4月に入り、満開だった桜も散り始め、陸上は完全に春になってきました。
いつも行っている、城ケ島・三崎港に青物が回ってくるのに今しばらく時間が掛かりそうなので、隔週で城ヶ島・三崎港以外の場所に釣りに行っています。
そして、この日は約1年ぶりに川崎・東扇島にある「東扇島西公園」に行ってみました。
駐車場、トイレもあり、高速からすぐ、近くにコンビニもあります。
足場もしっかりしており、有料でもおかしくないくらいの海釣り施設ですが、ナント!無料!



駐車場内に移動販売車による(移動販売車が実際に動くのかは分かりません…どうでも良いですが…)釣り餌を売っている売店もあります。
また、ここは車以外にバスでのアクセスも良いです。
川崎駅から川崎市営バスで「西公園前」行きのバスに乗れば、終点が西公園のほぼ入口。
■川崎市 市バスナビ(川崎駅⇒東扇島西公園前)
終点のバス停の横にコンビニがありますので、バスを降りてコンビニで買い出しをし、西公園内に入る時に移動販売車で釣り餌を購入…なんて流れで事前にいろいろ準備をしなくても、現地でいろいろ調達出来るのも魅力かと思います。
エサ屋のオーナーがその日に釣れている魚を詳しく教えてくれるので、ある程度の道具の準備をしリアルな情報を元に狙う魚を決める…なんていうのも有りかと思います。
私も東扇島西公園にはたまにしか行かないので、このエサ屋のブログを参考に釣る魚種を絞ったりしています。
リアルタイムな釣果情報をほぼ毎日配信してくれています。
■勇竿釣具店(東扇島西公園でのリアルタイム釣果情報)
と、ここまでは東扇島西公園の良い部分をお話致しましたが、個人的見解ではありますが気になる点をいくつかお話させて頂きます。
まず、京浜工業地帯にあることから、東扇島西公園の対岸はJFEの製鉄所があります。

この製鉄所からの臭いや鉄の原料が強風などで飛散し、海面に浮いておりリールに巻いてある糸が著しく汚れる場合があります。
次に通年を通して風の強い日が多いです。
更に先にも申し上げた通り、アクセスも良く釣り場としての環境も整っている上に、施設利用料が無料ということで、休日はとにかく人が多いです。
特に休日の日の出から日没までは、ゆっくり、ゆったりとは無縁の混み具合になります。
休日で空いている日は、真冬の強風の日…とかですかね…w
ただ、ルアーから投げ釣り、ウキ釣り、サビキ、ヘチ釣り等、様々な釣りが出来、実際に釣果が上がることも事実です。
まぁ、そもそも完璧に全てが揃っていて、無料で混まない所などありませんので、どこに重点を置くかということになります。
さて、前置きというか、東扇島西公園のお話が長くなってしまいましたが、この日の釣行はと言いますと、ボウズは免れたものの、厳しい結果となりました。
この日の潮はこんな感じです。
釣りを開始します。 pic.twitter.com/NXpmpnWnFl
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年3月31日
大潮と潮回り的には悪くありませんでした。
先にも申し上げた通り、陽が昇ると人でごった返すので午前1時起床で日の出まで粘る感じで行きました。
この日の釣り方は、ぶっ込みオンリーでエサはアオイソメのみ。
海藻テンビンに丸セイゴの14号の2本針。
これにアオイソメを1匹掛け。
私は元々、このぶっ込みを得意としており、久しぶりの得意分野の釣りにワクワクしていました。
ここで少し仕掛けについてお話させて頂きますと、丸セイゴの14号にアオイソメ1匹掛け…これには意味がありまして、中途半端なサイズの魚は釣れないようにするためです。
シロギスもこの針、エサでも釣れます。
シロギスはおちょぼ口のイメージがあるかと思いますが、この仕掛けで釣れるシロギスのサイズは尺ギス。
30cmオーバーのキスですと、丸セイゴの14号の針も飲み込みます。
それ以下のキスですと、アオイソメの1匹掛けの針から垂れた部分のアオイソメのみ食べてアタリはありますが、釣れません。
カサゴやメバルなど、口の大きな魚は小さいサイズのものも釣れてしまいますが、極力大きなサイズの魚しか掛からないようにしています。
この日も、アタリは一定間隔であり、アオイソメも食い千切られた痕跡は何度もありました。
恐らく、10号くらいの針に変えればもっと釣れたと思います。
バチ抜け※の季節のスズキ釣りは、場所によってはルアーよりアオイソメ1匹掛けの方が食いが良い場合もあります。
※バチ抜け:アオイソメ等のイソメ類が産卵により砂から抜け出し海の中を回遊する現象。バチ=イソメが砂から抜け出すので「バチ抜け」(時期は5月~6月)
話を戻しますと、近々で東扇島西公園で投げ釣りをされる場合は、針はどの種類でも10号程度のサイズの物を使えば、それなりの釣果は上がると思います。
また、私はぶっ込み(投げ釣り)オンリーでしたが、大半の方が投げ釣りとサビキ釣りをやられていました。
サビキではアジ、コノシロ、サヨリが回ってきているようです。
そして、肝心のこの日の釣果ですが…
なんと!マハゼ1匹!
マハゼがきました。サイズは20cm強。 pic.twitter.com/Tx7fA5ThY3
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年3月31日
今まで偉そうに語ったことが全て吹き飛ぶくらいのショボさ。www
本当はアナゴあたりが釣れて蒲焼や天ぷらを作っているはずだったんですが…w
真面目にお話致しますと、このマハゼ、サイズは21cm。
ハゼにしてはそこそこのサイズです。
あと5cm小さいと丸セイゴの14号の針には掛かりません。
このように無用は小物は釣らない、持ち帰らない…偉そうな言い方ですが資源保護の観点からの意味合いもあります。
意図しなくても、どうしても小さい針を使い魚が掛かってしまうと、飲み込まれた時などは死んでしまいます。
あえて、針掛かりしないサイズの針を使っています。
ちなみに、このサイズのハゼであれば持ち帰って当然なのですが、如何せん1匹。
元気ならリリースしようと思っていましたが、針を飲まれてしまい、外した時には弱ってしまいました。
その後、瞬間的に復活するもすぐにひっくり返ってしまったので持ち帰りました。
マハゼ1匹をどう食べるか…悩んだ結果…

