Twitter YouTube TikTok

猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  アジ  イワシ  ムツ  魚料理  カマス  

【三崎港・北条湾】アジを筆頭に多魚種に渡り絶好調!北条湾では初のあの魚も…(2023年7月2日)

こんにちは。

この日は天候が不安定で、雨の中での釣りを覚悟して北条湾へ向かいました。

出発直前の天気はこんな感じでした。

2023年7月2日の天気予報

午前0時半頃の雨雲レーダー


雨雲レーダーの赤丸の辺りが北条湾です。

この雨が前日から降り続いており、且つそれなりの雨足の時間帯もあったことから、北条湾の深部には川が流れ込んでいるため、この川からの真水の影響が出ていないか些か懸念しておりました。

天気が悪いことから、釣り人も然程いないだろう…と、焦って北条湾を目指さなくても良かったのですが、この日は午前2時半頃に北条湾に到着しました。

すると…北条湾に到着してビックリ!

雨にも関わらず、それなりに釣り人がおり、午前2時半の時点で釣り座は埋まりつつありました。

お手数ですが、Twitterのタイムラインからご覧頂ければと思いますが、この日のライブ配信はいつもと違う角度で、変な方向から撮影していますが、釣り人が多いということは当然車も多いわけで、私が普段停めている場所には既に他の釣り人の方の車が停めてあり、駐車するスペースがここしかなかった…ということです。

ギリギリセーフな感じで釣り座を確保し、早速釣りの準備に取り掛かりました。



早速釣りを開始すると、元気良く第一投目からいつもの方がヒット。



続けてアジもヒット。



この日の釣り始めは、状況的にたまたま先にネンブツダイが釣れたというだけで、この日は既にアジが足下に寄っており、この後はむしろアジの勢いに押されネンブツダイよりアジが釣れるようになっていきます。

そして、ほぼ釣り開始と同時にアジが釣れたということは、心配するほど川からの真水の影響は受けておらず、時間の経過と共にいつもの感じでサバイワシの釣果も期待出来る感じでした。

この日は久しぶりに未明の時間帯に北条湾内にフィッシュイーターの大型の魚が入って来ていました。



ツイートの通り、泳ぐスピードもゆっくりで、激しくアタックすることもなく悠々と泳いでいました。

明け方近く、これからマヅメ時に入る辺りで、幾分フィッシュイーターの動きが活発になり、小魚を追って海面スレスレで身体を捻る際の動きを見ていますと、かなりサイズは大きく70cm~80cmくらいはあっておかしくない、恐らくシーバスか青物の類だと思われます。

陽が昇る直前まで、このフィッシュイーターは北条湾内にいましたが、ほぼ日の出と同時に湾内から出て行きました。

この日は1時間近く、このフィッシュイーターの観察をしていました。

気付いた点を箇条書きにまとめますと…

①フィッシュイーターがいたのにアジの食いは止まらなかった
②フィッシュイーターの活性は低くともアタックしていたのは間違いない
③未明から北条湾内におり日の出前に北条湾から出て行った

①に関しましては、単純明快でフィッシュイーターが狙っていたのはアジではないということです。

この日までは、泳がせ釣りの活餌にする魚のサイズの都合上、ずっとアジを活餌に使っていました。

しかし、この日の動きを見ていて、そもそもこれだけアジだらけであれば、イカの類もいておかしくありませんが、イカはおらず魚のフィッシュイーターはいましたが、アジには全く無反応。

明らかにアジを狙っておらず、次回からサイズの問題ではなく、サバイワシ類を活餌に使ってみようと思います。

②に関しましては、①の続きとも言えるんですが、地味にアタックしていたのは間違いなく、アジ以外の魚を狙っていた(襲っていた)=釣果としてこの日はお示し出来ませんでしたが、未明の時間帯にアジ以外の小魚(イワシ類など)の群れが入っている可能性が高いです。

青物を泳がせ釣りで狙う際に、アジを活餌にすることはもちろん多々ありセオリーな釣り方なんですが、なぜか北条湾ではネンブツダイの次くらいにアジを活餌にしても釣れません。

一番青物が良く釣れ、弱りにくく活餌として抜群な魚はトウゴロウイワシで、次がサバ、その次がカタクチイワシ…各イワシ類が続き、アジ、ネンブツダイの順です。

今シーズンは、もう要らない…というくらいアジが好調ですが、例年ですとイワシ、サバに比べると、アジは比較的釣りにくく数釣りが出来ないこともあり、あまりアジを活餌に使いませんが、実は使ったところであまりフィッシュイーターが食ってこない…というのも事実です。

③に関しましては、この日いたフィッシュイーターは恐らく1匹~2匹。

サイズは先ほど申し上げましたように、シーバス、青物でも成魚クラス。

そして、私が釣りを開始した時には既に北条湾内におり、日の出前に湾内から出て行った…

5年~6年くらい前から、未明の時間帯に北条湾内に青物が現れるようになり、その時の行動と全く同じでした。

北条湾に通い慣れている(餌場の一つとして回遊ルートに入っている)フィッシュイーターは、近年ではそもそもサバやイワシ類、捕食されるがリスクを回避する意味で日の出以降に北条湾内に入って来るようになったので、フィッシュイーター達も同じ行動をするようになり、近々の青物の釣果があった釣行の時は全て午前6時~7時の間に青物を釣っています。

この日いたフィッシュイーターはこうした一連の流れに反するような行動で、恐らく北条湾にあまり通い慣れていない、初めて来た個体かもしれません。

ここで大事なのが、フィッシュイーターが何となくフラッと立ち寄った…的な感じで北条湾内に入って来たとしても、狙うターゲットがいなければすぐに北条湾内から出て行きます。

それが、最低でも1時間近くは北条湾内におり、動きは鈍くともたまにアタックしていた様子を見る限り、アジとは違う小魚の群れがいたと思われる…もしくは、その小魚の群れを追って北条湾へ入って来た…こういうことではないかと思っています。

何れにせよ、次回の釣行からアジではない魚を、仮に活餌にするにはサイズが大きくとも使ってみます。

そして、しばらくアジが入れ食いに近い状態で釣れ続け、薄っすら空が明るくなってきた頃にムツっ子がヒット。



ムツっ子が釣れた辺りでは、もうフィッシュイーターは北条湾から出て行っていました。

ある意味、自分の体格に比して「その大きさのエサに果敢に挑むんだ…」と思いましたが、なんとも可愛いらしい10cmほどのベビーメバルがヒット。



当然、丁寧に釣り針を外し海へお帰り頂きました。

そしてウルメイワシがヒットするのですが…



この1匹目が釣れる20分ほど前から、サビキ仕掛けにアミコマセを付け、海中に投入すると、針に付いたアミコマセが海中でバラけると思いますが、器用にそのバラけたアミコマセだけを食べるキラキラ光る魚の無数の群れが足下に寄り、家内に「あれ、ウルメの群れだよな…」と話しをしながら、何とか釣り上げようとしていてようやく釣れたのがこの1匹目でした。

サビキ仕掛けにアミコマセを付け海中に投入すると、すぐさまアタリがあるのですが、食いが浅くすぐに釣り針を離してしまう状況で、完全にスレていました。



もうスレてんのかよ…

これが率直な印象ですが、サバっ子も同様に、ここ2~3週間はスレを感じています。

そして、そのサバっ子もヒットします。



サバっ子に関しては、スレももちろんなんですが、群れの数を見ますとウルメイワシより圧倒的に少なく、例年より早いですが既に北条湾を離れ始めているかもしれません。



そして、釣り上げた瞬間に「誰だ?お前は?」と一瞬何の魚か分かりませんでしたが、メバルに続きベビーなカマス※です。

※えんぴつカマス


えんぴつカマスも海へお帰り頂きました。

そして、先日のヒイラギに続き、この方も子供の頃から散々釣りましたが、北条湾では初のキュウセンベラ(オス)です。



メスはオスの青、緑色の部分がピンクや肌色をしています。

GWの時期に潮干狩りに行って、アサリを掘っていると、突然キュウセンベラが砂の中から飛び出してくることが稀にあるのですが、この方達は規則正しく暗くなると砂の中に潜り眠りに就き、陽が昇ると砂の中から出て来てエサを探します。

ちなみに、アサリを捕っていて砂の中のベラを発見したことがあり、そのベラが一向に動かず死んでいるのか…と思って、掘った砂を元に戻しベラに砂を掛けている時に突然動き出し、まさに人間さながらに爆睡していたベラを発見したことがあります。

キュウセンベラは人懐っこく、子供の頃素潜りをしていると、近くに寄って来て貝を割ってあげたり、イソメ類を持って潜りそれをあげたりすると、人間を識別出来るのかずっと私を追い駆けて来るような魚で、子供の頃釣りをしていて魚が釣れない時は良く素潜りをしてベラと遊んでいました。

そして、この日の締めはこれまたロクな魚ではありませんが、ダイナンウミヘビです。



ダイナンウミヘビは最大で1.5mほどになる魚で、基本的に夜行性で北条湾では死にエサを使った釣りや、今回のように泳がせ釣りで活餌が力尽きてしまうと格好の餌食になります。

現在北条湾で釣れている青魚の傾向ですが、アジは15cmを越えたサイズのものが、あまり時間は関係なく良く釣れています。

サバに関しては最大で20cmくらいのものが釣れますが、ゴマサバが中心でマサバはほとんと釣れず、全体的な群れの数からも少しずつ北条湾を離れ始めているかもしれません。

イワシ類に関しては、15cm~18cmくらいのウルメイワシが中心で、時折カタクチイワシが混じって釣れ、マイワシに関しては今のところまだ釣れていません。

マイワシに関してはそろそろ釣れ出すと思いますが、遅くとも8月から秋辺りでは回って来るものと思われます。

泳がせ釣りは、北条湾での青物釣りの本格的なシーズンイン前ということもあり、例年の青物ラッシュの時のように大群で押し寄せ、食うか食われるかのアタックショーはまだ開催されておらず、稀に明け方を中心に単独、もしくは数匹でフィッシュイーターが現れる感じです。

先述致しましたが、アジが今シーズンはこれだけいる割には、イカの類もほとんど確認出来ず現時点ではほとんど北条湾内にはイカの類は入って来ていません。

次回は泳がせ釣りの活餌をアジから替え、東京湾でタコが好調なようなのでタコ天をやってみようと思います。

そして、外道を含め魚種は豊富に釣れたこの日の釣果はこんな感じになりました。

2023年7月2日 北条湾釣行 釣れた魚種


アジが釣れることは大変嬉しく食べても美味しいのですが、如何せんサイズが中途半端で魚料理には苦慮する感じのサイズです。

こちらはこの日釣れて、持ち帰った魚種です。

2023年7月2日 北条湾釣行 釣果


左からキュウセンベラ(オス)、ゴマサバ、ムツ、右にいってマアジ、ウルメイワシです。

キュウセンベラとゴマサバが18cmほどです。

以前、城ケ島内で釣りをした時にキュウセンベラを釣ったことがありますが、城ケ島内でもベラと言えばササノハベラが多く、先日のヒイラギやキュウセンベラはあまり釣れず、北条湾では初めて釣りました。

ヒイラギもキュウセンベラも砂地を好み、投げ釣りの外道として釣れることが多いです。

先日のヒイラギはほぼ成魚で白子を持っていました。

このサイズのヒイラギやキュウセンベラが北条湾で釣れるということは、生息範囲を拡大していることや、ウニによる食害で一時期は磯焼けが酷く、メジナやウミタナゴ、メバルまで釣れなくなってしまいましたが、だいぶ磯焼けが回復傾向にあるのかもしれません。

今年の年明けの冬の時期に何度か北条湾内でチョイ投げをやってみましたが、アマモが仕掛けに絡み付いて上がってくることがあり、海藻自体が生えているんだな…とは思っていましたが、先日は35cmのメジナ(グレ)も釣れ、釣果としても磯焼けから回復している実感があります。

これは今シーズンの特徴なんですが、ムツに関しては数は少ないもののサイズ違いの群れが寄っているようです。

サイズ違いのムツ


これだけサイズに差があるということは、産まれた時期がだいぶ違うということで、もしかすると更に大きなムツが釣れる可能性もあります。

そして、兄妹猫の朝食ですが、キュウセンベラは白身で淡泊で、水っぽい肉質で火を通すとしっとりとした感じで臭みがないので天ぷらにすると絶品なんですが、如何せん1匹なので兄妹猫にお裾分けすることにしたんですが…

昔はネンブツダイでも喜んで食べてくれた妹猫ですが、舌が肥えてしまい、今ではアンチ念仏、アンチ根魚になってしまいました。

初めての魚なので、妹猫にもあげてみようか悩みましたが、安パイな策を選び兄猫にやっつけてもらうことにしました。



焼きでも天ぷらでも、キュウセンベラは色が派手なので皮を取り除かないと、どうしても毒々しい色合いがあまり美味しそうに見えませんが、本当に身は美味しいんです。



単なる食いしん坊なバカ猫…とも取れるんですが、心配を余所に兄猫は速攻で完食してくれました。

今シーズンはアジがこれでもかっ!というくらい釣れるので、妹猫は大好きなアジのみなので安定の完食です。

Twitterでいろいろご意見を頂くのですが、あまりに毎回妹猫が完食してしまうので、ずっと健気に待っている兄猫が少々不憫に思えることもあります。w

兄妹猫の夕食はどちらともアジのみ。



悪いことでは全然ないのですが、ここ1ヶ月半ほどあまりに毎回アジばかりなので、本気でアジ以外食べなくなったらどうしよう…と、最近は少し真面目に懸念しています。

アジ以外食べなくなってしまったら、サビキ釣りのメインシーズン以外、このコーナーは成り立たなくなってしまいますので。w



写真は撮っていないのですが、実家に御年18歳の老猫、ハル婆さんがおり、この日はアジを少々調子に乗って釣り過ぎてしまったので、焼いたほぐし身をアジの頭と中骨で出汁を取った汁に片栗粉でとろみを付け、猫缶風にしたものを実家に持って行ってあげました。

人間用の魚料理は、ムツとアジの炊き込みご飯、アジのフリッターの自家製野菜のタルタルソース掛け、アジ、サバ、ウルメイワシのタタキのすりゴマ和えを作りました。

まずはアジとムツの炊き込みご飯ですが、普段白米を焚く時と同様にお米を洗い、その上に腸を取り除いたムツとアジをのせて炊き込むだけです。

ムツとアジの炊き込みご飯


お米3合で小さじ1杯程度の塩を入れるだけで、他の粉末出汁などの調味料は入れない方が、ムツとアジの風味が際立ち美味しく出来ます。

ムツとアジの炊き込みご飯


アジとムツは元々味の濃い魚ですので、こんなレベルでも十分アジとムツから出る出汁をお米が吸って美味しく炊けます。

個人的にお勧めなのが、お米と一緒に炊いたムツとアジのほぐし身を具にして、おにぎりにして食べると非常に美味しく頂けます。

魚が苦手なお子様でも、おにぎりにして食べる時にほんの少しだけ醤油を付けて食べると、魚特有の匂いが緩和されますので食べ易くなります。

ムツとアジの炊き込みご飯

ムツとアジの炊き込みご飯

ムツとアジの炊き込みご飯


次はアジ、サバ、ウルメイワシのタタキのすりゴマ和えです。

各魚を三枚に卸し軽く叩きます。

すったゴマと和えますので、あまり細かく叩き過ぎずブツ切りより少し小さ目な感じでOKです。

アジ・サバ・ウルメイワシのタタキのすりゴマ和え


ゴマはすり鉢でツブツブが無くなるくらいしっかりとすった方がゴマの風味が立ちます。

アジ・サバ・ウルメイワシのタタキのすりゴマ和え


ゴマをすったら、そこへ叩いた各魚の身を入れてゴマと和えます。

各魚を叩く際に、大葉やネギなどと一緒に叩いても良く合います。

ゴマと和えたタタキをお皿に盛り付ければ完成です。

アジ・サバ・ウルメイワシのタタキのすりゴマ和え

アジ・サバ・ウルメイワシのタタキのすりゴマ和え

アジ・サバ・ウルメイワシのタタキのすりゴマ和え


最後はアジのフリッターです。

アジを揚げる際の衣は片栗粉を卵だけで溶き、水は使いません。

片栗粉と卵の量で衣の堅さは調節して下さい。

この卵と片栗粉だけで作る衣は、粘りがあり強靭な衣が出来、高温で長い時間揚げても焦げにくく、強靭故、魚の水分が外に漏れ出しにくいので油跳ねをしません。※

※水分が外に逃げないので、内部で蒸す効果もあります。

ちょっと、唐揚げでも骨は厳しいかな…と言う感じの、何とも微妙なサイズの魚の調理などの時にお試し下さい。

私はフリッターとタルタルソースの組み合わせが単に好きなだけですので、醤油、ソース、ケチャップなどお好みの調味料で召し上がって頂ければと思います。

アジのフリッター

アジのフリッター

アジのフリッター


ちなみに、自家製野菜はキュウリ、ニンジン、ピーマンです。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2023年7月2日 北条湾定食


釣れる魚のサイズが本当に微妙な時期で、毎回作る魚料理が似通ったものになってしまい恐縮ですが、出来るだけ簡単、且つ美味しく、更に言えばお子様に喜んで頂ける魚料理を意識して、今後もご紹介させて頂きます。

最後に、現在釣行時に情報を発信させて頂いておりますTwitterについてですが、経営者としてイーロン・マスクの方針は間違ってはいないと個人的には思いますが、Twitterがどうしてここまで多くのユーザに受け入れられたのか…そういった観点からのことは無視…とまでは言いませんが、今のTwitterでは損なわれていることは事実だと思います。



釣り専用で使っておりますTwitterアカウントは、平日の更新はほぼなく、釣りに行っている時のみとはいえ、明確な制限の根拠や詳細が曖昧なままではいつ制限の対象になるかも分からず、釣りをしている時は基本的に連投になります。

使いたい時に使えないツールほど無駄なものはなく、制限が掛かったり、使い勝手がこれ以上悪くなるようであれば、Metaから提供されました、Threads(スレッズ)に移行することを検討中です。

リアルな状況、情報を皆様にお伝えし、「あぁ、大塚がこういう状況の時に釣りに行って、こういう魚が釣れてんだな…じゃぁ、自分はどうしよう…」こういった判断材料、少しでも有意義な情報をお伝え出来ればと思って情報を発信しています。

現にアカウントは取得し、試験的に時間を見て運用しています。

折角ここまで皆様とも繋がることが出来、いろいろ情報を発信させて頂いており、今更余計なことはあまりしたくはないと考えており、一番良いのはこのままTwitterを使い続けたいとは考えております。

情報発信の場を移すようであれば、事前にアナウンス致します。

ご不便をお掛けするかもしれませんが、ご理解頂ければと思います。

次回は小潮と潮の動きとしてはイマイチですが、1年の中で一番たくさんの種類の魚が寄る時期でもあり、現に外道とはいえ今まで北条湾ではお目に掛かれなかった魚も釣れています。

強風との闘いになりそうですが、頑張って北条湾に釣りに行きたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2023年7月2日午前6時過ぎの北条湾岸壁周辺の様子
2023年7月2日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

Yahoo掲載
この記事は「Yahoo! JAPAN」掲載記事です。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  アジ  ウルメイワシ  ムツ  青魚  魚料理  

【三崎港・北条湾】釣り過ぎ注意報発令!依然アジ絶好調・爆釣れ!(2023年6月25日)

こんにちは。

タイトルにもありますように、今シーズンはかつてないほどアジが好調で、潮回り(潮汐)にあまり左右されることなく、潮さえ動いていればアジが釣れる感じです。

この日の潮回りは小潮でしたが、午前3時半頃の干潮での潮止まり以降、上げ潮で潮が動く時間帯を狙って釣りに出掛けました。

こんなことを申し上げると怒られるかもしれませんが、そろそろアジに飽きてきてしまい何か違う魚が回って来てくれないかな?…という淡い期待もありました。

潮の動きとしては小潮で動きが鈍い周期ですが、土日共に絶好の釣り日和となる予報のこの日、未明にも関わらず釣り人は多いんだろうな…と覚悟をして北条湾を目指していましたが、現地に到着すると若干拍子抜けするくらいの数の釣り人しかおらず、難なく釣り座を確保することが出来ました。



思ったほど釣り人がいないな…暑いからかな?などと思いながら釣りの準備をしていると、単にタイミングが良かっただけで釣りの準備中に続々と釣り人の車が北条湾岸壁やって来てあっと言う間に釣り座は埋まりました。

危ねぇ…

あと5分北条湾に着くのが遅かったら、釣り座が無くなってたな…

釣りを開始すると、アジが好調なことを象徴するように、第一投目からアジがヒット。



入れ食いという状況にはなりませんでしたが、コンスタントにアジが釣れ続けます。

そして、どうしてもこの方だけは避けて通れないネンブツダイも混じり始めます。



アジが順調に釣れているので、ネンブツダイをストックする理由は皆無…ということで、ネンブツダイは全てリリースしました。

この日は釣りを開始するまでに、最近は頻繁に姿を見せてくれていた釣りのお供のキジトラ猫が姿を見せませんでした。

まぁ、そのうち来るだろう…


※このツイートは前回の釣行時のものです。

今日は釣りのお供のキジトラ猫が来ても問題ないくらいアジが釣れているしな…

釣りのお供のキジトラ猫は今日もやって来る…

こういう想定でこの後もアジを釣りまくるのですが、この後とんでもないことになってしまいます。

ムツが釣れた辺りで、干潮での潮止まりを迎えます。



一旦アジの食いは止まりますが、15分ほど経ち今度は上げ潮に転じて潮が動き出すと再びアジがアタり始めます。



日の出の時刻を迎える頃、いつもの流れですがサバっ子が釣れ出します。



終始アジがコンスタントに釣れ続け、ゆっくり休憩…という状況には一切ならず、常に家内と二人で、サビキ仕掛けを付けた4本の竿を捌いていましたが、フッと気が付くと釣りのお供のキジトラ猫が来ていません。

ん??

