被曝の恐れ顧みず全員志願…米軍司令官が秘話
「被曝(ひばく)するかもしれないが、志願者はいるか」
フィールド司令官が東京・横田基地でパイロットらにこう問いかけたのは震災から3日後の3月14日。
福島第一原発周辺の放射線量計測のための飛行を命じた際のことだ。
放射能漏れの実態はまだよくわからず、大量被曝の恐れも否定できない中での任務だったが、パイロットらは全員が参加を志願したという。
計測された放射線量は日本政府に伝達され、事故への初期対応策定で活用された。
司令官は、自分たちの家族の安否も分からない中、被災地での任務を続けた自衛隊員のことを「本当に英雄的だった」と称賛。
「(自衛隊を)側面支援できたことを栄誉に思う」とトモダチ作戦を振り返った。
(読売新聞)

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