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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  青魚  カタクチイワシ  シコイワシ  兄妹猫  泳がせ  

【三崎港・北条湾】数ヶ月ぶりにサビキ釣りが好調でした(2024年3月3日)

こんにちは。

年明けからは小魚の群れが少なく、サビキ釣りの釣果も思うように釣れない中、当然ながら例年のようにフィッシュイーター達の姿も見ていません。

釣れないわけですから、釣り人もほとんどおらず、ここまで活気のない北条湾も久しぶりに見たような気がします。

どうして青魚を含む小魚の数が今年はこれほどまでに少なく、少ないながらも湾内に居る群れはどこに集まっているのか…

年明け以降、天候にも恵まれず、例年より圧倒的に少ない釣行回数の中、いろいろ考察しておりましたが、ここ数回の釣行で今年の傾向がある程度見えてきたように思います。

前々回の釣行記事では、どうして小魚が少ないのか…

前回の釣行記事では少ないながらも北条湾内にいる小魚達はどこに集まっているのか…

この辺を詳しくお話しさせて頂いておりますので、宜しければ詳細は上記リンクを参照して下さい。

今回の釣行は、前回の釣行時に例年ですとあまりなかったことですが、北条湾の深部の海水の温度が湾内全域とほとんど差がないことが分かり、実際に北条湾の中央部や入口付近より釣果も上がったことから、前回同様に北条湾の深部に釣り座を構えました。

最終確認の釣り…とでも言いましょうか、上記リンクの記事でお話ししていることが、本当に当たっているのか…を確認するために前回と同じ釣り座で釣りをしてみました。

私もしがないサラリーマンが故、どうしても週1で釣りに行くことが限界で、いろいろ見えてきたもののいろいろ考察していると、あっという間に1ヶ月など過ぎてしまいます。

その間に、海の中も少しずつ変化し、気象の状況も変わり、一つの答えを出す前に次の課題が山積しているような状況なんですが、こういった例年にない魚の動きを分析しているとことなども、北条湾に入り浸る切っ掛けにもなり、個人的には意外と楽しいです。

釣果を上げにくい時期とはいえ、やはりチマチマとサビキ釣りで小魚を釣っているよりは、大物と格闘したい…北条湾は狭く釣り堀のように小さい湾ですが、成魚サイズの青物などが入って来ることもあり、陸っぱりからマグロを釣りたい※…これが本心ですので、今回の釣行の結果で次なる作戦を決める感じで釣りに臨みました。

※今の時期はマグロは無理ですが、以前秋口にキハダマグロが入って来たことがありました。

この日は潮の動きはイマイチでしたが、一応上げ潮で一番潮が動くタイミングに合わせて釣りを開始しました。



気温は3度とかなり低かったのですが、幸いなことに風はほとんどなく、極寒…という感じではない状況で釣りを始めることが出来ました。

この日は、釣り座に着いた途端に足下に、まさに「集結」という言葉が相応しいくらいのカタクチイワシの群れが悠々と泳いでおり、久しぶりに大群の魚の群れを見ました。

釣りを始める前から、大漁間違いなし!の太鼓判を貰ったかのような状況で、早速釣りを開始します。

普段釣りをしている釣り座ですと、車からライブ配信をしているデバイスの電源を取っているため、通信エラーなどが起こらない限り、ライブ配信が途切れることはないのですが、如何せん北条湾の奥は車を停める場所がないため、デバイスのバッテリー次第ですので、ライブ配信をした方が良ければする感じでデバイスだけ一応持って行きました。

今回は釣り座周辺の状況、魚の釣れ具合など、皆様にお伝えした方が良いと思い、釣り開始直後からライブ配信を致しました。



何とか動画が撮影出来ないか試みたのですが、薄暗い海を鮮明に撮影することは困難だったので、ライブ配信の中の「ピチャピチャ」という音をお聞き頂きたいのですが、久しぶりにカタクチイワシの群れが海面に波紋を作りたくさんの群れが集まっていたことがご想像頂けると思います。



釣り開始直後から、入れ食いという状況ではありませんでしたが、納竿をまでコンスタントにカタクチイワシが釣れ続けました。

釣れる間隔は幾分長めなんですが、カタクチイワシの群れが回遊して来るとこんな感じで釣れました。



全体的には、劇的に群れの数が増えているという印象は感じませんでしたが、年明け以降釣れるカタクチイワシは片っ端から子持ちで、子持ちの群れは何れ産卵場へ旅立ってしまうので、次第にカタクチイワシの群れの数が減ってしまうのではないか…と、懸念しておりましたが、急激に群れの数が減っている印象も受けず、数は概ね安定しているように見受けられました。

また、この日の群れの数、且つその群れが狭い範囲の北条湾の深部に集中して集まっているということは、この日はそういった印象は持ちませんでしたが、何れ何がしかのフィッシュイーターがカタクチイワシの群れを嗅ぎ付け、回って来てもおかしくないとは思いました。

次回以降はサビキ釣り以外の釣りもしてみようと思っています。

前回の釣行までは、サイズの違う二種類のカタクチイワシの群れが確認出来ておりましたが、この日は更にサイズは小さいものの、サイズ違いの3種類の群れが確認出来ました。



大サイズのカタクチイワシは、100%どの個体も卵か白子を持っており完全に子持ちの群れで、この群れは遅かれ早かれ何れ北条湾を離れると思われます。

中サイズのカタクチイワシは、卵や白子を持っていない個体もおり、割合的には子持ちの割合が高かったですが、子持ちでない個体の群れはしばらく北条湾に居付くかもしれません。

小サイズのカタクチイワシは、数がまだ少なく恐らく生後半年以内、去年の秋に産まれた個体の群れではないかと思います。

イワシ類は生後2年目から産卵をします。

小サイズのカタクチイワシは、産まれて1年経っていないので、初めての産卵は今年の夏から秋に掛けて産卵期を迎えると思います。

そもそも論なんですが、大サイズと中サイズのカタクチイワシが同じ餌場にいることはおかしなことではないのですが、今まで定説的に言われてきたイワシ類の産卵期は初夏から初秋に掛けてです。

1年の中で、この定説的に言われていた時期に産卵をし、そのサイクルで回っているとすれば、ここまでサイズの違うカタクチイワシが同じ餌場に現れることは不自然なんです。

つまり、近年声高に言われております海水温の上昇により、産卵の時期が大きくズレてきており、下手をすれば1年中産卵期…こういう状況になっていても不思議ではありません。

現に、今の時期に子持ちのカタクチイワシの個体が釣れること自体が、そのズレを物語っています。

産卵は魚の生態の中で、物理的に目で確認し易い行動で、カタクチイワシにGPSなどを付けて確認しているわけではないので、あくまで私一個人の想像の域を出ませんが、産卵期がこれだズレてきているということは、他のイワシ類などの生態も大きく変化している可能性があり、餌場を回る回遊ルートや産卵場なども過去のデータは全く役に立たないと思います。

去年のこの時期に、あそこの釣り場で、こういう魚が釣れたから今年も行ってみよう…こういうデータは役に立たず、まるでAIを含めITの技術の進歩に魚の行動が追い付け追い越せをしているかのようで、リアルタイムな情報をネットの中の膨大な情報から精査し見付け出すことの方が肝要になってきていると思います。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2024年3月3日 北条湾釣行 釣果


写真ですと、少ないように感じますが、これで兄妹猫の朝晩のご飯分、人間用の魚料理もそれなりに作れる数でしたので、釣り過ぎる前に納竿としましたが、この日は釣ろうと思えばまだまだ釣れる感じで納竿時点でもカタクチイワシの活性は高いままでした。

釣れたカタクチイワシですが、大サイズは100%、中サイズは7割程度は子持ちでした。



例年ですと、大中共に産卵を終えたカタクチイワシの群れが一定数再び北条湾へ戻って来るのですが、大サイズのカタクチイワシは全て子持ちしか釣れず、卵も白子も持っていない個体が釣れないということは、少なくとも大サイズのカタクチイワシは産卵後、北条湾ではない餌場へ旅立っていると思われます。

子持ちではない中サイズのカタクチイワシについては、産卵後再び北条湾へ戻って来た個体なのか、まだ産卵期ではないカタクチイワシの群れなのかは分かりませんが、恐らく大サイズのカタクチイワシの群れが戻って来ていないことを考えますと、産卵期前の個体の群れかと思われます。

今後は子持ちではないカタクチイワシの群れが、どの程度北条湾に集まるかによってGWまでの厳しい時期の釣りに影響してくると思われます。

また、前々回の釣行記事前回の釣行記事で雨による影響のお話しをさせて頂きましたが、この日の釣行までに理想的な雨の降り方で良い感じに雨も降りましたので、こういった状況が続いてくれますと、カタクチイワシの群れも北条湾の深部に集結せず湾内全体にバラける可能性が高いです。