そう言えば…

と、我に返り…

アジ、どのくらい釣れた??

と家内に聞くと…

え…どんどん釣って良いぞって言うからかなり…

慌ててクーラーボックスの中の釣った魚の数を確認すると…

やってしまった…

釣り…過ぎ…

ちょ、ちょ、ちょっと、もう釣らなくて良いや…

童心に返ったように釣りまくってしまい、これ…帰ってから全部捌くのか…と、思うとまだ帰路にも着いていないのにドッと疲れが出てきました。

どうせ、釣りのお供のキジトラ猫が来てかなり食べてくれるだろう…

当初はこう思って釣りまくれ!と家内に言いましたが、こういう日に限って釣りのお供はやって来ません。

日の出の時刻も回り、過去の釣りのお供のキジトラ猫の動きから、日の出以降に姿を現わしたことはなく、ほぼ100%この日はもう来ません。

釣り過ぎ…やっちまった感に襲われ、慌てて片付けを始めますが、あることがずっと気になっていました。



今シーズンは未明からアジが好調なので、日の出の時刻になる前に、釣った魚の数がお腹一杯状態になることが多く、あまり日の出以降の時間帯での釣りが出来ていません。

あること…というのは…

釣果は確認出来ておりますが、イワシ類が回って来る時刻に腰を据えてしっかり釣りをしていないので、どのくらいの数の何のイワシが回って来ているのか把握出来ていないこと。

日の出以降に青物を始めとするフィッシュイーターが湾内に入って来ることもあり、この辺も確認が不十分。

前回の釣行時に釣れたヒイラギのように、かつて北条湾では釣れなかった魚の群れなどの確認も不十分。

直近1ヶ月ほどは、ほぼ日の出の時刻辺りで片付けを開始し、私が片付けている間、家内が一人で1本の竿で適当にサビキ釣りをしていることが多く、何れも確信が持てるほど時間を掛けて釣りをしていません。

去年の晩秋に釣ったカンパチなどもそうでしたが、日の出後1時間近く経ってから突然青物の群れが北条湾に押し寄せアタックを繰り返すことが多々あります。

ここ5年くらいを見ましても、青物などのフィッシュイーターが頻繁に北条湾内に入って来るようになってからは、特にイワシ類ですが夜間や未明の暗い時間帯は北条湾内に入って来ることはなく、日の出の時刻辺り、完全に明るくなってから北条湾へやって来ることが多いです。

狭い北条湾では、暗い時間帯に湾内でイワシ類がフィッシュイーターに追い回されると、逃げ場を失い易く圧倒的に不利です。

こういうことから、リスクを回避する意味で明るくなってから北条湾に入って来るようになりました。

ちなみに、今シーズンはサバっ子も同じ動きをしています。

今シーズンはサバっ子がやや先に釣れ始め(北条湾内に入って来る)、20分くらい遅れてイワシ類が北条湾内に入って来ることが多いです。

この日も動きは同じで、サバっ子が釣れた後、ウルメイワシの群れが回って来ました。



本当はここから小一時間粘りたかったのですが、この時点でまだアジは釣れ続けており、アジを中心にクーラーボックスの中には釣った魚がお腹一杯状態です。

近々でのイワシ類の釣果実績としましては、カタクチイワシとウルメイワシなんですが、この二魚種が回って来ているということは、マイワシやワカシ、シマアジ、メッキ(ギンガメアジ)なども回って来ていてもおかしくありません。

青物などのフィッシュイーターが大群で押し寄せるようになる前は、こういった魚達が未明の北条湾に集結して爆釣れし、日の出前に帰ることもザラでした。

しかし、先述しました通り、リスクを回避する行動を各魚達が取るようになり、今はマヅメ時から日の出の1時間後くらいまでの間に一気に北条湾内に入って来ることが多くなりました。

ただ、これも先述しました通り、青物達も当たり前なんですが、捕食対象に合わせた動きをしますので、去年辺りからマヅメ時から日の出の辺りで姿を見せることが顕著な状況です。

ここ5~6年くらいは、北条湾で毎年数本青物を上げられてはいますが、毎年出だしでしくじることが多く、自分の読みの甘さを痛感することがあります。

あぁぁぁ…サバっ子がデカ過ぎて活餌に向かないから、泳がせはいっか…

などと悠長に考え泳がせ釣りをしないでいると、活餌に向かない…と思っていたサバっ子の群れを追ってワラサやカンパチ、数年前にはキハダまでやって来ました。

慌てて翌週から泳がせ釣りをしても、今度は肝心のフィッシュイーターがやって来ない…

ここ数年何度も悔しい思いをし、去年のカンパチから完全に釣りのスタイルを変えることにしました。

そもそも、ブログのタイトルを見てもお分かり頂けると思いますが、本ブログ自体を立ち上げた時は、釣りとは関係ないことを書くために立ち上げました。

しかし次第に釣り中心の記事を書くようになり、Twitterで情報を発信しようと思ったのも、ビギナーの方向けにサビキ釣りでの魚の釣り方、釣った魚の調理の仕方などをご説明させて頂き、ご家族で釣りを楽しんで頂けたら…と思い始めました。

Twitterだけを見ましても、アカウントを開設したのが2018年、今年で5年目なんですが年を追う事に青物に始まり、カマスなど寄る魚が大型化しそっちの魚を釣ることに傾向し過ぎていた、当初のビギナー向け…はどこにいってしまったんだろう…という記事が多くなってしまいました。

去年はこういったことをいろいろ考えながら釣りを続けていました。

語弊のある言い方で恐縮ですが、青物と言ってもワカシ、イナダを釣ってもね…ロマンを感じるほどの魚でもないし…など、泳がせ釣りは止めてサビキ釣りに専念しようか迷いながら釣りをしていました。

切っ掛けは去年の晩秋に釣れたカンパチなんですが、陸っぱりから、あんな普通にどこにでもある湾でカンパチ…これは夢があるのではないか…?

一昔前、観音崎で陸っぱりからマダイをバンバン釣っていた時の血が騒ぎ始めました。

ビギナーズラック…

この確率も上がる上に、やはり大きな魚を釣ることは、イワシ類を釣るより遥かに興奮します。

こう考え、一年中必ず何がしかの魚を活餌に泳がせ釣りはやる…

サビキ釣りと平行して釣れても釣れなくても必ず泳がせ釣りはやる…

こう決めました。

こういうことから、より緻密に大型魚に捕食される側の魚の動きをまず読まなければ、その先の魚、つまりフィッシュイーターの動きも読めません。

と…偉そうに熱く語っても、今シーズンの泳がせ釣りの釣果はまだ以下の2匹だけでお恥ずかしいのですが…





次回以降、もう少し現在好調のアジの数をセーブし、私が納得いく時間まで釣りをしてみて、改めてこの辺はご報告させて頂きます。

ブログのネタとして上がらなくとも、去年のカンパチ以降は毎回泳がせ釣りは必ずやっていますので、今シーズンは出遅れはなく魚さえ寄ってくれれば何れ結果はお示し出来ると思います。

そんな釣り過ぎ注意報が発令されたこの日の釣果はこんな感じになりました。

2023年6月25日 北条湾釣行 釣果


少なく見えるかもしれませんが、私はその日に食べ切れる量しか釣りません。

アホみたいに3桁とかは絶対に釣りません。

無用な殺生もしたくないですし、これで大人二人分、猫2匹の朝夕のご飯分には十分です。

何と言っても捌くのも面倒ですし…w

こちらはこの日釣れた魚種です。

2023年6月25日 北条湾釣行 釣れた魚種


この日のサバっ子はマサバは混じりませんでした。

上からゴマサバ、ムツウルメイワシ、マアジです。

サバっ子が18cmほどで、ムツ以下は全て15cm前後です。

そしてムツに関してなんですが、例年より寄っている数が少ないと思われ数は釣れないのですが、サイズは逆に例年では釣れないサイズのムツが釣れます。



ツイート内のムツの魚料理については、後ほどお話しさせて頂きますが、写真の上のサイズが15cmほどで下が12cm~13cmほどです。

例年ですと、下のサイズのムツが良く釣れるのですが、寄っている数は少なくとも北条湾内のエサ(プランクトン)が今年は豊富なんだと思います。

サバっ子やアジに関しても同じことが言え、サバっ子は特にですがサバっ子と呼ばれるサイズのサバは、頭デッカチで身体が細く、どことなく魚としてアンバランスな見た目なことが多いのですが、今シーズン釣れるサバっ子は頭と身体のバランスが取れていると言いましょうか、頭デッカチな印象を受けず、実際に捌いてみてもやはり肉厚に感じます。

アジは数もかなり寄っており、とにかく今シーズンは例年にないくらいに数釣りが出来ており、且つ週を追う事にサイズが大きくなっていくのが顕著で、泳がせ釣りの活餌には厳しいサイズになってきています。



アジに関しては、7月中もこの調子で釣れてくれれば、7月の終わり頃にはかなり成長し、アジの刺身を堪能出来るようになると思います。

兄妹猫の食事ですが、釣りのお供のキジトラ猫が遊びに来てくれる想定でアジを釣りまくってしまったので、当然のように朝晩共にアジのみです。



ある意味贅沢ですし、これは美味いと思います。



夕食ももちろんアジのみです。



ツイートにもありますが、本当に今シーズンはこれでもかッ!というくらいアジが兄妹猫の食事に登場するので、冗談抜きで特に妹猫はアジ以外食べなくなったらどうしようか些か心配しております。



ほぐし身を作った時に、硬い部位などをシンクの三角コーナーに捨ててあったのですが、兄猫はそれはくれないのか?と言わんばかりに覗き込もうとしていました。

どうでも良い余談なんですが、兄猫は猫缶などの食事やおやつ(ちゅ~る)を食べる時は動画のように尻尾をルンルン♪する感じで振るのですが、釣った魚を食べる時はあまり尻尾が動かないんです。

真剣…というか、ガッツいて食べるくらいなので、相当集中して食べてるんだろうな…と毎回思います。

ある意味、美味しいからこその行動とも取れ、飼い主的には釣って来た甲斐があります。

人間用の魚料理ですが、大サイズのアジ数匹で、箸休め程度ですがアジのタタキ、サバっ子とウルメイワシは天ぷら、残ったアジで「酢豚」ならぬ「酢鯵」、要は酢豚の豚肉をアジに替えただけですが、酢豚を作る時のタレそのままで作りましたが、非常に相性が良く美味かったです。

アジのタタキ

アジのタタキ

アジのタタキ

サバっ子とウルメイワシの天ぷら

サバっ子とウルメイワシの天ぷら

サバっ子とウルメイワシの天ぷら

酢豚ならぬ「酢鯵」

酢豚ならぬ「酢鯵」

酢豚ならぬ「酢鯵」


この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2023年6月25日 北条湾定食


Twitter等で散々引っ張ってしまいましたが、ムツの魚料理に関してですが、本当は帰宅後すぐに作ろうと思ったのですが、炊飯器を開けてみたら、ほぼ丸々3合のお米が残っており、炊き込みご飯を作りたかったことから、まずこの3合のご飯をやっつけてから作ったので少々お時間を頂きました。

今の時期は、多魚種の魚が釣れサビキ釣りは本当に面白い時期だと思います。

ただ、何れの魚も成魚までにはまだ程遠いサイズで、正直申し上げましてたくさん釣れても魚料理を作る上では、大きさが中途半端過ぎて上手く魚料理を作れなかったり、可食部が釣れた魚の数の割りにかなり少なくなってしまうことが多いと思います。

魚を捌くことに慣れていない方ですと、より難易度が上がってしまうと思います。

そこで簡単に美味しく、且つ無駄なく食べる方法が釣った魚を炊き込みご飯にすることなんですが、ムツとアジ、鯛系※は捌く手間も掛からず絶品の炊き込みご飯になりますので、是非お試し下さい。

※北条湾ではマダイ、クロダイ、ヘダイが稀に釣れます。



ツイート内の写真のように、炊き込む魚、今回はムツですが、ムツの腸(はらわた)はキレイに取り除きます。

胃は特にキチンと取り除きませんと、サビキ釣りで釣った魚はアミコマセを大量に食べておりコマセも一緒に炊き込むことになってしまいますので、丁寧に取り除いて下さい。

これはムツとアジに限ったお話しですが、ムツの鱗は非常に細かく食べてもあまり気にならないので、取り除かなくても大丈夫ですが、気になるようであれば鱗も取り除いて下さい。

アジはゼイゴと呼ばれる鱗が変化した側線のような鱗しかなく、鱗がほとんどないので取り除く必要がない…というか取り除く鱗がありません。

あとは下処理をしたムツを洗ったお米の上に並べ、小さじ2/1程度の塩を入れ、普段より幾分多めの水で炊けばOKです。

炊き上がったら、お米と一緒に炊いたムツの身をほぐし身にして、炊けたご飯と混ぜ合わせれば完成です。

ムツやアジ、鯛系の魚はしっかりした出汁が出ますので、炊き込む時に余計な粉末出汁などの調味料は混ぜない方が美味しく出来上がります。

現在釣れている他の青魚なども炊き込みご飯にしても美味しいですが、サバ、イワシ系は若干の生臭さ、外道で釣れるウミタナゴ、メバル、メジナ等の根魚の場合は若干の磯臭さが残ります。

炊き込んだ魚の身をほぐすことが若干手間ですが、魚を捌くことに自信がない方などは、無理に捌いて可食部を少なくしてしまうくらいであれば、炊き込みご飯は無駄なく食べることが出来るのでお勧めです。

ムツとアジの炊き込みご飯はおにぎりで食べても美味しいです。(冷めた炊き込みご飯でも美味しく食べられます)

宜しければお試し下さい。

最後にこれもどうでも良いことなんですが、チャットGPTに「魚が釣れない」理由を聞いてみました。



個人的には、これからどんどんAIは生活の中に取り込まれていき、無くてならないものになっていくんだろうな…と思っていますが、真剣にAIに釣れない理由を聞く人がいるとすれば、恐らくその方はいつまで経っても釣れる釣り師にはなれないだろうな…と思います。

ただ、ここまでしっかりした答えを返すことも凄いな…と実感すると共に、これが無料で出来るということは、頼りたくなる気持ちも分かる気がします。

AIがもっと進化しても、変化のないルーティンな事柄であればより精度は増していくと思いますが、毎日命の危険に脅かされながら、いろいろ試行錯誤を繰り返し、子孫を残すために生きている、自然界の動物の動きを完璧に読み切ることはAIには難しいのではないか…と私は思っています。

余談なんですが、自動車の運転は二度と同じ場面はない…と言われますが、山手線…単なる環状の各駅停車の鉄道ですが、未だに自動運転にはなっていません。

それはなぜか…?

たった一つだけ踏切があるからなんです。

踏切で起こることを全て完璧に予測し、絶対に事故が起きないようにすることは不可能…こういう考え方から未だに人間の目視での安全確認を優先するために運転士が列車を運転しており、自動車の運転も同じく二度全く同じ場面に遭遇する確率は天文学的数字です。

こういったことも踏まえ、釣りに於いてはやはり自分の目で見て、釣りをして感じることが一番魚を釣る上では重要なことだと私は思います。

ちなみに山手線に関しましては、もう踏切はない?ある?すみません、ここはハッキリと分かりませんが、何れ踏切を廃止して自動運転化することが決まっているようです。

次回は大潮と潮の動きとしては期待出来、私が逃している釣りをする時間帯、日の出後に潮が大きく動きます。

次回は釣り過ぎ注意報が発令されても、日の出後の魚の動きを納得いくまで見て参ります。

いよいよ夏を思わせる暑い日が続きます。

釣りのみならず、熱中症には十分ご注意下さい。

また、ご報告させて頂きます。

2023年6月25日午前5時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年6月25日午前5時半頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

Yahoo掲載
この記事は「Yahoo! JAPAN」掲載記事です。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  アジ  カタクチイワシ  ムツ  ヒイラギ  カマス  

【三崎港・北条湾】サビキで五目ならぬ七目釣り・泳がせ釣りの原点のあの魚もGET!(2023年6月18日)

こんにちは。

この日は直近の金曜日に雨が降っており、この雨がどう影響するか些かの懸念はありましたが、午前3時半頃の満潮での潮止まり以降、大潮且つ下げ潮とは言え大きく潮が動くタイミングでマヅメ時を迎える状況に、興奮を覚えながら釣りに出掛けました。

満潮での潮止まりの1時間ほど前、午前2時半頃に北条湾に到着しました。

土日共に天候に恵まれ、午前2時台にも関わらず釣り人はそれなりにおり、釣り座は埋まりつつありました。

早速釣りの準備に取り掛かります。

海水温を計ってみると、海水の温度自体は問題ありませんでしたが、予想通り雨の影響は受けており海水に濁りがあります。



バケツに海水を汲んで、見た目的にハッキリ分かるほど濁っているということは、北条湾の深部には狭塚川という川が流れ込んでいるので、川からの真水の影響を受けている可能性が高いということです。

北条湾は縦に細長いウナギの寝床のような地形をしており、海水がシャッフルされにくく非常に淀み易い湾です。

こういった、雨の影響で海水が濁っている場合、最悪真水と海水が分離してしまい塩分濃度の違う層が出来てしまうことがあります。

真水と海水ですと、海水の方が比重が大きく(密度が大・重い)塩分濃度が薄い海水(真水)が上、元の海水が下のような状況になり、汽水域などを苦手とする青魚は底近くに逃げて回遊するか、最悪の場合は北条湾から出て行ってしまいます。

こうなると、当然釣れない、釣りにくい状況になります。

一々バケツに海水を汲んで確認しろ…とは言いませんが、北条湾は通常であれば海底までハッキリ見えるくらい海水が澄んだ湾なので、目視で足下を覗き込み明らかに海水に濁りがある場合は、通常サビキ釣りをするタナより深めに仕掛けとを落としてみたり、釣り座は製氷所の前や花暮岸壁で釣るようにしてみて下さい。

製氷所の前や花暮岸壁は潮の流れも早く、外海とも繋がっていますので雨の影響を受けることはまずありません。

海水の濁りが若干気になりながら釣りを開始しますが、どこぞの芸人さんの「そんなの関係ねぇ…」状態でいつも通り、第一投目からこの方がヒット。



入れ食いとまではいきませんが、アタリがあればずっとこの方…

この状況がしばらく続き、一気に横に走るアタリがあります。

ん??

