Twitter YouTube TikTok

猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  サバ  アジ  ムツ  ネンブツダイ  青魚  

【三崎港・北条湾】GW第四弾!小アジ・サバっ子好調&GWの釣行の総括(2023年5月7日)

こんにちは。

今年のGWは後半が気象の状況に恵まれず、強風や雨続きでイマイチ残念な感じとなりました。

GW中は4/29の釣行に始まり、5/3、5/4、そして今回の5/7と計4回釣りに行きました。

今年は例年に比べ幾分サバっ子の群れが北条湾内に入って来るのが遅く、4/23の釣行時に今シーズン初めてサバっ子の釣果を確認しました。

安定してサバっ子の群れが北条湾内に入って来てくれるかも分からない中でのGW突入でしたが、釣れる時間帯にまだバラつきがありましたが、GW中は4/29の釣行を除いてサバっ子の釣果は確認出来ました。

そして、GW最後の釣行のこの日は、とにかく空の様子を伺いながらの釣りとなりました。

釣りに出掛ける直前の天気予報はこんな感じでした。

20230507_天気予報


雨が降り始めるタイミングこそ、後ろ倒しにズレていき私が釣りに行く未明の時間帯に雨が降る可能性は低くなりましたが、釣りに於いては雨より危険な風、その風速の予測が9m。

風速が8mを超えてくると、さすがに釣りをすること自体が困難になり、特に釣り針がたくさん付いているサビキ釣りですと、危険な上に竿は飛ばされ、釣れた魚から釣り針を外すのも一苦労、竿受けに竿を置いておけない状況になり兼ねず、下手をすればずっと竿を手持ちで釣りをしなければなりません。

釣りが出来る可能性は五分五分。

そんな状況の中、何とか釣りが出来るレベルの風速であることを祈りつつ北条湾を目指しました。

こんな荒天の予報の中、釣りをしに行こうと思う釣りバカは私くらいなものだろう…と、かなりピンポイントで時間を絞り、午前4時半頃に北条湾に到着する感じで自宅を出発しました。

道中、横浜横須賀道路などでは、強風で飛ばされた木々が高速道路上に落ちており、かなりの勢いで車も風に煽られ強く風が吹いていることを感じながら走っていました。

北条湾に到着すると、あまり北条湾内では見掛けない白波まで立っていました。

車から降り、まずは風速の確認をしました。

時折突風的に8m近い強風が吹くものの、常時吹いている風は6m~7mほど。

これならイケる…

釣りをする時間は概ね2時間、途中で風が強くなったり雨が降ってきたらすぐに撤収…こんな感じで釣りを開始します。



海面はご覧の感じなので、釣り開始時から終始海の中の様子は全く分かりませんでした。



あまり強風感が伝わりにくいですが、足下の岸壁付近に白い泡のようなものが映っていますが、波が岸壁に打ち付けられて出来る泡です。

釣りを開始しますのツイート内でも申し上げていますが、釣りのお供のキジトラ猫は、物陰で私達が来るのを待っていたかのように、まるで待ち合わせでもしていたかのように、私達が車から降りると車のそばまでやって来て、最初に釣り道具を持って行く時に付いて来ました。



潮の動きとしては、決して良い状況の時に釣りをしていませんでしたが、思いの外コンスタントに魚が釣れ続けます。

この日のように、外海が強風などで荒れると、普段はあまり湾や入り江の中に入って来ない魚なども、一時的に避難するために入って来ることがあり、荒天時に釣りに行くことをあまり大手を振ってお勧めは出来ませんが、荒天の時に湾や入り江の中で釣りをすると、思わぬ釣果が得られることも事実です。

ツイートの順番は釣りのお供の相手をしつつだったので、釣れた順番ではなくまとめて一気にツイートしておりますが、第一投目から恒例のネンブツダイがヒットします。



この日のネンブツダイは、釣れた全てのネンブツダイが釣りのお供の胃袋に収まりました。

続いてなぜか荒天の時に良く釣れるムツっ子です。



そして、アジが混じり始めます。



アジの動画を撮影している時に映っている人の手は、家内の手なのですが、動画の撮影など悠長にやっていて隙を見せると、釣りのお供に一気に釣った魚を奪われるため、すぐにアジを掴めるようにしていて映ってしまったものなのですが、北条湾に釣りに行かれる方は恐らくこの釣りのお供を見たことがある方もいらっしゃると思います。

釣った魚を釣り針から外している時が、一番魚を奪われ易いので十分ご注意下さい。

魚を奪われることは別にどうでも良いのですが、問題なのが釣り針が外れていない魚を持って行かれると取返しの付かないことになり得ます。

サビキ仕掛けごと持って行かれたり、最悪釣り針が猫の口や身体に絡まったり刺さったり、飲み込んでしまったります。

お一人で釣りをする場合に、猫が近くにいる状況で魚が釣れた場合は、竿立てなどに竿を立て、サビキ仕掛けを宙に浮かした状態で、魚を持ち釣り針を外した方が無難です。

猫はバカではないので、当たり前ですがサビキ仕掛けだけある状態で、サビキ仕掛けを奪うことはしません。

あくまで、魚を狙ってきますので、魚さえしっかり手で掴んでいれば問題ないです。

また、サビキ仕掛けや釣った魚を宙に浮かすことで、猫からすると魚自体を奪いにくくなります。

地べたに置いた状態ですと、狙いも定め易く一瞬の隙を突かれ奪われます。

先ほども申し上げましたが、この時にサビキ仕掛けが猫に絡まることが一番問題です。

お二人以上で釣りをされる場合に、猫が近くにいる状況で魚が釣れた際は、お一人は猫の見張りをしてあげて下さい。

また、こういったことは論外ですが、釣り場に住む動物達のためにも、必ずご自身が出したゴミは全て持ち帰るようお願いします。



そして、そうこうしているうちにサバっ子も釣れ出すのですが、釣りのお供の食欲が全開MAXで見張りをしても動画の撮影が難しく、今回は致し方なくバケツの中のサバっ子を撮影しました。



ライブ配信などの動画をご覧頂くと良くお分かり頂けると思いますが、釣りのお供が釣った魚を待っている時の距離もだいぶ短くなり、私達の動き一つ一つに一々警戒して反応しなくなったのですが、やはり身体には触れさせてくれません。

これは野良であれば当たり前で、無理に触ろうともしていませんし、触る必要もないのですが、先ほどのお話しのように、万が一釣りのお供の猫にサビキ仕掛けなどが絡まれば、その仕掛けを取り除くのは容易ではありません。

北条湾でこれらの猫達に遭遇し、釣った魚をお裾分けするようなことがある際は、この辺にご注意頂き静かに見守ってあげて頂ければと思います。

また、お子様などは特に注意が必要ですが、北条湾にいる猫達は基本的に野良です。

ペットとして飼っている動物もそうですが、動物慣れしていない子供などの、唐突な行動や動きを動物は非常に警戒します。

大人でも犬に噛まれたり、猫に引っ掛かれたりする人の多くは、動物との「間」が取れない人が多く、動物達からすると何を考えているのか分からないので攻撃してきます。

基本的に動物が苦手、自信がない方はあまり動物には近付かず、遠くから見守っていることが安全だと思います。

この後、この日は残念ながらサバっ子がコンスタントに釣れ続けてしまいます。



ツイートにあります、釣れ続けて…釣れるのに6時半で…帰る…?

どういうことかと申しますと、入れ食いではなくとも、一定の間隔でずっと小魚が釣れ続ける=天敵であるフィッシュイーターなどの、小魚達にとって脅威となるものが存在しない…つまりフィッシュイーターはいない…ということです。

この日は荒天が予想され、様子見という意味合いが強く、シャカリキになって釣りをしようと思っていなかったので、フィッシュイーターもいないのであれば予定通り6時半で帰ります…という意味です。

この後、サビキ釣りも泳がせ釣りも大きな動きはなく、この釣行後は再び週一の間隔での釣行になるので、もう少し粘りたい気持ちもありましたが、荒天の予報が出ている中での釣りなのでこの日は大人しくここで納竿としました。

なんだかんだとGWは、一週間強の間に4回釣りに行きいろいろ見えてきたこともあるので、その辺をまとめたいと思いますが、先に簡単にこの日の釣果等々ですが、以下の感じになりました。

まずは釣果ですが、こんな感じになりました。



この日はとにかく釣りのお供の食欲が半端なく、アジとムツはお裾分けしませんでしたが、ネンブツダイ、サバっ子をお裾分けし残った釣果がこんな感じです。

ネンブツダイは全て、ネンブツダイが釣れなくなってからはサバっ子をお裾分けしましたが、実際に釣ったサバっ子はこの倍以上ありました。

兄妹猫達にアジをあげる代わりに、人間はムツをもらいました。

兄妹猫の朝食は、大サイズのサバっ子をチョイスしそれを焼いてあげました。



兄猫はとにかくあっと言う間に食べ終わりました。



兄妹猫の夕食は、アジと小サイズのサバっ子を焼いてあげました。



ツイートにもありますが、焼いたサバとアジの身の匂いが食欲をそそる感じです。



そして、人間用は小サイズのサバっ子とムツっ子を市販の唐揚げ粉ではなく、下味を付けた片栗粉をまぶし、高温の油でサッと揚げ、外はサクサク、中はフワフワの唐揚げを作りました。

サバっ子とムツっ子の唐揚げ

サバっ子とムツっ子の唐揚げ

サバっ子とムツっ子の唐揚げ


軽く下味は付けてあるので、そのままでも問題ありませんし、岩塩など塩でも良いですが、今回は溜醤油にワサビを多めの溶きそれを付けて頂きました。

これがまた、ビールが進んじゃうんです。w

ムツは見た目とは裏腹に、頭の骨格や中骨、鱗なども非常に柔らかく、身の味が濃い魚なので市販の唐揚げ粉などのように、しっかりと調味料が混ざった衣よりもシンプルな衣の方がムツの味を感じ易く堪能出来ます。

余談ですが、ムツを捌く時に腸を出すと思いますが、サバっ子などと比べると驚くほど立派な浮袋を持っています。

物凄く頑丈な風船みたいです。

ムツは深海に住む魚ですので、産卵期や稚魚の時の一時期だけしか浅瀬にはいません。

浮袋が他の魚に比べて大きいことや、骨などの骨格が柔らかいこと、身の味が濃いことなどは、深海に住む魚の特徴の一つです。

私は大好きなんですが、同じ深海に住む魚で簡単に思い付く魚の一つの金目鯛なども、同じような特徴を持ち非常に美味しい魚として有名です。

余談に次ぐ余談で恐縮なんですが、通常であれば梅雨も終わり初夏にムツっ子達は自分達の本来の住む場所である、深場の海へ徐々に旅立って行き、夏本番時には釣れなくなります。

ところが、去年はビックリ仰天!

一度は夏前にムツっ子が釣れなくなり、例年通りかと思いきや、ナント秋にカマス狙いで釣りをしていると、かつて北条湾では釣ったことがない30cmオーバーのムツっ子?ではなく、ムツがヒットしました。

かつてない30cmオーバーのムツをGET!

ムツは成魚で80cmほどになる魚ですので、まだ若魚の段階ではあるものの、本来であればある程度の深さの海域に行っているはずのムツが北条湾に現れました。

これが昨今言われております、温暖化や海水温の上昇と関係あるのか、現時点では定かではありませんが、これも例年にはなかったことで、こういったことも含め、近年の北条湾では毎年ビックリ仰天なことが起こります。

そして、4/23の釣行時に初めて今シーズン初のサバっ子の釣果を確認して、GWを挟み約2週間の釣行の総括ですが、以下の点が気になったことです。

①魚のフィッシュイーターが頻度高く北条湾内に入って来る
②例年にないくらいサバっ子が太っている
③イカの類も魚のフィッシュイーターも、サビキで狙う青魚もスレがとにかく酷い
④サバっ子は2種類の群れが存在する
⑤北条湾内ではルアーやエギでの釣りは厳しい

①については、例年ですと梅雨入り前辺りから、未明の時間帯に何がしかの魚のフィッシュイーターが北条湾内に入って来ることはありましたが、概ねマヅメ時前には湾内から出て行き滞在時間が非常に短く、滞在時間も長く活性が高い状態で長時間北条湾内に留まるのは秋以降に集中していました。

現に本ブログのアーカイブなどをご覧頂いても、青物を始めとするフィッシュイーターを私が仕留めているのは大半が10月、11月です。

去年の晩秋のカンパチを仕留めた辺りから、秋の青物ラッシュが始まり頻繁にフィッシュイーターが姿を現わすようになりましたが、例年であればどんなに長くても年明け辺りでフィッシュイーター達は北条湾にやって来なくなるのですが、それがそのまま年を越し2月、3月のフィッシュイーターが狙う小魚達が北条湾にいない時期を除き、北条湾周辺の海域で小魚がいる場所にはフィッシュイーターが現れ続けていました。

そして、4/23にサバっ子が北条湾内に入って来ているのを確認した後は、フィッシュイーター達も北条湾内に頻度高く入って来ています。

②に関しましては、単純にエサが豊富なんだと思いますが、サバっ子と言えば頭デッカチでどことなくアンバランスな体形をしていることが多いですが、今シーズンのサバっ子は体形が既に「THE・サバ」で、サイズの割りには肉付きが良くそれなりに脂感があります。

現時点で釣れているサバっ子のサイズですと、魚料理を作るにも限られてしまいますが、釣れた際は是非召し上がってみて下さい。

③と⑤はほぼ同じ内容なので、飛ばして先に④についてですが、ツイートの埋め込みだらけになり、少々見にくいかもしれませんが、全て4/23~5/7までの釣果のツイートなんですが、サバっ子のサイズや種類に注目して見て下さい。

2023年4月23日のツイート


※2023年4月29日はサバの釣果が無かったため省略致します。

2023年5月3日のツイート


2023年5月4日のツイート


2023年5月7日のツイート


前半2回の釣行では、マサバ、ゴマサバのサイズがほぼ同じです。

5/4の日はマサバの釣果が確認出来ませんでした。

当初はツイート内でお話ししております通り、たまたま私が釣りをしていた場所にマサバの群れが回って来なかったのかな…?と思っていましたが、5/7の日はマサバの釣果もありましたが、マサバとゴマサバのサイズに大きな差があります。

これが現わしていることは、最初にサバっ子の釣果が確認出来た頃に釣れていたサイズのマサバの群れは、早くも北条湾を離れた可能性があります。

ただ、だからもうサバっ子は少しずつ釣れなくなっていくのか…というと、そういうことではなく、次々にサバっ子の群れは北条湾に入って来るのですが、サイズによって北条湾内に入って来る時間帯、留まる時間の長さが異なるということです。

5/4に釣れたゴマサバのサイズのサバっ子の群れは、概ねマヅメ時から日の出に掛けて北条湾内に入って来ます。

5/7に釣れたマサバの群れは同じ行動をするか、夜間帯に北条湾内に入って来て暗い時間帯はずっと北条湾内に留まる可能性が高いです。

サバっ子に二つの群れが存在する…というその二つとは、サバの種類ではなくサイズのお話しです。

大サイズはマヅメ時以降、小サイズは暗い時間帯…こう思ってもらって大丈夫だと思います。

サビキ釣りだけをするのであれば、マヅメ時辺りを狙って釣りをし、現地でサバっ子を釣って私のように泳がせ釣りをするのであれば、活餌を確保する時間も考慮して釣りに行く感じが宜しいかと思います。

③と⑤に関しましては、魚がスレてしまう原因は単純明快で釣り人が多過ぎる…これに尽きます。

個人的には魚がスレて釣りにくくなればなるほど燃えるので、その辺も含め釣りを楽しんでいますが、今の北条湾には魚はたくさんいますが、サビキ釣りはそこまででなくとも、泳がせ釣りなどは魚を釣ることが難しくなってきているのは事実です。

スレに対する対策は、現在試行錯誤を重ねており、これが有効!というものは見出せていません。

特に⑤に関しては、北条湾は透明度が高い海…というのをTwitterやブログで何度もお話しさせて頂いておりますが、なぜそんなに北条湾内の海水が澄み易いのか…

これは、北条湾の地形が関係しており、北条湾は入口の幅の割りに奥行が深い湾です。

自然にあった地形を利用して造られた湾だからです。

三崎周辺には他にも入り江や湾が存在しますが、入口は広く然程奥行はありません。

こういった湾は、人工的に造られているので、正方形や長方形など整った形をしています。

今回のGW中の強風レベルであれば、通常の入り江や湾は十分に濁りが発生します。

降雨後や強風が吹いた直後などは、それなりに濁った状態がしばらく続き、多少魚がスレていても比較的釣り易い状況が続きます。

しかし、北条湾は奥行がありウナギの寝床のような地形をしているので、風で多少煽られたくらいでは、湾内の海水が一気にシャッフルされるような状況にはならず、濁りが発生しにくい場所なんです。

逆に大量に雨が降った後などは、北条湾は深部に川が流れ込んでいるので、周辺の入り江や湾より北条湾は濁り易いです。

良くも悪くも、北条湾と言う場所は、湾外からの影響を受けにくい場所なんです。

海水も淀み易く、海水が淀むということは流れも少なく、極論を言えば沼のような状況のことが多く、浮遊物が沈殿し易い環境であることも、透明度が常に高い理由の一つです。

以下のツイートは、5/7の釣行時に撮影したもので、釣行2日前より強風が吹き荒れ、釣行時に風速が7mくらいあった時にバケツに汲んだ海水です。



濁りの「に」の字もなく、泳いでいるサバっ子がハッキリと見えていると思います。

イカの類や、ルアーで狙える魚がいないわけではありません。

この透明度の高さで、ターゲットのスレが酷い中、フィッシュイーター達が捕食している魚を泳がせても見破られる状況です。

この状況でシャカリキになってルアーやエギを投げるのであれば、製氷所の前や花暮岸壁などをお勧め致します。

あくまで北条湾内のお話です。

三崎周辺の釣り禁止になっていないエリアにも、北条湾同様にフィッシュイーター達はいます。

確実に北条湾以外の場所で釣りをされる方が釣果に結び付くと思います。

最後になりますが、スレや透明度のお話しにも繋がるのですが、今年のGWは5/3の釣行に尽きます。



完全に活餌がロックオンされ、近くまでフィッシュイーターが寄って来るものの、寸でのところで見抜かれ食ってこなかったものと思われます。

この状況が2時間以上続きました。

スレの酷さを一段と痛感しました。

北条湾に限らず、泳がせ釣りをして、活餌がこれだけ暴れる状況で、2時間以上一度も食ってこない…という経験はあまり記憶にありません。

ぶっちゃけ、30分以内には食ってくるだろう…と、高を括っていました。

もう釣ったも同然…くらいで余裕をブチかましビールなど飲み始めたら…朝から海辺でビールを堪能する2時間になってしまいました。w

非常に悔しく、その悔しさと興奮が収まらず翌日も釣りに行きましたがダメでした。

何とか5月中に1本上げたいところです。

何とか1本…なんですが、次回は潮回りが長潮、ブログ執筆時点での天気予報では雨…なんですよね…w

これから雨が多くなる時期なので仕方ないのですが、釣りの神様に意地悪をされている気分です。

とは言え、釣りに行かなければ釣れるものも釣れないので、頑張って釣りに出掛けたいと思っています。

役者は揃ってます。

何とか、皆様にエキサイティングな情報をお届け出来るように頑張ります。

また、ご報告させて頂きます。

2023年5月7日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年5月7日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  サバ  アジ  ムツ  ネンブツダイ  泳がせ  

【三崎港・北条湾】GW第三弾!期待外れのフィッシュイーターの動きでした(2023年5月4日)

