こんにちは。
先週は気分転換に
観音崎に行きましたが、今週からまたいつものように
城ケ島、
三崎港へ
サビキ釣りに行きました。
晴れていても、気温が低く寒い日が続く週でしたが、この日の未明も外へ出るなり肌を刺すような寒さ。
気温は2~3度ほどと、風が強いとかなり厳しいですが、幸いにも自宅を出る時はほぼ無風。
だいぶ、
城ケ島、
三崎港の
マイワシ達の動きも読めてきて、一週間空けての
サビキ釣りですが、気温の低さから泳がせは最悪やらずに、潮の動きに合わせてサッサと
マイワシだけ釣って帰る計画で時間を合わせて自宅を出発。
たまたまかもしれませんが、気味が悪いくらい横浜横須賀道路に車が走っておらず、その先の三浦縦貫道も、R134もいつもよりだいぶ車が少ない中、一路いつもの
城ケ島、
三崎港へ。
車の少なさが気になりながら、現地には3時15分頃到着。
車の少なさと関係あったのか、
釣り場もいつもより閑散としていました。
後ほど、いつもの潮見表のキャプチャー画像をご覧頂きたいですが、4時過ぎくらいがこの日の満潮時間で、予定ではその前30分で一気に釣って4時半には帰路に着く予定でした…が…
車から荷物を降ろし始めると嫁さんがボソッと一言…
コマセ忘れた…
なに?コマセがない??
今まで忘れたことなどなく、毎回事前に買っておいたものを洗面所で自然解凍させているので気付くはずなんですが…よりによってコマセを忘れるとは…
幸いにも現地は風は吹いていませんでしたが、低い気温同様の冷たい空気が自分の中を駆け抜けていきました。
30分で帰る計画が、おそらく30分以上何も出来ない…
仕方がないので、嫁さんに近くの釣具店にコマセを買いに行ってもらい、私は車から降ろした
釣り具の準備をして待つことに。
海の状況も無風のベタ凪。
マイワシはと言いますと、湧くまでいかずとも、予想通り活性が上がっており、コマセさえあれば釣れたであろう状況。
コマセが無い中、シャクリで頑張るも当たることは当たるのですが、針掛かりまでいかない…
そんな中、1匹ヒット!
急いで泳がせ
釣りの仕掛けに
マイワシを付けてブチ込みます。
もしかしたら、コマセ無しでもなんとかいける?
しかし、そんなに甘くはありませんでした。
その後は釣れず、満潮の時間を迎えます。
そしてさっきまでウヨウヨ泳いでいた
マイワシ達もフェードアウト…
姿さえ見えなくなり、対岸の街灯がキレイに映るベタ凪の海が目の前に…
オマケにこの方が登場。

私が現地に到着した時は、近くに係留されているロープから自分で
マイワシを狙っていましたが、マイワシの姿が無くなったので私の所へ。
肌を刺すような寒さの中、アタリもなくなり、アオサギに見つめられ、
釣り道具は車から降ろしたものの、自分の荷物を降ろすのを忘れスマホも無い、唯一あるのはタバコのみ。
トドメを指すように、さっきまで無風だったのに突然風が吹き始める始末。
あぁぁぁぁあぁぁ…寒いし釣れないし帰りたい…
無駄に、散々この場所のマイワシについて考察を繰り返したので、私の読みが当たればこの後30分以上は絶対に釣れない…
まぁ、釣る釣らないの前にエサが無い。
モチベーションがゼロを通り越してマイナスになる中、嫁さんも戻って来ない。
財布も無いので、温かい飲み物も買えない…
とうとうアオサギに話し掛け始め、寒さに凍える40代のオッサンが一人…
そんなこんなで、一服を兼ねてアオサギと一緒に釣り場を散策。
※ここのアオサギは一度近くに来ると、最近は後を付いてくるんです。w
すると…
ん??何これ??

