この週は週中に嬉しいお知らせが飛び込んできました。
明日釣行を予定しておりますが、数か月ぶりに国産のアミコマセでやってみたいと思います。https://t.co/xnXVuiUTTZ pic.twitter.com/CR1XVvyRCw
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
そもそも割引目的で入れた釣具店のスマホアプリに通知があり、開いてみるとだいぶご無沙汰だった国産のアミコマセ入荷の知らせが。
アプリをダウンロードすると300円の割引クーポンが貰えるので、それを使ったらアプリを削除しようかと思っていましたが、削除しなくて良かったです。w
小学1年生から釣りを始めて早40年。
釣り具店から国産のアミコマセが消える…などということは一度も経験がなく、改めてコロナ禍での釣り需要の高さに驚かされましたが、然程時間が掛からないで入荷するだろう…一時的なものだろう…などと簡単に考えておりましたが、国産のアミコマセが店頭からなくなりあれよあれよと数ヶ月…まさかこんなに長い間中国産のアミコマセで釣りしなければならなくなるとは夢にも思いませんでした。
そもそも海外産のアミ自体を使った経験がなかったもので、国産との違いも良く分かっておらず、あまり違いはないだろう…と思っていましたが、使ってみると気になる点が多々ありました。
まずアミ以外の異物の混入が多い。
何かの稚魚であったり、イカの幼生であったり、とにかくアミ以外の異物の混入は酷かったです。
次にアミコマセ特有の臭いがしない…
苦手な方も多いかと思いますが、アミコマセ特有の臭いが中国産のものはあまりしませんでした。
臭いが苦手な方はラッキー!と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそも臭いが無い…ということは、実際の釣りに於いては集魚に影響が出る可能性があります。
更にはアミの鮮度が悪くすぐに潰れてしまい、トリックサビキをアミコマセの中に潜らせてもほとんど針に付かない…
実際に久しぶりに国産のものを使ってみた詳細な感想は後ほどお話しさせて頂きますが、使って一番最初に思った感想は「さすが中国産…」という感じでした。
アプリに通知をもらい、早速翌日2つほど購入し、店員さんに「今後も店頭から国産のアミコマセが無くなる可能性はあるのか…」と尋ねたところ、今のところ出荷出来ない旨の連絡はないが、今後も状況次第によっては有り得る…とのことで、その場合は今まで使っていた中国産になるとのことでした。
国産のアミコマセを買い強い見方を得た感じで、この週はアミコマセを入手してから週末が待ち遠しくてたまりませんでした。
日曜日の状況です。土曜日同様に日中の大きく潮が動く時間帯をお勧め致します。土曜日と違って比較的風が穏やかなので、午前6時~午後9:06までの間が狙い目かと思います。特に午後6時半辺りの夕マヅメなど面白いと思います。皆様の大漁を祈っております。https://t.co/Uz7ijk3RYu pic.twitter.com/uGY0ESyFxG
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 28, 2021
潮も天候も特に問題ありません。
午前1:03の干潮以降の上げ潮の時を狙い、前日の午後11時起床で北条湾を目指しました。
午前0時過ぎに自宅を出発したのですが、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が延長されたにも関わらず、週を追うごとに深夜の人出が多くなってきているのを実感します。
前日に菅総理が緊急事態宣言延長について会見を開いていたニュースを観ましたが、実際には「誰も聞いてねぇな…」ということだけがヒシヒシと伝わってきます。w
自宅付近の生活道路が最寄り駅への抜け道になっており、コロナ以前は土日の深夜ともなれば引っ切り無しにタクシーが駅と住宅街をピストン輸送していましたが、この日はコロナ以前に戻ったかのようにかなりの数のタクシーが走っていました。
横浜横須賀道路を走っていても都内ナンバーのタクシーも多く、乗用車に至っては半分くらいは他都県ナンバーの車でした。
ひょっとすると、早く家は出たけれど、釣り座が無い…なんてこともあるかもな…と、少し想像していた以上の他都県ナンバーの車の多さに若干焦りを感じ始めます。
坂を下り北条湾に面したT字路の交差点を左折すると、この日も花暮岸壁の街灯が消灯。
