先週、先々週と強風に悩まされ、あまり落ち着いてサビキ釣りが出来ませんでしたが、この週は土曜日の午後から月曜日に掛けて風が弱まる予報。
いつものように明日の未明に釣りに行こうと思っています。明日は明け方に向けて風が弱まる予報となっています。サビキもそこそこに、強風でしばらく出来なかったアジ狙いで頑張ってみたいと思います。若干「仏滅」(画像右上)が気になりますが…w pic.twitter.com/7Q5TNBJjQm
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年5月26日
土曜日の午後から、予報通り風も弱くなり、午前1時に起床しましたがほぼ無風。
「よ~し!久しぶりにゆっくり釣りが出来るぞ!」と、子供の遠足の当日のように足取りも軽く車に荷物を積み込みます。
余談なんですが、ここ数週間は釣り自体の楽しみ以外にも、「釣りに行くことで得られる」楽しみもあり週末を待ち遠しく待っています。
その楽しみとは…
実は家内の車を釣り用の車として使っているのですが、如何せん新車で買って今年で15年目。
いろいろ壊れ始め買い替えを検討していました。
元々、車の修理や鈑金塗装の仕事をしていたこともあり、どうも車を簡単捨てることが出来ません。
今回も壊れた原因はハッキリしており、ターボチャージャーのバルブの開閉不良でブースト(加給圧)がMAXで掛からず、トルクやパワー不足になっていました。
いろいろテスト走行するには、真夜中の横浜横須賀道路は打って付けの道で、それなりに飛ばせる直線もありアップダウンもある…
車を直すか捨てるか検討していたのが、ちょうど5月の初めのGW中。
ターボをASSYで交換しても、すぐに他の場所が壊れては意味がありません。
リビルト品でも、ターボチャージャーは決して安くなく決断を迫られていました。
新車のカタログやネットで新車を検索すると一時的に気分は盛り上がり、酒でも入っていようものなら既に新車を購入したかのような話になります。
先にも申し上げた通り、家内の車なので普段は私は乗りません。
釣りに行く時だけ運転するので、GW中の強風や雨の中、老体に鞭を打つかの如くブンブン走ってみました。
なんて言うんでしょう…当初は車を買い替える理由をどっかで探していたんですが、乗れば乗るほど「タービンだけ交換してくれよ。まだ走れるから。」と車に言われているようで、結局GW明けにリビルト品のターボチャージャーと交換。
息を吹き返し、「お前、こんなに速かったっけ?」と車が応えてくれる予想以上の走りに何だか運転するのが今は楽しくなっています。
釣りそのものももちろん楽しみなんですが、今は少し違う楽しみも味わいながら釣りに行っています。
15年落ちの、同型の車を目にすることも少なくなってきたオンボロの軽自動車。
小まめにメンテナンスだけはしてきたつもりで、一生懸命その恩に車が報いようとしているようで嬉しく思います。
まぁ、当然機械である車に感情なんか無く、ハッキリ言って一人よがりなんですが…w
人も車もキチンとメンテナンスをすれば、それなりのラインで頑張って走り続けることが出来るもんだな…と改めて感じています。
と、すみません、ここのところ毎回釣りと関係ないネタの前置きが長くて。w
話を元に戻しますと、この日は内陸の自宅周辺から現地に着くまでほぼ無風。
車も風に煽られることもなく、「今日はアジ釣りに専念するぞ!」と車を飛ばしました。
この日の潮はこんな感じです。
釣りを開始します。いつもより今日はかなり釣り人がいます。 pic.twitter.com/cVe492nRc8
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年5月26日
潮見表の縦線のタイムスタンプがほぼ釣りを開始した時間です。
この日は風が穏やかなこともあってか、ここ1ヶ月で一番釣り人が多かったと言っても過言ではないくらい、私が現地に到着した時はいつも釣っている場所も陣取られ釣り座を構えるのに少々困る感じでした。
一応、そういったことも考えて早めに自宅を出たつもりでしたが、皆さんの方が上手でした。
現地到着時には既にサバっ子の活性は上がっており、サビキ釣りの準備をし仕掛けを投入すると完全に下ろす前にサバっ子がヒット!