なに??

サバ??

と、見せかけて釣れたのはこの方…



貴様…大潮だからって走らんで良い…紛らわしいんだよ…

釣り開始から15分、本当に大潮なのか疑いたくなる釣果です。

そうこうしていると、悠々とこの方も登場。



どうだ??

釣れてるか??

と言わんばかりの余裕の登場です。

しかし、この時点で釣れているのはネンブツダイとクサフグのみです。

しこまたネンブツダイは釣れるので、まずはネンブツダイをあげますが…



これじゃないのないの??

と、全身から伝わってくるイヤイヤ感…

これは、釣り場にいる動物達全般に言えることなんですが、何十年と釣り場の動物達と釣りをしていて感じていることが、同じ釣り場に現れる動物、北条湾で言えばこのキジトラ猫で二代目※なんですが、猫が現れると魚が釣れ出すことが多いんです。

※一代目は茶トラ猫でした。

おっ!

ニャンが来たから、あと10分くらいでアジがくるぞ…

みたいな感じです。

天気予報で雨マークが一つもないのに、10分以内に雨が降る…

私はこういうことを当てることがあるんですが、そういう時は気温や湿度、風向きなど、雨が降る時の感覚を身体が覚えている感じです。

家内に「雨?何言ってんの??」みたいに言われても、急にもくもくと雲が出来てゲリラ豪雨になる…近年はこれがしょっちゅうあります。

私は喘息持ちで、気圧の変化にも敏感なんですが、低気圧が近付いて来ると息苦しくなります。

勝手な想像ですが、恐らく猫のみならず釣りのお供の動物達は魚が釣れ出すタイミングが分かっていると思います。

おっ!

そろそろ魚が釣れ出すだろ…

あのオッサンいると良いな…

魚くれるし…

みたいな感じでやって来ているような気がします。

車から釣り道具を最初に降ろすタイミングで釣りのお供のキジトラ猫がやって来る時は、第一投目はネンブツダイであってもすぐにネンブツダイ以外の魚も一緒に釣れることが多いです。

こういう人間には計り知れない能力を持っているんだなと、私は勝手に思っています。

そして、この日もあの余裕の登場から5分…

突然、ネンブツダイは釣れなくなりアジラッシュが始まります。



この日もサビキ仕掛けを付けた竿を4本出していたのですが、家内と二人で捌き切れないくらいにアタリが連発。

そんな中、ムツっ子も混じり始めます。



しばらく入れ食いに近い状況が続きました。

そして、ここからが「魚を呼び寄せる幻の猫」の本領発揮です。

これこそ大潮!という多魚種の魚達が連続ヒット。

まずはカタクチイワシです。



続いて、恐らく北条湾で釣ったのは初だと思いますが、ヒイラギです。



カマスの幼魚のことを、見た目が鉛筆みたいなことから、えんぴつカマスと呼びますが、まさにえんぴつカマスがヒット。



そして、ほぼ日の出の時刻に恒例のサバっ子です。



アジは釣れ出してから、ほぼ同じ間隔で納竿直前までコンスタントに釣れ、動画は撮ったもののツイート出来ずにいましたが、釣りのお供のキジトラ猫にネンブツダイをあげても、猫パンチを繰り返すだけで食べなくなってしまったので、途中からずっとアジをあげていました。

たぶん、この釣りのお供のキジトラ猫は、余程お腹が空いていなければ、今後は最初の1匹…くらいしかネンブツダイは食べないと思います。



撤収間際、最後はお土産にアジを1匹咥えてゆっくりと歩きながら寝床へ帰って行きました。



この日はカタクチイワシの釣果が確認出来たので、日の出後1~2時間程度魚の動きを見たかったのですが、だいぶ釣りのお供のキジトラ猫がやっつけてくれましたが、それでも十分な数の魚が釣れたので粘らずに撤収することにしました。



マヅメ時から日の出の時間に掛けて、いよいよイワシ類が回って来るようになり、完全に今シーズンのサビキ釣りはシーズンインしたと言って良いと思います。

今シーズンはアジがかつてない規模の群れで寄っており、逆にサバっ子、ムツっ子は少なめな印象を受けます。

サバに関しては、例年より早く北条湾を離れ釣れなくなっていくかもしれません。

ゴマサバ、マサバで見ましても、本記事執筆時点でマサバはほとんど釣れず、今釣れるサバっ子は大半がゴマサバです。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2023年6月18日 北条湾釣行 釣果


だいぶ釣りのお供のキジトラ猫が食べてくれたので、丁度良い数になりました。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2023年6月18日 北条湾釣行 釣れた魚種


左からゴマサバ、マサバ、ヒイラギ、右にいってムツカマスカタクチイワシ、最後に一番下の魚がマアジです。

釣れた魚種をご紹介しております写真の左下、体高が高くトゲトゲしい魚がヒイラギなんですが、名前の由来はこのトゲトゲしているヒレのトゲが木のヒイラギの葉に似ていることからついた名前です。

雑食性で砂地を好んで住み、キス狙いなどの投げ釣りの外道としては有名です。

個人的な印象ですと、東京湾ではあまり釣れず、相模湾で釣りをすると外道として良く釣れる印象を持っています。

身は白身でたんぱくな味で、決して不味い魚ではありませんが、薄い体形で魚の大きさの割に可食部が少なく、トゲなどもあり調理がしにくい、トドメはメゴチにも負けず劣らずの強力なヌメリ…こんな感じなので、あまり好んで狙って釣って持ち帰る方は少ないです。

当時だから出来たことですが、私は小学1年の時から一人で始発の電車に乗って釣りに行っていました。

もっぱら江ノ島の岩屋という岩場でサビキ釣りやチョイ投げ系の釣りをしていたのですが、私が子供ということもあったと思いますが、当時は今ほどおかしな人もおらず、釣りに来ている大人の人や漁師さんなどに可愛がってもらいました。

そんな中、私がサビキ釣りで釣ったヒイラギをリリースしていると、近くにいた釣り人のおじさんが「ボウズ、ヒイラギ逃がしちゃうなら、それ針に付けて投げてみろ…」と言われ、当時は飛ばしウキ(遠投用のウキ)など持っておらず、一切合切は声を掛けてくれたおじさんが全て道具をくれたのですが、これが活餌を使った泳がせ釣りを私が最初にやった瞬間でした。

江ノ島の岩屋という釣り場は片瀬川が流れ込んで来ている位置にあたり、当時は良くスズキ(シーバス)が釣れる場所でした。

体格的に大人のように遠投することが出来ず、最初の1年は全く釣れませんでした。

始めてヒイラギを活餌に泳がせ釣りで釣ったのは50cmほどのフッコでした。

子供が一人で電車釣行なので、そのサイズの魚が入るクーラーボックスなど持っているはずもなく、タモ入れを手伝ってくれたおじさんが、現地で捌いて何とかクーラーボックスに入る大きさに収めてくれました。

物凄く興奮しながら電車で帰ったことを、昨日のことのように思い出します。

今私が北条湾でやっている活餌を現地調達する泳がせ釣りの原点で、実はヒイラギはいろいろ思い出深い魚で、私の釣り人生の中でも非常に付き合いの長い魚です。

ちなみに、家内に釣りを教えてからは、ほとんど相模湾方面の釣り場に行っていないこともあり、家内は初めて見る魚でした。

北条湾に入り浸る前は、観音崎で陸っぱりから春~初夏はシーバス、マダイ、夏~秋は尺ギス、冬は座布団ガレイ…これを主に狙って釣りをしておりましたが、観音崎などはヒイラギが居てもおかしくない海底の地形なんですが、ヒイラギを釣ったことはありません。

こういうことから、この日釣れた時は驚きと共に、懐かしくて思わず顔がほころんでしまいました。

この日の我が家の兄妹猫の朝食は、アジをメインにその他諸々な感じです。



ツイートにもありますが、その他諸々…の中に青魚以外を入れると、妹猫が拒否する可能性があり、特にヒイラギは初なので気になりましたが…



心配をよそに妹猫は完食。

兄猫は、「またハシビロコウみたいに固まって待つのかな…」と思いきや、何を思ったか突然後ろ足をガバッと開き毛繕いをしていました。

そんなとこ毛繕いしてるの見たことないんですがね…w

我が家の兄妹猫の夕食は、朝食よりこちらの方が猫達にとってはご馳走かもしれませんが、アジのみです。



今シーズンは本当にかつてないほどアジが好調なので、アジのみの食事になることが多いです。

これは文句無しに美味いと思います。



一度、兄妹猫用にサバを焼き、実際に器に盛ったら多過ぎたことがあり、急遽既に焼いたサバの身を夕食用に避けてあったことがありました。

その時も無情にも妹猫は何も残さず、何も入っていない器を残念そうに兄猫が眺めていたのを見て、少し不憫に思えて夜用に避けた既に焼いてある身を兄猫にあげたことがありました。

これがいけませんでした…

味を占め、それ以降今回のように妹猫の器に何も残っていないと、シレッとその場に居座り、追加をくれるまで移動しなくなってしまいました。

最近は特に酷く、器を片付けても居座り続けるようになってしまい、切りがないので撮影は強制的に終了し、全てを片付けると…

チッ…

もう終わりか…

みたいな雰囲気で重い腰を上げるようになってしまいました。

人間用の魚料理は、アジと小サイズのムツは片栗粉で唐揚げにし、それにおろしポン酢。

サバと大サイスのアジはタタキにして山掛け丼。

大サイズのムツはハタハタをイメージして、小一時間ほど軽く干し素焼きにしてみました。

小アジとムツっ子の唐揚げ

小アジとムツっ子の唐揚げ

小アジとムツっ子の唐揚げ

ムツっ子の素焼き

ムツっ子の素焼き

ムツっ子の素焼き

アジとサバの山掛け丼

アジとサバの山掛け丼

アジとサバの山掛け丼


そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2023年6月18日 北条湾定食


軽く干し素焼きにしたムツは、さすがにハタハタには負けますが意外にも中骨は気にならずに食べられた上に、調味料無しでも美味しかったです。

山掛け丼は、見栄え的に何とか頑張って毎回刺身系の魚料理を作るようにしていますが、正直申し上げて何れの魚もあと5cmくらい大きい方が余裕を持って捌ける感じですね。

時期的にはあと一ヶ月、7月の終わり頃には刺身にし易いサイズになってくると思います。

逆にアジとムツは頭から丸ごと唐揚げはそろそろ厳しいサイズになってきました。

アジとムツは骨格が柔らかいので、中骨は残したままでもいけますが、さすがに頭は切り落とさないと食べる時にかなり気になると思います。

最後にTwitterで行っています、釣行時のライブ配信についてなんですが、もしかすると今後出来ない…もしくはTwitter自体にあるライブ配信機能での配信になるかもしれません。



そもそもAPI※とはなんぞや?というところですが、Twitter以外の外部のアプリケーションが、Twitterの機能やデータを利用出来るようにするためのものです。

※アプリケーション・プログラミング・インタフェイスの略

私の釣り用のTwitterアカウントの場合は、ツイキャスという外部のライブ配信専用のアプリケーションが、Twitterを通してツイートする形でライブ映像を配信しています。

今後、こういった外部のアプリがAPIを利用する場合、今までは無料でTwitterがAPIを提供していましたが、企業向けの場合は月額580万円の利用料金を払え…ということになり、企業として提供していた外部アプリがTwitter側の審査を通過して無償での提供を受け、今まで通りサービスを提供して残っているものはほとんどなく、大半の外部アプリが使えなくなっています。

この日の釣行時は、まだツイキャスからのライブ配信が出来ていましたが、いつ使えなくなってもおかしくない状況です。

仮にツイキャスを使えなくなった場合は、Twitterそのものにあるライブ配信機能を使おうと思っていますが、Twitterのライブ配信機能は速度も遅く、恐ろしく画質が悪いんです。

岸壁の様子などを撮影しているのは、ドラレコの映像を編集しているもので、ドラレコの動画は違うんですがスマホで撮影しているものは全て4Kで撮影しており、4Kの動画をTwitterで上げると恐らく更に速度が遅くなり、高画質で撮影しても見る時には恐ろしく画質が悪くなってしまうと思います。

そもそもライブ配信を始めた切っ掛けは、私が「釣り場に定点カメラがあったらな…」と良く思ったからなんです。

その日に行かずとも、近いうりに釣りに行こうと思っているような時に、釣り場がどんな状況になっているのか見ることが出来ればな…と思い、いくらかでもお役に立てるかな…と思った次第です。

重要度で言いますと、それほど重要なことでもないんですが、念のため状況をご報告させて頂きました。

次回は小潮と潮の動き的にはあまり宜しくない上に、潮の動きが鈍いタイミングで釣りに行く事になると思います。

この日は大潮で他魚種の魚が釣れたので、次回釣りにくい状況の時に今シーズン好調なアジがどのくらい釣れるか…

明け方にも回って来るようになったイワシ類がどれくらい釣れるか…

その他の魚の動きなども注視して釣りをしたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2023年6月18日午前6時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年6月18日午前6時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

Yahoo掲載
この記事は「Yahoo! JAPAN」掲載記事です。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  アジ  ネンブツダイ  サバ  メバル  メジナ  ウミタナゴ  

【三崎港・北条湾】サビキで五目釣り・久しぶりに手応えのあるメジナをGET!(2023年5月21日)

こんにちは。

前回の釣行は気象の状況も海の状況も最悪で、釣果は期待出来ない中での釣りでしたが、今回は比較的状況的には良く週中より期待をしていました。

オマケに前回の釣行時は、まだボウズの方が良かった…と思うくらいの、2m級のアカエイの餌食になり、ただただ疲れただけの釣行となってしまいました。



そして、この日ですが、気象の状況は良い…

未明の気温も寒さを感じることがなくなってきており、釣り人がそれなりにいるのではないか…

こういうことから、普段よりも幾分早めに自宅を出発しました。

因果関係は絶対にありませんが、釣りに行く道中の横浜横須賀道路の通行量が著しく少ないと、現地に着いてから釣り座の確保が困難なくらい釣り人がたくさんいることが多く、この日もまさにそれ…不気味なくらい車が走っていませんでした。

嫌な雰囲気を感じつつ北条湾を目指しました。

北条湾に到着すると見事に嫌な予感が的中。

普段より係留されている船も多かったことは事実ですが、主要な釣り座はほとんど埋まっていました。

不思議なことに北条湾側の岸壁はほぼ全滅だったのに対して、珍しく製氷所の前の釣り座が空いていました。

当初の予定では、前回、前々回と北条湾内の海水温が、雨の影響により一気に4度~5度も下がっており、この辺の確認と魚の動きを見たかったので、北条湾側の釣り座で釣りをしたかったのですが、選択肢がありませんので、この日は私には珍しく製氷所の前の釣り座で釣りをすることにしました。



前回、アカエイと格闘した泳がせ釣りに使っている竿の先端のガイドが破損していたりと、地味に釣りの準備に時間が掛かってしまい、釣りを開始してからかなり時間が経ってからツイートしました。

ガイドが破損した竿は、恐らく私が気付かなっただけで、アカエイとの格闘の際に、仕掛けを強化したことなども裏目に出て限界を超えてしまったんだと思います。

釣り座が空いていなかったので、製氷所の前で釣りを始めましたが、いつもと違う場所で釣りをすると、何となくワクワクしてしまいます。

何かいつもと違う魚が釣れないか…そんな淡い期待を持ちアタリを待っていましたが…

そんな期待を木っ端微塵に打ち砕く、いつものこの方が第一投目からヒットします。



早く釣りに来た甲斐もなく、また珍しくいつもと違う製氷所の前で釣りをしましたが、サビキ釣りに関しては北条湾内を含め、未明の時間帯はほとんど釣れません。

今シーズンは特に酷いように思います。

この日は折角製氷所の前で釣りをしたので、くまなく観察しましたが、魚がいるけど活性が低く食ってこないのではなく、そもそも魚がいません。

北条湾内で釣りをすることが多いので、製氷所の前や花暮岸壁などでは未明の時間でも幾分は釣果が上がっており、陽が昇ると北条湾の中へサバなどを始めとする、サビキ釣りで釣れる魚達が入って来ているのかな…とも考えていたのですが、花暮岸壁では釣りをしていないので何とも言えませんが、少なくとも未明の製氷所の前にはこの日はネンブツダイ以外いませんでした。

サビキ仕掛けを投入しても念仏ラッシュになるだけなので、一旦サビキ釣りは空針で沈めておきマヅメ時までまともに釣りはしませんでした。

何の魚もいないわけではありませんが、フィッシュイーター達も自分達がターゲットとしている小魚がいないのであれば、当然ながら寄るはずもなく、ルアーやエギの類の釣りは厳しいと思います。

薄っすら空が明るくなり、いよいよマヅメ時。

そろそろやるか…と家内に声を掛け、サビキ釣りを再開させます。

マヅメ時も超え、ほぼ日の出の時刻でアジがヒットします。



回って来たな…

日の出後、30分~1時間程度は真面目に釣りをしてくれ…と、家内に頼み小まめにサビキ仕掛けにアミコマセを付けて投入します。

アジが釣れてほどなくして、次から次へと様々な魚が連続ヒット!

