【城ヶ島・三崎港】北条湾にマイワシ再到来!(2018年11月11日)
まず冒頭、釣り用に運用しておりますTwitterに関してですが、リアルタイムに更新出来ずすみませんでした。
どうも2018年11月11日午前1時頃よりTwitterのサーバにて障害が発生していた模様で、動画付きのツイートのみ閲覧出来ない状態になっていました。
動画をアップするとアプリ側にこのように表示され再生出来ません。帰って調べて再生出来るようになり次第アップします。そして本日は撤収します。 pic.twitter.com/ST8JFdC5VE
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
動画をアップロードすると、通常であればアップした動画がすぐに再生されるのですが、このような表示が出て再生出来ない状態が続きました。
出来る限りリアルタイムな現場の状況をお伝えすることを心掛けているのですが、この日は動画が再生出来るようになって一気にアップしました。
Twitter上のタイムラインも投稿順がチグハグになっていたりします。
正確な時間は投稿したツイートのタイムラインをご確認下さい。
さて、この日の釣行ですが、完全に「無」の状態で行きました。
と言いますのも、この週は11月とは思えないような暖かい日もあり、近々の神奈川県内各所の釣果情報などを見ても、陽気も釣果も全然11月らしくなく、過去の経験則なども当てにならず、予想しようとすればするほどあれやこれやと選択肢といいますか、やりたい釣りが増えるだけで切りがなくなりました。
そして、どれも確実性が低く釣れる可能性が高い釣り方が出来るように思えませんでした。
なので、敢えて特に何も考えず、何も試さずサビキのみで行きました。
とは言うものの、去年の今頃はと言いますと、アジ、マハゼ、マイワシは釣れていました。
この日はサビキのみなので、マハゼは厳しいにせよ、アジ、マイワシが釣れてくれれば気温や海水温の影響で例年より時期が少し遅れているだけという見方も出来ます。
潮回り的には悪くなく、中潮で午前0時半頃干潮を迎え、その後潮が上げてくる状況です。
午前0時起床で潮が動き始めた頃北条湾に到着出来るように自宅を出発。
午前2時前に北条湾に到着。
釣りを開始します。気温17度、風は3〜4mほど、天候は曇りです。今日はいつもよりだいぶ人は少ないです。今現在、魚の群れや湧いている様子は伺えません。 pic.twitter.com/hopGK7z722
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
この日は「平日か?」と思うくらい到着時は人がいませんでした。
そして、海も特に魚が湧いていたり、大型魚などが泳いでいる様子もなくひっそりとしていました。
人も居ないことからゆっくり、静かに釣りの準備をしていると…
陽気が暖かいからなのか、例年ですと11月に入るとほとんど姿を見せてくれないこの方がまず登場。

群れも確認出来ず、アタリも無いのに既にスタンバイ。w pic.twitter.com/Sl652O4vDl
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
人が居ない中、ポツンと背後から見つめられると何とも言えない存在感を放ちます。w
アタる気配もなく、アタリも無い中軽く煽られます。
そうこうしていると、釣れていないのにこの方も登場。

