前回の釣行はサビキ釣りで狙える魚の群れを確認しつつも、1匹も釣れず大惨敗しました。
今回はその目撃したサビキ釣りで狙える魚が、何の魚なのか必ず釣り上げ確認する…と心に誓い、ここ1ヶ月は魚の気配を感じられずテンションが上がらない釣行が続きましたが、久しぶりに鼻息荒く北条湾へ行って来ました。
サビキ釣りで狙えるであろう魚の群れが湧いていた時刻、前回の釣行時に何時に北条湾に到着し釣りを始めたか、群れが北条湾を出て行ったであろう時刻、潮の動きも考慮しつつこの辺に重点を置き、午前2時半頃に北条湾に到着しました。
天気予報がコロコロ変わってしまい、釣りをしている未明の時間帯に雨が降るのか止んでいるのかハッキリしませんでした。
風速が強まり曇りの予報になったり、風速が弱まり雨の予報になったりと、落ち着きなく予報が変わりました。
前回の釣行の帰り際に、目視でシーバスなども確認しており、本当はいろいろ試したいことがありましたが、最悪サビキ釣りだけして、前回の釣行時に釣れなかった魚の群れが何の魚なのかを確認したら帰るつもりでおりました。
北条湾に到着し、まず海の様子をくまなく観察します。
地味に風が強く、海面にはさざ波が立ってしまっているので、魚が作る波紋や湧いている様子などは分かりませんでしたが、しばらく目を凝らしていると、海中で魚が反転する時に魚の体側に常夜灯の光が当たりキラキラと光る反射光に気付きます。
釣りを開始します。気温10度、天候は曇り、風は2m?3mほど、海水温は15度です。珍しく自宅より北条湾の方が寒いですが、気温は10度あるので極寒ではありません。幸いなことに雨は止んでいるので天気を見つつ日の出辺りまでやってみます。ツイート時点で前回同様に魚の群れはいます。 pic.twitter.com/t8EDOhK3VS
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 25, 2023
表面的には魚の気配は分かりませんでしたが、今日はイケる…と確信し早速釣りの準備に取り掛かります。
見る限り魚のサイズは概ね20cmくらい…
20cm…
んん…
サバっ子、ムツっ子にしては大き過ぎる…
恐らくサバっ子、ムツっ子ではない魚の群れ…
魚影は見ていますが、水の中の物をみる場合、どうしても見る物体が膨張して見えてしまうので、意外と水の中の魚の種類を見分けるのは難しいです。
水の中で見た時は大きな魚に見えたけど、実際に釣り上げてみたら、たいして大きくなかった…
こういった経験は皆さんもおありかと思いますが、色合い的にムツの色ではありませんが、サバの可能性は否定出来ない色合いです。
釣りを開始しますが、当たり前ですが家内も同じ状況を目にしておりますので、些かいつもよりはやる気があったのか、1本目の竿から持ち竿で釣りをする勢いでした。
すると、第一投目からヒットし、群れの正体が判明します。
群れの正体はカタクチイワシでした。
カタクチイワシがきました。 pic.twitter.com/mAnjNbPLII
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家内が入れ食い状態でカタクチイワシを釣る中、前回の釣行時の悪夢が蘇り、前回もカタクチイワシの群れが湧いていた時に釣りを開始したにも関わらず、波が引いていくように大量に出来ていた波紋がフェードアウトして消えてなくなり、結局3時間近く釣りをして1匹も釣れませんでした。
1、2匹釣れたら突然釣れなくなるのでは…
大急ぎでサビキ仕掛けを付けた竿を4本セットしますが、実際に釣りをしていた家内が…
4本も竿出したら絶対捌けなくなるよ…
あっ!そっち、掛かってる!
