この週は、土曜日が長潮、日曜日が若潮と潮回りが良くありませんでした。
結果から申し上げますと、ボウズだったのですが、釣れなかったのが潮のせいだとは言いませんが、非常に厳しい潮回りであったことは事実です。
以前、潮回りについてブログでもお話しさせて頂きましたが、潮周りは大潮から始まり、中潮⇒小潮⇒長潮⇒若潮の順で巡ります。
これは地球と月と太陽の位置関係が大きく影響しており、その位置関係で潮回りも決まります。
時期によっては大潮が無く、中潮から始まり一巡します。
一言で言うと月や太陽の引力の影響を一番受けやすい位置関係の時が大潮や中潮で、小潮以下長潮までは月や太陽の引力の影響を一番受けない位置関係ということです。
長潮に至っては、潮回りの末端ということからもお分かり頂けると思いますが、ほとんど潮は動きません。
潮位の変化もほとんどなく、まるで沼で釣りをしているような状況の時もあります。
そして、潮が動かないことから、魚の活性も上がりにくく非常に釣りにとっては厳しい条件となります。
と、お話しを良くご覧頂いていた方は違和感を覚えていると思います。
「潮回りの末端は若潮じゃないのか?」
そうです。
一巡の区切りは若潮で長潮ではありません。
この若潮は、半分長潮、半分大潮みたいな潮の動きをし、1日24時間で考えると、前半の12時間は長潮、後半の12時間は大潮という感じの潮の動きとなり、潮が動かない状況から大きく潮が動く状況に若返るという意味で若潮と言います。
そして、これもキレイに12時間で区切られるものではなく、その時々で潮の動きは大きく変わり非常に魚の動きが読みにくい潮回りとなります。
こういったことからも、長潮、若潮の日の釣行はあまり釣果が期待出来ないことが多いです。
今週は非常に読みにくい状況です。釣果を上げにくい時期な上に長潮、若潮と潮回りもイマイチです。トドメは風の強弱が数時間置きに変わり易く、これまた読みにくいです。天候は土曜日の午前中を除けば問題無さそうです。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/lvvD9wNzvw
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2019年3月15日
この週はドンピシャで土日が思い切り長潮、若潮。
ただでさえ釣果を上げるのが難しい時期、釣りに行く前からテンションが上がりにくい状況でした。
そんな中、釣れない時期だからこそ、データを取りに行くことに意味があるんだ…と、自分に言い聞かせ、軽く重くなっていた足を持ち上げ釣りに行って来ました。
釣りを開始します。今日は製氷所側でやってみます。北条湾側は今日は街灯が消えています。気温14度、風は無風、天候は晴れ、海水温は14度です。釣り人は然程多くないですが、大型船が係留されているため釣り場は限られています。 pic.twitter.com/NolrpCJN2y
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2019年3月16日
投稿にもある大型船ですが、今週でもうかれこれ3週間この場所に係留されています。
発電機を何台も岸壁に下ろして発電しているので、長く停泊するのかもしれません。
そして、この大型船が係留されているからというわけではないのですが、この日は製氷所前で久しぶりに釣りをしてみました。
大型船が停泊している影響で、釣り場が限られていますが、あまり釣り場が無いことを意識せずとも釣り座を構えられるという感じの状況で、釣り人も全体的に少なかったです。
当然、今の時期にサビキ釣りをしていたのは私一人。
他の方は餌木、ルアー、浮き釣り、投げ釣りなどをされていました。
私もこの日は、投げ釣り、ぶっ込み、胴付き、サビキとアオイソメ、オキアミ、コマセを使いやってみましたが、アタリすらありませんでした。
ちなみに、周りで釣れている様子もなく、何かを釣っている方も皆無でした。
悲しいことに、1年の中で釣果を上げるのが一番厳しいこの時期。
ボウズが多く、テンションも上がらず、気温が上がって来て春を感じることもある時期なのに心は寒く、トドメは釣果が上げにくいということから、様々な釣りを試すことで懐も寒くなります。
釣れない時が一番金が掛かります。
ちなみにTwitterのタイムラインも投稿が少なく寒いです。
サボっているわけではないのですが、お伝えすることがなく何かつぶやかなければ…と悩むほどです。
海の状況はと言いますと、相変わらず泳いだら気持ち良いだろうな…と思うほど、海は澄んでいました。
風も無く海もベタ凪で釣り易かったのですが、魚の気配は全く感じませんでした。
釣りのお供も誰も姿を現さず、トンビすら飛んで来ませんでした。
時折、カラスがやって来てゴミを突く程度です。
何年も釣りのお供の動物達と釣りをしていると、この誰もやって来ない状況が余計に釣れない感を増幅させ確実に1ヶ月前より気温は上がっているのに寒さが身に沁みます。
この日は完全に陽が昇ったタイミングで製氷所前での釣りには見切りをつけ、城ケ島へ渡りブラクリでヘチを狙ってみましたが、こちらも目ぼしい釣果は得られませんでした。
城ヶ島に渡りブラクリやってますがアタリません。潮の影響が大きいかもしれませんね。 pic.twitter.com/SQV30kqZJK
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2019年3月16日
ちなみに、この日の海水温は14度。
今後はこの海水温がどのタイミングで上がってくるかが一つポイントとなり、それによってサビキ釣りのシーズンインのタイミングも予想出来ると思われます。
本当に一番厳しい時期ですが、そんな中でも少しずつ春が近付き海も変化していってるんだな…と感じることがありました。
恐らくエビ類の子供です。 pic.twitter.com/W9r63f3Axb
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) 2019年3月16日
この日は北条湾側も製氷所側も街灯が消えており真っ暗でした。
釣り開始当初は気付かなかったのですが、陽が昇りバケツに汲んだ海水を見てみると、何やらエビ類のような小さな幼生?子供がたくさんバケツの中に居ることに気付きました。
これらを求めて小魚が岸近くに寄り付き、その小魚を求めて大型魚が寄り付く。
もう少しすれば、また活気がある北条湾が戻って来ると思います。
次週は21日が春分の日で祭日。
この週は私は土曜休みの週なのでどこかのタイミングで2回くらい釣りに行けたらと思っています。
何の釣りをするかは考え中ですが、北条湾ないし城ケ島で釣りをしようと思っています。
小エビ達で少し春を感じましたが、こんな所でも今回は春を感じました。



六ッ川料金所の花達
横浜横須賀道路の上り線側の六ッ川料金所のトイレを利用することが私は度々あるのですが、職員の方が花が好きらしくいつもキレイに手入れされています。
そしていつも目を楽しませてくれているのですが、冬場はどうしても花の数が減ります。
この日は先週まで殺風景だった花壇が色鮮やかに花達で彩られていました。
穏やかな日差しの中、とても晴れやかな気持ちになりました。
来週には桜の開花もあるかもしれません。
あと数回…釣果も思わしくない寒い釣りになるかもしれませんが、地上の春の訪れと共に、肝心の釣りにも春が訪れてくれることを切に願います。
釣果も無く、単なる状況報告のブログをご覧頂きありがとうございました。
来週こそは、またサビキ以外の釣りも織り交ぜながら釣りをしますので、何がしかの釣果を上げられるように頑張ります。
また、ご報告させて頂きます。
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