この方も登場。w pic.twitter.com/abkMN4LvtQ
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
煽られると同時に、アオサギが来る時は湾内の魚の活性が低い時が多いんです。
湾内で魚が湧いているような状況で、海面近くにたくさんの魚が居るとアオサギは自ら係留ロープの上などから魚を狙います。
人間を頼る時は、自ら魚を獲る術がない時…
つまり、釣れない時…なんです。
人が居ない、静かな湾内、そしてアオサギ…魚の居ない寂れた釣堀に取り残されたような嫌な雰囲気に包まれます。
マジか…もしかしてサッパもどっか行っちゃってとうとう青魚が湾内から離れたのか?
と、考えがどんどん悪い方向に向いて行きます。
そして、それを裏付けるかのように30分経ってもアタリすらありません。
鳥と猫に煽られながら、焦りだけがどんどん募ります。
30分過ぎ、ようやくアタリがあります。
おぉぉぉお!まだ何か居るか…
カタクチイワシがきました。 pic.twitter.com/W2tHx9cMPg
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
取り敢えずサッパでも良く、何か釣れたことで盛り上がります。
実際に釣れたのはカタクチイワシ(シコイワシ)。
おぉぉぉお!まだイワシが居るか!
と、これで一気にテンションが上がります。
カタクチイワシが釣れて10分もしないうちに湾内がピチャピチャ音を立ててざわつき始めます。
今まで波紋一つ出来なかった海面があちらこちらで波うちます。
時間は午前3時前。
上記ツイートにある潮見表をご覧頂きたいですが、去年も同じだったのですが、ここ北条湾は梅雨の後から秋口(9月頃)までは潮の動きと魚の活性は関係ないんじゃないかと思うくらい、言い方を変えるとどういうタイミングで魚の活性が上がるか読みにくいのですが、マイワシが北条湾内に居付いた去年は11月くらいから釣れ続けた2月くらいまで逆にドンピシャで潮の動きと連動するんです。
潮見表にある白くなっている時間帯、一番潮位に変化のある時間が一番活性が上がります。
夏場など本格的なシーズン中は、潮の動きに関係なく何だか一日中ダラダラ釣れ続ける…そんなイメージです。
そして本来一番活性が上がっても良い時間帯にパタリと釣れなくなったりします。
潮の動きが青魚の活性が上がる原因に全く無関係ではないと思いますが、夏場は分かりにくいです。
そして、この日は去年の冬を思わせるようなタイミングで一気に北条湾内に魚達の群れが湧きあがります。
この日も釣るより網ですくった方が早くくらいの感じで至る所でピチャピチャ湧いていました。
ただ、今年の傾向として残念なのが大量のサッパ。
去年…というより過去にこれだけの数のサッパがこんなに長い期間北条湾に居た記憶がありません。
夏の終わりから釣れ始め、秋になり最後はサッパとトウゴロウイワシが釣れて次第に何も釣れなくなる…こんな流れで11月前にはその年のサビキ釣りを終了していました。
概ね1ヶ月半から2ヶ月くらいの間でしょうか。
しかし、今年は8月半ば頃からパラパラ釣れ始め、ここ1ヶ月くらいはサッパの大群に悩まされています。
そしてこの日もカタクチイワシの次に釣れたのがサッパ。
サッパです…w pic.twitter.com/NYWs6Tp7Ae
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
次第に分かったのですが、北条湾内で湧いている青魚の大半がサッパです。
まさに「異常」という言葉がしっくりくる感じの数です。
そしてサッパはこの方の胃袋に。 pic.twitter.com/EzlMrFb2Kx
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
そして、嫌でも釣れてしまう大量のサッパはこの方の胃袋へ。
自然界ではやはり鳥より猫の方が強いのか、一緒に待っているアオサギにもお裾分けをするのですが、ニャンが猛ダッシュして全て横取りしてしまいます。
かなりアオサギの近くに投げても、ニャンが本気のダッシュ&威嚇で全然アオサギが食べることが出来ません。
仕方がないので、人間がニャンをブロックしてアオサギにもサッパをお裾分け。
アオサギとニャンの魚の取り合いです。やはりニャンの方が強いらしくアオサギの近くに投げてもニャンが猛ダッシュして取ってしまうので人間がにしてをガード。w pic.twitter.com/SiRQKPQ2jR
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
ニャンとアオサギの話はどうでも良いですね。w
釣りの話に戻ります。
あまりにサッパだらけなので、少しずつサビキ仕掛けのタナを深くしてみました。
通常はイワシ類とサッパは似通ったタナを泳いでいます。
その少し下をサバ、更に少し下をアジなどが泳いでいることが多いです。
するとこの日はタナを下げた瞬間、ウルメイワシがきます。
続いてウルメイワシです。 pic.twitter.com/uIuTgkcLWG
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
「ん??今日は深い所にいる?」
しばらく同じタナでウルメイワシを狙っていましたが、もしかしてもっと深い層に何かいないかな?…と、更にタナを下げてみました。
平時にアジを狙うタナより更に深い層、ほぼ海底に近い辺りです。
すると…
待望のマイワシです。 pic.twitter.com/A8Cwyy52NJ
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
待望のマイワシがきます。
稀にこういう青魚が散って違うタナを泳いでいることはあるのですが、この日は珍しい部類に入ると思います。
一つの層(タナ)で狙っていない同じ魚が釣れ続ける場合などは、徐々にタナを下げたり上げたりしてサビキ釣りと言えども探ることは重要です。
海水温や塩分濃度、そして今回のように通常居る表層に他の魚がたくさん居て、違うタナにイワシ類などが逃げることもあります。
このツイートの動画は帰り際に撮影したのですが、暗くて分かりにくいんですが至る所に波紋が出来ていてほぼ9割がサッパです。
暗いので非常に分かりにくく申し訳ないのですが、海面に不自然な波や波紋がキラキラ光っています。帰り際に撮影しましたが湾内に魚が湧いています。今日もこの後、潮が動いている時は釣れると思います。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/0dZ8ZUfCCT
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年11月10日
表層を埋め尽くすようにサッパが居るため、その下の層にいるイワシ類を狙おうと仕掛けを落とす間にサッパに食われる…
こんな感じで釣りになりませんでした。
入れ食いになって1時間半ほど格闘しましたが、釣り人も増え、ニャンや鳥も人が来ると共に寝床へ帰ったので数は釣れませんでしたが、この日は撤収することにしました。
マイワシ、ウルメイワシ共にサイズがそれなりに大きく、今まで居た群れとは違う群れかと思われ、来週以降に期待が持てたこともあり帰ることに。
そして、この日の釣果はこんな感じです。

カタクチイワシは最初に釣れた1匹のみ。
マイワシ、ウルメイワシ共に一番大きいサイズは18cmほどありました。
このサイズが20匹も釣れれば御の字なのですが…w
そしてこの日の料理ですが、久しぶりに良型のウルメイワシ、マイワシが釣れたので量は作れませんが、にタタキにしてみました。

上の切り身がウルメイワシで下がマイワシです。
夏場にマイワシを釣った時は、少し痩せていて気になったのですが、今回のマイワシ特に痩せている様子はありませんでした。
ウルメイワシに関しては、サイズや太り具合共に文句無しで脂ものっていました。

