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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  魚料理  アジ  カタクチイワシ  ウルメイワシ  サバ  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】「平成」最後の釣りは青魚の五目釣り(2019年4月28日)

こんにちは。

いよいよGW10連休に突入しましたね。

皆様、如何お過ごしでしょうか。

私もたまには旅行でも…などと思ったりもしたのですが、ブログを良くご覧頂いている方はご存じの方も多いと思いますが、如何せん我が家には2羽のウサギと2匹の猫がいるため、中々家を空けることが出来ません。

ということで、10連休でも至って普段通りの生活を送っております。w

そしてその10連休、アホみたいに釣りに行くことも出来ますが、多くの人がレジャーに出掛ける事が予想され、わざわざ人混みの中釣りに行きまくるのもなんなのでほどほどにしようと思っています。

例年、GW中の潮回りは概ね大潮に当たることが多く、潮干狩りのイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかし、今年は4/27の小潮に始まり、4/28小潮、4/29長潮、4/30若潮、そしてようやく5/1中潮になる潮回りで、10連休とはいえ連休の半分くらいは潮回りがあまり良くありません。

平成最後の釣りは、どうやら良い潮回りには恵まれそうにありませんでした。

じゃぁ、いつ行くか?

潮回りが悪いなりに、なるべく条件の整った日に…と思ったのですが、ある事に気付きました。

4/14のブログ記事で簡単に触れているのですが、潮汐(潮の満ち引き)は概ね1日2回干潮と満潮を繰り返します。

しかし、1日の24hと1日2回繰り返される潮汐の周期は同じではなく、毎日少しずつズレが発生しています。

この少しずつ発生するズレが谷間となって1日1回しか潮汐が無い日というのが存在します。




このツイート内の潮見表を見ると、4/28の潮見表は干潮と満潮が1回ずつしかなく、オマケに潮位の変化がほとんど無い…

潮見表を見るだけで、いかにも釣れなさそうな感じですよね?w

私は性格が少しひねくれているので、釣れなくても良いので、平成最後の釣りはあまり遭遇しないこの珍しい潮汐の日に行くことにしました。

釣れなければ釣れないでつまらないですが、逆に言うとこういう潮汐の日に釣りに行くこともあまりありません。

潮の満ち引きの周期とは別に、魚達にも我々と同じ24hという時間はあります。

魚達の腹時計の周期と時間の24hの周期も同じではなく、どちらかというと魚達の腹時計は潮の潮汐の周期に影響されやすいです。

こういったことから、釣りに行く日の潮汐を見て、この日は恐らくこの時間帯に釣れるな…と予想するのですが、この4/28の潮汐の感じですと、ハッキリ言っていつ活性が上がるのか分かりませんでした。

潮位の変化もほとんど無く、通常2回ある潮の満ち引きも1回。

とはいえ、魚達も丸一日何も食べないわけにはいきません。

必ず短時間であってもお食事タイムはあります。

仮にボウズでも良いので、こういう潮の動きの日に、北条湾に寄っている青魚はどういう動きをするのか…

北条湾で青魚の釣果が確認が出来て約1ヶ月。

美味しい青魚も堪能し、釣って食べることよりも、この日は新たななぜなぜに非常に興味津々でワクワクする感じでした。

こんな思いで4/28に釣りに行くことを決めました。

そして、いつもと違うワクワク感を味わいながら、いざ4/28当日。

当初の予報ですと、天候は問題無いものの、若干風と気温が心配でした。

釣りの準備をし、車に荷物を積み込むために外へ出ると、思ったほど風は無いものの気温が低い…

真冬並みの防寒対策をしないと、万が一風が強くなった時に凍えるな…という感じです。

いつも通り午前3時前に準備を整え出発しますが、この日は10連休ということもあって、現地の釣り人の数が気になっていました。

長い連休なので、旅行等に出掛け釣りなんて行かず、逆に普段より空いているか…

もしくは未明にも関わらず人人人でごった返しているか…

もう一つ言えば、連休ということで大型船がたくさん停泊していたりしないか…

人人人の中、大型船が停泊…なら、ハッキリ言って釣る場所がありません。

釣り座を確保出来なければ、最悪翌日以降で出直そう…そんな感じで現地へ向かいました。

北条湾へ向かう途中、やはり連休とあってか普段より車の数が多く、最悪の状況を考えていました。

そして現地に到着します。

すると、まず大型船は無し!

しかし、パッと目に入ったのが普段より多い駐車された車の数。

「うわぁ!結構いるな…」

製氷所の前からいわき丸さんの釣り船の横まで、ひしめくように人人人…

とても釣り座を構えられる状況ではない…

いつもの釣り座も既に釣りをされている方がおり、さてどうスっかな…

様子見がてら、北条湾を車で一周し取り敢えずダイブセンターの前で車を停め海の様子を見に。

車を停めるまでは、「休みもたくさんあるしな…出直すかな…」と思っていましたが、海を見た瞬間ワクワクが勝り無駄に闘志に火がつきます。

少し変わった潮汐のこの日、潮見表からも如何にも釣れない感が伝わってきます。

実際の北条湾は…

その潮見表のまま。

いや~これは釣れないよね…

という言葉が出そうになるくらい、魚の気配を全く感じない北条湾が目の前に。

とにかく、場所なんかどこでも良いから、この想像通りの釣れない感バリバリの北条湾に釣り糸を垂らしてみたい…と思いました。

釣れない雰囲気で高揚することって、当たり前ですが普段はあまりありません。

多くが現地に着いてこの雰囲気を感じるとゲンナリするのが普通だと思います。

そんな、変な状況の中、この日はダイブセンターの前に釣り座を構えて釣り開始!




風はほとんど無く1mほどだったのですが、5度という気温が風を余計に感じさせ非常に寒かったです。

気温とは裏腹に、海水温は先週同様15度。

バケツに汲んだ海水がお湯のように感じ、この寒さも釣れない感の演出に一役買っていました。

釣りの準備しながら家内に「今日はボウズレベルで釣れないかもな…」など話をし、まず家内の竿をセット。

自分の竿を準備したら、釣り開始のツイートをするかな…などと思っていたら、家内の第一投目からサバがヒットします。




自分の竿の準備の手を止め、取り敢えず動画を撮影。

そして第二投目を家内が投入。

これまたヒット。




今度はウルメイワシです。

自分の竿の準備も出来ず、Twitterも弄れず、この後も家内が打率10割で次々にヒット。




こちらはカタクチイワシ(シコイワシ)。




そして一瞬マイワシかと思いましたが、こちらはサッパ。

この辺りでようやく自分の竿の準備が整い、仕掛けを投入しTwitterを弄り始めます。

私の竿を家内に任せますが、入れ食い状態が続き、とても2本の竿を一人で捌けないので私の竿をコマセを付けずに放置します…が、空針のサビキ仕掛けにも食ってきてしまうので、仕方なく地上に上げておきます。

しばらくすると入れ食い状態は収まります。

その後もコンスタントに釣れ続けましたが、入れ食い状態は釣り開始直後から15分ほど、全体としても食ってきていた時間は30分ほどでした。

この日はライブ配信用に使っているiPhoneのバッテリーが切れてしまい、ライブ配信が2回に分かれてしまっているのですが、最初のライブ配信が途切れた時がちょうど全体的な食いが収まって来たタイミングで、私が車でトイレに行きました。

この間、電源の供給が出来なかったのでバッテリー切れになったのですが、改めてライブ配信をし直した後はほとんど釣れていないと思います。

全体的な釣りの時間で、釣れていたのは釣り開始直後の30分ほど。

その後は夜明けを待ち、夜が明けた後にウルメイワシ、マイワシが食ってこないか待ちましたが、この日はそのまま静かな北条湾へと戻っていきました。

夜明けのウルメイワシ、マイワシを待っていた時に、北条湾で今シーズン初の釣果が確認出来たのがこちら。




まだサイズは豆アジですが、一応アジです。

このアジの釣果で、少し夜明け後のウルメイワシ、マイワシへの期待が高まりましたが、この日は空振りでした。

総括としましては、この日は潮の動きとは裏腹に非常に短時間で釣れる、釣れないがハッキリした釣れ方でした。

記事冒頭でも申し上げましたが、この日は潮汐の干潮、満潮が1日1回しかない日でした。

この普段と違う状況下で感じたのは、青魚の活性が上がる条件の優先順位が日中か夜間か、つまり明るいか明るくないか、薄暗いか、薄暗くないかより、やはり潮の動きが一番影響するんだな…と感じました。

