この日は前回に続き釣り人が少なく、釣り座に余裕が持てるようであれば、製氷所の前のどこかしらで釣りをしようと思っていました。
気温が低くなる予報が出ていたため、あまりシャカリキになって早く北条湾へ行くつもりはなく、あくまで現地に到着した時点で釣り座に余裕があればやってみる…そんな感じで釣りに出掛けました。
北条湾に午前4時半頃到着します。
十分過ぎるくらい釣り座に余裕があったため、前回は北条湾の入口の角で釣りをしたので、今回は城ケ島大橋側の角に釣り座を構えました。
※前回の釣行記事
釣り道具を車から降ろし、最初に海を見た時点であることに気が付きます。
この「あること…」については後ほど詳しくお話しさせて頂きますので、この日の釣行の流れ、釣果等々を先に駆け足でお話しさせて下さい。
この日は何と言ってもまずこの方。
常夜灯が消えており、真っ暗な中早くも急かされてます。新釣りのお供のキジトラ猫です。 pic.twitter.com/LSrTRkfS7y
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 21, 2023
恐らく車を覚えており、どこかで見ていて、車の後を追いかけて来たようでした。
最初に車から釣り道具を降ろし、釣り座に釣り道具を置き、次の道具を再び車に取りに行き、釣り座に戻ったらすでにこの状態でスタンバっていました。w
まだ、若い猫のようで少し怖い物知らずなところがあり、虐待マニアなどの人などに見つからなければ良いけど…と、毎回懸念しております。
釣りを始めるどころか、まだ道具すら降ろしていないのに、物凄い圧を感じながら釣りの準備に取り掛かります。
この日の状況はこんな感じでした。
釣りを開始してます。気温4度、天候は曇り、風は微風、海水温は14度です。海水温が地味に下がっていました。今日は北条湾の入り口と反対側の製氷所の前の角で釣りをしています。陽が昇らないとライブ配信はほとんど見えないかもしれません。日の出辺りまでやってみます。 pic.twitter.com/LbYq5tHKUc
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予報より気温も若干高く、何より風がないことが助かりました。
寒いことは寒いですが、風がないので極寒…という感じではなく、耐えられる寒さで海水温も然程下がっておらず問題ない範囲でした。
サビキ釣りから釣りを開始しますが、第一投目からトウゴロウイワシがヒット。
トウゴロウイワシがきました。 pic.twitter.com/lqsCtixOgH
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続けてカタクチイワシもヒットします。
カタクチイワシがきました。 pic.twitter.com/zwpLRFjJJ3
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潮回りは大潮でしたが、釣りを始めたタイミングから日の出辺りまでが満潮での潮止まりなっていく状況で、潮の動きが鈍くなるタイミングでした。
数釣りは難しいかな…と予想しておりましたが、前回のような入れ食い状態にはならず、終始魚の動きも鈍く食いも悪かったです。
この日は、前回同様に城ケ島方向へ向かって投げ釣りもしてみました。
2回投げて2回ともロストした餌木がヒット。
2回投げて2回餌木がヒット。打率10割。掃除しに来たみたいです。w pic.twitter.com/98pFQVs9xy
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打率10割。
どんだけ海底に餌木が沈んでんだ…て話です。
ちなみに一々写真は撮りませんでしたが、この後も投げ釣りの仕掛けに2つロストした餌木が引っ掛かり、岸壁上にも捨てられた餌木があちらこちらにありました。
コロナ禍以降本当に酷い有様です。
前回、今週と10年ぶりくらいに製氷所の前で釣りをしてますが、汚いですね。釣り禁止になって当たり前だと思います。 pic.twitter.com/ZjIqO7tJLA
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結果として、投げ釣りではこの日は何も釣れず、日の出以降サビキにメバルとショウサイフグがヒットしました。
メバルがきました。 pic.twitter.com/iTj70YxHdD