ネギと一緒に軽く叩いて出来上がりです。
如何せん数が釣れず、今回はご飯系ではなく、つまみ系になってしまいましたが久しぶりの青魚の刺身でとても美味しかったです。
地元の方のお話などを伺うと、それほど頻度は高くないものの、昔から北条湾には真冬でもマイワシが居付き越冬することがあるようで、特に珍しい話ではないようです。
私は去年から今年に掛けての冬に初めて北条湾に居付くマイワシを知り、釣り続けて今に至っています。
一年毎週通い続けて、なぜ北条湾には真冬でもマイワシが居付くのかを知りたいのと同時に、北条湾という湾は他の湾などと何が違うのか…
私の勉強不足かもしれませんが、残念ながら未だそのなぞの解明には至っておりませんが…
そして例年ですとサビキ釣りを止めていたはずの11月。
去年はなぜサビキを止めずに北条湾で越冬するマイワシに気付いたのか…
本ブログでも何度かお話させて頂いておりますが、サビキ釣りのシーズン終了を告げる魚がサッパとトウゴロウイワシなんです。
どちらも骨がしっかりしており、食べてもあまり美味しい魚ではありません。
確かにサビキで釣れるのですが、例年ですと概ね9月の終わりから10月の始めに釣れ始め、ウルメイワシやアジと入れ替わるようにサッパとトウゴロウイワシの釣れる数が増えていきます。
そして、10月中にウルメイワシやアジは釣れなくなります。
最終的にサッパやトウゴロウイワシも釣れなくなり終了の鐘が鳴ります。
これが、去年はトウゴロウイワシがほんとんど釣れなくて、ウルメイワシが釣れ続けました。
まだ釣れるか…まだ釣れるか…と週を重ねると、気が付くと11月も終わり頃に。
トウゴロウイワシがいつか釣れる…と思いながら釣りを続けるとまさかのマイワシが混じり始めます。
これが11月です。
そして気付けば12月。
いや…いくらなんでもおかしいよね…
と気付きながら更に釣りを続けると、完全にマイワシしか釣れなくなります。
11月頃から来週はもう釣れないだろう…と思いながら釣りを続け、気付くと2月の半ばまで釣れ続けました。
過去に経験が無い…というか、明らかにおかしい異常現象。
暖かい海水を好み、その海水を求めて回遊する青魚のマイワシが回遊せずに岸近くで越冬する…
通常では考えられない現象でした。
こういった身近なところで起こっている異常現象や、真冬でもマイワシが釣れていることなどをお伝えしたくて、去年までは目ぼしい釣果がある時以外書かなかったブログを毎週書くようになりました。
そして、今年なんですが、1ヶ月程度遅く感じておりますが、概ね去年と同じような流れな気がします。
ポイントしては、未だに釣れるウルメイワシ、そして逆に釣れないトウゴロウイワシ、更にこの日今年再び釣れたマイワシ。
この辺は去年と同じ流れかと思います。
恐らくウルメイワシは11月中に釣れなくなると思います。
そして、最終的にはマイワシしか釣れなくなると思います。
ただ、一つ気になるのが今年は異常な数のサッパの大群。
これが海の中の何の影響を表しているのか…
と、ここまで語っておいて何ですが、素人の勝手な憶測ですので話半分でお読み下さい。
ただ、Twitterや本ブログを中心にリアルタイムに今今の状況をお伝えして参ります。
今後とも、よろしくお願いします。
予想通りマイワシも再来し釣れました。
来週以降に希望が持てる状況かと思います。
来週は残念ながら土曜日は長潮です。
潮回り的には一番潮が動かない潮回りです。
日曜日は若潮なので、潮回りだけですと釣りに行かれるのであれば日曜日の方が無難かと思います。
来週もマイワシが釣れることを願い頑張りたいと思います。
また、ご報告させて頂きます。
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コメント、及びブログをご覧頂きありがとうございます。
ご丁寧にご報告頂きありがとうございます。
少しでもお役に立てたようであれば幸いです。
素晴らしい釣果ですね!
コメントを読んだ瞬間に行きたくなりました。w
3時間半ほど釣りをされて、ウルメイワシ49匹に対して、サッパ4匹が個人的には非常に気になるデータです。
去年はサッパがこんなに釣れなかったんです。
正直、外道扱いのサッパはサビキ釣りの邪魔で仕方ありません。
先週の私は釣果が逆な感じで、サッパの方が多く釣れ、ウルメイワシやマイワシを釣るのに苦労しました。
やっとサッパが北条湾から離れ、ウルメイワシやマイワシが多く入って来てくれたのであれば非常に嬉しいです。
私も負けないように今週頑張ります!
今後とも、よろしくお願い致します。
> ついにトリックサビキ釣り11/16デビューしました。釣果データは以下の通りです。
> アジ×2(10cm、12cm)
> カタクチ×23(18cm級×6)
> ウルメ×49
> マイワシ×3
> サッパ×4
> です。時間は05:00~08:30、タックルは以前ブログでお勧めされていた通りのものです。