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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  魚料理  カタクチイワシ  シコイワシ  青魚  青物  泳がせ  

【三崎港・北条湾】釣行時間90分の弾丸釣行!子持ちのカタクチイワシ入れ食い!爆釣れ!(2023年3月26日)

こんにちは。

前回の釣行サビキ釣りで狙える魚の群れを確認しつつも、1匹も釣れず大惨敗しました。

今回はその目撃したサビキ釣りで狙える魚が、何の魚なのか必ず釣り上げ確認する…と心に誓い、ここ1ヶ月は魚の気配を感じられずテンションが上がらない釣行が続きましたが、久しぶりに鼻息荒く北条湾へ行って来ました。

サビキ釣りで狙えるであろう魚の群れが湧いていた時刻、前回の釣行時に何時に北条湾に到着し釣りを始めたか、群れが北条湾を出て行ったであろう時刻、潮の動きも考慮しつつこの辺に重点を置き、午前2時半頃に北条湾に到着しました。

天気予報がコロコロ変わってしまい、釣りをしている未明の時間帯に雨が降るのか止んでいるのかハッキリしませんでした。

風速が強まり曇りの予報になったり、風速が弱まり雨の予報になったりと、落ち着きなく予報が変わりました。

前回の釣行の帰り際に、目視でシーバスなども確認しており、本当はいろいろ試したいことがありましたが、最悪サビキ釣りだけして、前回の釣行時に釣れなかった魚の群れが何の魚なのかを確認したら帰るつもりでおりました。

北条湾に到着し、まず海の様子をくまなく観察します。

地味に風が強く、海面にはさざ波が立ってしまっているので、魚が作る波紋や湧いている様子などは分かりませんでしたが、しばらく目を凝らしていると、海中で魚が反転する時に魚の体側に常夜灯の光が当たりキラキラと光る反射光に気付きます。



表面的には魚の気配は分かりませんでしたが、今日はイケる…と確信し早速釣りの準備に取り掛かります。

見る限り魚のサイズは概ね20cmくらい…

20cm…

んん…

サバっ子、ムツっ子にしては大き過ぎる…

恐らくサバっ子、ムツっ子ではない魚の群れ…

魚影は見ていますが、水の中の物をみる場合、どうしても見る物体が膨張して見えてしまうので、意外と水の中の魚の種類を見分けるのは難しいです。

水の中で見た時は大きな魚に見えたけど、実際に釣り上げてみたら、たいして大きくなかった…

こういった経験は皆さんもおありかと思いますが、色合い的にムツの色ではありませんが、サバの可能性は否定出来ない色合いです。

釣りを開始しますが、当たり前ですが家内も同じ状況を目にしておりますので、些かいつもよりはやる気があったのか、1本目の竿から持ち竿で釣りをする勢いでした。

すると、第一投目からヒットし、群れの正体が判明します。

群れの正体はカタクチイワシでした。



家内が入れ食い状態でカタクチイワシを釣る中、前回の釣行時の悪夢が蘇り、前回もカタクチイワシの群れが湧いていた時に釣りを開始したにも関わらず、波が引いていくように大量に出来ていた波紋がフェードアウトして消えてなくなり、結局3時間近く釣りをして1匹も釣れませんでした。

1、2匹釣れたら突然釣れなくなるのでは…

大急ぎでサビキ仕掛けを付けた竿を4本セットしますが、実際に釣りをしていた家内が…

4本も竿出したら絶対捌けなくなるよ…

あっ!そっち、掛かってる!

家内の言う通りで、二人でやってもまともに4本の竿を捌き切れないくらいの入れ食い状態。

案の定、サビキ仕掛けがグチャグチャに絡まり再起不能になった竿が1本、これは納竿まで片付けすら出来ない状況でした。

その竿の片付けすら出来ない状況で、あまりのカタクチイワシの入れ食いっぷりに、フィッシュイーターの気配は全くなかったのですが、一応カタクチイワシを活餌に泳がせ釣りもスタートさせます。

その他にも、死にエサのサンマの切り身を使ったぶっ込み、虫餌での投げ釣りなど、いろいろ準備はして来たのですが、釣りを始めて40分ほどした頃、霧雨が降って来ました。

北条湾に来る道中は、R134に出るまではかなりの本降りで雨が降っており、空を見上げてもいつ雨が降ってきてもおかしくない状況で釣りを開始しました。

天気予報ではこの後雨は上がり、曇りの予報になっていましたが、雨雲レーダーを見る限りすぐに雨が止みそうにはなく、雨雲如何によっては強い雨が短時間であっても降りそうな雰囲気で様子を見ながら釣りをしていました。

更に20分ほど経つと、予想は的中し雨足が地味に強くなってきました。



最低限の目標は達成出来ましたし、フィッシュイーターの類の魚の気配もないことから、いろいろ釣りを試すのは次回とし片付けに入ります。

全ての竿をセッティングし終わったばかりで、どうせ雨が降るなら竿をセットする前に雨を降らせてくれれば良いのに…と軽く釣りの神様に愚痴をこぼしながら、まさに今さっきセットした竿を片付けます。

片付け終わるのに20分くらいは掛かるので、家内に「片付ける間は釣りを続けてくれ…」と頼み、一人黙々と道具の片付けを始めますが、家内も一人黙々と入れ食い状態のカタクチイワシをバンバン釣っています。

ちょっと、やっぱ良いや、そんなに釣っても捌くの面倒だし、1本だけ残して、他の竿は上げといてくれ…(地上に)

この日は釣り開始直後から終始ほぼ入れ食い状態が続きました。



釣りをしていた時間は約90分弱。

数年ぶりに暗いうちに帰路に着く弾丸釣行でした。

ツイート内にあります、カタクチイワシの群れの話なんですが、今年の2月の下旬、ちょうど70cmのクロアナゴをまさにカタクチイワシを活餌にして釣ったのですが、その時にトウゴロウイワシと行動を共にしていたカタクチイワシの群れとは別の群れだと思われます。

こちらはこの日釣れたカタクチイワシです。

2023年3月26日 北条湾釣行 釣果(カタクチイワシ)


上のカタクチイワシが21cm(この日の最大)ほど、下のカタクチイワシが16cm(この日の最小)ほどです。

下のサイズのカタクチイワシは2月下旬まで釣れていた頃のカタクチイワシとほぼサイズは同じですが、上のサイズのカタクチイワシは2月下旬の時点では釣れていませんでした。

更にこの日釣れたカタクチイワシは、全ての個体が白子か卵を持っていました。



全ての個体が白子か卵…つまり100%…これはまさに、産卵直前なんです。

白子か卵を持っていたり、持っていない個体がバラバラに釣れる場合は、産卵中※、当たり前ですがどちらも持っていない時は産卵後や産卵期ではない時に釣れる個体です。

※産卵中と思われるイワシ類の群れが寄り、釣れる時は餌場と産卵場は違いますので、かなり近い海域で産卵をしている可能性が極めて濃厚です。

極論、釣行の翌日から産卵行動が行われてもおかしくない状況なんですが、全ての個体が産卵の準備が整ってから産卵場付近(産卵場の近海)に移動することはあまりなく、今回のようにほぼ全ての個体が産卵の準備が整っているということは、北条湾からかなり近い海域で産卵をしていると思われます。

産卵の準備が整ったイワシ類の個体が北条湾で釣れるようになって5年くらい経ちます。

ちょうど、黒潮の大蛇行が始まった翌年に初めて北条湾で産卵の準備が整ったマイワシを釣りました。(黒潮の大蛇行は今シーズンで6年目です)

