大根の葉っぱの部分は捨ててしまいますか?
湯がいて胡麻和え等々、好きな方は捨てずに召し上がる
方もいらっしゃいますが、以外と調理が面倒です。
今回はそんな大根の葉でチャーハンを作ってみました。
ボリュームも増し、シャキシャキした大根の葉がおいしく頂けます。
作り方も簡単で、普通にチャーハンを作る要領でOKです。
まず、大根の葉をみじん切りにします。
鍋に油を適量垂らし鍋から煙が出るまで熱します。
そこへ卵を入れ、卵と油を混ぜるように炒めます。
卵が固まったら大根の葉を入れます。
大根の葉の色が鮮やかな緑色になったら、いざご飯を投入。
あとは火を弱めずに、ご飯をほぐしながら炒め、お好みで
塩、コショー、味の素、醤油等々で味付けして出来あがり。
大根の葉は特に下味を付けたり、湯がく必要はありません。
出来あがりがコチラ!!

※中華料理のポイント
中華料理は火が命!!というフレーズを聞いたことありませんか?
これは本当にその通りで、電気コンロでは工夫をしないと難しいです。
小さくても良いので、最低でもガスコンロが望ましいです。
鍋もテフロン加工したものではなく、ベストなのは鉄鍋。(中華鍋)
しかし、全てが揃っているのも難しいので、とにかく焦げたり
張り付くのにビビらず、使う鍋の温度を下げないで調理するのが
ポイントになります。
煙が出るほど熱した油に、いろんな食材を投入すると自然と食材から
出てくる水分で鍋と食材の間に膜が出来ます。
この温度を保つと不思議と焦げ付いたり、張り付きません。
今回も大根の葉から出る水分が蒸発することで、大根の葉自体に
火を通しています。
中華料理に出てくる、野菜の独特のシャキシャキ感はこれで生まれます。
あとは今回は大根の葉ということで、渋みが出る可能性がありますので、
少しだけゴマ油を入れるとおいしく出来ます。
更に今回は、白菜の一番外側の部分を使ってアンかけチャーハンにしました。
白菜と言えば、白くてみずみずしいイメージですが、買ってきた時
一番外側の部分はどうしてますか?
捨てていませんか?
色も緑色でいかにも固そうな上に、あちらこちらにぶつかって出来た
痛んだ箇所もあり、食欲をそそるものではありません。
今回はこの部分を使います。
しいたけを細切りにし、適量の水で煮込みダシを取ります。
そこに白菜を投入しやわらかくなるまで煮ます。
あとはチャーハンの上にかけるので、味は薄めで塩、コショーで整えます。
煮込んだら、グツグツ煮込みながら水に溶いた片栗粉でとろみをつけます。
(一気に片栗粉を入れるとダマになってしまうので少しづつ)
そしてチャーハンの上にかければ出来あがり!!

ちなみにですが、アンかけに使ったしいたけ。
こちらも形が悪いものがまとめて売っていることがあります。
大きさが不揃いで、形がいびつなものです。
袋にまとめて入って売っていると思います。
お値段的に結構お得です。
話は反れますが、魚の鯛。
サク(切り身)で売っている鯛は「めつき」と言って養殖している
網にぶつかったりして、頭や尾びれが変形(奇形)している魚を
切り身にして売っていることがあります。
味自体にはなんら問題もなく、ただ見た目の問題で安くなっています。
魚の場合、見た目も多少は重要なため、スーパーの鮮魚コーナーで
尾頭付きで「めつき」を売っているのは見かけることはないと思いますが、
形が悪くてもどうせ食べてしまうのであれば安い方が良いですよね。
野菜も同じで、形が悪いだけ、賞味期限が近い…などで安く売って
いる食材を賢く使って節約してみては如何でしょうか。
よろしければお試し下さい。