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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  駐車禁止  駐車方法  駐車位置  

北条湾での自家用車の駐車位置(場所)につきまして

こんにちは。

掲題の北条湾釣りに行った際に、自家用車をどこにどう停めたら良いのか…というお話です。

そもそも、北条湾岸壁という場所自体、釣り施設でもなければレジャー施設でもありません。

釣りを趣味とする我々が勝手に行って、勝手に釣りをしていることを、地元の方々を始め、漁業関係者の方々などが黙認してくれているということをご理解頂いた上で読み進めて下さい。

釣りを楽しみに来られる方々の、モラルや良心に委ねられており、北条湾岸壁や周辺施設等の管理者でもない私があれこれ言うのも違う気がしており、今までこのような記事を書くことは考えておりませんでした。

コロナウィルスの発生以降、今まであまり北条湾釣りに来られなかった方も来るようになった影響か、ブログのコメント欄や、Twitter、メールなどに北条湾での自家用車の駐車方法やトラブルの情報が極端に多く寄せられるようになりました。

私は小学生の頃から北条湾を含めた三崎港周辺、城ケ島に釣りに来ており、もうかれこれ40年近く北条湾を見て来ました。

車で北条湾へ通うようになってからは30年弱ですが、その期間に地元の方に教えて頂いたこと、漁業関係者の方から受けた注意などを元に、暗黙のルール的なことをこれからお話しさせて頂きます。

先程も申し上げましたが、私は北条湾岸壁や施設、その周辺道路の管理者ではありません。

これから私がお話しすることに、法的な制約や強制力があるわけではなく、一個人の意見、助言としてお読み頂ければと思います。

そもそも、今まで何十年と北条湾で釣りをしてきて、語弊のある言い方になってしまいますが、私は昨今頂くようなトラブルや警察からの注意などは一度も受けたことがなく、またそういったことを見たこともありません。

いろいろ情報を頂き始めた当初は、一部の方のお話しなのかな…とあまり気にしていませんでした。

しかし、最近はとにかくそういった情報を頂くことが多く、何より私自身が釣りに行った際に見付けるゴミの量が各段に増えました。

実際にトラブルは目にしなくとも、釣り場が汚くなっていくのは実感しており、トラブルも急増しているのだろう…と思い、今回の記事を書くことにしました。

これから書かせて頂きますことに、ご意見等ある場合は、ご質問はお受け致しますが、その他のことに関しましては、直接北条湾岸壁や周辺施設、道路の管理者にお問い合わせ下さい。

各管理者につきましては、正確には把握しておりませんが、三浦市の漁協を始め、三浦市、神奈川県(横浜)の港湾局、国(国土交通省)の港湾関連の部署、国土交通省関東地方整備局等にご連絡頂ければ、北条湾岸壁の管理者についても分かると思います。

繰り返しになりますが、この記事の内容につきましては、あくまで私の私見であり、今まで北条湾で見聞きしたことをまとめたものです。

不備や間違いがあることは前提でお読み頂き、今後も北条湾で釣りをされる際のトラブル回避の一助としてお読み下さい。

まず、場所をなるべく正確に把握出来ますように、北条湾岸壁の地図を貼っておきます。

説明の途中で場所がしっかり把握出来ない場合には、以下の地図を拡大してご覧下さい。



大半の方が、県道215号線を下り、城ケ島大橋へ続く道の下を潜り、突き当りを左折し、ダイブセンターの入る建物の所を右折し北条湾へ入って行くと思います。

この右折で北条湾の方へ入った通り(道路)は「私道」だと地元の方に聞いたことがあります。

確かに駐車禁止などの標識もなく、道路の形状から言っても強ち間違いではないと思っており、私は今でもこの道は私道だと思っています。

その地元の方には、私道故、駐車禁止ではないが、車の通りは結構あるから邪魔にならない所に車を停めて欲しいと言われました。(もう10年以上前の話ですが)

そして、右折で北条湾に入ると、ダイブセンターが入る建物の脇に飲料の自動販売機があると思います。

その真向かいに、海側にバックで縦に自家用車が停まっている場所があると思います。

場所は以下の図の楕円の赤丸の辺りです。

北条湾岸壁
航空写真


この場所は、地元の漁業関係者の方が、魚の水揚げや荷揚げ、船の清掃管理など、船を横付けし作業を行うために関係者の車をいつでも停められるように、意図的にスペースを空けている場所ですので、駐車スペースが空いていても車を停めてはいけません。

また、この場所で釣りをする場合は、昼夜問わず、漁船が帰って来た際は、速やかに釣り具を片付け場所を空けて下さい。

言い方を変えますと、この場所では釣りはしない方が良いです。

私もこの場所では、余程釣り座が空いていない場合以外釣りはしません。

次は、以下の図についてお話しさせて頂きます。

北条湾岸壁


図の赤線の場所は、上記でお話しした場所です。

その先の青線の場所がいわき丸さんという釣り船が係留されている場所です。

この場所はコンクリートブロックの壁側は、地元の方々の自家用車を停めるスペースになっています。

ガードパイプ側(海側)はいわき丸さんの釣り船のお客さんの自家用車を停めるスペースです。

現在、いわき丸さんの釣り船が係留されている辺りのガードパイプの前に、パイロンが2本立っていると思います。

この場所には車を停めないでくれ…という意味です。

画像の黄色の線の場所は、いわき丸さんの船が係留されている場所の先に、少し岸壁が海寄りにせり出している場所があると思います。

このせり出している場所から、岸壁の角までは不定期で出航する釣り船のお客さんの自家用車を停めるスペースです。

また、黄色の線の岸壁の場所は、不定期で出航する釣り船が岸に接岸する場所ですので、釣り船が接岸する際は速やかに場所を空けて下さい。

製氷所の前のピンクの線の場所は、その前の岸壁に海上保安庁の巡視船や、水産高校の実習船、遠洋で操業していた大型船が一時的に停泊するなど、三崎港を母港としない船が一時的に接岸する際に良く使われます。

物資の補給や乗員の方の上陸などの際にトラックや関係者の車を停めることもあります。

大型船が停泊しているからといって、自家用車をそこに停めて何かあった際に速やかに車を移動出来ないほど、自家用車から離れないようにして下さい。

未明に製氷所に発泡スチロールを納品に来るトラックがやって来ます。

図の茶色の丸の線は、そのトラックが来た際に、この角周辺に車が停まっていると曲がり切れないことが多々あります。

トラックが来た際には、速やかに車が移動出来る、ご自身の車が見える範囲に釣り座を構えて下さい。

その時々の納品状況により、必ずしも1日1回の納品ではなく、数回トラックが来る場合もあります。

特に夜間帯、未明の釣りの際には注意して下さい。

今までのお話しの流れですと、じゃぁ、車はどこに停めれば良いんだ!と怒りの声が聞こえてきそうですが、そもそも冒頭で申し上げたように、釣り施設ではないので無駄な場所などなく、どの場所にもキチンと役割があります。

城ヶ島内が一番多いですが、そもそも釣り施設ではない場所で、釣りに来る人達のモラルの無さから、釣り禁止、立ち入り禁止になった場所が無数にあります。

私はトイレに行く際は、城ケ島へ渡って公衆トイレを利用しています。

トイレに行く際は、行ったついでなので、城ケ島内の釣り場の様子を見て来ることもあるのですが、「えっ!?ここも釣り禁止になったの?ここも立ち入り禁止になったの?」と気付く場所が未だにあります。

世界一の品質を誇る日本の工業製品でも、一定数の割合で不良品は出ます。

たくさんの人が押し寄せれば、当然一定数でモラルの欠如した人も来ます。

去年の夏など、図の黄色の線で示した辺りで、テーブル、椅子を出し、音楽をそれなりの大きな音で流し、バーベキューを始める人達までいました。

冬に、寒さを凌ぐのに簡易テントくらいなら分かりますが、さすがにこれには家内と二人で、「北条湾に来る連中の質も落ちたな…」と呆れました。

私が地元の人達や漁業関係者であったら、釣りに来る連中の都合などどうでも良いです。

漁業権など、権利を有しそこで生業を営む人達がいるということを忘れないで欲しいと思っています。

そんな中でも、北条湾という場所は、個人的には、言葉は適切ではないかもしれませんが、良くも悪くも緩く、釣りに来る人達のモラルや良心に委ねられている部分が多々見受けられます。

正直、偉そうにこんな記事を書きたくありません。

しかし、私も北条湾へ釣りに通わせてもらっている以上、自分だけが情報を持ち、トラブルを回避するポイントを知り、毎週適当に釣りをして帰るのも如何なものか…と思い、今回この記事を書かせて頂きました。

社会通念上の一般的に考えられる理念に照らして考え、その範疇から逸脱するような行為をしなければ、基本的にトラブルになることもなく、地元の方や漁業関係者の方の理解も得られると思います。

そして、これは釣りをする側の人間のお話になりますが、釣りは残念ながら早い者勝ちです。

岸壁の広さと、車を停められるスペースを考えますと、どうしても車を停めるスペースが足りません。

無理矢理、自家用車を駐車し釣りをするのではなく、どうしても北条湾で釣り…という場合は、釣り具を降ろし車は近くのコインパーキングなどに停めることを考慮して下さい。

以下の地図は北条湾周辺のコインパーキングをGoogleMapで簡単に検索した結果です。



北条湾に到着し釣り座は空いているけど、車を停めるスペースが無いなどの場合、お一人で釣りに行かれる場合は、隣の釣り座の方に荷物を見張っていてもらうなどし、一旦荷物を降ろし車だけパーキングに停めに行き北条湾までは自転車などで戻って来る…もありだと思います。(時間帯によってはバスも走っています)

折り畳みの自転車などを車に積んでおくのも一つの手です。

ここからは、北条湾岸壁に自家用車を停める際のポイントをお話しさせて頂きます。

最初は、航空写真の楕円の赤丸と図の赤線の場所ですが、理由は上記で申し上げましたが、原則的に駐車不可で釣りも極力しない方が無難です。

次は、図の茶色の線、コンクリートのブロック塀の場所ですが、ここが空いていれば前後の車同士が出易い間隔を保って停めれば特に問題はありません。

一番トラブル回避には無難な場所かと思います。

次は、図の青色の線と黄色の線の場所です。

どちらとも、ポイントは釣り船のお客さんの自家用車の駐車スペースという点です。

概ね、目安ですが、どちらも午前6時頃から出船の準備が開始されます。

船頭さん(船長)がやって来て準備が始まったり、釣り船が岸壁に接岸したら車は移動させて下さい。

そして、釣り船が帰港するのが、概ね午後3時頃です。

その後、釣り船の清掃等々が終わり船頭さん(船長)さんが帰られるのが午後4時頃なので、その後は再び車を停めても邪魔にはならないと思います。

夜間帯から未明、明け方で釣りをされる場合は、午後4時~翌朝の午前6時頃までを目安に釣りをされても良いと思います。(車を駐車していても邪魔にならない)

図の紫の丸の場所は、先ほど申し上げた通りです。(納品のトラックに注意して下さい)

製氷所の前の図のピンクの線の場所ですが、こちらも先ほど申し上げた通りで、大型船が停泊していればそもそもその場所で釣りは物理的に出来ません。

あとは夜間帯や未明に納品のトラックが来ますので、そのトラックの進路を塞がない配慮をして頂ければと思います。

角を曲がる時だけではなく、納品が終了した後はUターンをして、来た道を戻って行きます。

このUターンの際に、ご自身の車が邪魔になるようでしたら、速やかに移動させて下さい。

最後になりますが、車の駐車とは関係ありませんが、コロナウィルス発生以降、極端に北条湾がゴミだらけになっています。

コロナ禍で、自宅にいることが多くなり、どうしても多少は外出したくなるようなことからも、密になりにくく、比較的時間も気にしなくて良い釣りに、人が多くの時間を割くようになった影響もあるとは思いますが、コロナ禍以前よりも釣り人が増えていると思います。