これも極論ですが、こういう状況が今後も続いていくようであれば、北条湾で網でシラスを獲れる日がやってくるかもしれません。

そして、私が初めて北条湾で子持ちのマイワシを釣った年は、湘南エリアでシラス漁が不漁だった年です。

シラスがほとんど獲れず、頻りにニュースになっていました。

去年はシャチ、イルカの群れ、今年は東京湾内にクジラが入って来ているのが確認されています。

何れも恐らくイワシ類の群れを追って入って来ており、相模湾(三浦半島寄り)、東京湾の入口周辺(浦賀水道より太平洋側寄り)にイワシの産卵場があるのではないか…と私は勝手に予想しております。

そして、こうした物理的な違いもそうなんですが、2月下旬まで北条湾周辺にいたカタクチイワシの群れと、今現在北条湾にいるカタクチイワシの群れの行動も全く異なり、明らかに違う個体の群れかと思われます。

2月下旬まで北条湾周辺にいたカタクチイワシの群れは、夜間や未明の時間帯はほとんど北条湾内に入って来ることはありませんでした。

当時の釣行時のライブ配信は、北条湾岸壁の角や製氷所の前から撮影していたものが多く、撮影している場所と釣りをしている場所の位置が遠かったと思います。

この日はハッキリと私や家内も映っており、撮影している場所と釣りをしている場所も近く、北条湾内で釣りをしているのがお分かり頂けたかと思います。

イワシ類は年魚※ではなく、5年~7年程度生きる魚で、産まれて2年目になると産卵行動をするようになります。

※年魚=鮭などのように1年で寿命を全うする魚。

そして、産まれた最初の1年で15cm以上に成長し、その後徐々に成長していきます。

産卵の時期をイワシ達の1年のサイクルの一つのポイントとすると、一度産卵を終えた群れは餌場を回りながら回遊し始めます。

本来この回遊は、海水温など影響を受け自分達(イワシ達)が生活し易い環境(海水の温度や潮の流れ)、且つ餌がある(いる)場所を求めて回遊します。

北条湾に居付きのイワシ※が登場して以来、海水温が毎年上昇し、逆説的なお話しをしますと海水温が上がったお蔭で四季で海水の温度がイワシ達が好まない温度に下がらなくなったため、今までは1年であちらこちらと渡り歩くように好みの海水の温度の海域へ旅に出ていたのが、無駄に動かなくてもイワシ達の1年のサイクルを完結出来るようになり、回遊ルートの範囲が非常に狭くなり、北条湾周辺を始め、東京湾、相模湾で異常なくらいのイワシの大発生に繋がっているのではないか…と思っています。

※今現在は通年を通して北条湾内に居付くイワシの群れはいませんが、約10年ほど前に通年を通してマイワシの群れが北条湾内居続けた時期がありました。(産卵期の数週間だけ姿を消していました)

北条湾もイワシ達の餌場の一つとなっており、一度北条湾という餌場を知ると、イワシ達の種類で寄る時期にバラつきはありますが、毎年同じ時期に同じ群れがやって来て、北条湾という餌場の特徴、メリット、デメリットを把握し知恵を付けていっています。

そして、近年この知恵を付けたイワシ達の代表的な行動の一つが、夜間、未明の時間帯には北条湾内に入らない…ということなんです。

こういった行動は、イワシ達だけがしているわけではなく、他の回遊性の魚も同じことをしています。

例えば、イワシなどの小魚を主食とするフィッシュイーター達も同じことをしており、数年前に北条湾内にイワシ類を始めとする小魚がたくさん集まっていることがフィッシュイーター達にバレました。

居付きのイワシがいた頃も、当然フィッシュイーターはやって来ていましたが、稀にシーバスなどがやってくるくらいで、私も特段狙って釣ろう…と思うほどの魚は姿を現わさず、シーバスとイワシの追いかけっこを見て楽しんでいる程度でしたが、4年~5年ほど前から状況が一変しました。

とうとう、青物達に北条湾の状況がバレてしまい、初秋から晩秋までは多魚種な上にかなりの数、ここ2年ほどは各青魚の成魚レベル、キハダマグロまで毎年姿を見せるようになっています。

さすがにシーバスと青物では、青物に目の前でイワシ達が食うか食われるかの死闘を見せつけられれば私も黙っていられません。

その自然界の命を懸けた追いかけっこの迫力、水族館でも見られない光景によっしゃー!俺も参加するぞ!となり、ここ数年は毎年それなりの青物をGETしています。

【2022年秋の実績】
大満足の1匹・70cmのカンパチをGET!(2022年10月16日)
カンパチ・寒ボラに続き45cmのイナダをGET!(2022年11月6日)

イワシ達にとっては、狭い湾である北条湾の一番のデメリットが出てしまい、居付きのイワシのようにずっと北条湾内に居られなくなっていきます。

こうなってイワシ達はどういう行動を取るようになったかと言いますと、夜間や未明の暗い時間帯はあまりにリスクが大きいので、北条湾内に入って来なくなりました。

イワシ達にとって北条湾というのは、デメリットも大きい餌場なんですが、何と言っても自分達が食べるプランクトンが圧倒的に他の海域より多く、格好の餌場でもあるんです。※

※北条湾にプランクトンがなぜたくさんいるのかはこちらの記事を参照して下さい。

そして、フィッシュイーター達は(この場合は主に青物)、未明に北条湾にやって来ても、捕食対象の小魚が居ないので、イワシ類と行動を同じくしマヅメ時から日の出辺りで姿を現わします。※

※同じフィッシュイーターでもイカの類は、青物よりももっと小さな魚などを追って夜間や未明に北条湾に入って来て、明け方北条湾から出ていくこともあります。

そして、時計でも持ってるのか?というくらい正確に、マヅメ時から日の出の間にイワシの群れは北条湾に入って来るようになり、前回の釣行時の一番の失敗でもあり、このイワシ達の行動様式しか意識していなかったがため、恐らくこの日釣れたカタクチイワシの群れが、前回の釣行時にもいたにも関わらず1匹も釣ることが出来ませんでした。

では、なぜ今現在北条湾にいる、この日入れ食いになったカタクチイワシの群れは大量に未明の時間帯に北条湾にいたのか…

答えは簡単で、この群れ達は天敵(フィッシュイーター)がやって来ることを知らないんです。

つまり、初めて今シーズン北条湾という餌場を知ったカタクチイワシの群れなんです。

前回の釣行時にしきりに反省し、犯した失敗というのは、既存の既に北条湾という餌場を知っている青魚のことしか頭になく、それに照準を合わせ釣りに行ったがために、今回のカタクチイワシを釣ることが出来ませんでした。

更に言うと、イワシ類などの小魚の本来の行動としては、この日釣れたカタクチイワシの行動の方がセオリーなんです。

どういうことかと言いますと、夜間や未明などの暗い時間帯は当然視力も落ち捕食されるリスクが高い上に、イワシ類は常に泳いでいなければならない魚なので、入り江や狭い湾などに暗い時間帯は避難し夜明けと共に各餌場を目指して回遊します。

