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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  ウルメイワシ  メッキ  ギンガメアジ  ミナミハタンポ  青魚  泳がせ  

【三崎港・北条湾】2023年度シルバーウィーク4回の釣行まとめ(2023年9月17日・18日・23日・24日)

こんにちは。

いよいよ青物が北条湾内に入って来るようになり、一年で一番エキサイティングな釣りが楽しめる時期ということで、2023年度のシルバーウィークは休みという休みの日、全て釣りに出掛けたことなどから、ブログを更新するヒマがなかったので、4回の釣行の状況を本記事でまとめさせて頂きたいと思います。

2023年9月の17日、18日、23日、24日の4日釣りに出掛けました。

順を追って、その日その日の釣行内容をお話しさせて頂きます。

早速ですが、最初の釣行日、2023年9月17日の釣行から見ていきたいと思います。

この日は午前3時半頃より釣りを始めました。



問題視するほどではありませんが、相変わらず海水の温度は高めで推移しています。

午前4時頃、ミナミハタンポが1匹釣れますが、それ以外は全てネンブツダイ…

今シーズンは、未明の時間帯にサビキ釣りをするのは、語弊のある言い方になってしまいますが、やるだけ無駄…基本的にネンブツダイ以外何も釣れないことが多いです。





そして、未だ釣り上げられていない、未明の時間帯に北条湾内にいるフィッシュイーター、これは恐らくカマスではないかと思っています。



何れも針掛かりせず、バラしてしまっていますが、キビナゴをエサにウキ釣り、メタルジグを足下まで追って来た時はハッキリと魚影が見えましたが、恐らくカマスです。

ただ、一昨年のカマスラッシュの時のように、大群で北条湾内にいるのではなく、かなり数は少ないと思います。

カマスそのものに、今シーズンの異常な海水温の影響はないと思われますが、カマスがエサとして追っている、トウゴロウイワシが若干影響を受けている感が否めず、全体的に未だ北条湾の入口付近に集結していることが多く、当然追っているトウゴロウイワシの群れが一番集まっているポイントに必然的にカマスも集まりますので、北条湾の奥へ行けば行くほど釣りにくい状況かと思います。

そして、午前5時を回りウルメイワシの群れが北条湾に入って来ました。



活餌に使いたいトウゴロウイワシが釣れないので、やるだけ無駄…を承知でネンブツダイを泳がせていましたが、やはりやるだけ無駄でダイナンウミヘビがヒットします。



そして、これは今シーズンの傾向でもありますが、明け方トウゴロウイワシが釣れ始めると、カマスが北条湾から出て行った…そう思って頂いて問題ないと思います。



今回4回のシルバーウィークの各釣行の特徴として、マヅメ時から日の出後1時間以内に干満問わず潮止まりの時間が重なります。

サビキ釣り、泳がせ釣り、どちらにも言えることなんですが、時間帯的には非常に魚の活性が上がり易い時間帯ですが、その時間帯に潮の動きが止まってしまう…釣りをする上で釣れる要素が全て完璧に揃うこと自体が有り得ませんが、薄暗い時間と潮の動きは釣れる釣れないの要素の中でもかなり重要で、これらが相反する状況というのは魚がどういう動きをするのか読むことは難しく、その時にならないと分からない…というのが正直なところです。

Twitter(X)やブログを長くご覧頂いております方はお分かり頂けていると思いますが、北条湾が故の釣りにくさがモロに出てしまう状況になります。

例えば、上記のような状況でトウゴロウイワシの活性は然程下がらないけど、フィッシュイーターの活性は下がっている…

青魚、青物と呼ばれる魚は常に泳いでいないといけない種が多く、仮にフィッシュイーター達にご飯を食べる気がなくても常に一定のスピードで回遊は続けます。

これをやられると、トウゴロウイワシはご飯を食べる気満々でも、あちこちに天敵がいるのでメシどころではなく逃げ惑います。

当然、ウルメイワシを始めとする、サビキ釣りのターゲットの魚達も同様に「食べる」ことより「逃げる」ことを優先します。

北条湾は狭い湾が故、食われる側と食う側の距離が近付き易く、活餌を釣ることも、サビキ釣りも、最終的にはフィッシュイーターを釣ることも出来ず、ただ呆然と海を眺めているだけ…という状況になります。

青物の活性が低いので、当たり前ですがルアーを投げても無駄です。

時間や潮回り(潮汐)の若干の違いはあれど、今シーズンのシルバーウィークが不発に終わった原因の一つが上記の理由からです。



この日は満潮での潮止まりが午前5:49です。

この時に、北条湾内にフィッシュイーターは入って来ていました。

余裕があるほどではありませんが、活餌のトウゴロウイワシのストックも幾分ありましたが、肝心のフィッシュイーターが潮の動きと連動して恐ろしく活性が低かったです。

こちらは上記のツイートから1時間半後のツイートです。



ストックしていた活餌のトウゴロウイワシも底を突き、まさに今泳がせている活餌頼みです。

この日は翌日も休みで、再び釣りに来ようと思っていたので普段より粘りましたが、最終的に泳がせ釣りの竿を片付けるために仕掛けを上げてみると、3本のうち2本は活餌が暴れて釣り針から外れたと思われ、活餌自体が付いていませんでした。

釣り針だけ海中を漂わせていても、そりゃ釣れません。



翌日リベンジする気は満々ですが、翌日ですから…前日と潮の動きがほとんど同じなんですよね。

翌日の答えを先に知ってしまった気分で、やる気はあるんですが、どこか二の足を踏む感じの気乗りしない自分がいました。

これもしがないサラリーマンが故、「この日は絶対釣れんだろうな…」と、日時を選んで釣りに行けず、与えられたフィールドの中でしか釣りが出来ません。

逆を言えば、その与えられたフィールド内で如何に結果を出すのか…という点も楽しみの一つではありますが…

2023年9月17日午前7時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年9月17日午前7時半頃の花暮岸壁周辺の様子

この日の釣果はこんな感じです。



この日は帰り際に、隣で釣りをされていた方がボラを釣りました。

釣られた方が「要りますか?」と仰るので、「えっ!?要らないんですか?」と返しましたが「要らない…」と仰るので遠慮なく頂きました。



このサイズになりますと、ゴミとして出るアラの量も多いですし、身に臭いはなくとも捌く間はボラ特有の生臭さもあるので敬遠する気持ちも分かります。

魚を捌くことに慣れますと、サビキ釣りで釣れるウルメイワシを刺身にするために、チマチマ捌いているより、このくらいのサイズの魚を出刃包丁で一気に捌く方が意外と簡単です。

このサイズのボラで、捌き終わるのに20分は掛かりません。

ボラの解体ショーに近いですが、ツイートにもあります、改めて勉強になったこととは、今シーズンは気温、湿度が異常に高い夏で、廃車寸前のポンコツのオッサンの膝にもモロに影響が出て、北条湾内の海水の温度もかつてない30度を記録しました。

海の中は地上の影響をほとんど受けませんが、それでも海水温が30度…

いくらか魚の生態にも影響が出るだろうな…と思っていましたが、9月も中旬に差し掛かっていたにも関わらず、地上は完全にまだ夏全開。

海水の温度も依然高い状態が続いていました。

ところが、ボラを捌いて驚き桃の木山椒の木でした。w

真夏の陽気、且つかつてない海水の温度の中、このボラは完全に冬支度を始めており、まさに「寒ボラ」でした。



ツイート(ポスト)の写真左側のお腹の部分ですが、黒っぽくなっている箇所が内臓が入っているお腹、所謂「腹身」の部分で、黒い部分と魚の身の間に、白く立っている(盛り上がっている)身があると思いますが、通常の魚にはこの白い身はなく、同じボラでも冬支度をしていないボラには無い身なんですが、これ全て脂なんです。

こちらの写真の楕円の赤丸の身が脂です。

寒ボラの脂身


人間で言う内臓脂肪で、内臓を覆うようにビッシリと脂が付いていました。

目の周りが白っぽくなっているのも、これも全て脂で寒ボラは尋常じゃないくらい脂を溜め込み、冬場は視力が付き過ぎた脂の影響で目が見えなくなるくらいで、釣り易くなる上に脂がのっているので美味いんです。

こちらはその腹身を焼いた時の動画ですが、グリルの底の液体は、全て焼いたボラの腹身から滴り落ちた脂です。



そして、このボラはまだ小さいですが卵も持っていました。



12月にもなればかなり大きくなり、この卵を塩漬けにして、加工したものが有名なカラスミです。

こちらは1匹のボラから1つしか取れない珍味、所謂「ボラのヘソ」です。



ボラは雑食性の魚ですが、主食は藻で海藻ではなく「藻」です。

海底に生えていたり、沈んでいる藻を砂ごと吸い込み、このボラのヘソで磨り潰し消化し易くして食べます。

ボラのヘソは幽門と呼ばれる、胃の一部が変化した器官で人間で言う食道と胃の間にあります。

食感は砂肝にそっくりなんですが、鳥の砂肝も食べた物を消化し易くするボラのヘソと同じような役割をしています。

魚体の大小に関わらず、1匹のボラから1つしか取れないため、ほとんど市場には出回りません。

まさに、釣り師だから食べることが出来る珍味です。

また、その形から「そろばん玉」などとも呼ばれます。

ボラ特有の生臭さは、体表を覆うヌメリが原因で、鱗を剥ぎキチンとヌメリを取り、皮を剥げば、身に基本的に臭いはありません。

河口付近や海底にヘドロなどが堆積している場所に住むボラは、泥やヘドロを藻を食べる時に一緒に吸い込んでしまうため身に臭いがある個体もいます。

北条湾へやって来るボラは、居付き型のボラではなく爆食いをし冬支度をするために外海からやって来る個体がほとんどなので、過去に何度も北条湾でボラを釣って食べていますが、今まで身が臭かったことは一度もありません。

【参考】焼きも刺身も激ウマ!長潮の北条湾で脂ののった寒ボラをGET!(2022年11月3日)

こちらが寒ボラの魚料理です。

まずは、ボラのヘソのお刺身。



続いて脂だらけの腹身の塩焼きです。



こちらはボラの中骨に残った身、所謂中落ちを叩いた刺身です。



そして、肝心のボラのお刺身です。



ボラは本来白く透き通るような白身で、味も淡泊な魚なんですが、寒ボラだけは同じ魚なのか?と疑ってしまうくらい味が激変します。

身の色からも脂感がお分かり頂けると思いますが、見た目が完全に養殖のブリの刺身と変わりません。

そして、人間にとっては激ウマの寒ボラの脂…まさかの兄猫はまでボラを拒否し、食べてくれませんでした。w



食いしん坊の兄猫が食べない…猫達にとっては相当脂が濃かったんだと思います。

ここまでがシルバーウィーク初日の釣行ですが、既に書いている私が疲れてきてあと3日分あんのか…と正直、今思っていますが、出来れば最後までお付き合い頂ければと思います。

出来る限り要点だけをまとめていきます。

ここからシルバーウィーク二日目です。

シルバーウィーク初日に、未明のフィッシュイーターの反応が幾分良かったことや、この日も前日同様にマヅメ時から日の出後1時間の間に潮止まりのタイミングが重なり、青物は苦戦が予想されることから、未明のフィッシュイーターに軸足を置き早めに釣りを開始しました。



この日は泳がせ釣り+ウキ釣りでネンブツダイを活餌に狙ってみましたが、結果的には反応はありませんでした。

釣り始めから2時間半、ひたすらネンブツダイが釣れ続け、他の魚は一切釣れませんでした。

動きがあったのは、午前5時。

ウルメイワシがヒットします。



カマスと思われる未明のフィッシュイーターは、泳がせ、ウキ共に反応がなかったのも納得出来る感じで、この日は未明に出来るナブラは極僅かで、何がしかの魚が小魚にアタックはしているものの、ナブラが出来る頻度も少なく普段よりフィッシュイーターの数が少なかったように思いました。

オマケに北条湾内から出て行くのも早く、ウルメイワシが釣れた時点では既に湾内から出ていたものと思われます。

青物と思われるフィッシュイーターもこの時点では姿を現わしておらず、いつ食いが止まるかも分かりませんので、必死にサビキ釣りを続けます。

午前5時半頃、更に動きがありトウゴロウイワシがヒットします。



矢継早にメッキもヒット。



よーし!

この調子で青魚を釣りつつ、活餌のトウゴロウイワシをしこたま確保だ!

俺の準備は万端だ…いつでも来い!!

状態で、釣りを続けていると、思わぬ珍客がヒットします。



一見、マアジに見えますが、目に特徴があり体色もマアジより黄色が薄く全体的に青味掛かっており、アジの特徴であるゼイゴが非常に小さく薄いんです。

私の40年以上の釣り人生で、数回しか釣ったことがありませんが、恐らくメアジだと思います。

本来であれば、静岡以南の暖かい海域に住むアジの仲間で、神奈川ではあまりお目に掛かれない魚です。

太平洋側の千葉、茨城では釣れるようですが、何れにせよ黒潮など暖かい海流が流れ込んで来る海域を好みます。

ここのところお目に掛かっていませんが、数年前から釣れるようになったカタボシイワシ、去年から釣れるようになったミナミハタンポ、この辺の魚達も以前は神奈川では釣れない魚で、何れも暖かい海域を好む魚です。

そして、今回のメアジ。

挙げると切りがありませんが、以前では神奈川では釣れない魚が毎年釣れるようになってきています。

これ自体、何も今始まったことではなく、全体的な海水温の上昇により、魚達の生息範囲がどんどん変化してきている証だと思います。

北条湾周辺の磯焼けは回復傾向にありますが、ウニの大量発生自体が高い海水の温度の影響でもあり、逆に以前はサビキ釣りの外道として比較的嫌われ者だったサッパなどが北条湾周辺では釣れなくなりました。

恐らく、これも高い海水温を嫌い、釣れるようになった魚達とは逆に、生息範囲が北上しているものと思われます。

そして、いよいよフィッシュイーター登場ですが、この日は恐ろしく活性が低かったです。



地味にナブラは出来るのですが、フィッシュイーターが本気のアタックで出来るナブラではなく、フィッシュイーターが回遊している場所にいる小魚がフィッシュイーターから逃げようとしているだけで、フィッシュイーターの活性は低いままで結局この後大きく動きに変化はないまま納竿となりました。

この日の釣果はこんな感じになりました。



珍しいメアジが釣れたことは良かったですが、依然高い海水温の影響はあり、数釣りが非常に難しい状況でした。

兄妹猫の朝食は、メッキと活餌に使って死んでしまったトウゴロウイワシを焼いてあげたのですが、前日のボラの残りがあり、これをどう誤魔化して混ぜるか…

結果的に、普段よりご飯の量が多くなってしまい、兄妹揃って残してしまいましたが、それなりに食べてくれたので良かったです。



兄妹猫の夕食は、兄猫には相変わらず残っているボラを誤魔化して追加し頑張ってもらいました。



人間用の魚料理は四種盛りのお刺身丼を作りました。

こちらはメアジとメッキギンガメアジ)の身の比較写真です。



左側の小さい切り身がメアジ、右の大きい切り身がメッキです。

メアジは姿形はマアジやマルアジに似ていますが、身は一転メッキやシマアジに似ています。

味も大味でマアジやマルアジにはやや劣る感じで、メッキやシマアジに近かったです。

こちらが四種盛りのお刺身丼です。



ツイート(ポスト)内の写真左上がメッキエリア、左下がウルメエリア、右上がメアジエリア、最後に写真右下、丼の真ん中に乗っているのは、前日のボラの焼いた腹身の残りとボラの刺身を叩いたものです。