いきなり入れ食いです。
サビキでは往々にしてあることですが、現地に到着し「釣りを開始します!」的なツイート後、しばらく何も呟かない時は「いきなり入れ食い」状態だと思って頂いて結構です。w
この日も、ハッキリ言って呟いているヒマがありませんでした。
何とか状況をお知らせしようと20分過ぎくらいに撮影したのがこちら。
風はほぼ無風、気温は15度ほど、ベタ凪でサバっ子の活性は上がっております。現時点での釣果はサバっ子とカタクチイワシです。ちなみに釣り開始30分ほどです。 pic.twitter.com/3xXBIMVymG
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年5月26日
風も穏やかなことから、どうしてもアジ釣りをしたくサビキ釣りは家内に任せ、粛々と準備をしアジ釣りを開始するも、どのタナに合わせても全てサバっ子にエサを持っていかれます。
最初は飛ばしウキを使わず、足元を攻めました。
オキアミ、アオイソメ、エサを替え、タナを変え、試行錯誤するもサバサバサバ…
仕方ないので飛ばしウキを付け、今度は湾中央部を狙います。
投げ入れた瞬間からウキはガンガン沈みます。
しかし、アジのアタリではない…
この話の流れから落ちは既にお察し頂けると思いますが、一抹のサバ意外の青魚の期待を持ちますが、お察し頂いた通り針掛かりするのはサバサバサバ…
岸から離れた場所でも、タナを変えても、エサを替えてもサバサバサバ…
まるでサバしか入れていない生け簀で釣りをしているような状態。
ベタ凪の海をよ~く見てみると、澄んだ海に若干気持ち悪いくらいのサバっ子の群れ…というより大群。
泳ぐ場所が無いくらいひしめき合い、完全に「釣る」より網で「すくった」方が早いくらいです。
先週はアオリイカが湾内に入ってきており、肉眼で確認出来ました。
この日も何やら大型魚がサバっ子の群れを追い回している様子が伺えました。
ひしめき合うような大群なので、その密度が高い群れに大型魚が突進すると逃げ場を失ったサバっ子達が海面からピチャピチャ跳ね上がります。
至るところでこの光景が見られたのですが、残念ながらこの日はアジが大好物のアオリイカではなく、シーバス(スズキ)が追い回していたようです。
気象状況、海の状況、寄っている魚の状況、なんとも上手くタイミングが合いません。
まぁ、思い通りにいかないのが、釣れた時の感動も大きくなり釣りの醍醐味とも言えますが…
結局、サビキは一時間もしないで釣れ過ぎて強制終了、アジに至ってもサバサバサバ攻撃で心が折れて終了、釣れたサバっ子を生餌に湾内に入って来ている大型魚を狙うも、根掛かりで仕掛けを失い何だか気持ちが帰るモードに。
しかし、先週に続きニャンがまだ登場していません。
目の前では相変わらずサバっ子の群れが大群で泳いでいます。
全ての竿上げ、ニャンの登場を待つこと30分…
やっと現れたのですが…
なんと、お隣さんの釣り人からお裾分けを貰っていました。
残念ながら今日はこっちに来ないな…と、帰り支度を始めた時にビックリする出来事が…
家内は良く他の釣り人や散歩などしている方に声を掛けられることがあるのですが、如何せん私は強面のせいかまず声を掛けられません。
片付けをしていると…
「いつもブログ見てます…」
「はぁ??えぇぇっ!?」
一瞬何が起こったのか分からず顔を上げると、差し入れまで持って来て頂いて恐縮ですが男性の方が立っていました。
お話を始めてしばらくは、状況が理解出来ず少し時間が経ってから非常に嬉しい感情が湧いて来て本当にうれしかったです。
同世代の方で、子供の頃の神奈川県内のあちこちの釣り場の話で盛り上がりました。
あまりの話の盛り上がりにお名前を聞くのを失念してしました。
この場を借りて、申し訳御座いません。
また、差し入れまで頂いて本当にありがとうございました。
私は元々、ブログとfacebookは自分の備忘録的な感覚で始めました。
特に釣りに関してはここ10年くらい、例年のデータや記憶が全く当てにならず、去年釣れていた魚が同じ時期に全く釣れない…や、今までその場所で釣れた事が無い魚が大漁…など、毎年毎年の変化がもの凄く早くなっていると感じています。
そんな中、インターネットで様々な事が検索出来、大量の情報を目にすることが出来ます。