ところが、北条湾という餌場を知っているイワシ類などの小魚は、この逆の動きをします。

恐らく暗い時間帯は北条湾以外の安全な入り江や湾などにいるか、城ケ島と本土の間の船道などにおり、明るくなってくると北条湾へ入って来ます。

北条湾はイワシ達にとっては、餌場として最高の場所なんですが、同時に自らが捕食されるリスクが非常に高い危険な場所でもあるんです。

こういうことを知っているイワシ類や小魚は、そのリスクを回避するために暗い時間帯には北条湾へ入って来ません。

今現在いるカタクチイワシも産卵前に一時的に北条湾へ入って来た可能性が高く、少しすると一度は一気にいなくなると思います。

産卵後、再び北条湾へやって来る可能性はゼロではありませんが、長く見積もってもここ1週間~2週間の間にはいなくなるのではないか…と思っています。

産卵後再び今北条湾内にいるカタクチイワシの群れがやって来てくれれば別ですが、継続的にサビキ釣りが楽しめるようになるには、やはりサバっ子、ムツっ子が北条湾内に入って来ないと厳しいかもしれません。

この日の釣果はこんな感じになりました。



約1ヶ月まともな釣果がなく、我が家の兄妹猫にあげる魚すら釣れませんでした。

自分達の魚料理云々よりも、久しぶりに釣った魚を食べさせてあげられ、尚のこと大好きな青魚、そこにきて全てのカタクチイワシが白子か卵を持った所謂子持ち、産卵直前の爆食いで脂ものっておりこれは「美味いだろ!」と言いたくなる魚が釣れて本当に良かったです。

カタクチイワシはそのフォルムからもお分かり頂けると思いますが、頭デッカチなので食べて食べられないことはありませんが、概ねどんな料理でも頭がやはり気になります。

そういうことから、カタクチイワシが釣れた際は、大きなカタクチイワシは猫用、小さいカタクチイワシを人間が貰って食べています。

今回は20cmクラスのカタクチイワシが結構釣れたので、猫的にも食べ応えがあったと思います。

まずは朝食です。



妹猫の倍くらいの量を兄猫にはあげているのですが、とにかく食いしん坊なんですよね…

ガツガツ食べる兄猫に対して、妹猫はおっとりとしていてかなりマイペースです。

妹猫が残すのを、兄猫はひたすら待っていましたが、妹猫が一番大好きな青魚ですからね…

残すわけがありません。w



続いて夕食も同じカタクチイワシですが、朝食同様に焼いてあげました。



とにかく兄猫は食いしん坊な上に、食べるのが早いんです。

なんだか、まるで普段はまともにご飯をあげていないのではないか…と疑念を持たれる方が出てきそうですが、普段の食事の時も妹猫が残すと後々食べることがありますが、真横でひたすら待つのは釣ってきた魚の時だけなんです。

普段のご飯(猫缶)も鶏肉系よりは魚系を好むのですが、やはり釣ったばかりの青魚は猫的にも美味いんだと思います。



人間用はオーソドックスに天ぷらにしました。

カタクチイワシの天ぷら


岩塩を付けて頂きましたが、骨など全く気にならず酒の肴に最高でした。

ちなみに、今回釣れたカタクチイワシは全て子持ちだと言いましたが、外見から釣ったイワシが子持ちかどうかは、余程お腹がパンパンに膨れていない限り中々分かりません。

イワシを捌く時に、通常通りにお腹に包丁を入れ開いてしまうと、卵や白子がグチャグチャになってしまい、腸と一緒に流さなければいけなくなってしまいます。

今回の天ぷらのように、カタクチイワシの頭だけ切り落として天ぷらにしたり、同じように頭だけ落としてフライや煮付けなどにする場合は、頭を落とす際に一気に切り落とさず、切る魚に半分程度包丁の刃を入れ、食道(胃袋)を切り落とさず残しておくと頭を引っ張った際にキレイに腸だけ取り出せます。

頭を切り落としてしまっても、お腹の部分にやや強めの水圧で水を流し込むと腸だけ飛び出しますので、飛び出した腸だけ引っ張ればキレイに取り除けます。

白子や卵は内臓ではないので、所謂腸(はらわた)とは繋がっていません。

お腹は開かず、腸だけキレイに取り出すと、キレイな状態で白子や卵がお腹の中に残り、内臓とは別の部位で身体と繋がっているので、調理する際も白子や卵だけ飛び出すようなこともありません。

子持ちイワシ…などと銘打って売っているイワシ(主にマイワシ)をスーパーなどで目にしたことがあると思いますが、当たり前ですが子持ちイワシとして売っているイワシのお腹に入っている卵はイワシのものではなく鱈子です。

本物の子持ちイワシは一般的にはあまり流通しておらず、釣り師だから食べられるとも言えます。

元々、イワシ類は足が早い上に、イワシの稚魚(主にカタクチイワシ)はシラスとして売るために、イワシの産卵期にあまり親のイワシは獲りません。

マイワシやウルメイワシの白子や卵になりますと、食べてもそれなりに白子、卵感を感じることも出来ますので、産卵の時期※にイワシが釣れた際は子持ちか注視して見ると、意外な珍味を食べることが出来るかもしれません。

※場所によって幅がありますが、一般的にイワシの産卵期は梅雨前(GW後)から初秋に掛けてと言われています。

最後になりますが、三浦縦貫道路のワンストップ型ETCの社会実験ですが、今回3度目の通行で無事ETCの送受信が正常に行われ通過することが出来ました。



社会実験の事務局の方といろいろお話しさせて頂いた中で、注意点と言いますか、いくつかのチェックポイントを以下に記しておきます。

① 料金所を通過する際の車両の位置

NEXCOや首都高などのETCゲートは、通過するゲートの真上(レーンの真ん中)にセンサーがありますが、三浦縦貫道の場合は料金収受員がいるボックス側にETCのセンサーがあるため、通常の料金収受をするように料金収受員がいるボックスに寄り車両を通過させた方が良いです。

②WEB上での会員登録

メールアドレスやETCカードの番号などを登録しますが、通常クレジット決済などでクレジットカードの番号などを登録する際のページは、クレジットカードのカード番号は同じ文字数で使用する文字も限られるため、本来使用しない文字などを入力すると入力者に対して誤りである旨のポップアップなどが表示されるようになっていますが、今回の社会実験の会員登録のページはただのテキストベースのページで文字数が足らなかったり、多かったり、明らかに入力ミスでも警告のポップアップは表示されずそのまま登録出来てしまうようです。

万が一、会員登録をしても、上手くETCシステムが反応しない場合は、これらの入力に誤りがないか確認してみた方が良いと思います。

③レーンへの進入速度

ほぼ通常の料金収受と同じです。停止するくらいの速度で料金収受員のいるボックスに寄って通行してみて下さい。

会員登録をする際に、メールアドレスを登録しますが、正常にレーンを通過出来、正常に決済が出来ると登録したメールアドレスに決済完了の旨のメールが届きます。

決済完了のメール


WEBで登録するだけで、モニターになっていれば、万が一ETCで通過出来ない場合は無料になりますし、軽自動車で1回の通行で50円、普通車で1回の通行で60円安くなります。

2023年7月14日(金)の14:59までが期間です。

宜しければお試し下さい。

三浦縦貫道路で「ワンストップ型ETC」の社会実験を始めます!

