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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  ウルメイワシ  トウゴロウイワシ  ネンブツダイ  アイゴ  毒魚  魚料理  

【三崎港・北条湾】カマスラッシュ以来のボッチ釣行・大潮らしからぬ食いの渋さの中なんとかウルメイワシをGET!(2022年9月25日)

こんにちは。

突然ですが、みなさんご自身の得意分野の事柄を、他の人に教える時に教わる側の人の分からないところが分からない…そんな経験はありませんか?

つまり、自分の中ではデフォルトで、盲点になっている部分、教える側にしてみれば当たり前のことなんですが、教わる側はそこが知りたい…というような状況です。

今回の釣行は、普段ではあまりない稀なケースなんですが、魚の動きが非常に読みにくい要因がいくつも重なり、天気予報や潮見表など、一見すると釣れて当たり前…という好条件下の中での釣りになる…と現地で同じ時間帯にサビキ釣りをしていた方の多くはこう思っていたと思います。

当然、北条湾で実際に釣りを始めるまでは、好条件下での釣りですので、私も難なく釣れると思っており、約9ヶ月ぶりのボッチ釣行ということもあり、助っ人がいないので釣れ過ぎ注意報を予想し、何本も竿出したところで一人では捌き切れないので、持って行く竿の本数を普段の半分以下にしたほどでした。

こうした予想を覆し、実際はかなり厳しい釣行となるのですが、この日は私がブログTwitterを始めた当初から、Twitterアカウントをフォローして下さっている方と、たまたま現地で会い一緒に釣りをしました。

時合いの時を迎え、私は釣れるけど、フォロワーさんは釣れない…

こういう状況に陥ります。

一見したところ、岸壁の車止めに竿受けをセットし、同じ長さの磯竿、同じサビキ仕掛け、当たり前ですがエサであるアミコマセも同じものを使っていました。

コピーしたように同じ状況で釣りをしました。

あまりに歴然と釣れる、釣れないの差が出たため、フォロワーさんから「どうして僕は釣れないんですかね?」という質問をされました。

ここで、冒頭の得意分野の事柄を人に教える話になるのですが、Twitterは文字数に限りがありますので、端的に情報をお伝えすることしか意識しておりませんが、ブログは少々記事全体が長くなっても細かく解説した方が良いのではないか…と思いブログを始めた当初は、特に記事の内容が北条湾のお話しをするようになってからは、かなり時間を掛けて長い長文の記事を書いていました。

しかし、これですと、やはり読み手の方の大半は途中で飽きてしまい、最後まで読んでもらえないことが分かり、以降少しずつ要点をまとめるようにし、記事を短くするように意識していました。

更にしかしなんですが、今度はこうなると記事の内容が表面的なお話しになってしまい、ポイント、ポイントを深く掘り下げて話をしなくなっていました。

毎回、何か事柄を見付けて深堀した話を延々とする必要はないと思いますが、今回は一緒に釣りをしたフォロワーさん以外にも、普段からTwitterやブログをご覧頂いている方が何名かいらっしゃったようなので、なぜ私は釣れて他の方はあまり釣れなかったのか深く掘り下げて解説させて頂きながら、この日の釣行のお話しを進めさせて頂きたいと思います。

普段より長い記事になるかもしれませんが、お付き合い頂ければ幸いです。

まずは、この日の気象や潮の状況はこんな感じです。



朝マヅメ前に満潮での潮止まりを迎え、マヅメ時に大きく引き潮で潮が動く感じで、潮見表を見ているだけで興奮してしまうような潮の動きです。

後ほど詳しく解説致しますが、冒頭で申し上げました魚が釣りにくくなる様々な要因が無ければ、空針のサビキ仕掛けをシャクルだけで入れ食いになってもおかしくないような潮の動きです。

海水温も良い感じで下がってきており、若干風は強いものの天気も雨の心配はなく、机上での情報では爆釣れ!間違い無し!のまさに釣り日和です。

北条湾に到着するまでは、フィッシュイーターも湾内におり、激しくアタックを繰り返し、アタック祭りが開催されてるかもな…♪などと考えるほどでした。

ボッチということもあり、釣りをする時間は1時間~1時間半ほどと考えており、午前4:13の満潮での潮止まり辺りから釣りが出来るように北条湾を目指し、午前4時頃北条湾へ到着しました。

シルバーウィーク最初の3連休の時とは違う台風ですが、シルバーウィーク後半の3連休も台風が接近しており、2022/9/19の釣行時に、北条湾に張り巡らされていた船の係留ロープが再び張られているかもしれない状況でしたが、この日は係留ロープは無く想像以上に釣り人もおり、ダイブセンターの左斜め前に釣り座を構えます。



北条湾へ到着した時間が時間なので、致し方ないんですが、この日は前日に台風の影響でかなりの量の雨が降りました。

降雨直後は、北条湾の深部の川から流れ込んだ真水の悪影響が出ていると、湾の奥へ行けば行くほど釣れない可能性が高くなり、出来ればもう少し北条湾の入口側に釣り座を構えたかったのですが、ここしか空いていませんでした。

ここで降雨による悪影響についてですが…

①海水温が極端に下がる
②北条湾内の海水の塩分濃度が下がったり、真水と海水が分離した層が出来る

逆に良い影響もあります。

良い影響は、川から多くの真水が流れ込むと有機物もたくさん流れてきます。

この有機物に植物プランクトンが集まり増殖します。

そうなると、今度はこの植物プランクトンを求めて動物プランクトンがたくさん集まります。

この動物プランクトンを主食としているのが、稚魚や小魚、青魚達です。

北条湾は縦に長いウナギの寝床のような地形をしていますので、大量に真水が流入すると中々湾内の海水がシャッフルされず、海水温が万が一下がり過ぎた場合は、中々元にも戻らないことがあります。

当然、青魚の群れは北条湾の入口から入ってくるわけで、湾の深部の川からやって来ることは、何をどう間違っても有り得ません。

北条湾内の海の状況が悪い場合は、湾の中間地点から奥に青魚の群れが回遊しないことは良くあることで、この日の場合は製氷所の前や製氷所の横、頑張っていわき丸さんの釣り船の周辺までが安パイな釣り座です。

それより、奥まったところですと、上記で申し上げた通り青魚の回遊ルートから外れ、海の中の状況が改善されない限り青魚達は北条湾の深部には回遊しません。

そして、実際にこの日の北条湾の状況はこんな感じでした。



嫌な予感は的中。

前回の釣行時(2022/9/19)からナント!4度も下がっていました。



海水が淀み易い北条湾とはいえ、一応海ですし出入口は狭いですが、海と繋がっています。

淀み易いことが確かに海水の温度を下げている理由なんですが、海ですからね…圧倒的に海水の方が多く通常であれば、ちょっとやそっとでは海水の温度は下がりません。

それが4度も下がっているということは、かなりの量の真水が北条湾に流入したことは想像に難しくないと思います。

ちなみに、海水温を計った場所はほぼダイブセンターの前で、製氷所の前や製氷所の横などではもっと海水温は高かったと思われます。

こういうことからも、降雨直後の釣りの場合は製氷所周辺の釣り座が安パイです。

実際に釣りを開始すると、暗いうちはサビキ仕掛けに食ってくることはありませんでしたが、青魚と思われる何がしかの群れが足下を泳いでおり、活性は低いものの上記で申し上げました、海水温の低下による影響は然程なく一応回遊していることは分かりました。

ボッチということもあり、トウゴロウイワシの動画を撮り忘れたのですが、ネンブツダイトウゴロウイワシはポツポツ釣れていたので、満潮での潮止まり以降、少しずつ魚達の活性が上がり始めていることも分かりました。



この日の日の出の時刻は午前5:31なので、勝負の時は5時過ぎ、空が明るくなり始めた頃かな…などと思い、コマセを付けてもネンブツダイトウゴロウイワシしか釣れないので、空針のサビキ仕掛けを海中に入れたままその時を待ちました。

午前5時を過ぎ、予想した勝負が未だ始まらず、あっと言う間に時間は過ぎ、完全に空が明るくなってきました。

待てど暮らせど青魚はこない…



ネンブツダイトウゴロウイワシが釣れてしまいますが、日の出の時刻の午前5時半を前にいつ時合いの時になっても良いように、アミコマセを小まめに付け替え青魚のアタリを待ちました。

午前5時半、日の出の時刻と同時にウルメイワシがヒットします。



後がすぐに続いてくれれば活性は上がっている…

頼むぞ…きてくれ…

祈るような気持ちで釣りを続けていると、この後が続きここから完全に時合いの時に突入します。

以前の釣行記事でも書かせて頂きましたが、今シーズンの傾向として、活性が上がりまさに時合いのタイミング…という時間が非常に短い傾向があります。

酷いと10分、長くても40分~50分、今シーズンは1時間以上爆釣れ!になったことがないと思います。

普段は時合いのタイミングでも×2(私と家内)で釣りをしているので、若干余裕がありますが、この日はボッチ…

いつもの倍の動きをしないと、それなりに釣れません。

腰が痛くなりながら、とにかく釣りまくりました。

そんな、時間を無駄にしたくない時に、全然お呼びでないこの方が早々にヒット。



この時点では、釣果が中途半端過ぎて、兄妹猫のご飯にもならない、人間一人分の食事も作れない状況で、この日はアイゴに帰れ…と言われても、釣りを続けました。

あと、もう少しウルメイワシが欲しい…そんな状況の時にアタリの間隔が長くなっていきます。

ん…あと5匹…

結果として、5匹は敵わず2匹釣ったところでパタリとアタリが無くなり時合いの時が終了しました。

この日は、青魚達の活性が上がっていた時間はおよそ20分ほどで、釣行の流れとしてはこんな感じでした。

青魚は潮の動き、海水温、海水の水質、塩分濃度など、とにかく様々なことに非常に敏感な魚です。

青魚達は他の魚種に比べて群れの数、また群れを形成する個体数も多いので簡単に釣れるようなイメージですが、活性が上がっている時間に如何に効率良く釣るかということが非常に重要です。

言い方を変えますと、釣れ出す…食いが止まるが非常に露骨で、且つ釣れる時間がどのくらい続くのか読みにくい魚なんです。

鯛系や根魚などは、活性が高いのか低いのか分からないような、地味な変化しかしませんし、潮汐(潮回り)はほぼ関係なく、潮が動いていればエサを探していますが、青魚は活性が低い状況の時はまずエサを食べません。

なぜなんだ…と聞かれると、こうです!とハッキリ申し上げられないのですが、足下に青魚の群れが泳いでいて、アミコマセを一摘み海中に投げ入れてみたこととかありませんかね?

活性が低いと、えっ!?と思うくらい思い切りガン無視するんです。

この日の場合は、先述しました通り、潮の動きだけを見ますと釣れないはずがない…というくらいの状況でした。

しかし、実際に現地に行ってみると、海水温の急激な低下など、同じ大潮の日でも他の釣りに関係する要素の状況は全く異なり、基本的に全てが同じ状況になるということは、自然相手ですとまず有り得ません。

この日は未明の時間帯は足下を青魚の群れと思われる魚の大群が悠々と泳ぎ、これは活性が上がったら入れ食いだろう…と、恐らく現地にいた方はそう思ったと思います。

しかし、蓋を開けてみると、待てど暮らせどサビキ仕掛けを食ってこず、そもそも活性がいつ高くなったのか分からなかった方もいらっしゃったと思います。

釣れないはずがないという潮の動き、目の前に目視で確認出来る魚の群れ…

こんな状況でしたが、かなり食いが渋かったです。

どうして、食いが渋かったのかという明確な理由は今のところ分かりませんが、急激な海水温の低下が一つの原因だとは思いますが、釣りレベルでは魚の研究者ではないのでそこまで細かく把握し理解する必要はないと思います。

ただ、釣りに行く度毎回条件的には何かが違い、同じ状況はない…ということだけご認識下さい。

そして、今回はここからが重要なのですが、先述しました通り、この日はTwitterのフォロワーさんと一緒に釣りをしました。

時合いに入ったタイミングで「きましたね…(活性が上がってきた)」とお話しし、私はその後コンスタントにウルメイワシが釣れ続けました。

しかし、フォロワーさんは一向に釣れませんでした。

10分…15分…と時間が過ぎていきますが、釣れるのは私のみ。

しびれを切らして…という感じで「どうして僕は釣れないんですかね?」と質問されました。

そういった疑問が湧くのも当然で、私の竿とフォロワーさんの竿の間隔は1mほどしか離れておらず、車止めに竿受けをセットし、竿の長さも同じもの、お互い2本竿を出し、使っていたサビキ仕掛けも同じものです。

この状況では、どうして釣れないのか不思議になって当然ですし、私も隣で釣りをしていてなぜ釣れないのかな…?と思っていました。

この日は比較的釣り人は多く、サビキ釣りと思われる釣りをしている方も散見されました。

釣りをしながら、チョコチョコ観察していると、どうも釣れている様子があまりありません。

結果的に食いが渋かった要因、釣れる人と釣れない人の違いなどが、複合的にいろんな要素があるので、一概に言い切れるわけではないのですが、ご質問頂いてからフォロワーさんの釣りの仕方を見ていました。

