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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  釣堀  海上  生け簀  J'sフィッシング  

【城ヶ島】J'sフィッシングに行ってみます

こんにちは。

掲題の通り、明日(2./28)に「J'sフィッシング」に行ってみます。





以前から気になってはいたのですが、正直申し上げて一見すると料金が高いこと、や実際に釣堀周辺でイワシとはいえ、青魚がたくさん釣れることから二の足を踏んでいました。

今回、娘夫婦と釣りの話になり、コロナとは関係ありませんが、釣りに行ってみたいということで決めました。

タイミング的に、今の北条湾は厳しい冬の釣行がほとんどで、素人が行って簡単に誰でも入れ食い!は難しいということもあり、釣堀という選択となりました。

ただ、逆に言いますと、私は釣堀自体はそれほど行った経験もないので※、実際に釣堀釣りをしてみてのレポートをいろんな角度から分析させて頂きたいと思います。

※40年近く釣りをしていて10回くらいです。

可能な限り、Twitterにてリアルタイムに情報を発信させて頂きますので、宜しければご覧下さい。

午前の部で予約を取りましたので、釣行時間は午前9時~午前11までです。

ちなみに、私は釣りはせず、裏方に徹します。

家内+娘夫婦の釣りにご期待下さい。

【城ヶ島】海上生け簀釣り堀「J'sフィッシング」に行ってみました(2021年2月28日)

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トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  カタクチイワシ  シコイワシ  唐揚げ丼  南蛮漬け  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】北条湾でワカサギ釣り?いいえカタクチイワシです(2021年2月23日)

こんにちは。

本題に入る前に、今週はこんなネット記事を見付けました。



一見、釣りとは関係ないように思いますが、北条湾へ向かう際に避けられないのが横浜横須賀道路と三浦縦貫道かと思います。

そして、お住まいの地域によっては更に避けられないのが首都高かと思います。

この首都高の料金体系がまた変わるかもしれません。

現在は通行料金に上限の設定があり、入口と出口が同じであれば、そこまではどのルートを通っても同一料金です。

現在の料金体系になる以前は、距離制(走った距離で料金が決まる)だった上に、料金の上限の設定が無いため、とにかく首都高を走れば走るほどアホらしい金額になっていました。

ちなみに現在の料金体系になったのは約5年前です。

記事を読みますと、一言で言えば以前の料金体系に近いものになると思われます。

都内(湾岸エリア)、千葉、茨城、埼玉方面から北条湾へ向かう場合、湾岸線でそのまま釜利谷JCTまで行かれると思います。

多少距離は走るとしても、これが一番走り易い上に道も混みません。

しかし、お住まいの場所如何によっては、新しい料金体系になると、通行料の基準が走行距離になりますので、湾岸線経由ですと距離を走ってしまい結果として通行料金が跳ね上がってしまうかもしれません。

ご自宅から横浜横須賀道路までの通行ルートが、可能な限り直線になるように通行ルートを考えないと、一番安い料金で首都高を通ることが出来ません。

湾岸線は千葉から東京、神奈川と湾岸エリアに沿うように道路が作られているので、走ってもあまり実感はないかもしれませんが、かなり大回りで距離を走ってしまいます。

場合によっては都心環状線から横羽線経由で狩場に出て、六ッ川から横浜横須賀道路に入るようなルートの方が距離は走らないで済むかもしれません。

最終的には横浜横須賀道路にどこから入るかで、衣笠ICまで行く横浜横須賀道路の料金も変わりますので、釣行1回での全体的な高速道路の通行料金がどうなるかは現時点では分かりませんが、何れにせよこのコロナ禍でただでさえ暗い話題が多くなりがちな時に、高速料金まで値上げになるのかもしれない…と思うと溜息さえ出ます。

庶民のささやかな趣味なのに…宝くじでも当たんねぇかな…と思いながらこの記事を書いています。

これはNEXCOのサービスなんですが、「ETCマイレージサービス」というものがあります。

NEXCOのサービスなので、首都高は対象外ですが第三京浜、横浜新道などNEXCOの管轄の高速道路であれば全て対象となります。

通行料金によって、一定の率のポイントが還元され、そのポイントが貯まると、ポイント分を通行料金から自動的に差し引いてくれます。

当然、横浜横須賀道路は対象です。

ちなみに、三浦縦貫道は神奈川県道路公社、首都高は首都高速道路(株)の管轄ですので、上記のサービスには含まれません。

私は登録しサービスを利用していますが、数ヶ月に1回ポイントが自動で還元され、1ヶ月分くらいの高速代がほぼ無料になる感じです。

登録も無料で、年会費も掛かりません。

管理画面からポイント還元の明細や通行履歴なども見ることが出来ます。

三崎や横須賀、湘南エリアなどに、車で釣りに行かれる方は登録してみては如何でしょうか。

前振りがお金の話な上に、長々と恐縮ですが、この日の釣りに話に入ります。

前回釣行予定だった2/21(日)は、潮回りが長潮で風が6m以上の強風が終日続くような予報だったことから、釣りに行くのは断念しました。

長潮は魚の活性が上がり易い潮回りから数えて、大潮⇒中潮⇒小潮⇒長潮⇒若潮と小潮の末端で、5種類ある潮回りの中で一番潮が動かない潮回りです。

当日の潮見表がこちらです。

2021年2月21日 潮見表


潮汐の変化もほとんどなく、潮見表を見るだけで釣れなさそうな感じです。

あぁぁぁ…釣れなさそうだね…と思ったそこのアナタ!

今度はこちらをご覧下さい。

2021年2月23日 潮見表


これは釣りに行ったこの日の潮見表です。

パッと潮見表だけをご覧頂くと、然程大きな変化が無いように見えます。

中潮のこの日の潮見表は、一気に潮汐の変化も大きくなり、グラフを見ただけで如何にも「釣れる!」という印象は持たないと思います。

当然のことで、潮の動きは自然現象の一つなので、地球、月、太陽の影響を受けて起こっています。

釣りを断念した2/21から、釣りにいったこの日は2日目ですので、地球、月、太陽の位置が大きく変わっていないことから、グラフにしても大きな変化は見られません。

しかし、釣りに行った中潮のこの日の方が釣れる確率は各段に上がります。

たった2日しか経っていないのになぜそんなに変化があるのか…

これは地球と月と太陽のそれぞれの位置に関係があります。

突然ですが、今我に返り、この辺のお話しは散々してきた上に、このままだと、またこの話に没頭し、エライ長い話になってしまいますので、この手のお話に興味がおありでしたら、ブログ内検索等で「月齢」や「地球 月 太陽」などで記事を検索してみて下さい。

すみません。

要点だけまとめますと、長潮のタイミングは地球、月、太陽の影響を一番受けにくくなるタイミングで、各々の星の引力も受けにくくなるので潮(海水)が一番動きません。

そして、その長潮の時期が過ぎると、再び各々の星の引力の影響を受け始めるので、徐々に潮汐の差が大きくなっていきます。

潮回りの種類の大潮から始まる各潮周りは、潮汐の大きさ(潮の満ち引き差・潮位の差)を表しているものではなく、地球と月と太陽の位置を表しているものだということを覚えておいて下さい。

潮見表などで、潮汐の大きさをグラフで表すと、非常に満潮時と干潮時の潮位に差がある日と、この日のように潮位に差が無い日があります。

当然、この潮位に差がある方が、地球、月、太陽の引力の影響を大きく受けていることになりますので、魚の活性が上がり易くなることは事実ですが、必ずしも潮位の差がなければ釣れない…というわけではありません。

一番大事なのは、ご自身が釣りに行かれる日の潮周りは必ず確認し、その中で小潮、長潮は魚の活性が上がりにくく、北条湾に於いては狙うタイミングは潮止まりを基準に前後2時間と、マヅメ時を狙うということを覚えておいて下さい。

どんどん突き詰めますと、活性が上がりにくい時の釣り方や、使う仕掛けの色、もっと言ってしまうと、月齢が新月寄りなのか満月寄りなのかで釣り方や、釣りをするタイミングも変わってきます。

たかがサビキ釣り、されどサビキ釣りで、これは北条湾という釣り場だから経験出来たことなのかもしれませんが、突き詰めると奥が深く、1回の釣行記事ではとても書き切れないくらい、その時々のコツやポイントがあります。

今回お話しさせて頂いたことは、たまたま長潮の日から2日目に釣りに行ったので、潮見表上のグラフを一見しただけでは長潮と中潮の違いが分かりにくいからこそ、少しお話しさせて頂きました。

今後も…というか、以前からそういうつもりで書いておりましたが、大事な事柄や事象などをお伝えし易い状況が発生しましたら、余談、雑学的に釣行記事にこういったお話しも織り交ぜてお話しさせて頂きますので、宜しければ毎回お読み頂ければと思います。

度重なる長い前振り…すみません…

いつになったら、この日の釣りの話をするのか…と、お叱りの声が聞こえてきそうですが、文才が無いもので、その時々で思い付いたことを書いており、自分の興味がある辺りの話をしてしまうと、だんだん鼻息が荒くなり読み手のことなど忘れ、ひたすら書き続けてしまうもので…AIの何がしかに監視していてもらい、「お前…話長ぇよ…」とか「話、ズレてんぞ…」とツッコミを入れて欲しいくらいです。

改めてこの日の釣りの話に入ります。

この日は前回の釣行予定だった2/21(日)と同様に、風が強い予報が出ており、些か釣りに行くか迷いましたが、この日に釣りに行かないと、また2週間程度次に釣りに行くまでの期間が空いてしまうので、万が一釣りをするのが困難なほどの強風の場合は、様子だけ見て帰る覚悟で釣りに行きました。