カタクチイワシの群れが湾全体にバラけてくれますと、フィッシュイーターの類の魚がエサとなる小魚の見付けやすくなり、何がしかのフィッシュイーターが北条湾内に入って来る可能性も高くなります。

今後はカタクチイワシの群れの数と、雨の降り方がポイントになりそうです。

我が家の兄妹猫の朝食ですが、量も十分にあり食べ応えがある数のカタクチイワシを焼いてあげました。



兄妹猫の朝食はカタクチイワシを焼いたもの


肉球…ずっと舐めてました。w



肉球を舐めて妹猫が食べ終わるのを待ったり、食べた後に名残惜しそうに探したりすることは、普段の食事ではやらないので、飼い主的にはそういった違いが美味しさの表れで釣って来た甲斐がありますね。

変わって兄妹猫の夕食ですが、魚は同じカタクチイワシですが、ボリューム満点で少し多過ぎるくらいの数を焼いてあげられました。



どの種の魚でもそうなんですが、やはり産卵期に入りますと、体力を付けるために爆食いをします。

どんなに脂感が少ない魚でも、産卵の時期だけは非常に脂感があり各段に旨味が増します。

妹猫は、普段の食事ですと、気に入らない猫缶はほとんど食べずに残すこともあります。

ドライフードが常備されていますので、ご飯を食べなくても問題はないのですが、青魚の時はほとんど残しません。

夕食時はやっつけ仕事バリに、残ったカタクチイワシを全て焼いたので、普段のご飯の1.5倍くらいの量になってしまいましたが、妹猫はほとんど残しませんでした。

これも、飼い主的に見ますと、普段はあっさり残すので美味かったんだろうな…と、想像出来釣って来た甲斐があります。



そして、久しぶりに人間用の魚料理も作ることが出来ました。

個人的に、青魚のフライが好物で、サラダ油との相性も抜群で、ご飯も進みますしビールも進みます。

今回は中サイズのカタクチイワシは頭を落とし、腸を取り除いて、中骨はそのままでフライを作りました。

カタクチイワシのフライ

カタクチイワシのフライ

カタクチイワシのフライ


小サイズのカタクチイワシは数が釣れなかったので、一品料理ですがかき揚げを作ってみました。

カタクチイワシのかき揚げ

カタクチイワシのかき揚げ

カタクチイワシのかき揚げ


中サイズのカタクチイワシも中骨は全く気にならず、小サイズのカタクチイワシは腸だけ取り除きましたが、頭も気にならずどちらも非常に柔らかく美味しかったです。

この日の釣行で、サビキ釣りでカタクチイワシがそれなりに釣れることはお分かり頂けたと思いますが、釣りをしている時間帯は気温が暖冬ということで氷点下になることはほとんどありませんが、5度以下が多い感じです。

釣りに行くのであれば、あまり今の北条湾はお勧め出来ない感じです。

北条湾熱いぜ!come on!come on!…とか言いたいですね…

釣り人が少ないということは、釣り自体はし易いですが、今の北条湾はあまりに寂しいです。

あと約1ヶ月半…

早くサバっ子が釣れないか待ち遠しいです。

また、ご報告させて頂きます。

2024年3月3日午前5時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2024年3月3日午前5時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】カタクチイワシは湾の奥に集まっていましたが群れの数は少ないようです(2024年2月25日)

こんにちは。

今回は前回の釣行記事でお約束しました通り、北条湾の最深部(湾の奥)の釣り座で釣りをしてみました。

年明け以降は、釣り始めの釣行で歳なしのクロダイをGET!出来たものの、そのクロダイで1年の運を使い果たしてしまったのではないかというほど、釣りに行こうと思う日の天候にも恵まれず、釣果にも恵まれず毎回我が家の兄妹猫の朝食を釣りに出掛けているような釣行で、正直申し上げまして釣りに行くモチベーションを維持するのも大変です。

そんなボヤキが出てしまう状況ですが、何か打開策はないものか…と考えるものの、肝心の魚がいないのでは話になりません。

ここ5年~6年くらいが顕著ですが、通年を通して北条湾に集まるイワシ類などの小魚を求めて、所謂フィッシュイーターと呼ばれる類の魚も集まるようになり、一年の中で一番釣果を上げにくい今の時期でも月に1回くらいの頻度で何がしかのフィッシュイーターを釣っていましたが、今年は状況が激変しています。

例年の今頃ですと、北条湾は深部に川が流れ込んでいるため、気温が低くそこに雨などが降ると、冷やされた川の水が湾内に流れ込み、北条湾は縦に細長い地形が故、潮通しが悪く海水が滞留し易いので、湾の深部は著しく海水の温度が下がることが多く、エサ云々以前に低過ぎる海水温に耐えられず、青魚などの小魚は湾の奥に入って行くことはあまりありませんでした。

前回前々回の釣行記事でもお話し致しましたが、とにかく今年は年明けから例年に比べて小魚達の群れが少ないと感じていました。


なぜ小魚が例年より少ないのか…については、前回の釣行記事で原因と思われる事象をお話しさせて頂いておりますので、宜しければコチラを参照して下さい。

魚が少ないことはどうすることも出来ませんが、1匹もいないわけではないので、藁をも掴む思いで打開策にでもなれば…と思い北条湾の深部に釣り座を構えましたが、一番気になっていたことはやはり海水の温度です。

いくら暖冬とはいえ、一応冬の時期で気温が低い日もありました。

それなりに厳しい温度を予想していましたが、ナント!北条湾の中央部と大差ない海水の温度でした。



この温度には正直驚きました。

2年~3年ほど前、冬場にカマスが好調だった時に、釣り人が多過ぎて思うように釣り座を確保出来なかったり、北条湾内でのカマスの移動範囲が広く、この日と同じく北条湾の深部で釣りをしましたが、当時は概ね北条湾の中央部よりも2度~4度、一番酷い時で6度も湾の深部の方が海水の温度が低いことがあり、この日もそれなりに海水の温度は低いものと予想していました。

ところがいざ海水の温度を計ってみると、北条湾全体で海水の温度はほぼ同じで安定しているように見受けられました。

一番引っ掛かっていた海水温の問題がクリアされたとあれば、前回の釣行記事でもお話しさせて頂きましたが、ポスト内の写真をご覧頂きますと、釣り座付近にはしっかりと海面を照らす街灯があり、この光にイワシ類などの小魚が求めているプランクトンが集まります。

状況的にはカタクチイワシの群れがいてもおかしくありません。

普段、私は岸壁の車止めに竿受けをセットし、サビキ仕掛けを付けた竿を4本出しますが、この釣り座は車止めがありませんので、持ち竿(手で竿を持つ)で釣りをしなければならず、家内と私と1本ずつ計2本の竿で釣りを始めました。

海面の様子を伺いますが、期待とは裏腹に魚の気配はありませんでした。

釣りを始めて15分…

アタリの「ア」の字もなく、状況的には釣れてもおかしくないけど…やっぱりダメかな…と、思い始めたその時、予想通りカタクチイワシがヒットします。



この後も釣れることは釣れましたが、アタリの間隔は長くダラダラとした釣れ方で、釣りを始めてしばらく釣れなかったことも、全体的に魚の数が少なく、コマセが効き始めて群れが寄って来たものと思われます。

繰り返しになりますが、数が少ないとはいえ最低でもカタクチイワシの群れはおり、メバルやカサゴなどの小型のフィッシュイーターがカタクチイワシにアタックしている様子は見受けられ、泳がせ釣りもやってみる価値はあるかもしれませんが、この時期は私の泳がせ釣りの釣果に良く出てきますアカエイダイナンウミヘビがヒットする確率が高く、泳がせ釣りに関しましては二の足を踏んでしまいます。

海水の温度が14度程度であれば、過去の釣果実績で言いますと、カマスなどは耐えられる温度ですが、青物となると若干厳しく、且つ湾の深部となりますと中々湾の奥までは入って来ることもなく、泳がせ釣りでそれなりのフィッシュイーターを狙うのは厳しいかと思っています。

何の根拠もありませんので、希望の光とは言えないのですが、北条湾に入り浸って何だかんだと15年弱になりますが、四季を通して例年と同じ釣りを同じ釣り方で釣りをしても、例年通りに魚が釣れない…

当然、最初はなぜ釣れないんだろう…と気落ちするのですが、ポイントは例年と同じ…つまり海の中は静かに日々変化しており、同じことを同じように繰り返していても、いつか海の中の変化についていけなくなり、置いていかれるだけで、魚が釣れないことには必ず確固たる原因があるので、その変化を見極めることが重要で、下手をすれば過去に北条湾にはやって来ることがなかった魚がいることで例年と同じように魚が釣れない…こういったことが原因で不漁の年もありました。