釣りを開始します…のツイート内の潮見表の時間が、この日はまさに青魚の活性が上がっているタイミングでした。

少しずつ夜が明け始め、夜空が白くなり始めていましたが、まだまだ暗く薄暗いという状況でもありませんでした。

そして、これは北条湾特有と言いましょうか、改めて感じたのが北条湾では潮が激しく動き過ぎていてもダメ、動かな過ぎてもダメ、ちょうどその中間くらいの潮の動きのタイミングが一番活性が上がることが多いです。

どんなに状況が悪くとも、必ず1日数回ある活性が上がるタイミングを逃さないようにするためには、まず潮を読むことが一番肝要かと思います。

次はお使いになるサビキ仕掛けも重要です。

同じ場所に釣りに行って、毎回釣果に差が出てしまう…という方は、先に申し上げた潮が読めていないか、サビキ仕掛けが狙っている魚にマッチしていないということです。

潮を含む、釣れる条件が整い、隣近所の釣り人達も爆釣れ…

こういう状況では、ハッキリ言ってどんな仕掛けで、どんな人が釣りをしても釣れるのがサビキ釣りです。

中々仕事をしていると、釣りに行く日を今回の10連休のように海の状況が良い日ばかりを選べません。

効率良く、お財布にやさしい釣りをするためにも状況を良く分析することをお勧め致します。

さて、この日の釣果はこんな感じです。

2019年4月28日 釣果


ウルメイワシは、先週まで釣れていた子持ちのウルメイワシとまた違う群れかと思われます。

サイズも一回り小さく、中には卵を持っている個体もいました。

2019年4月28日 魚種


こちらは釣れた魚種ですが、上からサッパ、ウルメイワシ、カタクチイワシ(シコイワシ)、ゴマサバ、マサバ、マアジです。

カタクチイワシもウルメイワシ同様、子持ちの個体もいました。

サバは先週同様、マサバよりゴマサバの方が一回り大きく、週を追う事にサイズが大きくなってきています。

この日釣れたサイズは、頭から丸ごと唐揚げやフライにして食べられるサイズギリギリで、もう一回り大きくなると頭や中骨などが食べる時に気になると思います。

今が一番無駄なく、美味しく食べられるサイズかと思います。

アジに関しては、この日が今シーズン初の釣果確認でしたが、まだサイズも小さく豆アジクラスです。

こちらも週を追う事にサイズアップしてくると思いますが、はたして今シーズンは数釣れてくれるのか…

去年は北条湾ではアジの釣果はイマイチでした。

マイワシやウルメイワシに押され、存在を忘れたかのように話題にのぼりませんでしたが、今シーズンは数釣れてくれることを祈ります。

そして、料理ですが、この日は全体的にお刺身は厳しいサイズで全て揚げ物にしました。

魚種を問わず、少し小さ目のサイズの青魚を唐揚げ、大きなサイズを頭から丸ごとフライにしました。

カタクチイワシ、サバ、アジの唐揚げ


こちらはカタクチイワシ、サバ、アジの唐揚げです。

下に敷いてあるキャベツはゴマ油と塩、しそ昆布を簡単に和えたものです。

青魚もほとんど唐揚げ粉は付けておらず、素揚げに近い状態です。

キャベツと青魚を一緒に混ぜて食べても美味しいです。

見た目の問題で上に盛り付けてあります。

キャベツと青魚を一緒に食べるのですが、意外としつこくなく美味しいです。

次は…

分かるか!ボケ!

と突っ込まれそうなんですが…

サバサンドとウルメサンド


頭から丸ごとフライにした青魚をパンに挟みました。

このサバやイワシ類のサイズが、頭から丸ごとフライに出来るサイズの時に、毎年ご紹介させて頂いているんですが、家にある生野菜を敷き、タルタルソースをかけ、その上に揚げた青魚をのせて完成です。

作り方も簡単で、お子さんには喜んで頂けるかと思います。

挟む野菜はレタス、キャベツ、キュウリ…何でも良いのですが、苦手でなければトマトやピーマンも意外と良く合います。

ちなみに、この二つは一つはマサバを挟んだ「サバサンド」。

もう一つはウルメイワシを挟んだ、「ウルメサンド」。

シコサンドとサバサンド


そしてこちらは…

同じ写真じゃありません。w

一つはカタクチイワシ(シコイワシ)を挟んだ「シコサンド」。

もう一つはゴマサバを挟んだ「サバサンド」。

特にサバの違いは全く分からないと思いますが、一応キチンと分けて作りました。

最後に2匹持ち帰ったサッパは…

我が家の兄妹猫の朝食に。

焼きサッパ


サッパをそのまま焼いて、焼きサッパを作りました。

このサイズのサッパを焼いて人間が食べるとなると、骨切りでもしない限り食べるのが大変なんですが、実は焼いたサッパって意外と美味いんです。

今回は猫のご飯ですが、サイズの大きなサッパが釣れたら食べてみて下さい。

焼きサッパ



猫用なので、そのままブツ切りに。




ペロリとたいらげ好評でした。

お約束過ぎてうんざりしている方もいるかもしれませんが、お約束の「平成」最後の釣行は、北条湾での青魚の五目釣りで締めることが出来ました。

そして、これもお約束ですが、次回は「令和」最初の釣行となります。

どんな結果になるか…

まぁ、別に元号が変わること自体、私の釣り人生になんの関係もないんですがね…w

真面目な話ですと、5月に入ると中潮から大潮へと、潮回りは良くなります。

問題は寒の戻りで低い気温と天候です。

一応、次回は令和元年五月一日に釣りに行こうか検討中です。

しかし、令和元年…日の出を見に…とかで明け方に掛けて人が多いかな…などと様子見の段階です。

わざわざ人が多い中釣りにいくのも何ですし、5/2辺りに行くかもしれません。

とにもかくにもこの日、五目釣りが出来たということは意外と大きいと思います。

サイズはともかくとして、それだけ多くの青魚が今年も北条湾に寄って来ている証拠です。

これからがシーズン本番。

釣って楽しく、食べて美味しいサビキ釣りを楽しんでいきたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

※この日のライブ配信です。

ライブ配信①(こちらは暗くて見にくいですが、入れ食い状態が確認出来ると思います)



ライブ配信②(こちらは見やすいですが、ほとんど釣れていません)



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【城ヶ島・三崎港・北条湾】ウルメイワシ絶好調!マイワシの釣果も確認!(2019年4月21日)

こんにちは。

青魚の釣果が確認出来てサビキ釣りの今シーズンが始まり約1ヶ月経ちました。

【城ヶ島・三崎港・北条湾】青物の釣果を確認!サビキ釣りシーズンイン?(2019年3月31日)

時間が経つのは本当に早いです。

青魚の釣果を確認し、4週目のこの日、「今週も青魚は釣れるだろうか…」という感じではなく「今週は何が釣れるかな?」といった、釣れることを前提とした安心感というか、安定した雰囲気で釣りに臨めるようになってきました。

そんな中、先週のブログ記事を書いている時に、今週の潮回りなどをザックリ確認しました。

土日共に大潮で、週間天気予報でも穏やかに晴れる…と。

翌日の月曜日から鼻息荒く、この日が待ち遠しくて仕方ありませんでした。

毎日、晩酌時に何がしかの釣りの事を考え、時には釣り道具を弄りながらお酒を飲むほど待ち遠しかったです。




そして、その待ち遠しかったこの日、寝坊することも無く2時に起床。

さて釣りだ~♪

と、準備を開始しようとすると…

なぜかスリッパがベチョ、ベチョと床に張り付きます。

ん??なんだ??

