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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  ウルメイワシ  アジ  マイワシ  メバル  青魚  

【三崎港・北条湾】潮の動き通りの厳しい釣行となりました(2022年9月18日)

こんにちは。

この日はシルバーウィーク最初の釣行でしたが、台風の影響がどの程度出るか懸念される状況でした。

※時間が経過しますと、ツイート内のリンクが切れていることがあります。



台風の位置自体は関東から遠く離れていますが、台風そのものの勢力が強大で風雨の影響が出てもおかしくない状況でした。

春先などの、サバっ子がボチボチ釣れているような状況であれば、シャカリキになって釣りに行かなくても良いのですが、8月の下旬頃より、ちょこちょこ北条湾内に何がしかのフィッシュイーターが入って来ており、これが気になって仕方ありませんでした。

現状サビキ釣りの状況は、時合いさえ逃さなければ、それなりのサイズの何がしかの青魚が釣れており、特にシルバーウイーク最初の3連休は、潮の動きが最悪なためムキになって釣りに行く事もない感じでした。

釣りはしなくとも、フィッシュイーターの様子を見ておきたい…

こんな感じで、この日は釣りに出掛けました。



このフィッシュイーターですが、前々回の釣行時にかなり足下に近い場所でアタックを繰り返し、おぼろげに魚影を見たのですが…キハダではないか…と思っています。

ここ1ヶ月、毎週北条湾内にいるフィッシュイーターがキハダであるとは断定は出来ませんが、少なくとも前々回の釣行時に目撃したフィッシュイーターはキハダだと思います。

去年の晩秋に、散々キハダと北条湾内で格闘し、何度か針掛かりさせるものの、釣果には結び付いておりません。

悪い意味ではなく、良い意味で夢があると思っており、キハダマグロともなれば、有料の釣り施設や釣り船で釣りに行っても簡単に釣れる代物ではなく、突っ掛けで北条湾へビールを飲みに行っているオッサンが、陸っぱりからキハダを釣ったら面白いな…こんな感じで捉えています。

去年の晩秋は針掛かりさせ、一度は足下まで寄せ、ハッキリ魚影を見ていますが、この時の光景は今でも頭から離れません。

思い返すだけで、悔しさが込み上げてきます。

こういうことから、チャンスはそう何度もないので、今年は万全な体制&小まめに足を運び状況を把握し、数少ないチャンスをものにするべく普段以上に足繁く北条湾へ通っています。

とは言うものの、この日は気象や海の状況はどれを取っても、魚が釣り易い、魚が釣れる…という要素は乏しく、取り敢えず北条湾の様子を見に行き、出来る状況であればサビキ釣り&活餌での泳がせ釣りをしてみようと思い北条湾を目指しました。

普段はある程度、潮の動きも考慮して釣りに行く時間を決めていますが、この日の潮の動きはハッキリ言って何時に釣りに行っても、潮の動き的には大きな差はなく、そもそも魚の活性が上がりにくい潮の動きでした。



午前3時半過ぎに北条湾へ到着します。

台風の影響で避難して来たと思われる大型の漁船が、製氷所の前にドンと停泊しており、釣り座的にはかなり限られていましたが、さすがに台風の影響か釣り人はほとんどいませんでした。

早速釣りの準備に取り掛かります。

釣りをしながら北条湾内を眺めていると、やはりこの日も何がしかのフィッシュイーターがかなり動きは鈍いですが、小魚を追い回している様子が伺えました。

余談なんですが、今シーズン、特にここ数ヶ月北条湾内に入って来ているフィッシュイーターの特徴的な動きが、派手なアタックをしないんです。

活性が高くなると、トップスピードがかなり速い泳ぎで小魚を追い回しますが、海面から飛び出すようなアタック、つまり真下から上に突き上げるようなアタックはせず、真横に泳ぎながら小魚に追い付き捕食しています。

故に、表面的に良く目を凝らして見ていないと分からないんです。

青物の幼魚、ワカシやイナダ、ジョゴなどは群れで小魚を海面に追い詰めて逃げ遅れた小魚を捕食するような狩りをします。

こうなると、当然海面は賑やかになり、派手なナブラなども出来、「あぁ…あそこにいるね…」と分かるような状況になります。

一昔前に漫画やアニメであった「沈黙の艦隊」…

こんな言葉がしっくりくるような感じで、余裕を持って食事に有り付いている…こんな印象を受けます。

100%泳ぎで勝てるので、群れで追い込む必要もなく、静かに近寄り一気に襲っているように見えます。

北条湾は狭い湾なので、当然フィッシュイーターが小魚を追い駆けていて、向きを変えるために反転することがあります。

こういった、進行方向を変える時だけ、不自然な波が立ち、稀にナブラが出来ている…という状況です。

この行動様式からも、青物の幼魚の可能性は低く、それ以外の何がしかの大型魚…という風に考えています。

フィッシュイーターの存在を感じながら、釣りを開始します。

フィッシュイーターの活性は低いとはいえ、泳がせ釣りを始めたく活餌を釣りたいのですが、この活餌が思うように釣れません。

理想的な活餌はカタボシイワシ、トウゴロウイワシですが、そうは問屋が卸してくれず、釣れるのは恒例のこの方達。



なんだかな…早く活餌が釣れてくれないと、夜も明けフィッシュイーターが出て(北条湾から)行っちゃうよね…

そうこうしていると、待ちに待っていたカタボシイワシがヒットします。



早速、無理矢理泳がせ釣りの活餌にしていたネンブツダイからカタボシイワシに活餌を交換します…が…

この時点では、フィッシュイーターの気配は全くなく「一歩遅かったか…出た(北条湾から)かもな…」…と、当初は思っていたのですが、カタボシイワシを付けた、泳がせ釣りの竿の竿先を良く見てみると…