もちろん現在もこういったスタンスで釣りをしていますが、今年に入ってからはそもそも天候に恵まれず、例年に比べて圧倒的に釣行回数が少なく原因の究明が出来ておりません。

いつか点と点が線で繋がる日が来ると思いますが、現在は線で繋げる点を探している状況です。

ただ、あまり悠長に構えていますと、サバっ子が釣れ出しサビキ釣りのシーズンに突入してしまうので、次回の釣行から3月ということもあり、幾分焦り始めていることも事実です。

1年を通して北条湾という釣り場を見る上で、実は意外にもまさに今の釣れない時期に青魚がどういった動きをするのかということが大切で、仮に今の時期に海水の温度や気象の状況が原因ではなく青魚が1匹も釣れない…こういう状況になったとすれば確実に他の釣り場にはない北条湾の良い環境のバランスが崩れ始めている…ということになります。

前回の釣行記事で、雨について少し触れましたが、北条湾という場所は湾の深部に川が流れ込んでいることから、絶妙な環境のバランスで他の釣り場より圧倒的にプランクトンが豊富に発生し易く、この大量のプランクトンのお蔭で、時として網ですくった方が早いのではないか…というくらいイワシ類などの青魚がたくさん集まります。

雨一つを取りましても、降水量…これにもポイントがあり、仮に1ヶ月に降った降水量が同じであっても、雨の日は少ないけど一度に降る雨の量が多かった月、雨の日が多く一度に降る雨の量は少なかった月、これであれば後者の方が北条湾に取っては良い雨の降り方と言えます。

北条湾に於いては、一度に降る雨の量が多く、雨が降る日数が少ない場合はプランクトンの増減が激しくなり、海水の温度も安定しません。

一方、一度に降る雨の量が少なく、雨の降る日数が多い場合は、プランクトンの数も海水の温度も安定し、イワシ類を始めとする小魚達は常に安定してエサが食べられることから、ルーティンで規則性のある動きをし、中には北条湾内にずっと留まる群れも出てきます。

小魚がたくさん集まることでフィッシュイーターも集まる、私は釣りのスタイルがサビキ釣りと、サビキ釣りで釣った魚を活餌泳がせ釣りというスタイルなので、釣果的には似通った魚が多くなりがちですが、一見サビキ釣りや泳がせ釣りに無縁と思われる魚達も豊富なプランクトンの恩恵は受けており、多くの魚が集まってきます。

全ての鍵を握っているのがプランクトンと言っても過言ではなく、本記事執筆時点では極端に雨量の多い雨の降り方ではなく、少ない雨量の雨が降る日が多くなってきており、今後もそういった雨の降り方で定期的に雨が降ってくれれば今の状況が変わってくる可能性もゼロではありません。

現状では、少ない数のカタクチイワシの群れはいるものの、数釣りも難しい状況で寒い中わざわざ北条湾でサビキ釣りをすることはお勧め出来ない状況ですが、良い方向に好転してくれることを切に願っています。

この日釣れたカタクチイワシですが、唯一の希望の光と言いますか、明らかに産まれた年の違う二種類の群れがいたようです。



前回の釣行までは、カタクチイワシが釣れますと、ほぼサイズは同じで産まれた年は同じ群れでしたが、この日の釣行で釣れたカタクチイワシは明らかにサイズが異なり、産まれた年も違い小さいサイズのカタクチイワシは恐らく生後半年~10ヶ月程度かと思われます。

サバっ子が釣れ出し、サビキ釣りの本格的なシーズンインまでまだ時間がありますが、少しずつ何がしかの小魚が北条湾へ集まって来てくれるかもしれません。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。



約1時間半ほど釣りをしての釣果です。

魚の活性が低いことで釣れなかったのではなく、純粋に魚の数が少ない感じでした。

そして、希望の光でもあり、逆に問題でもあるのですが、近々の釣行で釣れるカタクチイワシは全て子持ちです。



この日はサイズが違うカタクチイワシが釣れましたが、大サイズのカタクチイワシは近々の釣行時同様に全ての個体が白子か卵を持っており子持ちでした。

小サイズのカタクチイワシの群れが入って来たとはいえ、大サイズの子持ちのカタクチイワシは時間と共に、産卵の準備が整った群れは次第に北条湾を離れ産卵場へ向かいます。

小サイズのカタクチイワシの群れが、今後どの程度北条湾内に入って来るかにもよりますが、更に数釣りが難しい状況になることも有り得ます。

何とも言えない状況で、非常にもどかしさを感じています。

何とか我が家の兄妹猫達の一食分を釣ったという感じで、当然人間用の魚料理はなく全て兄妹猫に焼いてあげました。



久しぶりに青魚のみの朝食となり、兄妹揃ってキレイに食べ尽してくれました。



年明けからは、毎回猫のご飯を釣りに行っている感じで、正直申し上げて釣りに行くモチベーションを維持するのが大変です。w

恐らく新たにイワシ類などの小魚の群れが大群で押し寄せ、状況が激変するようなことはなく、サバっ子が釣れ出すまでは我慢の釣りが続くと思いますが、その中でも近々で確認出来た小サイズのカタクチイワシの群れと、産卵後にどれくらいのカタクチイワシの群れが再び北条湾へ戻って来るかが鍵になると思われます。

例年ですと、2月の下旬頃から現在釣れている子持ちのカタクチイワシと同サイズの、白子も卵も持っていないカタクチイワシが釣れ出すのですが、今年は確認出来ておらず、産卵後に北条湾には戻らず新たな餌場へ旅立っているように見受けられます。

こうなってしまいますと、産卵の準備が整った群れが産卵場へ向かい、徐々にカタクチイワシの群れが少なくなり、3月下旬からGW辺りまでは本当に厳しく、サビキ釣りでは何も釣れない…という状況も有り得ます。

小魚がいなくなれば、当然フィッシュイーターの類の魚も釣れず、サビキ釣りで釣った小魚を活餌に泳がせ釣り…という私の釣りのスタイルは詰んだも同然で、極論釣りに行くだけ無駄状態にもなり兼ねません。

10年以上北条湾へ通い続けていますと、こういった何も釣れないかもしれない…というピンチな状況は何度かありましたが、結果的に見ますと、例年と違う…というだけで私が単に新たな魚の動きに気付くのが遅れただけで、予想もしない展開になるターニングポイントだったことが多かったです。

今のところは、上記のような新たな魚の動きは感じておりませんが、今回も結果オーライで良い方向に転じてくれることを切に願っています。

早いもので、年が変わり2ヶ月経ち、次回の釣行から3月に入ります。

年明けからは、サビキ釣りでもまともな釣果を示すことが出来ず、つまらない釣行ばかりですみません。

あまり釣果は期待出来ませんが、サビキ、泳がせ以外の釣りもしてみようか検討中です。

また、ご報告させて頂きます。

2024年2月25日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2024年2月25日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】今の時期にここまで魚がいなくなるのも数年ぶりかもしれません(2024年2月12日・18日)

こんにちは。

2024/2/12の釣行内容もブログに書こうと思っていたのですが、いざ書こうと思うと「魚がいないので釣れませんでした…」…

完全なボウズなこともあり、この内容に近い言葉しか思いつかず、久しぶりに何を書いたら良いのか、正直申し上げてこの二行を書き始めるまで悩んでいました。

例えば、魚はいるけどスレなど、北条湾特有の問題や事象によって魚が釣れない場合は、一早くその対策、対処法を皆様にお知らせした方が良いことは言うまでもなくペンは進みます。

しかし…

魚がいないので釣れませんでした…

そりゃ、そうだね…当たり前だね…で終わってしまい、私は魔法使いではないので呪文を唱えて魚を呼び寄せることは出来ず、提供出来るネタがなく、むしろX(旧Twitter)の投稿で十分ではないか…と思ってしまいました。

北条湾の現状は、近々のXへの投稿をご覧頂ければお分かり頂けると思いますが、いくつか気になっていることがあり、また年越しを境に一気に魚がいなくなったことなどについて少しお話しさせて頂こうと思います。

前回の釣行記事も、内容的には似通っていますが、今回は更に一歩踏み込んでお話しさせて頂きます。

ただ、これからお話ししますことは、あくまで私一個人の見解で科学的根拠などはありません。

悪しからずご了承下さい。

北条湾の現状は、魚が1匹もいないということはなく、カタクチイワシの群れは確認出来ています。

ただ、群れの数はここ数年で一番少なく、ほぼいない…と言っても過言ではない状況です。

例年の今の時期ですと、トウゴロウイワシネンブツダイなども地味におり、時折釣れることがありましたが、2月に入ってからは1匹も釣果は確認出来ておらず、トウゴロウイワシネンブツダイの群れは北条湾を離れたと見て良いと思います。