まずはメバルです。



メバルは15cm以下のものは全てリリースし、持ち帰ったものは1匹ですが10匹程度釣れました。

次はメジナ(グレ)なんですが、竿受けに置いてあった竿が根元からしなり一気に海中へ引き込まれました。



サイズは35cmオーバーで、良く走り強烈な引きは久しぶりに根魚の引きを楽しませてくれました。

そしてようやくサバっ子です。



最後にオマケのウミタナゴです。



久しぶりの五目釣りとなりました。(ネンブツダイは含まず)

サバっ子に関しては、Twitterのフォロワーさんが北条湾内で釣りをしており、同じ時間帯にサバっ子は釣れていたのですが、実際に釣ったサバっ子を見せて頂くと、北条湾内に入っている群れの方が一回り小さく、製氷所の前に寄っていたサバっ子の群れの方がサイズが大きかったです。

純粋にサビキ釣りを楽しむのであれば、現時点では時間帯は明るくなってから、釣り座は北条湾内より製氷所の前、花暮岸壁などの方がサイズの大きな青魚が釣れると思います。

泳がせ釣りに関しましては、この日はフィッシュイーターらしき魚は北条湾内、製氷所の前共に姿を確認することは出来ませんでした。

数年前に話題になりましたウニの食害による磯焼けですが、当時は北条湾の岸壁にも無数のウニが張り付いているのが確認出来ました。

ウニを良く目にするようになり、しばらくメジナも全く北条湾では釣れなくなりましたが、この日のサイズのメジナが釣れたということは、磯焼け対策の効果が出てきた証かと思います。

実際に、年明け以降サビキ釣りの釣果が厳しい時期に、虫餌で純粋に投げ釣りをしてみましたが、アマモなどしばらくお目に掛かっていない海藻類が仕掛けに絡まることが多々ありました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2023年5月21日 北条湾釣行 釣果


こちらは釣れた魚種です。

2023年5月21日 北条湾釣行 釣れた魚種


上というか中央の一番大きな魚がメジナ(グレ)、メジナの下の左側がウミタナゴ、右がメバル、上にいってゴマサバ、その下がネンブツダイ、更に下がマアジです。

この日は釣れたサバっ子は全てゴマサバでマサバは混じりませんでした。

兄妹猫の朝食ですが、文中でもお話し致しましたが、本当に未明(暗い間)はネンブツダイしか釣れず、あまりに念仏祭りなので、今日は本当に何も釣れないのでは…と、一抹の不安が過り焦ってネンブツダイを兄妹猫の食事分くらいストックしてしまいました。

マヅメ時になり、アジを皮切りにそれなりに釣れたのですが、アジが釣れ始めた時点で、今度は慌てて生きているネンブツダイをリリースしようと思ったのですが、大半は死んでしまったり衰弱していたので、元気の良いネンブツダイだけリリースしそれ以外は持ち帰りました。

持ち帰ったネンブツダイはすり身にし、練り物風に焼き、あとは小サイズのサバっ子を焼いてあげました。



ネンブツダイの練り物は、アンチ念仏の妹猫でも食べてくれるのですが、焼きサバのほぐし身と一緒にあげたことはなかったので、もしかするとネンブツダイは残すかな…と思ったのですが…



予想とは裏腹に肉片一つ残さず完食。

大人しくずっと隣で待っていた兄猫が少々不憫だったので、今回は特別に追加で余った焼きサバの身をあげました。

兄妹猫の夕食はメジナのアラと大サイズのサバっ子を焼いてあげました。



兄猫は朝食時に追加で焼きサバをあげたことに味を占めたのか、食事が終わっても一向にその場から離れようとせず、当たり前のように追加を待っていましたが、そうは問屋が卸しません。

というより、あげたくても追加の焼き魚がないのですが…w

人間用の魚料理ですが、久しぶりにまともな魚料理が作れました。

アジは片栗粉の衣でサクサクに揚げた唐揚げ、メジナの腹身は塩焼き、残りの身を湯引きした皮と梅肉と一緒に叩いたタタキ、メバルウミタナゴは梅煮にしました。

アジの唐揚げ

アジの唐揚げ

アジの唐揚げ


メジナのタタキ

メジナのタタキ

メジナのタタキ

メジナのタタキ


メジナの塩焼き

メジナの塩焼き

メジナの塩焼き

メバルとウミタナゴの梅煮

メバルとウミタナゴの梅煮

メバルとウミタナゴの梅煮


久しぶりに作ることが出来た北条湾定食はこんな感じになりました。

2023年5月21日 北条湾定食


この時期になると、困ることの一つが普段使っているサビキ仕掛けが売り切れていることが多いことです。

前回の釣行帰りにサビキ仕掛けと追加しようと釣具店に寄りましたが、あぁ…この時期がきたか…と、案の定愛用しているサビキ仕掛けは全て売り切れ。

30枚まとめて注文してきましたが、少々面白いサビキ仕掛けを見つけたので、次回これを試してみようと思います。

赤針のサビキ仕掛け


Twitterでは確証も無いので、ブログだけでのお話しになりますが、何が面白いのかと言うと針が赤色なことです。

サビキ釣りは魚の光(反射光)に対する反射で釣る釣り…と私は良く申し上げますが、言ってしまえばルアーやエギなどの釣りに近い釣りなんです。

通常売っているサビキ仕掛けはスキンなどでアミコマセのアミに似せた疑似餌にしてあったり、ケイムラ色に代表されるように魚が好む反射光が出るように工夫されています。

では赤色はどんな反射光が出るのか…

出ないんです。w

厳密には、人間には識別出来る反射光は出ますが、動物で有名なのが猫ですが、魚も猫同様に赤色はほとんど見えていません。(認識出来ない)

見えていないというより、黒色に近い色にしか見えず見えていないのとほとんど変わりません。

キチンと調べたことがないので、私の勝手な解釈ですが釣り針で赤色の物は、そもそも魚に針の存在を認識させないためだと思っています。

つまり魚を「寄せる」ための工夫がされているサビキ仕掛けが多い中、魚に釣り針を「見せない」ための赤色の釣り針のサビキ仕掛け…

真逆の発想が中々面白いと思いました。

写真の赤色の釣り針のチモトが黒い球体のようなものがありますが、これも釣り針を見せないための工夫だと思いますが、私はここに蛍光の緑色の塗料を塗布し、海の中では蛍光の緑色の小さな玉に見せるつもりです。

次回の釣行記事で結果はお伝えします。

最後に少々グロいので【閲覧注意】ですが、今回釣ったメジナは「ウオノエ(魚の餌)」という甲殻類の寄生虫に寄生されていました。



ウオノエ(魚の餌)


幼虫の時は魚のエラに張り付いていることが多く、成虫になると魚の舌に移動します。

寄生された魚はエサが食べにくくなるので、衰弱したり最悪餓死してしまいます。

鯛系の魚、根魚、アジなどに良く寄生しているのを見掛けることがあります。

宿主が死ぬと、すぐに離れ次の宿主を探すため、釣った魚にウオノエが寄生しており、クーラーボックスやバケツに釣った魚を入れておき、魚が死ぬとクーラーボックスやバケツの中を泳いでいることが良くあります。

万が一、生でウオノエを食べてしまっても、人間に寄生することはなく無害です。

毒等もなく今回のように魚と一緒に焼いてしまい、誤って食べてしまっても問題はありません。

今回の場合は、メジナがサイズ的にバケツに入らなかったので、すぐに氷水(塩水)に浸してしまったので、魚と一緒にウオノエも死んでしまい、寄生したままの状態で発見されたと思われます。

また、寄生されていた魚の身なども食べても問題はありません。

ウオノエは人間には無害ですが、こちらは命を落とすこともありますので要注意です。



低気圧の通過後や台風の通過後など、海が荒れ砂浜や岩場に浮遊物と一緒に打ち上げられていることが多く、良くビニール袋と間違えて触ってしまう方がいます。

毒性が強く、アナフィラキシーショックを起こしてショック死することがあります。

お子様などは十分にご注意下さい。

次回は潮回りが小潮なんですが、翌日が長潮とかろうじて小潮というだけで、潮回りの周期の末端で潮がほとんど動きません。

海の状況的には厳しいですが、そろそろ何か泳がせ釣りでまともな釣果を上げたいところです。

また、ご報告させて頂きます。

2023年5月21日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年5月21日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  エイ  アカエイ  アジ  サバ  泳がせ  ネンブツダイ  

【三崎港・北条湾】今シーズン1枚目・全然嬉しくないあの大型魚がヒット!(2023年5月14日)

こんにちは。

この日は気象の状況、海の状況共に釣れる要素を探すことが難しいような状況でした。

潮回り(潮汐)は潮の動きがほとんどない長潮、気象の状況は風が強い上に、釣行時間に雨が降る予報、釣行前日までも雨がそれなりに降っており、北条湾内の海水温が下がっていないか気になっていました。

釣りに行っても無駄足になる要素満載でしたが、釣りに行かなければ魚が釣れることはありません。

無駄足覚悟、ダメ元で釣りに行くのですが、状況が悪ければ悪いほど魚の動きも読みにくく、普段より幾分早めの午前3時頃より釣りが始められるように自宅を出発。

北条湾に向かう道中、軽く雨に降られますが、北条湾到着時は雨は止んでいました。

しかし、午前3時以降にそれなりの雨量の雨が降る雨雲が北条湾周辺を通過する予報が出ており、雨が降る前にダッシュで釣りの準備に取り掛かりました。

何とか雨が降り出す前に釣りの準備も終わり、ずっときになっていた海水温を計ってみると…

海水温を計った時点で釣り終了の鐘が鳴ってもおかしくない、ナント!15度。

前回(前週)よりも一気に4度も下がっており、明らかに直前まで降り続けた雨の影響で川から流れ込む真水の量の多さを物語っていました。



こりゃ、厳しいね…

恐らく釣れん…

事前のデータに、更にプラスαで釣れない要素が積み上げられました。

下手すると、ネンブツダイも釣れんかもしれんね…

などと、家内と話しながら釣りを始めると、今度はトドメの雨が降り出します。

しかも、雨粒も大きく結構な雨量です。

如何にも雨雲通過中…的な雨の降り方で、短時間でザッと降っては止み、降っては止みを繰り返します。

気温は16度ですが、数日降り続いた雨の影響もあり、また雨雲も絶賛通過中。

湿度が地味に高く、上下カッパを着ると暑がりな私は地味に額に汗が…

釣れる要素もなく、風雨も地味に強く、まさにアラフィフのおっさんの一人罰ゲーム状態。

この日は雨が降り出してテンションが上がらない中、本当に帰ろうか悩み、念のため雨雲レーダーなど、気象の状況を確認すると…

これまた釣りの神様の意地悪で、30分もすれば雨雲は通り過ぎる予報になっていました。

30分…であれば、雨宿りをしつつ雨雲が通過するのを待つか…

車のリアゲートを屋根代わりに雨雲の通過を待ちながら釣りを続けました。

そうこうしているうちに、雨も弱まり釣りに専念出来そうな状況になった時、「これだけ地面がビショビショじゃ釣りのお供は来ないだろうな…どっかで雨宿りしているだろうな…」と思っていると、私の車の下に何やら怪しい影が…

ん??

あれは…

ナント!釣りのお供が雨宿りしていたのは私の車の下。

車の下からずっと私達の方を見ていました。

完全に雨が止みますが、まだ地面はビショビショです。

すると、右手左手、右足左足に付く水を足をプルプル振って飛ばしながらゆっくり私達の所へやってきました。

釣りのお供のキジトラ猫が登場した途端、「魚は寄せておいたから早く釣ってくれ…」と言わんばかりに、ネンブツダイが突然釣れ出します。



釣りのお供の指示通りに、ネンブツダイを釣って釣れたネンブツダイの大半はこの方の胃袋の中へ。



しばらく念仏ラッシュが続きましたが、その後アジが混じり始めます。



釣れ方としては、長潮らしく魚の活性は低くコンスタント…という流れではなく、時折釣れるという感じで、何とも締りのない釣れ方でした。

ネンブツダイもアジの食いも一旦止まり、今日はここまでか…と思っていると、今度はフグラッシュです。



テンションも上がらず、釣りをしようというモチベーションがどんどん下がっていきます。

しかし、本来猫が嫌う地面が濡れた状態にも関わらず、ずっと釣りのお供がそばから離れません。

現在良く遊びに来てくれる釣りのお供のキジトラ猫は、恐らく1歳~3歳くらいの若い猫だと思われ、とにかく食欲が半端ないです。

フグしか釣れない間も、ずっと魚をくれるのを健気に待っています。

この日は、この釣りのお供がそばに居てくれたお蔭で、朝まで釣りを続けられたと言っても過言ではありませんでした。

フグラッシュも終了し、再びネンブツダイ、アジが釣れ出すと、この日はこの1匹だけでしたがサバっ子がヒットします。



この時点で午前6時くらいで、非常に時間が経つのが遅く感じるダラダラした釣れ方で、ある程度は釣りのお供のお腹も満たされたので、帰り支度を始めようとしていました。

長潮という状況だけでも釣りにくいのに、トドメの海水温の低下は致命的でこれ以上北条湾内で釣りをしても、ほぼ100%この後劇的に釣れ出す…ということはなく、日の出まで様子を見たので6時半には撤収しようと思っていました。

釣りのお供が登場し、ネンブツダイが最初に釣れた時に、実はダメ元でネンブツダイを活餌に泳がせ釣りをしていました。

終始フィッシュイーターの気配は皆無で、サビキ釣りもご覧の感じです。

泳がせ釣りに使っている竿は、普段であれば大型の魚が掛かった際に、竿を持って行かれないようにロープを括り付けてあります。

釣れる要素が限りなくゼロに近い上に、雨で地面が濡れていることから、この日は泳がせ釣りの竿にロープを付けていませんでした。

それだけ私が釣れると思っていないと同時に、帰り支度を始めようとしていた時は、半ば泳がせ釣りをしていること自体忘れていました。

すると…

私はライブ配信が止まっていたので、ライブ配信を再開する作業を車の中でしていました。

ガシャン!

と、竿立てと竿が倒れる音が聞こえてきます。

なんだ…??

あぁぁ、風で倒れたのか…

そう思い、何の気なしに家内の方を見ると、竿を持ち合わせています。

ん??

魚??

何かヒットしたのか??

慌てて車から飛び出し、家内と交代します。

残念ながら、竿を持った瞬間にヒットした魚は分かりました。

以下の動画で、大物との駆け引きの一部始終がご覧頂けます。※

※私がライブ配信をしている時にご覧頂くと最新のライブ配信が表示されます。



ちなみに、この時間になっても釣りのお供は帰らず、ライブ配信の動画に映っています。w

走ることもなく、ただただ重く、強い引き…

忘れかけていた泳がせ釣りの活餌が力尽き、底に沈んでしまいそれを食ってきたものと思われます。

ヒットしたのは、尾まで入れると2mはあろうかというアカエイです。



去年アカエイのお蔭でタモ網の柄が3本折れました。

外道であるエイであっても、出来るだけ釣り針は外してリリースしてあげたいと思い、毎回なるべくタモですくい一度陸揚げして、引っ掛かっている釣り具は全て外してからリリースしており、エイを含めた他の大型の魚用も兼ねて現在は3種類のタモを持ち歩いているのですが、今回ばかりはタモではお話になりませんでした。

ギャフなど、魚自体を何かに引っ掛けて引き上げないとまず上げることは不可能でした。

さすがにギャフは持ち合わせていません。

船で沖合の堤防や島などに渡してもらったり、お金を払って確実に大物がヒットする釣りではなく、あくまで陸っぱりからの釣りですのでギャフまでは用意していません。w

魚のスレについて、前回の釣行記事でお話しさせて頂いたのですが、そのスレ対策と強化を目的に、泳がせ釣りの仕掛けを市販のものではなく自作することにしました。

そして、今回からその自作の泳がせ釣りの仕掛け第一弾を使ったのですが、想定以上の強度があることが分かり、それはそれでエイがヒットしてくれて良かったと思っています。

泳がせ釣りの仕掛けの強化…つまり強度も大事なんですが、やはりなんと言っても一番はスレ対策なので、スレに有効と判断出来ましたら、詳細をお話しさせて頂きます。

強度を持たせるだけであれば、基本は全ての糸を太くすれば良いのですが、それをやり過ぎると今度は糸が魚に見えてしまいスレに対しての対策になりません。

ある程度の強度は持たせつつ、魚にバレない仕掛けを試行錯誤中ですので、今しばらくお時間を下さい。

釣れない要素満載の釣行でしたが、最悪な状況の日に何も釣れないよりはマシかな…などと思いました。

翌日は筋肉痛、帰路の車内でも左手でビールを持つと腕がプルプルしてました。

今シーズンに入ってから、泳がせ釣りでの釣果はこれで2匹目ですが、最初がクロアナゴ…次がこれ…釣りの神様も意地が悪いです。w

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



お腹いっぱいになったのは、釣りのお供のキジトラ猫だけです。w

当然、人間用の魚料理はありません。

兄妹猫の朝食がかなり怪しい感じになってしまいました。



兄猫の新たな待ちのスタイルもそうなんですが、妹猫が嫌がらせのように焦げたアジの尾だけを残したのには、飼い主として爆笑でした。

何とか5月中に泳がせ釣りで1本上げたいのですが…思うようにいきません。w

まぁ、それが自然相手の釣りの醍醐味でもあるのですが…

この日のように、ここまで悪条件が重なることも珍しいので、当たり前ですが次回はもっと状況的には良いです。

潮回りは大潮、潮の動くタイミングが若干微妙ですが、個人的にはサビキ釣りを含め期待しています。

また、ご報告させて頂きます。

2023年5月14日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年5月14日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  サバ  アジ  ムツ  ネンブツダイ  青魚  

【三崎港・北条湾】GW第四弾!小アジ・サバっ子好調&GWの釣行の総括(2023年5月7日)

こんにちは。

今年のGWは後半が気象の状況に恵まれず、強風や雨続きでイマイチ残念な感じとなりました。

GW中は4/29の釣行に始まり、5/3、5/4、そして今回の5/7と計4回釣りに行きました。

今年は例年に比べ幾分サバっ子の群れが北条湾内に入って来るのが遅く、4/23の釣行時に今シーズン初めてサバっ子の釣果を確認しました。

安定してサバっ子の群れが北条湾内に入って来てくれるかも分からない中でのGW突入でしたが、釣れる時間帯にまだバラつきがありましたが、GW中は4/29の釣行を除いてサバっ子の釣果は確認出来ました。

そして、GW最後の釣行のこの日は、とにかく空の様子を伺いながらの釣りとなりました。

釣りに出掛ける直前の天気予報はこんな感じでした。

20230507_天気予報


雨が降り始めるタイミングこそ、後ろ倒しにズレていき私が釣りに行く未明の時間帯に雨が降る可能性は低くなりましたが、釣りに於いては雨より危険な風、その風速の予測が9m。

風速が8mを超えてくると、さすがに釣りをすること自体が困難になり、特に釣り針がたくさん付いているサビキ釣りですと、危険な上に竿は飛ばされ、釣れた魚から釣り針を外すのも一苦労、竿受けに竿を置いておけない状況になり兼ねず、下手をすればずっと竿を手持ちで釣りをしなければなりません。

釣りが出来る可能性は五分五分。

そんな状況の中、何とか釣りが出来るレベルの風速であることを祈りつつ北条湾を目指しました。

こんな荒天の予報の中、釣りをしに行こうと思う釣りバカは私くらいなものだろう…と、かなりピンポイントで時間を絞り、午前4時半頃に北条湾に到着する感じで自宅を出発しました。

道中、横浜横須賀道路などでは、強風で飛ばされた木々が高速道路上に落ちており、かなりの勢いで車も風に煽られ強く風が吹いていることを感じながら走っていました。

北条湾に到着すると、あまり北条湾内では見掛けない白波まで立っていました。

車から降り、まずは風速の確認をしました。

時折突風的に8m近い強風が吹くものの、常時吹いている風は6m~7mほど。

これならイケる…

釣りをする時間は概ね2時間、途中で風が強くなったり雨が降ってきたらすぐに撤収…こんな感じで釣りを開始します。



海面はご覧の感じなので、釣り開始時から終始海の中の様子は全く分かりませんでした。



あまり強風感が伝わりにくいですが、足下の岸壁付近に白い泡のようなものが映っていますが、波が岸壁に打ち付けられて出来る泡です。

釣りを開始しますのツイート内でも申し上げていますが、釣りのお供のキジトラ猫は、物陰で私達が来るのを待っていたかのように、まるで待ち合わせでもしていたかのように、私達が車から降りると車のそばまでやって来て、最初に釣り道具を持って行く時に付いて来ました。