次回は早いものでもう4月です。

予想ではそろそろ北条湾でサバっ子、ムツっ子が釣れ出しておかしくないんですが…

潮の動きがイマイチですが、一応潮回りは中潮と悪くはありません。

また、ご報告させて頂きます。

2023年3月26日午前4時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年3月26日午前4時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】魚の群れは確認出来たもののまさかの大撃沈…(2023年3月21日)

こんにちは。

2023/3/19の釣行に続き、中一日空けて立て続けに釣行予定を立てましたが、潮が動くタイミングがイマイチなことや、前回の釣行時にムツっ子、サバっ子を始め、サビキ釣りでターゲットに出来る魚達の気配は感じられなかったことから、そこまで期待せずにこの日は釣りに出掛けました。

ただ、いつサバっ子、ムツっ子を始めとした魚達が釣れ出してもおかしくはない時期なので、一抹の期待は持っておりました。

この日は、マヅメ時から日の出に掛けての時間帯の潮の動きがイマイチ鈍く、何時から釣りを始めるか非常に迷いました。

年度末の祭日。

あまり釣り人はいないかもしれないな…などと勝手に考え、午前4時過ぎくらいから釣りを開始出来るように自宅を出発しました。

潮の動き以外は、かなり完璧に近いくらい釣りがし易い状況で、風もほとんどなく、半月ほど前では考えられないほど気温も高い。

私の自宅がある横浜よりも、通年を通して北条湾の方が気温が3度ほど高いことが多いです。

その北条湾より気温が低い自宅を出発する時点での気温は11度。

今月は風邪に悩まされたこともあり、真冬並みの防寒対策をし、玄関を出ましたがいきなり地味に暑い…

車の車内も暖房要らずで、服を一枚脱がないと汗をかくほどでした。

北条湾到着時は気温が12度と、自宅と1度しか変わりませんでしたが、本来一番気温が下がる午前4時~午前5時頃には気温が15度まで上昇しました。



予想よりは釣り人は多かったですが、皆さん製氷所周辺に集結しており、北条湾側の岸壁はガラガラ。

一服しつつ海の様子を確認するために車を降り、海を見渡すと…

ん??

これは…

もしや…

ツイートにもありますが、湧くような何がしかの魚の群れが既に大集結!

いよいよきたか…

家内に…

急げ!!

既に湧いてる!!

大急ぎで釣りの準備を開始するべく車から荷物をダッシュで降ろしていると…



最近恒例の釣りのお供のキジトラ猫が、このクソ忙しい時に仲間を2匹も連れて登場。

ダーーーーーッ、ちょっと待て、今はお前らの相手は出来んし、少し待てばお魚あげるから…

アミコマセを置けばいきなりガブリ…

ちょっと目を離した隙に死にエサのサンマの切り身を持ち去ろうとする…

家内と二人「コラッ!!」を連発しコントさながら何とか釣りの準備を完了させ、釣りを開始します。

釣りを開始した時点では、まだ海面に波紋は出来ており、家内に…

これ、1匹釣れれば続くから、小まめにエサ(アミコマセ)を付け替えてな…

と話しつつ、私は猫の相手をし様子を見守りました。



すると、家内が…

なんか、急に静かになっちゃったよ…と。

慌てて海面を見ると、まるでフェードアウトするように、あれだけ出来ていた海面の波紋が消えていきます。

明らかに魚の群れが離れて行っている状況で…

ん??

なんでだ??

警戒してる?

スレ??

時間的にはちょうど、満潮での潮止まりの10分ほど前でした。

すぐに状況が読み解けず、疑問ばかりが残る状況に少々困惑しながら、何が起きているのか考えていました。

そもそも、最初に海面に出来る波紋を見て家内には…

これ、サバムツじゃないね…違う魚だな…まずは釣ってくれ…と話していました。

サバっ子、ムツっ子にしては明らかにサイズが大きく、恐らく20cmくらいの魚の群れでした。

ここ何回かの釣行記事で、サバっ子、ムツっ子以外に違う何がしかの魚の群れ…という表現を使って、何度かお話しをさせて頂いておりましたが、例年であればまずはサバっ子、ムツっ子でこれをすっ飛ばして違う魚の群れが先に北条湾内に寄ることはかなり稀でした。

しかし、今シーズンは雨が降る度にプランクトンがかなりの勢いで増えていっていることに気付き、これだけエサがある場所を魚達が放っておくわけがない…という思いがありました。



いくら街灯があるとは言え※、夜中にバケツに適当に汲み上げた海水に目視で気付くレベルで小さな生物がたくさん入ります。

※植物プランクトンを求めて動物プランクトンが集まり、植物プランクトンは光合成をする必要があり光が強い場所を好む習性があります。

そうなると、各魚達が例年通りの動きをするとは限らず、何か違うことが起こってもおかしくありません。

そして、ここ数年、特にコロナ禍になり釣り人が一気に増えた後が露骨でしたが、居付きのイワシがいた頃のように、24h北条湾内にサバっ子、ムツっ子を始め青魚などのフィッシュイーターに捕食される側の魚達がいることは少なくなり、マヅメ時から日の出に掛けて一気に北条湾に押し寄せるように各魚達の群れが入って来ることが多くなりました。

魚達もバカではないので、あまりの釣り人の増え方、近年のフィッシュイーターラッシュ、こういうことなどから自分達が捕食されるリスクが高い時間帯は広い海域におり、明るくなるとエサを求めて北条湾へやって来るようになりました。

ここ5年くらいは青魚などの小魚の動きはこれがセオリーで、この日のように午前3時台に生け簀の中の魚にエサをあげているかの如く湧く状況というのも不自然な話なんです。

この魚達の動き、実際に目で見た魚のサイズ感などから、この日の未明に北条湾内で湧いていた魚の群れは、サバっ子、ムツっ子以外の魚の群れなのではないのか…と思いました。

結局この日は、この後もアタリすらない状況で納竿をなるのですが、唯一潮が良く動くマヅメ時から日の出の時刻までの間も、目ぼしい魚の群れは確認出来ず、尚のこと未明にいた魚の群れはあまり北条湾に寄った(来た)ことがない※魚の群れではないかと思いました。

※スレていない魚の群れ。

私自身、第二、第三の魚の動き、可能性を考えず、安易に潮の動きだけに捉われて釣りをする時間を決めて釣りに来たことを非常に後悔した釣行でした。

初歩的なミスで、とにかく魚が釣りたくて仕方がなかった、小学生の頃の方がもっと良く考えて行動してたような気がするな…と反省しきりでした。

サバっ子、ムツっ子以外の魚の群れが現れるかもしれない…

こう自分で予想し、それが当たっていたかもしれないのに、自分で自分の予想を否定するかのような釣行でした。

ちなみに、今週は週末に掛けて雨の日が多くなると思います。

2023/3/20の時点での予報はこんな感じです。

週間天気予報


気温※や雨量によっては、北条湾内の海水温が一気に下がるなど、釣れない要因にもなり得ますが、良い具合に雨が降ってくれれば上記で申し上げましたように、もっとプランクトンが増え魚達にとっては絶好の餌場となる可能性があります。

※川の水は気温に左右され水温が一気に変化し、それが北条湾に注がれると引きずられるように海水の温度が下がってしまうことがあります。

現時点では次の日曜日は雨の予報となっています。

4月最初の日曜日も傘マークはあるものの、降水確率は然程高くなく、また月齢的にも次の日曜日よりも魚が活発に動く周期です。

サバっ子、ムツっ子も含めこの辺りが狙い目かと思います。

帰路に着く時は当たり前ですが、完全に陽も昇り明るいので、ここ数週間は必ず北条湾の深部の狭塚川が流れ込んで来ている周辺の様子を見て帰っています。

ここ数週間というより、毎年今の時期はここを必ずチェックしているのですが、海水の温度、いる魚、鳥や動物、こういったことを観察することで、北条湾全体の様子が見えてくることもあります。

この日はカモの群れに混じって1羽だけですが、海鵜が地味にサビキでも釣れないサイズの小魚を獲っていました。



これはブログをご覧頂いている方のみの情報なんですが、実はこの動画ですが海鵜を撮ろうとして撮影していたのではなく、海鵜と一緒に映っている船の下にいるシーバスを撮りたかったんです。(元動画はかなり長く編集してあります)

