この日は天候が不安定で、雨の中での釣りを覚悟して北条湾へ向かいました。
出発直前の天気はこんな感じでした。


雨雲レーダーの赤丸の辺りが北条湾です。
この雨が前日から降り続いており、且つそれなりの雨足の時間帯もあったことから、北条湾の深部には川が流れ込んでいるため、この川からの真水の影響が出ていないか些か懸念しておりました。
天気が悪いことから、釣り人も然程いないだろう…と、焦って北条湾を目指さなくても良かったのですが、この日は午前2時半頃に北条湾に到着しました。
すると…北条湾に到着してビックリ!
雨にも関わらず、それなりに釣り人がおり、午前2時半の時点で釣り座は埋まりつつありました。
お手数ですが、Twitterのタイムラインからご覧頂ければと思いますが、この日のライブ配信はいつもと違う角度で、変な方向から撮影していますが、釣り人が多いということは当然車も多いわけで、私が普段停めている場所には既に他の釣り人の方の車が停めてあり、駐車するスペースがここしかなかった…ということです。
ギリギリセーフな感じで釣り座を確保し、早速釣りの準備に取り掛かりました。
釣りを開始します。気温21度、天候はツイート時点では雨、風は無風、海水温は20度です。前日からの雨が釣り開始時点でも降っており、これがどう影響するか懸念されるところです。雨にも関わらず釣り人はそれなりにおり、釣り座は埋まりつつあります。日の出辺りまでやってみます。 pic.twitter.com/N2HDsNVNeK
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 1, 2023
早速釣りを開始すると、元気良く第一投目からいつもの方がヒット。
今日もスタートはこの方、ネンブツダイです。 pic.twitter.com/a3yWrU35O7
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 1, 2023
続けてアジもヒット。
ホント、今シーズンは好調です。アジです。 pic.twitter.com/vHZoAlvjWR
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 1, 2023
この日の釣り始めは、状況的にたまたま先にネンブツダイが釣れたというだけで、この日は既にアジが足下に寄っており、この後はむしろアジの勢いに押されネンブツダイよりアジが釣れるようになっていきます。
そして、ほぼ釣り開始と同時にアジが釣れたということは、心配するほど川からの真水の影響は受けておらず、時間の経過と共にいつもの感じでサバ、イワシの釣果も期待出来る感じでした。
この日は久しぶりに未明の時間帯に北条湾内にフィッシュイーターの大型の魚が入って来ていました。
動きは鈍いですが、今日はイーターいますね。やる気をあまり感じませんが、一応アタックしてます。たまに。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 1, 2023
ツイートの通り、泳ぐスピードもゆっくりで、激しくアタックすることもなく悠々と泳いでいました。
明け方近く、これからマヅメ時に入る辺りで、幾分フィッシュイーターの動きが活発になり、小魚を追って海面スレスレで身体を捻る際の動きを見ていますと、かなりサイズは大きく70cm~80cmくらいはあっておかしくない、恐らくシーバスか青物の類だと思われます。
陽が昇る直前まで、このフィッシュイーターは北条湾内にいましたが、ほぼ日の出と同時に湾内から出て行きました。
この日は1時間近く、このフィッシュイーターの観察をしていました。
気付いた点を箇条書きにまとめますと…
①フィッシュイーターがいたのにアジの食いは止まらなかった
②フィッシュイーターの活性は低くともアタックしていたのは間違いない
③未明から北条湾内におり日の出前に北条湾から出て行った
①に関しましては、単純明快でフィッシュイーターが狙っていたのはアジではないということです。
この日までは、泳がせ釣りの活餌にする魚のサイズの都合上、ずっとアジを活餌に使っていました。
しかし、この日の動きを見ていて、そもそもこれだけアジだらけであれば、イカの類もいておかしくありませんが、イカはおらず魚のフィッシュイーターはいましたが、アジには全く無反応。
明らかにアジを狙っておらず、次回からサイズの問題ではなく、サバ、イワシ類を活餌に使ってみようと思います。
②に関しましては、①の続きとも言えるんですが、地味にアタックしていたのは間違いなく、アジ以外の魚を狙っていた(襲っていた)=釣果としてこの日はお示し出来ませんでしたが、未明の時間帯にアジ以外の小魚(イワシ類など)の群れが入っている可能性が高いです。
青物を泳がせ釣りで狙う際に、アジを活餌にすることはもちろん多々ありセオリーな釣り方なんですが、なぜか北条湾ではネンブツダイの次くらいにアジを活餌にしても釣れません。
一番青物が良く釣れ、弱りにくく活餌として抜群な魚はトウゴロウイワシで、次がサバ、その次がカタクチイワシ…各イワシ類が続き、アジ、ネンブツダイの順です。
今シーズンは、もう要らない…というくらいアジが好調ですが、例年ですとイワシ、サバに比べると、アジは比較的釣りにくく数釣りが出来ないこともあり、あまりアジを活餌に使いませんが、実は使ったところであまりフィッシュイーターが食ってこない…というのも事実です。
③に関しましては、この日いたフィッシュイーターは恐らく1匹~2匹。
サイズは先ほど申し上げましたように、シーバス、青物でも成魚クラス。
そして、私が釣りを開始した時には既に北条湾内におり、日の出前に湾内から出て行った…
5年~6年くらい前から、未明の時間帯に北条湾内に青物が現れるようになり、その時の行動と全く同じでした。
北条湾に通い慣れている(餌場の一つとして回遊ルートに入っている)フィッシュイーターは、近年ではそもそもサバやイワシ類、捕食されるがリスクを回避する意味で日の出以降に北条湾内に入って来るようになったので、フィッシュイーター達も同じ行動をするようになり、近々の青物の釣果があった釣行の時は全て午前6時~7時の間に青物を釣っています。
この日いたフィッシュイーターはこうした一連の流れに反するような行動で、恐らく北条湾にあまり通い慣れていない、初めて来た個体かもしれません。
ここで大事なのが、フィッシュイーターが何となくフラッと立ち寄った…的な感じで北条湾内に入って来たとしても、狙うターゲットがいなければすぐに北条湾内から出て行きます。
それが、最低でも1時間近くは北条湾内におり、動きは鈍くともたまにアタックしていた様子を見る限り、アジとは違う小魚の群れがいたと思われる…もしくは、その小魚の群れを追って北条湾へ入って来た…こういうことではないかと思っています。