うわぁぁぁぁぁぁぁ…マジか…結構釣り人がいるのでは?…と、恐る恐る北条湾岸壁へ入って行くと、この日は予想通りの展開でかなりの数の釣り人が…
食いが止まったので撤収します。いつもは釣り座の状況などをご覧頂きたく、このツイートをしていますが、通路が駐車車両で埋め尽くされ岸壁の状況が良く分からないと思いますが、埋め尽くされた駐車車両からご想像下さい。今日は全体的にタナが深くアジはベタ底でした。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/33YsQbtDAN
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
これはいつも帰路に着く際に投稿している動画ですが、ツイートでも申し上げておりますように、趣旨としては駐車車両の合間から岸壁(釣り座)の状況をお伝えしたく撮影しているのですが、完璧なまでに駐車車両が3密状態になっておりほとんど岸壁の様子が分かりません。
到着時はここまで密ではありませんでしたが、帰路に着く時はご覧の感じでした。
駐車車両の半分くらいが他都県ナンバーの車で、まん防や緊急事態宣言などどこ吹く風状態で、如何に釣り需要が高まっているのか本当に実感します。
コロナ以前の今の時期ですと、サバっ子などは釣れ始めますが、如何せんサイズも中途半端で釣っても調理に手間が掛かるのであまりサビキ釣りをメインで釣りに来る人は少なく、こんな状態になることはまずありませんでした。
一昔前より城ケ島や三崎港周辺も釣りが出来なくなった場所も多数あり、その影響もあるとは思いますが、本当に今は釣りをする人が増えました。
ゴミは必ず持ち帰る等、マナーは守り節度ある行動をお願い致します。
サビキ釣りだけではありませんが、足場も良く夜間は街灯もあり、比較的安全にサビキ釣りが出来る場所がどんどん釣り禁止になり兼ねません。
改めて宜しくお願い致します。
北条湾到着時は釣り人も多く、釣り座に余裕があったわけではありませんでしたが、たまたまいわき丸さんの後方の釣り座が空いていました。
早速、そこに釣り座を構え釣りの準備に取り掛かります。
釣りを開始します。気温20度、天候は曇り、風は3m?4mほど、海水温は19度です。今日も花暮岸壁の街灯は消灯しています。風はありますが気温が20度ということで丁度良いです。群れは今のところ確認出来ません。釣り人はそれなりにいる感じで釣り座はほぼ埋まっています。上げ潮時を狙ってみます。 pic.twitter.com/yJtrFK7WGn
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
釣りを開始した時点で青魚の群れやフィッシュイーターの類の魚も見当たらず、少し寂しさを感じるくらいの静けさの中釣りを開始します。
一見活気もなく、如何にも釣れない雰囲気をバリバリに醸し出していましたが、二投目で何かがアタります。
おぉぉぉ!実は活性が高いのか?
見た目とは裏腹にいきなりのアタリに軽く興奮しますが、釣れたのはネンブツダイ。
幸先悪くネンブツダイからスタートです。w pic.twitter.com/jvHYbQ1fp2
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
ネンブツダイであっても、釣れる…ということは魚自体の活性が極端に低くない…という証明でもあるのですが、同時にその場所(タナ)にはネンブツダイしかいない…という証明でもあります。
ネンブツダイも群れで行動する魚なのですが、アジ同様にあまり大きな群れは作りません。
圧倒的にサバやイワシ類の方が、一つの群れは大きいので仮にネンブツダイと一緒であっても、サバやイワシ類が同じ場所に居れば確率的にサバやイワシ類の方が釣れるんです。
この後、もう一度ネンブツダイが釣れるのですが、こうなるとほぼ100%その場所にはネンブツダイしかいません。
こりぁ…幸先悪く参ったね…
こういう場合は、釣り座を変えてももちろん良いのですが、そもそも移動出来る釣り座があるか…という問題や、一度お店を広げてしまった釣り道具を簡単にであっても片付けて移動するのは正直面倒臭いと思いますので、タナを半ヒロ※ずつくらい下げて釣りをしてみて下さい。
※半ヒロ=大人が片腕を伸ばした長さ(深さ)
一番最悪のパターンは、タナを下げたら今度はフグが釣れた…というパターンです。
北条湾はあまり水深が深くないので、上中下くらいのタナのパターンしかありません。
表層付近を上とすると、それより一ヒロ※下のタナが中、更に一ヒロ下のタナが下…という感じです。
一ヒロは大人が両腕を広げた長さで、概ね1.5mくらいです。
