【城ヶ島・三崎港】悪い意味で釣れ方や釣れる魚種が気になる釣行でした(2018年12月9日)
この週も暖かい日があったり、木枯らしが吹かなかったり、なんだか今何月なのか分からなくなるような陽気の週でした。
土曜日は夜間帯でも、予想気温では10度を下回らず比較的暖かい日でしたが、私が釣りに行った日曜日は10度を下回り9度。
寒さとの闘いの釣行となりました。
今週は潮回り、天気は土日とも問題なさそうです。ただ、風を考慮しますと、土曜日終日が宜しいかと思います。日曜日は午前9時以降から夜間帯にかけて風が強くなりそうです。朝夕マヅメ狙いも気温を考慮しますと日曜日の方が低く土曜日の釣行をお勧め致します。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/pDXQrXn6cT
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月7日
日曜日の朝マヅメ、また満潮の6:30前後を狙って釣りに行きました。
軽く30分ほど寝坊し午前3時過ぎに自宅を出発。
予報では軽く風がある予報でしたが、自宅周辺も現地もほぼ無風で気温が低かったが故、助かりました。
釣りを開始します。気温9度、風はほぼ無風、天候は晴れです。風がないので然程寒く感じません。一見、あまり釣り人は居ないように見えますが、要所要所の釣り座は抑えられている感じです。 pic.twitter.com/s1rTSNOGIC
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月8日
現地に着くと、無風でベタ凪のまるで沼や池のような北条湾が目の前に。
釣り座をどこに構えるか車で様子を伺うと、一見釣り人は居ないように見えるのですが、釣り道具があちらこちらに置いてあり、場所取りはしっかりとされていました。
「なんだ、意外と人がいるな…」と思い、いつもの少し奥まった、ダイブセンターの近くに釣り座を構えることにしました。
早速、釣りの準備をし釣りを開始します。
この日の湧くタイミングの予想は4時半~6時の間。
この日はピンポイントで釣れるタイミングを狙って来たつもりでした。
トウゴロウイワシがきました。 pic.twitter.com/9Ofm3WNXqr
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月8日
すると、いきなりトウゴロウイワシとはいえアタリが出始めます。
でも、なんかいつもと違う…
結局、15分ほどでアタリもなくなり、ここから冬の釣りが始まります。
そして、北条湾到着時になぜ、釣り道具が放置され、ただの場所取りに見えたのかすぐに分かります。
単純に「釣れない」んです。
製氷所周辺はかなり釣り人が集まって来ました。朝マヅメ狙いですかね。 pic.twitter.com/1QYIQTe7KZ
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月8日
良く見るとかなりの数の釣り人が、車の中で仮眠しており道具だけが岸壁に置いてありました。
5時を回ると今度は徐々に風も強まり、かなり釣りをするには厳しい状況に。
家内は車に避難させ、ピクリとも動かない竿を眺め続けます。
やることも無いので、ひたすら海を観察し耳を澄まし音を聞くんですが、どこの何が…と言われると明確に答えられないのですが、今日は絶対に釣れない…という根拠は無いけど変な釣れない自信がありました。
ただ、先週や先々週の記事でもお話し致しましたように、釣れる時は潮の動きが止まるタイミングの前後が狙い目なので、この日も6時半までは釣りをしよう…と決めていました。
どんどん強まる風に、どんどん下がる気温。
もうなんかの罰ゲームのようで、釣ろう…というより、スマホ片手に6時半を目指し「あと何分…」と自分の中でカウントダウンをし、ひたすら6時半になるのを待ちました。
私自身がやる気が無いわけではないんですが、説明出来ないのですが、釣れない時の臭いとか、雰囲気とでもいうのでしょうか…なんか分かるんですよね。
厳密に言うと、2回鳴き声は聞いたのですが、釣りのお供のアオサギも北条湾内には飛んで来ませんでした。
そういえば、今日は釣りのお供のアオサギが北条湾に一度も飛んで来ていません。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月8日
北条湾の奥の山側で、釣りに来た時と帰り際に鳴き声を聞きましたが、結局一度も北条湾上空や私の所へは飛んで来ませんでした。
去年の11月や12月の記事をお読み頂いてもお分かり頂けると思いますが、冬場は猫に代わり鳥達が私の釣りのお供になります。
この釣れない日の一つの共通点がこの鳥が飛んで来ないこと。
ただ、100%ではなく、そういう傾向が強いということですので予めご了承下さい。
この日はアオサギが居ないから釣れないと思ったわけではなく、先になんとも言えない釣れない雰囲気が湾内から漂ってきました。
そして気付いたのがアオサギが居ないことでした。
沸き立ち入れ食いになる日も、釣れない時は魚の気配も感じず静かなものです。
そして湧く時は一気に沸き立ち入れ食いになります。
そういう日の釣れない時間帯の静かな北条湾と、この日のように本来釣れる時間帯でも全く湧かない北条湾だと臭いというか雰囲気というか、海から生気を感じないというか…上手く言えないんですが違うんです。
こういった抽象的な表現ではなく、唯一具体的且つ視覚的にも分かるのが鳥が来ないこと。
あまりこういう日に当たりたくはありませんが、もし冬の北条湾に釣りに行かれ、アタリも無く寒くて釣れない…帰ろうか悩んだ時の宜しければ判断材料とし頂ければと思います。
海水温も著しく低くなっていませんでしたので、恐らくこの日だけ釣れなかっただけで、イワシ達の群れが北条湾から離れてしまったわけではないと思いますが、この日は釣れた魚種も気になりました。
結果的にトウゴロウイワシとウミタナゴが釣れたのですが、これがサビキ釣りのシーズン以外でサビキで良く釣れる魚種なんです。
青魚達が北条湾から出て行き、シーズン外でサビキ釣りをするとトウゴロウイワシ、ウミタナゴ、メバル…この辺が良く釣れます。
イワシ類の群れが北条湾から離れていなくて釣れない場合でも、何がしかの理由でイワシ類の活性が上がらなかったので、当然釣れる魚が冬場に良く釣れる魚になってもおかしくはないのですが、少し気になりました。
そして、悲しいことに来週の土日が小潮と長潮なんです。
もしかしたらイワシの群れが離れたかも…的な状況の時に一番悪い潮回りです。
夏場ほど、冬場の北条湾は潮回りに影響されないとはいえ、小潮より大潮の時の方が活性が上がり易いです。
結局釣れなかったことは事実なので、想像や憶測であれこれ言うより、来週釣りに行ってみて結果を見た方が早いというのが正直なところです。
トホホ…な感じですが、この日の釣果です。