と、部屋の電気を点けると…

我が家の猫の兄妹が、風呂場で自然解凍していたコマセのブロックを咥えて引きずり回した痕が…

トドメは袋が破けてコマセの汁が漏れ出る始末。

マジか…

出鼻をくじかれるも、この日も整い過ぎた好条件のルンルン♪が勝り、「掃除は帰ってからでいっか!」と、簡単に床を拭き釣りの準備を開始します。

車に荷物を積み込むのに外に出ると、風も無く寒くも暑くもなく、キレイな月が夜空を照らし、何とも釣りに行きたくなるような絶好な雰囲気でした。

サッサと荷物を積み込み自宅を出発。

北条湾へ向かう途中も、風を感じることもなく、ほぼ満月の月が夜空を照らし、えっ!?もう夜明け?と勘違いしてしまうくらい明るい夜空の元、一路城ケ島三崎港北条湾へ。

北条湾へ到着すると、完全にベタ凪でまるで沼のような北条湾が目の前に。




到着時、釣り人は然程多くなかったのですが、この日は製氷所の前に大きな船が係留されており、製氷所の前ではほとんど釣りが出来ない状況でした。

こりゃ、日の出辺りから場所取り合戦が始まるぞ…こんな感じでした。

当然、北条湾到着時にこのように思うものの、そこへ自分が参戦する気はゼロ。

今日は条件も良いし、サッサと釣ってサッサと帰るか…と、場所取り合戦の闘いの火蓋が切られる前に帰る気満々でした。

風も無く、潮回りも良く、オマケに釣りに行く時間帯が上げ潮の潮止まりのタイミング。

約1週間、爆釣れ!大漁!しかイメージしておらず、現地で釣りの準備をし竿を投入した途端から入れ食いで、30分ほどでウルメイワシを30匹ほど釣ってサッサと帰る…ということしか考えていませんでした。

冗談抜きで、大袈裟な話ではなく本当にこんな感じでいました。

約2ヶ月前、釣れないことが分かっていながら、今年は城ケ島三崎港、北条湾周辺でサビキを中心とした釣りに拘り、ボウズの釣りを約1ヶ月続けました。

釣れないのが分かっていながら行く釣りは、正直楽しくも何ともなく、どこか義務的にただただ釣りをしに行っていました。

そして1ヶ月前、ようやく青魚の釣果が確認出来、更に1ヶ月経ったこの日、前週までは安定的に釣果も得られたことから、何も疑うことなくこの日も釣れると完全に思い込み釣りを始めました。

しかし、10分経ってもアタリはありません。

ベタ凪の沼のような北条湾に魚の気配も感じません。

なに??

どうした?




予定より少し遅れてウルメイワシがヒット。

時間的に少しズレたけど、やはりこんな感じか…楽勝、楽勝!

などと思ったのですが…

後が続きません。

そして、釣りのお供の猫もこの日は姿を現さず勝ち誇って、余裕をブチかましていた心が軋み始めます。

えっ!?なんで??爆釣れ入れ食いじゃないの?

沼のようなベタ凪の北条湾が魚の気配も全く感じさせず、余計に不安を煽ります。

10分、15分、20分と全く動かない竿先。

まさかウルメイワシ1匹が釣果ってことはないよね?と心の中で海にお願いに近い問い掛けをし始めます。




そして夜も明けた頃、ようやく2匹目のサバがヒット。

少し安堵する気持ちの中、日の出の頃には帰路に着いていたはずなのに…と、想像と違う釣れ方に焦りを感じ始めます。

そしてまたまた後が続きません。

マジか…ウルメイワシ1匹、サバ1匹じゃな…

10分ほどすると、ようやくこの日初めて青魚の群れを肉眼で確認。

やっと釣れ始めるか…と思いきや、目の前にいる青魚の数の割りに食いが渋い。

なんなんだ?この釣れ方?

と違和感を非常に覚えました。

違和感を覚えましたが、この後は潮止まりまでコンスタントに釣れ続けます。

そして、待望のこの魚も釣れます。




マイワシです。

海中から釣り上げるまで魚影を見た時は、巨大なサッパかと思いました。

結果的にマイワシはこの日1匹しか釣り上げることが出来ませんでした。

ここまでの総括としましては…

総括①ウルメイワシマイワシ共に非常にスレている

魚のサイズから言っても、当たり前ですが今年産まれた個体ではなく、生後1~2年目以上の個体で、恐らく2月から3月に掛けて若干岸から離れたものの、城ケ島三崎港、北条湾周辺に居付いている個体かと思われます。

サビキ仕掛けに慣れてしまっている印象を受けました。

誰にでも簡単に釣れるサビキ釣り…サビキと言えばこんな印象だと思います。

極端に言えば、サビキ仕掛けを海の中に垂らしておけば、勝手に魚の方から食い付いて来て針掛かりしてくれる…こんな釣りです。

この日は夜明け前も、肉眼で確認出来なかっただけで、ウルメイワシ、マイワシ共に群れはいたんだと思います。

産卵期で食欲も旺盛で、当初の予想通り活性も高かった。

若干明るくなり始めた時に、コマセを海に投げ入れてみました。

すると、臭いにつられて群れは寄ってきます。

しかし、サビキ仕掛けにはスルーする個体が非常に多かったです。

また、活性が高かったから見ることが出来た現象かもしれませんが、通常とは違う、青魚にはあまり見られないアタリ方をしました。

何度か本ブログでもお話しさせて頂いておりますが、青魚は一定の場所に留まることが出来ません。

ヘリコプターのホバリングのように、その場に留まってエサを食べることが出来ません。

通常は高速で泳ぎながら口を開きプランクトンや小エビなど、口に入る大きさのエサを捕食します。

故、光にとても敏感で、好みの光の反射があると反射的に食べる習性があります。

この習性を利用した釣りがサビキ釣り(特にトリックサビキ)です。

去年までは、この日のような状況ですとシャクリ(エサを付けずにサビキ仕掛けを上下に揺すること)だけで、ガンガン釣れたと思います。

しかし、この日はシャクリどころか、コマセの中を潜らせたトリックサビキでも、寄っては来るものの食い付いてきません。

アタリ方も、通常であれば上記でお話ししました、高速で泳ぎながらサビキ仕掛けを食ってくるので、現在釣れている20cm弱のサイズですと、かなり大きなアタリで針掛かりすると一気に走ります。

しかし、これがこの日は、サビキ仕掛けの手前で泳ぐ速度を緩めるんです。

これ、かなりビックリしました。

40年近い釣り歴の中で、初めて見たと言って良いくらい珍しく驚きました。

青魚なので、完全に停止は出来ないのですが、全体的に泳ぐスピードがゆっくりで見ている限り、可能な限り遅い速度で泳ぎ、エサかサビキ仕掛けかを見分けているように感じました。

後ほど写真を貼りますが、この日釣れたウルメイワシ、マイワシサバのサイズはかなり違い、サバの方が小さいのですが、アタリは断然サバの方がオーバーアクションで群れが寄ってくればほぼ必ず食ってきました。

つまり、上記でお話しした通り、通常の青魚のエサの捕食の仕方で、高速で泳ぎながら光の反射に反応して食って来ている証拠です。

竿が大きくしなり、見ていて気持ち良い引きを見せてくれるのは、一瞬大きなウルメイワシやマイワシか!と思いきや、この日は全て100%サバでした。

一方、ウルメイワシやマイワシはと言いますと、まるでフグやカワハギ、ウマズラハギなどのアタリ方に非常に良く似たツンツンという感じ。

良く竿先を見ているか、持ち竿で釣りをしないと見逃してしまうような小さなアタリ方でした。

Twitterのライブ配信をご覧頂くと…とは言うものの如何せん長いのでピンポイントで見つけるのは大変かもしれませんが、日の出後、ウルメイワシが良く釣れている時に、私が家内に釣り上げ方やアタリがあった際の合わせ方をレクチャーしている場面があります。

