人によっては、GWに次ぐ長期連休となった2019年のお盆休み、皆様如何過ごしになったでしょうか。
私はあまり極端な連休が苦手なことや、台風の影響もありどうせ釣りに行けないのなら…と、16日の金曜日と17日の土曜日は仕事をしておりました。
お盆休み締めの釣りは、2019年8月18日と決め、台風の情報を小まめにチェックしていました。
今回の台風10号は、どうしてそうなった?的な予想外の動きはせず、順調に予報通りに過ぎ去って行ってくれました。
8/18の状況です。ようやく台風の影響もなくなりそうです。天候も曇りと暑さも幾分和らぎそうです。潮回りは中潮と悪くありません。サビキ釣りに専念するのであれば、午前中の下げ潮時、午後からの上げ潮時が狙い目かと思います。今シーズンは日の出以降から日没までがサビキの釣果は上がっています。 pic.twitter.com/goC5mv6UaJ
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) August 16, 2019
8/16の時点で痛いくらいの日差しの晴天で、あとは強風が止むのを待つばかり。
8/17の土曜日を含めると約3日間雨を伴わず、曇りもしくは晴れの天候でも強風だけは止むことが無く、今回の台風10号の巨大さを改めて認識させられました。
そんな中、規模の大小はあれど、ほぼ毎年横浜港で起こる「青潮」の発生を8/16に確認しました。
川崎港(東扇島)?横浜港(大黒・本牧・南本牧)で青潮が発生してますね。水平線に近い外海が紺色なのに対して手前がエメラルドグリーンなのがお分かり頂けますかね。撮影は南本牧です。 pic.twitter.com/ZfdPgAfFG8
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) August 16, 2019
去年は首都高湾岸線のベイブリッジの下辺りを中心に、大黒、本牧周辺で発生しておりましたが、今年は規模が大きく川崎港(東扇島)の沖合から横浜港(大黒・本牧・南本牧)まで、特に南本牧が酷く一面がエメラルドグリーンに変色した海になっていました。
牛乳に緑色の絵の具を落としかき混ぜたような色で、何とも生気を感じない海がそこにはありました。
ちなみに、城ケ島や三崎港周辺、当然北条湾でもそうなんですが、ここでは赤潮や上記の青潮はまず発生することはありません。
何となく、赤潮、青潮が良い現象ではないとお思いと思いますが、ざっくり簡単にお話ししておきます。
そもそも赤潮と青潮は発生する根本的な要因に大きな違いはありません。
皆様も何となくご存じかと思いますが、発生する原因の一つにプランクトンがあります。
赤潮、青潮ともどちらもプランクトンが大量に発生することによって引き起こされる現象です。
では、なぜプランクトンが大量に発生してしまうのか…
現在は家庭からの排水が、そのまま海に流れていくことはなく、下水処理施設で処理をしてから川や海に流されています。
しかし、大規模な工場などは排水処理※はしているものの、日々使う水の量が大量です。
※環境省により一律で排水に関する基準を定めています。業界によっては独自の基準もあります。
■環境省 一律排水基準
この中にプランクトンが好む窒素やリンなどが含まれており、また客船でも貨物船でもほとんどの船舶のトイレはそのまま垂れ流し※です。
※排水処理機能も持った船舶もあります。
潮の流れ(海流・海の流れ)や海水温、海中の窒素やリンなどの量、気温などで一定の条件が整うと爆発的にプランクトンが増えてしまいます。