トウゴロウイワシとウミタナゴです。
唯一良かったことと言えば、サイズが共に20cm弱とそこそこだったことくらいでしょうか。
トウゴロウイワシは釣り開始時にアタリがあった時に釣れたもので、その後は1匹も釣れずアタリもありませんでした。
ウミタナゴは、朝マヅメ時の帰る直前に釣れました。
トウゴロウイワシはオーソドックスにフライにしました。

中骨は残したまま背開きにします。
衣を付けて油で揚げれば出来上がり。

そして、ウミタナゴは姿焼きに。
猫にほぐし身をあげるので塩焼きではなく姿焼きに。

と、ここで釣りとは関係ないのですが、釣りの記事にも度々登場した我が家の猫の夏ちゃんですが、12/3(月)にてんかんの発作を発症し5年半という短い生涯に幕を下ろしました。
先週の記事の終わり動画を貼り付けましたが、それが最後の撮影になってしまいました。
ブログのタイトルの由来にもなった猫で、同じブログのタイトルの由来のウサギよりも若く、まさか猫の方が先に亡くなるとは夢にも思わず、先週はお通夜が毎日続いているような状況でした。
この日の釣りも取りやめにしようか悩んでおりましたが、ひょんなことから新しい家族を迎えることになり、気持ちを切り替え前を向いていこうと思い予定通り釣りに行った次第です。
以前の猫、夏ちゃんについては宜しければ以下のリンクをご覧下さい。
■【猫とウサギ】お礼とお知らせ
そしてこちらが新しい家族です。
展開が早くない?と突っ込まれそうですが、新しい子猫が来てもやはり夏ちゃんは夏ちゃんなので、寂しい気持ちにもなり、完全に思い出にするまでにはもう少し時間が掛かりそうです。
そして、猫の話は置いておいて、少しずつ釣りの話に戻りますが、この日ウミタナゴが釣れて良かった!と思ったのは、釣りで釣ったばかりの魚は極端に鮮度が高いので、魚の身に非常に水分が残っており焼いてもキレイに骨から身が剥がれず、ベチョベチョした感じになることがあると思います。
特に白身の魚ですと、こうなり易いのですが、これがかえって焼くと子猫にはとても良く離乳食のような柔らかさになります。

皮は剥ぎ、箸で骨から身を削ぎ落す感じで身を取ります。
これでだいたい子猫1匹分です。
思わず声が出てしまうくらいの食べっぷりで、見ていて普通に美味しそうでした。w
先にも申し上げた通り、来週は潮回り的には非常に厳しいですが、新しい家族の子猫達にも釣りたてのイワシを食べさせてあげたいので、来週こそは釣れることを祈り頑張りたいと思います。
また、ご報告させて頂きます。
■釣行時リアルタイム更新・釣り用Twitterアカウント
■ロップイヤーと猫の動画


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いつもコメント、及びブログをご覧頂きありがとうございます。
冷静に見ると、去年より海水温も気温も今年は同時期を比べると高いです。
どうしても、人間は月やシーズンなどで区切り、その時を意識してしまうと思います。
でも、魚達にとっては12月だろうが、1月だろうが、人間の「冬」とは関係なく目の前にある自然現象、つまり海水温であったり、どれだけ自分達のエサがあるかが重要で、余程の事がない限り現時点では去年より1ヶ月程度釣れ方(釣れる魚種)が遅れているように感じています。
気温が例年通り下がらないと、そもそも海水温も下がりません。
また、暖流が城ケ島周辺にある場合は、更に下がりません。
ただ、これがどう釣果に影響するかは、ここ数年毎年その時にならないと分からないというのが現状です。
本牧、大黒、川崎など、東京湾の奥で今現在アジが好調の情報があります。
海水温にイワシ類より敏感なアジが、未だ東京湾の奥で釣れているということは、暖かい何がしかの海流が東京湾内に流れ込んでいて、手前の城ケ島より奥にアジ達が行ってしまっているものと思われます。
もしくは、東京湾全体が何がしかの原因で暖められている…
シコ、ウルメの釣果が渋くなってくると、北条湾に今年もマイワシが居付けば、マイワシ爆釣れ…になる可能性があります。
また、外道ではありますが、ウミタナゴやメバルの釣果が今年は思わしくありません。
これも、全体的に海水温が高いことを意味していると思います。
今の状況を現時点で総括すると、年内はサビキで何がしかのイワシ類は釣れると思っております。
今週は土曜日の夕マヅメを狙ってみます。
今後とも、よろしくお願い致します。
> 今日の昼間いってきました。
>
> 今日は渋かったですねー。冬の訪れを感じました。藤五郎ばかりでだんだんカタクチイワシが釣れて、後半にやっとウルメイワシが来はじめました。
> 15時くらいからが本番でしたね。
> このまま釣れなくなっちゃうんですかねえ💦