ディスカバリーにとってこれが最後のフライトとなり、今後は首都近郊のバージニア州にあるスミソニアン航空宇宙博物館別館で余生を送る。
ディスカバリーはボーイング747型の改造機の背に据え付けられて夜明けとともにフロリダ州のケネディ宇宙センターを飛び立ち、有人宇宙船「アポロ」や初期のスペースシャトル打ち上げに使われた発射台の上空を通過。
宇宙センターの駐車場には家族連れなどが集まり、歓声とともにシャトルを見送った。
ワシントンでは国会議事堂などがある市中心部のナショナルモール上空を3度旋回して見物人を喜ばせ、国防総省上空を通過した際は兵士ら多数が建物の外へ出て見物した。
付近の道路を行き交う車はスピードを緩め、クラクションを鳴らして敬意を表した。
19日にはスミソニアン博物館の展示品として迎え入れるための歓迎式典が行われる。
1985年以来同博物館に展示されていた実験シャトル「エンタープライズ」は、ニューヨークにあるイントレピッド海上航空宇宙博物館に移される。
ディスカバリーは1981年4月に始まったスペースシャトル計画に使われた最古級のシャトル。
通算252人の宇宙飛行士を乗せ、計2億3800キロあまりを飛行した。
(CNN)
エンタープライズ(左)とディスカバリー(右)
「ウェルカム ディスカバリー」、展示先の博物館で記念式典
■今度はエンタープライズ、スペースシャトル試験機NY摩天楼に
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