【城ヶ島・三崎港】効率良くピンポイント釣行・イワシじゃなくてメバルが入れ食い(2018年12月22日)
先週、釣りはお休みを頂いて、2週間ぶりの釣行となりました。
この週は、三連休ということもあり、普段はあまり行かない夕マヅメ&満潮時から潮が動き始めたピンポイントのタイミングを狙って釣りに行きました。
今年は依然海水温が高く、夜間帯より日中の方が釣果が上がっていることなども含め、実際にいつも釣りをしない時間帯に釣りをし試してみようと思いました。
遅くなりましたが取り急ぎ土日の状況です。雨が降るタイミングと潮、風の状況が微妙な感じでどれを優先して釣りに行くか悩む感じです。ただ、両日共大潮と潮回り的には悪くありません。三連休ということもあり、出直し覚悟でピンポイントで短時間の釣行をお勧め致します。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/mLEiU16Fdz
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月21日
と、計画を練るも、Twitterでお話しましたように、潮、風、天候の状況がバラバラ。
ドンピシャでナイスなタイミングが無く、どれかが欠けて釣りをする条件が悪い感じです。
時間的な制約もあり、条件を選んで釣りに行けないことから、土曜日の夕方の満潮時を狙って行くことにしました。

キャプチャー画像の赤丸の辺りの時間帯に狙いを定めるも、天気予報などからもほぼ確実に雨。
風があまり吹かず、雨も弱いことを祈りながら、いざ城ケ島・三崎港の北条湾を目指しました。
自宅を出る時は小雨のほぼ無風。
これが現地でも同じでありますように…と願いながら向かいましたが、横浜横須賀道路、三浦縦貫道を走っていると、願いとは完全に逆の状況に…
釣りを開始します。気温10度、天候は雨、風は3〜4mほど、海水温は15度です。夕マヅメまで頑張ります。 pic.twitter.com/TugAZzeiLv
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月22日
現地に着くと、常時風が強いわけではなく、突風的に一瞬強く吹くを繰り返す感じでした。
しかし、風が強いことには変わりはなく、そこにトドメのやや強い雨。
これで釣れなかったら、自分で言うのもなんだけど悲惨だな…w
などと変な笑いが出ながら釣りの準備をします。
車のリアゲートで雨を凌ぎながら準備をし、海の様子も伺うと…
雨で出来る波紋と違う波紋が…
一気にテンション爆上げ!
家内に「ちょと海見て来て…」
と様子を見に行ってもらいます。
すると…
「ん…なんかいる…」
「…」
あの…もう少し何かないの?
なんかいるのが分かっているから確認しに行ってもらったのに…
サッサと準備をし釣りを開始します。
竿を2本出そうと思い、まず1本出し、2本目の準備に取り掛かると…
開始早々にカタクチイワシです。 pic.twitter.com/TTMaafIryx
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月22日
2本目の竿が準備が出来ない状態でカタクチイワシ(シコイワシ)がバンバン釣れます。
ヨッシャー!サッサと釣って帰るぞ!
と、家内に応援を依頼。
「ちょっと、カッパ着て手伝ってくれ!」
お前はマギー審司か?というくらい耳の横で大きく手を開き聞こえないふり…
いい加減にしろ…ぶっ飛ばすぞ…と強制的に釣りに参加させます。
そして、2本目の竿も投入し2人体制で釣り続けます。
続いてトウゴロウイワシです。 pic.twitter.com/ZM22lk21XN
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月22日
トウゴロウイワシも混じり始め、入れ食いとはいかないまでもそこそこのペースで釣れ続けます。
イマイチ食いが渋いですが、アタるとこんな感じです。 pic.twitter.com/2RyBzhG9bV
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月22日
すると、釣りを開始して30分ほど、ちょうど日没のタイミングで急に食いが渋くなり始めます。
まだ、暗くはなくちょうどマヅメ時。
そして入れ替わるように、ウミタナゴとメバルが入れ食いに。
リリースしますが、メバルの稚魚です。 pic.twitter.com/XKl5MUW1gY
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月22日
ウミタナゴです。 pic.twitter.com/6cfFUtFSYQ
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月22日
メバルは恐らく去年から今年にかけて生まれた稚魚、ウミタナゴはそれなりのサイズのもの釣れましたが、やはり釣りたいのはイワシ達。
ここまでで、釣り開始から40分は経っておらず、かなりバタバタしながら釣りをしていました。
すると…
シレッとヤツが隣に…
釣りのお供も登場。 pic.twitter.com/42KNWPEaK8