そして北条湾に於いて、サビキ釣りで狙う青魚は余程魚達が嫌う何かがない限り「上」のタナにいます。
「中」のタナはアジが良くいるタナで、アジの場合その時の状況によっては「上」のタナに上がってきます。
その最悪のパターンは避けたい…と願いながら少しずつタナを下げていきました。
すると小アジがヒットします。
小アジがきました。 pic.twitter.com/bdyGl3lHac
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
この時はタナを先ほど申し上げった「中」くらいのタナに合わせてありました。
すると、同じタナで次々にヒットします。
小アジの次はムツっ子です。
ムツっ子です。 pic.twitter.com/iPYvW9Qk28
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
次はカタクチイワシ(シコイワシ)です。
カタクチイワシがきました。 pic.twitter.com/G6Bdo7Jmzs
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
更にサバっ子です。
サバっ子がきました。 pic.twitter.com/LykNvtJgVw
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
食ってこないわけではないのですが、この日は終始食いが渋くダラダラした感じで釣れ続けます。
釣れないわけではありませんが、食いが渋いです。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
魚種自体はたくさん釣れて、それはそれで面白かったのですが、やはり小さくてもアジが釣りたい…と思い、試行錯誤を繰り返しますが最初の1匹以降、一向にアジは釣れません。
アジはあまり深いタナには潜らないのですが、思い切ってほぼベタ底※のタナにサビキ仕掛けを落としてみました。
※海底スレスレ。サビキ釣りの場合はサビキ仕掛けのオモリが海底に当たるか当たらないかの層。
すると、一発でアジがヒット。
アジのタナは今日はベタ底ですね。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
この日は全体的に群れがいるタナが深めでした。
こういうことは、汽水域が出来たり真水と海水の層が分離することなどがあるため、北条湾では大量の降雨時や降雨直後に良くあるのですが、この週は近々で大雨は降っていませんでした。
ということは、雨の影響ではない…となると…
この日は私は午前1:03の干潮以降を狙って釣りに行きました。
憶測の域を出ませんが、恐らく午前1:03の干潮までの下げ潮で潮が動いている時に、北条湾内にフィッシュイーターが入っていたんだと思います。
フィッシュイーターは干潮での潮止まりで北条湾内から出て行ったため、私が北条湾に到着した時に姿はありませんでしたが、そのフィッシュイーターを警戒して普段居ないタナに青魚達が逃げていたと思われます。
北条湾では、青魚達のタナが頻繁に変わることが多いのですが、先ほど申し上げたような川から流入する真水の影響や、北条湾は湾自体が細長く水深も浅いため、捕食される側の青魚達は逃げ場を失い易い場所なんです。
当然この日のように深いタナに青魚達が逃げてしまっていれば、いくら海水の透明度が高い北条湾とは言え群れの姿を地上から肉眼で確認することは困難です。
この日私が北条湾に到着した際には、フィッシュイーターもいなかったため活性が低く静かな状態だと思いましたが、実は活性はそれほど低くなく、青魚達がいるタナがいつもと違う…ということは、北条湾では往々にしてあります。
潮や気象の状況なども良く、特に魚が釣れない要素がないのにアタリが無い…という時は、北条湾では頻繁にタナを変えてみて下さい。
魚の居ない釣り堀で、いくら高級なエサを付けて釣りをしても絶対に魚は釣れません。
道具等々にお金を掛ける前に、まず魚がいる場所を的確に読めるようになることが先決です。
魚さえいれば、サビキ釣りで釣れないということはまずありません。
食いの良し悪しはありますが、魚さえいれば釣れるのがサビキ釣りでもあります。
恐らく一時的なものであって、その後再び食って来たと思いますが、一旦食いが止まったので、そのタイミングでこの日は納竿としました。
そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