こんにちは。

GWだから出来ることでもありますが、前日の釣行から二日続けての釣行となりました。

GW中に何度か釣りに行こうと思っていましたが、最低でも中一日は空けて釣りに行くつもりでした。

前日の釣行時に釣り糸を通してフィッシュイーターの存在を感じつつも、中々活餌を食ってくれないもどかしい状況が2時間以上も続き、結果的に釣果に結び付けることが出来ず、興奮も冷めない、悔しさも消えない…まさにヘビの生殺し状態で、アラフィフのおっさんには肉体的に少々キツイものがありましたが、翌日リベンジしに行って来ました。



この日は寝坊まではすることなく目が覚めましたが、身体が重く起きるのに時間が掛かってしまい、前日より1時間遅れで北条湾に到着しました。

さすがGWという感じで、未明にも関わらず釣り人はそれなりにおり、ここ1ヶ月ほどはいわき丸さんの前方に釣り座を構えていましたが、北条湾到着時に既に釣りをされている方がいらっしゃったので、この日はいわき丸さんの後方に釣り座を構えました。

私は夏前からは北条湾の比較的奥まった場所で釣りをすることが多いのですが、3月~6月くらいまではいわき丸さんの前方から、北条湾の入口の角付近辺りのどこかで釣りをすることが多いです。

今の時期は北条湾内に様々なイワシ類などを含む小魚達が集まって来る時期で、海水温の状況やその年のフィッシュイーターの動きなどで、北条湾内のどの辺りまで小魚達が入って来ているのか、釣りに行く度に確認しながら釣りをしているからです。

海水温が低過ぎれば、当然小魚達は北条湾の奥には入って行きません。

釣りを開始する時に、毎回釣りを始める時の北条湾の様子をツイートしておりますが、この中で必ずその日の海水の温度を計っています。

この時に計る海水の温度の状況を見て少しずつ釣りをする場所を奥に移動させています。

ちなみにこの日の状況はこんな感じでした。



ここ半月くらいの釣行は、GWが絡むということもあり、釣行回数が普段より多かったのですが、海水の温度は概ね18度~19度で安定していました。

こういうことから、アッサリといわき丸さんの後方で釣りをすることを決めました。

海水の温度が15度~17度くらいですと、その時の気象の状況や風の影響もありますが、北条湾内に小魚達が入って来ても製氷所の横、北条湾の入口の角から北条湾の奥へ向けて、岸壁が出っ張っている場所がありますが、この辺りまでしか入って来ないことが多いです。

そして海水の温度が17度を超えてくると、少しずつ小魚達も北条湾の奥まで入って行くようになり、海水の温度が18度~19度くらいになると、後は放っておいても釣りに行く度にどんどん奥に入って来るようになります。

ただ、奥と言いましても、次の基準がダイブセンターの前辺りで、ここで一旦止まります。

ブログで何度も申し上げていますが、北条湾の深部には川が流れ込んでおり、ダイブセンターから奥は、この川の真水の影響を受け易く、海水の温度が20度を超えてこないと安定的に小魚達が入って来るようにはなりません。

先ほども申し上げましたように、気象の状況なども影響しますので、一概に言い切れることでもありませんが、概ね一つの基準として海水温が20度くらいということです。

例年ですと概ね12月に入ると、所謂青物ラッシュは終了し大型の魚のフィッシュイーターは北条湾に寄り付かなくなっていました。

ところが、去年の晩秋から大型のフィッシュイーターの動きは劇的に変わり、途切れることなく冬を越し北条湾周辺、北条湾内にやって来ています。

冬場はフィッシュイーターの数こそ減り、動きも鈍かったですが、釣りに行く度にその気配を感じ、アタックしている姿も何度も見ました。

こういうことから、冬場はあまりやらない泳がせ釣りを、その時々にサビキ釣りで釣れる小魚を活餌にし、狙っていました。

その外道として釣れたのが、2月の下旬に釣れたクロアナゴです。

このクロアナゴ以降、北条湾周辺では活餌にする小魚が釣れなくなり、約2ヶ月間厳しい釣行が続きましたが、このサビキ釣りで思うように釣果を得られなかった時は、釣れないので釣り人も少なかったこともあり、私には珍しく製氷所の前などでも釣りをしていました。

北条湾では群れを確認することも出来ず、当然釣れることもありませんでしたが、クロアナゴの釣果があった時点で、通り矢の周辺には既にサバっ子の群れが寄っており、この群れを追っているフィッシュイーターも確認出来ていました。

結果的に2ヶ月近い時間を要してしまいましたが、1ヶ月もすればサバっ子の群れと一緒にフィッシュイーター達も北条湾にやって来るだろう…などと当時は考えていました。

北条湾で今シーズン最初のサバっ子の群れを確認して2週間経っていませんが、順調にサバっ子達も北条湾に入って来ており、ここからやるべきことはサバっ子や、他の小魚達、フィッシュイーターなどが、北条湾のどの辺りまで入って来るのかを正確に読むことです。

活餌をサビキ釣りで現地調達してからの泳がせ釣りの場合は、ルアーなどのように移動しながら釣りをする釣りとは違い、平日などの釣り人が明らかに少ない場合は別として、基本的には北条湾に到着すると釣り座の選定から始まり、一度釣り座を構えてしまうと小まめに釣り座を変えながら釣りをすることは難しいです。

北条湾に到着し、空いているからあそこでいっか…的なノリで釣り座を決めてしまうと、大きく的を外すことにもなり兼ねません。

ある意味、空いている釣り座は釣れないから空いている場合や、北条湾は「漁港」ですので漁を終えた漁船が戻って来て接岸する場所だから空いていることもあります。

この日は前日のサバっ子の動きなどから、いわき丸さんの後方でも問題ないと考え、即座に釣り座を決めましたが、釣り人だらけで釣り座を選べる状況でない場合は別として、ある程度釣れる根拠を探した上で釣り座を決めることは重要です。

釣りの準備に取り掛かった時には、地味に空も明るくなってきており、ダッシュで釣りの準備を終わらせ釣りを開始します。

そして、第一投目から恒例のこの方が釣れます。



10分ほど念仏祭りになりますが、徐々にアジが混じり始めます。



ネンブツダイはサバっ子が釣れるまでの繋ぎの活餌として5匹ほどストックし、その他のネンブツダイは全てリリースしました。

この日は1匹しか釣れませんでしたが、今シーズン初のムツっ子の釣果も確認出来ました。



これで役者は揃い、本格的にサビキ釣りのシーズンインです。

なぜ?かは、今のところ分かっていないのですが、ムツっ子は雨や強風など荒天の時に良く釣れます。

強風などの場合は、湾や入り江にいつもより多くムツっ子の群れが避難して来た…とも考えられるのですが、雨に日になぜたくさん釣れるのかという理由が今のところ分かりません。

念仏、アジがコンスタントに釣れ続ける中、釣りを開始して30分ほど、ようやくお待ちかねのサバっ子がヒットします。



サバっ子は1匹釣れた途端に入れ食い状態に。

ん…

この釣れ方だと、まだフィッシュイーターはいないね…

そう思うものの、事前準備は万端にしておくために速攻で泳がせ釣りの活餌をネンブツダイからサバっ子に全て変えました。



鼻息荒くフィッシュイーターの登場を待ちつつ、入れ食いのサバっ子に翻弄されている家内を手伝います。



待てど暮らせどフィッシュイーターの気配は皆無…

昨日はあれほどいたのにどうした…

さぁ!来い!!

フィッシュイーターの気配もないのに一人テンションMAXで、ビールに手が伸びそうなのを我慢して待ちますが…

ある意味、フィッシュイーターが全くいないことを物語っているのですが、サバっ子の入れ食いが止まらず、バケツがすぐにいっぱいになってしまうので、逆に活餌が弱ってしまい本末転倒な状態になっていきます。

一旦、弱ったサバっ子を全てクーラーボックスに移し、バケツをキレイに洗い1つのバケツに3匹ずつストックし、サビキ釣りを一旦止めました。



サバっ子が釣れ始めて1時間ほど経った頃、ようやく活餌の動きが地味に激しくなってきます。



ただ、全力で逃げている…という状況とは程遠く、仮にフィッシュイーターがいたとしても、活餌達の視界に入る距離にフィッシュイーターはいますが、活餌の近くを泳いでおらず、且つフィッシュイーターの活性が低い状況…こんな感じの動きでした。

GWの終盤は、雨は元よりかなりの強風の予報が出ていました。



こういうことから、状況如何によってはGW最後の釣行になる可能性もありましたが、二日続けての釣行で、一見すると潮回りも良く気象の状況も悪くなく、オマケに潮がバリバリに動いている時間です。

いつフィッシュイーターの活性が上がってもおかしくない状況でしたが、前日の釣行時はこの日よりもフィッシュイーターの動きは軽く活餌の至近距離まで何度も寄って来ましたが、結果的に活きを食ってくることはありませんでした。

様々な状況が前日とこの日は酷似しており、恐らく共通の、フィッシュイーターの活性がイマイチ上がらない原因があるのではないか…

そう考え、この日は時間を区切って納竿とすることにしました。



フィッシュイーターの活性が上がらない原因…

今のところ、これです!という理由は見当たらないのですが、スレているということは確実に言えると思います。

ただ、スレだけですと、活餌ではないサバっ子の群れに、もう少しアタックしても良い気もします。

前日もこの日も、表面的に分からなかっただけで、実は海の中では激しい食うか食われるかの激しい死闘が繰り広げられていた…仮にこんな状況だったとすれば、かなりサイズの大きなフィッシュイーターがいたものと思われます。

フィッシュイーターのサイズが大きく成魚に近くなればなるほど、幾多のピンチを乗り越え生き抜いてきた個体ですので、知恵も付きスレは想像以上に酷いと思われ、仕留めることは、中々容易ではありません。

少々話が逸れる上に、些か語弊のある言い方にもなってしまうのですが、上記のような私の勝手な予測ですが、実はもっといろんなことに気付いたり、思い付くことがあるのですが、ある程度私自身で自信が持てるものしかTwitterやブログで言葉にしないようにしています。

闇雲に適当に思い付いたことをお話ししても、無知な人間が出しゃばっているのと何ら変わらず、リアル且つなるべく正確な情報をお伝えしようと思っているコンセプトから外れることにもなります。

今シーズンはサビキ釣りのシーズンイン早々に…というよりほぼ同時にフィッシュイーターも登場しており、去年の成果のカンパチイナダを釣った辺りからかなりスレが酷いことには気付いており、このままいけば北条湾では確実に大型のフィッシュイーターは釣りにくくなる…と思い、サバっ子の釣果も安定し、フィッシュイーターの登場頻度もある程度安定してきているので、泳がせ釣りの仕掛けを、今まで気になったことや思い付いたことなどを参考に少し工夫(加工)してみます。

次回の釣行時より、その工夫した泳がせ釣りの仕掛けでトライしてみるので、一定の効果が確認出来次第ご報告させて頂きます。

魚がスレると釣りにくく、釣果も得にくく、何とももどかしい釣りが続き、心が折れそうになるのですが、このスレこそ本当の意味での魚との知恵比べだと私は思っており、鼻息荒く…やテンション爆上げ…的なノリではなく、沸々と熱い物が込み上げてくる感じで、かなり真剣になっています。

なるべく早い段階で、良い報告が出来るように頑張ります。

結局、この日はリミットの6時半の時点で、フィッシュイーターに大きな動きの変化はなかったのでここで納竿としました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



ネンブツダイ泳がせの活餌にしていて、弱ってしまった1匹だけ持ち帰りその他はリリースしました。

ムツっ子はこの日1匹しか釣れませんでした。

アジは1匹だけ15cm程度のものが釣れ、その他のアジは10cm~12cm程度の所謂マメアジでした。

サバっ子に関しては、たまたま私が釣りをしていた場所にゴマサバの群れが寄っていただけだと思いますが、この日のサバっ子の釣果は全てゴマサバでした。

余談ですが、マサバよりゴマサバの方が成長が早く、ゴマサバの方が暖かい海域を好みます。

今回のサバっ子の釣果に関しては、上記のようなことは関係なくたまたまだと思われます。

15cmほどのアジと小さいサバっ子を4匹ほど人間用にもらい、その他の魚は兄弟猫のご飯となりました。

兄妹猫の朝食は、大サイズのサバっ子、マメアジ、ムツ、ネンブツダイを焼いてあげました。



例え1匹であっても、キレイにネンブツダイの身は避けて食べるほどのアンチ念仏の妹猫。

ムツっ子とトレードし、兄猫がネンブツダイを食べる代わりにムツっ子も兄猫が頂き、妹猫にはマメアジとサバっ子のみとしました。



兄猫は多魚種のほぐし身ですが、妹猫はサバとアジのみですからね…

恒例のやらなくて良い毛繕いをしながら、妹猫が残すのをひたすら兄猫は待ちますが…

この日は、少々量が多くなってしまったので、軽く予想はしていましたが、妹猫が久しぶりにご飯を残しました。

兄猫は待っていた甲斐がありました。

兄妹猫の夕食は、サバっ子のみとなりました。



夕食はアジはなくとも、一応青魚のサバのみ、且つ量も多過ぎない…

兄猫が心配そうに、今回はチラ見ではなく思い切りガン見で妹猫のご飯が減っていく様を見ていましたが、残念ながら妹猫が夕食は完食。

呆然としながら、一応妹猫のお皿を確認しに行きますが、無いものは無いです。

ここのところ、今回レベルで何も残っていないと、ご飯を食べていた場所から兄猫が離れず、私と家内の顔を見て「もうないの?」と訴えるようになってしまいました。

兄猫から見て正面に私がおり、左側に家内がいます。

美味いんだろうな…というのは伝わってくるので、次回も兄妹猫のために青魚を釣ってあげたいと思います。

人間用の魚料理は、前日の釣果でアジの南蛮漬けを作ったのですが、それも地味に残っており軽めにしました。

アジは握り寿司、サバは天ぷらにし天むすを作ってみました。

アジの握り寿司とサバの天むす

アジの握り寿司とサバの天むす

アジの握り寿司とサバの天むす


GW中にあと1回くらい釣りに行きたいのですが、如何せん気象の状況が最悪で、特にこの風速では釣りになりません。



釣りが出来るレベルまで、風が収まってくれるのを祈っています。

最後に余談ですが、GWなど普段車を運転しない人が、車を運転する時期はここぞとばかりにネズミ捕りをやります。



注意喚起の意味合いもあると思いますが、ハッキリ言ってカモがネギを背負って走っているわけです。

横浜横須賀道路などは、普段から覆面PC(パトロールカー)が多い高速道路ですが、こういう時期は普段あまりやらない道でも覆面、移動式オービスなどあらゆる方法で取り締まることが多いです。

連休のなどの時は、日中や夜間は取り締まりにくい上に危険も伴うので、ほぼ確実に早朝の車が少ない時間帯に行います。

今は陽が昇るのも早くなり、日の出の時刻が午前4時台です。

午前5時くらいから午前7時、8時辺りまで意識した方が無難です。

ざっくりと覆面PCの特徴です。

・記事執筆時点での主要車両は210系のクラウン(アスリートの方が多く見受けられますが、ロイヤルサルーンも走っています)
・原則サンルーフなし
・屋根を見ると回転灯を収納するボックスの蓋があり、屋根の中央部に四角い切れ目がある
・車が常にピカピカ(若手の警察官が常に洗車しているようです)
・サンデードライバーが多い中、明らかに訓練を受けた人の車の乗り方で車速が一定、且つ車線の真ん中をフラ付くことなく走っている※
・リアのドアガラス、リアガラスに色の濃いフィルムが貼ってある
・一昔前と違い隊員はヘルメットを脱いでおり、必ず2名乗車
・ナンバープレートの地域名が地元
・希望ナンバーはなく分類番号は3から始まる連番(3ナンバー車の場合)
・メインの大きな数字、一連指定番号も希望の番号ではなく勝手に割り振られる連番
・当然のことながら、ローダウンやタイヤのインチアップなどのチューニングはしていない

※これは少し引いて良く見ると一目瞭然です。車の運転に於いて非常に模範的なキレイな走らせ方なんですが、訓練も受けていない、且つサンデードライバーばかりの中では極端に浮き、著しく不自然です。

上記は、原則的に神奈川エリアの高速道路、且つ主要幹線道の話です。

三崎方面に行く場合に通過する神奈川エリアの主要道路での話です。

スピード違反は罰則も重く、罰金もバカになりません。

良く軽微な違反で捕まる方などは、スピード違反で捕まると免許取り消しになる可能性大です。

あくまで釣りから派生してのお話しですので、普段の土日などに大型連休時のような取り締まり強化はあまりないと思いますが、横浜横須賀道路などでは休日の早朝には良くやっています。

スピードを出さないことが一番ですが、折角の楽しい釣りを無駄にすることなく、ご注意頂ければと思います。

数日単位で釣りに行っており、普段の釣行のように一週間程度間が空いての釣行ではなく、海の状況や魚の動きがリアルに分かっている時だからこそ、何とか釣りに行って来たいと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

2023年5月4日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年5月4日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  アジ  青魚  魚料理  ムツ  夜釣り  

【三崎港・北条湾】サビキ釣りシーズンイン!ようやくサバっ子の釣果を確認!(2023年4月23日)

こんにちは。

ここ数年は、過去のデータが当てにならないほど、毎年魚達の動きが変わってしまうので、4月中にはサバっ子が釣れ出すだろう…と、気長に待とうと思うものの、逸る気持ちが抑え切れず、釣りに行く度に気持ちとは裏腹の結果に撃沈され続けています。

4月も中盤を過ぎ、いよいよ後半戦のこの日も、気持ちだけ先行し空振りに終わるのか…不安と期待が入り混じりながら北条湾を目指しました。

前回までの釣行では、釣りに行く度に恐らくマメアジと思われる小魚の群れが、日に日に数を増し入れ食いにはならないものの、本当に少しずつではありますが、北条湾内の変化も感じ取ることが出来ています。

毎年この時期は、こういったもどかしい感じで過ごしているのですが、何度経験してもまだか…まだか…と逸る気持ちが抑えられない感じで釣りをしています。

この日は、潮の動きに合わせて釣りに行き、午前2時頃より釣りを開始出来るように自宅を出発しました。

やや強い風が吹く予報が出ていたので、強風を覚悟して釣りに行きましたが、現地に着くとほとんど風は吹いていませんでした。



現地に到着し、まずは一服しながら北条湾内の様子を伺いますが、相変わらず魚の気配を感じません。

ツイートにもありますが、まともに魚が釣れ、我が家の兄妹猫に大好きな青魚を食べさせてあげられた釣行の最後が約1ヶ月前。

早いもので1ヶ月まともな釣果に恵まれず、通常であれば釣りから帰ると食いしん坊の兄猫は特にですが、魚を焼いてもらえることが分かっているので、しつこくまとわり付き食べるまで鳴きっぱなしという状況が常でしたが、釣りに行って帰って来てもここ1ヶ月は普通に猫缶が朝食で出てくるので、とうとうまとわり付くこともしなくなってしまいました。

悲しくもあり何という屈辱…

鼻息荒く頑張る気持ちはあるのですが、如何せん肝心の魚がいません…

ハァ…

潮回りも良く、潮も動いているのにこの気配の無さ…

今日もダメかもな…

釣りを始める前から、釣れる気配がない北条湾にテンション爆下げです。

釣りを始めてから1時間ほど、予報通り風が地味に強くなっていきます。



竿先はピクリとも動かず、一向に釣れる気配がありません。



この日は今シーズン一番釣り人がいたのではないか…と思うくらい釣り人がおり、製氷所の前は完全に釣り座が埋まっている感じでしたが、サビキっぽい釣りをしている方を見ても全く釣れている様子はありません。

徐々に風も強くなり、全く釣れる気配がないことから、家内と車内で40分ほど仮眠することにしました。

マヅメ時の1時間、しっかり釣りをして帰ろう…

仮眠後、車から降りると更に風が強くなっており、竿先が揺れてしまい目視でアタリを確認するのがやや難しいくらい風が強まっていました。

アミコマセを付け替えようと、何の気なしに竿を上げるとマメアジが掛かっていました。



しかし、後が続く雰囲気もなく、マメアジはリリースしようと思いましたが、針に掛かって時間が経ってしまっていたようで、たいぶ弱っておりバケツの中に入れた直後に横になってしまいました。

仕方ないので持ち帰ることにしたのですが、相変わらず魚の気配を感じません。



空はどんどん明るくなり、日の出の時刻が刻々と迫ってきます。

ん…

大切な命(マメアジ)を頂いたので、捨てることは絶対にしませんが、あのマメアジ

どうやって捌こう…

あのマメアジを均等に猫2匹分に分けられるのか…

包丁では捌けない…

デザインカッター?