小刻みに竿先が揺れており、カタボシイワシが尋常じゃない動きで暴れていました。



恐らく、フィッシュイーターの活性が低くアタックこそしてきませんでしたが、カタボシイワシが恐怖を感じる距離にフィッシュイーターがいたんだと思います。

結果として、この日は泳がせ釣りの活餌にフィッシュイーターがアタックしてくることはなく、これ以降フィッシュイーターの気配を感じることはありませんでした。

カタボシイワシが釣れた後、5分ほど経ってからこの日の時合いのタイミングに突入し、15分ほど活性高く青魚達が釣れ出します。

まずは、アジです。



続いて、マイワシです。





更に続いて、ウルメイワシです。



そして、青魚のアタリが減り、時合いの時間が終わり掛けた頃、良型のメバルです。



恐らく、サビキ仕掛けに付けていたアミコマセに寄って来て、青魚の活性が下がり回遊頻度が少なくなったので浮いて来て、サビキ仕掛けに掛かったものと思われます。

30cm弱ありました。

このメバル以降完全にアタリが無くなるのですが、この日はとにかく湾内に青魚の群れはたくさんおり、肉眼で確認出来るのですが、ゆっくり悠々と泳いでいるだけで、アミコマセにもサビキ仕掛けにも全く反応しませんでした。

まさに潮の動きが鈍く、魚達の活性が低い時のお手本のような動きで、こうなってしまうと粘ったところでまず食ってくることはないので、メバルが釣れた時点で納竿としました。

足下に青魚の群れが泳いでいるのが見えるだけに、久しぶりに悔しい感じの釣行となりました。

そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

2022年9月18日 北条湾釣行 釣果


こちらはこの日釣れた魚種です。

2022年9月18日 北条湾釣行 釣れた魚種


左からメバルウルメイワシマイワシ、右にいってカタボシイワシ、アジ(マアジ)、ネンブツダイです。

アジに関しては、ここのところ25cm~30cm近い良型のものが釣れていましたが、この日のアジは明らかに今まで釣れていた群れとは別の群れが北条湾内に入って来たと思います。

サイズは15cmほどで、今年産まれた個体かと思います。

我が家の兄妹猫の朝食なんですが、本当は久しぶりにメバルは煮付けにでもしようと思っていたのですが、帰宅後改めて釣果を確認して、あまりのショボさにメバルを兄妹猫にあげないと朝食が成り立たないので、泣く泣く兄妹猫に焼いてあげました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたての魚の五目焼き


これだけ見ると種類も豊富に美味そうに見えるんですが、実は嫌な予感がしていました。

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたての魚の五目焼き


メバルの身など、肉厚でふっくらとしており、お醤油を少し付けてアツアツのご飯で頂きたい感じですが…

我が家の兄妹猫の朝食は釣りたての魚の五目焼き


右側の黄色の器が兄猫の器なんですが、真ん中にのっている明らかに身の色と違うものはメバルの肝臓です。

メバルの身自体にも脂感がありましたが、メバルのサイズも30cmほどとそこそこだったので、立派な肝臓を持っていました。

冗談抜きで、兄猫の器のメバルの身にお醤油を垂らしてご飯で食べたかったです。



嫌な予感は的中…

やはり…な…

という感じですが、カタボシイワシはサッパの仲間で、イワシを名乗っていますが、厳密に言うと青魚ではありません。

この日の兄妹猫のご飯ですと、青魚は小アジ1匹とウルメイワシ1匹だけ…

アンチ念仏、アンチ根魚の妹猫は、匂いを嗅いだだけでその場から立ち去りました。w

それでも小アジとウルメイワシは妹猫にあげたので、連れ戻しもう一度食事を促すと何とか食べてくれましたが、最後にメバルの身だけ残しました。

兄妹猫のご飯シリーズはお休みして、メバルは自分で食べれば良かったかな…と軽くイラッとしました。w

人間用はと言いますと、何とかマイワシとウルメイワシで月見山掛け丼を作りました。

三枚に卸したマイワシとウルメイワシの身


この日釣れたウルメイワシは、今北条湾で釣れているウルメイワシの中では中サイズ、20cmクラスのものが釣れたので何とか助かりました。

小サイズのウルメイワシが中心でしたら、これは作れなかったと思います。

マイワシとウルメイワシの月見山掛け丼

マイワシとウルメイワシの月見山掛け丼

マイワシとウルメイワシの月見山掛け丼


パッと見、目玉焼きがのっているように見えますが、山掛け丼なので、当たり前ですが白い部分は山芋をすり卸したものです。

そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

2022年9月18日 北条湾定食


この週末は台風の影響がどの程度出るか予想しにくく、直前まで釣りに行けるか、行けないか分かりませんでしたが、何とか釣りは出来そうだったので、潮の動きはイマイチでしたが釣りに行きました。

記事文中でもお話ししましたが、フィッシュイーターがキハダかどうかは一旦置いといたとしても、何がしかのフィッシュイーターが頻繁に北条湾内へ入って来ていることは間違いありませんので、今シーズンの秋も去年同様に、普段よりもマメに釣りに行こうと思っています。

家であれこれ考えていても、釣りに行かなければ魚は釣れませんので。

なるべく早く釣果をお示し出来るように頑張ります。

こういう流れから、翌日の2022/9/19も北条湾へ様子見程度ですが、釣りに行って来ました。

こちらの記事もなるべく早くアップさせて頂きます。

また、ご報告させて頂きます。

2022年9月18日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2022年9月18日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

2022年9月18日 北条湾釣行 ライブ配信動画①
2022年9月18日 北条湾釣行 ライブ配信動画②
2022年9月18日 北条湾釣行 ライブ配信動画③

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
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