Twitter YouTube TikTok

猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  ウルメイワシ  青魚  魚料理  トウゴロウイワシ  ネンブツダイ  青物  

【三崎港・北条湾】雨の中の北条湾釣行・青物は姿を現わしませんでしたがウルメイワシが好調でした(2023年10月15日)

こんにちは。

今回は秋の釣り…つまり多魚種の魚がたくさん釣れる時期でなければ、釣りに行かなかったであろう気象の状況でした。



天気予報はあくまで、「予報」且つピンポイントで北条湾の天気の予測をしているわけではなく、実際のところは現地に行ってみないと分かりません。

一歩間違えれば暴風雨の中釣りをしなければならないような状況でした。

しかし、一年の中で一番釣りが楽しめるこの時期、どうせ使い切ることがない有給休暇を取りまくってでも釣りに行きたい感じですので、折角の休日です、多少のリスクは覚悟の上で雨の中での釣行を決めました。

こんな状況の時に、のこのこと釣りに出掛けるのは、根っからの釣りバカである私くらいなものだろう…という予想や、付き合ってくれる家内にも、無駄に雨の中釣りをしてもらうのは悪いので、潮の動き等々からピンポイントで午前5時~午前7時の間の2時間だけ釣りをするつもりで出掛けました。

この2時間を選んだ理由は、まずは満潮での潮止まりの時間が午前5:09、そこから下げ潮とは言え潮が動き始め、徐々に潮の動きが大きくなっていきます。

且つ、この午前5時~午前7時の2時間の間にマヅメ時になり、日の出の時刻を迎えます。

午前7時で区切った理由は、午前6時を過ぎるとあくまで予報ではありますが、いつ荒天になってもおかしくない天気予報だったためです。

予報上では、気温は16度台、降水確率は100%、1時間の雨量が10mm、そしてなんと言っても北寄りの風で風速が10mの予報です。

釣りバカとは言え、救助の要請などをしなければいけない、他人に迷惑を掛ける事故やミスをするのは、本物の釣り師とは言えないと思います。

魚との知恵比べだけが自然を相手にすることではなく、釣りをする上での状況を的確に読み安全に釣りをして帰宅することが、本当の意味での自然相手のレジャーだと思いますし、釣り師だと思います。

実際に現地に到着すると、久しぶりに見たような気もしますが、北条湾周辺に人の姿はゼロ。

当然、釣りをしている人などいませんでした。



午前5時頃から釣りの準備を始め、1本ずつ竿を出していきました。

雨が降ろうが、風が吹こうが、最初に準備が出来た竿の第一投目から恒例のネンブツダイです。



しばらく念仏ラッシュか…と覚悟しましたが、良い意味で予想が外れウルメイワシトウゴロウイワシと続きます。





大潮らしからぬ食いの渋さはありましたが、途切れることなく一定の間隔でウルメイワシトウゴロウイワシが釣れ続けます。

猫は水を嫌う子が多いのですが、この釣りのお供のキジトラ猫は雨でもやって来るんです。

雨粒が耳に当たり、ブル、ブルと弾いているのが可愛らしかったです。



なるべく大きなサイズの、泳がせ釣りの活餌には向かないトウゴロウイワシをお裾分けしてあげました。



釣りをしている間は終始粒の大きな雨が降っていたことや、地味に風があり海面にさざ波が出来ていたので、正確には分かりませんでしたが、この日は青物のフィッシュイーターは姿を見せませんでした。



ツイート(ポスト)内の、メッキと思われる魚は薄っすら魚影が確認出来たことや、アタリがあり竿を持ち上げて、魚のとの駆け引きしている間にハリスが切れる…ではなく、最初のアタリがかなり大きく真下に潜るようなアタリで、耐えられずにハリスが切れる…という感じでした。(ハリスが切れたのは全てトリックサビキです)

トウゴロウイワシのアタリの場合は、比較的食い上げのアタリが多く、ウルメイワシの場合は走りますが、走る方向は個体差がありバラバラです。

メッキはアイゴのアタリに良く似ており、比較的一直線に真下に潜ります。

今回は釣り上げてお示しすることは出来ませんでしたが、この日のハリスが切れてバラしてしまった魚はメッキだと思われます。

そうこうしているうちに午前7時に近付き、少しずつ片付けを始め、最後に1本だけサビキ仕掛けを付けた竿を残しておきました。

地味にウルメイワシが釣れていたことや、ハリスを切る魚の正体を見たかったのですが、期待とは裏腹に釣れたのはこの方。



雨足が弱まることもなく、それなりにウルメイワシが釣れたので、この日は大人しくここで納竿としました。

荒天の影響で人っ子一人いない北条湾

十数年前、居付きのイワシが登場した頃は、今くらいの時期から北条湾で釣りをする人はほとんどいませんでした。

20年近く前は、北条湾はどちらかと言うと釣れない釣り場でした。

そんなまともな魚が釣れない釣り場で、家内と釣りのお供達だけで釣りをしていた頃が懐かしく思い出されました。

【参考】釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

帰れ…と背中を押してくれたクサフグ様様で、最後の1本の竿を片付けた途端に風雨共に強くなり、大人しく諦めて良かったです。



ウルメイワシに関しては、サイズも順調に上がってきており、今後もしばらくは安定的に釣れると思います。

マイワシに関しましては、夏場の異常な海水温の上昇で、暖か過ぎる海水を嫌い回遊ルートが変わってしまった可能性が高いです。

ただ、海水の温度はここ数週間で一気に下がっており、これを機に再び群れが戻って来る可能性もゼロではありませんが、今のところ釣果は確認出来ておりません。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2023年10月15日 北条湾釣行 釣果


釣りの準備、片付けを入れての2時間でしたので、実質的に釣りをしていたのは1時間半弱程度ですが、まずまずの釣果かなと思います。

釣りのお供のキジトラ猫にも、かなりトウゴロウイワシをお裾分けし、ちょうど人間用一食分、兄妹猫二食分くらいでちょうど良い感じでした。

こちらはこの日釣れた魚種です。

2023年10月15日 北条湾釣行 釣れた魚種


ご説明は不要かと思いますが、上がウルメイワシで下がトウゴロウイワシです。

ウルメイワシが22cmほどです。

我が家の兄妹猫の朝食は、こちらもご説明は不要かと思いますが、トウゴロウイワシです。



この腸を覆うような白っぽい身はトウゴロウイワシの脂です。

トウゴロウイワシの脂身


ツイート(ポスト)内でも話しておりますが、安定の藤五郎で安定し過ぎて何のハプニングも起こらず、画的には全く面白くありませんが、やはり残さず食べてくれると雨の中釣って来た甲斐があります。



兄妹猫の夕食はウルメイワシとトウゴロウイワシを焼いてあげました。



今釣れるトウゴロウイワシの脂感が妹猫にはちょうど良いみたいです。



そして、人間用の魚料理ですが、ここのところ…というか、今シーズンはかなり刺身系の魚料理に偏っていたので、火を通す魚料理にしようと思っていたのですが、ウルメイワシを1匹捌いてみてビックリ!