ちなみにこちらがこの日の予報です。

2021年2月23日 天気予報


いつも釣りに行っている未明の時間帯は、ものの見事に風速7mです。

これは2/21(日)から小まめにチェックしていましたが、なぜかこの時間帯の風速だけ変わりませんでした。

また、釣りに行くなってか…

まるで、意地悪をされているかのように変わりませんでした。

未明の午前3時の気温の予報は15度…えっ!?今2月だよね…とツッコミたくなるくらい暖かい予報でした。

しかし、やはり風速7mは避けられるならば、釣りは避けた方が良い風速です。

私には珍しく午前4時頃から釣りを始め、マヅメ時まで狙う感じで自宅を出発します。

自宅付近は然程風の強さは感じませんでしたが、横浜横須賀道路にのるとバンバン車が風で煽られます。

マジか…風強ぇな…

北条湾に近付くにつれ更に風の強さが増す感じで、こりゃ…釣りは出来ないかな…などと思いながら北条湾を目指します。

北条湾に到着すると、さざ波は完全に通り越し、海面に強風が吹き付けかなり荒れています。

魚の活性云々の前に、置き竿で釣りをするのが難しいくらいで、下手をすれば竿受けに竿は置けず、終始持ち竿で釣りをしなければなりません。

北条湾岸壁には、思ったほど釣り人はおらず、釣り座にも余裕がある感じでした。

北条湾岸壁周辺を様子見し、その足で花暮岸壁、城ケ島内の冷凍倉庫前の様子を見に行きました。

花暮岸壁は前回同様に、大型の漁船が船道側(城ケ島と本土の間)に停泊しており、北条湾側の釣り船が接岸する場所しか空いておらず、釣りをする場所自体が限られる感じでした。

釣りをしている人はいましたが、様子見に行った時点では2組ほどしかいませんでした。

花暮岸壁のトイレに寄ったのですが、以前の緊急事態宣言が出された時にも、緊急事態宣言発令中はトイレは封鎖されていた記憶がありますが、緊急事態宣言解除後に再び使用出来るようになっていたような気がしたのですが、この日も花暮岸壁のトイレは封鎖されていました。

北条湾、花暮岸壁と、然程釣り人はおらず「強風だし、祭日だからな…」などと思いながら、城ケ島内の冷凍倉庫前に行くと…





夜間で岸壁にいる釣り人そのものは動画で確認しにくいと思いますので、駐車車両でご想像頂きたいですが、釣りが出来そうな空いているスペースというスペースにかなりの数の釣り人がいました。

中には、暗がりの未明にお子様連れでいらしていた方もいらっしゃいましたが、7m近い強風の中、街灯はあるとはいえ、暗がりの中での釣りはリスクが大きいと私は思います。

7mの風の中では、大人でも竿を扱うのが大変です。

また、魚が釣れた際なども、お子様はテンションが上がると思い掛けない行動もします。

強風の中、且つ未明や夜間帯でのお子様連れの釣行はお勧め致しません。

こんな偉そうなことを言っていますが、私は小学生の頃、同じような状況で夜間に釣りをしていた際に、仕掛けを投げ入れようとしていた人の針が思い切り指に突き刺さりました。

今でもその傷は残っています。

その時は一人で釣りに行っていたのですが、少し肌寒くフードを頭からスッポリ被り、風も強かったことから回りの音が掻き消されて人の気配なども消えていました。

死角な上に音でも気付けなかったので、私は仕掛けを投げ入れようとしていた人の後ろに回り込んでしまいました。

仕掛けを投げようとしていた方も、同じ状況だったと思います。

強風の際は、実はこの音が掻き消されてしまうことも非常に危険で、様々な気配も感じ取ることが出来なくなってしまいます。

本当に、雨より風の方が危険です。

安全第一でご釣行下さい。

様子見も終了し北条湾岸壁に戻ります。

止まない風に、取り敢えず車から降りて釣りをするかしばし考えました。

車外で一服しながら考えていると、一瞬風がピタリと止まるタイミングがあることに気付きます。

ん??

これは…風が弱まるか…?

風が吹き続ける状況でなく、風が吹く時は強くても、突然風が止むことが繰り返される場合は、低気圧などの縁(へり)が差し掛かっていたり、等圧線と等圧線の間隔が狭いところから広いところへ移るタイミングなどで、その後に風が弱まったり雨が止んだりすることがあります。

これに気付いて、風が弱くなってくれることに期待をし、釣りをすることに決めました。

しかし、釣りの準備をしている段階ではまだまだ風は強く、若干もたつきながら釣りの準備を進めます。



気温17度…そもそもこの気温がおかしいですよね…2月ですからね…w

海水温は前回より1度上がって15度。

もう少し風も弱く、腰を据えて釣りを出来る状況なら、アジ狙いでいろいろ試したかったのですが、そんな悠長なことは言ってられませんでした。

完全に海面は荒れ、海の中の様子は全く分かりません。

釣れても釣れなくても6時で釣りは止める…風が強いからすまんが持ち竿でやってくれ…活性が上がっていれば…うんたらかんたら…と家内に説明していると…

おぉぉぉぉぉお!

今日も元気にワカサギからスタートね!

という、本当にワカサギかと思うようなカタクチイワシがヒットします。

とういうか第一投目です。

釣れないよりマシですが、少しここでテンションが下がります。



私の下がったテンションとは裏腹に、そのワカサギ…ではなく、カタクチイワシの活性は非常に高い状態でした。

入れ食いだよ…語りは良いから早く釣りをしろ…と、家内に急かされます。

他の竿の準備をしている中、家内は順調にカタクチイワシを釣り続けます。

アジやチョイ投げの道具やエサも準備して釣りに行きましたが、この日は風も強く出来るだけ早く帰りたかったので、カタクチイワシだけをひたすら釣ることにします。

ワカサギのようなカタクチイワシを1匹1匹釣って針から外す…面倒臭い上にかなりアホらしいです。

1回でなるべくたくさん釣るように、アタリがあり針掛かりしてもしばらく放置します。

すると、だんだん引きに重みを感じるようになります。

1匹だけ針掛かりしていると、プルプルのように軽い感じの感触ですが、2匹、3匹と針掛かりするとブルブルのように少し重い感じの感触になります。

頃合いを見て竿を上げると、サビキ仕掛けの針全てに…は、中々難しくても3匹、4匹は釣れます。



カタクチイワシは身体の割りに口が大きく、人間で言う唇の部分に硬い骨格があります。

他の青魚やイワシ類にも、もちろん口に硬い骨格はあるのですが、体格と口の骨格の比率が他の青魚やイワシ類はカタクチイワシよりも低く、口の骨格の硬さが魚自体の体重に負けてしまいすぐに折れてしまいます。

こういうことから、カタクチイワシ以外の青魚やイワシをあまり長い間針掛かりさせた状態で水中に放置すると、何れ口の骨格が折れ、針が外れてしまいバラします。

しかし、カタクチイワシはこの比率が大きく、つまり口がアホみたいにデカいので一度口に針掛かりするとまず外れることはありません。

口以外に針が掛かった場合はバレることもありますが、カタクチイワシの活性が高い場合は、アタリがあってもすぐに竿を上げずしばらく待つと、他の針にもカタクチイワシが掛かり効率良く釣ることが出来ます。

カタクチイワシであっても一応イワシで美味しい魚ですし、当然ボウズよりはマシなので二人で黙々とカタクチイワシを釣り続け、この日は40分ほど釣りをして納竿としました。

そして、この日の釣果はこんな感じです。

2021年2月23日 北条湾釣行 釣果(カタクチイワシ・シコイワシ)


カタクチイワシ以外が釣りたいな…とも思いますが、北条湾の冬の釣れないサビキ釣りの中で、ボウズじゃないだけマシかもしれません。

ちなみに釣果は全てカタクチイワシ(シコイワシ)です。

この日は終始カタクチイワシの活性が高く、ほぼ入れ食い状態のまま釣りを終了しました。

お蔭で、この日の我が家の兄妹猫の朝食は、2週間ぶりに釣りたてのカタクチイワシを焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのカタクチイワシを焼いたもの


良く焼いて頭も千切ってまるごとあげます。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのカタクチイワシを焼いたもの


明け方家内と二人で帰って来て、焼く魚は自分達のご飯だということが分かっているようで、普段人間用に買って来た魚を焼いても騒がないのですが、最近は釣りから帰って来て魚を焼くと焼いているチンチンの熱いグリルを猫パンチをして開けようとします。



美味いからこそ、匂いで我慢出来ないんだと思いますが、困ったもんです。

魚を焼いている時は、全くもって目を離せません。

そして、人間用はと言いますと、何と言ってもワカサギレベルなので料理も限られてしまうのですが、大きめのカタクチイワシは南蛮漬けにしてみました。

南蛮漬けの漬け汁は料理サイトなどを参考にしてみて下さい。

南蛮漬けのレシピ(キッコーマン)

カタクチイワシの南蛮漬け


数も釣れたので何か二品くらい作りたいな…と思ったのですが、先ほども申し上げましたが、如何せん魚のサイズも小さいですしイワシの中でも身が一番少ない魚です。

カタクチイワシは煮干しやいりこになるイワシなんですが、乾燥して出汁の元になるのが良く分かる体格をしています。

頭がデカく、口も大きく、そんなに口がデカいのに何でもっと身を付けないんだ…と文句を言いたくなるような魚です。

ある程度のサイズになると身は無いくせに、頭だけデカく唐揚げにしても少し頭の骨が気になったりします。

そこで試しに南蛮漬けにしてみたのですが、これ…バッチリです!