この、三種、四種、五種盛り的なお刺身丼はお勧めです。

今シーズンは特にですが、高い海水温の影響もあり例年釣れている青魚の群れが少なく、同じ種類の青魚を数釣ることが難しく、釣果に統一感がなく釣れる魚種がバラバラになりがちです。

一つのどんぶりに刺身をまとめることで、見た目的にも良くなりますし、何と言っても一つのどんぶりで食べ比べが出来るので、思いの外気付きが多く食べていても美味い上に面白いです。

アホみたいに毎週行く釣りに、毎回付き合ってくれる家内への感謝の意味で、釣った魚で朝食を作っているので、いつも一人前しか作りませんが、この日の釣果で頑張れば大人二人前くらいは作れます。

宜しければお試し下さい。

2023年9月18日午前7時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年9月18日午前7時半頃の花暮岸壁周辺の様子

ここから後半の2日です。

ちょうど、この時期に配信されたニュースでしたので、このタイミングでブログでもアナウンスさせて頂きます。



※時間が経過しますと、ツイート内のニュースのリンクが切れていることがあります。

ツイートの通りで、TwitterからXに変わり、単なる一ユーザとして使っていた私からすると、使いにくさも否めず何度もアカウントを削除しようか迷いましたが、何だかんだ今までお付き合い頂いた方々への思いもあり続けてきましたが、さすがに課金してまで使うほどのものではないと私は思っています。

例え月額数百円でも、お金を払う価値はないと思っており、私はインフルエンサーやYouTuberを目指しているわけではなく、何か皆様の役に立てば…な…くらいで一方的に情報を発信しています。

言い方を変えれば、見たい人は見てね…という感じで、情報を発信することで、自分に対しての何かは求めておらず、無料というところが一番大きく、タダで使えるツールだからこそ多少の手間は惜しまず情報を発信してきました。

アカウントを削除する前に、可能な限りアナウンスは致しますが、課金制になった場合は、何卒ご理解頂きますようよろしくお願い致します。

さて、ここから後半の2日ですが、前半の2日より更に潮回りが悪く、そこにきて相変わらずマヅメ時から日の出後1時間の間に潮止まりのタイミングが重なり、この釣れない状況の通りの釣行となりました。

後半戦初日は、週間天気予報では雨は降らず曇りの予報でしたが、直前になりどんどん雨の予報に変わり結局雨の中釣りを始めました。



午前3時半頃より、釣りの準備を開始し取り敢えずサビキ釣りをしてみましたが、予想通りネンブツダイ以外の気配は感じられず、雨雲が通り過ぎるタイミングとも重なることから、午前4時半から釣りを再開させることにし、それまで車の中で仮眠することにしました。



午前4時半過ぎから釣りを再開しますが、再開した途端に釣れるのは念仏念仏念仏

潮の動きも鈍く魚の気配を感じない…

念仏ラッシュに心が折れ掛かりますが、釣りを再開して15分ほど経った頃、ウルメイワシがヒットします。



潮の動き通りで、この日はここからが長かったです。

時折、ウルメイワシは釣れるものの、念仏、ウルメ、念仏、ウルメの繰り返しで、釣れる頻度はネンブツダイの方が圧倒的に多く、再び念仏ラッシュに心が折れ掛かりますが、サビキ釣りをしないとウルメイワシも釣れません。

これが約1時間続き、ようやくトウゴロウイワシがヒットします。



鼻息荒く泳がせ釣りの仕掛けにトウゴロウイワシをセットしますが、肝心のフィッシュイーターがいません。

逆の言い方をすれば、フィッシュイーター…つまり天敵がいないからトウゴロウイワシはゆっくり食事をすることが出来るので釣れる…ということです。

フィッシュイーターがやって来た時のために、必死にトウゴロウイワシを狙って活餌をストックします。

そんな中、今度はメッキがヒットします。



続けてカスゴ、チャリコ、チダイなどと呼ばれますが、マダイの幼魚がヒットします。



そして、待ちに待ったフィッシュイーター登場ですが…



潮回りが翌日は長潮で、この日は小潮です。

潮回りのサイクルの末端で、潮汐のサイクルの中で一番潮が動かない時です。

この日は完全にこの潮を動きを象徴するような魚の動きで、どの魚も今一つ動きが鈍く、活性が低い状況続きました。

そうこうしていると、ナブラが全く出来なくなり、再びサビキ釣りにアタリが出始めます。

こういう活性が低い時は良く分かるのですが、今シーズンのウルメイワシは群れの数も少ない上にスレが酷いです。

サビキ仕掛けを付けた磯竿の竿先がチョンチョンと小さく動き、竿を持ち上げると針掛かりしていない…

大きく竿がしなるアタリではなく、小刻みなアタリはウルメイワシにサビキ仕掛けを見抜かれていて、サビキ仕掛けのそばまで来て急旋回するように釣り針をかわしている時の動きです。

この日はこの小刻みなアタリが非常に多かったです。

そんな中、竿受けにセットしていた磯竿が根元からしなり、あまりの強烈な引きに、竿受けから磯竿を外せないほどの大きなアタリがあります。

釣れたのは40cmオーバーの巨大なアイゴ。



しばらくすると、今度はキュウセンベラ(メス)がヒット。



根魚であるアイゴや、ハギ系、フグ系、ベラ系などエサ取り名人と呼ばれるような、泳ぎがあまり得意ではなく、同じ場所にずっと居続けるような魚達が釣れること自体が、青魚などの回遊性、且つ大群の群れを作る魚達がいない証なんです。

1時間も同じ釣り座でサビキ釣りをすれば、足下には必然的にアイゴなどの根魚やエサ取り名人系の魚達はアミコマセの臭いで集まって来ます。

ここに青魚などの泳ぐスピードが早く、大群の群れで集まる魚達がいる場合は、どうしても泳ぎと数で根魚達は圧倒され、サビキ仕掛けのそばには近寄れず、遠巻きからおこぼれに預かるような状況になっています。

青魚などの群れが頻繁に回遊して来ない時は、根魚達は自分達のペースでゆっくり食事が出来るので、サビキ仕掛けのそばに寄って来て針掛かりしてしまうということです。

この日はこの後、再びフィッシュイーターが登場こそしましたが、アタックしている様子はなく、ただ泳いでいるだけで食ってくる気配は皆無でした。



2023年9月23日午前8時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年9月23日午前8時頃の花暮岸壁周辺の様子

この日は、粘っている間にビールに手が出てしまい、少々飲み過ぎもあったかもしれませんが、帰宅後、釣果や釣れた魚をご紹介している写真を撮り忘れ、いきなり兄妹猫のご飯を作り始めてしまいました。



我が家の兄妹猫の朝食はキュウセンベラ、マダイの幼魚、メッキのアラ、トウゴロウイワシを焼いてあげました。

妹猫は普段はカメラの後ろで待機していることが多いのですが、この日は待ちきれなかったのか自ら登場してご飯を食べ始めてしまいました。



人間用はウルメイワシとメッキ、トウゴロウイワシで押し寿司を作りました。



身が白く血合いの色が茶色味掛かっているのがトウゴロウイワシの身で、青魚の身と並べると紅白のコントラストが非常に鮮やかなんです。

ウルメイワシ・トウゴロウイワシ・ギンガメアジの押し寿司


いよいよシルバーウィーク最終日ですが、最終日は先述しました通り長潮で、これぞ長潮…という感じの魚の動きで、正直申し上げまして、北条湾に到着した時点から終始魚が釣れる気配はありませんでした。



未明の時間帯は、ここ最近は定番となりつつある念仏ラッシュです。



この日もここからが長かったです。

潮汐の変化も実感出来ないくらい海面の変化が無く、魚の気配も感じない、非常に静まり返った沼のような北条湾が目の前にあり、魚が釣れる気配を全く感じない状況が約3時間、ネンブツダイ以外何も釣れませんでした。

サビキ仕掛けにアミコマセを付けて海中に投入すれば、途端にネンブツダイは釣れますが、心が折れ掛かった時に釣りのお供が登場。



この子はそこそこネンブツダイを食べてくれるので、何とか釣りを止めずに続けられましたが、やはり釣れるのはネンブツダイのみ。

午前5時半頃、ようやくトウゴロウイワシがヒットしますが、これも普段より20分ほど遅かったです。



続けてウルメイワシもヒットしますが、何れもお世辞にも活性が高いとは言い難く、ダラダラした感じの釣れ方です。



そんなサビキ釣りがほとんど釣れない中、こういう時に限ってフィッシュイーターが普段より早く北条湾内に入って来ました。

シルバーウィーク4日の釣行の中では、一番フィッシュイーターの動きが活発で、今日はもしかしたらイケるかも…という時に肝心の活餌のストックがほとんどありません。



こうなるとお手上げです。

フィッシュイーターが北条湾内にいる限り、まずトウゴロウイワシは釣れません。

大型の魚に限ったお話しではありませんが、サビキ釣りで釣る小魚であっても時合いの時というのは意外と短く、その時を逃すと魚は非常に釣りにくくなります。

そんなこんなでフィッシュイーターの活性も下がり始め、アタックをしなくなりただ泳いでいるだけの状態になってしまいました。



片付けを始め、泳がせ釣りの竿も片付けた際に、活餌が齧られていました。



恐らく、未明の時間帯にいるフィッシュイーターはカマス、明け方以降のフィッシュイーターは青物…と予想しているのですが、この傷の付き方はどちらでもなく、カマスと青物だと説明がつかない傷跡です。

これだけでは、何とも言い難いので魚種を断定した物言いは避けますが、次回からの釣りはこの辺も頭に入れて釣りをしてみます。

魚種が特定出来た場合は、速やかにTwitter(X)にご報告させて頂きます。



シルバーウィーク最終日は一番悲惨な感じになってしまい、この日は人間用の魚料理はありません。

兄妹猫の朝食はトウゴロウイワシとウルメイワシを焼いてあげました。



夕食はウルメイワシのみを焼いてあげたのですが、今の時期のウルメイワシは美味しいですからね、兄猫の気持ちも分かりますが、この日はとうとう我慢し切れず妹猫がまだ食べているにも関わらず、シレッと横から入り込み妹猫のご飯を食べ始めてしまいました。



最後までお読み頂きありがとうございました。

釣行を優先し、ブログを書く時間を取らなかったので、4日の釣行をまとめて記事にさせて頂きましたが、次回からは1回1回の釣行を記事になるべく簡潔にまとめ、今まで通りの記事に戻します。

未だに、異常な海水の温度の影響は否めませんが、今まで神奈川では釣れなかった魚の釣果なども確認出来ており、次第に海水の温度も安定してくると思います。

例年より1ヶ月ほど早く始まった、青物ラッシュも頻繁に青物が北条湾内に入って来ているので、今シーズンはまだショゴ(カンパチ)を2本しか上げられていませんので、ここを最重要課題としてしばらく釣りに励みたいと思います。

【参考】
明け方にメッキ入れ食い&今シーズン初の青物をGET!(2023年9月3日)
前週に続きメッキ入れ食い&2週連続でショゴをGET!(2023年9月10日)

次回は大潮と久しぶりに潮が良く動く日に釣りが出来そうです。

また、ご報告させて頂きます。

2023年9月24日午前7時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年9月24日午前7時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  エイ  アカエイ  アジ  サバ  泳がせ  ネンブツダイ  

【三崎港・北条湾】今シーズン1枚目・全然嬉しくないあの大型魚がヒット!(2023年5月14日)

こんにちは。

この日は気象の状況、海の状況共に釣れる要素を探すことが難しいような状況でした。

潮回り(潮汐)は潮の動きがほとんどない長潮、気象の状況は風が強い上に、釣行時間に雨が降る予報、釣行前日までも雨がそれなりに降っており、北条湾内の海水温が下がっていないか気になっていました。

釣りに行っても無駄足になる要素満載でしたが、釣りに行かなければ魚が釣れることはありません。

無駄足覚悟、ダメ元で釣りに行くのですが、状況が悪ければ悪いほど魚の動きも読みにくく、普段より幾分早めの午前3時頃より釣りが始められるように自宅を出発。

北条湾に向かう道中、軽く雨に降られますが、北条湾到着時は雨は止んでいました。

しかし、午前3時以降にそれなりの雨量の雨が降る雨雲が北条湾周辺を通過する予報が出ており、雨が降る前にダッシュで釣りの準備に取り掛かりました。

何とか雨が降り出す前に釣りの準備も終わり、ずっときになっていた海水温を計ってみると…

海水温を計った時点で釣り終了の鐘が鳴ってもおかしくない、ナント!15度。

前回(前週)よりも一気に4度も下がっており、明らかに直前まで降り続けた雨の影響で川から流れ込む真水の量の多さを物語っていました。



こりゃ、厳しいね…

恐らく釣れん…

事前のデータに、更にプラスαで釣れない要素が積み上げられました。

下手すると、ネンブツダイも釣れんかもしれんね…

などと、家内と話しながら釣りを始めると、今度はトドメの雨が降り出します。

しかも、雨粒も大きく結構な雨量です。

如何にも雨雲通過中…的な雨の降り方で、短時間でザッと降っては止み、降っては止みを繰り返します。

気温は16度ですが、数日降り続いた雨の影響もあり、また雨雲も絶賛通過中。

湿度が地味に高く、上下カッパを着ると暑がりな私は地味に額に汗が…

釣れる要素もなく、風雨も地味に強く、まさにアラフィフのおっさんの一人罰ゲーム状態。

この日は雨が降り出してテンションが上がらない中、本当に帰ろうか悩み、念のため雨雲レーダーなど、気象の状況を確認すると…

これまた釣りの神様の意地悪で、30分もすれば雨雲は通り過ぎる予報になっていました。

30分…であれば、雨宿りをしつつ雨雲が通過するのを待つか…

車のリアゲートを屋根代わりに雨雲の通過を待ちながら釣りを続けました。

そうこうしているうちに、雨も弱まり釣りに専念出来そうな状況になった時、「これだけ地面がビショビショじゃ釣りのお供は来ないだろうな…どっかで雨宿りしているだろうな…」と思っていると、私の車の下に何やら怪しい影が…

ん??

あれは…

ナント!釣りのお供が雨宿りしていたのは私の車の下。

車の下からずっと私達の方を見ていました。

完全に雨が止みますが、まだ地面はビショビショです。

すると、右手左手、右足左足に付く水を足をプルプル振って飛ばしながらゆっくり私達の所へやってきました。

釣りのお供のキジトラ猫が登場した途端、「魚は寄せておいたから早く釣ってくれ…」と言わんばかりに、ネンブツダイが突然釣れ出します。



釣りのお供の指示通りに、ネンブツダイを釣って釣れたネンブツダイの大半はこの方の胃袋の中へ。



しばらく念仏ラッシュが続きましたが、その後アジが混じり始めます。



釣れ方としては、長潮らしく魚の活性は低くコンスタント…という流れではなく、時折釣れるという感じで、何とも締りのない釣れ方でした。

ネンブツダイもアジの食いも一旦止まり、今日はここまでか…と思っていると、今度はフグラッシュです。



テンションも上がらず、釣りをしようというモチベーションがどんどん下がっていきます。

しかし、本来猫が嫌う地面が濡れた状態にも関わらず、ずっと釣りのお供がそばから離れません。

現在良く遊びに来てくれる釣りのお供のキジトラ猫は、恐らく1歳~3歳くらいの若い猫だと思われ、とにかく食欲が半端ないです。

フグしか釣れない間も、ずっと魚をくれるのを健気に待っています。

この日は、この釣りのお供がそばに居てくれたお蔭で、朝まで釣りを続けられたと言っても過言ではありませんでした。

フグラッシュも終了し、再びネンブツダイ、アジが釣れ出すと、この日はこの1匹だけでしたがサバっ子がヒットします。



この時点で午前6時くらいで、非常に時間が経つのが遅く感じるダラダラした釣れ方で、ある程度は釣りのお供のお腹も満たされたので、帰り支度を始めようとしていました。

長潮という状況だけでも釣りにくいのに、トドメの海水温の低下は致命的でこれ以上北条湾内で釣りをしても、ほぼ100%この後劇的に釣れ出す…ということはなく、日の出まで様子を見たので6時半には撤収しようと思っていました。

釣りのお供が登場し、ネンブツダイが最初に釣れた時に、実はダメ元でネンブツダイを活餌に泳がせ釣りをしていました。

終始フィッシュイーターの気配は皆無で、サビキ釣りもご覧の感じです。

泳がせ釣りに使っている竿は、普段であれば大型の魚が掛かった際に、竿を持って行かれないようにロープを括り付けてあります。

釣れる要素が限りなくゼロに近い上に、雨で地面が濡れていることから、この日は泳がせ釣りの竿にロープを付けていませんでした。

それだけ私が釣れると思っていないと同時に、帰り支度を始めようとしていた時は、半ば泳がせ釣りをしていること自体忘れていました。

すると…

私はライブ配信が止まっていたので、ライブ配信を再開する作業を車の中でしていました。

ガシャン!