【参考】2023年2月の釣行記事一覧

1年の中で2月~4月辺りまでは、一番魚が釣りにくいことは毎年のことではありますが、今年の年明け以降北条湾を見てきて思うことが、子持ちのカタクチイワシの群れがいることは例年通りですが、この群れが産卵の準備が整った群れから産卵場に向かい、一旦北条湾を離れます。

例年ですと、全ての群れではありませんが、産卵を終えた群れが再び北条湾へ戻って来る群れがいます。

これにより、ある一定数の群れ(魚の数)が常に北条湾内におり、サビキ釣りでそれなりの数が釣れたり、このカタクチイワシの群れを追ってフィッシュイーターの類の魚が入って来るなど、メインシーズンの時のようにはいきませんが、それなりに釣りを楽しめる状況になっていました。

しかし、今年は年明け以降北条湾を見ていますと、産卵後再び北条湾へカタクチイワシの群れが戻って来ていないように見受けられます。

現時点で釣れるカタクチイワシの個体は全てが卵か白子を持っており、今後産卵を予定している個体しか釣れません。

例年ですと、今の時期くらいから卵も白子も持っていない個体が混じり始めるのですが、釣れる全ての個体が子持ちなんです。

仮に産卵後のカタクチイワシの群れが、北条湾へ戻っていないとすると何が原因なのか…

海水温を始め、海の中の状況は去年の同時期とほぼ同じで、カタクチイワシの群れが北条湾を避ける大きな原因は表面的には分かりません。

今年は年明け以降、土日の天候に恵まれず荒天なことが多く、釣りに行けない日が何度かありました。

バカの一つ覚えのように、通年を通して毎週末北条湾へ釣りに行く釣りバカにとって、釣りに行けない1日は非常に長く感じられ、この魚がいない理由をずっと考えていました。

カタクチイワシのみならず、トウゴロウイワシネンブツダイも何れは北条湾を離れるのですが、今年は離れる時期が早かった…

前回の釣行時は、土曜日から月曜日にかけて3連休でした。

何れの日も風は強く、いつ釣りに行くか悩んでいたのですが、当初は日曜日に釣りに行くつもりでしたが、いざ起床すると予報が変わっており風速が強まっていたことから、翌日の月曜日に釣りに行くことにしました。

夜中に釣りに行くつもりで起きてしまい、しばらく天気予報を見ていてフッと気が付いたことがありました。

そう言えば、今年は雨が少ない??

気になりいろいろ調べてみましたが、降水量は平年並みでした。

気のせいか…と一瞬思ったのですが、よくよく考えれば、「降水量」はその時までに降った雨の総量で、1回に降る雨量が多く、雨が降った日数は少ないのでは…?と思いました。

調べてみた結果、そこまで大騒ぎするほど差はありませんでしたが、確かに今年の方が雨の日の日数は少ないことが分かりました。

もしや…と思い、2024/2/18の釣行から実験をしてみることにしました。

雨の降る日数が少ないということは、北条湾の深部にある川から、北条湾へ流れ込む水の量が減ってしまいます。

雨量の多い雨が降っている日は当然川からの水量は一気に増えますが、雨が降る日が少ないということは、全体的に川からの水量が少ない日が多くなるということです。

そうなると、川から北条湾へ流れ込む有機物の量も減ります。

こうなると、必然的にプランクトンの数も減ります。

つまり、カタクチイワシやトウゴロウイワシネンブツダイのエサ(プランクトン)が例年より少ない…こういうことから、北条湾を離れる時期が早まったのではないか…こう推察しました。

また、以前X(旧Twitter)のフォロワー様から、北条湾の深部にマイワシ、カタボシイワシの群れがいる…と情報を頂きました。

川からの水量が減り、プランクトンの数も減っているとすると、この情報はかなり合点がいくんです。

つまり、北条湾全体に行き渡るほどプランクトンがいないので、比較的プランクトンが多い北条湾の深部に集まっている…

そして、2024/2/18の釣行からの実験と言いますのは、この日は敢えて北条湾の入口で釣りをしてみました。

ここで仮にカタクチイワシが爆釣れ!大漁!ですと、上記でお話ししました説は完全に間違いということになります。

結果として、この日は2時間ほど釣りをして釣れたのはカタクチイワシが3匹。

予想通りという感じで、魚の気配も感じられないような状況でした。

1月最後の釣行時が、北条湾の中心部辺りで1時間半ほど釣りをして、カタクチイワシの釣果が20匹強。

湾の奥へ行った方が魚が集まっているものと思われます。

そして、次回は北条湾の深部で釣りをしてみます。

慣れ…というのは意外と怖いもので、私の場合はかれこれ北条湾へ毎週末釣りに行くようになり10年以上経ちます。

どうしても、その時期、その時期の魚の釣れ方の先入観があり、例年と違うイレギュラーが発生していても、「今日は潮が動いていないからな…」など、釣れない理由を気象の状況や海の状況のせいにしてしまい、根本的な原因に気付くのが遅れることがあります。

今回はまさにこれで、せっかく情報も頂いていたのに、海の中の変化に気付くのが遅れた感が否めません。

本記事執筆時点では、まだいつ釣りに行くか決まっておりませんが、北条湾の深部での釣りは出来る限り早く実践してみます。

次回の釣行は、先述しました通り釣り座が釣り座だけに、車を横付け出来ません。

ライブ配信に関しましては、デバイスのバッテリー次第になってしまいますので、途中で強制終了になる可能性が濃厚です。

悪しからずご了承下さい。

簡単に前回、前々回の釣行に関するトピックスを貼っておきます。

前々回の釣行は、完全にボウズだったので釣りのお供にはドライフードを。



前回の釣行は、釣果が3匹。

完全ボウズの方がスッキリするくらいでしたが、一応我が家の兄妹猫の好物の青魚なので焼いてあげました。



偉そうに講釈を垂れたのに、次回の釣行で完全にボウズだったらどうしよう…w

不安と期待が入り混じっておりますが、自分の予想を信じ頑張って参ります。

また、ご報告させて頂きます。

2024年2月12日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2024年2月12日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

2024年2月18日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2024年2月18日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】3週間ぶりの北条湾釣行・カタクチイワシが成長していました(2024年1月28日)

こんにちは。

今年は2024/1/3の釣り始めの釣行で、幸先良く歳無しの60cmのクロダイをGETするなど、スタートダッシュは決められたものの、その後は毎週末風が強く、釣りをすることが危険なレベルの強風で前回の釣行から3週間時間が空いてしまいました。

現在の私の釣りのスタイルは、通年を通して北条湾という同じ釣り場に通う釣りのスタイルです。

毎回同じ釣り場に釣りに行く場合は、ある程度釣る魚にも偏りが出てしまい、釣り方もほぼ同じ釣り方になってしまうので、そういう点で面白味に欠けるという欠点はありますが、昨今の海水温の上昇により毎年何がしかの、今まで北条湾ではお目に掛かれなかった魚が釣れるようになってきており、こういうことからもかれこれ10年以上毎週末に北条湾へ釣りに出掛けています。

1週間という時間は意外と短いようで長く、私もしがないサラリーマンが故、週一で釣りに出掛けることが限界で、それ以上短いスパンで釣りには行けず、前回の釣行から1週間も時間が空くと北条湾内の魚が入れ替わっていた…ということもザラにあります。

自然界のサイクルの早さに驚かされることが度々ありますが、1週間でも激変することがあるのに、今回は3週間も時間が空いてしまいました。

数年前に、夏の終わり頃から巨大な勢力の台風が頻度高く発生し、各地で水害をもたらした年がありましたが、その年の9月は毎週末に台風が関東地方に接近することが多く、全て台風が原因ではありませんでしたが、1ヶ月釣りに行けない状況になったことがありました。

釣りの腕も鈍り、釣竿が腐ってしまうのではないか…悶々とした気持ちで釣りに行ける日を待ち望んでいましたが、長かった1ヶ月…実際に釣りに行ってみると、北条湾ではない場所に釣りに来たのかと思ってしまうほど海の中は激変していました。

ある意味、1週間という決まったサイクルで、つぶさに北条湾という釣り場を見続け、ほんの少しの変化も出来る限り見逃さず、来週は、来月は…と魚の動きを読み、釣りをすることが意外にも釣果に結び付く大事な要素だったんだな…と、この時ほど実感したことはありませんでした。

今回は季節は違えど、ほぼ同じくらいの時間釣りに行っておらず、久しぶりに釣りに行ける喜びよりも、釣れない不安の方が大きく、違う意味でドキドキしながら北条湾を目指しました。

近年は数年前、1ヶ月釣りに行けなかった時よりも、更に海の中のサイクルは早まっており、多魚種の魚で各々言われていた産卵期の時期とは全く違う時期に卵を持っている個体が釣れるなど、今回の釣行で北条湾がどうなっているのか予想もつきませんでした。

