タイトルにもありますように、今シーズンはかつてないほどアジが好調で、潮回り(潮汐)にあまり左右されることなく、潮さえ動いていればアジが釣れる感じです。
この日の潮回りは小潮でしたが、午前3時半頃の干潮での潮止まり以降、上げ潮で潮が動く時間帯を狙って釣りに出掛けました。
こんなことを申し上げると怒られるかもしれませんが、そろそろアジに飽きてきてしまい何か違う魚が回って来てくれないかな?…という淡い期待もありました。
潮の動きとしては小潮で動きが鈍い周期ですが、土日共に絶好の釣り日和となる予報のこの日、未明にも関わらず釣り人は多いんだろうな…と覚悟をして北条湾を目指していましたが、現地に到着すると若干拍子抜けするくらいの数の釣り人しかおらず、難なく釣り座を確保することが出来ました。
釣りを開始します。気温23度、天候は薄曇り、風はほぼ無風、海水温は22度です。だいぶ海水の温度が上がってきました。天気が良いので釣り人の数を懸念していましたが、想像していたよりは少ないですが…釣り座は埋まりつつあります。湿度が高く蒸し暑いです。日の出辺りまでやってみます。 pic.twitter.com/GMpDMmpM8m
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 24, 2023
思ったほど釣り人がいないな…暑いからかな?などと思いながら釣りの準備をしていると、単にタイミングが良かっただけで釣りの準備中に続々と釣り人の車が北条湾岸壁やって来てあっと言う間に釣り座は埋まりました。
危ねぇ…
あと5分北条湾に着くのが遅かったら、釣り座が無くなってたな…
釣りを開始すると、アジが好調なことを象徴するように、第一投目からアジがヒット。
今日はアジからスタートです。 pic.twitter.com/s2O4UsmTLf
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 24, 2023
入れ食いという状況にはなりませんでしたが、コンスタントにアジが釣れ続けます。
そして、どうしてもこの方だけは避けて通れないネンブツダイも混じり始めます。
アジからスタートですが、当然この方もいます。ネンブツダイです。 pic.twitter.com/HC4DqlqR97
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 24, 2023
アジが順調に釣れているので、ネンブツダイをストックする理由は皆無…ということで、ネンブツダイは全てリリースしました。
この日は釣りを開始するまでに、最近は頻繁に姿を見せてくれていた釣りのお供のキジトラ猫が姿を見せませんでした。
まぁ、そのうち来るだろう…
いつも通りこの方も登場です。 pic.twitter.com/PqmUhv5JTv
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 17, 2023
※このツイートは前回の釣行時のものです。
今日は釣りのお供のキジトラ猫が来ても問題ないくらいアジが釣れているしな…
釣りのお供のキジトラ猫は今日もやって来る…
こういう想定でこの後もアジを釣りまくるのですが、この後とんでもないことになってしまいます。
ムツが釣れた辺りで、干潮での潮止まりを迎えます。
ムツっ子がきました。 pic.twitter.com/V9OhzUUd9H
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 24, 2023
一旦アジの食いは止まりますが、15分ほど経ち今度は上げ潮に転じて潮が動き出すと再びアジがアタり始めます。
潮止まりでアジの食いが止まり念仏祭りになってます…w
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 24, 2023
日の出の時刻を迎える頃、いつもの流れですがサバっ子が釣れ出します。
サバっ子がきました。 pic.twitter.com/IbCGzNhBzr
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 24, 2023
終始アジがコンスタントに釣れ続け、ゆっくり休憩…という状況には一切ならず、常に家内と二人で、サビキ仕掛けを付けた4本の竿を捌いていましたが、フッと気が付くと釣りのお供のキジトラ猫が来ていません。
ん??
そう言えば…
と、我に返り…
アジ、どのくらい釣れた??