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月22日
鳴きもせんと、突然現れ隣でスタンバイ。
この方が来るまでは、メバルの稚魚はリリースしていましたが、満足出来る数のカタクチイワシが釣れていなかったので、まさかカタクチイワシをあげるわけにはいかないので、仕方がないのでメバルをこの方にお裾分け。
イワシ類よりメバルが入れ食いです。 pic.twitter.com/6jjjl6Wutu
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月22日
メバルは釣りの邪魔なくらい入れ食いだったので、この日はこの方、相当満足したと思います。
どうでも良いのですが、この方、ハッキリ言って何の魚でも食べるんです。
まぁ、ギリギリウミタナゴまでは良しとしても、メバルは結構トゲトゲしいです。
毎回見ていて思うのですが、口ばしで摘まんで器用に魚の頭の方からキレイに飲み込むんですよね。
頭と尾を間違えて逆に飲み込み、魚のトゲが喉とかに刺さり「オエェ…」とか一度もならないんです。
良く知っている…というか、野生の習性というか本能というか凄いですよね。
完璧ですからね。
話を戻します。w
そうこうしているうちに、辺りも暗くなり始め、時折ポツポツ、カタクチイワシが釣れるものの、ほとんどメバルとウミタナゴしか釣れなくなったので帰り支度を始めた時です…
アジがきました。 pic.twitter.com/zTnee8vr2f
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月22日
久しくお目に掛かっていなかったアジです。
軽くテンションが上がり、帰り支度を途中で止め、もう少し粘ろうかな…と思った時…
帰れ…と言わんばかりに急に雨が強くなります。
24日のクリスマスイブにも釣りに行こうと思ってたので、ここは無理はせず撤収することに。
雨も強くなり暗くなったので撤収します。 pic.twitter.com/TKuTeTJVVc
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2018年12月22日
釣りをしていた時間はほぼ1時間ジャスト。
釣果として満足いくものではありませんでしたが、ピンポイントで短時間釣行の割りにはまぁまぁかな…と思える釣行でした。
ここからは総括を踏まえ、少し解説させて頂きたいと思いますが、以前から冬の北条湾は釣れる、釣れないがハッキリし干満問わず潮の動きが止まるタイミングの前後、30分~2時間程度が勝負…というお話をさせて頂いていると思います。
この日は、天候不良ということもあり、これを実践してみました。
釣りを開始したタイミングがちょうど満潮で潮の動きが止まるタイミングです。
この後、最長2時間が勝負、ここをピンポイントで狙って釣りに行きました。
当初から、この2時間で釣れても釣れなくても帰る予定でした。
今回たまたま…や、後付けで話を合わせているわけではなく、これは北条湾特有の冬の釣れ方なんです。
わざわざ雨風が強い日に釣りに行く釣りバカは私くらいなものだと思いますが、冬はどうしても寒さだけは耐えなければいけません。
この寒さに耐えるのも、出来るだけ短時間にしたいと思っています。
釣りに行かれる日や時間帯を決める際、是非判断基準の一つにして頂ければと思います。
そして、2週間ぶりに北条湾に行ってみて思ったことは、釣れる魚種が1ヶ月遅れどころか、下手をすれば2ヶ月遅れ?というような印象も持ちました。
ようやくメバルやウミタナゴの釣果が出てきましたが、依然カタクチイワシやトウゴロウイワシ、オマケにアジまで釣れました。
この日釣れた魚種で分けますと、メバルやウミタナゴは比較的低い水温で活動します。
カタクチイワシ、トウゴロウイワシ、アジは比較的高い水温で活動します。
一概に言い切れないのですが、この両者を分ける一つの基準が15度という海水温。
15度は上記申し上げた魚達が全員活動出来る海水温です。
これより下がれば、イワシやアジは釣れなくなっていきます。
冬なので、今後劇的に海水温が上昇することは考えにくいですが、仮に海水温が高くなればメバルやウミタナゴは釣れなくなっていきます。
概ね、イワシ類の活動出来る最低の海水温が約15度です。
アジは良く言われるのは、イワシより好む海水の温度は高めです。
ただ、先日もお話ししましたように、マイワシだけは13度くらいでも活動出来ます。
一言では言い切れず、様々な要因が重なり今年の北条湾の釣果が出ていますが、ようやく少しずつ海水の温度も下がり始めました。
これは個人的な予測で、ハッキリした根拠が存在するわけではなく、感覚や勘に近い部分が多数を占めていますが、常時海水温が14度くらいになると、北条湾にこの後もマイワシが居付けば、マイワシ爆釣れ!の可能性が高くなってくると思います。
そして、ここ数週間、海水温のお話しをたくさんしており、私の感覚や勘の部分を少しでも減らし、皆様にも視覚的に分かり易くするために今回の釣行から温度計で釣りを始める際の海水の温度を計ってTwitterにアップして参ります。
一つの参考にして頂ければと思います。
ちなみ、海水温を計ってお伝えしようと思い、家内に水温計を買って来てくれ…と依頼しました。
そして、買って来てくれたのがこちら…