かれこれ半年以上は係留されていると思いますが、狭塚川が流れ込んで来ている場所にゆうき丸という漁船が係留されています。

その船底に隠れるように60cmほどのシーバスが3匹この日はいました。

残念ながら上手いこと撮影出来ず諦めましたが、今の時期はバチ抜け※の時期なので浅瀬や海底が砂地の場所に多くシーバス(スズキ)がやって来ます。

バチ抜け=イソメやゴカイなどの多毛類、所謂虫餌の類の動物が産卵のため、通常は砂の中に潜っていますが、大潮の夜に産卵行動で砂から出て来て海中を泳ぎ回ること。またバチ抜けの時期は地域(海域)によって異なり概ね春~初夏に行われます。

今の時期ももちろんシーバスはフィッシュイーターですので小魚も追いますが、バチ抜けの時期は虫餌に非常に良く反応します。

私は10年以上前、北条湾に入り浸る前は観音崎をホームにしており、バチ抜けの時期は虫餌でシーバス(+当時はマダイ)を釣っていました。

動画からもお分かり頂けますように、シーバスがいた場所にいる小魚は海鵜が咥えていたサイズの魚がメインです。

60cm近いシーバスが、海鵜が咥えていた小魚を求めてやって来た…と考えるより、バチ(イソメ・ゴカイ類)を求めてやって来た…と考える方が自然です。※

※現時点では北条湾内で目視でバチ抜けは確認しておりません。大潮の夜間、未明に釣りに行けていないことも事実で、バチ抜けが起こっている可能性は否定出来ません。

一年の中で、バチ抜けの時期は場所にもよりますが、ルアーより虫餌の方が格段にシーバスを釣り易くなることがあります。

セイゴ針の1本針などに、虫餌を房掛けにしてぶっ込んでおくと、思わぬ大物をGET出来るかもしれません。

少しずつですが、様々な魚の気配も感じられるようになってきました。

この日は本当に1日無駄にした…そんな感じの釣行でしたが、次回こそは必ず結果を出せるように頑張ります。

最後になりますが、三浦縦貫道の「ワンストップ型ETC」の社会実験についてですが、前回の釣行時に初めて登録後実際にゲートを通過してみました。

ところが、機器が反応せず、ETCでの料金収受が出来ませんでした。

そして、このような案内を渡され、指示通りに電話をしてみました。

三浦縦貫道路 「ワンストップ型ETC」 社会実験


どうも、通行出来なかった数(率)、ゲートへの進入する角度など、いろいろなデータを集めているようでした。

更にこの日なんですが、やはり同じように機器が反応しませんでした。

料金の収受員の方のお話しによれば、NEXCOや首都高など主要高速道路で導入されている既存のETCシステムのメーカーとは違うメーカーのものを採用しているようで、通行出来ない例はそれなりにあるそうです。

更にお話しを詳しく聞くと、一つの原因としては、ゲート側(料金所)のセンサーと車両側のセンサーの角度や飛ばす電波の強さによって反応が変わってしまうようです。

私が釣りに使っている車はスズキのスペーシアのOEM車、マツダのフレアワゴンで、所謂ハイトワゴンです。

この車ですと、フロントガラスが立っており、ETC車載器のセンサーはフロントガラスに取り付けてあるので、センサーの受光部はかなり前方を向いています。

ダッシュボードにETCのセンサーが取り付けてあるものや、セダンタイプの車でフロントガラスにセンサーが取り付けてあるものなどは問題無く受信出来ているようです。

既存の実績があるETCシステムを採用しないがための社会実験のようで、勝手な想像ですが三浦縦貫道自体主要な高速道路でもなく、単なる有料道路で且つ神奈川県の管轄なので社会の流れ的にはETCを導入した方が良いけど、そこまで予算が掛けられない故、今回の社会実験になっているのかな…と思いました。

個人的には週に一度は通る道路ですので、少しでも有意義なデータが取れるように協力したいと思っています。

また、実証実験中※は一度登録を済ませ、モニターになっていれば、仮に料金収受が上手くいかない場合は無料で通行させてくれます。

※実施期間は令和5(2023)年3月15日(水)10:00から同年7月14日(金)15:00までです。

ちなみに料金収受が上手くいかなければ無料、私の車は軽自動車なので通常260円の通行料が210円、普通車ですと通常の通行料が310円なのに対し、実験に参加すると250円で通行出来ます。

セコイ話ですが、WEBで登録するだけでタダか割引なので、参加するのも悪くはないと思います。

詳しくは「三浦縦貫道路で「ワンストップ型ETC」の社会実験を始めます!」のページをご参照下さい。

次回は潮回りが中潮、潮が動く時間も悪くないのですが、天候が雨の予報なんですよね…

全てが完璧な状況はほぼ有り得ませんが、海の状況が良いと天気が悪い…何とも言えませんが、出来るだけ釣果をお示ししどんな魚が寄っているのかご報告出来ればと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

2023年3月21日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年3月21日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】サバっ子・ムツっ子はまだ確認出来ませんでした(2023年3月19日)

こんにちは。

前回の釣行時に完治したと思っていた風邪がぶり返し、微熱続きの一週間を過ごしておりましたが、釣行直前の金曜日にとうとう熱が38度まで上昇。

仕事以外では身体を動かさず、食事は消化し易い物、身体を温めなるべく眠る…など、風邪対策の基本に徹するように過ごし、何とか釣行当日には風邪の症状を落ち着かせ釣りに行って来ました。



安定的に釣果が得られている時は、ここまでしなくても良いのですが、一週間もすれば劇的に海の状況が変わってしまうかもしれない今の時期は、仮に釣りはしなくとも海の様子は見に行きたい…こんな思いで時間を絞ってピンポイントで釣りをして来ました。

午前4時過ぎの満潮の時刻辺りから、日の出辺りまで約2時間釣りをしてみました。



前夜まで雨が降っており、ところどころまだ路面が濡れているような状況、且つ気温が低めの状況にも関わらず思いの外釣り人は多く、北条湾到着時に釣り座を選べる状況ではありませんでした。

いわき丸さんの後方に釣り座を構え、早速釣りの準備に取り掛かります。

体調も完璧とは言えず、短時間の調査的な釣行ということもあり、この日はサビキ釣りのみだけ行い様子を見ることにしました。

この子(猫)は、恐らく私達の車を覚えていて、どこかで見ているのだと思いますが、車を停め最初の釣り道具を車から降ろした途端に現れ、一緒に釣り座まで付いて来ました。



気持ち的にはたくさん釣って魚をお裾分けしてあげたいのですが、その気持ちとは裏腹に海を見るだけで前回の釣行時と同じ匂いがし、不気味なくらいに静かな北条湾が目の前にあり、全く魚の気配を感じません。

すまんな…

たぶん、今日も釣れないと思うんだ…

願いも虚しく予想通り全くアタリはありません。



大半の状況が予想通りでしたが、唯一予想に反していたのが海水温でした。

前日、それなりの雨量の雨が降り、三崎周辺の雨量、気温も小まめにチェックしており、最悪の場合は北条湾内の海水の温度は12度くらいに下がってしまうかな…下がってしまうと更にサバっ子、ムツっ子が入って来る(北条湾内に)のが遅くなるかもな…と思っていました。