ネンブツダイが釣果に混じると色がピンクなので何だか華やかな感じになります。
釣りをしていたのは1時間半くらいです。
こちらはこの日釣れた魚種です。

上からネンブツダイ、ムツ(ムツっ子)、アジ(マアジ・小アジ)、マサバ(サバっ子)、ゴマサバ(サバっ子)、カタクチイワシ(シコイワシ)です。
この日はカタクチイワシは3匹しか釣れませんでしたが、全てが子持ちでした。
釣れた割合もサバっ子がメインになってきており、徐々にカタクチイワシは産卵場へ旅立っていると思われます。
恐らく次週はもう釣れないかもしれません。
そして、気が付けば梅雨入り目前で、今年は長梅雨になる…などという長期予報も出ていますが、気温も湿度も高くなると魚に限らずですが、生ものは特に腐り易くなります。
釣りで釣った魚も例外ではなく、この日の海水温は19度でした。
そして気温は20度。
春先であれば仮に海水温が17度くらいあっても、気温が低いので釣った魚をバケツに入れておくだけもそれなりに冷やされあまり腐ることはありません。
そろそろ気温、海水温共に高くなってきたこともあり、サバは特に足が早く(腐り易い)色落ちし易いので、釣った魚が死んだらすぐにクーラーボックスなどに入れ冷やすことをお勧め致します。