と、竿立てと竿が倒れる音が聞こえてきます。

なんだ…??

あぁぁ、風で倒れたのか…

そう思い、何の気なしに家内の方を見ると、竿を持ち合わせています。

ん??

魚??

何かヒットしたのか??

慌てて車から飛び出し、家内と交代します。

残念ながら、竿を持った瞬間にヒットした魚は分かりました。

以下の動画で、大物との駆け引きの一部始終がご覧頂けます。※

※私がライブ配信をしている時にご覧頂くと最新のライブ配信が表示されます。



ちなみに、この時間になっても釣りのお供は帰らず、ライブ配信の動画に映っています。w

走ることもなく、ただただ重く、強い引き…

忘れかけていた泳がせ釣りの活餌が力尽き、底に沈んでしまいそれを食ってきたものと思われます。

ヒットしたのは、尾まで入れると2mはあろうかというアカエイです。



去年アカエイのお蔭でタモ網の柄が3本折れました。

外道であるエイであっても、出来るだけ釣り針は外してリリースしてあげたいと思い、毎回なるべくタモですくい一度陸揚げして、引っ掛かっている釣り具は全て外してからリリースしており、エイを含めた他の大型の魚用も兼ねて現在は3種類のタモを持ち歩いているのですが、今回ばかりはタモではお話になりませんでした。

ギャフなど、魚自体を何かに引っ掛けて引き上げないとまず上げることは不可能でした。

さすがにギャフは持ち合わせていません。

船で沖合の堤防や島などに渡してもらったり、お金を払って確実に大物がヒットする釣りではなく、あくまで陸っぱりからの釣りですのでギャフまでは用意していません。w

魚のスレについて、前回の釣行記事でお話しさせて頂いたのですが、そのスレ対策と強化を目的に、泳がせ釣りの仕掛けを市販のものではなく自作することにしました。

そして、今回からその自作の泳がせ釣りの仕掛け第一弾を使ったのですが、想定以上の強度があることが分かり、それはそれでエイがヒットしてくれて良かったと思っています。

泳がせ釣りの仕掛けの強化…つまり強度も大事なんですが、やはりなんと言っても一番はスレ対策なので、スレに有効と判断出来ましたら、詳細をお話しさせて頂きます。

強度を持たせるだけであれば、基本は全ての糸を太くすれば良いのですが、それをやり過ぎると今度は糸が魚に見えてしまいスレに対しての対策になりません。

ある程度の強度は持たせつつ、魚にバレない仕掛けを試行錯誤中ですので、今しばらくお時間を下さい。

釣れない要素満載の釣行でしたが、最悪な状況の日に何も釣れないよりはマシかな…などと思いました。

翌日は筋肉痛、帰路の車内でも左手でビールを持つと腕がプルプルしてました。

今シーズンに入ってから、泳がせ釣りでの釣果はこれで2匹目ですが、最初がクロアナゴ…次がこれ…釣りの神様も意地が悪いです。w

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



お腹いっぱいになったのは、釣りのお供のキジトラ猫だけです。w

当然、人間用の魚料理はありません。

兄妹猫の朝食がかなり怪しい感じになってしまいました。



兄猫の新たな待ちのスタイルもそうなんですが、妹猫が嫌がらせのように焦げたアジの尾だけを残したのには、飼い主として爆笑でした。

何とか5月中に泳がせ釣りで1本上げたいのですが…思うようにいきません。w

まぁ、それが自然相手の釣りの醍醐味でもあるのですが…

この日のように、ここまで悪条件が重なることも珍しいので、当たり前ですが次回はもっと状況的には良いです。

潮回りは大潮、潮の動くタイミングが若干微妙ですが、個人的にはサビキ釣りを含め期待しています。

また、ご報告させて頂きます。

2023年5月14日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年5月14日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】GW第三弾!期待外れのフィッシュイーターの動きでした(2023年5月4日)

こんにちは。

GWだから出来ることでもありますが、前日の釣行から二日続けての釣行となりました。

GW中に何度か釣りに行こうと思っていましたが、最低でも中一日は空けて釣りに行くつもりでした。

前日の釣行時に釣り糸を通してフィッシュイーターの存在を感じつつも、中々活餌を食ってくれないもどかしい状況が2時間以上も続き、結果的に釣果に結び付けることが出来ず、興奮も冷めない、悔しさも消えない…まさにヘビの生殺し状態で、アラフィフのおっさんには肉体的に少々キツイものがありましたが、翌日リベンジしに行って来ました。



この日は寝坊まではすることなく目が覚めましたが、身体が重く起きるのに時間が掛かってしまい、前日より1時間遅れで北条湾に到着しました。

さすがGWという感じで、未明にも関わらず釣り人はそれなりにおり、ここ1ヶ月ほどはいわき丸さんの前方に釣り座を構えていましたが、北条湾到着時に既に釣りをされている方がいらっしゃったので、この日はいわき丸さんの後方に釣り座を構えました。

私は夏前からは北条湾の比較的奥まった場所で釣りをすることが多いのですが、3月~6月くらいまではいわき丸さんの前方から、北条湾の入口の角付近辺りのどこかで釣りをすることが多いです。

今の時期は北条湾内に様々なイワシ類などを含む小魚達が集まって来る時期で、海水温の状況やその年のフィッシュイーターの動きなどで、北条湾内のどの辺りまで小魚達が入って来ているのか、釣りに行く度に確認しながら釣りをしているからです。

海水温が低過ぎれば、当然小魚達は北条湾の奥には入って行きません。

釣りを開始する時に、毎回釣りを始める時の北条湾の様子をツイートしておりますが、この中で必ずその日の海水の温度を計っています。

この時に計る海水の温度の状況を見て少しずつ釣りをする場所を奥に移動させています。

ちなみにこの日の状況はこんな感じでした。



ここ半月くらいの釣行は、GWが絡むということもあり、釣行回数が普段より多かったのですが、海水の温度は概ね18度~19度で安定していました。

こういうことから、アッサリといわき丸さんの後方で釣りをすることを決めました。

海水の温度が15度~17度くらいですと、その時の気象の状況や風の影響もありますが、北条湾内に小魚達が入って来ても製氷所の横、北条湾の入口の角から北条湾の奥へ向けて、岸壁が出っ張っている場所がありますが、この辺りまでしか入って来ないことが多いです。

そして海水の温度が17度を超えてくると、少しずつ小魚達も北条湾の奥まで入って行くようになり、海水の温度が18度~19度くらいになると、後は放っておいても釣りに行く度にどんどん奥に入って来るようになります。

ただ、奥と言いましても、次の基準がダイブセンターの前辺りで、ここで一旦止まります。

ブログで何度も申し上げていますが、北条湾の深部には川が流れ込んでおり、ダイブセンターから奥は、この川の真水の影響を受け易く、海水の温度が20度を超えてこないと安定的に小魚達が入って来るようにはなりません。

先ほども申し上げましたように、気象の状況なども影響しますので、一概に言い切れることでもありませんが、概ね一つの基準として海水温が20度くらいということです。

例年ですと概ね12月に入ると、所謂青物ラッシュは終了し大型の魚のフィッシュイーターは北条湾に寄り付かなくなっていました。

ところが、去年の晩秋から大型のフィッシュイーターの動きは劇的に変わり、途切れることなく冬を越し北条湾周辺、北条湾内にやって来ています。

冬場はフィッシュイーターの数こそ減り、動きも鈍かったですが、釣りに行く度にその気配を感じ、アタックしている姿も何度も見ました。

こういうことから、冬場はあまりやらない泳がせ釣りを、その時々にサビキ釣りで釣れる小魚を活餌にし、狙っていました。

その外道として釣れたのが、2月の下旬に釣れたクロアナゴです。

このクロアナゴ以降、北条湾周辺では活餌にする小魚が釣れなくなり、約2ヶ月間厳しい釣行が続きましたが、このサビキ釣りで思うように釣果を得られなかった時は、釣れないので釣り人も少なかったこともあり、私には珍しく製氷所の前などでも釣りをしていました。

北条湾では群れを確認することも出来ず、当然釣れることもありませんでしたが、クロアナゴの釣果があった時点で、通り矢の周辺には既にサバっ子の群れが寄っており、この群れを追っているフィッシュイーターも確認出来ていました。

結果的に2ヶ月近い時間を要してしまいましたが、1ヶ月もすればサバっ子の群れと一緒にフィッシュイーター達も北条湾にやって来るだろう…などと当時は考えていました。

北条湾で今シーズン最初のサバっ子の群れを確認して2週間経っていませんが、順調にサバっ子達も北条湾に入って来ており、ここからやるべきことはサバっ子や、他の小魚達、フィッシュイーターなどが、北条湾のどの辺りまで入って来るのかを正確に読むことです。

活餌をサビキ釣りで現地調達してからの泳がせ釣りの場合は、ルアーなどのように移動しながら釣りをする釣りとは違い、平日などの釣り人が明らかに少ない場合は別として、基本的には北条湾に到着すると釣り座の選定から始まり、一度釣り座を構えてしまうと小まめに釣り座を変えながら釣りをすることは難しいです。

北条湾に到着し、空いているからあそこでいっか…的なノリで釣り座を決めてしまうと、大きく的を外すことにもなり兼ねません。

ある意味、空いている釣り座は釣れないから空いている場合や、北条湾は「漁港」ですので漁を終えた漁船が戻って来て接岸する場所だから空いていることもあります。

この日は前日のサバっ子の動きなどから、いわき丸さんの後方でも問題ないと考え、即座に釣り座を決めましたが、釣り人だらけで釣り座を選べる状況でない場合は別として、ある程度釣れる根拠を探した上で釣り座を決めることは重要です。

釣りの準備に取り掛かった時には、地味に空も明るくなってきており、ダッシュで釣りの準備を終わらせ釣りを開始します。

そして、第一投目から恒例のこの方が釣れます。



10分ほど念仏祭りになりますが、徐々にアジが混じり始めます。



ネンブツダイはサバっ子が釣れるまでの繋ぎの活餌として5匹ほどストックし、その他のネンブツダイは全てリリースしました。

この日は1匹しか釣れませんでしたが、今シーズン初のムツっ子の釣果も確認出来ました。



これで役者は揃い、本格的にサビキ釣りのシーズンインです。

なぜ?かは、今のところ分かっていないのですが、ムツっ子は雨や強風など荒天の時に良く釣れます。

強風などの場合は、湾や入り江にいつもより多くムツっ子の群れが避難して来た…とも考えられるのですが、雨に日になぜたくさん釣れるのかという理由が今のところ分かりません。

念仏、アジがコンスタントに釣れ続ける中、釣りを開始して30分ほど、ようやくお待ちかねのサバっ子がヒットします。



サバっ子は1匹釣れた途端に入れ食い状態に。

ん…

この釣れ方だと、まだフィッシュイーターはいないね…

そう思うものの、事前準備は万端にしておくために速攻で泳がせ釣りの活餌をネンブツダイからサバっ子に全て変えました。



鼻息荒くフィッシュイーターの登場を待ちつつ、入れ食いのサバっ子に翻弄されている家内を手伝います。



待てど暮らせどフィッシュイーターの気配は皆無…

昨日はあれほどいたのにどうした…

さぁ!来い!!

フィッシュイーターの気配もないのに一人テンションMAXで、ビールに手が伸びそうなのを我慢して待ちますが…

ある意味、フィッシュイーターが全くいないことを物語っているのですが、サバっ子の入れ食いが止まらず、バケツがすぐにいっぱいになってしまうので、逆に活餌が弱ってしまい本末転倒な状態になっていきます。

一旦、弱ったサバっ子を全てクーラーボックスに移し、バケツをキレイに洗い1つのバケツに3匹ずつストックし、サビキ釣りを一旦止めました。



サバっ子が釣れ始めて1時間ほど経った頃、ようやく活餌の動きが地味に激しくなってきます。



ただ、全力で逃げている…という状況とは程遠く、仮にフィッシュイーターがいたとしても、活餌達の視界に入る距離にフィッシュイーターはいますが、活餌の近くを泳いでおらず、且つフィッシュイーターの活性が低い状況…こんな感じの動きでした。

GWの終盤は、雨は元よりかなりの強風の予報が出ていました。



こういうことから、状況如何によってはGW最後の釣行になる可能性もありましたが、二日続けての釣行で、一見すると潮回りも良く気象の状況も悪くなく、オマケに潮がバリバリに動いている時間です。

いつフィッシュイーターの活性が上がってもおかしくない状況でしたが、前日の釣行時はこの日よりもフィッシュイーターの動きは軽く活餌の至近距離まで何度も寄って来ましたが、結果的に活きを食ってくることはありませんでした。

様々な状況が前日とこの日は酷似しており、恐らく共通の、フィッシュイーターの活性がイマイチ上がらない原因があるのではないか…

そう考え、この日は時間を区切って納竿とすることにしました。



フィッシュイーターの活性が上がらない原因…

今のところ、これです!という理由は見当たらないのですが、スレているということは確実に言えると思います。

ただ、スレだけですと、活餌ではないサバっ子の群れに、もう少しアタックしても良い気もします。

前日もこの日も、表面的に分からなかっただけで、実は海の中では激しい食うか食われるかの激しい死闘が繰り広げられていた…仮にこんな状況だったとすれば、かなりサイズの大きなフィッシュイーターがいたものと思われます。

フィッシュイーターのサイズが大きく成魚に近くなればなるほど、幾多のピンチを乗り越え生き抜いてきた個体ですので、知恵も付きスレは想像以上に酷いと思われ、仕留めることは、中々容易ではありません。

少々話が逸れる上に、些か語弊のある言い方にもなってしまうのですが、上記のような私の勝手な予測ですが、実はもっといろんなことに気付いたり、思い付くことがあるのですが、ある程度私自身で自信が持てるものしかTwitterやブログで言葉にしないようにしています。

闇雲に適当に思い付いたことをお話ししても、無知な人間が出しゃばっているのと何ら変わらず、リアル且つなるべく正確な情報をお伝えしようと思っているコンセプトから外れることにもなります。