前回釣れたウルメイワシと全く変わっており、腸を覆うようにビッシリ脂が付いていました。

ウルメイワシの脂身


捌いていても、少々コッテリ感がある脂が手に付き、指がテカる勢いでした。

ウルメイワシは冬場に向けて脂を溜め始めると、腹身の内側がオレンジ色に変色します。

ウルメイワシの腹身


家内に状況を説明し、どんな魚料理で食べたいか聞いたところ、即答で「刺身」だったので、変わり映えがなく恐縮ですが、今回も刺身系の魚料理となりました。

ウルメイワシのお刺身丼です。

ウルメイワシの刺身丼

ウルメイワシの刺身丼

ウルメイワシの刺身丼


今釣れるウルメイワシは、脂ものり始め一年で一番美味しい時期です。

サイズも徐々に成魚サイズに近付いており、まさに釣って楽しく、食べて美味しい魚です。

今回は簡単に釣った魚をお刺身にする際のポイントをお話しさせて頂きます。

この日ではないのですが、Twitter(X)のフォロワーさんと現地で釣った魚を刺身で食べる際の話になり、私自身が「アッ!こういうことを話せば良いんだな…」と勉強になりました。

語弊のある物言いなので、誤解をして欲しくないのですが、皆様も何がしか得意な分野があると思います。

その特異分野の事柄を、全く知らない人に教える際に、余程しっかりしたカリキュラムがあれば別ですが、ご自身で一から教えるとなると、教わる側の人が何が分からないのか分からない…という経験はありませんかね?

ブログで延々と一つのことを説明すれば、いつかは釣りについて様々なことをご理解頂けると思いますが、そもそもそんな一つの事柄について延々と話しても、所詮たかが釣りですので飽きてしまい、逆に読んでもらえなくなると思います。

どこからどこまで何を伝えたら良いのか分からない…お読み頂いている皆様の知りたい…に応えられているのか…という疑問のフラグみたいなものが、正直申し上げて私にはあります。

逆に私で良ければ、遠慮なくTwitter(X)やブログのコメントなどでご質問下さい。

即返信…は難しくとも、概ね24時間以内には返信させて頂きます。

今回のテーマは釣った魚を刺身で食べる際の「食感」と「味」についてです。

上記のウルメイワシのお刺身丼の、アップ写真(下の写真)をご覧頂くと、ウルメイワシの身に包丁の切れ込みが入れてあると思います。

これは、「飾り包丁」や「化粧包丁」の意味合いもあるのですが、私が釣った魚を刺身で食べる際に切れ込みを入れるのは実は骨切りをしているんです。

どんな魚でも概ね、体側の真ん中、中骨から水平方向(横)、に骨が伸びています。※

※深海魚など、特殊な環境で生活している魚はまったく一般的な魚と骨格が異なることがあります。

この骨を「血合い骨」と言うのですが、大きな魚の場合は三枚に卸し、この血合い骨がある部分を、出来る限り骨だけ薄く身ごと切り落とすことが一般的なんですが、今回釣ったウルメイワシは20cmほどのサイズがメインです。

そんな小さな魚で、血合い骨を身ごと切り落としてしまったら、食べる身が無くなってしまいます。

そこで、この血合い骨を骨切りするために、身全体に斜めの包丁を入れています。

ウルメイワシは骨自体は柔らかいので、骨切りをしなくても多少気になるだけで、食べて食べられないことはありませんが、やはり口に含み噛んだ時に骨感があると、折角の新鮮な釣りたての魚料理が残念な感じになってしまいます。

仮にメッキやアジなど、イワシ類より骨が堅い魚の場合は、包丁の切れ目の間隔を狭めます。

これをするかしないかで、食べた時の食感は大きく変わります。

ウソのように骨が気にならなくなります。

また、食感ですと、もう一つ注意がありまして、ウルメイワシの場合は鱗は剥がれ易いのですが、鱗の下に薄い粘膜のような膜があります。

ウルメイワシが皮だけになり、指で触ってキュッと音が出来そうなくらい丁寧に鱗と膜を取り除いて下さい。

刺身を食べた時に、鱗が一枚でも残っていると、その時点で台無しになります。

最後に味についてですが、先ほども申し上げましたが、今のウルメイワシは脂がのっているので身の甘さが初夏から夏場のウルメイワシと各段に違います。

こういった味や風味を上手に引き出すために、魚を捌いたあと30分ほど冷蔵庫で寝かせます。

ウルメイワシの身を刺身丼の写真にのっている状態にしましたら、良く流水で洗い流し鱗や膜、捌いている時に付いてしまう血や肉片などをキレイに流します。

当然、洗い流した身をいきなりご飯に盛ったり、お皿に盛り付ければ水っぽくて旨味もへったくれもありません。

お皿にキッチンペーパーを敷き、その上にウルメイワシの身を並べ、ラップをせずに30分ほど冷蔵庫で冷やして下さい。

軽くウルメイワシの身の表面が乾いてきたらOKです。

ちなみにこれは、少し前に流行った様々な料理の「熟成」の工程とは全く別もので、単に身の水分を飛ばすことが目的です。

ここまでお話ししました工程を、丁寧にやるだけで釣った魚のお刺身の味や食感は各段に変わります。

あとは、ウルメイワシに限っては、冬場でも足が早く身が緩くなり易いので、冷やすことは徹底して自宅までお持ち帰り下さい。

自宅に帰った時に、既にウルメイワシの身が緩くなっていたのでは、この工程以前の問題ですので。

雨の中の短時間釣行だったので、お話しすることもそうはなく、時系列的に端的な釣行記になってしまいましたが、ウルメイワシの釣果は今後上がってくると思います。

私は仕事の都合上(サイクル)、どうしても未明から釣りに行きますが、今シーズンの今のウルメイワシは日の出以降から日中が好調なようです。

これからは気温も下がりますので、日の出以降の釣行をお勧め致します。

また、ご報告させて頂きます。

最後になりますが、この日の釣行後、実家の老猫ハル婆さんが19歳で亡くなりました。





皆様のご支援(いいね!やリプ)本当にありがとうございました。

若気の至りで、家族を放り出し家を出た、バカな親父のケツ拭きをしてくれたような猫でした。



この動画ですと、ブーブー言っていると思いますが、生まれた時から鼻に疾患(人間で言う鼻炎)があり、そういったこともあってか、親兄妹とはぐれたか、見捨てられたか、で鳴き叫んでいるところを娘が保護しました。