などと、くだらないことを考えつつ、いよいよ日の出の時刻を迎えます。

釣り終盤のライブ配信動画をご覧頂くと、ある程度釣り道具の片付けも終わり、クーラーボックスに腰掛けビール片手にスマホを弄っている私の姿が映っていると思いますが、実はこの時恒例の「撤収します…」の最後のツイートの下書きをしていました。

文面はもちろんサバっ子を始め魚が釣れなかった内容です。

そうこうしていて、フッと釣竿の方を見るとマメアジではない魚と思われる、少し強めの引きで竿先が揺れます。

ん??

なんだ?

何が掛かった?

急いで竿を上げてみると、そこには銀色に光った細長い魚体が…

シコ??(カタクチイワシ)

いや、サバっ子だ!!



釣れたサバっ子の釣り針は家内に外してもらい、急いで海の中の様子を確認します。

すると、サバっ子と思われる小魚の大群が泳いでいます。

万が一に備え、サビキ仕掛けを付けた竿だけは片付けずにいました。

家内に…下手すりゃ10分で釣れなくなる、大急ぎで釣ってくれ、せめて兄妹猫の朝ごはん分は…と伝え家内と二人ダッシュでサバっ子を釣りまくりました。

結局、この後最初の1匹が釣れてから30分ほど入れ食いに近い状態になり釣れ続けました。

4月の4週目でようやくお目に掛かれました。

こうなれば、今シーズンのサビキ釣りのシーズンインと言って良いと思います。

あとは、このサバっ子達が今シーズンはどういう動きをするのか…

概ね15cm以上の青魚は、生後2年目以降の個体で、一度は北条湾という餌場に来たことがあり、こういった群れの行動はマヅメ時から日の出辺りで北条湾に現れることが多いです。

しかし、この日釣れたサバっ子達は産まれて初めて北条湾という餌場に辿り着いた個体で、まだ天敵であるフィッシュイーター達の動きを知りません。

去年辺りから、各段に北条湾にフィッシュイーターが現れる頻度が高くなりました。

例年ですと、初夏の頃まであまりフィッシュイーターは北条湾に現れませんでした。

しかし、近年は完全に北条湾が青物を中心にフィッシュイーター達の恰好の餌場になっており、いつやってくるか現時点では予測出来ていません。

あまり極端にフィッシュイーター達が現れると、それをサバっ子達が嫌い最悪は北条湾から出て行ってしまう可能性もあります。

こうなってくれば、次にムツっ子、そしてイワシ類等々、あとは順を追ってサビキ釣りで狙える各魚が北条湾周辺にやって来ると思います。

念には念を押すのであれば、次回釣りに行ってサバっ子が釣れれば完全にサビキ釣りのシーズンインで、サバっ子達もしばらくは北条湾周辺に居ると思います。

いよいよ、サビキ釣りのシーズンインということで、私が愛用しておりますサビキ仕掛けについて簡単にお話しさせて頂きます。

ブログTwitterで散々お話しさせて頂いておりますが、北条湾に於いては余計なもの※が付いていないサビキ仕掛けが一番釣れます。

※集魚パーツ。スキンやラメ、ファイバー、コマセ網、コマセカゴなど。

とは言うものの、最近は本当にシンプルなサビキ仕掛けというのがあまりなく、やたらといろんなものが付いています。

北条湾は降雨後などは別として、基本的には非常に海が澄んでおり海底がハッキリ見えるレベルです。

海が澄んでいるということは、魚からも人間が良く見え、サビキ仕掛けも良く見えます。

余計な集魚パーツが付いていると、魚達がそれを警戒し、そのサビキ仕掛けだけを露骨にスルーします。

周りは入れ食いなのに、自分は全く釣れない…

こういう経験がおありの方もいらっしゃるかもしれません。

サビキ釣りというのは、釣り針にアミコマセのアミを付けて、そのアミを魚に食わせて釣る釣りではなく、魚の好む臭い(アミコマセ)で魚を寄せ、魚の反射で針を咥えさせる釣りです。

反射とは、夜間などですと蛍光色、日中ですと釣り針等々から出る反射光、この光に反射的に反応してしまう魚の習性を利用して釣ります。

そして、この魚が好む光の色は釣り場釣り場で違い、海底の地形や海藻が多い場所なのか砂地なのか、プランクトンがたくさんいる場所なのかそうではないのか…様々な要因で釣り場ごとに良く反応する色は変わってきます。

北条湾では、白色、銀色、ケイムラ色、蛍光の緑色に良く反応します。

先ほども申し上げましたが、出来る限り何も余計なものが付いていないサビキ仕掛けがベストなのですが、今はほとんど売っていません。

こちらは私が愛用しているサビキ仕掛けです。



画像の一番右のサビキ仕掛け(スピードアジ五目)が一番有効なのですが、これは現在市場に出回っているものが最後で、今後は生産せず廃盤になるとのことです。

その代わりに右から2番目のスピード餌つけ器と書いてあるサビキ仕掛けを現在は使っています。

今のところ、差異はなく問題なく釣れていますが、極端に海の透明度が高い場合、且つ食いが渋い時は釣り針のチモトに付いている、ファイバーを全て切って使うことをお勧め致します。

次はピンクスキンとシラススキンのサビキ仕掛けですが、この2つはイワシ類に効果があります。

ただ、北条湾に寄るイワシ類はスレが酷く、シラススキンが有効な年と、ピンクスキンが有効な年とを交互に繰り返す傾向があります。

また、釣りをする時間帯でも変わってしまい、シラススキンは日の出後、ピンクスキンは夜間や未明に効果がある傾向があります。

何れのサビキ仕掛けも、針の色は銀針。

金針でも釣れないことはありませんが、北条湾では金色、赤色(茶)は魚が警戒する傾向が強く、食いが悪くなります。

そして、もう一手間掛けて有効なのが、全てのサビキ仕掛けの釣り針のチモトに蛍光塗料を塗布することです。

傾向塗料を塗布したサビキ仕掛け


写真のような感じで、使うサビキ仕掛けの釣り針のチモトに蛍光の緑色の塗料を塗布すると、各段に食いが良くなり特に夜間や未明に釣りをする場合は有効です。

そして、コマセカゴやコマセ網は、北条湾は大海原に面したような釣り場ではないので、魚達にわざわざ余計な選択肢を与えるだけで、針掛かりさせる効率を悪くしてしまい逆効果です。

撒き餌を撒くことも同様です。

魚の嗅覚はかなり鋭く、ほんの一摘みのコマセだけでも魚達は臭いを感じ寄って来ます。

釣れないからと焦ってコマセカゴやコマセ網を付けコマセを撒いたり、足元に撒き餌を撒くと魚は寄って来ますが、寄った魚の数の割りには釣れなくなってしまいます。

また、根魚の外道が寄ってしまい、釣りにならなくなります。

天敵のフィッシュイーターなどが小魚達の群れのそばに近寄って来たりしていない限り、入れ食い状態のような時は、基本的には同じ周期で同じ場所をグルグル回遊しながらエサを食べます。

周りは釣れているのに、自分だけ釣れない、もしくは明らかに釣れる数が少ない…という時に参考にして頂きご自身の釣り方を今一度確認してみて下さい。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



サバっ子はマサバ、ゴマサバ共に釣れ、ゴマサバの方が若干成長が早いようです。

ここから兄妹猫のご飯、人間用の魚料理になっていくわけですが、サバと言えばイワシ類にはない体表のヌメリ。

このサバっ子と呼ばれる、小サバのヌメリを簡単に取る方法をご紹介させて頂きます。

ある程度のサイズになれば、1匹ずつ手もみなどで取り除いても良いですが、このサイズを1匹ずつやっていては日が暮れてしまいます。

まず、こちらの動画をご覧下さい。

※ファイルサイズの都合上Twitterにアップ出来なかったのでYouTubeにアップしました。



まずは、ザルにサバっ子を移すのですが、ザルは金物でもプラスティックでもどちらでも構いませんが、出来れば取っ手が付いているものが良いです。

サバっ子と一緒に氷が入っていますが、サバは足が早い(腐り易い)ので、少しでも冷やしておくために入れてあります。

釣った後、しっかり冷やしてサバっ子の身に締りのある状態が保てているのであれば、特に氷は要りません。

逆に、身が柔らかくなり締まりがない状態で、この方法でヌメリを取り除くとサバの身がボロボロになります。

今回のサバっ子の量で、概ね小さじ2杯程度の塩を入れます。

塩を入れたら、後は手でまんべんなく塩をサバっ子に回し、動画のように振ってヌメリを取っていきます。

ヌメリが取れてくると、ヌメリが泡立ってくるので、これを一つの目安にしヌメリを流水で洗い流していきます。

ヌメリが取れると、サバの身体の色が鮮やかになってキラキラ光ります。

こうなればほとんどのヌメリは取れており、それでもまだヌメリが気になるようでしたら、もう一度同じことを繰り返して下さい。

サバを指で触ってキュッという感触であればキレイにヌメリは取れています。

そして我が家の兄妹猫のご飯シリーズですが、ここ2ヶ月は2月下旬のクロアナゴ3月下旬の子持ちのカタクチイワシに続いて、全てほぼ1ヶ月ずつ間が空いてしまいました。

食いしん坊の兄猫ですら、釣りで釣った魚を期待しなくなっていましたが、ようやくお腹一杯大好きな青魚を食べさせてあげることが出来ました。



朝食で釣った魚が出てきたからか、夕食時は「お魚」というキーワードを出しただけで鳴き始め、釣った魚が食べられることが分かったようです。



この日は猫優先で、人間用は朝晩の兄妹猫のご飯の残りのサバっ子をフリッターにしてみました。

サバっ子のフリッター

サバっ子のフリッター

サバっ子のフリッター


タルタルソースは大葉とチンゲン菜で作った自家製です。

ちなみにまたまた、釣りとは関係ない車の話で恐縮ですが、四輪独立懸架ではない構造の足回りの車ですと、後輪はリアアクスルやホーシングと呼ばれる、棒1本に左右のタイヤが付いているような構造になっており、ローダウン(車高を下げる)やリフトアップ(車高を上げる)をすると※、リアアクスルやホーシングの車軸が左右どちらかにズレてしまいます。※

※ローダウンの場合は左、リフトアップの場合は右。

家内が普段乗っている釣り専用車も数センチですが、ローダウンさせてありずっと車軸が左にズレたまま乗っていました。

車種はフレアワゴンのカスタムスタイルなんですが、これの4WDを購入したことなどから、車種がニッチ過ぎて特に足回りは社外のチューニングパーツがほとんど販売されていません。

釣りで思うような釣果が得られなかったここ数ヶ月…ようやくこの車軸のズレを修正するパーツが販売されており、速攻で購入しこの日は最終の調整をしながらのテスト走行も兼ねていました。

そのパーツがラテラルロッドというパーツなんですが、現地(北条湾)で釣りそっちのけで実は調整していました。

フレアワゴンカスタムスタイル4WD用ラテラルロッド

フレアワゴンカスタムスタイル4WD用ラテラルロッド

フレアワゴンカスタムスタイル4WD用ラテラルロッド


このメッキ加工の棒のようなパーツがラテラルロッドなんですが、何となくお分かり頂けると思いますが、後輪の車軸に掛かる横や斜めの方向の動きを調整、抑制するパーツです。

ラテラルロッドがノーマルのままで車高を落とすと、左側に押し出す力が常に車軸に掛かってしまい、車軸そのものが数ミリではありますが、左にズレてしまいます。※

※車高を上げ下げする高さとズレる幅は比例し数センチズレることもあります。

無理な力が常に掛かった状態で走ることになりますので、路面の凹凸に反発するような動きになってしまいます。

このズレを解消し、ノーマルと同じ位置に車軸を戻すと路面の凹凸に反発するような動きから、路面の凹凸を吸収するような動きになり、これは素人の方でもすぐに気付くと思います。

ちなみに、車に関してはド素人の家内でも気付きました。

FFやFFベースの4WDの場合、リアの足回りの構造がこれと同じ仕様のものが結構あります。

【参考】ラテラルロッドとはなんぞや?

興味がおありでしたら、上記リンク先などご覧頂き、返信にお時間を頂く場合が御座いますが、メールフォーム(PC)やTwitterのメッセージなどからご質問頂いても結構です。

北条湾で釣りをせず、夜中に車を弄ってる変なヤツがいた場合は私の可能性が極めて濃厚です。w

北条湾の状況しかり、車も良い感じになり次の釣行が楽しみでなりません。

GW中は数回は釣りに行こうと思っているのですが、今年のGWは天気があまり良くなさそうです。



また、GW中は普段車を運転しない、所謂サンデードライバーなども多いと思います。

事故にはくれぐれもご注意下さい。



4月中に今一度釣りに行き、そこで今回同様にサバっ子が釣れるか確認したいと思っています。

サビキでの各青魚もそうですが、今シーズンは青物を始めとするフィッシュイーターを何本上げられるか、今から楽しみでなりません。

ようやく寒さからも解放され、釣りがし易くなってきたところにサバっ子の釣果も確認出来ました。

今から心躍る感じで釣りに行くのが楽しみです。

また、ご報告させて頂きます。

2023年4月23日午前6時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年4月23日午前6時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。


釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  アジ  青魚  ムツ  青物  メバル  

【三崎港・北条湾】動きは出てきているもののまだサバっ子は確認出来ませんでした(2023年4月9日)

こんにちは。

毎年2月の下旬からGW前辺りまでは、北条湾でのサビキ釣りはほとんど魚が釣れない時期なのですが、何度経験しても非常に時間が過ぎるのが遅く感じられ、毎週釣りに行くこと自体心が折れ掛かります。

しかしながら、今シーズンはまだ良い方で、2月の下旬のクロアナゴ前回の釣行でのガザミ、魚料理を作る上で少々難がありますが、何も釣れないよりはマシで、一抹の期待を持ちつつサバっ子が釣れ出すのを待っている状況です。

時間が過ぎるのが遅く感じる…

4月も半ばを過ぎ、この時点でサバっ子が釣れていないと「このまま青魚の群れは回って来ないのではないか…」という不安にも駆られます。

本ブログのアーカイブで、ここ数年の4月の釣行を振り返ってみたのですが、やはり不安と期待が入り混じった微妙な感じで釣りに出掛けており、過去の記事を振り返って読んでいると、フッとある法則に気付き1年置きに4月の上旬にサバっ子が釣れ出す年と、4月の下旬にサバっ子が釣れ出す年を交互に繰り返していました。

釣れ出す時期が1ヶ月も2ヶ月もズレがあるわけではないので、特段気にすることでもないのですが、これも黒潮の流れ方の影響なのかな…と思いました。

広く捉えますと、概ね4月の中旬には釣れ出しており、この日も心躍るほどテンションは高くありませんが、一抹の期待を持ち北条湾へ向かいました。

この日の潮回りは中潮、潮が動くタイミングが良いことから、釣り座が埋まるほどではありませんが、もしかするとそれなりに釣り人がいるのではないか…という思いや、まだサバっ子の釣果も確認出来ておらず、調査的な意味合いから普段より早めに自宅を出発し、午前2時頃に北条湾に到着しました。



北条湾に到着すると、予想とは裏腹に釣り人はまさかのゼロ。

釣り道具だけ岸壁に出し、恐らく場所取りをし車内で仮眠されていると思われる方が一組、釣り道具はありませんでしたが車のエンジンを掛けたまま仮眠されていると思われる方が一組、私達を入れて三組しかおらず且つ釣りをしているのは私達だけでした。



この日は予報では風速が7m~8mほどとなっており、強風の中での釣りを覚悟して来ましたが、北条湾に到着すると風速は1mもないくらいのまさに微風。



海面は完全なベタ凪で、その沼のような湾内には波紋一つ出来ておらず、全く魚の気配を感じません。

釣り人はほぼゼロに近い状況、魚の気配を全く感じない沼のような湾内…

期待して早く来たけど…

たぶん今日もダメなんだろうな…

釣りの準備をしているにも関わらず、帰ろうか悩むほどテンション爆下げです。

取り急ぎサビキ釣りの準備を終え、家内にサビキ釣りを開始してもらい私は他の釣りの準備に取り掛かりました。

何気なく家内の方を見ると、持ち竿でサビキ釣りをしています。

なにもいないだろ…?

竿は竿受けに置いといて良いよ…

すると、家内が…

いや、いるんだよ…

かなりの数が…

大きさはたぶん10cmくらいだけど、小魚の群れが…

釣りの準備を中断し、海の中を覗き込みますが、私は元々目が悪く近年は老眼も酷く、私はハッキリと確認出来ませんでした。

俺は良く見えないけど、サバっ子なのか…?

いや、形はサバじゃないな…

形が細長くない…

じゃぁ、根魚じゃないのか?

いや、数がとにかく凄くて根魚の稚魚ではないと思う…と。

しばらく持ち竿で家内が粘り、その正体を釣り上げます。



10cmほどのマアジの稚魚、豆アジです。※

※後が続けば持ち帰るつもりでしたが、後が続かずバケツの中で豆アジも元気いっぱいだったのでリリースしました。

この後、アジは続かず今度はメバルの稚魚が立て続けに釣れ出します。



ん…

潮の動きと良い魚の活性は低くないな…

しかし、一向に魚の気配は感じず、メバルすら釣れなくなり全くアタリもなくなります。

この日、サビキ釣り以外の釣りは前回の釣行時同様に、サンマの切り身でぶっ込み、マダイ用の1本針にアオイソ(アオイソメ)を房掛けにした投げ釣りをしていました。

全く魚の気配を感じなくなってから、しばらくしてこの2本の竿のエサを替え、再び投げ入れました。

すると、仕掛けを投げ入れた北条湾の中央部で、オモリが着水するとコノシロのような魚体の魚が数匹海中から飛び出しました。

もう1本の竿の仕掛けを、先に投げた仕掛けと近い場所に投げ入れてみると、同じく数匹魚が海中から飛び出しました。

なんだ??

こいつら…?

この日はほぼ満月に近い月齢で、月明りが海面に反射するほど月が明るく、この月明りのお蔭で飛び出した魚の形はハッキリ分かりました。

もしかして…

こいつらフィッシュイーターでは…?