今シーズンはサビキ釣りのシーズンイン早々に…というよりほぼ同時にフィッシュイーターも登場しており、去年の成果のカンパチイナダを釣った辺りからかなりスレが酷いことには気付いており、このままいけば北条湾では確実に大型のフィッシュイーターは釣りにくくなる…と思い、サバっ子の釣果も安定し、フィッシュイーターの登場頻度もある程度安定してきているので、泳がせ釣りの仕掛けを、今まで気になったことや思い付いたことなどを参考に少し工夫(加工)してみます。

次回の釣行時より、その工夫した泳がせ釣りの仕掛けでトライしてみるので、一定の効果が確認出来次第ご報告させて頂きます。

魚がスレると釣りにくく、釣果も得にくく、何とももどかしい釣りが続き、心が折れそうになるのですが、このスレこそ本当の意味での魚との知恵比べだと私は思っており、鼻息荒く…やテンション爆上げ…的なノリではなく、沸々と熱い物が込み上げてくる感じで、かなり真剣になっています。

なるべく早い段階で、良い報告が出来るように頑張ります。

結局、この日はリミットの6時半の時点で、フィッシュイーターに大きな動きの変化はなかったのでここで納竿としました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



ネンブツダイ泳がせの活餌にしていて、弱ってしまった1匹だけ持ち帰りその他はリリースしました。

ムツっ子はこの日1匹しか釣れませんでした。

アジは1匹だけ15cm程度のものが釣れ、その他のアジは10cm~12cm程度の所謂マメアジでした。

サバっ子に関しては、たまたま私が釣りをしていた場所にゴマサバの群れが寄っていただけだと思いますが、この日のサバっ子の釣果は全てゴマサバでした。

余談ですが、マサバよりゴマサバの方が成長が早く、ゴマサバの方が暖かい海域を好みます。

今回のサバっ子の釣果に関しては、上記のようなことは関係なくたまたまだと思われます。

15cmほどのアジと小さいサバっ子を4匹ほど人間用にもらい、その他の魚は兄弟猫のご飯となりました。

兄妹猫の朝食は、大サイズのサバっ子、マメアジ、ムツ、ネンブツダイを焼いてあげました。



例え1匹であっても、キレイにネンブツダイの身は避けて食べるほどのアンチ念仏の妹猫。

ムツっ子とトレードし、兄猫がネンブツダイを食べる代わりにムツっ子も兄猫が頂き、妹猫にはマメアジとサバっ子のみとしました。



兄猫は多魚種のほぐし身ですが、妹猫はサバとアジのみですからね…

恒例のやらなくて良い毛繕いをしながら、妹猫が残すのをひたすら兄猫は待ちますが…

この日は、少々量が多くなってしまったので、軽く予想はしていましたが、妹猫が久しぶりにご飯を残しました。

兄猫は待っていた甲斐がありました。

兄妹猫の夕食は、サバっ子のみとなりました。



夕食はアジはなくとも、一応青魚のサバのみ、且つ量も多過ぎない…

兄猫が心配そうに、今回はチラ見ではなく思い切りガン見で妹猫のご飯が減っていく様を見ていましたが、残念ながら妹猫が夕食は完食。

呆然としながら、一応妹猫のお皿を確認しに行きますが、無いものは無いです。

ここのところ、今回レベルで何も残っていないと、ご飯を食べていた場所から兄猫が離れず、私と家内の顔を見て「もうないの?」と訴えるようになってしまいました。

兄猫から見て正面に私がおり、左側に家内がいます。

美味いんだろうな…というのは伝わってくるので、次回も兄妹猫のために青魚を釣ってあげたいと思います。

人間用の魚料理は、前日の釣果でアジの南蛮漬けを作ったのですが、それも地味に残っており軽めにしました。

アジは握り寿司、サバは天ぷらにし天むすを作ってみました。

アジの握り寿司とサバの天むす

アジの握り寿司とサバの天むす

アジの握り寿司とサバの天むす


GW中にあと1回くらい釣りに行きたいのですが、如何せん気象の状況が最悪で、特にこの風速では釣りになりません。



釣りが出来るレベルまで、風が収まってくれるのを祈っています。

最後に余談ですが、GWなど普段車を運転しない人が、車を運転する時期はここぞとばかりにネズミ捕りをやります。



注意喚起の意味合いもあると思いますが、ハッキリ言ってカモがネギを背負って走っているわけです。

横浜横須賀道路などは、普段から覆面PC(パトロールカー)が多い高速道路ですが、こういう時期は普段あまりやらない道でも覆面、移動式オービスなどあらゆる方法で取り締まることが多いです。

連休のなどの時は、日中や夜間は取り締まりにくい上に危険も伴うので、ほぼ確実に早朝の車が少ない時間帯に行います。

今は陽が昇るのも早くなり、日の出の時刻が午前4時台です。

午前5時くらいから午前7時、8時辺りまで意識した方が無難です。

ざっくりと覆面PCの特徴です。

・記事執筆時点での主要車両は210系のクラウン(アスリートの方が多く見受けられますが、ロイヤルサルーンも走っています)
・原則サンルーフなし
・屋根を見ると回転灯を収納するボックスの蓋があり、屋根の中央部に四角い切れ目がある
・車が常にピカピカ(若手の警察官が常に洗車しているようです)
・サンデードライバーが多い中、明らかに訓練を受けた人の車の乗り方で車速が一定、且つ車線の真ん中をフラ付くことなく走っている※
・リアのドアガラス、リアガラスに色の濃いフィルムが貼ってある
・一昔前と違い隊員はヘルメットを脱いでおり、必ず2名乗車
・ナンバープレートの地域名が地元
・希望ナンバーはなく分類番号は3から始まる連番(3ナンバー車の場合)
・メインの大きな数字、一連指定番号も希望の番号ではなく勝手に割り振られる連番
・当然のことながら、ローダウンやタイヤのインチアップなどのチューニングはしていない

※これは少し引いて良く見ると一目瞭然です。車の運転に於いて非常に模範的なキレイな走らせ方なんですが、訓練も受けていない、且つサンデードライバーばかりの中では極端に浮き、著しく不自然です。

上記は、原則的に神奈川エリアの高速道路、且つ主要幹線道の話です。

三崎方面に行く場合に通過する神奈川エリアの主要道路での話です。

スピード違反は罰則も重く、罰金もバカになりません。

良く軽微な違反で捕まる方などは、スピード違反で捕まると免許取り消しになる可能性大です。

あくまで釣りから派生してのお話しですので、普段の土日などに大型連休時のような取り締まり強化はあまりないと思いますが、横浜横須賀道路などでは休日の早朝には良くやっています。

スピードを出さないことが一番ですが、折角の楽しい釣りを無駄にすることなく、ご注意頂ければと思います。

数日単位で釣りに行っており、普段の釣行のように一週間程度間が空いての釣行ではなく、海の状況や魚の動きがリアルに分かっている時だからこそ、何とか釣りに行って来たいと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

2023年5月4日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年5月4日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

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風邪でダウンしておりましたが毎週の釣行を再開致します

こんにちは。

ウマシカ(馬鹿)は風邪を引かない…

インフルエンザのワクチンも、子供の頃に打って以来、いつ打ったか覚えていないくらい風邪など引くことがなかった私ですが、数年ぶりに風邪でダウンしました。



先天性の内臓疾患があり、開腹手術を2度行い、肝切除もし猫アレルギーなのに猫と住んでおり、トドメは喘息持ち…ややこしくかなり面倒臭いヤツなんですが、風邪だけは不思議とほとんど引いたことがありませんでしたが、歳の影響か今回ばかりは完全にダウンしました。

長いようで二週間などあっという間で、前回釣りに行った時は、日中もまだ寒くまさに冬という感じでしたが、今はすっかり早咲きの桜なども咲き始め、春の息吹を感じるようになりました。

今の時期の釣りと言えば、思うように魚が釣れず一年の中で一番魚が釣りにくい時期でもありますが、安定して釣果が得られる時期より、むしろ今のように魚は釣れないけれど、刻々と海の中も春に向かっている時に、足繁く釣り場に通い現地の海を観察することで、チャンスである釣り期を逃さないように事前準備をしなければいけない時です。

明日(2023/3/12)より、毎週1回の釣行を再開させて頂きますが、3月最初、約2週間ぶりの釣りということで、楽しみや期待よりも少々怖いくらいの不安な気持ちでおります。

と言いますのも、本当に今の時期は下手をすれば数日で海の状況が劇的に変わってしまう時期なんです。

一般的には海の中の状況は、地上よりも1ヶ月遅れで変わってくると言われますが、ここ数年はむしろ海の中の方が一足先を行っているような状況も見受けられ、過去のデータや経験則が全く当てにならない年もあります。

不安と期待が入り混じり、落ち着きなく時間を過ごしております。

有意義な情報かどうかは受け手の皆さまのご判断ですが、これからもリアルタイム且つありのままの情報発信を続けて参りますので、よろしくお願い致します。

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【三崎港・北条湾】カタクチイワシ・トウゴロウイワシの群れは離れてしまったのか…(2023年2月26日)

こんにちは。

リアルタイムな情報のご提供を謳っているにも関わらず、若干仕事もプライベートもバタバタしており、ブログの更新が大幅に遅れてしまいすみません。

この日の釣行の3日前が天皇誕生日で祝日だったため、間を空けず立て続けに釣り行き、3日前に70cmのクロアナゴをGETし、些か興奮冷めやらぬまま釣りに行きました。

地味に気温が低く、風は強めの予報だったため、久しぶりに寒い中での釣りを覚悟していました。

午前3時頃から釣りが始められるように自宅を出発しました。

今シーズンは、ある意味運が良かったのですが、気温が氷点下になるような日は風がない日が多く、あまり「極寒」という状況での釣りはなかったのですが、この日は全てが微妙…

気温も微妙に低い…

風も微妙に強い…

そして、予報通りになれば釣りをしている間は風が穏やかになることはない…

予定通りに北条湾に到着し、釣りの準備を開始します。



風がそれなりに吹いており、海面にさざ波が出来てしまっているので、海の中の様子がほとんど分かりません。

ここ5年くらいの傾向ですと、前年の秋から年を越し1月、2月辺りまでは何がしかの魚が北条湾周辺におり、なんだかんだそれなりに魚が釣れるのですが、いよいよ厳しい寒さから解放され春めいてきたな…と感じる3月、4月が1年の中で一番厳しく、本ブログのアーカイブなどをご覧頂いてもお分かり頂けますが、本当に何も釣れない釣りが続きます。

いよいよその3月に入る直前の釣行です。

カタクチイワシやトウゴロウイワシの群れが、北条湾周辺から離れてしまった後何を釣ろうか…

そんな事も考えながら、この日は釣りに臨みました。

前回釣れたクロアナゴ(70cm)。

大手を振って喜べる魚でもないのですが、何も釣れないよりはマシです。

そして、このクロアナゴは白子を持っており※、恐らく産卵のために北条湾周辺の海域にやって来たと思っています。

※クロアナゴの産卵期や生態などの詳細は、前回の釣行記事をご覧下さい。

産卵が目的でクロアナゴが北条湾周辺にやって来たのであれば、オス、メス合わせてそれなりの数のクロアナゴが集結していてもおかしくありません。

アナゴ類やコチ類は、生態も似ており好む生息環境も似ています。

一昔前は、アナゴ類、コチ類は北条湾では釣れない…と言われていましたが、ここ数年は釣果実績もあり釣れる数こそ少ないですが、全く釣れない魚ではなくなってきました。

また、青物などのようにイワシ類などの生きた小魚を主食にしておらず、仮にサビキ釣りで小魚が釣れなくなっても、アナゴ、コチが北条湾周辺に居さえすれば死にエサや虫餌でも狙える魚です。

ただ、厄介なのが北条湾周辺で死にエサを使うと、ダイナンウミヘビやアカエイの恰好の餌食になります。





この面倒臭い魚が釣れてしまうのが嫌で、あまり率先して死にエサを使って釣りをしないのですが、選択肢がないのであれば仕方がありません。

時期的にはいつサビキ釣りで何も魚が釣れなくなってもおかしくありません。

これらを踏まえて、この日は釣りをしました。

釣りを開始して15分ほど、立て続けにカタクチイワシがヒットします。



この日は海の雰囲気的に、カタクチイワシもトウゴロウイワシも死ぬほどいて、バンバン釣れるという状況ではなく、むしろたまたま釣れた…感が伝わってくる釣れ方です。

この日は泳がせ釣りの仕掛けを付けた竿を3本出し、何とかカタクチイワシを3匹釣り全ての竿に活餌として付けました。



ここから寒さとの闘いが始まります。

地味に気温が低く、地味に風が強い…

どんどん身体の熱が奪われ、身体の芯から冷えていきます。

あまりの体感温度の低さに、さすがに家内は車の中に避難させました。

風が強くアタリが分かりにくいのも事実ですが、無数に小魚がいて活性高く食ってくる…全くこんな状況ではなく、1匹も魚がいない釣り堀で釣りをしているような感じでした。



ついて出る言葉も弱音しか出なくなっていきます。

そんな中、ハッキリとしたアタリがあり、申し訳程度にウミタナゴがヒットします。



波が立っていて、海の中の様子が分からないとはいえ、魚がいないことがヒシヒシと伝わってきます。



潮回り(潮汐)は小潮で、そもそもあまり潮が動かないのですが、それでも一番潮が動く時間帯の午前4時~午前5までの1時間限定で、家内にキビナゴ(死にエサ)をエサにアナゴ、マゴチ狙いで探ってもらいました。

結論から言いますと、反応は全くなくエサのキビナゴが底を突いたので、その時点で死にエサでの釣りは終了しました。

再び家内は車内に避難してもらい、海の様子を伺いますが、あまりの体感温度の低さに心が折れ掛かり、帰ろうか悩みましたが、せっかくここまで我慢したのだからどうしてサビキ釣りで何も釣れないのか、その答えを見つけて帰ろう…そのくらいの収穫は欲しい…



あと30分ほどで完全に明るくなります。



前回の釣行時は、フィッシュイーターの影響で小魚が釣れなかっただけで、カタクチイワシやトウゴロウイワシの群れが海面に作る波紋が至る所に出来ていました。※

※この時のフィッシュイーターは、魚種の特定までは出来ませんでしたが、イカの類ではなく魚のフィッシュイーターがおり、数は少なく活性はあまり高くありませんでした。

しかし、海から伝わってくる感触は…魚がいない気がする…

こう思いながら、いよいよ日の出を迎えます。

海の中の様子が分かる程度まで明るくなり、北条湾側の岸壁、製氷所の前、くまなく歩いて見て回りましたが、嫌な予感は的中…

カタクチイワシやトウゴロウイワシと思われる群れは確認出来ませんでした。

その代わりと言っては何ですが、サビキ釣りでも釣れないレベルの、数センチの小さな小魚の群れがたくさんいました。



これじゃね…

何時間サビキ釣りをしたって釣れないわな…

釣れなかった理由がハッキリと分かったことは良かったのですが、同時にサバっ子が釣れ出すGW辺りまで何を釣ろう…

どういった釣りをするか…

こんなことを考えながら、釣りの片付けをしていました。

片付けも終わり、家内と車に乗り込もうとしたその時です。

城ヶ島方面から黒い鳥の大群が飛んで来ました。



どこに行くんだろうな…と、家内と話しをしていると、見る見るこちらに近寄って来ます。

えっ!?

ここ??

北条湾に来んの??