これは通常のサビキ釣りでは当たり前で、家内が間違った釣り方をしているのではないのですが、サビキ釣りは基本的にアタリがあって合わせるというより引き上げるだけで、食って来た時はすでに魚が針に掛かっていることを前提とした釣り方をします。

簡単に言いますと、カツオの一本釣りのような釣り方です。

エサを食った(針を口の中に入れた、または含んだ)時に、釣り手が合わせて針を魚の口に掛ける行為はしないということです。

しかし、この日のウルメイワシとマイワシの釣れ方は、臭いにつられてサビキ仕掛けの近くまでやってきて、一瞬サビキ針を口に入れるんですが、すぐに針を吐き出し離していました。

故、アタリが小さく中々針掛かりしない。

家内は竿先の動きからアタッているのは分かっているのですが、針掛かりをするのを待っていました。

この日の釣れ方では、針掛かりをするのを待っていたんでは釣れません。

通常サビキ釣りではしない、「あわせ」をして針をこちらから掛けにいかないと効率良く針掛かりしません。

恐らく今釣れているウルメイワシ、マイワシの個体は城ケ島周辺に数年居付いており、知恵を付けたと考えられます。

総括②釣れる魚のサイズが大きいので釣り上げる時にギリギリまで魚を海面から出さない

当たり前と言えば当たり前の話なんですが、魚をバラすことが一番多いタイミングは魚を海中から引き揚げ、魚が水から出た瞬間です。

魚が針掛かりしたら、竿を一気に引き上げず、針が掛かっている魚に対して負荷を掛けながら、海中から出さずにゆっくり引き上げ、それと同時に自らが後ろへ下がります。

岸近くなったらゆっくり海中から引き揚げ、その反動で自らも後ろ向きになります。(引き上げた反動で仕掛けが後ろに行く際に自らも一緒に振り返る)

海に背を向けた状態で反動から戻ってきた仕掛けと魚をキャッチする…こんなイメージです。

言葉だと上手く伝わらないかもしれませんので、宜しければライブ配信の動画で私の動きを確認してみて下さい。

先週の記事でご紹介した、私が使用しているトリックサビキの針のサイズですと、今釣れているウルメイワシ、マイワシのサイズに合っておらず針が小さいです。

しかし、概ねトリックサビキですと5号、6号が針のサイズとしてはMAX。

この小さい針で極力バラさず釣り上げるには、なるべく海面から魚を出さずにギリギリで一気に引き上げることが重要になってきます。

他の方法としては、サヨリの仕掛けやカゴ釣りの仕掛けを流用し、小さいオキアミなどを付けて釣る方法もあります。

ただ、こちらの釣り方ですと、光の反射を利用した釣りが出来ず、またエサを毎回付けないといけない手間があります。

また、オキアミよりもアミコマセの方が食いが良いこともあります。

しかし、トリックサビキでの釣りより効率が落ちますが、食ってきた時はバラすことは然程意識せずに釣り上げることが出来ると思います。

総括③現在寄っているウルメイワシ、マイワシはナブラや波紋を立てず静かに寄って来る

この記事を書いている時点での北条湾では、ナブラや波紋が出来ている時は、ウルメイワシやマイワシの群れではなく、サバ、サッパ、カタクチイワシの可能性が非常に高いです。

そして、ウルメイワシやマイワシは、サバ、サッパ、カタクチイワシが泳いでいる層より、半ヒロ(大人の片腕の長さ程度)ほど深い層を泳いでいるとみられます。

先にも申し上げた通り、アタリ方も非常に静かにアタってくる上に、あわせも必要になってきます。

少しサビキ釣りの常識というか、概念を変えるような状況になってきていると思います。

総括④ポイントは去年同様銀色の針と日中

サッパ、カタクチイワシは未明や夜間帯でも食ってきますが、サイズも大きくやはり今一番狙いたいウルメイワシやマイワシは日の出から日中の方が釣果が上がっています。

釣行時の総括はこのくらいにしまして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2019年4月21日 釣果


釣っていた時間の割りには数が少ないですが、この日もまたまたいろんな事に気付かされ、非常に有意義な釣行でした。

2019年4月21日 釣れた魚種


こちらはこの日釣れた魚種ですが、上からマイワシ、ウルメイワシ、ゴマサバマサバです。

サバに関しては、ゴマサバの方が一回り成長が早いようです。

そして、マイワシは20cmオーバーにあと一歩…

同サイズのマイワシをこの日は3度はバラしてしまいました。

その中の1回はよりによって引き上げる際にクラゲと衝突…

なんでこんなに広い海で、マイワシが釣れた時にわざわざクラゲとぶつかるの?と…

三枚に卸したウルメイワシとウルメイワシの卵


これは三枚に卸したウルメイワシなんですが、この日釣れたウルメイワシ全てです。

写真右側の小皿に入っているものがウルメイワシの卵です。

このウルメイワシの数で卵を持っていた個体は2匹。

ウルメイワシ、マイワシ共に放卵はほぼ終わったようです。

ちなみに、マイワシは子持ちではありませんでした。

そして、今後の展開ですが…

分かりません…

釣り歴約40年、横浜に生まれ小学校1年生から神奈川県内で釣りをしてきましたが…分かりません…

そもそも、今年子持ちのウルメイワシを見たのも初めての経験でした。

子供の頃、図鑑で見たような記憶がありますが、子持ちのイワシ自体流通していません。

漁師さんなどは見たこと、食べたことがあるかもしれませんが、多くの方が見たことや食べたことがないのではないでしょうか。

それだけ、イワシ類の産卵場というのは特定が難しく謎に包まれてきました。

恐らく、今年は城ケ島近海で放卵しているはずです。

これがどの海流に乗り、どこへ向かうのか…

イワシ類の稚魚が城ケ島三崎港、北条湾にも現れるのか…

また、現れたとしたら、その稚魚を追ってどんな魚がやってくるのか…

産卵後のウルメイワシ、マイワシ達はどういった行動をするのか…

この異常な状況に、天災などの一抹の不安がありますが、釣りとしては正直ワクワクする気持ちの方が大きいです。

そして、この日の料理はこんな感じに。

サバのフライ


サバは頭から丸ごとフライにしました。

唐揚げではなく、ようやくフライにしてちょうど良いサイズになってきました。

これがまたビールに良く合い、個人的には青魚の料理の中で刺身より好きな食べ方です。

マイワシの握り寿司


マイワシは1匹だったので、堪能出来るように握り寿司に。

捌いていても肉厚で、このサイズだと普通にスーパーで売ってるな…と、少し得した気分になりました。

ウルメイワシの刺身丼


ウルメイワシは刺身丼に。

大人二人分作れる感じでした。

ウルメイワシ、マイワシ共に産卵期で食欲旺盛なので良く太っています。

しかし、秋から冬に掛けての脂と違い、サラッとしていてとても上品でしつこくない脂なんです。

寿司や刺身も美味しいのですが、今の時期はナメロウや擦りゴマと和えたり、一味足すとまた一段と美味しく食べられるのではないかと思いました。

次回はただの刺身以外の生料理を作ってみます。

そして我が家の猫の兄妹には、この日はサバの姿焼きを朝食に。

サバの姿焼き


フライにするにはサイズ的に小さいサバを姿焼きに。




そして食べ始めると、ナント!兄の殿※が突然、お魚咥えたドラ猫状態で咥えてどこかへ持って行きました。

※兄妹猫の名前は兄が「殿」、妹が「姫」です。(どうでも良いですが…)