実際に釣りに行く前に、いろいろ悩みました。

同じ種類の魚でも、釣りをする(生息している)場所でその魚の行動様式は変わり、その釣り場独特のクセのようなものがあります。

北条湾で近年顕著なのが、マヅメ時から日の出後1時間程度が全体的に魚の活性が上がり易い傾向が強いです。

ただ、こういったことも、北条湾にある程度居付いている魚種、または定期的に北条湾にやって来る魚種の動きで、新たに北条湾へ入って来た魚種はまた違う動きをすることが多いです。

3週間という時間でどのくらい変わってしまったか…悩めば悩むほどいろんな要素が頭を過り、実際に海を見ていないのでどの予測も決定打が出てきません。

結論としては…

やっぱ、海を見ないと分からん…

です。w

こういうことから、この日は時間帯よりも潮の動きを優先し、潮が大きく動くタイミングで釣りをしてみることにしました。

午前2時半頃から釣りを開始し、午前5時くらいまで釣りをする予定で釣りに行きました。



久しぶりに来た~…と、海の様子を伺っていると、まだ釣り道具も車から降ろしていないのに、早々に釣りのお供がスタンバイ。



どこかで待っていたかのようなタイミングで、「元気だったか?忘れずに待っててくれたんだな…」と嬉しくなる半面、期待に応えられるほど魚が釣れるか…という不安の方が大きくなっていきます。

釣りのお供も、寒い中待機しているので早速釣りを開始します。

天気予報では4m~5mほどの風速の予報が出ていましたが、幸いなことに風は然程強くなく海面の様子を伺うことが出来たのですが、1月の上旬はカタクチイワシとトウゴロウイワシの群れが所狭しと表層付近におり、北条湾の至る所で海面に波紋が出来ていましたが、この日は波紋の「は」の字もなく非常に静かな状況でした。

海面を見る限りでは、魚がいるのかいないのかも分からず、釣れないのではないか…魚が何もいないのではないか…不安だけが募っていきました。

釣りを開始して5分ほど、カタクチイワシがヒットします。



3週間で一回り大きく成長しており、少なくともカタクチイワシが北条湾内にいるのであれば、それを追って何がしかのフィッシュイーターがいてもおかしくない…ささやかな希望の光も見え、俄然やる気満々、鼻息荒くカタクチイワシを狙いますが、イマイチ食いが渋い…

入れ食いはおろか、コンスタント…という間隔でもなく、時折釣れる…そんなダラダラした感じで地味に釣れ続けます。

こりゃ、人間用どころか下手をすると兄妹のご飯分も怪しい…

こういう時こそ、トウゴロウイワシやネンブツダイが釣れてくれれば…と思うものの、釣れるのはカタクチイワシばかり。

出来ることなら兄妹用に、カタクチイワシは無駄なくストックしたい…

しかし、後方から熱い視線が…

3週間ぶりだしな…

寒い中、忘れずに待っててくれたしな…

釣りのお供を無視することは出来ず、「一応、本物のイワシだし美味いぞ…」と、なけなしのカタクチイワシを釣りのお供にお裾分けしますが…



なに??

この跳ねてんの??

と、言っているかの如く…

ガッツいて食べてくれると思いきや、まさかの静観。

貴様ぁ…

その後も、何度かカタクチイワシをあげたのですが、魚が動いていると静観。

どうも、動いているカタクチイワシは嫌みたいで、死んだカタクチイワシをあげたら、地味に遊びながら食べてくれました。



その後、キジトラ猫も合流します。



肝心の釣りはと言いますと、潮が動いている時の中潮とは思えない食いの渋さで、地味に釣れ続けます。

去年から今年に掛けて、気温が下がってからは狭い北条湾でも、釣りをする場所で釣れる魚が露骨に変わるので、何とも言えませんが、この日釣りをした釣り座ではトウゴロウイワシ、ネンブツダイは1匹も釣れず、時期的にもトウゴロウイワシもネンブツダイも北条湾から離れたかもしれません。

3週間前までは、真下から上方向へアタックする謎のフィッシュイーターがおり、このフィッシュイーターが何の魚なのかずっと考えていたんですが、過去の釣果実績などから考えますと、ムツではないか…という予想に至ったのでムツ対策の釣りをしてみましたが、この日はアタリはおろか、3週間前までは頻発していたアタックも一度もなく謎のフィッシュイーター自体が既に北条湾内には入って来ていないのかもしれません。

そして、とうとうカタクチイワシのアタリもなくなります。



トリックサビキサビキ釣りをする場合は、アミコマセの中にサビキ仕掛けを潜らせて、釣り針にアミコマセが付いた状態で海中に沈めると思います。

釣り座の足下に、サビキ仕掛けで狙える小魚の群れがいる場合は、仮にアタリもなく釣れなくても、サビキ仕掛けのすぐ近くを小魚の群れが泳ぐため10分~15分ほど時間が経ってサビキ仕掛けを海中から引き出すと、釣り針のコマセはほとんどなくなっており落ちてしまいます。

しかし、魚が全くいない時は、このアミコマセがほとんどの針から落ちることなく、釣り針に付いた状態で残ります。

この状況がサビキ釣りでは一番最悪なパターンで、魚が全くいないことを物語っています。

この日、アタリがなくなってからはこの状況になり、その後再びカタクチイワシの群れが寄ることはありませんでした。



この状況から考えられることは…

①フィッシュイーターがいた

表面的には分からずとも、フィッシュイーターの類の魚がおり、小魚の群れが逃げ出してこういった状況になることがあります。

②カタクチイワシの群れの数が少ない

3週間前までは、北条湾内を埋め尽くすようにいたカタクチイワシの群れの数がかなり少なく、違う場所へ回遊してしまい1匹もいなくなった…ということも有り得ます。

②に関しましては、冒頭でもカタクチイワシが一回り大きく成長していた…と申し上げましたが、イワシ類は生後2年目で初めての産卵をし、その2年目までは急激に成長します。

この日釣れたカタクチイワシは全ての個体が白子か卵を持っていました。



そもそも、イワシ類の産卵期は梅雨頃から晩夏くらいと今までは定説的に言われておりましたが、海水温の上昇によりかなり産卵の時期がズレきています。

一昔前では、真冬にイワシ類が産卵することなど考えられませんでしたが、実際に白子や卵を持っているということは、紛れもない事実でまさにこの日釣れたカタクチイワシは産卵直前の群れです。

こうなると、爆食いをするので釣り易くもなりますが、同時に産卵の準備が整った群れから産卵場へ移動して行きます。

その後、産卵を終え北条湾(餌場)へ再び戻って来る群れと、新たな餌場へ回遊して行く群れと別れます。

カタクチイワシの群れが北条湾内にいる以上、フィッシュイーターの類の魚がいないとは言い切れませんが、この日の状況を見て私が率直に感じたことは、フィッシュイーターの気配は感じられず、カタクチイワシの群れが少しずつ北条湾を離れ始めているのではないか…と思いました。

とは言え、3週間のブランクは意外と大きく、こういったことを踏まえ一からというと少々大袈裟ですが、もう少し様子を見る必要はありそうです。

釣りのお供にお裾分けをしたとはいえ、惨憺たる釣果です。



我が家の兄妹猫の一食分+αくらいしかないので、当然人間用の魚料理はありません。

それでも、兄妹猫の大好きな青魚を3週間ぶりに食べさせてあげられたことは良かったです。



久しぶりに釣った青魚とあってか、兄猫は焼く前、クーラーボックスにまだカタクチイワシが入っている段階からこの日は鳴き始めずっと催促をしていました。

上手く編集出来ておらず恐縮ですが、妹猫がこぼした身、最後に再びご飯の器を確認しに来るところなど、猫的にもやはり美味いんだな…と実感出来て釣って来た甲斐があります。



次回の釣行から2月に入りますが、2月からGW辺りまでが北条湾では一番魚が釣れない時期です。

ちょうど、この記事を書いていた時が、2月最初の釣行予定の前日だったのですが、例年より気温が高く暖冬であることは間違いないのですが、今年は平日も含め風が強い日が多い印象を持っています。

結果的に2月最初の日曜日は、釣りをしたい時間に弱い雨とは言え降雨の予報+潮回りが長潮と潮がほとんど動かず釣れる要素がかなり少ないこともなどもあり、釣りを断念しました。



恐らく、去年(2023年)の今頃であれば釣りに行ったと思います。

と言いますのも、去年の今頃は明け方の気温は氷点下になることも多く、非常に寒かった印象が残っていますが、とにかくフィッシュイーターを含め魚がたくさん北条湾周辺にいました。

居付きのイワシの登場以来、私が北条湾に入り浸るようになり12年ほど経ちますが、その12年の中でも一昨年の秋から去年の2月頃までが、イワシ類の小魚から成魚サイズの青物、カマス、ムツ等々、とにかくたくさんの魚が集まり、且つその集まり具合のバランスが一番良かったように思います。