駐車方法のみならず、ゴミも何れは問題になります。

人が出したゴミまで拾えとは言いません。

せめて、ご自身が出したゴミはしっかりと持ち帰るようにお願い致します。

周りに気遣いをしない、自分勝手な行動は、どこぞのブーメラン好きの野党ではありませんが、必ず自らに跳ね返ってきます。

北条湾という釣り場は、奥深く、大小さまざまな多くの魚が釣れる良い釣り場です。

末永く釣りを楽しめる場所にしていくかは、私達釣りに行く者達のモラルや良心に掛かっています。

先見の明を持ち、どうかこの記事の趣旨をご理解頂き、今一度ご自身の北条湾での釣りを見返して頂ければと思っています。

今後とも、よろしくお願い致します。

【追記】

実際に製氷所に納品中のトラックの映像です。



納品後、この場所でUターンをしてトラックは来た道を戻って行きます。

製氷所の前に駐車車両があるとUターンが出来ません。

無用なトラブル回避、釣り禁止回避の観点からも皆様のご協力をお願い致します。

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テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  マイワシ  ウルメイワシ  サバ  ムツ  マサバ  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】かつてないサイズのマイワシが回って来ています(2020年7月26日)

こんにちは。

本当ならば東京オリンピックで盛り上がっていたであろう…4連休。

皆様は如何お過ごしになられましたでしょうか。

私は連休初日の7/23に北条湾へ釣りに行き、金曜日、土曜日と所用で出掛け、連休最終日に再び北条湾サビキ釣りに行って来ました。

梅雨が明ける、明ける詐欺で、最初に天気予報で聞いたのが、7/20以降に梅雨明け宣言出来るだろう…

次が連休中に梅雨明け…

そして、連休に入る前に、今度は突然7月中の梅雨明けはない…と。

まだしばらく、前線の停滞による愚図ついた天気と格闘しなければいけない状況のまま連休に突入しました。

余談ですが、今年も各地で水害が起こりましたが、例年と大きく違うのは水害の切っ掛けとなる大雨が台風によるものではなく、前線が停滞することによる、線状降水帯の発生などで水害が発生しました。

このまま前線の影響で大雨は降ろうとも、7月に台風の発生が無い場合、観測史上初のことらしいです。

言われてみれば、今の時期は台風の発生は当たり前で、関東周辺を週末に台風が通過しないことをひたすら祈っていた記憶があります。

気象に関しても、海の中のことに関しても、近年は変化が目まぐるしいほど早く、去年のことは遠い昔のお話…のように感じます。

釣りに行く2日前、7/24に調べた潮回りと天気予報ですと、風はやや強めで4mほど、天気は曇りの予報でした。



前日から風は終日同じくらいの風速で、曇りではあるものの当初は雨の心配はない予報でした。

しかし、この天気予報を調べた後から、数時間置きにどんどん天気予報に雨マークが増え、私が釣りに行くいつもの未明の時間も雨の予報に変わります。

前回の釣行(7/23)では、活餌で大型魚はあと一歩のところでニアミスで終わり、この日の釣行でリベンジしたかったのですが、活餌で釣りをする余裕があるかも怪しくなってきます。



更に言えば、使うサビキ仕掛けの種類も増やし、極力小サバを釣らずに、ピンポイントで20cmオーバーの青魚だけが釣り易いサビキ仕掛けの検証もしようと思っていましたが、こちらも検証する余裕があるか怪しくなってきます。



連休最終日なので、取り敢えず北条湾へ行ってみることにし、いつもの午前1時起床で釣りに行くことを決定します。

寝坊することなく、午前1時に起床し、早速天気予報を確認します。

予報自体に大きな変化はなく、次に雨雲レーダーを確認すると、雨雲レーダーの予測で、ちょうど北条湾で釣りをしているであろう時間帯に赤いマークがモロに三浦半島上空を通過して行きます。

マジか…この真っ赤の雨雲マークは土砂降りの上をいくマークだよね…

まぁ、最近は天気予報も良く外れるしな…行ったら大雨の雨雲が通過する時間がズレるとか、実は大した雨が降らないとかあるかもしれないしな…

自宅周辺は湿度が100%でかなり蒸し暑かったですが、取り敢えず雨は降っていません。

そんな状況も後押しをし、一抹の望みに賭け自宅を出発します。

なるべく良い方向に物事を考えよう…などと、思いながら車を走らせること30分ほど…

衣笠インター手前で、私の一抹の望みを木っ端微塵に粉砕する土砂降りの雨が…

それでも、この日の私は負けず、「ほら、横横は山の中だから…北条湾は海だし海に近付けば雨は上がってんじゃないの?」と粉砕された望みのかけらを、必死につなぎ合わせます。

しかし、行けども、行けども雨が弱まる気配はありません。

むしろ、どんどん雨足が強まり、三崎口駅の手前ではとうとう道路が軽く川になり始めます。



さすがにここまで来て、この状況で、北条湾だけ雨が降っていないなんてことは有り得ません。

もう雨は仕方がないので、今度は海水にどのくらい濁りがあり、海水の温度が雨の影響で下がっていないか気になりました。

北条湾に到着すると、幸いなことに幾分雨は弱まります。

いつものように様子見で北条湾周辺をグルりと一周すると、さすがのこの天気、釣り人はほとんどおらず、釣り座もお好きな所でどうぞ状態。

取り敢えず、いわき丸さんの後方付近に車を停め、海水の濁りと海水の温度をチェックします。



私の自宅がある横浜では、前日から強い雨が降ったり止んだりを繰り返していましたが、北条湾周辺では然程強い雨は降っていなかったようで、海水に濁りもほとんど無く、海水温も下がっていませんでした。

それならば、サッサと釣って、サッサと帰ろうとダッシュで釣りの準備に取り掛かります。

釣り開始当初は、後ほど貼るライブ配信動画などでもお分かり頂けると思いますが、雨粒が地面に打ち付ける音もかなり大きく、土砂降りでした。

そんな中、順調にサバがヒットします。



続いてムツがヒット。



このムツが釣れた後、釣りの神様が手を差し伸べてくれ、突然雨が止み風も無風になります。

どうしてそんなに優しいんですか?気持ち悪いんですけど…帰り道で事故ったりしませんよね?と釣りの神様に質問したくなるくらい劇的に良い方向に変わります。

雨が止んだので、車で待機していた家内も釣りに参戦してくれ、短時間で一気に釣るぞ…と気合いを入れ直すと、私の竿の竿先が海中に潜ってしまうくらいのアタリがきます。

下に左右に縦横無尽に走り回り、一気に引き抜こうとすると重くて上がらない…

なんだ?なんの魚??

再び寄せ直し、今度は少し弾みを付けて一気に引き抜くと、30cmくらいのサバ??と思いましたが、良く見るとマイワシです。



北条湾では、ここ数年は毎年マイワシは釣れますが、このサイズは中々見た事がありません。

念のため、マイワシである証の体側の斑点の写真も撮りました。



ちなみにマイワシを持っているのは家内なんですが、家内の手と比較しても大きさがお分かり頂けるかと思います。

巨大マイワシの興奮冷めやらぬうちに、今度はウルメイワシがきます。



良いね!良いね!天気や風のことばかり考えていた時は、あまり釣れる気がしなかったけど、結構好調じゃん!

テンション爆上げ、ルンルンしまくりの空気をブチ壊すヤツが釣れます。



クサフグです。

ただ、このクサフグも私に恨みがあったわけではなく、理に適っているんです。

このクサフグが釣れた辺りで、急にアタリが無くなります。

入れ食いとまではいかないまでも、一定間隔でコンスタントに釣れていましたが、サッパリアタリが無くなりました。

もしや…と思い、家内にバケツの海水を汲み換えるよう依頼します。

予想的中で、一気に海水が濁り、海水の温度も下がりました。



私が北条湾へ来る途中で遭遇した大雨以前は、北条湾付近では前日から大した雨が降っていなかったんだと思います。

故、私が到着した時は、海水に濁りもなく、海水温の低下もありませんでした。

しかし、私が遭遇した大雨の雨水が、北条湾深部に流れ込んでいる狭塚川に流れ込み、多少の時間差を置いて北条湾に流れ込んで来たと思われます。

こちらの比較写真でご覧頂くとよりお分かり頂けると思いますが、温度計が入っている上の写真は私が北条湾に到着した時に撮影したものです。



下の濁りがある写真はクサフグが釣れた後に撮影した写真です。

そもそも、クサフグは塩分濃度の低下や海水温の変化、濁りにも強い魚です。

青魚は海水の水質の変化に敏感な魚で、特にイワシ類やアジは敏感です。

写真のレベルで濁りが出てしまうと、当然濁りの分だけ一気に雨水が北条湾内に入って来ているので、低塩分の海域や層が出来てしまいます。

こうなると、北条湾内の水質が比較的安定した場所に群れは逃げてしまいます。

この状況下で、まだ釣りを続けて釣る…というのであれば、まずはサビキ仕掛けを落とすタナを深くする…それでもダメなら釣り座を変えるしかありません。

ここで釣りの神様から釣り終了!のホイッスルが吹かれ、雨も降ってきたので納竿とすることにしました。



ずっと雨の中での釣りを覚悟していたので、結果的にはラッキーな釣行となりました。

この後、北条湾で同じような雨が降ったかは分かりませんが、帰りの道中もトンネルを抜けるといきない豪雨…みたいな状況が続きました。



ブログを書いている今も、相当な雨音をたてながら雨が降っています。

さすがに前線に次ぐ前線の停滞で、もうかれこれ1ヶ月以上雨模様の日が続いています。

釣りとは関係ありませんが、私の車と家内の車を連休中に洗車したのですが、1ヶ月半ぶりくらいの洗車でした。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年7月26日 北条湾釣行 釣果


あまり数を釣っても捌くのが大変なので、数的にも内容的にもちょうど良い感じの釣果となりました。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2020年7月26日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からマイワシ、マサバ、ゴマサバムツウルメイワシです。

このマイワシは25cm強。

マイワシとしてはほぼ成魚です。

降雨後や雨の日に釣れない日が続いていましたが、この日はゴマサバも数は少ないですが混じりました。

ムツに関しては、本来ならもう釣れなくなっている時期なんですが、はたして今シーズンはいつまで釣れるのか…

春先に産卵を終え、北条湾を出て行ったカタボシイワシですが、先日再び卵と白子を持って再到来しました。※

カタボシイワシ再到来!BIGなマイワシもGET!

