米NYに新種のカエル、特徴的な鳴き声から異例の発見

新種のカエル
研究チームによると、人里離れた地域や熱帯雨林で生物の新種が見つかることはよくあるが、ニューヨークのような大都会での発見は極めて異例。
発見の決め手は、特徴的な鳴き声だったという。
全米科学財団の研究者によると、見つかった新種はヒョウガエルの一種で、ニューヨーク市南部のブルックリンにあるヤンキー・スタジアム周辺に生息している。
ヒョウガエルの1種であるミナミヒョウガエルを研究していたアラバマ大学やラトガーズ大学の研究者が、姿はこの種に似ていながら鳴き声がまったく違うカエルがいるのを発見。
NDA鑑定の結果、外見はそっくりでも別の種である「隠蔽(いんぺい)種」だったことが分かった。
ほかのヒョウガエルが長いいびきのような声やクスクス笑いのような声を出すのに対し、この新種は短い声で繰り返し鳴くのが特徴という。
鳴き声の違いに最初に気付いたラトガーズ大学の研究者ジェレミー・ファインバーグ氏は、「鳴き声があまりに違っていたので、最初に耳にした時からおかしいと思っていた」と話す。
新種はこれから命名される予定。
全米科学財団のレスリー・リスラー氏は、「ニューヨークの地名を取って、例えば『スタテン』などの名を付けてほしいと思う人もいるだろう。しかし、さまざまな博物館の標本をあたってこの種のカエルについて以前から使われている名称があれば、それを使わなければならない」と話している。
(CNN)
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