いや…あの…うちで飼っているお魚は…
錦鯉、金魚、ドジョウでしょ…?
熱帯魚ではのないので、水温計は…要らないんじゃ…
いや…そうじゃない…を余すことなく発揮してくれました。
結局、封は開けましたがお蔵入りとなりました。w
そして、この日の肝心の釣果はこちらです。

ウミタナゴは我が家のニャンのご飯用に。
メバルはかなり数が釣れたので、そこそこのサイズのものを少し持ち帰りました。
あとはアジとカタクチイワシです。
トウゴロウイワシはアオサギにお裾分けしました。
先代猫は釣った魚はなんとか食べてくれる感じでしたが、新しい家族の子猫達は何でもガツガツ食べてくれるので、いつものようにウミタナゴは姿焼きに。

結構ボリュームがありました。
子猫ということもありますが、1回では食べ切れないくらいほぐし身が取れました。

先代猫は1匹でしたが、今度は兄妹で2匹なので何でも食べてくれることは助かってます。
猫缶は私の酒のつまみの100円のサバ缶よりはるかに高級なので。w
そして、肝心の人間の料理ですが…
カタクチイワシはオーソドックスに唐揚げに。

カタクチイワシの腸を取り除きます。

唐揚げ粉を付けて油で揚げれば出来上がり。
何度食べてもビールに良く合います。
そして、メバルと良型のウミタナゴは久しぶりに煮付けにしました。

鱗を剥いで、腸を取り除きます。

みりん、酒、醤油で煮付けて完成。
これは個人的な感覚の話になってしまうのですが、釣ったばかりの魚を煮付ける場合、新鮮過ぎて(死んでから時間が経っていない)皮や身の熱に対しての反応も激しい上に、魚が小さい場合など姿煮にするしかないなど、通常の煮付ける時間で煮込むとボロボロになってしまうので、身に火が通ったらあとは蒸らしで味を沁み込ませた方が見た目はキレイに出来上がります。
そして、久しぶりにお目に掛かったアジ。
ちょっと無理があり、たった一貫ですがお寿司にしました。

