関東でも雪が降りました。
まさに冬。
先週は、釣りに行く準備は万端だったのですが、起床時に布団から出たくない…と本能的に思い、フッと気が付くと普段は自らのニャンベッドで寝るか、布団の上で寝る我が家の猫までもが布団の中に潜る状況…
なんとか気合いで布団から這い出し、取り敢えず一服。
あまりの寒さに温度計を見ると部屋の中なのに2度…
えっ!?外は何度なんだろうと家から出て計ると、そりゃ寒いわけです、氷点下1度。
この氷点下のフレーズに、ボキッと大きな音を立てて心が折れました。
仕事じゃないし…趣味だし…と、なぜか釣りに行かないことに軽く罪悪感を抱きながら心の中で言い訳していました。w
そんなこんなしていると、寒さは変わりませんが完全に目が覚めてしまい、未明からこれまた寒いのにビールをプシュリ!と。
釣りに行くことは諦めていたのですが、雪も降り氷点下の気温も続き、城ケ島・三崎港のマイワシ達はどうしているのか気になりました。
そしてその次の週には、こんな記事を目にしました。
■海岸にイワシびっしり 一面銀色!寒すぎて大量死か
さすがに関東の海でこれは無いと思いましたが、放射冷却などが繰り返され一気に海水の温度が下がり外海に出てしまうのではないか…などと気温が低い日が続いたことでの影響が気になりました。
そして、このことが頭から離れないまま、2週間ぶりに城ケ島・三崎港へいつものサビキ釣りに。
気温は4~5度ほどと、久しぶりに肌を刺すような寒さから解放された未明。
風も1~2mほどと、海面にさざ波が立つ程度で、釣りに影響はしない状況。
そしてこの日の潮はこんな感じです。

潮回りも上げ潮の状況の中釣りをする感じ。
コンディションはバッチリ!
あとは肝心のマイワシは…と思っていると、釣り開始前にかなりの大接近でこの方が登場。

えっ!?
いきなり君が登場する、しかも待ってました!とばかりのタイミングで大接近…
まさか、マイワシがいないのか…
海面を見ても魚の気配を感じない…
アオサギにガン見されながらサビキ釣り開始。
アタリが無い…
よくよく海を見ると、稀に見る海の透明度。
岸から海を覗き込むと、夜間にも関わらず海底がハッキリ見えるので海面までの距離感が掴めないくらいの澄んだ海。
まるで水族館の水槽を上から眺めているような感じでした。
ということは…
当たり前ですが、マイワシが居れば見えるわけです。
見えない…
何もいない…
いるのはボラっぽい大きな魚影…
うわ…マジか…
頭を過るのはあの記事。
そしてグイグイ近寄るアオサギ。
もしや、この2週間ほとんどアオサギもマイワシを食べていないのか…
と思っていたら、ガツンと竿がしなり大きなアタリが!
ホッと一安心、マイワシです。
海を観察していると、大きなサイズの群れが一定間隔で回っており、コマセを奪い合うような活性の高さでした。
この群れの場合、海面から一定の深さを泳ぐため海面だけを見ていても分かりにくいんです。
そして、予想とは真逆で、この日の海水温はお湯のように温かく、これが活性の高さに繋がっていたのかもしれません。
しかし、稀に見る海の透明度から針掛かりはかなりしにくかったです。
サビキを落とすと、もの凄い勢いで近付いて来ますが、サビキ針の手前で急旋回やスルー。
コマセを少し撒くと水中ではシーズン中のような機敏な動きで奪い合う状況でした。
そんな中、釣れ方は渋いものの1時間ほどで40匹くらいは釣れました。
途中から小さい方の群れも混じり始め、20cm以下のサイズはアオサギにお裾分け。
この日はかなりの数のマイワシをアオサギにお裾分けしてので、お腹はだいぶ満たされたと思います。
そしてこの日気になったのが、アタリの大きさ。
私は普段4.5mの磯竿を使っているのですが、ファーストアタックが竿の根本からガツンとしなり一気に潜るような大きなアタリ。
マイワシ自体が20cmほどなので、シーズン中であればそれほど騒ぐ話ではないのですが、真冬の今の時期にこの力強い機敏な動きには少々驚きました。
たかがサビキですが、かなり引くので釣り自体としても楽しめました。
恐らくこの日は海水温が高かったので、普段より一層活性が上がっていたのかもしれません。
そして釣果はこんな感じです。

大きなものを厳選し、20匹程度持ち帰りました。
ちなみマイワシで泳がせ釣りも2回ほどやりましたが、この日は釣果はありませんでした。
釣りをしていた時間は50分程度。
そして料理は、なぜかフライがどうしても食べたかったので猫用の3匹を除いて全てフライに。

捌いたマイワシ
マイワシを捌いていて気になったこともありました。
一つは、若干ですがマイワシ自体が丸みを帯びており、少し太ってきているように感じました。
もう一つは、今は冬なのでマイワシのエサとなるものも減ります。
故、釣ったマイワシを捌くと、概ね胃袋にはサビキで使うアミコマセがぎっしり詰まっていることが多いのですが、この日のマイワシの胃袋には深緑色の何かが詰まっているマイワシが多く、何がしかのマイワシのエサとなるものがあるのではないかと感じました。
陸上の寒さや、雪が降る気象とは裏腹に、海水温も高く活性が上がりやすい状況の中、エサとなるものもあることから若干太ってきたのかな…と感じました。
まぁ、今後またマイワシが居る環境が厳しくなれば痩せてくる可能性はありますが、11月、12月に釣れていたマイワシとは確実に違いました。
我が家の猫には、ここ最近焼いたマイワシをほぐし身にしてお裾分けしているのですが、この日のマイワシは焼いている時に脂がパチパチ燃えることがありました。

そして、フライはこんな感じです。

やはり釣りたて、揚げたては美味いです!
タルタルソースも良いですが、塩で酒の肴が最高!
フライを作った時に必ず作るのですが、マイワシのフライをパンに挟んでフィレオサンドも美味しいです。

いつも思い立ってから買い物に行くので用意出来ないのですが、いつかバンズを買って来て本格的なマイワシのフィレオバーガーを作りたいと思います。
私の近所のスーパーやコンビニではバンズを常備しているお店がなく、いつもバターロールになってしまうのですが…
どうしても、人間は陸上で生きる動物なので、陸上の環境が変わると海も変わると思いがちですが、海の中は全く逆のことが起こっていたり、特に何の変化もなかったり、面白いと思うと同時にどういう関係性があるのか考えるのも楽しいです。
去年の秋口からいつまでマイワシが釣れるのか…
こんな感じで寒い中、マイワシ釣りに没頭してきましたが、とうとう2018年も1ヶ月終わってしまい2月に突入しました。
この日の感じですと、まだまだ釣れると思われます。
未だ、真冬にサビキでマイワシを釣っていることに、軽く違和感を覚えますが、来週以降も頑張ってサビキでマイワシを釣りに行きたいと思います。
また、ご報告させて頂きます。
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