先週に続き城ケ島(三崎港)にサビキ釣りに行って来ました。
軽く寝坊し若干出遅れましたが、現地には午前4時半頃に到着。
いつものように準備をし釣り開始…をしたのですが…
この日は肌寒いを通り越して、とにかく寒い。
6月に入ったとはいえ、まだまだ油断はせず上着は余計に持って行った方がよさそうです。
そして寒さに加えてこの日は長潮と潮回りも良くありませんでした。

潮見表
まさか…サビキでボウズ??
と、思うくらい海はベタ凪で、魚の気配を感じません。
しかし、せっかく来たのでダメ元でコマセをガンガン撒き、しばらく様子を見ることにしました。
釣りを始めて15分くらいでアミコマセのブロックの半分くらいを投入。
しかし、願いも虚しく魚の群れはおろか、魚の気配を感じません。
いくら潮回りが悪いからといってここまで魚がいないのも変だな…などと思っていたらアジがヒット!
これを皮切りに、いつもの入れ食いとまでいかないまでも、若干食いは渋かったですがサバも釣れ始めました。
サバの成長は著しく、先週より一回りほど大きなサイズが釣れました。
そして、タイトル通りこの日はアジが好調でした。

6月4日の釣果
いつものように、サイズを選定して小さいものはリリースしました。

サバは三枚に卸してシメサバにも出来るサイズになってきました。
調理に関しては、申し訳ありませんが今週も全てフライにしました。

捌いたアジとサバ

サバとアジのフライ
サバはさすがに厳しいですが、アジはまだこのサイズですと頭から背開きにし中骨も残したままでフライにしても骨は気になりません。
今が一番無駄なく食べられる時期かと思います。
そして、この日は個人的にうれしい出来事がありました。
もう、数年恒例となりつつある春先から秋までのサビキ釣行。
いつも釣った魚を狙う猫がいました。
尻尾の長い茶トラの猫です。
例年ですと、私が釣りに行き始めると既に釣り場に陣取りいろんな釣り人の魚を狙う姿があったのですが、今年は一向にお目に掛かれず、まさか亡くなった…のでは…と少し寂しい気持ちで釣りをしていました。
去年、足に怪我を負ったらしく、半年以上足を引きづっていました。
まさか、それが原因で…などと、釣りに行く度に姿を探すも出会うことが出来ずにいました。
それがこの日、やっと姿を見せてくれました。
去年より痩せており、色も白っぽくなって、高齢であることが伺えますが、この日も元気に釣ったサバをペロリと平らげ、お腹が満たされたら寝床に帰って行きました。

毎年釣り場に現れる茶トラ
野良のようなので、元気に生き抜いてくれることを祈ることしか出来ませんが、元気な姿を見ることが出来てホッと一安心です。
この日も10匹以上は食べたと思います。
来週以降も、釣りに行った際に元気な姿を見せてくれることを祈っています。
ちなみに、海の近くに住んでいる野良猫は当然ながら魚を好んで食べる傾向があります。
皆さんも、もしこういう場面に遭遇し釣った魚を上げる際は、ご自身が良く知らない魚、毒を持つ魚、人間が食べない魚は与えないようにして下さい。
アレルギー反応を引き起こしたり、魚の持つ毒や人間には影響がない物質でも猫には影響がある場合があります。
私もこの猫に限っては自分が釣ったサバ、アジ、イワシ以外は与えていません。
動物愛護の観点からも、やさしく、静かに見守ってあげて頂けたらと思います。
また、こういった猫や鳥のためにも、ご自身で出したゴミ、特に釣り針、釣り糸は必ず持ち帰るようにお願い致します。
釣り糸が足に絡まり壊死してしまった鳥や、釣り針を飲み込んでしまって、口から糸だけが垂れている鳥なども目にしたことがあります。
そこに住む人や動物にも配慮し、今後も楽しく釣りが楽しめたら幸いです。
よろしくお願い致します。
また、ご報告させて頂きます。
■ロップイヤーと猫の動画


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