一番最初に気になったことが、竿の扱い方です。

トリックサビキなどでは、アミコマセのブロックの中にサビキ仕掛けを潜らせると思います。

虫餌やオキアミなどを使った釣りにように、手で釣り針にしっかりエサを刺して付けるわけではなく、トリックサビキをアミコマセのブロックの中へ潜らせるだけですと、ヌメリや粘着力だけで仕掛けや針にアミコマセが付いている場合や、針にアミコマセが刺さっていてもかなり浅い刺さり方で、強風や水圧などで簡単にアミコマセが仕掛けや針から取れてしまう状況だと思います。

こういうエサの付け方をするのがトリックサビキでのサビキ釣りなんですが、アミコマセの中にサビキ仕掛けを潜らせた後、竿受けに竿を置く時、またサビキ仕掛けを海中に投入する際のオモリの着水のさせ方が非常に雑なんです。

サビキ仕掛けはオモリから出来るだけ静かに着水させ、その後竿受けに竿を置く時も静かに置くことが重要なんです。

勢い良くサビキ仕掛けを着水させればその振動や水圧でせっかく付けたアミコマセはほとんど落ちてしまいます。

竿受けに置く場合も同様で、荒くガチャガチャ竿受けに置くと、竿先は手元以上に振られるので、その勢いでアミコマセは落ちてしまいます。

言葉は適切ではないかもしれませんが、やってるつもりの釣りで、海中の中にあるサビキ仕掛けは大半のアミコマセが落ち、空針で釣りをしているのと何ら変わらなくなってしまいます。

これは、家内に釣りを教えた時も同じことをしていて、しつこいくらいに「もっと静かに竿を置け…」と口が酸っぱくなるほど注意しました。

次に全体的にサビキ釣りをされている方を見ていて気になったのが、コマセカゴやコマセ網を使っている方が多かったように見受けられました。

北条湾は特になんですが、狭い湾ですので普通にサビキ釣りをしているだけで、十分に撒き餌の効果はありコマセカゴやコマセ網を使って必要以上にコマセを撒くと、根魚が寄って釣りにくくなってしまうこともそうなんですが、一番大事なことは無駄に撒き餌同様のことをしますと、わざわざ青魚達の選択肢を増やしてあげていることになります。

つまり、本来であれば自分のサビキ仕掛けだけを狙ってまっしぐらに青魚達が寄って来てくれることが理想で、それであれば食いが渋くともそれなりに釣ることは出来ます。

サビキ仕掛けの近くに、たくさん撒き餌が撒かれ、サビキ仕掛けと一緒に浮遊していたのでは、青魚は寄って来ますが、サビキ仕掛けに針掛かりさせる確率を釣り人自ら下げていることになります。

この日のように、潮の動きもバッチリで、魚の群れもたくさんいる…こういう状況で釣れない時というのは、魚達の活性が低いんではなく、何がしかの理由でサビキ仕掛けをスルーされていることが多いんです。

この日考えられることとしては、海水温が一気に4度も下がるほど川から真水が入ったということは、動植物の各プランクトンが大量に発生している可能性があります。

プランクトンなども微弱な光を発したり、反射光を出したりします。

この色合いとサビキ仕掛けの色合いがマッチしていなかったり、海水温が一気に低下したことで動きが鈍くなっていたりなど、他にも考えられることはありますが、反応がないサビキ仕掛けは惜しまず、すぐに違うものと交換することも大事なことです。

現地にいらっしゃった方で、足下に魚の群れが寄って来た時に、この日はかなり海面スレスレの表層付近を泳ぎ、時折海面から口を出しながら、魚が口をパクパクさせていたと思います。

これは、表層付近に集まったプランクトンを食べているんです。

植物プランクトンは、必ず表層付近にいるわけではありませんが、光合成を行う必要があり光が届く範囲にしかいません。

これを求めて動物プランクトンが集まり、この動物プランクトンを魚達は食べています。(動物プランクトンと一緒に植物プランクトンも食べていますが、狙っているのは動物プランクトンです)

こういうことからも、この日は決して魚自体の活性が低かったわけではなく、何がしかの理由でサビキ仕掛けをスルーしていたと思われます。

この日に限ったお話しではなく、私はサビキ仕掛けをアミコマセの中に潜らせる時に意識していることは、釣り針にアミコマセを付けよう(刺そう)とは全く思っていません。

しかけ全体にアミコマセの臭いを付ける感じで、サビキ仕掛けをアミコマセの中に潜らせています。

これも何度もブログでお話ししているのですが、サビキ釣りはサビキ仕掛けの針にアミを付けて、そのアミを青魚達に食べさせることで魚を釣る釣りではなく、アミコマセの臭いで寄せて発光や光の反射、疑似餌(スキン)などを使い、青魚の反射を利用して魚を釣る釣りです。

魚達が好む光の色や反射光などで、本能的に動いてしまう反射を利用して針掛かりさせ魚を釣ります。

カツオの1本釣りがかなり近い釣り方になるかと思います。

マグロやカツオも同じく、本能的な反射を利用するのは「青魚」だからで、常に泳ぎ続けていないといけない魚だからです。

青魚は常に泳いでいる魚ですので、勢い余って的な動きも多く、いろんな動画サイトなどでブラックバスがルアーや疑似餌に食らい付く動画などを見たことがあると思いますが、ブラックバスが獲物をロックオンしてから静かに近寄り頃合いを見て食らい付きますよね?

青魚はこの静かに近付く…という動きがありません。

口に入る範囲にある、エサだと思われるものがある時は反射的に咥えてしまいます。

要点さえ押さえてしまえば、サビキ釣りは本当に誰でも簡単に魚が釣れる釣りなんです。

思うように釣果が上げられない人の共通点が、魚が釣りたいがために良かれと思うことをやり過ぎる傾向があります。

あれやこれや何でも付けて、バンバンエサを撒けばガンガン釣れる…ということはありません。

魚になったつもりで、基本を疎かにせず、ポイントを押さえることが肝要です。

北条湾は、足場も良く、夜間は街灯もあり、車を駐車することも出来、お子様連れやビギナーの方向きの釣り場なんですが、居付きのイワシが登場し、幾分知名度が上がり釣り人が増えました。

トドメがコロナでの釣り需要の高まりで、これらの経緯で北条湾周辺に寄って来る青魚がスレてしまっていることは間違いなく、釣り場としては良いのですがだんだん魚の方が一歩先を行き始めているような状況になりつつあります。

青魚は年魚※ではなく、魚種によっても違いますが、5年~8年程度生きる魚です。

※年魚=1年で寿命を終える魚

9月に入ってから釣れ出しました、25cmクラスのウルメイワシですと、ほぼ成魚で5年近く、もしくはそれ以上生きている個体で、かなり知恵を付けていると思います。

当然若い個体の方が釣り易く、成魚に近くなればなるほど釣りにくくなります。

北条湾での釣り方がサビキ釣りの釣り方のセオリーではなく、違う釣り場ではそれぞれの釣り方がありますので、この点はご留意下さい。

そんな、大潮らしからぬ食いの渋さだったこの日の釣果はこんな感じになりました。

2022年9月25日 北条湾釣行 釣果


こちらはこの日釣れた魚種です。

2022年9月25日 北条湾釣行 釣れた魚種


上からウルメイワシ、マイワシ、トウゴロウイワシネンブツダイです。

ボッチ釣行でバタバタとしていたので、マイワシが釣れていたことは帰宅後、改めて釣果を確認した時に気付きました。



兄妹猫の夕食ですが食いが渋い中、頑張ったんですが、かなり微妙な状況になってしまい、青魚であるウルメイワシは兄猫にあげる分が無く、すまない…と心の中で謝りながら兄猫にはウルメイワシ以外の魚を食べてもらいました。

兄妹猫の夕食はウルメイワシ・トウゴロウイワシ・ネンブツダイを焼いたもの


兄猫は好き嫌いをしないので、本当に助かります。

兄妹猫の夕食はウルメイワシ・トウゴロウイワシ・ネンブツダイを焼いたもの


右側のピンク色の器が妹猫用なんですが、明らかに青魚に身…

一方、黄色の兄猫用の器は思い切り白身。

トウゴロウイワシとネンブツダイ中心なのが良くお分かり頂けると思います。



普段のご飯の時も、同じタイミングで並んでではないのですが、双方距離がない感じで一緒にご飯をあげています。

兄猫は普段は自分が食べ終わるとサッサとどこかえ行ってしまうのですが、釣った魚の時だけ妹猫が食べ終わるのをひたすら待ちます。

これがウザいのか、良く兄猫にガンを飛ばすんですが、この日は執拗にガンを飛ばし、妹猫自身がご飯を食べ終わり去り際にも睨みを利かしていました。w

妹猫のご飯はウルメイワシのみなので、当然キレイに完食。

何もないのに…粘ってましたね…お兄ちゃん…

次回はお腹一杯になるくらいイワシを釣ってあげたいと思いました。

人間用はと言いますと、今回も「月見」系で恐縮ですが、家内が買い過ぎた卵の処理が追い付いておらず(そろそろ終わりますw)、半ば無理矢理「月見漬け丼」を作ってみました。

ウルメイワシを三枚に卸し、ラップをせずに冷蔵庫で20分~30分程度冷やします。

三枚に卸したウルメイワシの身


ウルメイワシの身を骨切りするように斜めに切り、今回は刺身醤油に30分ほど浸けて置きました。

ウルメイワシの月見漬け丼

ウルメイワシの月見漬け丼

ウルメイワシの月見漬け丼


この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2022年9月25日 北条湾定食


次回は土曜日が中潮、日曜日が小潮と潮回りとしては微妙な感じです。

台風が多い時期ですし、降雨や強風、海水温の変化も激しい時期ですので、天気予報は小まめにチェックすることをお勧め致します。

早いもので次回の釣行は、もう10月に入ります。

そろそろ泳がせ釣りでの、フィッシュイーターの釣果も欲しいところですので、少々気合いを入れて頑張ります。

また、ご報告させて頂きます。

2022年9月25日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年9月25日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年9月25日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
2022年9月25日 北条湾釣行 ライブ配信動画④

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【三崎港・北条湾】食いは渋いなりにもウルメイワシは好調でした(2022年9月19日)

こんにちは。

前回…というより、前日(2022/9/18)にも北条湾釣りに行き、二日続けての釣行となりましたこの日も、釣りが出来るかは台風次第という状況でした。

※時間が経過しますと、ツイート内のリンクが切れていることがあります。



小まめに台風の進路をチェックしていると、予想に反してあまり急なカーブで東寄りに進路を取らず、日本海へ抜けそうな進路で台風が進んで行ったため、これであれば釣りに行く時間帯は関東には台風による風雨の影響は然程ない…こう予想し釣りに行くことにしました。

前回の釣行記事でも書きましたが、今シーズンは8月下旬より地味にフィッシュイーターと思われる魚が北条湾内に入って来ており、去年の秋同様に出来る限りGETしたく、秋のシーズンはいつもより頻度高く釣りに行こうと思っていました。

こういうことから、2日続けて釣りに出掛けたのですが、この日は台風による影響がどの程度関東圏に出るのか分からない状況でした。

台風や低気圧などにより、強風が吹いたり、波が高くなる気象状況になりますと、北条湾では必ずあることが起きます。

この日も、前日の釣行時と潮の動きはほぼ変わらず、潮の動き的には釣果があまり期待出来ない状況でした。



非常に魚の活性が上がりにくい状況+前日に釣りに行っているので、シャカリキになってサビキ釣りをしたいというわけではなく、やはり気になるフィッシュイーターの状況を、自分の目で確認したく北条湾を目指しました。

前日の釣行時より、更に30分ほど遅く北条湾へ到着し、まず先ほど申し上げました「あること…」の状況を確認しました。

その、あることとは…





北条湾は今更申し上げるまでもありませんが、「漁港」です。

しかし、一般的な漁港のように大々的に護岸工事などを行い、一から人の手により造られた漁港とは違い、元々あった地形を上手く利用して造られた漁港です。

故に、対岸との距離が近く、湾内は細長い地形をしており、一般的な漁港に比べると奥行はありますが幅がありません。

台風などが接近した時は、近海で漁をしていた大型の漁船なども非難してくることがあり、場合によっては岸壁で釣りが出来ないほど漁船だらけになることもあります。

更に対岸が近いということもあり、ここからが「あること…」なのですが、停泊している船を強固に固定するために、係留ロープを対岸に渡し北条湾全体を使って船を係留します。

それが、ツイート内の写真や動画に映っている様子なのですが、こうなると仮に釣り座はあったとしても投げを伴う釣りはまず出来ず、下手をするとサビキ釣りすら難しい状況になります。

釣り船や小型の漁船であっても安くはないですからね、下手をすれば中古船でも新築一戸建てが買えるレベルの金額をします。

オマケに仕事の相棒であり、大切な道具です。

かなりガッチリロープが張られており、実際に見るとある意味北条湾全体を使ったアートのようにも見えます。

長年通っていると、台風=この状況なので、当然のことながらこういう状況になっているであろう予想はしていました。

仮にフィッシュイーターがいたとしても、恐らく投げを伴う泳がせ釣りは出来ないであろう…ということは想定済みで、本当にこの日はフィッシュイーターの状況を確認するだけのつもりで北条湾へ出掛けました。

北条湾に到着し、車から降りる前に縦横無尽に張り巡らされたロープが目に入り、「やっぱ、泳がせは出来んね…」と家内と話しながら車を降りました。

あまりサビキ釣りをする気は、本当にこの日はなく、しばらく家内と湾内の様子を見ながら話していました。

家内が足下に何かの青魚の群れを発見し…

なにこれ??