先のツイート内にもありますが、実際に北条湾で海水の温度を計ってみると、前週よりも1度高い14度でした。

これは、恐らく城ケ島と本土の間の船道の海域に、それなりの暖かい海水が流れ込んで来ていると思われ、その影響があったと思います。

ここからは、私の妄想且つ想像上でのお話しなので、必ずそうなると確約は出来ず確証もありませんので、話半分で読み進めて下さい。

雨が降っても海水温が下がらなかった…

これは、実は物凄く良い状況で、雨が降り真水が北条湾内に流れ込むと、川からの水は有機物をたくさん運んでくれます。

これに植物プランクトンが集まり大量に発生(増殖)します。

その植物プランクトンを求めて、今度は動物プランクトンが集まります。

更にその動物プランクトンを求めて、イワシ類やサバの稚魚、アジ、ムツの稚魚などの小魚がたくさんやって来ます。

ただ、この魚達が集まるというサイクルは海の水よりも冷たい川の水が流れ込んでも著しく海水の温度が下がらないことが条件となります。

今の時期はこういった、全体的なバランスが取りにくい状況で、どれか一つが欠けていたりして、予想通りの展開にならないことが多いです。

青魚は稚魚であれば尚更のことですが、海水の温度変化、広義で言えば自分達がいる環境の変化が多い海域を嫌います。

人間でも同じことが言えると思いますが、経験値がなければ環境の変化が著しいことはストレスになると思います。

今週(3/19~3/26)は、本記事を執筆時点で3/21以降ずっと雨の予報が出ています。

恐らく天気予報自体は幾分変わると思いますが、雨が多い週になると思われます。

今後の展開の鍵を握るのは、この雨と北条湾内の海水温がどのくらい変化するか…ここがポイントになると思います。

サバっ子、ムツっ子の群れは勝手な予想では近い海域まで来ていると思っています。

小魚達にとって、北条湾の最大の魅力は湾の深部に川が流れ込んでいることから、有機物が多く運ばれ他の海域より圧倒的にプランクトンが豊富なことなんです。

北条湾は対岸との距離も近く、小魚達にとっては天敵となるフィッシュイーター達にも追い込まれ易い地形でリスクもかなり高い場所です。

それでも、毎年北条湾にイワシ類を始めとする青魚などが集結するのは、圧倒的にエサが豊富だからなんです。

今週(3/19~3/26)は、予報通りになりますと、ほぼ一週間雨続きになる可能性もあります。

かなりの雨量になることも予想され、あまりに多く川の水が流れ込むと先に申し上げましたように、北条湾内全体の海水の温度が下がり過ぎてしまい、サバっ子、ムツっ子が入って来ない可能性もありますが、これだけ雨が降れば相当数プランクトンは発生しますので、一度サバっ子、ムツっ子が北条湾内に入って来れば今シーズンのサビキ釣りのスタートと言って良いと思います。

暗い時間帯に北条湾に行き、北条湾内の海面にポツポツと小さな波紋が出来ていれば、ほぼ間違いなくサバっ子、ムツっ子、もしくは違う何がしかの魚の群れがたくさん入って来ていると見て間違いありません。

植物プランクトンは光合成をする必要があり、光を求めて海の表層(海面)付近に集まる習性があります。

夏場の未明に、サビキ釣りをしていて、製氷所の前や花暮岸壁では釣果が思わしくないのに、北条湾内では青魚が釣れるのは常夜灯の位置の問題で、常夜灯と海面が近いことからこの常夜灯の光に植物プランクトンが寄って来るため、北条湾内ではサビキ釣りが好調なことがあります。

当然、植物プランクトンを求めて集まる動物プランクトンも自ずと表層付近に集まり、それを食べるサバっ子、ムツっ子などの小魚も表層付近に集まりプランクトンを食べる際に出来るのが、あの海面に出来る小さな波紋です。

更に言えば、小魚達がプランクトンを食べるために表層付近に集まっているので、フィッシュイーターが近付いて来た時の水圧で出来る波が立ち易く、北条湾では海面を注視していると、どこにどんな魚が泳いでいるのかが分かるんです。

もっと言ってしまえば、大型の肉食魚の場合、どの方向からアタックしていて何の魚なのかも粗方分かります。

外海に面した海域などではなく、内海の湾内で波や海流が穏やかな場所だから分かると言えます。

こういったことから、泳がせ釣りなどでも、どの方向のどの辺りに活餌を泳がせておけば、フィッシュイーターの通り道に当たるのかが分かることからヒット率を上げることも出来ます。

語弊のある物言いになってしまいますが、今の時期のように小魚がいない北条湾でルアーや餌木を投げても釣れないことと同じです。

ターゲットとする魚の特性を知り、何をどうやって捕食し、仮に北条湾であれば何の小魚を狙ってフィッシュイーター達がやって来るのかを知らなければ釣れるはずがありません。

ルアーや餌木の色、北条湾には常夜灯がありますが、その光りに反射した時にどういう色の反射光が出るのか…動かし方、匂い、気象の状況、海水の濁り…と言い出すと切りがありませんが、最低でもターゲットが捕食しているエサがいるのかいないのかくらいは確認しませんと、まず釣れることはありません。

ここ数年は毎年魚の動きがコロコロ変わってしまうので、断言は出来ませんが、サバっ子、ムツっ子などの小魚が北条湾内に入って来れば、それに伴ってフィッシュイーター達も入って来る可能性は高いです。

今週(3/19~3/26)は、雨量と海水温は要チェックで、一つのターニングポイントになると思っています。

こちらは本記事執筆時の海水温の状況です。

2023年3月19日 海水温


このまま少しずつ上昇に転じてくれれば尚良しです。

また、今の時期は鳥達の動きも一つの判断材料になります。

こちらは今シーズンまだ北条湾周辺にカタクチイワシとトウゴロウイワシの群れがいた頃の海鵜の大群です。



こちらはこの日撮影したものですが、北条湾の深部に集まっていたカモの群れです。



ツイートにもありますが、海鵜は海中に潜って魚を追い駆け捕食し、主に魚を食べていますが、カモは海鵜とは違い雑食性、且つ海鵜のように海中で機敏に泳げませんので、魚を食べていたわけではないかもしれませんが、何がしかの小魚がいた可能性はあります。

釣れ出すとあっという間に1年が過ぎていき、先手で対策をしているつもりが実は後手に回っていたりと、毎年今の時期は後手にならないように前年度の釣行を振り返りつつ今後の予想をしているのですが、今年ももうすぐシーズンインかと思うと待ち遠しくなります。

次回は明後日、2023/3/21に釣行を予定しております。

今週(3/19~3/26)は動きがあるのではないか…

かなりの角度で期待しておりますので、体調を万全にし臨みたいと思います。

最後になりますが、前回の釣行記事Twitterでご紹介させて頂きました、三浦縦貫道路での「ワンストップ型ETC」の社会実験についてですが、私は2023/3/13に会員登録をし今回は通行出来るものと思っていましたが、通行出来ませんでした。



そして、こんなものを渡されました。

三浦縦貫道路 「ワンストップ型ETC」


料金所の料金の収受員の手元に、既にこんな案内が大量にあること自体どうなんだ…

いくら実験とは言っても、鼻から上手くいかないことが前提なのか…

事前に検証とかやらないのか…

これらを含めて、またご報告させて頂きます。

2023年3月19日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年3月19日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】嵐の前の静けさ…?不気味なくらい魚の気配を感じませんでした(2023年3月12日)