何れにせよ、次回の釣行からアジではない魚を、仮に活餌にするにはサイズが大きくとも使ってみます。
そして、しばらくアジが入れ食いに近い状態で釣れ続け、薄っすら空が明るくなってきた頃にムツっ子がヒット。
ムツっ子がきました。 pic.twitter.com/FVzGO0XUvP
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ムツっ子が釣れた辺りでは、もうフィッシュイーターは北条湾から出て行っていました。
ある意味、自分の体格に比して「その大きさのエサに果敢に挑むんだ…」と思いましたが、なんとも可愛いらしい10cmほどのベビーメバルがヒット。
10cmくらいのベビーメバルです。海へお帰り頂きました。 pic.twitter.com/JVRggQp0Sm
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当然、丁寧に釣り針を外し海へお帰り頂きました。
そしてウルメイワシがヒットするのですが…
ウルメイワシがきました。 pic.twitter.com/2Q9URjNclP
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この1匹目が釣れる20分ほど前から、サビキ仕掛けにアミコマセを付け、海中に投入すると、針に付いたアミコマセが海中でバラけると思いますが、器用にそのバラけたアミコマセだけを食べるキラキラ光る魚の無数の群れが足下に寄り、家内に「あれ、ウルメの群れだよな…」と話しをしながら、何とか釣り上げようとしていてようやく釣れたのがこの1匹目でした。
サビキ仕掛けにアミコマセを付け海中に投入すると、すぐさまアタリがあるのですが、食いが浅くすぐに釣り針を離してしまう状況で、完全にスレていました。
ウルメと思われる群れは確認出来るんですが、食いが浅く針掛かりしにくいです。既にかなりスレてますね…
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 1, 2023
もうスレてんのかよ…
これが率直な印象ですが、サバっ子も同様に、ここ2~3週間はスレを感じています。
そして、そのサバっ子もヒットします。
サバっ子がきました。 pic.twitter.com/ofalbkLEOI
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サバっ子に関しては、スレももちろんなんですが、群れの数を見ますとウルメイワシより圧倒的に少なく、例年より早いですが既に北条湾を離れ始めているかもしれません。
撤収します。アジは今日も釣り過ぎ注意報状態でした。例年より早めですが、サバっ子はだいぶ離れた印象を受けました。イワシ類はウルメがメインですが、想像以上にスレが酷いです。ベラ、ウミヘビと外道のオマケ付きでしたが、他魚種が釣れそれなり楽しめました。皆様の大漁を祈っております。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 1, 2023
そして、釣り上げた瞬間に「誰だ?お前は?」と一瞬何の魚か分かりませんでしたが、メバルに続きベビーなカマス※です。
※えんぴつカマス
これまたベビーなえんぴつカマスです。海へお帰り頂きました。 pic.twitter.com/hH2UPEYS2H
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えんぴつカマスも海へお帰り頂きました。
そして、先日のヒイラギに続き、この方も子供の頃から散々釣りましたが、北条湾では初のキュウセンベラ(オス)です。
先日のヒイラギに続いて驚き桃の木…この方も恐らく北条湾では初ですね。キュウセンベラ(オス)です。 pic.twitter.com/t0uYeVYPzw
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 1, 2023
メスはオスの青、緑色の部分がピンクや肌色をしています。
GWの時期に潮干狩りに行って、アサリを掘っていると、突然キュウセンベラが砂の中から飛び出してくることが稀にあるのですが、この方達は規則正しく暗くなると砂の中に潜り眠りに就き、陽が昇ると砂の中から出て来てエサを探します。
ちなみに、アサリを捕っていて砂の中のベラを発見したことがあり、そのベラが一向に動かず死んでいるのか…と思って、掘った砂を元に戻しベラに砂を掛けている時に突然動き出し、まさに人間さながらに爆睡していたベラを発見したことがあります。
キュウセンベラは人懐っこく、子供の頃素潜りをしていると、近くに寄って来て貝を割ってあげたり、イソメ類を持って潜りそれをあげたりすると、人間を識別出来るのかずっと私を追い駆けて来るような魚で、子供の頃釣りをしていて魚が釣れない時は良く素潜りをしてベラと遊んでいました。
そして、この日の締めはこれまたロクな魚ではありませんが、ダイナンウミヘビです。
本日の締めはこの方。泳がせのアジが力尽きたようで、疲れがドッと出るダイナンウミヘビです。帰ります。w pic.twitter.com/nb12J1iaQI
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 1, 2023
ダイナンウミヘビは最大で1.5mほどになる魚で、基本的に夜行性で北条湾では死にエサを使った釣りや、今回のように泳がせ釣りで活餌が力尽きてしまうと格好の餌食になります。
現在北条湾で釣れている青魚の傾向ですが、アジは15cmを越えたサイズのものが、あまり時間は関係なく良く釣れています。
サバに関しては最大で20cmくらいのものが釣れますが、ゴマサバが中心でマサバはほとんと釣れず、全体的な群れの数からも少しずつ北条湾を離れ始めているかもしれません。
イワシ類に関しては、15cm~18cmくらいのウルメイワシが中心で、時折カタクチイワシが混じって釣れ、マイワシに関しては今のところまだ釣れていません。
マイワシに関してはそろそろ釣れ出すと思いますが、遅くとも8月から秋辺りでは回って来るものと思われます。
泳がせ釣りは、北条湾での青物釣りの本格的なシーズンイン前ということもあり、例年の青物ラッシュの時のように大群で押し寄せ、食うか食われるかのアタックショーはまだ開催されておらず、稀に明け方を中心に単独、もしくは数匹でフィッシュイーターが現れる感じです。
先述致しましたが、アジが今シーズンはこれだけいる割には、イカの類もほとんど確認出来ず現時点ではほとんど北条湾内にはイカの類は入って来ていません。
次回は泳がせ釣りの活餌をアジから替え、東京湾でタコが好調なようなのでタコ天をやってみようと思います。
そして、外道を含め魚種は豊富に釣れたこの日の釣果はこんな感じになりました。