少々食べにくかったようです。w

最後になりますが、この日は冒頭でもお話ししました通り、非常に釣りには天候等々の条件も整い絶好の釣り日和でした。

当然、北条湾も混雑が予想されましたが、この日は製氷所の前に大型船が停泊しており、普段より釣るスペースが全体的に半分くらいしかありませんでした。

リールやマナーを守れない人は必ず一定数いるので、正直あまりこういうお話はしたくないのですが、特にお子さん連れ方に安全に釣りを楽しんで頂くために少しお話致します。

捨て竿

捨て仕掛け


この2枚の写真は単に竿立てに竿を立て、エサを付けていない仕掛けを海に落としているだけです。

この日も何組かお見掛けしたのですが、お子さん連れで周りに気を使い狭い場所でサビキ釣りをされている方がいらっしゃいました。

特にサビキ釣りに関してなんですが、簡単に美味しい魚がたくさん釣れる釣りで、ビギナーの方でも楽しめる釣りです。

しかし、サビキ釣りの唯一の難点が仕掛けにたくさんの針が付いていること。

あまり気を使い過ぎ、狭い場所で釣りをすると思わぬ事故に遭うことがあります。

特にお子さんの場合、釣れた時など興奮し思わぬ行動をすることがあります。

海に落ちるなどもそうなんですが、特にサビキ釣りの場合、釣れると魚が暴れ釣れた魚を慌てて取ろうとして針が身体や服に刺さってしまう…などの事故が良くあります。

世知辛い世の中で、周りに気を使ってしまうのは分かるのですが、釣りには一定のスペースは必ず必要で、無理やり隣近所が近い状態で釣りをすると他の方を巻き込んだ事故が発生することにもなり兼ねません。

そこで写真の竿や仕掛けなんですが、私は個人的に「捨て竿」や「捨て仕掛け」と呼んでおり、一言で言えば場所取りです。

実際に釣りもしていないですし、釣ろうとも思っていません。

非常識なほど自分の釣り座のスペースを確保する必要はありませんが、常識の範囲の中で最低限のスペースの確保は安全に釣りをするためには大切です。

また、お子さんにも「あの竿から向こうに行ってはダメだよ」など、明確に自分達が釣りをする場所を示すことが出来るため、お子さん達も動きやすいと思います。

周りの釣り人達が明らかに不快感を示すような場所取りではなく、それとなく竿を置いて釣る場所を確保した上で安全に釣りを楽しんで頂けたらと思います。

ちなみに今回は実際に使ってもいたのでサヨリ用のウキの仕掛けを付けてありますが、一番無難なのはただオモリだけを付けて適当に海に投げ込んでおくのがベストです。

無用なトラブルでせっかくの家族での釣りが台無しになったり、怪我をしないように安全にご釣行下さい。

これはこの日のライブ配信の動画です。

長いので大変ですが、後半の日の出以降をご覧頂ければ、この捨て竿もどのくらいの距離に置いてあったのかお分かり頂けると思います。




来週はいよいよ待ちに待った10連休ですね。

土日は長潮かと思うくらい潮位に変化の無い小潮です。

お休みはたくさんあるので、条件の整った数日釣りに行ってみたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】最悪の長潮での北条湾釣行…結果は如何に?(2019年4月14日)

こんにちは。

この週は寒の戻りなどで、真冬並みの気温の日もあり週末の天気や気温がいつもよりも気になっていました。

天気や気温も気になっていましたが、それよりも気になっていたのが潮回り。

今の時期はちょうど2週間置きに週末が小潮や長潮、若潮に当たる周期で、これがGW前辺りまで続きます。

当たり前の話ですが、1日は24時間で1週間は7日です。

潮回りや潮汐(潮の満ち引き)の周期は、この時間とドンピシャではなく1日で約50分ずつズレが生じています。

潮汐は太陽と月と地球の引力や、地球の自転の周期、地球が太陽の周りを回る周期、月が地球の周りを回る周期などによってもたらされ、これらが全て同じ周期ではないので少しずつズレが生じます。

そして、今の時期は約2週間に一度、この最悪の潮回りが週末に当たることが多いです。




ツイートの潮見表をご覧頂いても、ほとんど潮が動かないのがお分かり頂けるかと思います。

そして、青魚は比較的この潮の動きに敏感なため、潮回りによって釣果が左右される事が多々あります。

とは言うものの、どれだけ悪い潮回りでも青魚が寄っていれば、必ず湧くタイミングがあります。

しかし、これがこの日のように長潮などほとんど潮が動かない日は、酷い時は湧いている(魚が食ってくる)時間が10分、15分で終わってしまうこともあり非常にシビアな状況になることもあります。

いつ湧くタイミングのその時が来るか、ある程度の予測は出来ても実際は現地で釣りをしてみないと分からないので、寒の戻りで寒くなったこの週は非常に天候と気温が気になりました。

真冬のような気温の中、ピクリとも動かない竿をひたすら眺め続けるのは拷問に近いので。

心配をよそに、予報は気温や天候は特に問題無さそうで、後は長潮で青魚がどう動くか…でした。

この日は寝坊することもなく、いつもより少し早い午前3時前に自宅を出発。

無風ではありませんでしたが、風も特に気になることもなく順調にいつもの城ケ島三崎港北条湾へ到着。

気温が少しずつ上がってきているせいか、週を追う事に釣り人の数も多くなり、サビキで青魚が爆釣れ状態の時の活気ある北条湾に戻りつつありました。




予想より海水温が若干低めながらも、先週先々週と釣果はあったので、この日もその時が来れば釣れると信じ釣りの準備を開始します。

この日は釣りの準備中に特に興奮する要素は無かったのですが、先週同様にお腹がゴロゴロと…

長潮なので、鼻息荒くスタートからシャカリキになっても、どうせ待つ時間の方が長いはず…と、釣りの準備の手を止めこの日はまずトイレへ。

城ヶ島側のトイレへ行ったのですが、駐車場に未明にも関わらず大勢の人だかりが。

「マルキュー」と書いてあるバンが何台か停まっており、交通整理をする人までいました。

恐らくマルキュー主催?の何がしかの釣りイベントが行われていたんだと思います。

そして、トイレから戻り釣りの準備を再開すると…




こちらもアタリも無いのに早々に登場。

そして、長潮独特の潮が動かず、魚の気配を全く感じない違う意味での静かな北条湾が目の前に。

海を覗き込んでも目に写るのはクラゲだけ…

というか、このクラゲの登場も例年より異常に早いと思いました。

かなりの数のクラゲが浮遊していました。

これも通年を通して海水温が高いことと関係あると思います。

そして、ニャンに急かされながら釣りを続けるも一向にアタリはありません。

フッと気が付くと、あまりのアタリの無さに回りの釣り人達は車の中で待機していました。




この写真をご覧頂くと、如何にアタリが無いのかお分かり頂けると思います。

釣り開始から40分ほど経って夜が明けてきます。




「参ったな…いくら長潮とはいえ…」と、頭に「ボウズ」の三文字がチラつき始め少し焦り出します。

なんて表現したら良いのかいつも困るのですが、この潮が動いていない時って本当に静かなんですよね。

多少なりとも潮が動いていると、ざわつくというか耳を澄まして聞かないと分からないレベルの音なんですが、潮が動いていると独特のノイズがあるんです。

長潮の時はこれがほとんど無く、キレイに車のロードノイズや鳥の鳴き声などが耳に入ってきます。

そして、釣り開始から50分ほど…




待望の1匹目、カタクチイワシがヒットします。

更に10分後…




先週までのサバっ子より一回り大きいサバ(ゴマサバ)がヒット。

そして続けて今度はメバルがヒット。




この日は先ほどから何度もお話ししていますが、全くアタリが無い時間が40分ほどあったのでサビキ仕掛けに付いたコマセが撒き餌の効果となり、足元に根魚が寄って来ていました。