春先に産卵を終えた個体とは、また違う個体だと思われますが、カタボシイワシはニシン系のサッパの仲間です。

冬から春に掛けて、入り江や湾内などの浅瀬で一斉に産卵、放精をするのは本来はサッパです。

カタボシイワシは秋から冬に掛けて、やはり入り江や湾内の浅瀬で一斉に産卵、放精をします。

元々近親種であるのは間違いないのですが、近年は気象ばかりでなく、魚についても今までの定説は全く当てはまらないことが多いです。

7/19の釣行時に釣れたカタボシイワシも卵と白子を釣れた個体全てが持っており、その次の釣行時には産卵を終えもう北条湾内には群れはいませんでした。

もっと言えば、カタボシイワシ自体は、東京湾で2015年頃に初確認されているようです。

元々、東海以南に住む魚で、2015年に東京湾で初確認され、2018年~2019年に掛けて北条湾でも確認されました。

魚達の異変については、話し足りないほどありますが、それはまた次回にすると致しまして、本当に近年はその年、その年で新しいことが起こります。

そして、この日もフィッシュイーターにやられたと思われる傷を持っている個体が釣れました。

奇形のサバ


厳密には傷ではありませんが、尾の部分を大型魚にかじられた後だと思います。

今シーズンは、この大型魚に襲われた傷や、襲われた際に出来た傷が治り奇形になってしまっている個体が良く釣れます。

全ての傷を北条湾内で負っているわけではないと思いますが、北条湾周辺にかなりの数のフィッシュイーターの大型魚が寄っている証拠だと思います。

今年こそは活餌で大型魚を仕留めたいと思います。

私は持っていないのか、たまたま竿にフックを掛け忘れて竿を持って行かれたり、ハリスが持たず切れてしまったり…とあと一歩というところで毎回逃しています。

先程貼ったTwitterのツイートも、その日に限って小サバが釣れない…

大型魚が湾内に居るのに、見合ったサイズの活餌が釣れない…

この日釣れた小サバくらいが活餌にはベストでした。

そういう時は、逆に大型魚が北条湾内に入っていない…

まぁ、自然相手で、人間の思い通りにならないから面白いのですが…

そして、この日の「小サバ処理部隊」の任務は、活餌にはちょうど良い小サバを完食することです。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼きサバのほぐし身


毎回、兄妹猫用に焼いていますが、普通に美味しそうです。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼きサバのほぐし身


小サバ6匹ですと少々量が多いのですが、残さずアッという間に任務完了でした。



そして、人間用はと言いますと…

たいてい帰路の道中に、今日はこういう料理を作ってみよう…や、こういう風にして食べよう…みたいな案が浮かぶのですが、なぜかこの日は全く案が降ってこない…

結局、自宅に戻り、兄妹猫のサバを焼いていても決まらない…

疲れてんのかな?と思うくらい何も浮かばず、兄妹猫の焼きサバを家内がほぐしている時に、何となく焼いたサバを食べたいな…と思ったのが切っ掛けで、名付けて「一石二鳥の贅沢丼」なるものを作ってみました。

まずはムツと小サバで炊き込みご飯を作ります。

ムツは腸を取り除き、鱗を丁寧に剥ぎます。

サバは丁寧にヌメリを取り、腸を取り除きます。

サバは多少は平気ですが、あまりヌメリが残っていると、炊き上がりが生臭くなることがあるので、なるべく丁寧に水で洗い流して下さい。

下処理をしたムツとサバを研いだお米の上に敷いていきます。

ムツとサバの炊き込みご飯


ちなみに家内の実家が島根県で、実家から送ってもらった仁多米で作ってみました。

おにぎりや炊き込みご飯は、お米が美味いか不味いかでたいぶ出来上がりが変わるので、たまたまですが今回は仁多米があったのでそれを使いました。

そして、炊き上がりがこちらです。

ムツとサバの炊き込みご飯の炊きあがり


サバとムツの身をほぐし、炊けたお米と混ぜ合わせます。

ムツとサバの炊き込みご飯


ほぐし身と混ぜ合わせるとこんな感じです。

今回は、ただの炊き込みご飯ではなく、この上にサバとウルメイワシの刺身をふんだんに盛ります。

サバとウルメイワシを三枚に卸します。

三枚に卸したサバとウルメイワシ


三枚に卸したら、それを適当な大きさにブツ切りにします。

ブツ切りにしたサバとウルメイワシの身


今回は、炊き込みご飯で火が通ったサバとムツの身と、生(刺身)のサバとウルメイワシのコラボがポイントなので、邪魔しない程度に卵焼きだけ一緒に混ぜました。

火が通った魚と生の魚を同時に味わえる、名付けて「一石二鳥の贅沢丼」の完成です。

一石二鳥の贅沢丼


今回は最後に刻んだ大葉をちらし、ワサビ醤油を掛けて頂きましたが、自分で言うのも何ですが、かなり美味いです。

本当に贅沢な感じでした。

少し手間が掛かりますが、お勧めの一品です。

そして、成魚クラスのマイワシですが、こちらは迷うことなく刺身で食べようと思っていました。

成魚クラスのマイワシが岸から釣れるということは、本来はあまり無く、概ね生後1年目の個体や2年目の最初の産卵を迎える個体が多く、サイズも15cm~20cmのものが岸から釣れるサイズの主流です。

一般的に言われているマイワシの産卵期からすると、やや遅い時期ではありますが、今回釣れたマイワシも卵を持っていました。

子持ちのマイワシ


うっかりしていて、捌く時に切り落としてしまったのですが、少しだけ残っていたので写真に撮っておきました。

そもそも、マイワシは冬から初夏にかけて産卵をします。

外海の暖かい海域や暖流のそばで産卵します。

カタボシイワシのように、メスが産卵しそこにオスが放精したりはせず、海中に放卵しそのままです。

川の流れのように…ではありませんが、あとはどんぶらこ、どんぶらこと、産み落とされた卵は孵化するまで海の中を漂い続けます。

産卵場所が外海ということなどもあり、産卵をするようになる2年目以降の個体は、あまり岸近くに寄り付かないので岸からの釣りでは、スーパーで売っている成魚サイズのマイワシは中々釣ることが出来ません。

近年はシラス漁が不漁というニュースを毎年のように聞きます。※

※シラスはイワシ類の稚魚です。

これは勝手な個人的な想像ですが、北条湾でサビキ釣りをし、子持ちのマイワシが釣れてしまうということは、そもそも産卵をする場所が変わってしまっている可能性が高いです。

恐らく、今までの定説で言われていた海域で産卵している数が相当減っていると思われます。

海水温の上昇などによる影響だと思われますが、かなり岸近くで産卵していると思います。

ただ、人間も仮に同じ日本人であっても十人十色で性格も違えば、体格も違います。

同じ種類でも、個体差は大なり小なり必ずありますので、全てのマイワシが岸近くで産卵していることはないと思います。

岸近くで産卵しているのは、極一部でこれから年を追う事に増えていく可能性はあります。

北条湾の中で見ますと、今一番寄っている群れはサバです。

サバに関しては、特に例年にない動きをしているということはなく、今現在釣れている小さいサイズのサバな生後1年目の個体で、大きい方の群れは生後2年目の個体だと思われます。

そもそも、幼魚の時期に岸近くで魚が生活するのは、外敵から身を守るためです。

どうしても幼魚の時期は当たり前の話ですが、身体が小さいので泳ぐ速度では自分達より身体の大きな外敵に適いません。

隠れる場所があったり、流れが緩やかな場所で生活することで捕食されないように生きています。

これは青魚のみならず、成魚になると外海に出て行く種の魚はほとんど同じような行動を取ります。

今北条湾で釣れている、サバ、ムツ、ウルメイワシも幼魚であり、彼らの行動としておかしなところは何もありません。

しかし、今回のマイワシの場合、成魚であって且つ本来は産卵をしない場所に産卵期にやって来て、卵を持っています。

これは、異常な行動です。

しかし、行動が異常であろうがなかろうが、サビキ釣り…という一点で見た時に、スーパーで売っているサイズの成魚のマイワシが釣れること自体は、釣りをする側からしてみれば良いことであり、もっと釣りたいと思うと思います。

ただ、先ほども申し上げましたように、サバなどの幼魚が通常の行動様式で北条湾に寄っているわけではないので、マイワシは数的にかなり少ないです。

マイワシが回遊して来た時に、チャンスを逃さず確実に釣り上げなければ数は釣れません。

これが中々難しく、魚との知恵比べにいつもなってしまうのですが…

近年は、毎年毎年驚くようなことが北条湾では起こります。

今年も気象だけ見ても、既に異常です。

これが、どう今後の北条湾でのサビキ釣りに影響するか、良くも悪くも個人的には楽しみです。

最後の最後で少々話が逸れましたが、この日の釣りの話に戻ります。

マイワシのお刺身は至ってシンプルです。

先程のウルメイワシやサバの切り身と違って大きいこともお分かり頂けると思います。

身の下に敷いてあるキッチンペーパーのサイズは同じ大きさです。

三枚に卸したマイワシとウルメイワシの身


これを適当な大きさにスライスし、お皿に盛り付ければ完成です。

マイワシのお刺身


マイワシのお刺身です。

この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2020年7月26日 北条湾定食


マイワシのお刺身も美味しかったですが、やはり意外と贅沢感に浸れた贅沢丼の方が印象に残りました。

早いもので、7月の釣行もこの日が最後で、次回はいよいよ8月です。

本来であれば、夏真っ盛りでうだるような暑さの日が続いていておかしくありませんが、降り続く雨のお蔭であまり暑さを意識したことがなく、7月が終わることすら実感がありません。

次回は土日共に中潮と潮回りは悪くありません。

最後に、この日のライブ配信動画ですが、釣り開始当初の雨の強さや、釣り自体は正味45分ほどしかやっておらず、短時間でコンスタントに釣れていた様子はご覧頂けると思います。

宜しければご覧下さい。



もう少し、マイワシが北条湾に留まってくれるのを切に願っています。

また、ご報告させて頂きます。

※追伸

前回の釣行記事で、いろいろなサビキ仕掛けを検証していく…とお話し致しましたが、この日は天候にも不安があり、海の中の状況も変わり易かったため、一番実績のある以下のサビキ仕掛けを3本の竿全てに使用しました。

青魚に有効なサビキ仕掛け


サビキ仕掛けの検証については、次回以降順次行い、一定の効果が確認出来た時点で本ブログにてご報告させて頂きます。

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トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】サバ・ウルメイワシ好調!活餌釣りもあと一歩…(2020年7月23日)

こんにちは。

コロナがなければオリンピックの開会式でしたね。

その為の4連休でしたが、残念ながらオリンピックは延期となり、普通の連休の初日、いつものように北条湾サビキ釣りに行って来ました。

この4連休中の良い状況の一つが、4連休全ての日の潮回りが中潮という、青魚達の活性は上がり易い状況です。

あとは天気と風なんですが、先週の週中では20日の月曜日以降に梅雨明けするかも…的な予報が出ておりましたが、週末に近付き掌を返すように撤回され、梅雨明けは8月に入ってから…とか天気予報が言い出します。

散々前線が停滞したことで、ほぼ1ヶ月近く雨ばかりの日が続き、日照時間が少な過ぎる影響で、野菜の値段も高騰する中、更に梅雨明けが延期されました。

潮回り的には問題ありませんが、4連休の状況はあとは雨と風次第。

そんな状況の中、4連休初日と2日目の天気はこんな感じです。



この時間帯だ!