家内の言う通りで、二人でやってもまともに4本の竿を捌き切れないくらいの入れ食い状態。
案の定、サビキ仕掛けがグチャグチャに絡まり再起不能になった竿が1本、これは納竿まで片付けすら出来ない状況でした。
その竿の片付けすら出来ない状況で、あまりのカタクチイワシの入れ食いっぷりに、フィッシュイーターの気配は全くなかったのですが、一応カタクチイワシを活餌に泳がせ釣りもスタートさせます。
その他にも、死にエサのサンマの切り身を使ったぶっ込み、虫餌での投げ釣りなど、いろいろ準備はして来たのですが、釣りを始めて40分ほどした頃、霧雨が降って来ました。
北条湾に来る道中は、R134に出るまではかなりの本降りで雨が降っており、空を見上げてもいつ雨が降ってきてもおかしくない状況で釣りを開始しました。
天気予報ではこの後雨は上がり、曇りの予報になっていましたが、雨雲レーダーを見る限りすぐに雨が止みそうにはなく、雨雲如何によっては強い雨が短時間であっても降りそうな雰囲気で様子を見ながら釣りをしていました。
更に20分ほど経つと、予想は的中し雨足が地味に強くなってきました。
雨が降り出しました。やや強い雨です。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 25, 2023
最低限の目標は達成出来ましたし、フィッシュイーターの類の魚の気配もないことから、いろいろ釣りを試すのは次回とし片付けに入ります。
全ての竿をセッティングし終わったばかりで、どうせ雨が降るなら竿をセットする前に雨を降らせてくれれば良いのに…と軽く釣りの神様に愚痴をこぼしながら、まさに今さっきセットした竿を片付けます。
片付け終わるのに20分くらいは掛かるので、家内に「片付ける間は釣りを続けてくれ…」と頼み、一人黙々と道具の片付けを始めますが、家内も一人黙々と入れ食い状態のカタクチイワシをバンバン釣っています。
ちょっと、やっぱ良いや、そんなに釣っても捌くの面倒だし、1本だけ残して、他の竿は上げといてくれ…(地上に)
この日は釣り開始直後から終始ほぼ入れ食い状態が続きました。
今日はいつもよりかなり早いですが撤収します。雨も降ったり止んだり、カタクチイワシもこれ以上釣っても捌くのが面倒臭いので。前回沸くような群れを目撃したにも関わらず釣れなかった群れの正体はカタクチイワシでした。ただこの群れ、2月下旬までいた群れとは違う群れだと思います。詳細は後ほど。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 25, 2023
釣りをしていた時間は約90分弱。
数年ぶりに暗いうちに帰路に着く弾丸釣行でした。
ツイート内にあります、カタクチイワシの群れの話なんですが、今年の2月の下旬、ちょうど70cmのクロアナゴをまさにカタクチイワシを活餌にして釣ったのですが、その時にトウゴロウイワシと行動を共にしていたカタクチイワシの群れとは別の群れだと思われます。
こちらはこの日釣れたカタクチイワシです。

上のカタクチイワシが21cm(この日の最大)ほど、下のカタクチイワシが16cm(この日の最小)ほどです。
下のサイズのカタクチイワシは2月下旬まで釣れていた頃のカタクチイワシとほぼサイズは同じですが、上のサイズのカタクチイワシは2月下旬の時点では釣れていませんでした。
更にこの日釣れたカタクチイワシは、全ての個体が白子か卵を持っていました。
100%釣れたカタクチイワシ全てが白子か卵を持っていました。産卵の準備且つ、かなり近い海域で産卵していると思われます。トドメは一般的に言われるイワシの産卵期よりかなり早いです。海の魚に関しては定説的に言われてきたことがほとんど当てにならなくなってきてますね。https://t.co/wDV1M6Ce53 pic.twitter.com/G3Q7cQrsMp
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全ての個体が白子か卵…つまり100%…これはまさに、産卵直前なんです。
白子か卵を持っていたり、持っていない個体がバラバラに釣れる場合は、産卵中※、当たり前ですがどちらも持っていない時は産卵後や産卵期ではない時に釣れる個体です。
※産卵中と思われるイワシ類の群れが寄り、釣れる時は餌場と産卵場は違いますので、かなり近い海域で産卵をしている可能性が極めて濃厚です。