釣り開始直後に豆アジが釣れました。

この日の潮回り(潮汐)は中潮で、月齢はほぼ満月。

釣りをしていた時の潮の動きは、満潮に向けての上げ潮で、1年の中でも中々これだけの好条件下で釣りが出来ない…というくらい釣りをする上では良い条件が整っていました。

トドメを刺すように、海水温も15度。

これで釣れないはずがない…

状況的にはそうなんですが、現実的にはアタリすらなく魚の気配も感じません。

小一時間ほど仮眠をし、午前4時過ぎに釣りを再開しました。

薄っすらと空も明るくなり始め、月明りもあるので普段のマヅメ時よりも海の状況が良く分かりました。

すると…

仮眠前に海中から飛び出したと思われる魚影を発見します。

足下で見たわけではないので、断言は出来ませんが、恐らくシーバスの類。

所謂セイゴサイズのヒラ(ヒラスズキ)、マル(マルスズキ)の幼魚かと思われます。

やっぱな…

フィッシュイーターがいたからサビキで何も釣れなかったのか…

自然というのは常に変化していくものですので、「普通」や「例年通り」という状況の定義はないと思っていますが、どうしても比べるとなると前年度の状況と比較することが多いです。

また、比較をした方が分かり易い、伝え易いということもあり比較してしまいますが、去年までの同時期に北条湾へ現れるフィッシュイーターと言えば、アカエイくらいでした。

こちらは2022年4月17日(去年)にサバっ子を活餌に泳がせておいて釣れたアカエイです。



どうしても、今の時期は釣果を上げにくいので、サビキ以外の釣りもするのですが、前回の釣行時に釣れたガザミなどはラッキーな方で、北条湾内で魚の切り身や死にエサを使って釣りをするとアカエイの餌食になります。

この時も、恐らく泳がせていた活餌のサバっ子が力尽き、海底に沈んだところを襲われたと思われます。

とにかく去年までは、今の時期の北条湾に入ってくるフィッシュイーターはアカエイやダイナンウミヘビくらいしかおらず、泳がせ釣りしかりルアーなどで釣りをしてもやるだけ無駄状態でした。

しかし、今シーズンは去年の晩秋の青物ラッシュで70cmのカンパチから始まり、イナダヒラスズキと続き、今年に入ってからは釣果を得られておりませんが、青物を始めとするフィッシュイーター達が未だに北条湾周辺をうろついています。

これだけのフィッシュイーターが途切れることなく冬を越し、これから本格的なシーズンになるという時まで回遊してくることはかつてありませんでした。

今のこの状況は良い状況なのですが、大手を振って喜べるわけでもなく、狭い北条湾という湾に釣り人しかり、フィッシュイーターしかり、あまりに数が多過ぎて皮肉な話ですが、釣りをする上では弊害になってしまっている側面があります。

これから寄って来ると思われるサバっ子、ムツっ子など生後間もない稚魚や小魚の群れは別ですが、生後1年以上経ち北条湾という餌場を知っている青魚青物、他のフィッシュイーター達は、釣り人が多過ぎる故スレが酷くなっており、魚はいるんですが釣ることが非常に難しくなっています。

また、フィッシュイーターが多過ぎて、狭い北条湾内に数多くフィッシュイーターが入ってしまうと、青魚などの捕食される側の小魚達が北条湾から出て行ってしまうという悪循環も生まれています。

この日、家内が最初に発見し1匹だけ釣った豆アジの群れも、恐らく30cmほどのフィッシュイーター達に追い回され、サビキ仕掛けに全く反応しなくなり、その後は豆アジの群れらしきものは確認出来ませんでしたので、最悪は北条湾から出て行った可能性が高いです。

まだ、4月の中旬なので、恐らく4月中にはサバっ子、ムツっ子が釣れ始めると思いますが、連日これだけ入れ替わり立ち替わりフィッシュイーターが北条湾内に入って来る状況ですので、最悪北条湾内にサバっ子、ムツっ子が入って来ない…という、かつてない状況になる可能性もゼロではありません。

また、繰り返しになりますが、ルアーでフィッシュイーターを狙っても、スレが酷いのでほとんど反応しません。

実際にルアーで魚を釣っている人を近年では見たことがありません。

青物の類は特にですが、完全に北条湾を自分達の餌場として回遊しています。

仮に生け簀にスレた100匹のフィッシュイーターがいて、同じサイズの生け簀にスレていない1匹のフィッシュイーターがいたとしたら、スレてない1匹の方が断然釣り易いです。

スレてしまった魚を釣るのは本当に難しく、釣り堀の魚ももちろんスレているんですが、釣り堀の魚は釣りエサ以外のエサを与えられていませんので、釣れるわけです。

どうしてもルアーで狙うのであれば、寄っている魚を特定し、狙う魚を絞って釣りをされることをお勧め致します。

次回は潮回りが若潮、天候が雨…

そして、サバっ子、ムツっ子が寄っているかも分からない…

雨の中、カッパを着たアラフィフのおっさんの一人罰ゲーム状態になる可能性が非常に高く、釣りに行くモチベーションが保てなくなりそうです。w

しかし、いつ釣れ出すか分からない今の時期、最悪釣りはしなくとも様子だけは見に行ってこようと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

※ツイート内で4月16日とツイートしておりますが、正しくは2023年4月9日に撮影したものです。
2023年4月9日午前6時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年4月9日午前6時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  ムツ  青魚  夜釣り  城ケ島  活餌  

【三崎港・北条湾】サバっ子・ムツっ子はまだ確認出来ませんでした(2023年3月19日)

こんにちは。

前回の釣行時に完治したと思っていた風邪がぶり返し、微熱続きの一週間を過ごしておりましたが、釣行直前の金曜日にとうとう熱が38度まで上昇。

仕事以外では身体を動かさず、食事は消化し易い物、身体を温めなるべく眠る…など、風邪対策の基本に徹するように過ごし、何とか釣行当日には風邪の症状を落ち着かせ釣りに行って来ました。



安定的に釣果が得られている時は、ここまでしなくても良いのですが、一週間もすれば劇的に海の状況が変わってしまうかもしれない今の時期は、仮に釣りはしなくとも海の様子は見に行きたい…こんな思いで時間を絞ってピンポイントで釣りをして来ました。

午前4時過ぎの満潮の時刻辺りから、日の出辺りまで約2時間釣りをしてみました。



前夜まで雨が降っており、ところどころまだ路面が濡れているような状況、且つ気温が低めの状況にも関わらず思いの外釣り人は多く、北条湾到着時に釣り座を選べる状況ではありませんでした。

いわき丸さんの後方に釣り座を構え、早速釣りの準備に取り掛かります。

体調も完璧とは言えず、短時間の調査的な釣行ということもあり、この日はサビキ釣りのみだけ行い様子を見ることにしました。

この子(猫)は、恐らく私達の車を覚えていて、どこかで見ているのだと思いますが、車を停め最初の釣り道具を車から降ろした途端に現れ、一緒に釣り座まで付いて来ました。



気持ち的にはたくさん釣って魚をお裾分けしてあげたいのですが、その気持ちとは裏腹に海を見るだけで前回の釣行時と同じ匂いがし、不気味なくらいに静かな北条湾が目の前にあり、全く魚の気配を感じません。

すまんな…

たぶん、今日も釣れないと思うんだ…

願いも虚しく予想通り全くアタリはありません。



大半の状況が予想通りでしたが、唯一予想に反していたのが海水温でした。

前日、それなりの雨量の雨が降り、三崎周辺の雨量、気温も小まめにチェックしており、最悪の場合は北条湾内の海水の温度は12度くらいに下がってしまうかな…下がってしまうと更にサバっ子、ムツっ子が入って来る(北条湾内に)のが遅くなるかもな…と思っていました。

先のツイート内にもありますが、実際に北条湾で海水の温度を計ってみると、前週よりも1度高い14度でした。

これは、恐らく城ケ島と本土の間の船道の海域に、それなりの暖かい海水が流れ込んで来ていると思われ、その影響があったと思います。

ここからは、私の妄想且つ想像上でのお話しなので、必ずそうなると確約は出来ず確証もありませんので、話半分で読み進めて下さい。

雨が降っても海水温が下がらなかった…

これは、実は物凄く良い状況で、雨が降り真水が北条湾内に流れ込むと、川からの水は有機物をたくさん運んでくれます。

これに植物プランクトンが集まり大量に発生(増殖)します。

その植物プランクトンを求めて、今度は動物プランクトンが集まります。

更にその動物プランクトンを求めて、イワシ類やサバの稚魚、アジ、ムツの稚魚などの小魚がたくさんやって来ます。

ただ、この魚達が集まるというサイクルは海の水よりも冷たい川の水が流れ込んでも著しく海水の温度が下がらないことが条件となります。

今の時期はこういった、全体的なバランスが取りにくい状況で、どれか一つが欠けていたりして、予想通りの展開にならないことが多いです。

青魚は稚魚であれば尚更のことですが、海水の温度変化、広義で言えば自分達がいる環境の変化が多い海域を嫌います。

人間でも同じことが言えると思いますが、経験値がなければ環境の変化が著しいことはストレスになると思います。

今週(3/19~3/26)は、本記事を執筆時点で3/21以降ずっと雨の予報が出ています。

恐らく天気予報自体は幾分変わると思いますが、雨が多い週になると思われます。

今後の展開の鍵を握るのは、この雨と北条湾内の海水温がどのくらい変化するか…ここがポイントになると思います。

サバっ子、ムツっ子の群れは勝手な予想では近い海域まで来ていると思っています。

小魚達にとって、北条湾の最大の魅力は湾の深部に川が流れ込んでいることから、有機物が多く運ばれ他の海域より圧倒的にプランクトンが豊富なことなんです。

北条湾は対岸との距離も近く、小魚達にとっては天敵となるフィッシュイーター達にも追い込まれ易い地形でリスクもかなり高い場所です。

それでも、毎年北条湾にイワシ類を始めとする青魚などが集結するのは、圧倒的にエサが豊富だからなんです。

今週(3/19~3/26)は、予報通りになりますと、ほぼ一週間雨続きになる可能性もあります。

かなりの雨量になることも予想され、あまりに多く川の水が流れ込むと先に申し上げましたように、北条湾内全体の海水の温度が下がり過ぎてしまい、サバっ子、ムツっ子が入って来ない可能性もありますが、これだけ雨が降れば相当数プランクトンは発生しますので、一度サバっ子、ムツっ子が北条湾内に入って来れば今シーズンのサビキ釣りのスタートと言って良いと思います。

暗い時間帯に北条湾に行き、北条湾内の海面にポツポツと小さな波紋が出来ていれば、ほぼ間違いなくサバっ子、ムツっ子、もしくは違う何がしかの魚の群れがたくさん入って来ていると見て間違いありません。

植物プランクトンは光合成をする必要があり、光を求めて海の表層(海面)付近に集まる習性があります。

夏場の未明に、サビキ釣りをしていて、製氷所の前や花暮岸壁では釣果が思わしくないのに、北条湾内では青魚が釣れるのは常夜灯の位置の問題で、常夜灯と海面が近いことからこの常夜灯の光に植物プランクトンが寄って来るため、北条湾内ではサビキ釣りが好調なことがあります。

当然、植物プランクトンを求めて集まる動物プランクトンも自ずと表層付近に集まり、それを食べるサバっ子、ムツっ子などの小魚も表層付近に集まりプランクトンを食べる際に出来るのが、あの海面に出来る小さな波紋です。

更に言えば、小魚達がプランクトンを食べるために表層付近に集まっているので、フィッシュイーターが近付いて来た時の水圧で出来る波が立ち易く、北条湾では海面を注視していると、どこにどんな魚が泳いでいるのかが分かるんです。

もっと言ってしまえば、大型の肉食魚の場合、どの方向からアタックしていて何の魚なのかも粗方分かります。

外海に面した海域などではなく、内海の湾内で波や海流が穏やかな場所だから分かると言えます。

こういったことから、泳がせ釣りなどでも、どの方向のどの辺りに活餌を泳がせておけば、フィッシュイーターの通り道に当たるのかが分かることからヒット率を上げることも出来ます。

語弊のある物言いになってしまいますが、今の時期のように小魚がいない北条湾でルアーや餌木を投げても釣れないことと同じです。

ターゲットとする魚の特性を知り、何をどうやって捕食し、仮に北条湾であれば何の小魚を狙ってフィッシュイーター達がやって来るのかを知らなければ釣れるはずがありません。

ルアーや餌木の色、北条湾には常夜灯がありますが、その光りに反射した時にどういう色の反射光が出るのか…動かし方、匂い、気象の状況、海水の濁り…と言い出すと切りがありませんが、最低でもターゲットが捕食しているエサがいるのかいないのかくらいは確認しませんと、まず釣れることはありません。

ここ数年は毎年魚の動きがコロコロ変わってしまうので、断言は出来ませんが、サバっ子、ムツっ子などの小魚が北条湾内に入って来れば、それに伴ってフィッシュイーター達も入って来る可能性は高いです。

今週(3/19~3/26)は、雨量と海水温は要チェックで、一つのターニングポイントになると思っています。

こちらは本記事執筆時の海水温の状況です。

2023年3月19日 海水温


このまま少しずつ上昇に転じてくれれば尚良しです。

また、今の時期は鳥達の動きも一つの判断材料になります。

こちらは今シーズンまだ北条湾周辺にカタクチイワシとトウゴロウイワシの群れがいた頃の海鵜の大群です。



こちらはこの日撮影したものですが、北条湾の深部に集まっていたカモの群れです。



ツイートにもありますが、海鵜は海中に潜って魚を追い駆け捕食し、主に魚を食べていますが、カモは海鵜とは違い雑食性、且つ海鵜のように海中で機敏に泳げませんので、魚を食べていたわけではないかもしれませんが、何がしかの小魚がいた可能性はあります。

釣れ出すとあっという間に1年が過ぎていき、先手で対策をしているつもりが実は後手に回っていたりと、毎年今の時期は後手にならないように前年度の釣行を振り返りつつ今後の予想をしているのですが、今年ももうすぐシーズンインかと思うと待ち遠しくなります。

次回は明後日、2023/3/21に釣行を予定しております。

今週(3/19~3/26)は動きがあるのではないか…

かなりの角度で期待しておりますので、体調を万全にし臨みたいと思います。

最後になりますが、前回の釣行記事Twitterでご紹介させて頂きました、三浦縦貫道路での「ワンストップ型ETC」の社会実験についてですが、私は2023/3/13に会員登録をし今回は通行出来るものと思っていましたが、通行出来ませんでした。



そして、こんなものを渡されました。

三浦縦貫道路 「ワンストップ型ETC」


料金所の料金の収受員の手元に、既にこんな案内が大量にあること自体どうなんだ…

いくら実験とは言っても、鼻から上手くいかないことが前提なのか…

事前に検証とかやらないのか…

これらを含めて、またご報告させて頂きます。

2023年3月19日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年3月19日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  北条湾  ムツ  カマス  カンパチ  イナダ  ヒラスズキ  泳がせ  活餌  

【三崎港・北条湾】2022年秋の北条湾での釣りの傾向と対策

こんにちは。

前回の釣行記事(2022/11/13釣行)の補足的になりますが、釣果から予測出来る今の北条湾での釣りの傾向と対策を簡単にまとめてみたいと思います。

今の北条湾は本当に予測不能なので、憶測的なお話しはせず、あくまで釣果実績から、アドバイス的に分析してみたいと思います。

まずはカマスです。

カマスは2022/10/12の釣行で初めて釣果を確認しました。

早くもカマスの群れ現る?(2022年10月12日)



カマスはオーソドックスな電気ウキでのウキ釣りで、エサはサンマの切り身(極小サンマ)を使いました。

極小のサンマの切り身


去年もカマスラッシュが終了しそうな頃は、カマスがかなりスレてしまい非常に食いが浅く※針掛かりさせるのが難しかったです。

※通常カマスはエサを一気に飲み込むようにかぶり付くのですが、釣り針を警戒し口先だけでかじるようなエサの食べ方をしているため、アタリがあっても針を咥えていないので針に掛かりませんでした。

今シーズン初の釣果を確認出来たこの日も、アタリはバンバンありましたが40分ほど釣りをして釣り上げられたのはこの1匹だけでした。

そこで、今シーズンは使う針を変えてみました。

カマス釣りに使用した釣り針


真ん中の2つの針(カマス・丸セイゴ)は、一般的にカマス狙いで釣りをする時の釣り針です。※

※釣り針のサイズの号数は去年のものも含まれているので無視して下さい。

カマスがスレており、食いが浅いので針を咥え易くするために、今シーズンはアナゴ、ウナギ針で釣りをしました。

良く見て頂くと針の違いがお分かり頂けると思いますが、カマス・セイゴ針はフトコロが広く胴が短いと思います。

カマスの口は、鳥のくちばしのように先に長く尖っているので、口全体が細いです。

スムーズにカマスの口の中に釣り針が入り易くするために、釣り針のフトコロが狭く胴が長いウナギ・アナゴ針を使用しました。

そして、アナゴ針は釣り針のチモトに蛍光の緑色の塗料が塗布してあると思います。

日中しか活動せず、夜間は砂の中に潜って寝る、まるで人間のような生活リズムの、ふざけた魚のベラなどは例外として、夜行性ではなくとも夜間も活動する魚は往々にして蛍光の緑色に良く反応します。

こういうことから、写真右側のアナゴ針を使ってみましたが、これは大外れでカマスに警戒され露骨にアタリがありませんでした。

写真左側のシンプルなうなぎ針が一番効果があり、今シーズン釣れたカマスは全てウナギ針で釣りました。

前回の釣行時点(2022/11/13)で、カマスの群れは確認出来ていませんが、海水温も問題なくカマスのエサとなる小魚も北条湾内にいますので、出戻り的にカマスの群れが再び北条湾へ戻って来る可能性はゼロではありません。

ちなみに前回の釣行記事でもお話し致しましたが、ルアーにはほとんど反応していませんでした。

カマスをエサ釣りで狙う場合の参考にして頂ければと思います。

オマケ的ですが、カマスが釣れていた時に、意外な外道でムツが釣れました。

かつてない30cmオーバーのムツをGET!(2022年10月23日)



ムツもカマスと時を同じくして北条湾を離れたと思われ、今の時点でムツの群れは確認出来ていません。

次は地味に熱いのがボラです。

前回の釣行時は50cm~70cmくらいのサイズと思われるボラが3度サビキ仕掛けに掛かりましたが、如何せんサビキ仕掛けで釣り上げられるサイズではないので、何れも糸が切れてしまいバラしてしまいました。

焼きも刺身も激ウマ!長潮の北条湾で脂ののった寒ボラをGET!(2022年11月3日)



かなりの頻度でボラは北条湾内に入って来ており、まともに狙えばそれなりのサイズのボラが釣れると思います。

今の時期のボラは寒ボラと言って、目が見えなくなるほど脂を溜め込み、食べても美味しく、溜め込む脂の影響で視力が低下するので釣り易いです。

目でエサを見付けて食べるのではなく、寒ボラはほぼ嗅覚だけでエサを食べます。

ボラは雑食性で、基本的に何でも食べますので、クロダイ用の撒き餌などを流用し狙ってみるのはアリだと思います。

実際に釣り針に付けるエサは、雑食性故に何でも良いので、逆に選定が難しいのですが、ボラは身体のサイズの割りに口が小さいので、オキアミであればMサイズ、アオイソメなどの虫餌を使う場合はあまり垂らさず短く切ること、サナギやマグロの赤身などでも釣れます。※

※何れのエサも北条湾でない場所も含まれますが釣果実績はあります。

次回の釣行時は、私もまともにボラを狙ってみようと思い、現在撒き餌、エサを何にするか思案中です。

ボラ釣りの結果は、追って改めてご報告させて頂きます。

ここからは大型のフィッシュイーターのお話しになります。

基本的に釣るための仕掛けとエサは同じなので、今シーズンの釣果実績の後にまとめてご説明致します。

ちなみに今からお話し致します、フィッシュイーターの類も、ルアーにはほとんど反応していません。

大満足の1匹・70cmのカンパチをGET!(2022年10月16日)



※ワラサとツイートしておりますが、正しくはカンパチです。

カンパチ・寒ボラに続き45cmのイナダをGET!(2022年11月6日)



前週のイナダに続きヒラスズキをGET!(2022年11月13日)