こちらは市販のロックアイスに海水を入れたものですが、一番良いのは海水で氷を作ることですが、釣った魚を保存するためだけに毎回わざわざ海水を持ち帰り氷を作るのも手間なので、氷自体はロックアイスで問題ありませんので、クーラーの中で海水と半分ずつになるくらいに混ぜたもので釣った魚を冷やすことをお勧め致します。
氷だけですと、魚が氷焼けをしてしまいます。
真水とロックアイスですと色落ちし、足も早まります。
海水(塩水)を混ぜることで、色落ちを防ぎ腐敗しにくくなります。
釣果報告などで、Twitterやブログに掲載している釣った魚の写真をご覧頂いても、色落ちしていないことがお分かり頂けると思います。
スーパーなどで売っているサンマは、新サンマ以外は「解凍サンマ」と言って、一度冷凍したサンマを解凍したものです。
この時に使っている冷水や氷も極めて海水に近い成分の特殊は水で冷やしたり凍らせています。
そういうことから、1年前に獲ったサンマでも色味が新鮮なままでスーパーなどの店頭に並びます。
釣った魚を持ち帰る上記でご紹介した冷水の場合、真水(氷)と海水の割合が50%以上が海水でないとあまり意味がありません。
宜しければお試し下さい。
次はこの日一番釣れたサビキ仕掛けですが、こちらです。
本日の釣行で一番釣果があったサビキ仕掛けはこちらです。海水の透明度が高かったからかと思われます。アジ、サバ、カタクチイワシ、ムツ、全てでこの仕掛けに一番食ってきました。【サビキ仕掛けの詳細はこちら】https://t.co/2u4gNXyEZc pic.twitter.com/1eUxDOdD0y
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この日は海水の透明度が高かったことからこの仕掛けが一番釣れたと思われます。
この日釣れた5魚種、全てこのサビキ仕掛けに食ってきました。
マルフジのサビキ仕掛けはアジ、シラススキンのサビキ仕掛けはサバに効果がありました。
そして、この日久しぶりに使った国産のアミコマセですが、やはり集魚力は中国産のものよりあったように感じました。
二つ並んで撮影しているブロックは右が中国産、左が国産です。臭いや鮮度等々を始め、やはり国産の方が食いが良かった気がしました。今までは国産以外を使ったことが無かったので分かりませんでしたが…この辺のお話しも後ほどブログにて細かくお話しさせて頂きます。 pic.twitter.com/w0mRUCfPdE
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
何より感じたのは、アミの鮮度の違いです。
国産のものはアミの鮮度が良いので、解凍してもアミが潰れたりせず張りがあります。
こういうことから、トリックサビキの場合は特にアミコマセの中に仕掛けを潜らせますので、1匹1匹のアミに張りがあり立っているので仕掛けに良くアミコマセが絡み、針にも良く刺さります。
一方、中国産のものは、鮮度が悪いのか、何度も冷凍と解凍を繰り返しているのか、1匹1匹のアミに張りがなく、アミ自体が潰れているのが大半です。
これですと、ハリスや針に潰れたアミが絡み付くだけで、針に刺さることはほとんどなく、海中に入れた際には単なる撒き餌状態になってしまいます。
若干ですが、値段は中国産の方が安いので、アミコマセを撒き餌として使う分には問題ないと思いますが、トリックサビキで使う場合はお勧め出来ません。
また、中国産のものは異物の混入も多く、針にアミが刺さらないくせに、異物はガッツリ刺さるので一々それを外すのも手間です。
ツイート内の国産、中国産のアミコマセのブロックを並べて撮ってある写真をご覧頂くと、右側の中国産の方が色が黒ずんでいると思います。
一方、左の国産の方がピンク色をしています。
これは、アミが潰れていない証拠で、アミコマセのアミは夜間など暗い場所で海中に投入すると蛍光の緑色に発光します。
アミは発光する器官を持っており、そこから発光物質を出して発光します。
アミ自体が潰れてしまっていると、この器官も物質も潰されたり溶け出してしまうので、全く発光しないことはないと思いますが、潰れていないアミと比べると雲泥の差だと思います。
実際に実験をしたわけではないので、あくまで憶測の域を出ていませんが…
スーパーで売っている肉や魚も同じですが、冷凍、解凍を繰り返すと細胞が壊れたりして旨み成分が水分と一緒に溶け出してしまいます。
故、そういう肉や魚を食べるとパサパサで美味しくないことが多いです。
原理はこれと同じで、そもそもの鮮度が悪いのか、冷凍や解凍を繰り返しているのかは分かりませんが、中国産のアミコマセは臭いの元になる物質、光を放つための物質などの含有量が国産のものより少ないと考えられます。
今まで、ここまでアミコマセについて深く考えることなど無かったので、今回の国産のアミコマセが無くなったことは、ある意味良い勉強になりました。
小学1年から釣りをやってきた人間から言わせて頂きますと、釣具店から国産のアミコマセが消えるほど釣り人口が増えるってどんだけ多いんだ?…と本当に驚愕すると同時に、そんなことを過去に想像したことは一度もありませんでした。
トリックサビキに関しましては、中国産のアミコマセについて上記で申し上げた通りですが、撒き餌やコマセ網、コマセカゴなどで使用するにしても、五感で一番感じたのはとにかく臭いがないのでお勧めは出来ません。
人間にとっては臭いと感じる不快な臭いでも、魚にとっては美味しい臭いですので、それがなければ当然集魚力に違いは生じると思います。
そして、この日の我が家の兄妹猫の朝食は、ネンブツダイと釣れたサバっ子の中で大サイズのサバっ子を焼いてあげました。

成長著しく、毎週釣りに行く度にサバっ子が一回りずつ大きく成長しているのですが、正直申し上げて今の時期のサバっ子が一番食べるのに難がある大きさです。
まだ魚の稚魚らしく、頭でっかちで捌いたところで大した身は取れず、かと言って揚げ物にしても硬さが気になる大きさです。
そういうことから、今の時期は釣れた中で大きいサイズは兄妹猫、小さいサイズは人間用となります。

