。

一同に近しい場所に車を停め釣りの準備をし、戦々恐々としながら我先に…と狙う釣り座に向かいます。

無言で黙々と準備をし足早に歩き始めます…

は、遠い昔の話になってしまったようです。

横浜横須賀道路の佐原インターを超えると、個人的には戦闘モードに突入しソワソワしてしまいます。

京急ホテルの裏は…灯台下は…堤防には人が居るだろうか…

あそこが空いていなかったら、こっちで釣ろう…

そして、仕掛けはこれを使い、今日はこんな感じの潮回りだからこうしよう…

などと考えを巡らし、釣り方や仕掛けまでもイメージしたものですが、この日は戦々恐々と競う相手もいませんでした。

釣れなくなってから早3年。

観音崎に通われていた方の大半は、完全に観音崎に来なくなってしまった感じがします。

特に今の時期は、産卵や越冬のために多くの魚達が爆食いをする時期。

往年の良く釣れていた頃は、普段見掛けない家族連れなどもいらっしゃり駐車場も即座に満車になってしまうくらいでした。

ではなぜ釣れなくなってしまったのか…

だいぶ前のブログ記事でも書かせて頂きましたが、海流の流れが変わったり自然の現象ではなく恐らく地元の方から聞いた漁の網の張り方(位置)のような気がします。

釣れなくなった時期と重なるように、今まで見なかった場所にブイが出現しました。

釣りに行く度、日の出前にそのブイ周辺で作業をする漁船が現れます。

ただ、いくら網の張り方が変わっても所詮網。

こんなにも何も釣れなくなるものだろうか…という一抹の気持ちが今も消えません。

地元の方のお話は確かに合点がいくものでした。

しかし…

漁の網の張り方が完全に原因であるなら、いくら通い続けても漁の網が無くならない限り永遠に釣れません。

漁の網も一つの原因であるとは思っていますが、個人的見解としてはやはり自然の何かが影響していると思っています…というか思いたく、未だに定期的に様子を見に行っています。

と、明確な答えが出ず3年が経とうとしています。

今年も1月に様子を見に行って以来約10ヶ月ぶりに行きました。

産卵期に合わせて行ってみましたが、思うような釣果は得られませんでした。




この日は観音崎に行くということで、リールを新調したり、仕掛けを事前に準備したり気合いを入れ過ぎ、ビールも進み過ぎ本末転倒の大寝坊。w

本来であれば、未明から朝マヅメを狙い投げ釣りだけではなく、アジを狙ってみたかったのですが、まさかの2時間半の寝坊。

ここまで寝坊すると、もう焦りません。

てか、焦っても時間は戻らないので計画変更で投げ釣りオンリーで頑張ってみることにしました。

現地到着前の横浜横須賀道路を走っている時に猛烈な雨に襲われます。

「はぁ?予報で雨なんて言ってなかったじゃん…」と思いながら現地に到着すると、ちょうど雨が止んだ直後。

曇り空の中釣りを開始します。




何とか朝マヅメには間に合うものの、夜明けまで30~40分しかありません。

潮は動いています。

このタイミングで何もこなければ今日は恐らくダメ。

ガンガン餌を付け替え投げ続けますが、アタリは皆無。

房総半島の向こうから朝陽が昇り始め、この日の釣りは半分終了。

あとはエサが無くなったら帰ろうと。

釣りって、人それぞれいろんな楽しみ方があると思います。

何が何でも大物を釣りたい人…

釣りに行く過程、ドライブなども楽しみの一つとしている人…

そして、私の場合は、この日の出からが観音崎での釣りの楽しみの一つなんです。

観音崎はご存じの通り目の前が東京湾へ入港する船の通り道の最大の難所の浦賀水道※。

浦賀水道(wiki)