極論、釣行の翌日から産卵行動が行われてもおかしくない状況なんですが、全ての個体が産卵の準備が整ってから産卵場付近(産卵場の近海)に移動することはあまりなく、今回のようにほぼ全ての個体が産卵の準備が整っているということは、北条湾からかなり近い海域で産卵をしていると思われます。
産卵の準備が整ったイワシ類の個体が北条湾で釣れるようになって5年くらい経ちます。
ちょうど、黒潮の大蛇行が始まった翌年に初めて北条湾で産卵の準備が整ったマイワシを釣りました。(黒潮の大蛇行は今シーズンで6年目です)
これも極論ですが、こういう状況が今後も続いていくようであれば、北条湾で網でシラスを獲れる日がやってくるかもしれません。
そして、私が初めて北条湾で子持ちのマイワシを釣った年は、湘南エリアでシラス漁が不漁だった年です。
シラスがほとんど獲れず、頻りにニュースになっていました。
去年はシャチ、イルカの群れ、今年は東京湾内にクジラが入って来ているのが確認されています。
何れも恐らくイワシ類の群れを追って入って来ており、相模湾(三浦半島寄り)、東京湾の入口周辺(浦賀水道より太平洋側寄り)にイワシの産卵場があるのではないか…と私は勝手に予想しております。
そして、こうした物理的な違いもそうなんですが、2月下旬まで北条湾周辺にいたカタクチイワシの群れと、今現在北条湾にいるカタクチイワシの群れの行動も全く異なり、明らかに違う個体の群れかと思われます。
2月下旬まで北条湾周辺にいたカタクチイワシの群れは、夜間や未明の時間帯はほとんど北条湾内に入って来ることはありませんでした。
当時の釣行時のライブ配信は、北条湾岸壁の角や製氷所の前から撮影していたものが多く、撮影している場所と釣りをしている場所の位置が遠かったと思います。
この日はハッキリと私や家内も映っており、撮影している場所と釣りをしている場所も近く、北条湾内で釣りをしているのがお分かり頂けたかと思います。
イワシ類は年魚※ではなく、5年~7年程度生きる魚で、産まれて2年目になると産卵行動をするようになります。
※年魚=鮭などのように1年で寿命を全うする魚。
そして、産まれた最初の1年で15cm以上に成長し、その後徐々に成長していきます。
産卵の時期をイワシ達の1年のサイクルの一つのポイントとすると、一度産卵を終えた群れは餌場を回りながら回遊し始めます。
本来この回遊は、海水温など影響を受け自分達(イワシ達)が生活し易い環境(海水の温度や潮の流れ)、且つ餌がある(いる)場所を求めて回遊します。
北条湾に居付きのイワシ※が登場して以来、海水温が毎年上昇し、逆説的なお話しをしますと海水温が上がったお蔭で四季で海水の温度がイワシ達が好まない温度に下がらなくなったため、今までは1年であちらこちらと渡り歩くように好みの海水の温度の海域へ旅に出ていたのが、無駄に動かなくてもイワシ達の1年のサイクルを完結出来るようになり、回遊ルートの範囲が非常に狭くなり、北条湾周辺を始め、東京湾、相模湾で異常なくらいのイワシの大発生に繋がっているのではないか…と思っています。
※今現在は通年を通して北条湾内に居付くイワシの群れはいませんが、約10年ほど前に通年を通してマイワシの群れが北条湾内居続けた時期がありました。(産卵期の数週間だけ姿を消していました)
北条湾もイワシ達の餌場の一つとなっており、一度北条湾という餌場を知ると、イワシ達の種類で寄る時期にバラつきはありますが、毎年同じ時期に同じ群れがやって来て、北条湾という餌場の特徴、メリット、デメリットを把握し知恵を付けていっています。
そして、近年この知恵を付けたイワシ達の代表的な行動の一つが、夜間、未明の時間帯には北条湾内に入らない…ということなんです。
こういった行動は、イワシ達だけがしているわけではなく、他の回遊性の魚も同じことをしています。
例えば、イワシなどの小魚を主食とするフィッシュイーター達も同じことをしており、数年前に北条湾内にイワシ類を始めとする小魚がたくさん集まっていることがフィッシュイーター達にバレました。
居付きのイワシがいた頃も、当然フィッシュイーターはやって来ていましたが、稀にシーバスなどがやってくるくらいで、私も特段狙って釣ろう…と思うほどの魚は姿を現わさず、シーバスとイワシの追いかけっこを見て楽しんでいる程度でしたが、4年~5年ほど前から状況が一変しました。
とうとう、青物達に北条湾の状況がバレてしまい、初秋から晩秋までは多魚種な上にかなりの数、ここ2年ほどは各青魚の成魚レベル、キハダマグロまで毎年姿を見せるようになっています。
さすがにシーバスと青物では、青物に目の前でイワシ達が食うか食われるかの死闘を見せつけられれば私も黙っていられません。