気持ち悪いくらいいるんだけど…

あぁ、多分カタボシイワシだな…

などと話していると、潮の動きとは裏腹にかなりの数の青魚の群れが足下にいます。

少し…

釣りを…

して…

サビキ釣りだけならやらないつもりで来ましたが、あまりの群れの数に軽く心が揺さぶられ、顔がニヤつきピクつき始めます。

でも、昨日も釣りをしたし、大人しく帰るかな…

明日は仕事だしな…

心が大きく揺さぶられる中…

見てしまいました…

海面が軽く盛り上がり…

ん??

今日もいるのか…?

更に、少し離れた場所でもう一度海面が盛り上がり…

いるな…

いるよ!

今日も!!

せっかく来たし、少し釣りして帰るか…

と家内に告げると…

「…」

結局、小一時間ほど釣りをして帰ることにしました。



係留ロープがあるため、いつものように釣り座は確保出来ませんでしたが、何とか泳がせ釣りが出来そうな場所を見つけ一応仕掛けの準備をしました。

しかし、仮に魚が掛かったとしても、どう考えても係留ロープが邪魔になり、バラす確率が極めて高いです。

それでも、実際に見てしまうと釣りをしたくなってしまうのが釣りキチ。

泳がせ釣りの活餌を釣るべく、早速サビキ釣りを開始します。

もう、日の出まで一時間ないからな…

トウゴロウイワシかカタボシイワシを釣ってくれ…

と、家内に急かすように頼みますが…

釣れるのはいつものこの方達。

まずはネンブツダイです。



続いてクサフグ。



あぁ…もう、お前らと遊んでる時間はないんだよ…

時折、大群で入れ替わり立ち替わり、青魚やカタボシイワシ、トウゴロウイワシ、恐らくボラの稚魚の群れがわさわさと足下へやって来ますが、一向にサビキ仕掛けを食ってきません。

薄っすら空が明るくなり始め、早ければもう食ってきてもおかしくない時間帯なんですが…

やっぱダメか…

潮がほとんど動いてないもんな…

などと思っていると…

家内がトウゴロウイワシを釣り上げます。



でかした!!

よーし!これを活餌泳がせをやるぞ。

早速、泳がせ釣りの活餌にし、仕掛けを投入します。

釣れなくても、この状況が整っただけでワクワクし、鼻息が荒くなってしまいます。

一方、サビキ釣りはと言いますと、相変わらず釣れるのはネンブツダイばかり。

そうこうしているうちに、日の出の時刻を過ぎ…

なんだ?

今日は、本気でサビキは壊滅的に釣れない感じ??

前日の釣行時の状況などからすると、十分にあり得る感じで、完全に陽が昇りフィッシュイーターの気配もなくなったので、帰ろうと泳がせ釣りの、竿の片付けに入った時、ウルメイワシがヒットします。



前日の釣行時と潮の動きは同じような感じでしたが、この日は時合いのタイミングがかなり遅く、完全に陽が昇ってから15分ほど続きました。

潮の動きも鈍いし、ここを逃したら今日はもう釣れないから気合いを入れろ…

家内にそう告げ、家内と二人15分間必死に釣りまくりました。

この日は気持ちが良いくらい、ピタリとアタリが無くなり、時合いの時が終わったことが露骨に分かる感じでした。

私は片付けに入り、片付けている間家内には一応釣りを続けてもらいました。

フッと家内の方を見ると、竿が折れるんじゃないかというくらい竿がしなり、何がしかの魚と格闘していました。

なんだ??

何がきた??

たぶんアイゴだと思うけど、浮いてこない…

しばらく家内が格闘し、釣れたのは家内の予想通りアイゴでした。



今シーズンの傾向…と、言う感じではないんですが、今シーズン釣れるアイゴは異常にデカイんですよね。

例年ですと、確かにアイゴは良く釣れるんですが、20cm~25cmほどのものが多いのですが、今シーズンは30cmオーバーのアイゴが良く釣れます。

アイゴは毒針があるヒレを全てハサミで切り落としてしまえば、普通に食べられる魚ですし、鱗が無いので皮も向き易く調理のし易い魚ではあります…が…

別名、ションベン魚(うお)とも呼ばれ、独特の器官を内蔵に持っているので、身からアンモニア臭がすることがあります。

刺身などにすると、身はコリコリしていて美味しいのですが、若干臭いがあるので、酢味噌や漬けなど臭いを誤魔化せる調理方法がお勧めです。

30cmオーバーになりますと、さすがに身も厚く釣果がイマイチであれば持ち帰って、アイゴ料理でもご紹介させて頂こうかと考えてはいるのですが、如何せん今のところ青魚が好調なのでいましばらくアイゴ料理はお待ち下さい。

三枚卸しにして、身を干して塩麹などに漬け込んで焼いて食べても美味しいです。

連続釣行2日目の釣果はこんな感じになりました。

2022年9月19日 北条湾釣行 釣果


前日の釣行同様、如何せん活性が上がる時間が短いので厳しい釣果となりました。

2022年9月19日 北条湾釣行 釣れた魚種


こちらはこの日釣れた魚種です。

上から、ウルメイワシ、トウゴロウイワシ、ネンブツダイです。

前日の釣行時に釣れたカタボシイワシ同様に、トウゴロウイワシはイワシを名乗っていますが、ボラの仲間で厳密には青魚ではありません。

ウルメイワシは20cmほどで、今北条湾で釣れているウルメイワシの中では中サイズになります。

この日の我が家の兄妹猫の朝食は、ウルメイワシがそれなりに釣れたのでウルメイワシ主体で、トウゴロウイワシとネンブツダイを焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシとネンブツダイとトウゴロウイワシを焼いたもの


妹猫はアンチ念仏、アンチ根魚なので、トウゴロウイワシとネンブツダイは兄猫にあげました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシとネンブツダイとトウゴロウイワシを焼いたもの


前日の釣行後の朝食時は、青魚の釣果が厳しくメバル主体の朝食になってしまいましたが、妹猫は匂いを嗅ぐだけで、一口も食べずのその場を立ち去りましたが、この日は打って変わっての食べっぷり。

兄猫はひたすら妹猫が残すのを待ちますが、どんだけ青魚が好きなんだ…と言いたくなるくらいに妹猫はキレイに完食。



兄猫はあまりにも何も残っていないので、最後は飼っている錦鯉の水槽に八つ当たりして退席。

兄猫はひたすら待ち続けている時、良く前足の爪を噛んでいるんですが、これは、このご飯の残りを待っている時にしかやらない行動で、最近はイライラの現れなのかな?と思っています。

ちなみに、肉球を舐めることも普段はほとんどしません。

そして、人間用はと言いますと、ウルメイワシの月見ゴマ和え丼を作ってみました。

ウルメイワシは三枚に卸し、卸した身を20分~30分ほどラップをせずに冷蔵庫で冷やします。

三枚に卸したウルメイワシの身


冷やした身をブツ切りにしていくのですが、基本的にはどういう形でも良いのですが、今北条湾で釣れているウルメイワシは20cmを超えるものが多くなってきました。

このくらいのサイズになってきますと、魚の身の真ん中に横一列に「血合い骨」という骨があり、この骨が若干気になりキチンと骨切りをしないと食感が悪くなってしまいます。

血合い骨


水色の線のところにある骨で、焼き魚などの場合はこの血合い骨がある部分から二つに割って食べることがあると思います。

20cmを超えるウルメイワシが釣れ、お刺身で食べる場合には、先ほどのように三枚に卸した後、はす(斜め)に血合い骨を骨切りするようにブツ切りすることをお勧め致します。

叩く場合は別ですが、ブツ切りの場合はあまり細かく切り過ぎると、ウルメイワシの身は足も早く(腐り易い)上に、身が柔らかいのでグチャグチャになってしまいますのでご注意下さい。

ブツ切りにしたウルメイワシの身をすりゴマと和えていきます。

調味料は一切使わず、すったゴマとウルメイワシの身だけです。

どんぶりに酢飯、大葉の微塵切り、すりゴマを和えたウルメイワシの身、最後に卵の黄身をのせれば完成です。

ウルメイワシの月見ゴマ和え丼

ウルメイワシの月見ゴマ和え丼

ウルメイワシの月見ゴマ和え丼


前日は「月見山掛け丼」で、今回も月見…と卵連発なんですが、すみません…単に家内が卵を買い過ぎて、卵の処理に追われているので何れも月見にしました。w

20cmオーバーのウルメイワシは幾分脂ものってきており、卵の黄身の濃厚さにも負けないくらいウルメ感を主張してくるので、結果オーライでかなり美味かったです。

是非、お試しください。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2022年9月19日 北条湾定食


次回は9/25(日)の釣行を一応予定しているんですが、台風の状況やなんだかんだと、私なりにシルバーウィークに予定が入っており、釣りに行けるかどうか、記事執筆時点でハッキリしておりません。

行く場合は、久しぶりのボッチ釣行(家内はおらず私一人)となり、まともにツイートやライブ配信が出来るか分かりませんが、出来る限り現場の状況をお伝え出来るように頑張ります。

また、ご報告させて頂きます。

2022年9月19日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年9月19日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

2022年9月19日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年9月19日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年9月19日 北条湾釣行 ライブ配信動画③

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【三崎港・北条湾】潮の動き通りの厳しい釣行となりました(2022年9月18日)

こんにちは。

この日はシルバーウィーク最初の釣行でしたが、台風の影響がどの程度出るか懸念される状況でした。

※時間が経過しますと、ツイート内のリンクが切れていることがあります。



台風の位置自体は関東から遠く離れていますが、台風そのものの勢力が強大で風雨の影響が出てもおかしくない状況でした。

春先などの、サバっ子がボチボチ釣れているような状況であれば、シャカリキになって釣りに行かなくても良いのですが、8月の下旬頃より、ちょこちょこ北条湾内に何がしかのフィッシュイーターが入って来ており、これが気になって仕方ありませんでした。

現状サビキ釣りの状況は、時合いさえ逃さなければ、それなりのサイズの何がしかの青魚が釣れており、特にシルバーウイーク最初の3連休は、潮の動きが最悪なためムキになって釣りに行く事もない感じでした。

釣りはしなくとも、フィッシュイーターの様子を見ておきたい…

こんな感じで、この日は釣りに出掛けました。



このフィッシュイーターですが、前々回の釣行時にかなり足下に近い場所でアタックを繰り返し、おぼろげに魚影を見たのですが…キハダではないか…と思っています。

ここ1ヶ月、毎週北条湾内にいるフィッシュイーターがキハダであるとは断定は出来ませんが、少なくとも前々回の釣行時に目撃したフィッシュイーターはキハダだと思います。

去年の晩秋に、散々キハダと北条湾内で格闘し、何度か針掛かりさせるものの、釣果には結び付いておりません。

悪い意味ではなく、良い意味で夢があると思っており、キハダマグロともなれば、有料の釣り施設や釣り船で釣りに行っても簡単に釣れる代物ではなく、突っ掛けで北条湾へビールを飲みに行っているオッサンが、陸っぱりからキハダを釣ったら面白いな…こんな感じで捉えています。

去年の晩秋は針掛かりさせ、一度は足下まで寄せ、ハッキリ魚影を見ていますが、この時の光景は今でも頭から離れません。

思い返すだけで、悔しさが込み上げてきます。

こういうことから、チャンスはそう何度もないので、今年は万全な体制&小まめに足を運び状況を把握し、数少ないチャンスをものにするべく普段以上に足繁く北条湾へ通っています。

とは言うものの、この日は気象や海の状況はどれを取っても、魚が釣り易い、魚が釣れる…という要素は乏しく、取り敢えず北条湾の様子を見に行き、出来る状況であればサビキ釣り&活餌での泳がせ釣りをしてみようと思い北条湾を目指しました。

普段はある程度、潮の動きも考慮して釣りに行く時間を決めていますが、この日の潮の動きはハッキリ言って何時に釣りに行っても、潮の動き的には大きな差はなく、そもそも魚の活性が上がりにくい潮の動きでした。



午前3時半過ぎに北条湾へ到着します。

台風の影響で避難して来たと思われる大型の漁船が、製氷所の前にドンと停泊しており、釣り座的にはかなり限られていましたが、さすがに台風の影響か釣り人はほとんどいませんでした。

早速釣りの準備に取り掛かります。

釣りをしながら北条湾内を眺めていると、やはりこの日も何がしかのフィッシュイーターがかなり動きは鈍いですが、小魚を追い回している様子が伺えました。

余談なんですが、今シーズン、特にここ数ヶ月北条湾内に入って来ているフィッシュイーターの特徴的な動きが、派手なアタックをしないんです。

活性が高くなると、トップスピードがかなり速い泳ぎで小魚を追い回しますが、海面から飛び出すようなアタック、つまり真下から上に突き上げるようなアタックはせず、真横に泳ぎながら小魚に追い付き捕食しています。