と、強く言える時間帯が無く、風が弱ければ雨が降り、雨が降らなければ風が吹く…なんともスッキリしない天気予報です。

個人的には未明から明け方に掛けて釣りをするので、そうなると連休初日からの2日間ですと、初日の未明がベストです。

迷うことなく初日の午前1時起床で釣りに行くことを決めます。

一つ気掛かりだったのが、22日の午前中を中心に然程長い時間ではありませんでしたが、かなりの雨量の雨が神奈川県で降りました。

これが、再び北条湾へ悪影響を及ぼしていないか気になっていました。

万が一、北条湾の濁りが強い場合でも対処出来るように、普段より多めにサビキ仕掛けを準備し釣りに備えます。

いつものように午前1時起床で北条湾を目指します。

風も弱く、道中の道も空いており、スイスイと走り北条湾に到着。

街灯も点いており、海はベタ凪。

いや~久しぶりにゆったりと釣りが出来そうだな…などと思いながら北条湾の岸壁に入って行くと、何だか普段より車が多い気が…

いつものように様子見で北条湾周辺をグルりと一周しますが、午前3時前だというのに製氷所付近の釣り座はほぼ埋まっている感じです。

お使いになっている道具から分かりましたが、サビキ釣りをしている方も結構いました。

釣り座を選べる状況にはなく、ある意味定位置でもあるのですが、この日はダイブセンターの前に釣り座を構えます。

釣りの準備を開始しますが、本当にかなり久しぶりに風も無く穏やか、且つベタ凪で静かな北条湾が目の前にあり、なんだかホッとした気分にさせてくれました。

釣りの準備をしながら、この状況ならシーバスとか大型魚が入って来ていてもおかしくないんだけどな…と思いながら海面に目を凝らします。

派手にジャンプをしたり、アタックして勢い余って海面から飛び出すような、活性高く小魚を追い回す大型魚の姿は取り敢えずありません。

実はこの日は、北条湾に濁りが無く、雨で塩分濃度低下などの影響が無く、ベタ凪で北条湾が穏やかであればフィッシュイーターが湾内に入っているはず…と予想していました。

活餌釣り用の竿も準備してきていたので、余計に目を凝らして見ていると…

時折、ピチャッという音を立てて小さく小魚が海面から飛び出していました。

ん??

追われてる??

更に目を凝らして見ていると、時折大きな波紋と共に波が立ち、下から突き上げられるような恰好で小魚達が大型魚に追われていました。

おーし!予想通りいるね!良いね!良いね!釣っちゃうよ!

と、テンション爆上げで急いで準備を整えます。



濁りもなく、真水の流入の影響での海水温の低下もなく、前日に降った雨の影響はほとんど無いように見受けられます。

家内に「今日は活餌やるから小サバ釣ってくれ!」とハッパをかけます。

第一投目から予想通りサバがヒットしますが、活餌にするには何とも微妙…



う…ん…、あと3cmくらい小さいヤツが良いんだけど…

それはサバに言ってくれ…それしか釣れないんだから仕方がない…

仰る通りなので、ちょっと活餌には大きいかな…と思いながらも、サバをセットしてぶっ込みます。

普通の活餌なら15cmくらいのサバでも問題ありません。

なぜ、この日はその僅か3cmに拘っていたかというと、北条湾を眺めているとかなりの頻度で大型魚が小魚にアタックはしているんです。

しかし、海面から飛び出すわけでもなく、ジャンプをするわけでもない。

概ね、未明にジャンプをする大型魚と言えばボラかシーバスです。

ボラは雑食性で実際にルアーにヒットしたこともあるので、100%無いとは言い切れませんが、まず活餌は食ってきません。

ジャンプをしないということは、この時北条湾内に入って来ていた大型魚はボラやシーバスの可能性は極めて低いです。

仮にシーバスであっても、フッコレベル。

そして、この日のアタックの特徴は下から突き上げるようなアタックの仕方。

シーバス以外であっても、概ね60cn以上のフィッシュイーターは直線的に獲物を追い、逃げ遅れた小魚などにターゲットを絞って捕食します。

ほぼ真下から突き上げるのは、不意打ち的な獲物の狙い方で、狩りの経験が浅い若い個体がやるアタックの仕方なことが多いです。

フィッシュイーター側も30cm~50cmほどで、下手をすると捕食される側のサバなどと、極端に体格差が無いこともあります。

こうなると、直線的にアタックしても、体格差があまりないので逃げ切られてしまうこともあります。

ワカシやイナダ、カンパチ、シマアジなどが実績としてはあるのですが、何れも意図的に海面からジャンプすることはなく、海面から飛び出てしまう場合は、アタックした際に勢い余って飛び出してしまいます。

この日は終始良く海面を見ていましたが、一度も追う側の魚が海面から飛び出すことはありませんでした。

こういったことから、この日北条湾内に入って来ていたのは、比較的サイズの小さなフィッシュイーター。

当然、エサにする活餌も小さく元気な方が針掛かりし易くなります。

故、理想は10cm強くらいのサイズの小サバが欲しかったのですが、釣れども釣れども釣れるサバはどれも15cmくらいかそれ以上。

何とも上手くいかないものです…

前回の釣行の際は、10cm強の小サバがどうしても釣れてしまい、厄介だったので、我が家の兄妹猫を「小サバ処理部隊」に任命したばかりだったのに、欲しい時にその小サバが釣れません。

とは言え、活餌を付けてぶっ込んでおかないと、釣れるも釣れないもありません。

少し活餌のサイズが大きいことが気になりながらも、15cmほどのサバをチョン掛けに仕掛けをぶち込んでおきます。

そして、遠巻きから見ると「おぉぉぉお!そのサイズのサバだ!そいつをくれ!」と、一瞬小サバかと思い家内に言うと、「これはフグだよ…」と全く嬉しくないクサフグがヒットします。



この日は、大型魚がサイズは小さくとも数入って来ていたようで、青魚の活性は低くはないのですが、非常に食いが渋い状態が続きました。

ちょうど、食いが止まっている時にお呼びでないクサフグがきたので、「頼むぞ、このまま納竿だけは勘弁してくれ…」とクサフグに祈りを込めて海へお帰り頂きました。

そして、サバの食いが止まっていた時、薄っすら空が明るくなり始め、ウルメイワシが釣れ始めます。



ウルメイワシは中には活餌にちょうど良いサイズのものも混じりましたが、ウルメイワシは餌持ちが悪く、すぐに死んでしまう上に、死んだウルメイワシを針に付けたままにしておくと、エイ(アカエイ)が掛かってしまうことがあります。

今の時期ですと、やはり餌持ちも良く、弱りにくいサバが活餌には一番無難です。

サバが全く釣れない中での活餌釣りならば、やむを得ずウルメイワシを使いますが、サバが釣れているのであればサバを使う方が無難です。

そして、この日はとにかく食いが止まったり、突然食ってきたりを繰り返しました。



この食いの渋さは明らかに大型魚の影響だったので、ある意味活餌釣りは期待出来るのですが、こちらも一向にアタリがありません。

そして、前回の釣行時に子持ちのカタボシイワシが釣れました。



こちらに関しては、前回の釣行記事の中でも触れましたが、産卵を終え北条湾を離れたかもしれません。

魚影や群れ、釣果等で確認することは出来ませんでした。

そして、サビキ釣りも活餌釣りもアタリがサッパリになり、飽きてきた家内がサビキ仕掛けを深く落としたら久しぶりのスズメダイが。



自宅の水槽で飼うにはちょうど良いですが…w

早々に海へお帰り頂き、そろそろ撤収するかな…と考え始めますが、この日は大型魚の影響で青魚の活性は低くなくとも、非常に食いが渋かったです。

そこで、少しでも効率良く釣ろうと、持っているサビキ仕掛けを片っ端から試していました。

状況やアタり方で、チョコチョコ仕掛けを付け替えていたのですが、その使った仕掛けがまだ余っていました。

今使っているサビキ仕掛けには理由はどうあれ食ってこないわけですから、この余ったサビキ仕掛けを再度使ってみて食ってこなければ帰ろう…3本の竿に順番に余っている仕掛けを付けて試していきました。

半信半疑というか、単に大して使っていないのにサビキ仕掛けも勿体ないよな…的な感覚でダメ元で使いました。

ところが、その余っていたサビキ仕掛けは、前回の釣行でご紹介したサバ皮のサビキ仕掛けだったのですが、あれだけアタリが無かったのにサビキ仕掛けを交換し海へ入れた瞬間に大きなアタリが。



動画のサビキ仕掛けは、ご覧の通り絡まってしまったので、残り1本余っていたサバ皮のサビキ仕掛けで再びチャレンジします。

少し驚きましたが、またまたヒット。

ただ、これは効果があります!と断言出来る状況でもなく、まさにたまたまということも有り得ます。

これは、もう少し検証が必要ですが、この1ヶ月ほど北条湾の海は雨の影響をかつてないほど受けました。

泥水に近い濁り、大量の雨水による低塩分状態、同じく大量の雨水による海水温の低下など、本当にかつてないほど青魚達にとっては一時的とはいえ、住みにくい環境が出来ていました。

しかし、この悪条件下であっても、全ての魚が北条湾から出て行くということはなく、生活出来る極僅かな場所に身を寄せ合い、状況が改善することを待ちました。

言い方を変えると、そういう状況になろうとも、他の海域に逃げるよりも北条湾に居た方が得られるメリットがあるということだと思います。

私もかつて経験したことがない最悪の状況だったので、青魚達がどう動くのか、かなり注目して見ていました。

そんな中であっても、青魚達も食事はしないと死んでしまいます。

かつてない最悪の状況の中、青魚達はどういうタイミングで、どういう食事の仕方をするのか観察していました。

今回試したものの中で一つで効果があったのが「青色」の光です。

そもそも魚は目で色を見分けられるのか…

これは、私が偉そうに講釈を垂れるよりも、各釣り具メーカーからも仕掛けやラインのみならず、色によって魚を誘導したり反応させたりするための道具がたくさん売られていることからも、魚は目で色を認識していることはお分かり頂けると思います。

実際に魚は人間よりも広範囲な色を見分ける能力があります。

ただ、これは対象の魚がどういった場所に住む魚なのかによって見分けられる色の違いはあります。

深海に住む魚、岩場に住む魚、砂地に住む魚、海の表層付近を生活の場とする魚等々、主に住む場所の環境によって大きく異なります。

では、北条湾の青魚はどうか…

北条湾の海が泥水のようになったのを見た時に、私はこれでは今までの北条湾でのサビキ釣りのやり方は通用しない…と思いました。



これまで、私は北条湾の青魚は白色や銀色の光に反応する…とお話しして参りましたが、この濁り且つ天候が曇りや雨の場合は、白色や銀色では色が吸収されてしまい、魚に対してアピール出来ないと思いました。

そこで注目したのが「青色」です。

海や空が青いのは、いろんな色の光の反射によるものなんですが、大半の色は人間の目に届く前に吸収されてしまいます。

そんな中でも、青色の光というのは一番吸収されにくいので、人間の目に届き易く海や空は青色に見えます。※

※夕陽や朝陽が茶色や赤色なのは、色の波形によるところが大きく、詳しくお話するとこの記事が釣り以外の記事になってしまいますので割愛させて頂きます。

ポイントは青色は吸収されにくい色…という点で、濁りが強い海の中で青色を発色させれば青魚にも今まで通りアピール出来るのではないか…と考えました。

そこで前回の釣行でサバ皮のサビキ仕掛けのチモトの蛍光の緑色の塗料と、針に付いている青紫のラメ入りのビニールに着目し試してみましたが、一定の効果はありました。

ただ、このシリーズのサビキ仕掛けのサバ皮のサビキ仕掛けは、針が北条湾ではあまり有効とされない金色なんです。

最近、サビキ仕掛けの買い物も家内任せになっており、自分で新製品などを見ることもしていなかったので、ここ最近は自分でサビキ仕掛けを良く見るようにしています。

そして、久しぶりにいろいろサビキ仕掛けを見てみると、正直これだ!というものがありません。

先程申し上げたサバ皮のサビキ仕掛けに至っては、銀針のサビキ仕掛けがありませんでした。

銀色の針…という点を優先すると、どうしてもシラススキンになってしまいます。

オーダーメイドではないので、全てが思った通りの汎用品のサビキ仕掛け自体が無くて当たり前と言えば当たり前なので、今までの銀色と白色にプラスして、青色と蛍光の緑色を織り交ぜてしばらく検証してみたいと思います。