その自然界の命を懸けた追いかけっこの迫力、水族館でも見られない光景によっしゃー!俺も参加するぞ!となり、ここ数年は毎年それなりの青物をGETしています。
【2022年秋の実績】
・大満足の1匹・70cmのカンパチをGET!(2022年10月16日)
・カンパチ・寒ボラに続き45cmのイナダをGET!(2022年11月6日)
イワシ達にとっては、狭い湾である北条湾の一番のデメリットが出てしまい、居付きのイワシのようにずっと北条湾内に居られなくなっていきます。
こうなってイワシ達はどういう行動を取るようになったかと言いますと、夜間や未明の暗い時間帯はあまりにリスクが大きいので、北条湾内に入って来なくなりました。
イワシ達にとって北条湾というのは、デメリットも大きい餌場なんですが、何と言っても自分達が食べるプランクトンが圧倒的に他の海域より多く、格好の餌場でもあるんです。※
※北条湾にプランクトンがなぜたくさんいるのかはこちらの記事を参照して下さい。
そして、フィッシュイーター達は(この場合は主に青物)、未明に北条湾にやって来ても、捕食対象の小魚が居ないので、イワシ類と行動を同じくしマヅメ時から日の出辺りで姿を現わします。※
※同じフィッシュイーターでもイカの類は、青物よりももっと小さな魚などを追って夜間や未明に北条湾に入って来て、明け方北条湾から出ていくこともあります。
そして、時計でも持ってるのか?というくらい正確に、マヅメ時から日の出の間にイワシの群れは北条湾に入って来るようになり、前回の釣行時の一番の失敗でもあり、このイワシ達の行動様式しか意識していなかったがため、恐らくこの日釣れたカタクチイワシの群れが、前回の釣行時にもいたにも関わらず1匹も釣ることが出来ませんでした。
では、なぜ今現在北条湾にいる、この日入れ食いになったカタクチイワシの群れは大量に未明の時間帯に北条湾にいたのか…
答えは簡単で、この群れ達は天敵(フィッシュイーター)がやって来ることを知らないんです。
つまり、初めて今シーズン北条湾という餌場を知ったカタクチイワシの群れなんです。
前回の釣行時にしきりに反省し、犯した失敗というのは、既存の既に北条湾という餌場を知っている青魚のことしか頭になく、それに照準を合わせ釣りに行ったがために、今回のカタクチイワシを釣ることが出来ませんでした。
更に言うと、イワシ類などの小魚の本来の行動としては、この日釣れたカタクチイワシの行動の方がセオリーなんです。
どういうことかと言いますと、夜間や未明などの暗い時間帯は当然視力も落ち捕食されるリスクが高い上に、イワシ類は常に泳いでいなければならない魚なので、入り江や狭い湾などに暗い時間帯は避難し夜明けと共に各餌場を目指して回遊します。
ところが、北条湾という餌場を知っているイワシ類などの小魚は、この逆の動きをします。
恐らく暗い時間帯は北条湾以外の安全な入り江や湾などにいるか、城ケ島と本土の間の船道などにおり、明るくなってくると北条湾へ入って来ます。
北条湾はイワシ達にとっては、餌場として最高の場所なんですが、同時に自らが捕食されるリスクが非常に高い危険な場所でもあるんです。
こういうことを知っているイワシ類や小魚は、そのリスクを回避するために暗い時間帯には北条湾へ入って来ません。
今現在いるカタクチイワシも産卵前に一時的に北条湾へ入って来た可能性が高く、少しすると一度は一気にいなくなると思います。
産卵後、再び北条湾へやって来る可能性はゼロではありませんが、長く見積もってもここ1週間~2週間の間にはいなくなるのではないか…と思っています。
産卵後再び今北条湾内にいるカタクチイワシの群れがやって来てくれれば別ですが、継続的にサビキ釣りが楽しめるようになるには、やはりサバっ子、ムツっ子が北条湾内に入って来ないと厳しいかもしれません。
この日の釣果はこんな感じになりました。
簡単に本日の釣果です。釣れたのはカタクチイワシのみです。ツイート内の左の写真で上が約20cm、下が16cmくらいなんですが、今日はキレイにこの二サイズのカタクチイワシが釣れました。2月下旬までいたカタクチイワシの違う群れ、且つ小さいサイズの群れは去年産まれた個体の群れだと思われます。 pic.twitter.com/lsdusJtpgz
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 25, 2023
約1ヶ月まともな釣果がなく、我が家の兄妹猫にあげる魚すら釣れませんでした。