と家内に聞くと…
え…どんどん釣って良いぞって言うからかなり…
慌ててクーラーボックスの中の釣った魚の数を確認すると…
やってしまった…
釣り…過ぎ…
ちょ、ちょ、ちょっと、もう釣らなくて良いや…
童心に返ったように釣りまくってしまい、これ…帰ってから全部捌くのか…と、思うとまだ帰路にも着いていないのにドッと疲れが出てきました。
どうせ、釣りのお供のキジトラ猫が来てかなり食べてくれるだろう…
当初はこう思って釣りまくれ!と家内に言いましたが、こういう日に限って釣りのお供はやって来ません。
日の出の時刻も回り、過去の釣りのお供のキジトラ猫の動きから、日の出以降に姿を現わしたことはなく、ほぼ100%この日はもう来ません。
釣り過ぎ…やっちまった感に襲われ、慌てて片付けを始めますが、あることがずっと気になっていました。
釣り過ぎ注意報が発令されたので、たぶんそろそろ帰ります。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 24, 2023
今シーズンは未明からアジが好調なので、日の出の時刻になる前に、釣った魚の数がお腹一杯状態になることが多く、あまり日の出以降の時間帯での釣りが出来ていません。
あること…というのは…
釣果は確認出来ておりますが、イワシ類が回って来る時刻に腰を据えてしっかり釣りをしていないので、どのくらいの数の何のイワシが回って来ているのか把握出来ていないこと。
日の出以降に青物を始めとするフィッシュイーターが湾内に入って来ることもあり、この辺も確認が不十分。
前回の釣行時に釣れたヒイラギのように、かつて北条湾では釣れなかった魚の群れなどの確認も不十分。
直近1ヶ月ほどは、ほぼ日の出の時刻辺りで片付けを開始し、私が片付けている間、家内が一人で1本の竿で適当にサビキ釣りをしていることが多く、何れも確信が持てるほど時間を掛けて釣りをしていません。
去年の晩秋に釣ったカンパチなどもそうでしたが、日の出後1時間近く経ってから突然青物の群れが北条湾に押し寄せアタックを繰り返すことが多々あります。
ここ5年くらいを見ましても、青物などのフィッシュイーターが頻繁に北条湾内に入って来るようになってからは、特にイワシ類ですが夜間や未明の暗い時間帯は北条湾内に入って来ることはなく、日の出の時刻辺り、完全に明るくなってから北条湾へやって来ることが多いです。
狭い北条湾では、暗い時間帯に湾内でイワシ類がフィッシュイーターに追い回されると、逃げ場を失い易く圧倒的に不利です。
こういうことから、リスクを回避する意味で明るくなってから北条湾に入って来るようになりました。
ちなみに、今シーズンはサバっ子も同じ動きをしています。
今シーズンはサバっ子がやや先に釣れ始め(北条湾内に入って来る)、20分くらい遅れてイワシ類が北条湾内に入って来ることが多いです。
この日も動きは同じで、サバっ子が釣れた後、ウルメイワシの群れが回って来ました。
ウルメイワシがきました。 pic.twitter.com/dsKTsoZP1b
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 24, 2023
本当はここから小一時間粘りたかったのですが、この時点でまだアジは釣れ続けており、アジを中心にクーラーボックスの中には釣った魚がお腹一杯状態です。
近々でのイワシ類の釣果実績としましては、カタクチイワシとウルメイワシなんですが、この二魚種が回って来ているということは、マイワシやワカシ、シマアジ、メッキ(ギンガメアジ)なども回って来ていてもおかしくありません。
青物などのフィッシュイーターが大群で押し寄せるようになる前は、こういった魚達が未明の北条湾に集結して爆釣れし、日の出前に帰ることもザラでした。
しかし、先述しました通り、リスクを回避する行動を各魚達が取るようになり、今はマヅメ時から日の出の1時間後くらいまでの間に一気に北条湾内に入って来ることが多くなりました。
ただ、これも先述しました通り、青物達も当たり前なんですが、捕食対象に合わせた動きをしますので、去年辺りからマヅメ時から日の出の辺りで姿を見せることが顕著な状況です。
ここ5~6年くらいは、北条湾で毎年数本青物を上げられてはいますが、毎年出だしでしくじることが多く、自分の読みの甘さを痛感することがあります。
あぁぁぁ…サバっ子がデカ過ぎて活餌に向かないから、泳がせはいっか…
などと悠長に考え泳がせ釣りをしないでいると、活餌に向かない…と思っていたサバっ子の群れを追ってワラサやカンパチ、数年前にはキハダまでやって来ました。
慌てて翌週から泳がせ釣りをしても、今度は肝心のフィッシュイーターがやって来ない…
ここ数年何度も悔しい思いをし、去年のカンパチから完全に釣りのスタイルを変えることにしました。
そもそも、ブログのタイトルを見てもお分かり頂けると思いますが、本ブログ自体を立ち上げた時は、釣りとは関係ないことを書くために立ち上げました。
しかし次第に釣り中心の記事を書くようになり、Twitterで情報を発信しようと思ったのも、ビギナーの方向けにサビキ釣りでの魚の釣り方、釣った魚の調理の仕方などをご説明させて頂き、ご家族で釣りを楽しんで頂けたら…と思い始めました。
Twitterだけを見ましても、アカウントを開設したのが2018年、今年で5年目なんですが年を追う事に青物に始まり、カマスなど寄る魚が大型化しそっちの魚を釣ることに傾向し過ぎていた、当初のビギナー向け…はどこにいってしまったんだろう…という記事が多くなってしまいました。
去年はこういったことをいろいろ考えながら釣りを続けていました。
語弊のある言い方で恐縮ですが、青物と言ってもワカシ、イナダを釣ってもね…ロマンを感じるほどの魚でもないし…など、泳がせ釣りは止めてサビキ釣りに専念しようか迷いながら釣りをしていました。
切っ掛けは去年の晩秋に釣れたカンパチなんですが、陸っぱりから、あんな普通にどこにでもある湾でカンパチ…これは夢があるのではないか…?
