半月も経つと釣れる魚もガラッと変わってしまっていたりするのですが、なんとか青物(アジ・サバ・イワシ等)を釣りたいな…と少し出遅れながらいざ城ケ島へ。
今回は好調で釣り開始10分足らずで15cm弱のサバが入れ食い。

開始早々から入れ食い
小一時間もすればご覧の感じの釣果でした。

サビキと言えばカゴや網を疑似餌の付いたサビキ仕掛けの頭に付けて、そのカゴや網にコマセを入れて釣る方もいると思います。
サビキで入れ食いになると、仕掛けを投入した瞬間に当然釣れます。
目の前に魚の群れが来ており、入れ食い状態の時にいちいちカゴや網にコマセを入れるのは面倒なので私は疑似餌の付いていない、金色か銀色のサビキ針を仕掛けごとコマセに潜らせる釣り方をしています。

正式な道具の名前は分かりませんが、このコマセを乗せてある緑色の台にはエサつけ名人と書いてあります。
※同じような商品:スピード餌ツケ器
この台に解凍したコマセを乗せて右手に竿、左手にサビキの仕掛けの一番下に付いているオモリを持ち、道糸や仕掛けが遊ばないように、オモリを引っ張り糸を張った状態でコマセの中に仕掛けを潜らせます。
こうすることで、だいぶ手間が省けます。
エサの付か方の参考にどうぞ。
また、カゴや網を使うとオモリ以外のコマセの重みで釣り上げた時のバランスを崩しやすくなったり、道糸、ハリスが切れやすくなったりします。
宜しければお試し下さい。
以外と入れ食い状態で興奮し、忘れがちになるのがトンビ対策。
かつて私も置いてあるルアーを持って行かれたことがありました。

バケツを使う方は必ず蓋をすることをお勧めします。
タオルを被せておくだけでもOKです。
魚が直接見えないようにしておきましょう。
1時間ほどで最終的な釣果はこんな感じでした。

サバ14匹、アジ5匹、オマケのグレ(メジナ)1匹。
サバは一番大きなもので20cmくらいありました。
どの魚も、変な言い方ですがサイズが大き過ぎてそのまま唐揚げとはいきませんでした。
メジナは半身を塩焼き、残りを刺身と唐揚げにしました。

メジナの刺身

サバとメジナの腹身の唐揚げ
サバは大中小に分けて、小は唐揚げ、中は塩焼きと味噌煮に、大はフライにしました。

サバの塩焼き

サバの味噌煮
味噌煮はサバが大きく、もっと脂がのっている方が美味しいかもしれません。今回は少し小さ過ぎたかも…w
アジはサバの大と一緒にフライにしました。
サバもアジも鱗が無いので流水でぬめりを取り、腸を取り、背開きで三枚に下ろします。
このサイズですと、中骨以外のヒレや小骨は食べる時に気にならないので神経質に取り除かなくても大丈夫です。
アジには「ゼイゴ」という鱗が変化したものがあります。
アジ科の魚の体の横にある筋のようなものです。
これは取り除いた方が良いです。

ゼイゴの取り方
尾の付け根から頭の方へ包丁を入れるとゼイゴの部分だけ切り取ることが出来ます。
固く気になる部分だけ取り除けば全て取り除かなくてもOKです。(写真の辺りまで取り除けばOK)
あとは胸鰭の付け根から頭を落とします。

この時に腸も一緒に取り除きます。
背開きにするのでお腹を切って腸は出しません。
あとは背びれの付け根に沿ってお腹の皮を切らないように三枚に下ろし中骨を取り除きます。

背開きにしたアジとサバ
これにあとは小麦粉、卵、パン粉を付けて油で揚げれば完成です。

アジとサバのフライ
サバのフライは唐揚げとはまた違い絶品です。
是非、一度お試し下さい。
最後に今回の釣り場は厳密には城ケ島ではなく対岸で釣りました。
地図上の印の場所です。
このシーズンは城ケ島側は駐車場、トイレや売店もあり今回釣った対岸より利便性が良いため混み合います。
城ケ島側が混み合っている場合など私は良く行きます。
城ケ島へ向かって走り城ケ島大橋の料金所手前の交差点を左折。
すぐ出て来る交差点を道なりに右側方向へ行き坂を下ります。
坂を下ると突き当りますので、そこを左折。
少し行くと右に岸壁へ入る道が出てきますのでそこを右折。
そうすると地図上のポイントに辿り着きます。
ただ先にも申し上げた通り、トイレや売店、駐車場はありません。
短時間の釣りには良いかもしれません。
来週も美味しいサバを釣りたいと思います。
■ロップイヤーと猫の動画


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