そういった感謝の気持ちもあったのか、娘は人生の3/2をハルと過ごし、まるで私達親子が再開し関係が元に戻ったのを見届けて亡くなったように思ってしまいます。

今後とも、若干猫が多め…なTwitter(X)ブログをよろしくお願い致します。

2023年10月15日午前7時過ぎの北条湾岸壁周辺の様子
2023年10月15日午前7時過ぎの花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitter(X)アカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  泳がせ  オオモンハタ  ボラ  トド  ボラのヘソ  魚料理  

【三崎港・北条湾】サビキ釣りで青魚…泳がせ釣りで青物のはずが…(2023年10月8日)

こんにちは。

この週末は、翌週の月曜日のスポーツの日が休日ということで、三連休となりました。

今の時期は冬支度を始めた魚達に脂ものり、食べても美味しく、冬支度の為に魚達も良くエサを食べ魚を釣り易くなる時期ですので、三連休全ての日に釣りに行きたいくらいでしたが、釣りの神様も意地が悪く潮回り(潮汐)のサイクルの末端で、一番潮が動かないタイミングでした。



取り敢えず、日曜日に釣りに行き、その時の状況で翌日の月曜日、スポーツの日の祝日も釣りに行くか決めることにしました。

潮の動きが悪いと言っても、やはり三連休、午前3時半頃に北条湾に到着しましたが、釣り人はそれなりにおり釣り座は埋まりつつある感じでした。



1ヶ月ほど前までは、連日気温は30度超え、湿度も90%前後は当たり前で、10代の頃に単車で転んだ際の古傷が痛み、足を引きずりながらの釣行が当たり前でしたが、体調を崩しそうな勢いで一気に秋になり、風が幾分吹く中で気温は22度台、今シーズンは初めて防寒着を着ないと寒い状況でした。

今シーズンは明け方での潮止まりのタイミングが最悪なことや、各青魚が未明の時間にはほとんど北条湾内に入って来ず、釣りをしてもネンブツダイしか釣れないこともあり、この日は普段より遅めに釣りを始めました。

※潮止まりのタイミングについての詳細はコチラの記事を参照して下さい。

今シーズンは上記の潮止まりのタイミングの影響で、当たり外れがハッキリと釣果に現れる釣行が多く、この日などは潮もほとんど動かない上に、潮止まりのタイミングがほぼ日の出の時刻です。

釣りの神様…そこまでして僕に魚を釣らせたくないんですか?と聞きたくなるような、状況としては最悪の状況でした。

いい加減ウンザリしてきますが、相も変わらず第一投目から釣れるのはこの方、ネンブツダイです。



家内に「ダメ元で活餌に使うから数匹ネンブツダイをストックしておいてくれ…」と頼みますが、この日は早々にトウゴロウイワシがヒットします。



残念ながら、マヅメ時前にトウゴロウイワシが爆釣れする時は、北条湾内にはカマスなども含めたフィッシュイーターの類の魚がいない…ということです。

今シーズンは良く観察していますと、トウゴロウイワシに限っては、未明の時間帯にも北条湾内に居る群れと、ウルメイワシとほぼ同じタイミングでマヅメ時から日の出辺りで北条湾内に入って来る群れがいます。

9月以降、釣りに行ったほとんどの日で、午前5時から午前6時くらいまでが、一番トウゴロウイワシの群れの密度が北条湾内で高くなる傾向があり、この時にサビキ釣りでトウゴロウイワシ釣れない…もしくは非常に釣りにくい状況になる場合は、青物のフィッシュイーターが北条湾内に居る可能性が極めて高く、泳がせ釣りでの釣果が一番望めるタイミングです。

この日は念仏…藤五郎…念仏…藤五郎…を繰り返し、ほぼネンブツダイと同じ間隔でトウゴロウイワシが釣れ続けました。

明け方のフィッシュイーターとの格闘のために、活餌を確保出来る…という点では有難いのですが、もう要らん…というくらい釣れるこの状況…

どんだけトウゴロウイワシ達がリラックスして食事をしているのか…

潮の動きも鈍い中…バンバン釣れる藤五郎…

トウゴロウイワシの動きが、1匹もフィッシュイーターが北条湾内に居ないことを教えてくれていました。

トウゴロウイワシは兄妹猫のご飯用ではなく、活餌として使いますので、一つのバケツに入れる数にも限りがあります。

バケツに詰め込むようにトウゴロウイワシを入れてしまえば、酸欠ですぐに弱ってしまいます。

また、これからの時期は、体感的にちょうど良い気温でも、風がありますとバケツの海水が冷やされ、バケツの中の水温が下がり過ぎてしまうことで弱ってしまったりします。

こういうことから、活餌のバケツの海水は小まめに交換する必要があります。

ウルメイワシなど、青魚の群れが北条湾内に入って来た形跡もなく、念仏…藤五郎…念仏…藤五郎…状態なので一旦サビキ釣りを止め、しばし観察していると…家内が…

あの泳がせの竿の活餌、メチャクチャ暴れてるよ…と。

確認しに行くと、確かにかなり暴れていました。

ん…

状況からして、青物は居ないはず…

しかし、この暴れっぷりは間違いなくロックオンされている…

一気に竿が持って行かれることを期待しつつ様子を見ていました。

すると、突然竿の動きがピタリと止まります。

あぁ…活餌が外れたか(釣り針から)…

と、思い活餌を交換するために、仕掛けを巻き上げ始めると、突然真下に持って行く引き…

引きの強さから、魚体はそれほど大きくない…

しかし、この下へ、下へと潜る引きはなんだ??