一昔前、観音崎で陸っぱりからマダイをバンバン釣っていた時の血が騒ぎ始めました。
ビギナーズラック…
この確率も上がる上に、やはり大きな魚を釣ることは、イワシ類を釣るより遥かに興奮します。
こう考え、一年中必ず何がしかの魚を活餌に泳がせ釣りはやる…
サビキ釣りと平行して釣れても釣れなくても必ず泳がせ釣りはやる…
こう決めました。
こういうことから、より緻密に大型魚に捕食される側の魚の動きをまず読まなければ、その先の魚、つまりフィッシュイーターの動きも読めません。
と…偉そうに熱く語っても、今シーズンの泳がせ釣りの釣果はまだ以下の2匹だけでお恥ずかしいのですが…
70cmの黒アナゴです。 pic.twitter.com/QgU28f86Em
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) February 22, 2023
長潮で食いが渋い中、釣りの神様からシャレにならない贈り物です。2m近いアカエイです。左腕も限界を超えビールを持つとプルプルしてます。テンション爆下げ…たぶん、そろそろ帰ります。 pic.twitter.com/noLy40G1di
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) May 13, 2023
次回以降、もう少し現在好調のアジの数をセーブし、私が納得いく時間まで釣りをしてみて、改めてこの辺はご報告させて頂きます。
ブログのネタとして上がらなくとも、去年のカンパチ以降は毎回泳がせ釣りは必ずやっていますので、今シーズンは出遅れはなく魚さえ寄ってくれれば何れ結果はお示し出来ると思います。
そんな釣り過ぎ注意報が発令されたこの日の釣果はこんな感じになりました。

少なく見えるかもしれませんが、私はその日に食べ切れる量しか釣りません。
アホみたいに3桁とかは絶対に釣りません。
無用な殺生もしたくないですし、これで大人二人分、猫2匹の朝夕のご飯分には十分です。
何と言っても捌くのも面倒ですし…w
こちらはこの日釣れた魚種です。

この日のサバっ子はマサバは混じりませんでした。
上からゴマサバ、ムツ、ウルメイワシ、マアジです。
サバっ子が18cmほどで、ムツ以下は全て15cm前後です。
そしてムツに関してなんですが、例年より寄っている数が少ないと思われ数は釣れないのですが、サイズは逆に例年では釣れないサイズのムツが釣れます。
今シーズンの特徴…第一弾…というと大袈裟ですが、サバっ子、ムツっ子の群れは数が少なく数釣りが難しい感じなんですが…ムツに関してはなぜか例年にないくらい大きなムツが釣れるんです。ムツは味が濃い青魚と一味違う魚ですので引っ張って申し訳ありませんが、明日お勧めのムツ料理をご紹介します。 pic.twitter.com/q8Iju1mrmo
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 25, 2023
ツイート内のムツの魚料理については、後ほどお話しさせて頂きますが、写真の上のサイズが15cmほどで下が12cm~13cmほどです。
例年ですと、下のサイズのムツが良く釣れるのですが、寄っている数は少なくとも北条湾内のエサ(プランクトン)が今年は豊富なんだと思います。
サバっ子やアジに関しても同じことが言え、サバっ子は特にですがサバっ子と呼ばれるサイズのサバは、頭デッカチで身体が細く、どことなく魚としてアンバランスな見た目なことが多いのですが、今シーズン釣れるサバっ子は頭と身体のバランスが取れていると言いましょうか、頭デッカチな印象を受けず、実際に捌いてみてもやはり肉厚に感じます。
アジは数もかなり寄っており、とにかく今シーズンは例年にないくらいに数釣りが出来ており、且つ週を追う事にサイズが大きくなっていくのが顕著で、泳がせ釣りの活餌には厳しいサイズになってきています。
今のところフィッシュイーターの気配はありませんが、活き餌に使うにはアジも限界ですね…シーバスも青物も何も成魚であれば問題ないですが… https://t.co/b8f4yzD0ja
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 24, 2023
アジに関しては、7月中もこの調子で釣れてくれれば、7月の終わり頃にはかなり成長し、アジの刺身を堪能出来るようになると思います。
兄妹猫の食事ですが、釣りのお供のキジトラ猫が遊びに来てくれる想定でアジを釣りまくってしまったので、当然のように朝晩共にアジのみです。
本当に今シーズンはアジが好調なので、本日も我が家の兄妹猫の朝食は焼きアジのみです。今日は釣りのお供のキジトラ猫が恐らく来るだろう…と思って釣りまくりましたが、こういう日に限って来なかったんですよね…w アジだらけなので兄妹猫にも頑張って食べてもらいます。 pic.twitter.com/hy4283kaMU