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いつものクサフグではなく、ショウサイフグです。 pic.twitter.com/WodYFRYyOx
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この日は潮が動くタイミングと、実際に釣りをしたタイミングが悪いタイミングで釣りをしてしまったので数は釣れませんでしたが、トウゴロウイワシ、カタクチイワシ共にかなりの数の群れが寄っており、タイミングさえ合えば入れ食い状態になっていたと思います。
メインで釣れる魚がトウゴロウイワシとカタクチイワシなので、寒さに耐えながらサビキ釣りをする気にはならないと思いますが、やろうと思えば今の北条湾ではサビキ釣りをしてもそれなりの数は釣れると思います。
そして、この日の釣果はこんな感じになりました。

こちらは釣れた魚種です。

上からトウゴロウイワシ(ボライワシ)、カタクチイワシ(シコイワシ)、メバルです。
我が家の兄妹猫の朝食ですが、釣れた数が数なので、この日は青魚は我慢してもらいました。
兄妹猫の朝食は釣果の都合上、青魚は無しでトウゴロウイワシとメバルを焼いてあげました。ちなみに黄色の器の右上にある若干茶色味掛かった身がメバルの身です。少しつまみ食いをしましたが、脂感もあり非常に人間的には美味かったです。しかし…嫌な予感がしましたが… pic.twitter.com/vBW2oqmUXH
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ほぐし身を作っている時から嫌な予感はしていましたが、妹猫の怪訝な表情…
不満ありありです。w
着席した途端に妹猫に不穏な空気が…ほとんど手を付けず離席してしまい、兄猫があっちを食べたりこっちを食べたりを繰り返します。良く見ていると食いしん坊の兄猫ですら、右側黄色の器の手前にある茶色味掛かった身だけ避けるように食べています。そんなに根魚嫌いですか…whttps://t.co/Livq18lTae pic.twitter.com/t4BuSdqPPm
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結局、残りは夕食時に猫缶と混ぜてあげました。
人間用はと言いますと、妹猫には申し訳なかったですが、カタクチイワシは人間が頂きました。
頭を落とし、腸を取り除いて、オーソドックスに一口フライを作りました。

カタクチイワシの一口フライ

如何せん数が釣れず、酒の肴程度の魚料理になってしまったので、今回の北条湾定食はお休みさせて頂きました。
ザックリとこの日の釣行の流れはこんな感じです。
そして、肝心のこちらです。
今日は以下の赤丸の場所で釣りをしました。約10年ぶりくらいにここで釣りをし、驚くほど合点がいくことばかりで釣果はイマイチでしたが今後に繋がる収穫が多かったです。Twitterでは書き切れないのでこの辺を中心にブログにまとめたいと思っています。https://t.co/ajUxCtcKJ0 pic.twitter.com/RXXdvSOlBS
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記事の冒頭で申し上げました、釣り座に着いて最初に海を見た時に気付いたこと…
城ヶ島大橋の橋桁周辺に潮目が出来ていることに気付きました。
一応潮回り(潮汐)は大潮なので、到着時はかなりハッキリと分かる潮目が出来ており、且つ城ケ島大橋の街灯に地味に照らされ波が反射するので余計に分かり易かったです。
潮目とは、暖かい海流と冷たい海流、つまり温度差がある海水がぶつかるポイントのことを言います。
暖かい海流、冷たい海流…双方、これ以上は暖かい、これ以下は冷たい…というハッキリした温度での定義はなく、寒暖の温度差がある海水がぶつかる場所を指します。
大きな潮目で言いますと、宮城県沖の黒潮(暖流)と親潮(寒流)がぶつかるポイントも潮目です。
少し前まではサンマが獲れる好漁場として有名で、サンマと言えば気仙沼…という時代もありました。
釣りレベルでの極狭い範囲で温度差のある海水がぶつかるポイントも潮目と言います。
当然、今回の潮目は釣りレベルでのお話しになります。
約10年ほど前に製氷所の前で投げ釣りをしていた頃は、城ケ島と本土の間の船道に潮目があったとは記憶しておらず、単に潮通しの良い場所…という認識でした。
北条湾の入口付近では、小さな潮目が稀に出来ていた記憶はあります。
北条湾の入口付近で潮目が出来る理由は、北条湾は湾の深部に川が流れ込んでおり、湾自体が細長いウナギの寝床のような地形をしているので、海水が滞留し易く状況如何によっては、川から流れ込んでくる真水の影響で海水温が一時的に下がってしまうことが多々あります。