また、針の形状も少し違うものを試してみます。

今回、新たに追加して検証してみようと思っているサビキ仕掛けはこちらです。



今まで私はサビキ仕掛けの針は、袖かセイゴ系を好んで使っていました。

今回はそこに伊勢尻系の針のサビキ仕掛けを追加しようと思います。

理由としては、セイゴより伊勢尻は針の高さが低いので、魚が針を食らえるとバラしにくいという点があります。(針掛かりし易い)

狙う魚や釣りの仕方によっては、針の高さが低いので飲み込まれ易いという点もありますが、逆を言えば魚が針を咥え易いということでもあるので、試してみようと思います。

年々釣れる魚が変わったり、回遊する時期にズレが出てきたり、同じ青魚でもサイズに違いが生じたりと、いろいろ気象状況や海水温の上昇など、自然界では毎年少しずつでもどんどん変化していき、それを理解しているつもりでいました。

しかし、今回の北条湾のかつてない状況を見て、且つ7/12の釣行の惨憺たる結果など、分かっているつもりで分かっていなかったのかな…と少し思うところがありました。

実際に、もう10年近く毎週北条湾に釣りに行き、どこかルーティンになっていて、道具などの買い物も家内に任せ切りになっていました。

少し反省しつつ、改めて北条湾という場所で青魚達と向き合って行こうと思いました。

同じ青魚という括りでも、口の形も違えば、泳ぎ方も違う、好むエサも違う、反応する光の色も違います。

銀色の針さえ使えば誰でも釣れる…ではなく、この辺をより深く掘り下げて今後も精進していきたいと思います。

と…何急に畏まってんの?という感じですが、大真面目に7/12の釣行の釣果4匹が非常に悔しかったんです。

これは誰がやっても釣れないよ…という状況ではなく、釣りのやり方の問題で釣れませんでした。

プライドが傷ついた…というと大袈裟ですが、本気で反省するところがあるな…と思いました。

そんな訳で、この検証結果はしばらく検証し、結果が確実なものになり次第また本ブログでご報告させて頂きます。

またまた話が逸れましたが、この日の釣りの話に戻ります。

結局サバ皮の仕掛けを試している途中でポツリポツリと雨が降り出します。

この日は降雨の予報となっていましたが、予報より少し早い雨の降り出しにこの日はここで納竿としました。

釣り道具を片付けている時に、北条湾の中の大型魚の状況は予想通りだったのに、結局アタリ無しか…と思いながら活餌釣りの竿を片付けていると…



食ってこなかったわけではなく、やはり活餌が大き過ぎたようでした。

活餌を背掛けにすれば…とかも思いましたが、そもそもこの日は釣れたサバが活餌に適したサイズのものが釣れなかったので仕方ないかな…と思います。

活餌で大型魚…は、気長に頑張ろうと思います。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年7月23日 北条湾釣行 釣果


サビキ釣りに関しては、青魚の活性が低いわけではなく、大型魚の影響で食いが渋かったので少し残念です。

こちらはこの日釣れた魚種ですが、マサバとウルメイワシのみとなりました。

2020年7月23日 北条湾釣行 釣れた魚種


この日もまたゴマサバは釣れませんでした。

マサバだけが北条湾から離れた…ということはないと思うんですが…

こちらは、この日釣れたサバの最大サイズと最小サイズです。

2020年7月23日 北条湾釣行 最大サイズのサバと最小サイズのサバ


最近寄って来た小さいサイズの方のサバも、徐々に成長していると思います。

何れの群れも、サイズの割りには今年のサバは太っています。

そして、こちらは大型魚に追われて出来た傷だと思います。

2020年7月23日 北条湾釣行 大型魚にかじられたウルメイワシ


傷から見て、大型魚にかじられた傷ではないと思いますが、大型魚のアタックから逃げる際に出来た傷だと思われます。

傷を負った個体を良く見掛けるので、活性高く小魚を追い回しているんだと思います。

そして、本日の「小サバ処理部隊」の任務はこちら。

焼きサバ


焼きサバ5匹のほぐし身です。

本日の小サバ処理部隊の任務


速攻で任務完了です。w



早かったです。w

そして、この日の人間用はと言いますと、刺身系が続いていたこともあり、久しぶりに私の大好物の青魚の揚げ物にしました。

まず、ウルメイワシは天ぷらにしました。

頭を落とし腸を取り除き背開きで三枚に卸します。

三枚に卸したウルメイワシ


サイズがまだ小さいので、中骨は残してあります。

骨が気になる方は中骨を取り除くか、少し弱火で長めの時間でじっくり揚げて下さい。

ウルメイワシの天ぷら


大葉がたまたまあったので、大葉と一緒に天ぷらにしました。

これを岩塩で頂くのが私は大好きなのですが、やはり何度食べても美味しいです。

次も揚げ物で、サバはフライにしました。

サバもウルメイワシ同様に背開きで三枚に卸します。

背開きで三枚に卸したサバ


サバの中骨は取り除きます。

サバのフライ


サバは骨の大半は取り除いてあるので、あまりしつこく油で揚げず、サッと火を通す感じで揚げると釣りたての食感(水分が多いのでしっとり柔らかい食感)が味わえると思います。

ウルメイワシもサバも、サイズが稚魚レベルで、スーパーなどで売っている成魚ではないので揚げ物にしても脂がしつこくない感じで頂けます。

また、釣りたては身に水分が多く含まれているので、食感がふっくらとし柔らかいです。※

※逆に水分を飛ばす(一夜干しなどで)と旨みが出ます。

この辺が釣りたての良さだと思います。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2020年7月23日 北条湾定食


休日の朝一からですと、少々胃にもたれそうな見た目ですが、見た目とは違い朝からご飯がモリモリいける感じです。

4連休中に2回くらい釣りに行ければと思っていますが、初回としてはまずまずかな…と思いました。

カタボシイワシがいなくなって、釣れる魚種が2魚種のみというのは少々寂しいですが、サバのサイズもだいぶ上がってきており、食べることは元より、何と言っても引きが楽しめます。

釣っていて非常に楽しいです。

次の釣行時に、北条湾内に大型魚が入っていれば何とか仕留めたいところです。

最後に、こちらはこの日のライブ配信動画です。

車を停めるスペースが上手いこと無く、普段と違う角度からの撮影になってしまいましたが、たまにはこういう角度も良いかな…と後から思いました。

宜しければご覧下さい。



4連休中は全ての日において中潮と潮回りは悪くありません。

サビキ仕掛けの検証もですが、何とか大型魚でリベンジ出来ればと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】カタボシイワシ再到来!BIGなマイワシもGET!(2020年7月19日)

こんにちは。

もうかれこれ数週間、あまり位置が変わらずずっと停滞している前線による雨で、前々回(7/12)の釣行は海の濁りや大量の真水の流入に翻弄され、予想も外れミスも連発し、かなり悲惨な釣果となってしまいました。

7/14(火)に上司より連絡があり、コロナの影響で7/15(水)が急遽仕事がお休みになりました。

土日祝祭日休みの私にはあまりない平日のお休み。

これは7/12(日)のリベンジをせねばなるまい…と、久しぶりのボッチ釣行釣りに行きました。

しかし、ピンポイントで潮の動きがほとんど無い、長潮の潮回りでリベンジなるか…というところでしたが、何とかリベンジに成功し、次回釣行予定の7/19(日)の大潮での釣行を待ち遠しく待っていました。

週末から週明けに掛けての、どこかのタイミングで梅雨明けになるかも…的な天気予報もあり、ようやく前線もどこかへ移動し、雨や風の影響を受けながらの釣りから解放されるな…と喜ぶのも束の間、梅雨明けは週明け以降の予報に変わります。

オマケに、釣行予定の日曜日は梅雨明け前の最後の雨になる…的なことを天気予報が言い始めます。

約3週間、ほぼ1日の中のどこかで必ず雨が降るような、完全に傘が手放せない日が続き、いい加減ウンザリしていました。

何とか釣りに行く日曜日の未明は雨が降らないで欲しい…そんなことを祈りながら、梅雨明け前の最後の雨を念頭に、念には念を入れ雨対策をします。

今までは、多少雨が降り続こうが、北条湾サビキ釣りをする際に、特に雨対策はしたことがありませんでした。

雨量の多い雨が降って濁りなどが出ることはあっても、そこまで酷い濁りにはならず、釣りをする際にタナに気を付けたり、釣り座を変える程度で、特に釣果に大きな差は出なかったためです。

しかし、今年は違いました。

去年などは、巨大台風で水害があちこちで起こりましたが、今年は前線が停滞することで水害が発生しました。

そして、この前線が日本列島に沿うような形で停滞し、関東圏にもそれなりにまとまった雨を降らせました。

関東での台風の場合、巨大であっても長くても2日もあれば、台風自体が去って行くか、勢力が弱まり温帯低気圧などに変わり、最後は消滅してしまいます。

インパクトとしては、やはり台風の方があり、印象にも残り易いですが、厄介なのは今年の前線が停滞する方が厄介だと思います。

同じ場所に数週間前線が停滞し、次から次へ雨雲が発生し雨を降らせ続けます。

7/12(日)の釣果が悲惨だった時の北条湾など、海は濁りというレベルではなくほぼ泥水。



小さなバケツに海水を汲んでも、バケツの底が見えないくらいの濁りです。

更に大量の雨水が北条湾へ流入したことにより、北条湾内の塩分濃度がかなり下がり低塩分状態が続く上に、表層付近では真水と海水が分離していたと思われます。

7/12(日)の釣行時は、いわき丸さんの後方に私は釣り座を構えていましたが、ちょうどいわき丸さんの漁船の辺りを境に、それより北条湾の深部側には、ほとんど青魚の群れが回遊していませんでした。

厳密に言うと、回遊していなかったのではなく、塩分濃度が低過ぎたり、海水温が低過ぎて行けなかったのだと思います。

こうなってくると、今まで北条湾でやっていた釣り方では、もう太刀打ち出来ません。

7/12(日)の釣りからの帰りの道中、いろいろ対策を考えてみました。

そして、その考えた対策を、7/15(水)の釣行時とこの日の釣行で試しましたので、後ほど詳しくご説明致します。

少々この日の釣行と関係ない話が長くなってしまいましたが、雨の降り方が100年に一度…とか、50年に一度などの表現を使うレベルで、今年だけのお話ではなく、今後は毎年梅雨と台風の時期は、雨対策をしたサビキ釣りをしていかなけば釣果に結び付けられないだろうな…と思いました。

この日の釣りの話に入ります。

釣りに行く予定は、いつもの日曜日の未明を予定しておりましたが、天気や風が何とも微妙な感じです。



これは、その週の週末の潮や天気の状況をお伝えしておりますツイートですが、金曜日に毎回ツイートしており、日曜日の釣行時までには天気がガラッと変わってしまうこともあります。