ここからが赤潮と青潮の違いなんですが、このプランクトンが大量に発生した直後、海面が赤や褐色など赤っぽく見える状態を赤潮と呼びます。
その時に大量発生するプランクトンの種類によって色は赤以外にもなることがあります。
そして、今回の青潮はと言いますと、日々赤潮発生までは行かずとも、プランクトンは毎日発生※しその後死に海底などのヘドロと一緒に沈殿します。
※海水にプランクトンが好む窒素やリンが多く含まれていればいるほど、プランクトンは活発に増殖します。
ヘドロの中は貧酸素状態なことが多く、プランクトンの死骸が活発に分解されにくい環境です。
これが、今回の台風10号などのように強風で海が荒れると海底のヘドロが海面に持ち上げられます。
そうすると、海面付近は酸素の量が豊富※なので爆発的にプランクトンの死骸の分解が進み、大量の硫化水素が発生します。
※プランクトンの死骸を分解するには大量の酸素が必要です。
そして硫化水素と酸素が化学反応を起こし、海面が緑色っぽく見える現象が青潮です。
簡単に言うとプランクトンが大量発生した時に起こるのが赤潮。
既に死んでいるプランクトンの分解が一気に進む時に起こるのが青潮です。
そして、青潮はほぼ東京湾内でしか発生せず、日本の他の地域で発生することは稀です。
なぜか…と言いますと、神奈川、東京、千葉の沿岸部には人工構造物(埋立地や工場地帯、港など)が多く、その付近は潮の流れが悪く海水が滞留し易く、また工場排水などが頻繁に流れ込んでおり、周辺海域が冨栄養状態(プランクトンが発生し易い状態)になり易いからです※。
※東京湾そのものが他の海域に比べると潮の流れが悪く滞留し易い地形です。黒潮の蛇行など、流れの強い海流が東京湾内に流れ込んで来る年は青潮の発生頻度が下がる年があります。
また、そういった海域※はヘドロが海底に堆積していることが多く、様々な海藻が育ちにくいということもあります。
※東京湾内の工業地帯や港等、埋め立て地や人工構造物がある海域
ヘドロが多く堆積している海域は、ヘドロ自体が貧酸素環境を作り出してしまうので、海の濁りを取り除き海水をキレイにしてくれる貝なども当然死んでしまいます。
また、青潮が発生すると卵の腐ったような腐敗臭が周辺に漂います。
ちなみにTwitterに投稿した動画を撮影した時は、車のエアコンも室内循環で風を回し絶対に窓を開けませんでした。w
赤潮は北条湾を含む、城ケ島周辺でも起こることはあり得ます。
しかし、仮に起こったとしても大雨などで雨水(有機物を含む真水)が大量に流入するなどの影響で、一時的に小規模なものしか起こらず、すぐに収束しプランクトンの死骸が分解されずに海底に沈殿することはまずありません。
そして、青潮が発生することはほぼ100%ありません。
これはバランスの取れた海洋環境(海中の環境)だからです。
赤潮や青潮が頻繁に発生する海域の魚を食べても健康被害が出るということはないと思います。
ただ、赤潮や青潮が発生すると、発生し続ける日数によってはその海域から魚を始め、動ける海洋生物※は全て居なくなることがあります。
※貝などの動きが遅い生物、またそこに固着している生物は大半が死にます。
赤潮、青潮の発生時はその海域は酸欠状態になるからです。
当たり前ですが、人間も呼吸が出来なければ、呼吸が出来る場所に移ると思います。
頻発したり、長期間発生し続けると、魚の釣れない場所(死の海)…になる可能性はゼロではありません。
少し脱線が長引きましたが、この日の釣りの話に戻ります。
この日も午前1時起床で、釣り道具を車に積み込み北条湾を目指します。