確実に青物ではない…

ただただズシリと重いエイ(アカエイ)の引きでもない…

ただただ暴れるダイナンウミヘビの引きでもない…

マゴチでもない…

シーバスでもない…

など、マヅメ時前に泳がせ釣りで北条湾で釣ったことがある魚を思い浮かべながら仕掛けを巻いてくると、一瞬カサゴかと思いましたがオオモンハタがヒットしていました。



北条湾に入り浸る以前は、観音崎などをホームに陸っぱりから、遠投でマダイを専門に狙って釣りをしていた時期もあり、それなりに大物は釣ってきましたが、泳がせ釣りでオオモンハタを釣ったのは初めてで※、鯛ほど力強くはありませんが、何とも言い難い引きでかなり面白かったです。

サビキ釣りでは何度も釣ったことがあります。

前回の釣行記事でも触れましたが、前回はマダイ、ヘダイが釣れ、今回のオオモンハタしかり、かなり北条湾内の磯焼けが回復していると思われます。

鯛系の魚やカサゴやメバルなどの根魚、メジナ、ウミタナゴ、数年前磯焼けが酷くなった時に釣れなくなってしまった各魚達が、再び北条湾で釣れるようになってきました。

ハタ系の魚やカサゴ、メバルもフィッシュイーターであり、雑食性ではあるものの小魚を好んで食べる魚です。

北条湾の海底は砂地ですので、その砂地に何の海藻も藻も生えていなければ、そもそもフィッシュイーターのエサとなる小魚達が集まりません。

仮に海藻や藻がなくなってしまっても、北条湾内に入って来ていた青魚を食べれば良いじゃないか…

これもありなんですが、メバルやカサゴ、ハタなどのフォルムからもお分かり頂けると思いますが、瞬発力はあるものの、泳ぎ続けるスピードでは青魚には敵わず、捕食することが難しいので食べられる状況にあれば食べますが、基本的に青魚などの泳ぎが得意な小魚はターゲットにしません。

早いもので10月も中旬に差し掛かっていますが、磯焼けからの回復は実は今年の初めにその傾向が見られました。

今年の2月にカタクチイワシを活餌に泳がせ釣りでクロアナゴがヒットしました。



活餌の確保に難ありでしたが何とか70cmのクロアナゴをGET!(2023年2月23日)

北条湾は海底が砂地なのでアナゴ類の魚がいてもおかしくないのですが、湾内では滅多に釣れません。

製氷所の前や花暮岸壁など、本土と城ケ島の間の船道側の潮通しの良い釣り場でないとアナゴ類は釣れないと言われていました。

昨今は、海水温の上昇に始まり、海の中の変化も目まぐるしく、こういった釣れる魚の種類が激変していること全てが、磯焼けの回復が要因ではありませんが、釣りをする者にとっては、毎年今までは釣れなかった魚が釣れるというのは、更に釣りを楽しくさせてくれると思います。

少々釣行の話から逸れましたが、この日は活餌のトウゴロウイワシの確保はこれでもかッ!というくらい完璧でしたが、青物と思われるフィッシュイーターが一応やって来ましたが、絶対今日は釣れない…ね…と、見た瞬間、一発で分かる動きでした。



池にいる錦鯉よりも泳ぐスピードが遅いのではないか…と思うくらいゆっくりと泳ぎ、トウゴロウイワシの群れに近付き、トウゴロウイワシが驚き一応ナブラは出来ていましたが、ナブラらしいナブラが出来たのも数回、ここまでやる気を感じないフィッシュイーターを見ることの方が稀で逆に貴重な経験かもしれません。

どれだけ活餌の確保が完璧でも、肝心のフィッシュイーターにやる気がないのでは釣りになりません。

この日は早々に青物狙いは諦め、ウルメイワシやメッキなどの回遊を待ち、サビキ釣りに専念することにしました。

すると、シラススキンのサビキ仕掛けを付けた竿が妙な動きをしていました。

食い上げるわけでもなく、引くわけでもありません。

竿先がオモリの重さでしなっているのは、他のサビキ仕掛けを付けた竿とほぼ変わりませんが、なぜかシラススキンのサビキ仕掛けを付けた竿だけ横にピクピクと動きます。

若干風はあったものの、竿先が左右に振られるほどの風速ではなく、一見すると風に流されているようにも見えるんですが、明らかの他の竿とは違う動きです。

家内に、「その竿(揺れている竿)上げてみ…」と、仕掛けをチェックしてもらおうとした時…

あぁ!…ちょっと待った!

これボラだろ…

ボラかもしれんから、構えてゆっくり上げて(竿を)み…

予想はドンピシャ、家内が竿を上げた瞬間に大暴れ。

選手交代しますが、かなり引きは強くシラススキンのサビキ仕掛けなので、トリックサビキのハリスよりは太いものの、いつ糸が切れてもおかしくない状況でした。

慎重に10分ほど格闘しますが、家内がチビ(身長140cmほど)な上に、この時はド干潮…

干潮での潮止まり後、20分ほどしか経っておらず、海面が低過ぎ地味にタモが届かない…

私がタモ入れをすれば完全に届きますが、ボラが暴れた時の対処が家内では…

ボラをコントロールすることを選ぶか、タモですくうことを選ぶか…

家内にタモを任せボラを何とか浮かせますが、あと一歩でタモが届かない…

海面からボラが出てしまえば、確実に暴れてハリスが切れる…

仕方がないので、しばらくボラを泳がせ疲れさせます。

良い感じで動きが鈍くなってきたので、再びタモ入れにチャレンジします。

何とかタモ入れに成功し釣り上げることが出来ました。



前週の釣行も、青魚、青物感を感じない釣果でしたが、この日は輪を掛けて青魚、青物を感じないといいますか、青魚すら釣れていません。w

本来であれば、サビキ釣りで青魚、泳がせ釣りで青物…これを狙って釣りに行っているのですが、ある意味それだけ魚影が濃い…とも言えますが、何か今一つ足らないような物足りなさを感じる釣行でした。

ボラを釣った時点で、かつてないくらいやる気を感じない青物と思われるフィッシュイーターは北条湾内に居ましたが、そもそもボラを捌くだけでも面倒な上に、万が一青物…となると魚を捌くだけでなく、食べるにも困るので後ろ髪を引かれながら、この日はここで納竿としました。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2023年10月8日 北条湾釣行 釣果


こちらはこの日釣れた魚種です。

2023年10月8日 北条湾釣行 釣れた魚種


ボラは50cmほどで、ボラは50cmを越える老魚のことをトドと呼びます。

オオモンハタが30cm弱で、ご説明は不要かと思いますが、右下のこじんまりと並んでいるのはトウゴロウイワシです。

兄妹猫の朝食は、オオモンハタとボラのアラを焼いてあげました。



捨てるのも勿体ないので、アラから身が取れるサイズの魚の時は、兄妹猫のご飯用にアラを焼いてあげるのですが、青魚、青物以外の魚のアラはだいたい外します。w(食べてくれない)



ツイート(ポスト)にもありますように、ハタ系の魚は幻の高級魚…とも呼ばれ、見た目の純白の身の美しさだけではなく、味も濃く刺身、焼き、煮付け、干物等、どういう食べ方でも非常に美味しい魚なんですが、普段は釣って来た魚を焼き始めると終始鳴きっぱなしの兄猫がこの日は私の近くをウロ付くものの、一切声を出しませんでした。