案の定、数時間置きにどんどん予報が変わり、天気が雨になったり曇りになったり、風が強くなったり弱くなったりを繰り返していました。

釣りに行く前夜、就寝前に確認した際は、日曜日の午前3時頃は雨の予報となっていましたが、小雨の予報で風も4mほどだったので、釣りに行く事を決定し床に就きます。

そして、この日一番懸念されたのが、金曜日から土曜日のお昼頃までそれなりの雨量で降り続いた雨。

金曜日以前も、毎日1日の中のどこかで雨が降っており、そこにきてのほぼ1日半以上続いた雨。

この影響が、北条湾にどう出ているか一番気掛かりでした。

いつものように午前1時起床で自宅を出発。

自宅を出る時に、最後に確認した天気予報ですと、午前3時頃が曇り、午前6時頃には雨が降る予報でした。

この日の未明の潮止まりは午前2:51の満潮の潮止まりです。

午前3時から日の出の午前4時半頃までを勝負の時間と決め、一路北条湾を目指します。

午前2時半過ぎに北条湾に到着。

様子見で北条湾周辺をグルりと一周しますが、あまり天気が良くない割りにはかなりの数の釣り人がいました。

釣り座にもあまり余裕が無かったので、この日はいわき丸さんの後方に釣り座を構えます。

そして、普段は釣りの準備をする前にはやらないのですが、この日は釣り道具を降ろす前にバケツに海水を汲み、濁り具合を確認します。

7/12(日)の釣行時のような泥水とまではいかないものの、北条湾にしてはかなり濁りがあります。

そして、次は海水の温度を計ります。

雨により大量の雨水が北条湾内に流れ込むと、一時的に北条湾内の海水温が極端に下がることがあります。

これも魚の動きを鈍くする要素で、濁りが強く海水温が20度を下回っていたら、もう少し製氷所寄りに釣り座を移動しようと思っていました。



海水温は雨水の影響を然程受けていないのか21度。

これで、この場所で釣りをすることを確定し、車から釣り道具を降ろし釣りの準備に取り掛かります。

この日は大潮なので、通常であれば表層付近に青魚の群れが集まり、海面に波紋などが出来ていてもおかしくありません。

しかし、この日は濁りや大量に流入した雨水の影響か、表層付近には魚の気配を感じません。

釣りの準備をしながら海の中を覗き込むと、やや深めの層に何やらかなり大きなサイズの魚の群れが泳いでいるのが分かりました。

食ってくるかは分からないけど…魚はいる…

家内の竿を準備し釣りを開始してもらいます。

すると、第一投目からサバがヒット。



活性は低くないけど、さっき見た魚影はこいつじゃない…

さっきのデカイ魚はなんだ?

取り敢えず、私の竿も準備し、竿の世話は家内に任せてライブ配信や「釣りを開始します…」のツイートの準備に取り掛かります。

すると家内が一人で何やら竿持ってウロウロしています。

良く見ると、かなり竿がしなっており何かが掛かっています。

慌てて近寄ると結構デカそう…

タモいるか?

たぶん平気…

一気に引き抜き釣り上げたのがこちら。

なんと梅雨前に北条湾を離れたカタボシイワシが再到来!



こいつか…さっきの群れの正体は…

カタボシイワシは20cm以下ですと、サッパに良く似た魚で小骨が多く薄べったい魚なので、あまり嬉しくないですが、この日のカタボシイワシは30cm級。

元々身は美味しい魚なので、家内にジャンジャン釣れ…と一言残し再び諸々の準備に戻ります。

3本の竿に翻弄されながら、良いペースでカタボシイワシサバを釣り上げていました。

準備も終わり釣りに加わろうと家内の所に行くと…

家内の竿にアタリが!

勢い良く合わせます…が…

スポンッ!と海中からサビキ仕掛けが飛び出し、宙を舞っています。

カタボシイワシだと思って大きく合わせたら、お呼びでないクサフグでした。



フグは海にお帰り頂き、次にヒットしたのがアジ



アジはカタボシイワシとサバに飽きた家内が、かなり深めのタナにサビキ仕掛けを落としたらきました。

この日は正味40分くらいでしたが、入れ食いになりそんな中で一番驚いたのがこのマイワシ



結果として釣れたのは2匹でしたが、何と言ってもサイズが30cm弱。

本来、このサイズのマイワシですと、もう少し太っているのですが、北条湾で釣れるマイワシはなぜか痩せている個体が多いんです。

釣り上げた瞬間は、あまりに細長くて何の魚か一瞬判別出来ませんでした。

この日は午前3時過ぎから40分ほど入れ食い状態が続きました。



パタリとアタリが無くなり、帰ろうか悩み始めます。

本当は、マヅメ時にウルメイワシやカマス、もっと言えばワカシなんかが来ないか、釣りを続けたかったのですが、当初の天気予報ではこの後雨の予報な上に、この日は釣れた魚のサイズが大きいものが多く、これ以上釣っても帰宅後に魚を捌くのが大変なので撤収することにしました。

そして、大量の雨水(真水)が北条湾に流入した際や、濁りが酷い時の対策ですが、以下のサビキ仕掛けを検証してみました。

濁りが酷い時に有効なサビキ仕掛け

濁りが酷い時に有効なサビキ仕掛け


シラススキンのサビキ仕掛けは、以前から北条湾で通常時のサビキ釣りでも使っておりますが、今回はサバ皮のサビキ仕掛けも使ってみました。

このサバ皮のサビキ仕掛けは、サバ皮はどうでも良くて、これに青魚はほとんど反応しません。

重要なのは、サバ皮と一緒に付いている細いラメ入りのビニールです。

余談なのですが、私は以前自動車の鈑金塗装をやっていたことがあって、パールやラメの入った塗装の場合、パールやラメを吹き付ける角度で反射する色が変わったり、どういう風に反射するか変わったりします。

キャンディーという塗装方法があって、これも目の粗いラメを吹き付け、クリアを何度かに分けて厚めに吹き付けることで、ラメが立体的に見えたりする塗装方法です。

サビキ釣りでの、反射に関しての考えやアイディアは、実は塗装からきています。

魚になったつもりで、どの角度からどういう色の、どのくらいの強さの反射に一番反応するか試し、効果のあったものを更に検証したりしています。

今回、この数週間停滞した前線のお蔭で、かつてないほど北条湾が濁りました。

また、大量の雨水で塩分濃度の不安定な状態が続きました。

一時的に大量に雨水が北条湾に流入しても、北条湾は流れが緩やかとはいえ、沼ではないので毎日大小あれど最低でも潮汐による湾内の海水の流れが発生します。

しかし、その時々の潮回りでたくさんの海水が動く日もあれば、動きがほとんどない時もあります。

たくさん海水が動く日に、大量の雨水が流入しても然程影響は受けないかもしれませんが、海水の動きがほとんどない時に大量の雨水が流入すれば影響は大きくなります。

塩水と真水は放って置くと分離します。

当然、海でも同じことが起こるのですが、大小あれど常に海水は動いています。

これにより、何れは混ざり合うのですが、流入する雨水の量と潮汐などで動く海水の動きが毎日一定で同じではありません。

その時々の組み合わせで影響がほとんど無い日もあれば、何日も続いてしまう日もあります。

これを北条湾の海面を見て、今現在どういう状況にあるか判別するのはほぼ不可能です。

そういった場合、青魚達はどの層を回遊しているか分かりません。

先ほどご紹介したサバ皮のサビキ仕掛けは通常のトリックサビキの仕掛けよりも1.5倍くらい仕掛け全体が長いです。

これにより、少しでも広い層を探ることが出来ます。

また、今回の前線が停滞している中で一番濁りが強かった日の場合、既に紹介していたサビキ仕掛けの反射では反射光が弱いと思いました。

本来であれば、サバ皮やスキンなど余計な物が付いていないサビキ仕掛けの方が、魚達にも警戒されず釣り易いのですが、海の中の状況が悪い場合、魚の習性や反射を利用しないと釣果には結び付きません。※

※魚の習性や反射を利用する釣りの詳細はこちらをご覧下さい。

そして、今回ご紹介したサバ皮のサビキ仕掛けを試してみましたが、一定の効果がありました。

後ほど貼るライブ配信の動画をご覧頂くと、この日は3本竿を出しており、向かって一番右の家内が使っていた竿のサビキ仕掛けはサバ皮。

真ん中の私がメインで使っている竿のサビキ仕掛けはシラススキン。

向かって一番左の赤い竿のサビキ仕掛けはサバ皮の仕掛けを使いました。

シラススキンはやや食いが弱く、サバ皮のサビキ仕掛け2本の竿に一番食ってきました。

ただ、サバ皮のサビキ仕掛けは、海が澄んでいる時は、この日のような効果は得られないと思われます。

理由としては、サバ皮自体が北条湾の青魚には警戒され易い色であることや、ラメの反射が海が澄んでいると強過ぎる可能性があります。

濁りや真水対策以外で、シラススキンやサバ皮のサビキ仕掛けの利点としては、先ほども申し上げましたが、サビキ仕掛け全体が長いので、針と針の間隔が空いています。

概ね、25cm以上の魚を釣る場合、針掛かりしている針以外に魚が引っ掛かりにくいという利点があります。

トリックサビキなどの針と針の間隔が狭い仕掛けですと、釣り上げる際に針掛かりしている針以外に魚の腹や尾が引っ掛かり、魚が暴れサビキ仕掛けがグチャグチャになってしまうことがあると思います。

そういったトラブルは起こりにくくなります。

サバ皮のサビキ仕掛けは悪条件用…とでもして頂き、常に2つくらいストックしておくとより釣果に結び付けやすいかと思います。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年7月19日 北条湾釣行 釣果


サイズもそこそこで魚の引きを存分に楽しめました。

カタボシイワシは竿と竿の間隔が狭いと横に走るのでお祭りし易い魚ですが、良く走るのでこのサイズですとかなり引きも楽しめます。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2020年7月19日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からカタボシイワシ、マイワシ、マサバ、マアジです。

この日もサバは小サバから25cmオーバーまで釣れましたが、またゴマサバの釣果はありませんでした。

雨の日や降雨後はゴマサバは釣れないことが多いです。

恐らく、マサバよりも海水の塩分濃度に敏感なんだと思います。

北条湾の海水の塩分濃度が下がり、一時的に北条湾を離れている可能性があります。

数週間前からですが、春先からいたサバの群れと違うサバの群れが北条湾に寄っているようで、今現在は北条湾でサビキ釣りをすると下は10cm、上は25cmオーバーなどサイズがとにかくバラバラです。

ぶっちゃけ、20cm以下のサバですと、サバは頭や中骨も堅いので、イワシ類のように頭や骨も丸ごと唐揚げやフライに出来ず、食べるとなるとやはり取り除かなければなりません。

だからといってリリースしたところで死んでしまうことが多いです。

そんなこんなで、この日から我が家の兄妹猫は、「小サバ処理部隊」の隊員として任務に就いてもらうことになりました。

焼きサバ


釣れ過ぎた場合は、冷凍庫にストックしておきます。

焼きサバのほぐし身


なくなるまで、原則ご飯は「サバ」です。w



本人達は喜んで任務を遂行してくれているようなので良かったです。

人間用は、一念発起し久しぶりにお刺身尽くしにしました。

まずは、アジマイワシです。

アジとマイワシのお刺身


アジもだいぶ成長してきており、マイワシに関してはスーパーで売っている少ししつこい感じの脂感はなく、丁度良い脂ののりで絶品でした。

アジとマイワシのお刺身


お分かりかと思いますが、左がマイワシ、右がアジの刺身です。

そして、カタボシイワシと25cmほどのサイズのサバは一緒にタタキにしました。

カタボシイワシを捌いたら、卵と白子を釣った全ての個体が持っていました。

※魚の内臓等が苦手な方は画像をクリックしないで下さい。(拡大されます)