最近、日の出の時刻が5時台になってきたので、そろそろ起床時間を2時にしようと思っていたのですが、この日はお盆休み最終日。
釣り人が多いか少ないかは分かりませんが、恐らく係留されている船は多いだろう…釣り座に困るのも何だから…とこの日は午前1時起床にしました。
お盆休み最終日とあってか、道路はどこもガラガラ。
特に鼻息荒く飛ばすこともなく、至って普通に運転していても普段より10分ほど早く北条湾へ到着。
そして様子見で北条湾を一周します。
やはり係留されている船の数は多く、釣り人の数の割りには釣り座が無いので、特に製氷所の前などは未明にも関わらずごった返している感じでした。
釣りを開始します。気温27度、天候は晴れ、風は1?2mほど、海水温は26度です。湿度は高めですが風があるので過ごし易い感じです。釣り人は然程多くありませんが、今日も係留されている船が多いので釣り座が限られています。 pic.twitter.com/SIDHlOTmrN
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) August 17, 2019
結局、お盆休み期間中の釣りは定番になった、いわき丸さんの後方に釣り座を構えます。
湿度は高いものの、丁度良い風が吹き心地良い感じで釣りの準備を開始します。
今日はお盆休み最終日だし、あまり釣果に拘らず鼻息荒く釣りをするのは止めよう…
準備をしながら北条湾を観察すると、中潮にも関わらずここ数ヶ月の未明の北条湾とは打って変わって大型魚の気配がありません。
6月の下旬辺りから、ほぼ毎週北条湾に到着すると必ず何がしかの大型魚の気配がありましたが、この日は非常に静かな北条湾でした。
ウルメイワシがきました。 pic.twitter.com/s4nn7h1KAA
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) August 17, 2019
そして大型魚が居ないことを物語るかのように、いきなり小ぶりながらもウルメイワシがヒットします。
やっぱ、今日は何も入って(大型魚が湾内に)来てないんだな…
ただ、食いは渋くとても湧いているという状況にはほど遠く、これじゃ30匹釣るのに2時間以上掛かるな…という感じです。
折角、食いは渋いなりにも青魚が未明から食ってくるので、ある程度釣果を形にしてさっさと帰ろう作戦を開始します。
竿1本は深めを攻めてアジでも狙うか…と、深めを攻めていると…
今日はタナを深くすると激おこなこの方がきます。 pic.twitter.com/Y4kSTKYDW6
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) August 17, 2019
激おこなお呼びで無いヤツが釣れます…
君じゃない…
まぁ、仕方ない…このスローな感じで日の出までやってみるか…
サッサと帰ろう作戦を中止し、ゆっくり飲もう(ビールを)作戦に変更。
しばらくすると家内が、製氷所の方を向いて…
家内:あれ…
私:なに??
家内:いや、ほら、あれ…
私:どれ??(製氷所の方を向き)
家内:いや、だから、猫…
私:猫??
家内:ほら、そこ…
私:えっ!?
そうです!
5月初旬に会って以来、姿を見せてくれなかった、釣りのお供のニャンが…
真っ暗な製氷所の横辺りからトボトボとこちらへ歩いて来ていました。
私も家内も猫の方を見ていると、猫が私達に気付きます。
タッタッタッと駆け足になり、次第にダッシュになり走って私達の元へ…