是非カタクチイワシを釣ったら作ってみて下さい。

下手な唐揚げよりも頭などの骨も気にならず、非常に柔らかくて、唐揚げや天ぷらよりも青魚の風味がし非常に美味しかったです。

10cm以上のサイズがお勧めです。

あまり小さいサイズですと、お酢とサラダ油にカタクチイワシが負けてしまい、風味が無くなってしまいます。

そして、小さいサイズのものは、悩みましたが、無駄なく食べるには唐揚げが良いかな…と唐揚げを作ったのですが、ここのところカタクチイワシの唐揚げが続いているので、今回は「唐揚げ丼」にしてみました。

少しでもカリッとさせるために、少し長めに油で揚げたのですが、油が使い回しの油だったので少々黒くなってしまいましたが、なるべく高めの温度でカリッとさせた方が美味しいです。

魚が小さいので、どう油切りをしてもやはり少し油っぽさが残ってしまいます。

丼物にして一度に食べるとなると、少々しつこいので今回は白米の上にキャベツの千切りを敷き、青じそドレッシングを風味付け程度に少し掛けて、その上にカタクチイワシの唐揚げを載せました。

まず、温かい白米の上にキャベツの千切りを敷きます。

カタクチイワシの唐揚げ丼


キャベツの千切りに風味付け程度に、軽く青じそドレッシングを掛けます。

カタクチイワシの唐揚げ丼


その上にカタクチイワシの唐揚げを並べ、最後に大葉の微塵切りを載せて完成です。

カタクチイワシの唐揚げ丼


市販の唐揚げ粉をカタクチイワシにまぶして揚げてあるので、調味料は何も掛けずにそのまま召し上がって頂いて大丈夫です。

これも中々良い組み合わせでした。

カタクチイワシの唐揚げだけでも、十分ビールのつまみになりますが、これはこれでご飯をモリモリ食べられる感じでした。

宜しければお試し下さい。

そして、こちらはこの日の北条湾定食です。

2021年2月23日 北条湾定食


ここに、アジの刺身なんかあったら最高なんですが…w

文中でもお話し致しましたが、2月の割りに気温が高い日も続き、この先今年の気象の状況がどうなるかにもよりますが、今のところ北条湾の海水温は比較的安定しています。

概ね14度~16度くらいで推移しており、ギリギリアジも狙える範囲かと思います。

まだ、2月ですので冬型の気圧配置などになり、冷たい雨などが長時間降り続けたりし、海水温が一気に下がってしまうとアジどころかカタクチイワシも北条湾から出てしまう可能性もあります。

釣行される際は、釣行予定日のみならず、釣行予定日以前の天気にもご注意下さい。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

私は釣りの準備をしたかと思えば、今度は片付けを始めたり、短時間の弾丸釣行だったので忙しないですが、家内がコンスタントにカタクチイワシを釣っており、入れ食いに近い状況などがお分かり頂けるかと思います。

宜しければご覧下さい。



最後になりますが、この記事の前の記事で、釣行のレポートではないのですが、昨今頻発するイワシの大量死や、アニサキスについて、コロナ禍で急激に増えた釣り人のマナーなどに関して、ネットのニュース記事を引用する形で少しお話しさせて頂いております。

宜しければ、こちらもご一読頂ければと思います。

北条湾でのサビキ釣りについての雑談

次回は土日共に大潮です。

しかも、満月寄りの潮汐の差が激しい、魚の活性が非常に上がり易い潮の状況です。

天候、海水温などにもよりますが、潮回り的な条件として非常に釣りに行くのが楽しみになる状況です。

久しぶりに潮見表を見ているだけで鼻息が荒くなってしまう感じです。

次回も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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北条湾でのサビキ釣りについての雑談

こんにちは。

前週のように短期間で何度も釣りには行かず、この週は約1週間時間が開いたので非常に楽しみにしていたのですが、さすがに釣行を予定していた2/21の状況があまりに悪過ぎて釣行を断念致しました。

前回のブログ記事の文末でも簡単にお話し致しましたが、まずこの日の潮周りは長潮です。

2021年2月21日 潮見表


見るだけで釣れなさそうな雰囲気を潮汐の変化が物語っています。

グラフで見ているので、潮汐に変化があるんだな…と分かりますが、実際に海を見ていたら潮が動いていることを実感するのは難しいと思います。

今までであればこういう潮回りでも諦めずに釣りに行きましたが、この日はこれ以外にブログ記事を書いております時点で、一応緊急事態宣言が発令中であること、もう一つはとにかく風が強いことがありました。

この週は、週末に向けて釣りに行くな…と言わんばかりに風が強くなり、釣行を予定しておりました2/21時点でも風が収まる気配は無かったので釣りを断念することに致しました。

2021年2月21日 三浦方面の天気予報


天気も良く、気温も高いので迷いましたが、前回の釣行記事でもお話し致しましたが、今は北条湾でのサビキ釣り自体が厳しい時期でもありますし、そんな中、この悪条件下で釣りに行っても大きな釣果に結び付けることは難しいと判断致しました。

せめて、この強風だけでも無ければ、仮に釣れなくとも長潮の時の釣れ方はこういう感じになります…とお伝え出来たのですが、以前から申し上げておりますが、サビキ釣りでは雨より風の方が危険です。

最近はサビキ釣りで使用する磯竿も、非常に軽いものが売られています。

また、サビキ釣りで使う仕掛けは、針がたくさん付いています。

磯竿自体が竿の長さが長いものが多く、風の抵抗を受け易いです。

仮に私が良く釣りに行く時間帯を、上記のキャプチャー画像で見てみますと、風速は約6mです。

6mですと、持ち竿で釣りをしなければならない上に、竿先は風下へ押し曲げられる状況です。

竿以外の荷物も飛ばされ易く、安全面から言いますと釣りはしない方が良い…という判断が賢明かと思います。

そんな中、この週は気になるネットの記事がいくつかあったのでご紹介させて頂きたいと思います。

まずはこちらです。

※掲載から時間が経っていますと、リンク切れになっている可能性があります。



記事内に専門家の方のお話しがありますが、少し付け加えますと海水温の変化が激しい…ということが読み取れると思います。

恐らく、この海域は元々はそれほど海水温の変化が激しくなかった海域なんだと思います。

昨今の海水温の上昇などから、海水温の寒暖の差が激しくなり、潮流にも変化が起きており、それによりイワシ達が方向感覚を一時的にでも失う、もしくは間違えていて浅瀬に寄り過ぎてしまい打ち上げられたのかもしれません。

海水温の寒暖の差が激しくなり、その場所の海底に高低差があると、潮流は一気に速くなります。

当然、流れが速いということは、それに逆らいそれ以上の速さで泳ぎ続けなければならないのですが、それが出来ないレベルでの潮流の速さになっていた可能性もあります。

また、以前からイワシ類は海水温に非常に敏感な魚…とお話ししておりますが、この記事にありますようにイワシ達にとっては、数度の海水温の変化が命取りになることもあります。

私が釣りを始める前に、必ず海水の温度を計るのはこのためで、イワシに限らず青魚は非常に海水の温度に敏感な魚で、少しでも異変を感じると食う食わないだけではなく、その場から瞬時にいなくなってしまうことも多々あります。

私は元々、陸っぱりからの遠投(投げ釣り)を一番得意としており、サビキ釣りを専門的にはやっていませんでした。

遠投する場合は、温度計まで使って海水温は計らず、バケツに汲んだ海水に手を入れる程度でしか海水の温度はみません。

しかし、サビキ釣りでイワシを始めとする青魚を狙う場合は1度の海水温の変化で釣れる釣れないも大きく変わるため、毎回温度計を使ってキチンと計っています。

海水温が低い場合は、当然食いも渋くなることが予想されます。

また、海水温が高めの場合は活性が上がり易い状況です。

たかが海水温、されど海水温ですが、イワシ達にとって海水の温度は、私達人間にとっての気温と同じで、氷点下の気温の時に素っ裸で外にいれば、いつか凍死するのと同じで、イワシ達にとっては死活問題の大事な項目なんです。

次はこちらなんですが、サビキ釣りで釣った魚を刺身で食べたい…と、大半の方は思うと思いますが、どうしても付いて回るのがアニサキス(寄生虫)の問題です。



※掲載から時間が経っていますと、リンク切れになっている可能性があります。

アニサキスは宿主※が生きている間は、その宿主の腸(はらわた)の中にいます。

※寄生している魚

宿主が死ぬと身(筋肉)に移動します。

私は今まで数十年釣りをしてきて、自分が釣った魚の中にアニサキスがいたことはありません。

元々、魚は食べることも好きで、調理も好きです。

釣った魚では見たことがありませんが、何度かスーパーなどで買って来た魚の中にいたアニサキスは見たことがあります。



現に魚に寄生し、食卓にのぼる寸前までになったことはありますが、アニサキスによる食中毒は一度もありません。

そもそもアニサキスはどこからくるのか…

アニサキスは海中で卵が孵化し、孵化した幼生を主にオキアミなどが食べ幼虫になります。

アニサキスと共にオキアミが魚やイカなどに食べられ、宿主がオキアミから魚やイカに変わります。

更にアニサキスと共に魚やイカが更に大きな魚などに食べられ、また宿主が変わります。

そうした過程を経てアニサキスは幼虫から成虫となります。

こうなると、確かにサビキ釣りで釣った魚にアニサキスがいる可能性は否定出来ません。

先ほど、アニサキスは魚の腸(はらわた)に寄生する…と申し上げましたが、主に胃や腸(ちょう)などに寄生、大半が胃に寄生します。

ここからは、サビキ釣りで釣った魚を刺身で食べる際の注意点などをお話しさせて頂きますが、アニサキスなどの寄生虫等々が苦手…や怖い…という方に、無理に生で食べろ…というお話しではありませんので、誤解のないようお願い致します。

