【城ヶ島・三崎港】先週のリベンジ出来たかな?サビキで五目釣!(2018年7月1日)
先週は雨の長潮と、条件や状況が釣れない日の典型みたいな釣行でしたが、今週はいつも行っている日曜日の未明が中潮の上げ潮時に当たることから、前日から鼻息荒く興奮し思わず飲み過ぎで寝坊するくらい期待して現地へ向かいました。
今週末は大潮、中潮と潮回り的にはバッチリかと思います。先週の雨の長潮で悶々としていたので個人的にも期待しています。天気も問題なく、風もなんとか釣りは出来る状況かと思います。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/FsoPhQls55
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年6月29日
ただ、この週は月曜日から週末まで南からの強風が凄く、週末の釣行にどの程度影響するかが懸念されました。
私はメガネをかけているのですが、連日の強風で拭いても拭いてもメガネやサングラスが汚れるので、amazonで思わず超音波洗浄機を買ってしまうくらいずっと強風が吹いていました。
ちなみに、勢いで中国製の安い洗浄機を購入したんですが、想像以上の汚れの落ち具合に大満足です。
もっと早く買えば良かったです。w
そして、メガネをピカピカにし鼻息荒く、軽く寝坊しながら一路城ケ島・三崎港の北条湾へ。
Twitterのツイートにもあるように、土日共に風が無風になる時間帯は無く、一番風が弱い予報で3mほど。
ちょうど、釣りに行く日曜日の未明は3mほどの予報。
あくまで予報なので仕方ないのですが、家を出る時にはどう考えても3mじゃない強風。
「内陸でこの強風ってことは海はもっと風が強いのでは?」と強風を懸念しながら家を出ました。
途中の横浜横須賀道路でもバリバリに車が煽られる強風。
風に対する不安を増しながら現地に向かいます。
現地に到着すると、そこには普段あまり見た事がない北条湾の姿が…
数十メートル先が全く見えないくらいの濃霧の北条湾。
釣りを開始します。風は4mほど、気温は24度くらいですが、今日は霧が凄く霧が身体に付き風もあるので体感温度は実際の温度より低く感じます。私はメガネをかけているのですが、メガネが曇ってみにくいです。風が強いせいか釣り人は思ったほどいません。 pic.twitter.com/rfxAJlYyCL
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年6月30日
写真だと分かりにくいですが、車で走っていてもワイパーが必要なくらい濃い霧。
不気味…とも言えますが、個人的にはとても幻想的な雰囲気に感じました。
車から降りて海の様子を伺っていると、気温は暖かく凄い湿度を感じますが、吹き付ける風は非常に冷たい。
「これはガスるよね…」と素人でも何で濃霧なのか瞬間的に理解出来る状況でした。
この日は上空に冷たい空気と暖かい空気が終始入れ替わり、霧が消えたり発生したりを短時間に何度も繰り返し、それにつられて風も強くなったり弱くなったりを繰り返していました。
突然霧が晴れました。風も2mほどに落ち着きましたが、如何せん食いが渋いです。 pic.twitter.com/YYXJAHAMS6
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年6月30日
平均すると4mほどの風が常に吹いており、若干釣りにくい感じでした。
釣りを開始したのは、ツイートにもありますが午前2時頃。
先週とは打って変わってこの日は魚の気配は感じます。
大型魚らしく魚も活発ではないものの、小魚を追い駆けている様子が伺えました。
そして、それから逃げるように青魚の群れもあちらこちらに逃げ回り、時折海面からピチャピチャと飛び跳ねています。
「こりゃ、今日は楽勝かな?1時間くらい釣ってさっさと帰るか…」などと思いながら釣りを開始しますが、そうは問屋が卸しませんでした。
コマセに反応するサバらしき魚影は確認出来るものの、一向に針掛かりしません。
お蔭で、早く活餌で大型魚を狙いたいのですが、そもそもエサにする魚が釣れません。
開始から15分ほど、ようやく1匹目をGET!