小学生の頃、城ケ島や三崎港に釣りに行く時は、当然車は運転出来ませんので電車、バス、徒歩で釣りに来ていました。

その時に何となく発見したのが、「ウミウ展望台」。



城ヶ島に海鵜の生息地があることは知っていましたが、昔は陽が昇ると相模湾方面か太平洋方面(千葉)に群れで飛んで行くことが多く、現在は稀にTwitterなどに海鳥達の動画を投稿していますが、海鵜が城ケ島を超えて本土側(北条湾・三崎港)に飛んで来るようになったのは、ここ数年の話なんです。

こちらの動画でも海鵜が北条湾内にいるのがお分かり頂けると思いますが、この後花暮岸壁に私達が移動している間に、城ケ島大橋から通り矢周辺の海域に海鵜達が移動し、しきりに海に潜っていたので何らかの小魚を獲っていたものと思われます。



この海鵜の大群を見るまでは、カタクチイワシやトウゴロウイワシは北条湾周辺から離れたのではないか…と思っていました。

カラスやハト、近隣の山に住み付いていると思われますが、北条湾ですとアオサギなども良く見掛けます。

こういった、一般的な鳥ではなく所謂「海鳥」、海鵜やカモメなどの行動は魚がいる場所を特定する一つの指標になります。

この日の海鵜の大群が最初に降り立ったのは北条湾内でしたが、そこでは海に潜らず通り矢周辺の海域に移動しそこで海に潜り始めました。

城ヶ島大橋より西側の海域に何らかの小魚の群れがいたものと思われます。

そして、その小魚も先ほどの動画のサビキ釣りで釣れないレベルの小魚ではなく、最低でも20cmほどのサイズの小魚の群れかと思います。

先ほどのサビキでも釣れないレベルのサイズの小魚ですと、海鵜の体格からしますと獲って食べるにしてはあまりに非効率で、海鵜は獲物としては見ていないと思います。

全体的な数は減りつつあり、たまたまこの日は私が釣りをした場所にカタクチイワシやトウゴロウイワシの群れが寄って来なかっただけで、完全にカタクチイワシやトウゴロウイワシの群れが北条湾周辺から離れたわけではないのではないか…と思いました。

状況が次第に厳しくなってきているのは間違いありませんが、フィッシュイーター達が狙う小魚の群れが完全にいなくなったわけではなく、釣りをする場所次第になってきていると思われます。

ただ、現時点では三崎港周辺にイカの類、北条湾周辺は恐らく魚のフィッシュイーターですが、数は少なくイカは別として魚のフィッシュイーターは泳がせ釣りなどで狙うにしても、釣果に結び付けるのはかなり厳しいと感じています。※

※魚のフィッシュイーターに関しましては、数は恐らく数匹、そして姿を現わしたり現わさなかったり、時間帯もマチマチで規則性がなく掴みどころがない感じです。

そして、この日の釣果ですが…本当に写真を掲載するのが恥ずかしいですが、こんな感じです。w

2023年2月26日 北条湾釣行 釣果


最終的には、活餌(カタクチイワシ)は3本の竿で2回付け替え、持ち帰ったカタクチイワシが2匹、トータルでカタクチイワシは約3時間釣りをして8匹しか釣れませんでした。

当たり前ですが、人間用の魚料理はなく、全て兄妹猫の朝食となったわけですが、量的にも厳しくアンチ根魚の兄妹猫にまさに根魚の割合の方が多い…

体感温度も今シーズンで一番寒く、釣果もかなり寒く、挙句の果て猫にまで釣って来た魚を拒否されたら…

何とか根魚の風味を消し、青魚の風味を引き出せないか…

かなり強引ですが、猫缶風にとろみを付けたらどうか…



ツイートにもありますように、カタクチイワシの頭(カシラ)二つで出んのか?出汁??状態です。

それなりに煮詰め、何となく青魚っぽい匂いがするかな…程度でしたが、そこは猫の嗅覚を信じとろみを付けてあげました。

最悪の反応も想像しながら恐る恐るあげてみましたが、これまた意外と好評!



兄猫はサッサと食べ終わり妹猫が残すのを待ちますが、ナント!妹猫はお皿に張り付いた身を爪で剥がしてまで食べていました。

そこまで食べ尽されれば当然何も残っていません。

兄猫はガッカリしていました。w

冷静に考えれば、焼くより煮た方が風味は増しますからね。

次回以降も自家製猫缶にチャレンジしてみようと思います。

まさに、この釣行の次回の釣行予定日(2023/3/5)にこの記事を書いているのですが、仕事やプライベートが忙しかったこともありブログの更新が遅れてしまいすみません。

そして、どうやらこの日の釣行で風邪を引いてしまったらしく、この釣行後の1週間はずっと微熱続きで仕事をしており、幾分回復したものの、釣りに行って身体を冷やすと余計に悪化しそうなことから、2023/3/5の釣行はお休みさせて頂きます。



夏場のサビキ釣りや、ここ数年の晩秋からの青物ラッシュなど、安定して釣果が出ている時は良いのですが、本来今の時期のように魚を釣ることが難しく、釣果に結び付けにくい時こそ、小まめに現地の様子を確認し、いろいろ対処法を考えた方が良いのですが、体調が思わしくない時に無理をして釣りに行っても、全てが中途半端になる可能性が高いので、まずは風邪を治す事に専念致します。

次回の釣行まで2週間空いてしまうので、劇的に海の状況が変わってしまっているかもしれませんが、次回は2023/3/12の釣行を予定しております。

潮回りは中潮で、潮の動きも良い感じです。

風邪を治し、3月最初の釣行になりますので、気合いを入れて頑張りたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2023年2月26日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年2月26日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】強風のため釣りは断念致しました(2023年2月19日)

こんにちは。

現在、日付が変わり2023年2月19日(日)の午前1時頃です。

週間天気予報でも、この日は春一番に注意!などとも言われており、強風が予想されました。

前日の状況はこんな感じでした。



かなり気温は高くなる予報だったので、久しぶりに寒さから解放される釣行を期待しましたが、時間が経つにつれどんどん風速の予報が強くなりました。

釣行直前の状況がこんな感じです。



午前3時頃から朝マヅメ、日の出辺りまで釣りをすると仮定しても、この日の場合は風が収まる傾向もなく、むしろ日の出辺りなどは強風のピークになる可能性が高いです。

北条湾に於いては風速が8mを超えると釣りになりません。

今現在の私の釣りのスタイルは二段階の釣りの仕方をしています。

まず、サビキ釣りで青魚などの小魚を狙い、その中で使える活餌が釣れれば泳がせ釣りをする…

泳がせ釣りはともかく、強風ですとサビキ釣りは竿受けに竿も置けず、ある程度の長さの竿を使用しますので、その長さが長ければ長いほど風に煽られます。

おまけに、サビキ仕掛けには釣り針もたくさん付いています。

土砂降りの雨で無風なら迷うことなく釣りをしますが、仮に快晴であっても強風であれば釣りは断念します。

概ねどの釣りでもそうですが、雨よりも風の方が危険度は増します。

ご釣行される方、既に釣りをされている方もいらっしゃるかもしれませんが、くれぐれもご注意頂き無理はなさらない方が宜しいかと思います。

前回の釣行で、一筋の光が差したような状況もあったので、非情に悔しいですが、この悔しさの熱は次回に持ち越そうと思います。



釣行される方、既に釣りをされている方は事故のないよう、どうかくれぐれもご安全に。

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【三崎港・北条湾】2022年釣り納め&この1年を振り返って(2022年12月30日)

こんにちは。

前回の釣行時に、サビキ釣り泳がせ釣りも終了したことは分かっていたので、敢えてこの日に釣りに行く必要もなかったのですが、釣り納めという形で釣りに行って来ました。

形式的且つ調査的な意味合いが強かったので釣りをするのは2時間以内、日の出まで北条湾内の様子を見て帰ろうと思っていました。

午前5時半前に北条湾に到着します。

道中、横浜横須賀道路、三浦縦貫道、R134など正月休みに入っているであろう、休日の午前4時台にも関わらず、軽く渋滞するレベルで多くの車が走っています。

なに?

なんでこんなに混んでんの?

あっ!!

そうです…年末恒例の三崎のマグロ祭り。

マグロ祭り


完全に失念していました。

まさかの渋滞にハマりながら予定より20分ほど遅れて北条湾へ到着しました。

海の様子を伺いながら、早速釣りの準備に取り掛かります。



この日の状況はこんな感じでした。

足下にカタクチイワシと思われる群れが泳いでいましたが、コマセには一切反応せず北条湾到着時点では魚全体の活性は低かったです。

恐らく今日は兄妹猫のご飯分を釣るのがやっと…

そんな状況の時に、車から釣り道具を降ろし始めた途端にこの方が登場。



寒空の中、ジッと待っていましたが、魚をあげたくても肝心の魚が釣れません。

釣りを開始して1時間ほど、アタリもなく魚の気配も全く感じませんでした。

北条湾に到着した時に、一応魚の群れを目視で確認しているので、全く魚がいないわけではありませんが、一向にアタリはありません。

日の出の時刻の10分ほど前になり、ようやく魚に動きが出始めカタクチイワシがヒットします。



これを皮切りに、地味にアタリが出始めトウゴロウイワシもヒット。



そしてベビーメバル



良く岸壁の縁などにいるチャガラ



動きが可愛く観賞用に飼いたいくらいですが、実は毒を持っているキタマクラ



こんな愛嬌たっぷりな容姿でも、名前のキタマクラ

死んだ人の頭を北に向けて寝かすことを北枕と言いますが、この魚のキタマクラは北枕からきており、人が死ぬレベルの猛毒を持っている…という意味です。

この時点で、イマイチ兄妹猫のご飯分が微妙な感じの釣果だったので、少し粘ったのですが釣れる気配もなく、空には厚い雲が広がり、日差しがない上に風がそれなりにあったので非常に寒く感じ、マグロ祭りの帰りの渋滞にハマるのも嫌なので今年の釣り納めはこのタイミングで納竿としました。

単なるボウズ逃れで、とても釣果と呼べるようなものではありませんが、一応この日釣れた魚です。



まな板に並んでいるものが、上からトウゴロウイワシカタクチイワシチャガラです。

どうにか兄妹猫の1回分の食事は作ることが出来ました。



寒い中釣りをして来て、せめてもの救いは、兄妹猫がキレイに釣った魚を食べ切ってくれたことくらいですかね…w



釣れないことが分かっていて行く釣りは足取りも重く、テンションも当たり前ですが上がりません。

実は個人的にはもうかれこれ10年ぶりくらいなんです、暮れから正月に掛けてシャカリキになって釣りに行かなくて良い状況が。

去年はカマス、一昨年は成魚サイズのマイワシ…気が付けば10回近く釣り三昧の年越しをしていました。

特に今シーズンは、去年の12月辺りから今年の3月の上旬までカマスが地味に釣れ続け、4月の中旬にはサバっ子が釣れ出し、主要な魚が何も釣れない期間は1ヶ月程しかなく、とにかく駆け足で1年が過ぎていった感じでした。

ここまで釣り三昧の年越しが続くと、釣りをしなくて良い状況に心のどこかに穴が開いたような感覚もありますが、今回の年越しは家でゆっくり過ごそうと思っています。

イワシ類は別として、今シーズンの釣行を振り返ってみますと、今年も中々面白かったな…と手前味噌で恐縮ですが、そう実感しています。

2022/9/11の釣行でコノシロ。



アジ・イワシに混じり30cmオーバーのコノシロ爆釣れ!(2022年9月11日)

2022/10/12の釣行でカマス。



早くもカマスの群れ現る?(2022年10月12日)

カマスの釣果を確認した4日後にカンパチ。

※ツイート内でワラサとツイートしておりますが、正しくはカンパチです。



大満足の1匹・70cmのカンパチをGET!(2022年10月16日)

2022/10/23の釣行時にムツ。

GWから梅雨アタリまで、北条湾では毎年10cm~15cmほどのムツっ子(ムツの稚魚)はサビキ釣りで釣れますが、このサイズのムツを北条湾で釣ったのは初めてでした。



かつてない30cmオーバーのムツをGET!(2022年10月23日)

2022/11/3の釣行時に寒ボラ(ボラ)。

ボラは越冬するために10月辺りから爆食いをするようになります。

北条湾で釣れるボラは河口や東京湾にいるボラと違い、外海の沖合からやってくる個体(群れ)が多く、特に秋口のボラは爆食いをするために浅瀬にやってきます。

ボラは雑食性のため、生息環境如何によっては身に臭みがある個体もいますが、基本的には身に臭みはなく所謂「寒ボラ」は脂ののりが半端なくどんな魚料理で食べても非常に美味です。

有名なカラスミはボラの卵を加工した食品で、珍味のボラのヘソも1匹のボラから1つしか取れないので、まず一般に流通することはなく釣り師が故食べることが出来ると言っても過言ではありません。



焼きも刺身も激ウマ!長潮の北条湾で脂ののった寒ボラをGET!(2022年11月3日)

今思えば、10月から11月が今シーズンのピークでした。

潮の動きも大きく、潮が良く動くタイミングで釣りに行くことが出来、魚の動きも活発でいろんな魚種が北条湾内に集まっていました。

寒ボラを釣った3日後にイナダです。



カンパチ・寒ボラに続き45cmのイナダをGET!(2022年11月6日)

コノシロもそうなんですが、城ケ島と本土の間の船道辺りまではやって来ても、今までは北条湾の中には入って来なかった魚の一つが2022/11/13と2022/11/27に釣れたヒラスズキです。

私は毎週北条湾に入り浸るようになって十数年経ちます。

それ以前の北条湾は魚が釣れないイメージで、小学生の頃から北条湾には釣りに来ていましたが、夏にサビキ釣りに来るくらいでそれ以外の時期に北条湾へはまず釣りをしに行きませんでした。

当時から大きな魚…という括りで北条湾内でボラとシーバス(マルスズキ)は良く見掛けており、北条湾の深部に川があるからかな…?くらいにしか思っていませんでした。

挙句、川(河口)⇒ボラ・スズキ⇒川の水が汚い⇒魚(身)が臭い…正直申し上げてこんな印象でした。

十数年前に、何となく夏場に北条湾へサビキ釣りに来て、サイズがそれなりのマイワシがたくさん釣れました。

この時の成魚に近いサイズのマイワシも、それまでは釣れることはほとんどありませんでした。

釣りに行けばマイワシが釣れるので、ほぼ毎週釣りに行き、気が付くと寒い時期に突入しており、ん??なんでこんな寒い時期になってもマイワシは外海に行かないの??