※セイゴ・フッコとツイートしておりますが、正しくはヒラスズキです。

これらは、何れもシンプルなエレベーター式の泳がせ釣りで釣りました。

先ほども申し上げましたが、ルアーにはほとんど反応しておらず、ルアーで釣っている人も見たことがありません。

これも純粋に今現在北条湾内に入ってくる、大型のフィッシュイーターがスレているからだと思われます。

エレベーター式の泳がせ釣りの仕掛けは以下の仕掛けです。

エレベーター式

エレベーター式の仕掛け


これに活餌を付けて泳がせておく釣りです。

活餌は生きた魚を買って行く方法と、現地で調達する方法があります。

活餌を買って行く場合については、私は活餌を買って釣りをしていないので、何の活餌が良いのか…などの実績がないのでコメントは控えさせて頂きます。

現地調達の場合は、今の北条湾で活餌に出来そうな小魚は、サビキ釣りでネンブツダイかトウゴロウイワシが釣れます。

他の青魚なども稀に釣れますが、青魚の群れはほとんど北条湾内に入って来ておらず、数釣りはかなり難しいと思います。

ネンブツダイを泳がせ釣りの活餌にした場合は、今シーズンは一度反応があっただけです。

何れのフィッシュイーターも、活餌はトウゴロウイワシを付けていた時に釣れました。

そして、このトウゴロウイワシですが、残念ながらトウゴロウイワシですらスレており、反応するサビキ仕掛けも限られています。

前回の釣行時まででの感触は、シンプルなトリックサビキとシラススキンのサビキ仕掛けに良く反応します。

実際に私が使っているトリックサビキのサビキ仕掛けがこちらです。

2022年4月17日釣行時に使用したサビキ仕掛け


このままでも、十分釣れますが、私はこのサビキ仕掛けのチモトに蛍光の緑色の塗料を塗布して使っています。

傾向塗料を塗布したサビキ仕掛け


こちらはシラススキンのサビキ仕掛けです。

2022年4月17日釣行時に使用したサビキ仕掛け


今シーズンの青魚はこのシラススキンのサビキ仕掛けにほとんど反応せず、ピンクスキンのサビキ仕掛けが有効なのですが、トウゴロウイワシはシラススキンのサビキ仕掛けに良く反応しています。

ピンクスキンのサビキ仕掛け


前回の釣行記事でもお話し致しましたが、今の北条湾は魚はいるのですが釣りにくい要素が五万とあり、かなり魚を釣ることが難しくなっています。※

※なぜ魚が釣りにくいのかはコチラの記事をご一読下さい。

ただ、魚はいますので、北条湾へご釣行の際の一助になれば幸いです。

実績がないので、文中ではお話ししませんでしたが、恐らくイカの類の群れが入って来ており、イカはネンブツダイを好んでアタックしているように見受けられます。

ボラ同様に、この辺も探りながら釣りをしていきますので、動きが有り次第都度ご報告させて頂きます。

ちなみに、ルアー同様にイカも餌木にはほとんど反応していません。

一発勝負的な釣行になり、ボウズになる確率が高いですが、北条湾へご釣行の際の参考にして頂ければと思います。

また、ご報告させて頂きます。

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

ウクライナへの支援・寄付・募金ページまとめ

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  ミナミハタンポ  ムツ  魚料理  青魚  青物  泳がせ  

【三崎港・北条湾】かつてない30cmオーバーのムツをGET!(2022年10月23日)

こんにちは。

前回の釣行時に70cmオーバーのカンパチをGETし、興奮冷めやらぬままこの日は釣りに出掛けましたが、今後の展開に暗雲が立ち込める釣行となりました。

悪いことばかりでもなく、タイトルにありますように、かつて北条湾では恐らく釣れたことがないサイズのムツの釣果がありました。

この辺のお話しを中心に、この日の釣行を見ていきたいと思います。

去年のカマスラッシュの時もそうでしたが、今シーズンも地味にカマスが釣れ出し、とにかく釣り人だらけで釣り座を確保するのに一苦労です。

前回の釣行時同様に、この日も普段より早めに自宅を出発し、午前1時頃に北条湾に到着します。

この時点で釣り座はほぼ埋まっており、何とか釣り座を確保し釣りの準備に取り掛かります。

この日の天気等の状況はこんな感じでした。



海水温も良い感じで推移しており、天気、風、潮の動きなど、良いわけでもなく悪いわけでもなく、中間と言いますか本当に普通という感じの予報でした。

現地の状況はこんな感じです。



海水温が前週と比べて3度下がっており、急激に温度が下がっていましたが、青魚青物、カマスなどにそう影響がある温度ではありませんが、一気に下がったことでの影響が懸念されました。

家内にはまずカマス狙いでウキ釣りを始めてもらいました。

私はサビキ釣りで一応青魚泳がせ釣りの活餌に使うトウゴロウイワシ狙いで釣りを開始します。

もう毎度のことなので、特にコメントもありませんが、お約束のネンブツダイからスタートです。



この後、あまりにネンブツダイしか釣れないので、取り急ぎネンブツダイを活餌に泳がせ釣りをスタートし、この時点で大型のフィッシュイーターの気配もなかったことから、私も家内同様にカマス狙いのウキ釣りを始めます。



カマスの群れがいて、ある程度活性が高ければすぐに食ってくるはず…

そう家内に告げ、確保した釣り座も狭かったことから、私は竿とエサだけを持ち、所々空いている場所で、探りながらカマスを狙いました。

この時点では風もほとんどなく、北条湾の海面はベタ凪に近く、ウキの動きも良く分かりました。

北条湾の入口付近でウキ釣りをしていると、波?アタリ?と妙な動きをウキがし始めます。

カマスのアタリにしてはあまりにアクションが少な過ぎますが、どうも波の影響での動きではなく、魚がエサを突いていることは間違いありませんでした。

微妙にウキが沈むのですが、良く見ていないと分からないほど動きが小さく、浮いたり沈んだりを繰り返し、しばらくすると動きが止まります。

一応エサを確認するために、仕掛けを巻き上げるとエサがない…

この日はサンマの切り身でカマスを狙っていたのですが、虫エサを釣り針に通すように、ガッツリエサに針が刺さっているわけではなく、所謂チョン掛けに近い状態でエサを付けているので、確かにエサが外れ易いことは間違いないんですが、仕掛けを投げ入れて10分も経たないうちにエサが自然と外れてしまうということは考えにくく、やはりウキの微妙な動きはアタリで、恐らくカマスが突いているものと思われます。

これを10回くらい繰り返し、毎回エサが取れていたので、まず間違いないと思います。

この状況が30分ほど続き、完全にウキの動きは止まり、この微妙なアタリもなくなり、当然のことながらウキが沈むような大きなアタリも一度もありませんでした。

一方、家内の方はと言いますと、カマス狙いのウキ釣りに、かつて北条湾では釣れたことがないと思われる、30cmオーバーのムツがヒットします。



まともにウキが沈むアタリがあったのは、このムツが釣れた時だけで午前3時を回った頃には完全にカマスの気配はなくなりました。

その後しばらくすると再び家内のウキが沈みます。

ややっ!またムツかっ!

家内のウキが一気に沈み、仕掛けを巻き上げるのを見ていると、竿のしなり具合が然程大きくはありませんが、何か魚が掛かっています。

ムツか?

と家内に聞くと…

ん…それほど重くないけど、なんかいる…と。

しかし、期待を大きく裏切りまさかのクサフグです。



午前3時頃までのサビキ釣りは、アミコマセを付ければ速攻で念仏…

釣り開始当初いた、何がしかの群れとは、恐らくトウゴロウイワシで、この時点でも群れは確認出来るのですが、サビキ仕掛けには一切無反応でした。

カマスについては、相当スレている印象を受け、且つ釣れる時間帯も前回の釣行記事でもお話し致しましたが、午前0時頃を回ると群れが少しずつ北条湾から出て行っているように見受けられ、深夜の時間帯はかなり数が少ないと思われます。

午前3時半を回ると、少しずつ魚達に動きが出始めます。

まずはミナミハタンポがきます。



今シーズンはカマスと同じくらいの時期に、恐らくそれなりの群れで北条湾にやって来たと思われ、3週連続でミナミハタンポが釣れています。

この魚も30cmサイズのムツ同様に、今まで北条湾ではお目に掛からなかった魚です。

そして、先ほどまでは足下を泳いでいるだけで、サビキ仕掛けにはガン無視だったトウゴロウイワシが釣れ出します。



早速、泳がせ釣りの活餌をネンブツダイからトウゴロウイワシに変更し、前週のカンパチの興奮が蘇りますが、大型のフィッシュイーターのアタリを待ちます。

魚全体の活性が上がったと思われ、大型のフィッシュイーターもアタックをし始め徐々に興奮してきますが、前週と比べるとそこまで激しくアタックはせず、この日は北条湾内にいた大型のフィッシュイーターの数も少なかったと思われます。



日の出以降ウミタナゴもヒットしますが、この根魚達がヒットするということは青魚がいない…ということでもあります。



結果として、この後青魚の気配も感じることが出来ず、日の出の時刻を迎えます。

帰り際、片付けを始めた頃にオキタナゴの産卵期のオスがヒットします。



通常の時は、細長いウミタナゴみたいな感じで、色合いもほぼウミタナゴなんですが、産卵期になるとオスは体色が濃くなり、一番の特徴は尾鰭が伸びます。



オキタナゴ自体も、私は北条湾で釣ったのは初めてでした。

ここ数年、外道扱いの上記のオキタナゴなどを含め、今まで北条湾ではお目に掛かれなかった魚がたくさん釣れるようになりました。

これは、フィッシュイーターの側の魚ももちろん、青魚、小魚、また本来深海魚であるこの日釣れたムツ、そしてオキタナゴなど数えるとかなりの数に上りますが、今シーズンは良くも悪くも多くの魚が北条湾という狭い場所に集まり過ぎてバランスが崩れている印象を非常に受けます。

食う側の魚、食われる側の魚、縄張りを持つ魚、元々いた根魚、そしてプランクトンが多いということだけではなく、磯焼けが解消に向かいつつあることも、多くの魚が集まり始めた理由の一つかと思います。

この磯焼けに関しては、今年の始めに何度かチョイ投げで釣りをしたのですが、数年ぶりにチョイ投げの仕掛けにアマモが引っ掛かったり、ウミタナゴやメバルなど根魚の釣果などからも分かりますし、何より岸壁の縁に気持ち悪いくらいいたウニがいません。

北条湾に多くの魚が集まり過ぎている点については、大海原に面した釣り場でしたら特に問題はありません。

しかし、北条湾は「湾」という限られた場所に一気に集まり過ぎてバランスが崩れ、毎週毎週釣りに行く度に魚の動きが変わっており、傾向的なものが掴み切れず、長年北条湾で釣りをしている私でも、今シーズンの秋の北条湾は行ってみないと分からない…というところが実情です。



ツイートのように危機感を覚えるレベルで、今の北条湾の魚の動きは読みにくく、カマスも青物も去年の方が動きも読めていましたし、釣果も得易かったと思います。

こちらはあくまで去年の秋の主要な魚の動きです。

北条湾



赤がカマスが良くいたポイントで、青がマイワシが良くいたポイントです。

何れも花暮岸壁側の岸壁に沿うように群れが集まることが多かったです。

これは、明らかに人を避けた行動で、今シーズンもカマスの釣果が上がってから尋常じゃない釣り人の数です。

仮に、これからもカマスやマイワシなどの青魚が北条湾へ入って来たとしても、この動きは去年と同じような動きをすると思います。

青物に関しても、当然エサとなる青魚を追いますので、同じような動きになると思われます。

また、カマスに関しては日没後から日付が変わる頃までが一番群れの数も多く釣り易いです。

最悪の状況にならなければ良いな…と切に願っておりますが、実際にこの日の釣行時は青魚もカマスも青物も北条湾内へ入って来た数は少なく、如実に釣果が物語っていると思います。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2022年10月23日 北条湾釣行 釣果


青魚、カマスの釣果はゼロです。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2022年10月23日 北条湾釣行 釣れた魚種


左からムツ、ミナミハタンポ、ウミタナゴ、右にいってオキタナゴ、トウゴロウイワシです。

ムツが30cmほどで、これが釣れたので何とか形になりましたが、ムツがいなければ例年では一番魚が釣れる今の時期にかなり悲惨な釣果になったと思います。

ちなみにムツは、カマス狙いのウキ釣りに1匹、サビキ仕掛けに1匹で計2匹釣れました。

そして、兄妹猫の朝食ですが、朝は釣りたてのタナゴ尽くし!と盛り上がっていたのは飼い主だけで、普段であれば魚を焼き出すと終始鳴きっぱなしの兄猫、近くで待機する妹猫も何事も無かったように日向ぼっこをしながら外を眺めていました。



その魚は要らん…と無言の圧を感じました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウミタナゴ・オキタナゴを焼いたもの


状況から嫌な予感しかしませんでした。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウミタナゴ・オキタナゴを焼いたもの


普段なら、お皿を置く前から食べ始めようとする兄猫が、家内に持ち上げられて登場…



そんなに嫌か?という見事な拒否っぷり。w

妹猫が食べ始めると、隣の芝生が青く見えてしまう兄猫もようやく食べてくれました。

しかし、地味に残したので、ウミタナゴを捨ててしまうのも勿体ないので、夕食に混ぜることにしました。

変わって、その夕食ですが、夕食はトウゴロウイワシのみを焼いてあげました。

兄妹猫の夕食は釣りたてのトウゴロウイワシを焼いたもの


夕食時は幾分反応し、青魚の時ほど激しくはないですが、兄猫は催促しまくりでずっと鳴いていました。

兄妹猫の夕食は釣りたてのトウゴロウイワシを焼いたもの


鳴くくらいなら完食してくれるだろう…と思っていましたが…



腹が立つくらい、器用にウミタナゴの身だけ残しました。w

キチンと匂いを嗅ぎ分けて食べているんだな…と改めて実感しました。

ちなみに、この日はここ1ヶ月ほどの釣行ではあまり持ち帰らなかったトウゴロウイワシですが、この数だけ泳がせ釣りの活餌を頻繁に交換し、大型のフィッシュイーターにアピールしましたが、食ってくることはありませんでした。

そして、人間用ですが、ムツの刺身と焼いたミナミハタンポのほぐし身、ムツのアラのほぐし身で、一度で二度美味しい丼物を作りました。

焼きと刺身で一度で二度美味しい丼


ムツは元々深海魚ですので、本来であればこのサイズですと、ある程度の水深の場所に移動しているはずなんですが、なぜか北条湾にいました。

切り身の見た目より、ムツは深海魚であることから、脂を溜めやすく非常に刺身も焼きも脂感があり美味しかったです。

焼きと刺身で一度で二度美味しい丼


アラも余すことなく頂きます。

焼きと刺身で一度で二度美味しい丼

焼きと刺身で一度で二度美味しい丼

焼きと刺身で一度で二度美味しい丼


そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2022年10月23日 北条湾定食


今の北条湾は釣果が安定しませんので、サビキ釣りだけされるのであれば、東京湾内の各釣り場をお勧め致します。

次回の釣行で、もう少し深く掘り下げられると思いますが、青魚にしろ、カマスにしろ、青物にしろ、前週釣れていたからと言って次週も同じ魚が北条湾内に入って来るか分からない状況です。

無駄足、空振りになる可能性が極めて高いです。

釣りに行った際の情報は都度発信させて頂きますが、今シーズンはあまり良いお話しが出来ないかもしれません。

余談ではありますが、ここまで考えてあまり釣りをする人がいないからか、以前月齢と潮汐のお話しをした時に、あまりに記事が長過ぎてブログ記事を読んで頂けなかったので、それ以降月齢についてはあまり触れなかったのですが、実はこの月齢と潮汐の関係性はあまり釣りの話に出てこないのですが、私の経験上からはかなり密に関係があると思っています。

潮汐というのは、潮の満ち引きのことで、所謂潮回りです。

これは概ね2週で1サイクルです。

一方、月齢は概ね4週で1サイクルで、仮に大潮の日も1ヶ月で満月寄りの大潮の日と、新月よりの大潮の日があり、新月寄りの大潮の日はあまり魚の活性が上がらないことが多いんです。

酷いと、大潮なのに小潮か?と思うくらい魚の動きが鈍いことがあります。

ちょうど良いので、前回の釣行時を例に見てみたいと思います。

まずは、以下のリンク先で2022年10月の月齢の状況を確認し、本ブログ記事にお戻りく下さい。

こよみのページ 月齢カレンダー

前回、カンパチを釣った日は2022/10/16でほぼ半月の中潮です。

一方、この日はほぼ新月の中潮です。

潮汐は同じ中潮です。

満月の日に犯罪が増える…という都市伝説的なお話しがありますが、私は都市伝説だと思っておらず、大型魚の活性の上がり方には非常に影響があると思っており、むしろ潮汐よりも新月か満月かの影響の方があるのではないか…と思っているくらいです。

40年以上釣りをしていますと、それなりに大きな魚を何度も釣ったことがあります。

記憶を辿ると、意外と潮汐的には魚が釣れない…と言われる長潮や若潮の時に大きな魚を釣ったことなどがあり、何れも共通しているのは潮汐は関係なく、限りなく満月に近い月齢の時なんです。

つまり、潮汐よりも月が良く見える日は釣れる…

子供の頃からこういう感覚をずっと持っていました。

ただ、ハッキリした根拠はなく、専門家でもありませんので、あくまで私の経験値や勘の話になります。

そんなことまで考えて、釣りに行く日を決められるほどヒマじゃねぇよ…という声が聞こえてきそうですが、まさにその通りで私もそこまで考慮して釣りに行く日を選ぶことは現実的には難しいです。

頭の片隅にでも、このお話しを置いといて頂き、少し意識して釣りをしてみると、今後の釣りの仕方に良い参考にあるのではないかと思っています。

次回の釣行の潮汐は中潮、月齢は4.7と新月からあまり時間が経っていませんが、この日の釣行時よりは月が見えますので、幾分魚の活性も上がり易いかもしれません。

そこに期待し、頑張って北条湾へ釣りに行って参ります。

また、ご報告させて頂きます。

2022年10月23日午前7時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年10月23日午前7時半頃の花暮岸壁周辺の様子

2022年10月23日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年10月23日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年10月23日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
2022年10月23日 北条湾釣行 ライブ配信動画④
2022年10月23日 北条湾釣行 ライブ配信動画⑤
2022年10月23日 北条湾釣行 ライブ配信動画⑥
2022年10月23日 北条湾釣行 ライブ配信動画⑦

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

北条湾で使用するサビキ仕掛けについて

釣行時のライブ配信につきまして

ウクライナへの支援・寄付・募金ページまとめ

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  ムツ  ネンブツダイ  マイワシ  カンパチ  ウルメイワシ  ジョゴ  

【三崎港・北条湾】台風様様!海水温も下がり多くの魚種が集まっていました!(2022年8月17日)

(注)この記事は2022年8月17日の釣行記です。

こんにちは。

前回の釣行は、台風の恩恵を受けようと出陣しましたが、あまりの強風に釣りどころではなく、北条湾で車弄り※に精を出す、かなり稀な釣行となりました。

※自家用車にアーシングをしました。ご一読頂く場合はコチラをクリックして下さい。

台風通過直後の釣りで、いったいどういったことを期待したのかと言いますと、台風や低気圧などの影響で外海が荒れますと、所謂シケですが、海水温が…とか、エサが…とか、魚達も悠長なことは言っていられず、取り敢えず波の穏やかな場所に逃げ込みます。

当然、台風が過ぎ去り時間も経ち、波が穏やかになれば、魚達も元々自分達がいた場所に戻って行きますが、台風が過ぎ去った直後は、普段内海や湾などに入って来ない魚達も入って来る可能性が非常に高く、この状況の時に魚の活性が上がると平時の時に北条湾サビキ釣りでは釣れない魚が釣れたりすることが往々にしてあります。

概ね、台風は南の海上で発生し、勢力を増しながら日本列島に近付いて来ます。

台風の通るコースにもよりますが、台風の条件を満たす勢力を保ったまま、もしくは更に発達しながら近付いてくることが多いので、台風が近付いて来るタイミングや、台風が通過中の時は非常に危険ですので、台風の通過を現地で待つことも含め、釣りに行くことはお勧め出来ません。