サバがきました。サイズは20cmほど。今日は食いが渋いです。北条湾内の対岸が見えないくらいガスってます。 pic.twitter.com/6u3CK0dtiP
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年6月30日
しかし、生餌にするにはサイズがデカ過ぎます…(20cm弱)
そうこう食いが渋い中、ボチボチ釣れ始めます。
この日は終始食いが渋く、青魚の群れがいるのが分かっているのに針が掛かりしない…活性は上がっているのに釣れない…こんな感じでした。
考えられる原因としては、この週は強風でしたが天気は突然の梅雨明けと共に、各地で今年の最高気温を更新するなど雨が降りませんでした。
故、非常に海が澄んでいました。
これにプラス、先にもお話しした通り非常に濃い霧。
霧が立ち込めると15m先は全く見えないような状況。
街灯の光も当然海に届きません。
魚単体の動きを見ると活発に見えるのですが、局所的に光が集中して海面に当たらないために群れが湾内にバラけてしまっている上、海が澄んでいるので針は丸見えで針を避けられてしまう…
こんな感じに見えました。
実際に霧が晴れると針掛かりする割合が高くなりました。
と、結果的には入れ食いの時のような忙しなさ無く、いつものニャンともゆったり会話をしながら釣りが出来、このスローペースはスローペースで良かったです。
夏毛に生え変わったこの方も登場。 pic.twitter.com/ODcYdvsysh
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年6月30日
ちなみにいつものニャンは長毛種の血が混じっているようで、夏毛と冬毛でガラリと見た目が変わります。
この日は完全に夏毛に生え変わっており、一回り小さくなってのご登場。
「あっ!カット行って来たんですね?」という感じの変わり様でした。w
そして、この日の一番の収穫…とでも言うんでしょうか…この日一番嬉しく感じたことが、サバのサイズアップとタイトルにある通りたくさんの魚種が釣れたことです。
たくさんの魚種…と言っても外道の「アイゴがたくさん釣れました!」とかではありません。w
青魚の魚種です。
結果として、マサバ、ゴマサバ、アジ、カタクチイワシ(シコイワシ)、マイワシが釣れました。
例年ですと、ここにウルメイワシが加わるのですが、今年はまだお目に掛かっていません。
そして、この日はサバの生餌の仕掛けにもアタリが。
残念ながらバラしてしまったのですが、5分ほど格闘して「魚の方が一枚上手だったか…」と納得出来る格闘具合でした。
と、申しますのも以前竿を持って行かれてから真剣に活餌の釣り方を見直し、竿、リール、仕掛けに至るまでほぼ新品で万全の体制で臨んでいました。
アタリがあり竿が飛び跳ねます。
ダッシュで駆け寄り大きくあわせ、完全に針掛かりさせのった感触が釣り糸から伝わってきます。
左右に振られ、一気に深場へと潜ります。
少し動きが鈍くなった瞬間にリールを巻き寄せようとした瞬間、魚も一気に反発。
そして「クン」と竿が軽くなり「あぁぁぁぁ…バレた…」
「クソぉぉぉ…悔しい…」と肩を落としながら糸を巻きます。
仕掛けを巻き上げ、何でバレたのか即座に原因究明!
納得出来たのは、準備自体に問題は無く、単に私が想定していた魚の大きさをはるかに超えていたということでした。
具体的には10号のハリスが限界を超えてしまい破断していました。
道糸やハリスが何かに擦れて擦り切れた…や、ヨリモドシとかの結び方が悪く糸が抜けてしまった…など、人為的にミスがあったのではなく、いわゆる「想定外」です。
釣りあげていないので、実際に掛かった魚が何であったかは分かりませんが、私は概ね50~60cm、6キロくらいを想定して準備していました。
しかし、破断した糸の断面はまるでハサミでスパッと切ったかのように切れていました。
来週以降、生餌用の仕掛けはもっと大型魚でも釣りあげられる仕掛けに作り変えようと思います。
本当に一瞬で、良く見ないと分かりませんが、家内が魚が掛かった瞬間を撮影してくれていました。
動画としては全然ダメなんですが、竿のしなり具合をご覧頂けるとどれだけの力で引っ張られていたか少しはお分かり頂けるかと思います。
折角なのでTwitterにアップしておきました。
宜しければご覧頂ければと思います。
ちなみに使用している竿は3.9mの一般的な投げ竿です。