自分達の魚料理云々よりも、久しぶりに釣った魚を食べさせてあげられ、尚のこと大好きな青魚、そこにきて全てのカタクチイワシが白子か卵を持った所謂子持ち、産卵直前の爆食いで脂ものっておりこれは「美味いだろ!」と言いたくなる魚が釣れて本当に良かったです。
カタクチイワシはそのフォルムからもお分かり頂けると思いますが、頭デッカチなので食べて食べられないことはありませんが、概ねどんな料理でも頭がやはり気になります。
そういうことから、カタクチイワシが釣れた際は、大きなカタクチイワシは猫用、小さいカタクチイワシを人間が貰って食べています。
今回は20cmクラスのカタクチイワシが結構釣れたので、猫的にも食べ応えがあったと思います。
まずは朝食です。
久しぶりの兄妹猫の朝食シリーズですが、大好きな青魚な上に全て子持ちのカタクチイワシです。さすがにカタクチイワシですと、焼いていて跳ねた脂が燃えることはほとんどありませんが、今日はサンマバリに炎上していました。産卵前の爆食いの時ですからね、脂がのっていて美味かったと思います。 pic.twitter.com/0fUGcajFr2
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 26, 2023
妹猫の倍くらいの量を兄猫にはあげているのですが、とにかく食いしん坊なんですよね…
ガツガツ食べる兄猫に対して、妹猫はおっとりとしていてかなりマイペースです。
妹猫が残すのを、兄猫はひたすら待っていましたが、妹猫が一番大好きな青魚ですからね…
残すわけがありません。w
兄猫は相変わらずサッサと食べ終わり、ひたすら妹猫が残すのを待ちますが、青魚は特に妹猫の好物なのでまず残しません。兄猫は減っていくカタクチイワシを横目でチラ見し待ちますが…残念ながらほとんど残しませんでした。whttps://t.co/d95cAZAc9k pic.twitter.com/oQXthWwk6U
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 26, 2023
続いて夕食も同じカタクチイワシですが、朝食同様に焼いてあげました。
我が家の兄妹猫の夕食は、朝食に続きカタクチイワシを焼いてあげました。一度冷凍しましたが、それでも焼いているとかなりの脂感があり、朝食同様に全てのカタクチイワシが子持ちで白子、卵も一緒に焼いてあげました。焼いている時の匂いも中々美味そうでした。 pic.twitter.com/KazSVoUqiC
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 26, 2023
とにかく兄猫は食いしん坊な上に、食べるのが早いんです。
なんだか、まるで普段はまともにご飯をあげていないのではないか…と疑念を持たれる方が出てきそうですが、普段の食事の時も妹猫が残すと後々食べることがありますが、真横でひたすら待つのは釣ってきた魚の時だけなんです。
普段のご飯(猫缶)も鶏肉系よりは魚系を好むのですが、やはり釣ったばかりの青魚は猫的にも美味いんだと思います。
兄猫はサッサと食べ終わり軽くハシビロコウになりながら妹猫のご飯の残りを地味にチラ見。妹猫の一番の好物の青魚ですからね…残すわけがなく兄猫の願いも虚しく何も残っていないお皿に戸惑いながら器を洗わなくて良いんじゃないか…というほどキレイに舐め取っていました。whttps://t.co/t0xqZbjRrn pic.twitter.com/8URHB2pDjw
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 26, 2023
人間用はオーソドックスに天ぷらにしました。

岩塩を付けて頂きましたが、骨など全く気にならず酒の肴に最高でした。
ちなみに、今回釣れたカタクチイワシは全て子持ちだと言いましたが、外見から釣ったイワシが子持ちかどうかは、余程お腹がパンパンに膨れていない限り中々分かりません。
イワシを捌く時に、通常通りにお腹に包丁を入れ開いてしまうと、卵や白子がグチャグチャになってしまい、腸と一緒に流さなければいけなくなってしまいます。
今回の天ぷらのように、カタクチイワシの頭だけ切り落として天ぷらにしたり、同じように頭だけ落としてフライや煮付けなどにする場合は、頭を落とす際に一気に切り落とさず、切る魚に半分程度包丁の刃を入れ、食道(胃袋)を切り落とさず残しておくと頭を引っ張った際にキレイに腸だけ取り出せます。
頭を切り落としてしまっても、お腹の部分にやや強めの水圧で水を流し込むと腸だけ飛び出しますので、飛び出した腸だけ引っ張ればキレイに取り除けます。