サイズは21cm

三枚に卸したマハゼ

マハゼの握り寿司と骨煎餅
刺身にし握り寿司を作ってみました。
釣れてくれたマハゼさんに感謝の気持ちを込め、中骨も骨煎餅に。
ハゼはいろいろ種類がいるのですが、私はマハゼしか刺身で食べませんが、これが絶品なんです。
市場にあまり流通しないので、ハゼのお刺身はあまり身近な刺身でないかもしれませんが、ただの淡泊な白身魚ではなく臭みもなくプリプリとした食感が美味。
ただ、極稀にハゼは寄生虫がいます。
おかしいハゼは捌くとすぐ分かりますが、怪しい…と思ったら必ず火を通してお召し上がり下さい。(身に白い斑点があったり、身に締りがなくボロボロだったり)
【参考】ハゼの刺身のさばき方と味!寄生虫の危険やレシピ・料理・薬味も
また、ハゼの生息地域により身に臭みがあったり、寄生虫がいたりします。
これはスズキやボラにも言えることです。
こういった事に気を付けて、キチンとした新鮮なものであれば問題ありません。
中々食べられないハゼのお刺身。
大きなハゼが釣れた際には是非お試し下さい。
来週は順番でいくと城ケ島・三崎港へ行く順番です。
何か青魚が回って来てくれているか…
楽しみでもあり、ここのところボウズを食らっているので怖い気もします。w
最後に…
ナマコGETです。w pic.twitter.com/9y30spDIkc
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年3月31日
ナマコを見るといつも思うのですが、最初に食べた人はどういった状況で、なぜ食べようと思ったのか聞いてみたいです。
不思議です…なぜ食す発想に至ったのか…w
また、ご報告させて頂きます。
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いつもたくさんの情報をありがとうございます。
とても参考になっております。
また、お誘い頂きありがとうございます。w
三崎に青物が回って来て安定したら是非顔を出させて頂きます。
場所はどこでも良いので、ぶっ込みでガツン!とリールを巻くのが
困難なくらいの魚を久しぶりに釣りたいな…などと思っている今日この頃です。
次回はダメもとで三崎に行ってみます。
何か回って来てくれていると良いのですが…
今後とも、よろしくお願い致します。
> おはようございます。
>
> 当日、ブログ仲間とふれーゆ裏に
> いました。扇島より横浜よりの、
> 埋立地です。
>
> 此方も、冬季の投げ釣りは壊滅的
> で、ハゼ、木っ端カレイが1匹釣
> れたら良い位でボウズ帰宅者続出。
>
> キスもカレイも寄らないようです。
> 対岸の大黒海釣り公園ではイシモ
> チが好調で早くもシーズン入りし
> たようです。
>
> ふれーゆ裏ですが、冬場は海タナ
> ゴが好調で遊んでくれました。
>
> また、海水温が数週間早く14℃を
> 越えて、当日の夕まずめにアジが
> 回遊して来ました。群れは小さい
> ようですが、30センチクラスの、
> 良型コノシロも回遊しました。
>
> 2人で23匹と、まだ、大きな群れ
> じゃ無いのですし、型も15〜20と
> 小ぶりです。
>
> 大黒、本牧もアジが回り出し、
> 冬の間、姿が見えなかったメジナ
> も釣れ出したので、ふれーゆ裏に
> も、そろそろ、顔を出すかな。
>
> それと、お仲間が金沢福浦で、
> 朝まずめに投げサビキで、珍しい
> カタボシイワシの群れに遭遇。
>
> 短時間で30匹、型は20〜25センチ
> だそうです。口はイワシ、全体は
> サッパみたいな魚です。
>
> 釣り味は、かなり良いようです。
> ふれーゆ裏に入ってくれる事を、
> 期待しています。
>
> ふれーゆ裏にも、来て下さいね。