道に捨てられた猫を犬が救う、猫たちが入った袋くわえ飼い主のもとへ
助かる見込みの少ない中、そんな猫を救った犬がいるそうです。
猫たちはその後アニマルシェルターに引き取られ、元気にすくすくと育っています。
アニマルシェルターのラクーン・バレー・アニマル・サンクチュアリーなどによると、子猫を救ったのは、米アイオワ州マディソン郡で暮らす犬レーガン。
飼い主の女性の話では、3か月前のある日、レーガンはキャットフードの袋を口にくわえて自宅まで戻ってくると、彼女に何か訴えるように鳴き始めました。
袋に近付いてみると、中から聞こえてくるのはか細い猫の声……。
何ごとかと袋を開けてみると、中からは死んでしまった子猫たちと一緒に、血まみれになった2匹が出てきたのです。
どうやら猫たちは心ない人にキャットフードの袋に詰め込まれ、車の往来の激しい車道の真ん中に捨てられていた様子。
全部で何匹いたのかは伝えられていませんが、袋ごと車に轢かれてしまったのか、中には死んでいた猫もいたそうです。
ただ、2匹は奇跡的に目立った外傷はありませんでした。
アニマルシェルターで働くリンダ・ブレークリーさんは「犬の本能は攻撃することよりも、保護すること」と話し、レーガンも血のにおいを嗅ぎ付けたとき、猫の鳴き声に気が付いて守ってあげようとしたのでは、とレーガンの行動を推測しています。
保護された当時はまだ生まれたばかりな上に、かなり衰弱していた2匹。
ミルクを2時間おきに与えなければならなかったほどです。
しかし、ティッパーとスキッパーと名付けられた2匹は、手厚い看護を受けて元気になり、今は里親を捜しています。
どうか温かい家庭に引き取られて、幸せに暮らして欲しいですね。

(エキサイトニュース)
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