アジが釣れることは大変嬉しく食べても美味しいのですが、如何せんサイズが中途半端で魚料理には苦慮する感じのサイズです。
こちらはこの日釣れて、持ち帰った魚種です。

左からキュウセンベラ(オス)、ゴマサバ、ムツ、右にいってマアジ、ウルメイワシです。
キュウセンベラとゴマサバが18cmほどです。
以前、城ケ島内で釣りをした時にキュウセンベラを釣ったことがありますが、城ケ島内でもベラと言えばササノハベラが多く、先日のヒイラギやキュウセンベラはあまり釣れず、北条湾では初めて釣りました。
ヒイラギもキュウセンベラも砂地を好み、投げ釣りの外道として釣れることが多いです。
先日のヒイラギはほぼ成魚で白子を持っていました。
このサイズのヒイラギやキュウセンベラが北条湾で釣れるということは、生息範囲を拡大していることや、ウニによる食害で一時期は磯焼けが酷く、メジナやウミタナゴ、メバルまで釣れなくなってしまいましたが、だいぶ磯焼けが回復傾向にあるのかもしれません。
今年の年明けの冬の時期に何度か北条湾内でチョイ投げをやってみましたが、アマモが仕掛けに絡み付いて上がってくることがあり、海藻自体が生えているんだな…とは思っていましたが、先日は35cmのメジナ(グレ)も釣れ、釣果としても磯焼けから回復している実感があります。
これは今シーズンの特徴なんですが、ムツに関しては数は少ないもののサイズ違いの群れが寄っているようです。