故に、表面的に良く目を凝らして見ていないと分からないんです。

青物の幼魚、ワカシやイナダ、ジョゴなどは群れで小魚を海面に追い詰めて逃げ遅れた小魚を捕食するような狩りをします。

こうなると、当然海面は賑やかになり、派手なナブラなども出来、「あぁ…あそこにいるね…」と分かるような状況になります。

一昔前に漫画やアニメであった「沈黙の艦隊」…

こんな言葉がしっくりくるような感じで、余裕を持って食事に有り付いている…こんな印象を受けます。

100%泳ぎで勝てるので、群れで追い込む必要もなく、静かに近寄り一気に襲っているように見えます。

北条湾は狭い湾なので、当然フィッシュイーターが小魚を追い駆けていて、向きを変えるために反転することがあります。

こういった、進行方向を変える時だけ、不自然な波が立ち、稀にナブラが出来ている…という状況です。

この行動様式からも、青物の幼魚の可能性は低く、それ以外の何がしかの大型魚…という風に考えています。

フィッシュイーターの存在を感じながら、釣りを開始します。

フィッシュイーターの活性は低いとはいえ、泳がせ釣りを始めたく活餌を釣りたいのですが、この活餌が思うように釣れません。

理想的な活餌はカタボシイワシ、トウゴロウイワシですが、そうは問屋が卸してくれず、釣れるのは恒例のこの方達。



なんだかな…早く活餌が釣れてくれないと、夜も明けフィッシュイーターが出て(北条湾から)行っちゃうよね…

そうこうしていると、待ちに待っていたカタボシイワシがヒットします。



早速、無理矢理泳がせ釣りの活餌にしていたネンブツダイからカタボシイワシに活餌を交換します…が…

この時点では、フィッシュイーターの気配は全くなく「一歩遅かったか…出た(北条湾から)かもな…」…と、当初は思っていたのですが、カタボシイワシを付けた、泳がせ釣りの竿の竿先を良く見てみると…

小刻みに竿先が揺れており、カタボシイワシが尋常じゃない動きで暴れていました。



恐らく、フィッシュイーターの活性が低くアタックこそしてきませんでしたが、カタボシイワシが恐怖を感じる距離にフィッシュイーターがいたんだと思います。

結果として、この日は泳がせ釣りの活餌にフィッシュイーターがアタックしてくることはなく、これ以降フィッシュイーターの気配を感じることはありませんでした。

カタボシイワシが釣れた後、5分ほど経ってからこの日の時合いのタイミングに突入し、15分ほど活性高く青魚達が釣れ出します。

まずは、アジです。



続いて、マイワシです。





更に続いて、ウルメイワシです。



そして、青魚のアタリが減り、時合いの時間が終わり掛けた頃、良型のメバルです。



恐らく、サビキ仕掛けに付けていたアミコマセに寄って来て、青魚の活性が下がり回遊頻度が少なくなったので浮いて来て、サビキ仕掛けに掛かったものと思われます。

30cm弱ありました。

このメバル以降完全にアタリが無くなるのですが、この日はとにかく湾内に青魚の群れはたくさんおり、肉眼で確認出来るのですが、ゆっくり悠々と泳いでいるだけで、アミコマセにもサビキ仕掛けにも全く反応しませんでした。

まさに潮の動きが鈍く、魚達の活性が低い時のお手本のような動きで、こうなってしまうと粘ったところでまず食ってくることはないので、メバルが釣れた時点で納竿としました。

足下に青魚の群れが泳いでいるのが見えるだけに、久しぶりに悔しい感じの釣行となりました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2022年9月18日 北条湾釣行 釣果


こちらはこの日釣れた魚種です。

2022年9月18日 北条湾釣行 釣れた魚種


左からメバルウルメイワシマイワシ、右にいってカタボシイワシ、アジ(マアジ)、ネンブツダイです。

アジに関しては、ここのところ25cm~30cm近い良型のものが釣れていましたが、この日のアジは明らかに今まで釣れていた群れとは別の群れが北条湾内に入って来たと思います。

サイズは15cmほどで、今年産まれた個体かと思います。

我が家の兄妹猫の朝食なんですが、本当は久しぶりにメバルは煮付けにでもしようと思っていたのですが、帰宅後改めて釣果を確認して、あまりのショボさにメバルを兄妹猫にあげないと朝食が成り立たないので、泣く泣く兄妹猫に焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたての魚の五目焼き


これだけ見ると種類も豊富に美味そうに見えるんですが、実は嫌な予感がしていました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたての魚の五目焼き


メバルの身など、肉厚でふっくらとしており、お醤油を少し付けてアツアツのご飯で頂きたい感じですが…

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたての魚の五目焼き


右側の黄色の器が兄猫の器なんですが、真ん中にのっている明らかに身の色と違うものはメバルの肝臓です。

メバルの身自体にも脂感がありましたが、メバルのサイズも30cmほどとそこそこだったので、立派な肝臓を持っていました。

冗談抜きで、兄猫の器のメバルの身にお醤油を垂らしてご飯で食べたかったです。



嫌な予感は的中…

やはり…な…

という感じですが、カタボシイワシはサッパの仲間で、イワシを名乗っていますが、厳密に言うと青魚ではありません。

この日の兄妹猫のご飯ですと、青魚は小アジ1匹とウルメイワシ1匹だけ…

アンチ念仏、アンチ根魚の妹猫は、匂いを嗅いだだけでその場から立ち去りました。w

それでも小アジとウルメイワシは妹猫にあげたので、連れ戻しもう一度食事を促すと何とか食べてくれましたが、最後にメバルの身だけ残しました。

兄妹猫のご飯シリーズはお休みして、メバルは自分で食べれば良かったかな…と軽くイラッとしました。w

人間用はと言いますと、何とかマイワシとウルメイワシで月見山掛け丼を作りました。

三枚に卸したマイワシとウルメイワシの身


この日釣れたウルメイワシは、今北条湾で釣れているウルメイワシの中では中サイズ、20cmクラスのものが釣れたので何とか助かりました。

小サイズのウルメイワシが中心でしたら、これは作れなかったと思います。

マイワシとウルメイワシの月見山掛け丼

マイワシとウルメイワシの月見山掛け丼

マイワシとウルメイワシの月見山掛け丼


パッと見、目玉焼きがのっているように見えますが、山掛け丼なので、当たり前ですが白い部分は山芋をすり卸したものです。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2022年9月18日 北条湾定食


この週末は台風の影響がどの程度出るか予想しにくく、直前まで釣りに行けるか、行けないか分かりませんでしたが、何とか釣りは出来そうだったので、潮の動きはイマイチでしたが釣りに行きました。

記事文中でもお話ししましたが、フィッシュイーターがキハダかどうかは一旦置いといたとしても、何がしかのフィッシュイーターが頻繁に北条湾内へ入って来ていることは間違いありませんので、今シーズンの秋も去年同様に、普段よりもマメに釣りに行こうと思っています。

家であれこれ考えていても、釣りに行かなければ魚は釣れませんので。

なるべく早く釣果をお示し出来るように頑張ります。

こういう流れから、翌日の2022/9/19も北条湾へ様子見程度ですが、釣りに行って来ました。

こちらの記事もなるべく早くアップさせて頂きます。

また、ご報告させて頂きます。

2022年9月18日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年9月18日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

2022年9月18日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年9月18日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年9月18日 北条湾釣行 ライブ配信動画③

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【三崎港・北条湾】アジ・イワシに混じり30cmオーバーのコノシロ爆釣れ!(2022年9月11日)

こんにちは。

前回の釣行時は、潮汐が小潮にも関わらず、数時間に渡りキハダ(キハダマグロ)と思われるフィッシュイーターがアタックを繰り返し、実際に釣れた魚も良型のイワシ類、25cmオーバーのアジがヒットするなど、かなりエキサイティングな釣行となりました。

秋を感じるのは地上だけではなく、釣れる魚にも変化が出始め、いよいよ海の中も秋なっていく雰囲気がムンムンに出ており、多魚種の釣果を得ることが出来ました。

青物に始まる大型魚、所謂フィッシュイーター…

種類も豊富に釣れる魚達…

四季を通して釣りが一番面白い時期に突入する、まさに直前で、興奮冷めやらぬまま今回の釣行となりました。

前回の釣行時は小潮にも関わらずあの結果…

今回は…ナント!大潮です!

しかも、朝マヅメ、ど真ん中で満潮の潮止まりを迎えます。



仕事などしている場合ではなく、仕事を休んででも釣りに行きたくなるようなドンピシャな潮の動きです。

もう潮見表を見ているだけでニヤニヤしてしまう感じです。

机上で収集する情報では、魚が釣れないという要素は何もありません。

そんな状況の中、この日は8月下旬頃より、ちょくちょく見掛けるようになった、青物と思われるフィッシュイーターの動向を伺うために、普段より1時間程度早めに自宅を出発しました。

余談ですが、この日は横浜横須賀道路を走っていて、タクシーをかなりの頻度で見掛けました。

私だけかもしれませんが、私はタクシーが深夜に走っていると、何だか経済活動が行われているな…と良く思います。

自粛警察の方々が活発にパトロールをしていた約2年前。

私も幾分釣りは自粛したものの、可能な限り釣りに行っていた時に、自粛警察の方々に逮捕され、散々言われましたが、この逮捕時は本当に深夜や未明に車で走っていても、全くタクシーを見ることはなく、深夜の街中をタクシーが走る光景が、こんなにも当たり前で、タクシーを見掛けなくなるとこんなにも違和感を覚えるものなのか…と思ったことを覚えています。

当時は深夜に横浜横須賀道路を走っていて、「なんか変なんだよな…なんだろ…この違和感は…」と思ったことが最初で、「そうだ!タクシーがいないんだ!」と気付きました。

食品を運ぶトラックはコロナ禍でも通常に走っていましたが、タクシーは完全に一時期街から消えました。

気付いた後は、不安にも近い感覚になり、あぁ…本当に経済活動が止まっているんだな…と思ったことを良く覚えています。

そんな中、若干走りにくさを感じながら北条湾へ到着します。

北条湾到着時は、4m~5m程度のやや強い風が吹いており、暑がりな私でも上着がないと寒いくらいでした。



早速釣りの準備に取り掛かります。

釣りの準備をしながら、北条湾内を観察していると、小潮であれだけ賑やかだった前回の釣行時とは裏腹に、ボラが跳ねているだけで、フィッシュイーターの気配も青魚の気配も感じません。

大潮であるこの日、机上で集めた情報で勝手に盛り上がり、鼻息荒くやる気満々で釣りに来てしまったので、ガッカリに近い感覚で一気に気が抜けてしまいました。

少しテンションが下がりつつも釣りを開始します。

今シーズンの傾向というわけでもないのですが、今シーズンは釣りをしていて印象的なのが一般的に釣りにおいては魚が釣れない…釣りにくいと言われる潮の動きの日に大漁になったり、逆に釣れるという潮の動きの日に釣りにくい…ということが多く、良くも悪くも期待外れなことが多いです。

第一投目からアタリはありますが、釣れたのはこの方。

恒例のネンブツダイです。



鬱陶しいくらい、ほぼ入れ食い状態でネンブツダイが釣れまくります。

あまりのネンブツダイの入れ食いっぷりに「あぁ…もうウザイし腹立つな…」と、何も釣れない方が良いというくらい釣れるのは…念仏念仏念仏

この日、私がイメージしていた一番の魚の釣れ方の理想は、海水温が下がりトウゴロウイワシが釣れ、それを活餌に青物を釣る…という流れでした。

去年の青物ラッシュの時のパターンなんですが、これをイメージし、少しでもトウゴロウイワシが釣れるように普段は3本しか出さないサビキ仕掛け用の竿を、この日は4本出していました。

期待とは裏腹に、4本の竿に…念仏念仏念仏

あぁ…もう良いや…

コマセ付けないで空針のまま入れといて…(海中に)

と家内に頼み、しばらくまともに釣りをしないことにしました。

そもそも、ネンブツダイやフグがガンガン釣れる時は、魚全体の活性は決して低くはないんです。

フグやネンブツダイはあまり体も大きくなく、泳ぎも得意ではありません。

青魚の方が泳ぎも得意で、体も大きいです。

大きさや泳ぐスピードで、どうしてもフグやネンブツダイは青魚には敵わないので、青魚の群れがいると少し距離を置いた場所からおこぼれを貰う状態になります。

こういうことから、サビキ仕掛けにフグやネンブツダイは近付けないために、青魚の群れがいる時は、フグやネンブツダイは釣れないんです。

この日は、これに絡んだことで面白い現象があったのですが、この日も後に青魚達が釣れるのですが、キレイに15分くらいの間隔で青魚、ネンブツダイと交互に入れ食いになる時がありました。

これは、青魚の群れが私達が釣りをしている足下から離れて、違う場所を回遊するタイミングで、常に足下にいるネンブツダイの群れが浮いて来て、青魚達が戻ってくるとまた潜る…と繰り返していました。

基本的に、フグ、ネンブツダイ、アイゴなどの根魚が釣れる時は、青魚の群れが少なくとも釣りをしている足下に回遊して来ていないか、北条湾内にいないと思って間違いありません。

こうなると、出来ることも限られ、基本的には青魚の群れの回遊を待つしかありません。



ちなみに、この念仏ラッシュの時に北条湾内を観察していて、見つけたのですがアカエイの赤ちゃんがたくさん泳いでいました。



8月の中旬くらいから、釣りに行く度に目撃しており、恐らく今シーズンはかなりの数のエイが北条湾内で出産したと思われます。

ちなみにエイは卵を産みません。

メスの体内で卵が孵化し、エイの形になってから子供を産み落とします。

メスから産み落とされる時は、十分に発育した状態で完全にエイのミニチュア状態です。

赤ちゃんを産む魚のことを「胎生魚」と言い、北条湾でも良く釣れるウミタナゴやメバルなども赤ちゃんを産む魚です。

今の時期の未明に北条湾で釣りをすることがある際は、海面を良く見ていると5cmほどの小さなエイの赤ちゃんが泳いでいることがあります。

午前4時を回り、家内にそろそろ準備しよう…と、空針でただ竿受けに置いてあった4本の竿にアミコマセを付けて再び投入します。

早ければすぐにくるはず…(青魚が)

どんなに遅くても4時半までには動きがあるはず…

こう予想しアタリを待ちます。

午前4時を回り5分ほど経った時、この日最初のウルメイワシがヒットします。



よーし!来たな!