そして、その時は年を越して翌年の2月の上旬までマイワシが釣れ続けました。

これが切っ掛けで現在に至っています。

ヒラスズキという魚が存在することは知っていましたが、そもそも外海にいる魚、且つ中々釣れない魚…という印象を持っており、まさか北条湾内へ入って来るとは夢にも思わず、パッと見でツイートしてしまいフッコとセイゴとツイートしてしまっています。

北条湾に入り浸ってから十数年…

毎年必ずそれまででは釣れなかった魚が最低1魚種は釣れており、こういったことも私が北条湾から離れられない要因の一つです。

これは十数年経っても変わらず、今でも北条湾内の状況を把握し、こんな魚が入って来るかな…?と想像しているだけで楽しくなります。

専門家ではない素人の私レベルでも、刻々と北条湾という場所の変化が実感出来、次はどんな魚がいつ釣れるのかな…?という一抹の期待が北条湾という場所に足を運ばせています。

間違えてツイートしており、Twitterでご指摘を頂き、改めて動画を見返すとヒラスズキはシーバス(マルスズキ)より目と頭が大きく体高が高いでんです。



前週のイナダに続きヒラスズキをGET!(2022年11月13日)

そして、今シーズンはこれが最後のまともな釣果となりました。

2022/11/27の再びヒラスズキです。



祝・打率(釣果)五割達成!11月最後の釣行でヒラスズキをGET!(2022年11月27日)

今年も1年間、ブログTwitterをご覧頂きありがとうございました。

皆様にご覧頂けていることが、寒くても暑くても釣れなくても、釣りに行く活力の源になっております。

来年も少しでもお役に立てるよう、リアルタイムな情報発信を心掛けて参ります。

釣りとは直接関係ありませんが、ブログのタイトルでもあり、来年の干支でもあるウサギですが、我が家にはウサギの親子がおりママウサギも息子のウサギも高齢なことや、当たり前ですが草食動物なので釣りの記事やTwitterにはほとんど登場しませんが、ママウサギは御年10歳、来年11歳になります。



ウサギの寿命は当に超えており、左足の付け根に腫瘍が出来てしまい、高齢故に切除手術が困難で、左足はほとんど機能しておりませんが、毎日3本の足で必死に生きようとする姿には学ばされることが多いです。

動物は絶命する最後の最後まで生きることを諦めず、必死に生きようとします。

これはもちろん魚も同じことで、命を頂いていることへの感謝を忘れず、来年も釣りをしていきたいと思っています。

皆様の健康とご多幸、そして何より大漁を祈っております。

年明けは二週目より釣りに行く予定でおります。

また、ご報告させて頂きます。

2022年12月30日午前8時前の北条湾岸壁周辺の様子
2022年12月30日午前8時前の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】サビキ&泳がせ釣りは終了だと思っていましたが…(2022年12月25日)

こんにちは。。

この日は、当初の予定では釣行日前日の夜に所用があったため、釣りに行くつもりはなかったのですが、ヒマさえあれば釣りのことを考えている釣りバカ(私)が、あることを見付けてしまい、居ても立ってもいられない状況になり、強引にスケジュールを調整し、これまた強引に釣りに行って来ました。

釣りバカが見付けたあることとは、北条湾周辺海域の海水温の変化です。



前回の釣行が2022/12/18です。

この時の北条湾内の海水温は16度でした。

現在の北条湾では、サビキ釣りでは思うような釣果が得られず、トウゴロウイワシ活餌泳がせ釣りをメインにやっています。

青物の若魚(ワカシ・イナダ等)こそ北条湾に姿を見せなくなってしまいましたが、恐らく青物の若魚とは違う、かなりサイズの大きなフィッシュイーターが地味にマヅメ時から日の出の辺りまで姿を現しています。

そして、姿を現すフィッシュイーターは単独で行動しているものと思われ、恐らく1匹なのですが、毎回その気配を感じながら狙って釣りはしているものの、未だ釣果には結び付けられていません。

トウゴロウイワシは汽水域や比較的低い海水の温度にも耐えられますが、フィッシュイーターの類の魚(青物やスズキ系)は概ねミニマムで15度くらいが下限の温度です。

前回の釣行時は海水温が16度であったため、一週間で海水温が1度下がったとしても15度。

これであれば、年末の釣り納めの頃でもギリギリなんとかなるかな…と思っていましたが、ツイート内のグラフにあります海水温の推移を見てみますと、前回の釣行後から右肩下がりでグングン海水温が下がっています。

ちなみに、この観測地点は神奈川県の水産技術センター三崎瀬戸という場所で、城ケ島に向かって城ケ島大橋よりやや東京湾寄りの、城ケ島と本土の間の船道のエリアで計っている値です。

海水の温度というのは、暖流や寒流といった大きな海流の影響を一番受けており、地上の気温の変化にはあまり左右されません。

しかし、これが北条湾はいろんな意味で特別な場所(海域)で、今回の海水温で言いますと、これまた北条湾の深部に川が流れ込んでいるため、川から流れ込む真水の影響を受けそれにつられて海水の温度が一気に下がることがあります。

川と海では、日本にある広大な河川であっても、海の水の量には到底叶いませんし比較になりません。

川の規模が小さければ、小さいほど気温の影響を受け、川の水は冷やされてしまいます。

その冷やされた川の水が、あの狭く海水が滞留し易い、つまり流れのない場所に流れ込めば北条湾内の海水は一気に冷えてしまいます。

先ほどのツイート内のグラフは、改めて申し上げますが、北条湾内の水温の推移ではありません。

潮の流れが比較的早い船道の海水の温度であり、北条湾内の海水温は確実にもっと低いはずです。

北条湾内の海水温がどのくらい下がっているのかは分かりませんでしたが、間違いなく前回の釣行時より下がっていると思われ、海水の温度の下がり具合では、下手をすればトウゴロウイワシすら北条湾内から出てしまっているかもしれません。

私にとってはかなりの緊急事態で仕事などしている場合ではなく、今すぐ北条湾に出向いて現地を確認したい…

今後もサビキ泳がせもいけるよ!というネタを探したいわけでもなく、今シーズンは終了だから久しぶりに正月をゆっくり過ごせば…という釣れないお墨付きをもらいたいわけでもなく、とにかく現状がどうなっているのか確認したくてたまりませんでした。

釣行前日の所用が酒席だったことや、釣行そのものが調査的な意味合いが強かったので、この日は午前5時過ぎに北条湾に到着しました。

普段は釣りの準備を一通り終えてから、海水温を計ったりするのですが、この日は釣り道具を車から降ろす前に、まず海水温をチェックしました。



海水温はかなり微妙なラインで、13.5度から14度。

海水温を計った瞬間に…

この温度じゃフィッシュイーターはたぶん入って来ないね…(北条湾に)

下手すりゃトウゴロウイワシもいないかもな…

と、家内に話しました。

北条湾到着時は、風もなく海面はベタ凪ですが、前週まで無数に出来ていたトウゴロウイワシが作る海面の波紋が一つもありません。

フィッシュイーターのみならず、魚の気配を全く感じない状況で釣りを開始します。



釣り人もほとんどおらず、十年一昔前に居付きのイワシ※が北条湾に登場した頃、極寒の北条湾で家内と二人だけでマイワシをバンバン釣っていた時を彷彿とさせ、なんだか懐かしさを感じるくらいに人の気配もなく、日の出の時刻で帰ろうと決め約1時間半だけ真剣にサビキ釣りをして様子を見て帰ろうと思っていました。

※通年を通して北条湾内に居たイワシ類。



サビキ釣り自体は真面目にやっていましたが、ネンブツダイすら釣れません。

この時点で人間用の魚料理のことなど考えておらず、せめて我が家の兄妹猫のご飯に出来る魚が釣れないか…と、小まめにアミコマセを付けサビキ釣りに没頭しますが、一向にアタリはありません。

ハァ…(*´Д`)

なんだ、なんだ…

今日は猫のエサも釣れないのか…

参ったね…

今日こそボウズかな…

と思っていると…

釣りを開始して30分ほど経過した時、突如トウゴロウイワシが釣れ始めます。



トウゴロウイワシが釣れ始めると、食いは浅いものの俄かにアタリが出始め、トウゴロウイワシ以外の魚も足下に寄ってきました。



中々針掛かりせず、何の魚が寄っているのか気になりましたが、アタり方からかなり魚のサイズは小さく何かの稚魚レベルの魚だと思います。

どんな魚種にせよ、稚魚がいる…トウゴロウイワシもいる…ということは、海水温のグラフに翻弄されただけ?

もしかして、あまり海の中の状況は変わってない??

少々困惑するくらいの感じで、心のどこかでフィッシュイーターもいない…

トウゴロウイワシもいない…

ハイ!

今シーズンの泳がせは終了!

を、確認しに来ていた節がありましたが、地味にケツに火が付き始め火が燻り始めます。

こうなってきますと、やはり針掛かりしない稚魚サイズであっても何の魚なのか確認したくなります。

頻度高くアミコマセを付け、何の魚がアタっているのかを知るために、シャカリキになってサビキ釣りに没頭していると…

とても稚魚とは思えない、竿先が一気に海中に潜る強烈なアタリがきます。



25cmの完全に成魚クラスのウルメイワシがヒットします。

これには家内と二人でビックリ!

釣りを開始したタイミングでは、単に魚全体の活性が低かっただけで、然程海水温の低下の影響はない…と判断しました。

釣りをしていた時間も短く、調査的な短時間釣行だったので、数こそ釣れませんでしたが、トウゴロウイワシは前週とほぼほぼ変わらない数の群れが未だ北条湾内に居ると思われ、ウルメイワシに関しては、数は少ないですが完全に成魚サイズの群れが地味に明け方北条湾内に入って来ているものと思われます。

また、ウルメイワシに関しましては、私は専門家ではないのであまりいい加減なことも言いたくないのですが、私一個人の見解として捉えて頂ければと思いますが、以下の写真は成長し切っていない卵ではないかと思います。

ウルメイワシの卵?


こちらは拡大したものです。

ウルメイワシの卵?


十年一昔前は、子持ちのイワシ類が岸から釣れることはあまりなく、基本的には外海の暖かい海域でイワシ類は産卵すると言われていました。

5年~6年ほど前から産卵期に子持ちのイワシ類が北条湾で釣れるようになり、これと並行して湘南でシラス漁の不漁がニュースで仕切りに流れるようになりました。

これは完全に海水温の上昇の影響だと思われますが、イワシ類の産卵場所が明らかに変わってきていると思います。

が…

そもそもイワシ類の産卵期は晩春から初秋に掛けて、つまり夏がメインの時期になります。

イワシ類は生後2年目の個体から産卵するようになります。

初春…頑張って、盛って言って4月をイメージしても、まだ3ヶ月以上先です。

今まで定説的に言われてきたことが、全く当てはまらず通年を通して同じ場所で、青魚青物などを見続けていますと、物凄い速さで魚達の行動様式が刻々と変化しているのを肌で感じます。

ここがミソで、定説的に言われていることを、今の北条湾に当てはめますと、もうフィッシュイーターは入って来ない…ハイ!終了!と決め打ちしてしまっても良いのですが、魚達が毎年毎年違う動きをし、今後の予想が非常に困難になっており、この困難という状況の中に期待も含まれているため、実際に釣りに行きこの目で確かめないと何とも言えない…という状況です。

とにもかくにも海水温…

これに尽きると思います。

これで全てが決まります。

フィッシュイーターで言えば、自らが好まない海水温になるか、エサとなるトウゴロウイワシを始め、小魚達が北条湾から出て行ってしまうか…

これがターニングポイントだと思っています。

ショボイこの日の釣果はこんな感じです。

2022年12月25日 北条湾釣行 釣果


ご説明は不要かと思いますが、こちらはこの日釣れた魚種です。

2022年12月25日 北条湾釣行 釣れた魚種


大きな方がウルメイワシ、小さな方はトウゴロウイワシです。

こちらはベビーなので海へお帰り頂いた魚達ですが、足下にゴンズイ同士でピッタリとくっ付き密集して泳ぐゴンズイ玉は可愛かったです。



このまま大きくならなければ、水槽で飼っていつまでも見ていたい感じでした。

こちらはベビーメバルです。



釣れた全てのメバルは海へお帰り頂きましたが、一時ベビーメバルは入れ食いになりました。

コマセに寄っていたようで、かなりの数の群れが足下にいました。

メバルは数匹で群れを作る根魚なんですが、ベビーが故かなりの数で群れていました。

ウルメイワシは本当に丸々と太っており、たった1匹ですが押し寿司にしようか悩みましたが、一応クリスマスということと、青魚大好きな妹猫に、ここのところ青魚を食べさせてあげられていないので、クリスマスプレゼントということで兄妹猫に譲りました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシとトウゴロウイワシのほぐし身


ウルメイワシはパンパンに脂を溜め込んでいたので美味かったと思います。

兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシとトウゴロウイワシのほぐし身


兄猫はご飯の際に私達の足下にまとわり付き、お皿を置くと勝手に食べ始めるのですが、なぜか妹猫は遠巻きに待機し抱っこして連れて来ないと食べないんです。

その妹猫を連れに行っている隙に、兄猫は妹猫の方がウルメイワシの身が多いことを察していたのか、シレッと妹猫のお皿から食べ始めます。



久しぶりに妹猫も満足してくれたのか、離席する際に伸びをしながら去って行きました。

兄猫は相変わらず落ち着きがなく、あっちを食べたりこっちを食べたりしながら、最後はキレイに食べ尽してくれました。

暮れの正月休みに入りましたら、今年最後の釣り納めの釣りに出掛けようと思っています。

この記事を書いている時点で、暮れの仕事のスケジュールが確定していないので、日時は決めておりませんが年内にあと1回は釣りに行きますので、宜しければTwitter共々ブログもご覧頂ければと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2022年12月25日午前7時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年12月25日午前7時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  カタクチイワシ  トウゴロウイワシ  泳がせ  ネンブツダイ  ウミタナゴ  

【三崎港・北条湾】前回に続きあと一歩…悔しい釣行となりました(2022年12月18日)

※記事末尾に【追記:北条湾に於いてフィッシュイーター(大型魚)が湾内に入って来ているか見極めるポイント】を追記しました。宜しければご一読下さい。

こんにちは。

前回に続き、タイトル通りあと一歩…

活餌を現地調達での泳がせ釣りはタイミングと運…これに尽きるな…ということを痛感させられました。

活餌を現地調達するメリットとしては、その釣り場にやってくるフィッシュイーターが、実際に捕食している魚をエサにすることにあります。

このエサをフィッシュイーターが釣り場に現れる前に、十分に確保出来ていれば、実際にフィッシュイーターが捕食しているエサですので、ヒットする確率は各段に上がります。

カマスなども含め、回遊性のフィッシュイーターは概ね沖合の外海と岸近くを行ったり来たりし、その途中に各餌場を持っています。

三崎港北条湾を含め、城ケ島周辺の海域にたくさんのフィッシュイーターがいますが、各々の群れや単独で行動するフィッシュイーターが全て同じ場所を餌場としているわけではなく、北条湾に入って来るものと入ってこないものもいます。

どの魚にも適温とされる海水の温度があり、この海水の温度変化と共に少しずつ餌場を変えながら行動しています。

岸近くは海水の温度変化が激しく、冬場は当然海水の温度が下がり易いので、回遊性の魚達は自分達が適温とされる海域へ移動し、冬場は比較的根魚でない限り、大型の魚は外海に出て行ってしまいます。

しかし、昨今は地球温暖化の影響で、全体的な海水温の上昇、また今年で5年目に突入しますが、和歌山沖で黒潮が蛇行する、黒潮の大蛇行の影響などから、比較的長期に渡り青物などのフィッシュイーターが岸近くに寄っているため今の時期でも泳がせ釣りを楽しむことが出来ています。

とはいえ、そろそろ青物の適温とされる海水温の下限を下回るようになり、少なくとも青物の若魚は北条湾内に入って来なくなったと思われます。

青物の若魚が北条湾内で確認出来なくなり、この日を含め2週間以上経ちますが、地味にかなり大きなサイズのフィッシュイーターがマヅメ時以降に出没しているので、そのフィッシュイーターを狙って釣りに行っていますが、ターゲットのフィッシュイーターは恐らく単独行動をしていると思われ、この日も北条湾内にトウゴロウイワシを求めて現れましたが1匹だけだと思います。

これは北条湾という狭い湾だからと言えるのですが、例えフィッシュイーターが1匹であったとしても、天敵が現れれば狭い北条湾内は戦々恐々とし大騒ぎです。

今現在、北条湾内にいる、フィッシュイーターに狙われる小魚達はトウゴロウイワシカタクチイワシです。

仮にこの二魚種の活性が高くなり易い状況にあったとして、1匹でもフィッシュイーターがいれば食事どころではなく、まずは自らが食べられないように逃げなければなりません。