検索の精度も高くなり、スマホさえあればすぐにどんな情報でも得ることが出来ます。
しかし、その調べたいカテゴリを分類し細分化していくと、どうしても検索のアルゴリズムがブログであればブログ内に検索するキーワードがどのくらい入っているかが優先され、リアルタイムな記事に辿り着くのが未だ難しいと感じています。
ブログに関しては、本当に備忘録的に書き始め「去年の今頃、ここで何釣ったっけかな?」的に、自分の釣りデータとして活用しようと思い書いていました。
あとは、ブログのタイトルにもある通り、ウサギと猫を飼っており、この子達の成長も記録しておきたいという気持ちもありました。
そんな中、プロフィール覧に記して御座いますが、最初はウサギの親子でした。
たまたま特集する内容と、我が家のウサギのクセが合致し写真を提供して欲しいという依頼が来ました。
次に猫の動画を載せたら、メールでいきなりTBSの番組制作会社から連絡がきました。
「へぇ~こんなことってあるんだな…」と思うと同時に、当たり前と言えば当たり前なんですが、インターネット上に公開している以上、必ず誰かが見ているんだな…ということを意識するようになりました。
こういうことを意識するようになり、度々ブログでもお話させて頂いておりますが、ホームとしていた観音崎がとうとう釣れなくなります。
個人的には、一番大物を釣り、得意としていた釣り場だったので結構ショックでした。
子供の頃、素潜りをしたり、GWの大潮の時に沖合まで潮が引き潮干狩りをしたり、地形までほぼ完ぺきに頭に入っている釣り場が釣れなくなる…
最初に思ったのが、「これから俺どこで釣りしようかな?」でした。
そして、夏場にたまにサビキ釣りに行っていた「城ヶ島・三崎港」に目が行きます。
行く前にいろいろなキーワードで何が釣れているのか、どんな仕掛けが良いのか、エサは何?と検索しまくりました。
私が検索下手なだけかもしれませんが、満足いくリアルタイムな欲しい情報にほんとんど行き付かず、「これなら現地に行って見た方が早い…」と思いました。
ビッグデータと呼ばれる膨大な情報がインターネット上にはたくさんあるのに、ピンポイントで細かい情報を得るのになんと時間を要するのか…
なんだか矛盾というか、無駄というか、そんなもどかしい気持ちになりました。
そこで思い付いたのが、備忘録として書いているブログをもっと今今のアルゴリズムに近付けて、少しでもタイトルや検索結果で検索された方が一発で欲しい情報かそうでないかを判断出来る書き方に変えてみようと思いました。
そんなこんなで去年一年試行錯誤をしながらブログを書き続けていたら、コメントを頂いたり、メールフォームからお問い合わせを頂いたり、少しでも皆様のお役に立ちブログをご覧頂けていることが実感出来、それが非常にブログ書き続ける原動力となっていました。
リプライや反応を頂けることで十分嬉しく思っておりましたが、ブログを実際にお読み頂けている方に、いつもの釣り場でお会いすることが出来るなど、夢に思っていなかったので時間が経つにつれじわりじわりと一人感動しております。
本当にありがとうございました。
今後もこれを糧に、読み手の方のためになる情報を意識しながら書かせて頂きます。
さて、またまたこの日の釣りから脱線してしまいすみません…
気象条件も良く、初夏を思わせる陽気のこの日、帰り支度をしている間にどんどん釣り人達が終結していました。
この日の釣果はこんな感じです。

持ち帰ったのは20匹程度。
先にも申し上げた通り、釣れ方としては余裕で釣ろうと思えば100匹とかいける釣れ方でした。
サイズは概ね12cm~13cmほど。
魚種はサバっ子とカタクチイワシです。
この日はそれ以外の魚は釣れませんでした。
サイズ的に早ければ来週、遅くとも6月中旬にはサバっ子も成長し頭から丸ごと…的な食べ方が難しくなりそうです。
食べて食べられないことはありませんが、油で揚げても頭が気になるサイズになり始めています。
柔らかく、ホクホクしたサバっ子の揚げ物を味わうのももう少しで終わるかもしれません。
そして、いつものように料理ですが…
すみません、今回は軽く失敗しました。w
サバっ子のゴマ風味のてんぷらを作ろうとしたんですが…
一応、料理の過程を…

まず、ゴマを擦ります。

そして、天ぷら粉に擦ったゴマを混ぜ合わせます。
水で溶き、その中に腸を取り除いたサバっ子を入れ、サバっ子にまんべんなく溶いた天ぷら粉を付けます。