こんにちは。

前週の釣行予定日に風邪を引いてしまい釣りに行けず、約2週間ぶりの釣行となりましたが、前週釣りに行っていたとしても、この日と同じ結果になったと思います。

と言いますのも、前々週、2月の最終週の釣行時に、カタクチイワシ、トウゴロウイワシの群れが確実に北条湾周辺から離れ始めており、その3日前の天皇誕生日(2/23)の日に釣れたクロアナゴは奇跡的に運良く釣れただけで、活餌に使っていたトウゴロウイワシ、カタクチイワシは約3時間釣りをして合計で7匹しか釣れず、この辺りでもすでに小魚達が北条湾周辺から離れ始めていたと思われます。

そしてこの日は、そこから約3週間時間が空き、いよいよ全ての小魚達が北条湾周辺から離れ、魚が全くいない状況となりました。

この流れは、時期的には多少前後したとしても、毎年同じ流れで、言い方を変えますと春のサビキ釣りのスタートとも言える状況です。

釣りに行って魚が1匹も釣れないという状況は、決して喜べる状況ではありませんが、確実に次へのステップを歩んでいる証でもあり、何も釣れない期間もあと少しだと思います。

ここ数年の流れ的には、3月、4月辺りからサバっ子、ムツっ子が釣れ始め、夏になりイワシ類などの青魚も加わりサビキ釣りを楽しませてくれた後、秋はその小魚達を活餌に泳がせ釣りで青物、晩秋にカマス…などの流れがセオリーになりつつあります。

居付きのイワシが登場した10年ほど前は、北条湾などマイナーな釣り場で、釣りをする人などほとんどおらず、特に晩秋から梅雨の時期までは、釣りをしているのは私と家内だけ…などという状況はザラでや鳥などの釣りのお供達とゆったりと釣りを楽しんでおりました。

海水温の上昇など、環境の変化も相まってあれよあれよと魚が釣れる釣り場へと変化し、昨今では通年を通して誰かが釣りをしている釣り場になり、釣り人もさることながら釣れる魚種の数も増え賑わいを見せる釣りスポットとなりましたが、そんな賑わいを見せる釣り場の北条湾が、1年の中で唯一不気味さを感じるくらい魚の気配を感じない時期が今の時期です。

秋の青物ラッシュの時期など、日々興奮する釣りを楽しみ、ここ数年は毎年秋にはイナダ、ワラサ、カンパチなどの青物、ヒラスズキなど必ずそれなりの大物をGETしておりますが、同じ釣り場なのか疑ってしまうほど魚の気配を今の時期は感じません。

そして、この日の釣果はクサフグ1匹と、本当に魚がいないのですが、どれだけ今の時期は魚がいないのか…

今後の展開はどうなっていくのか…

この辺をデータなどを踏まえて少しお話しさせて頂きます。

早い年ですと、3月の中旬、まさにこの日辺りからサバっ子などが釣れ始める年もありますが、今シーズンは若干例年よりも海水温が低めで推移しているように見受けられます。

こちらは、前回風邪でダウンし釣りに行けなかった時の海水温のデータです。



こちらは今回の釣行直前のデータです。



例年ですと、今の時期は14度~16度辺りを行ったり来たりすることが多いですが、1度程度ではありますが、例年に比べると低めの水温で推移しているように見受けられます。

アジ、サバ、イワシ類などの青魚は、各々の種で適温とされる水温に差はありますが、近々の釣行時の海水温ですと若干低い感じです。

当然小魚が寄ってくれなければ、泳がせ釣りなどでターゲットにするフィッシュイーター達も寄りません。

前回の釣行から2週間時間が空いてしまったことや、この日の潮や気象の状況はまたとないくらい状況が良かったことから、完全に潮の動きに合わせ、最低でも午前2時頃から釣りが始められるように自宅を出発しました。

未明の時間帯は前々回の釣行時に釣ったアナゴ類やマゴチなど、マヅメ時から日の出辺りまでは青魚などの小魚、仮に小魚の群れがいれば、それを求めてやって来るフィッシュイーター、この辺の魚達の動きをつぶさに観察するべく、私には珍しく4時間ほど釣りをするつもりでおりました。

一応、釣りに行く前の予想では、何も釣れない釣行…となることを予想していました。

例年の魚達の動き、低い海水温、前々回の釣行時に70cmのクロアナゴがヒットしたものの、フェードアウトするかのように徐々に釣れなくなっていったカタクチイワシとトウゴロウイワシ、この辺の状況から判断するとこの日は完全にカタクチイワシとトウゴロウイワシの群れは、北条湾周辺から離れ何も釣れなくてもおかしくない…この流れが一番確率は高いと思っていましたが、少々気になることもあり、出来ることは全て試してみた感じです。

一番気になっていたのは、前々回の釣行時に釣れたクロアナゴです。

立派な白子を持っており、完全にクロアナゴ達の恋の季節が始まっていました。

一般的に言われるクロアナゴ(アナゴ類)の産卵期は梅雨から夏辺りで、今の時期に産卵の準備が整っているということは考えにくいことなのですが、実際に捌いてみると立派な白子を持っていました。

北条湾周辺では産卵期などになると、稀にアナゴやマゴチは釣れますが、頻繁に釣れる魚でもなくあまりお目に掛かれない魚です。

白子を持っていた…これが非常に重要で、産卵の準備を整えたオスのクロアナゴが1匹だけフラッと北条湾に遊びに来る…こんなことは有り得ず、何がしかの要因でクロアナゴ達が産卵し易い環境が整い、それなりの数のクロアナゴがいてもおかしくありませんし、いる…と考える方が自然です。

そうなると、生態が似ているマアナゴやマゴチなどもいてもおかしくありません。

ただ、何れの魚も一番腑に落ちないことが、海水温です。

何れの魚も好む海水の温度が、もっと高く一般的には18度~22度くらいの海水の温度を好むと言われています。

合点のいかない部分もあるのですが、やはり自分の目で見た現実が一番信用出来ますし、どういうことが起こっているのか解明する鍵にもなります。

そして、この日の1回の釣行だけで、クロアナゴの謎が解明出来る結果を得られるとも思っていませんが、上記で申し上げた通り魚を釣る上での好条件が整っていたので、時間で区切って狙う魚を変え釣りをしてみました。



パーフェクトではありませんが、潮の動きも月齢も良い状況でした。

海の様子を見ているだけで、魚がいないことは伝わってきましたが、釣りをする上での状況が整っているからこそ、狙う魚を絞って釣りをして、本当に何も釣れずアタリすらなければ、確実に魚がいないということになります。

午前3時頃から午前5時前までは魚(サンマ)の切り身を使って、アナゴ、コチ系を狙って探ってみました。

サビキ釣りに関しては、釣り開始直後から納竿までやっていましたが、アタリが無くても小まめにアミコマセを付け替え丁寧に釣りをしてみました。

万が一、サビキ釣りで活餌に出来そうな魚が釣れれば、泳がせ釣りをやってみようと思っていましたが、この日サビキ釣りで釣れたのはクサフグのみ。



結果として、この日の釣りでは目ぼしい動きも見られず、少なくともサビキで狙える系の魚の群れは何もいませんでした。

ということは、当然のことながらフィッシュイーターの類の魚もいませんし、現にそれらしい魚影や波なども確認出来ず、終始非常に静かな北条湾で釣り糸を垂らしているだけでした。

ある意味、想定の範囲の状況で、この状況がいつまで続くかは分かりませんが、サバっ子、ムツっ子が釣れ出すまでは何も釣れない北条湾…という状況が続くと思われます。

余程のことがない限り、通年を通して週に1回のペースで北条湾に釣りに行き続けている私ですが、さすがの私も今の時期は何の魚を狙って、どんな釣りをするか非常に迷います。