ここ数週間は、フィッシュイーターが北条湾内に現れるのが概ね午前5時半~6時半の間です。

それまでに活餌にするトウゴロウイワシを釣らなければならないのですが、潮回り(潮汐)、潮の動き(干潮満潮)、海水の温度等々の海の状況、気象の状況(天候や風速)、そして何よりトウゴロウイワシ達が戦々恐々してしまう天敵がいない…これらの条件が全てパーフェクトに揃うことはまずなく、活餌を現地調達での泳がせ釣りの難しさを痛感しています。

ターゲットのフィッシュイーターが北条湾内に入ってくれば、間違いなくチャンスなんですが、肝心の活餌がない…

もう要らん…

というくらいトウゴロウイワシが釣れる時は、ターゲットがいない…

そして、何より今シーズンの露骨な傾向なんですが、フィッシュイーターの活性が上がる時間が恐ろしく短い…

ものの10分、15分、酷いと5分ほどしか本気のアタックをせず、日の出以降に北条湾から出て行く…を繰り返しています。

狙う獲物は1匹…

食ってくる確率が高い時間は明け方の10分~15分…

今シーズンは70cmオーバーのカンパチに始まり、イナダヒラスズキをGETしていますが、何れも自己採点で100点を付けられるような状況には持っていけず、運が良かった…という感じです。

この日に至っては、潮回りが若潮ならまだしも長潮です。

正直申し上げて、この日は釣りに行くだけ無駄…と、釣りに行く前から思っていました。

しかし、釣りに行かなければ釣れるものも釣れません。

ダメ元で釣りに行きましたが、予想通り惨敗です。

車の運転と同じですが、同じ状況というのは二度となく、これが自然相手の釣りの醍醐味とも言えますが、前回と今回のように目と鼻の先にターゲットがいるのに、エサが確保出来ずターゲットを見てるだけ…

悔しい上に、本格的に冬の寒さが到来していることもあり、釣りをしていてもかなり心が折れそうになります。

そこにきて、地味に海水温も下がり始め、次釣りに来た時にはトウゴロウイワシもフィッシュイーターもいないのではないか…という焦りが入り混じり、何とも言えない心境で釣りをしていました。

そんな大惨敗の釣行ですが、要点をまとめサラッと見ていきたいと思います。

この日は潮回りの中で、一番魚が釣りにくいと言われている長潮です。

この日の翌日は当然若潮になるわけですが、長潮同様に釣りにくいと言われつつも、ほとんど潮が動かない状況から大きく潮が動く状況に変わるタイミングが若潮で、万に一の確率でも魚の活性が上がるかもしれない…という要素を含んでいます。

しかし、長潮の場合は、潮回りの末端で、どうあがいても潮は動きません。

今シーズンの秋の北条湾での釣りを9月、10月を前半とし、11月、12月を後半とするならば前半は潮が良く動く日が日曜日のことが多く、後半はこの潮回りにとにかく恵まれませんでした。

11月はなんとか打率5割(釣果=釣行2回に1回フィッシュイーターの釣果を得ることが出来ました)を達成出来たものの、この日の釣行も含めとにかく後半戦はターゲットは北条湾内にいるのに指を咥えて見てるだけ…状態の釣行が多かったです。

こうも潮回りに恵まれない状況も稀で、潮回りは事前に把握することが出来てしまうので、正直申し上げて釣りに行くモチベーションは下がります。

特にこの日は気温が低めの予報が出ており、オマケに日の出前の午前6時頃から急に風が強まる予報が出ていました。

この日はテンション高く北条湾に向かう要素がほとんどないので、あまりシャカリキになって釣りに行く気もせず、午前3時頃から釣りを開始出来るように自宅を出発しました。

この日の北条湾到着時点での状況はこんな感じでした。



釣りの準備をしていると、この時点ではほぼ無風なので海面はベタ凪で、小魚達が作る波紋が出来ていましたが、とにかく魚達の動きが遅い…鈍い…

活性が地に着くほど低いわけではありませんが、何ともやる気を感じない魚の動きです。

フィッシュイーターの気配も皆無で、一応数だけはトウゴロウイワシとカタクチイワシと思われる小魚がたくさんいますので、恐らくマヅメ時以降にフィッシュイーターも現れるだろう…と予想し、トウゴロウイワシを狙ってサビキ釣りを開始します。

すると、幸先良くカタクチイワシがヒットします。



ん??

なんだ??

見た目…思ったより活性は低くない?

いつでも釣れるので、何の判断材料にもなりませんが、続いてネンブツダイがヒットします。



更に続いてトウゴロウイワシもヒット。



早速泳がせ釣りを開始しますが、意外と活性は低くないのかも…などと思ったのも束の間。

結果として、カタクチイワシは明け方までにもう1匹、トウゴロウイワシはフィッシュイーターの活性が下がってからいくらか釣れただけで、日の出近くにトウゴロウイワシが釣れ出すまでとにかく何も釣れず、時間が経つのが非常に遅く感じたくらいです。



風がないことだけが唯一の救いです。



心がかなり折れ掛かっていました。



とうとう他の釣り人達に見捨てられます。w



あまりのアタリの無さに、この時点で魚を釣る気はゼロで、フィッシュイーターが北条湾内に入って来るのか来ないのかだけ確認して帰ることにしました。



この日の日の出の時刻は6:43です。

薄っすら空が明るくなるのも、午前5時半以降です。

午前5時を回り、気温が一番下がる時間帯で、アタリも無い中外に居ること自体罰ゲーム状態で、車の中へ避難しました。



午前5:40頃釣りを再開しましたが、状況は変わらずただただ寒さをこらえながら、半ばヤケクソになりながらコマセを余らせるのも勿体ないので、とにかくサビキ仕掛けに小まめにコマセを付けて海に投入しました。

ヤケクソのサビキ釣りで、コマセが効いたのかウミタナゴがヒットします。



この後、幾分魚の活性が上がったのか、ネンブツダイが再び釣れ始めます。

何となく海が賑やかになっていきますが、一向にトウゴロウイワシとカタクチイワシだけは釣れません。

もしや…

いる??

イーター??

この時点では、予報通り風が強くなっており、みるみるうちに風速が強まり7m~8mほどの強風に見舞われます。

海面は波で揺られ、とてもじゃありませんが、海中の様子は全く分かりません。

目を凝らし良く観察していると…

海面が風に煽られ規則的な波が出来ている中、時折風とは関係ない不自然な波が出来ていることに気が付きます。

更に観察を続けていると、物凄くやる気のないアタックしているのか、フィッシュイーターが近付いて小魚が驚いて海面から飛び出したのか分からないレベルの、ナブラと呼べるか分からないような小さなナブラが出来ていました。



一応イーターは入って来たけど…

こりゃ、食ってこないね…

強風の影響でいつフィッシュイーターが入って来たのかも分からず、活性は恐ろしく低く、この後活性が上がるかも分かりませんでしたが、一応地味に数匹トウゴロウイワシが釣れていたので、ほぼほぼ帰る気満々で泳がせ釣りの竿は片付けてしまっていましたが、再びセットし粘ってみることにしました。

15分ほど粘ってみましたが、泳がせ釣りの最初の仕掛けを投げ込んだ時は、まだ北条湾内にフィッシュイーターはいましたが、2本目を投げ入れた時にはフィッシュイーターは確認出来ず、泳がせ釣りを再開したと同時くらいにフィッシュイーターは北条湾から出て行ったと思われ、この時点でこの日は納竿としました。

次の日曜日は、所用があり釣りに行けないので、年内にあと1回くらいは釣りに行こうと思っていますが、2週間近く間が空いてしまうこともあり、心のどこかでは今シーズンの私の中での青物ラッシュは終わったと思っています。

現実的には、この日も恐らく単独で行動している、かなりサイズの大きなフィッシュイーターだと思われますが、北条湾内に入って来たことは間違いありません。

北条湾内の海水の温度と、トウゴロウイワシ、カタクチイワシなどの小魚がいつまで北条湾内にいるのか…これに尽きると思います。

こちらは帰り際の北条湾岸壁の様子なんですが、ほとんど釣り人がいません。



当たり前の話ですが、私だけが北条湾に釣りに行っているわけではなく、たくさんの釣り人が釣りをしに来ます。

11月の下旬から、ずっと今回のような状況が続いており、釣れないから皆さん北条湾へリピートせず、今の時期でも釣りをする人は他の釣り場へ行きどんどん釣り人が減ったと思われます。

正直申し上げて、魚がいないわけではありませんが、悲惨な釣果になる確率の方が高く、今の北条湾へ釣りに行くことはあまりお勧め出来ません。

去年の今頃はカマスラッシュに沸いていましたが、そのカマスも今シーズンは早々に北条湾を離れ、現時点でカマスは北条湾内に入って来ていません。

年末に釣り納めに行こうと思っていますが、そこまでトウゴロウイワシ、カタクチイワシ、明け方に入って来ているフィッシュイーターがまだいてくれるかは未知数ですが、かなり厳しいと思っています。

ボウズ覚悟の釣り納めになりそうです。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2022年12月18日 北条湾釣行 釣果


ショボイ上に、何を狙って何の釣りをしてきたのか分からないような釣果です。

ただただ…悲惨です。w

改めてお伝えするほどでもありませんが、一応この日釣れた魚種です。

2022年12月18日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からウミタナゴ、トウゴロウイワシ、カタクチイワシ、ネンブツダイです。

これがあるからまだ救われている感がありますが、この日もネンブツダイを使って兄妹猫に練り物を作ってあげました。



前回同様に切り落とした頭(カシラ)で出汁を取り、軽く片栗粉でとろみを付けてあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのネンブツダイのすり身を焼いたもの


前回同様に中々好評で、アンチ念仏だった妹猫もそれなりに食べてくれました。



ネンブツダイを捌いていると、今の時期だからですが、ネンブツダイなりに脂感があります。

恐らく味(風味)が濃いので食べてくれていると思われ、秋口のネンブツダイだと食べてくれない気もします。

兄妹猫の夕食は、朝食時の練り物の残りと活餌に使っていたトウゴロウイワシ、カタクチイワシは2匹しか釣れなかったので兄妹猫にお裾分けしました。

兄妹猫の夕食は釣りたてのネンブツダイの練り物とトウゴロウイワシ、カタクチイワシのほぐし身


トウゴロウイワシがもっとネンブツダイのように数が釣れてくれれば、次回以降どこかのタイミングでトウゴロウイワシの練り物も作ってみようと思っています。

確実にすり身の色合いはトウゴロウイワシの方がキレイな白色で見栄えは良いと思います。

兄妹猫の夕食は釣りたてのネンブツダイの練り物とトウゴロウイワシ、カタクチイワシのほぐし身


人間用は…というほど魚が釣れていないので、酒の肴程度ですが成魚サイズのトウゴロウイワシの握り寿司と、ウミタナゴの煮付けを作ってみました。

ウミタナゴの煮付け

ウミタナゴの煮付け

ウミタナゴの煮付け

トウゴロウイワシの握り寿司

トウゴロウイワシの握り寿司

トウゴロウイワシの握り寿司


トウゴロウイワシは決して不味い魚ではなく、淡泊な白身で刺身にするとキレイな身が映え見栄えは良いです。

個人的には写真のようにワサビではなく、生姜で食べるのが好きなのですが、サッパリしていて美味しい魚です。

身も骨も皮も全てがトウゴロウイワシは堅く、逆にこの堅さが魚を捌くのに慣れていない方でも捌き易い魚です。

あまりサイズが小さ過ぎると、それはそれで捌きにくいですが、成魚クラスの20cm以上のトウゴロウイワシであれば意外と簡単に捌くことが出来ます。

身が堅いので包丁の刃の通りも良く、皮も剥ぎやすいです。

大きなサイズのトウゴロウイワシが釣れた際にでもお試し下さい。

魚調理がこの二品しかありませんので、今回の北条湾定食はありません。

12月最後の土日、12/24、12/25は所用があるため釣りに行けません。

その後、年末の休みに入ってから、最低1回は釣りに行き釣り納めをしたいと考えております。

この時にまだ北条湾内にトウゴロウイワシなどの小魚、明け方単独で入ってくるフィッシュイーターが姿を現してくれることを切に願っています。

トウゴロウイワシもフィッシュイーターもいなければ、アラフィフのオッサンの一人罰ゲーム状態になると思います。w

また、ご報告させて頂きます。

※【追記:北条湾に於いてフィッシュイーター(大型魚)が湾内に入って来ているか見極めるポイント】

今回、北条湾内に大型の肉食魚がいるのかいないのかどうやって見分けているのか…というご質問を頂き、他にも同様のご質問を頂いたこともあり、この辺の解説や見極める際のポイントを少しお話しさせて頂きます。

まずは、大型の肉食魚…所謂フィッシュイーターですが、当たり前の話ですが北条湾にはエサとしている小魚を求めてやって来ます。

そもそも論なんですが、捕食される側の小魚達はなぜ北条湾に集まるのか?

北条湾の深部には川が流れ込んでおり、この川から有機物がたくさん北条湾内に流れ込んできます。

この流れ込んできた有機物を求め植物プランクトンが集まり増えていきます。

更に植物プランクトンを求めて動物プランクトンが集まります。

この動物プランクトンを求めて集まって来るのが、青魚であるイワシ類や現在北条湾内にたくさんいるトウゴロウイワシや、他の魚の稚魚などです。

そして、この青魚を含めた小魚達を求めてやって来るのがフィッシュイーターということになります。

植物プランクトンは基本的には1年中北条湾内にいますが、小魚達は北条湾内の海水の温度によって冬場などは自分達の適温の場所に移動してしまいます。

最初のポイントは、このフィッシュイーターがエサとする小魚達の動きに、フィッシュイーター達の動きも連動する…ということを覚えておいて下さい。

植物プランクトンは、光合成をする必要があり、表層付近の海面スレスレに集まることが多く、夜間など北条湾のように常夜灯がある釣り場などでは、光がある場所に魚が集まる…という話を聞いたことがあると思いますが、仮にイワシ類などですと、自身(イワシ)が「光」が大好きで光に集まって来ているわけではなく、「光」がある場所にエサがいるので「光」に反応する習性を持っています。

このように、そもそもは植物プランクトンが光合成をするために表層付近に集まるので、それを追って動物プランクトン、小魚、フィッシュイーター…という流れで海面付近に各々が集まって来ます。

2つ目のポイントですが、まずは小魚やフィッシュイーターが海面付近にいる理由を覚えておいて下さい。

ここまでで、なぜフィッシュイーターが活性高くアタックする際に、ナブラが出来たりフィッシュイーター自身が海面から飛び出してしまうほど、浅い水深にいるのかという理由がご理解頂けたかと思います。

時として、こういった一連の連鎖は海の中だけに留まらず、地上の動物達にも連鎖します。

鳥達(主に海鳥)はこういった魚の習性を知っており、ナブラの上に群がる「鳥山」を作ったりします。

以下の動画やライブ配信の動画で、ご想像頂けると思いますが、青物の若魚の群れが無数に北条湾内に入って来た時に、そこら中でナブラが出来ており、そのナブラ目掛けて鳥達が鳥山を作っていました。





今シーズンは記事内で申し上げました、フィッシュイーター狙いの秋の北条湾での釣り、前半戦はかなりこういった光景も目にしました。

この時のような状況になれば、ハッキリ言って誰でもフィッシュイーターがいることは容易に想像出来ますが、フィッシュイーター狙いの北条湾での後半戦の釣りのように、北条湾内に入って来るフィッシュイーターが単独、且つ活性が低い状態の時にどうやって湾内に大型の肉食魚がいるのかを見極めるのは、実は意外と簡単なんです。