さすがに大潮だ、今日はこの後は続くだろ…

しばらくウルメイワシがコンスタントに釣れ、今度はカタボシイワシがヒットします。



カタボシイワシが釣れた直後だったので、釣り上げた瞬間はカタボシイワシだと思っていましたが、マイワシもヒットします。





余談ですが、10年ほど前に北条湾に通年を通して居続ける「居付きのイワシ」が登場したのですが、この最初の居付きのイワシの種類はマイワシが主でした。

去年の冬は、イワシ類が居付くことはありませんでしたが、冬でも北条湾内に留まっていたイワシの種類で一番多かったのがマイワシです。

約10年、こうした冬でも北条湾に居付くイワシが出没し続け、晩年はウルメイワシも居付くようになっていましたが、やはり一番長い期間、且つ数多く居付いたイワシの種類はマイワシで、こうした経緯から北条湾で釣れる同じ青魚でもマイワシが一番スレています。

且つ、ウルメイワシよりも群れの数が少ないので、釣りにくく何度か北条湾へサビキ釣りに来たことがある方でも、マイワシだけ釣ったことがない…という方もいらっしゃると思います。

サビキ仕掛けやエサ(アミコマセ)に大きな違いはなく、マイワシが釣れる人と釣れない人の大きな違いは、マイワシの「時合い」を読めるか読めないかで大きく変わってきます。

同じ青魚であっても、活性が上がるタイミングには若干ズレがあり、活性が高くなっている時間にもバラつきがあります。

これから晩秋までは、ウルメイワシカタボシイワシの群れが北条湾内に入って来ていれば、ほぼ確実にマイワシの群れも入って来ています。

比較的ウルメイワシは活性が上がり易く、且つ活性が上がっている時間が長い傾向があります。

ウルメイワシの活性の上がるタイミングや、上がり方はあまり当てにならず、他の魚種がどれくらい混じるかが重要です。

例えば、人間が2日間何も食事を出来なかったとします。

3日目に大好きなカツ丼がたくさん並べられており、好きなだけ食べて良いですよ…と言われたとします。

そこにはお味噌汁、箸休めのお新香など、カツ丼以外の食べ物もあります。

しかし、空腹状態がある程度解消され、お腹が満たされてこないと、お味噌汁やお新香は目に入らないと思います。

カツ丼を一杯食べ、2つ目のどんぶりに手を出した辺りになると、目の前のお味噌汁やお新香を認識すると思います。

重要なのは、このお味噌汁とお新香が見えていない状態の時です。

つまり、マイワシのお腹がペコペコで釣り針が見えていない状態の時です。

カツ丼を1杯食べた後も、食事は続けるんですが、お腹が少し満たされると、食べるペースも遅くなりいろいろ周りの物が見えてきます。

マイワシがカツ丼トークと同じことを考えているということは、当然有り得ませんが、分かり易く言うとこんな感じです。

このお味噌汁とお新香が見えていない時=これが時合いの時です。

釣行時のライブ配信動画をご覧頂くと、ここ数回の釣行時は、入れ食いに近い状態になると、私は良く2本の竿を同時に引き上げ、釣れた魚を家内に外してもらっていると思います。

まさに、こういう状況の時で且つ、釣れる魚の魚種が絞られていない時、つまりいろんな魚が釣れる時はマイワシの時合いだと思って問題ありません。

そもそも、そこにマイワシの群れがいなければ話にならないのですが、今の北条湾の状況から言いますと、多魚種の魚が釣れる時はまず間違いなくマイワシの群れも北条湾内に入って来ているはずです。

これから、週を負うごとにどんどん釣れる青魚も成長していきます。

そうなると、魚が走ったり、食い上げを食らったり、魚自体が大きくなっていくので、サビキ仕掛けが絡まり易い状況になっていくと思います。

当然、魚が釣れる時にサビキ仕掛けは絡まりますので、魚の活性が高い状況の時にサビキ仕掛けがグチャグチャになることが多くなると思います。

活性高く、入れ食い状態の、まさに時合いの時にサビキ仕掛けが絡まった場合は、どんどん新しい仕掛けと交換し逃してはならないタイミングを逃さないことを最優先させることも、釣れる釣り師と釣れない釣り師の分かれ道となります。

絡まったサビキ仕掛けも、捨てずに取っておいて、魚達の活性が下がったらほぐすなどし、とにかく釣れるタイミングを逃さないことです。

仕掛けやエサより、ハッキリ申し上げて、こういうことを意識出来るか出来ないかが、一番重要です。

余談が長くなってしまいましたが、話をこの日の釣行の話に戻します。

マイワシに続いて今度はアジもヒットします。



この日は更に続いて、カタクチイワシ(シコイワシ)も続きます。



大潮ということもあると思いますが、本当にこの日は多魚種の魚が寄っており、秋以降の釣りが楽しみでなりません。

この日釣れたアジとウルメイワシは20cm程度の小さめなサイズの群れが寄っていたようで、釣れた魚の数の割りには少々寂しい感じもあったのですが、青魚達の活性が若干下がりアタリの間隔が長くなりました。

未明の時間に数回フィッシュイーターと思われる魚がアタックしているのを見掛けたのですが、マヅメ時以降気配もなくなったので活餌での泳がせ釣りの竿の片付けに入りました。

釣れた魚の数的にも、兄妹猫の朝晩のご飯、家内の朝食には十分だったので、そろそろ撤収するかな…などと思いながら片付けをしていると…

今現在使っている竿受けは、かなりガッチリと竿をホールドしてくれるものを使っているのですが、家内が竿受けのところでしゃがみ込んで何かをしていました。

新しい竿受け


何してんの??

と、声を掛けながら近付くと…

竿が根元から曲がり、今にも折れそうな状況で、「竿受けから竿を外せない…」と。

見た瞬間は、あぁ…竿折れんな…と思いましたが、掛かっている魚の引きが一瞬緩んだ時に、家内が竿を竿受けから外し引き上げようとしますが、中々浮いて来ません。

あぁ…

もう良いよ…

竿が折れるくらいなら糸が切れて良いから力いっぱい引き上げろ…と家内に伝えます。

家内なりに頑張り、何とか魚を引き上げます…

釣れた魚は…

ナント!30cmオーバーのコノシロでした。※

※竿が折れそう…という状況にありましたが、私はサビキ釣り用に先調子(竿の竿先が柔らかく竿全体がしなる竿)の竿を使っているのでこういう状況になりました。



ハリス1号のトリックサビキで良く頑張ったと思いました。

帰り際に面白い魚が釣れて良かったな…

などと、家内と話していると、よりによってコノシロの群れが足下で湧いています。

いや…

そんなにたくさん要らないし…

コノシロは…

骨骨しいし…

捌くの面倒臭いし…

もう後の祭りです。

片っ端からサビキ仕掛けの竿にコノシロが掛かります。

私は、2本同時にコノシロ

ハリスが切れると思っていましたが、切れて良い時は切れないもので、この時点でコノシロが4匹釣れています。

4匹も10匹も変わらんか…

たまのお遊びだし、久しぶりに大きな魚の引きを家内も楽しめるしな…と、片付けの手を止め釣りを続けました。

コノシロ祭りでトリックサビキのサビキ仕掛けが切れ、この時にあるアイディアが思い付きます。

そうだ…

北条湾内にコノシロなんてほとんど入って来ないし、今シーズン青魚達に不評のシラススキンを使ってみるか…

コノシロはスレてないはずだしな…

トリックサビキを付けた竿は2本、1本をシラススキン、もう1本を銀針のケイムラ色が強いトリックサビキに変更してみました。

釣れなければ、釣れないで良いし、実験にはもってこいの状況だしな…

むしろ、釣れないことを心のどこかで願っていましたが、結果は真逆でコノシロにシラススキンは大好評。

その後、30分ほどコノシロ祭りが続き、ようやくアタリも無くなり落ち着きます。

片付けもほとんど終わり、シラススキンのサビキ仕掛けを付けた竿を1本だけ残し、休憩を兼ねてビールを頂いていると…

再び竿が折れそうなくらいの強烈なアタリが…

参ったな、またコノシロが回って来たのか??

家内が竿を持っていたのですが…

いや、コノシロより引きが強い…

真下に潜ろうとしてる…

ん??

鯛系??

なんだ??

ここ1ヶ月ほど、毎回締めの大取を飾ってくれるこの方でした。



巨大なアイゴです。

コノシロが釣れていなかったら持ち帰っても良いかな…と思うほどのサイズでした。

総括として簡単にお話しをさせて頂きたいのですが、冒頭の釣りを開始します…のツイート内で海水温を計っていますが、この日の北条湾内の海水温は23度でした。

この日はこれに尽きます。

ウルメイワシとアジは、前回の釣行時の群れとはまた違う群れが入って来ていたと思われます。

マイワシ、カタボシイワシカタクチイワシも同様に、海水温が下がった影響は大きいと思います。

そして何より、この日はコノシロですね。

8月の上旬頃から、製氷所の前や花暮岸壁ではコノシロの釣果が確認出来ていました。

しかし、その後北条湾内へ入って来ることはほとんどなく、海水温が高い北条湾内を避けていたと思われます。

この日は、海水の温度が前回の釣行時よりも一気に2度も下がり、青魚を始めとする回遊性の魚達にとっては非常に過ごし易い海水の温度です。

この回遊性の魚の中にフィッシュイーターの類の青物も含まれます。

ブログを書いている今も、釣りに行きたくでウズウズするくらい、この日の北条湾内の状況は良かったということになります。

ただ、まだこの日の海水温が安定して維持されるのには、今しばらく時間が掛かると思われ、依然製氷所の前や花暮岸壁の方が安パイかと思います。

何れにせよ、北条湾を含め三崎港周辺にたくさんの魚が集まっていることは間違いありません。

これからが非常に楽しみです。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2022年9月11日 北条湾釣行 釣果


こちらは釣れた魚種です。

2022年9月11日 北条湾釣行 釣れた魚種


左からカタボシイワシ、ウルメイワシ、アジ(マアジ)、右上にいってマイワシ、ネンブツダイ、カタクチイワシ(シコイワシ)です。

そして、一緒に撮影出来なかったので、番外編でコノシロです。

2022年9月11日 北条湾釣行 釣果(コノシロ)



我が家の兄妹猫の朝食は、兄猫にはネンブツダイとウルメイワシ、妹猫にはウルメイワシのみを焼いてあげました。

兄妹猫の朝食は釣りたてのネンブツダイとウルメイワシを焼いたもの


兄猫は好き嫌いせず、釣った魚は何でも食べてくれるので助かります。

兄妹猫の朝食は釣りたてのネンブツダイとウルメイワシを焼いたもの


この日は数もさることながら、捌くのに手間が掛かるコノシロを調子に乗って釣ってしまったので、いつもより多めにウルメイワシを焼いてあげました。

食いしん坊の兄猫も、さすがにお腹いっぱいだったのか、特に粘って待つこともなく大人しくその場を離れました。



変わって兄妹猫の夕食ですが、朝食同様にいつもより多めにウルメイワシのみを焼いてあげました。

兄妹猫の夕食はは釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


サイズはまだまだ20cmほどなんですが、焼いていると脂の焼ける良い匂いがしました。

兄妹猫の夕食はは釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


ウルメイワシのみだったからか、兄猫はあっと言う間に食べ終わり、朝食時とは打って変わって妹猫のご飯の量をチェックしながらずっと待っていました。

兄猫がチラチラ自分のご飯をチェックするのがウザかったのか、妹猫が兄猫に何度も強烈なガンを飛ばしていました。



兄猫は待つ時は大人しいんですが、とにかく待ちます。

やらなくて良い毛繕いなどしながらひたすら待ちます。

兄猫が待機状態に入ったシーンは2倍速なんですが、ずっと待ちながら妹猫のご飯の残りをチェックしています。

これは確かに、妹猫の側だったら、人間でもイラッとするかもしれません。w

そして、人間用ですが、コノシロは竜田揚げに、アジ、マイワシ、大サイズのウルメイワシでナメロウ、20cm以下の小さいサイズのウルメイワシとカタクチイワシをフライにし、それをパンに挟んでシコサンド※を作りました。