これだけサイズに差があるということは、産まれた時期がだいぶ違うということで、もしかすると更に大きなムツが釣れる可能性もあります。
そして、兄妹猫の朝食ですが、キュウセンベラは白身で淡泊で、水っぽい肉質で火を通すとしっとりとした感じで臭みがないので天ぷらにすると絶品なんですが、如何せん1匹なので兄妹猫にお裾分けすることにしたんですが…
昔はネンブツダイでも喜んで食べてくれた妹猫ですが、舌が肥えてしまい、今ではアンチ念仏、アンチ根魚になってしまいました。
初めての魚なので、妹猫にもあげてみようか悩みましたが、安パイな策を選び兄猫にやっつけてもらうことにしました。
兄妹猫の朝食はベラとアジを焼いてあげました。ベラは食べたことがないので兄猫に託しました。妹猫はアジのみなのでまず残さないと思います。人間的にはモチモチした白身で美味しいベラですが兄猫は食べてくれるか…多分食いしん坊なのでベラもへったくれも無いと思いますが…https://t.co/OEiOeTxvLM pic.twitter.com/jNe7NTTP6q
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 2, 2023
焼きでも天ぷらでも、キュウセンベラは色が派手なので皮を取り除かないと、どうしても毒々しい色合いがあまり美味しそうに見えませんが、本当に身は美味しいんです。
心配を余所に兄猫は速攻で食べ終わりました。妹猫の残りを気にしながら健気に待った兄猫ですが、いつもの通り妹猫は無情にも完食。「替え玉」ならぬ「替えアジ」を待ち始めたので強制的に終了しましたが最後になぜか飼っているドジョウを尻尾をルンルン♪させながらガン見。whttps://t.co/8opPMIRMSD pic.twitter.com/Kn5tj9WrYL
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 2, 2023
単なる食いしん坊なバカ猫…とも取れるんですが、心配を余所に兄猫は速攻で完食してくれました。
今シーズンはアジがこれでもかっ!というくらい釣れるので、妹猫は大好きなアジのみなので安定の完食です。
Twitterでいろいろご意見を頂くのですが、あまりに毎回妹猫が完食してしまうので、ずっと健気に待っている兄猫が少々不憫に思えることもあります。w
兄妹猫の夕食はどちらともアジのみ。
兄妹猫の夕食は、毎回同じことを申し上げて恐縮ですが、本当に今シーズンはアジが好調なのでアジのみです。アジのみの食事もそろそろ2ヶ月になります。同じ青魚でもイワシ、サバとは違う旨味があるので真剣にアジ以外食べなくなったらどうしようか心配になってきました。特に妹猫は…w pic.twitter.com/mvIvqt0WrU
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悪いことでは全然ないのですが、ここ1ヶ月半ほどあまりに毎回アジばかりなので、本気でアジ以外食べなくなったらどうしよう…と、最近は少し真面目に懸念しています。
アジ以外食べなくなってしまったら、サビキ釣りのメインシーズン以外、このコーナーは成り立たなくなってしまいますので。w
兄妹猫の夕食はアジみーのーなんですが朝食時よりも待ってました…兄猫が。普段肉球のお手入れなんかしてるとこ見たことないんですが妹猫の残りのチラ見でチェックしながら肉球を舐めてました。そして最近の困りごと「替え玉」ならぬ「替えアジ」をしばらく待っていました。whttps://t.co/DQ8vmk8u5E pic.twitter.com/koVmITAze1
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写真は撮っていないのですが、実家に御年18歳の老猫、ハル婆さんがおり、この日はアジを少々調子に乗って釣り過ぎてしまったので、焼いたほぐし身をアジの頭と中骨で出汁を取った汁に片栗粉でとろみを付け、猫缶風にしたものを実家に持って行ってあげました。
人間用の魚料理は、ムツとアジの炊き込みご飯、アジのフリッターの自家製野菜のタルタルソース掛け、アジ、サバ、ウルメイワシのタタキのすりゴマ和えを作りました。
まずはアジとムツの炊き込みご飯ですが、普段白米を焚く時と同様にお米を洗い、その上に腸を取り除いたムツとアジをのせて炊き込むだけです。

お米3合で小さじ1杯程度の塩を入れるだけで、他の粉末出汁などの調味料は入れない方が、ムツとアジの風味が際立ち美味しく出来ます。

アジとムツは元々味の濃い魚ですので、こんなレベルでも十分アジとムツから出る出汁をお米が吸って美味しく炊けます。
個人的にお勧めなのが、お米と一緒に炊いたムツとアジのほぐし身を具にして、おにぎりにして食べると非常に美味しく頂けます。
魚が苦手なお子様でも、おにぎりにして食べる時にほんの少しだけ醤油を付けて食べると、魚特有の匂いが緩和されますので食べ易くなります。