潮の動きとしては、決して良い状況の時に釣りをしていませんでしたが、思いの外コンスタントに魚が釣れ続けます。

この日のように、外海が強風などで荒れると、普段はあまり湾や入り江の中に入って来ない魚なども、一時的に避難するために入って来ることがあり、荒天時に釣りに行くことをあまり大手を振ってお勧めは出来ませんが、荒天の時に湾や入り江の中で釣りをすると、思わぬ釣果が得られることも事実です。

ツイートの順番は釣りのお供の相手をしつつだったので、釣れた順番ではなくまとめて一気にツイートしておりますが、第一投目から恒例のネンブツダイがヒットします。



この日のネンブツダイは、釣れた全てのネンブツダイが釣りのお供の胃袋に収まりました。

続いてなぜか荒天の時に良く釣れるムツっ子です。



そして、アジが混じり始めます。



アジの動画を撮影している時に映っている人の手は、家内の手なのですが、動画の撮影など悠長にやっていて隙を見せると、釣りのお供に一気に釣った魚を奪われるため、すぐにアジを掴めるようにしていて映ってしまったものなのですが、北条湾に釣りに行かれる方は恐らくこの釣りのお供を見たことがある方もいらっしゃると思います。

釣った魚を釣り針から外している時が、一番魚を奪われ易いので十分ご注意下さい。

魚を奪われることは別にどうでも良いのですが、問題なのが釣り針が外れていない魚を持って行かれると取返しの付かないことになり得ます。

サビキ仕掛けごと持って行かれたり、最悪釣り針が猫の口や身体に絡まったり刺さったり、飲み込んでしまったります。

お一人で釣りをする場合に、猫が近くにいる状況で魚が釣れた場合は、竿立てなどに竿を立て、サビキ仕掛けを宙に浮かした状態で、魚を持ち釣り針を外した方が無難です。

猫はバカではないので、当たり前ですがサビキ仕掛けだけある状態で、サビキ仕掛けを奪うことはしません。

あくまで、魚を狙ってきますので、魚さえしっかり手で掴んでいれば問題ないです。

また、サビキ仕掛けや釣った魚を宙に浮かすことで、猫からすると魚自体を奪いにくくなります。

地べたに置いた状態ですと、狙いも定め易く一瞬の隙を突かれ奪われます。

先ほども申し上げましたが、この時にサビキ仕掛けが猫に絡まることが一番問題です。

お二人以上で釣りをされる場合に、猫が近くにいる状況で魚が釣れた際は、お一人は猫の見張りをしてあげて下さい。

また、こういったことは論外ですが、釣り場に住む動物達のためにも、必ずご自身が出したゴミは全て持ち帰るようお願いします。



そして、そうこうしているうちにサバっ子も釣れ出すのですが、釣りのお供の食欲が全開MAXで見張りをしても動画の撮影が難しく、今回は致し方なくバケツの中のサバっ子を撮影しました。



ライブ配信などの動画をご覧頂くと良くお分かり頂けると思いますが、釣りのお供が釣った魚を待っている時の距離もだいぶ短くなり、私達の動き一つ一つに一々警戒して反応しなくなったのですが、やはり身体には触れさせてくれません。

これは野良であれば当たり前で、無理に触ろうともしていませんし、触る必要もないのですが、先ほどのお話しのように、万が一釣りのお供の猫にサビキ仕掛けなどが絡まれば、その仕掛けを取り除くのは容易ではありません。

北条湾でこれらの猫達に遭遇し、釣った魚をお裾分けするようなことがある際は、この辺にご注意頂き静かに見守ってあげて頂ければと思います。

また、お子様などは特に注意が必要ですが、北条湾にいる猫達は基本的に野良です。

ペットとして飼っている動物もそうですが、動物慣れしていない子供などの、唐突な行動や動きを動物は非常に警戒します。

大人でも犬に噛まれたり、猫に引っ掛かれたりする人の多くは、動物との「間」が取れない人が多く、動物達からすると何を考えているのか分からないので攻撃してきます。

基本的に動物が苦手、自信がない方はあまり動物には近付かず、遠くから見守っていることが安全だと思います。

この後、この日は残念ながらサバっ子がコンスタントに釣れ続けてしまいます。



ツイートにあります、釣れ続けて…釣れるのに6時半で…帰る…?

どういうことかと申しますと、入れ食いではなくとも、一定の間隔でずっと小魚が釣れ続ける=天敵であるフィッシュイーターなどの、小魚達にとって脅威となるものが存在しない…つまりフィッシュイーターはいない…ということです。

この日は荒天が予想され、様子見という意味合いが強く、シャカリキになって釣りをしようと思っていなかったので、フィッシュイーターもいないのであれば予定通り6時半で帰ります…という意味です。

この後、サビキ釣りも泳がせ釣りも大きな動きはなく、この釣行後は再び週一の間隔での釣行になるので、もう少し粘りたい気持ちもありましたが、荒天の予報が出ている中での釣りなのでこの日は大人しくここで納竿としました。

なんだかんだとGWは、一週間強の間に4回釣りに行きいろいろ見えてきたこともあるので、その辺をまとめたいと思いますが、先に簡単にこの日の釣果等々ですが、以下の感じになりました。

まずは釣果ですが、こんな感じになりました。



この日はとにかく釣りのお供の食欲が半端なく、アジとムツはお裾分けしませんでしたが、ネンブツダイ、サバっ子をお裾分けし残った釣果がこんな感じです。

ネンブツダイは全て、ネンブツダイが釣れなくなってからはサバっ子をお裾分けしましたが、実際に釣ったサバっ子はこの倍以上ありました。

兄妹猫達にアジをあげる代わりに、人間はムツをもらいました。

兄妹猫の朝食は、大サイズのサバっ子をチョイスしそれを焼いてあげました。



兄猫はとにかくあっと言う間に食べ終わりました。



兄妹猫の夕食は、アジと小サイズのサバっ子を焼いてあげました。



ツイートにもありますが、焼いたサバとアジの身の匂いが食欲をそそる感じです。



そして、人間用は小サイズのサバっ子とムツっ子を市販の唐揚げ粉ではなく、下味を付けた片栗粉をまぶし、高温の油でサッと揚げ、外はサクサク、中はフワフワの唐揚げを作りました。

サバっ子とムツっ子の唐揚げ

サバっ子とムツっ子の唐揚げ

サバっ子とムツっ子の唐揚げ


軽く下味は付けてあるので、そのままでも問題ありませんし、岩塩など塩でも良いですが、今回は溜醤油にワサビを多めの溶きそれを付けて頂きました。

これがまた、ビールが進んじゃうんです。w

ムツは見た目とは裏腹に、頭の骨格や中骨、鱗なども非常に柔らかく、身の味が濃い魚なので市販の唐揚げ粉などのように、しっかりと調味料が混ざった衣よりもシンプルな衣の方がムツの味を感じ易く堪能出来ます。

余談ですが、ムツを捌く時に腸を出すと思いますが、サバっ子などと比べると驚くほど立派な浮袋を持っています。

物凄く頑丈な風船みたいです。

ムツは深海に住む魚ですので、産卵期や稚魚の時の一時期だけしか浅瀬にはいません。

浮袋が他の魚に比べて大きいことや、骨などの骨格が柔らかいこと、身の味が濃いことなどは、深海に住む魚の特徴の一つです。

私は大好きなんですが、同じ深海に住む魚で簡単に思い付く魚の一つの金目鯛なども、同じような特徴を持ち非常に美味しい魚として有名です。

余談に次ぐ余談で恐縮なんですが、通常であれば梅雨も終わり初夏にムツっ子達は自分達の本来の住む場所である、深場の海へ徐々に旅立って行き、夏本番時には釣れなくなります。

ところが、去年はビックリ仰天!

一度は夏前にムツっ子が釣れなくなり、例年通りかと思いきや、ナント秋にカマス狙いで釣りをしていると、かつて北条湾では釣ったことがない30cmオーバーのムツっ子?ではなく、ムツがヒットしました。

かつてない30cmオーバーのムツをGET!

ムツは成魚で80cmほどになる魚ですので、まだ若魚の段階ではあるものの、本来であればある程度の深さの海域に行っているはずのムツが北条湾に現れました。

これが昨今言われております、温暖化や海水温の上昇と関係あるのか、現時点では定かではありませんが、これも例年にはなかったことで、こういったことも含め、近年の北条湾では毎年ビックリ仰天なことが起こります。

そして、4/23の釣行時に初めて今シーズン初のサバっ子の釣果を確認して、GWを挟み約2週間の釣行の総括ですが、以下の点が気になったことです。

①魚のフィッシュイーターが頻度高く北条湾内に入って来る
②例年にないくらいサバっ子が太っている
③イカの類も魚のフィッシュイーターも、サビキで狙う青魚もスレがとにかく酷い
④サバっ子は2種類の群れが存在する
⑤北条湾内ではルアーやエギでの釣りは厳しい

①については、例年ですと梅雨入り前辺りから、未明の時間帯に何がしかの魚のフィッシュイーターが北条湾内に入って来ることはありましたが、概ねマヅメ時前には湾内から出て行き滞在時間が非常に短く、滞在時間も長く活性が高い状態で長時間北条湾内に留まるのは秋以降に集中していました。

現に本ブログのアーカイブなどをご覧頂いても、青物を始めとするフィッシュイーターを私が仕留めているのは大半が10月、11月です。

去年の晩秋のカンパチを仕留めた辺りから、秋の青物ラッシュが始まり頻繁にフィッシュイーターが姿を現わすようになりましたが、例年であればどんなに長くても年明け辺りでフィッシュイーター達は北条湾にやって来なくなるのですが、それがそのまま年を越し2月、3月のフィッシュイーターが狙う小魚達が北条湾にいない時期を除き、北条湾周辺の海域で小魚がいる場所にはフィッシュイーターが現れ続けていました。

そして、4/23にサバっ子が北条湾内に入って来ているのを確認した後は、フィッシュイーター達も北条湾内に頻度高く入って来ています。

②に関しましては、単純にエサが豊富なんだと思いますが、サバっ子と言えば頭デッカチでどことなくアンバランスな体形をしていることが多いですが、今シーズンのサバっ子は体形が既に「THE・サバ」で、サイズの割りには肉付きが良くそれなりに脂感があります。

現時点で釣れているサバっ子のサイズですと、魚料理を作るにも限られてしまいますが、釣れた際は是非召し上がってみて下さい。

③と⑤はほぼ同じ内容なので、飛ばして先に④についてですが、ツイートの埋め込みだらけになり、少々見にくいかもしれませんが、全て4/23~5/7までの釣果のツイートなんですが、サバっ子のサイズや種類に注目して見て下さい。

2023年4月23日のツイート


※2023年4月29日はサバの釣果が無かったため省略致します。

2023年5月3日のツイート


2023年5月4日のツイート


2023年5月7日のツイート


前半2回の釣行では、マサバ、ゴマサバのサイズがほぼ同じです。

5/4の日はマサバの釣果が確認出来ませんでした。

当初はツイート内でお話ししております通り、たまたま私が釣りをしていた場所にマサバの群れが回って来なかったのかな…?と思っていましたが、5/7の日はマサバの釣果もありましたが、マサバとゴマサバのサイズに大きな差があります。

これが現わしていることは、最初にサバっ子の釣果が確認出来た頃に釣れていたサイズのマサバの群れは、早くも北条湾を離れた可能性があります。

ただ、だからもうサバっ子は少しずつ釣れなくなっていくのか…というと、そういうことではなく、次々にサバっ子の群れは北条湾に入って来るのですが、サイズによって北条湾内に入って来る時間帯、留まる時間の長さが異なるということです。

5/4に釣れたゴマサバのサイズのサバっ子の群れは、概ねマヅメ時から日の出に掛けて北条湾内に入って来ます。

5/7に釣れたマサバの群れは同じ行動をするか、夜間帯に北条湾内に入って来て暗い時間帯はずっと北条湾内に留まる可能性が高いです。

サバっ子に二つの群れが存在する…というその二つとは、サバの種類ではなくサイズのお話しです。

大サイズはマヅメ時以降、小サイズは暗い時間帯…こう思ってもらって大丈夫だと思います。

サビキ釣りだけをするのであれば、マヅメ時辺りを狙って釣りをし、現地でサバっ子を釣って私のように泳がせ釣りをするのであれば、活餌を確保する時間も考慮して釣りに行く感じが宜しいかと思います。

③と⑤に関しましては、魚がスレてしまう原因は単純明快で釣り人が多過ぎる…これに尽きます。

個人的には魚がスレて釣りにくくなればなるほど燃えるので、その辺も含め釣りを楽しんでいますが、今の北条湾には魚はたくさんいますが、サビキ釣りはそこまででなくとも、泳がせ釣りなどは魚を釣ることが難しくなってきているのは事実です。

スレに対する対策は、現在試行錯誤を重ねており、これが有効!というものは見出せていません。

特に⑤に関しては、北条湾は透明度が高い海…というのをTwitterやブログで何度もお話しさせて頂いておりますが、なぜそんなに北条湾内の海水が澄み易いのか…

これは、北条湾の地形が関係しており、北条湾は入口の幅の割りに奥行が深い湾です。

自然にあった地形を利用して造られた湾だからです。

三崎周辺には他にも入り江や湾が存在しますが、入口は広く然程奥行はありません。

こういった湾は、人工的に造られているので、正方形や長方形など整った形をしています。

今回のGW中の強風レベルであれば、通常の入り江や湾は十分に濁りが発生します。

降雨後や強風が吹いた直後などは、それなりに濁った状態がしばらく続き、多少魚がスレていても比較的釣り易い状況が続きます。

しかし、北条湾は奥行がありウナギの寝床のような地形をしているので、風で多少煽られたくらいでは、湾内の海水が一気にシャッフルされるような状況にはならず、濁りが発生しにくい場所なんです。

逆に大量に雨が降った後などは、北条湾は深部に川が流れ込んでいるので、周辺の入り江や湾より北条湾は濁り易いです。

良くも悪くも、北条湾と言う場所は、湾外からの影響を受けにくい場所なんです。

海水も淀み易く、海水が淀むということは流れも少なく、極論を言えば沼のような状況のことが多く、浮遊物が沈殿し易い環境であることも、透明度が常に高い理由の一つです。

以下のツイートは、5/7の釣行時に撮影したもので、釣行2日前より強風が吹き荒れ、釣行時に風速が7mくらいあった時にバケツに汲んだ海水です。



濁りの「に」の字もなく、泳いでいるサバっ子がハッキリと見えていると思います。

イカの類や、ルアーで狙える魚がいないわけではありません。

この透明度の高さで、ターゲットのスレが酷い中、フィッシュイーター達が捕食している魚を泳がせても見破られる状況です。

この状況でシャカリキになってルアーやエギを投げるのであれば、製氷所の前や花暮岸壁などをお勧め致します。

あくまで北条湾内のお話です。

三崎周辺の釣り禁止になっていないエリアにも、北条湾同様にフィッシュイーター達はいます。

確実に北条湾以外の場所で釣りをされる方が釣果に結び付くと思います。

最後になりますが、スレや透明度のお話しにも繋がるのですが、今年のGWは5/3の釣行に尽きます。



完全に活餌がロックオンされ、近くまでフィッシュイーターが寄って来るものの、寸でのところで見抜かれ食ってこなかったものと思われます。

この状況が2時間以上続きました。

スレの酷さを一段と痛感しました。

北条湾に限らず、泳がせ釣りをして、活餌がこれだけ暴れる状況で、2時間以上一度も食ってこない…という経験はあまり記憶にありません。

ぶっちゃけ、30分以内には食ってくるだろう…と、高を括っていました。

もう釣ったも同然…くらいで余裕をブチかましビールなど飲み始めたら…朝から海辺でビールを堪能する2時間になってしまいました。w

非常に悔しく、その悔しさと興奮が収まらず翌日も釣りに行きましたがダメでした。

何とか5月中に1本上げたいところです。

何とか1本…なんですが、次回は潮回りが長潮、ブログ執筆時点での天気予報では雨…なんですよね…w

これから雨が多くなる時期なので仕方ないのですが、釣りの神様に意地悪をされている気分です。

とは言え、釣りに行かなければ釣れるものも釣れないので、頑張って釣りに出掛けたいと思っています。

役者は揃ってます。

何とか、皆様にエキサイティングな情報をお届け出来るように頑張ります。

また、ご報告させて頂きます。

2023年5月7日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年5月7日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  サバ  アジ  ムツ  ネンブツダイ  泳がせ  

【三崎港・北条湾】GW第三弾!期待外れのフィッシュイーターの動きでした(2023年5月4日)

こんにちは。

GWだから出来ることでもありますが、前日の釣行から二日続けての釣行となりました。

GW中に何度か釣りに行こうと思っていましたが、最低でも中一日は空けて釣りに行くつもりでした。

前日の釣行時に釣り糸を通してフィッシュイーターの存在を感じつつも、中々活餌を食ってくれないもどかしい状況が2時間以上も続き、結果的に釣果に結び付けることが出来ず、興奮も冷めない、悔しさも消えない…まさにヘビの生殺し状態で、アラフィフのおっさんには肉体的に少々キツイものがありましたが、翌日リベンジしに行って来ました。



この日は寝坊まではすることなく目が覚めましたが、身体が重く起きるのに時間が掛かってしまい、前日より1時間遅れで北条湾に到着しました。

さすがGWという感じで、未明にも関わらず釣り人はそれなりにおり、ここ1ヶ月ほどはいわき丸さんの前方に釣り座を構えていましたが、北条湾到着時に既に釣りをされている方がいらっしゃったので、この日はいわき丸さんの後方に釣り座を構えました。

私は夏前からは北条湾の比較的奥まった場所で釣りをすることが多いのですが、3月~6月くらいまではいわき丸さんの前方から、北条湾の入口の角付近辺りのどこかで釣りをすることが多いです。

今の時期は北条湾内に様々なイワシ類などを含む小魚達が集まって来る時期で、海水温の状況やその年のフィッシュイーターの動きなどで、北条湾内のどの辺りまで小魚達が入って来ているのか、釣りに行く度に確認しながら釣りをしているからです。

海水温が低過ぎれば、当然小魚達は北条湾の奥には入って行きません。

釣りを開始する時に、毎回釣りを始める時の北条湾の様子をツイートしておりますが、この中で必ずその日の海水の温度を計っています。

この時に計る海水の温度の状況を見て少しずつ釣りをする場所を奥に移動させています。

ちなみにこの日の状況はこんな感じでした。



ここ半月くらいの釣行は、GWが絡むということもあり、釣行回数が普段より多かったのですが、海水の温度は概ね18度~19度で安定していました。

こういうことから、アッサリといわき丸さんの後方で釣りをすることを決めました。

海水の温度が15度~17度くらいですと、その時の気象の状況や風の影響もありますが、北条湾内に小魚達が入って来ても製氷所の横、北条湾の入口の角から北条湾の奥へ向けて、岸壁が出っ張っている場所がありますが、この辺りまでしか入って来ないことが多いです。

そして海水の温度が17度を超えてくると、少しずつ小魚達も北条湾の奥まで入って行くようになり、海水の温度が18度~19度くらいになると、後は放っておいても釣りに行く度にどんどん奥に入って来るようになります。