※シコサンドの「シコ」はカタクチイワシ=シコイワシなので、そのシコから名付けました。

まずはコノシロの竜田揚げからですが、余談ですが、この日釣れたコノシロは子持ちでした。

コノシロの卵


コノシロは三枚に卸し骨切りをしていきます。

三枚に卸したコノシロの身


カタボシイワシやサッパなども小骨の多い魚ですが、同じくコノシロも小骨が多くこの小骨をしっかり処理しないと食べた時に食感が非常に悪くなり、食べる意欲がなくなるほどです。

カタボシイワシやサッパとはサイズが違いますので、本来であればハモの骨切りバリにしっかり骨切りをした方が良いですが、そこまで気合いを入れなくても大丈夫です。

ただ、カタボシイワシやサッパよりはしっかりと骨切りをした方が良いです。

竜田揚げのタレですが、コノシロは若干生臭い魚なので、今回は臭い消しの意味でニンニク、生姜、ゴマ油を使いました。

大さじで酒:2、みりん:2、醤油:3、ゴマ油:1くらいの割合で、ここにすり卸した生姜とニンニクを適量入れて混ぜ合わせます。

ベースのタレを作ったら骨切りしたコノシロの身を漬けていきます。

竜田揚げのタレに漬け込んだコノシロの身


30分ほど漬け込んで、片栗粉をまぶし油で揚げていきます。

あまり油の温度を上げ過ぎるとすぐに焦げてしまいますので、油の温度に注意しながらなるべく長い時間揚げて下さい。

この比較的低温で長い時間油で揚げることも、コノシロの小骨対策ですので、意識してみて下さい。

竜田揚げのタレを吸った、コノシロの身の色がキツネ色よりやや濃い目の色になるくらいが油から上げる目安です。※

※二度揚げもありで、お勧めします。

油の温度が高いとあっと言う間に焦げてしまい、骨まで柔らかくならないので注意して下さい。

コノシロの竜田揚げ

コノシロの竜田揚げ

コノシロの竜田揚げ


次は、アジ、マイワシ、ウルメイワシのナメロウですが、各魚を三枚に卸します。

三枚に卸した身をブツ切りにし、味噌、ネギ、お好みですり卸した生姜などを身と一緒に叩きます。

アジ・マイワシ・ウルメイワシのナメロウ

アジ・マイワシ・ウルメイワシのナメロウ

アジ・マイワシ・ウルメイワシのナメロウ


最後にシコサンドですが、サイズ的にちょうど良いのでパンはバターロールを使っていますが、パンは何でも構いません。

コンビニなどにも売っている、レーズン入りのバターロールなども、レーズンの甘酸っぱさがアクセントになり良く合います。

ウルメイワシ、カタクチイワシ共に頭を落とし腸を取り除きます。

通常のフライを作る要領でウルメイワシとカタクチイワシのフライを作り、あとはお好みの野菜やチーズなどと一緒にパンに挟めばOKです。

ウルメイワシとカタクチイワシのシコサンド

ウルメイワシとカタクチイワシのシコサンド

ウルメイワシとカタクチイワシのシコサンド


魚が苦手なお子様などでも食べられる一品かと思いますし、意外とパンと青魚の相性って良いんです。

是非、お試し下さい。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2022年9月11日 北条湾定食


次回は3連休ですね。

海水温が低めで安定してくれることを切に願っていますが、海水温次第では記事文中でも申し上げました通り、依然北条湾内より製氷所の前や花暮岸壁など、城ケ島と本土の間の船道に面している釣り場の方が釣果を上げ易く、特にこの日釣れたコノシロなどは北条湾内は厳しいと思います。

次回は3連休…は良いのですが、何れも潮回りが小潮で潮汐的にはかなり厳しい感じです。

厳しいなりにも、潮が動くのは日中で、深夜や未明は相当厳しい感じです。

状況が厳しい方が燃える釣りバカが私です。

次回も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2022年9月11日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年9月11日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

2022年9月11日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年9月11日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年9月11日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
2022年9月11日 北条湾釣行 ライブ配信動画④
2022年9月11日 北条湾釣行 ライブ配信動画⑤

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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  ウルメイワシ  アジ  マイワシ  カタクチイワシ  カタボシイワシ  

【三崎港・北条湾】青魚全体の成長著しくだいぶサイズアップしてきました(2022年9月4日)

こんにちは。

本当に時間が経つのは早いもので、もう9月です。

去年の北条湾でのサビキ釣りは、近年稀に見る不漁で「この釣り場は今後どうなってしまうのだろうか…」と心配していた矢先の秋以降、かつてない展開が始まり、青物ラッシュ、カマスラッシュと、夏場のサビキ釣りより断然面白い展開となりました。

そんな去年の新たな展開の時期に差し掛かったこの日、あの酷暑はなんだったのか…というくらい涼しく過ごし易い一週間でした。

適度に雨も降り、気温も下がったことから海水の温度が下がることを期待しましたが…



思いの外、海水温が下がりません。

余談ですが、海水というのは世界的な海流の流れもあり、暖流、寒流など元々暖かい海水、冷たい海水が地球上の海の至るところを流れており、且つ地上よりも高低差のある海底を流れる流れもあり、一日本の一地域の気温が下がったからといって簡単には海水の温度は下がらず、ほとんど気温の影響は受けません。

少し違う角度から申し上げますと、仮に城ケ島周辺の海域の海水の温度を下げたいのであれば、冷たい海水の流れである寒流が流れて来てくれることが理想ですが、残念ながら相模湾、東京湾周辺には大きな冷たい海水の流れである寒流は流れていません。

しかし、以前から何度も申し上げておりますが、北条湾の深部には川が流れ込んでおり、北条湾という場所は非常に狭い湾です。

海の水である海水とは逆に、川の水は広大な海からすると、地球上の本当に極小さな水の流れで、これは海水とは逆で気温の影響をモロに受けます。

気温が下がれば川の水は一気に冷たくなります。

その冷たくなった川の水が北条湾には流れ込んでおり、これが城ケ島、三崎周辺で北条湾以外の釣り場との一番の違いで、一長一短ではありますし、冬場などは北条湾内の海水温が下がり過ぎる原因にもなり、比較的暖かい海水を好む魚が一気にいなくなってしまうということもありますが、今回はこの逆で雨の影響で川が増水し幾分冷えた川の水の影響で、北条湾内の海水の温度が下がってくれないか…という期待をしていました。

とは言うものの、海水温以外の状況ですと、潮回りそのものが潮回りの末端のタイミングに当たり、釣りに行ったこの日の翌日の月曜日は、長潮とほぼ潮の動きに変化のないタイミングでした。

どの状況も微妙な感じで、釣れる…という要素もなければ、釣れない…と断言するほどの状況でもない。

酷暑の夏も終わり、暦の上の話だけではなく、実際に気温も下がりさわやかな感じで釣りが出来そうな状況でしたので、「9月最初の釣行だし、様子見程度に釣りをしてみるか…」という感じで、この日は釣りに出掛けました。

干潮での潮止まりのタイミングなどから、この日は普段より1時間程度遅く自宅を出発しました。

所謂、丑三つ時、完全な未明の時間帯に久しぶりに横浜横須賀道路を走りましたが、夏休みが終わった影響や、コロナの影響もあるのか、想像を遥かに超える車の少なさで少々驚きました。

車が少ないので、当然スイスイと走り40分ほどで北条湾へ到着します。

横浜横須賀道路の空き具合とは裏腹に、北条湾には以外と釣り人がおり、この日はダイブセンターの斜め前に釣り座を構えました。

早速釣りの準備に取り掛かり、準備をしながら北条湾内を観察していると、ボラがあちらこちらで跳ねており、かなりの数の群れで湾内へ入って来ているようでした。

ボラが跳ねるのを何とかく見ながら釣りの準備をしていると、大型魚が海面スレスレで身体を捻り反転する時に出来る波を見付けます。

ん??

暗いし気のせいか…

それともボラか??

などと思いながら、しばし湾内を観察していると、やはりボラではなく何がしかの大型魚が、本気モードではありませんが、地味に小魚の群れを追い駆けているようで、時折反転した時の波があちらこちらで出来ていました。

今回はこの大型魚について先にお話しさせて下さい。

上記のような状況で、当初は複数のフィッシュイーターが湾内のあちこちで小魚を追いかけていると思っていました。

この日のフィッシュイーターは、今シーズンではかなり珍しく、日の出以降も北条湾内に留まり続け、アタックを繰り返していました。

今シーズンは北条湾内の海水温が高めで推移しており、主に青物のフィッシュイーターが北条湾に入って来ても、早いと10分、長くても30分いるかいないかで湾内から出て行くことが多いです。

釣りをしながら、ずっと観察は続けていましたが、干潮での潮止まり以降、このフィッシュイーターの動きが幾分活発になります。

フィッシュイーターがアタックすると、周辺にナブラが出来るようになっていきます。

だいぶ活発にアタックしてるね…

エサ持ちは悪いけど、イワシでも泳がせ※に付けてみるかな…

※活餌を使った泳がせ釣り。

などと考えながら更に観察していると…あることに気付きました。

ん??

なんで、ナブラが立てに出来てんの?

一般的にTVなどで見るナブラは、ナブラが出来ている範囲の形が楕円形などで、小魚の群れを、フィッシュイーターの群れが四方八方から追い回し、パニックになって逃げ遅れた小魚をフィッシュイーターが捕食し、海面付近に小魚の群れが追い込まれることで出来る波ことです。

ナブラの上には、カモメなどがおこぼれに預かろうと、上空に集まって来ることもあります。

この日のナブラは、真っ直ぐ海中の中を進む物体を、海上から真っ直ぐ進む物体に対してマシンガンでも打っているかのような、大型魚が進む方向にキレイに直線でナブラが出来、小魚が海中から飛び出していました。

フィッシュイーターである大型魚が、海中でどの方向に進んでいるのか手に取るように分かる小魚の跳ね方で、四方八方から狙われている状況とは全く異なります。

当初はフィッシュイーターの群れがいると思っていましたが、群れでアタックしている状況とは全く異なり、この日のフィッシュイーターは恐らく1匹なんです。

違う側面から見てみますと、こちらのツイートは音を良く聞いて頂くと、明らかに魚が出しているであろう、自然には出ない水のピチャピチャという音が聞こえると思います。



動画を何度かご覧頂くと、画面のやや右下辺りに魚が飛び出して波紋を作っているのがお分かり頂けると思います。

これは、当然ナブラではなく、魚自体はウルメイワシの群れなんですが、活性が上がり表層付近に集まっているプランクトンを食べていたものと思われます。

この動画を撮影している時、フィッシュイーターは対岸の岸近くでアタックを繰り返していました。

このタイミングで、家内にトリックサビキサビキ仕掛けだけを湾の中央付近に投げ込み、ルアーの要領でただ巻いてきてもらいました。

予想はドンピシャ、6本針のサビキ仕掛けに、25cmクラスのウルメイワシが5匹ヒット。

何が掛かったのかと思うくらい竿はしなりました。

以下のライブ配信動画の、タイムスタンプが20:30辺りからご覧頂くと、北条湾の中央部に集まっていたウルメイワシを鈴なりで釣り上げる画がご覧頂けると思います。



サビキ仕掛けに食ってくる…ということは、動画のピチャピチャはナブラではなく、魚の活性が高くなることで出来る波紋であり、このウルメイワシの群れはフィッシュイーターから必死で逃げている状況ではなく、ガツガツご飯を食べるお食事タイムであることが分かります。

しかし、現実には私達が釣りをしている場所から、北条湾の中央付近(ウルメイワシの群れがいる場所)、その延長線上の対岸の岸近くにフィッシュイーターがおり、まさにアタックを繰り返しています。

どういうことかと言いますと、北条湾の湾の中央付近にいるウルメイワシの群れは、フィッシュイーターの存在に気付いていないんです。

フィッシュイーターの存在に気付いていれば、自分達のメシどころの話ではありません。

自分達がメシを食う以前に、自分達が食われてしまったのでは元も子もありません。

この状況からも、この日北条湾内にいたフィッシュイーター、大型魚は1匹の可能性が極めて高いです。

北条湾は対岸までの距離がありません。

こんなに狭い湾で、フィッシュイーターが群れでアタックしていれば、北条湾内は大騒ぎです。

仮にイワシなどの青魚の群れがどれだけいたとしても、まずはフィッシュイーターの群れが北条湾から出て行かない限り食いが非常に渋いか、最悪は魚がいることは確認出来るのに全く食ってこない状況になります。

あまり、こういう状況になることはなく、フィッシュイーターが活性高くアタックしている最中、本来は追われる側の青魚の活性も高く、青魚も自分達のお食事タイムで波紋を作るという状況は、中々湾内で同時に見ることが出来ず、且つ実際にその青魚達もサビキ仕掛けをガンガン食ってくる…かなり貴重なものを見たと思っています。