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 25, 2023
ある意味贅沢ですし、これは美味いと思います。
釣りのお供のキジトラ猫の分まで釣りましたが、遊びに来なかったのでアジだらけに…残すかな…と思いつつ普段より幾分多めにあげたのですが、妹猫もなんとか完食。いくらか多めにあげたからか、今日は兄猫は替え玉ならぬ替えアジをしつこく要求することはありませんでした。whttps://t.co/k26TivgJNU pic.twitter.com/IrXFCLJDol
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 25, 2023
夕食ももちろんアジのみです。
兄妹猫の夕食は当然アジのみなんですが、そろそろ頭は潰しても厳しい感じのサイズになってきました。今シーズンは本当にアジが好調なことから、人間より兄妹猫の方が北条湾の恩恵を受けているかもしれません。来シーズンが怖くなってくる感じです。アジ以外食べなくなったらどうしたものか…w pic.twitter.com/x2yPrGiBA3
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 25, 2023
ツイートにもありますが、本当に今シーズンはこれでもかッ!というくらいアジが兄妹猫の食事に登場するので、冗談抜きで特に妹猫はアジ以外食べなくなったらどうしようか些か心配しております。
アジのみなので妹猫は残しません。兄猫が大人しく待っていても残してくれませんでした。替え玉ならぬ替えアジを待っていてもくれないことに気付いたのか自らシンクの三角コーナーを覗き込んでいました。食いしん坊故か、ご飯の時は尻尾がルンルン♪と動いてしまう兄猫です。whttps://t.co/YOvw4oLlC2 pic.twitter.com/L21ppQmcSq
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 25, 2023
ほぐし身を作った時に、硬い部位などをシンクの三角コーナーに捨ててあったのですが、兄猫はそれはくれないのか?と言わんばかりに覗き込もうとしていました。
どうでも良い余談なんですが、兄猫は猫缶などの食事やおやつ(ちゅ~る)を食べる時は動画のように尻尾をルンルン♪する感じで振るのですが、釣った魚を食べる時はあまり尻尾が動かないんです。
真剣…というか、ガッツいて食べるくらいなので、相当集中して食べてるんだろうな…と毎回思います。
ある意味、美味しいからこその行動とも取れ、飼い主的には釣って来た甲斐があります。
人間用の魚料理ですが、大サイズのアジ数匹で、箸休め程度ですがアジのタタキ、サバっ子とウルメイワシは天ぷら、残ったアジで「酢豚」ならぬ「酢鯵」、要は酢豚の豚肉をアジに替えただけですが、酢豚を作る時のタレそのままで作りましたが、非常に相性が良く美味かったです。

アジのタタキ


サバっ子とウルメイワシの天ぷら


酢豚ならぬ「酢鯵」

この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

Twitter等で散々引っ張ってしまいましたが、ムツの魚料理に関してですが、本当は帰宅後すぐに作ろうと思ったのですが、炊飯器を開けてみたら、ほぼ丸々3合のお米が残っており、炊き込みご飯を作りたかったことから、まずこの3合のご飯をやっつけてから作ったので少々お時間を頂きました。
今の時期は、多魚種の魚が釣れサビキ釣りは本当に面白い時期だと思います。
ただ、何れの魚も成魚までにはまだ程遠いサイズで、正直申し上げましてたくさん釣れても魚料理を作る上では、大きさが中途半端過ぎて上手く魚料理を作れなかったり、可食部が釣れた魚の数の割りにかなり少なくなってしまうことが多いと思います。
魚を捌くことに慣れていない方ですと、より難易度が上がってしまうと思います。
そこで簡単に美味しく、且つ無駄なく食べる方法が釣った魚を炊き込みご飯にすることなんですが、ムツとアジ、鯛系※は捌く手間も掛からず絶品の炊き込みご飯になりますので、是非お試し下さい。
※北条湾ではマダイ、クロダイ、ヘダイが稀に釣れます。
大袈裟な物言いになって恐縮ですが、アジやムツは本当に味の濃い魚です。今の時期は刺身には微妙、頭から丸ごとも微妙…こういった時は是非写真のように炊き込みご飯にしてみて下さい。三合で5匹なので当然身は足りませんが、ムツの身がなくても臭みのない風味が米に残ります。https://t.co/Hv81CR3dH5 pic.twitter.com/eVNAdmcPwp