釣りのお供の茶トラ猫
実は、自宅で飼っている先代猫が去年(2018年)の12月にてんかんの発作により、突然亡くなりました。
享年5歳でした。

先代猫の夏ちゃん
最後の別れがあまりに突然で、亡くなるなんて想像もしていない上に、家内が発見した時は息絶えて間もなくのようで、死後硬直も起こしておらず身体も普通に温かい状態でした。
家内の落ち込みように、見ていられなくなり、私が里親から譲って頂いたのが現在の兄妹猫なんですが、先代猫との突然の別れが軽く私達のトラウマとなっていました。
この釣りのお供の茶トラ猫は、私が今のように毎週釣行の際のブログを書くようになるずっと以前、今年でそろそろ5年くらいになる付き合いでした。
去年までは、毎週ほぼ必ず午前3時半~4時くらいの間に「どうかね?今日は釣れとるかね?」というような感じで、春先から初冬まで現れ一緒に釣りをしていました。
それがここ数ヶ月は全く姿を見せてくれず、お互い言葉には出しませんでしたが、家内も私も何がしかの理由で亡くなったものと思っていました。
先代猫の夏ちゃんの死が、半年以上経ってもトラウマのように残っており、亡くなったことを言葉にすると、自分達が飼っているわけではないのですが、北条湾に釣りに来られなくなる…そんな気がしていました。
実際、姿を現さなくなってから数週間は、釣りに来ると毎回居そうな場所を探し、私達の所へ来る道と帰る道が決まっているので、そこを歩いて探してみたりしていました。
そんな中、ようやく釣りのお供の茶トラ猫のことも頭から離れ、釣りに集中出来るようになってきたこの日、再びの登場で嫌な事が全て吹き飛び、まるで南極物語のラストシーンの渡瀬恒彦と高倉健になった気分でした。
すみません、世代がバレますね。w
もう、テンション爆上げどころではありません!
自分達が食べる分なんかどうでも良い!
まずは、釣りのお供の茶トラ猫のお腹を満たしてやるべく釣りまくります。
数ヶ月ぶりに釣りのお供のニャン登場!もう二度と会えないかと思っていました。今日はこの子のために釣りをします。 pic.twitter.com/JyWVP11qvV
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) August 17, 2019
後ほど貼る、この日のライブ配信動画をご覧頂ければお分かり頂けると思いますが、画面右や中央辺りのちょうど良い位置に茶トラ猫が陣取るんですが、普段見せない機敏な動きで真面目に釣りをしている坊主頭のオッサンが映っています。
食いがそれなりに良い時に、サビキ仕掛けが絡まり使えなくなると、新しい仕掛けとの交換はあまりせず、その竿をその日はしまう事が多いのですが、この日は絡まってもジャンジャン新しい仕掛けと交換し釣りまくりました。
釣りのお供のニャンが居た時は、コンスタントにウルメイワシが釣れ続け、ハイペースで食べたからか、いつもより少し早めでしたがニャンがお帰りになります。
今日も釣りたてのウルメイワシをたらふく食べてお帰りになりました。また来週。 pic.twitter.com/LdDNbEQlAV
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) August 17, 2019
ちなみにこれがいつも通るルートです。
すみません、今日は脱線しまくりで、全然この日の釣りの話をしておりませんが、ご容赦下さい。
ニャンも帰り、久しぶりの再会に嬉しい気持ちでいっぱいになり、もう釣りはしなくても良いかな…そんな感じでしたが、相変わらずウルメイワシは順調に釣れ続けます。
ニャンが帰るあたりではほぼ入れ食いでした。
アッという間に自分達の分も釣れ、釣り座の無い場所に親子連れの方が釣りにくそうに釣りをしていたので、場所を空ける意味でも早々に撤収。
撤収します。入れ食いではないものの、今日は未明からコンスタントにウルメイワシが釣れ続けています。これからご釣行される方は熱中症にご注意下さい。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/nig15o53kF
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) August 17, 2019
帰りの車内で飲むビールも一味違い、とても気持ち良く釣りが出来ました。
ちなみに、まともにこの日の釣りの話をしていないので、いくつか気になった点を簡単にまとめておきます。
①海水温
前回までは、海水温は28度でしたが、この日は26度でした。
1度程度の差は頻繁に変わることがあるのですが、2度違うというのはこのまま海の中が秋に突入していくことも考えられます。
台風の影響で海がシャッフルされ海水温が下がったことも考えられますが、秋に突入していく場合、釣れる魚種も変わりサビキ釣りだけを取っても有効な仕掛けなどが変化してきます。
しばらく注視した方が良いかもしれません。
②未明に大型魚が全く居なかった
これは、今今北条湾内に寄っている青魚や小魚の群れが減っている可能性があります。
この日は潮回りも良く、上げ潮時に釣りをしていたので、ウルメイワシの活性も高くそれなりの釣果になりましたが、条件が厳しい中での釣りが壊滅的に釣れなくなる可能性もあります。
今シーズンは潮位に変化のある時間帯に青魚を始め、サビキ釣りで釣れる魚の活性が上がり易いです。
潮回りを始め、釣りに行くタイミングの条件はシビアに考慮した方が良いかもしれません。
漠然と釣りに行くとボウズの可能性もゼロではありません。
釣行時の総括としましては、これからが今シーズンの冬に掛けてのサビキ釣りのターニングポイントになるかもしれません。
長期予報ですと、来週以降秋雨前線の影響で雨が多くなりそうです。
気温が下がってくる中、雨が多く降ると一気に北条湾内の海水温も下がり、青魚達にも影響が出ます。
ここ数年は、何がしかの青魚が北条湾で越冬し通年を通してサビキ釣りが楽しめています。
今シーズンの冬のサビキ釣りの傾向が9月始め辺りまでに出てくるかもしれません。
そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

釣れた魚種はウルメイワシのみです。
釣れた数はこれが全体の3/1程度です。
先にも申し上げた通り、釣れた3/2程度は釣りのお供のニャンの胃袋へ。
持ち帰った数はこんな感じですが、実際に私も家内も久しぶりに数を釣ったな(ニャンのために)…という印象です。
そして、猫の話題ばかりで恐縮すが、この日の我が家の兄妹猫の朝食は…て、選択肢がありません。
強制的にウルメイワシです。