長潮なりに静かに魚の活性は上がっており、この後もコンスタントにメバルが釣れ続けます。

青魚らしい魚の群れも寄って来てはいるのですが、この日は全く食ってきません。





ツイートのように、あちらこちらに波紋が出来、目の前に青魚がいるのは一目瞭然でした。

コマセを撒いてもほとんど反応はなく、周辺を回遊しているだけ。

ようやく波紋を作っている主を釣り上げます。




先週のブログ記事でお話ししました、子持ちのウルメイワシです。

結局、この日はカタクチイワシ1匹、ゴマサバ1匹、子持ちのウルメイワシ2匹しか青魚の釣果は得られませんでした。

そしてこの日は、当初から厳しい釣りになることが予想されました。

そこで、シビアな釣りになることが分かっていたので、少し実験をしてみました。

青魚が湧き、活性も高く、シャクリだけで釣れるような状況ですと、ハッキリ言って誰がどんな仕掛けでやっても釣れるのがサビキ釣りです。

こういう厳しい状況の時にこそ、一番有効な釣り方や仕掛け、エサなどの情報が得られます。

この日はサビキ仕掛けの竿は2本出しました。

片方の竿には金銀交互の針が付いたサビキ仕掛けをセットし、もう一方には銀色の針オンリーのサビキ仕掛けをセットしました。

サビキ仕掛け
愛用しているサビキ仕掛け

銀色の針のサビキ仕掛け
銀色の針のサビキ仕掛け

金色銀色交互のサビキ仕掛け
金銀交互の針のサビキ仕掛け


青魚の釣果は結果的に4匹でしたが、この4匹全て銀色のみのサビキ仕掛けに掛かりました。

メバルに至ってはどちらの仕掛けにも掛かりました。

この日までに北条湾で釣果が確認出来ている青魚に関しては、去年同様カタクチイワシ、サッパは未明や夜間帯でもOK、サバに関してはマヅメ時が一番有効、ウルメイワシに関してはマヅメ時以降、そして仕掛けに関しては銀色のみの針のサビキ仕掛けが有効だと思います。

上記の写真のサビキ仕掛けと全く同じものでなくても問題ありません。

重要なのは、未明や夜間帯にサビキ釣りをするのであれば、針の色はあまり意識しなくて良いのでチモト(針の付け根)に蛍光塗料などが塗布してあるものが良いです。

マヅメ時以降の日中にサビキ釣りをされる場合は、逆に針は銀色のみのもので、疑似餌など余計なものが何も付いていない仕掛けが有効です。

サビキ釣りはコマセの臭いで魚を寄せて、針の光の反射で釣る釣りです。

そして、この針の色は釣り場や狙う青魚の種類によって異なります。

最近は金色のみのサビキ仕掛けはあまり見たことが無いので、銀色オンリー、金銀交互のサビキ仕掛けを常備し釣る時間帯や場所、寄っている青魚の種類で使い分けるのが賢明かと思います。

余談ですが、私が良く行く釣り具店はすぐにサビキ仕掛けが売り切れてしまうので、ダース単位で注文して買っています。

サビキ釣りで一番大事なのは仕掛けです。

妥協すると良い結果には結び付きません。

これはどの釣り場でも言えるのですが、サビキ釣りで釣れる人と釣れない人の一番の違いは、その場所や狙う魚に対しての仕掛けの選択ミスが大きな理由です。

自分が釣りに行こうと思っている日が、必ず最高の条件が整っているとは限りません。

どんな悪条件でも、必ず青魚のお食事タイムはあります。

このタイミングを逃さず、キチンと結果を出すために一番妥協してはいけないのが仕掛けです。

サビキ仕掛けの選択を間違えると釣れません。

また、サビキ釣りは基本的に狙う魚が小さいので、仕掛けそのものが貧弱です。

ボラなどの思わぬ大物が掛かったりするとすぐに切れ、仕掛けも長いので絡まりやすいです。

サビキ仕掛けが使用不能になることが多いのもサビキ釣りの特徴なので、仕掛けは多めに準備することをお勧め致します。

この日は結局、青魚の活性が上がっていたのは30分程度。

しかも非常に食いが渋く、さすが長潮…といった感じでした。

そして、この日の釣果はこんな感じです。

2019年4月14日 釣果


あまりサビキ釣りの釣果っぽくないですが…

子持ちのウルメイワシは先週同様20m弱です。

そして、この日の料理のお話をする前に、この日もビックリすることが…

※この後、魚の腸の画像が出てきます。苦手は方は画像をクリックし拡大しないで下さい。

まずはこちら。

ウルメイワシの卵


釣れたウルメイワシは2匹とも子持ちだったのですが、先週釣れたウルメイワシとは違い非常に持っている卵が少なかったです。

子持ちであろう…という意識を持って捌いていたので発見出来ましたが、何も意識していなければ腸と一緒に取り出して捨てていたと思います。

先週のウルメイワシはタラコみたいに、しっかりとした卵がお腹の中にありました。

しかし、この日のウルメイワシは胃の裏に小さな固まりがあり完全に隠れていました。

もしかすると、若い個体などで卵の大きさが変わるのかもしれませんが、その差に驚きました。

次は少々グロいんですが、なんとこのウルメイワシは2匹とも小魚を食べていました。

小魚を食べたウルメイワシ

小魚を食べたウルメイワシ


胃袋に小魚が入っているのがお分かり頂けますかね。

小魚を食べたウルメイワシ


こちらは胃袋から取り出した小魚です。

主食はプランクトンなどで、生きた魚を食べるとは思っていませんでした。

生きた小魚まで襲うとは、産卵期で食欲は旺盛で、タイミングが合えばもうしばらくは子持ちのウルメイワシが爆釣れ…これもあり得るなと思います。

そしてビックリついででもう一つ。

サンゴ?


これは逆に画像を拡大して良く見て頂きたいですが、写真の中央辺りに岸壁から生えているピンク色の突起したものがご覧頂けるでしょうか。

潜って確認したわけではないので、Twitterには投稿しなかったのですが、恐らくサンゴの仲間なんです。

今まで、少なくとも私は三浦周辺の海では見たことがありませんでした。

そして最後にこちら。




私もウニは然程詳しくないので、詳細は分かりませんが恐らくムラサキウニの仲間かと思います。

ウニはたまに見たことがあり、ガンガゼという毒のあるウニも北条湾周辺にもいます。

しかし、この日のウニの数は異常でした。

これはタモ網ですくったのですが、網ですくえる範囲にそこら中にいました。

異常な数のクラゲ、異常な数のウニ、そしてサンゴらしきもの…

これら全て、今まで見たことが無いですし、この状況は初めての経験です。

直接サビキ釣りからではありませんが、これも海水温の高さや、それらに伴う潮の流れの変化など海の異常がもたらしているのかな…などと思いました。

そして、大量のウニで問題になるのが、ウニの主食は海藻です。

大量にウニが発生すると、海藻を食べ尽し、その海域の魚の生息環境が著しく変わってしまい、釣れる魚が激減する可能性もゼロではないということです。

逆を言えば、今まであまり北条湾では釣れなかったイシダイなど、ウニを大好物とする魚が釣れるようになる可能性もゼロではありませんが、北条湾の場合様々な稚魚のゆりかご的な役割の方が大きいので、そういった小魚や稚魚達がいなくなってしまう可能性もあります。

何れにせよ、今年は春先から仰天することが目白押しです。

そして、この日の料理はこんな感じにしました。

ウルメイワシとゴマサバの握り寿司


如何せん、数が釣れなかったのでこの日もウルメイワシとゴマサバは握り寿司にしました。

一番右がゴマサバです。

ちなみに、この握り寿司のサバは生です。

酢で〆たりしていません。

これが美味しいのですが、生食する場合は自己責任でお願いします。

ウルメイワシも冬前の脂とまた違い、産卵期の今の脂は濃厚な感じではなくサラッとした感じで上品な甘さがありました。

素直に「あぁ~これを数釣りてぇ~」と思いました。

そして、メバルは鯛飯ならぬ「メバル飯」に。

メバル飯


普通に白米を研ぎ、その上に鱗と腸を取り除いたメバルをのせます。

普段白米を炊く時よりも少し多めに水を入れ、通常通りお米を炊きます。

炊き上がりがこんな感じ。

メバル飯


炊き上がったら、メバルの身をほぐしお米と混ぜ合わせます。

メバル飯


混ぜ合わせたらお茶碗に盛ってメバル飯の完成です。

程よく磯の香りがし、メバルの風味とお米が良く合いとても美味しかったです。

サビキ釣りをしていると、特に今日のように待ち時間が長くなってしまう時など、サビキ仕掛けに付いたコマセが撒き餌代わりになってしまい、足元に根魚が集まってしまうことがあります。

