仕事始め前に、2018年二度目のサビキ釣りに行って来ました。
前日の夜から気温が下がり、自宅を出る頃は2~3度ほどと寒さが厳しい中での釣りとなりました。
この日もいつもと同じ午前2時起床の、現地には午前3時半前に到着。
風は無風で、海は完全なベタ凪、1mでも風が吹いていたら寒さで釣り自体がかなり厳しい状況でした。
いつもは明らかにサビキ釣りをしているのは私くらいなものなのですが、この日はサビキ釣りをしている方、泳がせ釣りの生餌を釣っている方、ルアー釣りをしている方など、珍しくたくさんおり、また正月休みの影響で普段は係留されていない大型船やタグボート、台船などが係留されていることなどから釣る場所も限定されてしまっているため、現地到着時に釣りをする場所が無い状況でした。
大きい方のトイレにも行きたかったため、一旦スルーし城ヶ島の公衆トイレへ。
ついでに、城ケ島側の状況も観察して来ました。
こちらも正月休みのためか、普段あまり見かけない船がたくさん係留されていて、釣りにくそうな中、恐らく泳がせ釣りをしていると思われる方達がたくさんいました。
当然、こちらも釣りをする場所はありません。
早い人ですと仕事始めの1/4、まさかの釣りをする場所探しからの展開に、暮れから年明けに掛けて一日置きにサビキ釣りに来ていたので、場所が無ければ帰ろうかな…と、軽く帰るモードに突入。w
寒さも帰るモードを後押しし、今一度いつもの場所に戻って明らかにマイワシもいなければ帰ろうと7割方帰る気になりながら戻りました。
車を停めて様子見のために岸壁を散策。
帰る気持ちが高まる中、残念ながら?マイワシは湧くという状況ではないものの魚影は確認出来ました。
場所も無いし、泳がせ釣りはしないで隅っこでマイワシだけ釣ってサッサと帰るか…と、簡単にサビキ釣りの準備をし大型船の係留ロープの下で竿を出そうとしたその時…
鳴き声を上げながら釣りのお供が登場。

真下の海の中のマイワシは気になるものの、湧いている状況ではなく泳いでいるのが確認出来るレベルなのでダイブするのを躊躇しつつ、私の方も気になるけど、いつもより岸壁にたくさん釣り人がいるので飛んで来られない…
そんなアオサギのもどかしさがヒシヒシと伝わってきました。
結局、この日のアオサギは係留ロープの上から私の釣りを見て終了しました。w
鳥の話はほどほどに、この日は城ケ島大橋側の潮通しが良い方の場所は若干空いており、そちらで釣りをしようと思えば出来る状況でした。
風もほぼ無風なので寒さ的にも問題ありません…が、敢えていつもの場所で釣りが出来なかったため、湾内の奥でサビキ釣りをしてみました。
マイワシが湧く…や入れ食いという状況ではないものの、動画のペースでコンスタントに釣れます。
先ほども申し上げた通り、気温が低く明け方に掛けてどんどん気温が下がっていたので海水温が下がるのを気にしていたのですが、不思議と海水温はいつもと同じかむしろいつもよりも暖かい状況でした。
家の中の話なのであまり参考にはならないかもしれませんが、この日は水槽で飼っている鯉や金魚が水槽の底でジッとしてしまうくらい家の中でも水槽の水が冷たくなってしまう状況。
※水槽がある部屋は暖房は入っていません。
水槽の水が冷たくなるのことが納得出来る外気温。
そして、ここで少し海水温の話は一旦置いておいて、この日の潮はこんな感じです。

サビキ釣りを開始した時刻

マイワシの群れが入れ替わった時刻

サビキ釣りを終了した時刻
この日は最初に釣れたマイワシは15cm~18cmほどの比較的小さいサイズ。
海面近くを泳ぎ、ピチャピチャ音が立つ感じで針掛かりした時に横に走るか食い上げます。
うっかりすると、食いあげられた時にサビキ仕掛けがメチャクチャになるのですが…w
そして、潮見表のキャプチャー画像の2枚目の、群れが入れ替わったと思われる時刻ですが、この時間帯を境に海面上は静かになり魚影も見えなくなってしまいます。
しばらくアタリが無く、群れが離れたのかと思い「帰るかな…」と思った瞬間アタリが。
ここからのマイワシのアタリは、一気にガツンと真下に潜る感じになります。
竿先を上げてもあまり横に走らず、潜ろうとします。
これはこれで釣り的には楽しいのですが…
釣れるマイワシのサイズはというと、概ね18cm~20cmくらいの比較的大きなサイズです。
それ以降も海面上からはマイワシの魚影は確認しずらく、アタリがいきなり来る…という感じです。
群れが二通り存在する…という話で、両方の群れが混じることもあり、単に回遊するルートや頻度の問題で釣れ方が変わるのではないかと思われますが、不思議と釣れ始めるタイミングと釣れなくなるタイミングは同じような気がします。
潮見表のキャプチャー画像からですと、潮位の変化がこの日はありそうなのですが、短時間で一気に潮が満ちて来るわけではなく比較的時間を掛けて満ちてくるので、現地で海を見ていると潮が動いている実感が無いくらいの緩やかな潮の動きでした。
ここで海水温の話も交えてお話しますと、私は釣れたのに同じ日の同じ時間帯に花暮岸壁ではマイワシがサッパリ釣れない…というお話を頂いたことがあり、少し気になっていました。
そしてこの日はいつもと違う場所で釣りをしたこともあり、少し広範囲に釣り場近くを散策してみました。