嫌な予感がしながら、ほぐし身を作りましたが、嫌な予感は的中しました。w



兄妹猫の夕食は安定のトウゴロウイワシを焼いてあげました。



我が家の兄妹猫は、青魚とトウゴロウイワシやカタボシイワシが一番お好みなようです。



そして、今回の魚料理は、本来は翌日も釣りに行くつもりでいましたが、あまりに魚を釣る上での状況が悪過ぎて、本当に釣りに行くだけ無駄…状態だったので、翌日の釣りは断念したため時間的な余裕も出来たので、品数豊富に作ってみました。



魚料理① オオモンハタのタタキです。

オオモンハタのタタキ

オオモンハタのタタキ

オオモンハタのタタキ


幻の高級魚と言われる所以でもありますが、メバルやカサゴなどにある磯臭さもなく魚の濃い味と甘味が特徴です。

また、血合いの部分がほとんどなく、見た目的には純白でキレイな身ですが、先述しました通りこのキレイな白身が泳ぎが苦手な魚である証なんです。

血合いの部分がほとんどない…イコールで筋肉量が少ない魚なんです。

瞬発力はあっても持久力がない証が、美しい純白の身の色なんです。

魚料理② ボラのお刺身。

ボラの刺身

ボラの刺身

ボラの刺身


ボラは居付き型と回遊型のボラがおり、北条湾で釣れるボラは越冬、産卵のために爆食いをするために、外海から一時的に北条湾へやって来る個体がほとんどです。

河口付近やヘドロが堆積している海域に居付いているボラは、身に臭みがある個体が多いですが、普段は外海で生活している回遊型のボラは身に臭みはなく、今の時期の冬支度をしているボラは「寒ボラ」と呼ばれ、尋常ではない量の脂を溜め込みます。

目が見えなくなるほど脂を溜め込むこともあり、寒ボラは春先から夏に掛けてのボラと本当に同じ魚なのか…と疑ってしまうくらい味が変わり、今の時期のボラは絶品です。

先述しました、このボラがサビキ仕掛けに掛かった時に、竿先が変な動きをしていたのは、溜め込んだ脂で目が見えにくくなり本人(ボラ)はサビキ仕掛けをエサだと思い込み食べたのに、その場から動けない理由が分からず右往左往している状態です。

竿(サビキ仕掛け)を上げ、釣り上げられそうになった時点で、ボラ自身が異変に気付くので一気に暴れます。

元々、性格も大人しく俊敏な動きを得意としておらず、青物が青魚を追うようなエサの食べ方をボラはしません。

雑食性ではありますが、ボラの主食は藻で本来は海底に生えていたり、沈んでいる藻を地味に食べる魚です。

この藻を食べる時に、海底の砂や泥を一緒に食べることから、河口付近やヘドロが堆積している海域のボラはどうしても身に臭いが付いてしまいます。

夏場のボラの身は、もっと透き通るような白身ですが、今回の寒ボラはまるで養ブリ(養殖もののブリ)の身にそっくりです。

身に脂がのっているのがお分かり頂けると思います。

ちなみに、味も養ブリに近く非常に甘味があります。

魚料理③ ボラの腹身の塩焼き。

ボラの腹身の塩焼き

ボラの腹身の塩焼き

ボラの腹身の塩焼き


どの魚でも同じですが、魚の部位の中で一番脂がある部位です。

塩を振るだけで、ご飯が何杯でも食べられる感じです。

今回はこれに一手間加えた魚料理も作りました。

魚料理④ ボラのヘソの刺身。

ボラのヘソの刺身

ボラのヘソの刺身

ボラのヘソの刺身


先述しましたが、ボラの主食は藻です。

想像に難しくないと思いますが、パンダが竹を食べるのと同じことで、藻を食べても消化するのが大変であろうことは容易に想像出来ると思います。

パンダも元々熊なのに、熾烈な食糧確保の闘いから離脱し、誰も食べない竹を食べて生きていけるように進化しました。

ボラも同じように食料の取り合いで争わず平和的な進化を辿っており、低カロリーで誰も食べない藻を食べて生きていけるように進化しました。

その藻を食べる上でボラが進化させたのが胃です。

人間で言う、食道と胃の間に、胃が変化して出来た「幽門」という器官があり、それがボラのヘソであり、そのボラのヘソで食べた藻を磨り潰し消化し易くしています。

ちなみに鳥の砂肝も同じような役割をしており、ボラのヘソの食感はまさに砂肝です。

見た目から「そろばん玉」などとも呼ばれ、1匹のボラから1個しか取れませんので、まず一般市場に流通することはなく、これを味わえるのは釣り師の特権と言っても過言ではありません。

噛めば噛むほど甘味が出てくるような味で、非常に美味でまさに珍味です。

魚料理⑤ 一度で二度美味しいボラの山掛け丼

ボラの山掛け丼

ボラの山掛け丼

ボラの山掛け丼


ボラの中落ち(中骨に残った身)をスプーンで削ぎ落し、それと先ほどの腹身の塩焼きと一緒に叩き、その上にすった山芋、卵の黄身をのせたものです。

「焼き」と「生」のコラボということで、今回は酢飯ではなく普通の白米に盛り付け、ワサビ醤油ではなくたまり醤油を掛けて頂きました。

濃い口の醤油と良く合い激ウマでした。

ここからは、1回で食べ切れなかったボラの刺身をリメイクした魚料理です。

魚料理⑥ ボラの刺身のカルパッチョ。

ボラの刺身のカルパッチョ

ボラの刺身のカルパッチョ

ボラの刺身のカルパッチョ


単純に生野菜と和えただけですが、今回はこれにゴマのドレッシングを掛けて食べましたが、ボラに限らずゴマと魚は非常に相性が良いと感じています。(特に青魚・青物)