このサイズで良いので、もう少し数が釣れてくれると嬉しいのですが…
次回は12/24のクリスマスイブにいつもの時間帯で釣りに行こうと思っています。
40半ばのオッサンにクリスマスもへったくれもありませんが。
このブログを書く前に釣具店とスーパーへ買い出しに行きました。
クリスマスケーキの販促用のポップや商品がズラリと並び、年賀状に代表されるノルマがあるのかな…などと思い、全然違う意味で年の瀬を感じてしまいました。
明日の釣行はどうなるか…
今後は釣り始めに海水温をお知らせ致します。
また、Twitterでのリアルタイムの投稿は、気付いた時点でタイムラインを遡ってご覧頂ければその日の釣行時間やその時点での釣果がお分かり頂けると思います。
今後も、少しでも皆様のお役に立つ情報をどう発信出来るか試行錯誤して参ります。
また、明日ご報告させて頂きます。
師走ですので、事故などにはくれぐれもお気を付け下さい。
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コメント、及びいつもブログをご覧頂きありがとうございます。
少々長くなってしまいますが、細かく解説させて頂きますね。
今後の参考になれば幸いです。
冒頭から恐縮ですが、まずタイトルにあります12/30の5時~9時という時間帯ですが、以下にリンクを掲載するので是非ご覧頂きたいですが、冬の北条湾は釣れるタイミングと釣れない時間が露骨に分かれ、釣れない時間帯に行ってしまうとただ寒いだけの我慢大会になってしまうんです。
夏場は干満問わず、潮が動いている時間帯ならば概ね何がしかの青魚は釣れるのですが、冬場はそれがかなりシビアになり釣れない時間帯は一切湧かないことが多いです。
実際に釣りに行かれた日の時間帯の潮見表を見ますと一番湧かない時間帯でした。(すみません。コメント欄はリンクや写真の貼り付けが出来ないので言葉だけになってしまいますが…)
今後、釣りに行かれる時は、以下のリンクの記事を参考にして頂き、ご自身のご予定に合う中で調整しピンポイントで行ってみて下さい。
■【城ヶ島・三崎港】北条湾特有のサビキ釣りの釣れ方①
http://194mac.jp/blog-entry-632.html
■【城ヶ島・三崎港】北条湾特有のサビキ釣りの釣れ方②
http://194mac.jp/blog-entry-633.html
この2つの記事は、敢えて釣れる時間帯と釣れない時間帯を実践を交えてお伝えするために書きました。
記事の中でもお話しさせて頂いておりますが、なんと言っても冬は寒いです。(当たり前ですが…)
寒い中釣りに行き、釣果を得られないのは誰でも嫌な気持ちになります。
そうならないように、出来るだけ効率良く短時間で釣果を出し帰宅して頂くために書きました。
そして、今年は特にその傾向が顕著ですが、ナブラや鳥山が出来ている時間帯はほとんど釣れません。
魚達も自身が逃げる方が優先で、食事をしている場合ではありません。
捕食者側の大型魚が居なくなったことが前提で、上記記事のような時間帯に爆釣れすることが多いです。
続いて針のサイズですが、落とす必要はないと思います。
今の時期は思わぬ大物(メジナやメバル、ハタなど)も釣れることもあり、青魚自体のサイズも大きいので5号ないし6号の針のサイズをお使いになった方が無難です。
恐らく問題だったのは、透明度が高い海の状態で金銀のサビキ仕掛けを使ったことだと思われます。
北条湾では銀色の針に一番反応しますので、銀色の針のみのサビキ仕掛けを常備することをお勧め致します。
これに関しては、以下の記事を参考にして頂ければと思います。
■【城ヶ島・三崎港】ウルメ・マイワシ好調!北条湾で釣り納め
http://194mac.jp/blog-entry-640.html
針のサイズは基本的に魚の口より大きなサイズの針を使わなければ、サビキに限らず問題ありません。
サビキは特にですが、針の「色」が一番重要です。
魚が疑似餌などに慣れてしまうことを「すれる」と言うのですが、北条湾の青魚達はかなりすれています。
釣れる時間帯と、サビキ仕掛けの針の色…ここに重点を置き試してみて下さい。
条件がマッチすればまだまだイワシ類はたくさん釣れると思います。
このコメントを書いた前日に北条湾に行って来ました。
丸々太ったウルメイワシが釣れ、非常に美味しかったです。
お正月休みの間に、是非リベンジしてみては如何でしょうか。
今後とも、よろしくお願い致します。
> いつも大変お世話になっております。
>
> 本日、針6号の金銀トリック仕掛けでサビキをしてきましたが、メバル1とウミタナゴ1匹が夜明け前に釣れた以降は、トウゴロウのみでした。
>
> 足元ではトウゴロウの群れが大量におり、時折、大型魚がトウゴロウを追いかけてナブラを発生させておりました。本日は鳥山が北条湾入り口で発生し、興奮しました。
>
> 餌には食いつくものの針がかりしない状態が続き、針サイズを落とすべきだったのではないかと反省しております。針サイズはもっと抑えるべきでしょうか?
>
> メジナもたまにかかるので、そいつらを上げるために少々大きめを意識しておりましたが、本日はそれが仇となり、釣果につながらなかったのかもしれません。