去年の夏以降、2023年の秋の釣りはどんな魚が釣れるのか…

どんなフィッシュイーターを挙げられるか…

心待ちにし非常に期待していました。

ところが、蓋を開けてみると、あまりに多くの魚が集まり過ぎて、逆に魚が釣れない状況になってしまいました。

これはフィッシュイーターも含めてですが、人間で言うパーソナルスペースが近過ぎて、魚同士が必要以上に警戒し合う、回遊速度、頻度が高過ぎて定点で釣り座を構える釣りですと、移動する魚の群れを追いながら釣りが出来ないことから、時合いなどまさに今釣らずしていつ釣る…という釣れるタイミングが異常に短くなってしまい結果的に釣りにくくなってしまいました。

補足的にもう少し申し上げますと、時合いの時など魚の活性は普段通りしばらく上がっているのですが、その活性が高い状態で魚達が自分達の釣り座の足下に留まってくれず、下手をすると北条湾から出て行ってしまうということもあり、多魚種の魚が例年以上に集まっているにも関わらず、非常に釣りにくい状況になりました。

以下の記事のリンクは、上記で申し上げました、魚が集まり過ぎて釣りにくい状況を象徴したような釣行記事をピックアップしてみました。

依然海水温が高く厳しい状況の中なんとかギンガメアジ(メッキ)をGET!(2023年8月27日)

去年の夏の時期は、今まではあまり北条湾内に入って来ることがなかったコノシロの群れもたくさん入って来ました。

また、コノシロが釣れていた時期と被り、アジの群れもかなりの数が北条湾内に入って来ました。

そして、晩夏からコノシロ、アジと入れ替わるようにメッキの群れが大群で押し寄せました。

明け方にメッキ入れ食い&今シーズン初の青物をGET!(2023年9月3日)

例年ですと、青物の群れは9月の下旬から10月の上旬辺りに現れていましたが、去年は9月に入った途端に毎週姿を現わしていました。

釣れた魚や目ぼしい魚の名前しか、記事などに登場しませんが、当然ウルメイワシやマイワシの群れなども、仮に短時間であっても北条湾にはやって来ていました。

前週に続きメッキ入れ食い&2週連続でショゴをGET!(2023年9月10日)

当たり前の話ですが、私が釣りに行く日曜日だけ、メッキや青物の群れが北条湾内に入って来るわけではなく、これが当時は毎日続いているわけです。

当時釣れていたメッキは、サビキ釣りで釣りましたが、メッキも立派なフィッシュイーターであり、成魚でも30cm以下にしか成長しないイワシ類などにとっては脅威です。

メッキの大群+青物の群れ…

この魚達があの狭い北条湾にいるだけで、小魚達は戦々恐々とし自分達がメシを食っている場合ではなく、まず逃げなければなりません。

最悪の状況ともなれば、北条湾内から出て行ってしまいます。

サビキ釣りで青魚…泳がせ釣りで青物のはずが…(2023年10月8日)

上記の釣行では、泳がせ釣りでオオモンハタ、サビキでボラが釣れたのですが、去年は50cmオーバーのトド※サイズのボラの群れが頻度高く群れをなして北条湾に現れました。

※ボラは50cm以上の老魚のことをトドと呼びます。

ボラが頻度高く現れたのは、恐らく数年前に起ったウニによる食害で磯焼けが発生しましたが、その磯焼けから回復傾向にあり、ボラの主食である藻なども順調に育っているからだと思います。

フィッシュイーターには括られないボラであっても、50cm以上のサイズの魚が群れをなして泳いでいれば、やはり小魚達は警戒してしまいます。

かつて記憶にない巨大なウルメイワシが釣れるの巻(2023年10月22日)

この巨大なウルメイワシも、かつてこのサイズはあまり釣れた記憶がなく、普段釣れているウルメイワシとはまた別の群れです。

普段はあまり姿を現わさないサイズのウルメイワシの群れが入って来るだけでも、北条湾は狭い湾が故、魚の群れ同士の距離は近くなり過密になることから、過度に魚同士が警戒し合い活性が高い低いは関係無く釣りにくい状況が生まれてしまいます。

さかなクンにプレゼントしたい巨大なハコフグ&泳がせ釣りでマゴチをGET!(2023年11月3日・5日)

ハコフグは群れるわけではない上に、フィッシュイーターでもないので影響はないと思いますが、先ほどのオオモンハタ然り、マゴチなども以前はあまり北条湾内には入って来ない魚でした。

去年の秋から冬に掛けてはかつてないくらい、マゴチの数は多く泳がせ釣りの仕掛けを巻いてくると、仕掛けに付いている活餌を追ってくる姿を何度か目撃しました。

そして、この過密な状況を嫌って早々に北条湾からいなくなってしまった魚がカマスでした。

ここ数年、晩秋から年明け辺りまで北条湾での釣りを楽しませてくれていたのがカマスでしたが、10月の下旬から数週間カマスの群れは確認出来ましたが、最初にカマスの群れを確認してから1ヶ月もしないうちに北条湾からカマスの群れは離れてしまい、去年はカマスを釣ることは出来ませんでした。

カマスはフィッシュイーターでもありますが、襲われる側の魚でもあるため警戒心が非常に強い魚です。

自分達のエサとなる小魚はたくさんいましたが、多く集まり過ぎた魚の中に自分達の敵になる魚も含まれているため、北条湾内に留まっている時間も短く、以前はかなり北条湾の深部まで小魚の群れを追って入って行きましたが、去年は露骨に北条湾の中心部辺りまでしか入って来ませんでした。

こういった、エサがあるのに行動範囲が狭くなる状況は、その魚が何かを警戒している時にする行動でもあります。

また、北条湾内に留まっている時間も、以前であれば日没後1時間もしないでカマスの群れが現れ、翌日の午前4時頃まで湾内に留まることもありましたが、去年現れたカマスの群れは概ね日付が変わる前辺りに現れ、長くても翌日の午前3時前には湾内から出て行ってしまいました。

そして、去年はこんな魚も釣れました。



2023年度シルバーウィーク4回の釣行まとめ(2023年9月17日・18日・23日・24日)

※メアジは2023/9/18の釣行時に釣れました。



北条湾では初!泳がせ釣りでイトヒキアジ(イトヒキダイ)をGET!(2023年11月23日)

上記のこの2魚種などは、北条湾で釣ったことは当然初めてで、如何に暖かい海水を好む魚の生息範囲が北上しているのを如実に表していると思います。

今回、お話しした全ての魚種が大群の群れを作るわけではありませんが、大半の種の魚が単独では行動せず青物然り群れを形成します。

イワシ類など小魚のサイズも10cm以下など、本当に小さい小魚ではありませんので、同じような時期に被って北条湾内に入っていれば、狭い北条湾内で魚達が過密な状況にあったことは想像に難しくないと思います。

マゴチなどは群れを形成する…というよりも、好む生活環境が限られることや、実際に当時釣ったマゴチは卵を持っており、産卵前なので多くのマゴチのメスが爆食いをするために、北条湾の海底はマゴチが好む砂地であることなどからも、それなりの数のマゴチが集まっていたものと思われます。

北条湾という場所はなぜ小魚が集まるのか…というお話しは、ブログで何度もお話しさせて頂いておりますので、端的にお話ししますが、湾の深部に川⇒有機物⇒植物プランクトン⇒動物プランクトン⇒青魚などの小魚…という流れなんですが、その他にもいくつか理由があり地形的な理由が、北条湾は細長い地形が故、潮の流れの影響を受けにくく海水が滞留し易い⇒プランクトンが散らずに一定の場所に留まる⇒流れが無いということは、小魚達にとっては格好の餌場となります。

そこにきて近年の海水温の上昇、そして北条湾内の海水の温度に一番影響を及ぼしているのは、発生から今年で6年目になりますが、和歌山県沖で黒潮が蛇行する「黒潮の大蛇行」です。

これにより、通常は日本列島の太平洋側近海を沿うように流れる暖流である黒潮の流れ方がズレ、最終的には東京湾、相模湾に黒潮から派生した続流が多く流れ込み、城ケ島やひいては北条湾周辺に暖かい海水が常に流れ込んで来るため、イワシ類などの青魚が嫌う海水の温度まで通年を通して下がらなくなったので、一年中サビキ釣りで釣れる小魚が集まって来ます。

そして、一昨年までは派手だった、勝手に命名しました青物ラッシュ、カマスラッシュのように北条湾周辺に一年中いる小魚を求めてフィッシュイーターの類の魚も集まるようになりました。

北条湾の細長い地形は、このフィッシュイーター達にも影響があり、縦に細長く幅の無い湾なのでフィッシュイーター達にとっては、エサである小魚を追いこみ易いという利点があります。