何が掛かったかは分かりませんが、サバの生餌の竿にアタリがあった瞬間を家内が撮影してくれていました。すぐにタモを持って来るように頼んだので一瞬で動画は終わっておりますが、良く見ると竿のしなり具合等お分かり頂けると思います。せっかくなので貼っておきます。マジで悔しいです。w pic.twitter.com/ZUtOIiyOZo
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年7月1日
中々、活餌での釣りで結果を出せずに申し訳ありません。
さて、メインのサビキの釣果ですが、この日はこんな感じになりました。


上からアジ、マサバ、ゴマサバ、カタクチイワシ(シコイワシ)、マイワシです。
カタクチイワシ(シコイワシ)、マイワシに関しましては残念ながら1匹ずつしか釣れませんでした。
まだ、湾内に入って来ている群れが小さく、数も少ないように感じます。
アジに関しては7匹ほど。
タナはサバが釣れるタナの半ヒロほど深めな感じです。
サバに関しては、いつものことですが、生餌とニャンにもお裾分けをしたので実際には写真の倍以上は釣れました。
そして、この日のサバも太っていました。
見た目に美味しそうな感じです。
いつものニャンも明らかに、普段より多く食べ中々寝床へ戻ろうとしませんでした。
見た目にも美味しそうで、猫のそんな様子もあり、今回も我が家のバカ猫ににも焼きサバを作ってあげようと思いました。
そして今回の料理はこんな感じに。



一番上の写真は、せっかく青魚が五目で釣れたの五目お刺身丼にしてみました。
真ん中は以前からお勧めさせて頂いております、アジの擦りゴマ和えです。
アジを刺身にし、簡単にブツ切りにします。
それと擦ったゴマを和えるだけです。
軽くお醤油をかけてお召し上がり下さい。
アジが釣れたら、是非これはお試し下さい。
他の青魚でも美味しいんですが、なぜかアジはゴマと非常に良く合い絶品です。
そして一番下はサバの天ぷらです。
サイズは20cm弱ですが、中骨はまだ気になりません。
揚げ物であれば、唐揚げ、フライ、天ぷらでも背開きにし中骨を残したまま揚げると少しでも無駄なく食べられてカルシウムなども豊富に摂れるかと思います。


こちらは猫用の焼きサバです。
北条湾にいるいつもの猫がいつまでも帰らず食べ続けたのが分かるくらい脂がのっていました。
サビキ釣りで釣る青魚は当たり前ですが、基本的に稚魚や幼魚なので脂がのる…ということはほとんどありません。
スーパーなどで売っているサバは焼くとパチパチ脂が跳ね炎が燃え移ることがあります。
この日のサバは焼いている時にパチパチと音がし、炎が燃え移っていました。
焼いている時の臭いも脂がのっているサバの臭い。
途中で「猫用」を止め、「人間用」に変更しようかと思うくらい美味しそうな臭いがしていました。
今年の北条湾に入って来ているサバは本当に脂がのっています。
例年ですと、このくらいの時期になってくると、サバはいい加減飽きてきて外道扱いになることもあるのですが、今年はサバが本当に美味しいです。
太った良型のサイズのサバが釣れると嬉しくなります。
あまり釣った魚を食べてくれない、我が家の猫もこの日は軽快に食べてくれました。
この日は、普段あまり見る事が出来ない濃霧の幻想的な北条湾を見ることが出来たり、生餌での釣りも私の予想を良い意味で上回る「想定外」があったり、順調に青魚が回って来ていたり、例年になくサバが太っていたり、来週以降も期待出来、且つ課題も見つかり楽しみが増える釣行でした。
と…ここまでは良かったのですが、来週の日曜日はまた長潮…
でも、諦めずに頑張りたいと思います。
また、ご報告させて頂きます。
【補足情報】
この週の注目記事です。
自然界の生物の行動と地震を関連付けようとすれば、正直いくらでも結び付きます。
ただ、自然界の生物達には人間には感じない能力を持っているのも事実かと思います。
海、釣り…という観点からご参考までに宜しければご一読下さい。
【相模湾でアジが例年の1/5に激減、巨大地震の前兆か?】
今週の注目記事ですが、アジ⇒減、アユ⇒増は先週の記事でお伝えしましたが、今週はそこに「地震」が絡んできました。皆さんはどう思われますか?
— Otsuka Koichi (@kic_iwashi) 2018年6月29日
【相模湾でアジが例年の1/5に激減、巨大地震の前兆か?】https://t.co/5bqzMa9LTB
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