先週は揚げる油の温度も高めで素早く…とお話しましたが、今回は天ぷら粉を付けますので、あまり温度が高過ぎると骨まで火が通らず衣も焦げます。
衣の焦げ具合とサバっ子への火の通り具合を良く見ながら揚げて下さい。

サバっ子のゴマ天
軽くゴマの風味がし、失敗と言っても全然美味しいんですが、思ったよりゴマの風味が揚げることで消えてしまいました。
作り終え、一口食べてから思ったのですが、普通にサバっ子を天ぷらにし、擦ったゴマに岩塩を混ぜてそれを付けて食べるか、サバっ子の天ぷらに掛けて食べた方がゴマの風味をより感じ美味しく食べられると思いました。
何れにせよ、カリカリの衣にフワフワのサバっ子の身がとても美味しかったです。
毎週食べても飽きません。
青魚の稚魚の揚げ物。
あまり流通せず、今しか食べられないある意味贅沢品かもしれません。
是非お試し下さい。
最後に。
この日はいつもの茶トラ猫の姿は確認出来ましたが、私の元へやって来てくれなかったので別のサバトラ猫を。
通称「ダメ猫」。
何がダメか…
全然人を怖がらず、非常に無精、鳴き方も短くやる気のない鳴き方をします。
そして何よりその仕草がとにかくダメダメ…



この猫は城ケ島側へ渡り道なりに突き当りまで行きます。
突き当ると右に京急のバス停、左に行くと京急ホテル方面、そして駐車場があると思います。
その駐車場の公衆トイレ付近にいつも陣取り日向ぼっこをしています。
午前6時半~7時くらいに現れます。
野生の野良猫なので、確証は持てませんが性格は非常に大人しく人を攻撃しません。
不用意に手を出すのは止めた方が良いですが、写真を撮るなどは一切動じません。
それこそインスタ映えする写真などは撮りやすいかと思います。
一番ダメっぷりが発揮されるのが、朝陽が眩しいと写真のように手で目を覆うんです。
猫なのに非常に人間臭い仕草をします。
北条湾にはトイレがありません。
私もそうですが、トイレに行く時は城ケ島まで車で行きます。
そんな際や、城ケ島まで足を運んだ際などはチョロっと覗いてみて下さい。
ちなみに城ケ島大橋は午前8時~午後7時までは有料です。
城ヶ島へ渡る度に渡橋料金を取られます。
上記以外の時間帯は無料で橋を渡る事が出来ます。
詳しい車種別の料金は以下のリンクを参考にして下さい。
■渡橋料等について
来週から6月。
今度は梅雨入りで雨との闘いになります。
軽くサバっ子にも飽きてきました。w
来週こそ、何か違う青物が回って来てくれると嬉しいです。
今回の記事は、本来の釣りの話とだいぶ脱線しすみません。
最後までお読み頂きありがとうございます。
また、ご報告させて頂きます。
【補足】トイレに関してのお話ですが、ブログのコメントでご指摘を頂き、北条湾の私が良く釣りをしている対岸の花暮岸壁にもトイレはあります。トイレから猫に話を繋げようと対岸にトイレがあることを失念しておりました。
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コメント、及びブログをご覧頂きありがとうございます。
また、文中のトイレの件をご指摘頂きありがとうございます。(補足的に加筆させて頂きました)
半ば無理矢理、猫とトイレを絡めようとしたため、花暮岸壁にトイレがあるのを失念しておりました。w
ここ数週間は気温も暖かくなったせいか、お子様と一緒に釣りを楽しまれている方を良く見掛けます。
不景気なニュースや世知辛い世の中を感じることが多く、魚が釣れた時にはしゃぐ子供の姿を見て微笑ましく思っています。
私は20歳の時に娘が産まれたため、もう一緒に釣りに…という年齢ではなく羨ましくも思います。
大貫様が仰る通り、事故無く楽しく釣りをしていきたいと思います。
少しでもお役に立てるような情報を発信出来るように頑張ります。
今後とも、よろしくお願い致します。
> 大塚さま
> 毎週楽しく拝見させていただいております。
> 今回トイレのお話がありましたが、トイレは製氷所前から見て、向こう岸奥の花暮岸壁にもあります。当方は、平日朝から昼過ぎまでの時間帯で釣りをしておりますので、大塚さまの釣りの時間帯で利用できるか判りませんが、駐車スペースもあります。これからもブログを楽しみにしております。お互い、事故に気を付けて、楽しく釣りをしていきましょう。