小魚達は青物やカマスなど、泳ぎに長けている魚種には、直線スピードでは到底敵いません。

しかし、幅が狭いということは、最終的には直線方向に逃げることが多くなり、仮に青物の群れなどに左右を囲まれてしまうと、小魚の群れは散るしかなくなり、群れからはぐれた個体はほぼ確実に仕留められてしまいます。

フィッシュイーター達にとってはお手軽にエサをGET出来るわけです。

近年の北条湾は、こういった多くのフィッシュイーターに格好の餌場であることが認知されてしまい、小魚達にとっては非常にリスクの高い餌場になってしまいましたが、やはり小魚達にとっても豊富なエサは魅力的である故、回遊はしてくるのですがこうしたリスクを小魚達も認識していますので、通常より過剰に神経質になり、且つ出来るだけ短時間で食事を済ませ北条湾から出て行ってしまいます。

そして、去年の秋から現在に掛けては、とうとう小魚、フィッシュイーター双方の多魚種の魚が集まり過ぎて釣りにくい状況が生まれてしまった…という流れです。

また、釣りにくくなった理由としましては、魚が集まり過ぎたことだけが原因ではなく、青魚や青物などと呼ばれる魚種が代表的ですが、回遊性の魚種は一度回遊ルートが定まると、余程のことがない限り大きくそのルートが変わることがありません。

つまり、今の北条湾の状況が変わらない限り、同じ時期に同じようにやって来ます。

イワシ類で例えますと、イワシ類の成魚のサイズは概ね25cm~30cm程になります。

寿命は5年~7年程度と言われており、中には10年近く生きる個体もいるそうです。

生後2年目までに、一気に15cm~20cm程度まで成長し、その後は数年掛けて毎年数センチずつ成長します。

生後2年目で初めての産卵をします。

この初めての産卵の辺りまでで、回遊ルートがほぼ固定され、以後基本的には産卵を含めて季節、季節で同じ動きをします。

もう少し噛み砕きますと、釣れたイワシ類のサイズが15cm以下であれば、北条湾という餌場に初めてやって来た群れの可能性が高く、こういった群れはスレていないので釣り易い群れです。

逆に20cmに近いサイズの群れは、何度も北条湾という餌場に来たことがある群れの可能性が高く、スレていることが多い(針掛かりさせにくい)群れと言えます。

魚が集まり過ぎて釣りにくいという要素にプラスαで、小魚、フィッシュイーター共にサイズが大きくなればなるほど、スレによる釣りにくさが増していきます。

私が感じている範囲では、コロナ禍以降釣り人が急激に増えてから、こういった各魚のスレは顕著で魚達は私達が思っている以上に賢く、人間で言うところの五感も人間より遥かに優れています。

深海など特殊な環境で暮らす魚は別として、色の識別は猫は赤い色が認識出来ませんが、魚は人間同様に認識しており、嗅覚、味覚は人間を遥かに凌ぎます。

こういったこともあり、北条湾でサビキ釣りをする時は撒き餌を撒くな…と私は良く言うのですが、先ほど申し上げたように、北条湾は流れの無い湾なのでトリックサビキをアミコマセの中に潜らせ、釣り針に付いたアミコマセだけで十分撒き餌の効果はあり、必要以上に撒き餌を撒くと根魚が集まってしまい釣りにならなくなってしまうためです。

これからも、北条湾周辺の自然環境が大きく変わらない限り、多くの魚が集まって来ると思います。

魚が集まり過ぎることで起こる、魚を釣るという上での弊害や、急激に人間との距離が縮まることで起こる極端なスレなど、多くの魚種がたくさん集まる魅力ある釣り場になっていくと思いますが、高度な魚との駆け引きが必要になってくるかもしれません。

この日の釣行時点での北条湾の状況は、恐らくカタクチイワシは産卵場へ少しずつ移動し、しばらくは目ぼしい青魚などの小魚の群れは入って来ないかもしれません。

2月中に、逆に卵や白子を持っていないカタクチイワシの個体が釣れれば、産卵を終え再び北条湾へ戻って来た個体だと思われ、こうなってくると再び何がしかのフィッシュイーターも寄って来るかもしれません。

2月は連休、祭日もありますので、釣りに行ける時は連続釣行になろうとも釣りに行き、状況を確認したいと思っています。

出来る限り、エキサイティングな釣りを皆様にお届け出来るように頑張ります。

また、ご報告させて頂きます。

2024年1月28日午前5時頃の北条湾岸壁周辺の様子
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【三崎港・北条湾】釣果は撃沈でしたが釣り座を変えて分かったこと(2024年1月7日)

こんにちは。

今シーズンは、新年一発目の釣り始めから、歳なしのクロダイをGET!するなど、幸先の良いスタートが切れました。

2024新春釣り始め・トリックサビキで歳なし60cmオーバーのクロダイをGET!(2024年1月3日)

この調子でガンガンいきたいところですが、どんな釣りでも一番釣果をあげにくい今の時期。

この日はそうは問屋も卸してくれず、今の時期の釣りに相応しい厳しい釣果となりました。

去年の年明けは、ブログのタイトルにもなっております、我が家のママウサギのラムちゃんが亡くなり(享年8歳)、正直釣りどころではなく釣り始めそのものが平年より遅くなり、1月中はそれほど釣りに行くことが出来ませんでした。

2023年1月の釣行記事一覧

概ね今の時期は、毎年GW辺りにサバっ子が釣れ出すまでは、カタクチイワシ、トウゴロウイワシ、根魚などを地味に釣り、我が家の兄妹猫のご飯を釣りに行くような釣行が多いのですが、この日は兄妹猫のご飯も持ち帰ることが出来ませんでした。

この日は、事前の天気予報で天気的には問題はなかったのですが、風速が6m~7m程度の予報となっており、風速如何によっては釣りそのものが厳しい状況でした。

三連休ということで、日曜日か翌日の成人の日に釣りに行こうと思っておりましたが、成人の日は日曜日よりも風が強くなる予報な上に、風向きが南寄りから北寄りに変わり、気温も低いことから日曜日に釣りに行くことにしました。

午前4時頃から午前7時頃までが一番潮が動く潮の動きで、マヅメ時から日の出辺りに潮が動くという状況、潮の動き的にはバッチリでした。

とは言え、今の時期の北条湾は余程のことが無い限り、ロクな魚が釣れないことも事実で、釣り人が押し寄せて釣り座が空いていない…ということもないので、潮の動きに合わせて午前4時前に北条湾に到着しますが、とにかく風が強かったです。

概ね北条湾では、南寄りの風の場合、私が良く見ております「tenki.jp」の予報ですと、1m~2m程度予報より北条湾では風が弱いことが多く、この日もそれに期待をしていたんですが、この日は北条湾に近付くにつれてどんどん風が強くなり、信号待ちなどをしていても車が風に煽られ揺れるくらいになっていきます。

参ったな…これじゃ、釣りは厳しいな…

などと思いながら、北条湾に到着すると、製氷所の前に数組の釣り人がおりましたが、とても磯竿を振り回してサビキ釣りが出来る状況ではありませんでした。



当初は40分ほどすると、次第に風が収まる予報が出ていたので様子を見ることにしました。

ここから天気予報に「いい加減にしろ…」とツッコミを入れたくなるくらい、コロコロ予報が変わっていきます。

当初、30分~40分ほどで風が弱まる予報でしたが、風が弱まる予報が延長されること30分単位で4回、中々風は収まらず結局釣りが出来るレベルまで風速が弱まったのは午前6時半を回っていました。

途中で何度か帰ろうかと思ったのですが、一度北条湾まで来ているのに翌日に出直すのもいろいろと無駄、天気予報ですと翌日の方が荒天の予報、逆に翌日もお休みなので幾分北条湾に長居をしても大丈夫…こんなことから風が収まるのをひたすら待ちました。

トイレに行きたくなったこともあり、風が落ち着き始めた午前6時半頃に、城ケ島を含めいろいろと釣り場を見て回ったのですが、釣りが出来そうな場所は時間が遅かったこともあり、ほぼ埋まっており北条湾岸壁のどこかで釣りをするしかありませんでした。

再び北条湾に戻り、しばしどこで釣りをするか考えましたが、一番釣りをしたかった時間帯も過ぎてしまい、陽も完全に昇りどこで釣りをしても大して変わらない状況だったので、久しぶりに北条湾の入り口付近に釣り座を構えました。



特に足下に小魚が寄っている様子はありませんでしたが、サビキ仕掛けを海に投入するといきなりアタリが…



この日はキビナゴ対策で、サビキ仕掛けの針が2号と、普段はまず使わない小さい釣り針が付いたトリックサビキを使ってみました。

そのトリックサビキを付けた竿に微妙な、あまり今まで見たことがない竿の揺れ方をしました。

ややっ!もしや狙い通りキビナゴ…?

