前週の日曜日(3/15)に所用があり、約2週間ぶりの釣行となりました。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 15, 2020
この週は暖かい日が多く、各種桜も咲き始めるなど、春の訪れを感じる1週間でした。
しかし、1週間を通して釣りをするのが難しいレベルの強風が吹き荒れる日が多く、雨などの天候よりも風が収まってくれないと釣りに行けない状況でした。
明日からの三連休ですが明日は風も強く潮も若潮と無理に釣りに行かない方が無難かもしれません。土曜日に関しましては日中は風が強いですがマヅメ時を含む夜間帯は風が落ち着き潮も中潮と悪くありません。三連休に釣行を予定される場合は土日で行く事をお勧め致します。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/DMM25aHZwP
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 19, 2020
春分の日を皮切りに週末は3連休と、時間的には普段よりは余裕があるものの、とにかくほぼ終日強風。
少しでも早く北条湾の状況を確認したく、3/20の春分の日に釣行予定を立てますが、上記ツイート内にありますように風が強い上に潮周りは若潮。
世の中的には3連休でしたが、私は飛び石連休で土曜日は仕事だったために、あまり遅い時間まで釣りをすることも出来ず、無理をして行くほどの状況でもないので当初予定していた3/20の釣行は断念しました。
3/15に所用があり釣りに行けず、次回の釣行は3/20を予定しているとお伝え致しましたが先のツイートにもありますように強風が予想される中、潮回りも若潮と状況的にかなり厳しい状況なので次回の釣行は3/21の午後か3/22の未明に行きたいと思います。よろしくお願い致します。https://t.co/y13s15mi7Q
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 19, 2020
寒いよりは暖かい方が、テンションも上がり易く、気持ちも乗ってきます。
釣りキチにとって2週間釣りに行けないというのは、目の前に大好きなお肉を置かれ、お預けを食らっている犬と同じで鼻息荒くヨダレは全開。
そこにきて、気温も高くようやく寒さに耐える釣りから脱出出来そうな状況に、気持ちだけが逸りテンションは上がりっぱなしです。
日曜の状況です。三連休中は風が落ち着きません。日曜も日中は風が強い時間帯があります。釣りでは雨より強風の方が危険ですので、ご釣行の際はご注意下さい。潮回りは中潮とまずまずです。警報の画像は3/20のもので波浪警報が発令されております。ご安全にご釣行下さい。皆様の大漁を祈っております。 pic.twitter.com/cFtPHmNhzb
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 19, 2020
後に、少し予報が変わり午前6時頃から風速6mくらいの予報に変わりますが、未明から朝マヅメの比較的風が穏やかな時間に的を絞り釣りに行きます。
いつものように午前1時起床で、風の予報がコロコロ変わるのでこの日はサビキ釣りのみ準備し自宅を出発。
地上の気温が上がっても、海の中は約2週間から1ヶ月遅れで海水温が上がってくるので、まだ北条湾の海水温に大きな変化はないだろうな…と思うものの、寒さに凍え、身体を強張らせながらの釣りから解放されそうな気温の高さに、どうしても期待だけが膨らんでいきます。
風も無く走り易い状況で、保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路を飛ばしますが、前回の釣行時(3/8)にお話ししましたように、この日も前回に増して走っている車が少なく気味が悪いくらいでした。
三連休の最終日ということもあると思いますが、コロナ騒動の影響もあってかタクシーはおろかトラックすらも数が減ったように感じました。
走っている車が少ないので、当然のことながらスイスイと走り北条湾に到着します。
到着時はほぼ無風なことから、ベタ凪の北条湾にハッキリと対岸の街灯が映し出されていました。
様子見で北条湾をグルりと1周しますが、風が穏やかなことや三連休ということで、それなりに釣り人がいると思っていましたが、予想に反してあまり釣り人はおらず、釣り座にかなり余裕がある状況でした。
海の中の状況は一旦置いておいても、地上の気温や連休などの状況からするともっと釣り人がいてもおかしくありませんが、この日はもしかしたらこれもコロナ騒動の影響で、皆さんお出掛けを控えているのかな…と思いました。
そして、この日はダイブセンターの前に釣り座を構えました。
お気に入りのいわき丸さんの前の釣り座も空いていましたが、このダイブセンターの前は細長い北条湾を一番見渡せる場所で、ベタ凪の時は特にどこにどういう魚が泳いでいるか、どこにどういう野鳥が飛んで来ているかなども含め、一番状況を把握し易い場所なんです。
今の時期は特に日々の海の中の状況だけでなく、地上の状況も変化し、またそれによって魚達の動きも大きく変わるタイミングで、目が離せない時期です。
そんな中、この日の釣りは2週間ぶりだったので、仮に釣れなくてもしっかり観察して帰ろうと思っていました。
早速釣りの準備に取り掛かります。
釣りを開始します。気温11度、天候は晴れ、風は無風、海水温は14度です。ここのところ暖かい日が続きましたが、海水温が中々上がりません。釣り人も思ったより少なく釣り座にも余裕があります。日の出あたりから風が強くなる予報なので、そのくらいまでやってみます。 pic.twitter.com/0SOo5sqtxB