まずは釣りをする時間です。

サビキ釣りで青魚を狙い、釣った魚を生食することを前提とする場合は、無駄にダラダラ長時間釣りをしないことです。

中にはキャンプ道具などを持ち込み12時間以上釣りをしたり、無駄に数百匹の青魚を釣る方がいらっしゃいますが、これ自体は人それぞれの釣りの仕方なので好きなように釣って頂いて宜しいかと思いますが、生食を前提とするのであれば移動時間を含めて10時間以内に納まる釣行をされた方が無難です。

同じ長時間釣りをする場合でも、釣った現地で釣ってすぐに食べてしまう場合は別として、先ほども申し上げましたが宿主が生きている間は胃や腸(ちょう)などの腸(はらわた)の中にアニサキスはいます。

釣って数時間以内であれば、腸(はらわた)を取り除いてしまえば、仮にアニサキスが寄生していた魚でもアニサキスを人間が食してしまうことはまずありません。

一番大事なのは、魚の身を食べる食べないではなく、釣ってすぐに腸を取り除くことです。

北条湾でのサビキ釣りで釣れる青魚のサイズはどれだけ大きくても25cmくらいだと思います。

釣れる魚のサイズからいっても、必然的にそうなりますが、捌く際に皮はしっかりと剥き、あまり身に厚みを持たせないことや、タタキにして食べることも大事です。

こうすることで、仮にアニサキスが腸から身(筋肉)に移動していても、魚を捌く工程でアニサキスを発見することが出来ます。

北条湾でのサビキ釣りで釣れる青魚の種類も大事です。

イワシ類のようにアミ系は食べるけど、小魚の類はあまり食べない種と、サバやワカシのようにある程度のサイズになると、他の小魚を捕食する種では、アニサキスに感染する確率が変わってきます。

サバはよく「マサバ」は寄生虫が多く、「ゴマサバ」は生食をしても大丈夫…と言われますが、これは住む海域や捕食するエサの違いからそう言われます。

ただ、科学的根拠はなく都市伝説的なお話しですが。

また、サバの〆鯖や押し寿司など、サバの身をお酢で〆るのは寄生虫対策ではありません。

足が早く※生臭さを取り除くためで、アニサキスはお酢(酸)では死にません。

※腐り易い

サバに限らず、青魚は全般的に足が早いので、釣ったらなるべく早く食べなくとも腸は取り除くことをお勧め致します。

また、宿主が死ぬとアニサキスは筋肉の部分に移動することが多く、青魚に限らず血合いの部分は良く注意し魚を捌くことをお勧め致します。

あまり寄生虫の話ばかりすると、何だか北条湾で釣った魚を食べたくなくなってしまいますが、要点を抑えてしっかり処理をし、対処すれば寄生虫による食中毒になるようなこともなく、美味しく釣った魚をお刺身で食べることが出来ると思います。

ちなみに、上記のアニサキスの動画は、パックに生鱈(解凍)の切り身が二枚入っており、一枚目を切っている時に違和感を感じ、身と皮を軽く剥がしたら線のようなものが見えたので、引っ張り出したらアニサキスでした。

魚の身を冷凍すると、解凍した際に水っぽくなるので、出来るだけ温度を下げないで冷凍する場合があります。

アニサキスは冷凍でも死ぬのですが、かなりの低温と長時間冷凍しないと死滅しません。

動画の鱈は北海道産でしたが、むしろロシア産とかの鱈で完全に冷凍された状態で長時間掛けて輸入(輸送)されたものの方が、こういう生きた状態でアニサキスを発見することはないと思います。

しかし、長時間冷凍するとやはり味は落ちます。

ジレンマと言いましょうか、一長一短で何事も最終的には自分自身で良く見極めることが肝要かと思います。

最後はこちらです。



※掲載から時間が経っていますと、リンク切れになっている可能性があります。

コロナ禍で釣りをする人が急増中なことは、本ブログでもお話ししておりますし、皆様も実際に釣りに行き実感されていることと思います。

結論から言ってしまえば、釣りをする人、一人一人のモラルの問題で、私などがSNSやブログでお話ししたところでたかが知れておりますが、少しでもマナーが向上し、現地に住む方々や漁業関係者の方々とのトラブルや誤解が無くなれば良いなと思っております。

今のこの時期は、日を追う事につれ釣り人は減っていきます。

前回の釣行記事でもお話し致しましたが、青魚の群れは各段に減り思うように釣れないことが一番の原因だと思いますが、4月も半ばを過ぎGWが近付いてくると、再び青魚が寄り始め釣り人は増えます。

限られた釣り座を競うように取り合い、強引に釣り座を確保する…など、本当にコロナ以降は酷いです。

また、それに伴ってゴミも各段に増えました。

余談ですが、先日など私が帰ろうとした瞬間に私が釣りをしていた釣り座を奪うように入って来られた子連れの方がいました。

もう帰るので、釣り座を使おうとするのは構わないのですが、そのお父様は釣り座の確保の交渉を小学生のお子様にやらせていました。

まだ、小学3~4年生くらいのお子さんです。

お子さんが私達の方に寄って来られて「帰るんですか?ここで釣りをしても良いですか?」と聞いてきました。

「あぁ…どうぞ、おじさん達が釣りをしていたから、魚は寄っていると思うから頑張ってね」と話しました。

即座にお父様と思われる男性に駆け寄り「釣りして良いって」と伝えていました。

すると、何をイライラしていたのか、そのお子さんに「サッサと道具を持って来い!」と少し怒り口調で指示をしていました。

何ともやるせない…というか、情けない…というか、普通そういう交渉は親父がするのでは?子供にやらせておいてその言い方か…こういうのがいる限り、この釣り場も閉鎖されるのは近いかもな…と思いました。

確かに私は坊主頭にサングラスなので声は掛けにくいかもしれません。

私とも家内とも目を一度も合わせることもなく、しばらくすると遠巻きでタバコを吸いながら釣り道具はお子さんが一人で運んでいました。

釣果的には釣れたのですが、帰り際に非常に嫌な気分になり帰路に着きました。

申し訳ない物言いですが、お子さんが不憫でした。

こういう振る舞いをする方が、ルールを守ってゴミを全て持ち帰るとは考えにくく、非常に残念な気持ちになりました。

釣りでは釣りの独特のルールや、その釣り場ならではの暗黙のツールみたいなものが存在します。

しかし、それ以前に社会通念上の一般的な常識やルールをまずお守り頂きたいと思います。

釣り場をキレイに保つためにゴミは捨てずに持ち帰ることや、安全面からも適度な間隔を保った釣り座の確保、無理な自家用車の駐車はお止め頂き、何より北条湾に限って申し上げれば、海釣り施設ではありませんので謙虚な姿勢で私達が勝手に釣りをしている…という気持ちを忘れないことだと思います。

コロナ禍以降、約1年北条湾を見てきましたが、このままでは遠くない将来に釣り禁止になる気がしています。

むしろ、個人的な感覚で言えば、良く地元の方々や漁業関係者の方々が耐えてくれているな…そんな感想すら思います。

釣り人口が増えること自体は悪いことだと思いません。

人がたくさん三崎周辺に来るということは、それなりに現地にもお金が落ちるわけです。

釣り禁止の処置がとられてからでは遅いです。

足場も良く、夜間も街灯があり、お子様連れでも安心して釣りが楽しめる場所です。

皆様一人一人の心がけがとても重要になってきます。

私は小学1年生から40年以上、神奈川県内のあちこちで釣りをしてきました。

死亡事故などが起こって釣り禁止になった場所もありますが、釣り人のマナーの悪さが原因で釣り禁止になった場所もたくさん見てきました。

みなさんもご自身の職場や所有地に勝手に車を停めゴミを捨てられれば腹も立つと思います。

趣味の釣りをする場所として、ご自身の自宅のようにキレイにしろ…とは言いませんが、せめてご自身が出したゴミだけは必ずお持ち帰り頂き、釣り場をキレイに保つ意識をお持ち頂ければと思います。

最終的には釣りをする我々自身に返ってくる問題です。

真摯に向き合って頂けることを切に願っております。

次回は2/23の釣行を予定しておりますが、ブログを書いている時点でこの日も強風の予報が出ていますので、確実に釣りに行くかは決め兼ねております。

釣りに行った際は、またご報告させて頂きます。

【参考】北条湾での自家用車の駐車位置(場所)につきまして

釣行時リアルタイム更新・釣り用Twitterアカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

【Twitter】ツイート内の釣り場につきまして

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】これが本当の冬の北条湾でのサビキ釣り(2021年2月14日)

こんにちは。

この日は釣行前夜の午後11過ぎに起きた地震にビックリしました。



地鳴りのような振動が身体に伝わり目を覚まし、揺れが大きくなる前に我が家の兄妹猫が一緒に寝ていた布団から飛び出し怯え始めました。

なんだ?