しかし、台風の中心が釣りに行く場所を過ぎ、台風の進路も定まり、台風の勢力も弱まりながら温帯低気圧になるなどすれば、余程のことがない限り再発達することはなく、また基本的に台風は、太平洋高気圧の縁を進んで行きますので、Uターンして戻って来ることも有り得ませんので、台風の中心さえ過ぎてくれれば、あとはその時の気象の状況を見て釣りをすることは然程危険が伴うことではありません。

こういったことを踏まえ、前回の釣行では気象の状況は釣りが出来る状況に好転していくだろう…と予測し、北条湾内へ逃げ込んだ魚達を求めて、台風の通過直後に北条湾を目指しましたが、当てにならない天気予報にも翻弄され、結果的には終始強風に晒され何とか釣果は得られたものの、釣りに行かない方が良かった釣行となりました。

前回の釣行記事内で写真付きでお話しさせて頂いておりますが、北条湾内に魚達が逃げ込んでいたことはほぼ間違いなく、岸壁を超える高波により、ウルメイワシがかなりの数岸に打ち上げられ死んでいました。

釣りが普段通りに出来る状況であれば、潮回り的にも面白かったと思いますが、10mレベルの強風の中では出来ることも限られていました。

そして、台風が通過してからほぼ丸3日経った2022/8/17にリベンジ釣行に行って来ました。



上記のツイートは、2022/8/14の台風通過直後に釣りに行った時のものです。

海水温にご注目頂きたいのですが、更にその前、前々回の釣行時2022/8/11の台風接近前の海水温より2度近く下がっています。

台風通過から丸3日も経てば、シケで北条湾内に逃げ込んで来ただけの魚達は当然元居た場所に戻っていておかしくありません。

しかし、2度も海水温が下がるということは、地上に住む人間が想像する以上に海の中は変化しており、これが良い方向に転べば面白い釣りになります。

ただ、ここで問題なのが、北条湾の場合は湾の深部に川が流れ込んでいるので、雨(真水)の影響で海水温が下がったのか、城ヶ島近海の海全体が台風によりシャッフルされ海水温が下がったのか…では、大きく状況も異なり下手をすれば台風が近付く以前よりも悪い状況になっていることも考えられます。

以前からブログで再三お話しさせて頂いておりますが、北条湾は縦に長いウナギの寝床のような地形をしており、風などの影響で半ば力づくで海水をシャッフルしないと、湾内で海水が滞留し、大量に雨水(真水)が流れ込むと最悪の場合、真水の層と海水の層で水が分離し表層付近の海水の塩分濃度が薄くなってしまいます。

青魚は真水は当然のことですが、汽水域も嫌います。

普段より少し深い層に逃げ込んで※北条湾内に群れが居てくれれば良いのですが、最悪この塩分濃度の変化を嫌い北条湾から出て行く、もしくはしばらく寄り付かなくなることがあります。

※真水より海水の方が重いので海水が下、真水が上に行こうとする力が働きます。

海水温が下がった原因はどちらなのか…

期待と不安が入り混じる感じで、この日は釣りに出掛けました。

お盆休み期間中ではあるものの、釣りに行ったこの日、2022/8/17辺りからお盆休み明けで動き出す人もいるだろう…釣り人も然程いないだろう…と予測し、この日はマヅメ時、日の出、日の出以降1時間程度釣りをする感じで、普段より遅めの時間から釣りを開始しました。



海水温は問題なく、台風通過直後から上昇していませんでした。

海水温はOKです。

しかし、ツイートにもありますように、北条湾到着時に目にした魚がアカエイの稚魚とボラ。

この2魚種だけですと、双方とも汽水域でも生活出来る魚種なのでアウトです。

ボラはかなりの数湾内におり、アカエイの稚魚も表層付近を肉眼で確認出来る状況で泳いでいました。

これ…

宜しくない…ね…

もしかすると、青魚は湾内から出ているかもな…

取り急ぎ、サビキ仕掛けをセットし、家内に釣りを開始してもらいます。

すると、第一投目から家内が何かを釣り上げます。



チッ…またお前からスタートか…

今日は時間がないからお前と遊んでいるヒマはないんだよね…

まぁ、ネンブツダイであっても、一投目からサビキに食ってくる…ということは、魚の活性は低くはないんだな…

などと、状況を分析し考察していると…

またまた家内が何かを釣り上げます。

一瞬、なんだ…サイズの大きな念仏か…

と、チラ見だけして他の釣りの準備を進めていると…家内が…

ムツだよ…

動画撮んないの?と。



何??

ムツ??

でかした!!

これは、たぶんいるよ…青魚。

だいぶ成長したムツっ子が未だに北条湾にいることも驚きましたが、このムツが釣れるということは…

ムツは成魚になると、水深数百メートルから800メートルほどの深海に住む魚です。

これからご想像出来るように、暖かい海水、塩分濃度の薄い海域(汽水域)は嫌います。

ムツが北条湾内にいる…ということは、青魚が北条湾内に居てもおかしくありませんし、青魚がいる可能性がグッと高くなりました。

いや~良いね…良いよ!

これ、いるね、青魚…たぶん…

入れ食い…という状況ではありませんでしたが、やはり魚全体の活性は高く、アタリが頻繁にあります。

すると、ムツに続いて…

おっ!!

きたな!!

ウルメか??

すると家内が…

そうだね…ウル…いや、違う!マイワシだ!!





これは家内共々ビックリでした。

マイワシまで寄っている…ということは、今日は期待出来るぞ!

次はなんだ??

何がくる??

何が釣れる??

数がバンバン釣れる…という状況ではなかったのですが、とにかくいろんな魚が釣れて楽しい…と久しぶりに思いました。

そして次はカタクチイワシ(シコイワシ)です。



更にサバ。



そして、ウルメイワシです。



イワシ御三家揃い踏みです。

そして、この方が来てくれると鬼に金棒。

姿を現す時は、魚の活性が上がる10分、15分前にやって来る釣りのお供です。

ハッキリ言って、下手な人間より時間に正確です。w



自然界に生きる者だけが分かる何かがあるんでしょうね…

釣りのお供の茶トラ猫が現れて釣れなかったことはほぼありません。

そして、釣りのお供が現れて10分ほど経った頃、突然気持ち悪いくらいのウルメイワシが大群の群れで足下で湧き始めます。

さすが!茶トラん!!

しかし、何かいつもと違う…

これだけ湧けば、そのうち食ってくるから竿を良く見ておけよ…

と、家内に忠告しますが…

なぜか、一向にサビキ仕掛けを食いません。

ん??

なんで??

しばらく観察しますが、とにかく物凄い数です。

これだけいて、1匹もサビキを食わないって…

なんで??

どうした??

家内はあまりの湧きっぷりに、ウルメイワシを釣ろうとしきりにサビキ仕掛けのアミコマセを付け替えますが、一向にガン無視。

ん??

これ、追われてんな…ウルメの群れが…

ウルメの群れの下になんかいるだろ?

見えないか?

私は元々目が悪い上に、最近は老眼で視力は家内には敵わないので、家内にじっくり観察してもらうと…

あぁぁああ!

なんか緑色?青色?ウルメより少し大きい魚が追い駆けてる…

ウルメイワシの活性も高かったと思われますが、それ以上にウルメイワシの群れを追いかけている青物の活性が高く、物凄い勢いでアタックを繰り返していました。

参ったね…

こうなると、この青物の活性が下がるか※、北条湾内から出て行ってくれないと、ウルメイワシは元より他の青魚も釣れません。

※青物の活性が下がると、残念ながら一緒に青魚の活性が下がることが多いです。

撒き餌こそ撒かなかったものの、湧くほどウルメイワシの群れが足下にいるので、食ってくると思い込み、かなりの頻度でトリックサビキをアミコマセの中を潜らせ釣りをしていました。

十分過ぎるほど撒き餌の効果はあり、とうとう根魚が寄ってしまいます。



ただ、同じ根魚とはいえ、アイゴとは違いメジナが釣れたことの意味は大きく、価値ある釣果です。

メジナ同様なのですが、根魚で言えばほぼ同じタイミングでウミタナゴもヒットします。



普段であれば、毒魚のアイゴではないとはいえ、メジナやウミタナゴなど根魚が寄ってしまうと、青魚が釣りにくくなるので厄介者ですが、この日に限って言えば本当に価値のある釣果です。

どういう意味で価値があるのか…と言いますと…

今シーズン初のサバっ子が釣れるまでは、虫餌を使ってチョイ投げの釣りなどもしていました。

北条湾では一時期ウニの大発生による磯焼けが酷くなり、藻や海藻類などがほとんどなくなり、藻や海藻を食べる魚や、その藻や海藻に集まる小さな甲殻類などを食べる魚が姿を消しました。

今シーズンはチョイ投げの仕掛けを巻き上げる際に、数年ぶりにアマモが仕掛けに絡まってきました。

これを見た時に、「磯焼けが改善の傾向にあるのかな…」と思っていましたが、海水温が下がったことでメジナやウミタナゴが姿を見せてくれたということは、完全に近い状況で北条湾が磯焼けから復活しつつあると見て良いと思います。

青魚…という点では、あまり藻や海藻は関係ありませんが、今シーズンの北条湾はクロダイの釣果も好調で、このクロダイの釣果が好調なことも、磯焼けからの復活が大なり小なり関係していると思います。

こういったことから、今後はたくさんの魚種が集まる釣り場になっていくと思います。

また、ウミタナゴやメジナは比較的低い海水の温度を好みます。

ウミタナゴやメジナが釣れ、実際に海水の温度も前回の釣行時より2度ほど下がっており、台風様様の良い影響が出ていたと思います。

ウルメイワシの群れはおり、活性も高いと思われる状況なのに、サビキ仕掛けはガン無視状態で、打つ手を必死に考えますが、考えがまとまらない状況でいると…

ウルメイワシを釣れなくしている張本人が釣れます。



ジョゴ※です。

ジョゴカンパチの幼魚。

この日釣れたジョゴは30cm弱で、このサイズですと今北条湾にいるウルメイワシは、ジョゴのエサとしては少しサイズが大き過ぎるので、釣れたジョゴはウルメイワシを追いかけていた犯人ではないと思われますが、あと一回り大きな青物の群れが北条湾内に入っていたと思われます。

ウルメイワシは食べられないとはいえ、青物の類が天敵であることに変わりはなく、このサイズであっても群れで活発に自分達のそばを泳ぎ回られればウルメイワシはパニックになり、自らの食事どころではありません。

相変わらず足下ではナブラが出来、しばらく青物は出ていかないかもな…と、諦めかけていた頃、北条湾の中央部にナブラではなく、動きが遅い波紋が出来ていることに気が付きます。

ん??

あれはなんだ?

食事(狩り)をしに来ている青物の群れが、ゆっくり表層付近を泳ぐことは考えにくいです。

そうなると、アタックを繰り返している青物の群れは、極狭い岸近くでウルメイワシの群れを追い込むために周回しており、北条湾の中央部にはいない…と考えることが自然です。

試しに、家内に「湾の真ん中辺りにサビキ投げてみ…」と、トリックサビキのみ、コマセ網やコマセカゴ、遠投用のウキなど一切付けず、ただのトリックサビキだけを投げ込み、手前に巻いてきてもらいます。※

※イメージとしては、ルアーがトリックサビキに変わっただけで、ルアーを手前に巻いてくる感じです。

すると、一投目から…

あっ!!

食ってきた…

と、家内が。



予想はドンピシャ!

騒がしいのは足下だけで、湾の中央部ではいつもの北条湾の時間が流れており、且つウルメイワシの活性は高かったです。

投げる度に、1回で3匹~5匹程度釣れ、これで何とかこの日は数を稼ぐことが出来ました。

一方、私が担当しておりましたが、足下のサビキ仕掛けは…と言いますと…



ロクな魚が釣れません…



おっさん…今日は青物がいるから釣れないって…帰った方が良いと思うよ?

まるで、そう語り掛けられているかの如く、青魚の「ア」の字も釣れません。

家内がサビキ仕掛けを投げ始めて15分ほど、食いも渋くなりアタリもなくなっていきます。

時を同じくして、足下で繰り広げられていた、食うか食われるかの格闘も静かになり、青物と思わる群れもウルメイワシの群れも確認出来なくなります。

活性が低くなった…と言い切れるものでもなく、単に格闘する場が移っただけの可能性もありますが、時刻も午前6時を回っていたことから、この日はここで納竿としました。

総括しますと、この日は台風様様の良い影響を頂き、潮の動きも気象も問題なく、久しぶりに多魚種の魚を釣ることが出来、久しぶりに「次は何が釣れるかな??」とワクワクしながら釣りをしました。

そんなこの日の釣果はこんな感じになりました。

2022年8月17日 北条湾釣行 釣果


こちらはこの日釣れた魚種ですが、数こそイマイチですが、久しぶりにまな板の上が賑やかになりました。

2022年8月17日 北条湾釣行 釣れた魚種


左上からマサバ、ジョゴ(カンパチの幼魚)、ウミタナゴ、右上にいってメジナ(グレ)、ムツ、マイワシ、カタクチイワシ(シコイワシ)、ウルメイワシです。

この日の我が家の兄妹猫の朝食は、釣果が釣果なので良い意味でいろんな魚を食べさせてあげられるな…と思っていたのですが…



若干気掛かりだったのが、アンチ念仏、サバっ子大好きの妹猫です…

兄妹猫の朝食は釣りたての魚を焼いたもの


ジョゴ(カンパチの幼魚)のアラ、ウミタナゴ、メジナ、ムツ、カタクチイワシ、ウルメイワシを焼いてあげたのですが、焼いているのを見ていると、人間的には非常に美味しそうに見えるのですが、どうも妹猫は根魚の磯臭さが嫌みたいなんです。

兄妹猫の朝食は釣りたての魚を焼いたもの


どうしても、メジナとウミタナゴのインパクトが強く、磯の香り満載です。w

兄猫にはメジナの皮まで、丁寧に剥がしご飯に混ぜてあげ、なるべく妹猫にイワシ系をあげたのですが…



予想通り、3/1ほど食べたところで席を離れてしまいました。

兄妹猫の夕食は、兄猫には妹猫が残した朝ご飯に少し足してあげ、妹猫にはウルメイワシのみを焼いてあげました。

兄妹猫の夕食は釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


やはりサバを焼いてあげれば良かったかな…と少し後悔しましたが…

兄妹猫の夕食は釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


微妙に妹猫は残しましたが、大半は食べてくれました。



残りは毎度の如く兄猫がキレイに平らげました。

次回以降、サバが釣れた時は迷わず妹猫に焼いてあげようと思います。

人間用はと言いますと、丸々と太ったサバとマイワシ、ジョゴ(カンパチの幼魚)でタタキを作りました。

マイワシとサバとジョゴのタタキ


まずは三枚に卸します。

血合い骨を骨切りする感じで魚の身は細かく切り、ネギと一緒に軽く叩きます。

マイワシとサバとジョゴのタタキ

マイワシとサバとジョゴのタタキ

マイワシとサバとジョゴのタタキ


(注)サバの生食を推奨しているわけではありません。サバを生食する場合は、自己責任でお願いします。

この日釣れたジョゴ(カンパチ)は、最初は塩焼きにしようかと思っていました。

私は個人的に、青物の若い魚の刺身は脂感も少ないので、あまり好みではありませんが、家内はこの脂感がないサッパリした青魚が好きなようで、達ての希望で刺身にしました。

生ワサビも残っていたので、敢えてワサビ醤油で頂きましたが、一般的に青物と呼ばれる青魚の若い魚は味ぽんやポン酢で頂くと、酸味で脂感と甘味が際立ちます。

とはいえ、そもそも魚自体が小さいので、成魚とは比較になりませんが…

北条湾周辺では、サビキでワカシ(ブリの幼魚)、ジョゴ(カンパチの幼魚)などの、青物の幼魚がたまに釣れます。

今の時期から秋頃までは面白い時期です。

釣れた際に、お刺身にする場合は是非お試し下さい。

今回は、魚料理がタタキ一品ということで、北条湾定食はお休みさせて頂きました。

恐らく、台風様様の良い影響はこの日くらいまでが限界かと思います。

海水の温度も、台風が来る前の状態に戻ると思われ、それ以降青魚や他の魚達がどう動くかは現段階では分かりませんが、今シーズンは北条湾内の海水温が例年より1度~2度程度高めで推移することが多く、北条湾の奥まで青魚、青物共に入って来ない傾向が強いです。

引き続き、製氷所の前、花暮岸壁での釣りを推奨致します。

釣行頻度とブログの執筆が追い付いておらず、この記事は2022年8月17日の釣行記事です。

2022年8月21日の釣行記事もなるべく早くお届け出来るように努力しますので、今しばらくお時間を下さい。

また、ご報告させて頂きます。

2022年8月17日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年8月17日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

2022年8月17日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年8月17日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年8月17日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
2022年8月17日 北条湾釣行 ライブ配信動画④

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

北条湾で使用するサビキ仕掛けについて

釣行時のライブ配信につきまして

ウクライナへの支援・寄付・募金ページまとめ




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  ウルメイワシ  アジ  ムツ  ネンブツダイ  青魚  

【三崎港・北条湾】サバの群れは減少しつつもアジ・ウルメイワシが好調!(2022年7月17日)

こんにちは。

この週は、極短の梅雨&梅雨明け宣言はいったいなんだったんだ…と言いたくなるような、毎日雨ばかりで湿度も高く完全に梅雨に逆戻りしたかのような日が続きました。

週始めの天気予報では、週末三連休の雨は金曜辺りまでで、週末は天気は回復する予報が出ていましたが、そうは問屋が卸しませんでした。

雨の予報はどんどん後ろ倒しにズレていき、とうとう日曜日の未明も雨の予報に変わっていきます。

オマケに風もそれなりに強い予報。

天気図などを小まめにチェックしますが、こりゃ…いつ雨が降り、いつ止むかのタイミングはある程度変化はするだろうけど、風雨が強いのはきっと連休中は変わらんね…

天気予報のチェックをしつつ、週末に近付くにつれ、ある程度天気予報も確定的になっていきます。

連休最終日の月曜日が天気としては、一番釣りがし易い予報になりました。



やはり雨に濡れながらの釣りは避けたい…と当初は思いますが、敢えて天気が微妙な日曜日の未明に釣りに行ってみよう…と考え始めます。

前回の釣行時は、ここ数ヶ月で一番悲惨な釣果となりました。

明らかにサバっ子を始めとする、アジ、イワシ系の今まで数釣りは難しくとも、釣果として実績のあった魚達の気配も全くなく、恒例の兄妹猫のご飯シリーズすら作ってあげられないのではないか…というほど釣れませんでした。

今週は、比較的風も強く雨が降ったり止んだりをずっと繰り返していたよな…

ということは…

外海はそれなりに荒れているはず…

と、こういう予測を立てます。

今シーズンは釣れる魚の成長具合からも、北条湾内だけではなく、城ケ島近海のエサも豊富だと思われます。

当たり前の話ですが、エサの無いところを魚達は回遊しません。

当然、エサが豊富な海域をそれぞれの魚がルートを決めて回遊しています。

広範囲でエサが豊富…ということは、回遊範囲も広範囲に渡り、例年までは北条湾を中心として回遊していた青魚達も新たなルートで回遊しており、北条湾に回って来る頻度が下がり前回のように青魚が回遊して来ない=釣れない…だったのではないか…と考えます。

前回の釣行時の感触で、サバっ子の群れが北条湾を離れ始めたことは間違いないと思われますが、「おっしゃー!行くぞ!!みんな着いて来い!」のように号令を掛けて、一気に全てのサバっ子の群れが外海を目指していなくなる…ということはなく、海水温の状況などで、各々の群れが少しずつ北条湾を離れ、徐々に数が減っていきます。