狭い海峡を多くの船が行きかいます。

目の前の海の向こうにたくさんの大型船、更にその奥に房総半島、明け方は更にその向こうに朝陽が昇ります。

現在ホームにしている城ケ島・三崎港の北条湾とは違い、波の音を聞き、潮の匂いを嗅ぎ、行きかう船を眺め、昇ってくるお天道様を見ているとなんだか心が落ち着き、イライラした気持ちや嫌なことが小さく感じられスッキリした気分になります。

この陽が昇り切るまでの数十分をビール片手に満喫するのが、個人的には観音崎での釣りの楽しみの一つなんです。

この日は現地到着時は曇っていたので、この楽しみは諦めていましたが日の出近くなった頃、急に雲が切れてきたのでラッキーでした。

ビールも1本空け「もう、今日はボウズでも良いかな…久しぶりにリラックス出来たし…」などと思っていたら竿先にアタリが出始めます。

陽が昇り、人間が「あ~ぁ、明るくなったし朝だな…」と言わんばかりのタイミングにアタリが出始める…このアタリの主はほぼ間違いなくベラです。

ベラは砂地がある岩礁地帯を好んで住む根魚です。

オマケにキュウセンベラに至っては、夜になると身体を横にして砂の中に潜って眠ります。

GWの時期に、潮干狩りを兼ねて引き潮時に砂を掘ると、寝ていて引き潮に取り残され砂の中にいるキュウセンベラを発見することがあります。

ふざけた魚というか、何とも人間っぽい魚です。

観音崎のベラは比較的大型のものが多いです。

久しぶりに観音崎に来たので、少しベラと遊んで帰ることにしました。

そうこうしているうちにエサも無くなり、ちょうど引き潮で潮の動きも止まるタイミングになったので撤収することに。

結局、この日も思うような釣果は得られず依然釣れない観音崎でしたが、久しぶりに行って良い気分転換になりました。

わざわざ言うほどでもないですが、この日の釣果はこんな感じです。

2018年11月4日 釣果


いつもの北条湾での釣果と違って、かなりカラフルな釣果となりました。

キュウセンベラ(オス)2匹とササノハベラ(メス)2匹です。

正直、食欲をそそる色合いではなく、なんだか非常に不味そうな魚です。

でも、実はベラは非常に美味しい魚なんです。

肉質はカマスなどに近く、少し水っぽいです。

綺麗な白身の身で、同じ白身でもボラなどとは違い非常にモチモチした肉質です。

ベラのモチモチ感は、あまり他の魚にはないモチモチ感です。

白身でモチモチというと、フグなども白身でモチモチしていますが、フグなどよりも水分が多いので弾力がありつつ、且つしっとりしていてフワフワなんです。

見た目とは裏腹に、一度食べるとハマる人が結構います。

最初は皆さん「はぁ?ベラ?あんな気色悪い…」とか言います。

一緒に釣りに行って、ベラを見て持ち帰ろうとした時に「これ美味しいっスよね」と言った知人は沖縄出身でした。

沖縄の近海は、ベラやブダイの仲間が多く住んでおり、基本的に釣りで釣れる魚はカラフルな魚が多いです。

本人曰く、沖縄の人間はカラフルな色の魚には慣れており、あまり魚の色は気にしないと言っていました。

しかし、ここは関東の神奈川。

私も最初は美味しそうには感じず、子供の頃釣って持ち帰った時に母親に「えっ?!これ食べるの?」と言われたのを覚えています。

天ぷらやフライなどにすると絶品です。

と、ベラが美味しいのは良いのですが、一番の問題はこのカラフルな皮をどうするか…

仮に天ぷらにしたとしても、衣の向こう側にこのカラフルな皮が透けて見えていたら…

まぁ、想像するだけで美味しそうではありません。w

サビキ釣りなどで釣る青魚とは違い、皮が非常にしっかりとしており岩礁地帯などに住む魚特有のヌメリがあります。

また、先ほど申し上げた通り身がフワフワとしており柔らかい。

とても皮を剥ぎにくい魚なんです。

これがネックとなり釣っても食べない方もいらっしゃいます。

ただ、意外と身と皮は剥がれやすくコツさえ掴めば意外と簡単に皮を剥ぐことが出来ます。

ポイントは下処理をキチンとすること。

ボールに真水を張り、塩を多めに溶かします。

この中にベラを入れて良く揉み洗いし可能な限りヌメリを取ります。