ただ、奥と言いましても、次の基準がダイブセンターの前辺りで、ここで一旦止まります。

ブログで何度も申し上げていますが、北条湾の深部には川が流れ込んでおり、ダイブセンターから奥は、この川の真水の影響を受け易く、海水の温度が20度を超えてこないと安定的に小魚達が入って来るようにはなりません。

先ほども申し上げましたように、気象の状況なども影響しますので、一概に言い切れることでもありませんが、概ね一つの基準として海水温が20度くらいということです。

例年ですと概ね12月に入ると、所謂青物ラッシュは終了し大型の魚のフィッシュイーターは北条湾に寄り付かなくなっていました。

ところが、去年の晩秋から大型のフィッシュイーターの動きは劇的に変わり、途切れることなく冬を越し北条湾周辺、北条湾内にやって来ています。

冬場はフィッシュイーターの数こそ減り、動きも鈍かったですが、釣りに行く度にその気配を感じ、アタックしている姿も何度も見ました。

こういうことから、冬場はあまりやらない泳がせ釣りを、その時々にサビキ釣りで釣れる小魚を活餌にし、狙っていました。

その外道として釣れたのが、2月の下旬に釣れたクロアナゴです。

このクロアナゴ以降、北条湾周辺では活餌にする小魚が釣れなくなり、約2ヶ月間厳しい釣行が続きましたが、このサビキ釣りで思うように釣果を得られなかった時は、釣れないので釣り人も少なかったこともあり、私には珍しく製氷所の前などでも釣りをしていました。

北条湾では群れを確認することも出来ず、当然釣れることもありませんでしたが、クロアナゴの釣果があった時点で、通り矢の周辺には既にサバっ子の群れが寄っており、この群れを追っているフィッシュイーターも確認出来ていました。

結果的に2ヶ月近い時間を要してしまいましたが、1ヶ月もすればサバっ子の群れと一緒にフィッシュイーター達も北条湾にやって来るだろう…などと当時は考えていました。

北条湾で今シーズン最初のサバっ子の群れを確認して2週間経っていませんが、順調にサバっ子達も北条湾に入って来ており、ここからやるべきことはサバっ子や、他の小魚達、フィッシュイーターなどが、北条湾のどの辺りまで入って来るのかを正確に読むことです。

活餌をサビキ釣りで現地調達してからの泳がせ釣りの場合は、ルアーなどのように移動しながら釣りをする釣りとは違い、平日などの釣り人が明らかに少ない場合は別として、基本的には北条湾に到着すると釣り座の選定から始まり、一度釣り座を構えてしまうと小まめに釣り座を変えながら釣りをすることは難しいです。

北条湾に到着し、空いているからあそこでいっか…的なノリで釣り座を決めてしまうと、大きく的を外すことにもなり兼ねません。

ある意味、空いている釣り座は釣れないから空いている場合や、北条湾は「漁港」ですので漁を終えた漁船が戻って来て接岸する場所だから空いていることもあります。

この日は前日のサバっ子の動きなどから、いわき丸さんの後方でも問題ないと考え、即座に釣り座を決めましたが、釣り人だらけで釣り座を選べる状況でない場合は別として、ある程度釣れる根拠を探した上で釣り座を決めることは重要です。

釣りの準備に取り掛かった時には、地味に空も明るくなってきており、ダッシュで釣りの準備を終わらせ釣りを開始します。

そして、第一投目から恒例のこの方が釣れます。



10分ほど念仏祭りになりますが、徐々にアジが混じり始めます。



ネンブツダイはサバっ子が釣れるまでの繋ぎの活餌として5匹ほどストックし、その他のネンブツダイは全てリリースしました。

この日は1匹しか釣れませんでしたが、今シーズン初のムツっ子の釣果も確認出来ました。



これで役者は揃い、本格的にサビキ釣りのシーズンインです。

なぜ?かは、今のところ分かっていないのですが、ムツっ子は雨や強風など荒天の時に良く釣れます。

強風などの場合は、湾や入り江にいつもより多くムツっ子の群れが避難して来た…とも考えられるのですが、雨に日になぜたくさん釣れるのかという理由が今のところ分かりません。

念仏、アジがコンスタントに釣れ続ける中、釣りを開始して30分ほど、ようやくお待ちかねのサバっ子がヒットします。



サバっ子は1匹釣れた途端に入れ食い状態に。

ん…

この釣れ方だと、まだフィッシュイーターはいないね…

そう思うものの、事前準備は万端にしておくために速攻で泳がせ釣りの活餌をネンブツダイからサバっ子に全て変えました。



鼻息荒くフィッシュイーターの登場を待ちつつ、入れ食いのサバっ子に翻弄されている家内を手伝います。



待てど暮らせどフィッシュイーターの気配は皆無…

昨日はあれほどいたのにどうした…

さぁ!来い!!

フィッシュイーターの気配もないのに一人テンションMAXで、ビールに手が伸びそうなのを我慢して待ちますが…

ある意味、フィッシュイーターが全くいないことを物語っているのですが、サバっ子の入れ食いが止まらず、バケツがすぐにいっぱいになってしまうので、逆に活餌が弱ってしまい本末転倒な状態になっていきます。

一旦、弱ったサバっ子を全てクーラーボックスに移し、バケツをキレイに洗い1つのバケツに3匹ずつストックし、サビキ釣りを一旦止めました。



サバっ子が釣れ始めて1時間ほど経った頃、ようやく活餌の動きが地味に激しくなってきます。



ただ、全力で逃げている…という状況とは程遠く、仮にフィッシュイーターがいたとしても、活餌達の視界に入る距離にフィッシュイーターはいますが、活餌の近くを泳いでおらず、且つフィッシュイーターの活性が低い状況…こんな感じの動きでした。

GWの終盤は、雨は元よりかなりの強風の予報が出ていました。



こういうことから、状況如何によってはGW最後の釣行になる可能性もありましたが、二日続けての釣行で、一見すると潮回りも良く気象の状況も悪くなく、オマケに潮がバリバリに動いている時間です。

いつフィッシュイーターの活性が上がってもおかしくない状況でしたが、前日の釣行時はこの日よりもフィッシュイーターの動きは軽く活餌の至近距離まで何度も寄って来ましたが、結果的に活きを食ってくることはありませんでした。

様々な状況が前日とこの日は酷似しており、恐らく共通の、フィッシュイーターの活性がイマイチ上がらない原因があるのではないか…

そう考え、この日は時間を区切って納竿とすることにしました。



フィッシュイーターの活性が上がらない原因…

今のところ、これです!という理由は見当たらないのですが、スレているということは確実に言えると思います。

ただ、スレだけですと、活餌ではないサバっ子の群れに、もう少しアタックしても良い気もします。

前日もこの日も、表面的に分からなかっただけで、実は海の中では激しい食うか食われるかの激しい死闘が繰り広げられていた…仮にこんな状況だったとすれば、かなりサイズの大きなフィッシュイーターがいたものと思われます。

フィッシュイーターのサイズが大きく成魚に近くなればなるほど、幾多のピンチを乗り越え生き抜いてきた個体ですので、知恵も付きスレは想像以上に酷いと思われ、仕留めることは、中々容易ではありません。

少々話が逸れる上に、些か語弊のある言い方にもなってしまうのですが、上記のような私の勝手な予測ですが、実はもっといろんなことに気付いたり、思い付くことがあるのですが、ある程度私自身で自信が持てるものしかTwitterやブログで言葉にしないようにしています。

闇雲に適当に思い付いたことをお話ししても、無知な人間が出しゃばっているのと何ら変わらず、リアル且つなるべく正確な情報をお伝えしようと思っているコンセプトから外れることにもなります。

今シーズンはサビキ釣りのシーズンイン早々に…というよりほぼ同時にフィッシュイーターも登場しており、去年の成果のカンパチイナダを釣った辺りからかなりスレが酷いことには気付いており、このままいけば北条湾では確実に大型のフィッシュイーターは釣りにくくなる…と思い、サバっ子の釣果も安定し、フィッシュイーターの登場頻度もある程度安定してきているので、泳がせ釣りの仕掛けを、今まで気になったことや思い付いたことなどを参考に少し工夫(加工)してみます。

次回の釣行時より、その工夫した泳がせ釣りの仕掛けでトライしてみるので、一定の効果が確認出来次第ご報告させて頂きます。

魚がスレると釣りにくく、釣果も得にくく、何とももどかしい釣りが続き、心が折れそうになるのですが、このスレこそ本当の意味での魚との知恵比べだと私は思っており、鼻息荒く…やテンション爆上げ…的なノリではなく、沸々と熱い物が込み上げてくる感じで、かなり真剣になっています。

なるべく早い段階で、良い報告が出来るように頑張ります。

結局、この日はリミットの6時半の時点で、フィッシュイーターに大きな動きの変化はなかったのでここで納竿としました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



ネンブツダイ泳がせの活餌にしていて、弱ってしまった1匹だけ持ち帰りその他はリリースしました。

ムツっ子はこの日1匹しか釣れませんでした。

アジは1匹だけ15cm程度のものが釣れ、その他のアジは10cm~12cm程度の所謂マメアジでした。

サバっ子に関しては、たまたま私が釣りをしていた場所にゴマサバの群れが寄っていただけだと思いますが、この日のサバっ子の釣果は全てゴマサバでした。

余談ですが、マサバよりゴマサバの方が成長が早く、ゴマサバの方が暖かい海域を好みます。

今回のサバっ子の釣果に関しては、上記のようなことは関係なくたまたまだと思われます。

15cmほどのアジと小さいサバっ子を4匹ほど人間用にもらい、その他の魚は兄弟猫のご飯となりました。

兄妹猫の朝食は、大サイズのサバっ子、マメアジ、ムツ、ネンブツダイを焼いてあげました。



例え1匹であっても、キレイにネンブツダイの身は避けて食べるほどのアンチ念仏の妹猫。

ムツっ子とトレードし、兄猫がネンブツダイを食べる代わりにムツっ子も兄猫が頂き、妹猫にはマメアジとサバっ子のみとしました。



兄猫は多魚種のほぐし身ですが、妹猫はサバとアジのみですからね…

恒例のやらなくて良い毛繕いをしながら、妹猫が残すのをひたすら兄猫は待ちますが…

この日は、少々量が多くなってしまったので、軽く予想はしていましたが、妹猫が久しぶりにご飯を残しました。

兄猫は待っていた甲斐がありました。

兄妹猫の夕食は、サバっ子のみとなりました。



夕食はアジはなくとも、一応青魚のサバのみ、且つ量も多過ぎない…

兄猫が心配そうに、今回はチラ見ではなく思い切りガン見で妹猫のご飯が減っていく様を見ていましたが、残念ながら妹猫が夕食は完食。

呆然としながら、一応妹猫のお皿を確認しに行きますが、無いものは無いです。

ここのところ、今回レベルで何も残っていないと、ご飯を食べていた場所から兄猫が離れず、私と家内の顔を見て「もうないの?」と訴えるようになってしまいました。

兄猫から見て正面に私がおり、左側に家内がいます。

美味いんだろうな…というのは伝わってくるので、次回も兄妹猫のために青魚を釣ってあげたいと思います。

人間用の魚料理は、前日の釣果でアジの南蛮漬けを作ったのですが、それも地味に残っており軽めにしました。

アジは握り寿司、サバは天ぷらにし天むすを作ってみました。

アジの握り寿司とサバの天むす

アジの握り寿司とサバの天むす

アジの握り寿司とサバの天むす


GW中にあと1回くらい釣りに行きたいのですが、如何せん気象の状況が最悪で、特にこの風速では釣りになりません。



釣りが出来るレベルまで、風が収まってくれるのを祈っています。

最後に余談ですが、GWなど普段車を運転しない人が、車を運転する時期はここぞとばかりにネズミ捕りをやります。



注意喚起の意味合いもあると思いますが、ハッキリ言ってカモがネギを背負って走っているわけです。

横浜横須賀道路などは、普段から覆面PC(パトロールカー)が多い高速道路ですが、こういう時期は普段あまりやらない道でも覆面、移動式オービスなどあらゆる方法で取り締まることが多いです。

連休のなどの時は、日中や夜間は取り締まりにくい上に危険も伴うので、ほぼ確実に早朝の車が少ない時間帯に行います。

今は陽が昇るのも早くなり、日の出の時刻が午前4時台です。

午前5時くらいから午前7時、8時辺りまで意識した方が無難です。

ざっくりと覆面PCの特徴です。

・記事執筆時点での主要車両は210系のクラウン(アスリートの方が多く見受けられますが、ロイヤルサルーンも走っています)
・原則サンルーフなし
・屋根を見ると回転灯を収納するボックスの蓋があり、屋根の中央部に四角い切れ目がある
・車が常にピカピカ(若手の警察官が常に洗車しているようです)
・サンデードライバーが多い中、明らかに訓練を受けた人の車の乗り方で車速が一定、且つ車線の真ん中をフラ付くことなく走っている※
・リアのドアガラス、リアガラスに色の濃いフィルムが貼ってある
・一昔前と違い隊員はヘルメットを脱いでおり、必ず2名乗車
・ナンバープレートの地域名が地元
・希望ナンバーはなく分類番号は3から始まる連番(3ナンバー車の場合)
・メインの大きな数字、一連指定番号も希望の番号ではなく勝手に割り振られる連番
・当然のことながら、ローダウンやタイヤのインチアップなどのチューニングはしていない

※これは少し引いて良く見ると一目瞭然です。車の運転に於いて非常に模範的なキレイな走らせ方なんですが、訓練も受けていない、且つサンデードライバーばかりの中では極端に浮き、著しく不自然です。

上記は、原則的に神奈川エリアの高速道路、且つ主要幹線道の話です。

三崎方面に行く場合に通過する神奈川エリアの主要道路での話です。

スピード違反は罰則も重く、罰金もバカになりません。

良く軽微な違反で捕まる方などは、スピード違反で捕まると免許取り消しになる可能性大です。

あくまで釣りから派生してのお話しですので、普段の土日などに大型連休時のような取り締まり強化はあまりないと思いますが、横浜横須賀道路などでは休日の早朝には良くやっています。

スピードを出さないことが一番ですが、折角の楽しい釣りを無駄にすることなく、ご注意頂ければと思います。

数日単位で釣りに行っており、普段の釣行のように一週間程度間が空いての釣行ではなく、海の状況や魚の動きがリアルに分かっている時だからこそ、何とか釣りに行って来たいと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

2023年5月4日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年5月4日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  サバ  アジ  青魚  青物  ネンブツダイ  

【三崎港・北条湾】GW第二弾!バリバリにフィッシュイーターの気配を感じるも悔しい釣行となりました(2023年5月3日)

こんにちは。

今年のGWの後半は、天気が荒れる予報が出ていたことなどもあり、釣りに行く日を決めず釣りに行ける気象状況の時に釣りに行っておこう…こういう感じで、この日の釣りに臨みました。

この日の潮回りは大潮で、潮の動き的には期待出来ることもあり、午前3:23の満潮での潮止まりを基準に、午前3時過ぎには釣りを開始出来るように北条湾へ向かいました。

北条湾へ到着すると、2m~3m程度の風速の予報が出ていましたが、ほぼ無風、海面はベタ凪で動きは鈍いものの海面には至る所に小魚が作る波紋が出来ており、既に北条湾内に何がしかの小魚の群れが入っていることが一目瞭然でした。



釣りの準備をしながら海の様子を確認していると、これまた動きは鈍く激しくアタックこそしていませんが、恐らくイカの類と何がしかの魚のフィッシュイーターもおり、時折小魚達がフィッシュイーターから逃げるために海面から飛び出したり、小さなナブラを作っていました。

早速釣りを開始しますが、活性が高いも低いも関係なく第一投目からバンバン釣れるのはこの方達。



波紋を作っているのはサバっ子の群れと思われますが、一番釣れて欲しいサバっ子は全く釣れず、念仏ラッシュになっていきます。

やらないよりはマシですが、この方達を活餌にしたところで、余程のことが無い限りまずフィッシュイーターは食ってきません。

とはいえ、泳がせ釣りの仕掛けを投入しなければ、釣れるものも釣れません。

致し方なく、ネンブツダイを活餌に泳がせ釣りもスタートさせます。

釣りを開始し、10分ほど経つとアジが混じり始めます。



これまた、イカの類がいる時に、アジを泳がせたところでイカに齧られるのがオチで、むしろ小まめに活餌が齧られていないかチェックをしなくてはならない上に、食べても美味しいアジをわざわざイカに提供するのも勿体ないので、活餌には使用せず持ち帰り用にストックします。

更に10分ほど経つと、ようやくサバっ子がヒットします。



しかし、この時はこのサバっ子1匹の後が続かず、一番サバっ子が欲しい時間帯にサバっ子が確保出来ませんでした。

泳がせ釣りの仕掛けを付けた竿は、合計3本出していたのですが、サバっ子を付けた泳がせ釣りの竿は1本、あとはネンブツダイです。

1本だけでもサバっ子を活餌に出来ましたが、フィッシュイーターの活性もイマイチ上がらず、状況的にはかなり厳しい状況です。

そうこうしているうちに、空がどんどん明るくなり日の出の時刻が迫ってきます。

ここでちょっとブレイク…ではありませんが、少し話が逸れますが、どうしてそんなに焦って暗いうちにサバっ子を活餌に泳がせ釣りをしたいのか…?