地震だろうけど、そんなに揺れが大きくないのに珍しいな…

などと思っていると大きな横揺れが始まり、徐々に揺れが強くなり、私は猫や家内の方に倒れてこないように寝室の家具を抑えていました。

恐らく揺れは1分程度だったと思いますが、かなり揺れている時間が長く感じました。

揺れが収まり、スマホで即座に震源地を確認。

スマホを握ったまま、今度はPCの電源を入れ、NHKのニュース速報を見ながら、津波の有無を調べます。

元々、午前0時起床で釣りに行くつもりでいたので、何だかんだ調べているうちに起床時間になりました。

津波の心配は無さそうなので、予定通りに北条湾へ向かうことにします。

NHKやネットなどのニュースの情報では、私が住んでいる地域や北条湾へ向かう際に通る地域なども、ほとんどの場所が震度3程度の揺れだったようですが、一応道路や街並みの様子も伺いながら、且つ車のTVはNHKニュースを流しながら北条湾へ向かいました。

この日は、北条湾釣りをせずとも、どうしても北条湾の様子を見たかったんです。

2/7(日)北条湾釣りに行き、この日は北条湾の深部に釣り座を構え、釣果としてはカタクチイワシが釣れました。

釣れ方としては、入れ食いとまではいかずとも、それなりの間隔でコンスタントに釣れ、2時間釣りをして私と家内、猫2匹分が食べる量としては十分な数が釣れました。

そして3日空けて、2/11(木)に再び北条湾へ釣りに行きました。

前回2/7(日)に北条湾の深部に釣り座を構え釣りをし、北条湾の深部、及び北条湾全体でマイワシの群れが居ないことを確認しました。

そういったことから、2/11(木)は釣り座を普段私が釣りをしている場所に戻し、アジや良型のメバル+αを狙い釣りをしました。

狙い通り良型のアジが釣れ、釣りをしている時間は1時間程度で引き上げました。

そして、地震が目覚まし代わりだったこの日、2/14(日)です。

1週間で3回北条湾へ釣りに行き、実際に自分の目で見て音を聞いて釣りをする…

この短期間で釣りをしながら釣り場を観察するのが、やはり一番その釣り場の状況が掴めます。

1日1日の違いというのは、本当に極僅かな差しかないかもしれませんが、毎日少しずつ何かが変化しています。

歳を取っていつまでも若い感覚が抜けないまま無理をして、大怪我をするのと同じで、少しでも古い感覚は捨て、どんどん新しいことを上書きしていくことが、私は何事においても大事だと思っています。

今の自分自身の状態を知ることももちろんですし、釣りという点でも少しずつ変わっていく釣り場の状況に合わせて釣りをすることが、最終的には釣果に結び付くと思っています。

こういう点からも、この日は釣りに行く直前にそれなりに大きな地震がありましたが、出発前に安全をある程度確認した上で北条湾へ釣りに行きました。

自宅から北条湾への道中で、特に地震による大きな問題もなく北条湾へ到着します。

ただ、地震の影響なのか、人によっては2/11(木)から飛び石連休であったり、連休だったりするせいか、車の数が普段より少なめでした。

北条湾へ到着すると、地震の影響なのか、マイワシが釣れなくなったからなのか分かりませんが、こちらも釣り人の数は少なめでした。

ダイブセンターから製氷所の前、北条湾の深部、花暮岸壁と様子見でグルッと走ってみました。

こちらは花暮岸壁を通った際のドライブレコーダーの映像ですが、相変わらず岸壁内には車では入れませんでした。

ただ、こちらも地震の影響なのかは分かりませんが、車で通った時点では釣り人は一人もいませんでした。





北条湾岸壁に戻り釣り座を構えますが、いつも私が釣りをしているいわき丸さんの後方の場所は、この日は既に釣りをされている方がいらっしゃったので、その場所よりややダイブセンター寄りに釣り座を構えます。

早速釣りの準備に取り掛かりますが、この日は風がやや強く2m~3mほどあり、海面にはさざ波が立っており、海の中の様子は伺うことが出来ません。



風があっても、気温が14度と春を思わせる暖かさで、寒さで凍えることはありませんでした。

海水温については前回同様の14度。

釣れないことはありませんが、アジなどを含め、青魚を狙うにはやや低めの海水温です。

釣りを開始するのですが、波で海の状況が分かりずらいとはいえ、全くと言って良いほど魚の気配を感じません。

釣りを開始し、10分、15分、20分と刻々と時間が過ぎますが、全くアタリがありません。

やっぱな…今日はダメかな…ボウズかもしれん…

嫌な予感が的中というか、後の結果の言い訳を先にしているわけではなく、この日は釣りに行こうとは思っていたものの、仕事の都合で釣りに行ける時間がピンポイントで限られており、釣れる釣れないではなくこの時間にしか釣りに行けなかったので選択肢がありませんでした。

気温も高く、潮回りも中潮で、一見問題は無さそうなのですが、マイワシの群れが北条湾から離れ、例年通りの冬の北条湾に戻ったとすると、活性が上がるタイミングが非常にピンポイントで限られてきます。

以下でこの日の潮見表を使って簡単に解説させて頂きます。

まず潮回りは一番最初の大事な条件になります。

大潮が一番活性が上がり易く、順に中潮、小潮、若潮、長潮の順※で長潮が一番活性が上がりにくい潮回りです。

※潮回りの周期は大潮⇒中潮⇒小潮⇒長潮⇒若潮ですが、若潮は次の大潮(中潮)へ変わるタイミングで、状況によっては後半は大潮、中潮同様に魚の活性が上がることがあります。一方長潮は小潮の最終段階で小潮よりも1日を通してほぼ潮汐に変化がなく、一番活性の上がりにくい潮回りです。

まずはこの日釣りをしていた時間帯です。

2021年2月14日 北条湾釣行 釣りをしていた時間帯


下段の赤字の時間を赤丸で囲んである時間が釣りを開始した時間です。

潮見表上の赤丸が概ねの釣りをしていたトータルの時間帯です。

次は理想的…と言いますか、北条湾に於いて青魚の活性が上がり易いタイミングです。

青魚の活性が上がり易いタイミング


下段の赤丸で囲んである時間帯は、日の出の時刻と日の入りの時刻です。

これは、所謂マヅメ時に活性が上がる傾向があるので、日の出、日没の時刻の概ね1時間くらい前から活性が上がり易くなります。

干満、潮汐の有無に関わらず、マヅメ時だけ活性が上がることもあります。

潮見表上の赤丸の時間は、潮止まりの時間です。

この潮止まりを基準に、前後の2時間、つまり潮止まりまでの2時間と潮止まり後の2時間ということです。※

※潮止まりの時間を挟んで計4時間くらいです。

近々の2/7(日)2/11(木)の釣行記事をご覧頂くと、ブログ記事本文内で釣れるタイミングについてお話しはしていなくとも、釣りを開始した時間からおおよそでご覧頂くと、この時間内に被っていると思います。

先ほども申し上げましたように、潮回りの種類が一番大きく影響しますが、概ねこの時間を狙って頂けば少なくともボウズという結果は避けられると思います。

この日は、この時間帯から大きくズレた時間帯に釣りをしていました。

案の定、魚全体の活性は低く非常に釣りにくい状況で、且つ時折釣れても食ってくるサビキ仕掛けも限定的です。

以下の3つのサビキ仕掛けは、私が常備し最近ではコロナ禍の影響で釣り人が増え、売り切れていることが多いので、毎回30枚ずつを注文して取り寄せてもらっているものです。

アジに有効なサビキ仕掛け

白いスキンのサビキ仕掛け

青魚に有効なサビキ仕掛け


この日は、写真の一番上のオレンジ色のオモリがセットになっているサビキ仕掛けにしか食ってこず、前回の2/11(木)の釣行の際のアジも同様のサビキ仕掛けかシラススキンのサビキ仕掛けにしか食ってきませんでした。

私は北条湾でサビキ釣りをする際に、必ず3本の竿を出し、釣り開始直後は上記写真のサビキ仕掛け一つずつ使います。

その時の状況で、食いが良く活性が高い時以外は、その時々で新たに食ってくるサビキ仕掛けに全て取り換えて釣りをしたりもします。

1月下旬頃まで大量のマイワシの群れが北条湾に居た時に、実際にサビキ釣りをされた方はお分かり頂けると思いますが、気持ち悪いくらいの数のマイワシがひしめくように北条湾内を泳いでいたと思います。

釣るより網ですくった方が早く、実際に1度タモ網ですくいましたが、釣るのがアホらしくなるくらい網に入りました。

ここまでお話ししました、活性の上がるタイミングやサビキ仕掛けについても、大量のマイワシが居た頃も当てはまっていたのですが、あれだけの数のマイワシが居れば、然程細かいことを気にせずとも釣ることが出来ます。

しかし、マイワシの群れが去った今の北条湾とでは北条湾内にいる魚の絶対数が格段に違います。

あれだけいれば、本来活性が上がらないタイミングでも、渋々釣れたり、本来食ってこないサビキ仕掛けでも食ってきたりすることもあります。

そもそも網ですくえる状況です、海の野生のマイワシを。

下手な釣堀でお金を払って釣りをするより釣れると思います。

マイワシの群れが去った今の北条湾は、本来の姿と言いましょうか、これからがご自身が北条湾でサビキ釣りをしてきた真価が問われる釣行となると思います。

2/7(日)も、この日もカタクチイワシが釣れましたが、今北条湾にいるカタクチイワシは以前のマイワシほど数はいません。

また、魚自体もマイワシよりも小さい魚なので、どうしても数を釣らなければなりません。

潮や気象、海の状況、狙う魚、仕掛けやエサなど、最終的に論理付け出来る釣果を得られれば、それはそれで違った側面から北条湾でのサビキ釣りも楽しめると思います。

結局この日は釣り開始から30分以上アタリすらなく、あぁぁぁ…やっぱ外したな…などと思っていると、風で揺れているのかアタリなのか良く分からないやる気のないアタリでカタクチイワシがヒットします。



取り敢えず、1匹釣れボウズは脱したものの、仮に釣果がこれ1匹だった場合、ボウズとなんら変わらない釣果となってしまいます。

後が続くような気配や雰囲気もありません。

ワカサギか…と思うほどのサイズのカタクチイワシが何匹か釣れ、バケツの中で元気に泳いでいます。

地震が起こる1時間ほど前に、兄妹猫がなぜか遊びに火が付き兄妹でキッチンから廊下、そして寝室のキャットタワーをグルグル走り回り大運動会を開催していました。

あぁぁ…寝られないじゃんか…

などと思ってウトウトしていると、突然大運動会が閉会され静かになります。

何やら薄っすら聞こえるビニールを弄る音…

ん??