こうなると、釣り座を変えたりしなければ、一定の間隔で根魚が外道として釣れてしまいます。

外道とはいえ、北条湾で良く釣れる根魚の外道のメバル、メジナ、ウミタナゴは美味しい魚です。

少々ネックなのが、サビキ釣りで釣れる場合、それほどサイズ的に大きくなく捌く手間の割りには食べる身が少ないこと。

そんな時、鯛飯風に炊飯器で一緒に炊くと然程手間を掛けずとも美味しく頂くことが出来ます。

是非お試し下さい。

そして、我が家のニャンにはメバルの姿焼きをほぐし身にして朝食に。

釣りたてのメバルのほぐし身


ちなみに1匹だけ釣れたカタクチイワシも一緒に焼いてニャンの朝食にしました。




中々好評でした。w

この日は長潮で釣りとしてはイマイチなところがありましたが、逆にその待ち時間が多かったことから様々なことに気付かされました。

釣りとは違う部分で非常に有意義な釣行となりました。

例年では考えられないような状況が、今まさに北条湾で起こっていますが、この日は少し不気味ささえ感じました。

とはいえ、美味しい魚が釣れることは釣りキチにとっては、やはり幸せです。

次回は、土日共に待望の大潮が続きます。

先週とこの日に釣れた子持ちウルメイワシがもっと釣りたいです。

20匹も釣れてくれれば、十分ウルメイワシだけで美味しい食卓が囲めます。

次回は釣りをする条件としは整っていますので、準備を整え鼻息荒く臨みたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

※この日のライブ配信です。




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【城ヶ島・三崎港・北条湾】釣りのお供の猫も登場!カタクチイワシも絶好調!(2019年4月7日)

こんにちは。

まず、冒頭から恐縮なんですが、いままで行っていたYouTubeでのライブ配信ですが、4/1?からモバイル端末からの配信に制限が課されてしまい、今の私のアカウントですと条件を満たしていないので出来なくなってしまいました。

今後は、釣り用のTwitterアカウントからライブ配信致しますので、宜しければ引き続きご覧下さい。

さて、先週北条湾で青魚の釣果が確認出来、例年より半月ほど早いシーズンインに興奮しましたが、今週はどうだったのかご報告させて頂きます。




この週は比較的、天候、気温、潮、風にも恵まれ、比較的穏やかに釣りが出来そうな感じでした。

先週釣れてんだからボウズは無いな…と、週始めより久しぶりに釣りに行きたくて仕方ありませんでした。

そして、いよいよ当日、興奮してか予定より30分も早く起床。

家内が寝ている間に準備も完了し、出発のその時を待っていました。

家内の準備も整い、さぁ!いざ出陣!と鼻息荒く車のそばで待っていても、一向に家から出て来ません。

なにやってんだ?

と、様子を見に行くと…

自宅の鍵が無い…と。

30分くらい早く家を出られると思っていたのに、結局この鍵探しでいつもの時間に自宅を出発。

出鼻をくじかれた感がありましたが、この日は先週の釣果確認からの興奮が勝り荒い鼻息が止まることはありませんでした。

予報でも風はほぼ無風だったのですが、自宅付近も風は無く、北条湾へ向かう途中の各道路でも風を感じることはなく非常に走り易い状況でした。

肝心の北条湾へ到着しても風は無風。

ベタ凪で、沼のような海面に街灯が映し出され、不気味ささえ感じるような雰囲気でした。




気温が暖かいこともあってか、シーズン中の賑わいを見せる北条湾が復活しており、製氷所前はたくさんの釣り人でごった返していました。

たくさん釣れている時のいつもの風景に安堵しながら、私も釣りの準備を開始します。

竿受けを設置していると、目の前にいきなり青魚の群れを発見!

一気にテンション爆上げ!

と、ここまでは良かったのですが、ここから釣りとは違う闘いが私の中で始まります。

上手く説明出来ないのですが、釣り場に行って、狙っている魚を確認した時など、一気にテンションが上がった時にトイレ(大)に行きたくなることってないですか?

なんて言うか、ワクワクしている時というか…

元々私はお腹が弱い方で、以前バスの運転士をしていた時に、あまりの便意に耐えられなくなり、お客さんに説明し謝った上でバス停の横の民家にトイレを借りに駆け込んだことがあるくらいお腹が弱いです。w

この日も青魚の群れを確認し興奮した途端、急にお腹がゴロゴロ…

う~ん、まだ竿を出してないから…と、便意を我慢し準備を続けます。

取り急ぎ、竿の準備が完了し、変な歩き方になりながら淡々と準備を続けます。

ツイートする写真を撮り、ツイートし…どんどん歩き方がおかしくなっていきます。

そんな中、冒頭のライブ配信が出来ない状況が発覚。

今度は呼んでないのに久しぶりにニャンが登場。




続いて、家内がサッパを釣りあげます。




あぁぁぁぁ…動画撮らなきゃ…

なんで今日に限って第一投目で釣るんだよ…

そして嫌がらせのように第二投目でカタクチイワシ(シコイワシ)を釣り上げます。




あぁぁぁぁぁぁぁぁ…動画…

家内が「漏れますよ…先にトイレに行って来たら?」と。

ここで限界。

一目散にトイレ目指してアクセル全開!

トイレに駆け込む際は内股になっていましたが、何とかお蔭様で間に合いました。

そして、トイレから帰ると、既にもう帰っても良いかな…と思うくらい家内一人でそれなりの数を釣っていました。

この日は北条湾に着いた時が、一番活性が上がっていたようで、サビキ仕掛けを投入した瞬間から入れ食いでした。




しかし、先週青魚の釣果を確認したばかりで、どんな種類が寄って来ているかもう少し調べたかったので、釣りのお供のニャンへのお裾分けを増やしもうしばらく釣りをすることにします。

そして程なくして入れ食い状態は終了し、時折アタリがあって釣れる…感じになりました。

空が少し白くなり、夜明けが始まった頃、今度はサバっ子が釣れ始めます。




サバは例年と同じ傾向ですが、未明のように真っ暗より、マヅメ時の方が食いが良いと感じました。

全体的にまだ群れの数、魚の数が少ないように思います。

先週釣れなくて、この日釣れた魚種としましてはサッパとウルメイワシが釣れました。(ウルメイワシに関しては後ほどお話しします)

こちらも数としてはまだ全然少なく、今一番数が多く寄って来ているのはカタクチイワシ

続いてサバっ子

サッパ、ウルメイワシ…の順かと思います。




釣りを開始して1時間ほどでアタリが完全に無くなります。

寄っている青魚の数が少ないこともありますが、度々本ブログでもお話しさせて頂いております、北条湾独特の活性の上がり方は今シーズンも健在で、干満問わず潮止まりを基準に前後2時間くらいが活性が上がり易いです。