先に申し上げました、どうして各魚が表層付近に集まるのかを思い出して下さい。

そして、今からお話し致しますのは、北条湾という狭い限られた海(場所・釣り場)ということが重要となります。

北条湾は「湾」と名が付いていますが、どちらかというと元々あった自然の地形を利用して出来た漁港で、「入り江」という表現の方が正しいかと思います。

>入り江は、多くの場合において、陸地と水面との境界が他の場所よりも深く陸地側に切り込まれている状態である。

Wikiには上記のように記してあります。

入り江 Wiki

北条湾はまさのその通りで、海水が淀み易く流れもほとんどありません。

ということは、風などの他の要因がなければ波も立ちにくく、無風の日に完全にベタ凪になるのはこのためで、海の中の様子が手に取るように分かる日もあります。

そして、他の釣り場と一番違うポイントが入口が一つしかなく、決まった方向からしかフィッシュイーターが北条湾内に入って来ない…という点です。

青物狙いの釣りなどですと、渡し船で渡してもらう堤防や磯(岩)、城ケ島の裏磯など外海に面していたり、360度周りが海であったりする釣り場は、余程特異な海流でもない限り、どの方向からフィッシュイーターがやって来るか分かりにくく、ベタ凪になることはまず有り得ず風向きや潮の流れなどから、魚の動きを予測して釣りをすることになることが大半です。

一方、北条湾の場合は入口は一箇所しかありません。

ある日突然川からフィッシュイーターが流れて来た…

桃太郎の桃ではないので有り得ません。

ある日突然空から降って来た…

これも有り得ません。

北条湾に於いては、湾の入口方面をまず注視し、釣り座を構える際に余程海が荒れていなければ、小魚達がプランクトンを食べる際に出来る波紋が出来る場所に釣り座を構えることが重要になってきます。

そして、波が荒れていなければ…という前提になってしまいますが、活性高くアタックしていれば明らかに小魚を追い回す時に出来る派手な波、ナブラなどが出来ます。

問題なのが北条湾内にフィッシュイーターが入って来たけど、恐ろしく活性が低い時です。

北条湾で泳がせ釣りなどで、活餌を現地調達する場合は、サビキ釣りなどで活餌にする小魚を釣ると思いますが、このサビキ釣りでの魚の釣れ方を良く観察して下さい。

この記事を書いている時点で、北条湾に入って来るフィッシュイーターが捕食しているのはトウゴロウイワシとカタクチイワシです。

直近でサビキ釣りで釣れる魚の中で、釣果実績としてあるネンブツダイ、ウミタナゴ、カサゴ、メバルなどは対象外です。

勘の良い方ですと、この時点である規則性に気付かれると思いますが、フィッシュイーターが捕食しているのは回遊性の小魚で、ネンブツダイ、ウミタナゴ、カサゴ、メバルは根魚です。

根魚も回遊性の小魚も釣れる場合は、全体的な魚の活性も高くフィッシュイーターが北条湾内にいない時です。

潮汐のタイミングなどを考慮し、根魚は釣れるけど回遊性の小魚は釣れない…

こういう時は見た目では分かりにくいですが、フィッシュイーターが北条湾内に入って来ている可能性は極めて高いです。

回遊性の小魚達の天敵がいれば、仮にフィッシュイーターが活性高くアタックしていなくとも、狙われる側からすれば戦々恐々とし、メシなど食っている場合ではありません。

小魚達はかなりの数の群れで行動し、一応彼らなりに逃げる術があるので、その場から一目散に逃げて北条湾から出て行く…ということはまずしません。

小魚達にとっても、プランクトンが豊富な大事な餌場ですので、一時的に逃げフィッシュイーターが北条湾から出て行くのを基本的には待つスタイルです。

そして、釣り座を構える時に、小魚が作る小さな波紋…と申し上げましたが、これが非常に重要で、小魚達の群れがいる=小さな波紋が出来る=そこにプランクトンがたくさんいる…なんです。

そして、フィッシュイーターの活性が低い時に、小魚達の動きではなくフィッシュイーター自身の動きで、北条湾内にフィッシュイーターがいるのかいないのか見極めるポイントは海面に出来る波の動きです。

これが見極められるようになると、かなりフィッシュイーターに対しての事前準備が早く出来るようになり、今シーズンのように露骨に活性が上がる時間が短くてもGET出来る確率が上がると思います。

ここまでお話ししました通り、活性が低い時のフィッシュイーターの動きは非常に鈍く、ただただゆっくり湾内を泳いでいるだけです。

こういう時は、表層付近をフィッシュイーターが泳いでいない時は、先に申し上げた小魚の動きで見極めるしかありません。

フィッシュイーターが表層付近に浮いてきた時は、小魚が驚いて小さく海面から飛び出す…ことや、さざ波程度の波が風の影響などにより出来ている時は、風に吹かれて規則的に出来ている海面の波と違う、若干不自然な波が出来る…フィッシュイーターがそれなりのサイズになりますと、潜水艦が潜望鏡深度で航行している時のような、のっぺりとした波…というより逆に波がなくなる…と、このような海面の変化が現れるのですが、泳ぐ速度は遅くとも海中をある程度の大きさの物体が動く際は、水(液体)に均一に圧力が掛かり、水は圧縮出来ませんのでその余波が必ず何がしかの形になって現れます。

これは比較的穏やかな海(場所・釣り場)である北条湾だから分かることで、外海に面した比較的常に波が高い場所では分かりにくく、まず目視で確認することは困難です。

ただ、北条湾の場合は先述しました通り、フィッシュイーターの気配をかなり感じ易いので、事前に活餌を多数確保出来た場合は、こういった不自然な海面の動きを見逃さず、おかしい…と感じたら全ての泳がせ釣りの活餌を活きの良いものに交換するなどするとヒット率は各段に上がります。

稀にさざ波をナブラ…と勘違いされている方がいますが、ナブラは明らかに狭い範囲でしか出来ず、周りの波の動きと異なります。

そして、この不自然な波というのは、こうだからこう…というような規則性はなく、その時の気象の状況と潮の動き(潮が満ちているのか引いているのか)で変わってきます。

ただ、何度も見ていると「アッ、これは…」と気付けるようになります。

どこをもって不自然とするのか…ここの判断が出来るようにするためには、経験値によるものが多く、文章や言葉では伝えきれない部分でもあります。

ん??

と思った時に、論理的に辻褄が合わない…

例えば南風(北条湾に於いては城ケ島方面から山側へ吹く風)の時に、北条湾の奥からやってくる小さな波があればそれは不自然な波です。

こういった、不自然な事柄を見つけ、一つ一つ潰していくと、徐々に魚の動きが読めるようになってきます。

釣り針にエサを付けて垂らせば魚は釣れる…

意外とそう簡単なことでもなく、釣りは意外と奥が深くハマると私のような釣りバカになります。

今シーズンは、下手をするともうフィッシュイーターには会えないかもしれませんが、来シーズンの参考にでもして頂ければ幸いです。

お気軽にご質問はお寄せ下さい。

私でお答え出来ることは、ご返答までお時間を頂く場合もありますが、必ずご返信致します。

2022年12月18日午前7時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
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【三崎港・北条湾】2022年秋の北条湾での釣りの傾向と対策

こんにちは。

前回の釣行記事(2022/11/13釣行)の補足的になりますが、釣果から予測出来る今の北条湾での釣りの傾向と対策を簡単にまとめてみたいと思います。

今の北条湾は本当に予測不能なので、憶測的なお話しはせず、あくまで釣果実績から、アドバイス的に分析してみたいと思います。

まずはカマスです。

カマスは2022/10/12の釣行で初めて釣果を確認しました。

早くもカマスの群れ現る?(2022年10月12日)



カマスはオーソドックスな電気ウキでのウキ釣りで、エサはサンマの切り身(極小サンマ)を使いました。

極小のサンマの切り身


去年もカマスラッシュが終了しそうな頃は、カマスがかなりスレてしまい非常に食いが浅く※針掛かりさせるのが難しかったです。

※通常カマスはエサを一気に飲み込むようにかぶり付くのですが、釣り針を警戒し口先だけでかじるようなエサの食べ方をしているため、アタリがあっても針を咥えていないので針に掛かりませんでした。

今シーズン初の釣果を確認出来たこの日も、アタリはバンバンありましたが40分ほど釣りをして釣り上げられたのはこの1匹だけでした。

そこで、今シーズンは使う針を変えてみました。

カマス釣りに使用した釣り針


真ん中の2つの針(カマス・丸セイゴ)は、一般的にカマス狙いで釣りをする時の釣り針です。※

※釣り針のサイズの号数は去年のものも含まれているので無視して下さい。

カマスがスレており、食いが浅いので針を咥え易くするために、今シーズンはアナゴ、ウナギ針で釣りをしました。

良く見て頂くと針の違いがお分かり頂けると思いますが、カマス・セイゴ針はフトコロが広く胴が短いと思います。

カマスの口は、鳥のくちばしのように先に長く尖っているので、口全体が細いです。

スムーズにカマスの口の中に釣り針が入り易くするために、釣り針のフトコロが狭く胴が長いウナギ・アナゴ針を使用しました。

そして、アナゴ針は釣り針のチモトに蛍光の緑色の塗料が塗布してあると思います。

日中しか活動せず、夜間は砂の中に潜って寝る、まるで人間のような生活リズムの、ふざけた魚のベラなどは例外として、夜行性ではなくとも夜間も活動する魚は往々にして蛍光の緑色に良く反応します。

こういうことから、写真右側のアナゴ針を使ってみましたが、これは大外れでカマスに警戒され露骨にアタリがありませんでした。

写真左側のシンプルなうなぎ針が一番効果があり、今シーズン釣れたカマスは全てウナギ針で釣りました。

前回の釣行時点(2022/11/13)で、カマスの群れは確認出来ていませんが、海水温も問題なくカマスのエサとなる小魚も北条湾内にいますので、出戻り的にカマスの群れが再び北条湾へ戻って来る可能性はゼロではありません。

ちなみに前回の釣行記事でもお話し致しましたが、ルアーにはほとんど反応していませんでした。

カマスをエサ釣りで狙う場合の参考にして頂ければと思います。

オマケ的ですが、カマスが釣れていた時に、意外な外道でムツが釣れました。

かつてない30cmオーバーのムツをGET!(2022年10月23日)



ムツもカマスと時を同じくして北条湾を離れたと思われ、今の時点でムツの群れは確認出来ていません。

次は地味に熱いのがボラです。

前回の釣行時は50cm~70cmくらいのサイズと思われるボラが3度サビキ仕掛けに掛かりましたが、如何せんサビキ仕掛けで釣り上げられるサイズではないので、何れも糸が切れてしまいバラしてしまいました。

焼きも刺身も激ウマ!長潮の北条湾で脂ののった寒ボラをGET!(2022年11月3日)



かなりの頻度でボラは北条湾内に入って来ており、まともに狙えばそれなりのサイズのボラが釣れると思います。

今の時期のボラは寒ボラと言って、目が見えなくなるほど脂を溜め込み、食べても美味しく、溜め込む脂の影響で視力が低下するので釣り易いです。

目でエサを見付けて食べるのではなく、寒ボラはほぼ嗅覚だけでエサを食べます。

ボラは雑食性で、基本的に何でも食べますので、クロダイ用の撒き餌などを流用し狙ってみるのはアリだと思います。

実際に釣り針に付けるエサは、雑食性故に何でも良いので、逆に選定が難しいのですが、ボラは身体のサイズの割りに口が小さいので、オキアミであればMサイズ、アオイソメなどの虫餌を使う場合はあまり垂らさず短く切ること、サナギやマグロの赤身などでも釣れます。※

※何れのエサも北条湾でない場所も含まれますが釣果実績はあります。

次回の釣行時は、私もまともにボラを狙ってみようと思い、現在撒き餌、エサを何にするか思案中です。

ボラ釣りの結果は、追って改めてご報告させて頂きます。

ここからは大型のフィッシュイーターのお話しになります。

基本的に釣るための仕掛けとエサは同じなので、今シーズンの釣果実績の後にまとめてご説明致します。

ちなみに今からお話し致します、フィッシュイーターの類も、ルアーにはほとんど反応していません。

大満足の1匹・70cmのカンパチをGET!(2022年10月16日)



※ワラサとツイートしておりますが、正しくはカンパチです。

カンパチ・寒ボラに続き45cmのイナダをGET!(2022年11月6日)



前週のイナダに続きヒラスズキをGET!(2022年11月13日)



※セイゴ・フッコとツイートしておりますが、正しくはヒラスズキです。

これらは、何れもシンプルなエレベーター式の泳がせ釣りで釣りました。

先ほども申し上げましたが、ルアーにはほとんど反応しておらず、ルアーで釣っている人も見たことがありません。

これも純粋に今現在北条湾内に入ってくる、大型のフィッシュイーターがスレているからだと思われます。

エレベーター式の泳がせ釣りの仕掛けは以下の仕掛けです。

エレベーター式

エレベーター式の仕掛け


これに活餌を付けて泳がせておく釣りです。

活餌は生きた魚を買って行く方法と、現地で調達する方法があります。

活餌を買って行く場合については、私は活餌を買って釣りをしていないので、何の活餌が良いのか…などの実績がないのでコメントは控えさせて頂きます。

現地調達の場合は、今の北条湾で活餌に出来そうな小魚は、サビキ釣りでネンブツダイかトウゴロウイワシが釣れます。

他の青魚なども稀に釣れますが、青魚の群れはほとんど北条湾内に入って来ておらず、数釣りはかなり難しいと思います。

ネンブツダイを泳がせ釣りの活餌にした場合は、今シーズンは一度反応があっただけです。

何れのフィッシュイーターも、活餌はトウゴロウイワシを付けていた時に釣れました。

そして、このトウゴロウイワシですが、残念ながらトウゴロウイワシですらスレており、反応するサビキ仕掛けも限られています。

前回の釣行時まででの感触は、シンプルなトリックサビキとシラススキンのサビキ仕掛けに良く反応します。

実際に私が使っているトリックサビキのサビキ仕掛けがこちらです。

2022年4月17日釣行時に使用したサビキ仕掛け


このままでも、十分釣れますが、私はこのサビキ仕掛けのチモトに蛍光の緑色の塗料を塗布して使っています。

傾向塗料を塗布したサビキ仕掛け


こちらはシラススキンのサビキ仕掛けです。

2022年4月17日釣行時に使用したサビキ仕掛け


今シーズンの青魚はこのシラススキンのサビキ仕掛けにほとんど反応せず、ピンクスキンのサビキ仕掛けが有効なのですが、トウゴロウイワシはシラススキンのサビキ仕掛けに良く反応しています。

ピンクスキンのサビキ仕掛け


前回の釣行記事でもお話し致しましたが、今の北条湾は魚はいるのですが釣りにくい要素が五万とあり、かなり魚を釣ることが難しくなっています。※

※なぜ魚が釣りにくいのかはコチラの記事をご一読下さい。

ただ、魚はいますので、北条湾へご釣行の際の一助になれば幸いです。

実績がないので、文中ではお話ししませんでしたが、恐らくイカの類の群れが入って来ており、イカはネンブツダイを好んでアタックしているように見受けられます。

ボラ同様に、この辺も探りながら釣りをしていきますので、動きが有り次第都度ご報告させて頂きます。

ちなみに、ルアー同様にイカも餌木にはほとんど反応していません。

一発勝負的な釣行になり、ボウズになる確率が高いですが、北条湾へご釣行の際の参考にして頂ければと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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