この北条湾内で冷やされた海水と、船道の海水に温度差が生じ、北条湾の入口で混ざり合う際に潮目が出来ます。
では、潮目では何が起こっているのか…
当たり前の話ですが、冷たい水は下に沈み込もうとし、暖かい水は上に上昇しようとします。
この温度差により、海水に流れが生じます。
海底に高低差がある場合などは、更に深い場所に冷たい海水が流れ込もうとするので、より速い海水の流れが出来ます。
この海水の流れが出来ている場所を潮目と言います。
一言で海水の流れと言っても、ぶつかる海水の温度差や海底の地形などにより、海水の流れる速度はまちまちですが、かなりのエネルギーで水が流れるので、冷たい海水が沈み込むと海底の沈殿物を巻き上げ攪拌されます。
この海底の沈殿物の中には、プランクトンが好む有機物なども含まれ、こういった物が海中に広がるためプランクトンが集まり増殖を繰り返します。
そのたくさんのプランクトンを求めて青魚などの小魚が集まります。
更にその小魚を求めてフィッシュイーター達がやってくる…こういう仕組みで、この一連の連鎖が起こり、潮目の場所は魚が良く獲れる好漁場であったり、釣りでも魚が釣れるポイントの一つとされています。
簡単な説明で恐縮ですが、潮目でどういったことが起こり、どういう影響があるのか、何となくでもお分かり頂けたかと思います。
そうなると…
海水温が不安定になってきました。まだ、大騒ぎするほどではありませんが、悪い傾向ですね。オマケに今週末は極寒ですし…w pic.twitter.com/CtDxOsRPoi
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 21, 2023
前回の釣行時前から、海水の温度に注目していました。
1/9の今シーズンの釣り始めから、海水の温度は小まめにチェックしておりましたが、この時点ではまだ製氷所の前で釣りをしておらず、私の記憶は10年前のままでした。(潮目があることに気付いていない)
前回の釣行時、北条湾の入口の角で釣りをした際に、実は軽く違和感を感じていました。
前回の釣行時に、歩いて北条湾内側の岸壁から今回釣りをした城ケ島大橋側の角まで、マヅメ時にくまなく海の様子を見て回りました。
ここ10年くらいの傾向ですと、製氷所の前は冬場は潮通しが良過ぎて海水温が安定しない上にエサとなるプランクトンも少なく、逃げるように北条湾内に青魚などの小魚が入って来ることが通例でした。
前回の釣行時に北条湾内にもトウゴロウイワシ、カタクチイワシの群れはいるのですが、明らかに城ケ島と本土の間の船道の方が広範囲にトウゴロウイワシ、カタクチイワシの群れがいたことに違和感を覚えました。
船道に潮目が無く、単に潮通しが良いだけであれば、そもそも青魚や小魚が求めるプランクトンはそう多くはなく、北条湾内の方が明らかにエサは多いんです。
この違和感があったので、今回は城ケ島大橋側の角で釣りをしてみたのですが、その理由が分かったという感じです。
ちなみに、私がWEB上で海水の温度変化の情報を得ているのは神奈川県水産技術センターのリアルタイム海況データ・ 三崎瀬戸のWEBサイトです。
以下のキャプチャー画像でご説明致します。

キャプチャー画像のGoogle Mapも貼っておきますのでご活用下さい。
海水温を計っている場所は、キャプチャー画像の右下の赤丸の水産技術センター付近です。
これはこの日実際に潮目を観察して導き出したものですが、あくまで私一個人の想像の範囲を出ておらず、確証があり断定的に申し上げているわけではありませんので、予めご了承下さい。
城ヶ島大橋周辺で温度差のある海水がぶつかっていることは確かです。
水産技術センターの場所とは目と鼻の先で、水産技術センターのWEBサイトでも時折急激に海水の温度が下がることがあるのですが、キャプチャー画像の青と赤の矢印は青は温度が低い海水、赤が温度が高い海水の流れを表しており、水産技術センター側から温度が高い海水がキャプチャー画像上の右から左へ流れており、温度の低い海水が花暮岸壁側から、左から右に流れているように見受けられ、城ケ島大橋付近で双方の海水がぶつかっていると思います。
詳細は後ほどブログにてお話しさせて頂きますが、橋桁の辺りに水面スレスレを飛ぶカモメがいると思いますが、その真下におびただしい数のトウゴロウイワシやカタクチイワシの群れがいるんです。 pic.twitter.com/eZkgUkolJ3