もしや…

兄猫がバケツの中に入れてあった、チョイ投げ用のアオイソメ(虫餌)をバケツから引きずり出そうとしていました。

慌てて止めた際に思い切り右肩を捻り、あまりの釣れなさにその痛みがジンジンと気になって仕方ありませんでした。



活性も上がる気配も無いし、幸いなことにこれまでに釣った数匹のカタクチイワシはバケツの中で元気に泳いでいます。

リリースして帰ろうかな…と思っていると…

フッと回りを見渡すと、さっきまでそれなりに居た釣り人の姿が一気に消えていました。



これで帰路へ着く気持ちの背中が押されます。

チョイ投げの竿を片付け始めると、本当に少しですが、幾分活性が上がったのかカタクチイワシが立て続けに釣れます。

ん…このペースなら何とか兄妹猫分は釣れないだろうか…

片付けの手を止め家内と二人何とかもう少し釣れないかと奮闘しますが、健闘虚しく思うようには釣れませんでした。

その後アタリもパタリと無くなり、当初予定していた2時間のタイムリミットも迫り、この日は予定通り納竿としました。

そして、この日の釣果はこんな感じです。

2021年2月14日 北条湾釣行 釣果


非常に寂しい釣果となりました。

釣れた魚種は全てカタクチイワシ(シコイワシ)です。

今週は釣行回数が多かったことや、仮に兄妹猫に焼いてあげたとしても、全ては食べ切れないので、兄妹猫には申し訳ないですが、釣れたカタクチイワシは全て人間のおつまみ用に唐揚げにしました。

2021年2月14日 北条湾釣行 カタクチイワシの唐揚げ


これはこれで非常に美味しかったです。

ビールには本当に良く合います。

春以降、ムツが釣れ、サバっ子(サバの稚魚)あたりが釣れ出すまでは、北条湾でのサビキ釣りは非常に厳しい釣りになります。

しかし、アジを始め何がしかの青魚の群れが回って来ることもあります。

期間は非常に短期間で1週間程度しかいなくとも、カタボシイワシなどは例年ですと北条湾へ入ってくることがあります。

しかし、先ほども申し上げましたが、直近まで釣れていたマイワシのように数は多くありません。

まさに魚との知恵比べに勝利しないと釣果を得ることが出来ません。

そうなってくると、どうして使いたくなるのが撒き餌です。

私は良く撒き餌は使うな…と申し上げるのですが、今の時期に撒き餌を多用すると、サビキ釣りの邪魔になる根魚が集まるばかりでなく、数少ない青魚を効率良く釣れなくなってしまいます。

これは北条湾の特徴でもありますが、通年を通して海の透明度が高く、撒き餌を多用すると撒き餌ばかりに青魚が集まりサビキ仕掛けを食わなくなってしまいます。

海の透明度が高いので、サビキ仕掛けは基本的にはすぐに見抜かれます。

活性が入れ食いになるほど高い場合などは、然程影響はないかもしれませんが、活性の上がり方が微妙な時や低い時などは、少しでも青魚が違和感を感じるとサビキ仕掛けは完全にスルーされます。

これが故、光りの反射など青魚の習性を利用したり、トリックサビキに付けたアミコマセだけの臭いで青魚を寄せ、確実にサビキ仕掛けを食わせるようにしないと、ただでさえ数が少ない青魚を効率良く釣ることは出来ません。

撒き餌を撒けば確かに魚は寄って来ます。

しかし、魚が寄って来たとしても、サビキ仕掛けを食うか食わないかは別の問題なので、魚は足下に寄っているけど釣れない…ということになり兼ねません。

私のように毎週北条湾へサビキ釣りに行く方は稀かもしれませんが、通年を通してサビキ釣りに行かれている方がいらっしゃれば、メインシーズンの時のように誰でも簡単に青魚が釣れる時期ではありませんが、そこに魚はいますので魚との知恵比べに勝ち、毎年のご自身のサビキ釣りの真価が表れる時期かと思います。

違う観点から北条湾でのサビキ釣りを楽しんでみては如何でしょうか。

コロナ禍の影響で、釣り人が増えているお話しは、ここのところのブログ記事でも何度もお話しさせて頂いており、実際に皆様も実感されていることと思います。

そんな中、サビキ仕掛けが良く売り切れているお話しなんかもさせて頂いておりますが、少し前に行き付けの自宅近くの大手釣具店でアミコマセのブロック(1キロ)が売り切れていたことがありました。

その最初の売り切れの頃より、無印の「輸入品?中国産?」と思われるアミコマセのブロックが登場したのですが、アミの選別が非常に雑でトリックサビキをアミコマセのブロックに通すと、オマケというか異物というか、小魚やオキアミのような大きなアミ、カニなどが混じっているものが売られており、最近はそのアミコマセしか売っていません。



文句やクレームではないのですが、お店の方に話を聞くとやはりその無印のものは中国産で以前の国産のアミコマセのブロックが品薄で手に入らないそうです。

ちなみにお店としても国産に戻したいそうですが、入荷が未定のようで仕方なく仕入れているということでした。

お店の方も選別がいい加減なのは理解しているらしく、それ故に安価で販売しているとのことでした。

国産のものをお使いであれば、このような異物は混入していないと思いますが、お買い求めになるお店によっては、私と同じ中国産のものを現在お使いの方がいらっしゃいましたら、軽く私もイラッとするのですが、面倒臭くてもトリックサビキの針にアミコマセのアミ以外の異物が刺さったり、くっ付いた場合は必ず取り除いた方が無難です。

こういったものも、青魚に警戒される要素となりますので、手間ですがキチンと取り除くことをお勧め致します。

地味にコロナで儲かっている会社もあるんだな…とつくづく思いました。

ニュースやワイドショーなどでは瀕死の業界の話しか出ませんが、釣りに関する業界は恐らくかなりの利益が出ているのではないかと思いました。

こちらは帰り際に撮影したものですが、釣り道具はそのままで仮眠されている方などが結構いました。



状況的に厳しかったことが伺えると思います。

こちらはこの日のライブ配信動画です。

約2時間ですが、釣れている画は少ないので動画的にはあまり面白くないと思いますが、宜しければご覧下さい。



次回は1週間空きます。

これでまた北条湾に変化があるか、良くも悪くも楽しみです。

そして、潮周りは最悪の土曜日が小潮、日曜日が長潮です。

極めてボウズになる可能性が高いです。w

逆に燃えますね…とか、偉そうなことを言っておいて、本当にボウズかもしれませんが…w

次回も頑張って北条湾にサビキ釣りに行こうと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

【参考】本ブログのアーカイブ
・2020年2月の釣行状況
・2019年2月の釣行状況

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【城ヶ島・三崎港・北条湾】久しぶりにいつもの釣り座でアジ狙い(2021年2月11日)

こんにちは。

前回の釣行記事は、要約すると主に2月になったのでマイワシは釣れなくなるかもしれません※…というお話をさせて頂きました。

※なぜ2月になるとマイワシが釣れなくなるのかは前回の釣行記事をご覧下さい。

そして、前々回の釣行時に、マイワシの群れが減っていることに気付きました。

前回の釣行時にマイワシの群れが減っている…という点を意識して釣りをし、実際にマイワシの群れがすでにいないことを確認致しました。

コロナ禍において現在は緊急事態宣言が発令中ということで、若干釣りに行くことを控えていたこともあり、釣行と釣行の期間が長くなり2週に1回程度のペースになっていました。

やはり2週間、間が開くと海の様子はガラリと変わっており、青魚に限らず魚達の動きが読みにくくなっていました。

マイワシの群れが北条湾から離れ、行けども行けども釣れない、北条湾でのサビキ釣りが冬の時期(サビキで魚が釣れない期間)に入ってしまったのかの最終確認をしたく、今回は前回の釣行から3日しか経っていない状況で再び北条湾サビキ釣りに行って来ました。

今回の記事のタイトルにありますように、私一個人としては前回の釣行の時点で、北条湾からマイワシの群れは離れたと思っており、アジを狙うべく釣り座もいつものいわき丸さんの後方に戻し、今まで通りサビキ釣りをして来ました。