焼いた匂いは毎回思いますが、本当に美味しそうです。
グリルで魚を焼き始めるとずっとこれです。
魚を焼いた後、ほぐし身を作っているといつもこうなります。早朝なので黙っていて欲しいんですが、終始鳴き続けます。w pic.twitter.com/btrx4ApxLA
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本当に早朝なので止めて欲しいのですが、鳴きっぱなしです。
ご飯の時間にいつもこうなるわけではなく、釣った魚を焼く時だけなんですよね。
普通にスーパーで買って来た、人間用の焼き魚の時は無反応なんですが、なぜか釣りで釣った魚を焼くとこうなります。
本日の我が家の兄妹猫の朝食は、外道のネンブツダイと釣れた中で大サイズのサバっ子を焼いてあげました。軽くネンブツダイに当たると食べる速度が落ちましたが、相変わらずサバっ子は好評でした。 pic.twitter.com/oA72NyOufY
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
美味しいんだろうな…というのは伝わってくるので、釣ってきた甲斐があります。
そして、人間用なんですが、先ほども申し上げたように問題はサバっ子です。
サバっ子以外の小アジ、カタクチイワシ、ムツっ子は3回連続で申し訳ありませんが、この日も南蛮漬けにしました。

サバっ子も前週釣れたサイズくらいまでですと、まだ南蛮漬けでもいけたと思うんですが、ほんの1cmくらいなんですがサイズが大きくなっており、頭を見ると…いや、今回は厳しいかな…という感じだったので、唐揚げ粉を使った唐揚げではなく衣を使った唐揚げにしてみました。
その前に鶏肉の唐揚げでも、唐揚げ粉で作った唐揚げと、衣で付けて揚げた唐揚げがあると思います。
スーパーの総菜や、飲食店で出す唐揚げなどで良く見掛ける唐揚げと同じ要領で作ります。
衣を付けた唐揚げも、作り方は様々で多種多様にあると思います。
今回は私が良く作る鶏肉の唐揚げの作り方をご紹介させて頂きたいと思います。
この唐揚げの作り方の良いところは、油跳ねが少なく水分が外に逃げにくいので、衣を付けて揚げる食材が柔らかくなりジューシーに仕上がる点です。
油跳ねが少ない点と、食材から出る水分で更に柔らかくする点で、中途半端なサイズのサバっ子に挑んでみました。
本当はサバっ子の頭を落とせば何の問題もないのですが、今回くらいまでは出来るだけ調理は簡単に美味しく…という方向でいってみたいと思います。
サバっ子の下準備は頭は残したまま腸だけを取り除き、水気を良く切って下さい。
そして、今回のポイントの唐揚げの衣ですが、片栗粉と卵だけで作ります。