そして潮止まり時は、この日のように一旦ピタリと食いが止まることもあります。

この日もあと1時間くらい粘っていれば、また釣れ始めたと思います。

上記ツイートの時点で、この日の釣りは事実上、止めていました。

風が無く、気温も寒くも無く暑くもなく、とても爽やかな海辺独特の匂いと言いましょうか、何とも癒される状況だったのでビールを堪能していました。

竿も1本を残し、それ以外は全て片付け、それまで釣れたカタクチイワシを釣りのお供のニャンにあげながらのんびりしていました。

区切りを潮止まりの5時半に設定し、それまでは釣りをする…

こんな感じです。

シャカリキに釣りをする気もなく、何となく釣りをしていると何がしかの青魚の群れがやって来ました。

コマセを撒いてみると、コマセにはガンガン反応します。

しかし、サビキ仕掛けはかする程度。

時折竿先は揺れるものの、針掛かりしない…

こんな状況が続き、たまたま釣竿にカメラを向け撮影し始めた時、ウルメイワシが掛かります。




私はカメラで撮影目線で竿を見ているので、「なんでサッサと竿上げないの?」と一瞬思ったのですが、スパッと海中から抜くことが出来ないサイズの魚でした。

カメラ超しにも、竿のしなり具合に違和感を感じます。

カメラで魚が捉え切れていないのは、釣り上げたサイズにビックリしカメラ超しに私が魚を見ておらず、肉眼で見てしまっていたからです。




目が大きく銀色だったので釣り上げた瞬間はボラだと思いました。

良く見てみると、ナント!20cm弱のウルメイワシ。

しかもお腹もパンパンで丸々太っています。

サビキでこのサイズのウルメイワシは釣れます。

釣れること自体はおかしくないのですが、この時期にこのサイズのウルメイワシは過去に釣った記憶が無く非常に違和感を覚えました。

帰りの車の中でずっとこの違和感のことばかり考え、この日はよくよく考えるとカタクチイワシも例年よりサイズが大きく太っているものが釣れた…

これから導き出した答えがありました。

しかし、その答えは例年ではまず考えられず、当たってしまうと近海の青魚の生態系まで変わる話になり結構大事です。

故、Twitterでも憶測の話はしませんでした。

で、その答えなんですが、すみません、先にこの日の釣果のお話しをさせて下さい。

サッサと終わらせますので。

2019年4月7日 釣果


この日の釣果はこんな感じです。

大半がカタクチイワシです。

改めてウルメイワシのサイズの違いもお分かり頂けるかと思います。

2019年4月7日 魚種


こちらは釣れた魚種です。

サッパは全て釣りのお供のニャンにお裾分けしました。

写真の上から、ウルメイワシ、マサバ、ゴマサバ、カタクチイワシです。

身体の横に黒い斑点があるのがゴマサバです。

お待たせ致しました。

さて、ではいよいよその答えですが、ナント!子持ちでした。

サバを除く、少し大きめのカタクチイワシも子持ちでした。

当たり前ですが、お腹に卵を持っているということです。

以前Twitterに魚の捌き方の説明で、お腹を開いた魚の写真をアップしたら、「このツイートにはセンシティブな内容が…」と怒られたのでTwitterには投稿しませんでしたが、こんな感じです。

子持ちのウルメイワシ


こちらはウルメイワシの卵。

子持ちのカタクチイワシ


こちらはカタクチイワシの卵です。

では、この子持ちイワシ達がなぜ大事なのか…

少し前の3月、釣果報告の無いつまらない釣りブログを発信し続けていましたが、通年を通してサビキ釣りに拘るとこうなります。

なぜ、こうなるのか…

イワシの仲間達は産卵期を迎え、外海へ旅立ちます。

つまり、岸近くにイワシ達がいないから釣れないわけです。

概ね、1歳半から2歳になるとイワシ達は産卵に参加するようになります。

そして、産卵の時期は冬から春の間。

産卵場所は良く分かっておらず、東北から九州まで至るところにイワシの仲間達が生息していますが、産卵の時期等々は若干のズレがあります。

そして、関東では冬から春に掛けて銚子の沖合や相模湾の沖合の水温が12度~18度くらいの海域で産卵します。

主にカタクチイワシの稚魚ですが、湘南名物生シラスはこのカタクチイワシの稚魚です。

シラス漁ももう少しすると始まり、湘南エリアでは良く売られるようになると思います。

このシラス漁も近年不漁が続いており、以前本ブログでもお話しさせて頂きましたが、個人的には産卵場所が海水温の上昇の影響で変わってしまっているのではないか…と仮説のお話しをしました。

イワシ達は潮や海水温で産卵期を感じ、産卵に向けて行動します。

特定の藻や海藻、岩などに卵を産み付けたり、産んだ卵を孵化するまで守ったりすることはせず、海中に放卵します。

故、産卵場所が特定されておらず、概ねの産卵場所から孵化した稚魚達が乗ってくる潮の流れを読んで漁をしたり釣りをしたりしています。

そして、肝心のイワシ達はと言いますと、特定の場所で産卵する習性が無いので、潮や海水の温度等の条件が整えばどこでも良いわけです。

海水温の上昇で、イワシ達が好む産卵に適した海域が驚くほど変わってしまっている証拠なのではないかと思います。

北条湾に通年を通して通い始めた数年前。

北条湾で越冬するマイワシが現れ、最初は真冬にサビキでマイワシが釣れることにのみ興奮し釣りに行っていましたが、翌年辺りからなぜ青魚が真冬に外海に出ず岸近くで越冬するのか…このなぜなぜが楽しくいろいろ調べ、試してきました。

この日のもしやが帰宅後、子持ちという明確な状況として示された時、なぜなぜの一つの答えが出たような興奮と同時に大変なことが起こっているんだな…と実感しました。

物凄い極論を言いますと、生シラスが食べたかったら、今までは漁師さんがシラスを獲り、市場で仲卸が流通させ、それを料理店や魚屋さんが買い、私達が購入する…こういった流れでした。

しかし、北条湾に行って網ですくえばいつでも食べられる…そんな日が来てもおかしくない状況が今目の前にあります。

そして、これに付随する流れとしましては、簡単に獲れてしまうということは資源管理をする人がいないので乱獲による激減が起きることも懸念されます。

私達に出来る事と言ったら、いくら釣れるからと言っても必要以上に釣り過ぎない…ということでしょうか。

数年前に北条湾で越冬するマイワシの異常行動に始まり、いよいよ子持ちのイワシ達まで北条湾に出現しました。

簡単に美味しい青魚が釣れ、釣って楽しく、食べて美味しい釣りが出来ることは良いことですが、忘れてはならないのが、この青魚達の異常行動はそれだけ海水温が高い海域が以前より増え、冬になっても海水温が下がらないことの証拠です。

美味しい話ばかりでなく、こうなってくると台風の巨大化、異常な水害が発生する確率が極めて高くなるということも肝に銘じておく必要があると思います。

ブログを書いていても、明確に「異常」を見せつけられ、いろんな意味で興奮冷めやらぬ感じですが、この卵ネタはこの辺で締めたいと思います。

そして、この日の料理はこんな感じにしました。

ウルメイワシの握り寿司(卵のせ)


ウルメイワシは残念ながら1匹だったので握り寿司に。

ちょこっと乗ってるオレンジ色のものがウルメイワシの卵です。

写真を撮った後ですが、カタクチイワシも捌くとあれよあれよと子持ちがたくさんいたので、実際に食べる時はカタクチイワシの卵ものせて頂きました。

ウルメイワシの卵より、カタクチイワシの卵の方が濃厚でした。

カタクチイワシの姿焼き


主に子持ちだった大きいサイズのカタクチイワシを、今回は目刺し風に焼いてみました。

柔らかくて非常に美味しかったです。

サバっ子とカタクチイワシの唐揚げ


サバっ子と残ったカタクチイワシは唐揚げに。

毎度のことですが、ビールに良く合います。

蒸したカタクチイワシ


そして、この日は根魚が釣れなかったので、我が家のニャンには蒸したカタクチイワシを朝食に。




なかなか好評なようで、ペロリとたいらげました。

総括としましては、今シーズンは釣りというところでは、どんなサイズのどんな青魚が釣れるのか…

また、それを追ってどんな大型魚が回ってくるか…など、非常に楽しみになりました。

しかし、一方では台風のシーズンに、どのくらいの巨大台風が発生し日本にどんな影響を及ぼすのか…という懸念がかなり大きくなりました。

非常に複雑な心境です。

自然の変化に人間は太刀打ち出来ず、それらに合わせてどう対処するかを考えるしかないのですが、海洋汚染や海水温の上昇は他人事ではないという事を改めて肝に銘じたいと思います。

らしくなく、固い締めになってしまいましたが、来週も更なる青魚を釣る事を目標に頑張りたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


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Koichi Otsuka

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生から30数年…(そろそろ40年w)本当は船釣りをしたいのに船酔いが激しく断念。自分に与えられたフィールドは陸しかないと神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。釣行先は気分によって変わります。予めご了承下さい。(猫についてはTV当に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目となっております)
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