ムツとアジの炊き込みご飯

次はアジ、サバ、ウルメイワシのタタキのすりゴマ和えです。
各魚を三枚に卸し軽く叩きます。
すったゴマと和えますので、あまり細かく叩き過ぎずブツ切りより少し小さ目な感じでOKです。

ゴマはすり鉢でツブツブが無くなるくらいしっかりとすった方がゴマの風味が立ちます。

ゴマをすったら、そこへ叩いた各魚の身を入れてゴマと和えます。
各魚を叩く際に、大葉やネギなどと一緒に叩いても良く合います。
ゴマと和えたタタキをお皿に盛り付ければ完成です。

アジ・サバ・ウルメイワシのタタキのすりゴマ和え

最後はアジのフリッターです。
アジを揚げる際の衣は片栗粉を卵だけで溶き、水は使いません。
片栗粉と卵の量で衣の堅さは調節して下さい。
この卵と片栗粉だけで作る衣は、粘りがあり強靭な衣が出来、高温で長い時間揚げても焦げにくく、強靭故、魚の水分が外に漏れ出しにくいので油跳ねをしません。※
※水分が外に逃げないので、内部で蒸す効果もあります。
ちょっと、唐揚げでも骨は厳しいかな…と言う感じの、何とも微妙なサイズの魚の調理などの時にお試し下さい。
私はフリッターとタルタルソースの組み合わせが単に好きなだけですので、醤油、ソース、ケチャップなどお好みの調味料で召し上がって頂ければと思います。

アジのフリッター

ちなみに、自家製野菜はキュウリ、ニンジン、ピーマンです。
そして、この日の北条湾定食はこんな感じになりました。

釣れる魚のサイズが本当に微妙な時期で、毎回作る魚料理が似通ったものになってしまい恐縮ですが、出来るだけ簡単、且つ美味しく、更に言えばお子様に喜んで頂ける魚料理を意識して、今後もご紹介させて頂きます。
最後に、現在釣行時に情報を発信させて頂いておりますTwitterについてですが、経営者としてイーロン・マスクの方針は間違ってはいないと個人的には思いますが、Twitterがどうしてここまで多くのユーザに受け入れられたのか…そういった観点からのことは無視…とまでは言いませんが、今のTwitterでは損なわれていることは事実だと思います。
APIの有料化に始まりここのところTwitterの仕様変更が予告なく突然行われることが多いです。当アカウントはbotやAPPでの投稿は原則的に行っておりませんがライブ配信のみAPIを使った投稿です。当アカウントにも制限が出るようであればThreads(スレッズ)の利用を検討中です。https://t.co/VHrTEWm8wj
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) July 7, 2023
釣り専用で使っておりますTwitterアカウントは、平日の更新はほぼなく、釣りに行っている時のみとはいえ、明確な制限の根拠や詳細が曖昧なままではいつ制限の対象になるかも分からず、釣りをしている時は基本的に連投になります。
使いたい時に使えないツールほど無駄なものはなく、制限が掛かったり、使い勝手がこれ以上悪くなるようであれば、Metaから提供されました、Threads(スレッズ)に移行することを検討中です。
リアルな状況、情報を皆様にお伝えし、「あぁ、大塚がこういう状況の時に釣りに行って、こういう魚が釣れてんだな…じゃぁ、自分はどうしよう…」こういった判断材料、少しでも有意義な情報をお伝え出来ればと思って情報を発信しています。
現にアカウントは取得し、試験的に時間を見て運用しています。
折角ここまで皆様とも繋がることが出来、いろいろ情報を発信させて頂いており、今更余計なことはあまりしたくはないと考えており、一番良いのはこのままTwitterを使い続けたいとは考えております。
情報発信の場を移すようであれば、事前にアナウンス致します。
ご不便をお掛けするかもしれませんが、ご理解頂ければと思います。
次回は小潮と潮の動きとしてはイマイチですが、1年の中で一番たくさんの種類の魚が寄る時期でもあり、現に外道とはいえ今まで北条湾ではお目に掛かれなかった魚も釣れています。
強風との闘いになりそうですが、頑張って北条湾に釣りに行きたいと思います。
また、ご報告させて頂きます。
・2023年7月2日午前6時過ぎの北条湾岸壁周辺の様子
・2023年7月2日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

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この記事は「Yahoo! JAPAN」掲載記事です。
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