小さな釣り針のトリックサビキは10本針でした。

その10本の釣り針全てにネンブツダイ



あぁぁぁぁぁ…

もうこのサビキで釣りしなくて良い??と家内が…

いや…

まだ、1回しか釣りしてないだろ??

さすがに1回じゃキビナゴが釣れるか釣れないか分かんないだろ…

じゃぁ、外して(ネンブツダイを)…



おかしな竿の動きのアタリになったのは、10匹もネンブツダイが掛かっていたからでした。w

この日は4本サビキ仕掛けを付けた竿を出し、1本は上記の釣り針の小さなトリックサビキで、他の3本は普段通りのサビキ仕掛けを付けていました。

普段通りのサビキ仕掛けにメバルがヒットします。



この後は、メバルウミタナゴメバルウミタナゴメバルウミタナゴ、普段通りのサビキ仕掛けには根魚連発入れ食い状態。

10本針のトリックサビキは、スーパー念仏祭り状態になり、さすがの私も…

もうエサ付けなくて良いや…空針で…

まともな魚が釣れないことは十分に分かったので、家内には普段のトリックサビキを付けた竿を1本持って、ダメ元でいつもの釣り座で釣りをしてもらいました。

その間、私は歩いて北条湾を観察することにしました。

海鵜の大群が北条湾方面から城ケ島方面へ飛んで行くのとは逆に、城ケ島方面から北条湾方面へやたらとカモメが飛んで来ました。

鳥山というほど派手ではありませんが、いくつかのカモメの群れが対岸、もしくは湾の中央部でしきりに海面付近にいる小魚を獲っていました。



去年から顕著なんですが、去年は今の時期に北条湾内には入って来ないのですが、城ケ島大橋のたもとや北条湾の入口付近に、日の出以降に青物の群れが登場することが多く、去年は私も珍しく製氷所の前や北条湾岸壁の角で釣りをしました。

今シーズンも数こそ少ないですが、青物と思われる魚が作るナブラが釣りに行く度には確認は出来ておりませんが、釣り始めの釣行時には確認出来ており、たまに北条湾の入口付近まではやって来ています。

ただ、北条湾の奥まで入って来ることはなく、去年も今シーズンも北条湾の入口付近までしか入って来ていません。

今シーズンはこの青物と思われるフィッシュイーターに加え、釣り始めの釣行時にまさに目の前でモロに見たわけですが、魚種の判別まで出来ていない謎のフィッシュイーターがおり、このフィッシュイーターはここ1ヶ月程度は釣りに行く度にアタックしているのを確認しております。

この日は完全に陽が昇り、釣り自体は1時間程度釣りをしていましたが、その間に4回アタックしている様子が確認出来ました。

恐らくこの謎のフィッシュイーターはキビナゴを狙っていると思われ、逆に青物や先述しましたカモメなどはカタクチイワシとトウゴロウイワシを狙っていると思われます。

ここが一つのポイントなんですが、北条湾内に入って来る魚は、何れもスレていると思った方が無難です。

先述しました、この日カモメが狙っていると思われるカタクチイワシとトウゴロウイワシの群れは、陽が昇ると北条湾を出るか普段私が釣りをしている反対側、対岸の岸壁周辺に集まります。

海中にいる魚は地上の人間の姿を認識しています。(魚から人間が見えている)

日常的な生活音も聞こえており、余程活性が高い状態にならない限り、基本的にはスレているので人間が見えない(いない)場所へ移動します。

つまり人間がいない(見えない)ので、北条湾の中央部から対岸周辺に集まります。

これが暗い時間帯は人間を認識しにくくなる+植物プランクトンが光合成をするために常夜灯や街灯の光に集まるので、普段私が釣りをしている側の岸壁周辺に集まります。

北条湾へ行ったことがある方であればお分かり頂けると思いますが、明らかに暗い時間帯は対岸の方が光りの量が少なく、普段私が釣りをしている側の岸壁の方が明るく、常夜灯の光が海面を照らしています。

マヅメ時は、どんな魚でも活性が上がり易いので、日の出の時刻くらいまでは、普段私が釣りをしている岸壁側でも良く釣れる…ということです。

また、イカの類は確認出来ておらず、ルアーによる釣りも北条湾ではあまり効果がありません。

実際に捕食している魚を活餌に使う、泳がせ釣りでも北条湾は海水が澄んでいることなどもあり、スレが酷く非常に釣りにくい状況が生まれています。

城ヶ島周辺にいる、こういったフィッシュイーターの類の魚が全て北条湾に入って来るわけではなく、北条湾には極一部の群れが入って来ているだけですので、花暮岸壁や製氷所の前から城ケ島大橋のたもとに集まるフィッシュイーター、城ケ島内で釣りが出来る場所に集まるフィッシュイーターはそこまでスレているということはないと思います。

ルアーで釣りをするのであれば、北条湾以外の釣り場の方が釣果に結び付け易いと思います。

サビキ釣りに関しては、先述しました通りカタクチイワシ、トウゴロウイワシ、まだ釣果実績はありませんが、恐らくキビナゴが今シーズンは北条湾内に入って来ていると思われ、魚自体はいるんですが上記で申し上げましたが地味にフィッシュイーターがいるので、この類の魚がいると、サビキ釣りで釣れる魚がいても釣りにくい状況になっている感じです。

また、一度は北条湾から離れたと思われたネンブツダイですが、フィッシュイーターの類の魚を含め多くの魚が北条湾内にいることから、北条湾の入口付近に追いやられているように見受けられます。

フィッシュイーターは除き、カタクチイワシやトウゴロウイワシ、キビナゴなどが求めているものは、プランクトンでこのプランクトンが多くいるのが北条湾の中央付近です。

城ヶ島と本土の間の船道は潮通しが良く、北条湾の入口付近は海水の温度も変わり易く、流れも速いのでプランクトンが滞留しにくく散り易いです。

つまり小魚達にとってはエサが少ないということになります。

逆に北条湾の最深部は川が流れ込んでおり、海水の温度が下がり易く、プランクトンはいるものの今の時期は海水の温度如何によっては小魚達は避ける場所です。

こういうことから、北条湾の中央付近が一番安定して小魚がいるポイントなのですが、謎のフィッシュイーター然り青物なども全く入って来ない場所ではないので、サビキ釣りに関してはフィッシュイーターの動き次第ということになってしまいます。

夏の終わり頃から、北条湾内に魚が居過ぎる…こういったお話しをブログで申し上げてきましたが、現状でもあの狭い北条湾に対している魚の数は多過ぎると感じていますが、だいぶ住み分けが出来てきたように感じました。

逆の言い方をしますと、例年ですと北条湾内に入って越冬する魚の種類はある程度決まっていましたが、今シーズンはもしかするとその住み分けが進み、釣り座、釣り座で釣れる魚が変わっているかもしれません。

私はほぼ毎回同じ釣り座で釣りをしていますが、去年から今年に掛けては、秋口の青物ラッシュやカマスラッシュが想像以上に早い段階で終了してしまい、早々に釣れなくなってしまったので釣り人が減り、釣り座を変える必要もなかったことから毎回同じ場所で釣りをしていました。

ところが、この日釣り座を変えて釣りをしてみて、意外とこの釣り座を変えなかったことが盲点になっていて、予想通り魚の住み分けが出来ており、海水の温度にも問題がなければ釣り座を変えることで釣れる魚が変わる可能性が出てきました。

今後はこの辺も意識して釣りをしてみますが、釣り始めの釣行でサビキ釣りで歳なしのクロダイ…釣った当人としては非常に嬉しく良いことなのですが、当たり前の話ですがトリックサビキで歳なしのクロダイを狙って釣りをしていた…ということは有り得ず、たまたまの釣果です。

釣りはこういうことも起るので、絶対に釣れない…ということは言い切れませんが、正直申し上げてこの日の釣行、釣果がある意味平常運転です。

釣りをする以上、釣果は大事だと思いますので、GW辺りでサバっ子が釣れ出す頃まではあまり北条湾への釣行はお勧め出来ない感じです。

この日は根魚に関しては、しこたま釣れたのですが、兄妹猫にも根魚は不評なことから釣った魚は1匹も持ち帰らず全てリリースしたので、当たり前ですが魚料理や兄妹猫の食事動画もありません。

今回の釣行で、外道であり釣れない方が良いネンブツダイですが、北条湾を離れたと思っていましたが、局所的に集中して集まっており未だに北条湾内にいました。

同じ北条湾岸壁で数百メートルくらいの距離で、こうも釣れる魚が変わることも、過去にあまり記憶がなく、次回以降その時の状況にもよりますが、しばらくはいろいろ釣り座を変えて釣りをしてみようと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

2024年1月7日午前8時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2024年1月7日午前8時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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