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 22, 2023
こちらのツイートは動画を拡大してご覧頂かないと分かりにくいのですが、城ケ島大橋の先の船道の中央付近でカモメが水面スレスレで低空飛行しています。
これは表層付近に小魚がたくさんおり、それをカモメが狙っているところなのですが、花暮岸壁の前の海域よりも水産技術センター側の方がたくさん海鳥達が飛んでいました。
その日の潮汐や天候などで海水の流れ方は大きく変わりますので、水産技術センター周辺にたくさんの温度の低い海水が流れ込む条件が整った時(左から右に)に一時的に海水温が下がっており、温度の高い海水の温度が17度~16度くらい、温度の低い海水の温度が13度~14度くらいなのではないかと見ています。
また、このカモメが小魚を狙っている位置から分かることは、恐らくプランクトンが広範囲で大量発生しており、トウゴロウイワシ、カタクチイワシの群れがそれを追ってかなり広い範囲、且つかなりの数の群れが寄っているものと思われます。
前回の釣行時は1匹だけしか釣れませんでしたが、カタボシイワシの釣果が確認出来ました。
スレももちろんあると思いますし、トウゴロウイワシ、カタクチイワシの群れの数からすると、数は少ないと思いますが、他の青魚や小魚が寄っている可能性は十分にあります。
先ほどもお話し致しましたが、今までは仮に船道の海水の温度が高くても、潮目が出来ているわけではないので青魚や小魚のエサとなるプランクトンが船道には少なく、海水の温度が低めでもどうしても北条湾の中に入って来ないと魚達も食事に有り付けない…という状況でした。
しかし、今の船道は潮目が出来ているお蔭でプランクトンがたくさんいます。
通年を通して北条湾内よりは海水の温度が船道の方が高いです。
こうしたことから、小魚達の群れがたくさん集まり、北条湾内だけに留まらず広範囲に小魚の群れが広がっていると思われます。
そして、地味にこの方も海水の温度が高いことを示してくれています。
かつては有り得ませんでした…こんな時期にクラゲです。w pic.twitter.com/7RdBUbsjou
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 21, 2023
1月の中旬にクラゲです。w
この日は、このトウゴロウイワシ、カタクチイワシを求めて魚種までは判別出来ませんでしたが、フィッシュイーターが集まっていることも確認出来ました。
ここまでは、寒い冬の釣りに一筋の光が差し込んだようなお話しでしたが、問題はここからなんです。
まずサビキ釣りで釣れているトウゴロウイワシとカタクチイワシですが、サイズ的に生後2年目以降の個体の群れが主だと思われます。
つまり、最低でも一度(去年)は北条湾という場所に来たことがある個体が多く、サビキ釣りですらスレを感じます。
毎年晩秋に北条湾内にたくさんの青物の若魚が入って来るようになったのが、コロナ禍になる前の年辺りからです。
去年の晩秋で4年目です。
青魚達同様に初めて北条湾という餌場に来た個体ではなく、何度か餌場に来た経験があり、且つ来る度に知恵を付けています。
イカも含め、この類のフィッシュイーターはとにかくスレが酷いです。
この日は気温が低く寒かったにも関わらず、イカやフィッシュイーターを狙っているのであろうルアーや餌木で釣りをしている方をかなり見掛けました。
私達の隣で1時間以上投げ続けていた方もいらっしゃいましたが、手応えを感じているようには見受けられず全く釣れていませんでした。
私はほぼ毎週北条湾岸壁に釣りに行っていますが、ここ2年くらいはルアーや餌木の類の釣りをされている方で、イカや魚を釣っている人を見たことがありません。
数人ですが、釣りに行くといつもお話しをさせて頂く地元の方がいらっしゃるのですが、同じくルアーや餌木での釣りで魚やイカを釣っている人をみたことがないと口を揃えて仰います。
ただ、イカも含めたフィッシュイーター達はいるんです。
この辺りの海を良く知っており、イカ専門で釣りをされている方でも相当厳しいと思います。
ルアーでの釣りも同じくです。
ちなみにイカの類は、恐らくアオリイカだと思いますが、北条湾内を泳いでいるのを前回もこの日も目撃しました。
もっと言えば去年の12月に入ってから何度か見掛けており、泳がせ釣りの活餌をかじられたりしています。
毎週同じ場所に釣りに行っていますと、良く分かるのですが、極論を言えば24時間365日誰かが餌木やルアーで北条湾岸壁で釣りをしているわけです。
一人一人の釣り人は毎日ではなくとも、入れ替わり立ち替わり誰かが同じ釣りをしているわけです。