先ほど申し上げました、北条湾内以外の海域でもエサが豊富な状況が続いていれば、サバっ子の群れの回遊ルートから「北条湾」が外れ、北条湾にサバっ子の群れが回って来ていないだけで、まだ完全に外海には出ておらず城ケ島周辺にはいるのではないか…と思いました。

そして、今週の荒天の影響で外海が荒れていることと、サバっ子の群れの動きがどう繋がるのかと申しますと、外海が荒れると小魚に限らないのですが、小魚は特に内海や更に狭い湾や入り江などに逃げ込んで来ます。

そして、荒天が収まるのを待ち、天気が回復すると再び自分達の回遊ルートに戻って行きます。

この週は風の穏やかな日もありましたが、比較的週を通して風が強い日が多かったです。

この荒天の延長線上で、天気が回復傾向になる前に雨が降っていても釣りをしてみようと思い、敢えて日曜日の未明の、まだ荒天が続く時間帯に釣りに行きました。



ツイート時点では、釣りに行く未明の時間帯は曇りの予報となっていますが、釣りに行く前日には午前6時頃まで雨の予報に変わっていました。

この日は午前2時半頃より満潮に向けて、上げ潮で潮が一番動くタイミングに突入します。

日の出辺りまで、所謂マヅメ時に一番大きく潮が動き、予想が当たれば確実にサバっ子が食ってくるはずです。

その午前2時半頃には釣りが開始出来るように自宅を出発しますが…

玄関を開けていきなり大雨。

保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路を走っていても、豪雨と弱雨を繰り返し、雨が止むことはなく、敢えて雨でも釣りに行くと決めてはいたものの、さすがに軽くテンションが下がります。

もし予想が当たりサバっ子が釣れればかなり成長しているはず…

出来る限り良い結果を考え自らを奮い立たせます。

横浜横須賀道路は山間部を切り開いて道路を作っているので、どうしても雨が降り易い地形なのですが、三浦縦貫道を降りると釣りの神様降臨で急に雨が止みます。

湿度80%超えの中、雨が降りカッパを着て汗だくで、オッサンの一人罰ゲーム状態が避けられれば、多少の雨は構わん…

テンションも上がり始め、この荒天の中、釣り人はたいしていないと予想し北条湾を目指しました。

その後雨が降ることもなく、北条湾に到着しますが、天気予報通り風はそれなり強く、北条湾内の海面はさざ波ではなく、うねりに近い波が立ち全く海の中の様子が分かりません。

これだけ湾内であるにも関わらず、波があるということは、外海のみならず内海もかなり荒れているはず…

そうであれば絶対に北条湾内にサバっ子の群れは逃げているはず…

海の状況が自分の予想に近くなるにつれ、「これ、予想的中でバンバン釣れて30分くらいで帰れるんじゃね?」とルンルン♪で釣りの準備を開始します。

早々にサビキ仕掛けの準備をし、早速家内にサビキ釣りを開始してもらいます。

私が他の釣りの準備をしていると、家内が何かを釣り上げます。

ん?

なんだ??

何が釣れた?

ムツか?

アジか??

すると、家内が…

いや…念仏(ネンブツダイ)だね…



なに?

続いて、少し竿先が大きくしなる何かを釣り上げます。

今度こそ…

なんだ?

なにが釣れた??

すると、家内が…

いや…フグだね…



これは…

もしや…

足下に魚の群れがいないパターン…

釣りの神様は雨を降らせない代わりに、魚は釣らせない…

そういう試練ですか…

この後も、念仏…フグ…念仏…フグ…念仏…フグ…

を繰り返します。

冷静に考え、確かに今は足下にはサバっ子はいない…

これは確か…だ…

しかし、この荒天(風)…

このシケで小魚が波の穏やかな場所に逃げ込まないわけがない…

こりゃ、完全にどっちかだね…

城ヶ島周辺海域にもうサバっ子はいない…か、北条湾内にはいるけど、サバっ子の活性が低い…か…

前回の釣行時にサバっ子の群れの数が減ったことを、今シーズン初めて実感しましたので、城ケ島周辺海域から完全にサバっ子の群れがいなくなった…という流れは、時間的にも些か無理があります。

9割方、サバっ子は必ず北条湾内にいる…という自らの予想を信じ、日の出までには答えが出るだろう…と、念仏&フグ祭りに耐えながら釣りを続けます。

釣りを開始して1時間ほど経った頃、ようやく雨の日の魚、ムツっ子がヒットします。



ムツっ子も今シーズンは本当に例年にないサイズのものが釣れます。

このことからも、如何に北条湾、城ケ島周辺海域のエサが豊富なのか良く分かります。

そして、このムツっ子を皮切りに一気に活性が上がり後が続きます。

予想通り!待ちに待ったサバっ子です。



サバっ子の釣果も確認出来、一安心したからなのか恒例の便意を催します。

マヅメ時の決戦の時にアクセル全開でトイレは勘弁…ということで、家内を残し少し余裕がある時に城ケ島のトイレに行くことにしました。

すると…

先ほどまで雨は止んでいましたが、私がトイレを目指し車で走り出した途端に本降りの雨が…

オマケに強風まで吹き始めました。

トイレで用を足していても雨音と風の音が…

こりゃ、さすがにダッシュで帰ってあげないと家内が可愛そうだな…と思っていると…

家内からLINEが…

LINE


いや…分かってるって…

と思いながら、アクセルを踏む足にも力が入り飛ばし気味で釣り座に戻ると…

雨は止み、風も穏やかに…

いや…我が嫁ながら何か持ってます…w(本人自覚済)

そして釣りを再開すると今度はアジがヒットします。



続いてウルメイワシです。



この後、活性が高い…とは言い難い間隔でしたが、コンスタントに各々の魚が釣れ続けました。



いつ帰ろうか迷い、サビキ仕掛けの竿1本だけ残し帰るタイミングを見計らっていた時のライブ配信の映像ですが、サバっ子のサイズ感は以下のライブ配信動画のタイムスタンプが13:10辺りからご覧頂くと良く分かると思います。



竿受けに置いてある竿を良くご覧頂くとかなり竿がしなり、真横(右方向)にサバっ子がかなりの勢いで走っているのがお分かり頂けると思います。

現時点では幼魚ではありますが、サバは同じ青魚でもイワシ類とは違い、成魚に近付くにつれフィッシュイーターの側になる魚で、この真横に走る動きはかなり成魚に近くなりつつあり、幼魚と若魚の間くらいに現在はあると思われます。

恐らく、アミコマセなどのエサ以外にも、稚魚レベルの小魚は頻繁に追い駆けていると思われます。

【参考】
・仔魚:孵化直後から各鰭の鰭条が揃う直前までの魚
・稚魚:各鰭の鰭条が揃うが体の多くの部分が発育途中の魚
・幼魚:種の特徴がほぼ分かる体つきだが体形や模様が成魚とは異なる魚
・若魚:外見は成魚と変わらないが繁殖の準備が整っていない魚
・成魚:繁殖が出来る状態になった魚

結果として、私の予想は当たったのですが、サバっ子の群れの数はかなり減っている印象を受け、いくつかの同じ群れが北条湾内を回遊していたものと思われます。

それを物語っていたのが、帰ろうか悩んでいた時間帯には、釣り人もそれなりにおり、製氷所の横辺りから一定間隔でサビキ釣りをされている釣り人達が北条湾岸壁に横一線で並ぶように釣りをしていました。

製氷所の辺りでサバっ子を釣り上げていると、しばらくするといわき丸さんの前方でサビキ釣りをしている人がサバっ子を釣り、いわき丸さんの後方で釣りをしている私達もサバっ子が釣れる…

サバっ子の群れの行動が手に取るように分かる状況で、順番にサバっ子が釣れては釣れなくなり、しばらくすると再び同じことを繰り返す状況でした。

この日のサバっ子は、私の予想が当たっていれば、荒天で外海がシケたことにより北条湾内に入って来た可能性があり、城ケ島周辺海域が穏やかになると、北条湾では釣れない可能性があります。

ただ、先ほども申し上げましたように、いきなり全てのサバっ子の群れが城ケ島周辺海域からいなくなることはなく、徐々に減っていきますので、サバっ子を狙うのであれば北条湾以外の釣り場の方が釣れる可能性は高いです。

この日はアジウルメイワシもそれなりに釣れ、この日の感触ですと上手い具合にサバっ子とウルメイワシが入れ替わってくれるかもしれません。

サバっ子を含め、今シーズンは他の青魚等々もシシラススキン、ケイムラ色のサビキ仕掛けは壊滅的に釣れません。



ツイートにもありますが、今シーズンは金針(金色の針)、蛍光の緑色に良く反応します。

この日使用したサビキ仕掛けは以下のサビキ仕掛けです。

夜光塗料を塗ったサビキ仕掛け


こちらは金色、銀色の針が交互に付いているトリックサビキの仕掛けなんですが、そのサビキ仕掛けのチモトに自分で蛍光の緑色の塗料を塗布して使いました。

もう一つはこちらのサビキ仕掛けです。

金針のみのサビキ仕掛け


針が全て金針(金色)のサビキ仕掛けです。

去年までは、北条湾に於いては金色に反応するのはアジくらいで、他の青魚は見向きもしませんでした。※

※釣り場や対象とする魚によって反応する色は異なります。

去年まではシラススキンのサビキ仕掛けや、ケイムラ色仕様のサビキ仕掛けが有効であったことから、その手のサビキ仕掛けのストックが残っており、チモトに蛍光の緑色の塗料を塗布したり、ビーズやゴム管など集魚パーツを使いシラススキンのサビキ仕掛けを軽く改造し使ってみましたが、全く無意味で露骨に釣れません。

約10年ほど前に居付きのイワシ※が北条湾に登場し、北条湾=サビキ釣り…のようなイメージがだいぶ世の中に浸透し多くの釣り人が押し寄せた影響から、今シーズンはかなり各青魚達がスレている印象を受けています。

※居付きのイワシ=通年を通して北条湾内に留まっていたイワシ。

この日はサビキ釣り以外に、活餌(ネンブツダイ)での泳がせ、死にエサのキビナゴでぶっ込み、同じく死にエサのアジでタコ天をやってみましたが、タコ天以外に反応はありませんでした。



風が強く上手いこと合わせることが出来ず、バラしましたがタコ天は2回ほど反応があり、恐らくタコはいたのではないかと思っています。

サバっ子は今後釣ることが難しくなっていくかもしれませんが、この日釣れたサバっ子は本当に丸々と太っており、サバっ子ではなくサバになりつつある感じでした。



この写真はツイート内にもありますように、兄妹猫のご飯用に焼いたサバの写真ですが、上の写真のサバっ子はちょうど1ヶ月ほど前のものです。

下の写真はこの日釣れたサバっ子で、器は同じものです。

一回り以上1ヶ月で成長しており、近年ではここまで成長する前に、サバっ子達は北条湾を離れていました。

ムツっ子同様に、サバっ子のこの成長からも北条湾、城ケ島周辺海域のエサが豊富なんだと思います。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2022年7月17日 北条湾釣行 釣果


パッと見るとあまり釣れていないように見えますが、サバっ子がとにかく大きいのでこれでも多いくらいでした。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2022年7月17日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からマサバ、ゴマサバ、アジ(マアジ)、ムツ、右にいってウルメイワシネンブツダイです。

我が家の兄妹猫の朝食は、ネンブツダイとサバっ子を焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのサバっ子とネンブツダイを焼いたもの


焼いていてもサバっ子の脂が跳ねる感じで、幾分脂ものってきた印象です。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのサバっ子とネンブツダイを焼いたもの


ネンブツダイは当然たくさん釣れたのですが、活餌として使い死んでしまったものと弱ってしまったものを持ち帰りました。

その他のネンブツダイは、活餌のストックとしてバケツに入れていたものも含め全てリリースしました。

この日のネンブツダイも子持ちでした。

ネンブツダイの卵


身体の大きさの割に、立派な卵を持っているんですよね。



ネンブツダイの卵は兄、妹共に両方に分けてあげました。(3匹中2匹が有卵)

兄猫は釣りから帰ると、朝食を食べるまで終始鳴きっぱなしで、しっぽはずっとルンルン♪しています。

そして、兄妹猫の夕食はサバっ子のみを焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の夕食は釣りたてのサバっ子を焼いたもの


朝食時はネンブツダイもあったので、比較的小さいサバっ子を焼いてあげたのですが、夕食用にストックしたサバっ子は、少々猫2匹では大き過ぎかなり夕食は山盛りになってしまいました。

我が家の兄妹猫の夕食は釣りたてのサバっ子を焼いたもの


さすがに妹猫は大好きなサバっ子とはいえ、残しましたね。w



釣りをしていた時の強風も夕食時は収まり、湿度80%超えの無風なのでさすがに暑かったのか、いつもは妹猫の横で直立不動でジッと妹猫が食べ終わるのを待つ兄猫ですが、床の上で溶けていました。w(それでも待つのですが…w)

そして、人間用はと言いますと、25cmオーバーのサバっ子はみりん漬け、サバ、アジ、ムツ、ウルメイワシでお刺身丼を作りました。

まず、サバっ子のみりん漬けですが、みりんに漬けて焼くとかなり身が縮みます。

みりん漬けはお勧めなんですが、25cm以下のサバっ子で作ると、想像以上に焼いた後に小さくなってしまいますので、サバっ子のサイズにご注意下さい。

サバっ子を背開きで三枚に卸し中骨を取り除きます。

三枚に卸したサバっ子の身をみりんに浸します。

サバっ子のみりん漬け


時々ひっくり返しながら、30分~1時間程度漬けておけばOKです。

みりんに漬けた後、一夜干しにして焼いて食べても美味しいですが、今の時期ですと常温で干してもあまり水分が飛びませんので、一夜干しにする際はラップを掛けずに冷蔵庫で一晩冷やしておけばOKです。※

※冷蔵庫で冷やす場合は、冷蔵庫の冷気の吹き出し口の近くに置くとサバっ子が凍ってしまいますので、無難なのは野菜室に入れておくことをお勧め致します。

今回は干さずに40分ほどみりんに浸した後焼きました。

サバっ子のみりん漬け

サバっ子のみりん漬け

サバっ子のみりん漬け


次はお刺身丼です。

今回はサバ、アジ、ムツ、ウルメイワシと4魚種の刺身でお刺身丼を作りました。

何れの魚も、成魚サイズで一枚の切り身を大きく切ることが出来るのであれば、やる必要はないのですが、如何せん魚自体が小さく、半ば無理矢理刺身にしているような状態なので、お刺身丼と言いつつ、タタキに近い身の切り方になってしまいます。

こういう状況ですと、4魚種各々の魚の身の味を感じるのは難しくなってしまいます。

そこでポイントなのが、箸休め的に焼き卵を一緒に混ぜると個々の魚の身の味を感じ易くなります。

卵焼き


当たり前ですが、卵焼きの量が多過ぎると卵焼き丼になってしまいます。

卵の量は刺身の量と比較し適量にして下さい。

卵焼きは酢飯やワサビ醤油などとも相性が良く、且つ自己主張も強くなく箸休めには最適かと思います。

これはお好みですが、この場合の卵焼きは何も味付けしない方が無難です。

ただ、卵を溶いて焼くだけです。

4魚種の魚は各々三枚に卸し、ラップをせず冷蔵庫で30分ほど冷やします。

アジ・サバ・ムツ・ウルメイワシの切り身


特にムツは身に水分を多く含んでいますので、冷蔵庫で軽く水分を飛ばすと身の味を感じ易くなります。

ちなみに右からサバ、ウルメイワシ、ムツ、アジの身です。

冷蔵庫で冷やして軽く水分を飛ばした身を取り出し、あまり細かくならない程度に各魚の身をタタキます。

どんぶりに酢飯を盛り、大葉の微塵切りをのせ、先ほどの卵焼きを細かく刻み、叩いた魚の身と軽く混ぜ合わせ酢飯の上に盛り付けます。

今回は生ワサビを使いました。

生ワサビ


余談ですが、生ワサビを使い切り、茎の部分だけになったものを水に浸けておくと、何とも見た目的にも清涼感のある立派な葉が出てきます。

ワサビの葉


私は枯れるまで、キッチンの片隅に置いておくのですが、結構目の保養になり癒されます。

そして、すり卸した生ワサビを盛り付ければ完成です。

アジ・サバ・ムツ・ウルメイワシのお刺身丼

アジ・サバ・ムツ・ウルメイワシのお刺身丼

アジ・サバ・ムツ・ウルメイワシのお刺身丼


これは、個人的な感想ですが、今の時期のこの4魚種の刺身の中ですと、ダントツでムツが一番美味しいです。

次はアジ、そしてウルメイワシ、サバの順ですかね…

どの魚も美味しいのですが、やはり今の時期且つウルメイワシ、サバはまだ幼魚なので脂感がなく少し青魚としては物足りなさを感じてしまいますが、ムツは非常に味が濃く旨味が多いです。

アジもムツ同様にやはり味が濃いです。

この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2022年7月17日 北条湾定食


付け合わせの浅漬けのキュウリは自家製です。

ここのところの雨で、自家製のキュウリの実が一気に成長し、処理が追い付いていません。w

毎日キュウリを食べてます。w

この日も地元の方とお話しをする機会があったのですが、平時の時は北条湾ではサバっ子はほとんど釣れていないようです。

この日、サバっ子が釣れた…と伝えたところ、少し驚いていらっしゃったので荒天の影響で、この日はサバっ子が釣れた可能性が濃厚です。

ただ、先ほども申し上げました通り、ウルメイワシ、アジの群れの数が増えてきており、特にアジは成長が著しい感じです。

上手いこと、サバっ子の群れとウルメイワシ、アジの群れが入れ替わってくれる気配も出てきました。

サバっ子のサイズは本当に大きいので、もしサバっ子を狙うのであれば、城ケ島へ渡り京急ホテル裏、花暮岸壁、三崎港周辺など、最低でも船道、極力外海に面している釣り場で釣りをされることをお勧め致します。

また、サバっ子をルアーで狙ってみても面白いと思います。

先ほどのライブ配信の動画にもありますように、かなりサバっ子が走るようになってきています。

次回は潮回りの末端中の末端、土曜日が長潮、日曜日が若潮とほぼ潮が動かない週末です。

絶好調!的な釣果は期待出来そうにありませんが、次回も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2022年7月17日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年7月17日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

2022年7月17日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年7月17日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年7月17日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
2022年7月17日 北条湾釣行 ライブ配信動画④
2022年7月17日 北条湾釣行 ライブ配信動画⑤

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

北条湾で使用するサビキ仕掛けについて

釣行時のライブ配信につきまして

ウクライナへの支援・寄付・募金ページまとめ




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  アジ  ムツ  ネンブツダイ  青魚  魚料理  

【三崎港・北条湾】サバっ子の成長著しく脂感を感じるレベルで激太り!(2022年7月3日)

こんにちは。

早いものでもう7月です。

猛暑日が続く状況からですと、まだ7月なのに…という感も否めませんが、毎年同じ時期に同じ状況ということが近年は本当に減りました。

梅雨入りしたと思ったら、あっと言う間に梅雨明け宣言。

そんな異例続きの状況は気象の話ばかりでなく、北条湾で今釣れているサバっ子も異例尽くしです。

順を追ってお話しさせて頂きたいと思いますが、この日は潮の動きに合わせて普段より1時間程度早めに自宅を出発。

午前2時頃から釣りが出来るように北条湾を目指しました。

天気予報よりやや強めの風を感じなら、予定通り午前2時頃に北条湾に到着します。

前回の釣行までは、この時期の割りには釣り人が少ないな…と思っていましたが、この日は夏の北条湾を彷彿とさせる感じで、未明の午前2時にも関わらず、私が到着した時点で釣り座は埋まりつつありました。

何とか釣り座を確保し、早速釣りの準備に取り掛かります。



それなりに釣り人もおり、恐らくサビキ釣りをしているであろうと思われる方も見受けられましたが、釣りの準備をしながら様子を伺っていても、一向に釣れている様子がありません。

北条湾内の海面は風がそれなりに強く、さざ波が立ってしまっているので、海中の様子を伺うことが出来ませんでしたが、周りの釣り人が釣れていない状況が物語るように魚の気配を感じません。

潮の動きとしてはそれなりに魚達の活性が上がっていておかしくない状況です。

取り急ぎ釣りを開始します。

すると、第一投目からネンブツダイがヒット。



入れ食い…という間隔ではありませんが、サビキ仕掛けを投入しほどなくして釣れました。

今の時期はネンブツダイの産卵期で、所謂爆食いする時期でもありますが、この釣れるタイミングと良い、この後念仏祭りになるのですが、その爆釣れぶりを見てもやはり魚の活性は全体的に高いと考えて間違いありません。

しかし、釣れども釣れども釣れるのはネンブツダイばかり。

アタリがあれば…

念仏念仏念仏

こりゃ、釣りにならんし、いないね…サバ

恐らく私が釣りを開始した時点では、サバっ子の群れは北条湾から出ていました。

アジムツっ子も釣れません。

釣れるのは…

念仏念仏念仏

こりゃ、しばらくダメだな…

下手をすれば明るくならないと入って来ない(サバっ子の群れが)かもしれんね…

突然襲ってくる奇襲攻撃のような便意ではありませんが、地味にトイレに行きたかったので、ライブ配信が30分で自動停止するのですが、そのライブ配信が止まるタイミングで城ケ島のトイレに行きました。

すると、トイレで用を足している時に家内からLINEが。

LINE


良いね…

群れさえ入って来れば、今日の潮の動きであればあと1時間もあれば大丈夫だろう…

この日の日の出の時刻は午前4時半頃でした。

サバっ子の最初の1匹が釣れたのが午前3時半頃です。

最悪、30分あれば何とか形には出来るだろう…と予測し釣り座へ戻りました。

釣り座へ戻ると、悪い方の予想を覆す感じで軽くサバっ子が入れ食い状態になっており、家内が一人でてんやわんやしていました。



これじゃ、もうかなり釣ったのかな…と、バケツの中を除くと、意外にもあまり釣れていません。

いつからこうなった?(入れ食い状態に)

と、家内に聞くと…

LINEした直後…と。

それで、これしか釣れてないの?

