サビキ釣りと言えば「夏」の釣り…というイメージで寒い中エサのコマセやらの準備に違和感を覚えながらいざ城ケ島・三崎港へ。
現地には午前5時過ぎに到着。
空が薄らと明るくなり始めた頃でした。
さすがに寒いと感じる気温の影響か、全盛期ほど人もおらずムキになって場所取りをしなくて良い感じの釣り人の数でした。
そんな中、5時半頃から釣り開始。
明るくなり始めても天候が曇りと明け方はジャンパー無しではいられない感じでした。

城ケ島大橋方面を撮影
サビキで釣れるイワシを狙ういつもの猫もスタンバイ。w

早朝よりスタンバイ
この日の潮は決して悪くなかったのですが、私が行った時間があまり良くありませんでした。

10/18の潮の状態
画像の潮の満ち引きを表すグラフの色が薄くなっている時間帯が一番潮が動く時間帯なのですが、釣りを開始してからわずか30分程で終わってしまいました。
ハゼ釣りに関しては、この時間以降ピタリとアタリが止まりました。
潮の満ち引きだけが魚の食いに影響するわけではありませんが、この日は露骨にこの時間以降アタリも無くエサをまったく食った形跡がありませんでした。
前回の釣りでハゼ釣りもそこそこの釣果だったので期待しましたが残念な感じでした。
一方、サビキ釣りは好調でした。
ウルメイワシがメインですが、この時期になるとさすがにデカイ。
あまりこの時期までサビキで釣れた経験がないのでサイズはもとより、何が釣れるか最近では楽しくなってきました。
前回の珍客は稚鯛(マダイの稚魚)が釣れましたが、今回はそこそこのサイズのシマアジが釣れました。

ウルメイワシを除いた釣果
上からウミタナゴ、シマアジ、マハゼ、マイワシです。
前回の稚鯛は投げ釣りで、エサはアオイソメで釣れました。
今回のシマアジはサビキで、エサはアミコマセです。
もっと小さなシマアジはポツポツ何度か釣れましたが、このサイズは今年は初めてです。
ウルメイワシを含めた全体的な釣果はこんな感じ。

10/18の全体の釣果
シマアジ、マイワシは数が釣れませんでしたが、まだ回遊はしてきているようです。
ハゼ(落ちハゼ)に関しても、今回はタイミングが合いませんでしたがまだ釣れると思いますし、1日釣っていればそこそこの数は釣れると思います。

シマアジの握り
シマアジは握り寿司にしてみました。
身が締まっていて美味しかったです。

マハゼの天ぷら
数が残念な感じですが、ハゼはいつもの如く天ぷらに。
ここからは捌く疲労が否めず、やっつけ感タップリですがウミタナゴは塩焼きに、ウルメイワシの「大」はフライにしました。

ウミタナゴの塩焼き

ウルメイワシのフライと天ぷら
ウルメイワシは揚げている途中にパン粉が切れてしまい、途中から天ぷらが混じってます。w
最後に、今年は本当にサビキでのイワシ類の釣果が好調だったので、何度か干し物に挑戦しました。
このブログを書いている段階で、まだ干している最中なので別途ご報告したいと思っていますが、今回はウルメイワシの「中」くらいのサイズはウルメイワシの丸干しを作っています。

ウルメイワシの丸干し
丸干しは基本的に「腸」を取り除かず乾燥させます。(干します)
個人的にはサンマの腸が好物なくらい、魚の腸は残さず食べる方なのですが、如何せんサビキで釣った魚の場合、エサのアミコマセをお腹一杯に釣ったイワシが食べていることが多く、そのまま干すとどうしても腸が臭うことがありました。
だいたい一般的な丸干しの作り方ですと、鱗を剥ぎ水洗いして塩水に漬けます。
それを目刺しや頬差しにして乾燥させます。(干します)
今回はアミコマセの臭い対策として腸は取り除いて干しました。
夏の場合室内で一夜干し以外、湿度も高く、外で干すと日差しが強すぎたりして上手く干物類が出来ないことがあります。
秋は干物作りには向いている時期と言います。
日差しも湿度も適度なので失敗が少ない時期です。
サビキでウルメイワシが釣れ過ぎたら保存食として、一度作ってみては如何でしょうか。
一週間以内には今回の丸干しがどうなったかご報告します。
■ロップイヤーと猫の動画


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