今回釣れたキュウセンベラササノハベラは鋭いトゲやなどはありません。

強いて言うなら、口にある歯くらいです。

しっかりとヌメリを取り除き、鱗を剥ぎます。

頭と落とし三枚に卸したら包丁で皮を剥ぐか手で剥ぎます。

包丁がある程度使える方であれば、包丁は寝かせず極力立てて、皮の端を指で押さえ身を包丁で押し出すように軽く力を入れながら、皮を一気に引っ張ります。

すみません、この過程を動画で撮れば良かったですね…次回は忘れずに撮影致します。

包丁の扱いに自信が無い方も大丈夫です。

まず皮と身の間に指を入れるように、少しだけ剥がします。

背ビレや腹身の辺りの身は皮に残りやすいので、その周辺の身から徐々に剥がしていきます。

ある程度身が剥がれたら、皮をしっかり掴み一気に剥ぎます。

包丁で剥ぐよりは、皮に身が残ってしまうかもしれませんが、手で皮を剥ぐことも可能なくらい皮は剥がれやすい魚です。

あとは腹身の部分などに残る骨を切り落とせば下処理は完了です。

こうして、一番の問題のカラフルな皮を剥げば普通の白身の魚です。w

そして、今回はササノハベラが卵を持っていたので刺身系でいきました。

卵を持ったササノハベラ


卵を持っているのでお腹がパンパンです。

「はぁ?刺身??」

という声が聞こえてきそうですが、ベラのモチモチ、フワフワの食感を楽しむには一番なんです。

更にこのササノハベラの卵。

ササノハベラの卵


一度は食べて頂きたいですが、間違いなくビックリします。

何にビックリするかというと、その卵感。

鶏卵の卵黄に負けないくらい、まさに卵の黄身なんです。

この2匹から摂れたたったこれだけの卵で、まるで卵かけご飯を食べているような卵感です。

ベラの身を三枚に卸し、皮を剥ぎ、今回は水菜と一緒にタタキました。

そこにササノハベラの卵と青じそドレッシングを入れて混ぜ合わせます。

ベラのタタキ


これを酢飯の上に盛って完成です。

ベラのタタキ丼(ササノハベラの卵入り)


ベラのタタキ丼(ササノハベラの卵入り)です。

ここまで熱弁を奮って、写真入りで解説しておいて言うのも何なんですが…やはりあまり美味しそうに感じませんね…w

書いている本人が言っては身も蓋も無いんですが…w

どうやっても美味しそうにならない宿命なんですね…ベラは…

でも、言ってはいけない一言を言った後に何ですが、本当に美味しい魚なんです…ベラは。

まぁ、ハマる人がハマるのも、このギャップもあると思います。

どれだけ美味い!と言われても、やはりこのカラフルさは構えますよね。

でも口にすると、本当に美味い。

このギャップが余計に美味しさにもインパクトを与えているかもしれません。

そもそも、個人的にはホヤやナマコを最初に食べた人は、なぜそれを食べようと思ったのか…どういう経緯でそれを食べなければならなかったか知りたいくらいです。w

ある意味、ベラも同じようなものかもしれません。

宜しければ、騙されたと思って一度お試し下さい。

来週からはまたいつもの北条湾へ行こうと思っています。

今年はマイワシは居付いて北条湾で越冬してくれるのか…

来週も中潮と潮回りは悪くありません。

来週はもう少し、美味しそうな料理ネタをお届け出来るようにがんばります。w

また、ご報告させて頂きます。

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Koichi Otsuka

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生から30数年…(そろそろ40年w)本当は船釣りをしたいのに船酔いが激しく断念。自分に与えられたフィールドは陸しかないと神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。釣行先は気分によって変わります。予めご了承下さい。(猫についてはTV当に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目となっております)
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