と、家内に聞くと…

今日は針に中々掛かんないんだよね…

なに??

釣れるサバっ子のサイズが大きくなってきたことや、成長するにつれ良く走るようになるので、針と針の間隔が短く、且つハリスも短いサビキ仕掛けですと、サバっ子の口に掛かった針以外の針がサバっ子の身体に刺さるなどして、サビキ仕掛けがすぐにグチャグチャになり再起不能になります。

これを予測して、針と針の間隔、且つハリスも長いサビキ仕掛けを使ったのですが、なぜ針掛かりしない??

私も釣りに参戦し実際に釣りをしてみると…

ん…

生意気にもスレてる※ね…サバっ子…

※スレる=魚が仕掛けや疑似餌などに慣れてしまい食いが渋くなったり、仕掛けを警戒して食わなくなること。



アタリは入れ食い状態であるのですが、勢い余ってサビキ仕掛けの針を咥えているだけで、食いが浅くすぐに針を離してしまうんです。

こうなると、竿受けにサビキ仕掛けを付けた竿を置いておき、アタリがあったら竿を上げる…という、一般的なサビキ釣りの釣り方で釣っていると大半をバラしてしまいます。

竿受けに竿は置きつつ※、ツンツンと突く感覚やサビキ仕掛けのすぐそばを魚が通過した時の道糸が引き込まれる微妙な感触があったら、そう間を置かずサバっ子は針を食ってきますので、自ら合わせにいかないと数を釣ることが難しいです。

※手持ち、持ち竿で竿を持って釣りをするのが一番ベストです。

この日のように、サビキ釣りで狙う魚がスレてしまった場合、サビキ釣りの場合は向こう合わせと言って、魚が勝手に釣り針を咥え針掛かりさせる釣り方で釣りをすると、アタリの割りに魚が釣れない非常に非効率な釣りになってしまいます。

アタリがあってから、竿に駆け寄って竿を上げていると遅いわけです。

魚も人間同様に成長すると当然知恵を付けていきます。

例年では、サバっ子が釣れている時期に、サバっ子がスレることはほとんどなく、こういった現象も今シーズンのサバっ子の成長が著しい証でもあります。

サバっ子は概ね今北条湾で釣れているサイズになるかならないかくらいの時点で、順次北条湾を離れ始めます。

特に外洋性が強いゴマサバから北条湾を離れ始め、次第にマサバの群れも離れ始め、ごく一部のマサバの群れが初秋頃まで釣れ、この初秋まで残るサバの群れは30cm近くまで成長するものもいます。

初秋まで残るサバの群れの場合、狙うのであればルアーで狙うと面白いです。

サビキ仕掛けにも食ってきますが、捕食しているエサがアミコマセなどの小さな甲殻類やプランクトンではなくなり、フィッシュイーターの血が目覚め始める頃で、頻繁に小魚を追いかけ出す時期です。

サバっ子のサイズとしてはいつ北条湾を離れてもおかしくない大きさになってきましたが、自身の成長ぶりだけでサバっ子も行動しているわけではなく、海水の温度や潮流、エサなど様々な要因が絡んでおり、現時点でいつ北条湾から離れる…と申し上げることは難しいです。

ただ、そう先の話ではない…ということを頭の片隅にでも置いといて頂ければと思います。

前々週まではサバっ子の群れの大半は、ほぼ24h北条湾内に留まっていたと思われます。

私は未明の時間帯…という点は変わりませんが、潮の動きも若干考慮しますので、毎回1時間~2時間程度釣りを始める時間にズレがあります。

しかし、前々週まではどの時間に釣りに行っても、ほぼ毎回サビキ仕掛けを投入し、第一投目でサバっ子がヒットしていました。

波の穏やかな日は、足下に目を凝らすとサバっ子の群れが肉眼で確認出来る日もありました。

ところが、前回の釣行時は釣れども釣れども中々サバっ子がヒットしませんでした。

日の出の時間の1時間ほど前、ちょうど空が薄っすらと明るくなり始めた頃にアタリが出始めました。

今回も同じタイミングで、ここ数年はイワシ類もサバ類もこの日の出と共に北条湾内に入って来る傾向があり、確証はなく個人的な見解ですが、フィッシュイーターから逃れるために夜間や未明の時間は北条湾を離れることが多いのではないか…と考えています。

そして、今シーズンは露骨なんですが、アジムツもサバやイワシと同じ行動をしているのではないか…と思っています。

サバっ子が釣れ出すと、ムツっ子もアジも釣れ始めます。

この日の釣行時は、潮の動きだけで言えば釣り開始辺りから納竿までの時間が一番潮が良く動く時間帯で、通常であれば魚の活性は上がっておかしくありません。

しかし、その潮の動きに連動して釣れていたのはネンブツダイだけでした。

ネンブツダイの活性は非常に高く、潮の動きとも連動しておりほぼ入れ食い状態になりました。

泳がせ釣りの活餌に使っていたので、ある程度はストックしていましたが、あまりに釣れるので釣ったネンブツダイの大半はリリースしました。

こういった状況を鑑みても、陽が昇り始める前は北条湾内にサバ、アジムツはいなかった…と考える方が自然です。

そして、空だけでなく地上も明るくなり始めた頃ムツっ子がヒットします。



そして、少し時間を置いてアジです。



ムツっ子の動画内の右下に緑色の影が映っていると思いますが、ムツっ子が釣れた時は薄暗くまだ照明がないと魚がハッキリ撮影出来ない状況でした。

10分、15分の差なんですが、アジの時は照明はありません。

所謂マヅメ時に、今シーズンは一気にたくさんの魚種が北条湾内に入って来ているように見受けられます。

今のところ、サバっ子が一番数が釣れますが、先にも申し上げましたように、今後は徐々にサバの群れが北条湾を離れ出すと思います。

例年ですと、サバが北条湾を離れ出すと、入れ替わるようにイワシ御三家※のうちに何がしかの種のイワシの群れが北条湾内へ入って来るのですが、今シーズンはイワシ御三家全種類のイワシの釣果は確認出来ているものの、何れも数釣りが出来ておりません。

※イワシ御三家=マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシ。

例年の今の時期ですと、サバを中心にもう少しイワシ類が釣れてもおかしくないのですが、今シーズンはイワシ類については現時点で寄っている群れの数はかなり少ないと思われます。

サビキ仕掛けについてですが、先ほどもサビキ仕掛けで釣れる魚が全体的にスレている…というお話しをさせて頂きましたが、シラススキンのサビキ仕掛けの食いが露骨に悪いです。

2022年4月17日の釣行時に使用したサビキ仕掛け
シラススキンのサビキ仕掛け


ケイムラ色が強いサビキ仕掛けも食いが渋い傾向があります。

逆に蛍光の緑色のアクセントがあるサビキ仕掛けは有効です。

サビキ仕掛けは次回の釣行時に、今シーズンの傾向を踏まえて大胆に改造したサビキ仕掛けを使ってみようと思っていますので、効果があった際はブログにてご報告させて頂きます。

泳がせ釣りですが、この日は釣り座のスペースの関係上、2本ですが竿を出しましたが、活餌がかじられたり等の変化は特にありませんでした。

活餌に変化はありませんでしたが、この日は目視で小魚が海面から飛び出したり、瞬間的にナブラが出来るのを確認しました。



北条湾内にフィッシュイーターと思われる魚がいたのは、極短時間でしたが確実にアタックしていたと思われます。



例年ですと、フィッシュイーターで言えばシーバス、サビキで稀に釣れるボラ、この辺の魚を今シーズンはあまり見かけません。

共通しているのは、どちらとも汽水域が得意な魚なんですよね。

2~3年前だったと思いますが、6月~7月に掛けてサビキでセイゴがバンバン釣れたことがありました。

その時は、フッコ、成魚であるスズキ(シーバス)も北条湾内に入って来ているのを確認しました。

その年、その年で北条湾内に入って来る魚の数は当然変化しますが、ここまで見ないのも近年あまり記憶にありません。

アジも地味に成長してきています。

この辺も要チェックかと思います。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2022年7月3日 北条湾釣行 釣果


釣り開始から概ね1時間は念仏祭りでしたので、サバっ子が釣れてからの1時間の釣果です。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2022年7月3日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からゴマサバ、マサバ、アジ(マアジ)、ムツ、ネンブツダイです。

この日の我が家の兄妹猫の朝食は、サバとムツ、ネンブツダイを焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのサバ・ムツ・ネンブツダイを焼いたもの


ネンブツダイは活餌で使っていたものと、ストックしておいて弱ってしまったものを持ち帰り、それ以外は全てリリースしました。

この日のネンブツダイも子持ちでした。

ネンブツダイの卵


焼いてほぐしている時に気付いたので、少々分かりにくいですがお腹の中のオレンジ色の粒々がネンブツダイの卵です。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのサバ・ムツ・ネンブツダイを焼いたもの


もちろん、ネンブツダイの卵も丁寧にほぐし朝食に混ぜてあげました。



兄猫は妹猫が食べ終わると、ご飯が残っているのがデフォルトだと思っている節があり、両方のお皿を見て何もないと顔を上げるのですが、その視線の先には私か家内がおり、毎回「あの…何も残ってないんですけど…」的な雰囲気を出します。

何か追加でご飯をあげようかな…とも思うのですが、十分な量をあげている上に、ご飯の後に追加でもらえるのが当たり前になってしまうので、ただジッと見守っていますが、最近は少し可愛そうな気がしています。

寂しそうなオーラを出すんですよね…w

そして、引き続き兄妹猫の夕食ですが、最近恒例となりつつありますが、サバっ子のみを焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の夕食は釣りたてのサバっ子を焼いたもの


猫用とはいえ、本当に美味しそうなんです。

我が家の兄妹猫の夕食は釣りたてのサバっ子を焼いたもの


今シーズンはサバっ子の成長が早いので、当たり前と言えば当たり前なんですが、生意気にもかなりの脂感があるんです。

焼いていても脂が跳ねて燃えたり、焼いている時の匂いが違います。



朝食に続き、またまた何も残っていないので、戸惑うというより動揺しているようにも見え、我慢してジッと待っていたのに少し可愛そうでした。w

そして、人間用ですが、サバの塩焼きの生姜添え、アジとサバのタタキのすりゴマ和えを作ってみました。

焼きサバは、普段猫用のサバのほぐし身を作っているのが家内なんですが、前回の釣行後に猫用のサバをほぐしていて、次回は自分も焼いて食べる…と決めていたようで、家内の達ての希望で作りました。

サバの塩焼きの生姜添え

サバの塩焼きの生姜添え

サバの塩焼きの生姜添え


このくらいのサイズのサバですと、本来は焼くと口の中がパサ付くくらい身がパサパサなんですが、今シーズンのサバは脂感が本当にあります。

腸を取り除いて焼くだけですので、是非焼いて食べてみて下さい。

普通に白米がススム感じです。

サバとアジのすりゴマ和えですが、サバ、アジ共に三枚に卸し、ブツ切りにし軽く叩きます。

(注)サバを生食する際は自己責任でお願い致します。また、サバの生食を奨励しているわけではありません。

ゴマを適量すり鉢に入れ、すり加減はお好みですり卸します。

すりゴマ


青魚とゴマの相性はバッチリなので、個人的にはゴマはなるべく潰しキレイにすった方がゴマの風味も際立ち、食べる時に匂いも楽しめると思います。

ゴマをすったら、下処理をしたアジとサバの身をゴマと和えていきます。

すりゴマとサバ・アジの身を和える


どんぶりに酢飯、大葉の微塵切り、その上にゴマと和えたアジ、サバの身をのせお好みで刻みネギや卸し生姜をのせて出来上がりです。

アジとサバのタタキのすりゴマ和え

アジとサバのタタキのすりゴマ和え

アジとサバのタタキのすりゴマ和え


お醤油を当然かけるのですが、お好みでワサビ醤油でも生姜醤油でもいけますが、刻みネギだけのせて、ただの醤油を少し垂らす程度で食べてみて頂きたいと思います。

これが一番、ゴマと青魚の相性の良さが分かる食べ方かと思います。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2022年7月3日 北条湾定食


付け合わせの浅漬けのキュウリは自家製です。

キュウリだけではないのですが、家庭菜園が一番の収穫時期で、どんどん花が咲き身を付け、自家製の野菜に追われつつ、食べるのが追い付いていません。w

食べても、またすぐに身が収穫時期になりを繰り返しています。

勝手に育ってくれますからね、本当に有難いと思っています。

お金の生る木とか売ってないですかね、仕事休んで収穫します。w

次回は参議院議員選挙ですね。

参議院議員選挙


第26回参議院議員通常選挙 参院選2022 総務省

潮回り的には土曜日が若潮、日曜日が中潮と潮回りの変わり目なので微妙なところですが、期日前投票を済ませて、いつものように北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2022年7月3日午前5時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年7月3日午前5時半頃の花暮岸壁岸壁周辺の様子

2022年7月3日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年7月3日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年7月3日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
2022年7月3日 北条湾釣行 ライブ配信動画④
2022年7月3日 北条湾釣行 ライブ配信動画⑤

QRコード
スマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

北条湾で使用するサビキ仕掛けについて

釣行時のライブ配信につきまして

ウクライナへの支援・寄付・募金ページまとめ




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


05-2023
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

04   06

本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
【猫とウサギ】お礼とお知らせ
【ウサギの家族】ママウサギ永眠

※当ブログはリンクフリーです。釣りのみの記事をご要望の場合「釣りの記事のみのRSS」をご利用下さい。ブログ記事内に掲載してあります、TwitterInstagramYouTubeTikTokのリンクにつきましてもリンクフリーです。ブログ内の写真につきましては転載不可となっております。ご利用をご希望される場合は、メールフォームよりお問い合わせ下さい。

■猫とウサギと釣りに関して端的に動画像を投稿しています
Instagram

■猫とウサギと釣りに関する動画を投稿しています
猫とウサギと釣りの動画(YouTube)

■釣行時の状況をデータを踏まえてリアルタイム配信しています(宜しければフォローをお願い致します・釣行時ライブ配信も行っております)
@kic_iwashi Koichi Otsuka on Twitter(釣り専用)

■我が家の猫が「TBSテレビ・トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!」に出演しました(先代猫)
猫の夏ちゃんの動画がTV番組で紹介されました

■我が家のウサギの親子が「うさぎの時間」というウサギ専門誌に掲載されました
うさぎの時間に掲載されました

■50歳を目前にしたオッサンが何を血迷ったかTikTokを始めました
Koichi Otsuka on TikTok

ご質問・お問い合わせはこちらからどうぞ(WEB上には表示されません)

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログの更新通知を受け取れます

更新通知を受け取れます

全ての記事のリンク
投稿順で全ての記事のリンクが表示されます
スマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらから
QR
最新記事
【三崎港・北条湾】サビキで五目釣り・久しぶりに手応えのあるメジナをGET!(2023年5月21日) May 27, 2023
【三崎港・北条湾】今シーズン1枚目・全然嬉しくないあの大型魚がヒット!(2023年5月14日) May 20, 2023
【三崎港・北条湾】GW第四弾!小アジ・サバっ子好調&GWの釣行の総括(2023年5月7日) May 11, 2023
【三崎港・北条湾】GW第三弾!期待外れのフィッシュイーターの動きでした(2023年5月4日) May 06, 2023
【三崎港・北条湾】GW第二弾!バリバリにフィッシュイーターの気配を感じるも悔しい釣行となりました(2023年5月3日) May 05, 2023
ブログ内画像一覧
人気記事
リンク
北条湾ではこんなのも釣れます
GIF画像のリンク先は釣果があった時の動画(ブログ記事)です。各釣行の詳細は動画内のリンクよりご覧下さい。
サビキ釣りを楽しもう!(猫とウサギと釣りのブログ)

サビキ釣りでワカシ(ブリの幼魚)

サビキ釣りでアカネキントキ(稚魚)

サビキ釣りでボラ(トド)

サビキ釣りでチカメキントキ(稚魚)

チョイ投げでタイワンガザミ

サビキ釣りでギンガメアジ(メッキ)

チョイ投げでヘダイ(シロチヌ)

チョイ投げでイイダコ

サビキ釣りで釣った小魚をエサにイナダ(ブリの幼魚)

サンマの切り身をエサにウキ釣りでカマス(アカカマス)

サビキ釣りで釣った小魚をエサにマゴチ

チョイ投げでマハゼ(落ちハゼ)

サビキ釣りでメバル

サビキ釣りでオオモンハタ(幼魚)

サビキ釣りでイサキ(稚魚)

サビキ釣りでカタボシイワシ

サビキ釣りでメジナ(グレ・幼魚)

サビキ釣りでムツ

サビキ釣りでセイゴ(スズキの幼魚)

サビキ釣りでウミタナゴ

チョイ投げでマダイ(幼魚)

サビキ釣りで釣った魚を活餌にヒラスズキ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にカンパチ

サビキ釣りでコノシロ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にクロアナゴ

サビキ釣りでミナミハタンポ

【番外編】サビキ釣りで釣った魚をエサにアカエイ 北条湾では死にエサや活餌でも活餌が弱ってくるとエイの格好の餌食になります。

青魚(アジ・サバ・イワシ)、毒魚、頻繁に釣れる外道扱いの魚種は掲載しておりません。
月別アーカイブ
釣り専用Twitterアカウント
リアルタイムな釣行・釣果情報をお伝えします。