カタボシイワシの卵
カタボシイワシの卵

カタボシイワシの白子
カタボシイワシの白子


カタボシイワシは産卵のために北条湾に入って来ているようです。

カタボシイワシは一度春先に産卵をし、北条湾を出て行ったので来年までもう寄らないかと思っていましたが、また別の群れが産卵で寄って来たようです。

冬から春に掛けての産卵は、本当はサッパの産卵期なんですがね…

カタボシイワシの産卵期は、秋から冬、少し早いような気がします。

これも海水温の上昇も影響していると思われます。。

大潮や中潮の日に一斉に産卵、放精を行います。

ニシンの産卵、放精のように海が白くなるかは分かりませんが、近々で大潮の未明に北条湾に行かれたら注意して見て下さい。

このカタボシイワシの卵と白子はアルミホイルの上で軽く火を通して頂きます。

カタボシイワシの卵と白子
カタボシイワシの卵と白子


この珍味は釣り師ならでは特権です。

酒のつまみに最高です。

カタボシイワシとサバのタタキですが、どちらも三枚に卸します。

三枚の卸したサバ
三枚に卸したサバ

三枚に卸したカタボシイワシ
三枚に卸したカタボシイワシ


カタボシイワシは身が堅く、サッパリした感じです。

一方、サバは若干水っぽく、脂感がある感じです。

一緒に叩くと良く合います。

※サバを生食する際は自己責任でお願いします。

個人的には気になりませんが、サバもカタボシイワシも若干生臭さがあります。

生魚が苦手な方などは、味噌を混ぜて一緒に叩いてナメロウ風、擂った生姜を一緒に叩いたり、アクセントを付けると臭みが気にならなくなります。

また、今現在北条湾で釣れるカタボシイワシは産卵期の個体で、サイズが成魚サイズで30cmくらいあります。

このサイズですと、元々小骨が多い上に骨もしっかりとしていて堅いので、普通にお刺身にする場合は骨切りをしっかりとし、そうでない場合は個人的にはタタキにするのが無難かと思います。

堅い骨が多いことを除けば、身は非常に美味しい魚です。

焼き魚、煮付けなどにも良く合う魚です。

今回は大人三人前くらいタタキが出来てしまったので、まずは酢飯に盛ってタタキ丼を作りました。

サバとカタボシイワシのタタキ丼


手前味噌で恐縮ですが、激ウマです。

カタボシイワシは確かに堅い骨が多いのですが、あまりミンチ状になるまで叩かなくても、写真の感じで身の形が残るくらいでも骨は気になりません。

そして、こちらは普通にサバとカタボシイワシのタタキです。

サバとカタボシイワシのタタキ


これをつみれのように丸めてつみれ鍋や、それを揚げたり、平たく伸ばしてハンバーグなどいろんな料理で美味しく頂けます。

カタボシイワシが釣れたら、是非やってみて下さい。

久しぶりの北条湾定食はこちらです。

2020年7月19日 北条湾定食


刺身尽くしの定食となりました。

サバとカタボシイワシのタタキは、家内がどんぶりで丼にして一杯、私が二杯食べても少し余りました。

梅雨明け後、雨が落ち着けば、あれこれ考えながら北条湾でサビキ釣りをしなくても、普通に釣れるようになると思います。

雨が続く間は、お使いになるサビキ仕掛けや海の状況で当たり外れが大きくなると思います。

近々での釣行記事を参考にして頂ければと思います。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

弾丸釣行とまではいかなくとも、釣り自体は正味40分ほど、準備や片付けを入れてちょうど1時間程度の釣行となりました。

比較的、最初から最後まで魚が釣れている画が多いと思います。

宜しければご覧下さい。

次回は7/23(木)から4連休です。

何れの日も潮回りは中潮と悪くありません。

個人的には、どこかのタイミングで2回くらい釣りに行ければと思っています。

連休までには梅雨明けして欲しいと切に願っています。

カタボシイワシは産卵が終わると一斉に北条湾から出て行き、パタリと釣れなくなります。

もしかすると、連休までいないかもしれません。

近々で釣行予定の方は是非狙って釣って食べてみて下さい。

また、ご報告させて頂きます。

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】潮が動かない長潮なのに…入れ食い??(2020年7月15日)

こんにちは。

幸いなことに、給料などに影響は無いのですが、コロナの影響で仕事が急にヒマになることがあり、前日に翌日(釣行日)はお休み(厳密には自宅待機)で良いと言われました。

土日祝祭日休みの私としては、中々ない平日のお休み。

上司からお休みの指示が出た瞬間に、翌日の天気予報を速攻でチェックします。

家内は当然仕事なので、忙しないボッチ釣行となりますが、天気を調べると終日曇りの予報。

更にいろいろ調べると、湿度は高く週末まで大雨の警戒は必要とのことですが、この日は何とか雨は降らないで持ち堪えてくれそうでした。



しかし、潮回りが最悪。

何ともピンポイントで長潮。

長潮はほとんど潮汐に変化が無く、青魚に限らず海釣りでは魚の活性が非常に上がりにくい潮回りです。

オマケに3日前の釣行では、北条湾では珍しく非常に濁りが強く、もう濁りというより泥水に近い状態で、食いも非常に渋かったです。



二週間近く前線が同じような場所に停滞し、ほぼ毎日どこかの時間帯で雨が降っているような状況で、この日の北条湾の状況も劇的に改善していることは有り得ず、海の中の状況的には最悪の状況が容易に想像出来ました。

そこにきて、潮回りが長潮…

潮回りが長潮だと分かった時は、一瞬「こりゃ、ダメだね…折角休みになったけど無駄足になる可能性が高いから止めるか…」と思いました。

しかし、いろいろ考えていると、前回の釣行での反省点は帰りの道中に改善策を考え、帰る途中にある釣具店で早速道具を調達し、対策をしました。

翌々考えると、魚VS私…で、私が不利な時に北条湾釣りに行き、結果が出せれば完璧に私の勝ち。

そうだよね…これは逆にチャレンジした方が面白いよね…

風が無いだけで十分釣りはし易いです。

リベンジへの燻っていた火種がだんだん大きな炎となり、急にテンションが上がり始めます。

海が濁っていた時の対策と、濁りが無い場合の対策などを考え、改めて天気予報を確認し床に就きます。

いつもと同じ午前1時起床で、平日の深夜、ほとんど車が走っていない横浜横須賀道路をカッ飛び一路北条湾を目指します。

北条湾周辺まで来ると、北条湾や花暮岸壁の辺りが暗い気が…

なに??

また街灯消えてんの??



しかし、この日は完全に海はベタ凪。

北条湾の海面に、対岸の道路の街灯が反射し、まるで沼のような北条湾がそこにありました。

一応、様子見で北条湾周辺を一周しますが、この日は到着時には誰も釣り人はおらず私のみ。

いや~良いね…これだよ、これ、一人が一番良いね、平日の釣り最高!

なんだか、もう釣れなくても良いかな…と思ってしまうくらい、風も無く静かな北条湾に一人きり…という解放感に浸ります。

沼のような北条湾の海面に、逆に街灯が消えているせいで、キレイに対岸の街灯が反射し、海面の様子が普段よりハッキリ見えます。

しかし、さすが長潮。

青魚の群れの波紋などは一切出来ず、大型魚が居る気配も全く感じません。

釣り人が私一人ということもあり、余計に静かに感じます。

この日はボッチ釣行だったので、いつものように釣りから始めてライブ配信などの準備をすると、万が一第一投目から入れ食いなどになった場合、Twitterを弄るヒマが無くなるので最初にライブ配信を開始。

そして、淡々と釣りの準備をしていきます。

竿やエサの準備も整い、「釣りを開始します…」のツイートをしようと、写真などを撮っていると、案の定第一投目からムツがヒットします。



続いてサバがヒットします。



この後、しばらくムツサバだけが釣れ続けます。

入れ食いとまではいかないものの、一定間隔でコンスタントに釣れ続ける感じです。

ボッチで竿2本ですと、少々キツイ感じでした。

正味1時間程度釣りをしていましたが、1本の竿に魚が掛かり針から外している間に、もう1本の竿にも魚が掛かってしまう…というような感じです。

そして、薄暗いマヅメ時に入った辺りでアジがきます。



この時点で、サバムツは同じような間隔で釣れ続けています。

アジに続いて、今度はウルメイワシがきます。



この日の日の出の時刻は4:38だったので、実は帰り支度を始めたかったのですが、空針の竿を海中に入れておいても魚が掛かってしまうので、その対応をしていてどんどん帰りが遅れていきます。

薄暗い中、竿を地上に上げておくと足で引っ掛けたりして思わぬ怪我や、下手をすると竿を折ってしまうので、私はなるべくもう釣りはしない…と決めていても海中にサビキ仕掛けを垂らしておくのですが…

今日はもう海中にサビキ仕掛けは入れん!と心に誓わせるヤツがヒットします。



お前の相手までしていると、どんどん通勤時間に近付き車が多くなるから、もう片付けに専念する…ということで片付けに専念し、この日はここで納竿としました。

この時点で、入れ食いに近い状態はまだ続いており、釣ろうと思えばまだまだ釣れました…が、これは銀色のサビキ仕掛けを使った場合のお話です。

ここまでの話の内容や、流れからいって、この日は青魚の活性が高かった…という風に思われると思いますが、この日は実は活性は然程高くなかったんです。

ここからは、北条湾に限ったお話…ということにさせて頂きますが、この日のポイントは長潮と銀色の針です。

長潮の時は、冒頭にお話ししましたように、潮はほとんど動きません。

青魚は魚の中でも特に潮の動きに敏感です。

これは、小魚でも大型魚でも同じです。

青魚は大潮や中潮など、潮の動きが活発で、潮汐も大きい潮回りの時は、泳ぐスピードも速くアミコマセなどの臭いにも敏感に反応し、サビキ仕掛けに突っ込んで来るような状態で針に掛かります。

口を大きく開けた状態で泳ぎ(プランクトンを主に食べているため)、まさにエサをたくさん食べようという意思が青魚自身にある状態です。

一方、長潮や小潮、若潮(若潮は若干違いますが、次の機会に詳しくご説明します)などの、潮の動きも鈍く、潮汐に変化もない時は、F1で例えるならば、まだレースは始まっていない状況で、フォーメーションラップをしているような状況です。