次週は火曜日が祭日なので、日曜に続いて立て続けに釣りに行きたい気持ちはあるのですが、この状況では行ったところで無駄足になる確率が非常に高く迷うところです。

この日は新・釣りのお供のキジトラも久しぶりに遊びに来てくれましたが、魚が釣れないのであげる魚がありません。





当然のことながら、我が家の兄妹の朝食もありません。

更に当然のことながら、人間用の魚料理もありません。

何も釣れない釣行でしたが、感覚的なお話しなので「なぜ??」と聞かれると、明確にこうだからこう…と説明出来ないのですが、この日のこの不気味なくらいに魚の気配を感じない感覚…

ここ数年は、通年を通して何がしかの魚が釣れる釣り場となってきた北条湾ですが、サバっ子、ムツっ子が釣れ出す直前、毎年必ずこの不気味な感覚を感じるんです。

いつ釣れ出すか…ということは、さすがに断定的に申し上げられないのですが、どんなに時間が掛かっても1ヶ月以内には釣れ出す気がします。

早ければ、次回の釣行で釣れるかもしれません。

ある意味、私の中ではこの全く魚の気配を感じない不気味な感覚が、一つの魚が釣れ出すバロメーターになっており、今北条湾に釣りに行っても何も釣れないかもしれませんが、不思議とワクワクしてくるんです。

もう近い…

すぐそこまで来てる…

あとは海水温次第かな…

などと考えており、いよいよ今年のサビキ釣りが始まるぞ…と構えると言いましょうか、その先の展開は今年はどうなっていくのか…

今年は暮れまでにどんな魚が釣れるかな…

毎年、青物のヒット率がどんどん上がってきており、今まで3回針掛かりさせるも、何れも釣り上げられていないキハダ(キハダマグロ)…

今年こそは釣りたい…

こういったことを常に考えてしまう時期でもあり、ワクワクが止まらず釣りに行きたくて仕方がない時期なんです。

と、妄想の話ばかりしていても切りがないので、近々でサバっ子、ムツっ子は釣れ出すと思います。

そして、ここ数年はお目に掛かっていないのですが、サバっ子、ムツっ子が釣れ出すと、バチ抜けの時期はシーバスが寄って来ることが多かったです。

サビキ釣りに関しては、サバっ子、ムツっ子以外にどんな魚種が寄って来るのかは、ここ数年は毎年変わってしまっており、正直申し上げてその時になってみないと分からない…というところが本音です。

今後の展開の予想としては、まずはサバっ子、ムツっ子が釣れないと始まらず、それ以外の青魚の寄り具合、また各魚のスレ具合、この辺を注視しつつ狙う魚を絞って釣りをすることをお勧めします。

コロナ禍になり、本当に釣り人が増えここまで影響が出るものか…と、私も正直なところ驚きを隠せませんが、毎年たくさんの魚が寄って来るのは間違いないのですが、とくかくスレが酷く釣りにくいんです。

Twitterやブログをご覧頂き、アドバイス的なことを実践して頂いても、思うように釣果が上がらなかった…という方もいらっしゃるかもしれません。

なるべく釣果を出せるようにお話ししているつもりで、言い訳をするつもりはありませんが、その時々の魚の状況などを見て、サビキの仕掛けを変えてみたり、泳がせ釣りでも活餌に掛ける針の位置を変えてみたり、現地の状況を見てからの微調整が必要になってきています。

海水の濁り具合、潮の流れ、潮汐、気象の状況、海水温…上げれば切りがないのですが、こういったことも考慮し作戦を練る必要があります。

スレが酷いからこそ、狙う魚はせめて絞り、それに特化した出来る限りの準備を整えて釣りに臨まれた方が無難です。

ビギナーの方向けに情報発信をしているつもりですが、魚のスレばかりはどうにもならず、また対策を講じるとなるとある程度の経験値も必要なことから、1回の釣行でドンピシャ!というわけにはいきませんが、闇雲に釣りに行くのではなく事前準備は整えて臨まれて下さい。

また、ご報告させて頂きたいと思います。

最後になりますが、三浦縦貫道のETC導入に向けての社会実験が始まります。



ただ、導入に向けた社会実験の段階ですので、使用出来るETCカードに制限があったり、会員登録する必要などがあり既存のETCシステムをそのまま使えるわけではありませんので、ご利用になる場合はツイート内のリンク先で詳細をご確認下さい。

私は毎週通るので、既に登録しました。

宜しければご確認下さい。

次回は潮回りは中潮と悪くありませんが、潮が動く時間が微妙な感じです。

また、ご報告させて頂きます。

2023年3月12日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
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風邪でダウンしておりましたが毎週の釣行を再開致します

こんにちは。

ウマシカ(馬鹿)は風邪を引かない…

インフルエンザのワクチンも、子供の頃に打って以来、いつ打ったか覚えていないくらい風邪など引くことがなかった私ですが、数年ぶりに風邪でダウンしました。



先天性の内臓疾患があり、開腹手術を2度行い、肝切除もし猫アレルギーなのに猫と住んでおり、トドメは喘息持ち…ややこしくかなり面倒臭いヤツなんですが、風邪だけは不思議とほとんど引いたことがありませんでしたが、歳の影響か今回ばかりは完全にダウンしました。

長いようで二週間などあっという間で、前回釣りに行った時は、日中もまだ寒くまさに冬という感じでしたが、今はすっかり早咲きの桜なども咲き始め、春の息吹を感じるようになりました。

今の時期の釣りと言えば、思うように魚が釣れず一年の中で一番魚が釣りにくい時期でもありますが、安定して釣果が得られる時期より、むしろ今のように魚は釣れないけれど、刻々と海の中も春に向かっている時に、足繁く釣り場に通い現地の海を観察することで、チャンスである釣り期を逃さないように事前準備をしなければいけない時です。

明日(2023/3/12)より、毎週1回の釣行を再開させて頂きますが、3月最初、約2週間ぶりの釣りということで、楽しみや期待よりも少々怖いくらいの不安な気持ちでおります。

と言いますのも、本当に今の時期は下手をすれば数日で海の状況が劇的に変わってしまう時期なんです。

一般的には海の中の状況は、地上よりも1ヶ月遅れで変わってくると言われますが、ここ数年はむしろ海の中の方が一足先を行っているような状況も見受けられ、過去のデータや経験則が全く当てにならない年もあります。

不安と期待が入り混じり、落ち着きなく時間を過ごしております。

有意義な情報かどうかは受け手の皆さまのご判断ですが、これからもリアルタイム且つありのままの情報発信を続けて参りますので、よろしくお願い致します。

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する40代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
【猫とウサギ】お礼とお知らせ
【ウサギの家族】ママウサギ永眠

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■我が家のウサギの親子が「うさぎの時間」というウサギ専門誌に掲載されました
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北条湾ではこんなのも釣れます
GIF画像のリンク先は釣果があった時の動画(ブログ記事)です。各釣行の詳細は動画内のリンクよりご覧下さい。
サビキ釣りを楽しもう!(猫とウサギと釣りのブログ)

サビキ釣りでワカシ(ブリの幼魚)

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【番外編】サビキ釣りで釣った魚をエサにアカエイ 北条湾では死にエサや活餌でも活餌が弱ってくるとエイの格好の餌食になります。

青魚(アジ・サバ・イワシ)、毒魚、頻繁に釣れる外道扱いの魚種は掲載しておりません。
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