国内のメダカは2種類だった…遺伝子が違う「北日本集団」
論文はドイツの魚類学専門誌に掲載され、新種として認められた。

南日本集団
南日本集団:本州の太平洋沖や山陰などに分布するメダカ

北日本集団
北日本集団:背びれの切れ込みが小さく、ウロコの輪郭に黒い線が浮かぶ新種のメダカ
近畿大が2012年6月4日に発表した。
このメダカは「北日本集団」と呼ばれ、それ以外の地域の「南日本集団」とは遺伝子に違いがあることを、酒泉満・新潟大学教授が1980年代に報告した。
しかし、形態の違いは詳しく調べられず、日本のメダカは学名「オリジアス・ラティペス」の1種類とされてきた。
近畿大大学院生の朝井俊亘(としのぶ)さんらは、3年間かけて全国50か所で約600匹を採取。
北日本集団には、
〈1〉オスの背びれの切れ込みが小さい
〈2〉ウロコの輪郭が網目状に黒っぽい
〈3〉尾の近くに斑点がある
という独特の特徴があることがわかった。
(読売新聞)
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