泳ぐ速度もゆっくりで、アミコマセなどの臭いにもあまり反応せず、ただゆっくり回遊している状態です。

本ブログでも何度かお話ししておりますが、イワシやサバなどの青魚は常に泳いでいる魚です。

当然、眠る時も泳いでいます。

今はお腹減ってないから家で寝とくわ…ということは出来ず、どんな状況でも常に泳いでいます。

青魚は今の時期ですと、フィッシュイーターの大型魚がたくさん北条湾内に入って来るなど、余程の理由がない限りは、まず北条湾内から出ることはありません。

活性が低くても、北条湾内を一定の周期がグルグル回遊しています。

この日で言いますと、この日はサバ、イワシ共に釣れる層が普段より一ヒロ(大人が両手を広げた長さ)ほど深かったです。

逆にムツは表層スレスレで釣れました。

これは、ここ二週間ほど雨の日が多く、濁りこそこの日は引いていましたが、まだ北条湾内の塩分濃度が不安定なんだと思います。

真水は塩水より軽いので、塩分濃度が低い水は表層付近に集まります。

青魚は汽水域など、塩分濃度が低い海域を嫌うので、当然深めの層を泳ぎます。

ムツが汽水域を得意にしているかは、現時点では分かっておりませんが、ムツは雨の日や降雨後に良く釣れ、釣れる時はタナが浅いことが多いです。

ムツは、青魚ほどの大きな群れは作らず、比較的同じサイズの魚同士で小さな群れを作って生活しています。

青魚のように常に泳いで回遊することもありません。

排水口の近くなどに集まっていることが多く、この日ムツが数釣れたのは、たまたま私がムツの群れがいる場所に釣り座を構えたからだと思います。

後ほど貼る、ライブ配信の動画をご覧頂くとお分かり頂けると思いますが、この日は私は2本の竿を使ってサビキ釣りをしていました。

向かって左側の竿にはこちらのサビキ仕掛けを使いました。

白いスキンのサビキ仕掛け


一方、向かって右側の竿にはこちらのサビキ仕掛けを使いました。

青魚に有効なサビキ仕掛け


フグが釣れたのは向かって左側の竿です。

フグはしっかりエサを見極めて食べる魚です。

そして、ムツを含めて大半の魚が向かって右側の竿で釣れました。

ムツは足元にたまたま群れが居た…

青魚は常に回遊している魚…

活性は低くコマセにもあまり反応しない…

では、なぜ入れ食いに近い状態になったのか…

一つ言えるのは、それだけ魚影が濃く魚自体は北条湾内にたくさん居たということが言えると思います。

そして、一番重要なのは、魚が元々持つ習性と反射を利用したという点です。

右側の竿に使っていたサビキ仕掛けは、無駄な物がほとんどついておらず、針は銀色のみのサビキ仕掛けです。

以前から本ブログでもお話しさせて頂いておりますように、北条湾の青魚は銀色や銀色の針などが反射する白色の反射光に反応します。

そもそも、青魚は光りに反応する習性があります。

反応する光りの色は、釣り場や海域ごとに異なります。

恐らく、その反応する色の違いは、青魚達が生活する海域にいる、エサとなるプランクトンやアミ類などの色の違いや、海底や海藻など、生活環境の違いと関係していると思われます。

北条湾の街灯が消灯している状況でも、深海のように光りが全く届かないような状況でない限り、青魚達がサビキ仕掛けの近くを通れば弱い反射光が青魚の目に入ります。

青魚のみならず、一部の特殊な進化を遂げた種でなければ、概ね魚は視覚より嗅覚や超音波を頼りにエサを探したり距離を測ったりします。

余談ですが、イワシなどは大量の群れが一斉にターンする際なども、魚同士がぶつかったりしません。

これは、潜水艦などにあるソナーのような器官が体側にあり、そこから発せられる超音波で常に距離を測っているからだと言われています。

この日は、釣りを開始します…のツイート内の、海水温を計っている写真にもありますように、海に濁りはほとんどありませんでした。

仮に青魚が嗅覚や超音波より、視覚を一番優先する生き物ならば、この日のように海が澄んでいて、活性も低い状況ではサビキ仕掛けの針も見抜かれまず釣れません。

しかし、この日は右側の竿の銀色の針のサビキ仕掛けのみに食ってきました。

これは、このサビキ仕掛けの傍を青魚が通過する際に、一定の距離内から発せられる反射光に反応してしまう習性の、反射的な行動で思わず針を咥えてしまうから釣れました。

北条湾では、長潮の時の特徴的な釣れ方なんです。

ちなみにムツも原理は同じです。

ムツの場合、光に反応する習性というより、元々深海に住む魚なので、魚体の割りに目が大きく、非常に弱い光を捉えることに長けています。

また、深海魚に多いのが、自分より上にある光をエサだと思う習性があります。

こういうことから、街灯が消えており、長潮で潮の動きも鈍く、活性が低い状況でも釣れたということです。

エサ釣り…というより、ルアーに近い釣り方だと思います。

小潮で食いが渋い時などにも有効で、普段お使いのサビキ仕掛けに全く反応が無い時など、銀色のみの針のサビキ仕掛けを試してみて下さい。

釣りは自然相手のことですので、気象の状況や海の中の状況、寄っている魚など様々な状況を勘案すると全く同じ状況下での釣りは二度とありません。

毎回、何かが微妙に違います。

その小さな違いを探し出し、あれこれ考え釣果に結び付け、結果を出すプロセスも釣りの楽しみの一つだと、私は思っています。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2020年7月15日 北条湾釣行 釣果


ムツはだいぶサイズが大きいものも釣れました。

先日、家内がスーパーに買い物に行った際に、この日釣れたムツの最大サイズと同じくらいのムツが10尾1パックで500円くらいで売られていたそうです。

値段はともかくとして、一昔前ではムツの稚魚は市場にはあまり出回りませんでしたが、美味しい魚ですからね、近海物の青魚か何かを獲る網に入ったのかもしれませんが、無駄なく市場に流通させ皆様に食べて欲しい魚です。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2020年7月15日 北条湾釣行 釣れた魚種


上から、マサバ、ムツ、ゴマサバ、ウルメイワシアジマアジ)です。

前回の釣行でカマスの釣果が確認出来ました。

魚種も豊富になりつつあり、本格的なサビキ釣りのシーズンに入ってきたな…と実感しています。

そして、こちらはこの日釣れたサバの最大サイズと最小サイズです。

2020年7月15日 北条湾釣行 サバのサイズの違い


小さいサイズは今年産まれた1年目の個体だと思います。

今まで釣れていた群れと違う群れが北条湾に集まり出したかもしれません。

この日の我が家の兄妹猫の朝食は、この新しい群れと思われるサバっ子を焼いてほぐし身にしてあげました。

焼きサバ


このサイズですと、サバはイワシより頭も骨も堅いので、調理に手間が掛かるだけで丸ごと唐揚げやフライに出来ないので、全て兄妹猫に焼いてあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたての焼きサバのほぐし身


普段のご飯より2割増しくらいになってしまいましたが、残さずペロリとたいらげました。



普段、妹猫は食べるのも遅く、マイペースで猫缶ですと必ず少し残すのですが、釣って来た焼き魚のほぐし身は器に付いた細かい身も舐め取りキレイに食べてくれます。

釣って来た甲斐があります。

人間用はと言いますと、サイズも数も微妙だったアジウルメイワシは、この日家内は仕事だったので、家内の朝食用に簡単に握り寿司を作りました。

ウルメイワシとアジの握り寿司


もう少しサイズアップしてくれると、だいぶ寿司らしくなるんですがね…w

サバは25cmほどのサバ2匹を漬けにし、それに擂った山芋を掛けて、サバの漬けの山掛けにしました。

サバの漬け


サバを三枚に卸し、一口大に切り、軽く醤油に浸します。※

※売っているマグロの赤身などと違い、捌いた身に厚みが無い場合はあまり長い時間浸すとしょっぱくなってしまうのでご注意下さい。

擂った山芋


山芋を擂り下ろし、サバの漬けと一緒に盛り付け完成です。

サバの漬けの山掛け


サバが釣れると、度々サバの刺身をご紹介しておいて恐縮なんですが、サバを生食する場合は自己責任でお願いします。

今まで食中りやアニサキスなどの寄生虫は見たことがありませんが、念のためご注意下さい。

サバはイワシに比べると、血抜きをしても若干ですがやはり生臭いです。

本ブログで良くご紹介させて頂いております、摺りゴマと和えたり、今回のように漬けにすると、魚の生臭さが苦手な方でも大丈夫だと思います。

最後は、ムツの炊き込みご飯です。

鱗を剥いだムツ


まず、ムツの鱗を剥ぎ、腸を取り除きます。

ムツの鱗は小さく細かいので丁寧に剥いで下さい。

ムツの炊き込みご飯


研いだお米の上にムツを並べます。

ムツの炊き込みご飯


炊き上がりがこちらです。

ムツはアジなどと同じように、非常に美味しい出汁が出ます。

身も柔らかく、それでいて煮崩れしにくく、このサイズでも結構脂があります。

元々、深海に住む魚なので、脂を溜め込む性質なのかもしれません。

ムツの炊き込みご飯


炊き上がったらムツの身をほぐし、炊けたお米と混ぜ合わせて、お茶碗に盛り付ければ完成です。

身に味もしっかりとあり、炊き上がったばかりより、半日から1日ほど時間を置いた方が個人的には美味しく感じます。

個人的には、これをおにぎりにするのが大好きです。

ムツはそろそろ釣れなくなる時期です。

ムツが釣れた際は是非お試し下さい。

釣りとは直接関係ありませんが、たまたまPCのブラウザでTwitterを開いていた時に、兄妹猫がご飯を食べている投稿の場面にしておいたら、妹猫が釘付けになってガン見していました。



私の椅子に座り、20分くらい飽きずにずっと見つめていました。

お兄ちゃん猫の横に居る猫は誰?

とでも思っていたんでしょうか。w

自分の姿は恐らく見たことがないので。w

そして、こちらはこの日のライブ配信動画です。

北条湾の街灯も消えており、暗くて見にくい上に、ボッチ釣行でスマホを弄る時間も無かったことから、撮影角度がズレており少々見にくいですが、マヅメ時に入れ食いに近い状態でボッチのオッサンが一人駆けずり回っている姿がご覧頂けると思います。

宜しければご覧下さい。



今週末は、土曜日が中潮、日曜日が大潮です。

週明けには梅雨明けになる…ということですが、週末まではまだ大雨への警戒が必要です。

何とか釣りに行けることを祈っております。

まだ、ムツの釣果も確認出来ていることから、一番魚種が豊富に釣れる時期かと思います。

気象条件が悪い日が続き、思うように活餌で大型魚を狙うこと自体出来ていませんが、今年は活餌での釣りも積極的にやりたいと思っています。

今週末も、頑張って北条湾へサビキ釣りに行きたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
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北条湾ではこんなのも釣れます
GIF画像のリンク先は釣果があった時の動画(ブログ記事)です。各釣行の詳細は動画内のリンクよりご覧下さい。
サビキ釣りを楽しもう!(猫とウサギと釣りのブログ)

サビキ釣りでワカシ(ブリの幼魚)

サビキ釣りでアカネキントキ(稚魚)

サビキ釣りでボラ(トド)

サビキ釣りでチカメキントキ(稚魚)

チョイ投げでタイワンガザミ

サビキ釣りでギンガメアジ(メッキ)

チョイ投げでヘダイ(シロチヌ)

チョイ投げでイイダコ

サビキ釣りで釣った小魚をエサにイナダ(ブリの幼魚)

サンマの切り身をエサにウキ釣りでカマス(アカカマス)

サビキ釣りで釣った小魚をエサにマゴチ

チョイ投げでマハゼ(落ちハゼ)

サビキ釣りでメバル

サビキ釣りでオオモンハタ(幼魚)

サビキ釣りでイサキ(稚魚)

サビキ釣りでカタボシイワシ

サビキ釣りでメジナ(グレ・幼魚)

サビキ釣りでムツ

サビキ釣りでセイゴ(スズキの幼魚)

サビキ釣りでウミタナゴ

チョイ投げでマダイ(幼魚)

サビキ釣りで釣った魚を活餌にヒラスズキ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にカンパチ

サビキ釣りでコノシロ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にクロアナゴ

サビキ釣りでミナミハタンポ

サビキ釣りでメアジ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にショゴ(カンパチの幼魚)

【番外編】サビキ釣りで釣った魚をエサにアカエイ 北条湾では死にエサや活餌でも活餌が弱ってくるとエイの格好の餌食になります。

青魚(アジ・サバ・イワシ)、毒魚、頻繁に釣れる外道扱いの魚種は掲載しておりません。
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