上の地図上の黄色の楕円部分は泳がせ釣り等をやられる方が良く釣りをしているポイントです。
青色の楕円がマイワシが湧き、釣りのお供アオサギ等がマイワシを狙うポイントです。
そして赤色の楕円ですが、狭塚川という小さな川が湾内に流れ込んでいます。
以前から、ここに川があり湾内に流れ込んでいるのは知っていたのですが、もしかしたらこの狭塚川がマイワシが通年居付く理由の一つなのではないかな…と思いました。
実際にこの狭塚川が流れ込んでいる湾内の一番奥にもマイワシの群れは無数に居ます。
潮通しの良い花暮岸壁などは海水温が下がりやすく、今の時期ですとマイワシのエサとなるプランクトンなども少ない…しかし、この湾内(正式名称が分からなくてすみません)だと比較的潮の流れも穏やかで海水温の変化があまりなく、川から流れ込むプランクトンもそこそこいるため今の真冬の時期は特にこの湾内に留まっているのかな…と思いました。
当然、海水温が上がり、エサとなるものがあればいろんな場所を回遊すると思われますが、変な話湾一つ向こうの反対側と釣果の差が出てしまう…ということを考えますと、特に寒い時期はこの湾内に留まったままなのかな…と思いました。
盲点というか、川の水が流れ込んでいると逆に海水温が下がるのではないか…などと思ったこともありましたが、そもそもこの広大な海に、こんな小さな川の水がチョロリ流れ込んだところでそんな大きな変化ありませんよね…w
私の偉そうな能書きは置いておいても、ボウズは雨の日中の釣行の1回のみで、他の釣行では数は少なくても必ずマイワシが釣れています。
今回、釣る場所が無く久しぶりにあちらこちらの釣り場を見て回りましたが、マイワシが数釣れているのはこの湾内だけでした。
また、見た目で決定的に違うのは、地図をご覧頂くとお分かり頂けると思いますが、城ヶ島を含めて近場で川はここにしかありません。
その日その日の海の状況によっては、他の釣り場でもマイワシは釣れると思いますが、この湾内にはほぼ100%常にマイワシは居るのではないかと思います。
ただ、どういった状況だとマイワシの活性が上がり爆釣れになるのかは未だハッキリしませんが…
この日は無風のベタ凪だったので、湾内の至るところにマイワシが居るのが良く分かりました。
そして、この日の釣果はこんな感じです。

翌日から仕事始めということもあり、そこそこ釣れたので早めの撤収。
状況としては、サビキ釣りを続ければもっと釣れたと思います。
実際に私がいつも釣りをする場所にいらっしゃった方達はバンバン釣っていました。
そして料理はこんな感じに。

マイワシのフィレオサンド

マイワシのフライ
お刺身系が続いたことや、明日から家族のお弁当も始まるのでマイワシのフライはお弁当のおかずにもしようと思います。
そして、今回も我が家の猫にもお裾分け。
我が家の猫は完全な家猫で、釣った魚に全く興味を示さなかったので今まであげたことが無かったのですが、前回のマイワシのつみれはそれなりに食べたので今回はマイワシを焼いてほぐし身にしました。

生意気にも焦げていると食べないので、腹身と背を焼けるように串焼きに。
マイワシのつみれよりほぐし身の方が好きみたいです。w
釣り場で出会う動物達にはたくさん魚をあげてきましたが、我が家の猫にはあげたことが無かったので、今後はこのほぐし身をつくってあげようと思います。
今のところ、マイワシが釣れなくなる気配を感じません。
今年はマイワシを生餌に、泳がせ釣りで何か釣果をご報告出来たらと思っています。
また、ご報告させて頂きます。
■ロップイヤーと猫の動画


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いつも貴重なコメントありがとうございます。
一応、以前エイが掛かると仰っていたので、竿に紐を括りつけております。
エイではない、釣果報告が出来るようにがんばります。
今年もよろしくお願い致します。
> 明けましておめでとうございます。
>
> Koichi Otsukaさんがよくやられてるイワシポイントでは、ヒラメなどの底狙いの生き餌をやると高い確率でエイが掛かってしまいますので竿を持って行かれないように注意してくださいね。
>
> 底狙いで泳がせるならば、潮が少し動いている湾口付近がおすすめです。
>
> 寒さに負けず頑張ってください!