調子に乗って釣りのお供のニャンにウルメイワシをあげ過ぎたので、この日のお裾分けは1匹ずつ。
本日の我が家の兄妹猫の朝食は、釣果がウルメイワシのみだったので、強制的に焼きウルメ。 pic.twitter.com/gmcDPmlE3K
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) August 17, 2019
最近、釣りたての魚をお裾分けした弊害が出始め、実は安い猫缶を拒否するようになってしまいました。w
比較的高い、缶詰を開けた時に「これ、人間用の缶詰だよね…?」という美味しそうな匂いがする、高級猫缶しか食べなくなってしまいました。w
まぁ、高い缶詰しか食べないのは別に良いのですが、改めて味が分かるんだな…と思いました。
そして、人間用はと言いますと…
毎回似たり寄ったりで恐縮なんですが、やはりウルメイワシは刺身系…かな…と、今回は擦りゴマ和え丼にしました。

まずは、ウルメイワシを三枚に卸します。

そして、擂り鉢でゴマを擂ります。

擂ったゴマの中へ、適当な大きなにブツ切りにしたウルメイワシの身を投入。

擂ったゴマとウルメイワシの身を和えます。

酢飯ではなく、温かいただの白米の上に盛り付ければ完成です。
ウルメイワシの擂りゴマ和え丼です。
お好みで軽く醤油を掛けてお召し上がり下さい。
毎回申し上げておりますが、青魚と擂ったゴマの相性は抜群です。
だいたい1魚種しか釣れない時は、料理も一品ということが多いのですが、今回はもう一品作ってみました。
名付けて「ウルメシ(ウル飯)」。
まずは、ウルメイワシの腸を取り除きヌメリを取ります。

ウルメイワシはイワシ類の中でも、ヌメリというか薄皮というか剥がれる膜みたいなものが非常に多いです。
これをしっかりと取り除いて下さい。
キレイに取り除けると「キュッキュッ」と音がしそうな肌触りになります。
次にお米を研いで、下味を付けたり、出汁は一切入れず、研いだお米と一緒にウルメイワシを炊き上げます。

お米を炊く時の水の量は、ただの白米を炊く時より多めに入れて下さい。
あとは炊飯のスイッチを入れ、炊き上がるのを待つだけ。

炊き上がったら、ウルメイワシの身をほぐし、ご飯と混ぜ合わせれば完成。
名付けて「ウルメシ(ウル飯)」です。
これに軽く岩塩を降り掛けて食べると最高です。
イワシ類をそのままお米と一緒に炊くと生臭くなりそうですが、全然生臭くなく程良いウルメイワシ出汁が出ていて、本当にこれに岩塩を掛けただけで何杯も食べられそうです。
【追記】釣りの翌日、このウル飯をおにぎりにして仕事に持って行ったのですが、おにぎり最高でした。w
最近のイワシ系の料理での個人的なヒットは、今回の擂りゴマ和えとウルメシ、前回の水煮ですかね。
何れも生臭さは全く無く、こんなにイワシって出汁が出るんだ…という感じです。
宜しければお試し下さい。
お盆休みも終わり、これから海の中だけでなくいろいろと秋になっていきます。
食べる物も美味しくなり、より一層釣って楽しく、食べて美味しいサビキ釣りを出来ればと思っています。
来週も釣りのお供の茶トラ猫が姿を現してくれることを祈り、頑張って釣りに行きたいと思います。
来週の土曜が小潮、日曜が長潮…というのが気になりますが…w
あまり釣れる潮回りではありません…w
また、ご報告させて頂きます。
この日のライブ配信動画です。
久しぶりの釣りのお供のニャン登場で、突っ掛けにジャージでダラダラ釣りをするオッサンではなく、真面目に釣りをせっせとする坊主頭のオッサンとウルメイワシを待つニャンがご覧頂けると思います。
宜しければ、ご覧下さい。
■Twitterにツイートした記事の補足(青潮等について)
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) August 17, 2019
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