約50~60cmのシーバス(スズキ)魚体の状態から、数時間以内に誰かが釣り上げたであろうシーバス(スズキ)が。
漁業者の方が使っているパレットがいつも私が釣る場所には置いてあるのですが、そのパレットの上にあまりに堂々とデン!と横たわっていたのでしばらく気付きませんでした。
すでに放置されていたので、釣りで釣ったものと断定は出来ませんが、見た感じからすると釣りで釣って何がしかの理由でパレットの上に置いて帰った?後で取りに来る?というような感じでした。
凍える40代に軽く希望の光を見せてくれる出来事でした。w
そうこうすること小一時間。
やっと嫁さんがコマセを手に戻って来ました。
しかし…
あの…
コマセが…
カチンコチンなんですが…
溶けてるのありますか?って聞いた?
慌てていたので、聞かずに冷蔵庫から出して買って来た…と。
使えん…
自分で釣ったわけではなくても、シーバスで少し凍えた心と身体が溶け始めたのに、今度はカチンコチンのコマセを車の暖房に当てながら溶かす始末。
軽く溶かして、いざコマセを付けて
サビキ釣りを再開するもマイワシの「マ」の字も感じない状況。
嫁さんもコマセを忘れてしまったことを悪く思ったのか、いつもよりもハイペースでコマセを付けて
サビキ釣りを頑張りますが、そもそもマイワシがいません。
気温の低さと若干弱まったものの、風が吹いていることから少し溶けたコマセが再び固まり始めたので、コマセを溶かしながら自分達も車へ一旦避難。
そして三度
サビキ釣りを開始。
すると、ピチャピチャ音を立てながらマイワシが海面から飛び出しています。
一瞬、おっ!活性が上がったか?
と、コマセを付けて必死に釣るも全くアタリ無し。
なんでだ?
湧いているわけじゃない?
良く見ると、活性が上がり湧いているわけではなく、何か大型魚に追われているようでした。
そして逃げ場を失いビックリして海面から飛び出している状況。
マイワシが釣れないこともあり、良く観察していると正体はおそらくシーバス。
放置されていたものと同じくらいのサイズのシーバスが、この日は確認出来ただけでも湾内に2匹はいました。
ピチャピチャ跳ねるマイワシの場所を良く見ていると、時折大型魚が海面から大きくジャンプ。
去年の秋以降、久しぶりに見ました。
面白いもので、ここの今の時期のマイワシ達は一般的に見られるナブラが立っている時は大型魚に追われているのではなく、活性が上がっていることが多く、実際に大型魚に追われている時はピンのマイワシがあちらこちらで海面から跳ね上がる状況が多いです。
シーズン中より海水温も低く、マイワシ全体の動きも鈍く、また群れの規模が小さいからかもしれませんが、通常のナブラのようにワーッと逃げてビシャビシャいう状況になりません。
道具は持っていたのですが、前述の通り私も小一時間ほど寒空に放置されていたので、完全に身体の芯から冷えてしまい、マイワシをそこそこ釣ってサッサと帰りたかったのでやりませんでしたが、ルアーで狙えばこの日はシーバスが釣れたかもしれません。
久しぶりに肉眼でシーバスの姿を確認しました。
肝心のマイワシはと言いますと、遅くなりましたが、この日の潮はこんな感じです。

コマセを購入してサビキ釣りを開始した時刻

1匹目のマイワシが釣れた時刻

サビキ釣りを終了した時刻以前にもお話しましたが、満潮、干潮を問わずここのマイワシは潮の満ち引きが止まる前後の、比較的潮の動きが緩やかな時間帯に活性が上がる傾向があります。
この日は5時40分頃を過ぎて釣れる気配が無かったら帰ろうと思いました。
予想通り5時15分頃からマイワシが一気に浮上してきて海面一杯にマイワシの群れが広がります。
しかし、湧いてきてもこの日は食いが渋く中々アタリがありません。
食いが良い時ですと、湧いた瞬間から入れ食いになることがあります。
サイズ的にはこの日のマイワシは20cmくらいのものが中心でした。
そして、この日は水温がいつもよりやや低かった気がします。
もしかすると、食いが渋かった原因は水温が低いことかもしれません。
我が家の猫と、大人一人分くらいのマイワシは釣ったので6時頃に撤収。
この日は仮にこの後サビキ釣りを続けていても、程なくして活性は下がったと思われます。
ちなみにどうでも良いですが、いつも本ブログに登場する鳥達。
マイワシの活性が上がり、海面に湧いてくるとこんな感じで自ら狩りをしマイワシを待っています。


私が釣り場に到着し、アオサギ達がすぐにやってこない時は、一見マイワシがいないように見えてもマイワシの活性が上がっていることが多いです。
マイワシ以外の釣果ですと、いつもと同じウミタナゴが釣れました。

こちらはアオサギの胃袋へ。
そしてマイワシの釣果はこんな感じです。

いろいろハプニングがあり、凍える40代が限界だったことから最小限だけ釣って帰りました。
今の時期のマイワシは釣ってから自宅に帰るまで痛むことがないので、身の絞まりが良く脂もそこそこのっており、刺身にすると本当に見た目にも美しく食べても美味しいです。
前回好評だったので我が家の猫の夏ちゃんには、これを焼いてほぐし身にしてあげました。
今回釣れたマイワシを食べる夏ちゃん余談なんですが、実は完全な家猫の我が家の夏ちゃん。
TVに出演したことがあるんです。
宜しければ以下のリンクからご覧下さい。
※
猫の夏ちゃんの動画がTV番組で紹介されました猫の話はそこそこに、この日の料理はこんな感じに。
数は釣らなかったのですが、釣れたマイワシのサイズが比較的大きかったことからお刺身系にしました。

三枚に卸したマイワシ

マイワシの炙りタタキ丼猫の夏ちゃんのほぐし身を作るため、マイワシを焼いていると良い匂いと共に美味しそうな脂が滴るのを見て思い付きました。
生で感じる脂と、焼いた時に感じる脂って、元は同じ脂でも旨みが違いますよね?
これを両方一度に食べたら美味いのではないか…
名付けて「マイワシの炙りタタキ丼」。
作り方はシンプルで、普通にマイワシを捌いてタタキを作ります。
今回はネギのみ入れてタタキました。
少しマイワシの身を大きく残し酢飯の上に盛り付けます。
盛り付けたら、中央部分だけバーナーで軽く炙ります。
あまり焦がし過ぎず、でも火が通る感じで炙ります。
脂のみならず、食感も二通り一度に楽しめて美味しかったです。
放置されているシーバスの写真ではなく、自分で釣ったシーバスの写真を掲載し、ご報告出来るように頑張ります。
また、ご報告させて頂きます。
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ロップイヤーと猫の動画
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