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 26, 2023
ツイート内の写真のように、炊き込む魚、今回はムツですが、ムツの腸(はらわた)はキレイに取り除きます。
胃は特にキチンと取り除きませんと、サビキ釣りで釣った魚はアミコマセを大量に食べておりコマセも一緒に炊き込むことになってしまいますので、丁寧に取り除いて下さい。
これはムツとアジに限ったお話しですが、ムツの鱗は非常に細かく食べてもあまり気にならないので、取り除かなくても大丈夫ですが、気になるようであれば鱗も取り除いて下さい。
アジはゼイゴと呼ばれる鱗が変化した側線のような鱗しかなく、鱗がほとんどないので取り除く必要がない…というか取り除く鱗がありません。
あとは下処理をしたムツを洗ったお米の上に並べ、小さじ2/1程度の塩を入れ、普段より幾分多めの水で炊けばOKです。
炊き上がったら、お米と一緒に炊いたムツの身をほぐし身にして、炊けたご飯と混ぜ合わせれば完成です。
ムツやアジ、鯛系の魚はしっかりした出汁が出ますので、炊き込む時に余計な粉末出汁などの調味料は混ぜない方が美味しく出来上がります。
現在釣れている他の青魚なども炊き込みご飯にしても美味しいですが、サバ、イワシ系は若干の生臭さ、外道で釣れるウミタナゴ、メバル、メジナ等の根魚の場合は若干の磯臭さが残ります。
炊き込んだ魚の身をほぐすことが若干手間ですが、魚を捌くことに自信がない方などは、無理に捌いて可食部を少なくしてしまうくらいであれば、炊き込みご飯は無駄なく食べることが出来るのでお勧めです。
ムツとアジの炊き込みご飯はおにぎりで食べても美味しいです。(冷めた炊き込みご飯でも美味しく食べられます)
宜しければお試し下さい。
最後にこれもどうでも良いことなんですが、チャットGPTに「魚が釣れない」理由を聞いてみました。
シャレで、チャットGPTに釣れない理由を聞いてみました。w pic.twitter.com/dLuvl7zTgB
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) June 28, 2023
個人的には、これからどんどんAIは生活の中に取り込まれていき、無くてならないものになっていくんだろうな…と思っていますが、真剣にAIに釣れない理由を聞く人がいるとすれば、恐らくその方はいつまで経っても釣れる釣り師にはなれないだろうな…と思います。
ただ、ここまでしっかりした答えを返すことも凄いな…と実感すると共に、これが無料で出来るということは、頼りたくなる気持ちも分かる気がします。
AIがもっと進化しても、変化のないルーティンな事柄であればより精度は増していくと思いますが、毎日命の危険に脅かされながら、いろいろ試行錯誤を繰り返し、子孫を残すために生きている、自然界の動物の動きを完璧に読み切ることはAIには難しいのではないか…と私は思っています。
余談なんですが、自動車の運転は二度と同じ場面はない…と言われますが、山手線…単なる環状の各駅停車の鉄道ですが、未だに自動運転にはなっていません。
それはなぜか…?
たった一つだけ踏切があるからなんです。
踏切で起こることを全て完璧に予測し、絶対に事故が起きないようにすることは不可能…こういう考え方から未だに人間の目視での安全確認を優先するために運転士が列車を運転しており、自動車の運転も同じく二度全く同じ場面に遭遇する確率は天文学的数字です。
こういったことも踏まえ、釣りに於いてはやはり自分の目で見て、釣りをして感じることが一番魚を釣る上では重要なことだと私は思います。
ちなみに山手線に関しましては、もう踏切はない?ある?すみません、ここはハッキリと分かりませんが、何れ踏切を廃止して自動運転化することが決まっているようです。
次回は大潮と潮の動きとしては期待出来、私が逃している釣りをする時間帯、日の出後に潮が大きく動きます。
次回は釣り過ぎ注意報が発令されても、日の出後の魚の動きを納得いくまで見て参ります。
いよいよ夏を思わせる暑い日が続きます。
釣りのみならず、熱中症には十分ご注意下さい。
また、ご報告させて頂きます。
・2023年6月25日午前5時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
・2023年6月25日午前5時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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この記事は「Yahoo! JAPAN」掲載記事です。
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