小麦粉ではなく片栗粉です、これが一番肝心な点です。
まず、片栗粉と卵を混ぜ合わせ、以下の動画くらいのとろみになるように水を足します。
後ほどブログにて詳細はご説明致しますが、今回はサイズが微妙なサバっ子を衣付きの唐揚げにしました。その衣のとろみ具合です。 pic.twitter.com/OWzBHqFgK9
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
サバはヌメリがあるので、あまり衣を水っぽくし過ぎると衣がサバに付きにくくなります。
普段天ぷらや衣を付けて揚げ物をする時の衣よりもやや硬めにして下さい。
今はクッキングヒーターやガスコンロでも安全装置が付いており、揚げ油の温度も一定の温度に達すると火が弱まったり、ヒーターが消えたりすると思いますが、そのMAXの温度まで油を熱します。
余談ですが、揚げ油の温度を上げて、揚げ油から煙が出てきたので水を掛けて火事になった…というニュース記事を少し前にみました。
こんな、コントみたいなことするヤツって本当にいるんだな…と驚きました。w
ちなみに唐揚げ粉で仮にこの状態でサバの唐揚げを作った場合、油の中にサバを投入した途端にジャンジャン油が跳ね黒焦げになると思います。
でも、この片栗粉で作った衣なら大丈夫です。
恐れないで下さい。
衣の中に腸を取り除いたサバを投入し、特に腸を取り除いたお腹の中に衣が良く付くように混ぜて下さい。
サバと衣を混ぜ合わせたら、温度がMAXの油の中に投入して下さい。
衣に醤油などの余計な調味料を入れると焦げてしまうので、衣には片栗粉、卵、水以外は入れないで下さい。
片栗粉で作った今回の衣であれば中々焦げません。
基本的に油で揚げているサバが浮いてくれば火は通っていますが、今回はサバの頭を柔らかくすることが目的なので、焦げにくい今回の衣が少し茶色に変化するまで火を緩めることなく揚げ続けて下さい。
片栗粉で作る衣は、少しは衣が破れてそこから上げる食材の水分が出てきますが、油跳ねをするほどの水分は外に出てきません。
片栗粉はでんぷんなので、熱と水を加えると粘りが出ます。
衣の内側は水分と熱で粘りが出て、外側は油の温度で固まります。
かなり強靭な膜が出来ますので、想像以上に水分が外には出にくく油跳ねもせず高い油の温度で長い時間揚げ続けることが出来ます。
更に内側はサバから出た水分が沸騰しますので、その水気でも柔らかくする効果が幾分出ます。

一つの基準として、このくらいの色になるまでしつこく揚げて下さい。
こちらはサバっ子のお腹ですが、このお腹にもキチンと衣をまとわせないと、油で揚げた際にそこから水分が外に逃げ出し油跳ねの原因になりますので、しっかり衣は付けて下さい。

そして、出来上がりがこちらです。

衣にもサバ自体にも下味を付けていませんが、釣ったばかりのサバは風味も強い上に油との相性も抜群なので、岩塩など塩だけでも十分美味しく頂けます。
比較的何でも合うと思いますので、調味料はお好みで。
私は今回は自家製タルタルソースで頂きました。

市販のタルタルソースは量も少なく割高なので、たまに大量にまとめてタルタルソースは作ります。
これを付けて食べましたが、全くサバの頭が気にならないか…というと、やはり若干硬さは残りましたが、然程気になりませんでした。
ただ、今回が今シーズンのサバっ子を頭から丸ごと食べるのは限界かと思います。
次週、あと1cm成長したらいい加減調理方法が尽きると思います。
圧力鍋などで煮る…という手もありますが、サバの頭が柔らかくなるまで煮込んだら、サバの身がボロボロになると思いますし…
というか、そこまでサバの頭を柔らかくすることに拘る必要もないのですが…w
そして、今回の北条湾定食はこんな感じになりました。

今シーズンはまだウルメイワシが回って来ていませんが、ウルメイワシであれば今回の唐揚げで十分頭も気にならずに食べられると思います。
ウルメイワシの到来が待ち遠しいところです。
こちらはこの日釣れたサバっ子の中で、フィッシュイーターに付けられた傷が治り掛かっていたサバっ子です。

毎年、この時期はフィッシュイーターに襲われた形跡があるサバっ子などの稚魚が釣れるのですが、今年は例年に比べて数が多い気がしています。
それだけ、フィッシュイーターの類の魚が北条湾内に入って来ているということだと思います。
サビキ釣りと平行して、この辺も活餌で狙っていきたいと思っています。
こちらはこの日のライブ配信動画です。
食いもイマイチ渋く、スローペースで淡々と釣りをしているだけの動画で特に見どころもありませんが、宜しければご覧下さい。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 29, 2021
早いもので次週は6月です。
そして、土曜は長潮、日曜は若潮と潮回りとしては最悪です。w
土日のこのパターンは久しぶりかもしれません。
最悪なりに次回も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。
また、ご報告させて頂きます。
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