では、このフィッシュイーターは一体誰なのか…

今シーズンは確約出来るレベルで目撃したりしていないので、何とも言い難いところなんですが、恐らくキハダ(キハダマグロ)ではないかと思っています。

もちろん、成魚ではなく幼魚ですが、キハダの子供だと思っています。

去年の晩秋、一度は日の出以降、明るい時間帯に北条湾内をキハダが泳いでいるのを目撃しました。

この目撃で「えっ!?こんなとこにキハダが入って来るの??」と大興奮し、次の釣行から泳がせ釣りを始めますが、結果として二度針掛かりさせるも、何れも長期戦の末糸が切れてバラしました。

そのうち一度は、足下まで寄せるもタモ網が小さく、タモ入れにもたついている間に糸が切れましたが、キハダが北条湾内を泳いでいた時と同様に、この時もハッキリ魚の姿は見ており、独特の長い胸ビレと黄色のヒレが印象的でまず間違いありません。※

※目視なので何とも言えませんが、恐らく70cm以上はあったと思います。

今シーズンは8月の後半辺りから、地味に青物が北条湾内に入って来ていましたが、前述の通り湾内にいる時間が非常に短く、毎回泳がせ釣りはやっているのですが、未だに釣果には結び付いていません。

今回は、約3時間ほど、このキハダと思われるフィッシュイーターは北条湾内に留まっていました。

もちろん、エサである小魚がたくさんいたからだと思われますが、今シーズンの秋以降が楽しみで今からワクワクしています。

釣りをしながら、ずっとキハダの動きを追っていた、この日の釣行の話に戻ります。

釣りの準備の段階で、この日は前述の通り、フィッシュイーターがいることは分かっていたので、北条湾内に何がしかの青魚の群れがいることは容易に想像出来ました。

ただ、この日は潮の動きが良くありません。



潮汐もさることながら、潮の動き方も微妙で、どのタイミングで一番活性が上がり易いかの予想も難しい感じです。

実際に現地の様子はこんな感じでした。



海水温が、直近での気温の低下や雨などの影響で、24度くらいまで下がってくれたら…と願っていましたが、願いも虚しく前回の釣行時より1度下がっただけでした。

何となく気乗りしないまま、漠然と釣りを開始します。

サビキ仕掛けを先にセットし、家内に釣りを始めてもらい私はその他、泳がせ釣りやクロダイ狙いの団子釣りの準備に取り掛かります。

ボラが跳ねていることと、鈍い動きでフィッシュイーターが地味にアタックしていること以外、魚の気配は感じません。

まぁ、鈍いとは言っても、フィッシュイーターがアタックしているということは、何がしかの魚はいるんだよな…

青魚達はフィッシュイーターにビビッてサビキ仕掛けはスルー…か…

オマケにこの潮の動きで活性も低い…

そして、アタリもない…

ハァ、なんだか釣れる気がしないね…

朝マヅメまでダメかもしれんね…

などと、家内と話していると…

意表を突かれ、竿が折れるんじゃないか…この時は干潮時ですので、潮が引き小潮とはいえ海面の高さがだいぶ低くなっているにも関わらず、竿先が海面の中まで潜るほどの強い引き…

当たり前ですが、何を間違えてもネンブツダイではありません。

家内が竿を持ち引き上げますが…

アイゴ??

こんな時間にそれはないな…

釣り上げてみると、ナント!ビックリ!

25cmオーバーのアジ(マアジ)です。



動画のアジの動きからも、ある程度はサイズ感がお分かり頂けると思いますが、肉厚で見ているだけで美味そうなアジです。

なんだ、なんだ??

見た目とは裏腹に活性が高いのか?

最初の釣果がアジということで、気を良くし俄然やる気満々で竿の前でアタリを待ちますが、上がったテンションを叩き落としてくれるいつものヤツが釣れます。



しかし、この日はここから予想もしない展開が待ち受けていました。



こちらは撤収時のツイートですが、ツイートにありますように、アジとネンブツダイが釣れていた時は、活性が高くもなく低くもなく…という感じで、大半がネンブツダイでしたがコンスタントに釣れていました。

北条湾内にいるフィッシュイーターが、好んでネンブツダイを追う…ということは有り得ません。

また、アジを追うということもあまりありません。

どちらの魚も、フィッシュイーターが捕食しないということはありませんが、好んで活性高くアタックする場合の対象からは外れる感じです。

ということは、アジ以外の青魚の群れもいるはずなんです。

やはり、フィッシュイーターがいるから食ってこないのかな…などと考えていると、アジほどではありませんが再び強烈なアタリがあります。



アジに続いてまたまたビックリ!

マイワシです。



そうこうしているうちに今度はウルメイワシがヒットします。



この後、ウルメイワシをメインに、時折アジ、マイワシが混じる感じでほぼ入れ食い状態になっていきます。

この辺りで、冒頭でお話し致しました、フィッシュイーターのアタックと、青魚の入れ食い…という本来であれば相反する状況に違和感を感じ始めます。

しきりにフィッシュイーターがアタックしているのに、なんでこいつら何事もないかのように食ってくるんだ…?

入れ食いになり、釣り場の状況をツイートするヒマもないくらいの状況の中、この違和感の原因をずっと考えていました。

そんなこんなで、入れ食い状態がやや落ち着くものの、コンスタントに釣れる状況が1時間ほど続きます。

すると、今度はカタクチイワシもヒットします。



これ…

今日はどんだけ北条湾内に青魚の群れがいるんだ?

これだけ青魚がいればフィッシュイーターがいておかしくないし、むしろ自然なことなんだけど…

これだけの魚種が釣れるということは、狭い北条湾に、相当魚の群れが密集した状態になっているはずです。

そこにフィッシュイーター…

天敵がいるにも関わらず、余裕綽々でなんでメシなんか食ってられるのか?

もしかして…

これ、こいつらフィッシュイーターの存在に気付いてない?

そう考えることが自然で…

てことは、フィッシュイーターの数が少ない…

ここで、冒頭のキハダにいき付きます。

まさか、今日のフィッシュイーターは単独…

単独で行動するフィッシュイーター…

マグロ系??

もしかして…キハダ…??

そう考えると、全てのなぞが噛み合い合点がいく感じです。

そしてカタクチイワシも混じりつつ、相変わらずコンスタントに釣れ続けます。

そこへ今度は今シーズン初!

釣り上げた瞬間、一瞬マイワシかと思いましたが、カタボシイワシがヒットします。



この日、青魚が釣れた順番は、まんま北条湾内に魚達が入って来た順番です。

大潮の時ほどの、活性の高さはありませんでしたが、1時間以上もコンスタントに釣れ続けました。

その状況の中、どんどん多魚種の群れが北条湾内に入って来ており、カタボシイワシが釣れた辺りでは、相当な数の青魚の群れが北条湾内にいたと推測されます。

かなり密集に近い状況にあったと思われ、フィッシュイーターが群れで北条湾内を泳ぎ回っていれば、確実に青魚達は気付きサビキ仕掛けに食ってくることはないはずです。

あくまで、私の一個人の想像の域を出ませんし、確証となる何かがあるわけではありませんが、カタボシイワシがサビキ仕掛けに食ってくる辺りで、ほぼ今までの予想通りで青魚達がフィッシュイーターの存在に気付いておらず、且つフィッシュイーターの数は限りなく少なく…というか、1匹だったと思います。

今シーズンでは初と言って良いくらい、この日はコンスタントに釣れ続ける時間が長く、釣り過ぎ注意報を飛び越し、釣り過ぎ警報がバンバンに発令されましたが、フィッシュイーターは何の魚なのか…湾の中心部に集中する魚の群れは何の魚なのか…

こういったことを解明したく粘ってしまいましたが、食いも渋くなってきた時点で納竿としました。

釣り開始直後から納竿まで駆け足で突っ走った釣行でした。

そんなこの日の釣果はこんな感じになりました。

2022年9月4日 北条湾釣行 釣果


こちらはこの日釣れた魚種です。

2022年9月4日 北条湾釣行 釣れた魚種


左からアジ(マアジ)、ウルメイワシ、マイワシ、右上にいってカタボシイワシカタクチイワシ(シコイワシ)、ネンブツダイです。

写真のウルメイワシがジャスト25cmほどです。

アジは計3匹釣れましたが、何れも25cmオーバー、マイワシは全てほぼ同じサイズでしたが、ウルメイワシは写真のような25cmほどのものと、20cm弱くらいのサイズのものと、産まれた年が明らかに違う2つの群れがいたと思われます。

文中でお話ししました、この日北条湾の中心部で波紋を作っていた群れが25cmほどのウルメイワシの群れで、足下に寄っていたウルメイワシの群れは20cm弱の群れでした。

釣れた魚だけでも、これだけのサイズで多魚種に渡り、さかなクンに水中カメラを持って潜ってもらったら、水族館バリに魚の群れが密集していたと思います。

当初、釣りに行く前の机上だけでの情報では、決して釣れる日に釣りに行った…というわけではありませんが、この状況で釣れないわけがない…という感じです。

万が一、同じ日の同じ時間帯に、同じ北条湾周辺で釣りをされていて、ほとんど釣れなかった方、もしくは満足いく釣果が得られなかった方がいらっしゃいましたら、ご自身のウキやコマセカゴ、コマセ網等、他の集魚パーツも含めて一度良く振り返ってみて下さい。

青魚達が嫌う何かを付けていた可能性が極めて高いです。

入れ食いとまではいかずとも、活性高くコンスタントに食ってくる時間が、この日は1時間以上続きました。

当然、青魚の群れは私の足下にばかり寄って来ているのではなく、何度も申し上げておりますが、イワシ類を始め青魚達は基本的に同じ場所に留まることが出来ず、常に泳いでいる魚です。

ちなみに、寝る時も泳いでいます。

この日はたくさんの魚種が北条湾内に入っていましたが、これが順繰りあちらこちらを回遊しています。

陽が昇ってからは、足下に青魚の群れが回遊して来ると、目視で確認出来たと思います。

ちなみに、私が使用したサビキ仕掛けは以下のものです。

ピンクスキンのサビキ仕掛け


今シーズンは魚達がスレてしまい、去年までは有効だったシラススキンのサビキ仕掛けが壊滅的に釣れません。

ブログ執筆時点で、今のところ一番効果がある仕掛けが写真のピンクスキンのサビキ仕掛けです。

2022年4月17日釣行時に使用したサビキ仕掛け


傾向塗料を塗布したサビキ仕掛け


こちらはトリックサビキですが、①の写真が釣具店などで売っている状態です。

②の写真は①の写真のサビキ仕掛けのチモトに蛍光塗料を自分で塗布したものです。

北条湾に於いては、過去にも今シーズンのように今まで有効だった仕掛けが全く通用しなくなったことがあり、これは数年置きに繰り返されます。

当然魚達もバカではないので、必ずどこかのタイミングでスレてしまい、新たに有効な仕掛けを見付けなければならないのですが、こういったスレと全く無縁で、常に効果があるものが蛍光の緑色なんです。

その年、その年で針の色も金色が有効な年、銀色が有効な年がありますが、蛍光の緑色には良く反応し針の色でトリックサビキこそ違うメーカーのものを使ったりしますが、毎回自作で針のチモトなどに蛍光の緑色の塗料を塗布して使っています。

そして、ここからがかなり大事なんですが、私が使っている道具はこれだけです。

ウキ(飛ばしウキ・遠投ウキ含む)や、コマセカゴ、コマセ網、集魚板等、他の道具は一切使いません。

極めてシンプルなんですが、実はこれにも意味があり、10年ほど前に北条湾に居付きのイワシが登場し釣り人が一気に増えました。

そんな中、今度はコロナ禍で更に釣り人が増えました。

先ほども申し上げた通り、魚達もバカではないので毎年学習しています。

元々青魚はエサの捕食の仕方がアバウトで、泳ぎながら突っ込んでくるようにエサを捕食します。

主なエサがプランクトンであることもあり、口を開けながら口の中にプランクトンが入り易いようにかなりのスピードで突っ込むように捕食します。

イカやアジのように同じ場所に留まりじっくりエサを見て食べる捕食の仕方はしないので、本来は針掛かりし易いんです。

余談ですが、アジは同じ青魚でもイワシのように泳ぎ続けることはせず、同じ場所に留まることが出来るので、エサを良く見て捕食します。

少しでも違和感のあるものは食べず、こういうことから中々釣りにくいとも言えるのですが…

そんな、北条湾にいるアジを含む青魚達ですが、釣り人が増えたことでイカばりに神経質になっており、違和感を感じるとサビキ仕掛けに寄り付かなくなり、仮に針を食っても同じで違和感を感じると針(エサ)を吐き出してしまいます。