白子や卵は内臓ではないので、所謂腸(はらわた)とは繋がっていません。
お腹は開かず、腸だけキレイに取り出すと、キレイな状態で白子や卵がお腹の中に残り、内臓とは別の部位で身体と繋がっているので、調理する際も白子や卵だけ飛び出すようなこともありません。
子持ちイワシ…などと銘打って売っているイワシ(主にマイワシ)をスーパーなどで目にしたことがあると思いますが、当たり前ですが子持ちイワシとして売っているイワシのお腹に入っている卵はイワシのものではなく鱈子です。
本物の子持ちイワシは一般的にはあまり流通しておらず、釣り師だから食べられるとも言えます。
元々、イワシ類は足が早い上に、イワシの稚魚(主にカタクチイワシ)はシラスとして売るために、イワシの産卵期にあまり親のイワシは獲りません。
マイワシやウルメイワシの白子や卵になりますと、食べてもそれなりに白子、卵感を感じることも出来ますので、産卵の時期※にイワシが釣れた際は子持ちか注視して見ると、意外な珍味を食べることが出来るかもしれません。
※場所によって幅がありますが、一般的にイワシの産卵期は梅雨前(GW後)から初秋に掛けてと言われています。
最後になりますが、三浦縦貫道路のワンストップ型ETCの社会実験ですが、今回3度目の通行で無事ETCの送受信が正常に行われ通過することが出来ました。
三浦縦貫道路のワンストップ型ETCの社会実験ですが、今日は行き、帰り共に普通に通行出来ました。問題なく電波の送受信が行えた際の確認音ですが、まるでクイズ番組で正解した時の音みたいで、明け方にそんなにハイテンションで祝ってくれなくても良いんですが…w pic.twitter.com/M9cQMfO69i
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 25, 2023
社会実験の事務局の方といろいろお話しさせて頂いた中で、注意点と言いますか、いくつかのチェックポイントを以下に記しておきます。
① 料金所を通過する際の車両の位置
NEXCOや首都高などのETCゲートは、通過するゲートの真上(レーンの真ん中)にセンサーがありますが、三浦縦貫道の場合は料金収受員がいるボックス側にETCのセンサーがあるため、通常の料金収受をするように料金収受員がいるボックスに寄り車両を通過させた方が良いです。
②WEB上での会員登録
メールアドレスやETCカードの番号などを登録しますが、通常クレジット決済などでクレジットカードの番号などを登録する際のページは、クレジットカードのカード番号は同じ文字数で使用する文字も限られるため、本来使用しない文字などを入力すると入力者に対して誤りである旨のポップアップなどが表示されるようになっていますが、今回の社会実験の会員登録のページはただのテキストベースのページで文字数が足らなかったり、多かったり、明らかに入力ミスでも警告のポップアップは表示されずそのまま登録出来てしまうようです。
万が一、会員登録をしても、上手くETCシステムが反応しない場合は、これらの入力に誤りがないか確認してみた方が良いと思います。
③レーンへの進入速度
ほぼ通常の料金収受と同じです。停止するくらいの速度で料金収受員のいるボックスに寄って通行してみて下さい。
会員登録をする際に、メールアドレスを登録しますが、正常にレーンを通過出来、正常に決済が出来ると登録したメールアドレスに決済完了の旨のメールが届きます。

WEBで登録するだけで、モニターになっていれば、万が一ETCで通過出来ない場合は無料になりますし、軽自動車で1回の通行で50円、普通車で1回の通行で60円安くなります。
2023年7月14日(金)の14:59までが期間です。
宜しければお試し下さい。
■三浦縦貫道路で「ワンストップ型ETC」の社会実験を始めます!
次回は早いものでもう4月です。
予想ではそろそろ北条湾でサバっ子、ムツっ子が釣れ出しておかしくないんですが…
潮の動きがイマイチですが、一応潮回りは中潮と悪くはありません。
また、ご報告させて頂きます。
・2023年3月26日午前4時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
・2023年3月26日午前4時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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