週末少し天気が崩れましたが、土曜日の午後には雨も上がり日曜日は快晴とはいかないまでも風もなく穏やかな陽気となりました。
土曜日から気温も平年並みと極端に寒くもなく、何より風が無風なのでこの日はいつもより早めに釣りに行き、夜釣りでアジを狙ってみることにしました。
いつもより1時間半ほど早く起床し、いざ城ケ島へ。
10月に入るといつか来るサビキ釣りの終わりが今日なのか…などと思い、些か現地へ向かう足も急ぎ足になってしまいます。
そして現地に到着。
連休中日とあってか、行く時は車も少なく釣り場もガラガラかな…などと思ったら大間違い。
今まで見た事が無いほど人がおり、釣る場所を探すのに少し時間を要するほど釣り人がいました。
ここ数年、春から秋は毎年同じ場所でサビキ釣りをしていますが、こんなに人が居たのを見たのは初めてでした。
当然ながらいつも釣りをしているポイントは、既に他の釣り人が釣りをしており、入り江のかなり奥、普段は釣りをしない場所しか空いておらず仕方なくそこで釣りをすることに。
ちなみに現地に着いたのは午前3時前。
大半の釣り人が連休ということもあり、徹夜組のようでした。
当日の潮はこんな感じ。

潮見表をご覧頂くとお分かり頂けると思いますが、午前2過ぎから一気に潮が動くタイミングになっています。
しかも上げ潮ということもあり、いつもより早めに釣りに出掛けました。
釣り場所に困る状況に、何となく出鼻をくじかれた感もありましたが、海の状況は無風のベタ凪。
コンディション的には悪くはありません。
しかし、肝心の魚の群れの状況ですが、なぶらも無ければ泳いでいる姿も見当たりません。
なんとなく嫌な雰囲気の中釣ること1時間。
撒き餌を撒き続けるも一向にアタリ無し。
サビキ釣りの場合、特段釣る場所が外海に近い場所の方が良いというわけではなく、湾や入り江になっている場所では岸近くをグルグル回遊しているので、近くに魚が居れば撒き餌に釣られて回ってきます。
マジか…本当にもう終了かな…
などと思い諦めムードになる中、連休で翌日も休みということや気温も低くなく無風ということもあり朝マヅメまで粘ることにしました。
アタリも無く釣れない中、この方が早めの登場。
猫に急かされながら釣ること2時間。
ようやくアタリが出始めましたが、釣れるのはサッパ。
あぁ…完全に終了の鐘が鳴る雰囲気…
サッパは全て早くからお待たせしていたニャンコの胃袋へ。
そうこうしているうちに空が薄っすら明るくなり始め、いよいよ最後の頼み朝マヅメへと突入。
すると、少し沖合になぶらを発見!
サッパの群れなら終了だな…などと思いながらジャンジャン撒き餌を撒きました。
見る見るうちに湾内がバシャバシャと音立てながら大群の魚の群れで埋め尽くされました。
もう、釣るより完全に網ですくった方が早い状態。
この群れがマイワシの群れでした。
この状態が小一時間ほど続き、久しぶりの入れ食い状態に。
今回サイズを比較する写真を取り忘れてしまったのですが、この日の釣果はこんな感じです。

持ち帰った魚はマイワシとアジ。
実際に釣れた魚はウルメイワシ、マイワシ、アジ、サッパ、マハタです。
ウルメイワシとサッパは全てニャンコの朝食に。
こちらもかなりの数釣れたのですが、よくそんなに食べられるね…と思うくらいこの日はニャンコの食欲が旺盛でした。
マハタはまだ稚魚なのでリリースしました。

マハタは「幻の高級魚」などとも言われ、お刺身が絶品です。
サビキでも以前そこそこのサイズが釣れ、持ち帰り食べましたがとても美味しかったです。
※【城ケ島・三崎港】サビキでナント!幻の高級魚が!
この日釣れたアジは15cmほどのものが3匹。
マイワシは釣れる大半が20cmほどのものと、かなりサイズが上がっていました。
まだマイワシやアジが釣れたことにホッとすると同時に、水温が徐々に下がってきているようで潮も時間も関係無しに入れ食い状態とはいかず、だいぶ釣れる時間が限定的になってきていると感じました。
朝マヅメ、夕マヅメの潮が動いているタイミングのほんの小一時間程度、一気に岸近くに回遊してきてアッという間に去っていく感じです。
そして料理ですが、マイワシのサイズが上がってきたこともあり、フライや天ぷら唐揚げにしても、さすがに骨が気になるサイズです。
無駄なく食べたい!調理も簡単!ということで、今回は圧力鍋でマイワシの梅生姜煮にしてみました。

マイワシの梅生姜煮
これが絶品でした。
当然骨も気にならず、釣りたてだけにマイワシの風味が邪魔しない程度に強く残り、酒のつまみ、白米とも良く合いました。
圧力鍋さえあれば作り方は簡単です。
300ml程度の水に、醤油大さじ4、酒大さじ3、みりん大さじ2、黒糖黒飴(砂糖)適量、生姜の薄切り数枚、梅干し数個を圧力鍋に入れ軽く沸騰させます。
沸騰したら頭を落とし、腸を抜き、尻尾を切り落としたマイワシを入れ圧力を掛けて30分程煮ます。
30分程圧力掛けて煮たら、火を止めて15分ほど放置。
圧力が抜けたら、鍋の蓋をせず煮詰めます。
汁にとろみが出るか、マイワシに味が染みたら火を止めてお皿に盛れば完成です。
大きなサイズのイワシ類がたくさん釣れた時は、捌く手間も省けオススメです。
最後に3匹釣れたアジはオーソドックスにアジフライにしました。

こちらも久しぶりにアジフライにしましたが、釣りたて、揚げたては本当に美味いです。
今回のマイワシの煮付けは、釣りたてのマイワシで作りたての缶詰を食べているようで個人的には気に入りました。
次回、まだマイワシが釣れるようであれば味噌煮なども作ってみようと思います。
育ち盛りのお子さんには、栄養価的にも是非食べてみて欲しい一品です。
来週もがんばって釣りに行きたいと思います。
またご報告させて頂きます。
■ロップイヤーと猫の動画


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