灼熱の惑星・水星に氷…すばる望遠鏡で最遠の銀河発見
太陽に最も近く、灼熱の惑星である水星に氷が存在するという仮説を、米水星探査機「メッセンジャー」が撮影した画像が裏付けたと、米ジョンズ・ホプキンス大などの研究チームが米専門誌に発表した。

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※1:米探査機「メッセンジャー」で撮影した水星の南極付近。濃い青色は太陽光がほとんど当たらないクレーターで、その内部に氷が存在するとみられる。
水星の極域には、20年以上前に地球からの電波望遠鏡の観測で、氷に覆われた木星の衛星のように、電波を強く反射する領域が見つかっている。
そのため、氷がある可能性が指摘されているが、昼の水星表面温度は約400度に達し、仮説の真偽は不明だった。
研究チームは、水星の軌道を周回するメッセンジャーの撮影画像を分析し、南極付近の複数のクレーター(最大直径180キロ・メートル)の内側に、永久に太陽光が当たらない場所があることを確認。
電波望遠鏡で氷の存在が予想された場所と一致した。
氷は、表面が土で薄く覆われていれば安定的に存在するとしている。
(読売新聞)
■すばる望遠鏡で最遠の銀河発見 129億光年先
地球から約129億1千万光年先にある最も遠方の銀河を、すばる望遠鏡(米ハワイ島)を使った観測で見つけたと、国立天文台などのチームが2012年6月4日、発表した。

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※2:地球から約129億1千万光年先にある銀河(中央の赤い点)
昨年すばる望遠鏡が発見した最遠の銀河より、さらに約40万光年先だった。
光は1光年進むのに1年かかるため、遠方を見ることは、過去の姿を見ることになる。
発見した銀河は、宇宙の誕生から約7億5千万年しかたっていないと考えられ、初期宇宙の特徴をとどめているという。
チームは、すばる望遠鏡が撮影した約5万9千個の天体から、遠方の銀河に特徴的な色の4天体を選んで詳しく分析。
(47NEWS)
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