そして、コロナ禍以降これが倍増しました。
スレて当たり前の状況なんです。
ある意味、これもルアーや餌木での釣りをする釣り人口が如何に多いのか…ということを物語っています。
私が10年以上前にホームにしておりました観音崎。
投げ釣りをする人が多い場所なので、投げ釣りをするとロストしたテンビンなどが良く仕掛けに絡まってきました。
それと同じことなんです。
私のように北条湾という釣り場が気に入って、釣れなくても釣りに行かれる方は別ですが、やはり釣りをする以上釣果を得たいのは当たり前だと思います。
ルアーや餌木で釣りをするのであれば、現時点で釣果実績のある場所に釣りに行かれることをお勧め致します。
投げ釣りに関しましては、この日は城ケ島大橋側の角で釣りをしましたので、潮目の影響だと思いますが30号のオモリを付けてもガンガン流され、相変わらず繊維の細かい藻が絡み付き釣りになりませんでした。
過去の栄光に拘っているだけ…的な感じかもしれませんが、投げ釣りで釣れる主要な魚が、根拠はないのですが何の魚もいない…ということはないと思っています…というか、思いたい?w
3月の上旬にもなれば、恐らくこの潮目の動きなども変わってくると思いますので、しばらくは釣れなくても投げ釣りは毎回試してレポートさせて頂きます。
泳がせ釣りも同様で、仕掛けが流されてしまい非常に釣りにくかったです。
次回は何か対策を考えるか、釣り座を変えてやってみます。
ただ、この日は泳がせ釣りには反応は何度かあり、活餌のそばにフィッシュイーターが近寄り、活餌が暴れている状態に何度かなりました。
これはくるかな…?
と、思うような、投げ込んでいる活餌の近くでフィッシュイーターがアタックを繰り返すことが何度かありましたが、恐らくこれもスレだと思いますが、寸でのところで食ってきませんでした。
サビキ釣り、ルアーや餌木、泳がせ釣りに共通する釣りにくい要素の一つがこれです。
透明度が高いのがお分かり頂けると思います。スレもさることなが、この透明度の高さが釣りにくい原因の一つです。 pic.twitter.com/Ncb7gdgVgZ
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) January 21, 2023
良くご覧頂くと海底が丸見えなくらい海水の透明度が高いんです。
これではサビキ釣りなどのスキン、ルアーや餌木、所詮「疑似餌」なので魚にも見抜かれバレてしまいます。
泳がせ釣りにしましても、当然1m級の魚が掛かっても踏ん張れるように、ある程度ハリスも道糸も太い物を使っています。
これも丸見えなわけです。
こういった魚との知恵比べも釣りの醍醐味の一つですが、非常に面白い状況になっていることは間違いないのですが、同時に魚を釣りにくい状況になっていることも確かです。
今回の記事は釣りをする人を応援するものなのか、釣りに行くなと言っているのか、何とも歯切れが悪いような内容ではありますが、私は物事を誇張したり虚勢を張ったりすることが嫌いなんです。
学も無く、唯一子供の頃から続けている釣りだけは皆様のお役に立てると思い情報発信をさせて頂いております。
ありのまま、ありのままの現状がこういった状況で、イカを含む様々な魚はいますが、正直申し上げて非常に釣果に結び付けることが難しい状況です。
北条湾岸壁で釣りをされるのであれば、こういった状況であることを踏まえ、釣れなくとも魚との知恵比べを楽しんで頂ければと思います。
そして、今シーズンの1月、2月の釣りに関しては、花暮岸壁なども視野に入れ、釣りに行った際の状況によって釣り場を変え、広げて釣りをしようと思っています。
こうしたことから、その時の状況によってはライブ配信が出来ない…もしくは非常に見にくい状況になることをご了承頂ければと思います。
今回の釣行でいろいろ見えてきたこともあり、城ケ島に渡って釣りをすることも検討しています。
少しでも皆様のお役に立てるように頑張ります。
次回は小潮と潮回り的にイマイチな上に、気温も低い予報となっています。
釣果的には再び厳しいものになりそうですが、寒さに負けず頑張って北条湾へ釣りに出掛けたいと思います。
また、ご報告させて頂きます。
・2023年1月22日午前8時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
・2023年1月22日午前8時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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