釣った魚を刺身にする場合に、すったゴマと和えたり、ゴマのドレッシングを掛けてみたり、宜しければゴマと組み合わせて食べてみて下さい。

お勧めです。

最後は、魚が苦手なお子様でも食べられる一品です。

魚料理⑦ ボラのフライのフィレオサンド。

ボラのフィレオサンド

ボラのフィレオサンド

ボラのフィレオサンド


ボラの刺身をフライにし、バターロールにチーズ、コールスロー、タルタルソース、ボラのフライを挟んだものです。

ボラの身自体に臭みやクセがないので、非常にパンとの相性も良いです。

魚が苦手なお子様などには、是非お試し下さい。

釣ったばかりのボラは、独特の生臭さがありますが、その生臭さの原因はボラの体表のヌメリが原因です。

しっかりと血抜きをし、鱗を剥ぎ、丁寧に皮を取り除けば、ボラの身には臭みはありません。

繰り返しになりますが、今の時期のボラは味が絶品な上に釣り易く、たかが50cmのボラでこれだけの魚料理が作れます。

ボラは不思議なもので、狙って釣ろうと思うと中々釣れないのですが、サビキ釣りをしていると意外にも結構針掛かりします。

サビキにボラが掛かってしまった時に、「ボラか…」と思わず是非持ち帰って食べてみて下さい。

皆様も折角釣り師として釣りをし、魚をたくさん釣っていると思います。

釣った魚の味しかり、魚を捌くことでいろんな発見もあり、それが釣れる釣り師になる秘訣でもあります。

苦手な方もいらっしゃると思いますが、特に魚を捌いた際は胃袋の中の確認をお勧め致します。

実際に釣った魚がどういったものを食べているのかを知ることで、その魚を更に釣り易くするヒントが詰まっています。

今シーズンは青魚、青物が釣りにくい状況ですが、次こそはボラではなく青物の釣果をご報告出来るように頑張ります。

また、ご報告させて頂きます。

2023年10月8日午前6時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年10月8日午前6時半頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitter(X)アカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  ヘダイ  マダイ  ウルメイワシ  カタボシイワシ  トウゴロウイワシ  青魚  

【三崎港・北条湾】時化の影響か青物は現れず大潮らしからぬ魚の動きでした(2023年10月1日)

こんにちは。

今シーズンの秋の青物釣りは、幸先良く9/39/10と二週続けてショゴをGET!し、スタートダッシュを決めたものの、その後が続きません。

【参考】
明け方にメッキ入れ食い&今シーズン初の青物をGET!(2023年9月3日)
前週に続きメッキ入れ食い&2週連続でショゴをGET!(2023年9月10日)
2023年度シルバーウィーク4回の釣行まとめ(2023年9月17日・18日・23日・24日)

青物が釣りにくい原因の一つとして、潮の動きが関係しています。

マヅメ時から日の出後1時間の間に、干満問わず潮止まりのタイミングが重なり、本来であれば魚が一番活発に動く時間帯に潮の動きが止まってしまいます。

こちらは、去年の同じ時期にカンパチを釣った日のツイート(ポスト)です。



大満足の1匹・70cmのカンパチをGET!(2022年10月16日)

こちらは今シーズン、二週続けてショゴを釣った日のツイート(ポスト)です。



前週に続きメッキ入れ食い&2週連続でショゴをGET!(2023年9月10日)

そして、こちらがこの日、釣りを開始する時のツイート(ポスト)です。



各ツイート(ポスト)内の、潮見表のキャプチャー画像に注目して頂きたいのですが、未明から明け方に掛けての潮止まりのタイミングが、カンパチ、ショゴを釣った日は、マヅメ時前に潮が止まり、この日は日の出の時刻の直前で潮の動きが一旦止まっています。

潮止まりの時刻を基準とし、その前後30分はどうしても魚の動きが鈍くなります。(潮が止まるまでの30分と再び潮が動き出した後の30分)

青魚や青物は特に潮の動きに敏感な魚ですので、潮の動きが鈍くなると露骨に食いが渋くなります。

マヅメ時、陽が昇り始め、徐々に明るくなる薄暗い時から、日の出を迎えてその後1時間程度が一番青魚、青物共に動きが活発になる時間帯です。

私は釣りを生業としているわけではありませんので、海の状況、気象の状況、狙う魚の動き等々、釣りをする上での条件が一番良い時に必ず釣りが出来るわけではなく、船釣りなどのようにある程度魚が釣り易い状況をお膳立てされた釣りでもなく、陸っぱりからそれなりのサイズの魚を釣るとなると、ほんの些細なことで魚が釣れる釣れないが左右されてしまいます。

ある意味、好条件でも悪条件でも与えられたフィールドの中で、魚との知恵比べをすることも、こういった陸っぱりから大物を狙う釣りの醍醐味でもあるのですが、とは言え釣りに来ている以上、出来れば毎回釣果は上げたいものです。

一言で潮の動き…と言いましても、上記のように干潮や満潮で潮の動きが止まるタイミング、潮汐の種類、所謂大潮、中潮、小潮、若潮、長潮などがありますが、潮汐と潮止まりで言いますと、潮汐よりも潮止まりの方が、魚が釣れる釣れないには大きく影響します。

潮汐の種類で大潮と小潮では、当然大潮の方が魚の動きは活発になりますが、魚の動きに差はあれど潮さえ動いている時間であれば、それなりに魚達の活性は上がります。

しかし、潮止まりでは、文字通り潮(動き)が止まります。

先ほど申し上げましたが、潮止まりの前後30分、潮止まりの時間に向けて徐々に潮の動きが鈍くなり何れ止まります。

一旦潮が止まり、再び徐々に潮が動き始めます。

マヅメ時に入り陽が昇る(日の出)まで、約1時間程度掛かります。

そして日の出の時刻を迎えてその後1時間、この計2時間の間が青魚、青物共に活性が上がり易く勝負の時です。

カンパチやショゴが釣れた日とは違い、この日も先述しました通り、マヅメ時から日の出後の1時間、勝負の時の計2時間の間に潮止まりのタイミングが重なり、勝負の2時間のうち1時間は無駄になってしまいます。

当然釣れる確率は下がり、非常に釣りにくい状況が生まれます。

今シーズンは10月、11月と、全ての日曜日がそうではありませんが、ほとんどの日曜日が、このマヅメ時から日の出後1時間の間に潮止まりの時を迎えます。

前振りが長くなってしまい恐縮ですが、この日の釣行を見ていきたいと思います。

この日は上記の潮の動きの問題にプラスして、時化という状況でもありました。

外海が荒れると、良い点としては、普段は北条湾内に入って来ない魚が、時化により一時的に避難の目的で北条湾などの湾や入り江に逃げ込み、思いもよらない釣果に繋がることがあります。

悪い点として、上記とは逆に普段は北条湾内に定期的に入って来ている魚達が、時化の影響で各餌場を回遊するルートが変わり、全く湾内に入って来ない…という状況に成り得ます。

一匹も魚がいない釣り堀で、何時間釣りをしても魚は絶対に釣れません。

その釣り堀で釣りをしている状況と何ら変わりません。

早速釣りを開始しますが、釣りを開始した時のツイート(ポスト)の定番になりつつあるこのお二方が早速登場。

第一投目からいつものこの方です。



そして、釣り開始時には既に車の下でスタンバっていたこの方。



ネンブツダイしか釣れないので、早くもネンブツダイに飽き始めます。



ある程度お腹も満たされ、寝床へ帰ったのか、他の釣り人の方のところへ行ったのかは分かりませんでしたが、私達の元からはいなくなってしまったので、風も強まってきたことなどもあり、午前4時半頃まで車で仮眠することにしました。