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 21, 2020
一番知りたかった情報の海水温は14度。
前回の釣行時から大きな変化はなく、木曜日あたりから上がりっぱなしだったテンションが一気に下がり、普通の人に戻った瞬間でした。
15度くらいまで上がってくれているかな…と一抹の期待を持っていましたが、もう少し時間が掛かりそうです。
この日は到着時には気持ち悪いくらいの無風だったので、とにかく目を凝らし海面を眺め続けました。
家内の竿を準備し、海面を眺めながら他の準備をしていると、北条湾の奥まった場所に青魚の群れらしき波紋が出来ていました。
これで軽くテンションが上がり直しますが、観察しているとどうも動きが鈍い。
ただ単に群れで表層付近を泳いでいるだけで、食ってくる時とは明らかに動きが違いました。
そして、この日もどんな魚が寄ってくるか試す意味で撒き餌を作り、撒き餌を撒き続けました。
釣り開始から1時間ほど経ち、釣り開始当初出来ていた波紋が出来なくなってきたな…と思っていると、何やら北条湾の中央部あたりで魚がしきりに飛び跳ねていました。
最初はボラかと思ったのですが、飛び跳ね方がボラではない…
ボラが海面からジャンプする理由は諸説あり、詳しいことは分かっていないのですが、ボラがジャンプする時は自分が泳いでいる進行方向に向かって真っすぐジャンプをします。
潜水艦が浮上してきて海面から出てくるイメージです。
トビウオのように大きな鰭をボラは持っていませんので、あまり遠くまで飛べませんが飛び方はトビウオとボラはほぼ同じです。
この日はジャンプしている魚を良く見ていると、真上に向かって飛んだり、海面から出てもジャンプする高さが低かったり明らかにボラとは違う飛び方でした。
こういう飛び方をする魚は、フィッシュイーターが小魚を狙って勢い余って海面から飛び出していることが多いです。
未明な上に、岸から離れた場所で飛び跳ねていたので、さすがに魚種まで正確に判別出来ていなかったのですが、定期的に撒いていた撒き餌に効果が表れ、足元に5cm未満の小さな何がしかの稚魚の群れがたくさん集まってきました。
何の群れかな…などとしゃがんで海面を見つめていると…
魚と目が合う感じで、瞬間的に「下から何か来る…」と思った瞬間、その小魚の群れを狙って真下からシーバス(この日のサイズはフッコ)が一気に上がって来ました。
シーバスっぽい魚がしきりにアタックしてますね…
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 21, 2020
この状況を足下の目の前で見たのも初めてですが、海が澄み易い北条湾ならではですが、魚と目が合う感覚も初めてでした。
この後、しばらくシーバスは北条湾内に留まりアタックしていました。
おそらく3匹くらい北条湾内に居たと思われます。
青魚の群れがただでさえ食いが渋く、撒き餌やコマセにガン無視だった上に、大型魚がこれだけ豪快に暴れるとまずサビキは釣りになりません。
シーバスがアタックしているのが分かった時点で帰ろうか悩んだのですが、2週間ぶりの釣行ということもあり、もうしばらく観察を続けました。
総括としましては、この日は結果的にボウズでしたが、サビキ釣りで釣れないレベルの小魚も含めれば順調に北条湾に魚が集まって来ていると思います。
この日シーバスが数匹北条湾内に入って来ていたことも、そもそもシーバスのエサとなる小魚や青魚が居なければ湾内に入って来ません。
そして、この日は潮回り等々、釣りをする条件としては決して悪くありませんでした。
条件的に悪くないのに青魚の群れが撒き餌やコマセに無反応だった原因は、おそらく私が気付くのが遅かっただけで、私が北条湾に到着した時には、すでにシーバス達は北条湾内に居た可能性があります。
青魚達も自らが食われるか、食われないかの瀬戸際の状況なのに、悠長にメシなんか食ってられません。
あともう一つは、ここ数ヶ月ずっと申し上げておりますが、海水温です。
やはり15度以上にならないと、どうしても食いは渋くなります。
ここ数週間は特にもどかしさが募る釣行が多いです。
しかし、それは目の前で青魚を確認出来たり、1匹とかでも実際に釣果を確認出来たりと、少しずつではありますが、サビキで爆釣れ!に向かっていっている証でもあると思います。
本ブログの去年の3月のアーカイブを見ると…
来週です、来週からポツポツ釣れ始めています。
ただ、近年は前年のデータが当てにならないことも多いので、何とも言えませんが、少し無理矢理ですが、次回はここに期待したいと思います。
早く皆様にもブログをご覧頂くだけで、釣りに行きたくなるような釣行記を書けるように頑張ります。
こちらは、この日のライブ配信動画です。
少し暖かくなりジャージ姿のオッサンがウロウロしている画しか映っていませんが、宜しければご覧下さい。
もしかすると、シーバスがジャンプしている音や、アオサギの鳴き声などお聞き頂けると思います。
— 【神奈川県】リアルタイム釣行記 @ Koichi Otsuka (@kic_iwashi) March 21, 2020
次回は、土日共に中潮です。
潮周りは悪くありません。
次回こそは、魚の動画像をアップしたいと思います。
また、ご報告させて頂きます。
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