この日はフィッシュイーターの活性は然程高くはありませんでした。

イカの類は数が少なかったと思われ、アジの釣れ方に大きな変化はありませんでした。

サバもアジ同様にかなりの数の群れがいたと思われますが、たった1匹しか釣れずサバの群れ自体はパニックにこそなっていないものの、緊張状態にあり警戒していたと思われ、自分達の食事どころではありません。

魚の類のフィッシュイーターは、恐らく50cm以上の大型の魚で、30cm~40cmほどの所謂ワカシやイナダサイズの中型の魚ではなく、且つ大型の魚が数匹北条湾内を一定のルートで泳いでいたと思われます。

青物系は特にですが、若魚はとにかく元気良く群れで一斉に小魚達に襲い掛かるように追い回します。

これが50cm以上の成魚に近くなればなるほど、派手なアタックはせず一定のタナを静かに回遊しながら、時折小魚の群れにアタックします。

魚のサイズが大きくなればなるほど、表面的には大型のフィッシュイーターがいることが目視では分かりにくく、若魚の場合はド派手な、見ている私達の方が興奮するようなアタックを繰り返し、勢い余って海面から飛び出したりもします。

これであれば誰が見てもフィッシュイーターがいることは分かります。

小魚の動きから、どういったフィッシュイーターでどのくらいのサイズなのか見当を付け対処しなければならないのですが、夜間や未明の暗い時間に北条湾内に入って来る魚のフィッシュイーターは、大型のサイズのフィッシュイーターが多いです。

大きな魚を釣る…という点が暗い時間帯に拘る理由の一つです。

次は、フィッシュイーターが成魚サイズに近くなればなるほど、彼らも幾多のピンチを乗り越え、知恵を付けて生き抜いてきた個体です。

去年の晩秋のカンパチイナダを釣っていた辺りでも非常に感じましたが、フィッシュイーターのスレが酷く、且つ北条湾は透明度が高い海なので、フィッシュイーターの活性が低い状態で明るくなってしまうと、ハリスや道糸、活餌に付けている釣り針が丸見えで活餌のそばまでやってきても中々食ってきません。

端的に申し上げれば、暗い時間帯に拘る理由は、大きな魚を少しでも釣り易い状況であるから…ということです。

しかし、ここが活餌を現地調達での泳がせ釣りのもどかしいところですが、この日のように北条湾に到着した時に、既にフィッシュイーターが北条湾内にいると、一見すると役者は揃っているように思いますが、フィッシュイーターが既にいるということは、同時にフィッシュイーターが一番好んで捕食する小魚が警戒して釣れないということでもあります。

そうこうしているうちに、とうとう日の出の時刻を迎えます。

完全に明るくなり、未明にいた大型のフィッシュイーターは北条湾内から出て行ったと思われ、明け方以降に新たに北条湾内に入って来たサバっ子の群れも合流しサバっ子が入れ食い状態になります。

全体的に魚の活性が上がり、メバルなども混じり始めます。



こちらはこの日の釣果の写真なんですが、拡大して良くご覧頂くと、概ねサイズは同じくらいに見えますが、明らかに一回り以上小さいサバっ子がいるのがお分かり頂けると思います。

20230年5月3日 釣果


北条湾はプランクトンが豊富な場所なので、小魚達にとっては格好の餌場です。

海水温が上がってきた今の時期の夜間や未明に北条湾内に小魚の群れがいることは極自然で普通のことなんです。

しかし、前述の通り、夜間や未明の時間帯の北条湾は、フィッシュイーター達にとっても格好の餌場となっていて、この毎夜フィッシュイーター達に脅かされる場所だということを、生後間もない個体は知らないがために、単に暗い時間帯は湾や入り江の波の穏やかな場所で過ごす習性やエサがたくさんあるということでやって来てしまいます。

これが、ある程度の大きさに成長し、知恵を付けた個体はエサがたくさんある場所だということを認識しつつ、暗い時間帯に行くと危険な場所…という認識になり、マヅメ時から日の出の辺りで北条湾へやって来て食事にありつくというわけです。

前回の釣行時の記事でも書きましたが、以前北条湾内に四六時中いた青魚は「居付きのイワシ」、そして近年暗い時間帯には姿を見せず、マヅメ時から日の出に掛けて北条湾へやって来る青魚は「通いのイワシ」というわけです。

実際にこの日もサバっ子が入れ食いになったタイミングはまさに日の出の時刻でした。

新たに北条湾に入って来た、大き目のサイズのサバっ子の群れと入れ替わるように、未明にいた大型の魚のフィッシュイーターは北条湾から出て行きました。

しかし、今度はこのマヅメ時から日の出の時刻に、ずっと北条湾内にいる小さな小魚ではなく少し大き目の小魚達の群れ※が、北条湾内に入って来ることを知っているフィッシュイーター達がやって来ます。

※これが所謂「通いのイワシ」です。

本当にいたちごっこなんですが、これの繰り返しが近年の北条湾の状況です。

各々の魚達も生きるために必死なので、いろいろ考え、そして何よりも賢いです。

ここ5年くらいは、こうした青魚青物が非常に多く集まる釣り場となり、魚達の生き抜く知恵が毎年同じ種類の魚が寄っているにも関わらず、毎年魚達の動きが変化していってしまう原因の一つだと思われます。

家内と二人で3本の竿を捌き切れないくらいの入れ食い状態は15分ほどしか続かず、幾分食いが渋くなってきたな…と感じた時に、今度は日の出以降に登場するフィッシュイーターがやって来ました。

未明の時間帯にいた大型のフィッシュイーターとは違い、比較的サイズの小さなフィッシュイーターと思われ、活性が低いもののアタックをするとかなり派手なアタックを繰り返していました。

そして、風もなく波はベタ凪、北条湾内の海水の透明度も高い…

人間が目視で海中を見ても、海底までハッキリ見えるレベルでの透明度の高さ…

するとこうなります。



良くご覧頂くと、3本の竿の竿先が不自然に動いているのがお分かり頂けると思います。

泳がせ釣りの仕掛けを付けており、何れの活餌もサバっ子です。

活きの良い活餌を付けていますが、活餌も釣り針を掛けられ、自由を奪われているので泳ぎも遅く明らかに普通に泳いでいるサバっ子よりも、フィッシュイーターからすれば捕食し易いエサなんですが、ハリス、道糸、釣り針も完全に見えてしまっており、活餌のそばまで来るのですが、違和感を覚えて食ってきません。

オマケにこの日は、潮回りや潮の動きに問題はありませんでしたが、なぜか各フィッシュイーターの活性が低かったです。

フィッシュイーターの食いが渋い時に、この海の透明度の高さでは万策尽きた状態に等しいです。

ルアーやエギなどの釣りで、北条湾では釣れない…と良く申し上げるのは、私自身も年に何度かはやっていますが、こういった透明度の高さ、魚のスレ等々の要素が多過ぎて、活餌ですらスルーされる状況で所謂疑似餌で釣るのはかなり難易度が高いです。

もちろん、フィッシュイーターの活性が恐ろしく高かったり、降雨後など海水に濁りがある場合などは別ですが、原則的に通年を通して北条湾内は海水の透明度が高いです。

他の釣り場よりハードルが高いことは事実です。

翌日も休みなことや、竿先が常に動いている状況、そして時折激しく活餌が暴れます。

あと一歩…

ヘビの生殺しに近い状況で、中々諦め切れませんでした。



その後、完全にサバっ子は釣れなくなり、フィッシュイーターの活性も幾分上がってきましたが、この日は結局泳がせ釣りの活餌を食ってくることはありませんでした。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



最悪兄妹猫のご飯分くらい釣れれば良かったので、サバっ子に関してはかなりセーブして釣りました。

日の出以降、サバっ子が入れ食い状態になった時にセーブせず釣り続ければ、同じ時間でこの倍くらいは釣れたと思います。

兄妹猫の朝食&夕食はサバっ子を焼いてあげました。



前回の釣行時は釣れたアジを全て兄妹猫にあげましたが、今回はアジは人間が頂くことにしました。



比較的好き嫌いが多い妹猫でも食べてもらえるように、一応飼い主なりに工夫もしているので、本当に最近は妹猫が以前のようにご飯を残さなくなりました。

いつも兄猫が大人しく妹猫が食べ終わるのを待っているのですが、毎回何も残っていないので少し可愛そうでした。w

兄妹猫の夕食も、先述しました通りサバっ子を焼いてあげました。



夕食の食事中に軽くイレギュラーが発生し、兄猫が席を外しそのまま戻って来ないかな…と思ったのですが…



最後はしっかり戻って来て、何も残っていませんでしたが、妹猫のお皿のチェックをしていました。

そして人間用の魚調理は、アジは南蛮漬け、敢えて小さいサイズのサバっ子をチョイスし、ナスとサバっ子の天ぷらうどんを作ってみました。



私は天ぷらうどん、そばの、天ぷらの衣が出汁を吸って幾分柔らかくなっている方が好きなのですが、家内はそれが嫌いなのでお皿に盛り付けました。

サバっ子の成長も早く、釣りに行く度にサイズアップしていますが、今釣れるサバっ子の小さいサイズがベストで、少し大き目のサイズになりますと、そろそろ油で揚げたりしても中骨が気になる感じになってきました。

この日はフィッシュイーターのスレ具合を、かつてないほど痛感しました。

フィッシュイーターを仕留められなかった原因は、スレだと分かっていても悔しさと興奮が収まらずGWだから出来ることですが、続けてそのまま翌日も釣りに行くことにしました。



翌日の釣行については、なる早で記事にまとめさせて頂きます。

最後に余談ですが、この日は陽が昇ってから釣りのお供が遊びに来てくれました。



活餌に使い弱ってしまったネンブツダイやサバっ子を鱈腹食べて帰って行きました。

また、ご報告させて頂きます。

2023年5月3日午前8時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年5月3日午前8時半頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  サバ  アジ  青魚  魚料理  ムツ  夜釣り  

【三崎港・北条湾】サビキ釣りシーズンイン!ようやくサバっ子の釣果を確認!(2023年4月23日)

こんにちは。

ここ数年は、過去のデータが当てにならないほど、毎年魚達の動きが変わってしまうので、4月中にはサバっ子が釣れ出すだろう…と、気長に待とうと思うものの、逸る気持ちが抑え切れず、釣りに行く度に気持ちとは裏腹の結果に撃沈され続けています。

4月も中盤を過ぎ、いよいよ後半戦のこの日も、気持ちだけ先行し空振りに終わるのか…不安と期待が入り混じりながら北条湾を目指しました。

前回までの釣行では、釣りに行く度に恐らくマメアジと思われる小魚の群れが、日に日に数を増し入れ食いにはならないものの、本当に少しずつではありますが、北条湾内の変化も感じ取ることが出来ています。

毎年この時期は、こういったもどかしい感じで過ごしているのですが、何度経験してもまだか…まだか…と逸る気持ちが抑えられない感じで釣りをしています。

この日は、潮の動きに合わせて釣りに行き、午前2時頃より釣りを開始出来るように自宅を出発しました。

やや強い風が吹く予報が出ていたので、強風を覚悟して釣りに行きましたが、現地に着くとほとんど風は吹いていませんでした。



現地に到着し、まずは一服しながら北条湾内の様子を伺いますが、相変わらず魚の気配を感じません。

ツイートにもありますが、まともに魚が釣れ、我が家の兄妹猫に大好きな青魚を食べさせてあげられた釣行の最後が約1ヶ月前。

早いもので1ヶ月まともな釣果に恵まれず、通常であれば釣りから帰ると食いしん坊の兄猫は特にですが、魚を焼いてもらえることが分かっているので、しつこくまとわり付き食べるまで鳴きっぱなしという状況が常でしたが、釣りに行って帰って来てもここ1ヶ月は普通に猫缶が朝食で出てくるので、とうとうまとわり付くこともしなくなってしまいました。

悲しくもあり何という屈辱…

鼻息荒く頑張る気持ちはあるのですが、如何せん肝心の魚がいません…

ハァ…

潮回りも良く、潮も動いているのにこの気配の無さ…

今日もダメかもな…

釣りを始める前から、釣れる気配がない北条湾にテンション爆下げです。

釣りを始めてから1時間ほど、予報通り風が地味に強くなっていきます。



竿先はピクリとも動かず、一向に釣れる気配がありません。



この日は今シーズン一番釣り人がいたのではないか…と思うくらい釣り人がおり、製氷所の前は完全に釣り座が埋まっている感じでしたが、サビキっぽい釣りをしている方を見ても全く釣れている様子はありません。

徐々に風も強くなり、全く釣れる気配がないことから、家内と車内で40分ほど仮眠することにしました。

マヅメ時の1時間、しっかり釣りをして帰ろう…

仮眠後、車から降りると更に風が強くなっており、竿先が揺れてしまい目視でアタリを確認するのがやや難しいくらい風が強まっていました。

アミコマセを付け替えようと、何の気なしに竿を上げるとマメアジが掛かっていました。



しかし、後が続く雰囲気もなく、マメアジはリリースしようと思いましたが、針に掛かって時間が経ってしまっていたようで、たいぶ弱っておりバケツの中に入れた直後に横になってしまいました。

仕方ないので持ち帰ることにしたのですが、相変わらず魚の気配を感じません。



空はどんどん明るくなり、日の出の時刻が刻々と迫ってきます。

ん…

大切な命(マメアジ)を頂いたので、捨てることは絶対にしませんが、あのマメアジ

どうやって捌こう…

あのマメアジを均等に猫2匹分に分けられるのか…

包丁では捌けない…

デザインカッター?

などと、くだらないことを考えつつ、いよいよ日の出の時刻を迎えます。

釣り終盤のライブ配信動画をご覧頂くと、ある程度釣り道具の片付けも終わり、クーラーボックスに腰掛けビール片手にスマホを弄っている私の姿が映っていると思いますが、実はこの時恒例の「撤収します…」の最後のツイートの下書きをしていました。

文面はもちろんサバっ子を始め魚が釣れなかった内容です。

そうこうしていて、フッと釣竿の方を見るとマメアジではない魚と思われる、少し強めの引きで竿先が揺れます。

ん??

なんだ?

何が掛かった?

急いで竿を上げてみると、そこには銀色に光った細長い魚体が…

シコ??(カタクチイワシ)

いや、サバっ子だ!!



釣れたサバっ子の釣り針は家内に外してもらい、急いで海の中の様子を確認します。

すると、サバっ子と思われる小魚の大群が泳いでいます。

万が一に備え、サビキ仕掛けを付けた竿だけは片付けずにいました。

家内に…下手すりゃ10分で釣れなくなる、大急ぎで釣ってくれ、せめて兄妹猫の朝ごはん分は…と伝え家内と二人ダッシュでサバっ子を釣りまくりました。

結局、この後最初の1匹が釣れてから30分ほど入れ食いに近い状態になり釣れ続けました。

4月の4週目でようやくお目に掛かれました。

こうなれば、今シーズンのサビキ釣りのシーズンインと言って良いと思います。

あとは、このサバっ子達が今シーズンはどういう動きをするのか…

概ね15cm以上の青魚は、生後2年目以降の個体で、一度は北条湾という餌場に来たことがあり、こういった群れの行動はマヅメ時から日の出辺りで北条湾に現れることが多いです。

しかし、この日釣れたサバっ子達は産まれて初めて北条湾という餌場に辿り着いた個体で、まだ天敵であるフィッシュイーター達の動きを知りません。

去年辺りから、各段に北条湾にフィッシュイーターが現れる頻度が高くなりました。

例年ですと、初夏の頃まであまりフィッシュイーターは北条湾に現れませんでした。

しかし、近年は完全に北条湾が青物を中心にフィッシュイーター達の恰好の餌場になっており、いつやってくるか現時点では予測出来ていません。

あまり極端にフィッシュイーター達が現れると、それをサバっ子達が嫌い最悪は北条湾から出て行ってしまう可能性もあります。

こうなってくれば、次にムツっ子、そしてイワシ類等々、あとは順を追ってサビキ釣りで狙える各魚が北条湾周辺にやって来ると思います。

念には念を押すのであれば、次回釣りに行ってサバっ子が釣れれば完全にサビキ釣りのシーズンインで、サバっ子達もしばらくは北条湾周辺に居ると思います。

いよいよ、サビキ釣りのシーズンインということで、私が愛用しておりますサビキ仕掛けについて簡単にお話しさせて頂きます。

ブログTwitterで散々お話しさせて頂いておりますが、北条湾に於いては余計なもの※が付いていないサビキ仕掛けが一番釣れます。

※集魚パーツ。スキンやラメ、ファイバー、コマセ網、コマセカゴなど。

とは言うものの、最近は本当にシンプルなサビキ仕掛けというのがあまりなく、やたらといろんなものが付いています。

北条湾は降雨後などは別として、基本的には非常に海が澄んでおり海底がハッキリ見えるレベルです。

海が澄んでいるということは、魚からも人間が良く見え、サビキ仕掛けも良く見えます。

余計な集魚パーツが付いていると、魚達がそれを警戒し、そのサビキ仕掛けだけを露骨にスルーします。

周りは入れ食いなのに、自分は全く釣れない…

こういう経験がおありの方もいらっしゃるかもしれません。

サビキ釣りというのは、釣り針にアミコマセのアミを付けて、そのアミを魚に食わせて釣る釣りではなく、魚の好む臭い(アミコマセ)で魚を寄せ、魚の反射で針を咥えさせる釣りです。

反射とは、夜間などですと蛍光色、日中ですと釣り針等々から出る反射光、この光に反射的に反応してしまう魚の習性を利用して釣ります。

そして、この魚が好む光の色は釣り場釣り場で違い、海底の地形や海藻が多い場所なのか砂地なのか、プランクトンがたくさんいる場所なのかそうではないのか…様々な要因で釣り場ごとに良く反応する色は変わってきます。

北条湾では、白色、銀色、ケイムラ色、蛍光の緑色に良く反応します。

先ほども申し上げましたが、出来る限り何も余計なものが付いていないサビキ仕掛けがベストなのですが、今はほとんど売っていません。

こちらは私が愛用しているサビキ仕掛けです。



画像の一番右のサビキ仕掛け(スピードアジ五目)が一番有効なのですが、これは現在市場に出回っているものが最後で、今後は生産せず廃盤になるとのことです。

その代わりに右から2番目のスピード餌つけ器と書いてあるサビキ仕掛けを現在は使っています。

今のところ、差異はなく問題なく釣れていますが、極端に海の透明度が高い場合、且つ食いが渋い時は釣り針のチモトに付いている、ファイバーを全て切って使うことをお勧め致します。

次はピンクスキンとシラススキンのサビキ仕掛けですが、この2つはイワシ類に効果があります。

ただ、北条湾に寄るイワシ類はスレが酷く、シラススキンが有効な年と、ピンクスキンが有効な年とを交互に繰り返す傾向があります。

また、釣りをする時間帯でも変わってしまい、シラススキンは日の出後、ピンクスキンは夜間や未明に効果がある傾向があります。

何れのサビキ仕掛けも、針の色は銀針。

金針でも釣れないことはありませんが、北条湾では金色、赤色(茶)は魚が警戒する傾向が強く、食いが悪くなります。

そして、もう一手間掛けて有効なのが、全てのサビキ仕掛けの釣り針のチモトに蛍光塗料を塗布することです。

傾向塗料を塗布したサビキ仕掛け


写真のような感じで、使うサビキ仕掛けの釣り針のチモトに蛍光の緑色の塗料を塗布すると、各段に食いが良くなり特に夜間や未明に釣りをする場合は有効です。

そして、コマセカゴやコマセ網は、北条湾は大海原に面したような釣り場ではないので、魚達にわざわざ余計な選択肢を与えるだけで、針掛かりさせる効率を悪くしてしまい逆効果です。

撒き餌を撒くことも同様です。

魚の嗅覚はかなり鋭く、ほんの一摘みのコマセだけでも魚達は臭いを感じ寄って来ます。

釣れないからと焦ってコマセカゴやコマセ網を付けコマセを撒いたり、足元に撒き餌を撒くと魚は寄って来ますが、寄った魚の数の割りには釣れなくなってしまいます。

また、根魚の外道が寄ってしまい、釣りにならなくなります。

天敵のフィッシュイーターなどが小魚達の群れのそばに近寄って来たりしていない限り、入れ食い状態のような時は、基本的には同じ周期で同じ場所をグルグル回遊しながらエサを食べます。

周りは釣れているのに、自分だけ釣れない、もしくは明らかに釣れる数が少ない…という時に参考にして頂きご自身の釣り方を今一度確認してみて下さい。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