前々週は、まだ未明にいた、恐らくカマスと思われるフィッシュイーターの存在は確認出来ましたが、この釣行の前週とこの日は、未明にいるフィッシュイーターは確認出来ず、もしかすると北条湾から離れたかもしれません。

こういうこともあり、釣りに行く時間こそ変えていませんが、釣りを開始して様子を見て、ネンブツダイ以外の魚が釣れる気配がない場合は、ここ数回の釣行から午前4時半頃まで仮眠するようにしています。

今シーズンの傾向の一つですが、午前4時半以前に釣りをしても、釣りをするだけ無駄という状況で、恐らくネンブツダイ以外は何も釣れないと思います。

チョイ投げなど、虫餌での投げ釣り等は試していませんが、少なくともサビキ、泳がせでの釣果は望めないと思います。

午前4時半過ぎに釣りを再開しましたが、かなり久しぶりですがカタボシイワシがヒットします。



今シーズンは北条湾内にカタボシイワシはほとんど入って来ませんが、周辺海域にはおりこの日は時化の影響で湾内に入って来たものと思われます。

カタボシイワシに続き、トウゴロウイワシウルメイワシと続きます。





大潮とは思えない食いの渋さでしたが、地味にトウゴロウイワシウルメイワシが釣れ続けます。

日の出の時刻を回り、意外な魚達がヒットします。

この日の釣行で、一番良かった出来事でした。

まずはマダイの幼魚、チダイ、カスゴ、チャリコなどと呼ばれますが、小さくても釣ったばかりの鮮やかなピンク色、姿形が本当にマダイは美しいと思いました。



次はヘダイです。



シロチヌ(白チヌ)などとも呼ばれ、銀色のフォルムが、こちらもまた非常にキレイでした。

この2匹の鯛が釣れたということが、非常に良かった出来事で、磯焼けがだいぶ改善されてきた証と言えると思います。

数年前、岸壁の縁にビッシリといたウニをここ数年見掛けません。

恐らく地元の漁業者の方々の駆除、ウニの利用促進が図られ、以前の北条湾に戻ってきたものと思われます。

磯焼けが酷くなる前は、北条湾では今の時期から春先くらいまで、虫餌でチョイ投げをすると良く釣れたのが鯛系の魚でした。

釣果を挙げることが難しい時期に、チョイ投げとは言え釣りを楽しませてくれる魚の一つが鯛でした。

ここ5年くらいは、晩夏から晩秋まで青物やカマスが北条湾内に入って来るようになり、そちらの釣りが主体になっていますが、次回以降チョイ投げもどこかで久しぶりに試してみようと思っています。

この日は強風の中、泳がせ釣りの活餌にするトウゴロウイワシだけは順調にストック出来たので、幾分粘ってみたのですが時化の影響もあってか、青物と思われるフィッシュイーターは姿を現わしませんでした。



早いもので、この日の釣行から10月です。

年々、青魚も青物も、北条湾内にいる時間が短くなっており、そういった意味での釣りにくさもある中、今シーズンは冒頭でお話ししました、潮止まりのタイミングが良くない日が多いです。

日曜日だけで数えましても、釣りに行ける日が11月末までで10回を切っています。

2ヶ月…と考えますと、だいぶ時間があるように感じますが、回数で考えますと悠長なことを言ってられる場合ではなく、今シーズンは異常なまでに上昇した北条湾内の海水の温度も、これから一気に下がっていくと思われます。

こういう、極端な海の中の変化も、魚達にとっては良いことではなく、突然今まで釣れていた魚が釣れなくなってしまう要因にもなり兼ねません。

今シーズンはスタートこそ良かったですが、ショゴレベルではなく、やはり成魚サイズの青物を釣りたいところです。

この日の釣果はこんな感じになりました。

2023年10月1日 北条湾釣行 釣果


大潮らしからぬ感じで、全体的に食いが渋い…というよりも、群れの数が少ない印象を受けました。

恐らく強風による時化の影響もあったと思います。

こちらは、この日釣れた魚種です。

2023年10月1日 北条湾釣行 釣れた魚種


左上がヘダイ(平鯛)、左下がマダイ(チダイ・カスゴ・チャリコ)、右上がカタボシイワシ、右の真ん中がウルメイワシ、右下がトウゴロウイワシ(ボライワシ)です。

この日はフィッシュイーターが姿を現わさなかったので、地味にトウゴロウイワシが釣れ続け、もう要らん…というくらい釣れてしまったので、鯛2匹とウルメイワシは人間が頂き、兄妹猫にはトウゴロウイワシとカタボシイワシを分けてあげました。

兄妹猫の朝食は似非イワシコンビです。



ツイート(ポスト)にもありますが、トウゴロウイワシとカタボシイワシはイワシを名乗っていますが、全くイワシと関係ない魚です。

見た目がイワシに似ていることから、イワシの名が付いていますが、トウゴロウイワシはギンイソイワシという魚の仲間で、別名ボライワシとも言われるようにボラに近い魚です。

カタボシイワシもイワシに似ていることから、イワシの名が付いていますが、イワシとは全く無縁の魚でニシンに近い魚でサッパの仲間です。

体格も違いますので、当たり前の話なんですが、人間が食べて美味い…と思うものが、必ずしも猫も美味いと思うわけではなく、脂があっても青魚レベル、我が家の兄妹猫が一番好んで食べるのがカタボシイワシやトウゴロウイワシなんです。

この日は帰宅が遅くなってしまったこともあり、朝食…と言っても、実際にご飯を食べたのは午前11時近くなってしまいました。

大好きなトウゴロウイワシの匂いと、お腹が減っていたこともあってか、普段はカメラの後ろで待機しており、家内が抱っこしに来るのを待っている妹猫がフライングで登場してしまいます。



満足してくれたようで何よりでした。

兄妹猫の夕食は、トウゴロウイワシのみなんですが、トウゴロウイワシはその身の色合いからも脂感をあまり感じませんが、今くらいの時期から冬に掛けては、トウゴロウイワシなりに脂がのります。



ツイート(ポスト)内の指に身をのせている写真ですが、白い部分はトウゴロウイワシの脂の塊です。

家内の指がテカっているのも、トウゴロウイワシの脂です。

このくらいの脂感が我が家の兄妹猫は好みなようです。



人間用の魚料理は鯛2匹で鯛めし、ウルメイワシの刺身にすりゴマを和えたすりゴマ和えを作ってみました。

ヘダイとマダイの鯛めし


特に出汁などは入れず、腸を取り除いた各鯛をご飯と一緒に炊いていきます。

炊き上がったら一度鯛を器に出し、鯛の身をほぐしてお米と混ぜ合わせれば鯛めしの完成です。

ヘダイとマダイの鯛めし


出汁などは入れなくても、鯛の風味は十分に感じられます。

お好みで軽く塩を振って食べると、より鯛の風味が強くなります。

今回はこの鯛めしの上に、軽く叩いたウルメイワシの身をすりゴマと和えた、すりゴマ和えをのせて丼物にしました。

ウルメイワシのすりゴマ和え


鯛めしの上にウルメイワシの刺身にゴマを和えたものをのせていますので、お好みではありますが、ワサビ醤油ではなくたまり醤油など、濃い口の醤油を垂らして食べるのがお勧めです。