私は仕事の都合などもあり、基本的に釣りに行く時間帯は未明から明け方に掛けてが多いです。

日の出まで粘ることは稀で、今の時期ですとマヅメ時になる前に帰ってしまうことが多いです。

毎年、この2月に青魚の群れが激減するのですが、この最後の最後まで居る群れはその年その年で若干変わります。

去年、一昨年などはマイワシの比率よりウルメイワシの比率の方が高かったです。

そして、最後の最後まで、北条湾を離れず粘って居るイワシ類の群れが良くする行動が、朝夕のマヅメ時に北条湾へ入って来ることです。

こういう動きをする期間は長くて3週間ほど、短いと1週間ほどの極僅かな期間ですが、まるでイワシ達が「これで俺たちは本当に北条湾から居なくなるからな…」と宣告しているかのように、今まで終日北条湾に居付いていたイワシ達の行動が一気に変わります。

今回の釣行はここを特に確認しておきたかったんです。

なるべく情報を発信している者として、また自分自身でも確証が持てる、納得いく時間帯に釣りをしたく、この日は以下のタイミングを狙いました。

2021年2月11日 北条湾釣行 潮見表


青丸は釣りをほぼ開始した時間です。

赤丸は日の出の時刻です。

紫の丸は満潮での潮止まりの時刻です。

この日は新月の大潮なので、満月寄りの大潮の時ほど魚の活性は上がりません。

月齢と潮回りのサイクルの詳細をご希望であれば以下のリンク先※をご覧頂きたいですが、新月の大潮は満月の小潮に毛が生えた程度の活性の上がり方をすることが多く、爆釣れ!入れ食い!のような状況になる大潮は、満月寄りの大潮の日に多いです。

潮回りのサイクルと月齢について

100%完璧に自分が望む条件が整った日に釣りに行く事は、数年釣りをしていて1回あるかないかだと思います。

この日ももっと言えば、やはり狂ったように魚の活性が上がる、満月の大潮時に当たって欲しかったですが、新月とはいえそれでも一応大潮ですし、仮に北条湾にマイワシが未だにいる…もしくはマヅメ時に現れる…のであれば十分活性は上がり食ってくる条件が整っていました。

私にしては珍しく、普段より2時間半ほど遅く自宅を出発。

飛び石連休ということもあってか、未明の時間帯の割りには車も多く若干走りにくい感じで北条湾を目指します。

予定した時間通りに北条湾に到着し、北条湾周辺、花暮岸壁などの様子を伺います。

この日は私の中では、イワシ類が北条湾から離れたことを確認する最終チェックの日と位置付けていたこともあり、各釣り場、釣り場で車を降り歩いて確認しました。

花暮岸壁は、北条湾側の岸壁に新たに大型の作業船※が停泊しており、前週に増して釣りをするスペースがありませんでした。

※以下のツイート内に「漁船」と書いてありますが、正しくは作業船です。



花暮岸壁の北条湾側の岸壁は午前5時~5時半くらいの間に、釣り船が客を乗船させるために接岸します。

また、午後3時~4時※くらいに釣りを終え、今度は釣り客を降ろすために釣り船が同じ場所に接岸します。

※釣り船が帰港する時間はその時々の魚の釣れ方や気象の状況によって大きく変わります。

この時間帯を避けて釣りをされる分には問題ないと思いますが、釣りをしている時間と、釣り船が帰港する時間が合ってしまうと、釣りをしているご自身も釣り道具を片付けなければなりませんし、なんと言っても釣り船の関係者や釣り客の邪魔になります。

闇雲に釣り座を決めず、漁業関係者の邪魔にならないように配慮して頂きますよう、改めてお願い致します。

あまり北条湾周辺などに釣りに行かないから、どこに何の船が着くのか分からない…という場合は、あまり荷物を広げず、船が近付いて来たら速やかに道具を移動出来るように、準備をした上で釣りを楽しんで頂ければと思います。

少々話が逸れましたが、元に戻しまして…

北条湾の深部も観察しました。

狭塚川の周辺は、たくさんの何がしかの5cm未満程度の稚魚が気持ち悪いくらいの数でひしめき合っていました。

この日は比較的風も穏やかで、海面はベタ凪だったのですが、澄んだ海の中に物凄い数の稚魚がいました。

この稚魚達を狙って、然程大きくないフィッシュイーターの子供達(幼魚)も何れ寄って来るようになると思います。

この時点でイワシ類の群れは確認出来ませんでした。

更に前回、前々回の釣行時に釣りをした釣り座周辺もイワシ類の群れはおらず、今回釣り座を構えた辺りでも群れは確認出来ませんでした。

そんなこんなで定番のいわき丸さんの後方に、この日は釣り座を構えます。

この釣り座で釣りをするのも、何だかんだ今年の釣り始め以来で、約1ヶ月ぶりくらいです。

かなり時間的に久しぶりなので、なんだか「いや~これ、予想が外れたらどうしよう…」という気持ちと、逆に時間が開いたことで何か予想もしていない魚が釣れないかな…という期待が入り混じり何とも言い難い気持ちで釣りの準備に取り掛かります。



風も弱く、海水温も低めではあるものの14度、そして潮回りは一応大潮です。

条件的に良し悪しで言えば、良い方です。

どれだけ粘っても6時半には納竿とし、6時まで釣りをする予定で釣りを開始します。

1時間半で何が釣れるか…

夜が明け始め、マヅメ時に何かが起こるか…

やはり、イワシ類が北条湾から離れたなら…根魚のオンパレードか…

狙い通りアジが来るか…

いろいろ頭の中で予想だけが目まぐるしく回りに回ります。

アジを狙っていたものの、海水温が14度というのはアジ狙いでは若干低い海水温です。

仮に足下にアジの群れがいたとしても、アジは非常に神経質な魚で海水温や潮回り、エサの状況や風、潮通しや海水の塩分濃度など、非常に敏感に察知し、一見活性が上がってもおかしくないのにな…という状況でも全く食ってこないことがあります。

違う言い方をしますと、マイワシやウルメイワシ、カタクチイワシなどのイワシ類は、そこに群れが居て活性が上がれば誰でも釣れますが、ここからもう一歩踏み込まないとアジの数釣りは厳しいです。

使うサビキ仕掛けなどでも、大きく釣果は変わってしまいます。

もちろん、自分の予想通りになるであろう…という自信はある程度はあるので狙って釣りに行くわけですが、これでマヅメ時とか関係なくマイワシ爆釣れ!で、何ら今までと変わらなかったらどうしよう…ブログ…止めるか…wwww

のような、変な緊張感に包まれながら最初のアタリを待ちます。

すると、釣り開始直後の第一投目で家内の竿に見た瞬間に何が釣れたのか分かる、何ともやる気のないアタリでカタクチイワシがヒットします。



まぁ、シコ※は想定の範囲だし、一投目でくるということは活性自体は然程低くないな…と分析。

カタクチイワシは別名「シコイワシ」と言いい、「シコ」と略されることが多いです。

しかし、釣れないわけではありませんが、前回の釣行時のようにコンスタントにカタクチイワシが釣れ続けるわけでもなく、釣れる間隔が非常に長く、活性は低くはないものの、これまた高いとも言い難い、何とも新月での大潮という感じです。

この日は新月寄りの大潮ではなく、ド新月…つまり月が見えない日の大潮なんです。

そして、明日からまた少しずつ月が見え始め、所謂三ケ月になり、どんどん日を追う事に月が大きくなっていくタイミングです。

潮見表上では大潮ですし、実際に潮汐の差も激しいのですが、新月の大潮は満月の小潮程度しか魚の活性が上がらないことが多いです。

これは勝手な私の一個人の見解ですが、月と太陽のどちらの影響を受けての大潮なのか、つまり海水がどちらの引力の影響で潮汐が起こっているのかで違うのかな…と思っています。

すみません…また話が違う方向に飛びかけました。

話をこの日の釣行の話に戻します。

そして、そんなダラダラした釣れ方で、私も家内も気が緩んでいた時に、久しぶりに満潮に近付き海面が上がっている海の中へ、竿の3/1が潜ってしまうほどの大きなアタリがあります。

この真下に持って行く大きなアタリは…

マイワシか…

アジか…

はたまたメバルか…

この後、マイワシ爆釣れでブログを止めるか…

さぁ、お前は誰だ?

今、こうしてブログを書いているということは、予想がドンピシャ!待望のアジです!



