世界初、サメの自然交配種を発見、気候変動に適応か-豪州沖

サメの交配種が見つかったのは世界で初めてだといい、サメが気候変動に順応していることをうかがわせる発見だと解説している。
クイーンズランド大学などの研究チームは東部クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州沿岸から2000キロの地点で、メジロザメ科の「カマストガリザメ」と「オーストラリア・カマストガリザメ」の交配種を発見。
DNA鑑定や計測によって、57頭の交配種が生息していることを確認した。
この両種は似通っているものの、遺伝子的には別々の種類だという。
通常、小型のオーストラリア・カマストガリザメはオーストラリア北部の熱帯海域に、大型のカマストガリザメは南東部沿岸の亜熱帯および温暖海域に生息する。
しかし研究チームでは、この両種が種の交配によって環境の変化に適応できるようになったと見ている。
今回の発見により、ほかの種類のサメやエイも環境の変化に適応して交配種が生まれる可能性があることが分かったと研究チームは指摘。
今後はさらに詳しい調査を行って、交配種の適応性を調べる予定だという。
(CNN)
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