サバっ子はマサバ、ゴマサバ共に釣れ、ゴマサバの方が若干成長が早いようです。

ここから兄妹猫のご飯、人間用の魚料理になっていくわけですが、サバと言えばイワシ類にはない体表のヌメリ。

このサバっ子と呼ばれる、小サバのヌメリを簡単に取る方法をご紹介させて頂きます。

ある程度のサイズになれば、1匹ずつ手もみなどで取り除いても良いですが、このサイズを1匹ずつやっていては日が暮れてしまいます。

まず、こちらの動画をご覧下さい。

※ファイルサイズの都合上Twitterにアップ出来なかったのでYouTubeにアップしました。



まずは、ザルにサバっ子を移すのですが、ザルは金物でもプラスティックでもどちらでも構いませんが、出来れば取っ手が付いているものが良いです。

サバっ子と一緒に氷が入っていますが、サバは足が早い(腐り易い)ので、少しでも冷やしておくために入れてあります。

釣った後、しっかり冷やしてサバっ子の身に締りのある状態が保てているのであれば、特に氷は要りません。

逆に、身が柔らかくなり締まりがない状態で、この方法でヌメリを取り除くとサバの身がボロボロになります。

今回のサバっ子の量で、概ね小さじ2杯程度の塩を入れます。

塩を入れたら、後は手でまんべんなく塩をサバっ子に回し、動画のように振ってヌメリを取っていきます。

ヌメリが取れてくると、ヌメリが泡立ってくるので、これを一つの目安にしヌメリを流水で洗い流していきます。

ヌメリが取れると、サバの身体の色が鮮やかになってキラキラ光ります。

こうなればほとんどのヌメリは取れており、それでもまだヌメリが気になるようでしたら、もう一度同じことを繰り返して下さい。

サバを指で触ってキュッという感触であればキレイにヌメリは取れています。

そして我が家の兄妹猫のご飯シリーズですが、ここ2ヶ月は2月下旬のクロアナゴ3月下旬の子持ちのカタクチイワシに続いて、全てほぼ1ヶ月ずつ間が空いてしまいました。

食いしん坊の兄猫ですら、釣りで釣った魚を期待しなくなっていましたが、ようやくお腹一杯大好きな青魚を食べさせてあげることが出来ました。



朝食で釣った魚が出てきたからか、夕食時は「お魚」というキーワードを出しただけで鳴き始め、釣った魚が食べられることが分かったようです。



この日は猫優先で、人間用は朝晩の兄妹猫のご飯の残りのサバっ子をフリッターにしてみました。

サバっ子のフリッター

サバっ子のフリッター

サバっ子のフリッター


タルタルソースは大葉とチンゲン菜で作った自家製です。

ちなみにまたまた、釣りとは関係ない車の話で恐縮ですが、四輪独立懸架ではない構造の足回りの車ですと、後輪はリアアクスルやホーシングと呼ばれる、棒1本に左右のタイヤが付いているような構造になっており、ローダウン(車高を下げる)やリフトアップ(車高を上げる)をすると※、リアアクスルやホーシングの車軸が左右どちらかにズレてしまいます。※

※ローダウンの場合は左、リフトアップの場合は右。

家内が普段乗っている釣り専用車も数センチですが、ローダウンさせてありずっと車軸が左にズレたまま乗っていました。

車種はフレアワゴンのカスタムスタイルなんですが、これの4WDを購入したことなどから、車種がニッチ過ぎて特に足回りは社外のチューニングパーツがほとんど販売されていません。

釣りで思うような釣果が得られなかったここ数ヶ月…ようやくこの車軸のズレを修正するパーツが販売されており、速攻で購入しこの日は最終の調整をしながらのテスト走行も兼ねていました。

そのパーツがラテラルロッドというパーツなんですが、現地(北条湾)で釣りそっちのけで実は調整していました。

フレアワゴンカスタムスタイル4WD用ラテラルロッド

フレアワゴンカスタムスタイル4WD用ラテラルロッド

フレアワゴンカスタムスタイル4WD用ラテラルロッド


このメッキ加工の棒のようなパーツがラテラルロッドなんですが、何となくお分かり頂けると思いますが、後輪の車軸に掛かる横や斜めの方向の動きを調整、抑制するパーツです。

ラテラルロッドがノーマルのままで車高を落とすと、左側に押し出す力が常に車軸に掛かってしまい、車軸そのものが数ミリではありますが、左にズレてしまいます。※

※車高を上げ下げする高さとズレる幅は比例し数センチズレることもあります。

無理な力が常に掛かった状態で走ることになりますので、路面の凹凸に反発するような動きになってしまいます。

このズレを解消し、ノーマルと同じ位置に車軸を戻すと路面の凹凸に反発するような動きから、路面の凹凸を吸収するような動きになり、これは素人の方でもすぐに気付くと思います。

ちなみに、車に関してはド素人の家内でも気付きました。

FFやFFベースの4WDの場合、リアの足回りの構造がこれと同じ仕様のものが結構あります。

【参考】ラテラルロッドとはなんぞや?

興味がおありでしたら、上記リンク先などご覧頂き、返信にお時間を頂く場合が御座いますが、メールフォーム(PC)やTwitterのメッセージなどからご質問頂いても結構です。

北条湾で釣りをせず、夜中に車を弄ってる変なヤツがいた場合は私の可能性が極めて濃厚です。w

北条湾の状況しかり、車も良い感じになり次の釣行が楽しみでなりません。

GW中は数回は釣りに行こうと思っているのですが、今年のGWは天気があまり良くなさそうです。



また、GW中は普段車を運転しない、所謂サンデードライバーなども多いと思います。

事故にはくれぐれもご注意下さい。



4月中に今一度釣りに行き、そこで今回同様にサバっ子が釣れるか確認したいと思っています。

サビキでの各青魚もそうですが、今シーズンは青物を始めとするフィッシュイーターを何本上げられるか、今から楽しみでなりません。

ようやく寒さからも解放され、釣りがし易くなってきたところにサバっ子の釣果も確認出来ました。

今から心躍る感じで釣りに行くのが楽しみです。

また、ご報告させて頂きます。

2023年4月23日午前6時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年4月23日午前6時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。


釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  カタクチイワシ  青魚  シコイワシ  イワシ  ダイナンウミヘビ  サバ  

【三崎港・北条湾】もどかしい時間だけが過ぎていきますが…まだダメでした(2023年4月16日)

こんにちは。

タイトル通り、本当にもどかしい時間が過ぎている時は、時間の流れが遅く感じてしまい、焦りが出てしまいます。

過去の釣行を振り返りますと、4月のこのくらいの時期に、サバっ子が釣れていないことはザラにあり、特段おかしなことではないのですが、今か…今か…と待っていると、今シーズンだけが特別遅いように感じてしまいただただ焦ります。

この日は天候がイマイチで、下手をすると雨の中での釣りを覚悟し、久しぶりにしっかりとカッパ等を用意し雨対策をして釣りに出掛けました。

結果として、極短時間の小雨程度の雨は降りましたが、濡れるほどの雨には降られませんでした。

気温の寒暖差のある季節の変わり目ではありますが、歳のせいもあってか、今シーズンはとにかく風邪を引きまくっています。

前回の釣行記事や、今回の記事も釣りに行ってから約1週間後に記事を書いていますが、情報を出し惜しみしているわけではなく、釣りに行くと体調を崩してしまい、この週は特に酷かったのですが高熱と食欲不振で物が食べられず、ずっと寝ていたいような状況でした。

水曜日がピークでしたが、ちょうど週の真ん中。

このままでは週末に釣りに行けない…

気合いで何としても風邪を抑え込む…

気合い…という言い方ですと、語弊がありますが、切っ掛けはどうあれ、気力で風邪に負けないようにすることは、自身の免疫力を高める上でも大事なのではないか…と、つくづく感じた週でもありました。

水曜日をピークに劇的に改善し、現在に至りこうして記事を書くことも出来ました。

当たり前ですが、釣り…行きます!w

ちなみに、この週は体調絶不調だったので、タバコもほとんど吸わない、酒も飲まない、食事もほとんど食べない…物が減らないので買い足さない…如何に飲み食い、タバコに金が掛かっていたのか実感しました。w

釣行後バタバタの1週間だったのですが、風邪を引いてこんな状況になるなら釣りに行かなければ良かった…どういう釣果であれ、あまり釣りに行かなければ良かった…と思うことはないのですが、この日の釣行は事前のデータだけを見ても余程のことがない限り釣れる要素がほとんどありませんでした。

潮回りも若潮、潮の動くタイミングも微妙、更に天候は雨が予想される状況でした。



気温もさることながら、今の時期の北条湾はそれなりの雨量の雨が降ると、川から流れ込む真水の影響で湾内の海水の温度が一気に下がってしまうことが多々あります。

極端に海水の温度が下がってしまうと、仮に北条湾内にサバっ子やムツっ子の群れが入っていたとしても、不安定な海水温を嫌って一度は北条湾内に入ったとしても、再び湾内から出て行ってしまうことがあります。

海水の温度が安定すれば、何れサバっ子もムツっ子も戻って来ますが、この日の場合はこうなる可能性がゼロではなく、先ほど申し上げましたように、負の要素はたくさんありますが、釣れる要素を探す方が難しい状況であったことから、釣行後風邪を引いて久しぶりに釣りに行かなければ良かった…と思ってしまいました。

幸いなことに、現地に到着する直前に雨が止み、北条湾到着時に路面はビショビショでしたが、その後も濡れるような雨には降られず釣りが出来ました。

風はほとんどなく、時折小さなさざ波が出来るものの、ほぼベタ凪で海の様子は良く分かる感じでした。

北条湾到着時からとにかく魚の気配を感じず、釣りの準備をしながらくまなく目を凝らしますが、魚の気配を感じるどころか、如何に潮が動いていないかを実感する光景しか目に入ってきません。

足下や少し離れた場所に、千切れた藻やゴミなどが浮いていましたが、30分近く経ってもほぼ同じ場所を浮遊しています。

大潮など潮が大きく動く潮回り(潮汐)ですと、明らかに潮位に変化がありますので、誰が見ても潮が動いていることは容易に判断出来ますが、小潮以下の潮がほとんど動かない潮回りの時は、海上の浮遊物を良く観察すると潮の動きは良く分かります。

北条湾の場合は、上げ潮で潮が動いていると、岸壁寄りの海水は北条湾の深部(奥)から北条湾の入口の方に流れて行きます。

逆に引き潮の場合は湾の中央部は上記と同じ流れ方で、岸壁寄りの海水は北条湾入口から深部(奥)に向かって流れて行きます。

海底に高低差があって出来る流れではなく、重力で押し引きする水の流れですので、一箇所に流れが集中するのではなく全体的に海水が動きますので、湾の中央部と岸よりでは逆の流れが発生します。

大まかな潮の動きは潮見表などでも分かりますが、ピンポイントで釣り場の潮の動きを読む際の参考にでもして頂ければと思います。

そして、釣りを開始した時は、先ほど申し上げましたように、ほとんど潮が動いていませんでした。

これ…絶対釣れないね…

魚もいなけりゃ、潮も動いてないしね…

とは思うものの、仕掛けを海中に入れなければ更に釣れません。

ダメ元で釣りを開始します。

釣りを開始して15分ほど経過した時、予想に反してサビキ仕掛けにアタリがあります。

ぉぉおおお!

なんだ??

何がきた??

竿を上げてみると…

わざわざ、今日は絶対に釣れねぇから…

青魚は全くいないよ~

と、知らせてくれるこの方が釣れます。



フグの類が釣れてしまう時は、フグはそのフォルムからもお分かり頂けると思いますが、青魚のように高速で泳ぐことが出来ませんので、コマセの臭いなどに青魚などの群れがたくさん寄っている時は、遠巻きにおこぼれに預かっているような状況でエサを食べていますが、青魚達などの大きな群れで動く魚がいない時はサビキ仕掛けのすぐそばまで寄って来ます。

そして、誤って針掛かりして釣れる…という流れです。

釣りを開始する前から釣れない要素満載。

釣りを開始しても釣れないことをアピールされ、一気に撃沈されます。

雨が降っていたら、冗談抜きでフグが釣れた時点で帰っていたと思います。

この後、1時間ほどアタリすらなく、サバっ子の群れは未だ北条湾内には入っていないと思われましたが、マヅメ時以降の状況を見てから帰ろう…と、釣りを続けました。

すると、予想とは裏腹にカタクチイワシがヒットします。



家内と二人、幾分テンションが上がり、10匹で良い…せめて我が家の兄妹猫の朝食分だけでも…と、小まめにアミコマセを付け替え必死に釣りをしますが、願いも虚しくこの1匹以降全くアタリもなく、再びカタクチイワシが釣れることはありませんでした。

空も徐々に明るくなり始め、陽が昇ったら帰るか…などと家内と話していると…

普段は未明の時間帯に登場するのに、時間差攻撃でこの方が真後ろに構えていました。





我が家の兄妹猫もそうなんですが、釣りのお供にせめて1匹だけでも…と、再び家内とダメ元で必死に釣りをしますが、やるだけ無駄状態で、魚の気配もなくアタリも皆無で釣りのお供に詫びながら片付けに入ろうとした時です。

サンマの切り身を付けたぶっ込みの竿先が微妙な感じではありましたが、不自然な動きをしていました。

ん??

風??

魚??

カニ??

タコ??

明らかに不自然な動きで、何かがエサを突いている、食事中、もしくは既に針に掛かっていて力尽きる寸前…

相手が何か分からないので、ダメ元で一気に引き抜きました。

針掛かりした感触もあり、地味に重いんですが、ただ重いだけ…

魚か??

タコ??

カニ??

いや、カニだとすると相当デカイ…(重量感的に)

タコ?少し時期的に早い気が…

魚?

そうだ!!ウミヘビだ…

予想はドンピシャ、釣れても全く嬉しくないダイナンウミヘビです。



さすがの私もここで今回は心が折れました。

もう良い…

今日は帰ろう…

これ以上続けてもきっと釣れん…

まだ、釣りのお供がそばにいたので、片付けの間は万が一の確率で釣りのお供のご飯が釣れるかもしれないので、家内には釣りを続けてもらいました。

片付けの際中に地元の方とお話しをさせて頂いたのですが、その中で気になったことが以下の3点でした。

①宮川、通り矢※周辺の海域までサバっ子の群れが入って来ている。

※通り矢周辺はコロナ禍以降釣り禁止になりました。

②この釣行日の2日前、4/14辺りから製氷所の前、花暮岸壁でカタクチイワシが入れ食い。

③北条湾内ではサバっ子、ムツっ子、カタクチイワシが釣れているのは見たことがない。

まず、①に関しましてはほぼほぼ例年通りで、海水温の状況にもよると思いますが、そう時間が経たないうちに北条湾内にも入って来ると思われます。

②に関しましては、今シーズンの3/26に同じような状況になりました。

ただ、これは一時的なもので長くは続かないと思われます。

その理由はこちらなんですが、子持ちのカタクチイワシで産卵直前の群れなんです。



【参考】釣行時間90分の弾丸釣行!子持ちのカタクチイワシ入れ食い!爆釣れ!

子持ちのカタクチイワシが入れ食いだった、【参考】記事に詳しく解説してありますが、産卵場に向かう前に産卵のタイミングを見計らっているような状況で、恐らく2週間は北条湾周辺おらずほぼ全ての子持ちのカタクチイワシの群れが産卵場に向けて北条湾周辺から離れ、何れ釣れなくなると思います。

③はそのままで、実際に北条湾内で釣りをしている私も今シーズンはまだ釣っておらず※、サバっ子、ムツっ子が北条湾内に入って来るまでは、北条湾内で釣りをしてもロクな魚が釣れず下手をすればボウズになる可能性が極めて高いです。

※サバっ子、ムツっ子に限ります。

近々でご釣行の際は、最低でも製氷所の前、花暮岸壁で釣りをすることをお勧め致します。

次回の釣行から、GWの最初の頃には釣れ出すのではないか…と、思ってはいますが、如何せん自然相手な上に現実的に今は北条湾内では何も釣れないので、別の釣り場に釣りに行かれることをお勧め致します。

次回は中潮と潮回りは悪くありません。

今度は釣りに行って体調を崩さないように、体調管理も万全にし釣りに行きたいと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

2023年4月16日午前6時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年4月16日午前6時頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


12-2023
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

11   01

本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
【猫とウサギ】お礼とお知らせ
【ウサギの家族】ママウサギ永眠

※当ブログはリンクフリーです。釣りのみの記事をご要望の場合「釣りの記事のみのRSS」をご利用下さい。ブログ記事内に掲載してあります、TwitterInstagramYouTubeTikTokのリンクにつきましてもリンクフリーです。ブログ内の写真につきましては転載不可となっております。ご利用をご希望される場合は、メールフォームよりお問い合わせ下さい。

■猫とウサギと釣りに関して端的に動画像を投稿しています
Instagram

■猫とウサギと釣りに関する動画を投稿しています
猫とウサギと釣りの動画(YouTube)

■釣行時の状況をデータを踏まえてリアルタイム配信しています(宜しければフォローをお願い致します・釣行時ライブ配信も行っております)
@kic_iwashi Koichi Otsuka on Twitter(釣り専用)

■我が家の猫が「TBSテレビ・トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!」に出演しました(先代猫)
猫の夏ちゃんの動画がTV番組で紹介されました

■我が家のウサギの親子が「うさぎの時間」というウサギ専門誌に掲載されました
うさぎの時間に掲載されました

■50歳を目前にしたオッサンが何を血迷ったかTikTokを始めました
Koichi Otsuka on TikTok

ご質問・お問い合わせはこちらからどうぞ(WEB上には表示されません)

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログの更新通知を受け取れます

更新通知を受け取れます

全ての記事のリンク
投稿順で全ての記事のリンクが表示されます
スマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらから
QR
最新記事
【三崎港・北条湾】時化直後の北条湾釣行・かつてない極太のウルメイワシをGET!(2023年11月19日) Nov 30, 2023
【三崎港・北条湾】冷たい雨の中の北条湾釣行…釣果も寒い結果となりました(2023年11月12日) Nov 26, 2023
【三崎港・北条湾】さかなクンにプレゼントしたい巨大なハコフグ&泳がせ釣りでマゴチをGET!(2023年11月3日・5日) Nov 21, 2023
【三崎港・北条湾】泳がせ釣りで1.5mのアカエイ…サビキではウルメイワシが好調でした(2023年10月29日) Nov 09, 2023
【三崎港・北条湾】かつて記憶にない巨大なウルメイワシが釣れるの巻(2023年10月22日) Nov 01, 2023
ブログ内画像一覧
人気記事
コメント
リンク
北条湾ではこんなのも釣れます
GIF画像のリンク先は釣果があった時の動画(ブログ記事)です。各釣行の詳細は動画内のリンクよりご覧下さい。
サビキ釣りを楽しもう!(猫とウサギと釣りのブログ)

サビキ釣りでワカシ(ブリの幼魚)

サビキ釣りでアカネキントキ(稚魚)

サビキ釣りでボラ(トド)

サビキ釣りでチカメキントキ(稚魚)

チョイ投げでタイワンガザミ

サビキ釣りでギンガメアジ(メッキ)

チョイ投げでヘダイ(シロチヌ)

チョイ投げでイイダコ

サビキ釣りで釣った小魚をエサにイナダ(ブリの幼魚)

サンマの切り身をエサにウキ釣りでカマス(アカカマス)

サビキ釣りで釣った小魚をエサにマゴチ

チョイ投げでマハゼ(落ちハゼ)

サビキ釣りでメバル

サビキ釣りでオオモンハタ(幼魚)

サビキ釣りでイサキ(稚魚)

サビキ釣りでカタボシイワシ

サビキ釣りでメジナ(グレ・幼魚)

サビキ釣りでムツ

サビキ釣りでセイゴ(スズキの幼魚)

サビキ釣りでウミタナゴ

チョイ投げでマダイ(幼魚)

サビキ釣りで釣った魚を活餌にヒラスズキ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にカンパチ

サビキ釣りでコノシロ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にクロアナゴ

サビキ釣りでミナミハタンポ

サビキ釣りでメアジ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にショゴ(カンパチの幼魚)

【番外編】サビキ釣りで釣った魚をエサにアカエイ 北条湾では死にエサや活餌でも活餌が弱ってくるとエイの格好の餌食になります。

青魚(アジ・サバ・イワシ)、毒魚、頻繁に釣れる外道扱いの魚種は掲載しておりません。
月別アーカイブ
釣り専用Twitterアカウント
リアルタイムな釣行・釣果情報をお伝えします。