土星の衛星タイタンに「熱帯性」の湖、生命の可能性も…

メタンの湖には微小な生命体が存在する可能性が指摘されており、生命発見への期待も高まりそうだ。
タイタンは太陽系の中で唯一大気を持つ衛星で、メタンの雲や雨や湖が存在する。
この環境の中で生命が育まれ、メタンの湖に微生物が生息する可能性を指摘する科学者がいる。
これまで観測されてきた湖は北緯50度以北と南緯50度以南にあるもののみだったが、研究チームは今回、土星探査機「カッシーニ」が2004~08年にかけて収集したデータを分析し、地球でいう熱帯地域付近にあたる北緯20度から南緯20度にかけての地域を調べた。
その結果、液体メタンでできているとみられる暗い表面があることが判明。
この液体メタンの湖は砂丘の中に存在し、大きさは約2400平方キロと、ニューヨーク市の面積の3倍以上あった。
タイタンの雨季が始まる以前から存在していたため単なる「水たまり」ではないとみられる。
これまでのメタン湖の観測結果も総合すると、タイタンは地中に液体メタンの源があり、そこから大気や地表に放出されているとみられるという。
(CNN)
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