少々ワケあってまとまったお金が必要になり、貯金をしようと決意致しました。
まぁ、東電の問題もあり、節電をした方が良いのは言うまでもないので一石二鳥的なノリで始めました。
IT業界に身を置き、早いもので6年目。
バスの運転士からパソコンの「パ」の字も知らない状態で無謀に飛び込んだIT業界…
年収が減ることは覚悟の上でしたが、最初に入社した会社がブラック企業バリのITベンチャー。
一気に年収は3/1ほどに落ち込みました。
そこから6年…今はなんとか人並みに生活出来ていますが、当時は月に1回外食で居酒屋に行くのが唯一の楽しみでした。
毎日財布の中には1000円入っているかいないかの生活…
今回、お金を貯めようと一念発起し、6年前の極貧時代、どうやって毎月生活していたか思い出そうとしました。
人間というのは贅沢をし出すと切りがないなぁ…とつくづく感じました。
一番無駄にお金を使っていたのは食費。
外食の回数はおろか、1回に使う金額、少し家で自炊をすればなんてことないのに、わざわざマックを買って帰る。
他にも無駄がたくさんありました。
そこで、6年前を思い出し、当時食べていた(良く作った)お金の掛らない料理を少しご紹介させて頂こうと思います。
そんなに凝ったものではなく、誰でも作れます。
いくつかあるのですが、1回で全てはご紹介出来ないので、今回はチャーハンと豚丼、親子丼。
豚丼と親子丼は肉が豚か鷄かの違いだけです。
では早速チャーハンから。
ホントに簡単です。
フライパンを熱し、サラダ油を敷き、溶き卵を炒め、次に青ネギ、ご飯の順番で炒めます。
ご飯の粒が程良くバラけたら塩、コショー、味の素、最後に香り付け程度に醤油を振ります。
て…普通のチャーハンじゃん…
ポイントはネギ。
薬味や生で頂ける部分は使わず、通常は捨ててしまうネギの頭の青い部分。
見たからに青くて硬そうなんですが、細く切って炒めると良い具合にアクも飛び意外と大量に食べられます。
また、ネギにはこんな効果もあります。
■ネギの効能
疲労回復疲れを取る食品無駄なく食べることで、食事代を1~2回は浮かすことが出来ると思います。
そして今回作ったチャーハンはこちら。

次は豚丼。(親子丼)
こちらも普通に丼物を作る要領です。
今回は市販のめんつゆを使いました。
水:1、めんつゆ:1で合わせ、味の素、塩、砂糖で味を整え、そこにシメジ、こんにゃく、豚肉を入れ煮込みます。
程良く煮えたら溶き卵をかけます。
これも…普通の丼物じゃん…
これのポイントはこんにゃく。
親子丼の場合は鶏肉、豚丼の場合は豚肉、この肉の代わりにこんにゃくを入れます。
全部こんにゃくだと味気なくなってしまうので、私はこんにゃくと肉を半分ずつの割合にしています。
こうすることで、同じ材料の量で同じメニューをがんばれば2回作れます。
ちなみに、シメジの代わりにオーソドックスにたまねぎでも問題ありません。
たまたま、たまねぎよりシメジの方が安かったのでシメジにしました。
具も凝ってたくさん入れるとお値段が高くなってしまうので…
そして出来あがりはこちら。

最後に自宅で育てている大葉を刻んで盛りつけました。
何れも詳細に計算していませんが、1食当たり150円程度です。
野菜の普段捨ててしまう部分や、食感が似ている食べ物で代用するなどして節約料理を作ってみるのは如何でしょうか。
アイディア次第ではいろんなものが作れると思います。
肉の代わりにこんにゃく…は、いくらかダイエット効果もあると思います。^_^;
久しぶりに極貧生活時代を思い出し、キッチンに立つのも楽しいです。
自分を戒める意味でも、しばらく続けようと思います。

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