ゴマの風味とウルメイワシの身の甘味、鯛の出汁を吸った米と鯛の身が良く合い激ウマでした。

今シーズンは記事冒頭でお話し致しました、明け方に潮止まりのタイミングを迎える日が多く、イマイチスッキリしない釣れ方の釣行が多く、今後も同じような状況が続き魚が釣りにくいと思います。

早いもので10月に入り、青物が狙えるチャンスも少なくなっていきます。

昨年は本記事を執筆している日(2023/10/9)辺りから本格的な青物ラッシュが始まりました。

釣りにくい状況に変わりはありませんが、やはり今の時期は釣り行かずとも釣りのことばかり考え、興奮は禁じ得ません。

無駄に鼻息が荒いですが、なるべくTwitter(X)ブログをご覧頂いております皆様にも、興奮出来る釣果を目指し頑張って釣りに行きたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2023年10月1日午前7時半頃の北条湾岸壁周辺の様子
2023年10月1日午前7時半頃の花暮岸壁周辺の様子

QRコード
この記事をスマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらからどうぞ。

釣行時リアルタイムで更新・釣り専用Twitter(X)アカウント(ライブ配信も行っております)

トリックサビキでのサビキ釣りのやり方(動画)

ツイート内の釣り場につきまして

コメントの投稿につきまして

釣り場のゴミと北条湾にいる動物について

釣行時のライブ配信につきまして

他の釣り場との違い・北条湾という釣り場の特徴




釣りブログを検索
にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ


テーマ : 釣り    ジャンル : 趣味・実用


10-2023
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

09   11

本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
【猫とウサギ】お礼とお知らせ
【ウサギの家族】ママウサギ永眠

※当ブログはリンクフリーです。釣りのみの記事をご要望の場合「釣りの記事のみのRSS」をご利用下さい。ブログ記事内に掲載してあります、TwitterInstagramYouTubeTikTokのリンクにつきましてもリンクフリーです。ブログ内の写真につきましては転載不可となっております。ご利用をご希望される場合は、メールフォームよりお問い合わせ下さい。

■猫とウサギと釣りに関して端的に動画像を投稿しています
Instagram

■猫とウサギと釣りに関する動画を投稿しています
猫とウサギと釣りの動画(YouTube)

■釣行時の状況をデータを踏まえてリアルタイム配信しています(宜しければフォローをお願い致します・釣行時ライブ配信も行っております)
@kic_iwashi Koichi Otsuka on Twitter(釣り専用)

■我が家の猫が「TBSテレビ・トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!」に出演しました(先代猫)
猫の夏ちゃんの動画がTV番組で紹介されました

■我が家のウサギの親子が「うさぎの時間」というウサギ専門誌に掲載されました
うさぎの時間に掲載されました

■50歳を目前にしたオッサンが何を血迷ったかTikTokを始めました
Koichi Otsuka on TikTok

ご質問・お問い合わせはこちらからどうぞ(WEB上には表示されません)

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログの更新通知を受け取れます

更新通知を受け取れます

全ての記事のリンク
投稿順で全ての記事のリンクが表示されます
スマホ・タブレットでご覧頂く場合はこちらから
QR
最新記事
【三崎港・北条湾】カタクチイワシの群れが離れて二週間…新たな兆しが見えてきました(2024年4月13日) Apr 18, 2024
【三崎港・北条湾】いよいよ1年で一番魚が釣りにくい時期がきてしまいました(2024年3月31日・4月7日) Apr 14, 2024
【三崎港・北条湾】いよいよ魚達が動き始めました(2024年3月24日) Mar 31, 2024
【三崎港・北条湾】なぜか頑なにカタクチイワシの群れが湾の奥から移動しません(2024年3月17日) Mar 24, 2024
【三崎港・北条湾】相変わらずカタクチイワシは湾の奥に集まっていました(2024年3月10日) Mar 17, 2024
ブログ内画像一覧
人気記事
コメント
リンク
北条湾ではこんな魚が釣れます
GIF画像のリンク先は釣果があった時の動画(ブログ記事)です。各釣行の詳細は動画内のリンクよりご覧下さい。
サビキ釣りを楽しもう!(猫とウサギと釣りのブログ)

サビキ釣りでワカシ(ブリの幼魚)

サビキ釣りでアカネキントキ(稚魚)

サビキ釣りでボラ(トド)

サビキ釣りでチカメキントキ(稚魚)

チョイ投げでタイワンガザミ

サビキ釣りでギンガメアジ(メッキ)

チョイ投げでヘダイ(シロチヌ)

チョイ投げでイイダコ

サビキ釣りで釣った小魚をエサにイナダ(ブリの幼魚)

サンマの切り身をエサにウキ釣りでカマス(アカカマス)

サビキ釣りで釣った小魚をエサにマゴチ

チョイ投げでマハゼ(落ちハゼ)

サビキ釣りでメバル

サビキ釣りでオオモンハタ(幼魚)

サビキ釣りでイサキ(稚魚)

サビキ釣りでカタボシイワシ

サビキ釣りでメジナ(グレ・幼魚)

サビキ釣りでムツ

サビキ釣りでセイゴ(スズキの幼魚)

サビキ釣りでウミタナゴ

チョイ投げでマダイ(幼魚)

サビキ釣りで釣った魚を活餌にヒラスズキ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にカンパチ

サビキ釣りでコノシロ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にクロアナゴ

サビキ釣りでミナミハタンポ

サビキ釣りでメアジ

サビキ釣りで釣った魚を活餌にショゴ(カンパチの幼魚)

サビキ釣りで釣った魚を活餌にイトヒキアジ(イトヒキダイ)

サビキ釣りにまさかの「歳なし」のクロダイ

【番外編】サビキ釣りで釣った魚をエサにアカエイ 北条湾では死にエサや活餌でも活餌が弱ってくるとエイの格好の餌食になります。

青魚(アジ・サバ・イワシ)、毒魚、頻繁に釣れる外道扱いの魚種は掲載しておりません。
月別アーカイブ
釣り専用【X】アカウント
リアルタイムな釣行・釣果情報をお伝えします。