更に言うと、青魚達が何度か同じ場所で違和感を感じると、その日の回遊ルートからその場所を除外し、足下に寄り付かなくなってしまいます。

仕掛けは限りなくシンプルで、且つ先調子※の磯竿をお使いになることをお勧め致します。

※先調子=竿の先端部分が柔らかく竿全体が大きくしなる竿。

青魚達から見てウキの抵抗から比べれば、竿先の抵抗などほとんど分からないに等しいです。

サビキ仕掛けの針を咥えた時に、ウキが付いているとウキの抵抗に違和感を感じ、サビキ仕掛けの針を離してしまうことがあります。

ちなみに、サビキ仕掛けの一番下に付けるオモリ。

これも、重過ぎると抵抗となり、青魚に警戒されます。

かと言って軽すぎると、風が強い日などはサビキ仕掛け(竿)の取り回しが難しくなります。

理想的な重さはナス型の4号~6号くらいのオモリです。

青魚達が針(エサ)を咥えた瞬間に、違和感を感じなければ、走るなり、潜るなりの行動をします。

こうなれば、あとは勝手に針掛かりしてくれます。

前述しました通り、万が一この日の釣果が思わしくなかった方がいらっしゃいましたら、今お話ししましたようなポイントを押さえ、竿を含めサビキ仕掛けなどのチェックを改めて行ってみて下さい。

そして、この日の我が家の兄妹猫のご飯ですが、釣り過ぎ警報を無視して釣りを続けたので、朝食、夕食共に釣った魚を食べさせてあげることが出来ました。

まず朝食ですが、泳がせ釣りの活餌に使っていて、弱ってしまったネンブツダイを1匹だけ持ち帰ったので、そのネンブツダイと中サイズのウルメイワシを焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシとネンブツダイを焼いたもの


妹猫はアンチ念仏なので、ネンブツダイは兄猫にあげました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたてのウルメイワシとネンブツダイを焼いたもの


兄猫はまるでお皿と床を掃除しているかの如く、飛び散った魚の身もキレイに舐め取る勢いでした。



変わって兄妹猫の夕食は、中サイズのウルメイワシのみ焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の夕食は釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


サイズ的にはまだまだ小さくても、だいぶ脂感が出てきており焼いていても、魚の脂が焼ける良い匂いや、パチパチと跳ねた脂が焼ける匂いがしていました。

我が家の兄妹猫の夕食は釣りたてのウルメイワシを焼いたもの


夕食時は早かったですね…兄猫は食べ終わるのが…



兄猫はサッサと食べ終わり、妹猫が食べ終わるのを横で待っていましたが、何度も妹猫のご飯の量を横目チラチラ確認していました。

そして、人間用はと言いますと、今回も小さいサイズのウルメイワシとカタクチイワシで揚げ物を作ろうか迷ったのですが、小さいサイズのウルメイワシとカタクチイワシは、今回は骨まで食べられる梅煮にすることにしました。

まずは、ウルメイワシとカタクチイワシの頭と尾を切り落とし、腸を取り除きます。

下処理したウルメイワシとカタクチイワシ


余談ですが、この日釣れたカタクチイワシは全て子持ちでした。

カタクチイワシの卵


カタクチイワシの鱗は若干剥がれにくいのですが、鱗が剥がれにくいくせに皮が弱くすぐに切れてしまいますので、包丁で擦らず指で擦って鱗を落とすことをお勧め致します。

ウルメイワシは鱗はもちろんなんですが、身体を覆う膜があり、その膜が糸状になって体に絡み付いていることが多いので、流水で鱗も膜もキレイに落として下さい。

そして、出汁を作り圧力鍋の中へ下処理をしたウルメイワシとカタクチイワシを入れていきます。

ウルメイワシとカタクチイワシを圧力鍋に入れる


出汁の水の量は魚が浸る程度の量を入れ、これくらいの魚の量ですと、大さじでみりん:2、酒:2、醤油:3くらいの割合で宜しいかと思います。

そして、薄切りにした生姜、梅干しを共に適量入れて煮ていきます。

潰した梅干し


煮ている間に梅干しも身が崩れますが、写真のように煮る前に簡単に梅干しを潰しておくと梅の風味が強くなりサッパリとした感じに仕上がります。

圧力鍋の圧力が掛かり始めたら、そこから10分ほど(サイズが大きい場合は15分)圧力を掛けて煮ていきます。

圧力鍋の圧力が抜けたら味見をし、味が薄いようでしたら醤油、麺つゆなどで調節して下さい。

粉末出汁を使う場合は、圧力鍋の圧力が抜けた後、このタイミングで粉末出汁を入れて下さい。

圧力鍋の圧力を掛ける前に粉末出汁を入れ、魚と一緒に圧力を掛けて煮ると、鍋の中で泡立ち出来上がった際の煮汁が汚れてしまいます。

お皿に盛り付けて完成です。

ウルメイワシとカタクチイワシの梅煮

ウルメイワシとカタクチイワシの梅煮

ウルメイワシとカタクチイワシの梅煮


そして、残った25cmサイズの魚達で、刺身丼の4種盛りを作りました。

その4種とはアジ(マアジ)、ウルメイワシ、マイワシ、カタボシイワシです。

余談ですが、カタボシイワシはトウゴロウイワシ同様にイワシを名乗っていますが、イワシの仲間ではなく厳密に言うと青魚ではありません。

トウゴロウイワシはボラの仲間。

カタボシイワシはそのフォルムからも何とかくお分かり頂けると思いますが、サッパの仲間です。

まずは、各魚を三枚に卸していきます。

三枚に卸したアジとカタボシイワシの身


こちらはアジとカタボシイワシの身です。

右端の二枚がカタボシイワシ、左側がアジの身です。

三枚に卸したマイワシとウルメイワシの身


こちらはマイワシとウルメイワシの身なんですが、どこがマイワシとウルメイワシの境界線か分かりますかね?

ヒントは血合いの量なんですが…

正解は後ほど…ということで、アジ、マイワシ、ウルメイワシの身は叩くというより、ブツ切りに近い感じで少し大き目に切り刻みます。

カタボシイワシはサッパの仲間と申し上げましたが、捌いてしまうとほぼサッパでとにかく小骨が多いです。

骨切りの意味を含めて、こちらはしっかりと叩きます。

カタボシイワシがたくさん釣れた時は、南蛮漬けにして召し上がるのがお勧めです。

骨も気にならず、イワシやアジほど脂がないのでサッパリとして非常にお酢と良く合います。

トッピングで真ん中に刻みネギをのせる予定だったので、ネギをのせる前の4種盛りです。

刺身丼の4種盛り


真ん中の明らかに周りの身より細かく叩かれている身の集まりがカタボシイワシを叩いたものです。

どんぶりに酢飯、大葉の微塵切りをのせ、その上にアジ、ウルメイワシ、マイワシ、中央にカタボシイワシ、その上にネギの微塵切りをのせれば完成です。

刺身丼の4種盛り
刺身丼の4種盛り
(アジ・マイワシ・ウルメイワシ・カタボシイワシ)


刺身丼の4種盛り


ここで先ほどのマイワシとウルメイワシの身についての正解です。

以下の写真の赤線の右側がウルメイワシ、赤線の左側がマイワシの身です。

マイワシとウルメイワシの違い


ちょうど、赤線のところで身が重なっていますが、上の身はウルメイワシで下の身はマイワシです。

真上から撮影しているので、身の厚みについては分かりにくいかもしれませんが、仮に同じサイズであるとすれば、ウルメイワシの方がマイワシより身が厚いです。

分かりにくいかもしれませんが、ウルメイワシよりマイワシの方が血合いの部分が多いんです。

身の真ん中、ちょうど血合い骨がある辺りの赤色の部分が血合いです。

これがウルメイワシよりマイワシの方が若干多いです。

ウルメイワシは足が早い※ので、中々一般に流通しません。

※足が早い=腐り易い

一部の近海物※に力を入れて扱っているスーパーなどですと、稀に生のウルメイワシも売っていますが、どうしても今の日本の鮮魚の流通ルートですと、生(チルド)の状態でスーパーの店頭に並ぶまでウルメイワシの鮮度が持たないので流通しません。

※近海で獲れる青魚のこと。(アジ、イワシ、サバなど)

生のウルメイワシをスーパーの鮮魚コーナーで見ない理由はこれだけで、ウルメイワシが美味しくないからではないんです。

マイワシも他の魚に比べれば腐り易い魚なんですが、ウルメイワシほど足が早くないのでマイワシは一般に流通し、一般の方がイメージするイワシがマイワシ…という流れなので、知名度からすれば断然マイワシの方が有名です。

実際にマイワシとウルメイワシが釣れた時に、刺身で食べ比べをして頂くと良く分かるのですが、実はマイワシよりウルメイワシの方が肉厚で脂が多いんです。

ウルメイワシより薄い体形をしているマイワシは、そもそもの体形が平たく身が薄いのに血合いが多い…当然、腹身は別として全体的な脂身は少なくなってしまいます。

この脂身が多いということが、刺身にして食べた時の甘味に大きく関係しており、ウルメイワシを食べ慣れてしまうと、マイワシが釣れた時は嬉しいのですが、食べると…う…ん…と、個人的にはなってしまいます。

あくまで、ウルメイワシとマイワシが同サイズであった場合のお話しですが、同じくらいのサイズのウルメイワシとマイワシが釣れた際には是非食べ比べをしてみて下さい。

鮮度抜群のウルメイワシとマイワシの食べ比べ…これこそ、釣り師だから出来る特権です。

総括として、少し今回の釣行での魚の寄り具合と海水温について最後に簡単にまとめさせて頂きます。

今回、北条湾内にたくさんの青魚の群れが入って来ていましたが、この日の海水温は25度で本来であればここまで多くの青魚の群れが入ることはあまりないんです。

微妙なラインなんですが、海水の温度が25度というのは、魚種によっても変わってくるのですが、全体的に少々温度が高めなんです。

では、なぜこの日はこんなにも青魚の群れがたくさん北条湾内に入って来たのか…

ヒントは、釣行の直近で雨が降ったことなんです。

雨が降り川の水が北条湾内に流れ込むと、植物プランクトンがたくさん増殖します。

これを目当てに動物プランクトンがたくさん集まってきます。

青魚達のお目当ては、この動物プランクトンで、植物プランクトンは光合成を行いエネルギーを生み出しひたすら増え続けます。

同じように動物プランクトンもどんどん集まる…

このサイクルがほぼ完璧な形で行われていたので、たくさんの青魚の群れが北条湾内に入って来ていました。

死んでしまうほどの海水の温度ではないので、エサを優先したということです。

しかし、平時の状態に北条湾内が戻ると、わざわざ過ごしにくい海水の温度である北条湾の湾内に入る理由がありません。

北条湾は狭い湾なので、フィッシュイーターも頻繁に姿を見せている今、北条湾内でフィッシュイーターに見付かれば追い込まれ易い場所でもあります。

今後、注視すべき一つのポイントとしては、北条湾周辺海域の海水温です。

徐々に海水温が下がり、23度~24度くらいになってくると平時でも北条湾内に入ってくる青魚の群れの数がだんだん増えてくると思われ、現時点ですと未だ製氷所の前や花暮岸壁の方が有利かと思います。

この記事の文中で、ウルメイワシの群れが北条湾の中央部に集まり波紋を作っていた…というお話しとそれに絡むツイートを掲載しました。

フィッシュイーターから逃れるために湾の中央部に群れが集まることもありますが、この日の場合はこのウルメイワシの群れがいた場所にプランクトンがたくさんいた…ということなんです。

そもそも波紋が出来るほど海面近くを青魚達が泳ぐことは、ある意味自殺行為で本来であればやらない行為です。

鳥に狙われたり、フィッシュイーターから襲われても逃げ場がなくなる場所に敢えて来ているわけです。

その危険を冒してまで表層付近に青魚の群れが集まり、所謂「湧く」という状態になっている時は、その場の海面付近にプランクトンが集中しており、魚達はこのプランクトン目指して泳いで来て、勢い余って体が海面から出てしまい波紋が出来る…ということです。

青魚が活性高く入れ食いで、表層付近で波紋が出来まくる時は、プランクトンが集中している場所を、回遊しながら回っている状態です。

ではなぜ、プランクトンは表層付近に集まるのか…

これは、植物プランクトンが光合成を行うために光の届くところに集まり、それを狙って動物プランクトンが集まるからです。

当然、海が澄んでいる時など、光が海中に届き易い場合は、必ずしも表層付近にだけ、プランクトンがいるわけではありませんが、原則的には光りが届く範囲にプランクトン類は集まります。※

※雨の日はその時の状況によって様々であり、確定的に申し上げることが難しいのですが、曇りの日は当然ながら太陽が出ていないので表層付近に集まり易いです。

今回の釣行時は、こういう背景があり北条湾の奥まった場所でも釣果が好調でしたが、海水温が下がらず雨が降らない日が続いた後などは、依然北条湾内での釣果は厳しくなるのではないかと思っています。

次回はもう9月の2週目です。

潮回りは土日共に大潮と、潮見表を見るだけでニヤニヤしてしまう感じです。

土日前に、一雨降ってくれると、今回のような状況もあり得ると思いますが、そうは問屋が卸さないと思います。w

次回も頑張って北条湾へサビキ釣りに出掛けたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2022年9月4日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年9月4日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

2022年9月4日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年9月4日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年9月4日 北条湾釣行 ライブ配信動画③
2022年9月4日 北条湾釣行 ライブ配信動画④
2022年9月4日 北条湾釣行 ライブ配信動画⑤

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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