20cmを超えてくると、アジに限った話ではありませんが、かなり引きも強く釣りそのものが非常に楽しいです。

サビキ釣りですと、どうしてもイメージとしては小魚をチョコチョコ釣っているイメージですが、竿も大きくしなり手応えも抜群で「あぁぁぁ…俺、釣りしてる…フフフ…」みたいなバカ面丸出しの変なニヤニヤした顔になりそうな感じです。

ただ、こちらも先ほど申し上げたように、コンスタント…という言葉は使えない感じの間隔での釣れ方でした。

そして、「THE・冬の北条湾」と言って良いヤツが釣れます。

釣れただけで、現に目の前で魚が釣れているのに、気持ちが釣れないモードに自動で切り替わってしまうトウゴロウイワシです。



刺身にして握り寿司や押し寿司なんかを作ると、非常に淡泊で美味しい魚なのですが、別名「ボライワシ」とも呼ばれ頭や骨がしっかりしていて硬く、トドメはカタクチイワシ同様、成魚でも15cmほどにしか成長しないので、捌くのに手間が掛かる割には食べる身が少ないのが特徴です。

丸ごと唐揚げやフライにしたこともありますが、どういう揚げ方をしてもやはり若干骨が気になります。

唯一、骨骨しさがなかった食べ方が、圧力鍋で青魚の缶詰のように煮付けたことがありますが、これまた圧力を掛けて小さいトウゴロウイワシを煮るので、サバ缶の中骨だけを食べているみたいで、不味くはないのですが「これはカルシウムを摂るための料理ですか?」みたいになってしまいます。

身の美味さを感じるより、あぁ、これ、骨柔らかい…みたいな感想しか出てきません。

2月以降の冬の北条湾でのサビキ釣りでは、気温も低い朝に頑張って起き、明け方に向けて更に気温が下がる中頑張って釣りをしても…釣果はトウゴロウイワシのみ…なんてこともあります。

ボウズよりは良いですが、残念ながら大半は猫の朝食となります。

実際に釣りをしていたのが、1時間強なので、見方によっては効率良く釣れた方ですが、あまり魚達の高い活性は感じないままマヅメ時を迎えます。

夜が薄っすら明け始め、いよいよこれからイワシ類の群れが北条湾内に入って来るか、今回の釣行での最大の山場を迎えます。



テキストで状況のツイートを連発しましたが、午前6時、日の出まであと30分という時点でイワシらしき群れは確認出来なかったので、この日はここで納竿としました。

何回本編から脱線するんだ…とお叱りを受けそうですが、余談なんですが、この日は時間が経つにつれ少しずつ風が強くなりました。

撤収時で到着時より1mほど風速が強まり、2m~3mほどでした。

たまたま聞こえたお話で、以前現地でお話をさせて頂いていた方も勘違いされていたのですが、魚が出す「ナブラ」「波紋」と「さざ波」は全く別物です。

「ナブラ」は元々は漁師言葉で、魚の集まる場所を指す「魚群(なむら)」が語源と言われており、それが現在では派生してフィッシュイーターなどが小魚を海面に追い詰め、逃げ惑う際に出来る波のことを「ナブラ」と言います。

カモメなどの海鳥がナブラが立つと、その上空を大群で旋回しそれを目印にし昔は魚を獲っていました。

「波紋」はその名の通り、コップに入った水に水滴を一滴落とす時などに出来る円状の波を言います。

これは、青魚の群れなどの活性が上がり、群れで表層付近に浮いて来た時に、身体の一部が海面から出て出来る場合や、同じフィッシュイーターでも高速で追い回す魚ではない場合や、イカなどのフィッシュイーターに襲われた際に、青魚が驚き同じく海面から身体の一部が出てしまい出来る波のことを言います。

さざ波は、一定方向に吹く風が海面にぶつかり、その風圧によって出来る波のことを言います。

波紋については、北条湾で実際に見た際にすぐにお分かり頂けると思いますし、ご説明は不要かと思いますが、良く勘違いされている方は、「ナブラ」と「さざ波」の区別が出来ていません。

さざ波は確かに風速如何によっては、同じ風が海面に当たっているのに波が出来る場所と出来ない場所があります。

これは、海の中の海水の流れによって、一部分だけ流れが速い場合※などは風の圧力より流れる力が勝ると、そこには波が出来ません。

※これを「潮目」と言い、海水の流れる速度が違う場所です。

波の切れ間があるから、さざ波をナブラと勘違いしている方が多いように感じます。

ナブラとさざ波の一番の違いは、規則性があるかないか…です。

経験がなければ、最初から見分けられなくて当然だと思いますが、自信が無い場合は出来る波に規則性がある場合は、風などの影響で出来ている波で、魚がいることによって出来ている波ではありません。

同じ場所に波が出来続けているけど、出来る波の動きが不規則な場合※はナブラの可能性が高いです。

※出来る波が複数の方向へ向かって出来ている場合

もうかなり前ですが、私にあそこにナブラが出来ていますね…これからアタリ始めますよ!あそこに投げれば一発ですね!と自信満々に私に仰った方がいらっしゃいましたが、それは思い切り単なるさざ波で、恐らくどれだけ頑張っても魚は釣れないと思いました。

人に言う言わないはともかくとして、ご自身で釣りに行かれても、その場の状況を正しく理解しないといくら頑張っても釣れません。

特にサビキ釣りで狙う魚は青魚が主ですので、気象や海の変化に非常に敏感で、突然釣れ出したかと思えば、アッという間に釣れなくなったりします。

魚の習性を理解し、正しく状況を分析することが、釣れる釣り師になる一番の近道だと思います。

そして、これは帰り際に撮影した北条湾岸壁の様子ですが、良し悪しは別として緊急事態宣言はどこ吹く風状態でした。



恐らく花暮岸壁は以前のように釣りが出来るようになったとしても、まだ時間が掛かると思いますし、コロナ禍の状況になってから増え続ける釣り人如何によっては、以前のようには釣りは出来なくなるかもしれません。

当然、周辺の他の釣り場が混み合うようになると思われ、ゴミの持ち帰りや無用なトラブルにならぬよう、気持ちにゆとりを持って釣りを楽しんで頂きたいと切に願います。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2021年2月11日 北条湾釣行 釣果


釣行時間が1時間強の割りには効率良く釣れたと思いましたが、もう少し我が家の兄妹猫のためにトウゴロウイワシを釣りたかったです。

2021年2月11日 北条湾釣行 釣れた魚種


こちらはこの日釣れた魚種です。

上からアジ(マアジ)、トウゴロウイワシ(ボライワシ)、カタクチイワシ(シコイワシ)です。

そして、この日の我が家の兄妹猫の朝食はトウゴロウイワシとカタクチイワシを焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の朝食はカタクチイワシとトウゴロウイワシを焼いたもの


トウゴロウイワシは本当に不味い魚ではなく、身は非常に淡泊で美味しいです。

ワカシなど青魚の幼魚の、まだ脂がのっていない青魚みたいな味です。

焼いたカタクチイワシとトウゴロウイワシを丸ごとちぎってあげました。

我が家の兄妹猫の朝食はカタクチイワシとトウゴロウイワシを焼いたもの


中々食い付きも良く、なぜ以前のメバルだけは露骨に残したのか今でも気になります。

個人的には、トウゴロウイワシよりメバルの方が高級なイメージなのですが、我が家の猫達はトウゴロウイワシの方が好きみたいです。



人間用はと言いますと、本当は兄妹猫の朝食をトウゴロウイワシだけにして、つまみ用にカタクチイワシの唐揚げを作りたかったのですが、そこはこちらの希望通りには釣れなかったので人間用はアジのみとなりました。

アジは全体的に釣れたサイズが20cmほどとそれなりだったので、久しぶりにアジのタタキを作りました。

2021年2月11日 北条湾釣行 アジのタタキ


文句無し!激ウマ!でした。

脂ものっており、身の甘味が最高でした。

今回はタタキだけだと少々寂しいので、刺身にした際に出るアラでアラ汁を作ってみました。

2021年2月11日 北条湾釣行 アジのアラ汁


アジを捌いている時に、手に付く脂が凄く捌いている時に思い付きました。

青魚は特にですが、腸から出る脂で魚自体が生臭くなります。※

※青魚というわけではありませんが、サビキで釣れる魚としてお話ししますとサッパやカタボシイワシ、ボラなどは腸+体表に付いている粘膜に生臭さがあります。

スーパーなどで売っている青魚は、最初店頭に並ぶ際は腸は基本的に取り除きません。

時間が経ち、色味が落ちてくると腸を抜き、例えばフライ用に開いたりして、手を入れて違う形で再度店頭に並べます。

そもそもが、朝一番で獲った青魚を産直(産地直送)で仕入れ店頭に並べても、数時間は経ってしまいます。

腸が腐ることはなくとも、青魚に限らず魚の腸は時間が経つと、その腸から出る脂で生臭くなってきてしまいます。

当然、刺身でも食べられますし、一般的には鮮度は良い状態です。

仮にこういったアジでアラ汁を作ると、生臭さがあるので味噌ベースにしたり、生姜味にしたりするのですが、今回のアラ汁はお湯の中に腸を取り除いたアジの頭と中骨を入れて15分ほど煮ただけです。

これに味の素を少々と塩で味を調えただけです。

アラ汁というよりはすまし汁に近い感じです。

具が無い※のも寂しいので、とろろ昆布とネギこそ入れましたが、アジの風味がとても良く出ていて、且つ生臭くなく非常に美味しかったです。

※見た目を気にしないのであれば、中骨に残っている中落ちの部分の身をほぐし、汁に入れるとより旨みが増します。

釣ったアジだからこそ、全く手を入れずシンプルにお湯だけで出来ますので、アジが釣れた際はお試し下さい。

煮ている時に浮いてくる、アジの脂を見ているだけで美味しそうです。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2021年2月11日 北条湾定食


本当は、帰りの道中で家内と「押し寿司でも作るか!」と話していたのですが、途中で近々で食べたキムチ鍋の残り汁で炊き込みご飯を作り、それがまだ余っていることに気付きました。

最初は白米を炊き直すか…と思っていたのですが、帰って炊飯器を開けてみると、お釜に3/2以上炊き込みご飯が残っていることが判明し、押し寿司は止めてタタキを作りました。

結果オーライで久しぶりのアジの刺身は非常に美味しかったです。

こちらはこの日のライブ配信の動画です。



短時間で効率良く釣れたとはいえ、前回の釣行時に比べると釣れる間隔が長いことなどがお分かり頂けると思います。

前回と今回の釣行の感じでは、まだ釣れると思っていますが、もしかするとカタクチイワシ自体も北条湾を離れつつあるのかもしれません。

宜しければご覧下さい。

次回は…と言いますか、すぐに週末ですが、土曜日が大潮、日曜日が中潮です。

潮回り的には問題ないと思います。

もう明日、明後日レベルのお話しですが、次回も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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